ワルディーの京都案内

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2015/05/08
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療振り返り
 抗癌剤治療のときに一番気にしたのは、白血球、血小板、赤血球やヘモグロビンでした。副作用で著しく低下することがあるためです。

 今回の粒子線治療ではそのような副作用はあまり心配しなくてもよく、一番心配しなければいけないのは、粒子線が腎臓に当たってしまって起こる腎不全です。これは、治療が終わってから時間を経過して起こる可能性があるので、むしろ経過観察のなかで注意して見ていかなければなりません。

 血液検査の数値としてクレアチニン、尿素窒素を見ていくことになります。先生の話では、これらの数値が悪化した後、尿が出にくくなるなどの自覚症状が出てくるとのことです。クレアチニン、尿素窒素はグラフのように、左側の腎臓を腎盂癌で切除した後、急激に高くなっていますが、その後、残った腎臓がカバーできるようになり、両方とも正常値上限くらいまで回復しています。その後、尿素窒素のほうは腎臓摘出前の健常時期の値くらいまで低下しています。

 クレアチニンは抗癌剤治療中は凸凹しながらも平均的には低くなっています。6回の抗癌剤治療終了後は上限値程度をキープしています。クレアチニン、尿素窒素とも粒子線治療中は大きな変化はありませんでした。今後、経過観察のなかで注意して見ていくことになります。

 尿酸値は元々高い傾向にあり、痛風になったこともあるので、薬を飲んでいましたが、抗癌剤治療中値が低くなったので、第5クールから薬は止めました。抗癌剤治療後は、上限値程度で推移しています。抗癌剤治療中に尿酸値が低くなるのは、点滴も含め水分を多く摂取するためではないかと思います。

 癌の発病以前に時々、それから抗癌剤治療の第2クールの直前、さらに粒子線治療中に一度、かかとが痛くなったことがありましたが、軽い痛風だった可能性はあります。現在は、水分をできるだけ多く摂取する(2リットル/日目標)ことをこころがけるにとどめ、薬は飲んでいません。


グラフ:クレアチニン、尿素窒素、尿酸の推移。  第1~第6は抗癌剤治療のクール数です。
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最終更新日  2019/07/31 07:16:02 AM
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