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今回もメモ代わり、日記です。最近、日本の姉と姪家族にプレゼントを贈りました。と、言っても、楽天市場で選んで日本国内からの発送になります。以前は、郵便局にとにかく小包みを持ち込めば、そのまま送ることができましたが。数年前から、税関書類をあらかじめ自宅で用意して印刷もして、郵便局に提出して、ようやくフランス国外に発送するという流れに変わりました。自宅に印刷機がない場合は、印刷をしてくれる店に税関書類を入れたUSBを持ち込み、それから郵便局にいく、ということになります。なので、フランスから日本に小包みを送るのが若干面倒になりました。自宅の印刷機まだ使いこなしていないんです。コンピューターに接続したつもりなのに、印刷してくれません。村の印刷機を置いたお店は、そちらのオーナーが不在だと使えないこともあったので、何とかして、自宅の印刷機を使いこなせるようにならなくちゃいけないんですねえ。贈り物、姉や姪家族には毎年こうして送っているわけでもないので、できる時にしておこう、という感覚です。2000年頃は、日本円の120円で、1ユーロを買えました。2024年では、163円と167円の間くらいを払わないと、1ユーロが買えません。今だとユーロで、日本円が安く買える、ということもあって、フランスからユーロで日本のものを買う時にちょっと得した気分はあります。逆に、日本国内の人がユーロ通貨やドル通貨の国のものを買うとでたらめに損した気分になるはずです。これを日本側の貿易会社などの、欧米から輸入する立場にあるような企業の規模で考えたら、経営者の人はため息しかでてこないのでは、と思います。さて、私的には、すでにクリスマスを意識している感じでありまして、12月に入ると、おそらく日本も配送会社の人たちも異常に多忙になるのでは、と想像し、しかも日本は人口減少で、人手不足だと聞いているので、いろいろ考えて今のうちに、なんて先を読んだ気分になっているわけでございます。近所の村の中心ではすでにクリスマスの村おこし的な飾り物の準備を始めていて、多少、影響されやすい自分もフランスモードになっている感じもします。姪とはメールの連絡もできず、固定電話のない家族なので、フランスから電話もできず、過去に何度か、姪のご主人が丁寧なお手紙を書いてくださったことがありました。美しい手書きで。私が一度手書きで書いたものは、中に誤字脱字、ミミズ文字で、ほんとうに姪としては、叔母さん、恥ずかしいから、もう書いてこないで、と思われているに違いありません。手書きで漢字など普段書きませんから、さらに悪化しました。森の倒木を運ぶ生活。と、いうわけで、姪に、送るからねえ、と事前に連絡することもできず。で、姉にお願いして、姪に連絡をしてもらいました。姪からのSNSでのその返事なんですが、これが。「ええ~ええ~」だけだった、と。私は思わず爆笑しつつも、どう解釈していいのか謎に包まれたままです。それって、もう一歩で、ヴィクトール・ユゴーの世界。で、だから、それは嬉しい悲鳴だったの、それとも、忙しくて対応できないのよ、迷惑だわあ、の悲鳴だったの、どっちでごわすか、と。姉はさすがにいやあ、迷惑とは思わないんじゃあ。謎の「ええ~ええ~」まあ、姪が忙しいのは何となく姉の話しから聞いて想像はしましたが。子持ち、主婦、パート勤務か会社員か?で、ご主人もきっと多忙。働き盛りの夫婦。姪は、ほぼ秒刻みですべて予定を立てて、その通りに動こうとする人間で、私たちには絶対無理よお、と姉が話していましたし。予定を立てて、その通りに動く、若い時にはできたかもですが、今の私には確かに無理です。雪を見て、思わず雪だるまを作ってしまうような人間には。せめて迷惑に思われていませんように、と祈るばかり。
November 22, 2024
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2024年11月21日、初雪でした、低地ノルマンディ。フランス北西部。とりとめのなく、自分用のメモで書いてしまっています。ニュースではブルターニュ地方も雪だったとか。確か昨日か一昨日は良いお天気だったので、ま、天気予報も見ていなかったのでまさか雪が降るとは思わず。こちらに引っ越してしてから3年、雪は珍しいところなんだ、と勝手に思い込んでいたので予想外の雪景色。写真に収めるか絵に描きたいほど美しい。が、いったん、外に出ると、子供でもないのに思わず小さな雪だるまを作ってしまった。大昔、日本で、小学生の時に学校で雪の彫刻大会があったりして、船を作ったり、何かいろいろみんな無我夢中で作っていたなあ、なんて思い出したり。あれは、最高の遊びの一つだったと思う。どうせ溶けて消えてなくなってしまうのが、子供心にわかっていても、雪がほぼ無限大に自由に使って遊べるというのが、すごく贅沢と言えば、贅沢なことだった。あれは何か一つのイメージした形が先にあって、そこに向けて、形作っていくわけで、それが楽しく、途中で、多少形が食い違っていても、とりあえず、何かそれらしいものが出来た時のうれしさ、というか、わあ、こんな大きいものができちゃんだ、と眺めて、船の中に入ってみたりできた時の喜び。雪の船。たとえば、家の中で遊ぶ小道具が、みんなお金を出して買わないといけない、としたら、ひょっとすると、親から無駄な使い方しないで、みたいに言われて、ちょっと委縮してしまうかもしれない。子供が思い切り遊べないなんて。とは言いつつ、ものというか、道具を大事にする事をそうして学ぶのね、と言えば、そうも言えるなあ。両方を体験したほうがいいんだろう、つまるところ。もう、何年くらい雪だるま作っていなかったかなあ。南仏にいた時は、一度だけ例外的に雪が降って、雪だるまを作ってあれ以来。ちょっと道路、ほとんど人も車も来ない道路に積もった雪の上に大きなハートを描いたり、Paix (平和)と書いてみたり。つい、誰かが見るわけじゃないし、と思うと、数分そうして遊んでしまう。あ、近所に英国人カップルがいるはいるけれど。雪の上を歩く時の音も楽しみ、昔、パリに住んでいた時も、あそこは東京みたいに滅多に雪が降らないので、たまに降ると、誰もいない近くの公園にわざわざ行って、雪の上を歩く音を楽しんでいた。夕方近くになって、薪にする予定で、ちょっと太めの枝を近くの森から運び、太いのだけれど、中が乾燥しているので軽く、スーパーウーマンみたいに一本の木みたいな枝を軽々と運ぶ。暖炉をリニューアルしてから、ほぼ毎日、薪をくべている。直径8センチくらいの薪なんかは、160センチ前後の木だと二本分が軽く一日で消えてしまう。幸い、近くの森には、倒木ですでに乾燥したものが結構落ちているので、それを拾ってくるという作業がかかせない。電動のこぎりで、すでに乾燥したちょっと太めの枝を切り、薪にしたり。電動のこぎりには感謝。慎重に扱わないと大怪我しちゃいますから、と常に自分に言い聞かせて。のこぎりで切ると、ほんと、時間も腕も疲れる。昨日の午後は、本棚用の一枚の板をのこぎりで切ったので、のこぎりはやっぱり時間がかかるなあ、と。敷地内の道には枝も夜の間の嵐で落ちていたので、それも片付けたり。鉢植えのレモンに冬用のベールをかぶせたりして、あっという間に時間が経ってしまった。レモンは10個くらい実っていて、大きくなった半分くらいのレモンは摘みとり。と、いう初雪の日のノルマンディ。雪が文字通り風で舞い、川や森におちてゆくのを久しぶりに眺め、子供時代を思い出してしまった。今夜は夫は列車と車で夜の帰宅予定だったけれど、連絡メールがきていて、なんと、トゥールからシノンという町に間違えて行ってしまい、最終便の列車に乗り遅れ、明日の午後にしか戻れない、とのこと。例によってそそっかしい自分は、夫がシノンの町のどこかのホテルで一泊するんだと勘違いし、シノンのケーキ屋さんでチョコレート買ってきてね、とメールを送ってしまった。シノンには、ジャンヌダルクがシャルル7世に会った、という城もあるのよねえ、とか。で、夫のメールを再度読み返し、あ、シノンにはいないのか、ということに気が付き、またメールを送ったが、彼ももうネットのつながらない場所にいるので、読めるのは明日の列車の中。スマホを持たない夫婦、まだ世の中に残っているわけでございます。
November 22, 2024
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よくこの草原地帯に囲まれたほとんど車の通らない道を散歩するのだけど、最近、朝方、3メートルほど離れた草原地帯の中に中型の犬のような動物と目があってしまった。よく見たら、小鹿だった。しばらく不動で見つめ合った。その内、小鹿は全く可愛くない声で叫んで、そのままぴょんぴょんと走って遠くに行ってしまった。見た目はすごく愛らしいのに、あの声はちょっと意外だった。喉を傷めたわんこみたいな。割と遠くに見かけることはあるけれども、こんなに近距離は初めて。ちょっと感動。この10月から3月までフランスでは狩りが認められていて、地主の許可を得て、猟師たちがきちゃんだろうなあ。あまり考えないようにしようと思いつつも。この期間って森にうっかり入れないんですね。キノコ狩りしたいのになあ。幸いにして、自宅の横にある小さな森でたまに見つけることはあるけれど。
September 26, 2024
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2024年7月のフランスの北西部ノルマンディは涼しかった、とメモっておこうと思い、久方ぶりのブログ更新。ちょうど良い感じで、これこそ本来のノルマンディと絶賛したくなるくらいの気候だった。ただ春4月は雨が多くて、酪農家や農業の人々にとっては、寒すぎる、地面がぬかるんで仕事ははかどらない、などの問題があったよう。ノルマンディではなく、トゥールに住んでいる人も、2024年の夏は結構涼しかった、と話していた。2022年の夏は酷暑に見舞われ、2023年はどうだったか、もう記憶にない。2024年の8月も暑い日はあったけれど、摂氏30度を超えた日があったかどうか。8月いっぱいは、夫の親戚の青年が夫の野良仕事を手伝うために来ていて、私は台所に立つ日が多かった。一人、若者がうちに来て、実は何を料理したらいいのか、毎日、自問自答。煮干しなしの野菜のみのお味噌汁なども作ったりして、それをおいしいと言ってくれたので、ほっと胸をなでおろし。お味噌は、7月にうちに遊びにきてくれたフランス人カップルからプレゼントされた日本産の完熟みそがあって重宝した。やっぱり日本のお味噌はおいしい。甘味がある。小豆より大粒の赤い豆を煮込んで、水ようかんに挑戦したり、一応おいしいと食べてくれたのが実は意外だった。夫には好物なんだけど、普通のフランス人にはあまり受けない記憶があったので。こちらのフランス人カップルは仕事でアフリカの、どこだっけ、タンザニア?いつも忘れてしまう、結構な盆地に住んだことがあって、そこが結構涼しい気候で過ごしやすかった、と聞いて、すごく驚いた。今、ゲリラ交戦地域になっているような場所だった、と、なので、タンザニアだったか、ナイジェリアだったか。記憶は曖昧。話しはころっと変わるけれど、思い出したままに書いているので。8月いっぱい、うちに来てくれた青年は、そういえば、フランスの国歌を小学生の頃に習った時に、その血生ぐさい歌詞にショックを受けた、と話していた。あの歌詞は小さい子供にはどうかと思うよ、と。今年23歳。背も高く、力もあって、期待以上に毎日汗まみれ、泥まみれで夫の野良仕事を手伝ってくれた。普段は大学でIT部門を専攻する学生。なので、インターネット関連のことに詳しく、そちら方面でも夫が直面する問題を解決していたみたい。昔から数学の得意なことはわかっていたけど、数学って簡単だよっと。尊敬しますわ。方程式はちょっぴり好きだったんだけど。青年の夢は将来、家庭菜園をすること。それができる土地を購入すること。が、とりあえず、先に就職して土地を購入できるように貯金すること。楽器も習いたいみたいで。夢はいろいろあるんだろうなあ。23歳だからなあ、まだ。この子がまだ2歳ぐらいの可愛い頃から知っているから、ほんとうによくこんなに大きくなったなあ、と感動するばかり。しかもハンサム君。毎日、洋画を見ているみたいだった。さて、9月初旬は特に野良仕事をしなければ、セーター一枚はおるほど。それなのに、日本は摂氏37度に達する日もあったようで。2024年は、私はトマトの苗を3個くらい買ってきて植えて、結構元気そうに育ってくれたのに、途中で茎が黒くなり、全滅。菜園づくりのフランス人の人から、それは湿気に負けたんだね、と。日仏カップルのこの方たちからはこの夏、赤しその苗をいただいてしまった。嬉しい。トマトねえ。ノルマンディはよく雨が降ったのに、晴れるとがんがん水やりをしていたので、それが主な原因だったらしい。さやいんげんは種から植えて、結構とれて食卓へ。ちょっと嬉しかった。ノルマンディインゲンと言う名前の品種で、つるにはならない。白い可憐な花からインゲンになる。キュウリの苗をマルシェで無農薬農家から買ったものもちゃんと育ってくれて。この無農薬農家の人はいつも笑顔が最高。そりゃあ作物も育つよねえ、と思っちゃう。育ったきゅうりはなんとなく甘味があっておいしい。形がね、日本で見慣れたキュウリじゃなくて、肌がややとげとげしていて、まるみがあって小さなエンタシスみたいな形で。8月くらいから、フランスでは mûre と呼ばれている棘だらけの茎をもつブラックベリーの黒い実を摘み、ジャムを作った。この辺りは酪農家もいるので、農薬は使用されていないのも幸い。夫も親戚の青年も、これは本物のブラックベリージャムだね、と喜んで食べてくれた。黒い宝石に見えちゃうブラックベリーを無心に摘む時間が最高に楽しく。永遠に摘んでいたい感じで。無心になれるってすごいことだわ、と。下手は下手なりに、あの編み物している時と同じ感覚。最近作ったブラックベリージャムにはカソナードという薄茶色のお砂糖を入れたが、これが味的には最高においしい。ジャムと言うには、ちょっと液体っぽいのがたまに傷。クレープに垂らして食べるとおいしかったり。来年はレモンを少し入れてみようかな。しかも、うちには無農薬レモンもあるし。南仏では湿気が足りなくてブラックベリーがその辺に育ってなくてできなかったので、ノルマンディでこれをするのがすごく楽しみだった。これはほんとうによく蔓延る植物。とげとげがいっぱいで、だから、軽い気持ちで庭に植えちゃいけないんでしょうね。とげのないものも売っているらしいけれど、とりあえず、その辺にたくさん育っているから、いいかなあ、と。ただ実はちっちゃい。違う地方ではもっと大粒の実があったなあ、と。生命力半端ない苺もプランターに育ててみている。数少なく実る苺は結構甘くておいしい。昨年だったか、一昨年だったか、ノルマンディの一角で無農薬で野菜や果実を育てているオランダ人夫妻がいて、昔はブータンにも住んでみたことのあるご夫妻で、なぜかその後ノルマンディで土地を購入されて、引退するまで、酪農家をしていらした。最初は知識なしで無農薬を極めていろいろ大変な苦労をされたみたい。ご主人は牛は怖くないけれど、猫が怖い、と言っちゃう人。牛は信頼できるが、猫はねえ、と。奥さんも自然体で、フランス語はようわからんままよ、と言いつつ、私もオランダ語はわからないので、何とかフランス語で会話。その方たちが栽培した苺を勧められるまま、畑で直接摘んで食べてしまった大粒の苺がとびきりの甘さだった。あんなにおいしい苺は食べたことはなかった。いやあ、こんなにすごい味になるもんなの、と。私はもともと苺は苦手だった、というのは、市販のイチゴは割にいつも酸っぱい記憶しかなかった。育ったその場所で完熟した苺がこんなにもおいしいなんて、と、忘れられない味になった。なので、あの苺に挑戦するわけではないけれども、少し近づいてみたいなあ、と自宅のプランターで栽培中。そろそろ苺の季節でもなくなるので、いやあ、晩秋には小さいけれど、栗の実をたくさん摘んで栗クリームを作りたい、とささやかな夢を抱いている。畑に出ると、亡き母はすごい人だったんだ、と毎回思う。若い頃、家の前の畑に実った一つのトマトがおいしかったことを思い出す。冬でもほうれん草とか大根とかあったなあ、と。あっちこっちに話が飛んだけれど、ああ、いつものことかあ。日本でブラックベリーを栽培している人がいるらしくて、富山県のヒーリー農園というところで、今でも現役なんでしょうか。ジャムと言えば、パリ市内に住んでいた時、時々みかけるお店で、イギリスがいろいろ変わったジャムを出していた記憶があって、それを日本にいて味わえるなんていいことだなあ、と思ったりして。
September 26, 2024
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低地ノルマンディ Basse Normandie にある小さな村 Méhoudin の 川のそばにある愛らしい教会を訪れてみました。 川のせせらぎと豊かな緑、大きな西洋楢の木のある庭、何ともロマンティックな場所です。 あ、道路沿いなので、車の騒音が若干すごいんですが、 農業用のトラクターも割に通ります。ノルマンディの田舎は渋滞らしいものはないのですが、このトラクターに出遭うと、ノロノロ運転を強いられてしまいます。 さて、その美しい景色の中にある小さな教会はなんだかんだと人々を魅了しているようです。駐車場もあります。あ、教会だから、人が集まる場所に駐車場があるのは当たり前か。 気分的に神社やお寺を訪れたような気分になります。 こういう小さな教会はそこに住む人々の暮らしの中で、一つの精神軸として守られてきたのだろうと思います。静かに祈りを捧げてきた神聖な場所なのですね。 ただ、宗教が権力を持ち、濫用された隠したいような話もなきにはしはあらずで、どの宗教でも、まるごと鵜呑みにできない部分もあるだろうし、ファナティックになることもないだろう、と。こんなことを言っているから、無宗教。でも、何となく自然に宿る神様は信じている感じで。頼りたい時の神頼みも相変わらずしてしまいますし。 夫はカトリックなので、私が彼の健康を願ってカトリックのお祈りをしたり、亡き親は仏教徒だったので、仏教でお祈りしたり。そのカトリックの夫がなぜか仏像をほぼ彼の書斎のようになっている居間に飾っていまして、お祈りを捧げることもあり、たぶん、知らない人が来たら、私がファナティックな仏教徒と勘違いする可能性はあります。仏像と言えば,昨日、ノルマンディの田舎で迷子になり、走行中に、なんと、ある一軒家の窓の外に仏像が二つ飾られていました。フランスでは確かに仏像イコール瞑想、静寂を呼ぶものとして、それ以上の宗教的な見方はされてないと思います。が、あと、結構、風水にはまっているフランス人もいるようで、あれは、東北に白、東に青、南に緑、西に黄色、と私も若干はまりましたが、それと関係あるのかなあ、と思ったり。いろんな人がいて、楽しいフランスです。さて、教会を見ると、いつも一体、これは何様式なんだろうと気になってしまいます。が、この教会は、どうもノルマン様式のようです。 l'art Normand le style Normand え?ノルマンディにあるから、ノルマンかい? って突っ込まれそうですが、ゴシック様式のリブヴォールト croisée d'ogive が使われているのに、ゴシック様式の特徴の一つであるあの華麗な arc boutant フライング・バットレスがないんですよ。 こういうのを、Art Normand と呼んでいるそうです。 いや、でも、やっぱりノルマンディにあるからじゃないのかしら、と、思っちゃいます。ノルマンって昔は北欧のヴァイキングを意味していましたが、北欧と関係あるのかしら。 この村のメウダンと言う名前、メは家を意味し、ウダンは戦う者と言う意味だそうですが、ウダンって名前の北欧の神様いませんでしたっけ。と、思いはいろいろ彷徨ってしまいます。 ちょっと、おさらい。リブヴォールト croisée d'ogive天井に交差する骨みたいなもの。(ボルドー市内の聖堂)フライング・バットレス arc boutant ( 高地ノルマンディ Vernon-Giverny の聖堂)写真の左側の半円を描いたような柱のことです。建物を支えるためのものらしい。これのお陰で天井がより高く設置できるようになり、ステンドグラスが多く使われ、より内部を明るくできるようになった、と。こんな美しい建築物に、これいっちゃおしまいなんですが、肥大化していく感が若干あります。さて、低地ノルマンディのこのメウダンという小さな村には8世紀にはすでに人が住んでいたそうです。北欧ヴァイキングが押し寄せたという時代でもあり、いろいろ定着して住むには困難な時代だったかもしれません。 フランス大陸には北欧ヴァイキングが8世紀にはすでに来ておりまして、911年にはノルマンディと言う広大な土地が北欧ヴァイキングのロロン Rollon に捧げられ、 ロロンはキリスト教徒の洗礼を受け、カロリング朝フランク族の王シャルル3世、別名「単純王」Charles le Simple の娘 ジゼル Gisèle と結婚し、 ロベール一世となり、後からやってきた北欧ヴァイキングたちの侵略を防ぎ、 ノルマンディをフランス国の一つとして守ったとされています。 ロロンは、Rollo とも書かれていたそうです。ラテン語。スカンジナビアの人は Rolf とか Hròlfr と書いたそうです。911年、La traité de Saint Clair sur Epte という契約でノルマンディ誕生です。ちなみにこのノルマンディ誕生前にフランスに渡ってきた Saint Clair 聖クレールはイングランドはケント の Olchestria に生まれた人で、相当ハンサムだったのか、イングランドの貴族の女性に結婚を迫られ、逃げまくったものの最後は、命まで狙われ、884年11月4日に貴族の女性が送った兵士たちによって残酷な形で没しています。9世紀のストーカー被害者ですね。845年生まれという記録が残っているそうで、39歳であの世にいってしまったんですね。高地ノルマンディのエプト Epte の教会には、聖人クレールのミイラが残っていて、忘れ去られたような古い教会の中で祀られているんですよ。背の低い聖人だったようです。Epte の地名は川の名前から来ています。近くの公園に、言い伝えで、その場所に、聖クレールの頭が置かれ、そこに聖なる水が湧き出ている、と。私はそこでちょっと怪我をしたので、女嫌いだったのか、まあ、わかる、と思っちゃいました。シャルル3世、別名「単純王」Charles le Simple 879年9月17日生まれ。911年、彼は32歳。青年ですね。でも、当時の寿命は今より短いのかな。929年に50歳で亡くなったそうで、4人目の妻の一人息子はイングランドに渡り、海の向こうで、Louis d'Outremer の名前で知られていたそうです。ロロンの子孫は、シャルル3世の子孫でもあるわけですね。単純王と訳され、フランス語で Charles le Simple ですが、もともとは気さくで正直という意味合いのあるものとして Simple が使われたそうです。単純なおばかさんだから、というわけではなかったのですね。はい、閑話休題。教会建築の話しに戻ると、時代とともに増築やら修復やらで、その時代時代の様式を取り入れていっていることが多いようで、この教会はこの時代のものと決めつけられないことも多々あるようです。大雑把に言って、教会建築の様式で、 ロマネスク様式は、10世紀から12世紀頃に多く取り入られ、 ゴシック様式は、13世紀から中世の終わり頃まで、さらに ゴシック・フランボワヨンのように装飾性を増して17世紀、18世紀へと 続いていったと言われています。 そのほかに、ネオ・ゴシック と言う言葉もありましたが、 この間、朝市で偶然撮った教会が後で調べると、 ネオ・ゴシック様式の教会だと紹介されていました。 あの動画、我ながら、滅茶すっぴんのフランスと言う感じになったと自負しております。動画撮影はあくまでも素人ですみません。ロマネスク様式とゴシック様式が重なった時期もあります。南仏では、さらにビザンチン様式の聖堂もありました。 ちなみに、ロマネスク様式 と日本語で言われていたので、単純に スティル・ロマネスク とフランス語で言ったら、フランス人に笑われてしまいました。フランス語でロマネスクと言うと「小説的な、情熱的、空想的、」な意味として 使用されているようで、建築用語としてはないそうです。バカにされ、笑われては一つ覚えていくのでございました。 なので、フランス語では、l'art roman, l'architecture romane と呼ばれています。 日本にロマネスク様式と言う言葉が使われたのは、英語圏の影響でした。 イタリア語では arte romanica だし、なぜに英語圏で、ロマネスクになってしまったんだろう。ドイツ語は、römische kunst 素人動画ですが、良かったら、ご視聴ください。
September 27, 2023
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低地ノルマンディの午前零時近くに聞こえてくるトラクターの音。7月中旬過ぎ。一体何時までトラクターが動いていたんだろう。何のためのトラクター?麦穂を刈るため?眠れなかったので、ひょっとすると夜中の2時ぐらいまで騒音を聞いていたかもしれない。そんな時間帯に仕事をしている農業従事者がいることに驚いてしまう。2022年も確か午後11時過ぎにトラクターが土を耕していた。あれは大型耕運機というのかな。驚いたものだった。季節的にいつだったんだろう。過去ブログに書いている可能性もあるけれど、覚えていない。エネルギー的に夜中の方が安いとかそんな理由とかあるのかなあ。昨夜の音は、何のトラクターかはわからない。音は聞こえるが結構遠くだったんだろう。音だけよく響いていたけれど。この辺りは、麦、トウモロコシ畑、牛の放牧地が多い。晴れていれば、日中は暑い。真夜中のひんやりした空気の中で働きたいのは理解できないわけではない。低地ノルマンディはただ曇る日や雨が降る確率は南仏より圧倒的に多い。湿気は日本より低いので、夜はひんやりしている。夜中に起きているのは小松左京みたいな人ばかりと思っていた。まさか、早起きのはずの農業従事者が夜中に仕事しているなんて。近所の酪農家の人は、夜の10時近くまで仕事が終わらない、と話していたこともあったことを思い出す。
July 20, 2023
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2023年7月17日から18日にかける夜。夜中の何時だかはわかりません。眠れなくて、窓の外の夜空に浮かぶ星を眺めていました。ノルマンディです。一つの星がというか光というものがスーッと現れて、一瞬夜空に大きくオレンジ色に光り、あ、スーパーノヴァっぽいと思っていたら、その後、オレンジ色に光りながら、半円形を描くように不規則な動きで落ちていく、と思うと、少しまた上に上がり、また落ちていく。あれは何だったんだろう。また、タイの風船?風に飛ばされて不規則な動き。何となく、不器用な動き方だった。流れ星なら、まっすぐな動きをすると思うんですが。とりあえず、ベッドから降りて、窓のそばまで行って外を眺めたけれど、木の陰に隠れたのか、もう見えなかった。と、いうだけの話しです。
July 18, 2023
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今朝は、音楽でも聴こうとたまたま眺めたユーチューブでで紹介されていた動画二つの話をブログに書いてしまった。2、3日前から千キロを超えて南仏から北西部にやってきました。出発の前日には南仏の陶器の村として有名なヴァラ―ジュに行き、陶器のお店で許可をいただいて店内を撮影したので、いつかまた動画投稿したいです。今回はできるだけ酔っ払いが撮ったような映像にならないように注意したつもりですが、あまり進歩していない可能性あり。磁器と陶器の差をすっかり忘れてしまったので、確認しなくちゃ。カオリンが入っているリモージュのような焼き物が確か陶器ではなかったかと。さて、南仏エックスで、カフェオレとパンオショコラとショコラドーナツを食べ、夫は干しブドウのパンをかじり、8時くらいに出発し、リンゴと梨の里、北西部には夕方7時頃に到着。車の中はサウナ。午前中は結構元気だったけれど、午後を過ぎたあたりから疲れを覚えてお互い沈黙状態。窓を開ければ騒音がすごいのだけれど、窓を開け、熱気と騒音の中を走行。途中3回くらいサービスエリアでランチやおトイレやガソリンを入れるのに止まったものの、腰が痛くなりました。ノルマンディに着いた頃はぼろぼろ。今回は300キロメートルは自分が運転。夫は700キロメートルは運転。普通の乗用車ではなく少し大きめで、バックミラーが使えない車なので、緊張します。大型トラックの横を通り過ぎる時は深呼吸。高速時速130キロ。道路は比較的すいていたので助かりました。出発前の南仏はすでに摂氏36度でした。もうこのまま夏。ほぼ毎日青空快晴が続くんだろう。南仏ではパステルブルーで花びらの形がたんぽぽににているシコレの花が道路沿いにたくさん咲いていました。南仏から北西部に向かう途中途中に、満開のアカシアの白い花。アカシアの蜂蜜もこの時期に蜜蜂が一生懸命作るのね。最近、アカシアの花は食用だったと知り、食べてみたら、意外においしい。たくさん摘んだので、食事のたびにパクパク食べています。昨日はノルマンディで、屋台で行列のできる豚肉ソーセージとジャガイモあげを購入し、小さな田舎町の公園のベンチでアカシアの花といっしょに食べました。公園には小さな実をつけたリンゴの木とサクランボの木があります。藤の花も食用らしい。根っこは食べちゃいけません。北西部の昨日は結構暑かったけれど、今朝は小雨で涼しく。北西部ノルマンディでは濃いピンク色の釣鐘そうやオダマキがたくさん咲いていて、見ただけで元気回復。これから、キーウィの苗木を探します。後、何だろう。そう、マスクは今のところ、全面解除されているし、荒れ打つ歌内も今のところは消えているので、カフェも二年前のような平常の姿に戻り、カフェテラスでのんびりとビールやカフェでくつろぐ人々の姿を見受けました。マスクは2022年2月28日から病院内以外は義務化は消え、5月18日から全面的にしなくて良くなり、それを発表した保健大臣は、しかし今後再会される可能性はある、と言っていましたが。ラジオでは相変わらず荒れ打て宣伝洗脳は続いていました。大手の報道機関ラジオです。またまたブログ欄を日記メモに活用させていただきました。
May 20, 2022
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一度、投稿した動画でしたが、どうも自分の声にエコーが入るなどもあり、一度削除して、再びエコーを消して、さらに別の動画と合体させて再投稿しました。無料視聴でご覧できます。興味のある方は宜しかったら、ご視聴ください。最初、夫の不在中に録音しまして、悪い癖でどうしても途中で脱線してしまったりするものですから、何度かやり直しまして、それが夜中までかかりまして、で、実際に録音したものを確認のために聞いたのが、真夜中二時か三時くらいでございました。家の中に一人。録音を確認したところ、何故か、自分の声が二重に聞こえまして。しかも自分の声はわりと低いので、自分で自分の声に引いてしまい、話しの内容が内容だけになかなか迫力がありまして、一人でびびってしまいました。結局、再度、録音を昼間にやり直しました。何か、操作を間違えるとこうなるんですね。わざと不気味な効果音を狙うならいいのかもしれません。これ以降は、動画を投稿した際の話しのコピーです。2020年10月中旬に、と、あるノルマンディの博識のおばあちゃまのお話しを書き起こして和訳をつけて読んでいます。この動画に続いて、実際に彼女の声が入った約4分の動画(すでに別個に投稿済みです「古い石 螺旋階段 ガロ=ロマン時代?」)を合体させました。内容はなかなか珍しい話です。前置きがやや長いので、おばあちゃまのお話を書き起こしている部分は、00:06あたりから始まります。おばあちゃまの声の入った二番目の動画は、私の感嘆する声がやや耳障りかもしれません。動画自体も途中でカメラを回すのを止めているので、声もいきなり止まってしまいます。そういった素人撮影ですが、よろしくご了承くださいますよう。私のフランス語はとりあえずどうにか通じるだろうというレベルの発音で一つ一つの単語をできるだけわかりやすく発音したかったのでゆっくりです。二度目の動画のフランス語はフランス人の声です。速度も普通です。無料視聴でご覧できます。興味のある方は宜しかったら、ご視聴ください。
March 10, 2022
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メモのみです。写真を撮りたかったけれど、撮れないまま、訪れ去った。サルト県はペイドラロワール圏にある地域。サルト川のそばの少し高台にある住宅街の庭が美しかったのでした。薄い赤紫のヒース、白い菫の花などに埋め尽くされる庭。それが霧に覆われた早朝に神秘的に映った。もう一つの花は何だっただろう。ピンク色の。
March 1, 2022
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数日前からノルマンディの田舎に来ています。今朝、ぼうっとカフェオレを飲みながら、窓の外を眺めていたら、なんと、まさか、この寒い季節に全身ウエットスーツ姿でカヌーで川下りをするグループが過ぎていきました。8人くらいの小学生くらいの子供たちと、引率者の大人二人。うう。つわものたちよ。今、学校などは休みに入っているせいでしょう。今日は比較的穏やかで快晴です。とはいえ、外は摂氏15度くらい。家の中はヒーターを入れて南側は20℃。今は夕方にさしかかり18度です。確かに数キロ先に、子供たちを預かる林間学校のような施設があり、昨年の夏も緑豊かな田舎で子供たちが数人の大人たちの管理下でバーベキューを楽しんだり、カヌーで川下りを楽しんでいました。あの夏に較べれば、川の水も増えて川下りもそれなりにスムーズなのかもしれません。夫もカヌーをしたいようでしたが、お一人でどうぞ、と連れなく答え。昨年の夏はカヌーを漕ぎましたが、全身ずぶ濡れで、時々岩にはさまったりして、カヌーから降りて押していたら、カヌーだけが流されたりして、あれを再び、この季節にするかしないか。いえいえそんな勇気はありません。
February 18, 2022
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タイトル通りの状況で、今、村の図書館の前でネットをつなぎ、書いています。10月中旬前から、ノルマンディに来ています。ノルマンディについて一週間後に大嵐で大木が倒れ、電話線を引き抜いてしまいました。あ、もう行かなくては。
November 16, 2021
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さっと立ち寄り、遠くから眺めた英仏の歴史にかかせないガイヤール城です。2021年8月中旬に撮りました。30秒の束の間の動画です。
August 30, 2021
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ノルマンディの小さな村のと、ある所有者の私有地を訪れることができました。滔々と流れる勢いよく水が流れる川のほとりに咲き乱れる野生の水仙は圧巻でした。所有者は英国人。夫と話している間に映しました。良かったら、ご覧ください。
April 3, 2021
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12月もなんだかあっという間でした。Joyeux Noël!皆さん、楽しいクリスマスをお過ごしくださいますよう。
December 24, 2020
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海辺に少し入ってみました。 何年振りのノルマンディだっただろう。南仏からピレネー、ボルドー、ブルターニュ、そしてノルマンディ。明日からまた、南仏に向かいます。フランス北西部ノルマンディの8月6日の午前中の海岸は最高でした。午前11時くらいから午後3時近くまでランチ抜きで過ごしました。潮はどんどん引いていくので、入った時より砂浜が一層広がり。体長20センチくらいの魚もたくさん見ました。On s'est baigné ce matin dans la mer à Denneville en Normandie.快晴で空気の温度も寒くなく、海で洗われて、ひんやりしたところで太陽はじっとしていれば暑くはなるけれど、涼しい海風とちょうど良い感じ。ノルマンディでは今日あたりから酷暑となる予想だったそうですが、南仏の酷暑に較べるとなんのことはない感じ。明日7日はノルマンディを去り、摂氏37度が予想されている地域に向かいます。コレーズ県の森の中です。ノルマンディから車で8時間。
August 7, 2020
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北フランス、2017年12月末のノルマンディ地方の小さな町の通りです。2017年末北フランスにて撮影同じ通りの小さな市場に行ってみました。外はすごい寒いんですけど、お店を出している人たちはずっと立ってお仕事。この市場にいた時、いきなり雹にふられたりして、みんなちょっと濡れてしまいました。2017年末北フランスにて撮影さて、ノルマンディのこの小さな市場でハンチング帽子を被り、シードルを売っているおじさんがいました。2017年末北フランスにて撮影写真を撮っていいですか、と聞いたら、素敵な笑顔でポーズを取ってくださいました。写真になんか白い棒線みたいなものが写っちゃいましたが、カメラのいたずらか。それとも働き者のおじさんを祝福する天使のいたずらか。2017年末北フランスにて撮影Kanpai!! Chinchin!! avec un Bon Cidre de la Dingouvillerie!写真のおじさんは7ヘクタール以上の土地に260本のリンゴの木を所有しているそうです。おじさんは21歳から農業に携わってこられたようです。Cidre fermier fermier 農民、農家、農業従事者と言う意味です。シードルはリンゴの発泡酒です。ノルマンディはりんごの産地です。アルコール度はかなり低いです。お酒の弱い人がほんのり酔うにはちょうどいい感じ。塩味のクレープ料理と合わせていただくと最高です。シードルは基本的に甘味のある cidre doux シードル ドゥ が市場に出ますが、おじさんはこのほかに苦いシードル Gros Ber も作って販売していました。「べーー」という読み方でまるで山羊さんみたいな名前のシードルです。ほかのフランス人もこの「ベーー」って何だろうと意味不明でした。おじさんに聞いておけばよかった。おじさん曰はく、こっちの苦い Gros Ber はね、ツーにしかわからない味だよ、とニコニコ顔で説明。普通の人には受けない味なんだよ。C'est pour les connaisseurs. Pour des experts. 甘いのも苦いのも両方を試飲させてもらいました。甘い方はすっごくおいしかった。苦いのは、ちょっと無理かも、と。夫は甘いのと苦いのと両方買い込み、数日後に夫と夫の弟と彼の恋人と私で食卓を囲み、まずは甘いシードルから味わいました。 その内、「じゃあ、べーーを試してみるか」と一本をあけました。全員、渋い顔をしましたが、一番おかしかったのは弟の恋人の顔でした。それはもう、お笑いにならないくらいの叫ぶに叫べない固まった表情。ツーね、シードルのツーにはなれないね。
February 14, 2018
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2017年末から新年に向けて北仏の海岸をそぞろ歩き。ノルマンディの風は冷たくて、風景は最高なのだけど、早く室内で暖かいショコラでも飲みたい気分でありました。その海で一人、なんと波乗りサーフィンをしている人がいました。遠くだったので写真には写っているかもわかりませんが、見えません。海は「イギリス海峡」とかこの場所から左側は「ケルト海」に続くらしい。フランスからイギリス海峡を眺めるという感じです。この眺めの向こうにガーンジー島やチャンネル諸島のジャージー島、聖アン島などがあります。イギリス王室属領なんですね。英語圏です。お天気のいい日は見えるようです。フェリーも出ているみたい。一度、昔、フランスからイギリスに行くユーロスターに乗った時、思ったことは列車がノルマンディを去ってイギリスののどかな田園風景に出たのだけれど、言われてみなければ、違いがわからない感じでした。2017年末 北フランスの海岸沿い2017年末 ノルマンディの海岸沿い こんな黄色い花も咲いていました。Ajonc d'Europe または Ulex europaeus Ulex は buisson や broussaille という意味があるそうです。ajonc は とげのある植物をさす方言が由来だそうです。 フランスでは花のない季節にパンツとか小物の洗濯物を引っかけて干すこともあったそうです。ワイルド。日本語ではハリエニシダらしいです。2017年末 北フランスの海岸沿い 2017年末 北フランスの海岸沿いこのあたりに黒っぽい山羊が一頭顔をのぞかせていたのですが写真に撮れなかった。2017年末 北フランスの海岸沿い 石壁の廃墟 窓が丸い 奥の丸い窓は身長180センチの人が余裕で立てるくらい大きい。パラグライダーも一人、実に楽しそうに風に乗っていました。2017年末 北フランスの海岸沿いほんと、気持ちよさそうでした。フランス語では parapente パラポントのように呼ばれています。pente ポントは「斜面」という意味です。南仏でもフランスの中央あたりでも、こうして北仏でも、結構あちこちでパラグライダーを見かけます。2017年末 北フランスの海岸沿い2017年末 北フランスの海岸沿い2017年末 北フランスの海岸沿い気持ちよさそうでしたね、ほんとに。
February 13, 2018
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☆ 北フランス じゅうなんざい と アイロン 今日は曇り。 なぜか、昨日、アイロン掛けをしながら、ふと、昔、友人の話を思い出した。 「柔軟剤を入れて、ふかふかに乾いたタオルにね、 うちの主人がきっちりアイロンかけていたの。」 ... タオル、ぺちゃんこ? 「だから、それじゃあ柔軟剤入れた意味がないじゃない! ...って思わない?」 ... ご主人、几帳面なんだね。 ☆ コードレスアイロン コードレス、可愛いピンク。アイロン掛けは正直言って、あまり好きではないけれど、こんな愛らしいアイロンなら、少しはやる気がでる。と、思って、この愛らしいコードレスアイロンを日本で買って、昔、嫁入り道具よろしく後生大事にフランスまで持ってきたのに、うっかりして、電気の変換機っていうの?を忘れて、スイッチを入れた途端、可愛いアイロンから煙が。いや、スチームじゃないの。は、は、は。その後も100ヴォルトから240ヴォルト用の変換機をいまだにフランスのどこで売っているのかわからず、私の可愛いアイロンは、いまだにクローゼットに。煙を出してしまったから、もう、だめかなあ。新品だったのに。こういう可愛いアイロン、フランスにないみたい。仕様がないから、主人が持っていた、メッ茶古臭い男っぽいつまんないデザインのアイロンを使っている。... コードつきの。2回ほど、間違って、落っことして、黒いプラスチックの部分は壊れたけれど、アイロンとしての機能は健在で、なんともしぶといヨーロッパのアイロン。これは、すごい、と思うけど。日立 海外向けコードレススチームアイロン CSI-58EXU(T) (HITACHI Cordless Steam Iron CSI-58EXU(T))ふ~n... 上記のようなアイロンを最初から買っておけば良かった。嫉妬のまなざしでアイロンを眺める私。私が買ったアイロンは、しかも、こんな安くはなかった。2万円近くだった。それなのに、プラグを差し込んだ途端、「煙」もくもく...と焦げた匂い...あ~。あ~、変圧器。フランスは240v。わたしが無知でございました。☆ 映画館に着く頃、映画は始まっていたので、最初の5分を見逃してしまった。 By the time we got to the cinema the film had started, so we missed the first five minutes. * had started PAST PERFECT に注意。 Quand nous sommes arrivés au cinéma, le film avait déjà commencé, alors nous avons raté les cinq premières minutes.ロマンティック・ケネディ今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love 人気blogランキングへありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. よろしければ、ぽちっとプレスを。○ ♪ハープコンサートのお知らせ♪47弦の詩人 ハープ演奏家 川下笑里歌さんの ■ 2007年 6月30日(土) 17:00~山口県 くつろぎの空間「デュオ」にてお食事付きです♪(詳細は『Erika Harp Fantasy』までどうぞ♪)
May 21, 2007
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☆ 北フランスから ~大人の会話~もうすぐ日本に初めての旅行にいくというフランス人女性。40代とは思えない若々しいセンスも抜群な金髪の女性ナタリー。彼女は、英語の勉強をずっと拒否してきた人。が、海外に行く度、英語が話せるとやはりいいなあ、と、英語の先生を探してきた。で、また何故か、私が、派遣されることに。で、彼女が日本に行くというので、英語と日本語の基本的な会話表現を教えることにした。ナタリーさんに日本が恋しくない?と聞かれて、「温泉が恋しい」と、私。温泉の話をちょっとさせてもらった。ぜひ、日本で温泉を試してください。「あら、興味あるわ。」とナタリーさん。私、「今でもあるところには、あると思うのですが、男女混合の温泉があったりすので、注意してください」と。すると、彼女、「あら、興味あるわ。」私、「...」中学生、高校生にはない大人の会話であった。だれかがドアをノックする【内容情報】(「BOOK」データベースより)トッドは毎日、父親のモートに盗みをさせられ、飢えて、汚れて、怯えていた。それに、自分が誰なのか、なぜここにいるのか思い出せず、昔のことがすべて霧の中のことのように思えた。秋のある日、トッドは昔から持っていた布を使って、人形を作った。するとその人形が口をききはじめ、「丘を越えてはるかかなたへ、緑色のドアの家へ行きなさい」といった。モートの家を逃げ出したトッドと人形のミムは、冬の荒れ野や丘を越え、さまざまな人と出会いながら旅をしていくが…?そして、ついにたどりついた緑色のドアの家に、住んでいたのは…?記憶を失った11歳の少年の不思議な旅を、イギリスに伝わる童謡や伝承、ウォルター・デ・ラ・メアの詩などを織り込みながら、詩情豊かに描く、イギリスで話題の児童文学。小学校中・高学年~。 ロマンティック・ケネディ今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love 人気blogランキングへありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. よろしければ、ぽちっとプレスを。環境ショップ コヒタセロイ○劇団 無=魂の 「桜」 公演 2007年5月17日~20日東京 六本木アトリエ・フォンテーヌにて!○ ♪ハープコンサートのお知らせ♪47弦の詩人 ハープ演奏家 川下笑里歌さんの ■ 2007年 6月30日(土) 17:00~山口県 くつろぎの空間「デュオ」にてお食事付きです♪(詳細は『Erika Harp Fantasy』までどうぞ♪)Bon Voyage !フランスの解体?内容情報】(「BOOK」データベースより)「フランス・イデオロギー」とは何か。「人権」や「自由・平等・友愛」はフランス共和政の国家イデオロギーであった。フランス革命以降に形成された国民国家の諸装置や文明・文化概念は、68年の五月革命や89年以後のヨーロッパ統合=グローバル化の中で、どのような葛藤を経験し変容を迫られているか。ポスト国民国家の時代に向けた「フランス」の大胆な脱構築、衝撃のフランス論。
May 11, 2007
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☆北フランスから。 彫刻家のダニエル・グピィル Daniel Goupil さんの クロード・モネの頭の彫刻の公表会終了後から、 このお話をもうちょっと書きたい、と思いながら、 今週は忙しくて、ブログの更新さえままならず。 また次回に伸ばすことに。 あまり、気がついてなかったのだけど、 ノルマンディ地方、3週間以来、ずっといいお天気が 続いています。 でも、火曜日から、ちょっと雨になりそうだ、と お天気予報は言っています。 メテオ météo フランス語の お天気予報を略した言い方です。 あ、日曜日は、フランス大統領選挙の日です。 第一回戦は、どの候補者が通るでしょう。 たぶん、フランソワ・バイュ氏は大統領にならないかも 知れないけれど、いろんな候補者の中では、 一番、バランスが取れた人、という感じ。 一見、悪徳代官役が似合いそうな感じの人。 もとフランス語の高校の先生で、農業もしている人、 で、昔、インタビュー時に、ボードレールか誰かの 詩をすらすらと言えた人で、美術・芸術・環境、 移民問題にも、人間的に取り組む姿勢の人。 教育問題に関しては、一番、現場を知っている人じゃないかな。 先生の側も生徒の側もわかっている人では。 セゴレン・ロワヤルさんは、なんか故ミッテラン大統領の 2番煎じみたいで、なんか現実離れしている感じ。 美人。 教育に関しては、女性らしいきめこまやかさが期待できるか、 と思っていたら、先生に残業を進めるような発言で、 私はちょっとがっかり。でも、社会党を代表して頑張っている。 ニコラ・サッコジーさんは、一番、大統領になる確率が 高い、と私は思っている。移民問題では、かなり厳しく いきそうで、もしかすると、極右翼のルペン氏より、 厳しいかも、と思う。購買力を高める政治を目指す。 物欲主義が先走るか?それで、経済力が高まるか? 人間性は?教育は? ただ、頑張っている感じだし、でたらめは言ってない感じ。 極右翼のル・ペン氏のフランス語は、全然間違いなし、と 主人は驚いていた。彼のフランス語は完璧。 え、フランス人だから当たり前?これが意外と そうでない場合が多い。 移民からは嫌われているけれど、アフリカの国が 自立できるように、と寄付なんかしたらしい。 ただ、どの候補者の人も、みなさん、人間が好き、と いう感じがする。政治家だもんね。 ロマンティック・ケネディ今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love 人気blogランキングへありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. よろしければ、ぽちっとプレスを。○劇団 無=魂の 「桜」 公演 2007年5月17日~20日東京 六本木アトリエ・フォンテーヌにて!
April 21, 2007
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☆北フランスから。 行ってきました。彫刻家のダニエル・グピィル Daniel Goupil さんの クロード・モネの頭の彫刻の公表会に。 わらしべYOSSYさん、コメントありがとうございました。 今日は詳しいことは書けないけれども、お天気の良い日で たくさんの人が駆けつけていました。 時間を見つけて書きたい、と思います。 そう、コレだけは書いておきます。 グピルさんご本人の口から聞いたのですが、 作品は、15年前から構想し、制作してこられたそうです。 モネの胸像ではなくて、帽子を被ったモネの頭の彫刻でした。 そのほかのことはまた次回に。 ロマンティック・ケネディ今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love 人気blogランキングへありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. よろしければ、ぽちっとプレスを。○劇団 無=魂の 「桜」 公演 2007年5月17日~20日東京 六本木アトリエ・フォンテーヌにて!
April 18, 2007
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☆北フランスから。 土曜日の今日は、これから、ジヴェルニィ-に主人のご両親と行く。 ご両親の長年の友人で彫刻家の ダニエル・グピィル Daniel Goupil さんが、 10年以上前から制作してきたクロード・モネの胸像を今日、 モネの生家のあるジヴェルニィ-に寄付する予定だという。 その様子とお祝いに駆けつけると、いうことで、 親切にもご両親は私を誘ってくださったのだ。 彫刻家のダニエルさんは、私の記憶違いでなければ、 クロード・モネの生家と庭を一般公開して多くの人に 訪問してもらえるように、団体を創設してきた人では なかったかと思う。 どこかに彼の彫刻の仕事場があるらしいが、 秘密にしているらしく、 主人のご両親にも、「誰にも内緒なので、教えません」 とにこにこしながらお話されていたことがある。 あまり、ダニエルさんにお会いすることはなかったけれど、 確か、おととしだったかなあ、主人のご両親の家に遊びに 来られた時、なぜか、ご両親の犬が彼の白いコットンの ズボンのひざの部分の布をびりびりっと食いちぎって しまったことがあった。みんな、びっくりして、特に ご両親は、お詫びの言葉を。 ダニエルさん、にこやかに、「いいんですよ」と。 たまたま、図書館で私が本を借りる時に、図書カードを 差し出すかわりに、ぼ~っとしながら、どこかの スーパーマーケットのポイントカードを差し出して、 図書館員の女性から冷ややかに、「違います」と 指摘されている時に、ふと、気がついたら、 ダニエルさんがすぐ横にいて苦笑していたことがあった。 さて、夕べ、ナントの政府機関の無犯罪証明書の件について、 電子メールで返事がきた。どうやら、私が2週間前に郵便で 送った発行依頼書が届いていないようだから、再度、ファックスか 郵送でやり直した方がよいでしょう、とのことだった。 フランスでは時々こういうことが起こる。書留で出せば、 良かったのかなあ。と、いうわけで、月曜日、郵便局から ファックスで送ろう、と思う。 電子メールで予想外に早い返事が着ただけでも、奇跡的。 みなさん、良い週末を♪ロマンティック・ケネディ今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love 人気blogランキングへありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. よろしければ、ぽちっとプレスを。○劇団 無=魂の 「桜」 公演 2007年5月17日~20日東京 六本木アトリエ・フォンテーヌにて!
April 14, 2007
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☆ ノルマンディの家庭教師、ノルマンディで迷子になる。その2金曜日に初めて行った13歳のディア-ヌの家。青い瞳の優等生タイプの女の子に、水曜日は、午後から本格的に第一回目のレッスンということで、お昼を過ぎた頃、家を出た。で、前回通り、となりの町の円形の道路で、またどの方向に向かえばいいのかわからなくなった。 いや、この標識の方向だよね、と進んだ先が、パリ方向、いや、ルヴィエ方面かあ?いやあ、我ながら、懲りないなあ。前回、帰り道がスムーズにわかってしまったので、いい気になっていた。結局、ぐるぐる回って、まさか、またあの不動産に飛び込むのも恥かしい。スーパーマーケットに向かい、可愛い女性の店員さんに教えてもらった。あ、もう大丈夫。そうか、そうなのよお、と車を走らせる。いいお天気で、サイクリングをする男性がいたり。前回よりもさらに満開の花を誇らしげにつける木々があちこちに立っている。途中から、大きな古いお城みたいな建物が見えてくる。丸く刈られた緑の木が川のほとりに一定の間隔を置いて立っている。古い赤っぽいレンガの大きな建物は、その川をはさんで、すぐ向こうにある。前にたくさん車が並んでいるから、何かの会社として使われているのかも知れない。この建物は見覚えがあるので、ちょっと安心しながら進んで行く。が、途中から、標識に、店員さんの教えてくれた標識名が見つからず、少し青くなる。こんなに遠かったかなあ、と段々不安になりつつ、とりあえずどうにか見覚えのある教会まで来た。生徒の家は、この教会から近かったはず。が、そこでまた道が分かれ、1つ適当に選んで進んだが、どうも違う。あ、やばい。素敵で可愛い家々の並ぶ通りを抜けて、また放牧地帯に出てしまった。ど、どうしよう~。この近くのはずなのに。また遅刻かあ?ぐるぐるとまた戻って教会に戻り、うにゃうにゃ、と別の道を走っていると、後ろから一台の車が来て、生徒の母親だと気づいた。途中で全然違う方向に車を走らせていた私に気がついて後を追いかけて来てくださったらしい。お母さん、息子さんを音楽クラブ?に連れて行く途中らしかった。あ~、神さまのおぼしめし。なんという嬉しくも不思議な偶然!というか、家の前まで、また先導してもらうはめに。方向音痴につける薬なし、と自分をあざけり笑ふ。え?カッコワルー?ふん、わかっトルバイ。(どこの方言?)ディア-ヌは家の前で待っていた。ごめんよお~。と握手をしていくと、いいお天気だから、庭で勉強していいですかと、はにかむような笑顔で言ったので、いやあ、いいお天気だから、外はいいねえ、とOK.。どかんと木の上に乗っかった例のログハウスのある庭に行った。プラスティック製の大きな楕円形のテーブルや椅子があり、またころころ太った大きな猫が2匹、庭をふらふらと歩いていたりする。猫には、なんとも言えないありがたい環境である。ディア-ヌは、途中から、一匹の猫をひざにのせて、私の用意したレベルテストを解いてゆく。私も猫を膝にのせたいなあ、と思ったり。(今、これを書いてる時点で、自分の猫をひざにのせている。)レベルテストなんで、全然簡単。彼女が10問終わったところから、発音を交えて、その日は26問までやって、おしまい。この日、私は7分の遅刻。しかも、ディア-ヌは予定より、5分早めに終わらせて、何やら人に連絡を取るように母親から頼まれていたというので、次回12分レッスンを延長することを約束。前回、英語の動詞の変化活用を紙に全部書くように、という宿題を出していたので、ディア-ヌが用意した紙を見せてくれた。お見事。ディア-ヌ、几帳面な優等生の見本だね。フランス語の訳も、いくつかの大事な母音の発音記号もちゃんと載せて、見やすく書いている。5枚の英語動詞活用表。私は、その用紙を歯磨きタイムの3分間で覚えると、すごく早く確実に覚えられるから、と話したのだ。はい、几帳面なフランス人の少女、ここにありき。脱帽。このレッスンの後、まったく反対方向の高校生の女の子の家でまたレッスン。一日で、車の移動キロ数は、約45kmだった。*ちなみに生徒名や生徒の家族名は仮名です。一応、家庭教師派遣会社のお達しで、生徒のプライバシーは秘密厳守、TOP SECRET なのです。ロマンティック・ケネディ今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love 人気blogランキングへありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. よろしければ、ぽちっとプレスを。○劇団 無=魂の 「桜」 公演 2007年5月17日~20日東京 六本木アトリエ・フォンテーヌにて!
April 12, 2007
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☆ ノルマンディの家庭教師、ノルマンディで迷子になる。その1先週の金曜日、予定通り、新しく英語の家庭教師をすることになった。生徒は13歳の少女ディアーヌ。家庭教師派遣会社がくれた住所をめざして、車で、ノルマンディ地方の一角を走ってでかけた。インターネットで調べたら、私の住む町から17km先の町だという。いいお天気の日で、ドライヴ日和。爽やかな森の間や広々と地平線まで伸びる緑の放牧地帯や畑に間を走る一般道路を時速100kmくらいで飛ばしていく。で、目的地の町に着いた。そこまでは良かった。町に着くと、道路は円を描いて、そこから、さらにそれぞれの目的地をめざして方向転換をしなくてはいけない。ここで、私はどこに進んでいいのかわからなくなった。町の中心にいけ、という標識や、パリ方向の標識、その他方面行きの標識やルヴィエー・メニィュ方面行きの標識が立ち、それぞれに道が伸びている。それらの標識を眺めながら、ぐるぐると円を描いて、仕方なく町の中心に入っていったが、途方にくれてしまった。これは、遅刻する、まずい、と思い、車を止め、人に聞いたが、わからない、と言う。そこで、近くの不動産のオフィスに。そのオフィスは結構立派な古い建物で中に入ると、床が大理石で、窓は、大きなステンドグラスで、とってもヨーロピアンな雰囲気。中には、コンピューターに向かうスーツ姿のハンサムな青年や紳士。クールな格好いいファッションに身を包んだ金髪の若い女性に聞く。彼女は、表情もクールに、さっと壁にかけてあった大きな地図を見て、ルヴィエ・メニィュ方面に進んでね、と紙に書いて道を教えてくれた。彼女やオフィスの人たちに礼を言って、車に乗り、教えられた道を進む。まもなくして、それらしきアパートの建物が見えてきた。明るいキュービックな建物で、赤を取り入れたポップな印象の建物。さて、通りの名前も合っている。間に合った。予定の時間にぴったり。急いで、中に入ろうとしたが、建物のデジタルボタンを押さないと、中に入れない。仕方なく、いろいろボタンをでたらめに押すと、デジタル装置の向こうから、若い男の子の声が聞こえてきた。私は、教え子の家族の名前を伝えた。男の子は、彼らは4階の住人ですね、と教えてくれた。それで、ドアを開けてくれたので、中のロビーの郵便受けでカラフルに書かれた家族の名前にディアーヌの名前も見つけた。奥さんの名前がないのが、ちょっと不思議だなあ、と思いながら、徒歩で4階まで上った。アパートの呼び鈴を鳴らしたが、返事がない。いや、そんな馬鹿な。それで、2,3分、なんどか呼び鈴を鳴らして、じっと待ってみたり、もう一度、アパートの番号を見直してみたり。結局、一旦あきらめて、また建物の外に出て、もしかしたら、家族は買い物にでも出かけて遅れたのかも、と思いつつ、結局30分くらい辛抱強く待った。その内に、家族連れの車がアパートの前にやってきた。あの人たちかも、と思い、話しかけた。すると、ちょっと太りぎみの夫婦が、ああ、お父さんなら、町のプールで水泳を教えていますから、プールに行って直接、お話された方が早いでしょう、とプールの場所を教えてくれた。奥さんは?いや、いませんよ。お父さんと娘さんと息子さんだけの家族ですよ、と言われた。ん?いや、私は、生徒の母親と話を電話で2,3日前にしていた。これは、生徒の母親が、離婚した夫に嫌がらせをするために仕組んだジョークかも、と推理小説まがいの想像をついしてしまう。ともかくプールを目指して、再び車に乗り込んだ。プールはすぐ近くだった。受付の若い金髪の女性が爽やかな笑顔で室内プールにいる、という男性に合図を送って呼んでくれた。子供たちに混じって、大人も結構いたので、最初はどの人かよくわからなかった。すると、黒い大きなTシャツに海水パンツの、栗色のカーリーヘアのがっしりした体形の中年の男性がこちらに向かって歩いてくるのが見えた。デリア-ヌの父親。英語の家庭教師です、と自己紹介を手短にすると、男性は、英仏混合で、I don't speak English. Au revoir. とまたドアの向こうに素っ気無く消えそうになった。目を点にしながら、ちょっぴり焦りながらも苦笑する私を見て、男性は、初めて、ドンジュアン風の笑顔を見せながら、「いやあ、冗談。冗談」と。お父さん曰く、「ああ、レッスンはねえ、うちのもと奥さんの家ですることになっていたんですよ。派遣先はそれを教えてくれなかったの?いけませんねえ」と言いながら、携帯電話で、もと奥さんに電話をしてくださった。レッスンの予定の時間をとっくの昔に終えていたけれど、奥さんもわざわざここまで来てもらって悪い、と思われたのか、一応、来てください、と言うことになった。で、行き先だが、これもここから先の道で私が迷子になったら、申し訳ないと思われたのだろう、かと言って、仕事を抜け出すわけにも行かないドンジュアンパパは、たまたまプールに来ていた友人の女性に、もと奥さんの家の前まで車で先導して欲しい、とお願いしてくださった。私は礼を言って、プールを去り、女性の車の後ろにくっついて行った。で?車は、最初の予定の町を抜けて行く。そして、その次の町も抜けて行く。え?遠い。遠いじゃないか。広々と伸びた放牧地を越え、教会や町役場を二つ越える。最初、17Kmは限界だよねえ、と思いながら、引き受けた家庭教師の仕事。軽く30kmは越えている。が~ん。しかし、また違った風景、違った石造りの町並みや美しい放牧地帯や馬などの眺めに感動しつつ、ようやく辿り着いた一軒の家。ディア-ヌは、13歳の長身で、明るい栗色のストレートヘアを長く肩に垂らした青い瞳の清楚な感じの少女。ディア-ヌのお母さんは、金髪のアングロサクソン系の女性で、きちんとした感じ。電子ピアノが置かれたサロンは、大きく中庭に開かれ、中庭にはアウトドア派なら、羨望のまなざしを向けずにはいられないようなログハウス調の家が、大きな木の上に作りつけられている。と、ころころ太った大きな猫が2匹、3匹と外から中からサロンを通り抜けていく。猫は5匹もいるそうだ。電子ピアノの上には、可愛い猫の愉快な置物が置かれていた。あ、猫家族だあ。なんで、離婚したのかなあ。優しくて厳しい感じのお母さん、とあのドンジュアン風のパパと、とってもお似合いの夫婦なのに。まあね、でも、一緒にいない方がうまくいく場合もあるし。その日は、ディアーヌの家でレッスンは30分くらいのみ。結局、お母さんともお嬢さんの勉強の話をした。どうも、彼女の通うコレ-ジュ(フランスの中学校)の英語の先生は、英語の得意な子を中心に授業を進めていくので、ついていけなくなった子やちょっと自信を失った生徒は置いてきぼりの状態らしい。と言うのが、母親の見解。とは、いえ、学校の先生もそれなりに大変なことは想像できる。予習復習をして授業に参加してくれる生徒に焦点を合わせ、彼らの能力をさらに伸ばしたい、授業を先に進めたいと願いつつ、どうしても頑固にわかってくれない生徒に、なんとか興味をもたし、新展開を望み、授業の工夫をどうしたらいいか、と考えない先生はいない。褒めて、しかって、なだめて、すかして、また褒めて、の繰り返し。とりあえず、金曜日のレッスン、時間が遅かったので、30分で切り上げ、その日はレッスンは無料。ディア-ヌのお母さんは、ちょっぴり申し訳なさそうだったが、私もほとんど話し合いで終わったので、当然のこと。ディア-ヌのお母さんは、帰りは大丈夫ですか、と心配してくださったが、私、「大丈夫ですよ。冒険、好きですから」意外と、帰りは、標識を見ながら、簡単に家路に着いた。次回は、学校が午後休みの水曜日に行くことになった。*ちなみに生徒名や生徒の家族名は仮名です。一応、家庭教師派遣会社のお達しで、生徒のプライバシーは秘密厳守、TOP SECRET なのです。ロマンティック・ケネディ今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love 人気blogランキングへありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. よろしければ、ぽちっとプレスを。○劇団 無=魂の 「桜」 公演 2007年5月17日~20日東京 六本木アトリエ・フォンテーヌにて!
April 12, 2007
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☆ 北フランスから。土日は、復活祭だった。森のそばで、ふっと風が吹いて、いい香りに包まれた。菫の香りだった。何年か前、南仏カンヌの近くの山を歩いたら、ラベンダーの風が吹いていた。山一面に野生のラベンダーが咲いていたのだ。で、ここノルマンディのこの季節は、すみれが咲き誇り、5月には、森の奥ですずらんが咲き誇る。6月には、薔薇があちこちの庭で咲き...夢見る季節は続く。ロマンティック・ケネディ今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love 人気blogランキングへありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. よろしければ、ぽちっとプレスを。環境ショップ コヒタセロイ○劇団 無=魂の 「桜」 公演 2007年5月17日~20日東京 六本木アトリエ・フォンテーヌにて!
April 11, 2007
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☆ 北フランスから。 先週の日曜日、町の図書館で、「冒険」をテーマにした本の見本市が ささやかに開かれた。こういう見本市では著者にも会えるので、 わくわくしてしまう。テーマに沿った飾りつけも中々夢に溢れている。 その中に、日本の四国で88のお寺を巡礼して回ったという作家がいた。 金髪碧眼の爽やかな美人、 若々しいアリアン・ウイルソン Ariane Wilson さん。 彼女は、巡礼の時に使った、という白いテントを会場に披露していた。 内気な私であるが、思い切って、話し掛けた。彼女とは、おおかた フランス語で話しをしたが、時々、ウイルソンさんの口から、 片言の日本語が出た。 6年前に、英語の先生として、日本の四国で1年過ごした、という。 このブログを読んでいる方の中に、彼女の生徒だった方が いないか、と思うが、どうでしょう。もと四国の英語の先生。 彼女は、現在、歴史家、建築の勉強もされた2冊の本の 著者でもあり、ジャーナリストとしてもご活躍されているようだ。 アリアン・ウイルソン女史は、建築や都市計画、社会学に 関する記事や研究論文をフランス、ドイツ、スイス、 英国などで発表されてきているそうだ。 さて、ウイルソンさん、こんなエピソードを 楽しそうに私に語ってくださった。 巡礼の時、白いテントを張って、中で眠るわけだが、朝、 目が覚めたら、テントの外に、村人からの差し入れが ぽんと置いてあった、と。 誰だかはわからないままだが、寛容で思いやりに満ちた 村人からの差し入れは、きっと心に沁みて 嬉しいことだったに違いない。 ウイルソンさんにとっての四国の巡礼というのは、きっと、 彼女の人生の宝物なのだろう、と思う。その宝物を 本にして、こうしてまた色んな人たちと共有しよう、と 言うことなのかもしれない。 彼女の本は、フランス語で書かれています。 出版社は、プレス ド ラ ルネッサンス社。 Le pelerinage des 88 temples en abri nomade sur les chemins sacres du Japon par Ariane Wilson Presses de la Renaissance ウイルソンさんから直接、サインをもらって本を買いたかったのに、 この日は持ち合わせなし。19ユーロがポケットになかった。 近くだったから、散歩ついでに行ったんだけど、悔しい。 巡礼の時に出会った様々な日本の人たちとの交流をある時は ユーモラスに、ある時は心温まる思い出として、 詩情豊かに描かれているというこの本、いつか読みたい。 なかなかね、こうして、生身の著者にお会いして、 ということがないものね。 日本の作家たちの四国巡礼記も。四国巡礼記四国巡礼の水彩スケッチん?ロマンティック・ケネディ今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love 人気blogランキングへありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. よろしければ、ぽちっとプレスを。環境ショップ コヒタセロイ○劇団 無=魂の 「桜」 公演 2007年5月17日~20日東京 六本木アトリエ・フォンテーヌにて!
April 6, 2007
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☆ 北フランスから。 おとといは、新しく家庭教師をすることになる13歳の女の子の生徒の 母親から連絡が入った。 17km先の道のりを森を二つ越え、ちょっと素敵なブレクールの 小さな城を越えて行きます。 le château de Brécourt 母親の若い声が電話の奥で、娘は特に 発音を重視して話せるように指導してほしいし、ほんとうに 基礎の基礎から教えておしい、とのことだ。 母親の不安が多少うかがえた。 そりゃあ、発音がわからないと、やっぱり、英語、学んでいても つまらないでしょう。と答えながら、発音記号の基礎は教えられるが、 とりあえず文法がもしかすると結構だめだめモードらしい。 それもしっかり教えていかない、と、発音だけよくしたいなら、 ビートルズの歌を歌うだけで充分であるからねえ。 彼女から、どちらの英語をお話に?と聞かれ、「英米混合」と 答えたら、フランス語の私のアクセントが、どちらの国の方か 確かにちょっとわかりませんね、と言われた。 急いでいたので、マンガの国からやってきた、マンガのような日本人 と言うのを忘れてしまった。年配のフランス人には 「日のいずる国」と言った方が通じる。Au pays du soleil levant 私の英語は、イギリス人からは、今まで、「フランス語なまり」 とか、「アメリカなまり」とか言われたことがあった。 Have you lived in the U.S.A.? 「フランス語なまり」の英語は、はっきり言って、とっても 「日本語なまり」の英語に近い、と思っていい。 昔、ロワシー空港で、めっちゃ日本語なまりの英語が聞こえて 絶対日本人!と野次馬根性でわざわざ声の主の方に顔を 出したら、金髪のフランス人だった。ロマンティック・ケネディ今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love 人気blogランキングへありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. よろしければ、ぽちっとプレスを。○劇団 無=魂の 「桜」 公演 2007年5月17日~20日東京 六本木アトリエ・フォンテーヌにて!
April 6, 2007
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☆ 北フランスから。 水曜日は、17歳のフランス人の女の子に家庭教師の予定があると、 早合点して、生徒の家に行ったが、留守だったので、 用意したプリントを郵便受けに入れて、夕方 生徒の家に電話をした。すると、来週の水曜日の予定だったらしい。☆ English 次の単語の意味は?waste include tangle offend litter survey ロマンティック・ケネディ今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love 人気blogランキングへありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. よろしければ、ぽちっとプレスを。○劇団 無=魂の 「桜」 公演 2007年5月17日~20日東京 六本木アトリエ・フォンテーヌにて!☆ English 次の単語の意味は?waste 無駄、ゴミinclude 含むtangle からまるoffend 気分を損ねる、違反する、衝撃を与えるlitter 散乱状態、くず,廃物survey 調査
April 6, 2007
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☆ 北フランスから。 4月1日はエイプリルフール。APRIL FOOL フランス語では、Poisson d'Avril 4月の魚 。 おとといから、また冷え込んでいる。 昨日の夕方、少し、森のそばを歩いたら、白い小さな花や 小さな紫の可愛い菫の花が咲いていたので、少し 摘んできて、ガラス瓶に入れて飾った。 森のそばの家々の庭には、白い花をたくさん つけた林檎の木も見えた。 最近は夕方7時を過ぎても明るく、 朝の6時はまだ暗い。 ☆ English 次の単語の意味は?waste include tangle offend litter survey ロマンティック・ケネディ今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love 人気blogランキングへありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. よろしければ、ぽちっとプレスを。○劇団 無=魂の 「桜」 公演 2007年5月17日~20日東京 六本木アトリエ・フォンテーヌにて!waste 無駄、ゴミinclude 含むtangle からまるoffend 気分を損ねる、違反する、衝撃を与えるlitter 散乱状態、くず,廃物survey 調査
April 1, 2007
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☆ English & French ワンフレーズ Anyway, the less one talks about it, the better. とにかく、話題にしないほうが身のため。 De toute façon, moins on en parle, mieux ça vaut.☆ 車の運転来週の水曜日、またマンツーマンの英語の授業に行く。(何故、私が教えているのか当人にも謎)隔週なので、手帳に書いておかないと、忘れそうになる。森を二つ越えていくか、ジヴェルニィーのそばを通るか、これは、昼間、車が調子のいい時は結構いい気分で運転してしまう。途中で、鹿の看板が立っている。 いのししもいるらしい。それにしても、少し前から、車の調子がおかしい。もし、森のそばでエンコでもしたら、まっさお、である。しかも、来週からは、夕方の暗い時に行く。来週は、ジヴェルニィから行くかなあ。そう言えば、(車が)「故障する」、はフランス語で tomber en panne 英語では? out of order かな。車がエンコして道端で、呆然としている人に「車がエンコしたんですか?」と聞くとき :Have you broken down ?フランス語ならVous êtes en panne ? あ、そう言えば、私、vous (あなた、あなたたち)は、なんとか発音できるなあ。ん? じゃあ、スカーフ foulard の 「ふ」の部分、くちびるを丸めて、突き出すようにして、息を吐くようにして「ふ」といえば、foulard が発音できるかも知れない。ドイツ語はとても難しいらしい。 ヴィゲーツ(元気?)通じちゃった!ロマンティック・ケネディ今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。 lots of love 人気blogランキングへありがとう!Have a nice day ! A+ ! Vineusement vôtre. よろしければ、ぽちっとプレスを。
January 11, 2007
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北フランスは室内で摂氏15度。外の空気は、冷たくなりました。11月ですねえ。猫を「私の毛皮ちゃん、私の豆炭ブクロちゃん」と呼びながら、抱っこし、それでも、寒くてたまたま整理中に見つけたスキー用ズボンを履き、ソックスも2重履き。え?なんでヒーターつけないの?毎年、何度まで暖房つけずにいられるか、記録更新を狙っているから。なんて書きながら、去年はどこで折れたか忘れてしまった。摂氏10度だったか、13度だったか。日本にいた時、たぶん受験生だろう、雪積もるお寺に落ちる滝に白い着物を着て打たれていたのを見たことがあった。Brrrrrフランスはパリのカフェテラスで、マイナス1度の時でも、背中をこごめる様にして、二人組みがぼそぼそお話している光景をよく見かけたものだけど、なんでお店の中にはいらないんでしょうねえ。あれが不思議。もっと不思議なのは、行列を作っているから、どこにたどり着くのかといったら、パリの真ん中に浮かぶサンルイ島のアイスクリーム屋さん。いや、思いっきり暖かい豆炭コタツにはいって、アイスクリームはおいしい。けれど、コタツがないのに、アイスクリームはいやだ。くやしい。フランスに豆炭ごたつ、もってくれば良かった、と冬になると思う。ほとんど新品だったのに。今日もあなたにとって素敵な一日でありますように。lots of love
November 5, 2006
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2006年の夏です。しばらく日本語で書けない日が続いておりました。北フランスの海で泳いでおりました。7月中旬から素晴らしいお天気に恵まれました。初めて泳ぐ海ではないのですが、冷たい風にさらされて震えながら泳いだ記憶ばかりが残っていたので、今回はやめようかなあ、と思っていたのですが、今回は最高でした。生まれて初めて、馬にも子馬にも乗りました。鞍なしで、正直怖かったです。でも、乗った馬は、おとぎ話に出てくるような美しい白馬で、とても優しくて、感動しました。11歳の金髪の少女ロマーヌが私の乗った白馬を上手に誘導してくれたので、彼女のお陰でもあります。白馬は「ユニーク」という名前の21歳の馬で、飼い主に言わせると、「怠け者」らしい。でも、まったく初心者の私にはありがたい一生心に残る優しい白馬です。さて、話は変わりますが、日本でお勧めの海水浴場があります。それは、富山県の新潟隣の町で、朝日町にある「ひすい海岸」です。有料ですが、きれいに整備された芝生のキャンプ会場もあり、テントを張れるスペースがあります。朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場ですね。http://www.town.asahi.toyama.jp/buntai/camp/plan.html おしゃれでこじんまりした丸太のログハウスも何件か建っています。お子さんが3人くらいいても大丈夫そうなハウスも建っています。 「ひすい海岸」の海は珍しい小石海岸で、透明感のある白い石やヒスイも見つけることができます。この朝日町(とまり、泊町とも呼ばれている)の山の中に、大昔、勾玉を製作し、日本各地に販売していたらしい(?)アトリエも発見されたらしい。はるか縄文時代に飛びます。ひすい海岸で大きな翡翠を見つけて、この町のひすい加工のお店で、勾玉のペンダントを作ってもらってはいかがでしょうか。さて、ひすい海岸の海は遠浅ではありません。すぐに深くなるので、高い波の中に入っていくのは避けてくださいね。海が穏やかな日は最高な気分で泳げます。8月15日以降は避けたほうがよいようです。「ひすい海岸」まで来たら、少し山に向かって同じあさひ町のくだら美術館、小石を載せた屋根の(江戸時代の町屋敷だったかもしれない、怪しい記憶でごめんなさい)川上家(囲炉裏を囲んで飲むばたばた茶、今でも無料かなあ)、縄文時代の家、レストランもある大きなヒスイを飾る文化センター「なないろかん」を全部一挙に訪問。そして、もし、日にちが許せば、あさひ町の山の中にある「小川温泉」の露天風呂をお勧めです。「小川温泉」に行く途中、畳の部屋で飲むコーヒーもおいしかった。たしか、「アルプ珈琲」って大きな看板が喫茶店の一見ごく普通の家に出ていた、と思う。今でもあるかなあ。「小川温泉」に向かう道路の左側に橋を渡ってすぐ左の家だった。もっと時間があれば、入善町の「深層水」管理センターまでいって、おいしい水を飲むもよし、また、入善町の文化ホールで無料でアーチスト安達博文、かくまかなめ、いしだあゆむの作品などを鑑賞するもよし、宇奈月町の「ビール館」の出来たての生ビールを飲むもよし。ほんとうに恐ろしくおいしい。生だもんね。でも、飲酒運転はいけませんよ。警察も草むらでそっと張り込んでいますよ。「ケルシュ」ビールが特に好きでした。宇奈月ビール館は宇奈月温泉街の中にはありません。宇奈月温泉街には紅葉の季節に行くと最高です。黒部市の小高い山のふもとにある「こたん」も昔はあったのですが。通のフランス人も感激した川上シェフの料理は最高でした。烏帽子(えぼし)山荘で、あんみつをいただくとか。宇奈月町の温泉街にある素敵な喫茶店「モーツアルト」でおいしいケーキとカフェを楽しむもよし。梨のケーキがおいしかった。また宇奈月町の「おわら踊り」は一見の価値あり。それは優雅な調べに合わせて踊る男性陣の踊りもすごく格好いいですし、女性陣の躍りはなんとも言えず優雅そのもの。「おわら風の盆」は八尾町で有名ですが、宇奈月町のほうがすぐそばで見ることができてよかったです。宿泊費を節約したい方は、えーと、お寺のユースホステルを利用する手もあります。温泉といえば、昔、テキサスで何人ものメイドを抱えた名家に生まれ育ったというご婦人が初めて日本に来られた時、いきなり温泉にお連れしたことがあります。ご婦人の息子さんは、かなりとまどっておいででした。なにしろ、人前ではだかになるわけですから、いきなり日本の温泉文化に飛び込ませてよいものかどうか。でも露天風呂は成功でした。それが、小さな宿場町、ふなみ町にある「バーデン明日」です。温泉入浴のみも大丈夫。この温泉は、もともと能登半島の学者さんたちか研究者の方たちが海の向こうに浮かんで見える富山県のある場所がゆらゆらとして見える現象から温泉があるのではないかというので、掘って見たら、ちょっと塩味の肌がつるつるするお湯が出て、ほんとうに肌にいいのかと研究の結果、飲んでも体にいい温泉だということがわかってから、できた温泉だそうです。地元の人たちの憩いの場所にもなっています。また、富山と言えば、立山です。夏でも寒いくらいの立山の頂上。3000メートル級の立山の頂上で、神主さんにお祓いを受けて杯一杯のお酒で清める夏の一日もいいみたい。ジャズ通の神主さんにお清めを受ける幸運に恵まれるかも知れません。富山県東部に行ったら、大岩不動産で冷えたそうめんをいただくのも最高。星に一番近いホテルに泊まるのが私の夢でもあります。ホテル立山。星に一番近いリゾート。標高2450m、立山黒部アルペンルートの中心地室堂に位置する日本最高所のホテル。このホテルでカクテルを味わいながら、満点の星を眺めてみたいなあ。みくりが池温泉。立山の頂上に登ったら、ぜひ、この温泉へ。雄大な景色に囲まれて天然いおうの温泉につかる最高の気分。小川温泉元湯 ホテルおがわ。開湯400年という伝統ある良質な温泉を掛け流しで愉しめるのは元湯だかこそできる贅沢。ふつふつと湧き出る源泉は、毎分470リットル、神経痛、リューマチ、婦人病などの効能があります。また、地元の方からは子宝の湯としても親しまれています。バーデン明日。一度、日本庭園風の露天風呂を独り占めで、満点の星を眺めながら、背泳ぎをしたことがあります。純天然温泉。サウナもあり、サウナの後に飛び込む冷たい水風呂も最高!山脈の雪解け水のおいしい水の産地でもあるので、美肌効果抜群ですね。東京から京都へ、そして富山から長野へ、最後に東京へ。京都なら、仁和寺で宿泊し、富山へ行き、富山から長野に。長野は白馬村のホテル ラ・ネージュ本館にいつか宿泊するのが夢です。わざわざ海外に行くことはないですよね。夢だなあ。郷愁に浸る。
July 21, 2006
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Il y a le ciel le soleil et la mer.....Aujourd'hui tout le monde est parti pour aller à la plage, mais je suis restée seule devant l'ordinateur.BONNES VACANCES !
July 16, 2006
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Bonjour !Comment allez-vous ?Il fait beau aujourd'hui ici dans le Nord de la France.J'ai fini à lire ce matin un roman de Mary Higgins Clark en français.Bon.Peut-être, à demain.Au revoir.Bonne soirée !
July 16, 2006
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BONJOUR !Je suis montée sur un cheval ces derniers jours pour la première fois dans ma vie.C'était un cheval blanc très gentil qui a déjà 21 ans.Je suis montée aussi sur un poney.Tout cela, c'est grâce à une jeune fille blonde qui n'a que 11 ans !So, this time I wrote in French. UN CHEVAL = A HORSEBLANC = WHITEMONTER = RIDEHave a nice day !Let's listen to his music !ヴィオレ・ル・デュクVenez visiter la France ! Bon Voyage !私を変えた!フランスの旅But, it might be better to learn French a little before your visiting France.Well try it !
July 15, 2006
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