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turu164 @ Re:フロントブレーキ修理(05/09) こんな新車のようなバイクは初めてです。…
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グリフイス@ Re:フレンディーでキャンプに行ったものの(04/18) 良いですね。最高じゃないですか。ひとり…
2013.10.12
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カテゴリ: SUZUKI RH250
RH250のフロントブレーキの組立が終わったのでブレーキフルードの注入に掛かる。しかし、このバイクを貰った平成16年に固着したキャリパーを分解して、ピストン、シール類を新品に交換した時にフルード注入で手こずった経験がある。
確か、フルードをマスター側から上手く注入出来ずに苦戦して、結局注射器でキャリパーのブリーダーバルブからの逆流でエアー抜きをした事を覚えている。
シングルポットキャリパーで、ホースもメッシュに変えてあるので、フルードの注入は比較的簡単な筈である。
フルードをマスターのタンクに入れて、キャリパーのブリーダーバルブにビニールホースを繋ぎ、ホースの反対側をペットボトルに突っ込む。用意はできた。レバーを握ってフルードを送り込む。ビニールホースから気泡混じりのフルードが出てくる。更にフルードを送り込むがレバーのタッチは依然と戻らないし、ブリーダーバルブを緩めた時にホースに排出されるフルードの量が少ない。何回やっても変化無しだ。どうも何処かでエアーを嚙んでいるらしい。
今度は逆流を試してみる。注射器とビニールホースにフルードを満たしてブリーダーバルブからフルードを押し込むのだが、バルブを緩めているにも拘わらずフルードが押し込めない。何度やっても高圧力ではね返されるのだ。困った。
一度作業を中止して考えてみる。マスター側からフルードを落として行っても排出量が少ないのは、送り込みが少ないからだ。という事はマスター周辺に大量のエアーを嚙んでいるか、異物でホースが詰まっているかだ。
一度フルードを全て抜いて、マスター側のバンジョーボルトを外してエアーを送ってみると、ホースは問題ない。再び元に戻してフルードを入れてエアー抜きを行うが、症状は変わらないどころか、今度はブリーダーバルブからフルードが全然排出されない。もしやと思い、バンジョーボルトを少し緩めてみたらエアーが排出された。此処だったのかと喜んでエアー抜きを行うがダメである。分からない。
ここは発想の転換が必要である。ふと思いついた。押してもダメなら引いてみろだ。マスターのタンクにフルードを満たして、ブリーダーバルブにビニールホースが付いた注射器を繋ぎ、エアーを吸い出してみた。注射器一杯まで吸い出したらブリーダーバルブを締めて、ホースを脱着して再び吸い出す。4回程行うとマスターのフルードが無くなり、レバーにタッチが戻った。後は通常のエアー抜きを行うと、フルードと共に気泡が出てきてレバーのタッチは完全に戻った。やれやれである。どうやらマスターにエアーを嚙んでいたようである。シングルポットでもエアー抜きをナメてはいけない。
P1010337.JPG
初めて行った注射器によるフルードの吸い出し





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Last updated  2013.10.12 07:08:37
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