ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2015/08/22
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
 朝日新聞 2015年1月24日の記事です。



 人工肛門(こうもん)(ストーマ)の性能がよくなり、神奈川県平塚市のSNさん(74)は温泉旅行も楽しめるようになった。

 2009年7月、直腸がんと診断され、11年5月には右大腿(だいたい)部の付け根、鼠径(そけい)部のリンパ節にがんが見つかった。そして昨年1月、肺への転移がわかった。

 抗がん剤のゼローダを、朝食と夕食の後にのんでいる。2週間のみ続け、次の1週間は休む。これを繰り返す。手足の指先が荒れる副作用などが少し出るが、大きな問題はない。3週間に1度は、東京・築地の国立がん研究センター中央病院に通い、抗がん剤アバスチンを点滴してもらっている。高血圧の副作用があり、降圧薬もあわせてのんでいる。

 2~3カ月に1度はCTで腫瘍(しゅよう)の大きさを確認しているが、縮小した後、その状態を維持している。数カ月に1度、ストーマ外来で、ストーマや皮膚の状態などをみてもらっている。

 好きな旅も続けている。

 昨年5月、家族で京都を訪れた。桜が終わり、新緑のころ。トロッコ列車に乗り、春の空気に胸を躍らせた。10月には、山梨の奈良田温泉で「生涯、最高の湯」に出会った。12月、南アルプスの入笠山(にゅうかさやま)で雪を見た。輪かんじきを履いて山を登る友人の帰りを、ふもとで絵を描きながら待った。

 がんの治療中で体力に少し不安はある。だが、主治医で消化管内科医長の山田康秀(やまだやすひで)さん(52)は「スケジュールをゆったりとり、過労につながらないように気をつければ、いまのところ大きな心配はない」と話す。

 SNさんは「旅を楽しむには、自分だけで問題を抱え込まないことが大切」と言う。ストーマを付けていることは、一緒に旅する仲間には必ず伝える。ストーマの人が使う障害者用トイレなどは数が少なく、混み合うことも多い。このため、トイレ休憩に時間がかかりがちになることも理解してもらう必要がある。

 「旅に出て自然の美しさに触れることは、生きがいのひとつ。旅のない人生は考えられません」

 6月、秋田の駒ケ岳に友人たちと登る予定だ。長い冬を越え、高山植物が咲き始める。その光景を目にするのが今から楽しみだ。


写真:旅行の写真を見るSNさん(右)と妻Fさん=神奈川県平塚市





(患者さんとご家族のお名前はイニシャル表記に変更させていただきました。写真掲載も控えさせていただきました。)


 私は抗がん剤治療の後、粒子線治療も終え、経過観察に入りました。

 前の癌で片方の腎臓を摘出しているため、片方の腎臓しか残っておらず、抗がん剤治療の負担は大きくなります。また粒子線治療の副作用で残った腎臓機能が低下する可能性があります。このような状況から再発予防の抗がん剤治療はしていません。

 粒子線治療に出会っていなければ、今、2日に一度透析に通っているところです。結果的に、1ヵ月に一度の血液検査と3ヵ月に一度のCT検査による経過観察のみです。

 このSNさんよりも、楽な状況です。年齢も若いですし。私も旅は好きです。京都に住んでいるので、無理しない範囲で1週間に1つか2つだけだけお寺巡りを楽しむようにしています。

 せっかく元気な状態で生きれる時間を長くしていただいたので、有意義に過ごしていきたいと思っています。


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最終更新日  2018/09/20 06:27:05 AM
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