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綾部在住のアーティスト・森茂さんのおともだちで東京の富山洋子さん(日本消費者連盟の重鎮、ふーどアクション21)が綾部で農家民泊をされるということで古民家の蕎麦屋「そばの花」さん(綾部市上八田町)でお出会いさせていただきました(3月26日)。富山さんには「ふーどアクション21」の機関紙で『半農半Xという生き方』を紹介いただいたりいろいろお世話になっています。来週、家族で行く香川の「直島」のこと、「イサム・ノグチ庭園美術館」のこと、http://www.isamunoguchi.or.jp/gamen/home.htm新潟の「大地の芸術祭」のこと、そして、綾部で何ができるだろうということなどインスピレーションいっぱいの時間を過ごさせていただきました。4月から、昭和1ケタ以上の方にお話をうかがう「村のひかりカフェ」のことを話したら、森さんが「ぼくの住んでいるところにいい人がいるよ」と教えてくださり、「6月の長老」に決定です。長老の田植えが一段落したら会いにいってみましょう。そばの花さんでなんと3時間も話してしまったのですが、テーブルのすぐ横は縁側があり、庭や景色が見渡せます。ふと映像作家・藤原治郎さんの作品「縁側~spiritual bridge」が浮かんできました。まさにここはそんな空間です。富山さん、森さん、至福の時間をありがとうございました。図書館で『半農半Xという生き方』と出会ったという岐阜の加藤裕章さんが綾部まで遊びに来てくれました。春になって、旅人が増える頃なのかもですね。遠く綾部までありがとうございました。うれしいのは、JR綾部駅横にある観光センターでレンタサイクルを借りて、里山ねっと・あやべまで来てくれたこと。さすが、山男、体力が違います!2時間くらい話していくなかで「鎮守の森」「縁日」「(岐阜県庁の)もったいない運動」「地球科学」「ホールアース」などキーワードがあれこれいっぱい見つかりました。何かが見えていたら、うれしいです。早朝、半農半X研究所news「半農半Xという種子」(12号)を国内外にBCCで届けました。12号は以下のような内容です。■1■ 「ソトコト」4月号に登場しています!■2■ 東北にひろがる半農半X■3■ 新聞広告に初登場!■4■ メールマガジン『rinka(りんか)』■5■ 現代農業バックナンバーフェア&セレクト集■6■ 村のひかりカフェ、始めます!■7■ 半農半X的エックス発見法(5)「幸せの法則」■8■ 半農半X系の旅をしよう!■9■ 「半農半X」系のことばたち(11)~農バージョン■10■ 「半農半X」系のことばたち(12)~エックスバージョン■11■ 「半農半X」のひろば(3)■12■ 次から次へと表現しよう~2つのブログを始めて想うこと~■13■ 田んぼでニューインスピレーション!■14■ 半農半X研究所ホームページ、リニューアル中!■15■ 編集後記ローテク、ハイコンセプト。めざすはそんな種子なのです。※最近、この日記もメールで入稿しています。書き込みができないPC状態なので、訪問くださったのにコメントも読めないし、書き込めない状態でごめんなさい!「研究所★研究所」もそれで更新できていないのです。メカに弱いです・・・。●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・禅僧には2つの修行があるそうです。・「静」の修行(座禅=己事究明)・「動」の修行(作務=一日作さざれば、一日食らわず)。半農半Xにあてはめると・・・半農とは「動」の修行、エックスは「静」の修行かなって思います。訪問くださり、ありがとうございました。今日もすてきな1日でありますように。(半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.26)───────────────────────────*研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.26
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1947年、イギリスから独立宣言したときの、 インド初代首相であるネルーが1930年、 獄中から、娘インディラにあてた手紙を読みました。 14歳になった娘の誕生日を祝う手紙です。 マハトマ・ガンディーのインド独立のために 反英不服従運動に共鳴し、行動を共にしたネルーは この運動に関わったため、投獄されました。 「この刑務所から、わたしはなにを贈りものに したものだろうか?わたしの贈りものは、目にみえたり、 手にふれたりするようなものであるわけにはゆかない。 なにか、空気か、精神か、たましいかでできたようなもの、 仙女か、妖精がくれそうなもの、刑務所のたかい壁も、 それをさえぎることができないような、そんなものを あげるよりほかはない。」 (ネルー『父が子に語る世界歴史1』みすず書房) もうすぐ、ひなこの誕生日。 ぼくと同じ日に彼女は生まれたのだけど、 誕生日前に、ぼくはなんだかとっても 大きなものに出合ってしまったのでした。 ネルーのたましいの贈りものをもらった娘インディラもまた インドの首相となる。 ぼくたちは獄中にいたとしたら、何を贈れるのだろう。 たとえそこにいようと何かが贈れることをぼくは学んだのでした。 『ガンジー 自立の思想』(地湧社刊)の翻訳者である 片山佳代子さんからメールが届きました。 http://homepage1.nifty.com/kayoko 4月2日、東京で【第9回非暴力連続講座】で 「ガンジーの非暴力:生活の現場からの社会改革」を講演されるそうです。 「貧乏が最大の暴力である」と言ったガンジーが、 その最大の暴力をなくすために行った取り組み=非暴力について、 お話させていただく予定です、とのこと。お近くの方はぜひどうぞ。 ガンジーの「手しごと」の思想は、半農半Xというコンセプトに 大きな影響を与えました。以下、案内です。 【非暴力連続講座】第9回 「ガンジーの非暴力:生活の現場からの社会改革」 片山佳代子さんは夫の海外赴任に同行して、子供二人と共にインドに移り住みまし た。そのときたまたま書店で、「ガンジー著作集」を見かけ読み始めました。この本 では手作業で綿から糸を紡ぐという糸紡ぎに関する記述にかなりのページが割かれて いました。それ以外にも玄米を食べなさいとか、衛生面に気を配りなさいなど、これ がインドを独立に導いた指導者の書いたものなのかと正直言って面食らってしまうも のでした。 ここから片山さんのガンジーへの探求が始まりました。 ガンジーの勧める手作業は遅れたことと思えるかもしれませんが、機械化による大 量生産に成功したと言われる私たちは本当に幸せなのか。しかも私たちの物質的豊か さは途上国の人々の犠牲の上に成り立っているのではないか。 「生活に必要なものを、自分たちの手足を使って生み出していくというのは、決し て、庶民が貧しかった江戸時代に戻ることではありません」と片山さんは言います。 片山さんは自分で糸を紡ぐ生活を実践しています。現代の私たちにとって糸を紡ぐ とはどんな意味があるのか。 片山さんのインドでの生活体験の話も交えながらガンジーの唱えた「いのちの経 済」について考え合いたいと思います。 講 師:片山佳代子(『ガンジー 自立の思想』{地湧社・刊}翻訳者) 日 時:4月2日(土) 午後1時半~4時半 会 場:SCAT(スキャット)セミナールーム(神楽坂駅近く) 新宿区天神町63神楽坂メゾン2階 TEL 03-3269-8296 東西線神楽坂駅出口2番から出て、右に進んで天神町交差点で 「長崎ちゃんぽんリンガーハット」側に渡り、その右側並び3軒目 ぐらい。道路反対側にはコンビニampm。駅から徒歩4分ほど。 参加費:500円 主 催:非暴力平和隊・日本(NPJ) TEL: xxx-xxx-xxxxx ??????@peace.biglobe.ne.jp http://www5f.biglobe.ne.jp/~npj/ ピースネット TEL: xxx-xxx-xxxxx ??????@jca.apc.org http://www.jca.apc.org/peacenet/ ※最近、この日記もメールで入稿しています。 書き込みができないPC状態なので、訪問くださったのに コメントも読めないし、書き込めない状態でごめんなさい! 「研究所★研究所」もそれで更新できていないのです。 メカに弱いです・・・。 ●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ なにか、空気か、精神か、たましいかでできたようなもの、 仙女か、妖精がくれそうなもの、刑務所のたかい壁も、 それをさえぎることができないような、そんなものを あげるよりほかはない。(ネルーのことば) 大事なものを・・・手渡していきましょう。 訪問くださり、ありがとうございました。 今日もすてきな1日でありますように。 (半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.25) ─────────────────────────── *研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.25
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綾部に縁のある人物 出口王仁三郎(大本)と植芝盛平(合気道の祖) の名前で検索したら、 スピリチュアルブックストア 「bookclub kai」(東京)のホームページにヒット。 「bookclub kai」、なつかしいです。 世界の意識を変えた巨人たちの人生について まとめたページがあり、もちろん二人も紹介されていました。 http://www.bookclubkai.jp/people/contents/people020.html 以前、出口王仁三郎と博物学者・南方熊楠は 親交があったのですか?あったらおもしろいですねと とある方に質問してみたことがあるのですが、 「bookclub kai」の人物レポには、 植芝盛平は南方熊楠に思想的な大きな影響を受けたとあり、 同じ田辺出身だし、なるほどって思った次第です。 また、 植芝盛平翁は武農一如に合気道の神髄を究めた とあり、「武農一如」ということばに出合いました。 合気道の開祖は 「真の武の道は武農一如、武産合気の生命力生産の実践こそが原点である」 とのかねてよりの信念に従い、 妻はつと共に東京から茨城の岩間町の地に移住したといいます。 武農一如の生活方式。 生命力生産の実践。 ここには何か大きなヒントがあるのかな。 常磐線岩間駅の東、岩間町には「合気神社」があり、 合気道の「聖地」といわれているようです。 武農一如の生活方式。 これをいま実践している人が岩間町にいらっしゃるかもですね。 里山ねっと・あやべがホームページを始めたのが 2001年の3月なのですが、 できるだけ更新していこうと、翌月から始めたのが 「ウィークリーメッセージ」というコーナーでした。 おかげさまで今週、VOL.200となりました。 200週、続けてきたということ。 それにしても200週経ったとは驚きです・・・。 日記数が500日を超えたときも、 びっくりしたけれど、 とにかくコンスタントなアウトプットが いいみたいです。 今日、ひなこは終業式。 1年間、1日も休まず、よく通えました! ※最近、この日記もメールで入稿しています。 書き込みができないPC状態なので、訪問くださったのに コメントも読めないし、書き込めない状態でごめんなさい! 「研究所★研究所」もそれで更新できていないのです。 メカに弱いです・・・。 ●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ 評価は何をアウトプットしたか、 それがエキサイティングか否か。 それで評価してもらえばいい。 若者や女性に起業をすすめる片岡勝さんのことば 『すべては捨てることからはじまる』(メディアパル・2001年より) エキサイティングなアウトプット。 めざしていきましょう。 訪問くださり、ありがとうございました。 今日もすてきな1日でありますように。 (半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.24) ─────────────────────────── *研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.24
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3月の新聞で「地域改革プロデューサー」の上山信一さんが 大きく紹介されていました。 21世紀的な新しい肩書きを見つけると パソコンの「エックスフルな肩書き」という ファイルに書き込んでいるのですが、 どんどん新しい肩書きがこの地球に生まれているようで いい感じだなあって思っています。 「21世紀的な研究所」のコレクションが そうして充実していったように、 「肩書き」もどんどん増えていっています。 「肩書き」以外で注目しているのは「提唱者」です。 新概念を提唱する人や新しいムーブメントを提唱する人たち。 「半農半X的生活」「研究所★研究所」という 2つのブログをさらに増やすとしたら ぼくは「エックスフルな肩書き」と「提唱者」を したいなあって思うのでした。 ・「半農半X的生活」 ・「研究所★研究所」 ・「エックスフルな肩書き」 ・「提唱者」 こうしてならべたとき、ぼくにとっての何かが見えてくるのですね。 料理研究家の辰巳芳子さんが 「大豆100粒運動」を提唱されています。 大豆の100粒というと、ちょうど小学校低学年の子供たちが 両の掌でうけとめることができる量で、 未来をになう若者たちに、食の安全性や本来の味を 体験してもらい、その生命を守っていって欲しい との願いを込め、提唱されているそうです。 2004年の春、全国で初めて、長野県で この運動が開始されたようです。 長野県大豆100粒運動 http://sbc21.co.jp/genki/index.html ぼくは提唱者になるってことが とっても大事な時代になる、と読んでいるのです。 提唱者という観点から、世を見渡せば、 これまた見えてくるものがあります。 元アマゾンのカリスマバイヤーで、 メルマガ「特選 ★土井英司のビジネス・ブック・マラソン」の発行者 エリエス・ブック・コンサルティング代表 出版コンサルタントの土井英司さんの本 http://eliesbook.co.jp/profile/ 『成功読書術―ビジネスに生かす名著の読み方』 がアマゾン、楽天で予約開始のようです。 目利きの土井さんが「殿堂入り名著」を一挙公開され、 出し惜しみなしの一冊。 お送りいただいたゲラを拝読し、 成功者は土井さんのように、後世のためにもっと知恵を公開し、 人類知への努力をすべきだって痛感しました。 この世はもったいないものだらけ、です。 全文を拝読できる日を楽しみにしています。 土井さんも提唱者なのです。 ※最近、この日記もメールで入稿しています。 書き込みができないPC状態なので、訪問くださったのに コメントも読めないし、書き込めない状態でごめんなさい! 「研究所★研究所」もそれで更新できていないのです。 メカに弱いです・・・。 ●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ ユニークなミッションとエックスフルな肩書きと提唱することと。 この3つはとっても大事ですね。 訪問くださり、ありがとうございました。 今日もすてきな1日でありますように。 (半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.23) ─────────────────────────── *研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.23
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1965年、冒険を愛するひとりの男が創った一つのバッグ、 それがハンティング・ワールドの始まりでした。 ハンティング・ワールドは今年40周年という アニバーサリーだそうで、3月中旬の全面広告に 「40YEARS & BEYOND」 というコピーがありました。 ~ & BEYOND って、いい表現だなあっていつも思うのです。 「~を超えて」というタイトルの本が たくさん出た時期がありましたが、 BEYONDということばは、 僕たちへの大事なことをメッセージしてくれることばのようです。 あと2週間弱で30代ともおわかれです。 誕生日前はいつもこうなのですが、 特に今年は「不惑・40歳」ということで、 2つの整理をおこなっています。 ・40歳の、40代の方向性整理 ・半農半X研究所の資料整理 娘も午前中で学校から帰ってきて、 午後からは友だちが遊びに来るので 資料整頓にはちょうどいいって感じです。 綾部応援団神戸支部長の徳平章さんから 瀬戸内の春の到来を告げるイカナゴのくぎ煮が届きました。 徳平さんは「田舎暮らしツアー」で農家民泊された おばあちゃん宅にも毎年贈られ、代理で持参しました。 すてきな交流がいまも続いていて、 コーディネーターとしてはとってもうれしい限りです。 徳平さんから、もうひとつの贈り物がありました。 兵庫の「マウンテンホームズ」さんが丹波・篠山で この3連休に開催された「田舎暮らし相談会」の新聞広告コピーです。 京都の天岡さんが見つけてくださったものと同じで 京都市内だけかと思ったら、神戸市内にも。 もしかして、「マウンテンホームズ」さん、 大阪市内にもされました? 伝道、ありがとうございます! http://www.mountainhomes.co.jp/log/info/index.html 折込チラシかと思ったら、新聞広告に載った半農半Xの文字でした。 これもたしかに日本初です・・・。 ※最近、この日記もメールで入稿しています。 書き込みができないPC状態なので、訪問くださったのに コメントも読めないし、書き込めない状態でごめんなさい! 「研究所★研究所」もそれで更新できていないのです。 メカに弱いです・・・。 ●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ 花が好きだったら、 庭師になりなさい。・・・ 自分の好きなことをするとき、 そこには恐れも比較も野心もない。 あるのは愛だけである。 (クリシュナムルティのことば/山川紘矢・亜希子訳) 39歳と11ヶ月・・・のぼくに贈ります。 訪問くださり、ありがとうございました。 今日もすてきな1日でありますように。 (半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.22) ─────────────────────────── *研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.22
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今日は綾部のカリスマ米農家 井上吉夫さんのところで苗代(なわしろ)作業。 『半農半Xという生き方』に登場いただいている テレビ朝日の「人生の楽園」の主人公・四方英喜さんや 綾部の顔でもあるみそづくりの金田(松尾)博子さん、 「ご近所の底力」の山中衛さん、 高校生~井上さんのお母さんまで総勢13名。 種子(モミ)と土が入った苗箱(ポット苗)を 広い田んぼに並べる作業です。 「作業参画」も今年で4年目。 腰をかがめる作業が多い、なかなかの重労働です。 お昼を田んぼでごちそうになりました。 大地を毛虫がはっていました。 ああ、春ですね。 8時~16時頃までの作業でなんとか終了。 作業後の乾杯のビール、おいしかったです・・・。 井上さん、ありがとうございました! 田舎暮らし、スローライフ系のすてきな雑誌 『自休自足』をつくっている第一プログレスさんが 「毎日をカメラと一緒に」を合言葉とする 雑誌『カメラ日和』を年末、創刊されました。 www.camerabiyori.com キャッチコピーは、Life with Camera。 「Life with~」といえば、 おしゃれな家具の「イデー」の Life with Idee。 98年頃、「Life with Idee」というカタログを買ったとき、 「Life with ~」という表現はいいなあと思ってきたのです。 最近では、Life with ビーズといった表現の本もでています。 Life with xx これがみつかるといいですね。 新風舎がポストカードのイラストを募集、 見事、優秀賞に選ばれた田谷美代子さんから できたてポストカードブックが届きました。 田谷さんのイラストはやはりいいなあ、です。 新風舎は「表現市民」というコンセプトを つくられているのですが、「表現市民」っていいですね。 コンセプターの谷口正和さんは 「表現経済」の時代といわれていますが、 すてきな時代になってきたのですね。 ※最近、この日記もメールで入稿しています。 書き込みができないPC状態なので、訪問くださったのに コメントも読めないし、書き込めない状態でごめんなさい! 「研究所★研究所」もそれで更新できていないのです。 メカに弱いです・・・。 ●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ 表現市民と使命多様性と。 なぜボクはこれで、なぜキミはそれなのか。 テーマって不思議ですね。 訪問くださり、ありがとうございました。 今日もすてきな1日でありますように。 (半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.21) ─────────────────────────── *研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.21
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今日は朝8時から、1戸1名参加の春恒例の村仕事 「彼岸の道つくり」と「岸焼き」でした。 農繁期に向けて、農道に砂利をまいたり、 修復作業をおこなうのが「道つくり」という作業です。 この季節になるといよいよ、 米づくりの季節が始まるなあという気分です。 昨秋、ギブス生活になってから、 スコップなど、肉体労働系をしていませんでしたが 今日で復活って感じです。 ひさしぶりに田んぼの畔に立って ああ、今年もここですてきな インスピレーションがうまれたらいいなあ と思うのでした。 田んぼでインスピレーションを、 ニューコンセプトを。 これがぼくのスタイルかな。 畔を歩いていると、 宮澤賢治の詩がこぼれてきます。 「雲の信号」 あゝいゝな せいせいするな 風が吹くし 農具はぴかぴか光つてゐるし 山はぼんやり 岩頸だつて岩鐘だつて みんな時間のないころのゆめをみてゐるのだ そのとき雲の信号は もう青白い春の 禁慾のそら高く掲げられてゐた 山はぼんやり きつと四本杉には 今夜は雁もおりてくる (「春と修羅」所収) ここは何も変わらないようだけど、 昨年まで上の田んぼに毎日来ていた おじいさんは今年はそこにはいないんだなあ。 『現代農業』(農文協・4月号)の最新号に 「民間天候予測2005」という特集記事がありました。 すべては神さまにまかせますって感じですが、 今年はどんな天候なのかな。 1996年から始めた米づくり。 今年は10回目となるのだけど、 記念すべき年はどんな物語が待っているのか楽しみです。 今日は、冬至から夏至への半分が過ぎた春分。 ということで、里山的生活メイルニュースの配信日でした。 おかげさまでまる3年の72号。 あるもので発信しよう!と初めたのですが、 尊い3年に感謝です。 明日はお世話になっているカリスマ米農家 井上吉夫さんちへ特殊な苗づくりのお手伝いに行ってきます。 ※最近、この日記もメールで入稿しています。 書き込みができないPC状態なので、訪問くださったのに コメントも読めないし、書き込めない状態でごめんなさい! 「研究所★研究所」もそれで更新できていないのです。 メカに弱いです・・・。 ●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ 人間の教養とは野生を失うことではなく、 野生を洗練させることである。 (岡部伊都子) 洗練させていきましょう。 訪問くださり、ありがとうございました。 今日もすてきな1日でありますように。 (半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.20) ─────────────────────────── *研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.20
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パラス・パレスという服屋さんに すてきなモビール(mobile)が飾ってありました。 針金を用いたやじろべえのように ゆらゆら動く彫刻です。 モビールといえば、 新潟・妻有で3年に1度開催される 「大地の芸術祭」の会場となる 「まつだい雪国農耕文化村センター(※)」に すてきなモビール(トリエンナーレグッズ)が 販売してありました。 (※おススメの空間です!) 麦わら帽子をかぶった農夫が 片手に鍬を持ち、もう片手に何かを持っている かわいいモビールです。 2003年8月、これを見たとき、 半農半Xなモビールもできるなあって思ったのでした。 たとえば、片手に農的なものを持ち、 もう一方の手にはエックス的なるものをもつ。 自由の女神みたいですね。 ぼくがつくりたい(もしくは誰かにつくってもらいたい) モビールはこんな感じです。 ┏━━━━━━━━┓ ┃80対20的生活┃ ┗━━━┳━━━━┛ ┃ ┏━━━┻━━━┓ ┏━━━┻━━┓ ┏━━┻━━━┓ ┃80%(19H)┃ ┃20%(5H) ┃ ┗━━━┳━━┛ ┗━━┳━━━┛ ※睡眠7H┃ ┃ ┃ ┃ ┏━━┳━┻┳━━┓ ┃ ┏┻┓┏┻┓┏┻┓┏┻┓ ┏┻┓ ┃A┃┃B┃┃C┃┃D┃ ┃E┃ ┗━┛┗━┛┗━┛┗━┛ ┗━┛ *1日の80%の時間をつかうスローライフ系ゾーン A=家族との時間、コミュニティ・・・ B=メディテーション、散歩・・・ C=手づくり、手仕事、クラフト、アート・・・ D=小さな農、菜園・・・ *1日の20%を集中するエックスゾーン E=エックス、ライフワーク・・・ まだまだ未完成なコンセプト 「80対20的生活」ですが、 こんなモビールができたらいいなと お店でメモをとったのでした。 モビールアーティストって きっとどこかにいるのでしょうね。 意外なものがゆらゆらとぶらさがっていて 見る人が微笑んでくれたらいいなあ。 ※最近、この日記もメールで入稿しています。 書き込みができないPC状態なので、訪問くださったのに コメントも読めないし、書き込めない状態でごめんなさい! 「研究所★研究所」もそれで更新できていないのです。 メカに弱いです・・・。 ●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ 小さなこだわり 小さな暮らし (生活はできるだけシンプルに だけど、こだわりは常にもっていたい という女性に向けてつくられている 地球丸のすてきな雑誌「天然生活」のキャッチコピー) 小さなくらしとなぜだか私がこだわってしまうことと。 時代はこういう方向ですね。 訪問くださり、ありがとうございました。 今日もすてきな1日でありますように。 (半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.19) ─────────────────────────── *研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.19
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ぼくは毎月1人の村のお年寄りとお茶を飲みながら 昔話や知恵をインタビューする会「村のひかりカフェ」 を2005年1月から始めようと思っていたのですが、 もしかしたら「早くしなさいよ」ってメッセージだったのかな。 今日、とある老人会の総会に呼ばれて、 半農半Xという生き方について、お話をさせていただいたのですが、 ふとそんなような気がしました。 アフリカには「老人が帰天するということは、 図書館1軒が焼失するのと同じ」ということわざがあります。 ※お年寄りにこの話題もなんですが・・・。 日本も昭和1ケタ以前の大事な知恵がだんだん消え去ろうとしています。 ※時間もあまりなく、この10年が勝負です。 子どもの世代は(経済活動で)忙しいだろうから 1世代飛ばして、孫へ、伝えていってほしいです。 孫がだめなら、僕に電話してください。 縁側で日向ぼっこをしながら、 いっぱい話を聞かせてくださいね。 もったいない&大好きなことで 後世への贈り物していきましょう、 すてきな世界にしていきましょう という話をさせていただいたのですが、 これは4月からやっぱりやらなきゃです。 不惑記念事業。 ぼくのニュースタート事業。 講演後、お弁当を食べながらの懇親会 (みなさんはお酒付)にも出席依頼があり、 参加させていただきました。 お酒が入った交流で、わかったことがたくさんあります。 それは・・・ 思った以上に伝わったんだということ。 姉の担任でぼくを呼んでくださった老人会長が ぼくの隣の席の方をさされ、こういわれました。 「この人のお父さんはお天気博士だったんだよ」と。 茶業の先駆者だったその方のお父さんは 天気の研究者でもあったそうです。 眠っている宝物がいっぱいある。 そんなことを実感しました。 たくさんの知恵や経験、記憶をもつ地域の宝である 先人の知恵を少しでも継承したいです。 先輩世代の土は雑木林のようにふかふかなですね。 毎月1人のペースで1000人に出会おうとすると・・・ なんと83年かかります。 時間的にも「10年内の緊急の仕事」ですが とにかく「0→1」が大事ですね。 尊い時間をありがとうございました。 たくさんの学びに感謝申し上げます。 20日は「春分」ということで 里山的生活メイルニュース72号の最後の編集。 二十四節気×3年の、まる3年記念号です。 ※最近、この日記もメールで入稿しています。 書き込みができないPC状態なので、訪問くださったのに コメントも読めないし、書き込めない状態でごめんなさい! 「研究所★研究所」もそれで更新できていないのです。 メカに弱いです・・・。 ●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ もう惰性で走るのはやめて、ギアを入れ、なすべきことに本気でと りくんではいかがですか。探検すべき道はたくさんあるのに、なぜ 探検しようとはしないのですか。新しい世界,未知の世界に踏み込 むのを怖れてはいけません。つねに最高のものを期待しながら、大 胆にすすみなさい。(アイリーン キャディ著『心の扉を開く』) なすべきことに本気で取りくんでいきましょう。 訪問くださり、ありがとうございました。 今日もすてきな1日でありますように。 (半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.18) ─────────────────────────── *研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.18
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京都府中丹広域振興局からお話をいただいている 「第6回京都中丹広域戦略会議」参加のため、 午後からホテル綾部へ。 最近、「格差」について考えているせいか、 国家間、都道府県間、市町村間の 「施策格差」の時代になるなあって感じました。 いい施策を展開する自治体とそうでない自治体の差が どんどん開いていく時代。 それは別のことばでいえば、 「ビジョン格差」「哲学格差」といえるかもしれません。 ふと、今朝の新聞に書かれていた愛知万博についての 「不明りょうなコンセプト」という記事を思い出しました。 堺屋太一さんの 自然の叡智というテーマ(主題)はいい。 しかし、コンセプト(統一的な視点)がはっきりしていない。 大阪万博では工業社会一本だった。テーマとコンセプトは違う ということばと、ある万博協会幹部のことば 環境問題が重要だということは誰もが分かっている。 だけど、そんな難しい話ばかりでは、今の人は来てくれない。 とにかく楽しくなきゃ も蘇ってきました。 自然との共生を追求する環境博なのか、 娯楽性豊かな見本市なのか。 混在するコンセプト・・・。 何も考えないでいい時代はよかったですね。 でも、いまは、持続可能性など 配慮しないといけないことだらけのなかで こころときめくすてきなことを 創造していかないといけない時代。 京都の中丹地域(舞鶴・綾部・福知山の3市、大江など3町)」の 「共通のコンセプト」を創ることは大変なことだけど やはりそれに時間をかけなきゃと思った次第です。 それは自分にも、半農半X研究所にも、 綾部市にも、京都府にも、日本国にもいえること。 コンセプトがすべてではないけれど、 発見すると解決しちゃうことって、いっぱいあります。 コンセプト格差。 コンセプトを競いあう時代ですね。 中丹地域のミッション。 それを少しでも応援できたらうれしいです。 いろんなことに出会っていくと 「sustainability and mission(=X)」っていう 「半農半Xな方向」は間違いないなあって思うのでした。 ※最近、この日記もメールで入稿しています。 書き込みができないPC状態なので、訪問くださったのに コメントできなくてごめんなさい! 「研究所★研究所」もそれで更新できていないのです。 メカに弱いです・・・。 ●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ 天使は自分を軽く考えているから飛べる。 (チェスタートン) みんなエックスという翼があります。 訪問くださり、ありがとうございました。 今日もすてきな1日でありますように。 (半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.17) ─────────────────────────── *研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.17
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4月2日、NHK総合で特集「格差社会」がありますと 西野さんからメールが届きました。 googleで「格差」について検索してみると ・南北格差 ・地域間格差 ・世代間格差 ・一票の格差 ・所得格差 ・貧富の格差 ・情報格差 ・希望格差社会 などが、でてきました。 いろんな格差がありますね。 格差がつくことばをこうして並べてみると 見えてくるものがあります。 こうした言葉や現実に対して じゃあ、どうすればいいのだろうって、でてきているのが、 「つながり」「関係性」「シェア」「生命地域主義」 などのことばです。 格差に対して、差を埋めようとする動きですね。 「もったいない」も南北、世代間格差などを 埋めようとすることばです。 余談ですが、先日、この場で書いた「アイデア格差」という語も 検索で登場するようになりました。 昨日の図にちょっと手を加えてみました。 知識社会 ↓ 環境問題 → 半農半X ← 自分問題(自分探し) ↑ 希望格差社会 また、さわっていきましょう。 やはり、キーワードは「つながり」と「創出力」かな。 今日は、綾部で田舎暮らしをされている フランス生まれの歌手のお宅を訪問させていただきました。 綾部での田舎暮らし(2年目)をしながら、 毎週、ライブのために都会に行かれています。 京都嵯峨芸術大学の先生からご紹介いただいて うかがったのですが、因縁というべきつながりある方でした。 世間は狭いものです。 アーティストではなく、 どこかで聞いたことがあるお名前だなあと思ったら・・・ ほんとうにびっくりです。 古民家の暮らしですが、家のなかはなんともおしゃれで 茶室のような瞑想空間とスウェーデン家具があるような OLD&NEWの理想の暮らしをされていました。 いつか綾部で古民家コンサートが開催できますように。 尊いお出会いをありがとうございました! 先のフォーラム「綾部から型を出せ」にあった 浅野令子さんの講演「週3日田舎暮らし、週4日都会暮らし」 のライフスタイルを垣間見た次第です。 ※最近、この日記もメールで入稿しています。 書き込みができないPC状態なので、訪問くださったのに コメントできなくてごめんなさい! 「研究所★研究所」もそれで更新できていないのです。 メカに弱いです・・・。 ●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ 知識社会 ↓ 環境問題 → 半農半X ← 自分問題(自分探し) ↑ 希望格差社会 「つながりを回復していく力」と 「何かをうみだしていく力」と。 それにはインスピレーションが 生まれる時間から、かな。 訪問くださり、ありがとうございました。 今日もすてきな1日でありますように。 (半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.16) ─────────────────────────── *研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.16
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地球と人をながもちさせるエコマガジン 「ソトコト」(木楽舎)の4月号、 辻信一さんの対談ページ「Slow is Beautiful」での ヴィレム・オハンデグさんとの対談(101p)のなかで 「半農半X」が取り上げられてました。 半農半Xの解説まで入れていただいて恐縮です。 辻さん、編集部のみなさま(鈴木菜央さん?)、 ありがとうございました。 そういえば、ちょうど1年前の「ソトコト」4月号に 『半農半Xという生き方』が紹介されたのでした。 前回はLOHAS特集で、今回はNPO特集。 読者に迎合するという誌面づくりじゃなくて 「ついてこれるかい?」という誌面づくりをしている という「ソトコト」編集長・小黒一三さんの ことばがふと蘇ってきます。 「ソトコト」に登場できるということは とってもうれしいことです。 載ってますよと教えてくださった岡山の清水治さん 尊い情報をありがとうございました。 取り置きしてもらっていた書店(ブックランド高倉)の方も 「どうして載っていることがわかったの?」と おっしゃってました・・・。 1つのことばの誕生。 それは世界へのどんな1滴となるのかな。 半農半Xということばを見つけたら 教えてくださいね。 半農半Xということばは10年前、 環境問題 → 半農半X ← 自分探し ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ という2つの問題解決の模索のなかから 生まれたのですが、 今日、榊原英資さん×和田秀樹さんの 対談集を読んでいて、 環境問題 → 半農半X ← 知識社会 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ というのも見ておかなきゃと思いました。 知識が社会の中心的な資源となっていくのですが、 2つの資源問題があるのですね。 2つの資源問題。 資源浪費と資源未活用という問題。 希望創造社会へのアプローチ、していきましょう。 ※最近、この日記もメールで入稿しています。 書き込みができないPC状態なので、訪問くださったのに コメントできなくてごめんなさい! 「研究所★研究所」もそれで更新できていないのです。 メカに弱いです・・・。 ●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ 「2つのもったいない」がこの国にあります。 ・資源浪費という「もったいない」 ・みんな有するはずの天与の才が 活かされていないという「もったいない」。 うまく使っていきましょう。 訪問くださり、ありがとうございました。 今日もすてきな1日でありますように。 (半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.15) ─────────────────────────── *研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.15
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希望格差社会って、もしかしたら アイデア格差社会ってことかもしれないなあって 最近思ったりしています。 こどもたちももっと アイデアを出すことを学んでいってくれたら いいなあって思うのでした。 娘のひなこが3歳のころ、 「アイデアマンのぴかっと」という絵本を 読んであげていて、 絵本の主人公のぴかっとの アイデアマンぶりに、すごいねって ふたりで感心したものです。 ぼくはここぞと ひなこもアイデアマンになってね っていったものでした。 ときどき、困ったアイデアマンもいるけれど すてきな方向性をもってくれていたらと思います。 アイデアといえば、 川喜田二郎さんが創案されたKJ法です。 「研究所★研究所」で 先生の「川喜田研究所」を調べていたら、 1965年、「独創」第2号「KJ法特集号」(日本独創性協会)に 印刷物として最初に「KJ法」の名が現れる。 「KJ法」という名称を決定。 とホームページにありました。 今年は命名40周年なのですね。 ネパール学術探検隊長として1958年、 現地調査したとき、膨大なデータから、 いかに学問上の本質を発見するかという課題解決にせまられ、 その方法として考え出され、 異質のデータや情報を統合することによって、 新しい発想をしたり、アイデアを創り出す方法。 10年前、川喜田さんの『野性の復興』に出会い、 これからのライフスタイルは「晴耕雨創」だと書かれていて、 とってもインスパイアされました。 『半農半Xという生き方』でもみんなに紹介したくて ふれさせていただいているのですが 川喜田さんはほんとうにアイデアマンなのですね。 晴耕雨創型産業。 そんなことも書かれていて 先見性にはほんとうに驚きます。 さてさて、アイデア格差。 googleではまだそんな言葉はないようです。 この日記が初になるのかな。 ※最近、この日記もメールで入稿しています。 書き込みができない状態なので、訪問くださったのに コメントできなくてごめんなさい! 「研究所★研究所」もそれで更新できていないのです。 メカに弱いです・・・。 ●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ やはりアイデア系のお土産を。 東芝130周年記念のアイディアコンテスト。 テーマは「未来のテレビ」。 10年後はどんなテレビがでてくるでしょう。 800字の文書か絵・イラストで。 2005年5月31日〆切 グランプリは・・・ www.toshiba.co.jp/digital/contest2005 10年後のテレビ、どうなっているのかな。 訪問くださり、ありがとうございました。 今日もすてきな1日でありますように。 (半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.14) ─────────────────────────── *研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.14
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googleで検索していたら 「フナダシンジ&ニシダタクジ」コンビによる なつかしい「スローライフ綾部レポ」と再会しました。 2002年夏版なので少し時間が経っているけれど、 綾部ってどんなところだろうって思ってくださったら、 ぜひ、ココロの旅をしてみてください。 http://www.sanctuarybooks.jp/column/2xxx-xxx-xxxxxayabe/ このレポを家族であらためて見て、の感想は フォト&コメントって、シンプルで なんだかとっていいなあ、ということ。 校門の門柱に乗っている子どもとか とっても癒されます。 「ココロの旅」、シリーズ化、していきたいです! フナダシンジさんはサンクチュアリ出版の ウェブデザイナーなのですが、 さすが、もうひとつの顔である スローフォトグラファーです。 先日、同郷の藤沢あゆみさんのことを書いたら あゆみさんも書いてくれていました。 http://plaza.rakuten.co.jp/?user_id=4461696 とってもうれしいメッセージ。 田舎にいてもオファーはくる。 もう場所なんか関係ない時代が来てる。 これはなんだかとっても希望です。 ヨガナンダ風に表現するとしたら、 たとえ、君がヒマラヤにいようが オファーはあるだろう、です。 尊敬する伝統版画家であり編集者の 西岡文彦先生の『やりがいの構造』(絶版)で そのことばを見つけたのですが、 みんなにももっと届けたいメッセージです。 2001年、里山ねっと・あやべで 「21世紀の生き方、暮らし方を考えるための、 あやべ田舎暮らし初級ツアー」を夏秋、2度企画しました。 2泊3日の農家民泊型のグリーンツーリズムです。 たくさんの方に参加いただいたのですが そのなかで綾部に移住されたのが 「そば匠 鼓」の須藤定平さんです。 3月19日、京都市内において田舎ぐらしの相談会が開催されます。 京都府の「農のあるライフスタイル」プロジェクトの一環です。 ************************** ~そこが知りたい田舎暮らし~「農のある暮らし相談会」 ■企 画 京都府、社団法人京都府農業開発公社 ■日 時 平成17年3月19日(土)13:00~16:45 ■場 所 ホテルセントノーム京都 (京都市南区東九条東山王町19-1) ■募集人員 30名 ■参 加 費 無 料 ■申込締切日 平成17年3月15日(火) ■申込先 社団法人京都府農業開発公社 TEL xxx-xxx-xxxxx FAX xxx-xxx-xxxxx 講演1 演題「おソバが取り持つ田舎ぐらし」 須藤 定平さん(綾部市) 「田舎暮らし初級ツアー」がきっかけとなって、 大阪から綾部に移住。「そば匠 鼓」を開店。 「あやべ里山そば塾」などでそばづくりの指導を行う。 移住に至るまでの経緯、現在の暮らし、 地域との関わりなどについてお話いただきます。 講演2 演題「田舎ぐらし、悲喜こもごも」 松尾 圭子さん(美山町) 「自由学校(農業体験)」に参加し、同じ講座を 受講していたパートナーとの結婚を機に 京都から美山町へ移住。養鶏場で働くパートナー とともに、農のある暮らしを志す。 現在は、子育て等で忙しい日々を過ごしている。 田舎ぐらしの大変さや、これからの夢など についてお話しただきます。 ・「農のあるくらしの実現に向けた綾部市の取組」 綾部市産業・団地販売部農林課 課長補佐 西尾 浩司さん ・「担い手養成実践農場の取組」 京都府農業開発公社 実践農場推進室長 原澤 武さん ・「相談会」 ご講演いただいた方々を囲んで、 農のある暮らしの実現に向けた相談会を行います。 以上 p.s. パソコンの調子が悪くて、書き込みが昨日から できず、困っています・・・。 コメントもできず、ごめんなさい! この文(記事)もメールで入稿?です。 3月13日は1日里山ねっと・あやべ駐在でした。 京都の三大市(弘法さん、天神さん)の1つである 「手づくり市」をたちあげられた榎本潔さんが 訪問くださいました。 毎月15日、京大前の知恩寺で300軒つらなる 手づくり系の市を18年前から開催されています。 大好きなことが仕事になる極意をうかがいました。 ●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ 天を敬うことが人生の、政治の目的だ (西郷隆盛) 常に天を意識して生きる。 メッセージがいっぱいだから、もったいないですものね。 訪問くださり、ありがとうございました。 今日もすてきな1日でありますように。 (半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.13) ─────────────────────────── *研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.13
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『半農半Xという生き方』を読んでくださった 母校の先生(姉の小学校時代の担任)から 地区の老人会の世話役をしているので、 3月の総会に来て、半農半Xについて話をしてほしい と依頼があり、打ち合わせにいってきました。 尊い機会をありがとうございます。 人口に占める65歳以上の率をさす高齢化率が 30%台に突入しそうな綾部市です。 (2004年9月末現在で29.4%) 消えゆく昭和1ケタ以前の先輩世代の知恵を授かり、 継承していくためにも行かせていただき、交流を、 と思っています。 注連縄づくりや菊づくり、お茶づくりなど 大好きなことを持っておられる方も多いので 3月18日が楽しみです。 「地元学」という観点からも聞き取り調査してきましょう。 高齢者からの聞き取りといえば、 ソフト化経済センター「社会起業家クラブ」のメルマガ 186号(05/3/9)で http://www.softnomics.or.jp/ センター主催の「ソフト化賞」のことが紹介されていました。 第17回ソフト化賞の受賞者は、 NPO法人「昭和の記憶」の代表理事・清家ゆうほさん。 http://www.memory-of-showa.jp/ 清家さんは、リクルートを辞めて出版社を起業して成功された30代、 再度、NPOで「昭和の記憶」を始められました。 ※それにしてもリクルート出身者はユニークですね。 昭和の記憶プロジェクトは、大学生などの若い人が、 お年よりにインタビューして、消えつつある昭和の生活史を 残す事業で、これまで北海道から沖縄まで250人以上の聞き語りの 記録を作成。また、本にして販売もしているとのことでした。 昭和4年生まれの父ももう70の半ばですから、 この10年がきっととっても大事なのですね。 すてきなおばあさん、おじいさんに出会えたら いいなあって思います。 『半農半Xという生き方』を読んでくださった 京都の天岡さんが新聞の折込チラシに 「半農半X」の文字を見つけましたとメールをくださったので、 デジカメで撮って送ってもらいました。 兵庫の「マウンテンホームズ」さんが 3月の3連休に、田舎暮らし相談会を 丹波・篠山でされ、そのメッセージ文に入ってました。 http://www.mountainhomes.co.jp/log/info/index.html 京都市内までチラシが入るとは! 折込チラシに載った半農半Xの文字。 これって、きっと日本初です・・・。 ●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ お年寄りが一人亡くなるということは 図書館が1軒焼失するのと同じ。 (アフリカのことわざ) 10年ほど前、オスマン・サンコンさんの 講演で聞いて、インスパイアされました。 訪問くださり、ありがとうございました。 今日もすてきな1日でありますように。 (半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.11) ─────────────────────────── *研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.12
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『モテ本!』が大ヒット中の同郷の藤沢あゆみさんのメルマガですてきなことばに出会いました。恋愛マニアの極意 ミニ版VOL.140(2005.03.08) http://interweb.ciao.jp/***やりたいことに名前をつけたときそれはどうしてもやりたいことに変わった。あなたの「やれる!」はなんですか?「やれる!やれる!やれる!」思いは言葉にして、確信に変えよう。***やりたいことに名前をつける。やりたいことに名前を。ほんとうにそうですね。それに名前をつけてあげなきゃ、育たないのですね。たとえ、胎内にいてもです。以前、この場で紹介したことがある言葉がふと浮かんできました。「新しい価値にふさわしい名前を」(『すべてはネーミング』より)余談ですが、「新しい価値にふさわしい名前を」で検索するとちゃんと2004年2月の日記にヒットします。えらいなあ。岡山の清水治さんから以下のメールが届きました。「ソトコトの4月号でNPOを特集」と日記に書かれていたのを見てさっそく読んでいたところ、辻信一さんの対談ページ「Slow is Beautiful」でのヴィレム・オハンデグさんとの対談のなかで,「半農半X」が取り上げられているのを見つけました。「半農半X」もいよいよ世界へデビューですね。***清水さん、尊い情報をありがとうございます。(綾部のブックランド高倉さんに取置きしてもらいます・・・)もうすぐ半農半X研究所newsの発行なので紹介させてもらいますね!(今月号もネタ、ありそうです)ソトコトのHPhttp://www.sotokoto.net/top.html芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)を受賞された結城登美雄さんが半農半そば屋の村(宮城・宮古)のことを書かれているサイトに出会いました。http://homepage3.nifty.com/nakatanouki/seihunki/nakata6.htmlいつか訪れたいすてきな村です。鳥取県が発行するメルマガと(社)全国林業改良普及協会発行のメルマガ「rinka」で半農半Xのことが紹介されていたのでお礼のメールをしました。東北のみならず、西でも種子が蒔かれていてうれしいです。●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・やりたいことに名前をつける。名前とは生命力ですね。「それ」ではわからないのですてきな名前、つけちゃいましょう。訪問くださり、ありがとうございました。今日もすてきな1日でありますように。(半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.10)───────────────────────────*研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.10
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農文協の増刊現代農業の甲斐良治編集長から結城登美雄さんが芸術選奨文部科学大臣賞(芸術振興部門)を受賞されましたとメールが届きました。宮城県仙台市および田尻町在住の民族研究家にして「百姓」でもある増刊現代農業の常連執筆者である結城登美雄さんは半農半Xという種子を東北に蒔いてくださっていて我がこころの師とお呼びする方です。※『半農半Xという生き方』でも結城さんのお名前が登場しています。芸術選奨は昭和25年に始まる歴史ある賞で、結城さんが受賞された「芸術振興部門」は今回はじめて設けられた賞、以下は結城登美雄さんの贈賞理由です。東北地方を中心に600以上の集落をフィールドワークした経験・実績に基づき、地域を調べ、地域に学ぶことから始まる地域づくりの手法として「地元学」を提唱し、山村漁村同士、あるいは都市と農村との交流を重ね、その結果として豊かな地域資源の中にある人びとの暮らしや風土に培われた文化を再興することに尽力した。同人の地域資源を活用した地域文化振興活動は、地場の食材、地域の料理法にこだわった「食の文化祭」をはじめとして、東北地方だけではなく、全国的な活動へと展開している。***新しい時代の到来の予感。結城さんが提唱されてこられた「ないものねだりからあるもの探しへ」という「地元学(じもとがく)」の哲学がこの国にもっとひろがってくれたらと思います。結城さん、ほんとうにおめでとうございます!いつの日かお出会いできますように。昨日は栗原貞子さんの詩「うましめんかな」という「後世への贈り物」でしたが、今日は結城さんの「地元学」という思想の贈り物ですね。増刊現代農業のセレクト集「地元学」(4冊)、おススメです。農文協 http://www.ruralnet.or.jp/地元学と半農半X。こうして2つを並べたことはなかったけれど、このクロスするところにいま何か新しい生命が生まれたような・・・そんな気がしました。●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・ないものねだりからあるもの探しへあるものと哲学とアイデアと。きっとこれで何でもできちゃいます。訪問くださり、ありがとうございました。今日もすてきな1日でありますように。(半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.09)───────────────────────────*研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.09
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「ポストスクール」というミッションを応援することばを届ける小さな仕事をしています。今日は紙片(葉書)を投函する日でした。8月が来るたびに、届ける詩があります。原爆詩人の一人といわれた栗原貞子さんの「うましめんかな」です。詩に出てくる産婆さんにエックスなるものを感じるからです。8日の新聞で知ったのですが、栗原さん、帰天されたのですね。***うましめんかなこわれたビルディングの地下室の夜であった。原子爆弾の負傷者達はローソク一本ない暗い地下室をうずめていっぱいだった生ぐさい血のにおい、死臭、汗臭い人いきれ、うめき声その中から不思議な声が聞こえて来た。「赤ん坊が生まれる」と云うのだ。この地獄のそこのような地下室で今、若い女が産気づいているのだ。マッチ一本ないくらがりでどうしたらいいのだろう人々は自分の痛みを忘れて気づかった。と、「私が産婆です、私が生ませましょう」と云ったのはさっきまでうめいていた重傷者だ。かくてくらがりの地獄の底で新しい生命は生まれた。かくてあかつきを待たず産婆は血まみれのまま死んだ。生ましめんかな生ましめんかな己が命捨つとも***己が命捨つとも。半農半Xのエックスとは、この産婆さんのようでありたいと思うのでした。栗原さん、ぼくはこれからもこの詩のことを半農半Xの精神をあらわす象徴として伝えていくことを許してくださいね。我々は何をこの世に遺して逝かうか、金か、事業か、思想か。内村鑑三(1894年・33歳)のことばです。(「後世への最大遺物」岩波文庫)栗原さんは思想という詩でしたね。「土井英司のビジネス・ブック・マラソン」というメルマガを発行されている出版コンサルタント土井英司さん(元アマゾンのカリスマバイヤー)が3月22日にゴマブックスから『成功読書術』を出されます。年間、100万円以上をビジネス書に捧げる土井さんの本、楽しみです!土井さんの「エリエス・ブック・コンサルティング」のHP http://eliesbook.co.jp/profile/アマゾンを見ていたら、品切れ中の『半農半Xという生き方』、2000円で出品されていました・・・。(トピックスとして書いておきます)●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・己が命捨つとも。己の命と引きかえに、遺していきたいもの。自分にとって、それは何だろう。訪問くださり、ありがとうございました。今日もすてきな1日でありますように。(半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.08)───────────────────────────*研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.08
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学研のヘルシー生活応援マガジン『Bagel(ベーグル)』4月号、掲載誌が届きました。連載させていただいた「里山発ベーグルライフ」も今号でちょうど1年の最終回です。ラストメッセージは「LOHAS+天職=21世紀の最先端スタイル!」「LOHAS(ローハス Lifestyle Of Health And Sustainability)」と「半農半X」を加えたライフスタイルの提案です。そのスタイルを引き寄せるための方法(法則)を紹介しています。7日、全国の書店で発売。ぜひ書店で手にとってみてください。森浩編集長、尊い1年間をありがとうございました!赤ペンチェックのお陰です。田谷美代子さんもすてきなイラストをありがとうございました!出版ダイジェスト社が発行する「出版ダイジェスト」紙(3月1日号)が届き、農文協の増刊現代農業セレクト集の広告、「第1集 帰農・半農半X」と大きな文字で載っていました。格上げ、感謝です。紙にあったなかで、気になる本、おススメの本を2冊。・三浦展さんの『仕事をしなければ、自分は見つからない~フリーター世代の生きる道~』(晶文社)・杉山経昌さんの『農で起業する!脱サラ農業のススメ』(築地書館)元日本モトローラ半導体事業部営業統括本部長だった杉山さんは、農文協の『青年帰農』でご一緒されていただいたのですが、こういう人が農をすてきに変えていくんだとインスパイアされた方です。築地書館といえば、吉田太郎さんの2冊・『200万都市が有機野菜で自給できるわけ』と・『1000万人が反グローバリズムで自給・自立できるわけ』がありますが、いい本を出されていますね。ふと見ると、楽天日記を始めて600日が経っていました。『半農半Xという生き方』の上梓数日前からのスタートなのでもうそんなに月日が経っているのですね。600日とは・・・。びっくりです。●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・締め切り日のない夢は実現しない。(藤下修平さんのことば)3月の間に何かアクションを起こしてみましょう。訪問くださり、ありがとうございました。今日もすてきな1日でありますように。(半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.07)───────────────────────────*研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.07
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綾部市社会福祉協議会発行の広報紙(隔月市内各戸配布)、小さなコラムの締切の頃です・・・。もう引き受けて4年ほどになるのですが、書くというボランティアもあることを知りました。これからはますます「書く時代」なのでぼくたちができることっていっぱいありそうですね。阪神大震災後、「情報ボランティア」というタイトルの本に出会って、はっとしたのですが、ぼくたちには1日の数分を使ってできることって、ほんとうにもっとたくさんありそうです。「ふと、こころによぎる想い」が意のボランタスというラテン語がボランティアの語源だそうですがそれをカタチにできたらいいですね。アメーバブログの「NPO・ボランティア」ジャンルで『ちょこボラ!しよう』著者の藤原千尋さんのブログ「ちょこボラ!しよう」に出会いました。http://choco-v.ameblo.jp/書店で出会って、「いい本、だされるなあ」って思っていたのでうれしくなりました。「ちょこボラ」とは、「ちょこっとボランティアする」こと。「ちょこボラ」ということばが嫌いな人もいますが、ぼくは時代を拓くことばだと思います。この国にはまだまだ必要なことばです。「ちょこボラ」というコンセプトが生まれると広告(TV,新聞等)になったり、本になったりで、未来の行動が変わっていくのですね。New concept is future.新しいコンセプト、世に送っていきましょう。今日はNPO法人「間伐材研究所」(綾部)の定例山仕事の日。(毎月第1日曜が活動日です)我が家の荒れ山をフィールドに使ってもらっているのですが午前中は小学校行事(6年生を送る会)のため、午後の2時間だけ行ってきました。みんな楽しんで、遊歩道ができたりしていました。お金ももらえないのに、なぜ君はそれをするのかという問いがありますが、ぼくたちにもわからないんだ、って感じですね。人それぞれテーマは違うけれど、なぜそれをしちゃうのか、ほんとうに不思議です。夜はご近所6軒での懇親会(遅い新年会)で外食。我が家以外はみんな60代~80代なのでいま話題の日本の「もったいない」精神について、知恵を伝授いただきました。希望格差社会×もったいない精神×13歳のハローワーク。3月配布の社協のメッセージです。●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・未来を予測する最良の方法はそれを発明することである(アラン・ケイ)最近、楽天ブログを始められた岡山の野想園さんの好きなことばだそうです。http://plaza.rakuten.co.jp/yasounoniwa/diary発明していきましょう。訪問くださり、ありがとうございました。今日もすてきな1日でありますように。(半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.06)───────────────────────────*研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.06
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昨日の新聞にあった特集記事「日本社会は階層化に向かって変わりつつあるのか?」に『希望格差社会』の山田昌弘さんと『浪費なき成長』の内橋克人さんと『言語/性/権力』の橋爪大三郎さんの三論が載っていて、宿題を出された子どものような気分です。そこで再び取り出したのが岩木秀夫さんの『ゆとり教育から個性浪費社会へ』(ちくま新書・2004)。東京大教授の苅谷剛彦さんが1年前の朝日の書評で「ゆとり」と「個性重視」の教育も、この成熟社会論をベースにしている。しかし、その先には、一部の勝ち組が地球規模で知的能力を競い合う競争社会と、競争から降りた大多数のための「個性浪費社会」が待ち受ける。そこでは、表層的な「個性」を気にしあい、「本当の自分」や「感情」や「こころ」を行儀よく管理する術を手に入れた人びとが、記号やサービスの大量生産=消費の担い手として、「自己実現」をめざす。社会の変化と重ね合わせ、教育改革の真相=深層を解明した好著である、とされた本です。知財競争社会と個性浪費社会と。第3の道としての社会は、なんて名づけたらいいのかな。内橋克人さんの「新階層社会」は、所得・資産の格差が広がるばかりではない。米国の例を引けば貧困層の存在そのものがニーズであることがわかる。ということばがなんとも重いです。宿題を出されるのは、子どもたちだけではないのですね。なんとか解く糸口を見つけていきましょう。「SOTOKOTO Mailmagazine」(2005.03.05 Vol.58)が届き、「ソトコト」最新号は、[保存版]ソトコト的元気NPO×101!だそうです。以下、紹介文NPOが元気だ。世界一早くスマトラに駆けつけた日本のNPO、クジラが館長の美術館、超ハイテク人命救助、着物リメイクのファッションショー。4月号は、保存版・ソトコト的NPOとボランティア大百科! 4万7000のNPOから101を超厳選しデータ紹介。大御所NPOの真相を暴く「噂のNPO」付き。今月のおまけは京都議定書ガイドブックにフラメンコCDだ。ソトコト最新号情報→ http://www.sotokoto.net/ソトコト厳選の101のNPO。楽しみです。クジラが館長の美術館とは、砂浜美術館(高知)かな。今日は二十四節気の「啓蟄」ということで里山的生活メイルニュースの配信でした。●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・知財競争社会と個性浪費社会と「 」「 」を考えてみましょう。訪問くださり、ありがとうございました。今日もすてきな1日でありますように。(半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.05)───────────────────────────*研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.05
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「環境goo ライフスタイルメールニュース」(2005/3/3発信・vol.99)で 長野県の美しい小さなまち・小布施で出版社をされている「文屋」木下豊さんのことが紹介されていました。小布施という視座からしか見えてこないものがあるはずですという木下さん。昨夏、まちづくりで有名な小布施を家族で訪問させていただいたのですが、なるほど、だから、小布施は厚みが違うのですね。哲学という厚み。環境gooのHPで紹介されている小布施ならではのスローライフとSOHO論、読みごたえがありました。http://eco.goo.ne.jp/life/sho-ene/iteco/office02_1.html綾部発の小さな出版社。本気になったらきっと可能ですね。小布施のお寺の副住職がつくられたという文屋さんのホームページもすてきでした。副住職がウェブデザイナー。すてきです。住職といえば、新潟の佐渡で波をテーマに撮り続ける若い住職兼写真家がおられます。読経と繰り返し押し寄せる波を撮ることは共通点があるとのことでした。使命多様性。文屋の木下さんが手がけられた『森の人、人の森。~森の聞き書き甲子園が高校生にもたらしたもの~』(ウェッジ刊)もおススメの書です。明日は二十四節気の「啓蟄」ということで里山的生活メイルニュースの最後の編集日。5日、配信します!今日からつれあいは花粉症のようです・・・。●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・シンプルな成功法則・やるべきことが明確であること。・感情を支配できること。ミッションと人間関係(森羅万象との関係と)と。すべては関係性ってことかな。訪問くださり、ありがとうございました。今日もすてきな1日でありますように。(半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.04)───────────────────────────*研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.04
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「定年後、ふるさとで暮らしませんか」としたためた澄田信義知事の手紙を、県出身者に送り、Uターンを呼びかける事業を島根県がおこなうと今朝の新聞にありました。県の人口は75万人を割り、高齢化率も26.7%(04年10月)で全国一。人口減に歯止めがかからず、大量の定年や引退を迎える団塊の世代を呼び込みたいとのこと。これは半農半Xを伝道しなきゃということで島根県のHPにある「知事への提案」ボックスで300字メールをすることに。団塊の世代が増えると高齢化が進む懸念があるが、県は老人医療や介護保険の負担増より、人口増による国の地方交付税増加分が上回り、プラスと試算とのこと。ここでぼくは、いくつかのことばが頭をよぎるのでした。(よぎったことが20個あるとしたら、それを文にまとめちゃうとおもしろいですね)(1)日本人の平均年齢はいま49歳で、10年後は58歳になるらしいということ。(2)2000年7月、里山ねっと・あやべの設立総会の際、基調講演をお願いした浜野安宏さん(カリスマコンセプター)が「工場誘致より、天才誘致だよ」とおっしゃったことば。(3)ソニー・マガジンズから『定年夫は、なぜこんなに「じゃま」なのか?』を出された「定年塾プロジェクト」代表の西田小夜子さん(画家、作家)の定年後、趣味にボランティアにとバラ色の生活を思い描きながら、現実には約80%の男性が家に引きこもる「みのむし」となり、妻に大きなストレスを与えてしまう・・・ということば。(ここでも80対20の法則が生きていて、やはり8割なんだ、動ける人は2割なのかなっていうこと)(4)かやぶきの里で有名な京都・美山町では移住条件を50歳までにしようと試みたこと。(島根の場合はUターンですが)などなど。きっと、「団塊の世代の20%」を都道府県が、市町村が奪い合うってこと、ですね。21世紀の生き方、暮らし方を模索する人。それが20%な人なのでしょう。今年はあらたに綾部在住の木彫作家・上原雅子さん(ひな工房)の人気の木彫りのうさぎ雛人形「うさひな」が我が家に加わってくれてのひな祭。余談ですが、娘は雛子っていいます。昨年お出会いさせていただいた「たこ焼き子」さんのメルマガ「夢実現!主婦でもできた人生逆転のインターネット起業」(2005年2月28日 第3号) http://www.e-pub.info によると脳に潜在的に語りかける音の力=サブリミナル・インプレッションという研究があって、音には、人の心を動かす力があるHiは、熱いくらいのサブリミナル・インプレッションがある卑弥呼のカリスマ性は、Hiでなくてはならなくい。N音は抱擁する癒しの音。だそうです。※「怪獣の名はなぜガキグゲゴなのか」(黒川伊保子著・新潮新書) 高エネルギーと調和と。ちなみに、音霊的には子(こ)は「凝固・固体」の「こ」で、「かたまり」の意のようです。話はそれましたが・・・上原雅子さんの作品(動物たちの地下ハウスなど)、すごいです!http://www.haginotera.com/nakama.htm上原さんはつくることが大好きなんだなあってとっても伝わってくるのです。ひな祭に間に合わせくださって、ありがとうございます!●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・NPO自らの信念、事業を展開する領域の設定、達成しようとする内容などを含む「組織の宣言」がミッション・ステートメントです。それはしばしば、独自的であり、先駆的であり、公益的なものです。(『NPOという生き方』島田亘著・PHP新書独自性×先駆性×公益性。すてきな3つの掛け算による「型」ですね。訪問くださり、ありがとうございました。今日もすてきな1日でありますように。(半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.03)───────────────────────────*研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.03
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『定年帰農』について調べるために農文協のホームページを見ていたら、昭和21年6月、柴田義勝さんが瑞穂社から出された『帰農時代』という本が紹介されていました。http://www.ruralnet.or.jp/zoukan/ke1093_h.htm新聞記者を辞した柴田さんが書かれた終戦直後に発行された本です。下記は、いまから約60年前のメッセージです。「帰農といふことは、職業の転換であると同時に、思想の転換でなければならぬ。思想の転換が行はれ、従って生活の転換を行ふ決意が出来て、はじめて帰農といふことが出来るのである」「帰農」という言葉で検索されたら北海道の古本屋さんにヒットし、この本を買われた農文協の現代農業増刊号の甲斐編集長が、以下のメッセージを添えておられました。***バブルの崩壊を経て、画一的大量生産・生活・労働の時代は終った。これからは個性的自己実現の時代である。農文協では「増刊現代農業」で帰農3部作「定年帰農」「田園住宅」「田園就職」を発行してきたが、「定年帰農」は個性的自己実現生産の、「田園住宅」は個性的自己実現生活の、「田園就職」は個性的自己実現労働の本である。仕事で稼いだお金で余暇に自己実現するのでなく、生産・生活・労働そのものをとおして自己実現する生き方への共感が広がっている。それは、『帰農時代』がめざした職業の転換、思想の転換、生活の転換でもあろう。(98年11月に発売された『田園就職』編集後記より)***職業の転換、思想の転換、生活の転換。半世紀経ってもメッセージは、また光を当ててくれる人、さらにメッセージを加えてくれる人が現れ、光は増していくのですね。柴田さんはどんな影響を受け、この本を書かれ、また書かれた本は誰が手にとり、どんな影響を後の世に与えていったのだろう。今日、ぼくは柴田さんの思想的末裔となったのでした。『半農半Xという生き方』にはそんな出会いはあるのかな。●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・職業の転換、思想の転換、生活の転換。そのためには何が必要なのかな。訪問くださり、ありがとうございました。今日もすてきな1日でありますように。(半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.02)───────────────────────────*研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.02
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「(社)農山漁村文化協会(農文協)増刊現代農業」の甲斐良治編集長からメールをいただきました。3月1日~3月31日まで東京のジュンク堂・池袋店1Fの雑誌売り場壁面を使って「現代農業バックナンバーフェア」を開催、月刊の現代農業は過去10年分、増刊はすべて、別冊・特別号もそろっています。池袋にお出かけの際は、ぜひお立ち寄りくださいとのこと。「増刊現代農業」バックナンバーがセレクト集として4冊が1パックになって、販売もされるようです。ベストセラーになった『定年帰農1~2』『青年帰農』『団塊の帰農』の4冊が1パックとなったセレクト集の第1集のテーマは以前は「帰農」だったのですが、今日いただいたチラシ等によると「帰農」→「帰農・半農半X」になっていました。半農半X、セレクト集の名前に「昇格」です!「定年帰農」や「半農半X」などの社会潮流をまき起こしたシリーズ。・・・とうれしいコメントがついているので、もしかしたら、ジュンク堂で半農半Xという文字(POP)が1ヶ月、見えるかも、です。池袋に行かれたら、ぜひチェックしてみてください。セレクト集 1~6集(各全4冊・3600円)は以下の通りです。第1集「帰農・半農半X」第2集「スローライフ」第3集「地域経済」第4集「地元学」第5集「食育・スローフード」第6集「江戸(江戸時代に学ぶ循環型社会)」http://www.ruralnet.or.jp/『青年帰農』(2002年)では、「半農半Xライフのすすめ~農をベースに天の仕事を」を寄稿したのですが、同じく増刊号の『ボランタリー・コミュニティ』(1999年?)では我が家の取材文も載っています。半農半X+育児のころです。●さてさて、今日のお土産(エックス系)のことばは・・・「一生涯一文化」の創造と追求、その発表が大きなマーケットになってくるでしょう。ジャパンライフデザインシステムズの谷口正和さんのことば『21世紀コンセプト 小さな人生。』(東洋経済新報社・2001)生涯をかけて、創造と追求、その発表。なるほど、時代はそんな方向ですね。訪問くださり、ありがとうございました。今日もすてきな1日でありますように。(半農半X研究所 塩見直紀 2005.03.01)───────────────────────────*研究所★研究所~小さな研究所とぼくたちのミッションと http://xseed.ameblo.jp/ ───────────────────────────
2005.03.01
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