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慎之介64

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2016.11.27
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カテゴリ: 外飯



昨日は復興支援災害ボランティアセンターでの活動最終日ということもあり、懐かしい顔もちらほみえた。特に「森の初代村長」は、わざわざ遠来されていた。

ニーズは6件あったが、チームは5チームで、俺が参加させてもらったチームが午前午後で二件を担当することになり、まずは午前中の「すでに解体に入っているお宅の、家財の最終分別で一部は仮設住宅へ、仮設に持ち込めない分は廃棄」という案件に取り掛かり、俺は引っ越し作業をした後に廃棄に加わる。

この作業自体は2時間弱で終わり、一旦ボラセンに戻ったが、ここで俺だけチームを離れ、他の応援に回ることになった。

次に入った現場は、解体に備え家財はもちろん、窓・畳などの建具、浴槽・便器にいたるまで全てを取り外して廃棄という、業界用語で言う「すっきりコース」だったのだが、どうも応援に入った瞬間からペースがのんびりしているなと感じたのだが、途中から入って、一人でムードを変えるだけの力は俺にはなく、なんとなくペースに巻き込まれてしまう。

11時過ぎから現場に入ったのですぐに昼食の時間になったが、今日は最終活動日ということで、村からの炊き出しというか振る舞いがあったので、一旦みんなボラセンに戻っていただく。





西原と言えば唐芋ということでイモ天、おにぎり・手造り豆腐に漬物類をいただくが、ゼンマイの煮物が秀逸。

午後からはまた作業に戻ったが、どうも終わりそうにないなと思いだした14時半頃に運営から「活動が終わって戻ってきたチームを回せますが?」と電話が入る。その電話が応援の俺に入るのもおかしな話だが、独断で「お願いします」と即答する。

応援チームを率いて来たのが「法被」氏だったが、現場を見るなり、俺が言えなかった「これは終わらんぞ」とズバッと言いムードを一転させる。これは彼のこれまでの実績があるから言えるんだよね。

その後も、自分の現場を終わらせた長期の方が続々駆けつけてくださり、16時前に(俺的にはもう少し「すっきり」出来たような気もするが)なんとか「すっきり」することが出来た。

震災ゴミの廃棄場に寄って、戻ったらすぐに終礼で、最後の終礼でうるっと来たらかっこ悪いなと思っていたのだが、実際は全然そんな雰囲気にはならない。

最後の日にやった「すっきりコース」が、この村最後にたまたま残っていた案件ってはずはないんだよね。もっともっとニーズはある。ただそれはそれぞれの方のそれぞれのペースでしか出てこない。

復興支援災害ボランティアセンターは今月末で閉鎖されるが、俺たちの闘いがここで終わるわけではないので、感傷に浸ることはまだ出来ない。

昨日は「森」に泊ったが、雨の予報だったのでテントは張らずに車中泊だった。23時過ぎに自分の車に戻る時にはまだ霧雨だったが、夜中に雨音が激しく車の屋根を叩く。

今朝は一件だけ会議があったのでそれに参加し、その後キャンプ場に戻ってしばらく皆さんと話をしていたが、11時前に熊本を発った。

今月で熊本地震における「災害派遣等従事車両」(高速等無料通行)の期限が切れるので、今日の通行が最後になる予定だったが、時間が早かったので阿蘇を回って帰ろうと、ミルクロードから阿蘇スカイラインに乗り、


南小国・小国から杖立温泉を経て日田に下りて来た。雨で煙っていて、外輪山から内牧方面を撮影したんだけど、何が何だかわからないね。

話はまた戻るけれど、今年西原が一番暑かった気温38度を記録した日に、何をやっていたのかって時々話題になるんだよね。
みんなそれぞれ違う現場いにいたんだけど、あの夏の日を思うと、気温38度の中、屋外でガレキと闘っていたなんて、ほんとみんなすごいわ。
(ちなみに俺たちは、土嚢チーム20名ほどを送った後、仮々置き場で積み下ろしの日ね。)

俺が今年の夏、熊本の行き帰りに一番聴いた曲は「僕らの夏の夢」だったな。

「あの丘の向こうに 僕らの夏がある 変わらないもの 美しいもの すべてそこにある
 太陽の行方を 向日葵が追いかける 風の音さえ 聞こえないほど 僕らは見つめ合う」
                                     (山下 達郎)

最後に一つ業務連絡です。
あなたの心残りの「藪の中のパラマウントベッド」は、俺と別れたチームが昼から入り、無事撤去完了です。






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Last updated  2016.11.28 21:56:34
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