The voice on the telephone seemed to be sharp and peremptory, but I didn't hear too well what it said - partly because I was only half awake and partly because I was holding the receiver upside down. 電話の声は、シャープで明晰らしかったが、私には今ひとつよく聞こえなかった。一つには、私がまだ半分眠っていたためで、もう一つには、私が受話器を上下逆に持っていたためであった。(って、清水俊二訳ならもっとかっくいいんだと思いますけど、今手許にないんで、こんなんですみません)
って、言い回しも好きずきがあるので、万人には受けないのかもしれないですけど、私のツボにはばっちりでした。こんな言い回しがいっぱい! というわけで、ようやく私にも楽しめる英語の本が見つかったですよ。万歳!(何を言ってるやら) でも、調子に乗ってたのか、気づいたら、「Farewell, My Lovely(さらば愛しき女よ)」が2冊手許にあるって、一体何をやってるんでしょうか。日本でやってた失敗と全く変わらない失敗をまたもや繰り返してます。
mieuxみゅうmieuxさん Hard to say I'm sorry遅くなっちゃってすみません。 主人公がチャンドラーが好きだという設定は意外とありそうな気がします。でも、ノルウェイの森もライ麦畑も読んでないんすよ(時代に乗り遅れている)。チャンドラーはハヤカワ文庫なんでわりと手に入れやすいです。長いけど、やっぱり「長いお別れ」がいいよなあ、というのが私の感想でし。 (2005/07/13 03:48:47 AM)