ワルディーの京都案内

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2015/03/17
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
「がんはどこまで治せるのか」の冒頭部、森山氏が携わったCT開発について書かれています。

CT開発のマイルストーンです。

・CTは1972年に英国のEMI社が開発
  考案者のG・ハンスフィールド博士はノーベル賞受賞

・当初は頭部専用の装置。一断面撮影に数分かかった。
  当時のコンピュータでは画像再構成に長時間要した。

・全身用CT開発は、EMI社と販売契約していた東芝が1975年に開発プロジェクト開始。
 国立がんセンターも共同開発施設として参加。森山氏もメンバーに。

・1978年 国産初の全身用CT装置を国立がんセンターに設置

・1982年頃からヘリカルCT研究(ヘリカルCTは日本オリジナル)
  撮影台を動かしながら撮影するので、断面は連続したらせん状。
  従来より高密度の撮影。
  従来は輪切りだったので、輪切りの境目の微小病変が映りにくかった。
  撮影時間も大幅に短縮。

 これらマイルストーンのお話の間に、開発舞台裏や、色んな苦労話が記載されています。自分がいつもお世話になっている機械のバックグラウンドが分かって、なかなか興味深いです。

 この本は「楽天ブックス」にも掲載されていましたが、「注文できない商品です」となっていました。残念ながら、絶版になったのかもしれません。

【出典】
書名:「がんはどこまで治せるのか」
副題:すべての疑問に専門医が答える
出版社:徳間書店
著者:森山紀之氏
   国立がんセンター がん予防・検診研究センター長
発行日:2009年6月30日
定価:1500円+税

P1130806(がんはどこまで).jpg

2015年3月17日(火)

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最終更新日  2017/04/17 03:06:05 PM
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