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2015/09/15

【がん情報】がん患者　薬物療法の悩み増す

テーマ：癌(3513)

カテゴリ：癌治療情報

2015年9月9日　読売朝刊

　がん患者の身体的苦痛に関する悩みのうち、抗がん剤などの薬物療法に関するものが占める割合が、最近10年間で２倍以上増えたとのこと。不安や生き方など「心の苦悩」に関する悩みは減ったとのこと。抗がん剤の苦痛の悩みの割合が増えたのは、相対的なものでしょうね。

　医療が発達し、「不治の病」と言われたいたものがそうではなくなってきたし、がんに対する世の中の理解も深まってきた。当たり前の病気になって、「何故、私が・・・」ということもなくなってきたし、「がん保険」などの充実による経済的な側面もあって、「心の苦痛」が減ったからでしょうね。

　治療法や病院の選択などの悩みは増えているとのことですが、昔は「医者の言うことを聞くのが一番」だったのが、今はセカンドオピニオンを当たり前のように使うようになったし、ネットやマスコミでも多く取り上げられるからだと思います。