ワルディーの京都案内

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2015/12/18
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テーマ: 癌(3513)
カテゴリ: 癌治療情報
朝日新聞「患者を生きる」の記事を引用し、私の意見・感想・気づきなどを述べさせていただいています。

≪2015年7月31日の記事≫  

 進行した4期の大腸がんになった千葉県市川市の産婦人科医、SNさん(68)は2007年11月、大腸の一部に加えて、転移が見つかった肝臓の一部を切り取る手術を受けた。

 しかし、その後も肝臓への転移が新たに見つかり、08年9月と09年7月にも、手術で肝臓を切除した。がん研有明病院(東京都江東区)で受けていた術後の抗がん剤治療が終わったのは、10年6月だった。

 「これでもう、治ったのかな」

 安心感を抱き始めていた11年3月、CT検査のあと、治療チームの松阪諭(まつさかさとし)医師(45)から説明を受けた。

 「SNさん。肺に、転移がありますね」

 その言葉を聞き、ショックのあまり診察室の床にしゃがみ込んでしまった。

 右肺の下葉に腫瘍(しゅよう)が1個見つかった。直径は7ミリ。「転移が肝臓に収まっているうちは大丈夫だが、さらに広がったら、もう助からないだろう」と感じた。

 しかし、松阪さんはこう付け加えた。「これは良いケースです。肺の中でも取りやすい場所に腫瘍がありますから」

 その言葉を聞き、治療チームを信じて任せることにした。

 4月上旬。4回目となる手術を受けた。腫瘍とともに肺の下葉の一部を切除し、1時間20分で終わった。それから10日ほどで退院。その後は3カ月に1度、現在は半年に1度、検査を受けている。

 今年の春で、最後の手術から4年が経過した。体調は良好で、再発はみられない。

 「一日でもねばって長生きすれば、新しい治療法がきっと出てくる。がんの転移と今闘っている患者さんも、あきらめないでほしいですね」

 地域に根ざした産婦人科医院の院長として、再び診療に取り組む日々が戻った。医院の待合室には、油性ペンで書いたビラを貼って、検診を呼びかけている。

 「いただいた命。現場の医師として、がん検診を患者さんに勧めたいと思います」

 いまは、地域のがん患者を減らすために、少しでも役に立ちたいと願っている。


写真:SNさんが経営する産婦人科医院の待合室。がん検診の受診を呼びかける貼り紙がある=千葉県市川市(写真掲載は控えます)

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 「病は気から」がすべてではないですが、気持ちをしっかり持つことで、体のガンに対する抵抗力が向上するのだと思います。


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最終更新日  2019/01/22 09:45:55 AM
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