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前回は、軽量の鏡筒(AT6IN)を用いてLX80の追尾精度を見てみましたが、今回は、重量級のMeade 25cm SCを載せてLX80の追尾精度を見てみました。ハンドコントローラのMeade Audio-Starのパラメーターは、前回から変更していません。リセット後のDefault値と異なるのは、RA ratioとRA Percentです。LX80とAudoioStarのパラメーター・ファームウェアA3S4(Star Patch導入)・GEM EQモード・Astronomical・RA ratio:2.75074479・RA Percent:60%・PEC Erase後にON鏡筒・Meade 25cm F6.3 Wide-Field 1600mmカメラ・APS-C(NEX-5)オートガイド・NexGuide今回は、バルブで5分間の単写もやってみたのですが、カメラモニタで判るほど、流れてしまっています。そこで、いつもの30S露光の連続写真(総計30分)を撮影して、追尾精度がどうなのかを見てみました。30秒露光の連続画像を見る限り、やはり流れていくのです。前回に試したの軽量鏡筒(AT6IN)を載せたLX80の追尾状況に明らかに劣っているかの様に見えます。このままでは、バルブによる長時間露光は望めません。ここで、非常に不思議なのは、600mmのガイド鏡でのNexGuideのモニタでは十字のセンターにビッシと留まりガイドはうまくいっている様なのです。ですが、1600mmのSC鏡のカメラモニタ上では流れているのです。うーーーーん。いろんな部分のたわみかな?又は古いSC鏡なので、ミラーシフトなのかなあ?やはり、オフアキが必要なのかなあ?25cm鏡を使いこなすにはまだ時間がかかりそうです。
2014.05.19
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天体用PCなら、処理能力の高い最新型のモバイルPCを購入すればいいじゃないかと思われる方も多いでしょうが、動かないソフトがあったりします。シェアウェアのK3CCDToolsは現在でも64bit VISTAに入れて画像処理に利用していますが、長時間露光改造WebCamの制御の機能は古いPCでしか動作しません。すでに、2000年に製造中止となっているのですが、カシオ計算機のカシオペアFIVA(MPC-103)なる今となっては非力な300MHzのモバイルPCがあり、WebCam改造で天体写真を撮り始めたころにはこのPCをよく利用していました。ですが、画面が映らなくなったり、HDDに不良セクタができたり、またカメラもミラーレス購入後は、ほとんど利用しなくなってしまいました。故障してもHDDはそのままで、ヤフオクにFIVAの出品があると部品どりを目的に落札して修理し、今でも動作しています。このWin98SEのPCには、シェアウェアのK3CCDToolsを当時導入しているのですが、K3CCDToolsのシェアウェアのロック解除パスワードが個別認識でありOSを再インストールした場合、パスワードが無効になってしまうのです。最新型のモバイルPCに乗り換えられない訳は、長時間露光改造WebCamをK3CCDToolsで制御する必要があるためです。KameさんがQCamを今でも使用されているのを見て、火がついてしまいました。少しでも性能アップしておきたいので今回は、改造を試みました。このPC(MPC-103)は、最大64MBまでのPC100メモリまでがサポートされていてそれ以上の大きさのメモリはバイオスが認識できません。またHDDも32GB以上の大きさはバイオスが認識できません。そこでまずは、HDDのSSD化です。32GB未満のSSDとなると16GBとなってしまいますので、現在積んでいる30GBのHDDよりも容量が小さくなってしまいます。そこでネットで色々調べて、バイオスが認識する限界近くの30GBのSSDを物色しIDE接続の方法を調べたところ、この組み合わせで実現できることがわかりました。30GBのSSDとしては、mSATAと呼ばれるずいぶん小さな規格のものがあり、これをIDEに変換するアダプタがあるのです。インテル SSDMCEAC030B301玄人志向変換基盤 [mSATA SSD ⇒ 2.5型IDE SSD] KRHK-MSATA/I9続いてメモリなのですがこれもバイオス上では64MBを超えるメモリは認識されません。FIVAの改造を紹介している諸先輩方が最大512MBまで認識できるバイオスのパッチを公開して下さっています。同じPC-133の512MBのメモリでも動作するメモリは限られ、私も数種類試しましたがバッファロー純正のVN133-512MYのみでした。また中古品もよく出回っています。バッファローPC/133 512MB(VN133-512MY)また、メモリの62pinと68pinをジャンパするCKE改造のためはんだ作業を要します。これらの改造により、SSD30GB、メモリ512MBのWin98SE機となり蘇りました。 ハイバーネート・レジュームとも動作します。 ついでに、今でもWin98をサポートしてくれているSUPER STAR IVを導入しました。かろうじてXpも動くのでデュアルブートにしています。Xpなら動くステラナビゲーター9もなんとか動きます(さすがにサクサク感はありません)。データの受け渡しはPCMCIAカードスロットのアダプタを用意しました。リチウムイオンバッテリーもセルのみ交換してくれるサービスがあったので、新品に交換し、4時間以上持つ様になりました。注意しなければならないのは、Win98SEやXpはすでにサポートが終了し、セキュリティー上の問題が生じるリスクがあります。無線による望遠鏡制御もしたいので、無線LANには繋げてもWANからは遮断しての使用に限定したいと思います。それでも危険なのかな?とりあえず、これでWebCam撮影を再開できそうです。
2014.05.06
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曇天でしたが、GPV予報でのわずかな晴れ間をねらって、2014/04/30に神野山まで遠征してきました。山の読み方は"こうのやま"で高野山と間違いそうです。神野山の標高は、618mで、Bin-Starお気に入りの猪名川天文台のある標高754Mの大野山とほぼ同じ標高で、共に非常に車のアクセスがよく、光害も同じ様なレベルの印象です。猪名川天文台は、天頂から北西にかけての空が暗く、神野山は天頂から南東にかけての空が暗く、猪名川天文台と神野山の空は対称的で、また、大阪から見て、猪名川天文台は北西、神野山は南東に位置していて、GPV予報により行先を変更する候補となりそうです。駐車場に赤道儀を広げられるのですが、駐車場は舗装されています。この場所の特徴として、周囲の立木が風を防いでくれることでしょうか?今回の目的は、Meade LX80のRA Percentのパラメータ変更による追尾精度のテストで、ガスが多く、シーイングが良い空ではありませんでしたが、いくつかの天体を撮影することができました。神野山駐車場Meade LX-80(GEM-EQモード/ A3S4 Star Patch / One Star アライメント / RA ratio:2.75074479 / RA Percent:60% / PEC Erase後にON)AT6IN(ケンコーACクローズアップレンズNo.5;460mm f3.0相当)LPS-P2APS-C(NEX-5) ISO 12,800 30s × 30枚オートガイド:NexGuideK3 CCD Tools(シェアウェア)でコンポジットM101(回転花火銀河)ですが、AT6INでは小さすぎますね!次は25cmで狙いたいと思います。神野山駐車場Meade LX-80(GEM-EQモード/ A3S4 Star Patch / One Star アライメント / RA ratio:2.75074479 / RA Percent:60% / PEC Erase後にON)AT6IN(ケンコーACクローズアップレンズNo.5;460mm f3.0相当)LPS-P2APS-C(NEX-5) ISO 12,800 20s × 40枚オートガイド:なしK3 CCD Tools(シェアウェア)でコンポジット南天のM8(干潟星雲)/M20(三裂星雲)は、猪名川天文台で撮影した写真よりコントラストが良い印象をもちました。神野山駐車場Meade LX-80(GEM-EQモード/ A3S4 Star Patch / One Star アライメント / RA ratio:2.75074479 / RA Percent:60% / PEC Erase後にON)AT6IN(ケンコーACクローズアップレンズNo.5;460mm f3.0相当)LPS-P2APS-C(NEX-5) ISO 6,400 20s × 15枚オートガイド:なしK3 CCD Tools(シェアウェア)でコンポジットM44(プレセペ星団)って、色の処理が難しいですね。星像も太くなってしまい、ピント合わせも正確にしなきゃダメですね。パーティノフでも試すか?神野山駐車場Meade LX-80(GEM-EQモード/ A3S4 Star Patch / One Star アライメント / RA ratio:2.75074479 / RA Percent:60% / PEC Erase後にON)AT6IN(ケンコーACクローズアップレンズNo.5;460mm f3.0相当)LPS-P2APS-C(NEX-5) ISO 6,400 30s × 16枚オートガイド:なしK3 CCD Tools(シェアウェア)でコンポジットいったい何が写っているのかというと、M104(ソンブレロ銀河)なのですが、AT6INでは小さすぎますね!次は25cm+バローで狙いたいと思います。神野山駐車場Meade LX-80(GEM-EQモード/ A3S4 Star Patch / One Star アライメント / RA ratio:2.75074479 / RA Percent:60% / PEC Erase後にON)AT6IN(ケンコーACクローズアップレンズNo.5;460mm f3.0相当)LPS-P2APS-C(NEX-5) ISO 12,800 30s × 16枚オートガイド:なしK3 CCD Tools(シェアウェア)でコンポジットおとめ座銀河団ですが、背景とのコントラストが難しいですね。露光時間が全然足りていないです。神野山は、空が良ければ天の川も見えるらしいので、天気が良ければリベンジしてみたい場所です。天頂から南天はかなり良い空だと思います。そして、今回の目的は、Meade LX-80の追尾性能の向上のためRA Percentの最適値を得ることだったのですが、今のところ、RA Percent:60%が良いのではないかと思っています。今後焦点距離が長く、重量級の25cm鏡で再度テストしてみます。
2014.05.06
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今頃になって、NexGuideやSynGuiderが新型になっていることに気付きました。イメージセンサーが、APTINA MT9V034C12STM CMOS Sensorに変更され、ピクセルサイズが小さくなり、感度が向上し、露光時間が1/4で良いそうです。海外の望遠鏡ショップを物色しましたが、新型はまだ普及していないみたいです。個人輸入で購入すると、旧型が送られてくるリスクがあります。例えばセカイモンでNew Nexguideと表示されていても、説明をみると旧型だったりします。新型の見分け方はイメージセンサーが、APTINA MT9V034C12STMと表示されています。旧型を持っているのに新型をわざわざ取り寄せるよりも、イメージセンサーの交換のみで済むのではないかと脳裏によぎり少し調べてみました。実はこのイメージセンサーですが、部品単体では、15ドルです。イメージセンサー Old SONY ICX404AL CCD Sensor (DataSheet) New APTINA MT9V034C12STM CMOS Sensor (DataSheet)ここまで書いて、なんだよ!と思われた方がいるかもしれませんが、ドライバICやピンアサインも含めて、APTINA MT9V034C12STMイメージセンサーとSONYのCCDには、全く互換性がありませんでした。イメージセンサの載せ替えは、周辺回路も含め、大がかりになりそうです。残念ながら、新型のNexGuideを購入するのが、物欲を満たす近道の様です。シュミットさんやキョーエイさんで入手できる様です。NexGuide(SynGuider)新旧比較イメージセンサー Old SONY ICX404AL CCD Sensor (DataSheet) New APTINA MT9V034C12STM CMOS Sensor (DataSheet)チップサイズ Old 5.59 mm(X)×4.68 mm(Y) Mew 4.51 mm(X)×2.88 mm(Y)ピクセルサイズ 9.6um × 7.5um 6.0um × 6.0um性能8.5 等星・80mm屈折レンズ・好シーイング下 Old 露出時間 2048ms New 露出時間 500ms
2014.05.05
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Meade Autoguider Port Module (APM) #07509 のプチ改造をしました。分解や改造は故障の原因となるばかりでなく、メーカーの一切の保証を受けられなくなります。分解や改造は自己責任で行って下さい。ここで紹介するのは、やってはいけない改造です。なぜなら、私自身がこの改造によりオートガイダー(NexGuide)を破壊した経験があるからです。ですので絶対に真似しないでください。オートガイドやPCによるガイドをしている天文家によく見かける光景ですが、電線ケーブルがグルグル巻きで足にひっかけでもしたらたいへんな思いをする。ですので、電線ケーブルを少しでも減らしたい。一方、ST-4端子の1番ピンはNCピンで余っているので、これを+電源の供給源としたい。以前にも同様の改造を行いましたが、今回は、Meade Autoguider Port Module (APM) #07509に対して行います。まず、オートガイダー(NexGuide)側の基盤でST-4の1番ピンをオートガイダー(NexGuide)の+電源に結線しておく必要があります。詳細は過去の記事を参照ください。NexGuideの耐圧は14Vですので、ST-4端子の1番から流入させる電圧も14Vを超えると壊れます。そして、赤道儀側ですが、今回はMeade LX80のAUX Portの端子の+12Vを利用します。AUX Port上の4番ピンが+12Vです。Meade Autoguider Port Module (APM) #07509 上で、AUXの4番ピン(+12V)とST-4の1番ピン(NC)をジャンパしてプチ改造は終了です。この配線を誤ると、LX80やAudioStar、オートガイダー(NexGuide)が壊れます。これで、NexGuideへの電源コードが不要になりました。
2014.05.04
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この記事ですが、オートガイドによる修正のレスポンス速度を変更しただけなのかもしれません。内容に誤りがある可能性があります。 今回の難点は、恒星追尾精度のことでLX80の赤道儀としての性能を問う内容です。 LX80は、アルミ切り出しのボディーに大型のウォームホイールやバネ圧着式のウォーム機構など牽牛な作りに見え、自動導入の精度も高いといえます。 ところが、恒星追尾精度については、ST-4とAPM経由のオートガイド(恒星速度±0.3から0.5倍)では追い付けないほど、追尾速度が遅すぎることを以前にレポートしました。 上位機種のLX850にはAutomatic Rate Carribration(ARC)と呼ばれる機能があり、全自動のPECトレーニングに引き続きARCが全自動で実行され、追尾速度(初期値33%)の調整が行われる仕組みになっています。 一方LX80はこれらの一連のトレーニングを手動で行う必要があります。 私もPECトレーニングに挑戦しましたが、一度も正確な追尾速度にすることはできませんでした。 手動でボタンを操作すると行き過ぎてしまうこともあるでしょうし、反転を要する場合だってあるでしょう。 この手作業による操作は、LX80の巧みなバックラッシュ制御機構が作動してしまい、うまくトレーニングができない原因であると想像しています。 Cloudy Nightでは、かなり以前よりトラッキング遅延の問題が話題となっていて、AudioStarのSetup→Telescopeで以下のどちらかのパラメータを変更する方法がディスカッションされています。 ・RA ratioをデフォルトの+2.75075から+6.75に変更する方法(Cloudy Night Reged: 10/26/07)。 ・RA percentをデフォルトの10%から50%から55%に変更する方法(Cloudy Night Reged: 09/27/10) なお、Star Patchを導入すると、RA ratioが2.75074479に変更されますが、自動導入がより正確になるものの、追尾速度を修正するには焼け石に水です。この値を大きく変更すると自動導入の精度(ギア比)にも影響がでるので、RA percentを修正する方が現実的です。 不思議なのは、マニュアル上では、RA percentのパラメーターはRA方向のバックラッシュ修正の速度調節の値とされているのですが、追尾速度に関係がある様には思えません。 しかしながら、Cloiudy Nightでは、LX90においてもファームウェアが修正されるまでは、追尾速度調整の有効な手段であったことが、紹介されています。 LX80のRA percent(初期値10%)のパラメータは、本当はバックラッシュ修正速度のパラメーターではなく、LX850では自動修正されるTracking rate(初期値33%)に該当するものであれば、全ての説明はできるのですが、確証はつかめていません、 いずれにせよCloudy Nightでの情報を信じ、私も最適なRA percentを実際に動かしながら探りました。 LX80のパラメーター ・ファームウェアA3S4(Star Patch導入) ・GEM EQモード ・Astronomical ・RA ratio:2.75074479 ・RA Percent:50%から60%の間で可変 ・PEC Erase後にON その他 ・AT6IN(ケンコーACクローズアップレンズNo.5;460mm f3.0相当) ・LPS-P2 ・APS-C(NEX-5) ・NexGuide オートガイド(NexGuide)のモニタにてRA-の修正が現れるLX80のRA Percentを50%から順に増加させてみました。 結果 ・50%:オートガイドはRA+のみの修正 ・55%:オートガイドはRA+のみの修正 ・57%:オートガイドはRA+のみの修正が中心だが、RA-の修正が時折入る。 ・60%:オートガイドの修正はあまり入らなくなり、RA+とRA-の修正が時折入る。 RA Percentが60%の時の20分間(30s露光)の動画 フルフレームで動画作成しています。 ガイド鏡台座強度のためかわずかに流れています。 同じ条件でオートガイドなしでの20分間(20s露光)の動画です。 フルフレームで動画作成しています。 以下は、参考のためBin-Starが愛用しているTwinStar CG-5赤道儀のオートガイドなしでの動画です。 ちゃんと調整すれば、LX80は写真撮影でも活躍しそうです。 ですが、調整がたいへんなのと、初心者向けではない赤道儀ですね。 南天の天体を使って、さらに適切なRA Percentを探る必要がありそうです。
2014.05.01
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