ワルディーの京都案内

ワルディーの京都案内

2016/02/27
XML
テーマ: 京都。(6076)
カテゴリ: 京都歩き
​【 2016年 2月27日(土)】

 昨日より暖かな一日。春がそこまで来ている感じ。

 明日は三重県の実家で法事なので、その準備を少し。それと散歩以外は何もなく、のんびりと過ごしています。それから今年初の床屋さんでした。


****************************************************
2016年2月6日(土)
妙心寺玉鳳院・真如寺#4


「京の冬の旅」で、先日アップした、妙心寺塔頭天球院、霊雲院に続き、2月6日に妙心寺玉鳳院と真如寺を二人で訪れました。

 妙心寺塔頭の玉鳳院に訪れた後、車をコインパークに停めたまま、北に歩いて 「真如寺」 に向かいました。


真如寺の位置
https://www.google.co.jp/maps/place/%E7%9C%9F%E5%A6%82%E5%AF%BA/@35.0308981,135.7229993,17z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x6001078f3a0f5867:0xefa935be46ac03b2
20160227-真如寺位置.jpg



真如寺.jpg




◆真如寺の歴史

鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺) とともに臨済宗大本山 相国寺の山外塔頭 のーつ。室町時代には幕府により定められた「五山十刹」の官寺の制において 「十刹」の一つ に数えられた由緒ある禅宗寺院である。

 勧請開山は、中国・宋の高僧にして鎌倉の円覚寺の開山でもある 仏光国師(無学祖元) で、その弟 子・無外如大尼 が、師の没後に遺髪や爪を祀るためにこの地に「正脈庵(しょうみゃくあん)」を闘いだのが始まりである。

 南北朝時代の暦応5年(1342)に仏光国師の法を受け継ぐ 夢窓疎石 が、足和初代将軍 尊氏 の執事であった 高師直 (こうのもろなお)の外護を受けて大伽藍が整えられ、以後室町幕府の手厚い保護を受けた。現在残る建物は、江戸時代の明暦2年(1656)に 後水屋上皇 によって再興されたものである。


門からのアプローチ
P1060282(真如寺アプローチ).jpg



◆法堂

法堂(仏殿)「大雄殿」 は、禅宗様の建物で、中二階風の構造になった須弥壇があり、仙洞御所から寄進された本尊・宝冠釈迦如来像、迦葉(かしょう)尊者像、阿難尊者像の三尊が安置されている。その奥に続く開山塔に勧請開山・仏光国師(無学祖元)、勧請開基・無外如大尼像、事実上の開山・夢窓疎石像や大檀那であった高師直の位牌などが祀られている。 


法堂
P1060280(真如寺法堂).jpg



法堂「大雄殿」の、中二階風の構造になっている須弥壇には、本尊・宝冠釈迦如来像が安置されている。
須弥壇.jpg



傍らに龍と鳩の彫刻が添えられた 勧請開山・仏光国師像
仏光国師.jpg


(続きます)



よろしかったらぽちっとお願いします。

ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021/07/29 12:04:12 PM
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

ワルディー・ヨーリョ

ワルディー・ヨーリョ

カレンダー


© Rakuten Group, Inc.
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: