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もひとつ・・・
うーん・・・情勢が・・・とりあえず授賞式の解説だそうです。
昨年の会場風景 (C)日本アカデミー賞協会
華やかさはありつつも放送時間の関係で俳優部門中心とならざるを得ないテレビ中継と違い、授賞式会場では「撮影賞」を始めとする技術スタッフ部門や、陰ながら支えてくれるスタッフへの「特別賞」贈賞の様子もじっくり見ることが出来ます。それらの部門の受賞を心から喜ぶ監督や俳優陣を見るにつけても、映画が「多くの人の手で作られる共同作業の結晶」であることを感じられます。中でも格別なのは『追悼コーナー』。昨年亡くなった映画人が映し出されるスクリーンを見つめ偲ぶ、授賞式に列席している方たちのいつもと違う表情を垣間見る事が出来るでしょう。「映画人が一堂に会して、みんなで1年に1回、称えあうのが日本アカデミー賞」ということを実感できるはずです。
「映画人が、映画人同士で1年間の功績を称えあう」式ですので、当日、会場に集うのは監督、俳優といった表で活躍している人たちだけでなく、前述のように技術系スタッフや、配給・興行関連の社員等、「映画に関わる仕事をしている人たち」です。決してムラ社会的なものではなく、アットホームな、"映画を愛している人全員が一員"という雰囲気も感じることができて、あなたの"映画愛"がますます深まること間違いなしです。
この1年に活躍した映画人がここまで数多く一堂に会する機会は、日本アカデミー賞授賞式以外にありません。憧れの俳優や監督たちに、式だけでなく会場への入退場時にも接近できるなど、生ならではの特権を堪能しつつ、日本映画界随一の豪華なお祭りを一流シェフの豪華ディナーや厳かな会場の雰囲気とともに楽しむ。チケット料金は決して安くはありませんが、"ここでしか味わえない"価値満載なのは事実なのです。
賞の結果予想やドレスアップの準備も含めてひとつのイベントと考えれば、1ヵ月近く楽しむ機会があるとも言える一大イベント。毎年参加されているファンの方はもちろん、未体験の映画ファン&エンタメファンはぜひ、1年に1度の贅沢として参加してみませんか?
文:「ぴあ映画生活」編集部 岡政人
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