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そういえばカラオケ・・・しばらく歌っていません。飲みに行っても・・・お酒自体飲めなくなってて、長い時間スナックにいません。でも好きな歌ですからね・・・・歌いたいなって思うんですけど、出来れば新しい歌でも覚えたいですね。そこで・・・みなさんに、何の歌がいいのか聞きたいと思います。普段はどんな歌を唄うのかっていうのを教えておきます。「石原裕次郎」「フランク永井」水原ひろし」と言った古い歌。「アンディウィリアムス」や「フランクシナトラ」・・・「ビングクロスビー」なんかの歌。曲目では「ウィスキーがお好きしょ」とか「黄昏のビギン」とか・・・・ゆったり目の方が好きなんです。私の歌を聞いたことのある人・・・・聞いたことのない人でも・・・なんとか今度カラオケで歌う歌・・・・決めてください。
2016.01.31
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今日も出社日なんですけど、疲れちゃって・・・・年は取りたくないですね。「結婚しない鉄道員」(仮題92)ほどなく、花子が桃太郎たちを連れて戻ってきた。「話の内容は、浦島に聞いてだいたいは理解してます。・・・それじゃ会議をしますか。」桃太郎たちはそう言ってくれた。そして会議の結果・・・・恐山には佐藤所長以外の全員で行くことになったのである。武器を持った特殊レンジャーは、恐山の境内で待機・・・・もちろんお寺の方には映画の撮影という事で、鈴木社長の方から許可を取り付けてもらった。ただし・・・・鬼が突然現れた時のために・・・・このリーダーは特別に金太郎に任せた。マサカリを担いでいる金太郎なら、普段キコリをしている特殊レンジャーも話がしやすいだろう。怪しの森に入るのは竹夫と鈴木社長・・・それを先導するのは桃太郎と浦島太郎、あとにはKと花子が続き、しんがりはレディ・マッスルに任せた。Kがどうしても行くと言って聞かないから、花子も介添え役としてついて行く。レディは・・・桃太郎が「この人なら俺たち以上の力を持っている。」と言ってくれたのでしんがりを頼んだのだ。出発して間もなく恐山に到着した。今日の竹夫は覚悟を決めた男の顔をしていた。・・・・頭痛なども起していない。・・・・実際かなりの緊張をしているのだ。特殊レンジャーの衣装を見た一般の観光客は一瞬驚いたようだが・・・・カメラや様々な撮影機材も持って行ったので、映画の撮影と思ってくれたようだ。境内に入ると・・・イタコの吉野が待っていた。「今日は私が、神様のもとへまでご案内します。・・・」「森の入り口までじゃないんですか?」「いつもなら・・・・あたしも鬼に出くわしたくないので森の中に入りたくありませんが、今日は神様の特別なご指示がございました。・・・・一緒に参ります。」こうして森の入り口に一行は向ったのである。森の入り口には竜王が立っていた。竜王はこの森のナンバー2なのだが、神様の次を狙っているわけではない。・・・・いままでの秩序を守りたいという思いだけなようである。「俺も神のところに一緒に行こう。」竜王も、今日何かが変わると感じていたようだった。竜王の後ろには頃木るたちも待っていた。他の妖怪たちは・・・・竹夫たちからはかなり離れていたが・・・・確実に見ていたのである。森の中は・・・戒厳令が出ているとはいえ・・・静かに時間が進行していた。いないのは鬼だけだった。彼らは無言のまま、神様のいる洞窟に向かっていったのである。目玉のオヤジも途中・・・遠まわしに見ていたのが一行に加わった。彼もこれから起こるであろうことが気になっていたのである。洞窟の前に着いた。神様が一行を迎えたのだが・・・・手招きされたのは竹夫だけ・・・・竹夫がしばらく神様と話しをしたが、戻ってきてこう言った。「洞窟の中に入れるのは、俺と鈴木社長・・・・それとKさんだけしかだめらしい。・・・それとここに案内してくれた吉野さんも良いそうだ。」名指しされた4人が神の後について洞窟の中に入ると、洞窟の前には竜王とコロボックルが警備に着き、他の誰も中に入れないようにしたのである。
2016.01.30
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いつもは自分で運転してるんですけど・・・・今日の青森市出張は運転手さんに運転してもらいました。彼は彼で別の用事があって、青森市で別れたんですけど・・・いやあ・・・・楽でした。昼飯は帰りに待ち合わせて、蕎麦屋でランチ・・・・ただね・・・・楽なのは楽だったんですけど・・・乗用車の後ろの席って座りなれなくって・・・・なんとなくお尻がむず痒いような・・・・貧乏性なんですかね?
2016.01.29
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そろそろ終わりに近づいてきたようですね・・・・「結婚しない鉄道員」・・・皆さんも飽きてこられたようだし・・・・ちょうど良いかもしれません。次回作?・・・・いまのところはかんがえていませんが・・・タヌキのお話しを考えています。あ、もももさんのおっしゃるお話しとは違う話になると思います。だって前のお話しの続きは難しいんです。「結婚しない鉄道員」(仮題91)Kと早朝に話し込んでいた竹夫だが、Kが突然頭を下げた。「南森さん、お願い・・・・今日、恐山にあたしも連れてってください。」どうしても姉の行方を突き止めたいという覚悟なのだろう。「それは・・・神様が会ってくれるかどうか・・・俺の一存で決められる話じゃないから・・・」もちろん、鈴木社長や桃太郎たち・・・・ほかの人たち相談すべき事項であったが、何よりも恐山に行ってから神様が了解してくれるかという問題もある。「だけどあたし・・・ぜったいに一緒に行くからね。」Kの決意は固かった。まもなく・・・Kは車を降りて食堂へ行く。・・・朝食の支度をするためだ。なにも彼女が支度をする必要はないのだが、どうやら花子やレディ・マッスルと話しあって・・・ここにいる間は食事の準備をすると決めていたようだ。竹夫は一人、車に残った。「話が俺だけにあるなら、なんで神様は出て来てくれないんだ?・・・・そっちの方が話が早いのに・・・」竹夫は不満を口にした。しばらくして・・・レディ・マッスルが迎えにきた。「残念だったね・・・せっかくKさんと二人っきりになったのに、口説けなかったか?・・・・ま、そのうちにチャンスはあるさ。・・・南森さん、ご飯だよ・・・早く食べて・・・そのあと会議だから・・・」レディは何か勘違いをしているようだった。食堂に行くと・・・鈴木社長や佐藤所長・・・・それにキコリたち特殊レンジャー部隊の連中が朝食をとっていた。「ほら・・・・早くご飯を食べて・・・・そのあと今日のことについて会議をしよう。・・・君たちも早めに朝食をとってくれよ?」鈴木社長は最後に、レディ・マッスルたちにも早く朝食をとるように指示した。そこへ・・・・浦島太郎がやってきた。昨日はよほど疲れたのか、浦島太郎はぐっすりと寝ていたから、朝も早くて起すのをためらっていたが・・・「会議をするんだろ?・・・それじゃ俺、朝飯を食ったら桃太郎と金太郎を呼んでくるよ・・・それまで会議を待っててくれ。」そう言って朝食をかっ込んでいた。「それじゃ花子さん・・・一緒に迎えに行ってくれないか?・・・・車でさ・・・」浦島は、蠣崎まで徒歩で迎えに行くつもりだったらしいので、社長が花子の運転で迎えに行くようにと気を利かせたのだ。そうすると・・・桃太郎たちがこの営業所まで来る間の時間があいてしまった。「社長・・・・じつはさっき、Kさんも今日・・・一緒に恐山に行くと言ってるんですが・・・」竹夫はどうするべきか、鈴木社長に相談した。「そうか・・・」社長は少し考えていた。「彼らが来るまでの答えを出しておこう。・・・・ちょっと待ってくれ。」そう言うと、昨晩泊った社長の寝室に、ひとりで籠ってしまった。何か考えがあるのだろうか?そこへKが近づいてきた。「南森さん、社長はなんて言ってた?」「もうちょっと考えたいんだそうだ。」「ま、あたしの場合・・・・みんなと目的が違うからね・・・」彼女は姉を探したいという目的だから・・・・ほかの人たちの「この半島を人間と妖怪が共棲できる知己にしたい」という目的とはかけ離れる。竹夫は何も言う事が出来なかった。
2016.01.28
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なんだか翻弄され続ける人生・・・・疲れちゃいました。少し休みたいな・・・・「結婚しない鉄道員」(仮題90)翌朝・・・竹夫は早く起きた。下宿の長丸家ではなく・・・ウッドベル営業所の社員寮に泊まったのだ。隣には同じく、浦島太郎が眠っている。まだ朝の5時・・・浦島を起してはいけないと思い、こっそり外へ出る。昨晩の浦島太郎の話しによると、神様は竹夫にだけ話があるという事だった。何の話しだろう?それを考えると、竹夫は眠れなかったのだ。竹夫が外に出ると・・・まだ春とは言っても山の奥・・・息が白くとても寒い。「早いわね?」突然声をかけられてそちらの方を振り向くと・・・竹夫の車の中にKが座っていた。「あたしね・・・実は昨日酔ったふりをしながら、みんなの話しを聞いてたのよ。・・・レディさん・・・・もしかしたら姉じゃないかってずっと思ってたからね。・・・でも違っちゃったみたい。」あれだけ酔って泣きじゃくって・・・・それでもちゃんと話は聞いていたようだ。もしかしたら・・・花子よりお酒は強いのかもしれない。「なんで車の中に?」「だって寒いんだもの・・・・だから鍵のかかってなかった南森さんの車に、勝手に乗ってたの。」竹夫は車に鍵をかけない・・・それは竹夫のことを確認しないとエンジンがかからないようになってたからだが、・・・竹夫は助手席に乗り込んだ。「聞いていたなら・・・・浦島さんが持ってきた話し・・・神様が俺に会いたいっていう話し・・・どう思います?」「あのね・・・神様が考えてる話し・・・なんとなくわかっちゃったような気がするんだけど・・・・」Kは変なことを言い出した。「あのね・・・・神様は疲れちゃったのよ。・・・・で、自分の代わりになる人を探してるんだと思うんだよね。」「神様の代わりになる人?」「そう・・・それはきっと、あんただと思うんだけどなあ・・・・」何を畏れ多いことを・・・・竹夫はそう思って身を縮めた。「あなた・・・・神様に何度か会ったんだよね?」「二度だけですよ。・・・・恐山と下宿の部屋と・・・」「だからその2度で・・・あなたを気にいって・・・」「待ってください・・・・気に入ったって・・・俺、気に入られるようなこと、何にもしていませんから・・・・」「でも・・・それでも気にいっちゃったんだよね。」Kは一人合点してニヤッと笑った。
2016.01.27
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今日・・・なぜか楽天ブログの解説日数に目が行った。・・・「3458日」へえ・・・・一年365日とすると・・・夏には10年になるんだな?そう考えたとき・・・ずいぶん長く書き続けてきたものだと思う。「結婚しない鉄道員」(仮題89)「ごめん下さい」営業所の玄関の方から男の声がした。「あ、浦島さんだ・・・・」何度か声を聴いている竹夫にはすぐにわかった。恐山で・・・神様に会おうとしたときに竜王の邪魔が入り、その竜王が乙姫の父親だという事で、浦島太郎が隠れていたのをわざわざ姿を現して説得しようとしてくれたのだ。竜王との話はついたのだろうか?玄関で出迎えたのはレディ・マックスだったが、彼女が浦島太郎に会うのは初めてだった。「ねえ・・・今来た人・・・変な格好をしてるよ?・・・腰みのみたいなのをつけててさ・・・あれ、ハワイかどっかの人?」竹夫はすぐに浦島のところへ駈け出した。「お帰りなさい・・・話しはどうなりました?」「それがねえ・・・ちょっと話の筋が違ってたみたいで・・・・」頭をひねりながら浦島は答えた。「ま、こんなところじゃなんですから、中へどうぞ!」営業所の食堂では、今まさに酒飲み大会の真っ最中・・・ほとんど一人で一升ずつの酒を飲み干そうとしているところだった。「あ、なんか邪魔しちゃったかな?」浦島太郎はちょっと困った顔をしたが、竹夫はレディに命じて・・・・Kと花子と鈴木社長を別の部屋に連れて行かせた。「まだよ!・・・・この酒盛りは値が一等賞にならなきゃ・・・・」レディに担がれた花子がそう叫んでいたが・・・・Kは泣きじゃくる一方だし、鈴木社長に至ってはもう身動き一つできない様子だった。「はいはい・・・この勝負は花子さんが一等賞ですよ。」竹夫にそう言われると・・・花子はレディの肩に担がれながら、満足そうにうなずいていた。「で・・・話しの筋が違うっていうのは?」竹夫はすぐにでも話を聞きたかった。「あの社長がいなくてもいいのかい?」「明日起きたら話しますよ。・・・で?」「ああ・・・事情は分かっていると思うけど、あの竜王があの世界ではナンバー2なんだよな。・・・そして俺の妻の乙姫の父親・・・・つまり俺の義理の父親なんだ。・・・義理の父親と俺が闘うわけにはいかないから・・・実はそれで俺・・・・隠れたんだけどさ。」それは分かっていた。「でもあそこで・・・・桃太郎や金太郎が闘い始めちゃって・・・・それじゃ俺も困るから姿を現したんだよ。・・・ケンカはやめてくれ・・・・俺がだ開店を見つけるからって言ってさ・・・・それであんたたちには帰ってもらったんだけどさ。」ここで佐藤所長が気を聞かせて・・・コップ一杯の冷酒を浦島に手渡した。「お義父さん・・・なんでいまクーデターを起こしたんだ。・・・俺そう聞いちゃったんだよね・・・すると・・・竜王はクーデターなんぞ起しちゃいない・・・そう言うわけよ。」「え?革命は起しちゃいないって?・・・・でも、戒厳令が・・・・」「確かに戒厳令は出ているが・・・・それは革命に対するものではないんだって。」「じゃ・・・なんで・・・・?」「義理の父は確かにナンバー2なんだけど、自分は神様のように妖怪すべてを統率できる能力はない。・・・ところが神様は急に自分が引退すると言い出して・・・・今、あの世界では混乱が生じてるっていうんだ。」「神様が引退?」「そうなるとこの半島が妖怪の聖地だと言っても誰もそうは思わない。コロボックルなんか、人間に蹂躙されてしまうと大騒ぎなんだ。」「神様は何を考えてるんでしょうね?」「それは竜王もわからないって・・・・ただ・・・」「ただ?」「明日・・・また来てもらえれば南森さんには説明するっていう話しを神様はしているんだそうだ。」竹夫が行けば何かが分かる・・・・どういう事なんだろう?
2016.01.26
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私にとって相性の良い数字・・・それが「8」です。なぜか「8」の付く数字があると、良いことが起こるんです。今日は「仮題88」・・・・何かいいことが起きそうな予感。・・・・・「結婚しない鉄道員」(仮題88) 竹夫も実は、「もしかしたらレディ・マッスルがKの姉じゃないか。」と考えていた。もし、恐山で遊んでいたKと姉が鬼に襲われたのなら、Kの姉は小学生・・・あるいは幼稚園ぐらいだったろう。しかしレディは・・・「自分は生まれて間もなく黒塚に捨てられ、中国雑技団に拾われた。」と話している。「あたしがKさんの姉?・・・フフフ・・・残念ながらそれはないわね。・・・だってあたしが鬼に最初に襲われたのは・・・雑技の訓練中だったんだもの。」レディの話しによると・・・中国雑技団に拾われて、ある程度大きくなるとすぐに雑技の訓練をさせられたそうだが、最初はバク転の練習をしていた時・・・気味の悪い声がレディの耳に聞こえたのだそうだ。「遊ぼ・・・アンタはそのためにあそこに捨てられたんだからね。」誰の声かは聞き覚えがなかったが・・・・それが黒塚に埋められた「安達ケ原の鬼婆の亡霊」だとすぐに感じた。そして亡霊が鬼に変わった様も感じていた。「アタシャただ・・・・アンタと遊びたいだけさ・・・・殺したりなんかしないよ。・・・・殺しちゃったらあんたと遊べなくなるからね。」そんな話しもしたそうだ。それから何度も・・・・・最初に姿を見たのは・・・・椅子を何段にも積み上げて、そのうえで逆立ちをする修行のときだった。何度も訓練をしていたが・・・それまで筋がいいのか失敗したことはなかった。ある時・・・・椅子を手渡ししてくれる座長の姿が・・・一瞬だけ鬼に見えたことがあった。「え?鬼?」レディは身を固くしてしまった。その鬼は・・・・通常「鬼」と呼ばれている「鬼」そのもので、角が生え・・・真っ赤な素肌・・・・そして虎の皮の褌をしていた。緊張していたところを身を固くしたものだから・・・・たちまち椅子は崩れ・・・レディは高いところから落下してしまう。落ちたところへその鬼がやってきて・・・「ほら、俺って優しいだろ?・・・怪我もしてないだろ?・・・俺は遊びたいだけなんだ。・・・・だから安全ロープに結ばれてるお前だから・・・椅子を蹴飛ばしてやったんだ。」たしかに怪我はしてないが・・・・そのあと座長が大慌てでやってきて・・・・「誰が椅子の手渡しをしたんだ?・・・あの練習は今日はやらないと言っただろ!」そう言った時・・・・座長に化けていた鬼は、フッと姿を消した。鬼は座長に化けていたのだ。こんなこともあった。あるナイフ投げの名人が一座にいた。レディはそのナイフ投げの名人のアシスタントをしていたのだが・・・・それは「ナイフ投げの的」になること・・・・そんなに危険ではなかった。手でつまんだ風船を割るだけ・・・しかも3メートルほどの距離だから、ハウスことはなかった。あるショーに出たときの出番のことである。その名人とふたりで出て行って大きな円形の的の前まで行くと・・・・ナイフを投げたのに風船が割れなかった。何があったのだろう?とその名人の顔を見ようとしたとき・・・あっ・・・自分の首筋に冷ったとしたものを感じた。足音がして「ナイフ投げの名人」が近くに来て囁いた。「どうだい・・・・興奮するだろ?首筋の一ミリ横にナイフが刺さってるんだからな・・・・風船?・・・・風船を割ったって面白くもなんともないだろ?」その声は鬼の声だった。その時もう一本のナイフが・・・・さきのナイフと交差するように首筋をかすめる。つまり・・・レディの首筋には2本のナイフが交叉して・・・・少し動けばどちらかのナイフで傷つくことになるのだ。身動きできない。鬼がやってきて顔を見せた。その時は「鬼」の顔ではなく・・・・中国映画の「キョンシー」のような顔・・・・真っ白な顔色に目が落ちくぼんでいる・・・でもそれも鬼だった。これも鬼の遊びだったらしい。こんなことが何度もあって・・・・「あたしねえ・・・中国雑技団が嫌で逃げ出してきたんじゃないんだよ。・・・いつかあの鬼が・・・・遊びと言いながら間違えて・・・・殺されるかもしれない。・・・・そう思って逃げ出したんだよ。」「鬼って間違えるのか?」「そりゃ間違いはあるさ・・・・」鬼は人を殺したり食べたりしない・・・・だが遊びの途中で間違えることがある。・・・・そう聞いて竹夫はぞっとした。その時・・・・「ごめん下さい」と男の声がしたのである。
2016.01.25
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回転寿司屋といえば、わが町には一軒しかない。事件はそこで起こった。昨晩はカミサンが出掛けていて、長男も友人と飲みに行ってしまったから、私は次男坊と外食することにしたのだが・・・「何を食べに行く?」と聞くと「回転寿司が良い」と言う答え。行きましたけど混んでましてね・・・でもカウンター席ならすぐに座れるって云うことなんで、カウンターの一番奥・・・寿司が出始める場所に座りました。すると次男坊が・・・「あっ」と小さな悲鳴を上げたんです。「どうした?」と聞きながら、私も寿司の流れるレーンを見て驚きました。ネタの乗ってないご飯だけの皿が回ってたんです。それがホントに最初の皿だったから、驚きましたねえ・・・すると次男坊が、すぐ次の皿に手を出そうとしたので、慌てて止めましたねえ。だって、次の皿もその犯人が手を付けてるかもしれないじゃないですか。だからそのあと・・・全部の商品はあのタッチパネルだけで注文しました。そのネタのない皿・・・3枚ぐらい回ってましたね。犯人が捕まったかどうかは知りませんが、あれは気持ち悪いですよね。子供のいたずらにしても、たちが悪いですよね。
2016.01.24
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この小説もどきも・・・・まもなく100話になりそうです。仮題のままなんですけどね・・・・そろそろ終わりにしなきゃね。「結婚しない鉄道員」(仮題87)安達ケ原の鬼婆伝説のお話しをしたが、この鬼婆の名前が「岩手」・・・岩手と言えば・・・岩手県の語源になったのも・・・・そういえば鬼の伝説だった。盛岡市にある大きな岩には・・・・鬼の手形が残っているという。鬼がこの岩を握った時の手形だというのだが、それが・・・・「岩手」・・・・岩手県の語源だというのだが・・・という事は・・・鬼の伝説・・・・京都などにも多いのだが、東北にかなり多く残っている。文献としては京都を中心に関西に多いのは確かだが、口伝としては東北も侮れないのだ。「鬼っていうのは・・・・東北に多いんですかね?」竹夫が言うと鈴木社長は答えた。「俺が秋田に本社を移したのは・・・なまはげが秋田にあったからなんだよ。・・・秋田が鬼の伝承が形として残ってるからね。」つまり「ウッドベル」は鬼を追いかけていたのだ。「鬼は怖ろしいという事だけど・・・・実際はなまはげは子供にいい子になってほしくって脅かすだけ・・・・食べたりはしないってことだ。」すると・・・・かなり酔っていたKが文句を言った。「何言ってんのよ・・・お姉ちゃんは鬼に食われたのよ・・・・」その酔っ払いに鈴木社長は優しく答えた。「食べられてないよ。・・・きっとどこかで生きている。・・・最初はレディ・マッスルがそうじゃないかと思ってたんだが・・・・なんとなく違うようだ。」「だけど、レディマッスルさんは赤ちゃんの時に黒塚に捨てられてて、特に鬼に襲われてたわけじゃないでしょ?」花子が言うとレディ・マッスルが説明を始めた。「さっきの話しの中に出てきたけどね・・・安達ケ原の鬼婆・・・・死ぬまでは鬼じゃなかったんだ。・・・死んで黒塚に埋められてから鬼になったわけど、その鬼になってから何度か襲われたんだ。」という事でレディは・・・鬼に襲われてるから鬼の姿が見えるらしい。おっとゴメン用事が出来た。
2016.01.24
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今日はオヤジの命日です。昨日・・・まだ天候の良いうちに墓までの道路の雪かきをしたんだけど・・・・今日・・・またまたの大雪で行けなかった。午後から・・・ある新年会にお呼ばれされてますから、もう行けません。長男だけなんとか行かせました。今日はもうこれだけで疲れた。
2016.01.23
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今日は大雪だね・・・・昨夜は早めに帰ったんだけど・・・その時は降ってなかった。今朝がたなんだろうな・・・・雪の降り始めは・・・・「大雪警報が出てるよ?」カミさんに起こされたのが午前4時半・・・・そこから外に出ると・・・アララ・・・車の屋根に30センチほど積もってた。そこから駐車場の除雪・・・・朝7時半までやったけど、出勤時間で途中中止。昼に一度帰って続きをやるか。「結婚しない鉄道員」(仮題86)「あたしも鬼に襲われたことがある。」レディ・マッスルの突然の言葉に、竹夫ももしやと思っていたことを口にした。「レディもこの半島出身?」竹夫はKの姉が・・・・もしかしたら「レディ・マッスル」ではないかと思っていた。「中国雑技団にいた」という事は、誰かに売り飛ばされたとか・・・鬼のところから逃げたのに家がどこかわからなくて雑技団に拾われた・・・そんなところではないかと考えたのだ。「あたしはここの出身じゃないよ。福島だよ・・・」「福島?」突然全く関係のない地名が出てきた。竹夫の考えは大外れしたようだ。「福島のどこ出身だよ?」「そりゃ知らないけど・・・中国雑技団の親方が、二本松の黒塚のところに捨てられてた子供を拾ったって。・・・・それがあたしさ。」「二本松市・黒塚」・・・「安達ケ原の鬼婆伝説」の縁があるところだ。ここで・・・安達ケ原の鬼婆伝説の話しをしよう。その昔・・・京都の公家のもとでお姫様の養育係をしていた「岩手」という女がいた。あるときお姫様が得体の知れない病を患い・・・占い師に尋ねたところ、「妊婦の生き胆を食べさせれば治るという話しだった。そこで岩手は・・・京都を出て・・・あちこちその「生き胆」を捜し歩いたのだが・・・・「妊婦の生き胆」・・・・そんなものがたやすく手に入るはずはなく・・・とうとう・・・今の福島県二本松市・安達ケ原の岩屋にたどり着き住み始めたのである。あるとき・・・その岩屋に京都から来たという「生駒ノ助・恋衣」という若夫婦が道に迷い・・・一夜の宿を求めてこの岩屋にやってきた。恋衣はもう臨月のような腹をしていたものだから・・・岩手はこの機会を逃すつもりはなかったのだが・・・・タイミングよく、恋衣はその夜急に産気づき・・・亭主の生駒ノ助は産婆を探しに出掛けて行った。この機会を逃せば・・・・岩手はすぐさま出刃包丁を持って恋衣の腹を掻っ捌き、生き胆を手に入れたのだが・・・・恋衣は今わの際に「あたしは子供のころ・・・母が急にいなくなり探して旅に出ましたが、安達ケ原の辺にいると言われて此処まで来てしまいました。」と・・・・手に握ったお守りを岩手に手渡して逝ってしまった。岩手はそのお守りを見て驚いた。それは岩手が・・・・京都を出るときに生んだばかりのわが子に与えたお守り・・・つまり、「恋衣」は「岩手」の実の子であったのだ。このことに気付いた岩手は・・・急におかしくなって鬼になったのだそうだが・・・じつはこの時点では、「鬼のようになっていた」のだが「本当の鬼」にはなっていなかった。なぜなら・・・まだ人間を襲ったり食べたりしていたのだから・・・鬼にはなっていなかったのだ。鬼になったのは・・・・紀州熊野の「東光坊」という徳の高いお坊さんが・・・如意輪観音に祈ったところ・・・観音様が「白真弓」に変化し・・・・その弓で「岩手」を射殺してからのことであった。すぐさま遺体は墓を作り、そこへ封じ込めたのだが、その墓を「黒塚」というそうだ。「岩手」が鬼になったのはそれからのことであった。
2016.01.22
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札幌にある美味しいと評判のケーキ屋さん・・・いや、チョコレートやさんを紹介してもらった。「ショコラティエ・マサール」というお店だそうだ。場所がイマイチよくわからないが・・・ま、行く時に調べればいいだろう。楽しみが増えた。「結婚しない鉄道員」(仮題85)花子はKの一つ年上ではあるが、幼なじみらしく・・・Kのことはよく知っていた。しかし、Kの姉のことは知らないから・・・「Kはいもしない姉のことを思ってよく泣く」といっているが・・・Kに言わせると理由があった。Kがいうには、「子供のころお姉ちゃんと恐山街道で遊んでいたんだけど、鬼が急に現れてお姉ちゃんを誘拐して行ったの。あたしはすぐに両親のところに飛んで帰って、そのことを話したんだけど・・・両親は“あなたに姉はいない”と言い始めて・・・・近所の人も知らないっていうし・・・役所の戸籍にも・・・あたしは次女なのに長女になっていて・・・・あたしもよくわからないんだけど、・・・あたしにははっきりとした記憶があるんだ。」つまり鬼に姉を誘拐されたと同時に・・・・両親はもちろんのこと近所の人や役所の戸籍まで・・・姉に関する記録が抹消されてしまったというのだ。竹夫もそのことは、恐山でKに鬼の姿が見えたと言われた時に聞いた。正直なところ、竹夫には鬼の姿が見えなかったし(もちろん花子にも見えなかった。)、それが事実かどうかはわからない。ただ言えることは、神様がいてコロボックルがいて・・・竜王や目玉のオヤジまで存在することを知ってしまうと、あながちウソではないような気もする。花子は全く信じていないのか、「そりゃあんた酔っぱらってみた幻だよ。・・・当た車、あんたの姉のことなんかまったく知らないもんね・・・」そう言ったが・・・たしかに子供のころからそんな話を聞言っていれば、Kに虚言癖があったと思っているのだろう。それにしても花子・・・・子供のころからそうだったと言っているのだが、Kがいくら酒飲みでも、小学生から酒を飲んでいるとは思えない。「まそれはともかく・・・社長!・・・もうつぶれるのか?」見ると鈴木社長・・・・もうつぶれる寸前であった。「いやーっ・・・まだまだ!」そうは言うものの、もうひとりでは立ち上がることもできないようだった。「鬼が見える・・・Kがそういうなら間違いなく鬼はいると思う・・・・いや・・・絶対にいる。」目も開けられないくらい酔っていても、社長ははっきりとそう言った。「だって社長・・・Kがいうにはその鬼・・・・虎の皮の褌もしてなければ角もないんだってよ?・・・でよく聞くと・・・鬼は姿が変えられるって・・・角もなければ褌もしてない・・・・それが鬼って言える?」花子が社長に食って掛かった。そこへ・・・・この酒飲み合戦に参加しなかったレディ・マッスルが突然発言した。「いや・・・鬼は基本・・・角と褌なんだけど・・・姿は代えられるんだよ。」「え?鬼に襲われたことのない人には姿が見えないって・・・・Kはそう言ってるんだけど・・・・」「あたしも鬼に襲われたことがあるんだ。」レディ・マッスルが告白を始めた。
2016.01.21
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「酒飲み大会」じつは「結婚しない鉄道員」の今の状況なんですけどね・・・・そうそう・・・私が今書いている「小説もどき」ですよ。後で続きも書こうと思ってるんですけど・・・前にFacebookの方で約束しちゃったんです。登場人物の「Kさん」と「長丸花子さん」と、どっちがお酒が強いか?っていう事で飲み比べをさせようと・・・話しを聞いていると、どちらも相当お強いようで・・・あ、この登場人物たちには実在のモデルがいましてね。お互いに「自分はそんなに強くない」と言い張ってるんですけど・・・周りの方のお話しを聞くと、お二人とも相当なものなんですよ。実際お二人をお招きして、私も含め「飲み比べ」をすればいいんですけど・・・私がそんなに飲めないんで、その場に立ち会うのが恐ろしいというか・・・・だから小説もどきで飲み比べさせようと・・・・「そんなのナイトの心づもり次第じゃないか?」ですって?そうなんですけどね・・・・ほら、「魚心あれば水心」っていうじゃないですか。自分が「酒飲みだと思われたくない」っていう方なら・・・それなりのプレゼントがあるんじゃないかと・・・・それは冗談ですが・・・・最終的にはお二人のことをよく御存じの地元の方に聞こうかと・・・・まだ・・・・その方からの連絡はないんですけど・・・これを読むと連絡が来るんじゃないかと・・・・待ってますよ!山田さん!!!!
2016.01.21
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今現在・・・むつ市の天候なんですけど・・・・太陽がさんさんと輝き、・・・昨日までの雪がウソのようです。昨日の雪も・・・どちらかというと水分の多い雪・・・春近い頃の雪の様なんですよね。このまま春になってくれればいいなあ・・・・・「結婚しない鉄道員」(仮題84)営業所の食堂では「酒飲み合戦」が始まりました。かたや長丸花子・・・・かたやK・・・・それに割って入って鈴木社長が参戦した。竹夫はもちろんのこと、この合戦前にすでに酔っぱらってしまっているレディ・マッスルと佐藤所長はダウン寸前で参戦することもできない。「やっぱりこの辺の生まれの人は酒が強いね。・・・・あたしはあまり飲めないから途中からの参戦だけどそれでもいいよね。」わきの方に置いてある5本の一升瓶を片目に・・・鈴木社長は了解を花子とKにもらった。「いいよ社長・・・・これでもまだアタイはまけないからね。」花子が言うと負けじとKも・・・花子を睨みつけながら・・・「あたちは負ける気はしないね、」強がって見せたのである。鈴木社長はまだ一滴も口につけてないのに対して・・・・花子もKも脇の5升を全部二人で飲んだとは言わないが、佐藤所長、レディ・マッスル・・・・そしてキコリの特殊レンジャー隊員たちの酔いっぷりを見ると・・・・この二人がそれぞれ一升ずつは確実に飲んでいるように思えた。「それじゃ・・・・・用意ドン!」この掛け声とともに三人は、それぞれの新しい一升びんから、三ツ◎サイダーのコップに冷酒をくんだのである。一杯目は・・・鈴木社長がグーッと一気に飲み干したが、花子もKも少しずつ飲み始めた。「おいおい・・・なんだ二人ともたいしたことないじゃないか?」社長ははやし立てたが、二人は意に反さない・・・少しずつ飲んでいったのである。社長の一升瓶がそろそろ半分ほどになったころ・・・・つまり5合ほど飲んだ頃・・・・花子とKが追い付いてきた。「え?おかしいな・・・・あ、俺何も食べてないからな・・・・すきっ腹に日本酒は効くんだよな・・・・」鈴木社長は言い訳がましいことを言い始めた。「男だろ?女に負けていいのか!」花子が社長に向かって怒鳴った。Kは・・・ただ無言で飲み続けている。しかし突然・・・・目に大粒の涙をため・・・・一気に泣き叫んだ。「お姉ちゃん・・・・会いたいよう・・・・」これには酔っているはずの花子も驚いたようで・・・・「こいつ。子供のころから酔うと、お姉ちゃんって泣くんだよ。…いもしないのにさ。」花子にはその姉の存在を知らないようであった。
2016.01.20
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昨日大雪の中・・・私は会合が終わるや否や、タクシーで帰宅したんですけど、別な会合に出てた長男と連絡が取れませんでした。「この雪の中、どこで飲んでるんだろう?」心配しながらも何度か携帯で呼んでみたんですけどね・・・・連絡がつかない。今朝話を聞いたら・・・・3次会まで行ったらしくて・・・・若いってすごいね。「結婚しない鉄道員」(仮題83)恐山からの帰り道・・・蠣崎城址で桃太郎や金太郎と別れ・・・少しの打ち合わせをした後に「ウッドベル青森営業所」に戻った鈴木社長と竹夫・・・・「いいんですかね?・・・浦島太郎さんをあの森に置いてきて・・・」竹夫は最後の確認と思って社長に聞いた。「俺だってわからないけどね・・・・でも、竜王と浦島太郎に任せておいても、状況は悪くはならないと思う。」「悪くならないって?」「浦島は桃太郎や金太郎と一緒に行動できないことが悪いと思って自ら身を隠したんだ。・・・竜王を説得できればよし・・・・説得できなくても今と状況が変わるわけじゃなし・・・・見守ってもいいんじゃないか?」「それじゃ、これから私たちは?」「竜王からの連絡、あるいは神様からの連絡を待つっていうのも悪くないと思う。」「連絡がなかったら?」「また近々、行けばいいじゃないか。」鈴木社長は持久戦を考えているようだった。営業所に到着するころには、日はとっぷりと暮れ・・・営業所の事務所は明かりも消えている。その代わりに、社員寮の食堂の明かりが煌々と灯り、にぎやかな声が聞こえていた。食堂には佐藤所長とK、花子、レディ・マッスルの4人が待っていた。かなりの酒を、この4人で飲んでいたようで・・・・社長と竹夫が中に入ると、たちまちKが絡んできた。「なんでぇ・・・・あたちと花子が置いて行かれなきゃならないの?!」若干ろれつが回っていない。「そうだそうだ・・・・」花子が同調する。彼女らに内緒で行ったことに文句を言っているらしい。漏らしたのは佐藤所長・・・かなり問い詰められたらしいのと、一緒にお酒を飲まされて、真っ青な顔になっている。「アタイだって・・・神さんのところに行くために・・・・東京で訓練して・・・こっちに呼び戻されたのにぃ・・・」レディ・マッスルもかなり酔っている・・・というより、もう眼がとろんとしてダウン寸前のようだ。この営業所近辺出身のKや花子ほど強くはないようだった。見ると・・・・食堂の隅に日本酒の空き瓶が5本ほど転がっている。「これを4人でやっつけたんですか?」竹夫が聴くと佐藤所長は大げさに手を振って答えた。「いや・・・男どもが挑戦したんですけどね・・・・誰もかなわない。・・・・・飲み比べで残ったのはこの女性3人ですよ。」「所長は?」「私もダウン寸前なんだけどね・・・・所長の責任で社長が帰ってくるまでのこれって・・・・あたしゃさっきから水しか飲んでませんよ。」所長もフラフラだった。「社長・・・・なんで連れてってくれなかったんですか?」Kが話をぶり返した。「君が神様に話したいことと、この組織が話したいことが・・・・今回は違うからさ。」社長はあっさりと答えた。「だってあたちは・・・姉ちゃんの行方が・・・・心配だから・・・・」Kは泣き始める。「しょうがねえな・・・・おい!飲み比べをしよう!!」突然社長が話題転換した。「社長と飲み比べ?・・・・ようし・・・やろう。」突然の提案に乗ってきた。「あたいはパス・・・」レディ・マッスルは降りたが・・・・・無言の花子はやる気満々であった。こうして、社長とK、花子の酒飲み対決が始まった。竹夫は元mとあまり飲めないので行司役・・・・どうなることだろうか?
2016.01.19
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昨日の会合が終わったのは午後8時半・・・・普段なら2次会に行くところなんですが、昨日は雪道と言っても十分に水分をはらんだ雪でしたから、歩きにくかったんです。八甲田山の「雪中行軍」のように、決死の覚悟で飲みに行くほどのものでもありませんから、そのままタクシーで家に帰ったんですけどね・・・・ま、その時は・・・「いえの前の除雪はしなくていいかな?」ぐらいでしたけど・・・深夜になって家の前にも除雪車が入りまして・・・・「お父さん・・・除雪車が来たよ?早く起きて雪かきして・・・」カミさんに起こされたのが午前2時ごろだったかな・・・・しょうがないから起きて洋服を着て・・・・さらに防寒着や手袋帽子で寒くないようにして外に出ました。素人は「朝起きてやればいいのに・・・」っておっしゃいますがね・・・・除雪車が置いていく雪は朝になるとこおって固くなりますし・・・大きさもかなりのものなんですよ。だから深夜でも、幾分柔らかいうちにやらなければ・・・これが我が家の前を除雪する機械がわが社の者であればね・・・・運転手に「社長の家の前はきれいに掻いとけ」って言えますけどね・・・・よその会社の除雪区間なんですよ。ぎゃくに嫌味で、のっそりおいて行かれることもあるんです。いつだったか・・・・大きさにしたら直径120センチの大玉の雪が置いて行かれて・・・・長男と二人で押してもびくともしないっていうほどのものもありましたからね。その時はどうしたかですって?会社からつるはしを配達してもらって割りましたよ。都会では10センチの雪で大騒ぎしてますけどね・・・・あんなもの、大雪と呼べるほどじゃない。電車が走らないっていうのは困りますけどね・・・・あんなもの、何とかなるんじゃありませんか?自動車のタイヤがスタッドレスタイヤでなければ、雪道を運転してはいけないとか・・・雪が降ったらラッセル車を投入して、鉄道各社は全社出動できるようにするとか・・・何とかなりそうですけどね。1メーターも降ったわけじゃないんだから。雪国の住人からの愚痴です。
2016.01.19
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今日は全国的に大荒れの天気のようですね。東京もかなりの降雪量・・・雪に慣れていない方にはお気の毒ですが・・・私たち北国の人間には毎日のことですから・・・どうぞ雪片づけをしてみてください。ところで・・・都会の人たちは雪が降ると傘をさすんですね?私・・・雪で傘をさしたことがありません。・・・・必要なんですかね?とっても不思議です。「結婚しない鉄道員」(仮題82)桃太郎と竜王の戦いはまだ続いていた。日本刀と中国式の幅の広い竜刀・・・・いつかは細身の日本刀が折れるのではないか?・・・竹夫はそう思っていたが、そんな気配はない。剣を打ち合う音は「カンカンカンカンカン・・・・」、連続して聞こえ、そのたびにハバナが飛び散る。ときおり、金太郎が加勢をしようとマサカリを振り回すが、重すぎるのかスピードが二人に追いついて行かない。桃太郎の足元が突然崩れた!竜王が竜等を振り下ろす・・・・絶体絶命・・・・そう思った矢先だった。突然大きな声が・・・・「お義父さん、やめてください!!」浦島太郎だった。「オオ婿殿・・・」一瞬気を緩めた竜王を見て、桃太郎は刀を薙ぎ払う。「桃ちゃんもやめてくれ・・・・」浦島太郎の声に桃太郎も身を固くした。「二人ともやめてくれ。」浦島太郎は声を振り絞った。「浦島!・・・この竜王は神を倒そうとしているんだぞ?・・・たとえお前の恋人の父親かもしれんが、それを私は許すわけにはいかない。」桃太郎が叫ぶ。すると竜王が・・・・「なにを申しておる。・・・わしは神を倒そうなどと考えてはおらん。・・・神のお考えを少々いさめに参っておるだけじゃ。」「何をいさめるというのだ?」「神は身を引こうとおっしゃっておられる。・・・神がいなければこの地は妖怪の領地ではおられん。」竹夫はわけがわからなくなった。「みんな・・・・ここは一旦、引いてはもらえないだろうか? ・・・私が竜王と話しをして、その竜王の希望を聞き直す。・・・神に会うのはそれからでも・・・・」浦島太郎が中に入ろうというのか?「俺たちは神に会うためにここに来たのだ。一度会わせてもらいたい。」桃太郎が言うと・・・浦島がもっともなことを言った。「神様がみんなと会おうとおっしゃるなら、いつでもどこでもお姿を現すはず・・・・現にいちど、南森さんの部屋に現れたじゃありませんか?」たしかに神様は一度、竹夫の部屋に現れた。「神様もいろいろお考えのはずです。・・・・どうぞ今しばらくお引き下さい。」すると鈴木社長がしばらく考えて・・・「みんないったん帰ろう」と言い出した。「浦島さんにも考えがあるんだと思う。・・・いったん帰ろう。」こうして一行はふもとに帰ったのだ。
2016.01.18
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今日は「小説もどき」をお休みします。じつは、体重が数年ぶりに70キロ台になったんです。あまりよろしい出来事ではないんですけど、会社経営のことで心労が続いてまして、食欲も落ちましたし・・・今日は土曜日でしたから、午前中は会社を休んで(土曜日は役所も銀行もお休みですから電話の来ることもないんで・・・)、体を癒しました。正月前の一週間から今日、1月16日まで休みなしで動いてまして・・・もう限界でした。午後はそれでも出勤して、夕方まで仕事してましたが、明日はゆっくり寝たいと思います。でもね・・・体重が落ちたせいか・・・体は健康になったようで・・・お酒も飲んでないし、血圧も正常値だし・・・このまま順調に体重を落とせれば良いなと思っています。お医者さんからは・・・「あなたの身長なら、73キロぐらいが良いね。」と言われてるんですよ。あと5キロぐらいですから、何とかなりそうです。出来れば、健康的に痩せたかったんですが・・・とりあえずこのまま痩せてみます。でも痩せたらモテるかも・・・どうしよう。
2016.01.16
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今日は土曜日・・・・お正月からいろいろあって、身体を休めることができなかったんで・・・・会社は休みじゃなかったんだけど、今日は許してもらいました。長男がちょっと心配してましたけど、今日と明日休めば・・・・なんとかよくなると思います。「結婚しない鉄道員」(仮題81)犬に先導されて・・・竹夫たちは順調に前に進む・・・しかし、なかなか神様のところに着かない。「なあ・・・さっきから同じところをぐるぐる回ってないか?・・・あそこだってさっき見たような気がする。」鈴木社長が小さな声で竹夫にささやいた。確かにそのような気もするが・・・・森の中は同じように見える。「社長・・・・大丈夫だと思います。」自信はないが竹夫はそう思うことにした。「おい!」誰かが呼ぶ声がした。「どこへ行くつもりだ?」「どこへって・・・・神様のところへ・・・・」「お前たちか?神を助けに来たっていうやつは?」その声の主は・・・声のした方向の木の陰からゆっくりと現れた。派手な衣装・・・・中国の古典芸能・・・京劇の武将のような衣装で、かなり目立つ。「あなたは?」「わしか?・・・・そんなことはどうでもいいが・・・お前たち帰れ。」「あなたが反乱を?」帰れというからには、この派手な男が神様にたてつく男なのかもしれない。「反乱とはなんだ!・・・わしはこの地域で妖怪が暮らせる場所を作りたいだけだ。」竹夫は・・・・この男の正体に気づきつつあった。「竜王」・・・・つまり海を支配する神の一人で・・・乙姫の父親である。乙姫は、浦島太郎の恋人・・・それなら浦島太郎が顔を曇らせ、行方不明になったことも理解できる。彼は・・・神の次を狙っているものが「竜王」であろうと気づいていたのだ。自分は桃太郎たちと一緒に神を助けに来たのに・・・そうすれば自分の恋人の父親と闘わなければならない・・・それで顔を曇らせていたのだ。「帰らないと言ったら?」桃太郎が言うと・・・・竜王はにやりと笑った。「神に合わせないまでよ!」そういうと・・・大きな竜刀を振り下ろしてきた。いつの間に鞘から抜いたのであろう?それを受け止めた桃太郎の刀も・・・・いつ抜かれたものか竹夫には見えなかった。
2016.01.16
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先日、全国各地で成人式が行われ・・・・毎年のことながら逮捕者まで出る始末。幼さが残るそんな新成人を大人として扱っていいんですかね?そういえば昔は、1月15日が成人式でした。1月15日に、家庭内で成人式をやってもいいような気がしてます。なにも行政がやってくれなくても・・・・「結婚しない鉄道員」(仮題80)浦島太郎がいない!自分で消えたのか?・・・それともコロボックルたちに誘拐されたのか?竹夫たちは困惑した。しかし、この森は妖怪たちの住む異次元の世界・・・探し回るにはあまりにも危険なような気がした。けっきょく、鈴木社長の指示で、前進することになったが・・・桃太郎と金太郎は、どこ吹く風といった様子・・・・なかまが行方不明になったことなど、全く気にしている様子はなかった。歩きながら、竹夫は金太郎にそのことを尋ねた。「浦島さん・・・・どこへ行っちゃったんですかね?・・・気になりませんか?」「なんで?・・・浦島だっておとぎ話の世界の者・・・いわば妖怪の仲間だ。妖怪の仲間が妖怪の森にいたっていいじゃないか。」「でも、今この森は戒厳令がしかれて・・・」「戒厳令と言ったって・・・殺し合いをするわけじゃないし、食べようとするわけじゃない・・・・この森のどっかにいるんだから・・・・」「そうなんですか?」「世の中に必要がなくなった妖怪なら・・・消えることもあるけど・・・人間の欲で生まれた妖怪なんだから減ることはないな。」「人間の欲?」「そうだよ・・・・人間がこうしてほしいな?と思った瞬間に妖怪は生まれるんだ。」「鬼もですか?」「自分に仇なす鬼だけじゃない。・・・・あいつを懲らしめてくれという思いが鬼を生み出すのさ。」「コロボックルは?」「あいつらは聖地を守るという思いで作られたんだ。おそらくアイヌ民族の想いなんだろうけど・・・アイヌ民族にしてみれば、今の大和民族から聖地を守ってほしいという思いだったんだろうな?」「なるほど・・・・でも神様は?」「そういう意味では神様もおなじだよ。・・・願いがあればその分だけ神様が生まれる。」竹夫には納得できない部分もあるが・・・・とにかく前に進むことにした。しばらく行くと・・・・今度は「ワン!ワン!」と犬の鳴き声がした。犬ならば桃太郎が慣れている。「オオ・・・シロじゃないか?」桃太郎には顔なじみの犬のようだった。真っ白で何の穢れもない毛色とツヤ・・・「あ、南森さんは知ってるだろうけど・・・こいつ、花咲か爺さんとこのシロだよ。」桃太郎が紹介すると、珍しく金太郎が文句を言った。「桃ちゃん・・・そいつの名前はシロじゃねえよ・・・・」「え?俺は花咲か爺さんから、シロって言う名前だって聞いたけどな?」「そいつの名前はシロじゃなくて・・・ポチだよ。な・・・ポチ!」金太郎がそう呼ぶと・・・犬はワンと吠えて尻尾を振った。「おかしいな?・・・・たしかにシロだよな?・・・な、シロ!」桃太郎がそう呼んでも、犬は面白そうに尻尾を振って吠えた。「どっちなんだろうな?」「どっちってポチだよ・・・だって歌ではそう呼ばれてる。♬裏の畑でポチが鳴く・・・・」「同様ではそうだけど・・・・俺が子供のころ読んだ絵本にはシロって書いてあったし・・・」桃太郎と金太郎の言い争いはしばらく続いた。「まあまあ・・・さっき金太郎さんも言ってたじゃないですか・・・・人間がそうなってほしいと言えばそうなるって・・・・この犬も妖怪なら・・・・桃太郎さんがシロって呼べばシロになるし、金太郎さんがポチって呼べばポチになるんですよ。」鈴木社長がそのように二人を説得した。少々不満が残る二人だが・・・・先を急がねばならない。「あ。そうだ・・・・こいつ・・・・匂いで神様の居場所を知ってるかもしれない?」え?神様に匂いってあるのだろうか?桃太郎の言葉に少し疑問を感じたが・・・犬は「ついてこい」とでも言いたそうに、竹夫たちを先導して歩き始めた。
2016.01.15
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禿げてる人が商売をしても、きっとうまくいかないだろう。「もう毛がない。」⇔「儲けがない。」日記を書こうとしたが、駄洒落しか出てこない。「結婚しない鉄道員」(仮題79)森の入り口から、竹夫が先頭で桃太郎が続く・・・その後ろに守られるように鈴木社長と浦島太郎が・・・最後に金太郎が続いた。浦島太郎の様子がおかしいと思われたが・・・それは鬼退治のような危険な真似をしたことがないからだろう。イタコの吉野は、竹夫たちがここに来ることを快く思わない妖怪がいると言っている。それが誰なのかは、吉野も知らないらしい。しかし、どうしても神様に会わなくてはいけないというのが、鈴木社長の考えで・・・みんな納得してこの森に入ってきたが・・・・神様の次を狙っている妖怪とは誰なのだろうか?あらゆるところから、妖怪たちの目が竹夫たちが見ていた。それが敵なのか味方なのか・・・・・彼らが敵ならば、隙を見せたときに襲ってくるだろうが・・・・今のところそんな様子はない。味方?・・・・いや、味方ではないだろう・・・・どうなるか様子を探っている・・・そんな段階で見ているだけ・・・神様が敗れれば、すぐに勝者の方に尻尾を振ることだろう。竹夫たちは、桃太郎の刀と金太郎の斧以外の武器はない。もし、鬼たちが敵についているなら・・・・桃太郎や金太郎は戦えるだろうが、他の3人に勝ち目はない。「鬼たちは暴力をふるうつもりはない・・・・遊んでいるだけだ。」桃太郎はそういうが、たとえ遊ぶだけだとしても、あの大きさや筋力でぶつかってこられるだけで・・・・竹夫たちはつぶされてしまうだろう。10分ほど進んだところで、突然声が聞こえた。「南森・・・帰れ。」それはコロボックルの長老の声だった。コロボックルは、この地域が妖怪の国だと言い張っているのだから、おそらく敵の一味であるに違いない。「帰るわけにはいかない・・・・神様が危険な目に遇っているんだからな。・・・お前たちだって神様の部下じゃないのか?」「部下じゃない・・・だが神様を追い落すつもりはない。もしそのつもりならとうの昔やっている。」神様を追い落とすのはいつでもできる・・・・そう言っているようだった、「お前たちを操っているのは誰だ?」竹夫は聞いてみたが、長老は含み笑いをするだけだった。突然、針のような弓矢が竹夫たちを襲ってきた。コロボックルたちが弓を射かけてきたようだが・・・・目に入らない限り大けがをする心配はない。竹夫たちは目をつぶり、手で顔を覆った。毒を矢じりに塗られていたら、そんなことをしても無駄だと思うが、長老は「帰れ」と言った。殺すつもりはないようだ。かなりの時間がたったが、いつの間にかコロボックルの攻撃はやみ、目を開けると周りには誰もいなかった。しかも・・・・浦島太郎の姿も見えない。なぜだ!竹夫は混乱し始めていた。
2016.01.14
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おかしいな?・・・この(仮題78)なんですけどね・・・書いたつもりなのに、更新された記録がないんです。もしかしたら・・・ある組織のことが事実で・・・それがばらされてるから消されたかな?そのうち・・・・私も誘拐されて・・・・怖い怖い・・・・だから改めて(仮題78)を書き直します。「結婚しない鉄道員」(仮題78)恐山の境内に入ると、イタコの吉野が待っていた。「お待ち申し上げておりました。・・・・神様から丁重にお出迎えするようにと申し使っております。」「神様は私たちの来ることが分かっておいでだったんですか?」鈴木社長は驚いたように言ったが、相手は神様である。前回も・・・何の前触れもなしに、目玉のオヤジが迎えに来ていたし・・・・竹夫には何も驚くことがなかった。「目玉のオヤジさんが、またあそこで待っていてくださるんですね?」「いえ・・・今日はお出迎えはございません。・・・・と申しますのも・・・みなさまが神様にお目に掛かることを嫌がっているものたちがおりまして・・・・したがって神様のいらっしゃる洞窟までは、南森様のご記憶だけで行っていただきます。」あの森を・・・・記憶だけで抜けることができるのだろうか?「神様は以前・・・・あの洞窟から一瞬のうちにここまで連れて来て下さりましたね?・・・・それは今回していただけないので?」「申し訳ございませんが、ただいま妖怪どものうちイクタリかが、皆様の訪問に反対しており・・・・現在、あの森の中に戒厳令がでております。」「戒厳令?」とんでもない事態になっているようだ。「社長?どういたしましょう?」竹夫は鈴木社長の指示を待つ。「神様がご無事ならばいいが・・・私たちのせいで危険が迫っておられるとすれば・・・・」社長も悩んでいるようである。そこへ桃太郎が声を上げた。「おいおい、俺たちを忘れちゃ困るぜ。俺たちだって妖怪の仲間だ・・・あの森には行くこともないけど、それでも何度かは行っている。それより・・・」桃太郎は鈴木社長と竹夫に顔を突き出して・・・少し小声で話しだした。「神様に反対してるやつって・・・俺の覚えがある。・・・あいつはここを妖怪の世界にしたいわけじゃない。・・・・だがいい機会だ。・・・神様を追い落として自分がトップになりたい・・・・そんなことを考えるやつだ。・・・・そうなると・・・この国もこのままじゃいられなくなるぞ・・・人間が全く住めない妖怪だけの国になっちゃうんだ。・・・それも困るだろ、お前たち・・・」桃太郎は返答を待った。「もちろんだ・・・私は神様に共存共栄する案を持ってきたんだ。・・・その案は妖怪も人間も幸せに暮らせる案なんだから、飲んでもらわないと・・・・」「それなら、俺たちと考えは一緒だ。・・・神様を助けに行くべえ。」こうして、鈴木社長と竹夫・・・・桃太郎と金太郎と浦島太郎の5人は森の入り口に立ったのだが・・・・浦島太郎の様子がおかしい・・・竹夫はそう感じた。
2016.01.13
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明日は忙しいのでブログはお休みします。もちろんフェィスブックも・・・・「結婚しない鉄道員」(仮題77)恐山に向かうため・・・竹夫の車には桃太郎・金太郎・浦島太郎が乗り込んだ。鈴木社長は・・・秘書とふたりで竹夫の車のあとを走る。「俺たち、なんとなくあの社長とは肌が合わないな?」浦島太郎が言う。「肌が合わないって?」竹夫がおうむ返しに聞いた。鈴木社長は・・・桃太郎たちにも、自分の車に乗るように勧めたのだが、だれ一人乗らなかった。たしかに社長車の方が乗り心地がいいのだが、全員断ったのだ。「俺ら・・・なんとなく南森さんの方が親しみがわいてさ・・・ふつうの人間と違うような気がして・・・・こっちの車の方が居心地がいいんだよ。」浦島太郎がそう言った。たしかに普通の人と比べれば・・・「霊感のある未来人」は、おとぎ話の主人公のようなところもあるようだ。「ところで・・・何で鬼はKさんのお姉ちゃんを食べなかったんだろう?」桃太郎が出会った「鬼の中にいたKに似た女性」がKの姉である保証はないが、その女が鬼の仲間でない限り食べられていてもおかしくないと、竹夫はそう思ったのだ。「なんでって・・・・鬼は人間を食べたりしないよ?」金太郎がおかしなことを言い始めた。「いや、昔から鬼は・・・・」人間を食べた・・・・と言いかけた竹夫だったが、そんな話しは一度も聞いたことはない。「そりゃ、よほどお腹をすかせたら・・・食べることはあるかもしれないけど・・・・基本、鬼は草食だからね。」「鬼が草食?」「そうだよ・・・・今じゃいろいろと姿を代えられるけど、元々は鬼門の方角に住んでいる妖怪だ。・・・鬼門・・・つまり、丑寅の方角に住んでいるから・・・虎のパンツを穿いて牛のように角がある。」「それで?」「虎のパンツは衣装であって、中身に関しては牛と一緒なんだもの・・・草食なんだよ。」竹夫には俄かに信じられなかった。「そりゃあれだけの大きな体だもの・・・・向かってこられたら怖いだろうけど・・・牛にとっては人間を襲うという感覚はなく・・・・一緒に遊んでいる感覚なんだ。」「スペインとかで闘牛なんてあるだろ?・・・あれだって人間と遊んでいる感覚だと思うよ。」それを赤い布きれで向かって来させ・・・・殺すのはいかに人間なんて残酷な生き物だと思う。浦島太郎は、そのように結んだ。「俺だって・・・鬼が島に行く時は・・・・相手の鬼が牛のようなものだって知ってたから行けたんだよ。・・・うちの爺ちゃんは農業をするのに牛を使ってたからね。・・・・俺も牛の扱いはめっちゃうまいんだ。」桃太郎が続けると・・・金太郎も・・・・「俺もクマと遊んでたからね・・・・鬼ぐらいなら平気なんだ。」最後に浦島太郎が言った。「人間を食うような鬼を・・・・閻魔様である神様が地獄の番人なんかにしておかないよ。」ほどなく、恐山の駐車場に着いた。車から降りると・・・駐車場の受付係が慌てて飛んできた。「映画やドラマの撮影の話しは聞いてないんですが?」どうやら桃太郎たちの衣装を見て、撮影と勘違いしたらしい。「今日は下見だけですから・・・撮影じゃないんです。」「でもその衣装でうろつかれてもねえ・・・・」「ご迷惑はおかけしませんから・・・」押し問答しているところに、鈴木社長がやってきた。「私がお寺の方に説明してきますから、少し待っててください。」社長は「寺務所」に説明に向かったが、ほどなく帰ってきた。「ウッドベル株式会社代表取締役」の名刺が威力を発揮したのかもしれない。すぐに中に入ることを許可された。境内にはなぜ知っていたのか・・・・イタコの吉野が待っていた。吉野は神様の指図に従って待っていたという。「私たちが来ることを知ってらやるのですね?」社長の言葉にうなずきながら・・・「入口は南森さんが知ってらっしゃいます。・・・・行けばあとは目玉のオヤジがご案内申し上げますから・・・」神様が待っている・・・・竹夫は武者震いした。
2016.01.11
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疲れの原因は、悩んでても解決しません。ここまで来ても嘘をつきとおす・・・ばれてるのにまだウソを重ねる。相手はそんな奴です。「結婚しない鉄道員」(仮題76)翌朝・・・竹夫は駅に改めて休暇を伝え、その足ですぐに「ウッドベル青森営業所」に向かう。途中、桃太郎・金太郎・・・そして浦島太郎を乗せて行くことにしていた。神のところに行くんだと伝えてはあったが、彼らは喜んでいたように思えた。「最近、行ってないからな・・・・そろそろ新しい仕事をしたいと思ってたんだ。・・・ま、俺らに出来るとすれば鬼退治みたいなことだけどな・・・・」桃太郎がそう言った。「鬼退治って・・・鬼も妖怪仲間なんだから、本気でやることはないんでしょ?」竹夫が言うと、桃太郎が返事を返した。「妖怪仲間であっても皆が皆仲良しっていうわけじゃない。・・・あまり仲が良くないといっても、神様が管理してるからな・・・・本気でやっつけるわけじゃないけど、神様から鬼は調子に乗りやすいから、少し困らせる程度のことはしてくれって言われてるし・・・・」その時期が今だという。そういえば最近、下風呂付近にサルが出ているというが、鬼が調子に乗り始めているらしいから、それを牽制するためにサルを行かせているらしいのだ。「そろそろその鬼退治に行かなきゃならないから、神様のところに行くつもりだったんだ。・・・神様の許可を貰いに行くためにね。」桃太郎はそう言葉を結んだ。「それなら一緒に恐山に行きませんか?」竹夫がそう誘った。蠣崎城址の付近まで行くと・・・桃太郎・金太郎・浦島太郎が待っていて、彼らは無言で竹夫の車に乗り込んできた。ウッドベルの営業所に着くと、鈴木社長が待っていた。「蠣崎から、桃太郎さんたち3人に一緒に来てもらいました。」竹夫が紹介すると、一瞬たじろいだ社長だったが・・・それでも以前から存在は知っていたのでにこやかに挨拶をした。「社長・・・今日はこの3人のおとぎ話の主人公たちに一緒に恐山に行ってもらいたいと思います。」「ほう・・・そうか・・・実はKや花子では手におえないと思って、レディ・マッスルを連れ帰ったんだがな・・・・桃太郎さんたちが一緒に行ってくれるなら、レディは行かなくてもいいようだな。」「Kさんと花子さん・・・・それにレディは?」「南森くんが恐山に行くというと一緒に行くと言いかねないからな・・・今日は3人とも介護施設の方に行ってもらった。」「それじゃさっそく・・・・この4人で恐山に向かいます。」「あ、待ってくれ・・・・私も一緒に行って神と面会をしたい。」鈴木社長も恐山に一緒に行くというのだ。上司の命令であったから、竹夫に断る理由はない。こうして、彼らは恐山に向かった。
2016.01.09
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眠れるって幸せだね・・・・今朝は8時間も寝ちゃって、気が付いたら7時過ぎてました。「結婚しない鉄道員」(仮題75)「でも・・・あの女性・・・・俺、どこかであったことあるな?」桃太郎がポツンと言った。「え?どこどこ?・・・今、会ったことないっていったばかりなのに・・・」金太郎の言葉に・・・桃太郎は少し考えていた。「あの女性って・・・私と一緒に蠣崎に行った女性のことですよね?」竹夫は桃太郎の返事を、息をころして待った。「ああ・・・でもどこだったかな?・・・思い出せねえや。」すぐに桃太郎はあきらめてしまったが・・・・竹夫には一つの考えを持っていた。「鬼が島に鬼退治に行ったときじゃないですか?」「鬼が島って・・・だいぶ昔のことだよ。・・・あの女がいるわけがないじゃないか。」「でも、あなた方は時空を超えることのできるおとぎ話の主人公・・・もしかしたら鬼だってそうでしょうから・・・・その鬼の中にいたってことはありませんか?」「あの女性・・・鬼だったのか?」「いや、鬼じゃありませんけど・・・・」介護施設の地下訓練所では、「鬼教官」と呼ばれていることはあったが、間違いなく人間である・・・・はずだ。「あの鬼が島にいたかな?」「似ている女性じゃなかったですか?」竹夫は・・・・もしかしたら鬼に誘拐されたというKの姉ではないかと推測していた。Kの姉妹なら、似ていてもおかしくない。「鬼が島に・・・・あの女性と似た人が?・・・そうかもしれないな?」桃太郎は否定も肯定もしなかった。明日は・・・恐山に行って、神様に尋ねてみよう。心に決めた竹夫だった。
2016.01.08
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いろいろな疲労が重なっています。じつはかなり痩せましたが、こんなことで痩せたくはないな。「結婚しない鉄道員」(仮題74)このフィリピン人女性がなんでKを知っているのか、竹夫には疑問が残った。Kが酒に強いというのは、介護施設で訓練をしていた時に聞いていたが、彼女の日頃の生活では介護の仕事と「CFE」のエージェントとしての仕事で、とても外に飲みに出かける時間はないはずだ。実際彼女の口からは、家で飲むだけだと聞いていた。そのKが、わざわざ車でもかなり時間がかかるこの駅近くのスナックまで飲みに来るとは考えにくかった。「どんな付き合いなんだい?」「彼女ねえ・・・よく言うんだけど昔は海外で仕事してたんだって。」たしかに「CFE」の秘密エージェントとして、海外勤務をしていたと聞いたことがある。「今は事情があって地元に帰ってきたんだけど、もう一度向こうで仕事がしたいから、英語を忘れたくないんだって。」英会話のためだけに・・・と言うことだろうか?「そういえばKちゃん、イケメンに弱いのか・・・モモちゃんや金ちゃんのことをよく私に聞いてきたよ。・・・今日三人が飲みに来たから思い出したんだけど・・・」「え?俺のことは?」浦島太郎が身を乗り出して尋ねた。「えっと・・・浦ちゃんのことは言ってたかな?」竹夫は察知した。Kは、鬼退治をした桃太郎と金太郎がこの半島に棲んでいる事を知っていたのだ。それは「CFE」のエージェントであれば、知りえる秘密であっただろう。組織が秘密にしていたとしても、それくらいの情報はKほどの訓練を積んでいればなんということもないのだ。しかし、蠣崎城址にいると知っても、暗号は知らなかったに違いない。おそらく姉の敵討ちを頼むために、蠣崎には何度も行ったと思われる。三人を見つけることはできなかったが、それでも桃太郎・金太郎・浦島太郎がこの店に、よく現れている情報をどこかで知ったのだろう。現代人はまさかと思うだろうが、このおとぎ話の英雄たちは、思った以上の派手な衣装を身につけているのだ。普通の人間にはおとぎ話の主人公たちが現実にいるとは思わないだろうが、Kにはわかったのだ。「でも、実際にKちゃんは、ここでこの三人とはあってないんだろ?」「そういえば、何度来ていても、一度もあってないよね?」フィリピン人の女性は、おとぎ話の主人公たちの顔を見たが、三人とも首を横に振った。だから、竹夫が蠣崎城址に行くとき、Kは喜んでついてきたのだ。Kの気持ちが生半可でないことがわかったような気がした。
2016.01.06
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疲れました。・・・・いつもよりずっと・・・「結婚しない鉄道員」(仮題73)竹夫は・・・「今晩、営業所に来い」という社長の命令には従いたくなかった。ちょうどそこへ電話が入る。レディ・マッスルからだったが・・・・「社長が何時に来るんだと言ってるよ?」という電話・・・・「今日は残業だからいけないと言ってくれ。」当てに出来ない出向社員に残業などない。・・・あったとしても、今現在はJR社員として「ウッドベル観光」の署長と仕事していることになっているから・・・・系列会社として、鈴木社長が来ているのに残業させるわけもなかった。「明日は一番に行くから・・・・」そうレディ・マッスルに伝えた。その後、社長からの連絡はなかった。駅を出て・・・・下宿の自室に戻ろうとしたが、そういえば花子はいない。娘の佳代子も友達の家に泊まりこんでいると聞いた。「食事はその辺でいいか・・・・」駅前の「慶嘉」という居酒屋さんに行くことにした。中に入って適当に注文したが・・・食欲はない。冷酒とお造りだけにした。コップで2杯・・・・いつもならこの辺で止めておくのだが・・・今日は酔いつぶれたいと思った。そのまま繁華街に行く。全く知らないスナックに飛び込んだが・・・・そこには若いママさんと外人風な顔立ちの女性がいた。他に客はいない。「イラッシャイマセ」・・・カタコトの日本語風に、その女性が席を勧めた。もちろん一人だったのでカウンター席である。「私はフィリピン人です。」あ、外人風ではなく、「外人」だったようだ。「フィリピン」は未来にいたとき、何度か行ったことはあった。しかし、タガログ語までは話せない。「大丈夫だよ・・・・私、日本語得意だよ。」たしかに、イントネーションや助詞の使い方は上手くはないが、竹夫の言葉はすべてわかるようだ。「日本も長いからね・・・・こっちで結婚して、旦那さんも日本人だし・・・」「でも、フィリピンの家族に会いたくない?」竹夫はもしかしたら、この時点でホームシックになっていたのかもしれない。「大丈夫よ・・・ママさんも外人だし・・・」もう一人の女性がママさんだというのは間違いないが、どう見ても日本人に見える。「え、ママさん・・・中国か韓国の人なの?」するとさっきまで、ちょっと離れたところで洗い物をしていたママさんが近寄ってきた。「違うのよ・・・あたしね・・・お婆ちゃんがロシア人で、クォーターなんだよ。・・・お婆ちゃんだけ外人」「この町は海上自衛隊の街・・・そう考えると、ママさん・・・・ロシアの秘密諜報員?」竹夫は冗談めかして言ったが・・・「シーッ」とママは口に指を当てた。「ばれたらどうするの・・・・」完全に茶化されてると思ったが、竹夫は冗談に乗ることにした。「それじゃ秘密諜報員の二人に聞くけど・・・・この町どう思う?」「海上自衛隊しかない町だね。」「観光するところなんていっぱいあると思うんだけどなあ・・・・温泉だってたくさんあるし・・・」「そこよ・・・・観光客が誰も泊らないでしょ?」「泊らないよなあ?・・・・なぜなんだろう?」「交通の便が悪いってことでしょ?」「それだからこそ、泊って観光すべきじゃないのかな?」「ここはトイレだけ酔って・・・それで終わりの観光地だもの・・・・」この辺に発展するヒントが?そう考えた時だった。「ヨォーッス・・・・」3人組の男たちが入ってきた。「あら、モモちゃん・・・・お久しぶり!」ママの声で振り向くと、それは「桃太郎・金太郎・浦島太郎」の三人組だった。「あ、この前はどうも・・・・」どちらともなく声を掛け合った。「あら?お知り合い?」「うん、ちょっとしたね・・・・」彼らもカウンター席に座った。「あれ?・・・南森さん・・・ひとり?・・・この前の彼女は?」金太郎が問いかけた。「ああ・・・Kさんのことね。」するとフィリピン人の女性が・・・「あら?Kさんて介護施設で働いてる?」「なんで知ってるんだよ。」「あたし友達だもの・・・・彼女のことなら何でも知ってるよ。」小さな町ではあるが、なぜ知り合いになったのか興味がわいてきた。
2016.01.05
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明けて4日目になりました。会社はまだお休みですが、私はすでに仕事を開始しています。ゆっくり休みたいとも思いますが、なかなか思うようにいきませんね。「結婚しない鉄道員」(仮題72)「駅の業務が終わったら、ウッドベルの営業所に来るように。・・・それから駅長には頼んでおくが、明日は駅の仕事を休んで・・・」先ほどの列車で到着したばかりの鈴木社長にそう言われたが、竹夫はその気になれなかった。今までそう思わなかったことが、かえって不思議に思う。未来からやってきたときには、竹夫は「まげわっぱ職人」になりたかったのだが、いつのまにか「ウッドベル株式会社」の社員として、枕木の営業をやらされ、そこからJR東〇本のこの半島の終着駅へ出向させられた。しかもそれは仮の姿であり、実は「CFE」という秘密組織のエージェントと言う・・・竹夫が望んでもいない仕事をあてがわれている。「このしごとが、なんの役に立つって云うんだ?」この半島の発展を阻害する何らかの組織があって、その組織と話し合う・・・あるいは戦って、この半島の発展を期する・・・そのような目的の仕事だった。しかもその組織は、神様を中心とした妖怪の組織であって、とても人間に勝てる相手ではないと竹夫は思っていた。「この土地はもともとコロボックルの土地であって、妖怪たちが住みやすくするために、人間が作る様々な事業計画を邪魔するって言ってるんだよな・・・」竹夫は、それならそれでいいじゃないかと思った。ごめん、今日もちょっと忙しいんだ。明日また続きを書きます。
2016.01.03
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新年あけましておめでとうございます今年も宜しくお願い申し上げます「結婚しない鉄道員」(仮題71)翌日は駅の業務を休むわけにはいかないから、まだ竹夫は恐山には行かなかった。レディ・マッスルも新しい業務・・・・なぜか介護施設に転勤になったため、Kさんと一緒にそちらに向かった。とりあえずレンジャー部隊の人たちは数人ついて行ったのだが・・・もしかしたら警護の必要がなくなったのだろうか?竹夫の方にも誰もついてこなくなった。駅の方では相変わらず、他の駅員たちとはぎすぎすとした関係だったが、元々出向社員・・・竹夫は全く気にしていない。「駅員さん・・・・券売機からチケットが出てこないよ?」お客様からそのような苦情が来て、すぐに竹夫が向かったが・・・・簡単な修理で済んだものの・・・・ほかの駅員とも絡みたくなかったので・・・修理をしたふりをしながらサボっていた。そこへ列車が到着した。「南森くん・・・・それはよくないね。」列車から降りた客が竹夫に声をかけた。鈴木社長であった。「君は・・・うちとJRさんとが上手くいくために派遣した出向社員だ。・・・ちゃんとやってもらわないとね。」少し厳しい顔で叱られたが・・・・竹夫が何か言う前に佐藤所長が迎えに来て連れて行ってしまった。「今日仕事が終わったら、営業所に来てくれ」それだけは小声で言われた。「あ、それから駅長さん・・・明日は南森くんを休ませていただけますよね?」社長は駅長にそれだけを話して行った。いよいよ明日・・・・社長と一緒に神様のところに行くのだろうか?打ち合わせが今晩・・・・そういう事だろう。あ、ごめん、仕事が・・・・今日はこれまで!!
2016.01.01
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