はじめまして、、
ハーレーから普通二輪の車種が出るとYouTube等で知りましたが、生産国はまたインドかな~?と思ってたら中国製だとわかってしまうと何故かかなり冷めてしまったw
はたまた2022年以降のハーレーのほとんどはタイ製というのをこのブログで知ってしまったw
まあ、水冷化されてから興味が無くなったハーレーではありますが、うっかり新車を買わないとは限らないのでいい情報を頂きましてありがとうございます~

バイクはGSF1200を新車から24年乗ってるので今さら乗り換えはない、、、かな? (2023.12.01 09:34:28)

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2023.10.03
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テーマ: 車とバイク(201)
カテゴリ: バイク


ハーレーダビッドソンはDOHCの水冷を出したり、タイでの多種多様なバイクの製造をしたりと、ここのところ変化が著しいです。
ここで改めてハーレーダビッドソンを語って見たいと思います。

ハーレーダビッドソンは1903年創業でなんと今年で120年です。
細かい歴史はウィキペディアでも見て頂くとして、途中オーナー企業が変わったり倒産もしたりもしましたが、一貫してオートバイの製造をしています。
正直に言って華々しい歴史ではないです。
どちらかと言えば苦労話の方が多い印象ですね。
特に日本のバイクメーカーがアメリカに輸出を始めてからは悲惨なもので『豚』と揶揄された時期もありました。
あまりにも性能と価格と品質に差がありすぎたのです。
何せ歴史のある企業ですし、アメリカを代表するバイクメーカー(当時は実質唯一のバイクメーカー)でしたから、たびたび日米の貿易問題のシンボル的な扱いをされました。
されたと言うよりも、されに行ったと言う方が正しいかも知れません。
『日本の輸出を規制しないと、アメリカ(ハーレー)が潰されてしまうぞ!』と言う感じです。
アメリカ政府に日本製大型バイクの関税の引上げを働きかけたり、今度は日本メーカーからの債務保証を条件に関税の引下げを働きかけたりしました。
そんな訳で本来の企業価値ではない部分で生き残って来た意味合いも大きいのです。
現在のハーレーダビッドソンのイメージとはずいぶんと違うと思われるかも知れません。
現在のハーレーダビッドソンのイメージは1990年代後半から始めたハーレーのブランド戦略によるものです。
この頃からハーレーはハーレーブランドを全面に打ち出して、自社のイメージアップと言うよりも神格化を始めます。
『アメリカの伝説』『アメリカの魂』と言う感じですね。
価格、性能、品質、ラインナップと製品そのものでは他のバイクメーカーに何一つ立ち射ち出来ませんから、それを逆手に取った企業戦略と言う事なのでしょう。
唯一無二感の演出と言う訳です。

ハーレーの歴代エンジンには名前が付いています。
古い順にフラットヘッド、ナックルヘッド、パンヘッド、ショベルヘッド、エボリューション、ツインカム、ミルウォーキーエイトと言う感じです。
ショベルヘッドまではヴィンテージハーレーとして人気がありますし、かなりの高値で取引されています。
キックでエンジンをかけるハーレーを見た事もあると思いますが、そのぐらいの時代のハーレーです。
最近はエボリューションも割と人気が出ていますね。
最近は見ませんが、エボリューションにキックを付けたり腰上をショベルにしたりするカスタムもありました。
よくハーレーで三拍子とか言われますね。
音感のない私には何が三拍子なのかは分かりませんが、何故かアイドリングが低いほどカッコいいと言う傾向があります。
あれは軽いエンストと再始動を繰り返してるだけですので、ヴィンテージ系は大丈夫らしいですが、エボリューション以降のモデルだとエンジンを傷める事もあるのでやり過ぎは禁物みたいです。
カッコいいんですけどね。
わかります。

よくヴィンテージハーレーってどうなの?と言う話になります。
ちなみにヴィンテージハーレーの定義は特には決まっていない様ですが、私はショベルから前のモデルと言う意味で使っています。
人によってはエボリューションもヴィンテージに含めます。
私的にはエボリューションからのモデルは、ハーレーが近代バイクメーカーとして諸々きちんとして作ったエンジンですから、ヴィンテージと呼ぶには少し抵抗がありますね。
話を戻します。
結論から言いますとヴィンテージハーレーに手を出すのは止めた方が良いと思います。
お乗りの方は普通に整備していれば大丈夫だと言うかも知れませんが、現代のバイクとは普通に整備の意味が違います。
オイルとバッテリーの管理をしていれば大丈夫と言う訳にはいきません。
そもそも個体差が大きいので、あの人のショベルは壊れないからショベルなら大丈夫と言う理屈は通用しません。
どうしてヴィンテージ感が味わいたいのならば、キャブレター時代のスポーツスターがお勧めです。
エンジンを始動すればリジットマウントのおかげで、車体全体がまるで息をしているかの様に震えます。
やはりここら辺は不変の格好良さがありますね。
信頼性もヴィンテージに比べれば格段に高いですし、お値段も安めです。
ボルト類が異常に緩みやすいですから、そこら辺の管理さえしていれば大きなトラブルは起こらないと思います。
と言っても気がつけば、ナットが無いボルトが無いとなりますけどね。

近年はハーレーダビッドソンにとって激変が続いています。
冒頭に書きました水冷DOHCエンジンの導入や本格的なタイ製造などです。
先日入って来たニュースですと、中国メーカーのバイクにハーレーダビッドソンの名前を付けて売出す何て事もするそうですし、インドのメーカーと共同開発なんて話もあります。
もちろんOHVでもV型2気筒でもありません。
事の是非は置いといて、私を含めて多くの人が思っているハーレーダビッドソンでは無くなりつつあります。
時代の流れと言えばそれまでですが、寂しい限りです。
ハーレーはある意味で、時代に取り残される事でその価値を増してきた企業です。
そう言った企業が水冷DOHCエンジン、海外生産、OEM車両の販売(ハーレーの場合外装デザインの変更もある様なので、一般的なOEMとは言えないかも知れませんけど…)等、他のバイクメーカーが普通にやっている事を今さらやってもと言う感じは正直します。

2000年代に入ってからハーレーは劇的なイメージアップに成功しました。
その反面で事業的には失敗続きです。
水冷エンジンのVーRODは失敗でしたし、廉価版ハーレーである水冷エンジンのストリートも失敗しました。
お忘れかも知れませんが、電動バイクのライブ ワイヤーも見事に大失敗しました。
新型水冷エンジンのレボリューション マックスは好調だと言い張ってますが、ハーレー認定中古車のホームページを見ますと全車種で305台の登録がありますが、その内レボリューション マックス登載の車種が118台です。
確かにいずれも新型ですから、試乗車落ちの車両が多いのは理解できます。
それでも中古車の在庫としては多すぎます。
バイクに限らず在庫の多い理由は『これから売れる』もしくは『売れていない』のどちらかです。
今回は後者でしょう。
リーマンショックで致し方のない部分はあるのでしょうが、ビューエルブランドを手放したのも良くありませんでした。
ビューエルブランドがあれば、本来ハーレーで扱わない様な車種もハーレーブランドに影響する事なく導入出来たんですけどね。

コロナ禍における日本のバイクブームは言わば例外的なもので、この先もこの異常とも言えるバイクブームが続くとは思えません。
旧車に関してはそれなりに高値が続くでしょうが、新車や旧車までいかない中古車の価格は落ちついて来ると思われます。
ハーレーも去年は日本国内の登録台数が1万台を超えたそうですから、コロナが落ち着くにつれてある程度の台数は中古車市場に流れて来るでしょう。
バイクブームが落ち着いて中古車が豊富になれば新車の売り上げは確実に落ちて来ます。
これは別にハーレーに限った話ではありませんけどね。

悪い話だけではありません。
ハーレーの本業とも言える水冷以外の車種の売り上げは好調の様です。
ですが、これは言わばコロナ特需とも言えるもので、この先も好調が維持出来るのかは不透明です。
どこまでハーレーが会社として関わっているのかは分かりませんが、YouTubeでは芸能人が盛んにハーレー買いましたアピールをしています。
まあ、確かにタイ製になったとは言えハーレーは確かにカッコいいですから、芸能人が自らのイメージアップに使うと言うのも理解できます。

ちょうどこれを書いている時に水冷パラツインの日本導入が発表されました。
本当に近年のハーレーダビットソンは激動に激動を重ねています。
本当に行く末が心配でなりません。

以上の内容は私の主観が盛大に入っています。
あくまでも個人の感想として受け止めて頂けると幸いです。
多少いい加減なところもございますが、そこら辺は寛大なお気持ちでお読み下さい。





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最終更新日  2023.10.03 01:00:07
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Re:今だから改めてハーレーを語りたい。(10/03)  
しょご916 さん

Re[1]:今だから改めてハーレーを語りたい。(10/03)  
しょご916さんへ
コメントありがとうございます。
GSFを24年間お乗りになっているとは尊敬の一言です。
もう部品もかなり厳しいと思いますが、是非とも一日でも長くお乗りになって下さい。
間違いなく大排気量油冷エンジンが再販される事はないでしょうからね。
ハーレーに関してはもろもろ残念なニュースが続いていますが、これも時代の流れなのでしょう。
残念な話ですけどしょうがないです。
健康に気をつけて、事故などにあいません様に安全運転でバイク生活を楽しみましょう! (2023.12.01 22:46:58)

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