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#BRSO #バイエルン放送交響楽団 #バイエルン放響 #ラトル※カーテンコール撮影OKPhoto AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of BRSO and the artistsSymphonieorchester des Bayerischen RundfunksAsientournee mit Sir Simon RattleDonnerstag 28 November 202419.00 UhrTokio, NHK HallGustav Mahler: Symphony No.7Harrison Birtwistle: Donum Simoni MMXVIII for wind instruments and percussionThe Symphonieorchester des Bayerischen RundfunksSir Simon Rattle(Conductor)***NHK音楽祭2024 特別公演バイエルン放送交響楽団2024年11月28日(木) 19:00開演NHKホール指揮:サイモン・ラトルバートウィッスル/サイモンへの贈り物 2018マーラー/交響曲第7番 ホ短調 「夜の歌」***GUSTAV MAHLERSinfonie Nr. 7 e-Moll I. Langsam (Adagio) – Allegro risoluto, ma non troppo II. Nachtmusik. Allegro moderato III. Scherzo. Schattenhaft – Trio IV. Nachtmusik. Andante amorosoV. Rondo-Finale. Tempo I (Allegro ordinario)サー・サイモンとバイエルン放送響のマーラー7番「夜の歌」マーラーの分裂気味な素敵な世界堪能やっぱり2、3、4楽章が素敵すぎるマエストロによって色が変わる楽曲ラトル・カラーに染め上げられていたラトルのマーラー生演奏はBPOで5番と9番を聴いて今回7番やっぱり奇数だった💦ところどころを除いては唯一今まであまりなじみのないマーラーの交響曲だったけにしっかり聴けて良かった。マーラーらしさ満載で寂しくってロマンチックになるとすぐに自嘲してあきらめて人を裏切る感じが好きです。***楽器編成ピッコロ、フルート 4(ピッコロ持替え 1)、オーボエ 3、コーラングレ、小クラリネット、クラリネット 3、バスクラリネット、ファゴット 3、コントラファゴットテノールホルン、ホルン 4、トランペット 3(第5楽章でピッコロトランペット持ち替えあり)、トロンボーン 3、チューバティンパニ、大太鼓、小太鼓、タンブリン、シンバル、トライアングル、銅鑼、ルーテ(むち)、グロッケンシュピール、カウベル、低音の鐘ハープ 2、ギター、マンドリン弦五部(16型)from Wikipedia***I. Langsam (Adagio) – Allegro risoluto, ma non troppo Lukas Gassner: das Tenorhorn-SoloII. Nachtmusik. Allegro moderatoカウベル、最初はそでで そのあとはパーカッションセクションでIII. Scherzo. Schattenhaft – Trio IV. Nachtmusik. Andante amorosoマンドリンV. Rondo-Finale. Tempo I (Allegro ordinario)鐘やっぱり金管の音がでかいのでNHKホールでもちょうどいいぐらいで大音響楽しめる。煽りまくるところさすがラトルだった。***カーテンコールまずPascal Deuberを称え、次に Ursula Kepserを称える。ホルン奏者 Ursula Kepser を称える Ursula Kepserの前がPascal Deuber※カーテンコール撮影OKPhoto:©Shevaibra, courtesy of BRSO and the artists
2024年11月28日
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Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistsNew National Theatre, TokyoGuillaume TellMusic by Gioachino RossiniOpera in 4 Acts2024/2025 SEASON New ProductionTue, 26 November 2024, 14:00OPERA PALACESung in French with English and Japanese surtitles20 Nov - 30 Nov, 2024 ( 5 Performances )Running time is approx. 4 hours and 35 mins including intervals.First time Guillaume Tell is staged in the original language in JapanConductor: ONO KazushiProduction, Set and Costume Design: Yannis KOKKOSArtistic Collaborator: Anne BLANCARDLighting Design: Vinicio CHELIVideo Scenography: Eric DURANTEAUChoreographer: Natalie VAN PARYSGuillaume Tell: Gezim MYSHKETAArnold Melchtal: René BARBERAWalter Furst: SUDO ShingoMelchtal: TANAKA TaikiJemmy: YASUI YokoGesler: TSUMAYA HidekazuRodolphe: MURAKAMI ToshiakiRuodi: YAMAMOTO YasuhiroLeuthold: NARITA HiroyukiMathilde: Olga PERETYATKOHedwige: SAITO JunkoUn chasseur: SATO ShojiChorus: New National Theatre ChorusOrchestra: Tokyo Philharmonic Orchestraジョアキーノ・ロッシーニウィリアム・テル全4幕〈フランス語上演/日本語及び英語字幕付〉公演期間:2024年11月20日[水]~11月30日[土]予定上演時間:約4時間35分(第1幕75分 休憩30分 第2幕55分 休憩30分 第3・4幕85分) 日本初の原語・舞台上演新国立劇場 オペラパレス【指 揮】大野和士【演出・美術・衣裳】ヤニス・コッコス【アーティスティック・コラボレーター】アンヌ・ブランカール【照 明】ヴィニチオ・ケリ【映 像】エリック・デュラント【振 付】ナタリー・ヴァン・パリス【舞台監督】髙橋尚史【ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)】ゲジム・ミシュケタ【アルノルド・メルクタール】ルネ・バルベラ【ヴァルテル・フュルスト】須藤慎吾【メルクタール】田中大揮【ジェミ】安井陽子【ジェスレル】妻屋秀和【ロドルフ】村上敏明【リュオディ】山本康寛【ルートルド】成田博之【マティルド】オルガ・ペレチャッコ【エドヴィージュ】齊藤純子【狩人】佐藤勝司【合唱指揮】冨平恭平【合 唱】新国立劇場合唱団【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団***新国立劇場ウィリアム・テルすごい熱気だった!ちょっと長いんじゃない?と始まる前は危惧していたが、始まってみると意外とそうでもなかった。1幕はともかく、2幕,3・4幕は一気だった。歌手が粒揃いで招聘歌手は3人とも世界的歌手でバルベラとペレチャツコはRossiniのスペシャリスト2016年8月ににペーザロ・ロッシーニ・フェスに行った時「イタリアのトルコ人」でドンナルチーゾとヒロイン、フィオリッラ役で共演していた。ミシュケタは初聴きかと思うがすごいです。すばらしいドラマチック・バリトンで最初から最後まで圧倒的パワー。題名役の存在感ありあり。バルベラはフランス語も美しく、パワフルでレッジェーロ ではなくリリコレッジェーロ ?やはりパワー半端なくCとかDとか失敗する気がしないぐらいパーフェクト。まじこの役に合ってる。世界で一番合ってる気がする。ペレチャツコはリリックコロラトゥーラソプラノで柔らかい美声でとてもすばらしいです。彼ら3人に負けてないのがジェミの安井さん。すばらしいレッジェーロ ソプラノで、走り方まで少年になりきっていた。削除されたジェミのアリア、絶対あるだろうと思ってたらやっぱりなかった。アルノールの父メルクタール役は田中大揮さんで美しいリリック・バス最初に歌うテノールの山本康寛さんもリリックで高音も楽々決めてました。バリトン須藤さんは重要なワルテル・フュルスト役ですばらしく重厚な声で重唱などで大活躍。「ヴァルテル・フュルストはテルと同じく実在の人物なのか?」とお聴きしたところ以下のように丁寧に返答いただきました。ご許可を得まして紹介させていただきます。須藤慎吾(回答)「私も知りたいことの一つですが、ヴァルターが実在したのかは不勉強ながらわかりません(テルは実在を信じられてますが、実際は伝説と入り混じってるそうです)。シラーの原作は当時のベストセラーですから、実際は原作の中でテルと同等かもしくはそれ以上に革命への導き手としてのヴァルターという人物には、当時の読者(ロッシーニも含む)は思い入れがあるキャラクターの1人だったのではないかと想像しております。実際、小説では冒頭からヴァルターの存在感はかなり大きいです。実在か創作のいずれにせよ、作者や指揮者や演出家たちが、1人の革命のヒーローの表現を求めるのではなく、それぞれの思いが交錯する中で民衆の気運が高まって起きた民衆の革命が主役で、それを丁寧に描いていることが、それぞれが実在したように感じさせるのかもしれません。シラーとロッシーニという偉大なクリエイターの傑作を日本の劇場で楽しめていること、嬉しく思います。」須藤慎吾さま、ご教示ありがとうございます!!原作も読んでみたいと思います!バリトン成田博之さんが追われて逃げてきたルートルド役という豪華キャスティング紫綬褒章の妻屋さんが悪代官のゲスラー(ジェスレル)役。最後の幕になってようやく登場して悪い役で大爆発でした。エドヴィージュというテルの奥さん役の斉藤さんは背が高くてど迫力の声。ミシュケタさんがステージドアでマイワイフと呼んでました(笑😆村上さんは悪役で生き生きと民衆をどついてました。場所と時代の設定 もしかしてウクライナとナチスドイツかなと思った。ナチスドイツに占領されたポーランドと現代のウクライナ白い木の柱が白樺をイメージしていた?だとするとテルたちはレジスタンスということですが途中出てくる狩人のシーンが多国籍軍(米軍 英軍 イスラエル軍…民間人の虐待シーンあり)に読み替えられてたような?赤い衣装のバレリーナはベルリンのキャバレーを思わせるフランス語読みの名前ですが、あえてフランス語読みせず発音している人もいます。ペレチャツコはジェスレルではなくゲスラーと発音している。予習で聴いたマリーナ・レベカはアルノールはアルノールt(子音)と発音している。ゲスラーという悪代官は自分の帽子を城門に掲げて人々に敬礼させたという嘘のような逸話があるので、これは演出に絶対取り入れるなと思っていたらやっぱり帽子への敬礼やってました。***Guillaume Tell by Gioacchino RossiniFACH※複数の資料を参照Guillaume Tell : baritone Fach : lyric baritone / Heldenbariton / Baryton-noble Arias Sois immobile part of No. 18, Finale from Act III, Scene 2 Range : C3 to F4Mathilde: soprano Fach : lyric coloratura / dramatic coloratura / Lirico Spinto Soprano Arias Sombre föret No. 9, Recitative and Romance from Act II Range : C4 to A#/Bb6 Pour notre amour…Sur la rive étrangère part of No. 13, Duet from Act III, Scene 1 Range : B4 to B6Arnold Melcthal : tenor Fach : lyric tenor Arias Asile héreditaire ~ Amis, amis No. 19, Recitative, Aria, and Chorus from Act IV Range : F3 to C5Hedwige: Mezzo-Soprano Fach:Lyric Mezzo-SopranoJemmy Soprano Fach: Lyric SopranoMelchtal: BassGesler: BassWalter Furst: BassRuodi, a fisherman tenor Leuthold, a shepherd bass Rodolphe, Captain of Gesler's guard tenor A hunter baritone Peasants, shepherds, knights, pages, ladies, soldiers, bridal couples***序曲抽象的な模様が幕に映し出され、変化するときどき農民たちを垣間見せるスイス兵の行進のシーンでは向こう側が透けて見える静止している音楽は動いているのに画面は止まっている幕が開くとやはり抽象的な槍が振ってくるようなセットキース・ウォーナーのリングかと思っちゃったわ坂道が複数作られており、奥に行くにしたがって高くなっている一番背景はプロジェクションマッピングがここぞという時に映し出されるとにかく広いステージを広く使っていて演じる人はオケのすぐ近くまで出てくるテルが舞台のしもて一番手前で寝ている、寝ているんじゃなく苦悶しているんでしょうけど女声合唱漁師の独唱は最初そでで歌われる 山本さんAccours dans ma nacelleその後ステージに出てくるが漁師には見えずどこかの兵隊のよう髭に帽子Paul Austin Kelly のような声テノーレ・ディ・グラツィアである。(対してアルノルトはテノーレ・ディ・フォルツア?(クンデとかマイケル・スパイアーズとか))Nous promet un beau jour.で高音High C(胸声)次の高音はB(B♭)(胸声)テルとエドヴィージュ、ジェミが加わって四重唱となるミシュケタすばらしい第二場奥から老人メルクタールが歩いてくる。その息子アルノールが後ろについている赤い服老メルクタール:Pasteurs, que vos accents s'unissent合唱ギヨーム第4場アルノルトはマチルドへの思いを歌う身分違いの恋第5場ギヨームとアルノルトアルノルト:Ah! Mathilde, idole de mon âme!Il faut donc vaincre ma flamme? 高音連発アルノルト:O ciel! tu sais si Mathilde m'est chère,Mais à la vertu je me rends.Haine et malheur à nos tyrans! 二人ともすばらしい!第6場三人の花嫁花婿を祝う第7場テルはアルノルトがいないのに気づくギヨームは彼を追う合唱バレエシーンバレエシーンだがメインダンサーは多分バレエダンサーではないパフォーマーっぽいそれ以外はバレエダンサーバレエのストーリーは花婿が牛のお化けみたいなのにさらわれそうになるが花婿が助ける…というようなもの的当ての的が下がり、ジェミの技能を称える。人が大杉てこの辺ジェミがどこにいるのかわからなかった。1幕の人の動きはもっとシンプルにしてほしい。第9場ジェミが一番奥で逃げてくる人を発見するルートルドが血だらけでやってくる。娘を襲ったジェスレルの兵隊を殺してしまい、追われているこのオペラは非常に登場人物が多く、それぞれに独唱部分があるので、力のある歌手(ソリスト)が多数必要になる。それだけでも上演が難しくなるのだ。お金がかかる。つまり原作をオペラ化する際(ドラマトゥルク)にすっきり整理されていないので多くなるのだ。「ランスへの旅」なんかもやたらソリストが多い。それに比べると同じシラーの小説のオペラ化の大作でも「ドン・カルロ」なんかまだシンプルだ。しかしこういう脚本で作曲されてしまったらそのとおり上演するしかないのである。後世に残る作品を創るのには作曲者を支える回りの脚本家の手腕が非常に重要なのだ。シンプル・イズ・ベストをヴェルディやドニゼッティはわかっていた。 とにかく1幕は合唱シーンが多すぎる。バレエシーンが全体含め2か所もあるのも長くなる原因。 とはいえ、Rossiniの時代はともかく、R.Straussのようにすべてが精査されて作曲されている作品をカットするのは愚行の極みである。 バレエはコテコテのクラシック・バレエにしてゲストダンサーでグランパドドゥを展開してほしい。フェリとカレーニョのように。クラシックバレエのために書かれている作品でコンテンポラリーをわざわざ振りつけなくてもいい。いつも思うんだけど。誰もそれが時代錯誤とは言わない。オペラそのものが時代錯誤なんだから(笑)第10場テルはルートルドを助けて舟で逃がす…はずだがこのへんもステージがごちゃごちゃでよく見えなかった。舟はなかったよね?ゲスレルの部下ロドルフ(村上さん)率いる悪辣な軍隊が突入してきて人々を虐げる。村上さんの声はこの役に合ってるかも。ジェミがロドルフを挑発する。メルクタールは裏切り者はいない、と言い、捕らえられ連れて行かれる処刑されるシーンはこのプロダクションでは描かれていない。コンチェルタート安井さんがすばらしいです!第二幕漁師たちの合唱は、別の軍隊のように描かれる。誰かに暴力をふるっている。(よくわからない)老メルクタールではない。第二場マチルド登場やっとここでヒロイン登場!ありえない。ここまでが長すぎる(これは脚本家の問題ですよ)マチルドは男装している 乗馬服?本来なら狩りに出たマチルドをアルノルトがつけてきたというシーン?アルノルトが遠くにいて見ているが、去っていくマチルド独唱Sombre föret Range : C4 to A#/Bb6 柔らかく美しい歌唱。アルノルトが来る 二重唱 祖国への使命と支配者ハプスブルクの皇女への愛で引き裂かれているアルノルトは遠くへ行くよう命じてくれと歌うがマチルド:Restezアルノルト:Doux aveu! ce tendre langageDe plaisir enivre mon cœur.そこに人影が。ワルテルとギヨームだ。彼らは恐ろしいことを匂わせるある老人が処刑されたそれはアルノルトの父だった三重唱すばらしい須藤さんもすばらしいです第5場各州でジェスレルの圧政に対抗し立ち上がった人々が集結する。3州が揃うギヨームの演説全員Jurons, jurons par nos dangers第3幕第1場アルノルトはマチルドに別れを告げるPour notre amour…Sur la rive étrangère part of No. 13, Duet from Act III, Scene 1 Range : B4 to B6 コロラトゥーラ第2場 アルトドルフ人々高い演説台のようなものがあるゲスラー登場!さすが舞台が締まります!ゲスラーがここまで出てこないのも問題ですよね2幕で出しといていいじゃんジェスレルは部下に自分の帽子(軍帽)を槍の上に掲げさせ人々にお辞儀させるジェスレルいつのまにか来たギヨームが反抗するジェスレルはギヨームが弓の名人と知り、自分の息子の頭の上に載せたリンゴを射るように命じるついにギヨームは屈し、跪くしかしジェミは父親を鼓舞するジェミ:Laisse-moi par grâceMourir dans tes bras!ジェミのアリアは元々削除されたもので、今回の上演ではなかった(ペーザロ版では歌われている)ギヨームのアリア一番の聴かせどころSois immobile Range : C3 to F4すばらしい!(中略)第二の矢を準備していたことから、ギヨームは逮捕される。ジェミも逮捕されるが…第4場マチルドが来てジェミをジェスレルの手から救う。ジェスレルはギヨームを殴りつけ、民衆が奪おうとすれば殺すと脅す。そして船でギヨームは護送し、死ぬまで拷問すると言う。民衆は凍り付く嵐になるので舟は沈没する危険があるがギヨームは優秀な船乗りなので心配ないという第4幕最高の聴かせどころがやってきました!アルノルトAsile héreditaire ~ Amis, amis Range : F3 to C5最高音は High Cアルノールのアリアアダージョ部分Asile héréditaire序盤からBにジャンプ、が2回 (実は細かい音も含めるとB3回)(MICHAEL SPYRES 、Juan Diego Flórezも B) 終わりでHigh C長く伸ばす。(MICHAEL SPYRES、Juan Diego Flórezは High C)第二場 民衆が駆け付けるアップテンポ部分Amis, amis, secondez ma vengeanceArrachons Guillaume à ses coups!でHigh C2回この繰り返しHigh Cラスト、High C~~~長く伸ばす(つまりこのアリアは(楽譜通りだと)B、3回、High C 1回、カバレッタ High C 6回なのです)バルベラは聴いた感じHigh Dが1回あったような気がしたが…定かでないめっちゃ血沸き肉躍る最高のシーン!これが日本で見られるとは!!感涙…第3場取り乱しているエドヴィージュそこに帰ってくるジェミマチルデが連れてきた。三重唱スバラシイ!第5場波が荒れているギヨームが戻ってくるそでで何かが燃えている闘いののろしだ。ジェミは武器を父親に渡すジェスレルが追いかけてくるが…民衆が喜びを歌うマチルドは…(ここが原設定と変わっています)
2024年11月26日
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Tokyo ope'lata 東京オペラータ ファストオペラシリーズ「トゥーランドット」 作曲 プッチーニ2024年11月29日(金)昼公演 14:30開演…★鑑賞回 夜公演 18:00開演杉並区勤労福祉会館トゥーランドット 田島秀美カラフ 青栁素晴リュー 永井千絵ティムール 大久保真ピン 戸村優希パン 小山健太郎ポン 横尾英志皇帝 池田淳郎ピアノ 巨瀬励起***ファストオペラということで合唱なしピアノ伴奏のみですが省いたのはほぼ合唱部分のみできちんと衣装、演技、背景画像付きです。最初から最後まで歌うカラフは相当歌う分量が多く酷ですねしかも昼夜ダブル・ヘッダー❗️💦しかし青柳さんすばらしい!リリック・ドラマチック・テノールで本当に美声です。高音もパワフルで美しく😍Nessun Dormaの最高音Hもバッチリでした。お疲れ様です♪トゥーランドット姫の田島さんドラマチック・ソプラノ強烈なスピントですばらしかったです。豪華な衣装にも目が釘付けでした。自死する悲劇のリューの永井さん可憐な美女でリリコ・レッジェーロ 高音のピアニッシモも聴かせました。良かったです。ピンの戸村さんも重い声のバリトンですばらしいですピンパンポンが生き生きと躍動していました。 パンの横尾さんはリリックな美声のみならずバレエや側転 バランスまで披露し驚きでした。マルチな才能です。😱ポンの小山さんはリリックテノールでアイドルのようなイケメン。演技も真に迫っていてパワフルに美声を披露しました。ピンパンポンは演出にも衣装にも工夫があってオンとオフがあり😊色違いのTシャツも可愛い😍座長でティムール役の大久保さんピッタリの役で存在感ありました。皇帝役の池田さん 美しいリリックな声で歌いました。リリコレッジェーロ でしょうか。一人オーケストラの巨勢さんのピアノがとてもすばらしくて瞠目でした。大変パワフルで巨大な音美音を弱音で美しく聴かせる部分もすばらしい何よりハイライト版としてカットや編曲をして弾いているのでいわば音楽監督的立ち位置でもあったのではと思います。この公演は字幕がなくナレーター須永さんの面白いおしゃべりで展開します。その説明によると本日はPucciniの100回目の命日だそうです。デッドなホールなのでもっと響く会場ならさらに素晴らしかったと思います。詳細続く。
2024年11月29日
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第14回アクリ・堀本バレエアカデミー発表会2022年6月25日(土)開演 17:00 終演 20:452022年6月26日(日)開演 16:00 終演 19:40埼玉会館・大ホールゲストダンサーズ福岡雄大(新国立劇場バレエ団) 荒井成也(井上バレエ団)池田武志(スターダンサーズバレエ団)川合十夢(フリー)佐野朋太郎(スターダンサーズバレエ団)中山雄介(NBAバレエ団)【問合せ先】アクリ・堀本バレエアカデミー***続々大物スターダンサーが登場!世界のバレエコンクール入賞者を輩出するアクリ・堀本バレエアカデミーの発表会に行ってきました!噂通りすごい発表会でした!なにしろ新国立劇場バレエ団の最高位、プリンシパルの雄大さんが全幕公演の主役で登場!その他イケメンスターバレエダンサーがゲストでたくさん登場!3部まであって、1部と二部が生徒さんの発表とゲストとのGPDDのガラ、第3部が全幕もので1時間半の「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」総計4時間のバレエ公演これが明日の日曜日も埼玉会館で16時からありますのでご興味ある方には超おすすめです。入場無料です!あすも雄大さんはじめゲストスター大盤振る舞いです。雄大さんのコーラスがダイナミックでスピーディでキレッキレ!スターダンサーズバレエ団の池田武志さん(アクリ・堀本バレエアカデミー出身 元ハンブルク&新国)もマジすごいです!!タリスマンとアリにしびれました!川合十夢さんのランケンデムも最高でした。***(以下はメモをもとに記述)第1部<クラシカル・シンフォニー>プロコフィエフの「ロミオとジュリエット」などのリズミカルな明るい曲に合わせてバレエ団のちびっこからシニアまでが順に踊る。最初と最後はデフィレ形式とでもいうのか、全員が白の衣裳で一堂に会しご挨拶する。とてもアップテンポできびきびした動きで進んでいくのでまったく飽きさせない。小さい子どもたちには足の基本的なステップを徹底的にたたき込んでいるのがわかる。パドシャやルルべ。ロミジュリのマンドリン・ダンスの音楽も使っていた。後半のクラスになってくるとトゥールアンレール、シングル・ピルエットもやっていた。小学生中学年ぐらいの男の子がスーパーテクニックを披露した。アラスゴンドのフェッテ!この子は後半も大活躍する。笠原君?春山君?90°ずつ顔の方向を変えながらのピルエット、足を下ろしてパッセしながら。足を高く上げるバットマン。<バレエ・コンサート>▼「白鳥の湖」よりパドトロワベンノと女性2人の踊り。盛永維(ポワントクラス)金杉優凛(ポワントクラス)土屋ラルフ(シニアクラス)アダージョ盛永維さんはスイスに留学予定だそうです。シェネ。ヴァリ。金杉優凛さん、すばらしい。ヴァリ。土屋ラルフさん。アントルシャ、トゥールザンレール。コーダ、金杉優凛さん、マネージュ片足ケンケンでバックする。ジュテ・アントルラセ。▼「サタネラ」よりグランパドドゥ斉藤ひなた(シニアクラス)中山雄介(NBAバレエ団)アダージョ斉藤ひなたさんはオランダに留学予定だそうです。中山雄介さん甘いマスク。斉藤ひなたさんホールド付きピルエット3回転プロムナード。ヴァリ中山雄介さんグランジュテのマネージュが迫力!ヴァリ斉藤ひなたさん、すばらしい!グランバットマンしながらの回転。超絶技巧です。コーダ斉藤ひなたさん、1回転ずつのフェッテ。中山雄介さん、アラスゴンドのフェッテ。▼「海賊」よりグランパドドゥメドゥーラ:光岡幸姫(シニアクラス)アリ:池田武志(スターダンサーズバレエ団)アダージョ海賊のGPDDが発表会で見られるなんて大感激!なんという幸せ!!サラファーノフ様のアリなど思い出します!!ヴァリ池田武志さんすばらしいです。180度足を前後に開脚するジャンプ。空中で浮いているよう。ヴァリ光岡幸姫さん、ピケピルエット2回転を挟むシェネでステージを斜めに移動する。グランジュテ。コーダ池田武志さん、マネージュすばらしい!頭の位置を90度ずつ動かしながらピルエットする超絶技巧。光岡幸姫さん、フェッテ・アントゥールナン。第2部<シュトラウスの夕べ>団員総出演でヨハン・シュトラウスのワルツに乗って踊る。今度は衣装が組ごとに違ってカラフルで可愛い。8番のトリッチ・トラッチ・ポルカは男の子だけのグループ。先ほどのスーパー上手い男の子がヴァイオリンを手にソロで踊ります。うまい!振り付けも秀逸ですごくおしゃれです。3回転ピルエット、トゥール・ザンレール。最後のグループは大人クラスで美しき青きドナウの華麗な旋律で複雑なコールドのアンサンブルを踊りました。<バレエ・コンサート>▼「コッペリア」よりグランパドドゥ澁谷菜々瀬(シニアクラス)水上豪(アカデミー卒業生)アダージョ澁谷菜々瀬さんアラベスクのバランス。澁谷菜々瀬さんすばらしかったです。水上豪さんのサポートすばらしい。リフトもあり。ポワントでのプロムナード連発で難しい振付。ヴァリ男性ヴァリ澁谷菜々瀬さんイタリアンフェッテ。彼女はめっちゃうまいです。マネージュも完璧コーダ水上豪さん、マネージュ、澁谷菜々瀬さんフェッテ・アントゥールナンがダブルピルエットを挟む。完璧。ホールド付きピルエット、4回転。▼「海賊」より第1幕のギュリナーラとランケンデムのグランパドドゥギュリナーラ:𠮷本凪李(シニアクラス)ランケンデム:川合十夢(フリー)アダージョ𠮷本凪李さんはシルエットが美しいです!男性ヴァリランケンデムの床についてプリエするような超絶技巧のジャンプ。雰囲気もあってすばらしい。女性ヴァリ𠮷本凪李さんのピケピルエットとシェネのコンビネーション、すばらしい!コーダフェッテ▼「タリスマン」よりグランパドドゥ吉野文乃(アカデミー卒業生)池田武志(スターダンサーズバレエ団)アダージョこれがまたすばらしかったです。吉野文乃さん、安定感!男性ソロ池田武志さん、アラスゴンドのフェッテ、リフト体を反らすジャンプがすごいです。2男性ヴァリすばらしい。3女性ヴァリ4コーダ吉野文乃さんフェッテ池田武志さん、変則ジャンプ。彼はジャンプが半端なくすごいです。第3部「ラ・フィーユ・マル・ガルデ」全幕リーズ:田島美咲(シニアクラス)コーラス:福岡雄大(新国立劇場バレエ団) シモーヌ(リーズの母):マシモ・アクリトーマス(金持ちの葡萄園主):池田武志(スターダンサーズバレエ団)アラン(トーマスのおバカ息子):川合十夢(フリー)リーズの友人コーラスの友人:荒井成也(井上バレエ団)佐野朋太郎(スターダンサーズバレエ団)中山雄介(NBAバレエ団)水上豪(アカデミー卒業生)土屋ラルフ(シニアクラス)山﨑徠雅(石原千代バレエスクール)笛吹き:澤井香子(シニアクラス)村人たち:仕事の踊り:おんどり:田端優衣(キーウ・バレエ団)にわとりとひよこたち:フレデリック・アシュトンが振付した英国ロイヤル・バレエ団のプロダクションをベースにしていろいろカンパニーに合わせて踊る人数など変えていますが基本RBのエッセンスが生かされています。本当にすばらしかったです。美術からセットから小道具大道具、すべて本格的でした。民間のバレエアカデミーの発表会のレヴェルを遥かに凌駕しています。主役のリーズを演じた田島美咲さんすばらしかったです。演技も細かく要求されますが見事でした。コーラスの福岡雄大さんは日曜もこの役を演じるのですがまさに圧巻のパフォーマンスでした。スピーディでダイナミックで完璧。すべてがすごかったです。パートナーへの気遣いもすばらしい。Rossiniの「セヴィリアの理髪師」の冒頭部分の音楽や嵐の部分の音楽、ドニゼッティの「愛の妙薬」からゴンドリエーラの歌を音楽として使っています。すばらしいセンスです。お約束の木靴の踊りやリボンを編む踊りなどもあって楽しかったです。第1場リーズの家おんどりとにわとりとひよこたちが超可愛くてすばらしいです。リーズコーラス最初のシーンからもう神パフォーマンスです。リーズの母親シモーヌはリーズに農作業の手伝いをさせています。シモーヌはリーズの恋人コーラスが気に入りません。金持ちのトーマスがおバカ息子のアランを連れてやってきますこの3人は抱腹絶倒です。アランのいかれっぷりがもうまじすごかったです。荷台にリーズを載せていく収穫を祝うダンスシモーネのユーモラスな木靴の踊りここですごい技があります。リーズが村人たちが持つ無数のリボンを片手につかんでその回転に合わせてアチチュードポワントで回っていきます。もう大ビックリでした。すばらしい!コーラスの高速マネージュがダイナミックですばらしい。軸足を変えながらのスピン、こちらも超絶技巧。嵐舞台転換リーズの家の中シモーヌはリーズを外に出しませんお友達がわらを運んできますが…楽しいステージ、あっという間でした。ありがとうございました。お疲れ様でした。***Related links2010年6月20日 ロイヤルバレエ来日公演「リーズの結婚」
2022年06月25日
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※カーテンコール撮影OKPhoto AlbumPhoto: ©Shevaibra, courtesy of Tokyo Nikikai Opera FoundationDIE FRAU OHNE SCHATTENLibretto by Hugo von HofmannsthalMusic by RICHARD STRAUSS26 Oct,2024Tokyo Bunka KaikanConductor Alejo PÉREZStage Director Peter KONWITSCHNYSet & Costume Designer Johannes LEIACKERLighting Designer Guido PETZOLDDramaturg Bettina BARTZ≪東京二期会オペラ劇場≫ボン歌劇場との共同制作リヒャルト・シュトラウス『影のない女』オペラ全3幕《新制作》※2022年2月上演予定から延期2024年10月26日(土) 東京文化会館 大ホール指揮:アレホ・ペレス演出:ペーター・コンヴィチュニー東京交響楽団10.24(木)10.26(土) 皇帝 伊藤達人 皇后 冨平安希子 乳母 藤井麻美 Der Geisterbote伝令使 友清 崇 (全日出演)高田智士 (全日出演)宮城島 康 (全日出演)若い男の声 高柳 圭 鷹の声 宮地江奈 バラク 大沼 徹 バラクの妻 板波利加 バラクの兄弟 The One-eyed Man:岩田健志(バリトン)The One-Armed Man:水島正樹(バス・バリトン)The Hunchback:児玉和弘(テノール) ***コンヴィチュニーによる「影のない女」を用いたコラージュオペラ でした。最初からコメディと思って見ると、腹も立たなかった。案ずるより産むが易し(笑)一番気の毒なのは、やっぱり期待して来たシュトラウスファンとアレホ・ペレスよく断らなかった。※内容に触れるのでこれから見る方はご注意を。第一部は100分本来の第一幕と第二幕の途中まで夜警の声がラジカセから流れてくると妻が音を止めに来て夫婦げんかに発展するしかも日本語で罵り合う大沼バラクが「台本どおりにやろうよぉ」と呟くと客席が受けた。この言葉でちょっと救われた。そのまま第二幕へ出かける夫またあの医者(若い男)が来るが、皇帝に脅され、追い払われる。皇帝は医者の白衣を来て胎児を取り出そうとする(堕胎)バラクたちが戻って来て宴会を始める皇帝は囲っていた立ちんぼ(皇后)に逃げられて怒り心頭である。皇后は鷹にヤクをもらうがそこに皇帝が来て殺されそうになる第二部は45分バラクの妻のモノローグ 二重唱 は第3幕冒頭と同じバラクが駆けつけ二重唱バラクを出て行かせ皇后が暴れまくってあなたは必要ないと乳母と別れガイスターボーテ3により乳母が追放され皇后が命の水を呑まないというシーンでめでたくご出産(不義の子)ここで3幕の音楽が終わり第二幕の幕切れバラクが怒って妻を殺そうとするシーンの音楽に無理矢理つなげる実際に妻たちは○○〇○○〇○○〇だけが奪われる第二幕幕切れの音楽で全幕了百歩譲っても第三幕のフィナーレの四重唱がないのが「詐欺」的であることは否めない。何だったら終わった後に四重唱だけ演奏会形式でやったら良かった。歌手では乳母の藤井さんがすばらしかった。美しくかつダイナミックそして皇后、冨平さんもすばらしかった。カイザリンという役はドラマチック・コロラトゥーラ・ソプラノというパワフルかつ超高音も出さなくてはいけない、しかもドイツのソプラノに特有の味を持つ稀なFachである。かなりレアで難しい。冨平さんにぴったりだった。その他の歌手も大健闘だった。***FACHThe Emperor Der Kaiser Tenor Fach:Lyric Tenor/heldentenorThe Empress Die Kaiserin Soprano Fach: dramatic coloratura sopranoThe Nurse Mezzo-Soprano or Contralto Fach: dramatischer MezzosopranBarak Bass-Baritone Fach:HeldenbaritonThe Dyer's Wife Die Färberin Soprano Fach:Spinto Soprano/high dramatic soprano *Baraks Brüder (Tenor/Bariton/Bass) The One-eyed Man Bass or Baritone The One-Armed Man Bass The Hunchback TenorDer Geisterbote (Bariton, Hoher Bass)Der Hüter der Schwelle des Tempels (Sopran)Die Stimme des Jünglings (Tenor)Falke (Sopran)Stimme von oben (Alt)Stimmen der Wächter (Tenor/Bariton/Bass)Sechs Kinderstimmen, Dienerinnen(Hauptpartien kursiv)***第1幕駐車場 車売春婦が2人、うろうろしている。マフィアの取引で撃ち合いになるパンパンと銃声が鳴った後に最初のカイコバートの音が演奏されるカイコバートの音楽が銃弾に見立てられている何かアタッシェケースに隠されたものが盗まれる乳母は銃撃を避けようと蹲っているガイスターボーテ1(友清さん)が乳母を脅すNicht der Gebieter,Keikobad nicht,aber sein Bote!乳母:Durch ihren Leibwandelt das Licht,als wäre sie gläsern.ガイスターボーテ1は撃たれ死ぬ乳母はいわば二重スパイでマフィアのもう一人の頭目、カイコバートに使われ、マフィアの親分、カイザーの側に潜入している。カイコバートは3日以内に娘のカイザリンが子供をおろさなければカイザーをコンクリ詰めにするというのだ。車のドアが開き、ヤクザの親分(皇帝)が座っている何かのケースを暗証番号らしきものを打ち込み開けようとしている(ここはよくわからなかった)最初は黒メガネをかけているund sie hatte den Leibeiner weissen Gazelleund warf keinen Schattenund entzündete mir das Herzーund in meinen Armenrankte ein Weib! ーDenn meiner Seeleund meinen Augenund meinen Händenund meinem Herzenist sie die Beutealler Beutenohn' Ende!輝かしきユーゲントリッヒャー・ヘルデンテノールの美声を響かせる伊藤達人さんここの最高音B(B♭)複数回皇帝は(鷹を狩りに)出かけていく「鷹」は皇帝の愛人乳母は人払いをする車の中から助けを求める皇后車から出てきた皇后皇帝にさらわれて囚われている女皇后Ist mein Liebster dahinあの人は出かけたのねもっと寝ていたかったわin eines Vogels leichten Leibここは最初からものすごい高音のコロラトゥーラが書かれているVogels で Hi Dまで上がるアジリタお守りをなくしたわ皇后は腹に詰め物をしている。偽装妊娠?街娼の「鷹(ファルケ)」と言い争う皇后(カイザリン)ファルケは皇帝の愛人でカイザリンとつばぜり合っている(このシーンでは)置き換えに関しては全てが単なる思い付きで元の台本との整合性が全くなくドイツ語のセリフとの齟齬が著しく、字幕すらこの奇天烈演出に合わせて細かく改ざんされていた ああ悲しや Weh mirシーンによって読み替えもくるくる変わっていて眩惑させるのが目的皇帝が石になるというので皇后は影を探しに行く→マフィアの親分がコンクリート詰めにされるというのでカイザリンは遺伝子研究所に赤ん坊を盗みに行く<乳母の歌カットあり(通常のカット)>遺伝子研究所身体障碍者の設定のバラクの弟3人は、健常者の研究員に読み替えられているBaraks Brüder (Tenor(児玉)/Bariton(岩田)/Bass(水島))岩田さんが金髪で最初誰だかわからなかった😲所長のバラクは研究によって胎児を創り出そうとしているバラクの妻は腹に詰め物をしている 想像妊娠?多分バラク妻は不妊で治療を受けているおい、仕事しろバラクはパソコンを打ち込みながら本を見て研究しているこいつら追い出してよ!バラク:Kinder waren sie einmalあいつらだって昔は子供で、まともだったんだバラク:俺に子どもを産んでくれUnd ich will preisen ihre Begierdeund danksagen im Herzen,dass ich bestellt ward,damit ich sie stille体質改善のために変なものも7回も食ったしおまえが多少おかしくなったって我慢するさむしろ感謝するよバラクの妻:あんなの迷信よDritthalb Jahrbin ich dein Weib2年半も夫婦なのにできなかったわもうあたしはあきらめたのだからあなたもそうして。バラク:Aus einem jungen Mundひどいこと言うなよ俺は怒らないから待ってるからいつか祝福されたものがやってくるのをバラクは口が悪い妻に閉口しながらいつか奇跡が起こるのを待っているこういうキャラ設定のバラクがどうして第二部でああなるのかほんと理解できないバラクはアタッシェケースにいろんなものを詰め始める 瓶詰の胎児の標本の頭を愛おしそうにポンと触る(笑)本を2冊入れようとするが閉まらないのでその本を取り出してようやく閉じるバラクの妻:こんな家(うち)出ていきたいわ。バラク:Trag' ich die Ware mir selber zu Markt,spar' ich den Esel, der sie mir schleppt!
2024年10月26日
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The Bolshoi Ballet “La Bayadere” (3 Acts) May 4, 2006 (Thu/Holiday) 6:30 pm Tokyo Bunka KaikanChoreography: Yuri Grigorovich (1991) after Marius Petipa Music: Ludwig Minkus Scenery: Valery Firsov and Nikolai Sharonov Costumes: Nikolai Sviridchik Conductor: Pavel Klinichev Music: Tokyo City Philharmonic Orchestra Nikiya: Nadezhda Gracheva Solor: Vladimir Neporozhny Gamzatti: Maria Aleksandrova ロシア国立ボリショイ・バレエ団 2006年日本公演『ラ・バヤデール』全3幕2006年5月4日(木・休) 18:30開演 東京文化会館 ニキヤ -バヤデール:ナデジダ・グラチョーワソロル -名高い戦士:ウラジーミル・ネポロージニーガムザッティ -ラジャの娘:マリーヤ・アレクサンドロワドゥグマンタ -ラジャ:アレクセイ・ロパレヴィチ大僧正:アンドレイ・スィトニコフトロラグワ-戦士:ヴィタリー・ミハイロフ奴隷:キリール・ニキーチンマグダヴェーヤ-苦行僧:ヤン・ゴドフスキーアイヤ-奴隷:エウゲニア・ヴォロチコワジャンペ:ジュ・ユン・ペ、スヴェトラーナ・グニェドワ、スヴェトラーナ・パヴロワ、アナスタシア・スタシケーヴィチ、アナスタシア・クルコワ、ユリア・ルンキナパ・ダクシオン(第2幕):ユリア・グレベンシュチコワ、オリガ・ステブレツォワ、ネリ・コバヒゼ、ヴィクトリア・オシポワ、パーヴェル・ドミトリチェンコ、エゴール・クロムシン太鼓の踊り:アナスタシア・ヤツェンコ、ヴィタリー・ビクティミロフ、アンドレイ・ボロティン黄金の仏像の踊り:岩田守弘マヌー(壷の踊り):アンナ・レベツカヤ影の王国(第3幕)第1ヴァリエーション:エカテリーナ・クリサノワ第2ヴァリエーション:ナターリヤ・オシポワ第3ヴァリエーション:アンナ・ニクーリナ指揮:パーヴェル・クリニチェフ演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団グラチョーワに女の執念を見た!きょうも『女の戦い』だった。第3幕のグラチョーワはすごかった!カーテンコールは半分ぐらいスタンディング・オベーションで彼女を讃えていた。そして何より驚いたのは、きのうの『バヤデール』はグリゴローヴィチ版でなくソロル限定で「ツィスカリーゼ版」だったことだ。さぞラトマンスキーは苦笑したことだろう。もしくは喜んだか。きょうのネポロージニーは伝統版通りに踊っていた。まったく違ったのだ、細かい振付が。もしかしてツィスカリーゼ、振付が入ってなくて即興でやってたとか? まったく謎だらけでおもしろい。それから衣装がきのうのツィスカリーゼと違うの~お金がかかってない(ネポちゃん、かわいそうです)。第1幕寺院マグダヴェーヤ、よく見ると若くていい男。ネポロージニー君、可愛い! あどけない子。ニキヤのグラチョーワはネポロージニーの叔母さんぐらいの年齢差がある。ベテラン。彼女はザハーロワのような若さも美貌も、身体の美しさもないけれど、踊りに魂が入っていた。執念と言ってもいい。踊りがじとーっとしている。いや、いい意味で。ザハーロワは美しい、でも天女の踊りのようで、残らない。グラチョーワは人間。ポール・ド・ブラや身体の動かし方がもう、、感情入りまくり。彼女のニキヤはハイミスでずっと会社のために働き続け婚期を逃してしまったまじめな女性。今若い男ができたので幸せの絶頂にいる。逃してなるものか!この男、いや幸せを!大僧正が怒って炎に祈るところで照明が早く落ちすぎてしまった。すぐにまたついたが、ちょっとみっともなかった。第2場 宮殿アレクサンドローワ、きょうもすばらしい! いや~きっぷがいい!幕前でまず登場、拍手。宮殿で最初にソロを踊る。これがすごい。ピケピルエットのマネージュ、最後はグラン・パ・ドゥ・シャの連続、アラベスクを決めてからまたパ・ドゥ・シャ、完璧です!ディヴェルティスマン。子どもの踊り。ヴェールをつないだ女性の踊り。ニキヤと奴隷の踊り。ソロルがやってくる。ラジャが告げる。「娘、ガムザッティと結婚させてしんぜよう。」ソロル、ポッカ~~~~ン「え、なんで、どうして?」トロワグラに相談しまくり。「にっぶいな~お姫様をくれるって言ってるんだよ」「え~~~!」ガムザッティ登場。顔を一目見るなり、ニコニコ! 「(美人だ! しかも若い!)」さすが若者。二人はラジャの祝福を受ける。そこに大僧正がやってきて、二人はひれ伏す。大僧正はソロルの秘密をばらす。二人の話を聞いていたガムザッティ。悲嘆にくれる。「どうしてどうしてソロルさま。」ここの踊りも秀逸。グランジュテがすご~~~~い!しかし気を取り直す。「舞姫を呼びなさい!」ニキヤはひざまずく。顔を見る。ブレスレットを与える。ニキヤは「私にはそんな高価なもの似合いませんわ…」柔和に断る。さすが大人。しかし大人な態度にきれるガムザッティ。「別れなさいよっ! ソロル様は私のものよ!」ここのマリーヤの踊りがサイコーです。マリーヤはアラベスクで指差すようにして、ダダダとパドブレで詰め寄る。これを繰り返す。すごい迫力。二人でグランジュテ合戦。こわーい。逆切れしたニキヤ。ナイフを振り上げた瞬間。ガムザッティは逃げない。顔をすごい近くで突き合わせ睨み付ける。すごい~もうたまりません。おもしろすぎ。そのまま逃げさるニキヤ。ガムザッティは怒り狂う。第1幕了。第2幕婚約式。賓客(珍客?)の入場。だって蛇使いとか、太鼓とか…ソロルとガムザッティ輿で登場。ソロルは紫の衣装。ディヴェルティスマン。女性たちの踊り、鳥をつけた女性たちの踊り、仏像の踊り。(抜群!)壷の踊り、太鼓の踊り、パドシスの女性が踊る(2人×2組の4人)そしてついに~主役が登場。最初はジュテ・アントルラセでした~ そして反対方向の、ジュテ・アントルラセ。中央から手前へグランジュテ。きのうの二人は光り輝いていたが、きょうはマリーヤのみが目立っていた。ネポさんはいっしょうけんめいここはサポートに徹していた感。ツィスカリーゼがしつこくやっていたシェネもすごくあっさり目、というかこれが普通なんですけどね~ツィスカリーゼの『バヤデール』は、オーレリーの「パキータ」が「パキータ」じゃなくなってたように、「バヤデール」じゃなくなっていたなあ。ソロルのソロ。すばらしい~ グランジュテ、そして飛んで方向を変えながらバットゥリーする技。これはツィスカリーゼもやっていた。そのあと、トゥール・ザンレールを間に何もはさまずダブル、というのを2セット。完璧。ネポロージニーもめちゃくちゃうまい。どんな難しいパでも彼のミスは一つもなかった。しかしツィスカリーゼとは放つオーラが違う。こちらはさわやかなオーラ。ツィスカリーゼは、、言葉が見つからない。派手なまばゆいオーラです。ガムザッティのヴァリアシオン。ピケピルエットの2回転を連続、そして1回転してシェネ、これを2セット。ものすごい! すばらしいです、きょうも~間に女性の踊りが挟まる。今度はガムザッティ、イタリアンフェッテ! 5回やった。完璧。そのあとのグランフェッテはなんと20回転。完璧でした。ブラヴォ!フィナーレ。みんなが出てきてちょこっとずつ踊る。決まった!そこへニキヤ。きょうのニキヤは黒い布地をまとっている。ニキヤの踊り。ソロルはやはり柱を掴んで立っているが踊りだすと座る。ガムザッティはがんとばしながら彼を落ち着かせようとしている。ニキヤが近くによると思わず伏せていた目をあげて見てしまう。あぁ悲しい。花篭の踊り。絶品。しかし下手へのジュテはザハロワがやった驚異の180度真横開脚ではなく、ふつうのグランジュテだった。蛇が噛み付く。「あんたが仕組んだのね!」「なんですって、違うわ!」言い捨ててガムザッティはすたすた退場。大僧正は人払いをして、毒消しをニキヤに渡す。ニキヤはソロルを見る。ソロルはふっと目をそらす。きのうのツィスカリーゼは頭を抱えていたけど… こっちがノーマル・ヴァージョンですよね。もちろん… しかもソロルはニキヤが死んだら舞台の下手にすぐ走り去ったが、ツィスカリーゼは階段を上がって下手へ消えた。違う~演出まで違うのね。第2幕了。Part 2 へ
2006年05月04日
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Photo AlbumPhoto: ©Shevaibra, courtesy of Machida Italy Opera Company and the artists「町田イタリア歌劇団」15周年記念公演オペラ「アイーダ」8月12日(祝)、13日(火)、27日(火)2024年8月13日…鑑賞日町田市民フォーラム(原町田)指揮 遠藤誠也演出・照明・字幕制作、背景画制作、衣装:井澤友香里アイーダ 刈田享子ラダメス 村上敏明アムネリス 別府聡子アモナズロ 井上雅人ランフィス デニス・ヴィシュニャエジプト国王 平賀僚太伝令 加藤航巫女長 森澤かおりピアノ:土屋麻美トランペット:岸野真優 大竹穂歌合唱 ソプラノ:13名 アルト:唐沢萌加 ほか計5名 テノール:坪内清 ほか計6名 バス:計6名 主宰・凱旋の場のエジプト人・エチオピア人:柴田素光***今日は町田イタリア歌劇団15周年企画の大作「アイーダ」でした。柴田さん渾身の企画町田でアイーダ全幕連日満席の大盛況おめでとう㊗️ございます!皆様の熱気が伝わってきました。すばらしいキャストが揃いましたがやはりランフィスのデニスがすばらしかったです。ノーブルなバスの強靭な美声を端正に聴かせました。聞き惚れてしまいます。そしてアモナスロの井上さんこれぞアモナズロというパンチのあるドラマチック・バリトンで重い声でレガートにも密度があって見事です。題名役アイーダは美声のリリコ・スピント・ソプラノの刈田さん。熱唱でした。ノーブルで機微に富んだ演唱でした。ラダメスは日本を代表するスピント・テノールの村上敏明さん。強靭な歌唱で、高音も全て胸声。絶対ファルセットに逃げない直球勝負を最後まで貫きました。お疲れ様でした。エジプト王の平賀さんもすばらしい声!重量感のある声は日本人では貴重。バスやバスバリの役をやってるとおっしゃっていました。アムネリスはノーブルなメゾ声で端正に歌いました。***Aïda by Giuseppe Verdi Libretto : Antonio GhislanzoniFACHAïda soprano Fach : dramatic soprano Aria: Ritorna vincitor! from Act I O Patria Mia from Act IIIRadamès tenor Fach : dramatic tenor/heldentenor Aria: Celeste Aida - Romanza from Act IAmneris mezzo-soprano Fach : dramatic mezzo Aria: L'abborrita rivale...Già i sacerdoti adunansi Beginning of the Act IV Radames/Amneris duetAmonasro baritone Vocal Fach: dramatic baritoneRamfis : bass Vocal Fach: lyric bassThe Pharaoh of Egypt bass Vocal Fach: heavy bassA messenger tenorVoice of the High Priestess soprano***一昨日も牛久で日本のトップ歌手が集まったアイーダを見たばかり。二日後の今日はいろいろ比較もできて興味深かったです。牛久のアイーダは城谷氏がスコアを編集し金管アンサンブル、キーボード、ピアノ、パーカッション含めた演奏になっているのですが町田のアイーダは基本フルオケをすべて土屋さまが弾きます。トランペットの演奏も凱旋の場だけです。スコアのカットも牛久アイーダはなされていてバレエシーンはすべて音楽もカットされていたと思います。対して町田アイーダはバレエシーンの音楽もすべてカットせず、演技も含めて台本にそって表現しようとしています。合唱がこちらはたった30人しかないのですが男声だけでも4部?ぐらいのアイーダの合唱をパートに分けて網羅しようとしていました。男声は大声で歌うと突出するためせめてリリックに歌うことを心掛けるのが必要かと思います。牛久のアイーダも合唱は決定的に人数が足りないのは一緒ですが牛久の合唱はプロフェッショナルの持つパワーやピアニッシモはなかったですが、なかなかバランスが取れていました。詳細続く。Related links: 2008年03月12日 新国立劇場「アイーダ」初日 2009年09月13日 Teatro alla Scala Japan tour 2009 Index 2009年09月06日 スカラ座「アイーダ」 Part1 2013年03月11日 新国立劇場「アイーダ」初日 2013年09月19日 大迫力!スカラ アイーダ 熱狂の夜ーーー 2018年10月20日 横浜バッティのアイーダDay 1 2018年12月01日 調布市民オペラアイーダDay1ーーー 2024年04月17日 春祭ムーティのアイーダ 2024年08月11日 牛久のアイーダ
2024年08月13日
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岡谷市制施行80周年記念事業オペラ『御柱』2016年11月27日(日)長野県岡谷市 カノラホールDVDで視聴オペラ『御柱』は、古代スワの地を舞台にして、人間の愛と尊厳を高らかに歌い上げる壮大な創作神話。1998年に誕生して以来、諏訪の御柱祭に合わせて、七年に一度、上演してきた。2016年11月公演が四回目。脚本・作曲:中村透音楽監督・指揮:山上純司演出:島田道生ヤサカ:大貫裕子(ソプラノ)ミナカタ:田中誠(テノール)オカン:相可佐代子タケイ:藪内俊弥モレヤ:押見春喜クサミチ:所谷直生タカテル:小畑朱実テナガ:坂野早苗アシナガ:管谷孝介オサカ:佐原壮也ほか管弦楽:東京シティフィル***この度縁あってこの一大イベントのDVDを見せてもらったので感想を書かせていただく。日本人の書いた壮大な神話の世界ひょっとすると日本の「ニーベルングの指輪」的な要素も。感動的でドラマティックで映画音楽的な音楽。衣装は本格的だが演出に関しては、予算の関係か抽象的なひな壇(階段)しかないのでそこが残念。予算が甚大にあれば古代諏訪の神話の世界を再現できるのに!しかしソリストはプロが集まっていて非常に達者。とくに悪役のクサミチを演じた所谷直生さんの演唱がすごい。あとはヤサカの後見人役の藪内俊弥さんがすばらしい美声のバリトンを聴かせる。女声ではオカンの相可佐代子、タカテル:小畑朱実が圧倒的な迫力。合唱も非常に揃っていてうまい。合唱団員はこの諏訪地域にお住まいのお姉さんおばさんやお兄さんオジサンたち一般合唱団の団員ということです。プロではないそうです。すばらしいですね!長野の諏訪の御柱祭は有名だが、この「御柱」にはこういう意味があったのか!と目からうろこだった。民衆を助けるために犠牲になったリーダー(古代の神)は神に祭り上げられる。諏訪湖の 御神渡り(おみわたり) にも関連があってなるほどと思いました。諏訪湖が太古は今の面積の何倍もあったというのも驚き。現代日本が忘れてしまった自然への回帰太古の神々への霊的なシンパシーまさに八百万の神の世界それを作曲家は感じとって作品にしている。シリーズでやってほしいですね!大変立派な事業を成し遂げられた皆さんに賛辞を送ります。公式FACEBOOKページに漫画が掲載されていて、これを読んでから見るとわかりやすいです。☆公演は終了しました☆
2017年03月12日
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Andreas Schager,der Heldentenor talks about his life and his roles of R.Wagner.Photo:©Shevaibra, courtesy of Prof.Taro Yamazaki第378回例会「アンドレアス・シャーガ―氏に訊く」日時:2016年4月2日(土)14時場所:四谷 雙葉学園同窓会館(雙葉幼稚園3F)お話:アンドレアス・シャーガ―(テノール)司会進行:鈴木伸行(日本ワーグナー協会理事)通訳:山崎太郎(東京工業大学教授)(メモをもとに記述)(「ジークフリート」のノートゥンクを作る場面のコンサート形式の歌唱の映像を流す鈴木氏。)Q:今のはどこの演奏ですか?A:1年前のラトヴィアのリガだ。シュミール・リート。友人のフィッツベルガーさんと。ミーメの歌唱部分を削ったヴァージョンを作って歌った。Q:ご経歴についてうかがいたい。シャーガーさんは突然登場して世界中の歌劇場を席巻している。ユニークな経歴と伺っている。最初は音楽と無関係の大学だったと。どうして音楽の道に進んだのか。A:ギムナジウムを終えてウィーンの大学に進んだ。もともとは歴史学、神学の教師になろうと思っていた。ウィーンの田舎の農家の出身で、大都会に出てきて、できた友人が合唱に入らないかと誘った。そこで友人を作ることができた。Q:アマ3イツの小さな歌劇場に入った。10年間オペレッタしか歌っていなかった。最初にワーグナーに挑戦したのはマイニンゲンでリエンツィのオーディションを受けて受かった。これから展開が早くなる。大きな役を歌うようになった。ハレでジークフリートを歌わないかとオファーが来た。ワーグナーの小さい役ではなく、いきなり大きな役が来た。Q:その前のレパートリーはなんだったんですか?だいぶギャップがあるのに、なぜその役に挑戦したのか?A:長い間、オペレッタを歌っていたと言ったが、オペレッタは軽く見られているが、ドイツ語で「固いパン」という言葉がある。大変なことだ。「ジプシー男爵」(ツィゴイネルバロン)のバリンカイ役をずっと歌っていた。一日に二回公演(=ドッペル・フォアシュテルンク)スタミナも要求される。ジークフリートのオファーが来た時に「ジプシー男爵」を二回やるのと同じ、と思って踏み切ったんです(笑)。Q:大変感心しました。A:人生の中では冷たい水に飛び込むことが必要。飛び込んでみないとどうなるかわからない。歌手だけでく人生の他の職業でも同じだと思う。Q:忘れられないニュースがある。3年前ベルリンでジークフリートの代役として登場した。有名な話だが知らない人もいるので聞きたい。(ここから同時通訳(逐語訳)をしてくれというオーダーがシャーガーから山崎氏に。)A:その夜はサイモン・ラトルの指揮で「魔笛」を歌うことになっていた。二日後には「神々の黄昏」をバレンボイムの指揮で歌うことになっていたフォアシュテルンク)スタミナも要求される。ジークフリートのオファーが来た時に「ジプシー男爵」を二回やるのと同じ、と思って踏み切ったんです(笑)。Q:大変感心しました。A:人生の中では冷たい水に飛び込むことが必要。飛び込んでみないとどうなるかわからない。歌手だけでく人生の他の職業でも同じだと思う。Q:忘れられないニュースがある。3年前ベルリンでジークフリートの代役として登場した。有名な話だが知らない人もいるので聞きたい。(ここから同時通訳(逐語訳)をしてくれというオーダーがシャーガーから山崎氏に。)A:その夜はサイモン・ラトルの指揮で「魔笛」を歌うことになっていた。二日後には「神々の黄昏」をバレンボイムの指揮で歌うことになっていた。とてもわくわくしていた。その日は練習が16時まで入っていた。16時10分前にドアが開いてオペラディレクターが言った。「シャーガー、良かった!助けてください!あと10分で「ジークフリート」の本番が始まるんです。でもジークフリートが見当たらないんです。代わりに歌って!」「Ja! Das kann ich」と答えた。神経質になる時間はなかった(笑)。シャーガーさんという舞台への呼び出しがかかった。ところが普段着だったので何かに着替える間もなくそのまま舞台へ。そでに立って歌った。演出助手が舞台に立ってジークフリートの演技をした。舞台上に2人のジークフリートがいたんです。ようやく本物のジークフリートが来た。寝坊したらしい。1幕の幕切れに来た。舞台のしもて側に立って金づちで叩くところをやった。それで舞台に3人のジークフリートがいたのだが、これは世界初演だね(笑)。そして幸運にも(Dann glucklich) 「魔笛」の舞台にも間に合った。「魔笛」のウォームアップができてた。鎧の武士役だったのだが。その前に「神々の黄昏」の全幕をリハして「ジークフリート」の1幕も歌ったんだからね。(笑い)Bravo!と逐語通訳をした山崎氏を誉める。Q:これがきっかけでバレンボイムと歌うように。ワーグナーの音楽との出会いは?A:出会いは「ニュルンベルクのマイスタージンガー」グスタフ・クーンが指揮するチロルの音楽祭だった。最初にオファーが来たのがダーフィト。David そして1年後にホーレンダーのシュトイヤマン、オランダ人の舵手。ダーフィトはオペレッタの役と通じるものがある。ジークフリートもオペレッタと通じる部分がある。共通するのは幕切れでテノールが死なないこと。ハッピーエンドになっている。(英語でHappy End と言う)Q:ワーグナーにどういう魅力を感じている?A:(また逐語通訳を要請)私は田舎の農家の出身。両親も農民でまさにジークフリートの育った環境だった。今もそうしているが私の出身の村の人に見に来ないかと招待している。普通の人たちでオペラを見に来ない人たち。不安になって「何時間かかるの?」と聞く。「5時間だよ」「そんなにどうやって耐えられるの?」と聞く。僕はこう答える。何も考えずに音楽の放つ作用に身を任せればいいんだ。映画音楽を聴くのと一緒だ。村の人たちも映画は見てる。セルジュ・レオーネが音楽を担当した…(いきなりでっかい声で歌い出す)♪ティアーターダー… というテーマがなるたびに登場人物が現れる。ワーグナーも同じじゃないか。モチーフが鳴ってどの人物が現れるかわかる。スリリングな音楽、5時間スリルを受け取ると何も考えずに5時間経つ。Man muss 私が強調したのは、理解するのに音楽の勉強の経験は必要ないということです。目を見開いて心を開いて音楽の放つのに身を任せていれば十分。Q:なんか予定と違う話になってるけどそれはそれで貴重な話だ。ヘルデンテノールのたくさんのパートを歌っている いくつかのキャラクターについてどのへんを気を配って歌っているのか?A:それはお気の毒に。Q:パルジファルについて。パルジファルを来年と再来年のバイロイトで歌うことが決まっている。パルジファルの特徴、どこが特別なのか、役作りのポイントは?A:パルジファルはすばらしい作品。ワーグナーはオペラと呼ばずに舞台神聖祝祭劇と呼んでいる。パルジファルはジークフリート同様、素朴な人間。森の中で育った点も共通している。彼は何も知らない。無知ゆえに感情に身をゆだねていく傾向がある。学校も行かず、人生そのものから学んだのだ。森の動物からも。それでこそ、知っていると思い込んでいる人よりも良く人生についてわかっている。als Mitleid 、他人への共感から何かを学んでいく。weiss mehr als andere 共苦の心を持たない人間より多くのことを知っている。フィロソフィー哲学的思考の伝統が彼の中に溶け込んでいる。ソクラテスがデルフォイの神殿で「誰が最も賢いか」と問われて、sagte 告げられた ソクラテスはこう答えた Ich weiss ich nicht weiss 無知の知。私は自分が何も知らないことを知っている。ist der kruger als andere 無知を知ってるがゆえに他の人より賢い。それがパルジファルのキャラクターです。 tor dumm Kopf Reiner Tor 純粋で学校も行っていないので愚か者といわれる。ワーグナーが言いたかったのはもっと感情に身をゆだね、人との関係を築いていくことだと僕は信じている。andere mit Menschen taufen wie Parsifal どうやって賢くなり知恵を絞るか、共苦の心によってであり、他の人と生きる中でそういう感情を持つことが賢くなること。Q:ではシャーガーさんがパルジファルを演じている映像を見てみましょう。(Parsifal Amfortas! Die wunde, die wunde ----と叫ぶ部分の一連共演はアニヤ・カンペ(Kundry)Rette mich ---- Erloser!Q:ベルリン・シラー・シアターの昨年のパルジファルですか?A:ハイ!(日本語で)Q:感情表現がものすごいですね。A: Danke shoen!Q:役作りなんですか、それともバレンボイムの指導ですか?A:すべて音楽にそう書かれているんですよ。音楽は人の心を捉えて金縛りにする。自分もこの音楽で集中して強度を持って歌う以外には考えられなくなる。もちろんそれに加えて、バレンボイムさんはすばらしい指揮者、彼のこれまでの経験をインプットしてくれた。Q:音楽ありきなのですね。それから感情表現だと。A:(いたずらっぽく笑いながら)Das weiss ich nicht.(これはパルジファルの台詞を引用したジョークでもあるのだろうか)それはニワトリが先か卵か先かというような問題です。Q:歌唱力がすばらしいですよね。(音楽にすべてゆだねる)とは言ってもたいていの人はそうは歌えないですから。A: Danke! interesante fragen面白い質問ですね。emotion tone merkt 感情が音を創り出すとは言える。kann nicht 考えたらこんな風には歌えない。例を挙げると…窓から外が見えます。煙突が立っている。日本ではわかりませんがヨーロッパでは煙突掃除の人がいる。ところが見ていたら足を滑らせそうになった。そしたら Hey! (大声で叫ぶ)と叫びますよね。その時に声を出すけどどのくらい呼びかけるか考えていたら彼は下に落ちてしまうわけです。emotion macht und tone まずは感情、そして音になって結びついていくんです。Q:初めて聞く話で感激です。Siegfriedの役について。どんな役、役作り、役へのアプローチについて伺いたい。(ここで5分休憩)(映像上映:Siegfriedの森の中のシーン)Aber MutterA: Ganz ganz character Parsifal rein ist「ジークフリート」のジークフリートはパルジファルとよく似ている。森で育って父と母が誰かを知らずに育っている。Angst fur 何に対しても、恐れ、不安を持てない。恐れを学んだことがない。怖れ 無垢の自然児。instinkt 常に本能にのっとって行動する。大蛇を倒すのも。Mime はとにかく彼に不安を教えようとする。怖れを学ぶんだったら大蛇のところに行けば学べるぞ!ジークフリートは怖れ、不安って何だろう?と考える。Fafner のところに行けば恐怖が学べると聞き、良かった!と喜んで出かける。ファフナーの前に立つ。もしお前が怖れを教えてくれないとやっつけちゃうぞ!だから怖れを教えろ!と命令する。彼が負けることがないのは怖れを知らないから。神学と結びついた要素がある。キリスト教では、ワーグナーもそのキリスト教の経験から来ているが、大事な書物は聖書、(Holy Bibleと英語で言い添える)そこに「汝、怖るることなかれ、」と365回書いてあるんです。怖れを抱いたら生きることができない。生活に障害が出る。逆に心を開いて向かったら良き人生を過ごすことができる。これがWagnerが伝えたいこと。ところが一つだけ怖れを教えてくれる人がいる。Das ist Frau!(笑)大蛇ができなかったことを女性が成し遂げるのです。しかしこれは女性に対する怖れではなくて、sondern ,一目惚れする、furcht ではなく sorge 心配、相手の身を気遣う心配が芽生える。これがSiegfriedが知る怖れの実態だと思う。Q:東京文化会館でSiegfriedを聴くわけですが、あなたの、女性から怖れを学ぶ表現を堪能したい。来年は同じく春祭の「神々のたそがれ」でSiegfriedを歌われますが、GoetterdaemerrungのジークフリートとSiegfriedのジークフリートのキャラクターの違いは?どう演じ分けているのか?A:Untershied ,心理 Siegfried の Siegfried はNatur Man ist 自然児、野生児、Goetterdaemerrung のSiegfried は初めて文明社会と人間社会と関わる。lernt er boese zu sein .文明の中で悪の存在を知る。毒と言い換えてもいい。grosser untershied der Menschen civiliation civilization ワーグナーは反文明的な思想を持っていた。いかに文明で間違った方向に走っていくかを描いている。ここから聴衆からの質問に答える。Q:3月にベルリンのシラー・シアターであなたのenjoyed your Parsifal その演出についてお聞きしたいことがあります。第3幕で Heil dir の部分をグルネマンツに向かって歌うのではなくクンドリに向かって歌っていたのはなぜなんですか?A:演出のチェルニアコフのアイディアだ。おもしろい演出だと思う。この時3幕で、Kundryに謝りたい。2幕でKundryを突き放したことを。で、Heil dir もう一度会えてうれしいと歌うのがこの演出の解釈です。Q:Siegfried役を歌えるのは世界に数人しかいない。そのスタミナをどうやって蓄えているのか?A:全員ができることだ。赤ん坊のころは何時間でも疲れることが泣く泣くことができたでしょう。だから私もどうだったろうと思い出しながらやるのです。Q:今年のバイロイト音楽祭にエリックでデビューなさるわけだが。A:幸いなことにハンブルク歌劇場で、ゼンタ役のリカルダ・メルベート、オランダ人役のジョン・ルンドグレンと歌っている。エリックはすでに3つの異なるプロダクションで歌っている。特にハンブルクではバイロイトと同じキャストだ。Ausserdem bereitet viel 演技的にも準備できてる。なぜかというと最近引っ越したんです(笑)。引越しの箱を持って行ったり来たりしたので、演技も音楽もばっちりです。Q:バイロイトの特殊な音響はどう考えている?A: eine Gut acoustic staub unseren beruf eine stimme gute 良い音響は歌手にとってクリスマスツリーの飾りの宝石のようなもの。声に飾りをつけてくれる。来年オープンする現在改装中のベルリンの州立歌劇場 unter den Linden はAcoustic 屋根を70cm高くした。残響の効果のため。今まで1.2秒だった残響が1.6秒になるということだ。バイロイトの音響も非常に楽しみにしております。来週の春祭のSiegfried一生懸命歌いますのでぜひワーグナーの音楽にふれてください。Q:長時間ありがとうございました。(大拍手。手を振って退場。)
2016年04月02日
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帰国。 今回未曾有の大トラブル頻発の旅。 最初の到着地ミュンヘンでロスバゲ しかしその日、ミュンヘン空港保安場が一時閉鎖された関係で空港は未曾有の大パニックに陥っていた。 液体を持った40代の女性がセキュリティエリアの検査を強行突破し、彼女を逮捕するため、 セキュリティエリアから全員が一旦外に出された。 何千人もの人々がカウンターに行列し、ほぼ業務は麻痺状態。 私達もカウンターに並んだが、らちがあかないため、到着日の土曜は諦めてホテルへ向かう。 最初はポリスやルフトハンザの人に確認したところ16番カウンターに並べと言われた。その列が全く進まないのでインフォメーションの人に聞いたら、今日は帰って明日来いと言う。 劇場に駆けつけたが、当然オペラはもう1幕の半ば。 今回はトラブルとそれをリカバリーするために全力を尽くした旅だった。具体的に言うと、必要なものを買い物するなどで時間を使った。 私が普段着で(!)劇場に行っている間 娘がLudwig Beck他の三店舗で買い物。最低限必要なもの。 閉店は20時。時間との戦い。 翌朝、再チャレンジで空港へ。しかし状況は昨日と全く同じだった。空港に泊まった人々が多かったのだ。カウンターが開く前に長蛇の列だったようだ。私達は8時にホテルを出たが空港に9時ごろ到着した。全く昨日と同じ状態に焦燥が募る。 並んでいると、しばらく経った頃ルフトハンザの係員が来て、君たちはなぜ並んでいるのかと聞く。 事情を説明すると、「ナンセンスだ。何千ものスーツケースがまだ中にあるのに、並ぶなんて。メールしてくれ。」と言われた。 その瞬間、この旅はロストバゲッジの旅と覚悟した。 オペラに普段着では行けない。必要なものを買わないと行けないが、その日は日曜日。ミュンヘンの街の店は全てが休み。 しかしそこに一つだけ例外があった。空港だ。空港のショッピングモールは日曜日でも営業していたのだ。空港には高級ブランドしかないが、背に腹は変えられない。 ファルケというストッキングと靴下の店の店員さんが言った。 荷物を失くした?残念だけど、時間があるなら楽しむべきよ! その言葉に勇気付けられた。 下着はパルマスで購入した。とても親切な店員さんだった。 ドレス、シャツを購入した。 ミュンヘンにSバーンで戻り、ホテル近くのクロアチア料理店へ。味もサービスも最高。 サラダ巨大。この店のスペシャルプレートは肉づくし。 食べきれないので包んでもらった。 この夜もオペラ。別頁で後述 翌日はルートヴィヒ最後の城 ヘレンキムゼーへのツアー。 前々回 シュロス・ノイシュヴァンシュタインとリンダーホフのツアーに参加しているので、今回は3つ目の城だ。 朝8:10にミュンヘンのハウプトバーンホフ前のグレイラインの集合場所へ。 別頁で後述 ツアーの終了予定時刻は18:30だが、道路が混んでいて終了が19時。 この日は月曜日。店は開いているが、閉店は20時。 カールスプラッツにある ヘッツェネッカーというカバン屋へ。ここではディスカウントがある。 ここで帰途のためにスーツケースを購入。 カールスプラッツから歩いてマリエンプラッツへ。 夕食はホテルの近くにあるイタリア料理店。ここも味もサービスも最高。オール イタリア語だった。 ピザが食べきれないので包んでもらった。 翌日 朝食をとり、ミュンヘン駅(ハウプトバーンホフ)へ。 まずお土産を買うため雑貨屋へ。朝8時に開くらしい。 9時過ぎまで買い物して駅ホームに向かう。 生ジューススタンドの青年が片言の日本語を話すので驚く。 朝10時過ぎのドイチェ・バーン(DB)でザルツブルクへ向かう。 しかしここでトラブル第二弾が発生。 予約した車輌に乗り込んだのだが、コンパートメントのドアが開かない。 一体席はどこなのか? 隣の車輌に行くと、私達が開けたコンパートメントにいたドイツ人、クリスチャン・ブーア(?)さんが、「君たちの席は隣の車輌だね。でも隣の車輌はエアコンディショニングが壊れているんだ。さあ君たちは選ばなくっちゃいけない。エアコンディショニングのない車輌か、冷房の効いたここか。」 そうだったのか! ためらわずその親切なオファーに感謝する。 その6席あるコンパートメントにいたのは2人で空いている席に座らせてもらった。ほどなく車掌が検札に来る。車掌は隣の車輌が閉鎖になっていることも英語では説明せず、仕方ないよね、という素ぶり。 釈然としないが、ヨーロッパではこんなものなのだろう。何もかも完璧な日本の鉄道会社とは違う。 ドイツとオーストリアの国境近く、美しい景色を楽しめる鉄道。2時間20分ほどでザルツブルクの駅に到着。大きな駅だ。駅の外はアルテシュタットとは全く異なる無粋な街並み。治安も悪そう。タクシーでホテルに向かう。 ホテルのエアコンなしは認識していたが、ザルツブルクにも異様な高音注意報が出ており、部屋の巨大な扇風機を回しっぱなしに。 このホテルは4つ星のふれこみだったが。冷蔵庫がない。 ミュンヘンのホテルに比べると格段に安い。 劇場から歩いて帰れる距離でアルテシュタットにあるので選択してみた。 女主人は気の強いアーリア人 金髪 荷物は自分で運ぶ。4階だったがエレヴェーターがあってラッキー。 ここには二泊する。 22時以降はメインドアが閉まるので、別の入り口からルームキーで開けて入るように言われる。 オペラ終了はもちろん22時以降なので必要な情報だ。 遅い昼食を取るべく街に出る。ザルツブルクのレストランは冷房がないのでとても暑くて屋内ではいられない。しかし路上の席も暑いことには変わりない。 ここは ある有名レストランの外の席に日差しが当たっていたため急遽飛び込みの店。ハズレだった。 さすがに宿に戻ると疲れて出られない。オペラの時間まで仮眠。 夜は魔笛 翌朝はホテルの朝食。 タクシーを呼んでもらう時に 朝の5時半と言ったら今日中に精算をすませるように言われた。 聞いてて良かった。 まずは必要なものを買い物。 今までヘレンキムゼー以外観光してない。 ミラベルパレスに向かう。 暑すぎて水がないと生きていけない。 銀行によって日本円をユーロに替えておく。小額紙幣で。 銀行の裏手近くにあるカラヤン像とご対面。 スーパーで水を買い、 薬局で化粧品を買う。 モーツァルトゲブルストハウスの前にあるスターバックスへ。 地下もあって涼しい。 スタバは飲み物ができたら名前を呼ばれる。 昼飯は2011年にも行ったことのある、修道院の中にあるレストラン。 ガスパチョ げきうま Wienerシュニッツェル アプフェルシュトルーデル いったん戻って さらに衣料品店とスーパーのツアー ザルツブルクのアルテシュタットに何軒かある服屋を全部回って服を調達する。あとはスーパーで水。 もはやヨーロッパに何しに来たのかわからなくなっている。 そのままオペラへ。 この日はフェルゼンライトシューレのサロメ サロメは1幕で早く終わるのでラッキーと思ってしまう自分。時差ボケで睡魔との戦いなのだ。 翌朝というか、真夜中 朝4時起き タクシーは15分で空港に到着。 ザルツブルクからフランクフルトへはオーストリア航空のコードシェア便。親切なお姉さんがタックスリファンドのやり方を説明してくれる。 税関のお兄さんも親切でやり方を教えてくれた。 ここでハンコをもらい、フランクフルト国際空港のグローバルブルーで現金をバックしてもらうのだ。 フランクフルトでは4時間の待ち時間。グローバルブルー以外やることがない。 帰りはANA 機内で客室乗務員に奇妙な顛末を説明すると、ANAの神対応が! 地上乗務員に引き継がれ、スーツケース紛失の手続きをした。 すると翌日 スーツケースが発見されもう羽田に着いていると連絡があった。帰国から2日後にスーツケースが自宅に届けられた。まさに日本人のホスピタリティ 神だわと実感した瞬間だった。 今後の教訓としては、やはり一泊分の必要物は手荷物で持っているべきということと 海外では恥ずかしくても人に聞きまくること 主張することが大事だということ。まさに旅の恥はかきすてを地で行った旅だった。 カメラとパソコンは手荷物に入れていたが、充電器をスーツケースに入れていたため、十分使えなかった。 日本サイコー🇯🇵
2018年08月04日
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来場者に解説する展示担当の松崎教授Photo: ©Shevaibra, courtesy of the artist【速報】あの「名古屋のおやじ」こと松崎教授の秘蔵コレクション大公開ということで愛知学院大学の展示に行ってきました!この日は晴天で超暑くなりました。名古屋駅から地下鉄の終点藤が丘まで行き、そこから学生も使用するシャトルバスでまいりました。広大な日進キャンパスはまるでアメリカの大学みたいでびっくりでした!近代的な新しい校舎の中の「博物館」に特別展示はありました。この展示はすべて教授本人の血と汗の結晶のコレクション!ここまで学問的に年代的に体系だってわかりやすく展示してあるのはさすが学者です!ほんとすごいです。展示のレイアウトや作成もすべて教授本人がなさったということで本当に驚きでした。展示担当の愛知学院大学文学部松崎博教授Photo: ©Shevaibra, courtesy of the artistとにかく驚きのコレクションの連続なのですが、個人的には50年代に来日した「イタリア歌劇団」のプログラムなどが全て網羅されているのが驚きでした!カップッチッリのサインもありました!***以下は展示概要愛知学院大学文学部博物館 2022 年度春季特別展「公演プログラムで辿る文化交流:遠来の過客の面影を求めて」その1 大正末期から 1950 年代まで2022 年度文学部博物館 春季特別展担当愛知学院大学文学部教授・松崎博日時:2022 年 6 月 4 日(土)10:00~14:30 6 月 6 日(月)~10 日(金) 10:00~16:00場所:愛知学院大学 日進キャンパス 3 号館 4 階 (3 号館 1 階「丸善」斜め前のエレベータ利用) 愛知県日進市岩崎町阿良池12入場無料江藤俊哉と岩淵龍太郎(ともに十代初め)が1939年の「音楽コンクール」で1位、2位になったときのプログラムや、カラヤンが1954年に初来日と同じころに行われたソニーの最高責任者だった大賀典雄のデビューリサイタル(『美しい水車小屋の娘』)、1955年にマーサ・グレアムの初来日の際のプログラム、宝塚による日本人初の『ウエスト・サイド・ストリー』の公演プログラムなど、大変貴重で珍しいものが満載!***展示の構成・主な内容⓪ 展示担当者の私的回想 1976-77:すべてはここから① 1925 年 日本のオーケストラ事始め、そしてジャズ・エイジ(Jazz Age)② 帝国劇場の華やぎと興行主③1937 年 世界的指揮者の初来日と戦争の時代、そして『白雪姫』④1939-40 年 少年ヴァイオリニスト、紀元 2600 年そしてハリウッドの名作⑤ ⑥来日公演の再開 その1(ソリスト篇)その2(1952 年 声楽家篇)⑦ アフリカ系のアーティストたちの来日(1953-54 年)⑧ 1955 年 マリアン・アンダーソン、メトロポリタン歌劇場の舞台に立つ⑨ 1953 年 アイスショー、ジャン・マルティノン、アイザック・スターン⑩ 「帝王」の座に上り詰めるカラヤン⑪ 冷戦期の米ソの文化競争 クラシック音楽 VS ジャズ⑫ 冷戦期の米ソの文化競争 舞踏篇⑬ NHK イタリア歌劇団(1956-76 年)⑭『ウエスト・サイド・ストーリー』製作開始からリメイク版映画まで***来年度は、今回の展示の続編を予定。高度成長期からバブル期が扱われる予定です。
2022年06月11日
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写真左より、宮里直樹 林眞暎 川口忠康 迫田美帆 水野彰子(文中敬称略)※撮影の間のみマスクを外していただきました。※オペラ鑑賞仲間の川口 忠康様よりお写真をお借りしました。撮影:中村功様 ありがとうございます。Photo AlbumPhoto: ©川口 忠康, courtesy of the artistオペラスペシャルコンサート2022~ヴェルディ&プッチーニ~ 至極のオペラの名曲~国内外の第一線で活躍するスーパーソリストたちによる夢の共演!!2022/10/25(火) 19:00~東京オペラシティ リサイタルホール迫田美帆(ソプラノ)林眞暎(メゾ・ソプラノ)宮里直樹(テノール)ピアノ:水野彰子問合せ:初台音楽教室ヴェルディ:オペラ「シモン・ボッカネグラ」より”暁に星と海は微笑み”ヴェルディ:オペラ「マクベス」より”おぉ子どもたち、私の子どもたち!プッチーニ:オペラ「トスカ」より”星は光りぬ”プッチーニ:オペラ「修道女アンジェリカ」より”あなたの父グアルティエロ公爵と...瞑想の静けさの中で”、”母なしに”ヴェルディ:オペラ「リゴレット」より”女心の歌”ヴェルディ:オペラ「トロヴァトーレ」より”重い鎖につながれて”プッチーニ:オペラ「蝶々夫人」より愛の二重唱”かわいがってくださいね”...”ある晴れた日に”ヴェルディ:オペラ「アイーダ」より”何か特別な喜びが...おいでかわいい人”***冒頭からMC TALK(以下はメモをもとに記述。)宮里直樹「このコンサートはヴェルディとプッチーニだけという企画なんですけど…選曲の際に、少々問題があることに気が付いて…あれ?プッチーニ、メゾの曲(アリア)、ない…?💦」林眞暎「書いてないんですね~💦 本日は他で聴けないマニアックな選曲をお楽しみください。」宮里直樹「僕たちは実は浪人している人もいるので藝大の入学年度はそれぞれ違うんですけど、同じ年齢なんです。(水野彰子さんは2つ下)」林眞暎「そうなんです。」Verdi Simon Boccanegra"Come in quest'ora bruna"迫田美帆至高の名アリアを歌う。お声はアメーリアにぴったりですばらしい!迫田さんはリリック・ソプラノで落ち着きと華やかさが同居したとてもノーブルな声と楚々とした深窓の歌姫の雰囲気がある。迫田さんは今回ヴェルディとプッチーニということであえてスピントの曲ばかり歌っている(歌わされている)のかそれとも今後スピント系に行くのでしょうか。彼女のインタビューを検索したら今後は「ノルマ」「清教徒」「トロヴァトーレ」「トスカ」を歌ってみたいとお話しされています。ドラマチック・コロラトゥーラ(ノルマ、トロヴァトーレのレオノーラ)とリリック・コロラトゥーラ(清教徒のエルヴィラ)、そしてスピント(フローリア・トスカ)とレパートリーの幅を広げて行くのですね。Verdi MacbethO figli, o figli miei! Ah, la paterna mano宮里直樹Ah, la paterna mano は最高音A(B♭♭)!(ドミンゴとカウフマンで確認)すごいです。宮里直樹さんの歌唱はもう何も言うことができないくらいすばらしくただただ圧倒されます。そのヴォリューミーな声のパワーと技巧。日本最高のヴェルディ・プッチーニ歌いのひとりであることは間違いありません。Puccini ToscaE lucevan le stelle宮里直樹最高音A。得意のPuccini。すばらしい!Puccini Suor Angelica Il Principe Gualtiero vostro padre...Nel silenzio di quei raccoglimentiSenza mammaアンジェリカ:迫田美帆公爵夫人:林眞暎前半のトリ。すばらしい~!林眞暎さんの公爵夫人が大迫力。アンジェリカいじめがすごいです。表情の演技と声の表現力がすさまじい!声はとても重い、理想的なメゾ。アルトとまではいかないが声に重さがあります。ドラマチック・メゾと言ってもいいのでしょうか。林眞暎さんのドレスは大胆な黒白の切り替えがあってとても個性的なデザイン。迫田美帆さんは修道女を意識してかレースの刺繍があるボレロもドレスもすべて黒でシックです。<後半>MC(水野彰子&迫田美帆)迫田美帆「現在、私はアメリカのカリフォルニアに住んでいる。林眞暎さんはイタリアから。宮里さんは東京。いろんなところから集結した。」迫田美帆さんはマーメイドラインのミントグリーンのスパンコール・ドレス。彼女のスタイルの良さを際立たせている。Verdi RigolettoLa donnna è mobile宮里直樹e di pensieroのsier~~~~~!のH音がすさまじい!!!Verdi Il Trovatore"Condotta ell'era in ceppi"林眞暎さんのアズチェーナのアリア。すごい迫力~!林眞暎さんの後半のドレスはサンドカラーでいかにも古代の人が来てそうなデザインで説得力あります。Puccini Madama ButterflyVogliate beneUn bel di蝶々さん:迫田美帆ピンカートン:宮里直樹スズキ:林眞暎所属の違う二人なので「蝶々夫人」共演はうれしいですね。宮里直樹さんは先日新国立劇場でこの役をお聴きしたばかりです。二人ともすばらしい!Vogliate beneから、1幕の幕切れまで。アメリカでは蝶々はピンで留められてしまうのですねそれはもう逃がさないためさVieni宮里さん幕切れはもちろんHigh Cです。Un bel diは、第二幕の冒頭から。ピアノの演奏からイザナギイザナミのスズキのお経から「ある晴れた日」の最後までです。スズキにお金を確認させる。スズキはピアノの裏まで財布を取りに行き持って来るわたしたちみじめなことになりますわどうして鍵をつけてくださったのお戻りになるさあいいなさいお戻りに…泣くどうして泣くの私はこう思ってるのある晴れた日に…号砲が轟いてChi sarà? Chi sarà?E come sarà giunto私は隠れてるのショックで死なないためよあの人は言うわ可愛い奥さん…きっとそうなるわ約束するわ私は絶対信じて待ってるわ。演技付きでスズキは感動して蝶々さんの手を取って泣く。Verdi Aida"Quale insolita gioia...vieni, o diletta, appressati!"アイーダ:迫田美帆ラダメス:宮里直樹アムネリス:林眞暎1幕のラダメスのアリア後のアムネリス登場シーンから。二重唱アムネリスはラダメスが誰かを思っているといぶかっている。そこに登場するアイーダにラダメスは心乱れる。三重唱ついに宮里さんがラダメス解禁したかとびくびくものでした。しかしアリアは歌わず…ラダメスとカラフは超重いんです。アンコールが5曲もあってすごかったです。Encore1ビゼー「カルメン」からハバネラ林眞暎2Puccini ジャンニスキッキから“O mio babbino caro” 迫田美帆3Puccini TurandotからNessun dorma宮里直樹すごすぎます~~~H音4Con Te Partirò 全員5O sole mio全員堪能しました!ありがとうございます!!
2022年10月26日
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皆様、オペラ通の「名古屋のおやじ」様が、藤沢のRossini『オテッロ』の感想を寄せてくださいました。ご許諾を得まして、下記に掲載させていただきます。***Sheva さまご無沙汰しております。日曜日の藤沢の『オテッロ』、素晴らしかったですね。宮里さんの第一声、すごかった。その昔、イタリア歌劇団『オテッロ』でのデル・モナコの「喜べ!」の第一声で当時の日本人たちが、びっくり仰天した時の感覚って、こんなものだったのではないか、それくらい驚きました。そして、中島さんのエミーリアは贅沢なキャスティング。落ち着いた声の響き、美しい言葉さばき。彼女がいることで、パフォーマンスの格がぐっと上がった感じがしました。中島さんの歌は、いつも見事です。園田さんの指揮もいつものように見事!小堀さん、山本さんは期待通り、ちょっと山本さんの声が飛ばなくなっているのでないかとも思いましたが。9月のローマ歌劇場の来日公演に始まり、今秋はたくさん「遠征」もしました。これほど、短期間にオペラ、演奏会を見聞きしたのは、NY暮らしをしていた時以来です。そして、藤沢への遠出が今年最後の「新幹線通勤」でした。名古屋で、もう数回演奏会を聴きますが、年明けは藤沢での脇園さんと小堀さんの音楽会が聴き始めです。都内でのお二人の公演は、仕事の関係で上京できないので、あきらめていたのですが、先日藤沢の市民会館に置かれていたチラシに記載されていた日程とプログラムを見て、会場でチケットを買いました。そういえば、今回の上演に接し、初めて、このオペラを聴いたLPのことを思い出していました。タイトルロールは誰だったと思います?ホセ・カレーラスです。とても几帳面に歌っていた記憶があります。彼には『エリザベッタ』や『試金石』などの録音もあるのです。たまたま、オペラ研究家の岸純信さんが書かれた『オテッロ』関係のネット上の文章を見つけたのですが、彼もカレーラスとロッシーニの録音について述べておられて、同年代の方だなあと思いました。それではまた。名古屋のおやじ藤沢市民オペラ ロッシーニ作曲『オテッロ』(演奏会形式)2023年11月26日(日)14:00藤沢市民会館 大ホール【オテッロ】宮里直樹【デズデーモナ】砂川涼子【エルミーロ】妻屋秀和【ロドリーゴ】小堀勇介【イアーゴ】山本康寛【エミーリア】中島郁子【ルーチョ/ゴンドラ漕ぎ】石井基幾【総督】平尾啓 指揮:園田隆一郎合唱指揮:浅野深雪 藤沢市民交響楽団 コンサートマスター平澤仁藤沢市合唱連盟 副指揮:松川智哉/柴田慎平***名古屋のおやじ様、いつもありがとうございます!このすごいキャスティングはマエストロならではですよね!ホセ・カレーラスがRossiniのオテッロを歌っていたとは驚きです。貴重な情報ありがとうございます。
2023年11月29日
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皆さま、藤原歌劇団『ファウスト』の東京公演二日目と名古屋のゲネプロ、名古屋本公演の3公演、そして『フローレス&イェンデ』デュオコンサートをご覧になった英語英米文化学者『名古屋のおやじ』さまから貴重なリポートをいただきましたのでご許可を得まして掲載させていただきます。藤原歌劇団「ファウスト」愛知公演2024年2月3日(土) 14:00 開演Niterra日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール指揮:阿部加奈子演出:ダヴィデ ガラッティーニ ライモンディ ファウスト 笛田博昭→村上敏明→澤﨑 一了メフィストフェレス アレッシオ カッチャマーニマルグリート 砂川 涼子ヴァランタン 岡 昭宏シーベル 向野 由美子ワグネル 大槻 聡之介マルト 山川 真奈 合唱 藤原歌劇団合唱部バレエ NNIバレエアンサンブル管弦楽 セントラル愛知交響楽団オルガン 浅野菜生子合唱指揮 安部克彦衣裳・美術 ドメニコ・フランキ照明 西田俊郎振付 伊藤範子舞台監督 菅原多敢弘副指揮 大浦智弘/矢野雄太演出助手 橋詰陽子仏語ディクション 和田ひでき 主催:(公財)日本オペラ振興会**************Sheva さま遅くなりましたが、先日藤原歌劇団の『ファウスト』とフローレス&イェンデのコンサートを楽しみました。実は、今回の『ファウスト』は3回鑑賞することになりました。上野での2日めの公演、名古屋公演、そして藤原歌劇団から声をかけていただいて、名古屋公演のゲネプロも見学しました。上野に行ったのは、澤﨑一了さんのタイトルロールが聴きたかったからです。以前新国立劇場で拝見した『清教徒』での難役アルトゥーロの歌唱が大変すばらしかったので、きっとファウストも見事なものになるのではないかと。澤﨑さんの輝きにみちた声で、丁寧に歌われたファウストは、とても魅力的でした。また、聴かせどころの「この清らかな住まい」では、歌に寄りそうヴァイオリンのオブリガートも美しさの極み。魅了されました。最後の高音の処理は、万全ではなかったようにも感じられましたが、ファルセットを胸声と巧みに織り交ぜて使ったものだったように思います。上野の初日、名古屋公演のタイトルロールには、笛田博昭さんが予告されていましたが降板、村上敏明さんに交代となったわけですね。しかし、村上さん上野の公演では不調で、名古屋公演は、澤﨑さんが再び舞台に立たれました。笛田さんのファウストが発表された時に、聴いてみたいと思いつつ、違和感があったのも事実。フレンコ・コレッリがファウストを歌った録音もありますが、カニオやアンドレア・シェニエなどのドラマティックな役柄を持ち役とする笛田さんが、ファウストを歌うことはあまり想像ができなかったからです。彼の降板を知らされ、やっぱりと思ったりもしました。キャストの変更で、澤﨑さんのファウストを、ゲネプロを含めて、結局3回聴くことができました。当然のことながら、3回とも同じということはなく、「この清らかな住まい」の高音の処理も3回とも違っていたようです。名古屋公演では、上野よりも胸声使ったものだったように聞こえました。カッチャマーニの大きな声は、少しばかりサミュエル・レイミー的な響き、また伊藤貴之さんの灰汁少な目のギャウロフのような柔らかな声で歌われたメフィストフェレスは、前者よりも澤﨑さんのファウストとバランスが良かったように思います。砂川さんのニュアンス豊かな歌と迫田さんの男性陣に負けない力強い歌。どちらも魅力的。また、流麗なフレージングが際立っていた井出壮志朗さんのヴァランタンが素晴らしかった。今回の『ファウスト』の公演の目玉の一つ(たぶん)であるバレエも楽しめました。上野では、経費節減的で舞台がスカスカだなあと思ったのですが、名古屋ではあまりそのようには感じませんでした。上野の文化会館と名古屋の公演会場では、座席数が1000ほど違い、舞台も名古屋は小ぶりだったことが、印象の違いの理由でしょう。歌手の好演もさることながら、今回の『ファウスト』の成功の一番の立役者は、指揮者の阿部加奈子さんでしょう。どっしりとした土台の上に、しっかりと音楽が組み立てられ、その上に流麗な音楽が展開する。音楽上での「大見得」も切ってみせ、劇的効果も抜群。オペラを聴く楽しみを十分に味わいました。今回、ゲネプロを見学させたいただき、オペラの経験の少ない名古屋のオケに、オペラを音楽の劇として成り立たせるために必要な様々な指示を出している様子も少し拝見しましたが、オペラの指揮者としての資質は抜群なものがあると思いました。日本では「見果てぬ夢」でしょうが、阿部さんがベルリオーズの『トロイ人』(私の大好きなオペラのひとつ)を振ったら、きっと素晴らしいだろうと思います。フローレスとイェンデのコンサートでは、前者の不調であっても、最善を尽くす姿と後者の今が盛りの歌手の凄みを痛感。会場で配布されたプログラムのプロフィールを見て、フローレスが50歳を超えていることを改めて知りました。彼の舞台を初めて見たのは20数年前のメトでのこと。彼はまだ20代だったのですね。今回のテノールたちの不調を見聞きして思い出したこと。1980年代の終わり、藤原歌劇団の『アイーダ』でラダメス役のジャコミーニが不調で第1幕で降板、次の幕から日本人のテノールが代役で登場。立派に舞台を務め、幕が下りた後、緞帳の背後から出演者たちの拍手が聞えてきました。あの時の代役は誰だったかなと思い、検索してみたら田代誠さん。現在、ミュージカルの世界で活躍している、田代万里生さんのお父様ですね。メトで、パヴァロッティの降板を受けて、リチートラが代役にたち、一気にスターになった場にも居合わせたこともあります。1日目の『ファウスト』で代役という選択はなかったのでしょうかね。様々な事情があるのでしょうが。長くなりました。それではまた。名古屋のおやじ ***『名古屋のおやじ』さま、ありがとうございました。
2024年02月07日
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写真左から、松本明子 金城龍之介 川井愛永 川井順一 穂積磨矢子 下川慶子 横山弘泰 鈴木敬治(文中敬称略)Photo AlbumPhoto: ©Shevaibra, courtesy of Association of Tokyo Opera Soloists and the artists東京オペラソリストの会オペラ「フィガロの結婚」2024年8月24日(土)16:30開演東久留米市生涯学習センターまろにえホール総監督】穂積磨矢子 指揮】川井順一 演出】今井伸昭8月24日(土)(ダブルキャストの一日目)アルマヴィーヴァ伯爵 横山弘泰伯爵夫人 下川慶子フィガロ 金城龍之介(バス・バリトン)スザンナ 川井愛永ケルビーノ 松本明子マルチェッリーナ 保永由香里バルトロ 鈴木敬治バジリオ 石川雄蔵クルツィオ 岡村北斗バルバリーナ 末延光絵アントーニオ 藤田正朗花娘 目黒康子 / 原田菜々子舞台監督:南清隆照明プラン:三木拓郎オペレーター:(株)東京朝日照明稽古ピアニスト:川井彩子、河野真有美、鈴木理香合唱指導:穂積磨矢子、大田翔音楽アドバイザー:久保田昌一演出助手:藤田正朗管弦楽 : オペラソリストの会オーケストラ東京オペラソリストの会児童合唱団The練馬区オペラ合唱団東京オペラソリストの会有志The練馬区オペラ合唱団:石川佐矢加、入江祥子、海老沼千尋、江見雅衣、岡歩武、川井愛永、小林規子、末延光絵、都梅慶子、中原沙織、野口英子、長谷川友恵、原田菜々子、松本明子、目黒康子、保永由香里 他主催】東京オペラソリストの会後援】NPO法人東久留米市文化協会***東久留米のフィガロの結婚 すばらしかった。オケがすばらしい!演出も振り切っている。「フィガロの結婚」がコメディだというのを心底実感できた。楽しんだ。出演者たちは必ずしもオペラ歌手だけで食っていくプロフェッショナルではなく仕事と両立してやっている方も多かったのだろうそれを感じさせない表現力があった。スザンナの川井愛永さんがすばらしかった。彼女はリリコ・レッジェーロ ・ソプラノで軽い声スーブレットのこの役にピッタリ。高音が美しく伸びるコンテッサの下川慶子さんはリリコ・スピント・ソプラノでノーブルかつパワフル。高音をスピントで出す。コンテッサの苦しみと激情をよく表現していた。コンテのよこばりさんも見事だった。彼は低音もよく響くカヴァリエ・バリトンでノーブルな美声演技も含め最高だった。バジーリオ石川雄蔵さんがすばらしかった。演技も歌もすばらしい。歌はきちんとブッフォ・テノールに徹し、バジーリオのアリアも歌心あって見事だった。フィガロはバス・バリトンの金城龍之介さん。背が高くイケメンで主役・題名役のオーラもあった。マエストロの指揮がきびきびしていてすばらしかった。***Wolfgang Amadeus Mozart Le Nozze di Figaro FACHCount Almaviva baritone Fach : lyric baritone Arias : Hai gia vinta la causa...Vedro mentr'io sospiroThe Countess Almaviva : soprano Fach : lyric soprano Arias : Porgi, amor, qualche ristoro, E Susanna non vien!...Dove sono i bei momentiFigaro : bass-baritone Fach : lyric bass Arias : Se vuol ballare Non piu andrai Tutto è disposto...Aprite un po'quegli occhiSusanna : soprano Fach : soubrette Arias : Venite, inginocchiatevi, Giunse alfin il momento...Deh vieni, non tardarCherubino : mezzo-soprano Fach : lyric mezzo Arias : Non so piu cosa son, cosa faccio Voi, che sapeteMarcellina mezzo-soprano Fach : lyric mezzo Arias : Il capro e la capretta(今回公演ではカット)Doctor Bartolo : bass Fach : lyric bass Arias : La VendettaDon Basilio: tenor Fach : buffo tenor Arias : In quegli anniDon Curzio tenor Fach : buffo tenorAntonio bass Fach : buffo bassBarbarina soprano Fach : soubrette Arias : L'ho perduta, me meschina***序曲すばらしいです。オケが若い方ばかりなのですが、まじでうまいです。第1幕 第1場フィガロの部屋No. 1 小二重唱フィガロ:Cinque, dieci部屋のサイズを測っているはずが…フィガロが測っているのは自分の体のサイズ?スザンナがこの部屋をくれたのは旦那様があたしを落とすため、ということをにぶちんのフィガロに伝えるために口を濁すフィガロはいぶかる。スザンナは自分のことを信じてほしいと訴える。No. 2 小二重唱フィガロ:Se a caso madama la notte ti chiamaSusanna, pian, pian第2場フィガロのカヴァティーナSe vuol ballare Signor Contino部屋の大きさを測るために使っていた木材をマンドリンに見立てて弾く第3場バルトロとマルチェッリーナバルトロのアリアLa vendetta No. 4第4場スザンナが部屋に入ってくる。部屋の扉はそれぞれ色が違うが枠とドアノブ部分の板しかないスケルトン。アイディアですね。Via resti servita, Madama brillante No. 5マルチェリーナとスザンナの二重唱L'eta!(年増)と叫んでマルチェリーナを追い出すスザンナ。第5場ケルビーノが部屋に舞い込んでくるケルビーノのアリアNon so piu cosa son, cosa faccio No. 6第6場コンテがやってくる。コンテ:スザンナ!!コンテはスザンナを自分の上に無理やり座らせます。コンテがいるとも知らず入ってきたバジリオコンテは隠れます。三重唱 No.7コンテ:Cosa sentoなんだと!すぐにそいつ(ケルビーノ)を追い出せ!コンテはケルビーノが伯爵夫人に横恋慕していると聞き、我慢できずに立ち上がって怒鳴りつけます。スザンナはあまりの混乱に気が遠くなります。スザンナは意識を回復しますコンテはバルバリーナのところでケルビーノを見つけた話をしながら椅子のカバーをひっぱりますケルビーノが現れるバジリオAh! meglio ancora!ますます最高過ぎます。コンテ:フィガロにもこの場に来てもらおうか第8場農民を連れてきたフィガロEvviva!コンテ最後だからせいぜいスザンナに抱きついてろ抱きつくケルビーノフィガロのアリアNon piu andrai No. 9Range : C3 to E4第2幕(そのまま休憩なしで続く)コンテッサの部屋コンテッサ登場のアリアPorgi, amor, qualche ristoro - No. 10, CavatinaRange : D4 to G#/Ab5スザンナ、フィガロが来て殿様にぎゃふんと言わせる計画を練る第2場フィガロがケルビーノを連れてくる計画のためだ用心のため部屋の鍵をかけるスザンナケルビーノのアリアVoi, che sapete - No. 11, AriettaスザンナのアリアVenite, inginocchiatevi - No. 12すばらしい!ケルビーノを女装させるコンテッサはケルビーノの横に座るドアをだんだんと叩く音コンテが怒鳴っているPerché è chiusa?閉まってるぞ!ケルビーノは自分の服を取り、かみての納戸部屋にこもるコンテッサは中央の入り口のカギを開ける第3場かみての部屋で物音が三重唱コンテは愛人がいると決めつけているコンテConsorte mia, giudizio言い返すコンテッサConsorte mio, giudizio鍵を取りに夫人と出ていくコンテ第4場部屋にしのびこんでいたスザンナはケルビーノを呼ぶケルビーノは戸口に全て鍵が掛かっているので庭に面したバルコニーの窓から飛び降りる(しもて側に木の戸口があり、そこを抜けてしもて側の客席に飛びおりる。)スザンナは奥の部屋に入って殿様を待ち受ける。第5場コンテが夫人を連れて部屋に戻ってくるコンテは巨大なハンマーを引きずっている。部屋を吟味する元のままだなコンテッサはひょいとハンマーを持ち上げる(力持ち、あるいはコンテが非力というギャグ)このままではケルビーノが殺されると思ったコンテッサはついに白状するケルビーノです第6場コンテさっさと出てこい!やめてください!聞いてくださいさっさと話せあの子の胸をはだけてたんです…なに~!(怒)第7場すると戸が開きスザンナがすぐそこに座っている。形勢逆転!スザンナ:さあどうぞ。お小姓を殺すのでしょう?ご自分でお確かめを必死にとりなすコンテロジーナ!Guardatemi第9場フィガロが来る。フィガロはコンテに今日にも自分たちの結婚式を執り行う承諾を得たい。コンテはなんとかして引き伸ばしたい。コンテは手紙についてフィガロに問いただす。第10場アントニオが花の鉢を持ってやってくる。誰かが窓から飛び降りたというのだ。それは自分だと言い張るフィガロじゃこれはなんだ?フィガロはコンテが見せた紙切れはハンコがないケルビーノの辞令だと当てる。第11場マルチェリーナとバジリオ、バルトロ。援軍の到着に喜ぶコンテ重唱休憩第3幕伯爵邸コンテが考え込んでいるいよいよ来ましたこのシーンスザンナはコンテッサに、コンテを誘惑するように頼まれるコンテのもとに来るスザンナコンテとスザンナの二重唱Crudel! Perché finora farmi languir così?コンテMi sento dal contento pieno di gioia il cor.一番好きな部分。第3場迎えに来たフィガロに「もうこっちのもんだわ」と漏らしてしまうスザンナまた疑念がよみがえるコンテコンテのアリアHai gia vinta la causa...Vedro mentr'io sospiro - No. 17, Recitative and Ariaすばらしい演唱に、会場から大拍手、大喝采第5場ドン・クルツィオほか一行が登場フィガロに借金のかたに結婚を迫るマルチェッリーナフィガロは自分は名家の出なので親の承諾がいると苦しい反論しかしひょんなことから孤児だったフィガロがマルチェッリーナのさらわれた息子であったことが判明!六重唱スザンナがお金を工面してやってくる。しかし目にしたものは仲良く手を取り合うBBAマルチェッリーナと愛するフィガロスザンナはフィガロを平手打ちSenti questa!Sua madre?事情を呑み込めたスザンナの喜び憮然とするコンテ(笑)第6場二組の結婚式をあげようと決めるしぶるバルトロから金を拠出させるこんなに幸せな人っているかしら!Io!と喜び合う家族第7場バルバリーナ登場第8場コンテッサのアリアE Susanna non vien!...Dove sono i bei momenti - No. 19, Recitative and Ariaパワー!第9場アントニオと伯爵第10場スザンナとコンテッサ松の木の二重唱"Sull' aria" "Che soave zeffiretto"第11場農民の娘たち女装して紛れ込んでいるケルビーノ第12場アントニオがケルビーノを捕まえる「罰してやるぞ!」バルバリーナがコンテに逆襲するいつもあたしにキスする時なんでも好きなものをくれるっておっしゃりますわよねケルビーノをくださいぐうの音もでないコンテ第13場フィガロ足は直ったのか?このとおりです第14場結婚式スザンナはコンテにヴェールをかけてもらうがその瞬間に逢引の手紙を渡す。ダンスする一同コンテは手紙をこっそり読もうとしてピンで手を刺すフィガロはその様子を見ていた色男め!第4幕幕前暗い中で泣きながらピンを探すバルバリーナバルバリーナのアリアL'ho perduta, me meschina - No. 23, Cavatinaバルバリーナはコンテに無くしたピンを探しスザンナに返すように言いつけられています。フィガロはそのピンの持ち主がスザンナだと知って愕然とします。フィガロに湧き上がる怒りフィガロはコンテへの憎しみと絶望を抱く。マルチェリーナのアリアはカット(通常のカット)バジーリオのアリアが珍しくあって、すばらしかったです。バジリオは、殿様に怒るフィガロはバカで、あきらめることが肝心という人生哲学を披露します。第5場バルバリーナがケルビーノに食べ物を持っていく。そのためにバルバリーナは自分のキスを差し出している。バルバリーナもバジリオと同じで「あきらめる」ことで得をすることを知っている。第8場フィガロTutto è disposto...Aprite un po'quegli occhi - No. 26, Recitative and Ariaフィガロの怒り第10場スザンナGiunse alfin il momento...Deh vieni, non tardar - No. 27, Recitative and Ariaすばらしい!第12場被り物を取り換えたスザンナとコンテッサケルビーノが来て、スザンナと思いこんでコンテッサに迫るケルビーノは勢い余ってコンテに抱きついてしまう。コンテは平手打ちしようとするがそこにいたのはフィガロいたた…コンテはスザンナと思い込んでいるコンテッサに迫るダイヤの指輪をプレゼントする動かぬ証拠コンテッサは指輪をもらうコンテは暗がりに行こうと誘う暗いとこですか!本を読むわけじゃないんだから…怒り心頭のフィガロコンテ:Chi passa?誰だ!フィガロ:Passa gente!通りかかった者です第13場フィガロ:Tutto è tranquillo e placido; entrò la bella Venere疑ったフィガロをこらしめようとコンテッサに化けたスザンナが来るフィガロは声でスザンナだと見破る。今度はスザンナをからかおうと、コンテッサ設定の自分にセクハラしまくるフィガロに怒るスザンナ。フィガロをボコボコにする。幸せなフィガロ第14場Pace, pace, mio dolce tesoro幸せな二人コンテがやってきますコンテはフィガロがコンテッサに迫っていると勘違いし現場を取り押さえます最終場面皆次々に出てきますコンテッサに化けたスザンナとフィガロお許しください!ならん!ならん!お許しください!ならん!ならん!背後からコンテッサが現れます。Almeno io per loro perdono otterrò私ならお許しいただけますでしょうか?息をのむコンテ間があって歩み寄りコンテが膝をつく。あのコンテが降参したのだ初めて。コンテ:Contessa, perdono!Perdono!Perdono!コンテッサ:Più docile io sono, e dico di sì.コンテッサはひざまずくコンテを赦す。全員:Ah, tutti contenti幸せな大団円。tutti contentiお疲れ様でした。詳細続く。
2024年08月24日
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業務的お知らせ。数日前に「サイド自由欄」を更新しました。内容はtwitter のリンクを貼り付けました。…それだけなのですが…アンドレアス・シャーガー自らの力で前向きに生き、新しい人生を切り拓き、勝ち取ってきたあなたがすごくすてきです!一般の大学を出てから音楽大学に入り直す。このような経歴。ジェリュコ・ルチッチを思い出させるものがあります。彼もアマチュアの合唱団から始まって、そこで見出されステップアップしてきたのです。イアン・ストーリーもそうですけどヘルデンテノールの人生ってやはり(役柄に似て)ドラマチックなのだな~と思います。それだけきっと特殊な声域なのかもしれませんね!普通の人にはない声帯と体力が必要。ちなみにシャーガーさんが入りなおしたというウィーン国立音楽大学はテノール望月氏も彼と同時期に留学していたのです。しかも恩師も同じ!Walter Moore さんです。ウォルター・ムーア*1彼らが(大槻さんと成田さんも)東フィルのトリスタンで競演した時、東京公演が早々と売り切れになり、あせった私は富山まで見に行きました。そこでシャーガーがコンサート形式にもかかわらず演技つきで大熱演しているのを聴いて本当に感動しました。まさに彗星のように登場したスター!でした。その後、昨年ですが、イースターの時期にベルリンでチェルニアコフの新演出パルジファルに主演すると知り、何も考えずに旅行を手配しました。同行者も集まったのです。しかし運命のいたずらで旅行をキャンセルことになり、同行者もアクシデントでいけなくなるというまさかの事態となりました。今年ももちろんそのパルジファルが再演されたのですが、こちらも行こうと思っていたのですが、いろいろな理由で1月のウィーン行きに計画を変更してしまいました。その彼の歌唱がまた聴ける!しかも今度は彼が歌うのをまだ生では聴いていないジークフリート!ヘルデンテノールの最大の難役、もっとも上演されるのがまれなリングと言っていいでしょう楽しみです!*1Walter MooreKursinhalt: Interpretation des Konzertrepertoires für Sologesang und KlavierbegleiterStudierte an der Stanford University, danach Meisterklasse bei Rosina Lhevinne. Durch ein Fulbright Stipendium Fortsetzung der Studien bei Erik Werba in Wien. Ab 1965 Korrepetitor an der Wiener Musikuniversität (Gesangsabteilung), seit 1984 Professor für Lied und Oratorium. Langjähriger Assistent von Hans Hotter bei Liedkursen im In- und Ausland, hält selber Kurse in fast allen europäischen Ländern, den USA und Asien.Seit 1978 unterrichtet er am Franz-Schubert-Institut in Baden bei Wien, als Pianist des Wiener "Ensemble Contraste" Auftritte bei internationalen Festivals in Europa und den USA. Er konzertierte mit Sängerinnen wie Ileana Cotrubas, László Polgár, Wolfgang Holzmair und Takao Okamura.Kurssprachen: Deutsch, Englisch, Französisch, Italienisch
2016年04月04日
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Marlis Peterson as Susanna Uli Kirsch as Cherubimat the party after the final performanceLe Nozze di FigaroSalzburger Festspiele 2011Day4 MatineeWolfgang A. Mozart : Le nozze di FigaroNeueinstudierungSamstag 13 August 2011Haus fur MozartRobin Ticciati, Musikalische LeitungClaus Guth, RegieChristian Schmidt, B?hnenbild und Kost?meOlaf Winter, LichtRonny Dietrich, DramaturgieRamses Sigl, ChoreographieAndi A. M?ller, VideoJ?rn H. Andresen, ChoreinstudierungSimon Keenlyside, Il Conte AlmavivaGenia K?hmeier, La Contessa AlmavivaMarlis Petersen, SusannaErwin Schrott, FigaroKatija Dragojevic, CherubinoMarie McLaughlin, MarcellinaFranz-Josef Selig, BartoloPatrick Henckens, BasilioMalin Christensson, BarbarinaOliver Ringelhahn, Don CurzioAdam Plachetka, AntonioUli Kirsch, CherubimOrchestra of the Age of EnlightenmentKonzertvereinigung Wiener Staatsopernchor下書きfigaroバルコニーでの打ち上げパーティ。シュロット。ORFのENGカメラが取材に来ていた。人物相関図鼻血床に落ちる踊り天使の自転車めくれたスカートを直すサイモン(笑パントマイムのように測るフィガロ平手打ちコンテッサが伯爵を平手打ちからすを嫌そうに捨てる天使が操作するがさせないフィガロコミカルで楽しい味付けに変わっている。コンテッサいい声いちばんの拍手は伯爵のアリア。登場人物のストップモーションで始まる。天使が入ってきてりんごを受け取る。3個。3個目は落とす。そのりんごを各カップルの足元に置く。天使が合図すると呪縛が解け動き出す。床の羽落ち葉家具はなく床と階段だけ。この階段が何パターンも使われていく測るフィガロいつの間にかスザンナは伯爵の部屋に連れ込まれる。不審な顔のフィガロケルビーノ伯爵が来たので隠れる。階段の下の物置のような小部屋に隠れる。バジリオが来たので伯爵がそこに隠れる伯爵はしもてのドアから出ようとするが鍵がかかっている。(笑)壁の角に向こうを向いてうなだれて立っている。それじゃあばれるって!(笑我慢できす姿を見せる伯爵今度はケルビーノを隠すために気を失う振りをするスザンナ。これ幸いとスザンナの胸をさわっている伯爵ケルビーノは伯爵がテーブルクロスをめくってと歌いながら布を引きずっていくところで見つかってしまうもう飛ぶまいぞこの蝶々伯爵とフィガロは残酷にケルビーノをいじめる伯爵はケルビーノを軍隊に放逐するために紙幣を10枚ぐらいすばやく数えるとフィガロに渡す。フィガロはそれをゆっくり数えているさっさと渡せ!と気が気でない伯爵伯爵はケルビーノに軍服を反対向きに着せて手を後ろ手に拘束し、口を開けさせてその中に丸めた紙幣を押し込む。まさにいじめ。というか虐待の域に達している。伯爵はスザンナを押し倒す。スカートが股までめくりあがり、美しい足が見える。終わると伯爵はあわててスカートをきれいに伸ばす(客笑)お祝いの人々。花を捧げる子供たち。子供は嫌いなのか花をすべて「捨てるが階段の上まで追いかけられて花を投げつけられる伯爵が怒ると子供たちは階段を駆け下りて逃げる女声合唱は軍隊のように整然と出て行く場面転換伯爵夫人の部屋。ロジーナの部屋も何もなく枯葉が落ちているだけ窓には鳥(カラス)が3羽留まっている裏地がすべて毛皮になっている豪華なロングコートを何度スザンナが着せ掛けても床に落とす。ケルビーノと3Pする女性たち先ほどのコートを床に敷く。伯爵夫人にズボンを脱がされ、股間を隠すケルビーノ。恋とはどんなものかしら。こんなもんだよ!はは…コンテッサがキスするとスザンナもケルビーノの唇を奪うそこに伯爵の声。奥の衣裳部屋に隠れるケルビーノ伯爵夫人は服を調えドアをあけるなぜ鍵をかけたんだ?新しい展開だな。まあ…男が隠れてるんだろう?まさか!じゃあ人を呼ぼうお~~い来てくれ!やめて。あなた私に下々の前で恥をかかせるおつもり?そうだな。じゃあ鍵を取りにいこう。コンテッサに腕を差し出すその間にスザンヌと入れ替わるケルビーノはしもての窓から飛び降りる。伯爵が持って帰ってきたのは手斧(客笑う)ついにコンテッサは告白するケルビーノなのよ!伯爵は怒りのあまりか小姓に聞かせるためかコンテッサにお仕置きをするためか、コンテッサを床に押し倒し、ことに及ぶ。しかしケルビーノでなくスザンナが出てくると驚愕して起き直る。客大笑い。伯爵はまったく感情が入っていない表情でコンテッサに誤る。膝立ちでそのままにじり寄りわびる。伯爵はスザンナにも色目を使いつつコンテッサも庭師。男が落ちてきました伯爵はやはりあれはケルビーノだったと確信するフィガロはそれは自分だ、飛び降りたときに足をねじったと主張する。じゃあこの書類は?その男が脱兎のように逃げていくときに落としていったんだ。困ったフィガロ。ついにないんです!判子が!逆襲。苦々しい伯爵。一輪車で人々の間を猛スピードで走り回るケルビム。人間関係が複雑に絡み合う誰と誰が本当はできているのか…天使が壁に書き出す。その驚きの相関図で客大うけ。2幕終了休憩後半スタート伯爵の一人のシーンから。スザンナ伯爵はスザンナと逢引の約束をする。せつない歌詞とメロディー。フィガロ訴訟に勝ったわ!訴訟に勝っただと?天使が現れて階段の手すりに立ち、伯爵に肩車する。伯爵が手で支えるわけではなくまるで曲芸のようにバランスをとっている。伯爵は怒りに満ちてケルビーノを振り落とすケルビーノは今度は後ろから伯爵のネクタイをほどき、シャツのボタンを引きちぎりなぜか上半身をはだけさせる。大拍手。一番の。スアマードレおもしろくない伯爵人々が伯爵を称え、処女権を放棄させようとする。伯爵は煮え切らないがバルバリーナが脅迫しいいなりになる。バルバリーナはケルビーノとの結婚を認めないと伯爵と自分の関係をばらすと匂わせる。ついにフィガロの結婚を認める。コンテッサの圧巻のアリア。大拍手スザンナとの柳の下の二重唱バルバリーナが伯爵の部屋から出てくる。フィガロヤギの歌はなし。フィガロのアリア。伯爵フィガロの自殺をやめさせようとする天使。天使は奈落に頭からダイビングしたりして客受ける。このシーン重要なのは伯爵とフィガロがまったく同じ服、コンテッサとスザンナがまったく同じ服を着ていることだ。彼らはお互いにまるでスワッピングをしているのを楽しんでいるのか、それともボディダブルなのか。相手は誰でもいいんだ。伯爵が最後にコンテッサをこらしめようと物陰から引き出すが出てきたのはケルビーノほか。実はコンテッサに化けていたのはスザンナで、何もかもわかると伯爵はまた謝るはめになる。しかしなぜだがそれが終わると伯爵は心底の笑顔ではじけまくる。人々は元のさやにおさまる。紆余曲折でもう天使の愛欲コントロールは受けない。はねつける。しかしケルビーノだけは天使によってこの世から連れて行かれる。愛の天使は心の弱いケルビーノだけを結局罰したのかな。とにかくなんだかそういう話のようですが。これもすんなりわかる作品ではなかったですが大ブラボー!Erwin Schrott as Figaro in Salzburg 13 Aug.2011
2011年08月14日
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東京二期会ノルマ 主役が2日前に降板 理由は具体的に明かされず東京二期会さんのツイート【謹告】※出演者変更のお知らせ※3月18日(日) V.ベッリーニ『ノルマ』公演、ノルマ役にて出演を予定しておりました大隅智佳子は、諸事情により出演いたしません。かわりまして同役には大村博美が出演を予定いたします。尚、この度の出演者変更に伴うチケットの払い戻し、変更は承りかねます。何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。http://www.nikikai.net/news/view_00473.html …10:02 - 2018年3月15日【謹告】※出演者変更のお知らせ※3月18日(日) V.ベッリーニ『ノルマ』公演、ノルマ役にて出演を予定しておりました大隅智佳子は、諸事情により出演いたしません。かわりまして同役には大村博美が出演を予定いたします。何卒ご了承下さいますようお願い申し上げます。https://t.co/SfulhgxxTf— 東京二期会 (@nikikai_opera) 2018年3月15日
2018年03月18日
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Opera: I Capuleti ed i MontecchiComposer: Vincenzo BelliniNISSAY OPERA 2021 『カプレーティとモンテッキ』全2幕(原語(イタリア語)上演・日本語字幕付)台本:フェリーチェ・ロマーニ作曲:ヴィンチェンツォ・ベッリーニ 演出 粟國 淳(日生劇場芸術参与)美術 横田あつみ衣裳 増田恵美2021年 11月13日(土) 14:00開演 【キャスト】 11/13(土) ロメーオ 山下 裕賀 ジュリエッタ 佐藤 美枝子 テバルド 工藤 和真 ロレンツォ 須藤 慎吾 カペッリオ 狩野 賢一指揮 鈴木 恵里奈 読売日本交響楽団*** Capellio bass Fach: lyric bassGiulietta soprano Fach: lyric coloratura Lorenzo bassRomeo contralto Fach: lyric mezzoTebaldo tenor Fach: lyric tenor***有楽町の日生劇場カプモンDay 1ロメーオの山下裕賀(ひろか)さんがすばらしい!どんどん成長していて嬉しいです。カペッリオの狩野賢一さんもすばらしかったです。凛とした美声がすばらしい!***粟國 淳さんは本当に美術的センスが優れていると思う先日の新国立劇場のチェネレントラも本当に美しく日本の舞台と思えないほどだった。今回はやはりとても美しくて前回のノルマ路線を(作品的にもそうだから)引き継いでいるのか抽象的なセットながら美しい。まあ予算の関係もあるでしょうリアルな小道具など ベッドとか 墓とかいっさいないのだけどそれでも魅せる魅力があった。粟國 淳さんにはやっぱり予算をふんだんに与えてほしいですそういうゴージャスな演出ができる感性を持った逸材なので。彼は常にオペラに寄り添った演出をします。男声合唱(特にテノール)がほんとにすばらしい演奏でした。今回のMVPかと思います。ベッリーニの繊細さを表現していました。第1幕第1場合唱合唱はマスク着用です本当に気の毒です。もうこの感染が収まった状況で合唱のマスクは必要なのか?それがレギュレーションなのか?よく検討してほしい計り知れないほどの精神的ダメージを彼らに与えてしまう第九の合唱も昨年は20人しかいなかったけど今年はいったいどうなるのだろうか?奥の玉座にカペッリオが着座します。テバルド登場この作品が元としているものはシェークスピアではありません。シェークスピアもこのロミオとジュリエットの逸話を元に創作しているのです。シェークスピアはいわゆる脚色の天才だったのです。いわゆるネタ本が常にあって、作家としてオリジナルに書いたものはほぼないのです。この作品の設定ではテバルド(ティボルト)はジュリエットのいいなずけとして登場しますがシェークスピアではジュリエットのいいなずけはパリスです。パリスはこの作品には登場しません。ロミオと敵対していますがそれはロミオ(ロメオ)がカプレーティ家の息子を戦いにおいて殺害したからです。シェークスピアではロミオが親友のマキューシオを殺したティボルトを殺害しますが、マキューシオもベンヴォーリオも、ヴェローナの大公もこの作品には登場いたしません。あげくは舞踏会も恋を語るバルコニーも登場しません。設定も、ディテールもかなり異なっておりますが、秘薬で仮死状態になったうえでのすれ違いの悲劇、というのは一緒です。オペラではロミジュリではグノーの作品の方が圧倒的に有名なので(こちらも相当設定が違いますけど少なくともマキューシオは登場します。)なかなか見ることが少ないこの作品、貴重な上演であったと言えるでしょう。音楽的にはベッリーニの作品「ノルマ」にそっくりな部分が多くてびっくりです。特にそれを感じるのは女声2人の二重唱の部分です。テバルドは、教皇派と皇帝派(ギベリン党)との戦いにおいて、軍勢がヴェローナに、ロメオによって指揮され向かわされていると語るロメオだって!テバルドのアリアE serbato a questo acciaroカバレッタ:L'amo tanto, e m'è si cara,楽譜(ハ長調)に書かれた最高音はH音H音が最低二回ぐらい出てくるロメオ登場ロメオのアリアSe Romeo t'uccise un figlioロメオの使者として身分を偽って登場したロメオはロメオを息子と思ってほしいとカペッリオに訴える。つまりすでにロメオとジュリエッタは秘密裏に恋仲なのである。カバレッタ:La tremenda ultrice spada繰り返し部分はアジリタ戦いのシーンはストップモーションになり、まるで絵画のようです。第2場ジュリエッタ登場巨大な幕代わりの仕切りには大きく剣があしらわれていてそれが左右に裂けるので剣が抜き身になるというイメージ。うまい考えです。さすがです。そのセットの前を歩いてくるジュリエッタホルン裂けた仕切りの間には鏡があり指揮者の演奏を映し出しているジュリエッタは鏡を見るこの鏡には仕掛けがあって鏡から一転して向こうのものを見させることができるジュリエッタレチEccomi in lieta vestaアリアOh! quante volte ti chiedo最高音は楽譜上でC6(hihiC)です。ロレンツォがロメオを連れてくるここでだったか、背後の鏡がなくなりゴルフのパッティンググリーンが2つ重なったようなイメージのセットが登場する。野原のイメージか。ジュリエットの心象風景か。ジュリエットはずっと家の中に閉じ込められて育てられた深窓のお嬢様二重唱ロメオa noi luogo amor terràジュリエット:venir teco il ciel dar,solo, ah! solo all'alma mia私の魂だけはついていくわジュリエットはロメオと駆け落ちすることはできないと断るのです。その理由は彼女の父親への愛です。なんだってそうなのよロメオ:Ah, crudel, d'onor ragioniひどい人だ…ジュリエッタのアジリタがすごく独特ですごいです!重唱アカペラ部分においてすごくテンポがゆっくりになり過ぎるのが気になります。全体的にも音楽のテンポがゆっくり過ぎたきらいがあるかと。ロメオah! non hai di me pietàジュリエッタCedi, ah! cedi un sol momento第3場ロメオは大胆にも変装してて紛れ込む諫めるロレンツォにロメオは秘密の作戦を明かすロレンツォの苦しみ「あなたは私にどうしろって言うんですか⁉」須藤さんの渋いロレンツォがいいです!ジュリエッタのカヴァティーナTace il fragorAh! per Romeo v'invoco,Cielo, Destino, Amoreロメオが来たのを見て驚くジュリエッタロメオはジュリエッタを連れ出そうとやってきたのだしかし見つかってしまうカペッリオやテバルドらが登場するロメオは自分の正体を明かしてしまうここですばらしい重唱ですSoccorso, sostegnoソリスト全員が一列に並んで宗教曲のようにアカペラで歌います。絶体絶命!そこにロメオの援軍が到着します。合唱ほか:Al furor che si ridestaジュリエッタとロメオ:Se ogni speme è a noi rapita合唱:si ridesta大迫力の重唱+合唱のコンチェルタート第1幕了第2幕第1場ロレンツォはジュリエッタにつかの間、死んだように見えるようになる秘薬を与える。ここからストーリー的にはよく知るロミジュリになってきます。ジュリエッタ:Morte io non temo il sainon mi destassi più薬を飲むのが死ぬほど怖いジュリエッタ。ロレンツォは励まします。カペッリオが現れます迷っていたジュリエッタは秘薬を飲み干します。カペッリオはまだ起きていたのかと娘を咎めます。死ぬかもしれないとわかっているジュリエッタはカペッリオに別れのあいさつをし、許しを請います。もちろんキリスト教徒にとって自殺は罪だからです。ジュリエッタ:presso alla tomba io sono,ah! dammi un amplesso almenoperdona un cor che muorカペッリオは娘の気持ちにお構いなく、明日の婚礼の支度のために、部屋に戻るようにとにべもない。合唱はジュリエットに同情します。懇願も虚しく、ジュリエットはロレンツォに連れて行かれます。カペッリオ:Qual turbamento io provo!カペッリオはロレンツォを不審に思い、家に閉じ込めるよう指示する。第2場ロメオそこにテバルドが来る。ここが有名な二重唱のシーンです。テバルド:Stolto! a un sol mio gridoロメオ:Vieni: io ti sprezzoしかし弔いの歌が聞こえてくるジュリエッタが死んだことを知るテバルドとロメオロメオ:おまえのせいだ。悲しみで死んだんだ!テバルド:私の愛は罪なのか自分が許せないテバルドは自分を責めるこの悲しみの表現が秀逸壁に寄りかかって絶望するロミオは殺してくれと頼む。テバルドは剣を受け取るが見つめるが剣を振り下ろすことはせず出ていく。第3場墓場ジュリエットが死ぬシーンや埋葬されるというシーンはすべてない。ロメオがジュリエットの墓場に仲間と共にやってくるというシーン。ロメオが墓に来ると花がまき散らしてあるのだが墓そのものはセットで表現されていない。その美的センスがすごいです。また鏡が使われていて最初は見えないのだが、効果的にセリフと共に墓の中のジュリエットが現れます。ロメオti chiama il tuo Romeo,sorgi, mio bene異常な様子のロメオを気遣う従者たち。しかし時間をくれと言われ出ていく。ロメオ: Tu sola, o mia Giuliettaロメオのアリア:Deh! tu, deh! tu, bell'animaロメオは毒を飲む。しかしジュリエットが目覚めるロメオはここで自分が死にいくことを告げる君は生きてくれnon mi lasciare ancorrammenta il nostro amorAddioロメオが死に、神よ!ジュリエッタもそばに倒れて死ぬ人々が現れ、死んでいる二人を発見し、カペッリオを責める愕然とするカペッリオ。全幕了お疲れ様でした。
2021年11月13日
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Photo: ©Shevaibra, courtesy of the artist相山 潤平さん(テノール)***相山潤平さまの突然の訃報に驚きました。大変すばらしいテノールでいつもお聴きするたびに端正な美声に感動しておりました。「すばらしいリリック/ベルカント・テノールです。クラウス(KFV)のような美声で、タミーノなんかすごく合うだろうなあと思わせる声です。歌もうまい!パワーもあります。すばらしい」ご冥福をお祈り申し上げます。
2024年02月07日
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『名古屋のおやじ』こと松崎博教授御近影Photo: ©Shevaibra, courtesy of Hiroshi Matsuzaki昨夜来の指揮者小澤征爾氏の訃報に接し、英語英米文化学者『名古屋のおやじ』さまから貴重なリポートをいただきましたのでご許可を得まして掲載させていただきます。***Sheva さま小澤征爾さんが亡くなりましたね。昨年、職場の「博物館」の展示で、小澤さんのキャリアを辿るコーナーを作りました。NYフィルの初来日に副指揮者として帯同した際のプログラム、N響とのメシアンの『トゥーランガリラ交響曲』日本初演の公演チラシ、そして「N響事件」後、当時の文化人たちが企画した彼の演奏会の模様を伝える『アサヒグラフ』などを手始めに、ウィーン国立歌劇場の音楽監督としての初来日公演くらいまでを扱いました。この展示の備段階で、音楽関係だけではなく、週刊詩などの雑誌記事などを読み、彼が音楽の世界にとどまらない大きな存在であったことを痛感したのですが、昨日からの様々な報道を目にして、更にその思いを強くしています。正直に言うと、私はあまり彼の「良い聴き手」であったとは言えません。オペラを中心に彼の演奏に触れる機会ことが多かったせいかもしれませんね。国外での大きなオペラの上演・演奏を見据えてのことでしょう(また教育的な意味合いもあったでしょう)、ある時から定期的に小澤さんは日本でオペラを取り上げるようになりました。それなりの回数、彼の指揮するオペラ公演に接しましたが、耳元でメトロノームがカチカチ鳴っているような、違和感を覚えることもしばしば。新日フィルでの『エレクトラ』などは、その年に聴いた最悪の演奏会のひとつと言っていいくらいでした。しかし、キャストの力量の違いということもあるのですが、上野で彼が振った同じオペラは、以前とは違う見事なもので、卓抜な、音楽的「学習能力」を見せつけられた思いでした。20数年前、小澤さんのボストン交響楽団の音楽監督として最後の演奏会をタングルウッドで聴きました。会場には小澤夫人、お嬢さん征良さん、小澤さんの弟さんの姿もあったように記憶しています。曲目はベートヴェンの『合唱幻想曲』そして、彼の「勝負曲」ベルリオーズの『幻想交響曲』。前者のピアノのソリストはピーター・ゼルキン、声楽陣には昨年、圧倒的なエレクトラの歌唱を披露したガーキーが含まれていました(彼女の名唱を耳にしながら、長いスパンでの声の熟成ということに思いを馳せていました)。プログラムの曲目の演奏後、小澤さんはステージ上から、自分を受け入れてくれたアメリカの人々への感謝を伝える思いのこもったスピーチをし、その後、聴衆にも呼び掛けて、タングルウッドゆかりのランドル・トンプソン作曲の『アレルヤ』(プログラムには同曲の楽譜も挟まっていました)を指揮されました。『ボクの音楽武者修行』のなかに、小澤さんがタングルウッドで、初めてこの曲を耳にした部分があったと思いますが、タングルウッドで同曲を指揮しながら、彼の胸中には様々な思いが去来していたことでしょう。演奏会場では小澤さんの指揮姿を描いたポスターを買いました。後ろ姿なのですが、彼の美しく、そして雄弁な律動性をたたえた指揮姿を彷彿とさせるもの。これを購入した時に、現地のボランティアスタッフに声をかけられました。「日本から来たのかい?セイジは最高さ!!」。このような言葉を耳にして、改めて多くの人々から愛された小澤さんの人柄を思いました。今日は小澤さんが残された音源や映像を視聴しつつ、故人を偲びたいと思います。まず、はじめは、サンフランシスコ交響楽団との『新世界』。以前、サンフランシスコへ出張で出かけた時、高台から西海岸のこの町を眺め、ゴールデンゲートブリッジと小澤さんの顔写真があしらわれたLPのジャケットが、すぐに脳裏に浮かんだ私の思い出の一曲です。ではまた。名古屋のおやじ ***『名古屋のおやじ』さま、ありがとうございました。Seiji Ozawa conducts Berlioz's "Symphonie Fantastique" at Tanglewood in 2002
2024年02月10日
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写真前列左から、米谷 朋子 奥秋 大樹 小林 啓倫 中村 真紀 藤田 卓也 東原 貞彦 渡辺 正親 西山詩苑 二列目左から、高橋雄一郎 山本雄太 松井永太郎 室岡 大輝 香月健 男山俊太郎 ※カーテンコール撮影OKPhoto AlbumPhoto: ©Shevaibra, courtesy of Ali Dorate Opera Company,Teatro Verdi di Tokyoアーリドラーテ歌劇団 第10回公演《シチリアの晩鐘(シチリア島の夕べの祈り)》ーバレエ音楽≪四季≫完全版を伴う【東日本初演】(全5幕・字幕付)~ Teatro Verdi di Tokyo ~2024年6月23日(日)DAY2新国立劇場 中劇場指揮&総合プロデュース:山島達夫 演出:木澤譲 バレエ「四季」演出構成・コンテ振付:能美健志バレエ振付:石井竜一 エレナ: 中村 真紀アッリーゴ: 藤田 卓也モンフォルテ:小林 啓倫 (Role debut)プロチダ: 東原 貞彦ニネッタ: 米谷 朋子ダニエリ: 渡辺 正親ベテューヌ: 奥秋 大樹ヴァドモン: 松井永太郎テバルド: 山本雄太ロベルト: 室岡 大輝マンフレード:西山詩苑フランス兵:寺澤宏治 村田耕太郎 高橋雄一郎 山本雄太 松井永太郎 室岡 大輝 香月健 男山俊太郎(カーテンコールの並び順)テアトロ・ヴェルディ・トウキョウ・コーラス&オーケストラ井上バレエ団、ダンステアトロ21副指揮/稽古ピアノ:越前 皓也照明:照井晨市 ほか***イタリア語ヴァージョンアーリドラーテのシチリアの晩鐘DAY2ホントに珍しいオペラをやってくれてもう感謝しかないです!ヴェルディの全てが堪能できる。もう最高です!主役の二人は休憩入れて4時間歌いっぱなしでさぞ大変だったろうと思います。5幕では全て出し切った上に歌わされてる感じでホントご苦労様。もはや拝みたいほどありがたいです。ヴェルディはやっぱりハンパないです。フランス人を虐殺する話をパリ・オペラ座のために書いたヴェルディってほんとすごい。全編カットなしで上演するなんてもはや執念としか言いようがないです。脱帽です。この演目は東日本初演ってことですからすごいです。それをアマチュア団体がやってしまうところがもうちょっとよくわからないwすばらしい快挙ですね。おめでとうございます㊗️モンフォルテの小林啓倫さんが最高でした。重厚なカヴァリエバリトンでノーブルで艶々のビロードのような声怒気を含んで歌うシーンも哀切に語る部分も超最高。有名アリアは表現力も半端なく高音A?ぐらいまで出してました。(→この高音はG#だったそうです。)さすが!屈指の難役アッリーゴは超スピントの藤田さん最高のパワーで歌うシーンばっかり書かれている無茶なスコアに敢然と挑みました。本当に感謝しかないです。最高でした。 追記>>>藤田様からコメントいただきましたので僭越ながら掲載させていただきます。 藤田卓也「このプロダクションには初めて参加させていただきましたが、主催者の山島さんのヴェルディ愛と情熱が半端なかったです。それと弁護士という職業にありながらの、公演に向けての仕事の敏速さ的確さ、個人でこの規模でこの作品(これまでもヴェルディ10作品を)をやれてしまえるものなのか!と、本当に驚きました。きっとこのアーリドラーテ歌劇団さんはこれからどんどんすごいことをしてくれるだろうと想像します。」 藤田卓也様、ありがとうございます!エレナはドラマチック・コロラトゥーラというこれまた最難関の役ですが、スピントの中村さんやり遂げました。高音のコロラトゥーラが続く難役です。見事でした。プロチダはリリックバスの東原貞彦さん。本当にリリックな美声で豊穣な響き。すばらしいかったです。 追記>>>東原貞彦様からすばらしいコメントをいただきましたので一部お許しを得て掲載させていただきます。 東原貞彦「このシチリアの晩鐘で大変な難役を演じられた中村さん、藤田君の健闘を讃えたいですし、若手の小林君も素晴らしく、皆さんと共演できた事をありがたく、また誇りに思っております。 この5幕のグランドオペラをカット無しで上演できた事は、合唱団、オーケストラ、バレエダンサーの皆さんの素晴らしいパフォーマンスと、これだけの人数をまとめ上げた、指揮者・演出家の力があってこその公演であったと思っております。 この団体で難しいヴェルディ作品と向かい合う事や、大きな役を歌わせて頂ける事で、様々な勉強をし、また成長させてもらっていると痛感しております。」 東原貞彦様ありがとうございました。 バスと言えばベテューヌの奥秋さんがすばらしかったです。ビンビン飛んでくるバス声で、主役の輝きを持つ声でした。***Les vêpres siciliennes was first performed at the Paris Opéra on 13 June 18551861, reverting to Italian versions of the names from the original Frenchlibretto was prepared by Eugène Scribe and Charles Duveyrier from their work Le duc d'Albe, which was written in 1838FACHGuido di Montforte baritone Fach : dramatic baritoneArrigo, a young Sicilian tenor Fach : spintoGiovanni da Procida, a Sicilian doctor bass Fach : lyric bassElena soprano Fach : dramatic coloraturaLord of Bethune, a French officer bass Count Vaudemont, a French officer bassNinette, Elena's maid contralto Danieli, Elena's servant tenor Tebaldo, a French soldier tenor Roberto, a French soldier baritone Manfredo, a Sicilian, adherent of Procida設定1282年にイタリアのシチリア島パレルモで起こった住民暴動と虐殺事件に基づく*** 「シチリアの晩鐘」は、実演で接したのは、数年前にミュンヘンのバイエルン歌劇場で上演されたものを鑑賞したきりで、それはフランス語の上演だった。フランス語版のブルーレイをそのために購入したがこれがクリストフ・ロイの読み替え演出で非常におもしろい演出なのだが読み替えなので最初の入りの勉強にはもちろん向かなかったw。 今回聴き易いイタリア語版でノーカットで上演してくれるというのは誠にありがたかったです。何が楽しいってこれまでの数々の名演で予習ができるのもすごく楽しいのです。イタリア語のものはレオ・ヌッチとダニエラ・デッシーの2010年のパルマで上演されたものはすでに見ていた。 何本も見たがその中で特にMUTI指揮のスカラ座の公演はバレエ「四季」が演奏されているもので参考になりました。しかもそのバレエは主要なダンサーがカルラ・フラッチとウェイン・イーグリングというすごいダンサーで、ウェイン・イーグリングはマクミラン振付の「四季」を初演するというすごい金字塔を打ち立てたダンサーなのだった。しかしスカラの振付はもちろんマクミランではなかったし、原設定に基づいているようには見えなかった。 今回アーリドラーテ歌劇団において上演されたバレエ「四季」は原設定に基づいた構成と振付になっているということで大変期待した。中身はコンテンポラリーダンスとクラシックバレエという二つの要素が見事に融合していて違和感がなかった。すばらしかった。しかし個人的にはせっかく30分もあるのだから、主役のダンサー2人を設定してグランパドドゥを繰り広げるという古典的クラシックバレエスタイルも見たい気がした。 MUTI指揮のスカラ座の公演は1989年でザンカナーロ、メリット、ステューダー、フルラネットというスターリー・キャストでとんでもなく最高の歌手陣。クリス・メリットはリリックな美声で、高音もすばらしく、ザンカナーロがノーブルでかっこいい、シェリル・ステューダーは高音も美しくすばらしいDIVA、フルラネットのえぐるようなプロフォンドな声が最高。 他には、シャイー指揮 ロンコーニ演出 ボローニャ歌劇場ルケッティ、スーザン・ダン、ヌッチ 2003年ランザーニ指揮 ピッツィ演出 ブッセート・ヴェルディ劇場:レンツォ・ズリアン、アマリッリ・ニッツァ、ウラジミール・ストヤノフ、オルリン・アナスタソフ。アナスタソフのプロチーダのプロフォンドな低音がすごいです。ニッツァは少々厳しい。 前置きが長すぎますね。しかしオペラという総合芸術を理解するには本公演の何倍も時間をかけた予習が必須なのです。そしてそこが大いなる楽しみでもあるのです。***歴史>史実 フリードリヒ2世>>>第2代シチリア国王フェデリーコ1世(Federico I)(在位:1197年 - 1250年)イスラーム世界の太守のような生活を送ったことから、同時代人はフリードリヒ2世を「洗礼を受けたスルタン」とも称した カルロ1世(1227- 1285)アンジュー伯シャルル、シャルル・ダンジュー>>>フランス王ルイ9世の弟。シチリア王(1266 - 1282)、後にナポリ王(1282年 - 1285)。カペー系アンジュー家の祖。ローマ教皇の支持を得てホーエンシュタウフェン家を滅亡させシチリア王国を征服したが、シチリアの晩祷事件を契機にシチリアを失う。 マンフレーディ>>> 1266年、シャルル・ダンジューがイタリアに侵攻し、マンフレーディはベネヴェントの戦いで戦死。シャルルは逃走を図ったヘレナと子供たちを捕らえ、幽閉した。ヘレナは幽閉の身のまま5年後に亡くなり、息子四人は生涯獄中で過ごした コッラディーノ(1252 - 1268)、コンラディン(コンラーディン・コンラート)>>>ホーエンシュタウフェン朝のシチリア王、エルサレム王(1254 - 1268)。1266年、父方の叔父マンフレーディが敗死するとイタリアに侵攻し、シャルル・ダンジューと戦ったが、1268年8月23日、タリアコッツォの戦いで敗れ、幽閉された。その後ナポリに移され、10月29日、バーデン辺境伯フリードリヒ1世ら7人と共に死刑執行人ドメニコ・プンツォの手によってメルカート広場で斬首され、彼の死によって、ホーエンシュタウフェン朝は完全に滅びた。 シチリアの晩鐘>>>1282年3月30日に、アンジュー家の兵の一団がパレルモでシチリア住民の女性に暴行したことに怒った住民が暴徒化した。忽ちのうちに暴動はシチリア全土に拡大し、4000人ものフランス系の住民が虐殺された。 事件の発生した3月30日は復活祭の翌日で、教会の前には大勢の市民が晩祷を行うため集まっていた。彼らが暴動を開始したとき、晩祷を告げる鐘が鳴ったことから「シチリアの晩鐘」と称されるようになった。(以上 from Wikipedia)***序曲第1幕舞台上には大きな白い雲が2つ浮かんでいるセット(大道具)は一つもなく雲たちが形を変えてステージを演出する木澤さんお得意のミニマル演出です。ダンスのためにも広い空間が必要だからか?1282年イタリアのシチリア島パレルモの大広場Gran piazza de Palermoシャルル・ダンジューが支配するシチリアしもての酒場で騒ぐフランス兵たちとかみてがわで見つめるシシリア人たちロベルトの室岡 大輝さん、よかったです。ロベルトは粗野な兵隊でシシリアの女を狙っている。将校の2人、ヴァードモン伯爵とベテューヌ卿は喪服の女性について話している。処刑された前シチリア王フェデリーゴ公爵(フレデリック)の妹、エレナ公女だ。将校の2人は身分が高く、エレナに同情的。2人は去る。第3場ロベルトはエレナに景気づけに歌うよう強制する。二ネッタは反論するが、エレナは承知し、歌い出す。Sì, canteròエレナ公女のカヴァティーナDeh! Tu calma, oh Dio possenteRange: C4 - C6In alto mare--Deh! Tu calma, oh Dio possentecol tuo riso e cielo e marこれがなんだかRWagnerのオランダ人のゼンタのアリアっぽい雰囲気なのだ。Mortali! il vostro fato è in vostra man運命はお前たちの手にあるのだ次第に曲調が変わり、長調で勇ましくシチリア人の決起を鼓舞する様な内容に変化していく。coraggio, su coraggioさあ勇気を出してIddio proteggerà!神様がお守りくださるわ!ここが高音のコロラトゥーラ民衆も歌い出す。全員の合唱恐怖の支配者、モンフォルテ総督が登場するとシチリア人たちはそそくさと解散しいなくなるエレナ、二ネッタ、ダニエリ、モンフォルテ4人の重唱D'ira fremo all'aspetto tremendoヴェルディさん難しいものを書いてます第5場アッリーゴが登場囚われていたが公正に釈放されたと語るアッリーゴ:E fu sola giustiziae non perdono人の気も知らずに、とモンフォルテは思うこの男がモンフォルテであるとアリーゴはまだ知らない。モンフォルテ:(お前を釈放した)あの男に感謝しろよアッリーゴ:どこに?モンフォルテ:お前の目の前にいる剣が剝奪されていることを悔しがるアッリーゴエレナたち3人に屋敷に戻るよう言うモンフォルテエレナたちは奥に歩いていき、かみてから流れだす住居の灯りの方へ入っていくエレナは先頭照明だけで屋敷の在処を示している第6場アッリーゴ:父はいない。母は死んだ。10カ月前に。モンフォルテ:フェデリーゴ公爵の家に囲われていただろうアッリーゴ:あのお方は父のように接してくれたアッリーゴ:あの方のためなら死んでもいいDi giovane audacecastiga l'ardir;mi sento capaced'odiarti e morir!死などなんでもないモンフォルテはこの自分が見込んだ若者の豪胆さを気に入り、フランス軍に入るように誘う勇壮ですばらしい二重唱。最高です!アッリーゴはモンフォルテの誘いを断る。モンフォルテはますます内心アッリーゴを気に入るが…モンフォルテ:それでは行くがいい。しかしあの家に入るのは禁止だアッリーゴ:なんだとモンフォルテ:オレがそうしたいからだモンフォルテ:Non destarmi in sen quell'ireche cadran su voi, su te!オレを怒らせるな この場面のバリトンの最高音について貴重なご教示をいただきました。 モンフォルテ小林啓倫さんによると 1幕アッリーゴとの二重唱最後:A♭(楽譜上にない音)だそうです。すごい!ありがとうございます。 MUTI版だと二重唱最後はクリス・メリットがA♭を出し、ザンカナーロが三度下を歌ってるようです。モンフォルテ:オレを怒らせると死が待ってるぞ 最後のアッリーゴの最高音はB(B♭)でしょうか。アッリーゴはエレナの宮殿に堂々と入っていく。見送るモンフォルテ。第1幕了第2幕第1場船を漕ぐ人の前に座っているプロチダ船そのものなどの装置はなく、丸椅子と櫂と立ち位置だけで表現されるすごいミニマル演出~~!この美的センスすごい。木澤さんの部屋にも家具はなさそう…w浜辺に着くO tu, PalermoProcida's ariaRange: F2 - D#/Eb4 Oh patria, o cara patria Oh tu, Palermo, terra adorata, a me sì caro riso d'amor! 有名なプロチダのアリア やわらかな美しいリリック・バスのお声。すばらしいです! 仲間が登場しカバレッタらしきアップテンポの部分へプロチダ: Santo amor che in me favelli第2場 プロチダはエレナとアッリーゴと再会する。 プロチダはアラゴンのペドロに助けを求めに行っていたらしい。しかし回答はまずはシチリア人が立ち上がること、それなら援助しようということであった。この後、プロチダはシャルル・タンジューの軍に対し民衆が叛乱を起こすよう扇動する行動をおこす。第3場 プロチダが去り、アッリーゴとエレナ二人。 アッリーゴは愛を告白するが、エレナはその愛に応えるには兄の復讐を果たしてくれることが必要だという。第4場 ベティーヌ卿がアッリーゴを召喚しにやってくる。 断られたので無理やり連行する。 ベティーヌ卿の奥秋さん、最高です!第5場 エレナとプロチダ第6場 人々がやってくる ダンサーの踊り 花嫁たちと婚約者の踊り プロチダは占領軍の兵士を唆し、花嫁たちを略奪するよう示唆する 花嫁たちは略奪される 二ネッタは誘拐されるが、エレナは守られる第7場 意気消沈しながらも静かな怒りを募らせて歌うシチリア人たち第8場 原設定では舟遊びするフランスの高級将校たちと女性たちなのだが 舞台上に船も彼らも現れず、そでからコーラスだった。 ここのメロディはグノー『ファウスト」の中での集団のダンスの音楽にすごく似ている。1回目の休憩第3幕 いよいよモンフォルテのアリアです! モンフォルテは執務室の椅子に座っている 自分がかどわかした女が復讐のために息子に父親の名を教えず父を憎むように教えた。 それがアッリーゴだった。女のいまわの際に書かれた手紙で真実をようやく知るモンフォルテ。 ベテューヌにアッリーゴを丁重に扱い連れて来るように言う。モンフォルテのアリアIn braccio alle dovizieRange: C#/Db3 - F#/Gb4 In braccio alle dovizie, nel seno degli onor un vuoto immenso, orribile regnava nel mio cor! D'un avvenir beato splendel il sorriso a me, se viver mi fia dato, figlio, viver vicino a te! めっちゃすばらしい~ ここで驚きの展開!最後に小林啓倫さんは楽譜にない高音に上げたのだ。 この高音はG#だったそうです。ご教示ありがとうございます。第4場 アッリーゴが入ってくる。 アッリーゴは母の筆跡の手紙を示され読む。 目の前にいる人が父親だと知り、しかも彼が憎むべきモンフォルテその人だと知りショックを受ける。 エレナの仇だ。エレナの愛を失ったと歌うアッリーゴ。 モンフォルテの楽譜にない高音→二重唱最後の F ご教示ありがとうございます!第5場バレエ「四季」 ダイナミックに美しく四季の精霊たちが踊りまくる バレエシューズ、もしくは裸足のコンテンポラリーダンサーと トウシューズで踊るバレエダンサー 基調の色は白で 雲の色と同じだ。 緑や赤のアクセントの入った美しいドレス バレエは冬から始まり、秋で終わる。寒さに震える表現や暑さを感じる表現、水浴びをしたくなる表現など、原台本のト書きを忠実に再現しているようだが具象的なものはほぼ出てこないのですべて踊りと照明で表現している。第6場 合唱 アッリーゴはきょうの舞踏会で父親が暗殺されると聞いて動揺する。 アッリーゴは父親に全てを話してしまう。 エレナがナイフを持って突撃し、モンフォルテを刺そうとするが取り押さえられる。 プロチダはアッリーゴを裏切り者となじる。 合唱Ah, patria adorata,mio primo sospiro2回目の休憩第4幕 エレナが捕らえられている獄中に面会しにアッリーゴはやってくるアッリーゴのアリアGiorno di piantoRange: E3 - B4(H シ) Voi per me qui gemetein orrida prigionGiorno di pianto, di fier dolore!Mentre l'amore sorrise a meil cor piagato tutto perdè!è cruda,è ria pena al mio cor!Grazia, deh, grazia, perdonoè men crudeldel tuo sprezzo!ここで最高音H(シ)第2場エレナが連れられてくる。エレナ:許してですって!?とんでもないわ。裏切り者もう少しだったのに…アッリーゴはモンフォルテが父親であることを明かす。父なんだ。二重唱アッリーゴ:あなたと共に生きるか死ぬかしかありませんエレナのアリアArrigo! Ah, parli a un coreもう心はあなたを許していますあなたを愛しています。でも私たちの関係には流血しかありません私は死にますあなたを思って。さようなら高音のコロラトゥーラ、見せ場の絶唱。二重唱Pensando a meアッリーゴ:Pensando a meÈ dolce raggio二人:se a te vicinopotrò, ah! Potrò morir!第3場プロチダが手紙を持って来る。アラゴンの船が軍資金と武器を積んで向かっている…プロチダはアッリーゴを見て驚く。第4場モンフォルテが2人を処刑しにやってくる。モンフォルテは民衆の暴動を鎮圧しにかかっているその前に処刑をする腹づもりだアッリーゴ:どうかお慈悲をモンフォルテはプロチダに愚弄される息子を見て言うアッリーゴ、お前には私の血が流れているのだ。驚愕するプロチダプロチダは観念する三重唱エレナ:Addio, mia patria amata重唱そでから神に祈る声の合唱が聴こえてくる死刑執行人が斧を持って出てくる死を覚悟する2人モンフォルテはアッリーゴに自分を父と呼べば、処刑をやめると言うエレナ:絶対ダメよ!アッリーゴは最後の瞬間に言うOh padre!, Oh padre!モンフォルテは処刑をやめるように言うそしてエレナとアッリーゴを結婚させると言う一転フランス人たちは喜びの合唱(シチリア人は復讐を考えている)モンフォルテ:今日晩鐘が鳴るときにプロチダはこの結婚を利用して蜂起する計画を考えている第5幕第1場モンフォルテの宮殿の庭騎士たちの合唱娘たちの合唱ダンス白い花のヴェールをかぶったエレナが現れる。エレナは娘たちから白い花を受け取る。エレナのアリア(ボレロ)SicilienneMercè, dilette amicheRange: A3 - C#/Db6 有名なアリアアッリーゴが現れる。アリアLa brezza aleggia intorno a carezzarmiRange:E3 - D5 通常の上演ではここのアリアなどのシーンはカットされることもある。しかしこれは完全版だからもちろん歌われる。アッリーゴとエレナの歌う分量が半端ないのである。 しかもこのアリアにはカデンツァでなんとHigh Dが書かれているのだ。え~!まじですか?自分の耳が信じられなかった。藤田さんは美しいファルセットでHigh Dを出しました。第3場 プロチダが現れ、エレナに恐ろしい事実を告げる。結婚の誓いをエレナが述べて結婚を祝う鐘が鳴った途端に蜂起がおこり虐殺が開始されるというのだ。プロチダの復讐心が強すぎて本当に恐ろしい。エルナーニのシルヴァのようです。プロチダ:祖国の大地に全てを捧げなさい。フランス人の男の方が大事なのか? プロチダ低音あり。 アッリーゴが戻ってくる。 アッリーゴ喜びで高音あり(まさにテノールいじめのスコアの様相…((((;゚Д゚)))) エレナは茫然自失し青ざめてうわ言のようにプロチダの言葉を繰り返している。 アッリーゴは問いただす。 プロチダ:話すがいい。 アッリーゴ:あなたの苦しみをどうか打ち明けてください。 三重唱。エレナ:ごめんなさい。私はあなたのものにはなれません。アッリーゴ:なんだって⁉ エレナは結婚を拒否し、アッリーゴは怒りで歌う。アッリーゴ:Dunque addio, beltà fatale.Per te moro di dolor!エレナ、すごい高音最終場モンフォルテが来るアッリーゴは父に子細を話すモンフォルテは優しく言うTu l'ami! Ei ti adora;ed io, che nomaste tiran,io vo' per voiesserlo ancora!A me le destre, oh figli!V'unisco, oh nobil coppia!モンフォルテが二人の手を結び合わせると鐘が鳴りだし、背後の幕が落ち、武器を手にした民衆が現れる。 飛び込んできた男たちにモンフォルテとアッリーゴは刺されて倒れる民衆:Vendetta! Vendetta!全幕了。ほんとにすごい公演だった!どっぷり浸った!見てるだけでも超疲れた!今年はアマチュア団体のクリーンヒットが続いていますね! すばらしい!お疲れ様でした。※追記あり。
2024年06月23日
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Photo:©Shevaibraオペラ通の「名古屋のおやじ」様(←写真)から注目作「影のない女」演出家コンヴィチュニーのマスタークラス、POPな演出で話題の「連隊の娘」ご鑑賞の感想をいただきましたのでご許可を得まして以下に転載させていただきます。***「影のない女」ABキャスト鑑賞2024年10月26日、27日東京文化会館大ホール***Sheva さま土曜日のバラクの「台本通りにやろうよ」というセリフは自虐ネタかと思ったら、日曜日の公演ではなし。やはり、大沼さんのアドリブだったのですね。「影のない女」については、時間があったら書きたいのですが、名古屋に戻ったら、急ぎの仕事が複数待っておりました・・・今回、影の女を二回見たのは、2日目のバラクにキャスティングされていた清水勇磨さんの歌も聴きたかったから。残念ながら降板。その本当の理由は、もしかしたらプロダクションを受け入れられなかったこともあるのかななどと邪推しております。***Tokyo Opera Days 2024ペーター・コンヴィチュニー演出マスタークラス2024年10月26日(土)19:00開演(18:30開場)東京文化会館 小ホールペーター・コンヴィチュニーソプラノ:中江万柚子、今井実希メゾソプラノ:一條翠葉テノール:河野大樹バリトン:室岡大輝、野村光洋ピアノ:古野七央佳オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』よりコンヴィチュニー演出マスタークラス、無事終演いたしました!何が飛び出すか分からない中、その場で役としての感情を紡ぎ出していく大変刺激的で楽しい2時間でした♪今回得たインスピレーションを山形公演にも活かして頑張ります!ご来場頂きありがとうございました🥰 pic.twitter.com/oBezsy6Sy9— 中江 万柚子|Mayuko NAKAE (@Mayuko_NAKAE) October 27, 2024 ***マスタークラスも見ましたが、フィオルデリージを歌ったソプラノ(中江万柚子さん)が大輪の花のよう。彼女、この前の深作さんのレクチャーにも登場した人のようですね。ちょっと声の細かなヴィブラートが気になりましたが、大成してほしい。マスタークラスの翻訳担当の人は、今回の演出助手みたいですね。ドイツ語は堪能なのですが、日本語やその他の知識に偏りがあるようで、説明が遅滞・・・デ・サー という哲学者云々なんてくだりもあって、誰でしょう?どなたかご存じないですかと聴衆へ通訳が問いかける場面も。誰かがフロアからデカルトと言ったら、演出家が違う!愛の問題について大きな影響力があった人と演出家が言って、そのあと小道具の目隠しを鞭のように使う演技を演出家がつけたので、モーツァルトとの時代の問題もあり、マルキ・ド・サドのことかもしれないと思ったのですが自信がなかったので黙っていました。***『連隊の娘』Bキャスト鑑賞2024年11月10日 (日)日生劇場 指揮:原田慶太楼演出:粟國 淳マリー 熊木夕茉トニオ 小堀勇介***昨日はお目にかかれてよかったです。Shevaさまも、あのアンコールには疑問を持たれたようですね私も、あれは「ない」と思いました。明らかにあの後、小堀さんの発声のバランスが崩れた。そのせいか、2幕の聞かせどころのアリアは、聴いていて少々ハラハラしました。昨日、話していたフレーニのマリー。トニオはパヴァロッティです。Mirella Freni & Luciano Pavarotti. Maria & Tonio. La Figlia del Reggimento***『連隊の娘』はイタリア語版もあって、楽曲も少し違います。以下は、イタリア語版にあるトニオのアリアですが、フランス語版にはないですよね。ここでトニオを歌っているのはマテウツィですが、彼とセッラ、そしてダーラの3人が出演したボローニャの公演がCDになっていて、このオペラのイタリア語版の私のお気に入りです。Donizetti: La Figlia del Reggimento - Eccomi finalmente - William Matteuzzi20数年前、メトのショップで開かれたフローレスのサイン会で、彼に聞きました。「連隊の娘のトニオは、あなたにぴったりだと思うけど、歌う予定はありますか?」「イタリアでは、既に歌っていて、そのうちメトでも歌えるといいのだけれども」フローレスの隣に座っていた男性が「じゃあ、『娘』を探さないと!」私「ナタリー・デセイはどうでしょう。完璧なマリーになると思いますが」それを聞いて、フローレスの隣の男性(彼の関係者?)「おお。それはいいアイディアだ!」この時点で、デセイはマリーを歌っていなかったと思います。このやり取りから数年たち、フローレスとデセイの共演で、NY、ロンドン、ウィーンの歌劇場の共同制作により、『連隊の娘』が上演されることが発表されて、とても驚きました。サイン会の時点で、このプロジェクトの計画がすでにあったのかもしれませんね。名古屋のおやじ転載終わり***「名古屋のおやじ」様、お忙しい中、貴重な情報をお送りいただきありがとうございます。言及されていた演出助手の森川太郎(Taro Morikawa)さんは「「ウィーン育ちの気鋭の演出家で歌手(バス)としても、また大道芸の分野でも一流という多才な方」だそうです。Taro Morikawa, born and raised in Vienna, studied Opera Singing and Directing at the University of Music and Performing Arts Vienna (MDW). He assisted renowned directors such as Peter Konwitschny, Stefan Herheim, Christoph Loy, Tatjana Gürbaca, Claus Guth, and Philipp Stölzl at prestigious venues like the Vienna State Opera, Theater an der Wien, Nikikai Opera Foundation Tokyo, and the Bregenzer Festspiele.今後日本でも活躍されていく方のようです。楽しみですね!今回の「影のない女」の裏側についてこんなヴィデオを制作されています。My big adventure in Tokyo with Peter Konwitschny - Die Frau ohne Schatten by Richard Strauss
2024年11月14日
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Spring Festival in Tokyo -Tokyo Opera Nomori 2016-Tokyo-HARUSAI Wagner Series vol.7'Der Ring des Nibelungen' Zweiter Tag "Siegfried" (Concert Style / With projected images and subtitles)April 7 [Thu] at 15:00Tokyo Bunka Kaikan Main HallConductor: Marek JanowskiSiegfried: Andreas SchagerBrunnhilde: Erika SunnegardhDer Wanderer: Egils SilinsMime: Gerhard SiegelAlberich: Tomasz KoniecznyFafner: In-sung SimErda: Wiebke LehmkuhlStimme des Waldvogels: Rie ShimizuOrchestra: NHK Symphony Orchestra, TokyoMusical Preparation: Thomas LausmannVideo: Tetsu TaoshitaWagner: 'Der Ring des Nibelungen' Zweiter Tag "Siegfried"***名匠ヤノウスキが導くN響 神だった!歌手もヨーロッパの一流が揃い素晴らしい出来!特に難役ジークフリートを高らかに輝かしくMAXで歌いきったAndreas Schager bravoほぼ演技付きでユーモラス 笑いもとった。ミーメも素晴らしい!アルベリヒのコニエチュニーが爆弾のような声と完全演技付きで声色まで演技している圧巻のパフォーマンス!気に入ったのはアルトのエルダ役。深い声で美声。シリンズもノーブルな声。ズンネガルトは高い声の繊細なソプラノで可憐なブリュンヒルデだった。***オペラ通の方が1幕終わった時点で早くも、今迄聴いた中で最高のジークフリートと述べていた。やはりオケがピットに入っていないので破壊力抜群な上にヴィヴィッドでとろけそうだ。&&&I saw your Tristan in Toyama few years ago.A.Schager: 3 years ago!シャーガーさん、そのとおりです。&&&昨日は死んだように眠った。ライトモチーフがこれでもかと散りばめられたジークフリートはワグナー中級者以上向け。全ての音がダイレクトにめくるめく色彩で伝わってくる。ヤノウスキのテンポは速めでエキサイティング。ファフナーの動機歌手用に椅子は一つもない。あるのは指揮者の左右の譜面台2つだけ。一度に3人以上の歌手が歌うことはないということだ。鍛冶屋のミーメ豊かな声だ。いやらしく高くするなどはせずむしろヘルデンに近いパワフル歌唱だ。ジークフリートは速足で楽譜を小脇に抱え入ってくる。ハイヤーミーメとのやりとりはユーモラスで芝居もついている。シャーガーにはそれが自然なのだろう。もうその話は聴いたよ!ジークフリートは母親のことを聞き出そうとするが出て行くさすらい人が来る。Wotanの威厳を表す悠然としたテンポですべてレガートで歌わなくてはいけない。シリンズただ一人楽譜なしで完全暗譜!さすがです。ノーブルで立派な歌唱。ミーメは3番目の問いノートゥンクを鍛えるのは誰か?に答えられずパニックに。さすらい人は「怖れを知らぬ者だ」と教える。Der Wanderer が去りミーメはファフナーに襲われる幻覚を見る。ジークフリートが足早に入ってくる。できたのか?何してたんだ考え事だよ。業を煮やし自分でノートゥンクを鍛えることにしたジークフリート。妬ましき剣よいよいよシュミート・リートです。シャーガー素晴らしい!この辺りのN響の演奏も実に見事です。シャーガーは舞台かみて手前で鉄を鍛えるハンマーの音と全く同じに手を振り下ろしている。さすが!第1幕終了ですでに熱狂。ソリストを呼び出し何度も讃える。まだ終わってないよね⁉︎第2幕東の森 ナイトヘーレ洞窟来たーーー!トマシュ・コニエチュニー。1月のウィーンのWotan。今日はアルベリヒだ。スゴイ声だ。声の醸し出す悪意がアルベリヒそのもので背筋が寒くなるくらいだ。Wotanとの会話。Wotanはファフナーを起こそうとする。洞窟の中のファフナーの声は舞台後方かみてでメガホンで拡声して歌う。そいつを食らう…ファフナーはまた眠り込むハハ、無駄だったな。さすらい人は去る。本当に俺に財宝をくれる気なのか?アルベリヒは様子を伺うことにする。かみてに退場する。ミーメが歩いてきながら早く来い!とジークフリートを呼ぶ。まるで舞台上演だ。ジークフリートは回りを見回しながら歩いて来る。ジークフリートは怖れを教えてくれると聞きワクワクしている。ジークフリートはミーメを追い出す。ジークフリートは出て行く。アルベリヒとすれ違う。アルベリヒは勢い良く来るジークフリートをよけようとする。おっとっと‼︎シャーガーは、にやっとする。これはアドリブ⁈演技力抜群の二人なので即興の芝居はお手の物。このシーンを見た時私は次代のゴールデンコンビのジークフリートとWotanを見た気がした。いよいよ森の小鳥の動機オケ、素晴らしいです。小鳥は超高いところで歌う。ハーイ小鳥の言ってることを聞き取りたいジークフリートは葦笛を鳴らすひどい音だ!ジークフリートは耳を塞ぐオイオイ 笑得意の角笛ホルンがかみて手前に登場。素晴らしい!ファフナーの目が覚める。ジークフリートとの戦い。ここもスゴイ!ファフナーが巨人族の姿に戻り、ヨロヨロと前に出てくる。俺の両親は?俺はジークフリートだ。ジークフリート…ファフナーは死ぬ。死んでしまったら聴けないじゃないか。ミーメジークフリートはミーメを斬り殺す。ハハハハハ‼︎というアルベリヒの哄笑は舞台そでで。ぞっとするような声だ。ジークフリートは遺体を洞窟に運ぶジークフリートは竜の血を浴びて無敵になる。小鳥の声が聞き分けられるようになる。小鳥が女の人を紹介してくれるというのでジークフリートはついて行く。第3幕岩屋Wotanは Erdaを呼び出す。このヴィムケ・レムクルさん 素晴らしい声でした。深いアルトで美声。Wotanは今や神々の終焉を喜んで迎えると言う。エルダは永遠の眠りに沈む。ジークフリート父の仇だな!Wotanの槍を真っ二つにし進む燃え盛る炎の表現が素晴らしすぎるN響!!炎が収まり、ジークフリートはブリュンヒルデが眠る岩屋へ。ズンネガルトがしもてから出てくる。プラチナブロンドの華奢な体。夢見るような表情。ジークフリートはj初めて真面目な表情になる。人が変わったようだ。これもシャーガーの演技表現のあり方か。この後一切の演技的表現をしなくなった。ブリュンヒルデの目覚め第一声は控えめな表現Sonne と下がる音程のためか高音部の爆発的美声は素晴らしい。自らの力を奪い去られたことへの当惑と恥辱の表現。その殻をジークフリートが打ち破る。愛の二重唱圧巻全幕了大拍手が鳴り止まない。アプローズは10分以上続いた。***蛇足この日は私が知り合いのオペラファンたちがほぼ全員劇場に集合してたのではないかと思われるほど知り合いにいっぱい会った。誠にうれしい限り!これがまさに宝だなと感じる瞬間!幕間も大興奮なのであった。いつも春祭ではサイン会をしてくれる。知り合いの方が色紙を分けてくれれて!これは宝物です。全員サインをもらい写真を撮った…はずだった。でもシャーガーさんの目の前に立ったときに彼の緑色の目で見つめられて、言葉が出てこなくなってしまってのだ。しかもお写真をお願いするのすら忘れてしまった。彼の目がこんな色だなんて初めて知ったものですから。富山では外だったので目の色がわからなかったのだ。ワーグナー協会ではメモを取るのに必死でよく見てなかったのでしょう。今「サウンドオブミュージック」を見ながらクリストファープラマーがすごいくらいのハンサムで彼も美しい色の瞳をしていたので電光のように思い出してしまった…。
2016年04月07日
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Bayerische StaatsoperMünchner Opernfestspiele 2014IL BARBIERE DI SIVIGLIANationaltheaterMünchner Opernfestspiele 2014Mittwoch, 30. Juli 2014Nationaltheater19.00 - ca. 22.10 UhrDauer: 3 Stunden (1 Pause)Musikalische Leitung Paolo CarignaniInszenierung Ferruccio SoleriBühne Carlo TommasiKostüme Ute FrühlingChor Stellario FagoneGraf Almaviva Juan Diego FlórezBartolo Renato GirolamiRosina Kate LindseyFigaro Rodion PogossovBasilio Peter RoseFiorello Andrea BorghiniAmbrogio Leonard BernadBerta Hanna-Elisabeth MüllerEin Offizier Dean PowerBayerisches StaatsorchesterChor der Bayerischen Staatsoper世界最高峰の歌手、ファン・ディエゴ・フローレスの大詰めの大アリアが終わったとき、会場は熱狂の渦に包まれた。まだ公演「が終わっていないにも関わらず、観客は足を踏み鳴らし、拍手やブラヴォが止まらない。JDフローレスはアンコールはせず、人々を鎮めるためにあいさつをして手を合わせて拝むポーズ。ますます観客は熱狂する。JDフローレスの意思を汲み取った観客はようやく静かになる。奇跡の歌手、JDフローレスだけでなくきょうの公演ですごかったのは昨日バロン・オックスを歌ったピーター・ローズ。美声で大音量。通常は出さないであろう超高音や最低音の伸ばしを披露。圧巻だった他の脇役に至るまでものすごい歌手がそろい、名人芸を見せた。指揮者はいつのまにかカリニャーニに変更になったが、満場の大喝采を浴びていた演出もすごく気に入りました!世界最高峰の公演を聴けて幸せです。***美しく写実的なセットです。夜が明けていく様が照明によって表現されていてすばらしいです。暗闇の中楽師が集まります。JDFの登場です。最初のアリアは照明が暗いので顔がよく見えませんそのせいか拍手もおとなしめ昨年ザルツブルクのハウスフュアモーツァルトで聴いたときと当たり前ですが大劇場なので聴こえ方が違います。あれは木製の会場たったので死ぬほど音が大きく聴こえました。いや多分響きが違うんですね。オペラはこのぐらいデッドがいいです。よく聴こえます。100年に一人の歌手です!JDフローレス、2回目ぐらいの歌唱の前 リンドーロの歌の前あたり?で暗いためか回り舞台の段差で躓いたのかパタッ!とこけますあっ!と思いましたが何事もなかったようにその後歌ったので大丈夫だったんだ~と胸をなでおろします。常に完ぺきな歌唱のJDフローレスですロディオン・ポゴソフはイケメンで身軽で明るくさわやかですばらしく魅力的です。JDフローレスも相当身軽で小回りが利くので相性がいいコンビだと言えるでしょう私は街のなんでも屋圧巻でしたギターを持ちだしての伴奏(のふり)もすごくかっこいいですJDフローレスの美しい声が響きます舞台が回り、ロジーナの住む家の中のセットになりますよくできてます!さきほどの窓は高い位置にありそこまでの階段が付いています1回の下手に入り口ロジーナのケイトリンジーは現代的な美女です。アメリカのアイドル顔です。美しい声でやや線が細いものの充分な声、歌唱が巧みで演技が抜群です。ジローラミのバルトロNNTTの愛の妙薬のドゥルカマーラの大迫力の歌唱すばらしかったですよね!本当にうまいです!こういう舞台に必ず必要な人です。バジーリオのピーター・ローズのアリアはものすごかったです!うますぎるし美声だし大声量ですやっぱりワグネリアンシンガーは違います。しかも繊細な歌手です!日本でも数年前に春祭・東京のオペラの森のコンサート形式のパルジファルのグルネマンツを聴きました!あの時もすごかったですけどこんなにいろんな役が達者な人とは!JDフローレスは喜劇が得意というか乗り乗りのようでとにかく3枚目の時抜群におもしろいです今回もすごかったです!!彼は歌唱もすごいですけどそういうとこもすごいですだんだん進むにつれて演技がのってきましたなにしろバレエのジャンプ(アントルシャ)をしてみせたり。両足を揃えてびよーんとコミカルにジャンプしたり。一番おもしろかったのがリッカルド・ムーティのものまねです。音楽の先生の代理の振りをして訪ねてくるところでリッカルド・ムーティ!と言ったのでみんな爆笑です。しかもかつらといいめがねといい手振り(ピアノの弾き方、表情)ムーティのものまねです。マエストロムーティの前でもこれやるんでしょうか?絶対やらないですよね(笑)最初は軍服の酔っ払いやってきた軍隊の隊長の困った顔が最高です。前で歌っているのに後ろで軍隊がひそひそ伝言ゲーム「伯爵だってさ!」とずーっとやっているので演技が皆合唱もめちゃうまなのでそっちに目が行ってしまい会場は笑いの渦です。休憩は1回ですベルタがものすごくてぶっ飛びましたベルタなのに主役より声量がある!しかも堂々とした主役っぽい歌いっぷりに大拍手。ハンナ・エリザベス・ミューラー、今後大注目です!パーチェジョイア…もおもしろすぎです。嵐が来ますロジーナは家で待っています伯爵が来て正体を明かしますはしごがない!ここで伯爵の大アリアですいやもう~~~ねパートが3つぐらいあるんですけどねとにかくアジリタ コロラチューラ も完ぺきでよく回るし速いし!声もすごい!客席が大熱狂しちゃってもう~~~舞台がそこで止まっちゃった!まさにショウストッパー!そして大団円!ほんとこういうのがまさにオペラの醍醐味ですよね!堪能いたしました。皆さん名人芸でした!!
2014年07月31日
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ロイヤル・バレエ「眠れる森の美女」7月13日(日) ソワレ国王フロレスタン24世: クリストファー・サウンダース お妃: エリザベス・マクゴリアン オーロラ姫: マリアネラ・ヌニェス フロリムント王子: ティアゴ・ソアレス 式典長/カタラビュット: アラステア・マリオット カラボス: ジェネシア・ロサート リラの精: イザベル・マクミーカン ―プロローグ― 澄んだ泉の精: 崔由姫 お付きの騎士: リカルド・セルヴェラ 魔法の庭の精: ローレン・カスバートソン お付きの騎士: フェルナンド・モンターニョ 森の草地の精: ヘレン・クロウフォード お付きの騎士: ヨハネス・ステパネク 歌鳥の精: イオーナ・ルーツ お付きの騎士: ジョゼ・マルティン 黄金のつる草の精: ラウラ・モレーラ お付きの騎士: エルンスト・マイズナー リラの精のお付きの騎士: 平野 亮一 妖精のお付きたち、貴族、伝令官、カラボスの手下: 英国ロイヤル・バレエ団 ―第1幕― フランスの王子: デヴィッド・マッカテリ スペインの王子: マーティン・ハーヴェイ インドの王子: ジョシュア・トゥイファ ロシアの王子: トーマス・ホワイトヘッド オーロラ姫の友人: ヘレン・クロウフォード、セリーサ・デュアナ、カロリン・ダプロット、ベサニー・キーティング崔由姫、イオーナ・ルーツ、エマ・マグワイヤー、サマンサ・レイン 編み物をする女たち、ガーランド、ワルツ、貴族: 英国ロイヤル・バレエ団 ―第2幕― 伯爵夫人: ジリアン・レヴィ 王子の側近: ジョシュア・トゥイファ 王子の随員、狩りの一行、妖精たち: 英国ロイヤル・バレエ団 ―第3幕― フロレスタンと姉妹たち: 蔵 健太、ヘレン・クロウフォードサマンサ・レイン 長靴を履いた猫と白い猫: ジョナサン・ハウエルズ、エリザベス・ハロッド フロリナ王女と青い鳥: ローレン・カスバートソン、佐々木 陽平 赤ずきんと狼: イオーナ・ルーツ、ヘンリー・セント=クレア グラン・パ・ド・ドゥ: マリアネラ・ヌニェス、ティアゴ・ソアレス おとぎ話の主人公たち、妖精のお付きたち、小姓たち: 英国ロイヤル・バレエ団 ***プロローグカタラビュットがアラステア・マリオット。プロローグはこの人に釘付けでした。お化粧して着飾ったおかまきゃらのカタラビュット。虚栄心が強い。招待客リストを「自分が仕切ってるんだぞ!」と言わんばかりに男たちにわざと見えるように掲げてみせる。こういうとこが細かい。カラボスにいじめられるところは、もう大声で泣きながら髪をむしられてる。すごくおかしくて可哀想。彼は痛めつけられるとさっさと袖に入ってまた元通りきれいに着飾って出てくる。やっぱり美は彼の生きる目的なので、虚栄心を捨てきれない。王様にいじめられているのも可哀想。プロローグはやっとセルヴェラが崔さんのお付の騎士役で見られて良かった!でもなんとなく疲れてるっぽかった。第1幕4人の王子はマカテリ、ハーヴェイ、トイファ、ホワイトヘッド。これも(マカテリ以外)美形揃い。特にトイファのインドはすごく似合ってた。彼のエキゾチックな大きな瞳にインドの衣裳がぴったり合っていた。モデルみたいだった。さていよいよだ。オーロラ姫が飛び出してくる。可憐に踊る。スピーディで表情も愛らしい。王様は告げる、君はいろんな宝を生まれたときから授かったんだよ、美しい顔に性格に声、そしてもう大人だ。この4人の王子から伴侶を選びなさい。(そんな無茶な!)オーロラは踊りだす。ローズ・アダージョ。最初のバランスも難なくこなす。ピケアラベスクからアテールに下りてパンシェも華麗に。薔薇を受け取りながらピルエットの回転数を増やしていくのも完璧。花を渡して、今度は花を受け取りながら王子の前を移動していく。そして最難関のアチチュードプロムナードから手を離すバランス。ロホほどの長いキープはまったくなかったが(そもそもタマラがありえないのだ)完璧にこなした。大拍手が沸きあがった。オーロラのソロ。ポワントでロンドウジャンブアンレール、軸足を引き付けて膝の後ろにパッセ。美しすぎる。ピルエットは根性を見せた。4回転を4回。マネージュは最初は小さく飛んでいてどんどん高速になっていく。美しく可憐に気品のある踊りを完璧に踊った!大拍手。そしてコールドはさんでコーダ。ここはスピード感あふれる展開。片足を空中に投げ出すようにして移動するパ。すごいスピード。複雑なマネージュを高速でこなした。すばらしい!しかしカラボスが現れ、姫は眠りについてしまう。第2幕狩に来た王子。ティアーゴはやっぱり王子様キャラではない。なんか雰囲気があんちゃんなんだよね。かれは鬼ごっこを断ると、お付がいたぶられるのを愉快そうに眺めていた。このおつきがジョシュア。ジョシュアは勢いあまって男たちの方まで突き飛ばされて戻されるといったこともやってヴァリエーションをつけていた。王子のソロ。ティアーゴはすごくジャンプ力があるのでトゥールザンレールは実に見事だし、複雑な回転のパもそつなくこなしていた。しかし王子様オーラがない。高貴な手足の先の運びといったところが感じられなかった。「男の踊り」と「王子の踊り」はおのずと違うものなのだ。王子の前にオーロラの幻影が現れる。表情も何もかもすばらしいヌニェス。1幕2幕3幕の表情の変化も見事。オーロラの踊り。グランバットマン。オーロラのコーダ。高速にギアチェンジしたヌニェス。第3幕グランパドドゥ。アダージョ。フィッシュダイブがすばらしかった!高速で回り、決める。この2人がパドドゥを踊る部分は実に息が合っている。しかもスピードのあるところがぴったり合っているので実に見ごたえがある。王子のヴァリアシオン。らくらくとトゥールザンレールをこなすティアゴ。彼のマネージュは前半は小さく回ってからグランジュテするというもの。後半のグランジュテ&高速シェネのコンビネーションは同じ。オーロラのヴァリアシオン。コーダ。ティアゴはフェッテを見せるがちょっと気合が入りすぎていたかな。続いてヌニェスが出てくる。タマラがやっていたようなコーダのフェッテはなし。やるんじゃないかと期待していただけに残念。あれはタマラだけの技なんだね。グランジュテで飛び回る感じの踊り。しかしオーロラのマネージュは実に高度でスピーディなもの。目で見てもうまく説明できないぐらい…最後の高速ピルエットはすごかった。ホールド付で2回転すると、ティアゴが彼女をホールドなしで2回転ぐるぐるまわす。この繰り返し。すごい!この技は久しぶりに見た感あり。2人のコンビネーションは最高だった。まさにヌニェスの圧倒的な煌きを見せ付けた宵であった。ブラヴァ!やっぱ眠りはオーロラだよ!というのが実感な夜でした。
2008年07月13日
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Photo:©Shevaibra, courtesy of the artists熊本、大分震災復興を応援するチャリティーコンサート6時半開演の夜公演収益は全て被災支援の為に募金させて頂きます。熊本大分震災復興チャリティコンサート「チャリティーコンサート」音楽の力で被災地を応援しよう!日時2016年8月3日(水)昼の部:午後2時開演夜の部:午後6時半開演東京建物八重洲ホール(東京都中央区日本橋)出演者<夜の部>石上 朋美(ソプラノ)岩崎 香(ソプラノ)伊藤 潤(テノール)小野 弘晴(テノール)沢崎 一了(テノール)樋口 達哉(テノール)吉田 連(テノール)野村 光洋(バリトン)渡辺 弘樹(バリトン)和田 茂士(バリトン)エルデオペラ管弦楽団有志(室内楽)秋田 慎治(ジャズピアノ)笈沼 甲子(ピアノ伴奏)菊地 沙織(ピアノ伴奏)高瀬 さおり(ピアノ伴奏)主催:熊本大分震災復興を応援する音楽家の会後援:大分合同新聞社 大分県立大分舞鶴高等学校同窓会***バリトン渡辺弘樹さんが呼びかけて開かれたチャリティ・コンサート。ものすごいハイ・レベルの歌合戦だった。狭い会場だがマックスでこれでもかと歌うオペラ歌手たち。まじ耳福だった〜!選曲が濃過ぎでしょうというプッチーニとヴェルディのオンパレード!酔いました!ほぼ全員が濃過ぎる展開にワロタいやーオペラ歌手という生き物は別次元‼︎***昼の部に出演したテノールの土崎譲さんが夜の部の司会として特別参加!さすがの友情ですね!主催者のHiroさんのフォローしまくりですね。今回のチャリティコンサート、大分の出身者は実は渡辺さんと土崎さんの2人だけなのだそうです。すごい友情の輪ですね!1.J.ハルヴォルセン パッサカリア エルデオペラ管弦楽団有志 ヴァイオリン柳沼草介 ヴィオラ河瀬京太郎 超絶技巧合戦が見事でした!この曲は初めて聞きましたがいい曲ですね2.R.アーン クロリスに 伊藤潤 フランス語です!伊藤さんは美しいリリック・テノールでしかもパワフル。3.レスピーギ 最後の陶酔 石上朋美 すばらしいドラマチック・ソプラノの登場です。歌もうまい~パワフルです。4.ガスタルドン 禁じられた音楽 レンレンこと吉田連さん。この曲はテノールのリサイタルの定番。吉田連さんは甘い独特の美声のリリック・テノールで、一度聴いたら忘れられない声です。しかも演技付きで演技しながら歌うんです。この甘いマスクに甘い声。女性のハートをわしづかみ。大ブレイク間違いない逸材です。すでに1曲目でブラヴォー飛んでました。5.ララ グラナダ 吉田連 またこれがすごかったです~~客席はフィーヴァーでした!6.レオンカヴァッロ パリアッチより もう道化師じゃない 小野弘晴さん。ドラマチックな重い声で、ホセ・クーラにそっくりです。高音はスピント。迫力そして雰囲気がありました。7.ドニゼッティ 「愛の妙薬」より20スクード!? ネモリーノ:澤崎一了 ベルコーレ:野村光洋ベルコーレが女心はわからんな~とつぶやいているとそこに恋に悩む青年ネモリーノが。どこか喜劇的で飄々としたベルコーレは野村さんの創り出したベルコーレのキャラ。普通の粗野で脳みそ筋肉ベルコーレとは一味違って優しい感じ。軍隊に入ればヴェンティスクーディもらえると聞いて豹変し喜ぶネモリーノ。契約書を取り出すベルコーレ。字が読めないネモリーノに「字が書けないのか?」と日本語で聞くベルコーレ(笑)うん。ばってんでいいよ。(しぐさ)ばってんでいいの。(しぐさ)ありがとって即興もイタリア語で返す。ベルコーレは背中を貸してやる。思いっきり紙全体にバッテン(笑)喜ぶ。いやもう澤崎さんのパワーがすごすぎる!会場中にビリビリ響きます。音声さん困っちゃうなと言うくらい音が割れそうなほど(笑)最後はネモリーノHigh C(?)に上げました!いや~もうぶっ飛びでした!でもこれだけじゃなかったんです…8.マスネ「マノン」より 私はまだぼうっとしているの 岩崎香 すばらしいコロラトゥーラ・ソプラノです。彼女も演技付きで歌います。9.レハール 「微笑みの国」より ♪君はわが心のすべて 伊藤潤Dein ist mein ganzes Herzすばらしい!ガーンと思いっきり歌っていただいて気分爽快です!甘い声、高音はすべて胸声。しかも最後は上げで締めました!休憩なぜか12番から12.秋田慎治 Until you say ジャズピアニストの秋田慎治さんの登場です。ペダルを踏んだピアノの音が美しい~夢のような演奏でした。日曜にTOKYO FMに出演しているそうですよ! GINZA JAZZzzzz supported by 銀座三越 SUN / 20:30~20:55 http://www.tfm.co.jp/ginza/13.ロッシーニ「セヴィリアの理髪師」より ♪私は町の何でも屋 野村光洋 有名曲。例によって客席後方から登場 盛り上がりました。14.ヴェルディ 「オテッロ」より ♪神よ、あなたは私に悲しみと恥辱を与えた 小野弘晴完全にテノーレ・ドラマティコです。重い声。そしてオテロの苦しみを表現。最後のcielo の高音がすごかった!すばらしい!15.プッチーニ 「トスカ」より ♪行け、トスカ~テ・デウム スカルピア:和田茂士 ピアノ 笈沼甲子 ぶ厚いバリトン!テ・デウムの最後の節がものすごい大声量ですごかったです!まさにオペラの舞台を聞いているようでした!ピアノもまた一人オーケストラでものすごかったです!感動しました。16.プッチーニ「トスカ」より ♪星は光りぬ 澤崎一了さんの声はカヴァラドッシよりはもっと高い声のテノールだと思っていたのでまずこの選曲に驚きました。ネモリーノ、ドゥカからロドルフォ、ピンカートン カヴァラドッシまで!いや~すごすぎます。光り輝くレーザービームのような高く美しい声でしかも大声量。それも半端ない声量です。イタリアもの、中期までのヴェルディやプッチーニが歌える数少ない日本人歌手として活躍できそうです。しかも低く重い声ではなくすばらしく美しい声なのです。若い頃のマルセロ・アルヴァレスのような感じかもしれません。大事に育ってほしい次代の主役です!とにかく圧倒的なパワーが必要なのがカヴァラドッシのこのアリアなのですがもう~音声さん困っちゃうぐらいすべてメーター振り切れた状態でした!すごかったです!お客さんもびっくりしてました。とんでもないテノールですわ。17.ドニゼッティ「ドン・パスクワーレ」より ♪準備はできたわ ノリーナ:岩崎香 マラテスタ:野村光洋プロンタ・イオ・ソンです。やはりコミカル演技が達者な2人で楽しい~~ぶりっ子演技が可愛すぎでそれを指導するマラテスタもおかしすぎでした。18.ヴェルディ「ドン・カルロ」より ♪われらの魂に友情を ドン・カルロ:伊藤潤 ロドリーゴ:渡辺弘樹いよいよHiroこと渡辺さんの登場です。久しぶりの生歌唱、しかもこの距離で!うれしさマックスです!カルロの伊藤さんもすごい声~~Hiroさんの声はぶ厚いヴェルディ・バリトンでふかふかのビロードのようです。大大大好きな声です!2年前にエルデオペラのマルチェッロで感動したあの声です。日本人離れした声の豊かさがあります。彼はフィレンツェ歌劇場の専属歌手としてイタリアで活躍しています。堪能しました~19.ヴェルディ「ドン・カルロ」より ♪終わりの日は来た 渡辺弘樹ペルメージュントです。これぞイタリア!これぞヴェルディ・バリトン!聞けて幸せでした。装飾音も入れたりしてもう~特上のロドリーゴでした。20.プッチーニ「蝶々夫人」より ♪ある晴れた日に 石上朋美きた~十八番ですね!もう~~すごかったです。本日の最高傑作だったかもしれません。声がすごいだけでなく、そこにドラマがありました。声ですべてのドラマを演じて余りありました。しぐさも洋服なのに完全に和式。蝶々さんになりきっていました。アリアの出だしは唐突に高音に飛ぶ大変難しい部分ですが、完璧!さすがでした。ちゃんとスズキがいないのにスズキに向き直って歌ったり港を見下ろしたり、すべてが見事としかいいようがありませんでした。ブラヴァでした。21.プッチーニ「トゥーランドット」より ♪誰も寝てはならぬ 樋口達哉最後の大ラスで来ました、ネッスン・ドルマ!さすが最高峰テノールの樋口さん。もう圧巻でした~~声が甘くて美しいんです。色気のある声。大変盛り上がりました!!大スターのオーラが輝いていました。フィナーレは客席も含め全員で ♪ふるさと を合唱。豪華な歌手がそこら中にいる距離感が信じられなくてまるで夢のようでした。大変お疲れさまでした!
2016年08月03日
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写真上 内田千陽、秋山和哉、寺本佐和子写真下 西 励央、相樂和子Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistくにたち市民芸術小ホールくにたちデビューコンサートVol.9プッチーニとヴェルディ オペラへの誘い2018年12月25日 (火)くにたち市民芸術小ホール内田千陽(ソプラノ)相樂和子(ソプラノ)秋山和哉(テノール)西 励央(バリトン)寺本佐和子(ピアノ)G. ヴェルディ:マクベス椿姫ドン・カルロシチリアの晩鐘よりG .プッチーニ:ラ・ボエーム蝶々夫人つばめより主催・共催 公益財団法人 くにたち文化・スポーツ振興財団後援:国立市・国立市教育委員会・日伊櫻の会・イタリア文化会館協力:国立音楽大学助成:平成30年度 文化庁「文化芸術創造拠点形成事業」***国立音大出身の俊英オペラ歌手たちのデビューコンサートすばらしい逸材が揃ったものです。普通は若い歌手のコンサートと言えばモーツァルトとかドニゼッティですが一切軽いものはありません。へヴィー級のオンパレードです。プッチーニかヴェルディしかありません。全員強い声を持ったパワフルな歌手なのです。今回の再発見は内田さんでした。すばらしいディーヴァです。ヴィオレッタが最高でした。ソプラノリリコスピントでしょうか。ぜひ全幕で聴いてみたいです。美しく魅力あるお声に豊かな響き ホールが震撼する圧倒的なパワー やはりヴィオレッタはこれですよ!前半のシチリアの晩鐘のエレナもすばらしかったです。アジリタがすばらしい!軽やかです。内田千陽さんは数年前の国立音大院オペラでドンナ・エルヴィラを拝見し感動した逸材です。テノール秋山和哉さんの光り輝くリリコスピントのお声もすばらしい!アルフレードもドン・カルロもピンカートンもロドルフォもすばらしい!めっちゃパワフルで高音のすさまじい爆発力!ヴェルディが歌えるテノールかもしれません。相当稀有な逸材です!今後も大注目!5月にカルメンのドン・ホセを全幕歌います。楽しみです!そしてバリトンの西さんもすばらしいヴェルディバリトンでした。重い豊かな響きの声でトマス・ハンプスンに似ているお声です。ややゆっくり歌いすぎるきらいがありますが、大変 大声量で、やはり逸材です。以前国立音大の院オペラ フィガロの結婚でアルマヴィーヴァ伯爵をお聴きしました。ソプラノ相楽さんはリリック・ソプラノで高い音も美しい強靭なお声です。蝶々夫人 ドレッタの夢を歌いました。前半アリアで後半は二重唱だったのですが二重唱はシーン丸々演技付きでやっていただけて大変ありがたかったです。オペラの舞台そのままに演じ歌える彼らはマジすごいです!また美術がすばらしかったです。プロジェクションマッピングでしょうか。雪が降っていて風の音豪華な邸宅や美しい庭海などオペラの世界に誘ってくれる背景でした。小道具も効いててよかったです。詳細続く。***立川駅近くなので19時開演に間に合うため新宿駅から立川駅までスーパーあずさに乗車 自由席特急券510円 矢川駅から徒歩10分プッチーニ「ラ・ボエーム」より🎵冷たき手を秋山和哉華やかで豊かな声最初は緊張なのかヴィヴラートぎみ首も揺れている中盤高い音程も圧倒的なパワーで展開する。これぞプッチーニ!彼には客にアピールするテノールのおおらかなオーラと愛嬌がある。エスペランサの最高音 爆発的パワー!もうこのまんまで完璧なプッチーニ・テノールです。すばらしい。プッチーニ「つばめ」より🎵ドレッタの夢相楽和子強靭な美声のリリック・ソプラノ高い音が得意ですばらしい美しい高音を持っている。High Cを出す。ヴェルディ「マクベス」よりPieta rispetto amore西励央重い豊かなヴェルディバリトンの声演技も細かくつけている。とてもゆっくり歌う。ピアノが合わせる。カデンツァも披露すばらしいポテンシャルの声トマス・ハンプスンもすごい大声量なのです。ヴェルディ「シチリアの晩鐘」より🎵ありがとう、愛する友よ内田千陽イタリア語エレナのアリア豊かな空気感のある美声でパワフルなリリコスピントステージを歩き回りながら歌う。アジリタも見事!後半は重唱パートへ。プッチーニ「蝶々夫人」より🎵可愛がってくださいね。蝶々さん 相楽和子ピンカートン 秋山和哉相楽さんは和装になっている。白い打ち掛けを羽織っている。ピンカートンは上下白い海軍の軍服シーンそのまま演じられる重唱最後の高音 テノール上げ!さすがです。🎵ある晴れた日に演技付き日本女性のたおやかさと芯の強さが表現されているアスペットの高音も出した。ヴェルディ「ドン・カルロ」より友情の二重唱ドン・カルロ 秋山和哉ロドリーゴ 西励央熱いです!これもシーンそのままやってくれました。カルロの強靭なスピントがたまりません!カルロはこれですよ。二重唱もぴったりアンサンブル。全幕が待たれます。ヴェルディ「椿姫」よりああそは彼の人かエストラーノ Ahフォルセ・ルイ 〜センプレ・リベラヴィオレッタ 内田千陽内田さんのヴィオレッタすばらしい!まさにディーヴァだ‼︎パワフルで会場を震撼させるマックス・パワー!コロラトゥーラも完璧裏のアルフレードが秋山和哉さんこれがまたすごい!本当にそでなの⁈というパワーさすが、これぞヴェルディのテノールだ内田さんもクライマックスに突入最後のHigh E Flat(High Es) も完璧!スター誕生の瞬間すばらしいディーヴァに大拍手です。椿姫 第二幕から天使のような娘がヴィオレッタ 内田千陽ジェルモン 西励央これが本当にすばらしかった。とりを飾るにふさわしい熱演。ヴィオレッタの田舎の家に訪ねてくるジェルモンヴァレリーさん父ですあなたにたぶらかされた男のお帰りになった方がいいですわご自分のためにもなんて言い草だ!しかしヴィオレッタは書類を見せる奪い取るジェルモンなんと!財産をお売りになる寛大な御心だ二人の子供のために二人ですって…⁉︎Pura siccome un angelo天使のような娘がせつせつと訴えるジェルモンしばらく離れていればいいんでしょういやそれでは永遠に?È d'uopo!Ah, no giammai!嫌です私はひとりぼっちで病気ですジェルモンにすがりつくヴィオレッタアルフレードが家族になってくれると言いました。年月が経てば容色が衰えUn dì, quando le veneri 神に祝福されていない関係はVioletta, deh, pensateciせつせつと訴えるジェルモンDite alla giovineSì, piangi, o miseraお命じください愛してないと言ってください。信じませんわ。立ち去ってください。追ってきますわ。どうすれば私を抱いてくださいヴィオレッタはジェルモンに近寄り抱きしめるがすぐに離れる手紙を書くどうするんです?死にますわ。Conosca il sacrifizio 二重唱すばらしい!さようなら もうお会いすることもないでしょうさようなら大股で立ち去るジェルモンConosca il sacrifizio 立ち止まるジェルモンSiお元気で、さようなら!濃いドラマだった。大拍手!アンコールは定番ヴェルディ 椿姫から🎵乾杯の歌Brindisiお疲れ様でした。
2018年12月25日
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写真左から、ドン・オッターヴィオ 布施雅也さん、ドンナ・アンナ 土田恵子さん、騎士長 高橋啓三さん、指揮の時任康文さん、 ドン・ジョヴァンニ 高橋洋介さん レポレッロ/脚本 藤巻希美彦さん ツェルリーナ 村田ゆう子さん、マゼット 杉浦隆大さん。Photo AlbumPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artistフィオリ・ディ・チリェージォ・オペラ 歌劇「ドン・ジョヴァンニ」2021/01/10(日)開演14:30府中の森芸術劇場ウィーンホール演出:どんぐり歌劇団 指揮:時任康文 ドン・ジョヴァンニ 高橋洋介 騎士長 高橋啓三 ドンナ・アンナ 土田恵子 ドン・オッターヴィオ 布施雅也 ドンナ・エルヴィラ 松崎ささら レポレッロ/脚本 藤巻希美彦 ツェルリーナ 村田ゆう子 マゼット 杉浦隆大 Takahiro Sugiura(バリトン) エルヴィラの部下 ?管弦楽 フィオリ・ディ・チリェージオ・オペラチェンバロ 田中健ナレーション 林よう子***フィオリ・ディ・チリェージオのドン・ジョヴァンニマジですごかった!ドン・ジョヴァンニって一種悪魔的オペラじゃないですか?主人公にそれだけの魅力がないとできないのです。本日のジョヴァンニ、高橋洋介さんすごかったです。演出も完全読み替えで面白かったんですけど、やはり主役の魅力に圧倒されました。ドン・ジョヴァンニはリリック・バリトンの役ですが、高橋洋介さんは、轟く中低音を持つリリック・ドラマティック・バリトンで、最高のジョヴァンニでした。今後もぜひ聴かせていただきたいです。見た目もタッパがあり、モデル体型なので美しいです。ジョヴァンニにはカリスマ性が必要ですが、十分発揮していました。マゼットの杉浦隆大さんを聴けたのも嬉しかったです。魔弾の射手の農夫とか以来かも?すばらしいお声でした。ヴェルディバリトンです。ファルスタッフとかできそうです。演技も上手かったです。女声陣もすばらしかった。エルヴィラ松崎ささらさんは強い声のリリコドンナ・アンナ土田恵子さんは柔らかな声のリリコツェルリーナ村田ゆう子さんはスーブレットで高く軽い声。オッターヴィオは布施雅也さん。美しい高い声のリリコでした。レポレッロ藤巻希美彦さんはコミカル。騎士長で高橋啓三さんを再び聴けてありがたかったです。すばらしかったです。轟くような響きで圧倒的なレガートしかも美声でした。オケと指揮がすばらしかったです。あっという間の3時間半でした。関係者のご努力に感謝しかありません!***どんぐり歌劇団というオペラ団体をこの度初めて知りました。その団体がアマチュアのオーケストラ団体、フィオリ・ディ・チリェージォ・オペラ とコラボレートしてモーツァルトのオペラを上演するという試みが、今回2回目のようです。1回目は2019年、コジ・ファン・トゥッテだったのですね。この団体は、既存のオペラを大胆に読み替えることが特徴のようで、今回の公演では、歌手は、歌唱は原語なのですが、時々日本語のセリフもしゃべります。ナレーションでストーリーを展開していきます。脚本はレポレッロを演じた藤巻希美彦さんが手がけたとのこと。今回の時代設定は1980年代のバブル期の日本。大手新聞社が舞台。イメージとしては、Me too騒動の発端となったHarvey Weinstein(ハーヴィー・ワインスティン)か、マードック、ドナルド・トランプ米大統領、チェイニー元副大統領、なのかとも思いました。日本のイメージとしては…ちょっと怖くて言えないw…日本のメディアコングロマリットの構造とか衛星放送打ち上げなどの時事も織り込んでいるので、思わず苦笑してしまう読み替えです。うん確かに!と納得してしまうんです。こういう切り口だとジョヴァンニもテレビドラマ化できますね。ドンナアンナがオッターヴィオに「ゼクシィ」を見せて、結婚式をどうするか相談している。Notte e giorno faticarレポレッロは新聞社の記者でいつもパチカメを下げている。その実、ジョヴァンニの腰巾着。札束の力でダークなこともやってしまう。ドンナアンナは両家の子女。新聞社の社長の娘。ジョヴァンニは「黄金のペン」を持っていて、悪魔に未来を書く力を与えられている。彼の書いた記事はすべて現実になる。ジョヴァンニは新聞王を刺し殺してしまい、彼にとって代わる。アンナとオッターヴィオFuggi, crudele, fuggi!オッターヴィオは警視庁捜査一課の刑事でアンナの恋人。この事件を捜査する。エルヴィラ登場。Ah, chi mi dice maiエルヴィラはジョヴァンニの元恋人で、今は大出世した。部下の研修生をこきつかっている。ワンレンボディコンの当時の女性の服装で登場。派手の紫のボディコン。ジョヴァンニは彼女が振り向いた途端、くるりと踵を返して出ていく。残されたレポレッロのカタログの歌。Madamina, il catalogo è questoもちろん女性のカタログが出てきますwゼルリーナとマゼットGiovinette che fate all'amore合唱は出てこない。マゼットはテレビ局のカメラマン。ゼルリーナは社員食堂で働く娘。二人は恋仲。ジョヴァンニはゼルリーナを誘惑する。Là ci darem la manoそでに入ろうとするとエルヴィラが出てくる。今度はオッターヴィオとアンナがパイプオルガンの横から出てくる。四重唱Non ti fidar, o miseraアンナとオッターヴィオアンナはジョヴァンニが父親殺しの犯人だと確信する。(それはジョヴァンニの香水の匂いでわかったのだ)アンナのアリアOr sai chi l'onoreDalla sua paceはカットされていた?ジョヴァンニは社でパーティを開くつもりだ。ジョヴァンニのアリアFin ch'han dal vinoすばらしい!!!マゼットとゼルリーナ嫉妬するマゼットにおたまを渡すゼルリーナ(爆)Batti, batti, o bel Masettoまたジョヴァンニが誘惑しにやってくる。マゼットは隠れて見ている。マゼットが現れ、ジョヴァンニはごまかす。パーティに潜入しようとオッターヴィオ、アンナ、エルヴィラがやってくる。彼らは取材の名目でやってきたのだ。パーティに招き入れる許可を出すジョヴァンニ。パーティバンダの部分はオケは立って演奏するのです。拉致されるゼルリーナはそでの中にゼルリーナの歌をそでで指揮していたのはジョヴァンニ?マゼットはパイプオルガンの横でゼルリーナを探している。ジョヴァンニは絶体絶命。ここの重唱もすばらしかったです!休憩第2幕ジョヴァンニはレポレッロと服装を取り換えてエルヴィラの部下を誘惑しようとする。嫌がるレポレッロに札束をチラつかせる。ジョヴァンニは上下緑の縦じまのスーツに帽子。レポレッロはサンバイザーと眼鏡、ベスト。これを取り換える。エルヴィラとレポレッロ、ジョヴァンニの三重唱バルコニーに出てきたエルヴィラを誘惑するここ大好きなシーンです。Discendi, o gioia bellaジョヴァンニに変装したレポレッロに燃え上がるエルヴィラ。ジョヴァンニは奇声を発して二人を追い払う。ジョヴァンニはチェンバロ奏者にも札束を渡し、伴奏をさせる。通常はマンドリンです。Deh, vieni alla finestraすばらしい!マゼットが考えた復讐はカメラでジョヴァンニの非道のすべてを撮影して証拠とすること。ジョヴァンニはレポレッロに化けてだまし、マゼットを脚立で殴りつける。(これ脚立で音をたてながら殴るふりをしていたのはすごくうまかったです。)マゼットは気を失う。しかしマゼットはジョヴァンニの暴行をすべてカメラに収めていた。(Metà di voi qua vadanoはカット)ゼルリーナのお薬のアリアVedrai, carinoマゼットがゼルリーナの介抱で目をさます(ディスタンスとっていますw)社内をさまようエルヴィラとレポレッロ事件を追う刑事オッターヴィオ、マゼットらと出会う。レポレッロはジョヴァンニに変装していたことを話し、逃げだす。オッターヴィオのアリアIl mio tesoro intantoすばらしい!美しい!エルヴィラのアリアMi tradì, quell'alma ingrataすばらしい!墓場ここの読み替えをどうするのかと思っていたら!騎士長は石像ではなく、肖像画として登場する。なかなか秀逸な読み替えです。レポレッロに石像の碑文を読むように強制するシーンO statua gentilissima肖像画が動く。Parlate, se potete.Verrete a cena?晩餐に来るか?Sì!行くとも。アンナのアリアNon mi dir, bell'idol mioここですがアンナの愛する相手はオッターヴィオではなくジョヴァンニに読み替えられていた。いよいよ晩餐のシーンです。騎士長が晩餐にやってきた瞬間から音楽が激変し、コメディが恐怖劇となるシーン。いや~モーツァルトは天才です。ここでジョヴァンニの長台詞があります。よく覚えられたな!と思うぐらい。ジョヴァンニの生き方の哲学が語られます。またこのお声が素しゃべりでも美しくすばらしい!Già la mensa è preparataパイプオルガンの前に腰をおろしたジョヴァンニにごちそうとワインを運んでいくレポレッロバンダの部分はオケは立って演奏するのです。ここではトロンボーンが3基 パイプオルガンのかみてがわに陣取っていますオケがフィガロの結婚のアリア「もう飛ぶまいぞこの蝶々」を演奏します。これ昨日見たばっかしなんでなんかおもしろすぎる。ジョヴァンニがステージに下りてきます。エルヴィラが来て改心を迫ります。ジョヴァンニはエルヴィラがひざまずいているので自分もひざをつきます。グラスを差し出し、お前も飲むか?そこで○○が○○してエルヴィラが悲鳴レポレッロに様子を見てこい!Ta! Ta! Ta! Ta!騎士長Don Giovanni, a cenar tecoすばらしいお声!朗々と響く。しかも美声。お前はわしを晩餐に招いた。今度はお前が来るか?だんなは時間がないんで…オレは臆病者ではないぞ。来るのか?Dite di no!行かないって言って!!行くとも。ではその手を出せジョヴァンニは手を上げるああ!Pentiti悔い改めよNo嫌だ!PentitiNoSi!ハイと言うんだ!いやだ!Da qual tremore insolito悪魔の合唱合唱はソリストたちが歌うソリストたちが○○を持って現れ…苦しむジョヴァンニああ!という叫びと共にジョヴァンニは○○Questo è il fin di chi fa mal全員の重唱で幕。最後本当に怖かったです!!モーツァルトは天才ですね!!お疲れ様でした。Related links2012年04月22日 新国立劇場「ドン・ジョヴァンニ」Part12007年09月28日 ベルリン国立歌劇場『ドン・ジョヴァンニ』2006年06月23日 メトの「ドン・ジョヴァンニ」2005年10月04日 Simon Keenlyside as Don Giovanni opening night Part1
2021年01月10日
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第91回日本音楽コンクール 声楽部門第2予選(歌曲)2022年9月7日トッパンホール【第2予選通過者】益田 早織 小池 優介 種谷 典子 深瀬 廉 一條 翠葉 松原 みなみ 程 音聡(文中敬称略)※演奏順21名→7名第2予選は皆さん大変レヴェルが高かったです。この熱戦の模様は、2022年10月18日(火)午前7:25~9:15にNHK-FMで放送予定とのことです。***39 久保 法之(カウンターテノール)1課題曲 プーランク(仏語) Priez pour paix2自由曲 Lekeu(独語) 透明で力強い大天使のごときお声45 的場 正剛(バリトン)1自由曲 ラフマニノフ(露語)2課題曲 ラヴェル(仏語) ドラマチックバリトン。会場を満たす豊かな響き。 ラフマニノフは有名曲。とてもいい曲です。 ピアノは篠宮久徳51 佐藤 瞳(ソプラノ)1課題曲 フォーレ(仏語) 2自由曲 J.マルクス(独語) リリック・ソプラノ。美女の上に美声。ワンショルダーの美しいドレス。すばらしい表現力。J.マルクスは曲の盛り上がりがすごい。 ピアニストがめちゃうまい眼鏡の男性。→井出 德彦さんでした。 今日は鍵盤がよく見える席にしたので臨場感抜群ですわ。57 益田 早織(メゾ・ソプラノ)☆第二予選通過1自由曲 ドボルジャーク(チェコ語)2課題曲 リムスキー=コルサコフ(露語) ドラマチックメゾ。パワフル。ドボルジャークが泣かせる表現力。リムスキー=コルサコフは珍しく、聴けて嬉しい。64 秋本 悠希(メゾ・ソプラノ)1課題曲 クィルター Fair House of Joy 2自由曲 F.ブリッジ Love went a riding 選曲が英語ダブルになってしまった。 リリック・メゾ、スピント気味に歌う。ブリッジは迫力の歌唱! ピアニストはまたあの超劇的に盛り上げて弾く眼鏡の男性。いったい誰⁉→井出 德彦さんでした。69 今井 実希(ソプラノ)1課題曲 中田喜直♪髪 2自由曲 林光♪誰が灯りを消すのだろう 選曲が日本語ダブルになってしまった。しかし彼女の表現力は日本語歌曲でとても生きていた。中田喜直でも表現力。勝負曲の林光に至ってはぞっとするほどの物語性に引き込まれる。怪奇小説を読んでいるような…。意味がダイレクトに伝わるのでこれこそが歌曲のコンペをする意味なのではないかと実感した。見事な構成力、表現力。 71 島内 菜々子(ソプラノ)1自由曲 リスト Oh! quand je dors(仏語)2課題曲 ドビュッシー(仏語) 選曲が仏語ダブルになってしまった。ノーブルな美声のリリックソプラノ。表現力がすごい。 伴奏ピアニストが篠宮久徳さん。《休憩》72 佐々木 美歌(ソプラノ)1課題曲 リムスキー=コルサコフ(露語)2自由曲 三木稔 寒椿 ノーブルな美声のリリックソプラノ。寒椿は迫力。81 七澤 結(ソプラノ)1課題曲 R.シュトラウス(独語)2自由曲 Bouranger(仏語) リリック・コロラトゥーラ・ソプラノ。黒のマーメイドドレス。R.シュトラウスは愛らしく。Bourangerは強い声でレガート。84 櫻井 愛子(ソプラノ)1課題曲 シューベルト♪ガニュメート(独語)2自由曲 マーラー♪Sheiden und Meiden(独語) 選曲がドイツ語ダブルになってしまった。リリコ・レッジェーロ・ソプラノ。胸に大きなリボンのついたピンクのドレス。ガニュメート、初々しく喜びを歌う。マーラー表現力豊か。4 小池 優介(バリトン 東京藝術大学) ◎☆第二予選通過1課題曲 クィルター(英語)2自由曲 Loewe(独語) バスかバスバリと思ったほど深くていい声~!Loeweすばらしい表現力。Wagner歌ってほしい。 ピアニストは、居福健太郎さん。うまい。上手すぎワロタ17 内 夏美(ソプラノ)1課題曲 プーランク(仏語)2自由曲 小林秀雄 アンニュイな美声。メゾかとも思わせる、ドラマティックコロラトゥーラだろうか?森谷真理さんに歌い方が似ている。小林秀雄はオペラティックで強靭な声。すごい!声が奔流のよう。19 田井 友香(ソプラノ)1課題曲 ドビュッシー(仏語)2自由曲 リスト♪ローレライ(独語) リリック・ソプラノ。優しい表情。ローレライ、高音が美しい。激情ほとばしる部分はスピント気味の伸ばし。22 種谷 典子(ソプラノ)☆第二予選通過1自由曲 カゼッラ(伊語)Alfredo Casella - Fuor de la bella gaiba2課題曲 山田耕筰 南天の花 カゼッラ、圧倒的な表現力。高音が一点の曇りもなく美しい。音程の遷移も見事。山田耕筰 南天の花は鳥肌。すごい表現力。デュナーミク、すごいピアニッシモ。 28 森 翔梧(バリトン)1課題曲 團伊玖磨 秋の野2自由曲 ロッシーニ(伊語)Rossini: L' ultimo ricordo 豊かなリリック・バリトン。團伊玖磨はクレッシェンドしていく歌い方。ロッシーニは感情込めている。31 岡村 彬子(メゾ・ソプラノ)1課題曲 デュパルク 悲しい歌(仏語)2自由曲 プーランク(仏語) 歌い順は推測。選曲がフランス語ダブルになってしまった。美声に聞き惚れました~。32 深瀬 廉(バリトン Universität der Künste Berlin)☆第二予選通過1課題曲 ラヴェル(仏語)2自由曲 シューベルト Zwerg(独語) 明るい声のリリック・バリトン。シューベルトは演技もすごい。高い声から低い声まで出ます。 ピアニストはまたあのうまい方。痩せた方で眼鏡。→井出 德彦さんでした。33 小林 美咲(ソプラノ)1自由曲 ドビュッシー(仏語)2課題曲 R.シュトラウス(独語) レッジェーロ気味のリリック・ソプラノ。スーブレット。34 一條 翠葉(メゾ・ソプラノ)☆第二予選通過1課題曲 團伊玖磨2自由曲 マーラー♪Sheiden und Meiden(独語) ワグネリアンメゾかと思わせる圧倒的パワー。マーラーはパワフルで爽快な歌唱。 ピアニストは木下志寿子35 松原 みなみ(ソプラノ)☆第二予選通過1課題曲 ブラームス(独語)2自由曲 コルンゴルト Was du mir bist(独語) 選曲がドイツ語ダブルになってしまった。清純なイメージのノーブルで美声のリリコ・レッジェーロ・ソプラノ。 38 程 音聡(バリトン)☆第二予選通過1自由曲 シューマン(独語)2課題曲 R.シュトラウス(独語)♪ひそやかな誘いHeimlich Aufforderung 選曲がドイツ語ダブルになってしまった。Heimlich Aufforderungはテノール版を聴きなれているが、クレッシェンドして最高音でパワーを爆発させるように書かれている曲。バリトンの場合は最高音Gあたりか。 お疲れ様でした。本選に進んだ方おめでとうございます。Related links日本音楽コンクール声楽部門 第1予選
2022年09月08日
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RAI Radio3Friday, October 6, 202319:00 - 21:15(現地時間)日本時間7日2時~Radio3 Suite - Il CartelloneGiuseppe Verdi, I Due Foscari Orchestra e Coro del Teatro La Fenice direttore, Sebastiano Rolliregia, Grischa Asagaroff in diretta dal Teatro La Fenice di VeneziaFrancesco Foscari Luca SalsiJacopo Foscari Francesco MeliLucrezia Contarini Anastasia Bartoli (6, 8, 12, 14/10)Pisana Carlotta VichiJacopo Loredano Riccardo FassiBarbarigo Marcello NardisUn fante del Consiglio dei Dieci Alessandro Vannucci (6, 10, 14/10)Un servo del doge Antonio Casagrande (6, 10, 14/10)La Fenice Orchestra & ChoirConductor Sebastiano RolliChorus master Alfonso CaianiDirector Grischa AsagaroffSets & Costumes Luigi Peregolight desgner Valerio TiberiChoreographer Cristiano Colangelo「二人のフォスカリ」、本場ヴェネツィアのフェニーチェ劇場からの生中継望みうる最高のキャスト!これは聴き逃せませんね!アーカイブも出そうですが…映像化してほしいなあ…こちらで3分半のステージの紹介映像が見れます。「フェニーチェ劇場の2022~2023シーズンを締めくくるヴェルディの『二人のフォスカリ』は最後のステージングが1977年にさかのぼり、なんと46年ぶりの上演ということになる待望の演目です。演出はグリシャアサガロフ、フィレンツェ歌劇場ののプロダクションで、舞台美術と衣装はルイジ・ペレゴ、ヴァレリオ・ティベリによる照明デザイン、クリスティアーノ・コランジェロによる振り付け。 ヴェルディのスペシャリストであるセバスティアーノ・ローリが、フェニーチェ劇場のオーケストラと合唱団を指揮し、コーラスマスターはアルフォンソ・カイアーニ。主な配役はバリトンのルカ・サルシ、テノールのフランチェスコ・メリ、そしてソプラノのアナスタシア・バルトリがマリゴーナ・ケルケジとダブルキャストで出演します。 公演は2023年10月6日、8日、10日、12日、14日にフェニーチェ劇場で上演されます。2023年10月6日金曜日の19.00のプレミアは、Rai Radio3で生放送されます。」★追記オンデマンドのアーカイブに入りました!お楽しみください。
2023年10月06日
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写真左から、高野秀峰 四方裕平 坪内清 荒木俊雅 大音絵莉 齋実希子 中井亮一 大石洋史 及川尚志 神田宇士(文中敬称略)Photo AlbumPhoto: ©Shevaibra, courtesy of Kappa-bashi Opera Company and the artistsかっぱ橋歌劇団 歌劇「ルクレツィア・ボルジア」演奏会形式2024年5月3日(金祝) 13時開演(12時半開場) 東京都台東区生涯学習センターミレニアムホール指揮:高野秀峰ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、フルート、ピアノルクレツィア・ボルジア・・・大音絵莉 ソプラノジェンナーロ・・・・・・・・中井亮一 テノールアルフォンソ・デステ・・・・大石洋史 バリトンマッフィオ・オルシーニ・・・・齋実希子 アルトルスティゲッロ・・・・・・・及川尚志 テノールリヴェロット・・・・・・・・荒木俊雅 テノールガゼッラ・・・・・・・・・・神田宇士 バリトンペトルッチ・・・・・・・・・・四方裕平ヴィテッロッツォ・・・・・・・坪内清 テノールグベッタ/アストルフォ・・・・・中原和人 バリトン***日本ではほぼ上演されるのが稀なドニゼッティの「ルクレツィア・ボルジア」かっぱ橋歌劇団がすばらしいキャストで演奏会形式で上演。13時からのマチネ、大音組鑑賞。とんでもなく難度の高い主役二人の歌唱がものすごかった!紛れもなく日本のテノールの中で今年最高のパフォーマンスの中井さんのジェンナーロ瞠目だったBやHigh C 出しまくり。パワフルで会場を震撼させた!Amazing幻のアリア?も歌っちゃったかも?まさに彼の歌唱は芸術家の至芸と呼ぶにふさわしいパフォーマンスルクレツィアボルジアの大音さんも最高でした。絶世の美女で毒を盛る女だったアンチヒロインを快演High Dも出し長音やHighCのロングトーンいゃ〜至芸の数々、堪能しました。ルクレツィアの夫 フェラーラ公デステ役は本来バスの役ですが、バリトンの大石さんが演じました。彼も素晴らしかったです。復讐の喜びを歌う名アリアが最高でした。このオペラはとにかく男声歌手だらけでしかもテノール比率高く、脇まで最高でした!企画してくださった主宰の齋さん、ありがとうございます。彼女はマッフィオ・オルシーニというメゾの重要な役も演じました。詳細続く。余談ですが現在PCを修理に出しており、スマホだけでがんばりますFACH アルフォンソ: リリック・バス/ヘヴィーバスルクレツィア・ボルジア:ドラマチック・コロラトゥーラ/ドラマチック・ソプラノマッフィオ・オルシーニ:リリック・メゾ/コントラルトジェンナーロ:リリック・テノールリベロット: リリック・テノールガゼッラ:バスアスカーニオ・ペトルッチ:バスヴィテッロッツオ:テノールルスティゲッロ:テノールグベッタ:バスアストルフォ:テノール***昨日幻のアリアと書きましたが、本当にそうだったようです!テノール中井亮一様のブログに詳しく書いてあるのでご参照ください。このアリアは邦人において初演にあたるのではないかとのこと。すごいですね。 このアリアについて中井亮一様ご本人からコメントをいただきましたのでご許可を得まして掲載させていただきます。「作品、役柄共に初役です(かっぱ橋歌劇団公演に出演の時は毎回初役ですね)、演奏会形式ということで楽譜を見ながらではありましたが、貴重な上演機会に参加させて頂いたことを幸せに思います。 アリアは今回の出演受諾にあたって私からリクエストした経緯もありますが、ネット情報の限りではコンサートも含め日本人歌手の上演記録が無いようですので(楽譜が数年前に出版されたばかり)、もしかしたら幸運にも邦人初演となったかもしれません。ほんの少し、誇りに思うと同時に、出演が叶った巡り合わせとアリアを含む上演に快諾して頂いた主催者に心から感謝しています。」中井様、いつもありがとうございます。***プロローグ15世紀 ヴェネツィア共和国の傭兵隊長ジェンナーロ 彼には出生の秘密があった。仲間はボルジア家の恐ろしさを言い立てている。ジェンナーロの無二の親友、マッフィオ・オルシーニは、ボルジアに関わるなというある老人のお告げを聞いた。仲間と群れながら一人眠り込んでいるジェンナーロそんなジェンナーロを熱く見つめる高貴な身分の女性が現れる。彼女はルクレツィア・ボルジア。法皇アレクサンデル6世の実の娘(妾腹)で武将チェーザレ・ボルジアの妹。ボルジア家の政略結婚でフェッラーラ公デステに嫁いでいる。ジェンナーロは実はルクレツィアが産み落とした隠し子。そうとも知らず美しい若者への愛情を歌うルクレツィアロマンスCom'è bello! Quale incantoB3 - C6装飾音 アジリタ満載目を覚ましたジェンナーロは彼を見ていた美しい女性に愛情を抱く。自分の生い立ちを語る。ジェンナーロのアリアNo.2 DuettoDi pescatore ignobile漁師の息子として育つがある日高貴な身分の母からの極秘の手紙を受け取る。その手紙を見て涙するルクレツィア。彼が自分の生き別れた息子と知る。二重唱しかしそこに仲間らが来てその女性の正体を暴く。呪わしき悪徳にまみれたボルジア家のルクレツィアだと。ルクレツィアは恥をかかされる。第1幕 第1場フェッラーラの広場フェッラーラ公アルフォンソとルスティゲッロアルフォンソは何故か宮殿の近くに住むジェンナーロを奥方の愛人ではないかと疑っている。夜っぴて騒ぐジェンナーロたちここでアルフォンソの名アリアVieni! La mia vendetta カバティーナすばらしいジェンナーロたちはボルジアの家名のBを切り取りOrgiaと変えてしまう。第2場元首宮殿内の部屋アルフォンソとルスティゲッロアルフォンソは「ボルジアの毒」で暗殺するよう示唆するルクレツィアが現れ自分を侮辱した輩を殺して欲しいと嘆願するアルフォンソは誓うしかしそこに連行されて来たのはジェンナーロだった。ルクレツィアはジェンナーロを下がらせ、一転、あの若者を殺さないように嘆願するアルフォンソは聞き入れず、刺殺か毒殺かをルクレツィアに選ばせる連れて来られたジェンナーロを許すと公は言い、酒を酌み交わす。アルフォンソは立ち去る。ルクレツィアはアルフォンソがいないのを確認してジェンナーロに毒消しを与える二重唱最後に二人ともHigh Cです!すごい😍ルクレツィアはジェンナーロを逃がす。やんやの大喝采第2幕 第1場ここで「幻のアリア」T'amo Qual Dama un Angeloジェンナーロがルクレツィアへの思いを歌う。HighCあり。男声合唱がジェンナーロ暗殺の機会を伺っている。殺される危険性を感じ、ヴェネツィアに発とうとするジェンナーロをマッフィオ・オルシーニが夜会に誘う。二重唱静かにしてくれ!考えすぎだぞ、女の深情けで毒を盛るフリをしただけさ。ネグローニなら大丈夫だ。嫌な予感がするんだ。行きたきゃ行けよ。しかし親友の懇願に負け、ジェンナーロはとどまることにする。二人は運命を共にしようと歌う。監視していた暗殺団は殺す手間が省けたと歌い去る。第2場ネグローニ邸ネグローニ公女を讃える人々。女声合唱も登場。ジェンナーロの仲間たちは酔っ払っている。それぞれ各地のワインを讃える。喧嘩を起こして女性たちを去らせる。ルクレツィアの召使グベッタがシラクサのワインを彼らに薦める。しかしこれは毒入りの酒だった。グベッタが飲まないのを怪しむジェンナーロマッフィオは意に介さないマッフィオのバッラータIl segreto per esser felici幸せになる秘密を教えよう不気味な声が響く。いつのまにか彼らは閉じ込められ、毒が回って苦しみ始める。再度マッフィオが人生を楽しもう、明日の心配をするなと歌う。仲間も唱和するが。逃げよう!閉じ込められた!そこにルクレツィアが現れヴェネツィアでの侮辱の恨みをはらす、死体袋を5つ用意してあると言い放ついや6つだ。ジェンナーロ!ルクレツィアはヴェネツィアに発ったはずのジェンナーロがいるのに驚く。ジェンナーロは自ら毒入りの酒を飲むオレも死ぬ。ルクレツィアは人ばらいをするどうして逃げなかったの?まだ解毒剤を持ってる全員分ないならオレは死ぬ全員分はないわ。お前を殺す。私を殺すの?待って。あなたにもボルジアの血が流れてるのよ。とんでもない罪を犯してはいけないわ。ルクレツィアのアリアM'odi, ah m'odiよく聞いて。私はあなたの無事だけを祈って生きて来たの。早く解毒剤を飲んで。もう時間がないわ。お前が母を苦しめたんだろ?いいえ生きてるわ。あなたの目の前で!ジェンナーロはついにルクレツィアが実の母と知るしかしもう毒は回っていた誰か!助けて!神様不幸にも僕は今まで母さんと一緒に過ごせなかった。だから神様、どうか最後はお母さんの胸で死なせてください。お母さん、死に…こときれるジェンナーロ死んでしまった!人々が入ってくるアルフォンソ:どこにいるんだここよ、見るがいいわ冷たい目を向ける夫や人々にルクレツィアは告げる。ルクレツィアのアリアEra desso il figlio mio彼は私の息子でした!私の心は彼と一緒に死んだわ私には天罰が下るわ。High Cまで上がるすごいアジリタ超低音も出てくる。最後もHighCにあげたでしょうか? →こちらアリアのラストは大音様のご教示によりHigh Es であることが確認できました。グルべローバ様 及びデヴィーア様の歌唱を確認したところやはり最後High Esでした。大変失礼いたしました。大音様ご教示誠に感謝です。 「アリアのラストはルクレツィアのこの上ない悲しみを表現したいという思いから、hi Esに致しました。」とのことでした。ルクレツィアの絶唱で全幕了大喝采!お疲れ様でした。すばらしい公演をありがとうございます!
2024年05月03日
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Die Frau Ohne SchattenWikipedia 全3幕カット無し 200分 第1幕70分・第2幕70分・第3幕60分1992年7月 ザルツブルク音楽祭ショルティ/ゲッツ・フリードリヒ計203分(DVD収録時間)1992年11月 バイエルン国立歌劇場日本公演(名古屋)サヴァリッシュ/猿之助 計182分 1幕 65 分 2・3幕 117分 <3幕乳母と皇后部分カットあり。>2010年5月 新国立劇場 新制作エーリッヒ・ヴェヒター/ドニ・クリエフ合計190分 1幕 70分 2幕 60分 3幕 60分 2011年7月 ザルツブルク音楽祭ティーレマン/クリストフ・ロイ計207分 1幕 70分 2幕 68分 3幕69分2019 Thielemann Vienna State OperaS.Gould, Nylund, Herlitzius, W.Koch, Stemme2023 バーデン=バーデン:イースター音楽祭キリル・ペトレンコ/リディア・シュタイアーベルリン・フィルハーモニー管弦楽団 クレイ・ヒレイ/エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー/ミヒャエラ・シュスター/ヴォルフガング・コッホ/ミンナ=リーサ・ヴァレラ計195分2024東京二期会 アレホ・ペレス/P.コンヴィチュニー計145分 第1部 約100分 第2部 約45分(もっとも短いカットヴァージョンよりも38分短い 総尺の55分、約28%カット)***FACHThe Emperor Der Kaiser Tenor Fach:Lyric TenorThe Empress Die Kaiserin Soprano Fach: dramatic coloratura sopranoThe Nurse Mezzo-Soprano or Contralto Fach: dramatischer MezzosopranBarak Bass-Baritone Fach:HeldenbaritonThe Dyer's Wife Die Färberin Soprano Fach:Spinto Soprano/high dramatic soprano * The One-eyed Man Bass or BaritoneThe One-Armed Man BassThe Hunchback TenorDer Geisterbote (Bariton, Hoher Bass)Der Hüter der Schwelle des Tempels (Sopran)Die Stimme des Jünglings (Tenor)Falke (Sopran)Stimme von oben (Alt)Stimmen der Wächter (Tenor/Bariton/Bass)Sechs Kinderstimmen, Dienerinnen(Hauptpartien kursiv)*high dramatic soprano:Some dramatic sopranos, known as Wagnerian sopranos or High dramatic sopranos (high in this case referring to the maturity of the voice, rather than the tessitura or range), have an exceptionally big voice that can assert itself over a large orchestra (of more than 80 or even 100 players).
2024年10月25日
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日本のヨナス・カウフマンになるか!?テノール城宏憲氏出演のトスカがテレビ放送。その甘いマスクと卓越した演技力。日本のヨナス・カウフマンになるかもしれない。ヨナスも城さんも素顔がぽわわんとして人の良さをただよわせている。メイクした顔をUPで映し出したハイビジョン映像もう斎藤工にしか見えない!公式サイト &&& 急遽代役で最終公演のスカルピアを演じた今井俊輔さんもすばらしかった! 今迄のスカルピアのイメージを覆し、ワイルドでギラギラしている極道のようなスカルピア。 めっちゃシビレました。 目を開けて死んでいるのが怖すぎ! 彼は東京二期会本公演「蝶々夫人」にも出演する。 Bキャスト。
2017年03月13日
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第12回 世界バレエフェスティバルBプロDay1Part3※内容を知りたくない方はご注意ください。第3部1、「海賊」振付:マリウス・プティパ音楽:リッカルド・ドリゴナターリヤ・オシポワレオニード・サラファーノフ いよいよ怒涛の第3部!トップバッターはサラファーノフとオーシポワ組ロシア代表~その2海賊のアリはサラファーノフのおはこ中のおはこ。期待が膨らんだが、きょうは抑え気味だった。それでも十分すぎるほど素晴らしいのですが…青い衣装に羽飾り胸には宝石の鎖。アリだ~メドゥーラを待ち受ける。オーシポワもきょうは意識してかエレガントに見える。アダージョ。サラファーノフは女性を持ち上げ後ろを向いて両足でルルベ、そのまま片足を後ろに上げます片足リフト!アリのソロ。かみてから下手方向へ足を空中で交差させるような形のジュテ3回目はスピーディに。着地して体を反らせる。ピルエットアラスゴンドのミニ・フェッテから足を斜め後ろに軽く曲げて伸ばした姿勢のままピルエット4回。次はピルエット5回。メドゥーラのソロコーダアリ。しもてからかみて方向へ、空中で足を入れ替えるジュテ。客席がわく。マネージュ、空中でルティレの姿勢のまま1回転するマネージュコーダ2回目の登場アラスゴンドのフェッテ。いつものように勢いをつけて回った後にピルエット4回ぐらい。その繰り返しを3回ほど。オーシポワのフェッテは3回に1回ダブルだった。最後まであのきょうのシムキンを見た後ではさすがのサラファーノフも色褪せて見える。彼の海賊の全幕を見たがその時の方がはるかに超絶技巧をかましてた。2、「ル・パルク」振付:アンジュラン・プレルジョカージュ/音楽:ヴォルフガング・A.モーツァルトディアナ・ヴィシニョーワ ウラジーミル・マラーホフヴィシニョーワはすばらしかったです。色っぽかった。この演目はいやというほどイレールを見ているのでもう刷り込まれちゃってるんですよね金髪のマラーホフが踊っているのは、なんか、違う、という気がしてしまった。難度の高いリフトはスムーズにあげたしキスしたままの振り回しもスムーズでマラーホフさまはさすがでした。2人とも入り込んでいている感じでカーテンコールでも笑顔が見られませんでした。3、「ブレルとバルバラ」 振付:モーリス・ベジャール/音楽:ジャック・ブレル、バルバラエリザベット・ロス ジル・ロマンう~ん、すごく長かった。4、「エスメラルダ」振付:マリウス・プティパ音楽:チェーザレ・プーニタマラ・ロホフェデリコ・ボネッリきた~という感じ。すごく良かった!タマラとボネッリのコンビはとても合っていた。おととい見たばっかだが違う女に変わっていた。これは前回のガラの演目。タマラのソロの出だしタンバリンを掲げておしりをぶるんと振るのがたまらなく可愛い~すっごく可愛くて色っぽくてすてきでしたこんな演目でも彼女は女優~ボネッリのソロは男性には珍しく(?)ピケ・ピルエットとシェネで構成されたものがあった。アティチュードのバランスもきのうよりさらにキープ。アン・オーで1回目10秒2回目は15秒。ボネッリもわかってて好きなようにやらせてあげてた。ボネッリ地味だけど私は応援してた。そしてタマラのフェッテ!きょうはダブルで入って1-1-41-1-31-1-3…と4回転は最初の1回だけでした。しかしその後がものすごかった!第1部でコチェトコワがやった1+1/4(?)のフェッテの上を行った。タマラはその1+1/4(?)の回転の2回に1回(?)はダブルで回ったのだ。だから一瞬何が起きたかわからないほど。その後もピケピルエット・シェネなどすごかった。会場は大喝采で大盛り上がり!5、「オネーギン」より第3幕のパ・ド・ドゥ振付:ジョン・クランコ音楽:ピョートル・I.チャイコフスキーマリア・アイシュヴァルトフィリップ・バランキエヴィッチこれも死ぬほど見ている演目なのであのメロディが流れてきただけで(タチヤーナとグレーミン公爵のテーマ)うるうるうる。見る前にもう泣けてきた。幕が開くと手紙を読むタチヤーナアイシュバルト、めちゃめちゃ良かった~彼女の演技力が舞台を支えていた。この演目はイルジ・イェリネクを見て魂が抜けるほどじわじわ感動が来たので自分がバランキエヴィッチのオネーギンをまた見てどう感じるか心配だった。背の高いバランキエヴィッチはマリアとは背の差があり過ぎる。でも彼はクラシカルな演目よりもこっちの方がいいような気がする。老けメイク。駆け込んできた男は女性に懇願する。お願いする足もとにひれ伏し自分の愚かさを詫びる抵抗する女性男性は後ろから手をつなぎ膝をついて行進する。女性は気を失う抱きとめる男性しかし気がつき逃げるそしてついに男性とキスする。喜びのリフト男性は勝利したかに見えるしかし最後の最後で女性は理性を取り戻す破いた手紙を押し付けられるがその紙を放りだし、走り去る手を握りしめ押し寄せる感情に耐える女性。終わり。嵐のような拍手こういう超絶技巧系じゃないバレエでは初めて、3回のカーテンコール。客席は熱狂した。すばらしい。日本の客ってほんとにオネーギンが好きなんだね。きっと日本人の感覚にぴったりくるんでしょうね。6、「ドン・キホーテ」振付:マリウス・プティパ音楽:レオン・ミンクススヴェトラーナ・ザハロワアンドレイ・ウヴァーロフ そして最後のとどめ。女王様降臨。2人とも大きいのですごく迫力とオーラがある。光り輝いていた。赤い衣装のザハロワアダージョのウヴァーロフのリフトは度肝を抜いた。ザハーロワが体を反らせまるでえびのように空中で上がっている。普通と違う。これを2回。ザハロワのソロ。扇を持ってしもてから登場。ザハロワはまさに完璧なにもかも自信たっぷりでパッセしながらたびたびピタッ!とバランスする余裕のすばらしさ。フェッテは3回に1回ダブル。すごいスピードで音楽にぴったり合っている。後半はシングルになったが実にすごい迫力だった。客席も大盛り上がり。フィナーレ。めっちゃ楽しかった~
2009年08月08日
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MET La Boh?meOct - Nov 2010 Vittorio Grigolo as Rodolfo Nov 2010 (debut at the MET)Italian great baritone Fabio Capitanucci as Marcello (debut at the MET)Maija Kovalevska as MimiShenyang as Colline, Bass baritone, Born 1984MET : La Boh?meMonday, November 1, 2010Conductor: Roberto Rizzi Brignoli (MET debut)Mim?: Maija Kovalevska Musetta: Takesha Mesh? Kizart (MET debut) Rodolfo: Vittorio Grigolo (MET debut) Marcello: Fabio Capitanucci (MET debut) Schaunard: Edward Parks Colline: Shenyang Benoit/Alcindoro: Paul PlishkaMETラ・ボエーム11月1日2回目Part1ついにNYオペラ鑑賞も最後の回になってしまいました。「ラ・ボエーム」の2回目。今回は月曜の回ということもあってか、木曜のお客さんよりはるかにおとなし目でした。スタンディング・オベーションは3割でした。パフォーマンスはまったく変わらず、むしろ良いように思えたのに不思議なものです。顕著な例として、木曜は、ムゼッタが有名なアリア「私が街を歩くと」を歌い終えないうちにわ~っと拍手がわいたのですが月曜のきょうはそれが少なめ。雪のシーンで拍手がわいたのも少なめ。カフェ・モミュスではさすがに幕が開いただけで拍手が出ましたが。ミミのマイヤは相変わらずすばらしかったです。きょうはカーテンコールで笑顔が出ました。木曜は本当に役に入り込んでいたので可哀想なぐらいでした。バリトンのカピタヌッチに、日本に来る予定があるか聞きましたが、残念ながらないとのことでした。コルリーネのシェンヤンは、今売り出し中の若手注目株とのことで、もうファンがついていました。驚いたことに昨日マシュー・ボーンのスワンレイクでお会いした2人組のご婦人が、熱烈なファンということで来ていました。「あんた~知らないの!シェンヤンは今大注目なのよ~カーネギーホール(?)でも歌ったのよ~」と言ってたような気がします。調べたら2007年にカーディフのコンクールで優勝とのことです。グリゴーロは演技が本当にうまいです。華奢でスレンダーでお顔はハンサムで可愛くて、スターのオーラをすでに出しまくっていました。それほど背は高くないのですが、テノール特有の「マグロ体型」でなく、モデルのように細いのです。そしてきょう彼の声を聞いた時思いました。これはマントヴァ公の声だわ。そう思わせる歌手はそうそういないでしょう。パヴァロッティとか若い頃のM・アルヴァレスとか。実に稀有な声なんですね。やはり。Related Linksグリゴーロがテレビに出演しました~What's on Charlie Rose***Part2 に続く***こぼれ話 その1NYでのオペラ鑑賞の最終日、MET「ラ・ボエーム」の鑑賞2回目で出会った素敵なおばあさんとの会話について書いてみたい。私の隣に夫婦連れのかなりのお年寄りのカップルが座る。老婦人は席に座る前に、コートをたたんで椅子の上に置いてから座る。「わたしはこうしているのよ。背が低いもんだから。前の席の人が高かったら見えないですもの。」と、まったく見ず知らずの東洋人の私に話しかけてくる。 「いいアイディアですね。」そして1幕が終わると、たいがいアメリカ人はこう聞いてくる。 「どうだった?(Did you like it?)」「よかったです。(今回METデビューの)テノールのヴィットリオ・グリゴーロがいいですね。彼はルチアーノ・パヴァロッティに似ていると思いませんか?」 「声は似ているわね。でも彼は演技もうまいわ。パヴァロッティは歌うだけで演技はしなかったもの。私は「ラ・ボエーム」だけでも、METでもう5~6回見ているのよ」 「テノール(=主役のロドルフォ役)は誰をご覧になりましたか?」「…覚えてないわ…でもパヴァロッティは見たわ」 「失礼ですが、おいくつなんですか?」「80歳。」「えっ!お若いですね」「あなたは?」「私は○○歳です。」「信じられない、もっと若く見えるわ。学生かと思ったわ。」「まさか!日本人はアメリカ人からは見かけより若く見えるらしいですからね。」「そのとおりだわ。」「子どもが2人もいるんですよ。」「私はまったくいい思いをさせてもらってる(=spoiled)の。いい意味で。あなたもでしょう?」「そうです。(チケットが)お高いですからね。」「高いわ。でも他を節約しているのよ。私も最初は上の方(=安い席)だったわ。段々年月をかけて下に下りてきたのよ。」「METの日本公演が来年あるんですけど、ここの値段の3倍ですよ。」「まあ!でも行くの?」「もちろん。」彼らはNYから2時間のところに住んでいるそうだ。「私は日本から飛行機で来たんですよ。日本にグリゴーロは来ないから、彼を見にきたのです。」「他に何を見たの?」(これもアメリカ人はたいてい聞いてくる)「ミュージカルでは「Promises, promises」です。ショーン・ヘイズとクリスティン・チェノウスが出ている…」「知らないけどショーン・ヘイズは知っているわ。」「あとはオペラは実は木曜に「ラ・ボエーム」をもう見ているんです。きょうは2回目です。それから「ドン・パスクワーレ」「ボリス・ゴドゥノフ」「イル・トロヴァトーレ」を見ました。」「「イル・トロヴァトーレ」は火曜に見たわ」「エンリーコのマルセロ・アルヴァレスとルーナ伯爵の「ジェリコ・ルチッチ」が良かったですよね。」「よかったわ。テノールとバリトンが良かったわ。」 などど、楽しい会話が続いた。そして最終幕が終わり、主人公が死ぬ悲しい展開なので、目を泣きはらした私に、(会場中が泣いていた) 「どうだった?(Did you like it?)」もう、うんうんとうなずくしかできない。 「お話できてとっても楽しかったです。私は明日、日本に飛行機で帰ります。」「私もとっても楽しかったわ。あなたの飛行機の旅が無事なことを祈っているわ。またここ(=MET)でお会いしましょうね。」そのチャンスが二度とないことを私も彼女も知っている。私はやっと涙が引いたところなのにまた盛大に涙があふれてきた。私と彼女は両手を握り合って別れのあいさつを交わした。このことを思い出すたびに私はいまだに泣けて泣けてしょうがない。
2010年11月02日
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MET : La Boh?me Thursday, October 28, 2010Conductor: Roberto Rizzi Brignoli (MET debut) Mim?: Maija Kovalevska Musetta: Takesha Mesh? Kizart (MET debut) Rodolfo: Vittorio Grigolo (MET debut) Marcello: Fabio Capitanucci (MET debut) Schaunard: Edward Parks Colline: Shenyang Benoit/Alcindoro: Paul Plishka生まれて初めてNYにいます。NYは奇跡の街。もっともエキサイティング。文化と美と活力にあふれている今29日の0時28日のMET「ラ・ボエーム」11時10分に終わったばかり。聴衆1F総立ちのスタンディングオベーションNYの人々はオペラをこのラボエームを愛している。それがわかった。カーテンコール、グリゴーロにわれんばかりの拍手と喝采、ブラボー彼はパヴァロッティの後を継ぐ逸材。録音ではわからなかった。持っているものが違う。高い声が強靭に出るそれでいて声が甘く、優しさがある。高いオクターブ上への移行の見事さがパヴァロッティ流。マスクは甘く、オーランドブルームにそっくり。しかしなんともいえずお茶目で可愛い。演技も細かくてコミカルな演技が抜群。これは天性の役者だ。スター誕生!グッズショップはMETSHOP グリゴーロを顔にしていた。マイヤもカピタヌッチもすばらしかった。この3人が突出してすばらしい舞台だった。泣けた。ネトレプコで泣けるかはわからないが彼女では雑巾絞るように泣ける。終わったとき表情が茫然自失だったマイヤ。それほど入り込んでいた。会場は思っていたほど広くない。NHKホールなんかより小さいと思う。しかし天井までの高さが半端ではない。たぶんほぼ満員の客席着飾った男女下手側のバルコニーにスティーブンコステロにそっくりな男性発見。でもNYでは誰を見ても芸能人に見えるので…隣の男性2人組「なあ、知ってるか、このヴィットリオ…グリーゴロって読むのか?」「グリゴーロじゃね?」第1幕おなじみの屋根裏部屋のセットゼッフィレッリ。高くなっているので見やすい。ヴィットリオの第一声に期待が高まる。エンジン全開だ。伸びのある高い声。まさにテノールの声。映画スターのような雰囲気を漂わしている。カピタヌッチはてがたい歌唱。2人とも声量十分すぎるぐらい。4人を比べるとやはりこの2人がぜんぜん声量が違うんである。コルリーネのシェンイェンはリリックなバスでいい低音なのだが、声が小さめ。お客さんはギャグにいちいち大笑いする。英語の字幕への反応が顕著だ。この字幕は短いせりふはすっ飛ばすのである。グラツィエとかシーとかは絶対訳さない。寒いのでロドルフォの芝居を火にくべる作者を下ろせ!そこに「大家さん誰もいません!(客笑いすを出してやれ!いすで後ろから殴ろうとするロドルフォをとめる3人。客大笑ろうそくで請求書を燃やそうとするマルチェッロに客笑う。ロドルフォのヴィットリオは家主ベノワに酒をついだり細かい演技。首尾よく追い出す。ビーバーの尻尾は短くしろよ!ああ、なんか乗らないなあコンコン、女だ!いよいよマイヤの登場。火をもらい去ろうとするが鍵がない。ロドルフォは床にあるのを見つけるがそっと拾って自分のポケットに入れる(客笑ミミは床に這いつくばって探している。流しを探すふりをしたりするがロドルフォは座ってそっと彼女の手に触れる「なんて冷たい手なんだ…」手を握るこのアリア、すばらしいだけじゃない。物語の中にしっかり入っている。彼の演技力のたまもの客は大熱狂。ブラヴォー、大拍手。今度はマイヤ。二重唱も絶品。しかし指揮とアリアは常にずれまくり。グリゴーロが先に行きたいのに指揮者は遅い。ほかの人でも再三再四あった。下から声がかかる「一人じゃないんだ…」察した3人はひゅ~ひゅ~と冷やかす(客笑つれなくされたと思ったロドルフォは不満顔「言ってもいい?いっしょに行きたいの」顔が明るくなる「ここのほうがあたたかいよ」「あなたにくっついているから」「じゃ帰ったらどうする?」「さあね!」2人はしもての階段へ向かう。階段の向こうで歌う最後の高音もあっさり出すヴィットリオ。第1幕第1場終わりでカーテンコール。2人、そして4人。うれしそうなにこやかなグリゴーロ第2場カフェ・モミュス幕が開いたその瞬間、客は喜んで大拍手舞台狭しとうごめく大群衆。客席と舞台が一体となった感動の瞬間だ。METではこういうシーンが多い。すごい数の群集セットは二段積みで2回にも人、人、階段があって上にあがってはけることもでき、何重にもなったセット。奥行きも表現されている。群集の前に現れた一行。ボンネットを買いたそうにしているミミ。ネックレスもつけ始めるのでロドルフォはおろおろ客笑ロドルフォはネックレスを返し、ボンネットはいやいや購入客笑手前の屋台がはけてカフェモミュスが現れる。テーブルに座る一同ミミを紹介する。毒づくマルチェッロロドルフォとミミは見つめ合って顔を近づけあって、あの写真のように。ミミはいたずらっぽく鼻をこつんとぶつけるムゼッタの登場。芝居上手でマルチェッロとの丁々発止に客大喜び私が町を歩くと…盛り上がるロドルフォはミミを後ろから抱いてかみてのムゼッタを見ている曲が終わる前から大拍手(これ日本公演でもお願いしますねムゼッタはマルチェロを後ろから抱いて胸をさわるマルチェッロはもうめろめろになっている(客笑ムゼッタは最終手段痛いわ!どこが?足よ!男どもがなだれ打ってスカートの下にダイビングする(大笑スカートをめくるマルチェッロは喜びの歌唱抱き合う2人。ロドルフォとミミはテーブルの上に立って歌っている。鼓笛隊がやってくる。一行はレシートを押しつけていなくなるしかしロドルフォとミミはまたテーブルに戻ってくる鼓笛隊が通過するその背後でロドルフォとミミは熱いキス!第2場了大大大喝采。続く
2010年10月29日
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Hideki Matayoshi, tenor 27 Oct. 2016 at the Nippori sunny hall, TokyoPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artist日本声楽家協会主催独演コンサート 第104回 又吉秀樹 (テノール)2016年10月27日(木)日暮里サニーホール コンサートサロン又吉秀樹 (テノール)牧口純子 (ピアノ)***又吉秀樹恐るべし!普通の枠には収まり切らないテノールだ。いつもビックリさせる。それだけは確かだ。しゃべっている方が歌うより何倍も長く、まきが入ったほどだ。会場には盟友、城宏憲も駆けつけた。2日前にオペラアリアを歌いまくったらしく、オペラアリアはいっさいなし。このキャラでこの美声に表現力。180度違うので本当信じられない。少年のような人。以前リサイタルを聴いた時も思った。同じだった。数年経ってもまったく変わっていない。驚くべきテノール(笑)とにかく声は最高のポテンシャル。不思議な愛すべき男。第1部詩人の恋1.Im wunderschoenen Monat Mai2.Aus meinen spriessen3.Die Rose, die Lilie, die Taube, die Sonne4.Wenn ich in deine Augen seh'5.Ich will meine Seele tauchen6Im Rhein, im heiligen Strome7Ich grolle nichtここ後半でマックス歌唱!8Und die Blumen, die kleinenすばらしい!声が甘く切なく裏返る。彼の特徴。ピョートル・ベチャワに似ている。またこれを聴けてうれしい。9Das ist ein Floeten und Geigenすばらしい!10Hoer ich das Liedchen klingen哀しい。ここで間をとる。11Ein liebt ein Maedchen明るく輝く声!12Am leuchtenden Sommermorgen一転、夢見るように。13Ich hab' im Traum geweinet悲しく。最後で声を張る。ここでも美しい裏声!14 im Traume優しく愛するように歌う。15Aus alten Maerchen 甘い声輝かしい声。16Die alten, boesen Lieder芝居がかって歌う。ピアノの後奏の響きを目を閉じて聴いている。第2部イタリア歌曲トスティ特集。沈黙を守っていた第1部から一転、トーク満載である。ポケットチーフの色が紺から赤にチェンジ。メモを元に記述。「楽譜を持ってきたのは説明のためです。今日は師匠が来ているから、『見て歌うんじゃねーぞ!』と脅されたんで。イタリア歌曲パートは歌詞カードを作らなかったので口で説明してから歌おうと。」本来の陽気さ全開で笑いをとる。舞台の前に出過ぎて照明当たってない(笑)喋る時はギリギリまで前に出てくる。1.Maliaすばらしい!やはりイタリア語が似合う。甘い声だ。2.Idealeイデアーレの説明毎回楽譜をそでに持って行くのは時間をとるので最前列の人に預けることにする(笑)トルナ・カーロ・イデアーレ帰って来ておくれ!「振られたばっかかな〜^ ^3.Non t'amo più !(もう愛していない)3曲め ノンターモピュの説明。これは完全に振られてます^_^ここでとっておきのギャグが炸裂!小池にはまってさあ大変!ドジョウ(土壌)が…会場大ウケ今のギャグ、1曲分ですからね。(^^)ノンターモピュ歌唱。すばらしい!軽妙なトークからスイッチが切り替わる。もうどっぷり。4.ピアノ・ソロトスティ「永遠にそして永遠に」5.Baciamiバーチャミーの説明。とてもいい曲なのにあんまり歌われていない。トスティ研究家としては、ぜひ紹介したい!と熱が入る。これは永く付き合っている関係です。^ - ^バーチャミー歌唱。甘い裏声がたまらない!6.Tosti : E morto Pulcinella!プルチネッラは死んだ。の説明。僕の好きな曲の中で上位に入るんで(説明を)よく聞いてくださいね。この曲はトスティが詩を書いてもらったのです。オペラの台本作家フェルディナンド・フォンターナに依頼して。フェルディナンド・フォンターナはプッチーニの「エドガール」なんかの台本を書いた人です。だから歌曲なのにオペラの要素があるんです。レチタティーヴォがプルチネッラはコンメディア・デッラルテの登場人物でピエロにあたる人です。したがって出てくるとわっと笑われるわけです。今日は悪い話です。プルチネッラは死にました。これでドッカーンと受けるわけです。だんだんまじめになって行く。なんで死んだのかという話になると恋をしていた。見事な作曲法で書かれているんです。2番は弱っているのが表現されている。(とピアノで表現させる)そしてふざけることができなくなってからの音楽。見事な説明に感心。Zitte! Zitte!Pulcinella è morto!プルチネッラは死んだ歌唱。まるで一人オペラだ。アンコール1Sonntag, Op. 47, No 3 - Johannes Brahmsブラームス 「日曜日」可愛い曲です。どんな曲かというと…(楽譜を見ながら小声でぶつぶつ歌い出す。日本語を思い出しているらしい)歌詞を解説、そして…歌唱終わってSehr wunderbar!とかけ声が。アンコール2ピアノソロRobert Schumann : Phantasiestuke op.12-2 "Aufschwung" シューマンの幻想小曲集作品12より「飛翔」すばらしい!ピアノはスタインウェイ。アンコール3日本語の歌曲落葉松(karamatsu)作詞:野上彰、作曲:小林秀雄これがすっごくいい話付きで演奏されたのですが、クライマックスであるハプニングが。そのおかげでアンコール4曲めが聴けることになったのです。(もちろん冗談なのですが)Encore 4Tosti - Good-byeトスティのロンドン時代に書かれた英語の歌。美しい曲でした。最高音はAs(A♭)Good-bye forever,Good-bye forever,と繰り返す部分のbyeのところ。見事に美しく決めました。終わって喝采に投げキッスを返す。なんてラブリーなんでしょう。ロミオの時を思い出した。お疲れ様でした。帰りに 城宏憲さんが又吉さんのCDを手売りしてました。なんていい人なんでしょうか!熱い友情でした。
2016年10月27日
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Photo:©Shevaibra, courtesy of the artistPhoto AlbumProject ANCORA+ vol.1 ANCORA特別企画 愛情物語 in Paris ~革命の時(いま)、パリで愛に燃え・・・~オペラ「アンドレア・シェニエ」より全4公演2020年 8月3日(月)・4日(火) 18:30開演(18:00開場)会場:春雨寺(東京都品川区北品川4-11-8 JR大崎駅夢さんばし口徒歩10分)2020年 8月8日(土) ①14:00開演(13:30開場) ②18:00開演(17:30開場)会場:小黒恵子童謡記念館(神奈川県川崎市高津区諏訪3-13-8 東急田園都市線二子新地駅東口徒歩11分)脚色・台本・演出 三浦安浩音楽監督 村上尊志音楽スタッフ 井向結演出助手・宣伝美術 鈴木麻由制作 大井祥子 斉藤紀子 坂部愛 三浦安浩8月3日のキャスト(公演はダブル・キャスト(シェニエはトリプル・キャスト))アンドレ・シェニエ:青柳素晴マグダレーヌ:川越塔子シャルル・ジェラール:飯田裕之パパ・ジェラール/マチュー/シュミット:大塚博章ベルシ:鈴木麻由修道院長/密偵:木越凌伯爵夫人/マデロン/イダ・レグレ:井上唯フレヴィル/ルシェ:山田大智フィオネッリ/フーキエ・タンヴィル:清水良一ジャン:岩田健志少年/マデロンの孫:野村京右少女:坂部愛娼婦/市民:飯塚奈穂 大井祥子市民:大島嘉仁全席指定 5,000円※新型コロナウィルス感染症拡大防止のために、チケットレスで販売します。また感染防止のため、ご入場者数に応じ、お席が変動致します。ご了承下さい。※本公演は、新型コロナウィルスの感染拡大防止対策を講じ、お客様に安心してオペラをご鑑賞いただける公演創りに努めて公演致します。***ついにANCORAも再始動。ANCORA版アンドレ・シェニエが今夜プレミエ。初演を迎えた。アンコウさんの言葉が身に染みた。「このコロナの時代 我々は何ができるのか?オペラをやるしかないんです。」「皆さん不安だと思います。不安な時代にひとときでもそれを忘れてもらうのが我々の役目。」「感染拡大を防ぐためあらゆる手を尽くしてお届けします。」「この先またオペラができるのか不安だった。こうして初日を迎えたのも皆さんがいるから。」コロナ拡大で日の目を見なかっANCORA版「西部の娘」 その前のホフマン物語では舞台が近未来に移動したが、今回は逆にタイムスリップしていく。歌唱はイタリア語だが役名はフランス語で劇中呼ばれる。オペラが描いていない部分まで日本語の芝居が展開されオペラだと唐突に時間が飛ぶのだが、この公演ではその間に起きたことが日本語で説明されるので理解ができるようになっている。裁判のシーンでは歌も日本語で飯田さんは歌っていた。主役三人が日本人離れしていて本当にすごかった!脇も達者な歌手が固めすばらしかった。アンドレア・シェニエを見れば見るほどいつも思うのは、この作品は実はカルロ・ジェラールが主役なのだ。そしてベルシ。今回飯田裕之という表現者として類稀なる天才が演じたことでその局面が明らかになった。彼がオペラの中で成長し人間カルロ・ジェラールとして変わっていく姿を間近で観察できて瞠目であった。シェニエは屈指の難役でスピントで歌う人が多いが、青柳さんはリリック・ドラマチックテノール、歌唱がとてもリリカルでよく伸び美しい!美声のシェニエは誠に格別である。圧倒的なパワーですごかった。マッダレーナの川越さんもパワフルで、ノーブルな美声ソプラノ。知的で表現力豊かですばらしい。マチューと牢番 ジェラール父を演じた大塚さん 何役もこなしたが全部違うキャラクターですごい。天が与えた低音の魅力、健在なり。ベルシの鈴木麻由さんが演技も歌もすばらしかった。清水さんのフーキエ・タンヴィル、すごい迫力だった。今回アンコウさんはオペラの中に存在しない役を創り出した。三人。そのうち一人は岩田さんが演じたジャン。岩田さんも超演技が上手いので物語を支えていた。フレヴィルとルーシェの山田さん、安定していて素晴らしかった。将来が楽しみ。***感染対策も万全を期している。道路から会場への案内も人が立っていて会場に誘導してくれる。会場に入る前に非接触式の検温器で検温。チケットレスで、事前に申し込んだ人しか入れない。受付では名前を言うとあらかじめ指定してある席の番号を教えられる。手指消毒を行い靴を脱いでスリッパで会場に入る。会場内は前方三列が入場できないようになっていて、前後左右は空席になるよう設定されている。公演は1幕と2幕の間、2幕と3幕の間に換気を行う。間もアンコウさんが独演してくれるのでまったく退屈しない。換気の間、楽屋では出演者が密集にならないようにか?客と接触しないような状態で広い場所に移動する。***アンコウ・ワールドまた2つの世界が交錯するパラレル・ワールド現代のこの状況とフランス革命後1794年のパリを結びつける。フランス国旗トリコロール実は青ではなく、藍色だったのだ!赤と藍色はフランス革命軍の色白はブルボン朝の白ユリインノセント 滅びゆく、革命の血の粛清の犠牲者。まだ詳しくは語れませんが色は今回大きなポイントです!羊。羊も貴族たちの遊びで羊飼いの歌を歌う部分が今回は…シャルル・ジェラールコワニー家の下僕ジェラールの家族憎悪でいっぱいで歌うジェラールアンドレの詩拾う父親ジェラールのお嬢様への思慕しかし彼には彼女に近づくことも許されない。もちろん気持ちを打ち明けることも。まだ着替えていないマッダレーナを叱責する母親ベルシはいつもマッダレーナの味方。ベルシは○○○の恋人。パーティーにやってくる人々フレヴィル聖職者そして超然たる詩人のアンドレ・シェニエ聖職者は第三階級に憂慮しているアンリ4世の像が破壊されたジェラールはひそかに喜ぶシェニエをからかうマッダレーナお嬢さんのからかいをいさめるアリアUn dì all'azzurro spazio旧体制アンシャンレジームに反発するシェニエUdite! Non conoscete amor,amor, divino dono, non lo schernir,del mondo anima e vita è l'Amor!暴徒に扉を開いたジェラールを叱責する伯爵夫人ジェラールは出ていくそして1789年革命が起きすべては変わったすべては変わったのだ。2020年のように。皆自分の生き方にとまどい、右往左往している1794年マチュー。ベルシ。探偵。ルーシェは当局に目をつけられている詩人を救おうとパスポートを持ってくる。しかし詩人は出国するつもりはない。ある手紙の主が気になっているからだ。ルーシェはそれは娼婦だと断言する。シェニエもあきらめかけている。ベルシはシェニエの所在をマッダレーナに教えに行く。探偵も感づく。ジェラールはジャコバン派の革命政府の大立者として出世している。ジェラールは行方不明になったコワニー家の令嬢を探偵に探させている。ベルシに言われて、マッダレーナがやってくる。彼だわ。アンドレ・シェニエ僕だ。君は?Non conoscete amor!君か!シェニエとマッダレーナの再会美しい二重唱Ora soave!Fino alla morte insiem!探偵に聞き、駆け付けたジェラールは嫉妬にかられシェニエと戦うが腕を負傷する。追手が迫ったシェニエを逃がす。群衆は怒り狂いジロンド党に死を!と叫ぶ第3幕マチュー誰も革命政府に寄付をしない盲目の老婆マデロンが孫を連れてくる。孫は兄や父やすべて死んでしまった家族を弔っているマデロンは最後に残った孫をも革命政府に差し出す。ジェラールはすぐに前線へ彼を送り込む。そこでニュースが飛び込んでくる。シェニエが逮捕されたというのだ。探偵は女がやってくるだろうとジェラールに告げる。ジェラールは憑かれたようにシェニエの告発状を書き出す。Nemico della Patria? 「祖国の敵」? È vecchia fiaba che beatamente 使い古されとるがancor la beve il popolo. 大衆に受けそうな言葉だ!Nato a Costantinopoli? Straniero! よそ者だな!Studiò a Saint Cyr? Soldato! そして「軍人」だな!Traditore! Di Dumouriez un complice! デュムリエの仲間だな!E poeta? Sovvertitor di cuori e di costumi! 詩人だって?人心を堕落させる野郎だ。机から離れて立つ。Un dì m'era di gioia 俺にも楽しい時はあった。passar fra gli odi e le vendette, (革命初期は)粛清の嵐の中でさえpuro, innocente e forte. 純粋で強い心がありGigante mi credea… 自分の強大な権力を実感していた。大きい身振り。Son sempre un servo! ところが俺はしょせん(以前と同様)召使に過ぎなかった。Ho mutato padrone. ご主人を取り換えただけさ。Un servo obbediente di violenta passione! 今のご主人は血に飢えたご主人様さ。Ah, peggio! 最悪だ。Uccido e tremo, 人殺しをして怖がっているe mentre uccido io piango! 殺しながら内心は泣いているのだ!涙をこらえる。Io della Redentrice figlio, 私は救世主の息子となってpel primo ho udito il grido suo pel mondo 最初に私は世論の叫びを聞いたed ho al suo il mio grido unito そしてそれを私の叫びとしたのだ。Or smarrita ho la fede nel sognato destino? ところが今俺は、夢見た理想の世界への信念を失い、迷走している。Com'era irradiato di gloria il mio cammino! 俺の歩んだ道は栄光に輝いていたのに!感極まった表情。La coscienza nei cuorridestar delle genti (革命家として扇動し)人々を覚醒させraccogliere le lagrime dei vinti e sofferenti, 虐げられていた人々は立ち上がったのだfare del mondo un Pantheon この世界を神々の神殿にしてgli uomini in dii mutare 人間を神に変えるのだe in un sol bacioe in un sol bacio e abbracciotutte le genti amor!(繰り返し) そこはキスと抱擁で人々が愛し合える世界なのだ!熱く情熱にとらわれて大声量で歌う。本当にすばらしい!なんという響きだ!しかしアリアを歌い終わった高揚はすぐに消えあふれる涙をこらえる表情。オレは…変わってしまった情欲の奴隷になってしまったあの女のせいなんだ…ジェラールのもとにシェニエを助けるためにマッダレーナが固い表情で乗り込んでくる。ジェラールはマッダレーナに迫る拒むマッダレーナを荒々しく押し倒すジェラール。マッダレーナはシェニエを救うためにとどまる。私を好きにしてくださいそんなにやつを愛してるのか?マッダレーナの絶唱La Mamma Morta顔を背けているジェラール次第に表情が変わってくるマッダレーナが絶望のまっただ中で生きろ!と生を選ぶように告げられたそのためにシェニエを探しているジェラールの顔は感動でしだいに震えてくるマッダレーナが歌い終わるとジェラールは真人間に変わっていた。憎しみは消え、すべての血の粛清へのこだわりが消えた。ジェラールはシェニエを救おうと決意する。革命法廷が開かれ、ルグレーが引き出され死刑を宣告されるそしてシェニエ僕は裏切り者ではない僕を死刑にするのか?告発状を取り下げるというジェラールジェラール、ここは例のピアニッシモ歌唱で歌ったか。しかしフーキエタンヴィルと民衆は許さない死刑!第4幕サン・ラザールの監獄シェニエCome un bel dì di maggioここでルーシェは出てこない。ジェラールがマッダレーナを連れてくる。ここからは見てのお楽しみです!生のオペラ体験がいつできなくなるか、わからない不安定な世の中。2月末にオペラを見て以来、生オペラは8月3日まで見ることができなかった。愛と希望をここに見出すことができました。本当に感謝です。
2020年08月03日
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20211月~2021年1月3日(日) 19:00NHKニューイヤーオペラコンサート(確定)2021年1月5日(火) 19:00サムソンとデリラBunkamuraオーチャードホール【振替日程】(確定)2021年1月8日緊急事態宣言 措置の実施期間令和3年1月8日~2月7日 実施区域 埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県2021年1月9日(土)藤原歌劇団フィガロの結婚テアトロジーリオショウワ【振替日程】(確定)2021年1月10日(日)14時半開演ドン・ジョヴァンニ府中の森芸術劇場ウィーンホール高橋洋介置き券(確定)2021年1月11日(月祝)19:00開演(18:45開場)テノールまみれのニューイヤーコンサートVOL.5〜年初めから モ〜たまらん 〜渋谷区文化総合センター 大和田 伝承ホール一般指定席 4,000円桟敷自由席 3,000円市川浩平、佐々木洋平、下村将太、高柳圭、持木悠、吉田連、渡辺大、川出康平(以上テノール)伊東佑樹(ヴァイオリン)野津真亮(チェロ)阿部拓也(ドラム)廣瀬充(ピアノ・編曲)(確定)2021年1月23日(土)14:00 NNTTトスカカッレガーリ東響イゾットンフランチェスコメーリダリオソラーリ(確定)2021年1月30日(土)東京文化会館大ホール藤原歌劇団公演 「ラ・ボエーム」(確定)(7)2021年2月2日(火)【緊急事態宣言3月7日まで延長】新型コロナウイルス感染症拡大防止のため。実施区域:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、岐阜県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、福岡県2月6日(土)椿姫内幸町ホール西本真子(確定)2月6日(土)20:00~(21:00終了予定)映画『マシュー・ボーン IN CINEMA/赤い靴』の日本公開記念マシュー・ボーンオンライントークイベント●ゲスト:マシュー・ボーン(振付家・演出家、ニュー・アドベンチャーズ主宰)モデレーター:友谷真実(ダンサー、振付家)●配信方法:ミモザフィルムズYouTube 公式チャンネルより無料ライブ配信※後日アーカイブ配信あり2021年2月7日(日)NBAバレエ団『シンデレラ』14:00開演(13:15開場)東京文化会館 大ホール(確定)2021年2月11日(木・祝)開場13:15開演14:00(終了予定時間15:30)オペラ『泣いた赤鬼』ルネこだいら大ホール指揮藤原規生演出・赤鬼山田大輔青鬼伊藤和広ナレーター山下由佳きこり大島嘉仁きこりの娘高橋広奈百姓浅原孝夫百姓の女房武部薫ピアニスト山田洋子打楽器大野美音【チケット指定席】一般2,000円【問合せ】アーツ・カンパニー042-346-9056mail music@arts-company.com作曲 松井和彦原作浜田廣介舞台監督渡辺重明照明ライティングアート装置オペラアーツ振興財団主催アーツ・カンパニー(確定)2021年2/11(木・祝)よりロードショー予定マシュー・ボーン IN CINEMA/赤い靴Matthew Bourne's the Red Shoes Bunkamuraオーチャードホール2021年2月13日(土)東京六人組(確定)2021年2月13日(土)赤い靴(確定)2021年2月14日(日)15:00開演(14:30開場)「ξれレヽレナ!バレンタインコンサート」六本木シンフォニーサロン【チケット】全自由席 3,000円※感染症対策に伴い限定20席【出演】大川 博 Bar.又吉 秀樹 Ten.吉田 連 Ten.天日 悠記子 Pf.※瀬尾くんはでません(確定)2021年2月19日(金) 18:00開場 19:00開演ロッシーニ男子府中の森芸術劇場 ウィーンホール全席指定 3,500円 /ライブ配信視聴券 2,000後藤春馬小林啓倫小堀勇介園田隆一郎 (ピアノ)(確定)2021年2月20日(土)東京二期会タンホイザー新制作アクセル・コーバー/キース・ウォーナー読響(確定)狩野賢一2021年2月21日(日)東京二期会タンホイザー新制作アクセル・コーバー/キース・ウォーナー読響(確定)二期会Getti2021年2月24日(水)14:30町田イタリア歌劇団森谷真理ソプラノコンサート(確定)柴田素光置き券2021年2月26日(金)昼12:10MUZAランチタイムコンサートミューザ川崎シンフォニーホール宮里直樹 (確定)2021年2月27日(土)18:00開演(開場17:30)オペラdeミルフィーユ第1回公演コジファントゥッテJCOM浦安音楽ホールコンサートホールフィオルデリージ月村萌華ドラベッラ高野百合絵フェルランド鷹野景輔グリエルモ澤地豪ドンアルフォンソ大山大輔デスピーナ高橋愛梨葉役山田健人加藤隼ロッフェルdeミルフィーユコンマス藤田亮コレペティ佐藤響斎藤美樹全自由3500円(確定)演出太田麻衣子置き券(12)2021年3月6日(土)14:00びわ湖ホールローエングリン沼尻竜典粟國淳京響妻屋秀和福井敬安藤赴美子森谷真理小森輝彦谷口睦美トゥルク (確定)2021年3月8日(月)18:30開演(17:30開場)クレッシェンテ「椿姫」ハイライト紀尾井ホール森谷真理(S)宮里直樹(T)今井俊輔(Br)多田聡子(p)磯辺万沙子問い合わせ先: ウドー音楽事務所:03-3402-5999チケット(全席指定) 6000円発売開始2021/2/13(土) 10:00~(確定)ぴあCloak2021年3月14日(日)14:00 NNTTワルキューレキルヒアンガーシリンスストリッドテオリン藤村実穂子(確定)2021年3月19日(金)ヘンゼルとグレーテルプラザウエストさくらホール高柳圭大島嘉仁(確定)2021年3月21日(日)緊急事態措置の実施期間:令和3年3月21日まで 緊急事態措置の実施区域:埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県2021年3月21日(日)14:00開演立川市民オペラ公演2020-2021「トゥーランドット」ハイライト&ガラコンサートチケット2/21(日)一般発売山口安紀子福井敬中畑有美子狩野賢一照屋博史持齋寛匡工藤翔陽市川宥一郎石川雄蔵(確定)2021/3/27 [土] 14:00開演(13:30開場)東京春祭 for Kids子どものためのワーグナー《パルジファル》三井住友銀行東館ライジング・スクエア1階 アース・ガーデン生配信(確定)2021年3月28日(日)16時開演(15時15分開場)約1時間 日生劇場×藤原歌劇団合同企画6月オペラ プレコンサート日本生命日比谷ビル7階大会議室迫田美帆相原里美岸浪愛学市川宥一郎園田隆一郎(指揮)(確定)3月31日(水)GRIDARE!〜I-mai Uepon(グリダーレ!イーマイ・ウエポン) 豊洲シビックセンターホール今井上本tw(確定)(8)2021/4/3 土 14:00開演東京春祭 for Kids子どものためのワーグナーパルジファル三井住友銀行東館ライジング・スクエア1階 アース・ガーデン(確定)2021年4月4日(日)14時開演ドン・ジョヴァンニ竹内利樹たましんRISURU小ホール(確定)2021/4/9金19:00開演東京文化会館 大ホールイタリア・オペラ・アカデミーリッカルド・ムーティによるマクベス作品解説生配信令和3年4月12日から令和3年5月11日までまん延防止等重点措置の実施期間東京都2021年4月18日(日)14:00NNTTルチアブラウンリー(確定)2021/4/21水18:30開演(17:30開場)リッカルド・ムーティ指揮マクベス演奏会形式東京文化会館 大ホールルカ・ミケレッティリッカルド・ザネッラートアナスタシア・バルトリ城 宏憲北原瑠美(確定)2021年4月24日(土)15:00マノンレスコー&ガラスコットホール上本訓久岩田健志遠藤紗千河野真有美保坂(確定)令和3年4月25日から令和3年5月31日まで 緊急事態宣言の実施区域 東京都、京都府、大阪府、兵庫県(5)2021年5月5日(水・祝)「石塚組」振替(6/17現在)2020/5/6→2020/8/13→2021年5月5日(水・祝)配信無観客配信に変更令和3年5月12日から令和3年5月31日まで 緊急事態宣言の実施区域 愛知県、福岡県2021年5月16日(日)14:00ワーグナー 「ニーベルングの指輪」ハイライト特別演奏会(演奏会形式~飯守泰次郎傘寿記念~東京文化会館 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団 飯守泰次郎ブリュンヒルデ:ダニエラ・ケーラージークフリート:シュテファン・グールドアルべリヒ、ヴォータン、グンター:トマス・コニエチュニーハーゲン:アルベルト・ペーゼンドルファー 他合唱:東京シティ・フィル・コーア(合唱指揮:藤丸崇浩)(確定)2021年5月19日(水)18:30終わりよければすべてよし(確定)2021年5月23日(日)14:00NNTTドン・カルロペルトゥージ高田智宏(確定)2021年5月29日(土)ソフィアザールデュオコンサート小幡淳平(確定)2021年5月30日(日)浦和フィル室内楽演奏会(確定)(5)2021年6月12日(土)開演14:00新国立劇場バレエ団「ライモンダ」木村優里ジャン井澤駿(確定)2021年6月13日(日)15:00開演府中の森オペラぺらぺらコンサートラ・ボエームオペラを知ってオペラを楽しむ府中の森芸術劇場ウィーンホール天羽明え種谷典子望月哲也大山大輔他ふちゅう予約センター042-333-9999(確定)2021年6月19日(土)14:00開演町田イタリア歌劇団ルチア安保1000円(確定)柴田様置き券2021年6月20日(日)まで緊急事態宣言4月25日から6月20日まで東京都2021年6月24日(木)19:00配信開始 NNTTカルメントーク カヴァー歌手出演【視聴方法】新国立劇場YouTubeチャンネル https://youtu.be/ryqiKRaAOSw 2021年6月25日(金)18:00「仮面舞踏会」inかなっくホール(東神奈川駅すぐ)小野弘晴tw(確定)小野さん2021年6月27日(日)町田イタリア歌劇団愛の妙薬(確定)柴田様置き券2021年6月29日(火)19時開演(18時開場)Vivid Opera Tokyo 第6回公演アルジェのイタリア女渋谷伝承ホール(渋谷区文化総合センター大和田内)指揮:谷本喜基ピアノ:天日悠記子演出:太田麻衣子日本語脚本:塙翔平イザベッラ:山下裕賀リンドーロ:竹内篤志ムスタファ:後藤春馬エルヴィーラ:鈴木麻由タッデオ:塙翔平ズルマ:井谷萌子アリー:寺田穣二アンサンブル:岸野裕貴・山本雄太・室岡大輝自由席一般 5,000円会員 4,000円(すべて電子チケット)(確定)(6)7月2日(金)18:15ファルスタッフ飯田裕之(確定)飯田様置き券2021年7月12日から8月22日緊急事態宣言東京都2021年7月16日(金)メリーウィドー神戸(確定)2021年7月18日(日)東京二期会ファルスタッフ新制作ド・ビリーロラン・ペリー東フィル今井俊輔(確定)2021年7月20日(火)19:00開演(18:30開場)大野和士のオペラ玉手箱マイスタージンガー江戸川区総合文化センター 大ホールイェンティンス近藤 圭今尾 滋伊藤 達人(確定)7月24日(土)椿姫杉並日本語上演新海(確定)2021年7月30日(金)19:15 開演新日本フィル636トパーズトリフォニー・シリーズすみだトリフォニーホール宮里直樹曲目変更(確定)2021年7月31日(土)開演14:00(開場13:30)グランベーネ歌劇団「ファウスト」小野弘晴(確定)(7)2021年8月7日(土) アドリアーナ・ルクヴルールかっぱ橋歌劇団たち亜里沙Arisa TACHI(確定)8月15日(日)荒川区民オペラ西本相山(確定)2021年8月22日(日)第19回東京音楽コンクール声楽部門2次予選東京文化会館小ホール(確定)2021年7月12日から8月22日緊急事態宣言東京都2021年8月28日(土) 17:00東京二期会ルル【延期の振替公演】(確定)森谷真理前川健生二期会Getti2021年8月29日(日) 第19回東京音楽コンクール声楽部門本選東京文化会館(確定)(5)2021年9月5日(日)開演14:00 (開場13:00)operanovella椿姫ハーモニーホール座間大ホール瀬山智博古川寛泰河原義TGSO田中絵里加宮里直樹今井俊輔梨谷桃子井出司仲田尋一岡野守医師加藤宏隆渡部史子加護友也水島正樹和下田大典(確定)2021年9月9日(木)東京文化会館 大ホール ≪東京二期会オペラ劇場『魔笛』リオネル・ブランギエ読売日本交響楽団市川(確定)2021年9月11日(土)藤原歌劇団公演共催新国立劇場東京二期会清教徒新制作新国立劇場オペラパレス 柴田真郁松本重孝光岡暁恵山本康寛東フィル(確定)2021年9月12日(日)藤原歌劇団公演共催新国立劇場東京二期会清教徒新制作新国立劇場オペラパレス 柴田真郁松本重孝佐藤美枝子澤さき東フィル(確定)令和3年7月12日から令和3年9月12日まで緊急事態宣言の実施期間東京都9/15(水)ストラヴィンスキー バレエ セレナーデ19:00 開演王子ホール(銀座)シンフォニアプラス シャンパン・コンサート No.51木澤譲バレエ団との再共演ストラヴィンスキーのバレエ弦楽のための協奏曲 ニ調交響曲第1番 変ホ調ミューズを率いるアポロ木澤譲バレエチケット¥5,500(確定)2021年9月18日(土)15:00開演(14:20開場)東京文化会館オペラBOX過去のハイライト版魔笛小堀勇介砂川涼子中江早希寺田功治種谷典子泣いた赤おに宮里直樹岡昭宏盛田麻央ヘングレ富岡明子鷲尾麻衣小堀勇介高橋洋介(確定)e+ファミマ2021年9月19日(日)15:00開演(14:20開場)東京文化会館オペラBOX過去のハイライト版椿姫清水理恵工藤和真清水勇磨トスカ上田純子宮里直樹岡昭宏カルメン向野由美子村上敏明高橋洋介(確定)e+ファミマ2021年9月25日(土)歌の大饗宴(確定)2021年9月26日(日)14:00Vollmond清水華澄リサイタル(確定)9月28日(火)19:00『冬の旅』白寿ホール大沼徹(確定)2021年9月30日(木)河野鉄平バス・リサイタルAn Evening with Bad Boys-(確定)2021年9月30日(木)まで7月12日~9月30日緊急事態宣言の実施期間東京都(11)2021年10月3日(日)14:00 開演お昼のコンサートin紀尾井ホール指揮北原 幸男ピアノ務川慧悟東京21世紀管弦楽団オールショパン・プロピアノ協奏曲第1番第2番S7000円A6000円7月1日発売(確定)2021年10月7日(木)18:30開演(17:50開場)ホールオペラ椿姫サントリーホール デムーロ ルチンスキー(確定)2021年10月9日(土)14:00NNTTチェネレントラバルベラ(確定)2021年10月10日(日)14:00開演(13:00開場)令和3年度第10回 立川オペラ愛好会 ガラコンサート「名歌手たちの夢の饗宴」笛田森谷宮里光岡(確定)2021年10月15日(金)18:45開場 19:15開演・配信オペラサロントナカイ 「わ」の会ワーグナー《ニュルンベルクのマイスタージンガー》ハイライト(ハイブリッド公演)(確定)2021年10月17日(日)11時~それいけ!クラシックふたりでできるもんコンサート新浦安tweet(確定)チケットレス2021年10月17日(日)16時宮里直樹SHINKA HALL(確定)10月23日(土) 14:00オデット米沢 唯ジークフリード福岡雄大(確定)2021/10/24(日)14:00 開演 ( 13:15 開場 )東響モツレクモーツァルトレクイエムミューザ川崎シンフォニーホール ジョナサンノットカタリーナコンラーディヴィープケレームクールマーティンミッタールッツナーソプラノ:三宅理恵メゾソプラノ:小泉詠子テノール:櫻田亮バスバリトン:ニール・デイヴィス新国立劇場合唱団問い合わせミューザ川崎シンフォニーホール(確定)2021年10月26日(火)17:00第90回日本音楽コンクール声楽部門本選会コンサートホール現田茂夫Cond東フィル(確定)2021年10月31日(日)19:00ヴィットリオ・グリゴーロテノールコンサート@サントリーホール(確定)(11)2021年11月7日(日)14時開演(13:15開場)埼玉フィル 第80回 定期演奏会さいたま市文化センター大ホール(確定)2021年11月12日(金)19:00開演(18:00開場)The MASTERPIECE ~CLASSIC meets ROCK~“(ザ マスターピース 〜クラシック ミーツ ロック〜)舞浜アンフィシアターヴィットリオ・グリゴーロ(Vittorio Grigolo)/清塚信也(Shinya kiyozuka)/秋川雅史(Masafumi Akikawa)(確定)2021年11月13日(土)14:00開演(予定)NISSAYOPERA2021カプレーティとモンテッキベッリーニイタリア語上演日生劇場鈴木恵里奈演出読響山下 裕賀佐藤 美枝子工藤 和真須藤 慎吾狩野 賢一(確定)2021年11月14日(日)14:30開演高橋宏典・小滝翔平デュオ・コンサートソフィアザールサロン(駒込)(確定)2021/11/18(木)開演19:00エフゲニー・キーシン 50周年記念プロジェクト 作曲家キーシン~その肖像サントリーホールブルーローズ小ホール(確定)2021年11月21日(日)14:00開演新国立劇場マイスタージンガー※抽選申し込み中?(確定)2021年11月26日(金)14:00日生劇場東京二期会こうもり川瀬賢太郎ホモキ東響(確定)2021年11月28日(日) 14:00開演新国立劇場マイスタージンガー(確定)2021/11/30(火)18:15 開場 19:00 開演HakujuHall~N響メンバーによる室内楽シリーズ~ N響チェンバー・ソロイスツ 第2回 日本初演! マーラー 交響曲 第10番 室内オーケストラ版(確定)2021/12/1(水) 19:00~2021/12/1(水) 21:00Vivid Opera Tokyo第7回公演『ドン・パスクワーレ』J:COM浦安音楽ホールハーモニーホールイタリア語歌唱日本語台詞抜粋公演指揮松村優吾ピアノ松岡なぎさ脚本/演出塙翔平ドン・パスクワーレ片山将司ノリーナ栗林瑛利子エルネスト小堀勇介マラテスタ寺田穣二公証人山田健人制作NPO法人Vivid Opera Tokyo(確定)2021年12月3日(金)第6回オペラ紅白~声魂真剣勝負サントリーホール笛田清水勇磨(確定)2021年12月5日(日)14:00新国立劇場蝶々夫人ルチアーノガンチルチアーノガンチ→村上公太(確定)2021年12月7日夜第2回リーダー・アーベント豊洲文化センターホール狩野賢一(確定)2021年12月9日(木)開場 17:15開演 18:00 CamerataProject(カメラータ・プロジェクト)オペラ《箱》文化庁「ARTS for the future!」支援事業空間創造 Oto 主催 -日本語上演・世界初演-サンパール荒川 大ホール作曲永井秀和台本/演出角直之指揮湯川紘惠Sop.渡辺智美 Mez.福間章子 Ten.堀越俊成 Bar.高田智士カメラータ・プロジェクト・オーケストラコンサートミストレス:山田香子チケット:¥3000-(確定)2021年12月18日(土) 13:30開演(13:00開場)オペラ・ガラコンサート〜令和に翔け!〜浜離宮朝日ホール岸浪愛学、工藤翔陽小林啓倫(確定)2021年12月19日(日) 12:00開場 14:00開演今井俊輔 Grand Maison ORENO大手町(確定)2021年12月20日(月)18:00開演17:20開場 プレトークあり(17:30予定)「わ」の会コンサート vol.7Herausforderung:挑戦 渋谷区文化総合センター大和田 伝承ホール全席自由¥4,500(確定)イベントペイ 2021年12月25日(土)三井不動産株式会社プレゼンツ第31回 育藝会コンサートカルメン(ハイライト)オペラシティリサイタルホールカルメン:鳥木弥生ミカエラ:種谷典子ドン・ホセ:城宏憲エスカミーリョ:後藤春馬エレクトーン:清水のりこ 演出:太田麻衣子(確定)2021年12月26日(日)13:00開演 町田イタリア歌劇団『La Bohèmeラ・ボエーム』町田市民フォーラム3Fホール 全席自由¥3000ロドルフォ堀越俊成ミミ 森澤かおりマルチェッロ大石洋史ムゼッタ宮川典子ショナール豊島雅弘コッリーネ小幡淳平横田圭亮柴田素光ピアノ土屋麻美演出 川島慶子舞台監督原田統指揮遠藤誠也町田イタリア歌劇団合唱部2021/12/28 (火) 19:00開演 [18:00開場]第九特別演奏会2021東京文化会館 大ホール一般発売日 2021年10月11日(月)東京シティ・フィル チケットサービス 03-5624-4002(月・水・金11:00〜15:00)指揮:高関 健(常任指揮者)ファゴット:大内 秀介ソプラノ:中江 早希メゾ・ソプラノ:相田 麻純テノール:宮里 直樹バリトン:大沼 徹合唱:調整中(確定)2021/12/29(水)15:00 開演(14:00 開場)ファンタスティック・ガラコンサート2021神奈川県民ホール大ホール指揮:三ツ橋敬子司会・バリトン:宮本益光ソプラノ:高橋維、伊藤晴テノール:村上公太バレエ:上野水香(東京バレエ団 プリンシパル)、厚地康雄(英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団 プリンシパル)、ブラウリオ・アルバレス(東京バレエ団 ソリスト)ヴァイオリン/首席ソロ・コンサートマスター:石田泰尚ピアノ:中島 剛神奈川フィル(確定)集計月総数オペラオペラコンサート形式オペラピアノ伴奏声楽コンサートバレエコンサート映画・演劇1月741020002月1220341113月831220004月53115月411116月6517月7528月51139月11424110月11261211月1053212月12237計983241733462鑑賞総数2021年 総数98 (前年比156% 一昨年比93%)2020年 総数632019年 総数105
2021年10月31日
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Best Opera 2021Outstanding Performance of the year -Soprano-<work in progress>Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist森谷真理(ソプラノ)ルル(東京二期会「ルル」)、エルザ(びわ湖ホール「ローエングリン」)、ヴィオレッタ(クレッシェンテ「椿姫」ハイライト)、リサイタル、立川ガラ「ヴェルディ「アイーダ」より♪勝ちて帰れ すばらしい!すごいパフォーマンスです。驚異のパワー!なんでしょうかね、この表現力?最後はピアニッシッシモ pppの魅惑です。彼女はマリア・カラスレヴェルの高みに達していると思います。表現力が深いしFach関係なく全てを演じられる万能型ソプラノです。」Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist小林厚子(ソプラノ)※2017年8月撮影 ジークリンデ(新国立劇場「ワルキューレ」)、エリザベッタ(新国立劇場「ドン・カルロ」)Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist高橋絵理(ソプラノ)※2014年11月撮影 アリーチェ(東京二期会「ファルスタッフ」)「アリーチェ高橋絵理さんもすばらしい!アリーチェはFachがスピント・ソプラノですが、彼女はまさにリリコ・スピント・ソプラノでパワフルで最高!」Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist伊藤晴(ソプラノ)※2017年5月撮影 ミミ(藤原歌劇団「ラ・ボエーム」)、ヴィオレッタ(東京文化会館オペラBOXスペシャルハイライト)「伊藤晴さんのヴィオレッタは藤原歌劇団の「椿姫」で拝見しているが、激情型ヴィオレッタというのか全身全霊を込めて歌っているところがとても清々しい。リリコ・スピントでパワーにあふれ、ヴィオレッタの哀しささえそこに包含されている。ヴィオレッタ歌い、とも言えるだろう。何か人生を賭している感じがそこにあるのだ。そこがDIVAである所以であり、DIVAである条件だろう。もちろんHigh Esもあり!」Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist光岡暁恵(ソプラノ)エルヴィラ(藤原歌劇団「清教徒」)「本日のエルヴィラ、光岡さんが神がかった歌唱。まさにDiva。一貫してクリアーでパワフル、高音も全て決めた。コロラトゥーラは光岡さん独自のスタイルで自由自在に操る。見事な至芸。最高のパフォーマンスでした。」Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist田崎尚美(ソプラノ)エリーザベト(東京二期会「タンホイザー」)、クンドリ(春祭ワーグナーfor Kids)Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist中江早希(ソプラノ)※写真右 2020年1月撮影 東京シティフィル第九Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist西本真子(ソプラノ)ヴィオレッタ(内幸町ホール「椿姫」)、マッダレーナ(荒川区民オペラガラコンサート)「西本真子さんのマッダレーナ すばらしすぎる!号泣です。すばらしい心揺さぶる歌唱のソプラノです。マッダレーナ ネッダはハマり役でした。」Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist種谷典子(ソプラノ)ムゼッタ(オペラぺらぺら「ラ・ボエーム」)、マノン(MUZAランチタイムコンサート)、ミカエラ(オペラシティ「カルメン」ハイライト)「ムゼッタの種谷さんがすばらしかった。持ち前の美貌に天性の演技力 お声は美しくどこまでも高音が伸びていく。最高のムゼッタだった。」Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist刈田享子(ソプラノ)アドリアーナ(かっぱ橋歌劇団「アドリアーナ・ルクヴルール 」)「題名役の刈田さん、町田イタリア歌劇団で聴いてきちんと全幕聴きたいと思っていたのです。すばらしいリリコ・スピント・ソプラノです。彼女の声を聴いていると訳もなく感動して涙が出てくる。まさにミショネがオペラの中で語っているが、オペラとはそういうことなのだ。」高橋維(ソプラノ)ヴァランシエンヌ(佐渡裕の「メリー・ウィドウ」)、ファンタスティック・ガラPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artist別府美沙子(ソプラノ)ヴィオレッタ(杉並区民オペラ「椿姫」)「題名役の別府さんコロラトゥーラソプラノというイメージを覆す強靭な声ですごい!特に第三幕はゾーンに入っていて鬼気迫るものがあった。1幕のHigh Esも完璧であった。」木下美穂子(ソプラノ)ロザリンデ(東京二期会「こうもり」)Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist中畑有美子(ソプラノ)アディーナ(町田イタリア歌劇団「愛の妙薬」ハイライト)リュー(立川市民オペラ「トゥーランドット」ハイライト&ガラ)「そしてリューの中畑さんもすばらしかったです。前半後半のアリアで客の心を鷲掴みです。前半アリアは超高音をクレッシェンドで聴かせるなどの技巧もうならせるものがありました。」Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist宮地江奈(ソプラノ)オペラ・ガラコンサート 令和に翔け!Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist栗林瑛利子(ソプラノ)ノリーナ(Vivid Opera Tokyo「ドン・パスクワーレ」)Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist冨平安希子(ソプラノ)※左から三番目(ソプラノ)歌の大饗宴竹多倫子(ソプラノ)エリーザベト(東京二期会「タンホイザー」Day 4)Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist吉田珠代(ソプラノ)エーファ(大野和士オペラ玉手箱「マイスタージンガー」解説、ガルバホール「マイスタージンガー」抜粋)Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist中村真紀(ソプラノ)イゾルデ(わの会)盛田麻央(ソプラノ)グレーテルPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artist全 詠玉 yong ok,chon(ソプラノ)歌の大饗宴、リーダーアーベントPhoto:©Shevaibra, courtesy of the artist迫田美帆(ソプラノ)コンテッサ(藤原歌劇団「フィガロの結婚」DAY2)Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist田中絵里加(ソプラノ)ヴィオレッタ(OPERA NOVELLA「椿姫」)「アルフレードは懐から札束を取り出し、ヴィオレッタの頭上に舞わせる ヴィオレッタはショックで気絶する …ヴィオレッタが気が付く 振り向くとそこにジェルモンの目が。「私だけが知っている あなたの苦しみを あなたの犠牲を しかし残酷なことだが黙っていなくてはいけない」 ジェルモンと目を見交わし合ってわかってくれている人がただ一人だけいることでヴィオレッタは耐え続ける。じっとアルフレードの侮辱に耐えていたのだ Alfredo, Alfredo, di questo core 涙が浮かんでくる ヴィオレッタすばらしい!」Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist小澤美咲紀(ソプラノ)ジルダ(所沢ミューズ『リゴレット』)Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist根本真澄(ソプラノ)ルチア(町田イタリア歌劇団「ランメルモールのルチア」ダイジェスト)「コロラトゥーラの技巧がすばらしい!ナタリー・デセイを彷彿とさせる、まさに鈴を振るような声。カバレッタの最後のHigh Dもとても長く伸ばし完璧。大拍手!」Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist相樂和子(ソプラノ)※写真中央 歌の大饗宴Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist中野瑠璃子(ソプラノ)アメ―リア(かなっくホール「仮面舞踏会」ハイライト)※まだまだ続く…!
2022年01月01日
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Photo: ©Shevaibra, courtesy of the artist赤木恭平 & 榎本智史『深淵なる重低音の世界』2023年6月17日(土)14:00開場 14:30開演ソフィアザール・サロン(駒込)出演:赤木恭平(バス)榎本智史(Pf)川上智子(さとこ)(ソプラノ)(司会進行)モーツァルト《魔笛》より「この聖なる殿堂では」モーツァルト《アダージョ ロ短調》KV540 🎹ヴォルフ《アルバムブラット》 🎹ヴォルフ《ミケランジェロの詩による3つの歌曲》ヴェルディ《ワルツ ヘ長調》🎹カゼッラ《悲しき子守唄》Op.14 🎹ヴェルディ《ドン・カルロ》より「ひとり寂しく眠ろう」ほか***東大出の長身バス、赤木さんのリサイタルに行きました。すっごいプロフォンドなバスです。声質としてはバッソプロフォンドなのでヴェルディのアリアやザラストロは良かったです。とにかく低く大声量でバッソカンタンテやリリック・バスではありません。レイリエやサルミネン、グロイスベックなどに感じ似ています。MCを務め、共演した川上智子さんは強い声のソプラノでリリコスピントでしょうか。クリスティン・ルイスのような感じです。ピアノの榎本さんもすばらしかったです。***第1部モーツァルトモーツァルト《フィガロの結婚》よりバルトロのアリア♪ああ、復讐とはモーツァルト《魔笛》より♪オシス、イシリスプロフォンドなので最低音もラクラク「この聖なる殿堂では」めっちゃプロフォンドでドイツ系のバスっぽいモーツァルト《アダージョ ロ短調》KV540 ピアノソロMC川上さんの解説。「ヴォルフは精神を病んで死んだ。《ミケランジェロの詩による3つの歌曲》には、自身の死を予期したかのように、死、絶望、救いが描かれている。」ヴォルフ《アルバムブラット》 ピアノソロヴォルフ《ミケランジェロの詩による3つの歌曲》Wolf: 3 Gedichte von Michelangelo これはルネ・パーペが日本公演で歌った曲集。1.Wohl denk ich oft an mein vergangnes Lebenわたしはしばしば思う2.Alles endet, was entstehtこの世に生をうけたものはすべて滅びる3.Fuehlt meine Seele das ersehnte Lichtわたしの魂は感じえようか?Daran sind, Herrin, deine Augen Schuld ピアノが劇的です!第2部ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」よりフェッランドのアリア♪卑しいロマの老婆が「シモン・ボッカネグラ」よりフィエスコのアリア♪哀れなる父の胸は これもすっごい難しい最低音への降下があるが見事。フィエスコの役に合っている声質です。ヴェルディ「海賊」より♪あの人は帰ってこない川上智子(ソプラノ) 技巧満載のとても難しいアリア。カタラーニ「ワリー」より「さようなら、ふるさとの家よ」Alfredo Catalani - Wally Ebben n' andro' lontana川上智子(ソプラノ) 有名アリア。川上智子さんはリリコ・スピントのような強靭な歌唱です。ヴェルディ《ワルツ ヘ長調》ピアノソロ ヴィスコンティの映画『山猫』で使われているそうです。『山猫』にはアリアを歌う士官のシーンとか出てきますものね。ヴェルディ「エルナーニ」よりシルヴァのアリア♪私は不幸な男だChe mai veggio...Infelice! e tuo credeviDe Silva's aria from the opera 'Ernani' 1st act von Giuseppe VerdiChe mai vegg'io! Nel penetral più sacrodi mia magione, presso a lei che sposaesser dovrà d'un Silva,due seduttori io scorgo?Entrate, olà, miei fidi cavalieri.Sia ognun testimon del disonore,dell'onta che si reca al suo signore.Infelice! E tuo credevisì bel giglio immacolato!Del tuo crine fra le nevipiomba invece il disonor.Ah! perché l'etade in senogiovin core m'ha serbato!Mi dovevan gli anni almenofar di gelo ancora il cor ...カゼッラ《悲しき子守唄》Op.14 ピアノソロヴェルディ《ドン・カルロ》より「ひとり寂しく眠ろう」 長大な曲Encoreヴェルディ「マクベス」よりバンコーのアリアMacbeth - Come dal ciel precipita▼今後の公演について赤木氏7月15,16日に埼玉県富士見市の公演「フィガロの結婚」のバルトロで出ます。川上氏8月12日に町田イタリア歌劇団のコンサートに出演する。榎本智史氏横須賀のカフェでミニコンサートしますお疲れ様でした。
2023年06月17日
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昨日(09/22)のアクセス数 3330アクセス(+1377) トータルのアクセス数6894153アクセス日記詳細昨日のアクセス数トータルのアクセス数2023年09月21日日本音楽コンクール声楽部門第1予選2023142016792023年09月13日ローマ歌劇場「椿姫」Day1737902023年09月09日藤原「二人のフォスカリ」276062015年08月31日日本音楽コンクール 声楽部門 第2次予選2273092023年09月10日アーリドラーテ「ルイザ・ミラー」226902022年09月08日日本音楽コンクール 声楽部門第2予選20221821732023年06月16日所沢オペラ「愛の妙薬」1810512023年07月26日第59回日伊声楽コンコルソ2023 本選1611512014年06月07日セルソのエドガルド@八王子144142022年09月02日日本音楽コンクール声楽部門 第1予選132608
2023年09月23日
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Kensho MAEKAWA Airi NAKANO Hiromichi KOBAYASHI Hao ZHONG Michiko TAKEDA Leonardo SINI Tatsuya HIGUCHI Kasumi SHIMIZU Ken-ichi KANOU Shigeru HATAKEYAMA Yui NANASAWAPhoto AlbumPhoto: ©Shevaibra, courtesy of Tokyo Nikikai Opera Foundation※主催者様のご厚意により、カーテンコールの撮影OKTokyo Nikikai Opera FoundationDON CARLO New Production Japan premiereOpera in five actsMusic by GIUSEPPE VERDIProduction of STAATSOPER STUTTGART, in cooperation with the Tokyo Nikikai Opera FoundationFrench language libretto by Joseph Méry and Camille du Locle,based on the dramatic play “DON CARLOS” by Friedrich SchillerItalian translation by Achille de LauzièresFRI. 13. 18:00, SAT. 14. 14:00 & SUN. 15. 14:00 October 2023at Tokyo Bunaka Kaikan (Japan)Playing time: about 4hours 20min.Conductor: Leonardo SINIStage Director: Lotte de BEERAssociate Stage Director: Carmen C.KRUSE Set & Costume Designer: Christof HETZERLighting Designer: Alex BROKChoreographer: Ran Arthur BRAUN東京二期会オペラ劇場ヴェルディ「ドン・カルロ」〈新制作〉オペラ全5幕(イタリア語5幕版)日本語および英語字幕付き原語(イタリア語)上演上演予定時間:約4時間20分(休憩含む)原作:フリードリヒ・フォン・シラー『ドン・カルロス』台本:フランソワ・ジョセフ・メリ、カミーユ・デュ・ロクルイタリア語訳:アキッレ・デ・ロージェール作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ《二期会創立70周年記念公演》シュトゥットガルト州立歌劇場との提携公演 2023年 10月15日(日) 14:00東京文化会館 大ホール(日本ツアー最終日)指揮: レオナルド・シーニ演出: ロッテ・デ・ベア演出補: カルメン・クルーゼ 舞台美術: クリストフ・ヘッツァー照明: アレックス・ブロック振付: ラン・アーサー・ブラウン 合唱指揮: 佐藤 宏演出助手: 太田麻衣子フィリッポII世 ジョン ハオドン・カルロ 樋口達哉ロドリーゴ 小林啓倫宗教裁判長 狩野賢一修道士 畠山 茂エリザベッタ 竹多倫子エボリ公女 清水華澄テバルド 中野亜維里レルマ伯爵&王室の布告者 前川健生天よりの声 七澤 結Woodcutter(Act 1)木こり solo:宮下嘉彦(バリトン) 6人の代議士(全日出演) 岸本 大 寺西一真 外崎広弥 宮城島 康 宮下嘉彦 目黒知史二期会合唱団東京フィルハーモニー交響楽団主催:公益財団法人東京二期会***東京二期会「ドン・カルロ」最終日若い力が結集して作り上げたパワー爆発の「ドン・カルロ」、胸熱でした!演出はもう笑うしかなかったけど、音楽が素晴らしかったので最後は納得でした。マエストロ・シーニは若いながらオペラ指揮者で歌手をじっくり歌わせたり速く歌わせたり自在にコントロールしていてすごかったです。歌手ではロドリーゴの小林啓倫さんが最高でした。もともとロドリーゴはおいしい役ですが、今回おいしすぎでしたwマエストロもたっぷり歌わせてました。またエボリの華澄さんが圧巻の演唱ですごかったです。このオペラのタイトルが「エボリ」でもおかしくないぐらい演出的にいじられてました。演出的にいじられたと言えば少年愛の変態聖職者役に読み替えられた狩野さんの宗教裁判長も読み替え度ハンパなかったです。お声は神々しいぐらいすばらしいのに…(°▽°)コンヴィチュニー直伝の全てパロって矮小化し人格否定する演出、本当にやめましょう。sexual assault, violence and murders, somewhat like the haunted house operaドン・カルロはスペクタクル・シーンもさることながら、6人の深いオトナな心理劇が根幹です。そこに向き合わないで茶化して終わるのは、演出家の教養のなさが知れるというもの。自分の世界に換骨奪胎して演出するのにはもっと深い器、時代観、美的センスが必要です。設定はスペインの20~30年後と言いながら、見た感じでは近未来感はゼロ。現状の紛争に明け暮れ難民を輩出する、中南米、あるいはアフリカ、あるいはレバント地方、あるいは東欧の、カトリック系軍事政権の某国を想定しているように見えました。全て現実世界に読み替えないと気がすまないのでしょうか。またこどもがおとなのまねして暴力的になるというのをテーマにしたいなら、あのシーンでそれやるのやめて~性的虐待や暴力描写はヨーロッパの歌劇場ではある意味フツーというかよくあるレベル。過激にしないとレジーの意味がないと勝手に思ってるのか知らんが…No More ミニ・コンヴィチュニー怒りの詳細リポート続く。***Don Carlo(Don Carlos)Fach:(※数種の資料を参照)Philip II Bass Fach : heavy bass / dramatic low bass / Dramatischer seriöser Bass / dramatic basso profondoDon Carlo Tenor Fach : spintoRodrigue Baritone Fach : lyric baritone / Kavalierbariton(Full lyric baritone) / baritono cantabileThe Grand Inquisitor Bass Fach : heavy bass / dramatic low bass / Dramatischer seriöser Bass / dramatic basso profondo / CharakterbassElisabeth Soprano Fach : spintoPrincess Eboli Mezzo-Soprano Fach : dramatic mezzoA Monk Voice Part : bassThe Count of Lerman Voice Part : tenorA Royal Herald Voice Part : tenorThibault SopranoA Voice from Heaven SopranoThe Countess of Aremberg : Silent***Act 1[This act was omitted in the 1883 revision]The Forest of Fontainebleau, France in winterA prelude and chorus of woodcutters and their wivesフォンテンブローの森の中で飢える木こりとその妻たち という原設定だが(その後の改訂版で削除されたシーンで演奏されるのは極めてレア。2013年のザルツブルク音楽祭の「ドン・カルロ」ではこのシーンがあった。)木こりの独唱がある。宮下嘉彦さん(バリトン)。美声の若手です。人々は、読み替えられていてどう見ても現代の難民?この国家では白い服装の上級国民とダークな暗い色調の服装の下級国民に分けられているこの時点でエリザベッタは敵対する国の人?の服装でテバルドと連れ立っている。どう見ても狩りをしている優雅な王室の人ではない。カルロはエリザベッタをはるばるフランスまで見に来た、という原設定だがこの読み替えは???カルロは極めて内向的でいわゆる「コミュ障」っぽい。原設定:狩人たちカルロのアリアIo la vidi, al suo sorriso- Romance, From 5-act version onlyRange:F#/Gb3 - B4 カルロの樋口さん、圧倒的パワーのスピント歌唱原設定:森で迷ったエリザベッタとテバルドはカルロに出会う読替版:壁の前でテバルドは銃をカルロにつきつける(テバルドは原設定では小姓で男の子だがこの設定では女性で、黙役のアレンベルク伯爵夫人の役を兼ねている)原設定:カルロは小枝を拾って火を点けてエリザベッタのために薪をする読替版:紙くずを木屑の上に置いているが火は点けてない。カルロは自分のスマホの自分の写真をエリザベッタに見せるあなたがカルロス王子様なの?二重唱の中のエリザベッタ独唱部分Di quale amor, di quanto ardor繊細でノーブルな歌唱、美声のリリコ・スピント・ソプラノ竹多さん。恋に落ちる二人…なのか?壁が開くと白い床入りのベッドがありさっそくことに及ぶ二人テバルドが来て結婚相手が変わりスペイン国王のフェリペ二世になったと告げるレルマ伯爵(前川さん)当惑するエリザベッタは両国の和平のため結婚を承諾する。武装した三人の男(黒尽くめ)?がエリザベッタに白い服を着せ、何重にもヴェールをかける第2幕読替版:サンジュスト修道院で修道士に土下座している子供たち 修道士は先代のカルロ5世のイメージですので土下座している兄弟姉妹は暴虐王フィリッポとその兄弟の過去の時代と思われるカルロはカルロ5世に土下座している子供たちと無理やり遊ばされる原設定:キリストの権威を借りて絶対王政を敷くフィリッポのハプスブルク朝スペイン。読替版:キリストの権威を借りて絶対王政を敷くフィリッポの21世紀半ばの軍国主義的独裁国家、スペイン。修道士カルロ壁が回って、階段の上にだらしなく寝そべる男、ロドリーゴ登場。ロドリーゴはガテン系の作業着を着ていて、ワイルドで精悍、声が大きくてがっはっは~系の開放的な性格 汚いリュックをかたわらに置いているお~カルロじゃねえか!おまいもフランドル行ってみオレ行ってきたからすげーことになってるしなんだあ?いじけて話してみそカルロ:僕が好きなのは…ロドリーゴ:はあ?カルロ:エリザベッタだおロドリーゴ:かあちゃん?まじすか。友情の二重唱Dio, che nell’alma infondere読替版:壁が回ってエリザベッタとフィリッポの結婚式二人の前に飛び出そうとするカルロを柔道の技でぶん投げて制止するロドリーゴ二人はくんずほぐれつ、大立ち回りの大喧嘩何やってるん…???目が点 (・_・)第2場修道院の庭ここは美しいセットでした大きな1本の樹木がありその木陰に集う女官たちテバルドが女の服装Cantiam!エボリのヴェールのアリアNei giardin del bello(Canzone del velo)D4 - A5 Nei giardin del bellosaracin ostelloAh! Tessete i veli,vaghe donzelle女性たちは顔に隈取のようなメイクをしている人が多く、顔だけ見れば中国の後宮?服装は洋装のドレス。エリザベッタが来るが女官たちはバカにして笑っているエリザベッタ:楽しそうねロドリーゴがさっそうと現れる汚い服のロドリーゴを女官たちは避けるロドリーゴはこれ見よがしに百合の紋章の付いた書簡を掲げる三重唱、すばらしい~!エボリChe mai si fa nel suol francese関心を示すエボリを巧みにエスコートするロドリーゴ。エリザッタ 褒美をとらせようロドリーゴ 他の方にお慈悲をエリザッタDitelo chi mai?ロドリーゴのアリアCarlo ch'è sol il nostro amore- RomanceC#/Db3 - F#/Gb4 ロドリーゴCarlo, ch’è sol il nostro amoreロドリーゴAh! Carlo del Re suo genitoreロドリーゴUn sol, un solo detto d’amoresparir il duolo farà dal corse tornerà, salvo sarà.se tornerà Carlo fia salvo.エリザベッタ会いますわ。カルロが来るがうじうじしている。ロドリーゴはカルロの後押しをし、二人が会話するのを見届けてから退出するカルロとエリザベッタIo vengo a domandargrazia alla mia ReginaIl ciel avaro un giorno sol mi diè,poi rapillo a me!Ah! perché mai parlar non sentonel vostro cor la pietà?エリザベッタIl dover, come un raggioal guardo mio brillòカルロIsabella, al tuo piè morir io vo’ d’amor.カルロは喪失感で気絶するエリザベッタの動揺カルロのうわ言Qual voce a me dal cielscende a parlar d’amor?Elisabetta! tu bell’adorataカルロO mio tesor! sei tu激昂するカルロSotto al mio piè si dischiuda la terraio t’amo Elisabettaエリザベッタそれなら父親を殺しに行きなさい!さあ行くのよ!カルロなんてことだ!走り去る王のお成りですフィリッポ登場フィリッポPerché sola è la Regina?お付きの女官、アレンブルゴ伯爵夫人(テバルド)をくびにするフィリッポ。エリザベッタへの当てつけだ。この演出では反逆者として処刑されちゃうのかな?と思わせる展開エリザベッタのアリアNon pianger, mia compagna - RomanceC4 - A#/Bb5 ritorna al suol natio,ti seguirà il mio cor,ah! ti seguirà, ti seguirà il mio cor!フランスへ帰りたいという思いを表現する。すばらしい!ここでエリザベッタは指輪を抜き取ってコンテッサ・アレンブルゴに渡していたような…フィリッポへの嫌がらせでしょうかエリザベッタ退場。ロドリーゴを呼び止めるフィリッポ。まて!フィリッポとロドリーゴの対決です。フィリッポは中央の白いテーブルについて座っているテーブルの上には白い箱がある(これは後にエリザベッタの宝石箱となる?)フィリッポ望みはないのかロドリーゴ法という盾があれば十分ですフィリッポ生意気さも許そう。non sempre!しかしいつもではないぞロドリーゴOve alla Spagna una spada bisogni私のためではなく…フィリッポ話すがよいロドリーゴはフランドルの窮状を訴えるロドリーゴAh! sia benedetto Iddio,che narrar lascia a mequesta cruda agoniaperché sia nota al Re.すばらしい!!最高です。フィリッポLa morte in questa manha un avvenir fecondoフィリッポスペインは平和ではないか同じようにフランドルにもロドリーゴOrrenda, orrenda pace!la pace è dei sepolcri!それは墓場の平和ですフィリッポは激怒し顔を近づけてにらみ合う二人しかし…ロドリーゴは屈しないロドリーゴdi voi l’istoria a dir:Ei fu Neron!後世、ネロと呼ばれてもいいんですかロドリーゴCome un Dio redentor,l’orbe inter rinnovate,v’ergete a vol sublime,sovra d’ogni’altro Re!Per voi si allieti il mondo!Date la libertà!すばらしい!!フィリッポ:お前もわしの立場になればわかるのだがな。聞かなかったことにしようお前を側近にしたいフィリッポは心の中をロドリーゴに打ち明ける。フィリッポsgraziato genitor!sposo più triste ancor!息子は、わしの大切な宝を奪ったのだ。(宝とは言うまでもなくエリザベッタの心です)フィリッポPossa cotanto dì la pace a me tornar!大審問官に用心するのだTi guarda!激しく言う。フィリッポの差し出す手に忠誠を誓う第3幕 バレエ音楽挿入音楽ヴィンクラー:プッシ―・ポルカこういう試みはすでにヨーロッパの劇場ではよくなされている次第に歪みを増していく違和感を与える音楽たいがいヨーロッパでは客が怒り出してBooingとBravoの応酬となるが日本ではシーン…ここでのシーンは演出家がもっとも主張したかった部分こどもたちが遊んでいるのだがその遊びとは火刑吊るされた人形に火を点けて遊ぶ怖ろしい…この後のシーンに火刑のシーンはなく読み替えられているのになんでここ火刑なん?という気もするが…第1部美しい王宮の庭…ではなく大きな壁(嘆息)壁の角の部分に立つカルロなぜか二人の女が左右から近づいてくるしもて側のエリザベッタは逃げ去るかみて側はエボリヴェールをとるエボリカルロ王妃じゃない!カルロNoi facemmo ambedue un sogno strano,in notte sì gentil tra il profumo dei fior.エボリ夢ですって!エボリは激怒し、カルロの秘密の恋の相手を悟ってしまうロドリーゴが上級国民の白い服装で現れる。髪もなでつけている。ロドリーゴが二人に割って入るエボリあたしを誰だと思ってるの?ロドリーゴとの押し問答、カルロの嘆きカルロSol Iddio indagar potrà,se questo cor colpa non ha.ロドリーゴはエボリを黙らせようとやめるんだロドリーゴここでも二人は格闘してたかな?刺しなさいよ、ほら!いい策を思いつきました。エボリTrema per te, falso figliuolo呪われた息子よ三重唱すばらしい!エボリは怒りに燃えて立ち去る重要書類を預けてください王の側近であるお前にか?お疑いなのですか?この私を?カルロIn te riposi ogni fidanza書類をロドリーゴに渡す…あったかな?友情の二重唱のメロディ2人は分かれる第3幕 第2場火刑の場ここは教会から王が出てくる場面で荘厳で最もスペクタルな場面だしかしこの演出では、教会前の火刑台ではなく牢獄である抵抗運動をした貴族が入っている牢獄看守がカンカンと鉄格子を叩く囚人たちが通路に並ぶ(民衆→)囚人が王を讃える聖職者たちの集団ロドリーゴ、エリザベッタ、エボリ、などが一堂に会している。ここで本来いないはずの宗教裁判長(大審問官)が出てくる。わかりやすい人物紹介。国王の布告者(=レルマ伯爵)が現れるテノールが国王の布告者とレルマ伯爵の二役兼ねるのはよくあることだがこの演出では同一人物として演じられる。テバルドとアレンブルゴも同一人物だし、大審問官がここで出てきてやらかすことといい、全体的に複雑な登場人物を戯画化しわかりやすくシュリンクした演出だということが次第にわかってくる。国王の布告者Schiusa or sia la porta del tempio!ここはアカペラ前川さんのリリックな美声が立ち上りすばらしいです。フィリッポが登場し権威を誇示するフィリッポNel posar sul mio capo la corona反逆には炎と剣による死が待っとるぞ宗教裁判長が神の恩恵を与え神の代理人である王に長い祝福のキス(the mouth-to-mouth kiss)を与えるえっ? ((( ;゚Д゚))ブレジネフのキスを思い出してしまう6人のフランドルの使者(プロテスター)を連れてくるカルロプロテスターとカルロは腕を組んで中央に陣取るそして寝そべって排除されまいとするよく公共のイベントで抗議行動をする活動家の行為を描写していますSire, Sire,no, l’ora estrema ancora non suonòフィリッポはにべもないA Dio voi foste infidiguardie, guardie, vadan lontan da meこいつらをなんとかしろ人々Ah! pietà, pietà, signorすばらしい重唱フィリッポは大審問官のキューを待っている。大審問官の指示でようやくフィリッポはプロテスターを逮捕するよう指示を出す6人の代議士(プロテスター)は逮捕連行されるカルロはフランドルを自分にくれと直訴するたわけめわしに刃向かう剣をお前に与えると思うのか?カルロの見せ場Sarò tuo salvator, popol fiammingo, io sol!ここの高音もばっちり出してました。ロドリーゴがまた捨て身のカルロを阻止しようと何度も体を張って止めようとするカルロは短剣を抜くロドリーゴが割って入る。ロドリーゴA me il ferro.カルロの驚きカルロは剣をロドリーゴに渡す。火刑のシーンが大胆に読み替えられています宗教裁判長が難民の少年に祝福のキス(Deep kiss)を与える。少年の頭に布をかぶせその頭にキスし、連行させる。天の声第4幕オケ演奏に続いてフィリッポの名アリアとなるシーンチェロの独奏フィリッポの寝室設定は執務室なので異なる演出かたわらに寝ているエボリは起き出してフィリッポの服をさぐっている なぜ?しかしフィリッポが起きるのでまた寝たふりをする宝石箱(白い箱)がベッドのかたわらに白い衣服とまとめて置かれているフィリッポのアリアElla giammai m’amò!F#/Gb2 - E4Ella giammai m’amò!amor per me non ha!エリザベッタをわしを愛していないil mio crin bianco il dì chequi di Francia venne.No, amor per me non ha,amor per me non ha!Il sonno, o Dio,sparì da’ miei occhi languenti.Dormirò sol nel manto mio regal,quando la mia giornata è giunta a seraわしが眠れるのは墓に入った時なのだろうSe il serto regal a me desse il poterdi leggere nei cor人の心を読み取る力を与えてくれたら…しかしそれは神だけの御業しかしこの名アリアを歌いながら、フィリッポはエボリに性的サービスを強要している。え~え~え~レルマ伯爵の声Il Grand’Inquisitor!大審問官が入ってくる。大審問官は盲目ではない設定です。エボリは大審問官と鉢合わせする。まずいところを見られたわけだが何もお咎めがないエボリは出ていく息子の処罰について相談するフィリッポ息子を極刑に処すことへのお墨付きをもらう他には?ないでは私が言おう反逆者ポーザを処刑しろフィリッポNo, giammai!嫌だ!大審問官それではお前が裁判に立つのか。お前はわしがしてきたことを台無しにするのか?フィリッポは突如頭上に吊るされた反逆者を見るあれは俺なのか…?フィリッポ仲直りしましょう大審問官Forse!さてな大審問官は出ていく。フィリッポDunque il trono piegar dovràsempre all’altare!エリザベッタが取り乱して駆け込んでくるGiustizia, giustizia, Sire!宝石箱が盗まれましたフィリッポそれはこれか?驚くエリザベッタフィリッポ:カルロの肖像画がお前の宝石箱の中に…私は王太子の婚約者でしたもの。私をお疑いになるのですか?フィリッポio lo giuro innanzi al ciel,il sangue verserò!わしを馬鹿にするなら血の報復が待ってるぞどうかお慈悲を浮気女への慈悲をか?エリザベッタは気を失う誰か!エボリとロドリーゴが駆け付ける重唱シーン全員が自らの心の内を語り全員違うことを考えているのにすばらしい重唱になっているというヴェルディの真骨頂のシーンしかし…演出が込み入っていますロドリーゴはフィリッポの身の回りの世話をする貴族の位で普通はありえませんが。フィリッポは潔癖症で常にジェルで手を消毒し黒い手袋をはめているフィリッポAh! sii maledetto, sospetto fataleエリザベッタが目覚め苦しみを歌うフィリッポとロドリーゴが退場する。エボリは裏切りを王妃に告白するカルロを愛していたですって?お許しくださいそして国王の誘惑に屈しました十字架を返して。いよいよ名アリアですエボリのアリアO don fatalB3 - B5エボリO don fatale, o don crudelエボリは???で自分の??を????Ti maledico, ti maledico, o mia beltà!パワー爆発すばらしい演唱です王の娼婦として扱われるさまを見ているだけに観衆はエボリに感情移入しているカルロの牢獄…といっても壁だけですが…ロドリーゴが来る名場面だらけのドン・カルロの中でも屈指の名シーンが来ました。ざわざわと心が浮き立ちますついにこの日が来たかと…!ロドリーゴのアリアPer me giunto - RomanceC3 - F4もうお会いすることはありません天国できっとお会いできるでしょうlagrimar così perché?No, fa cor, no, fa cor,どうしてお泣きになるのです気をしっかり持ってくださいl’estremo spiro lieto èa chi morrà per te.死ぬ最後の瞬間まで私は幸せですあなたのために死ぬのですから。すばらしい!大拍手銃声ロドリーゴは倒れるO Carlo, ascolta壁に寄りかかって上半身を支えて歌いますアリアIo morrò, ma lieto in core - RomanceE3 - F#/Gb4Ah! io morrò, ma lieto in core死んでいきますが私は幸せですスペインのための救世主をお救いできたのですから長大なアリアの後にまた長大なしかも超レガートで歌わなくてはならないアリア馬力がないと歌えません。すばらしいです!!!私のことを忘れないでくださいもうダメなようですカルロさま、さようならロドリーゴがこときれた直後にフィリッポがやってくるフィリッポは壁に寄りかかったまま死んでいるロドリーゴを邪険に押す倒れるロドリーゴの亡骸黙役の手下がロドリーゴを布で包んで引きずっていく(民衆→)難民?が(カルロを引き渡せと)迫る難民?の反乱エボリがカルロを連れて逃げるしかしそこに大審問官が彼の一言で皆ひざまずく民衆窮地を救われたフィリッポ。第5幕(サンジュスト修道院の回廊)エリザベッタいよいよ名アリアですTu che le vanità conoscesti del mondoA#/Bb3 - A#/Bb5すばらしい!!ここは壁がなくがらんとしたステージ何もない墓もなく、美も、神聖さも何もありませんカルロが来るが…エリザベッタとカルロの距離感も離れているしかし壁が現れその壁が動くとフィリッポと大審問官が軍隊を引き連れて待ち構えているところが…ここからは割愛やっぱコンヴィチュニーだわ…***Related links2009年9月08日スカラ座「ドン・カルロ」Day1 Part1 パーペ Teatro alla Scala Japan tour 2009 Index2010年11月 Don Carlo at the MET 2010 Furlanetto Keenlyside Alagna2011年6月10日 MET「ドンカルロ」東京公演初日 パーペ フヴォロストフスキー Part1 Part2 Part32013年7月 ザルツブルク音楽祭 カウフマンのドンカルロ サルミネン ハンプソン キャスト 感想2013年9月2日 新宿区民オペラ「ドン・カルロ」 狩野賢一 Part12014年2月20日 東京二期会ドン・カルロ Hao Zhong Part12014年11月30日 NNTTドン・カルロ2014 Day 2 SIWEK ESCOBAR WERBA FARNOCCHIA GANASSI TSUMAYA2016年10月 マリインスキー歌劇場「ドン・カルロ」 Furlanetto 2021年5月23日 新国立劇場ドン・カルロ TSUMAYA 高田智宏
2023年10月15日
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Photo:©Shevaibra, courtesy of NHK Symphony Orchestra, Tokyo #NHKSON響 定期公演 2023-2024シーズンCプログラム第2002回 定期公演 Cプログラム2024年1月19日(金) 開演 7:30pm [ 開場 6:30pm ]NHKホールリャードフ/交響詩「キキモラ」作品63プロコフィエフ(ソヒエフ編)/バレエ組曲「ロメオとジュリエット」指揮トゥガン・ソヒエフ Tugan Sokhievトップ奏者コンマス #郷古廉 2nd #大宮臨太郎 ビオラ #中村翔太郎 チェロ #藤森亮一 コントラバス #吉田秀フルート #竹山愛オーボエ #荒川文吉 クラリネット #松本健司 ファゴット #水谷上総 ホルン #今井仁志 トランペット #菊本和昭 トロンボーン #古賀光テューバ #池田幸広ティンパニ #植松透ハープ #早川りさこ 【開演前の室内楽】モソロフ/弦楽四重奏曲 第1番― 第3楽章、第4楽章6:45pmよりN響メンバーによる室内楽のミニコンサート(約15分)ヴァイオリン後藤 康ヴァイオリン横島礼理ヴィオラ中村翔太郎チェロ市 寛也***Photo:©Shevaibra, courtesy of NHK Symphony Orchestra, Tokyo #NHKSO大感動〜プロコのロミジュリはそれこそ40年前から楽譜を持っている(ピアノ譜だが)バレエのロミジュリも今まで死ぬほど見ているのでやっぱり、バレエシーンが浮かびまくりでした。ソヒエフ氏が今この音楽を演奏する意味を考えなくてはならない。***指揮者トゥガン・ソヒエフによる選曲順。〈モンタギュー家とキャピュレット家〉(組曲2–1)〈少女ジュリエット〉(組曲2–2)〈修道士ロレンス〉(組曲2–3)〈踊り〉(組曲2–4)〈ロメオとジュリエットの別れ〉(組曲2–5)〈朝の踊り〉(組曲3–2)〈アンティル諸島から来た娘たちの踊り〉〈朝の歌〉(組曲3–5)〈ジュリエットの墓の前のロメオ〉(組曲2–7)〈仮面〉(組曲1–5)〈タイボルトの死〉(組曲1–7)***以下は引用『ロメオとジュリエット』第1組曲 作品64bis1936年11月24日初演。1民衆の踊り2情景3マドリガル4メヌエット5仮面6ロメオとジュリエット7ティボルトの死『ロメオとジュリエット』第2組曲 作品64ter1937年4月15日初演。1モンターギュー家とキャピュレット家2少女ジュリエット3僧ローレンス4踊り5別れの前のロメオとジュリエット6百合の花を手にした娘たちの踊り7ジュリエットの墓の前のロメオ演奏時間約30分『ロメオとジュリエット』第3組曲 作品1011946年3月8日初演。1噴水の前のロメオ2朝の踊り3ジュリエット4乳母5朝の歌6ジュリエットの死※以上WikipediaよりPhoto:©Shevaibra, courtesy of NHK Symphony Orchestra, Tokyo #NHKSO***〈モンタギュー家とキャピュレット家〉(組曲2–1) 13世紀のヴェローナの街で対立する両家。ギベリン派とグェルフィ派の抗争。 わたくし的にロミジュリのダースベイダーのテーマと呼んでいる、貴族の踊りの音楽 キャピュレットの舞踏会で踊られる尊大な貴族の踊り。 最高の金管の重さが爆裂する。 〈少女ジュリエット〉(組曲2–2) 可憐なジュリエット〈修道士ロレンス〉(組曲2–3) 結婚式の場面 もう涙です!〈踊り〉(組曲2–4)〈ロメオとジュリエットの別れ〉(組曲2–5) バルコニーシーンの音楽のリプライズで二人が愛し合った後の別れ。ロミオが去った後、ジュリエットは死が近づくのを予見している。歩くテンポ。〈朝の踊り〉(組曲3–2)〈アンティル諸島から来た娘たちの踊り〉 ジュリエットが仮死状態で横たわる中、結婚を祝う娘たちの踊り〈朝の歌〉(組曲3–5) マンドリンダンスの部分かな〈ジュリエットの墓の前のロメオ〉(組曲2–7) 仮死状態のジュリエットと墓の中で踊るロミオ。絶望し、自害する。そこでジュリエットが目を覚まし、慟哭しロミオの後を追う。〈仮面〉(組曲1–5) 〈タイボルトの死〉(組曲1–7) 酔っぱらったティボルトが踊りを楽しんでいる民衆の中に乱入してくる。マキューシオはふざけてからかう。マキューシオはティボルトに殺される。ロミオが激昂し、ティボルトを殺す。ティボルトの断末魔の苦しみと、キャピュレット夫人の激しい慟哭。 いや~すごかったです。ヴァイオリンの演奏の速いことったら!Photo:©Shevaibra, courtesy of NHK Symphony Orchestra, Tokyo #NHKSO
2024年01月19日
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Photo: ©Shevaibra, courtesy of the artist市川 宥一郎 Baritone PASTこれまでの公演記録Upcoming Performances(これからの予定はこちら)Bio神奈川県出身藤原歌劇団団員。昭和音楽大学重唱講師男声ヴォーカルユニット「URANO」メンバー昭和音楽大学卒業、同大学大学院修了声楽を三浦克次、的場辰朗に師事。2014昭和音楽大学オペラ「夢遊病の娘」アレッスィオ2016イタリア声楽コンソルソ・ミラノ部門入選第1回かわさき新人声楽コンクール第3位昭和音楽大学オペラ「コジ・ファン・トゥッテ」グリエルモ2017昭和音楽大学オペラ「ドン・ジョヴァンニ」タイトルロール20182018年1月6日(土) 開演 14:00日本ロッシーニ協会演奏会2018「巨匠アルベルト・ゼッダに捧ぐ!」浜離宮朝日ホール天羽 明惠(ソプラノ)脇園 彩(メッゾソプラノ) 小堀 勇介(テノール) 中井 亮一(テノール) [助演]高橋 千夏(ソプラノ) 杉山 沙織(メッゾソプラノ) 工藤 翔陽(テノール)高橋 大(テノール) 市川 宥一郎(バリトン) 小野寺 光(バス) 田中 大揮(バス)昭和音楽大学オペラ「ファルスタッフ」フォード2018年5月6日(日)開演14:00昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワアルテリッカしんゆり(川崎・しんゆり芸術祭)ザ・しんゆり・ガラ・コンサート~昭和音楽大学アーティストによるコンチェルト&オペラアリア・重唱~フォード藤原歌劇団公演「ラ・チェネレントラ」ダンディーニ小澤征爾音楽塾公演「カルメン」エスカミーリョカヴァーキャスト12月サントリーホール「第3回オペラ歌手紅白対抗歌合戦〜声魂真剣勝負〜」20192019/2/10(日)14:00開演昭和音楽大学・大学院修士課程 修了オペラ公演「偽りの女庭師」場所: 昭和音楽大学「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」モーツァルト作曲「偽りの女庭師」全3幕 (抜粋)ピアノ伴奏による日本語字幕付サンドリーナ(1幕)吉見 真帆(2・3幕)馬場 裕子アルミンダ(全幕)川村 麻実セルペッタ(全幕)垣生 奈々保ラミーロ(1幕)北薗 彩佳 (助演)(2・3幕)小林 千紘ベルフィオーレ(全幕)比嘉 佑典ナルド(1幕)市川 宥一郎 (助演)ドン・アンキーゼ(全幕)松岡 幸太 (助演)藤原歌劇団公演「蝶々夫人」シャープレス20202020/2/9(日)17:00開演昭和音楽大学大学院修士課程 修了オペラ公演「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」V.ベッリーニ作曲 オペラ《カプレーティ家とモンテッキ家》 全2幕(抜粋)カペッリオ:市川宥一郎(助演)ジュリエッタ:Yufei Zhu(1幕前半)荒川茉捺(1幕後半)今牧香乃(2幕)ロメーオ:杉山沙織(前半)中田絵梨(後半)テバルド:藤原海考(テノール)(助演)ロレンツォ:田中大揮(助演)指揮:大勝秀也演出:岩田達宗ピアノ:酒井愛可 山下絢子指導教員:井ノ上了吏2020年8月16日藤原歌劇団カルメン2020 Day 2テアトロジーリオ・ショウワ総監督:折江 忠道指揮 鈴木 恵里奈演出 岩田 達宗8/16 のキャストカルメン 二瓶 純子ドン・ホセ 澤﨑 一了エスカミーリョ 市川 宥一郎20212021年3月28日(日)16時開演NISSAY OPERA日生劇場×藤原歌劇団合同企画6月オペラ プレコンサート日生劇場<オペラを知る>シリーズ『ラ・ボエーム』『蝶々夫人』合同企画日本生命日比谷ビル7階大会議室迫田美帆(ソプラノ)相原里美(ソプラノ)岸浪愛学(テノール)市川宥一郎(バリトン)園田隆一郎(指揮者)ピアノとお話 構成藤原歌劇団公演「ラ・ボエーム」ショナール2021年度第1回イブラ・グランド・アワード声楽部門入賞第57回日伊声楽コンコルソ2021第1位、及び歌曲賞2021年6月27日町田イタリア歌劇団特別公演オペラ「愛の妙薬」ハイライト町田市民フォーラム ホールアディーナ:中畑有美子ネモリーノ:岡坂弘毅ベルコーレ:市川宥一郎ドゥルカマーラ:小野寺光ジャンネッタ:伊藤名佳子村娘:水戸瞳ピアノ:小森美穂解説、村人:柴田素光20222022年1月24日(月)14:30開演町田イタリア歌劇団主催市川宥一郎バリトンコンサート町田市民フォーラム3階ホール市川宥一郎(バリトン)中畑有美子(ソプラノ)小森美穂(ピアノ)柴田素光(司会・解説・主宰)日本オペラ協会公演「源氏物語」朱雀帝2022年度川崎市アゼリア輝賞受賞20232023年7月2日(日)日本オペラ協会公演 日本オペラシリーズNo.85 木下順二 作/團伊玖磨 作曲「夕鶴」オペラ全1幕テアトロ・ジーリオ・ショウワ指揮:柴田 真郁 演出:岩田 達宗つう 砂川 涼子与ひょう 海道 弘昭運ず 市川 宥一郎惣ど 田中 大揮20242024/02/11(日)開演14:00(開場13:15)昭和音楽大学大学院 2023年度 修了オペラ公演チマローザ/オペラ《秘密の結婚》全2幕より抜粋(80分)昭和音楽大学 テアトロ・ジーリオ・ショウワ大学院 音楽研究科 修士課程 音楽芸術表現専攻(オペラ) 修了年次生 (2022年度生)《秘密の結婚》Il matrimonio segretoジェロニモ:後藤 春馬(助演) Geronimoエリゼッタ:中川 葵、馮 若晨 Elisettaカロリーナ:馮 蘭欽、礒村 萌結花 Carolinaフィダルマ:髙橋 未来子(助演) Fidalmaロビンソン伯爵:市川 宥一郎(助演) Conte Robinsonパオリーノ:西山 広大(助演) Paolino指揮:時任 康文演出:岩田 達宗ピアノ:高島 理佐、林 直樹、古瀬 安子 2024年5月19日(日) 14:00開演 / 13:30開場所沢オペラ主催公演 歌劇《ドン・ジョヴァンニ》所沢市まちづくりセンター中央公民館 ホール指揮 玉崎優人演出 三浦奈綾ドン・ジョヴァンニ 市川宥一郎レポレッロ 大河原拓也ドンナ・アンナ 天沼朝子ドン・オッタ―ヴィオ 原 優一 (Role debut)ドンナ・エルヴィーラ 小川寧音騎士長 益子 工ヅェルリーナ 米田七海マゼット 片沼 慎
2024年05月30日
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COSÌ FAN TUTTEPresented by Tokyo Nikikai Opera Foundation [New Production]Opera in two acts.Sung in the original language (Italian) with Japanese supertitles.Libretto by Lorenzo da PonteMusic by WOLFGANG AMADEUS MOZARTConductor Christian ARMINGStage Director & Costume Designer Laurent PELLYAssociate Stage Director Christian RÄTHSet Designer Chantal THOMASLighting Designer Joël ADAMAssociate Costume Designer Jean-Jacques DELMOTTEChorus Master Yoshinao KIHARAAssistant Stage Director Yasuhiro MIURAStage Manager Kensuke MURATATechnical Directors Kumi OHIRA, Kensuke MURATA≪東京二期会オペラ劇場≫ パリ・シャンゼリゼ劇場、カーン歌劇場、パシフィック・オペラ・ヴィクトリアとの共同制作モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』オペラ全2幕《新制作》2024年9月6日(金)(Bキャスト)新国立劇場オペラパレス指揮:クリスティアン・アルミンク演出・衣裳:ロラン・ペリーフィオルディリージ 吉田珠代ドラベッラ 小泉詠子フェランド 金山京介グリエルモ 小林啓倫デスピーナ 七澤 結ドン・アルフォンソ 黒田 博二期会合唱団新国立劇場合唱団藤原歌劇団合唱部新日本フィルハーモニー交響楽団演出補 クリスティアン・レート装置 シャンタル・トマ照明 ジョエル・アダン衣裳補 ジャン=ジャック・デルモット合唱指揮 キハラ良尚演出助手 三浦安浩舞台監督 村田健輔技術監督 大平久美 村田健輔主催:公益財団法人東京二期会***東京二期会コジ day2ローラン・ペリのスタイリッシュな舞台装置ではあるんだけど今回微妙だったかもレコーディングスタジオにしたのはいいけどオチがないよ!まさかあの○○落ちがオチなの?…という感想歌手はデスピーナ七澤さんが弾けてた職業はアシスタントディレクター汚しメイクがすごいお声はドンピシャスーブレットで軽く明るい声伸びる高音が心地よい。歌はアリアのヴァリエーションで楽譜にないHiCやBを出して気を吐いていた。デスピーナ役のソプラノ七澤結さん(2023年撮影)※今回の衣裳ではありませんPhoto: ©Shevaibra, courtesy of Tokyo Nikikai Opera Foundation and the artistそしてグリエルモの啓倫さんがすばらしいカヴァリエバリトンで出色だった。彼はドラマチックバリトンに近いカヴァリエで中低音域の声の密度半端ない。まるで濃いエスプレッソのよう。前半のアリアでヴァリエーションで楽譜にない高音(AかB)を出す。後半のアリアではヴァリで楽譜にない高音 FからのG を出すクライマックス終盤の怒りの重唱でもAかBレヴェルの高音にあげる。高音技巧合戦が繰り広げられたコジ。ドラベッラの小泉さんはリリックメゾで美声。パワーも充分、演技も良かった。フェッランドは八頭身テノールの金山さん彼はリリックテノールで美声。演技も上手い。超難役フィオルディリージはドラマチックソプラノの吉田さん。前半は奥で歌うことが多かったが後半は前で歌ったので良く聴こえてきた。新国立劇場は歌手には対応が難しい劇場で引っ込んで歌ったり横向いて歌ったりすると声が飛ばない場合がある。ドラマチックソプラノなので声質が小泉さんと被る。同様アルフォンソの黒田さんはドラマチックバリトンなので響きがグリエルモと被る。本来アルフォンソはバスバリが歌う。演出についてオペラ通の名古屋のオヤジさんとも話していたのだが、2011年夏のザルツブルク音楽祭のクラウス・グート演出の「影のない女」を思い出してしまった。最近のミュージカルでもレコーディングスタジオの話があるらしいただペリのこのセットは形を変えて歌手に迫って来て主張するセット。フィオルディリージのアリアでいつのまにか壁に迫られているというのもあった。ファルスタッフの時もそうだったけどセットがすごく手が込んでいて美術がすごくカラフルでスタイリッシュ、というのがペリの演出手法。えぐい頭でっかちの読み替えなどは行わないのが売りだったのになんで今回はレコーディングスタジオなんだ?思い付きだけで演出するとこうなるという見本。考えてもわからないし、すっごく考えさせるだけで結局オチがないのが、アンサンブルをじっくり聴く邪魔になるし、聴衆にはストレスになるということを認識してほしい。最後にもうちょっとひねりがあれば溜飲を下げられるのに。アンサンブルは男組はほぼ、アリアの場合も含め、二人で踊りながら歌ってることが多かった。思うにモーツァルトはこの会場には向いていない。もっとこじんまりとした劇場で聴きたい。また今回バルコニーだったので音が均等に聴こえなかったのかもしれない。衣裳について: 現代設定で普段着なのだが、男たちが別の男に変身した時、モーツァルトの時代18世紀後半の貴族の衣裳(全身黒)で出てくる。顔には滑稽な白粉、頭には貴族の白い鬘、その上にトルコ風の帽子フェズ(黒)をかぶっている。 (注:フェズは、頭頂部から房の垂れ下がった、つばのない円筒形の帽子。日本ではトルコ帽と呼ばれることが多い。19世紀から20世紀初頭にかけてオスマン帝国とその周辺地域で流行した。以上from Wikipedia) ここで明らかにタイムスリップというギャップを出そうとしているのか、もしくは当時の衣裳を衣裳さんに借りて着てきたのか?明確には示されない。女たちがこれで2幕後に衣装が18世紀のものになるとか、もしくはデスピーナが最後にADからDになり、パリッとした衣装になるとかもっとひねりが欲しかった。***Così fan tutte by Wolfgang Amadeus Mozart Libretto : Lorenzo da PonteFACHFiordiligi : soprano Fach : dramatic coloratura Aria: Come scoglio - No. 14 from Act I, Scene III Per pietà - No. 25, Rondo from Act II, Scene 2Dorabella : mezzo-soprano|soprano Fach : lyric mezzo Aria: Smanie implacabili - No. 11 from Act I, Scene III É amore un ladroncello - No. 28 from Act II, Scene IIIDespina: soprano Fach : soubrette Aria: In uomini, in soldati - No. 12 from Act I, Scene III Una donna a quindici anni - No. 19 from Act II, Scene IFerrando : tenor Fach : tenor leggiero Aria: Un aura amorosa - No. 17 from Act I, Scene III Range : D3 to A5 Ah lo veggio - No. 24 from Act II, Scene II Range : F3 to A#/Bb5 Tradito, schernito - No. 27, Cavatina from Act II, Scene II Range : F3 to G#/Ab4Guglielmo : baritone Fach : lyric baritone Aria: Non siate ritrosi - No. 15 from Act I, Scene III Rivolgete a lui lo sguardo - No. 15a from Act I, Scene III Range : G2 to F#/Gb4. This aria was actually replaced Donne mie, le fate a tanti - No.26 from Act II, Range : B3 to E4Don Alfonso bass Fach : lyric bass|buffo basss Aria: Vorrei dir, e cor non ho - No. 5 from Act I, Scene II Range : D#/Eb3 to D#/Eb4 Tutti accusan le donne - No. 30 from Act II, Scene III Range : C3 to E4***真っ暗闇の中、スタジオに着いたが、暗いので訝る女性二人(オペラ歌手)ここの会話が日本語なのがとても残念だった。アドリブもイタリア語でやってほしかった。序曲突如明かりがつき、彼女らは遅刻だったようですぐにレコーディング前の声出しが始まる。しもてがわにテノール、かみてがわにバリトンが座っていて真ん中の席は空席だが、休憩場所のソファで新聞を読んでいるアルフォンソの席なのである。三人はジャケット姿の普段着。上のサブ、上手側にはミキサーがあり技術さんが座っている。しもて側はプロデューサーか?下にはアシスタントが何人かいてマイクの位置を移動したりおおわらわ。デスピーナもその中にいて瀕死寸前の勤務状況であることがうかがえる。目にはでっかい隈があり、顔は黒く汚れ、髪の毛はすべて逆立って、雰囲気も殺気立っている。ノーメイクに見えるメイクをしている。衣装も暗い色。テノールはユーモラスな顔をして顔の筋肉をリラックスさせている(のか?)バリトンは急にトイレに行きたくなって出ていくあわてて戻ってくる。序曲が終わると、レコーディング開始だ。La mia Dorabella Capace non èADに促されて渋々マイクに前の席に着くアルフォンソアルフォンソはもう大御所?ベテラン?の歌手なので二人の若手のように緊張したり一生懸命発声練習したりしない。軽やかな三重唱レチタティーヴォE' la fede delle femmine Come l'araba feniceLa fenice è Dorabella!賭けをした三人(というレコーディング場面)Una bella serenata第2場ソプラノとメゾ・ソプラノは、お互い自分の恋人を自慢している。(というレコーディング場面)二重唱Ah, guarda, sorellaSe questo mio coreMai cangia desio第3場アルフォンソ残念なお知らせですまさか!アルフォンソ:Morti.死んだええ!.. non son…わけではないですが別れを告げにやってくる二人Sento, oddio, che questo piedeここは通常のカット姉妹やフェッランドのアジリタ小太鼓の連打合唱たちBella vita militar!Addio.二人が出征し?フィオルディリージ ドラベッラ アルフォンソの三重唱Soave sia il ventoアルフォンソの独白**デスピーナが2つの紙コップのココアを持って登場味見しちゃおう!そこに泣きながら二人がドラベッラのアリアSmanie implacabili何があったんです?恋人が戦場に行ってしまったのよ男は二人だけじゃないですよDivertirci?デスピーナのアリア男に誠実さを期待するなんてDi pasta simileSon tutti quanti**第10場アルフォンソデスピーナを引き入れようと画策デスピーナはスタジオの中にある消音室?のようなハープのケース?のような形の箱に籠って隠れている(ADには休憩場が必要だ)デスピネッタ!年寄りには用ないわ金貨→紙幣をちらつかせる。そうきたら話は別アルバニア人を入れていいか?変装した二人がやってくる六重唱Alla bella Despinettaあの二人と気づかないデスピーナ姉妹が入ってくる変装した二人が悲しむ姉妹の前に現れる。ここから現実とオペラの世界がごっちゃになり始める怒る姉妹にほくそえむ男たちInnocente è questo corアルフォンソが男たちは知人だったのか、という芝居合わせるんだ!Amico Don Alfonso!しつこく求愛する男たちについに激怒するフィオルディリージNr. 14フィオルディリージのアリアCome scoglio immoto resta音程の高低差が激しく、レガートにコロラトゥーラと鬼のように難しいアリアグリエルモが茶化すように歌うアリアNon siate ritrosi, Occhietti vezzosiRange : D3 to E4前述のように、ヴァリエーションで楽譜にない高音(AかB)を出す。姉妹は逃げ出すAh, che dal ridere勝利を確信する二人まだだNr.17フェッランドのアリアUn'aura amorosaウナウラーモローザ三人は去る***Nr.18 Ah, che tutta in un momento今度は偽の毒薬を飲んで姉妹を篭絡しようとする。デスピーナが医者に化けて登場長い杖の先に光る石のようなものを装着する。寝ていた二人は電気ショックのようなもの?を与えられる。介抱する姉妹は安堵する。目を覚ました二人はキスをせがむ。図々しいと怒り出すフィオルディリージフェッランドのアジリタフィオルディリージはドラベッラを連れて出て行く第2幕ここも導入部が1幕と同じで暗闇の中入ってきて日本語でしゃべっている女性二人。デスピーナが軽やかに歌う。Nr.19デスピーナのアリアUna donna a quindici anniすばらしい!Nr.20その気になった姉妹の二重唱Prenderò quel brunettino合唱つきデュエットSecondate, aurette amiche合唱たちと男達二人の重唱と合唱美しい!いよいよその気になり無口になる4人。フィオルディリージがフェッランドを誘い出て行く。残されたグリエルモとドラベッラPerché batte qui?グリエルモはまんまとフェッランドの肖像画の入ったロケットを奪う。甘い二重唱Che nuovi diletti,Che dolce penar!一方フィオルディリージとフェッランドBarbara! Perché fuggi?つれないフィオルディリージ僕を見てため息をつくのですねNr.24のフェッランドのアリア、”Ah, lo veggio”は通常のカットで、Nr.25フィオルディリージのロンドPer pietà, ben mio, perdonaフィオルディリージに壁が迫ってくる。フィオルディリージの心を奪えなかったフェッランド はグリエルモに首尾を問う。僕はドラベッラを疑っちゃいないけど…グリエルモ:ちょっとは疑った方がいいかも…グリエルモが慰めのアリアを歌う。グリエルモのアリア:Donne mie, la fate a tantiRange : B3 to E4 前述のように、アリアではヴァリで楽譜にない高音 FからのG を出すHanno certo un gran perché事実を知り怒りに火がつくフェッランドここで通常はカットされることもあるフェッランドのアリアNr.27フェッランドのカヴァティーナTradito, schernito僕を裏切った不実な彼女の心を僕はまだ愛しているのだ…燃えるように激しく複雑な思いを歌う。アルフォンソもくるグリエルモ俺の方がいい男だからしょうがないって。デスピーナとドラベッラNr. 28ドラベッラのアリアÈ amore un ladroncello一方揺れているフィオルディリージデスピーナに服を持ってくるよう命じるデスピーナはあきれているが衣装のかかったラックから彼のジャケットを持って来るNr.29 二重唱Fra gli amplessi in pochi istantiじっとうかがっていたフェッランドEd intanto di doloreMeschinello io mi morròフェッランドがフィオルディリージにとどめを刺そうと誘惑します。すばらしい!二重唱。この剣で僕を殺してくださいIncomincia a vacillar!Il tuo cor, o la mia morteVolgi a me pietoso il ciglioIdol mio, più non tardarGiusto ciel!Fa' di me quel che ti par貞操の鑑、フィオルディリージはついに全面降伏Abbracciamci, o caro benesospirar!純潔の鑑であったフィオルディリージの変心にグリエルモは心穏やかでいられません。フェッランドまあしょうがないよ、俺の方がいい男だから。さっきのお返しです。アルフォンソRipetetel con me: «Così fan tutte!»コジファントゥッテご唱和くださいコジファントゥッテどうやって女たちに復讐する?アルフォンソ結婚するんだ!満足?Contentissimi満足だとも!このあたりの会話は黒幕が下りた前で行われ、場面転換が行われる幕が上がると奥に奈落に続く階段があり、手前に二つに分かれる仕様の雛壇がセットされている雛壇に合唱が座る雛壇は女声と男声を載せたまま、左右に分かれる合唱部分が終わると合唱団は退出させられ。デスピーナFate presto, o cari amici,公証人が登場。グリエルモだけ納得できない四重唱そこに軍艦の帰還の音楽が顔色が変わる姉妹。男達を隠れさせる。元の服に着替えてフェッランドとグリエルモが登場。隠れているデスピーナを追い出す。言い逃れのうまいデスピーナ。この結婚の宣誓書はなんだ!姉妹たちは困って謝る。アルバニアの男達を探しにいく二人。フェッランドはアルバニアの男の帽子をかぶって戻ってくる。グリエルモは奪ったロケットを見せる。ここで騙されていたことにようやく気づく姉妹。元の鞘に戻って(?)大団円Fortunato l'uom che prendeOgni cosa pel buon versoのはずが怒りの姉妹は○○を○○する。暗転***Related links:2008年10月27日 ウィーン国立歌劇場「コシ・ファン・トゥッテ」 Muti フリットリ2016年12月11日 東響コジ 驚くべき名演!2017年02月25日 新国立劇場研修所コジ・ファン・トゥッテDay 22018年10月21日 国立音楽大学院オペ コジ・ファン・トゥッテ Day 22018年11月10日 菅尾友演出コジ・ファン・トゥッテ Day 12021年02月27日 オペラdeミルフィーユ コジファントゥッテ2024年03月23日 小澤音楽塾コジ・ファン・トゥッテ2024年06月30日 仰天!パワフルすぎるw検見川のコジ***
2024年09月06日
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20242024年9月~10月 2024年10月2日(水)17:45開場/18:30開演 (21:00終演予定)第9回 クオーレ・ド・オペラ 2024公演ヴェルディ作曲 《リゴレット》オペラ全3幕/原語上演(イタリア語)/日本語字幕付横浜市市民文化会館 関内ホール(大ホール)全席指定 一般チケット ¥7,000 U25チケット ¥1,000指揮 澤村杏太朗演出 江頭隼リゴレット 上江隼人ジルダ 相原里美マントヴァ公爵 宮里直樹スパラフチーレ 杉尾真吾マッダレーナ 片岡美里マルッロ 寺西一真ボルサ 東原佑弥チェプラーノ伯爵 和田央モンテローネ伯爵 小仁所良一ジョヴァンナ 一條翠葉チェプラーノ伯爵夫人・小姓 田口綾弓クオーレ・ド・オペラ アンサンブル・ソリスティ磯﨑康陽/井戸遼太郎/岩鶴優太/釜屋琳太郎/下牧寛典/正木剛徳/倍田大生/山本将生クオーレ・ド・オペラアンサンブルPf 大貫瑞季 / Cl 福井萌 / Vc 三谷野絵ドラマトゥルク 高田和文字幕制作 江頭 隼編曲 藤川大晃公演監督 藪西正道音楽監督 西野薫後援】横浜市にぎわいスポーツ文化局/横浜商工会議所/イタリア政府観光局/イタリア文化会館/公益財団法人日伊協会協賛】出光興産株式会社/上野トランステック株式会社/中西商会株式会社協力】東京弁護士会 法友会・文化活動委員会/法曹親和会主催】一般社団法人クオーレ・ド・オペラ制作】ケイ・アーツ・オフィス有限会社チケット取り扱い・チケットぴあ一般社団法人クオーレ・ド・オペラメール:opera@cuoredopera.comTEL:080-9561-7451FAX:047-322-1155クオーレ・ド・オペラ公式サイトhttp://www.cuoredopera.com2024年10月3日(木)18:302024年10月6日(日)14:002024年10月9日(水)14:00 2024年10月12日(土)14:002024年10月14日(月・祝)13:002024/2025シーズンヴィンチェンツォ・ベッリーニ夢遊病の女<新制作>La Sonnambula / Vincenzo Bellini全2幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉主催:公益財団法人新国立劇場運営財団、独立行政法人日本芸術文化振興会、文化庁制作:新国立劇場予定上演時間約3時間(休憩含む)会 場新国立劇場 オペラパレス指 揮マウリツィオ・ベニーニ演 出バルバラ・リュックロドルフォ伯爵】妻屋秀和テレーザ】谷口睦美アミーナ】クラウディア・ムスキオエルヴィーノ】アントニーノ・シラグーザリーザ】伊藤 晴アレッシオ】近藤 圭公証人】渡辺正親新国立劇場合唱団東フィル2024/10/3(木) 18:30 ~ 20:30土屋優子ソプラノ・リサイタル 武蔵野音楽大学ブラームスホール2024年10月5日(土) 13:30開場、14:00開演PASSIONE事務局主催オペラ『椿姫』ハイライト公演、ヴィオレッタ役、朝霞市民会館ゆめぱれす指揮:神尾昇演出:舘亜里沙全席自由、一般3,000円、ペア券5,000円、学生1,000円刈田 享子 8年ぶりのヴィオレッタエレクトーン2台の伴奏10月5日(土)14時開演藤原歌劇団入団お披露目コンサートイイノホール3,000円神田沙央理2024年10月5日(土)14:00開演ウィリアム・マッテウッツィ 声楽公開レッスン2024年度国際マスタークラス会場:国立音楽大学講堂小ホール 交通アクセス講師:ウィリアム・マッテウッツィ氏料金:無料主催:国立音楽大学お問合せ先:国立音楽大学演奏芸術センター 042-535-95352024年10月5日(土)・6日(日) 14:00開演(13:15開場)第70回 藝大オペラ定期公演「フィガロの結婚」 会場 東京藝術大学奏楽堂(大学構内)フィガロ:佐藤克彦(5日のみ)全席指定S席 6,000円 バルコニー席 5,000円チケット取り扱いヴォートル・チケットセンターチケットぴあ東京文化会館チケットサービスイープラス(e+)東京芸術大学生活協同組合(店頭販売のみ)TEL:03-3828-5669 2024年10月6日(日)14:15開場 15:00開演セントラル愛知交響楽団 オペラハイライトシリーズVol.2 ヴェルディ「椿姫」愛知県芸術劇場 コンサートホール指揮/角田鋼亮(音楽監督) 構成・演出/宮本益光 ヴィオレッタ/種谷典子 アルフレード/村上公太 ジェルモン/甲斐栄次郎前半は名作オペラをハイライトで上演。後半はオペラアリアオペラハイライト ヴェルディ「椿姫」(原語上演・衣装・照明・字幕付)オペラアリア曲種谷典子 プッチーニ:歌劇「ラ・ボエーム」より“ムゼッタのワルツ” 村上公太 ヴェルディ:歌劇「リゴレット」より“女心の歌” 甲斐栄次郎 ヴェルディ:歌劇「ドン・カルロ」より “ロドリーゴの死”プラチナ席7,000円 S席6,000円 A席5,000円 B席4,000円 C席3,000円 U25各席半額 ※U25は公演当日25歳以下対象、入場時要証明書/未就学児入場不可主催・問合せ:セントラル愛知交響楽団:052-581-3851後援:愛知県教育委員会、名古屋市教育委員会特別協賛:ダイドー株式会社10月10日18時半開演コンコルディア・プレゼンツオペラ『リゴレット』ハイライト公演 原語上演(日本語字幕付)練馬文化センター小ホール出演リゴレット:井出壮志朗マントヴァ公爵:西山詩苑ジルダ:福士紗希マッダレーナ:栗田真帆スパラフチーレ:北川辰彦ピアノ:清水綾演出・字幕・映像他:北川辰彦全席自由5,000円(学生券有り)Musica Promenade 第19回演奏会2024年10月12日(土)14:00開演 入場無料たましんRISURUホール 大ホール指揮:瓦田尚ビゼー/歌劇「カルメン」よりカルメン:山下未紗ドン・ホセ:前川健生ミカエラ:山﨑陶子ショスタコーヴィチ/交響曲第5番2024年10月12日(土)午後3時 開演(午後2時30分 開場)シャローネシンガーズ−歌い継ぎたい名曲−2021年の高崎音楽祭でデビューした男女混声ユニット 今後のオペラ界を背負う若手歌手たちオペラや日本の名曲の数々 会場 高崎芸術劇場 音楽ホール出演 福永一博(指揮)、水野彰子(ピアノ)、シャローネシンガーズチケット 3,000円(全席指定)高崎芸術劇場チケットセンター高崎芸術劇場メンバーズ(Web)高崎市文化施設ローソンチケット (Lコード:76309)チケットぴあ (Pコード:274-858)お問合せ 高崎音楽祭事務局 TEL: 027-322-9195合唱:シャローネシンガーズソプラノ:小玉友里花、髙橋美咲、中嶋彩香、七澤結、松原みなみアルト:上久保沙耶、実川裕紀、野間愛テノール:河野泰佑、西山詩苑、沼田臣矢、山中志月バス:片倉旭、須田龍乃、田中雅史2024年10月12日(土) 17:30開演/17:00開場声楽専攻 大学院オペラ W.A.モーツァルト「フィガロの結婚」東京音楽大学100周年記念ホール(池袋キャンパス)入場無料指 揮 :田代 俊文演 出 :粟國 淳管弦楽 : アマデウス・チェンバー・オーケストラ(学生有志)チェンバロ:湯浅 加奈子合 唱 :コーロ・アマデウス(学生有志)アルマヴィーヴァ伯爵/大久保 惇史(助演)伯爵夫人/新海 実咲(院2年) 、白石 若菜(院1年)、森田 みのり(院2年)フィガロ/杉浦 隆大(助演)スザンナ/中村 里咲(院2年)、桑田 夏音(院2年)ケルビーノ/平野 桃花(院2年)、西川 ゆゆ(院1年)マルチェリーナ/森河 和音(院1年)バルトロ/松中 哲平(助演)ドン・バジリオ/松本 遊(院2年)ドン・クルツィオ/立道 侑也(院1年)アントニオ/志村 文彦(教員)バルバリーナ/大島 帆乃佳(院2年)花娘Ⅰ・Ⅱ/石原 ひまり(院1年)、垣内 梨沙 (院1年)音楽指導釜洞 祐子、横山 恵子、志村 文彦、佐野 成宏、木下 美穂子原語指導エルマンノ・アリエンティ音楽スタッフコレペティトール:服部 容子ピアノ:服部 容子、湯浅 加奈子、田邊 紗世プログラムW.A.モーツァルト「フィガロの結婚」〈全幕(抜粋)/原語上演〉字幕付き会場案内東京音楽大学100周年記念ホール(池袋キャンパス)東京都豊島区南池袋3丁目4-5JR/「池袋駅」東口または「目白駅」より徒歩約15分私鉄/西武池袋線・東武東上線「池袋駅」より徒歩約15分地下鉄/丸ノ内線・有楽町線「池袋駅」より徒歩約15分 副都心線「雑司が谷駅」1番出口より徒歩約5分都電/都電荒川線「鬼子母神前」より徒歩約5分詳しくは本学ホームページ(https://www.tokyo-ondai.ac.jp/about/access)を問い合わせ声楽助手:seigaku.assistant@gmail.com2024年10月13日(日)13時30分開演(13時開場)日本橋オペラ2024★Nihonbashi OPERA〜日本初演シリーズ5〜歌劇「レオノーレ」全3幕(1805年初稿)日本初演ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン作曲管楽六重奏+ピアノ伴奏(新編曲)ドイツ語歌唱・日本語字幕付銀座ブロッサム(中央会館大ホール)主催:日本橋オペラ研究会演出・公演監督/福田祥子指揮/佐々木 修ピアノ/シュテファン・メラー (友情出演)レオノーレ/福田祥子フロレスタン/村上敏明ロッコ/ジョン・ハオドン・ピツァロ/寺田功治ドン・フェルナンド/川ノ上聡マルツェリーネ/森井美貴ヤキーノ/金山京介囚人1/佐保祐弥囚人2/服部聖人2024年10月13日(日)14時半開演水戸瞳、松井 永太郎ジョイントコンサートソフィアザールサロン駒込2024/10/13(日)14:00開演(13:30開場)《愛の妙薬》日本語訳詞上演高津市民館 大ホール[JR武蔵溝ノ口駅 徒歩2分]「ノクティ2」12階【チケット】全席自由一般:4,000円アディーナ:原芽衣ネモリーノ:石川雄蔵2024年10月14日(月曜祝日)14時開演(13時半開場)02Vコンサート vol.1〜憧れた男達〜加賀町ホール大川博(バリトン)澤崎一了(テノール)千葉祐輔(テノール)照屋博史(バリトン)野村光洋(バリトン)大園麻衣子(ピアノ)チケット:全席自由6,000円2024年10月14日 月曜日・祝日14:00開演(13:30開場)三河市民オペラ 2023年公演『アンドレア・シェニエ』の感動と興奮を再び、ガラ・コンサート場所:ライフポートとよはし コンサートホール小林 厚子(こばやし あつこ/ソプラノ)森谷 真理(もりや まり/ソプラノ)山下 裕賀(やました ひろが/メゾソプラノ)笛田 博昭(ふえだ ひろあき/テノール)今井 俊輔(いまい しゅんすけ/バリトン)上江 隼人(かみえ はやと/バリトン)小埜寺 美樹(おのでら みき/ピアノ)園田 隆一郎(そのだ りゅういちろう/監修)全席指定:6,000円チケットカルミア2F ギフトマーケット サービスセンター(受付時間10:00~20:00)チケットぴあhttp://t.pia.jp(Pコード:267-206)2024年10月14日月祝14時開演に長瀬 千賀子 18時開演に飯塚 奈穂なお企画「蝶々夫人」ハイライト春雨ホール 大崎駅徒歩10分演出 三浦 安浩指揮 小﨑 雅弘ピアノ 松浦 朋子14時開演に長瀬 千賀子18時開演に飯塚 奈穂蝶々夫人ピンカートン 所谷 直生スズキ 池田 香織シャープレス 福山 出ゴロー 野村 京右ケイト 吉村 恵ドローレ 璃来衣裳 坂井田 操ヘアメイク 濱野 由美子舞台監督 三浦 奈綾演出助手 中山 美和撮影 大竹 孝治制作補佐 堀 桐子▪️一般7,000円▪️小中学4,000円▪️応援チケット3,000円(当日行けないけど、当日も聴いてさらに応援したいと思ってくださる方へ、後日公演記録ダイジェスト版をお送りさせていただきます)チケット oyako.de.concert2017@gmail.com10/17 11:30 新国立劇場オペラストゥディオランチタイムコンサート2024年10月17日(木) 18:30開演 (18:00 開場)(藤原)団会員企画シリーズ オペラ・コンチェルタンテ「魔笛」演奏会形式(ドイツ語上演・字幕付き)会場渋谷区文化総合センター大和田 さくらホール全席自由:¥4,800日本オペラ振興会チケットセンター03-6721-0874平日 10:00 〜 18:00W.A.モーツァルト作曲「魔笛」全2幕 演奏会形式上演(ドイツ語上演・字幕付き)指揮:大勝 秀也 演技指導アドヴァイザー:馬場 紀碧ザラストロ:東原 貞彦 タミーノ:原 優一パミーナ:鈴木 璃紗 夜の女王:福田 亜香音パパゲーノ:飯塚 学 パパゲーナ:浅田 眞理子モノスタトス:島﨑 昭之助 弁者:片沼 慎侍女1:渡部 史子/侍女2:萩原 紫以佳/侍女3:湯澤 里帆童子1:江田 真姫子/童子2:小原 明実/童子3:進 美沙子武士1:平尾 啓/武士2:田村 智仁郎合唱】ソプラノ:折原 睦実/栁澤 乃々佳/山田 真里アルト :中原 沙織/長澤 みゆき/渡辺 愛理テノール:新後閑 大介/平尾 啓バス :片沼 慎/田村 智仁郎ピアノ:稲葉 和歌子フルート:梅澤 敦子グロッケン:多羅尾 睦恵主催 公益財団法人日本オペラ振興会企画 藤原歌劇団・日本オペラ協会 団会員委員会10月18日(金)10:30~11:00/11:15~11:45東京文化会館主催「まちなかコンサート~芸術の秋、音楽さんぽ~」東京文化会館 キャノピー(西洋美術館側入口前)※雨天中止今井実希(ソプラノ)花房英里子(メゾソプラノ)前川健生(テノール)古野七央佳(ピアノ)2024年10月18日(金)開場13:30/開演14:00CONCERTO DEI BARITONI Vol.15 〜Ripartenza con noi〜 川村章仁・今井俊輔 二人のバリトンコンサート Vol.15 〜再始動〜 会場:音楽の友ホール東京都新宿区神楽坂6丁目30https://www.ontomo-hall.ongakunotomo.co.jp/access/出演:川村章仁(バリトン)/今井俊輔(バリトン)/濱野基行(ピアノ)チケット(全席指定/税込):前売り 6,000円、当日 6,500円※6歳未満(未就学児童)の方のご入場はお断りさせて頂きます。/ 6歳以上チケット必要。Tokyo Opera Days 2024 今井俊輔&七澤結 西洋美術館特別ディナーコンサート国立西洋美術館 CAFÉ すいれん2024年10月18日(金) 18:0010月19日(土)14:00「二期会新進声楽家コンサート」二期会オペラ研修所 第67期マスタークラス修了・成績優秀者による東京文化会館 小ホール2024年10月19日(土)/20(日)14:00開演国立音楽大学 大学院オペラ2024 モーツァルト歌劇《偽の女庭師》K.196 全3幕 イタリア語原語上演(日本語字幕付)会場:国立音楽大学講堂大ホールSS席:4,000円/S席:3,000円(学生1,500円)/A席:2,000円(学生1,000円)(全席指定)主催:国立音楽大学特別協賛:カンロ株式会社お問合せ先:国立音楽大学演奏芸術センター Tel.042-535-9535指揮:小林資典 演出:中村敬一キャスト:大学院修士課程在学生 他管弦楽:国立音楽大学オーケストラ10月19日(土)17:0010月20日(日)17:00時空間絵巻(R) オペラ『カルメン』東京文化会館 キャノピー 特設ステージ(西洋美術館側入口前)山下牧子(カルメン)谷原めぐみ(ミカエラ)与儀巧(ドン・ホセ)小林由樹(エスカミーリョ10月19日(土)19:00アジアン・オペラ・デイ~日韓オペラ歌手の共演」東京文化会館 小ホール川越未晴(ソプラノ)、Kiup Lee(テノール)、安部まりあ(ピアノ)全席自由 一般4,000円、学生2,000円10月20日(日)14:30東京二期会オペラ劇場 ベートーヴェン『フィデリオ』2020年公演映像上映東京文化会館 小ホール全席自由 1,000円 →ご予約(Gettii)*深作健太演出 *日本語字幕および英語字幕付2024年10月20日(日)19:00深作健太トーク&コンサート」東京文化会館 小ホール深作健太(演出家・映画監督)、中江万柚子(ソプラノ)、斉木健詞(バス)、木下志寿子(ピアノ)全席自由 一般4,000円、学生2,000円 →ご予約(Gettii)*本イベントチケットで『フィデリオ』公演映像上映(10/20・14:30~)もご覧いただけます10月22日(火)14:15/16:15「国立西洋美術館前庭コンサート」国立西洋美術館前庭杉山由紀(メゾソプラノ)、澤原行正(テノール)、吉田貴至(ピアノ)共催:国立西洋美術館観覧無料※前日または当日の天候によって中止になる場合がございます2024年10月23日(水)10:30「アレホ・ペレス指揮マスタークラス」東京文化会館 小ホール■アレホ・ペレス指揮マスタークラスピアノPiano:巨瀬励起オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』より「裏切られ、あざけられても」指揮:中城 良 フェランド:河野大樹オペラ『影のない女』より「バラクの妻のモノローグ」指揮:小山祥太郎 バラクの妻:土屋優子※赤字は追記聴講無料(要予約) →ご予約(teket)2024年10月24日(木)/25日(金)/26日(土)/27日(日) ≪東京二期会オペラ劇場≫ボン歌劇場との共同制作リヒャルト・シュトラウス『影のない女』オペラ全3幕《新制作》※2022年2月上演予定から延期東京文化会館 大ホール指揮:アレホ・ペレス/演出:ペーター・コンヴィチュニー東京交響楽団10.24(木)10.26(土) 10.25(金)10.27(日)皇帝 伊藤達人 樋口達哉皇后 冨平安希子 渡邊仁美乳母 藤井麻美 橋爪ゆかDer Geisterbote伝令使 友清 崇 (全日出演)高田智士 (全日出演)若い男の声 高柳 圭 下村将太鷹の声 宮地江奈 種谷典子バラク 大沼 徹 清水勇磨バラクの妻 板波利加 田崎尚美バラクの兄弟 児玉和弘 岸浪愛学岩田健志 的場正剛河野鉄平 狩野賢一 二期会合唱団一般発売 2024年4月20日(土)~2024年10月24日(木)17:00~第93回日本音楽コンクール声楽部門(歌曲)本選(出場順、敬称略)会場:東京オペラシティ コンサートホール(1) 新堂 由暁(テノール)G.フォーレ:1.出会い/2.ずっと/3.さようなら〈ある日の詩より〉H.ヴォルフ:癒えたものが希望に寄する/恋人に〈メーリケ歌曲集より〉F.シューベルト:魔王(2) 竹田 舞音(ソプラノ)別宮貞雄:さくら横ちょうW.リーム:すべては沈黙し虚しい〈赤より〉E.グリーグ:挨拶 作品48-1E.グリーグ:いつの日かわが想いは 作品48-2E.グリーグ:ばらの時に 作品48-5E.グリーグ:夢 作品48-6(3) 田中 雅史(バリトン)團伊玖磨:朝明〈五つの断章より〉E.コルンゴルト:セレナーデ 作品9-3J.ブラームス:五月の夜 作品43-2E.W.コルンゴルト:夜にさすらう者 作品9-2G.マーラー:少年鼓手〈子供の不思議な角笛より〉― 休憩 ―(4) 櫻井 愛子(ソプラノ)R.シュトラウス:脈打つ心 作品29-2 J.ハウアー:ヒュペリオンの運命の歌 作品6-2R.シュトラウス:さざめけ、愛らしいミルテよ 作品68-3W.リーム:鮮紅山田耕筰:からたちの花(5) 寺島 弘城(テノール)山田耕筰:城ヶ島の雨H.ヴォルフ:コウノトリの知らせH.ヴォルフ:祈りH.ヴォルフ:火の騎士H.ヴォルフ:海の男の別れチケット:全席指定A席 3,500円、B席2,500円*チケットぴあ(Pコード:268-901)、東京オペラシティチケットセンター(Tel.03-5353-9999)にて販売中2024/10/25(金) 19:00 開演 ( 18:30 開場 )五島記念文化賞オペラ新人賞研修帰国記念 中嶋俊晴カウンターテナーリサイタル会場:王子ホール チケット: 4,500円(全席指定)中嶋俊晴 カウンターテナー 寺神戸亮 バロックヴァイオリン 秋葉美佳 バロックヴァイオリン大内山薫 バロックヴァイオリン原田陽 バロックヴィオラ懸田貴嗣 バロックチェロ西澤誠治 コントラバス永谷陽子 バロックファゴット上尾直毅 チェンバロ、オルガン[プログラム]作者不詳: Ay Trista vida corporal ああ、この御身の悲しき命A. ストラデッラ: Crocifissione e morte di Nostro Signore Gesù Christo 我らの主イエス・キリストの十字架刑と死A. ヴィヴァルディ: Alla caccia dell'alme e de'cori RV670より ソロカンタータ“魂と心を捕らえようとも”G.B. ボノンチーニ: Siedi Amarilli mia ソロカンタータ“お座り、私のアマリッリ”-Pause-P. エスカンデ: モノオペラ Letters〜手紙〜(委嘱新作)1 ベートーヴェンの手紙2 切り裂きジャックの手紙3 ゴッホの手紙4 ある特攻隊員の手紙5 オスカー・ワイルドの手紙6 子どもからサンタへの手紙A. ヴィヴァルディ: 歌劇《狂えるオルランド》より Rompo i ceppi この足枷を壊してA. ヴィヴァルディ: 歌劇《救われたアンドロメダ》よりSovvente il sole よくあることだが太陽がG.F. ヘンデル: 歌劇《ヘラクレス》より Sinfonia シンフォニアG.F. ヘンデル: 歌劇《エジプト王トロメーオ》より Stille amare 苦渋の滴よG.F. ヘンデル: 歌劇《リナルド》より Venti, turbini 風よ、旋風よ※プログラムは変更されることがあります。チケット、公演などに関するお問い合わせ先: 新演コンサート:03-6384-2498チケットぴあ Pコード275-069王子ホールチケットセンター 03-3567-99902024年10月25日(金)『影のない女』公演終了後『影のない女』アフタートーク東京文化会館 大ホールご予約不要*『影のない女』10月25日公演(有料)のご来場者のみご参加いただけます2024年10月26日(土)開場:13:30 開演:14:00 ※開場時間は状況により早まる場合あるJ.シュトラウスⅡ世喜歌劇『こうもり』ハイライト 日本語上演出演>アイゼンシュタイン:大川 信之ロザリンデ:木村 綾子オルロフスキー公爵:錦織 まりあファルケ博士:飯田 裕之アルフレード:金山 京介アデーレ:藤井 冴フランク:島田 恭輔ピアノ:小林 滉三舞台監督:奥津 一樹入場料>全席自由 一般4,000円 /学生2,000円 当日券 一般4,500円 /学生2,300円 車いす席(2席)一般2,000円 /学生1,000円<プレイガイド>・プラッツ習志野北館2階総合受付:☎047-476-3213・オンラインチケット(Confetti[カンフェティ]2024年10月26日(土) 13:00開演相模原シティオペラ 2024年公演 「アマールと夜の訪問者」&ガラ コンサート 」橋本杜のホール多目的室指揮:柴田慎平演出:舘亜里沙全席自由4,800円ガラコンサート刈田 享子&富澤祥行『仮面舞踏会』より二重唱「なんと心地よいときめきが」2024年10月26日(土)19:00「ペーター・コンヴィチュニー演出マスタークラス」東京文化会館 小ホール・オペラ『コジ・ファン・トゥッテ』よりソプラノ:中江万柚子、今井実希メゾソプラノ:一條翠葉テノール:河野大樹バリトン:室岡大輝、野村光洋ピアノ:古野七央佳聴講料 1,000円 →ご予約(Gettii)2024/10/27(日)開演:19:00~ (開場 18:30~)城宏憲&山下裕賀ジョイント・リサイタル杉並公会堂 小ホール 出演者:城宏憲(テノール)、山下裕賀(メゾソプラノ)、藤原藍子(ピアノ)、司会進行:フランコ酒井曲目・演目ジュール・マスネ 歌劇《ウェルテル》ジョアキ―ノ・ロッシーニ 歌劇《セヴィリアの理髪師》ジョルジュ・ビゼー 歌劇《カルメン》ジュゼッペ・ヴェルディ 歌劇《ドン・カルロ》ガエダノ・ドニゼッティ 歌劇《ピア・ディ・トロメイ》よりアリアと重唱 ほか2024年10月27日 (日)14:00 開演( 13:20 開場 )日本フィル 第407回名曲コンサート ヴェルディ:レクイエム完売サントリーホール指揮:広上淳一[フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)]ソプラノ:中村恵理 メゾソプラノ:福原寿美枝テノール:宮里直樹 バリトン:高橋宏典 オルガン:長井浩美合唱:日本フィルハーモニー協会合唱団J.S.バッハ:主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ BWV639M.ヴィドール:オルガン交響曲第5番 op.42-1より第5楽章トッカータ ヘ長調 J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ (以上オルガン独奏)ヴェルディ:レクイエムS¥8,000 A¥6,500 B¥6,000 C¥5,000 P合唱団 Gs(70歳以上)¥5,000 Ys(25歳以下)¥2,000【完売】10月27日(日)14:00開演 第407回名曲コンサート(サントリーホール)は完売いたしました。当日券の販売はございません2024年10月31日木曜 18:30開場 19:00開演(時間変更の可能性あり)遊 音楽企画 主催公演フォーレとヤナーチェク『ピアノ四重奏曲第1番』 『消えた男の日記』-ミニオペラ上演会場 けやきホール・古賀政男音楽博物館(代々木上原駅徒歩3分)第1部 ガブリエル・フォーレ作曲 『ピアノ四重奏曲第1番ハ短調op.15』Faure [Quatuor pour piano et cordes nº1 c-moll ]ピアノ 赤松美紀 ヴァイオリン 清水里彩子 ヴィオラ 飯田香 チェロ 黒川実咲第2部 レオシュ・ヤナーチェク作曲 『消えた男の日記』(チェコ語歌唱・字幕付き)Leoš Janáček [Zápisník zmizelého]演出 吉野良祐 テノール 前川健生 ピアノ 大村新 メゾ・ソプラノ 実川裕紀女性アンサンブル ソプラノ1 浅田眞理子 ソプラノ2 宮原唯奈 アルト 持田温子助成 アーツカウンシル東京-東京ライブ・ステージ応援助成 公益財団法人遠山記念館2024年11月1,2,3,4日ミューゼシードのムジカーザ オペラ・シリーズグノー「ロミオとジュリエット」ムジカーザCONCERT VIVANT2024年11月1(金) 18:00 MUSECEDE in MUSICASA 歌劇『ロメオとジュリエット』~ オペラ・シリーズ ~歌劇「ロメオとジュリエット」 【全5幕】 <原語上演/字幕付>作曲 : シャルル・グノー 脚本: ジュール・バルビエ、 ミシェル・カレロメオ 城宏憲|ジュリエット 鈴木玲奈ロラン神父 小田川哲也|メルキューシオ 高田智士ステファノ 松原典子|キャピュレット卿 渥美史生ジェルトリュード 豊島ゆき|ティバルト 竹内俊介|パリス 阿部泰洋ベンヴォーリオ 川村春貴|グレゴーリオ 塚田真司| ヴェローナ大公 藪内俊弥ミューゼシード・オペラ・アンサンブル西田史朗(Vn),篠宮久徳(Pf) 他ミューゼシード・オペラ・コーラス 指揮: 飛鷹佑依演出: 藪内俊弥照明: impression 足立恒企画: MUSICASA 黒田珠世 ¥5,000コンセール・ヴィヴァンTel: 050-3462-90202024年11月1日(金)19:00開演(18:30開場)安保克則 内田智子デュオコンサートJ:COM浦安音楽ホール安保克則 katsu-v0427@ezweb.ne.jpt19851102v@gmail.com2024年11月2(土) 17:00 MUSECEDE in MUSICASA 歌劇『ロメオとジュリエット』~ オペラ・シリーズ ~歌劇「ロメオとジュリエット」 【全5幕】 <原語上演/字幕付>作曲 : シャルル・グノー 脚本: ジュール・バルビエ、 ミシェル・カレロメオ 西山詩苑|ジュリエット 白川憂里亜ロラン神父 狩野賢一|メルキューシオ 高橋宏典ステファノ 村瀬亜紀|キャピュレット卿 押見春喜ジェルトリュード 豊島ゆき|ティバルト 竹内俊介|パリス 阿部泰洋ベンヴォーリオ 川村春貴|グレゴーリオ 塚田真司| ヴェローナ大公 藪内俊弥ミューゼシード・オペラ・アンサンブル西田史朗(Vn),篠宮久徳(Pf) 他ミューゼシード・オペラ・コーラス 指揮: 飛鷹佑依演出: 藪内俊弥照明: impression 足立恒企画: MUSICASA 黒田珠世 ¥5,000コンセール・ヴィヴァン2024年11月3(日)17:00 第173回ムジカーザコンサート: 歌劇『ロメオとジュリエット』全5幕原語上演/字幕付 作曲 : シャルル・グノー 脚本: ジュール・バルビエ、 ミシェル・カレロメオ 城宏憲|ジュリエット 鈴木玲奈ロラン神父 小田川哲也|メルキューシオ 高田智士ステファノ 松原典子|キャピュレット卿 渥美史生ジェルトリュード 豊島ゆき|ティバルト 竹内俊介|パリス 阿部泰洋ベンヴォーリオ 川村春貴|グレゴーリオ 塚田真司| ヴェローナ大公 藪内俊弥ミューゼシード・オペラ・アンサンブル西田史朗(Vn),篠宮久徳(Pf) 他ミューゼシード・オペラ・コーラス 指揮: 飛鷹佑依演出: 藪内俊弥照明: impression 足立恒字幕OP:MUSICASA八柳智美企画: MUSICASA 黒田珠世 <パーティ付/終演後>¥8,000(一般)¥5,000(学生 25歳以下)<コンサートのみ>¥5,000(一般)¥2,500(学生 25歳以下)ムジカーザTel: 03-5454-00542024年11月3日(日・祝) 15:00開演予定八ヶ岳高原音楽堂『上原理生クラシック&ミュージカル 〜音楽の架け橋〜』(仮称)会場:八ヶ岳高原音楽堂 ピアノ:濱野基行2024年11月3日(日・祝)開演 17:00笛田博昭テノールリサイタル出演者 笛田博昭(T)砂川涼子(S)、上江隼人(Br)今岡淑子(p)演奏曲目 ジョルダーノ:歌劇「アンドレア・シェニエ」より“ある日青空を眺めて”ヴェルディ:歌劇「椿姫」より“プロヴァンスの海と陸” 歌劇「運命の力」より“天使のようなレオノーラ”“アルヴァーロ、隠れても無駄だ” 歌劇「オテロ」より二重唱“すでに夜もふけた”カルディッロ:カタリカタリグノー:歌劇「ファウスト」より“宝石の歌” 他料金 学生券(前売指定) ¥1,000 A席(当日指定) ¥5,000 S席(前売指定) ¥7,000発売日 一般:2024年4月30日(火)10:30お問合わせ ハーベスト・コンサーツ 090-7487-38322024年11月4(月) 17:00 MUSECEDE in MUSICASA 歌劇『ロメオとジュリエット』~ オペラ・シリーズ ~全5幕<原語上演/字幕付>作曲 : シャルル・グノー 脚本: ジュール・バルビエ、 ミシェル・カレロメオ 西山詩苑|ジュリエット 白川憂里亜ロラン神父 狩野賢一|メルキューシオ 高橋宏典ステファノ 村瀬亜紀|キャピュレット卿 押見春喜ジェルトリュード 豊島ゆき|ティバルト 竹内俊介|パリス 阿部泰洋ベンヴォーリオ 川村春貴|グレゴーリオ 塚田真司| ヴェローナ大公 藪内俊弥ミューゼシード・オペラ・アンサンブル西田史朗(Vn),篠宮久徳(Pf) 他ミューゼシード・オペラ・コーラス 指揮: 飛鷹佑依演出: 藪内俊弥照明: impression 足立恒企画: MUSICASA 黒田珠世 ¥5,000コンセール・ヴィヴァンTel: 050-3462-90202024年 11月9日(土)14:002024年 11月10日(日)14:00NISSAY OPERA 2024オペラ『連隊の娘』全2幕(フランス語上演)新制作日生劇場作曲:ドニゼッティ台本ジュール=アンリ・ヴェルノワ・ド・サン=ジョルジュ、ジャン=フランソワ・バイヤール指揮:原田 慶太楼 演出:粟國 淳(日生劇場芸術参与)管弦楽:読売日本交響楽団 合唱:C.ヴィレッジシンガーズ【キャスト】 11月9日(土)マリー=砂田愛梨トニオ=糸賀修平ベルケンフィールド侯爵夫人=金澤桃子シュルピス=山田大智オルテンシウス=加藤宏隆伍長=市川宥一郎農夫=工藤翔陽クラッケントルプ公爵夫人=金子あい11月10日(日)マリー=熊木夕茉トニオ=小堀勇介ベルケンフィールド侯爵夫人=鳥木弥生シュルピス=町 英和オルテンシウス=森 翔梧伍長=市川宥一郎農夫=工藤翔陽クラッケントルプ公爵夫人=金子あい主催・企画・制作:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]2024年11月09日(土)18:00 開演 第726回 定期演奏会 東響サントリーホール2024年11月9日(土)17:30開演(17:00開場)2024年11月10日(日)11:00開演(10:30開場)/15:00開演(14:30開場)「シティ・バレエ・サロン vol.13」-TOKYO CITY BALLET LIVE 2024- 全3回公演会場豊洲シビックセンターホールチケット料金【全席指定】一般:5,000円ティアラ友の会:4,500円サポーターズクラブTCB:4,500円※6歳以上入場可※車椅子席をご希望の方は豊洲文化センターにてチケットをお買い求めください。11/10 14時 新国立劇場オペラストゥディオ秋のリサイタル2024年11月10日(日)14:00 開演名曲全集 第201回<後期> 東響ミューザ川崎シンフォニーホール指揮:ジョナサン・ノットクラリネット:マルティン・フレストメゾソプラノ:中島郁子バリトン:青山貴合唱:東響コーラスラヴェル:スペイン狂詩曲ジャレル:クラリネット協奏曲(スイス・ロマンド管弦楽団/トゥールーズ・キャピトル国立管弦楽団/東京交響楽団/サンパウロ州立交響楽団による共同委嘱作品日本初演デュリュフレ:レクイエム op.9チケットS¥7,500A¥6,500B¥4,500C¥3,500主催ミューザ川崎シンフォニーホール(川崎市文化財団グループ)、公益財団法人東京交響楽団2024年11月10日(日)開演:14:00~ (開場 13:00~)オペラ「胡蝶の楽園~翔べ、村国の里へ!」新作各務原市民会館 (岐阜県)吉田連2024年11月10日(日)13:00開演(12:00開場)東京二期会オペラモーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』<新制作>会場 やまぎん県民ホール 大ホール料金 全席指定(税込)SS席 11,000円S席 10,000円A席 8,000円B席 6,000円C席 4,000円モーツァルト『コジ・ファン・トゥッテ』オペラ全2幕 日本語字幕付原語(イタリア語)上演台本:ロレンツォ・ダ・ポンテ作曲:ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト演出・衣裳:ロラン・ペリー上演予定時間:約3時間30分(休憩を含む) 指揮:クレリア・カフィエーロフィオルディリージ:中江万柚子ドラベッラ:一條翠葉グリエルモ:宮下嘉彦フェランド:河野大樹デスピーナ:九嶋香奈枝ドン・アルフォンソ:ロラン・ナウリ合唱:二期会合唱団、新国立劇場合唱団、藤原歌劇団合唱部 管弦楽:山形交響楽団主催:公益財団法人東京二期会チケット発売日 【みんぐるメンバーズ先行発売】インターネット購入のみ 2024年8月17日(土)10:00 ~8月23日(金)23:59※SS席、S席、A席(U-25チケット含む)のみのお取り扱い。【一般発売】2024年8月24日(土)10:00~公演に関するお問い合わせ二期会チケットセンター 03-3796-1831(平日10:00~18:00、土曜10:00~15:00、日祝休)■チケットに関するお問い合わせやまぎん県民ホールチケットデスク:023-664-2204(休館日を除く10:00~19:00)■全国公演情報【東京公演】新国立劇場 オペラパレス 2024年9月5日(木)、6日(金)、7日(土)、8日(日)【三重公演】三重県文化会館 大ホール 2024年9月14日(土)【岡山公演】岡山芸術創造劇場 ハレノワ大劇場 2024年9月21日(土)2024年11月13日(水)14:30開演(14:00開場)安保克則 石井和佳奈デュオコンサート町田市民フォーラム3階ホール安保克則 katsu-v0427@ezweb.ne.jpt19851102v@gmail.com2024年11月14日(木)18:30開場/19:00開演レクチャー・コンサート高田正人のオペラWhy not?(表参道篇)~『カルメン』テノール 高田正人がお届けする、オペラ歌手によるオペラのススメ会場カワイ表参道コンサートサロン パウゼ・東京メトロ「表参道駅」A1出口すぐそば出演 高田正人(講師とテノール)宮地江奈(ソプラノ)古野七央佳(ピアノ)料金 (税込)一般 学生全自由席 ¥3,000- ¥1,000-*二期会オペラ愛好会会員割引あり2024年11月15日浜離宮ランチタイムコンサート川本嘉子(ヴィオラ)&矢野雄太(ピアノ)2024年11月16日 (Sat)Open 11:30/ Start 12:30ピアニストとオペラ歌手が紡ぎだす字幕付き演劇風サロンコンサートSalon de Y's vol.57珠玉の名曲で綴る 〜EDEN'S Y〜“夢に生きる者たちの楽園”於:中目黒楽屋(らくや)Salon de Y's第57作目は、ホストたちの夢と邂逅を描いた愛の物語🥂✨チケットレス 要予約 ※座席数が50席弱と限られておりますので、お早めのご予約を全自由席3,500 yen台本・構成・字幕 飯沼 友規《キャスト》EDEN's Y オーナーNUMA(飯沼 友規)舘野製薬 令嬢 まゆか(舘野 真由花)リミットブレイカー夕夜(加護 友也)ホスト・オブ・ホスト麗王(浜田 耕一)ピアニストゆみ(谷塚 裕美)中目黒楽屋 東京都目黒区上目黒2丁目15-6※開場時間より、お料理・ドリンクを別途料金にてお楽しみください。問合せY's company事務局03-6885-9719主催Y's company/合名会社多賀定男商店2024年11月17日(日)16:30開演 16:00開場 20:00終演予定Hamamoto Opera Project 第1回公演モーツァルト/歌劇『ドン・ジョヴァンニ』(全2幕、イタリア語上演・日本語字幕付、オーケストラ付)川崎市民プラザふるさと劇場 高津区http://www.kawasaki-shiminplaza.jp/出演者】指揮:濱本広洋 演出:伊藤 薫ドン・ジョヴァンニ:伊藤 薫騎士長:奥秋大樹レポレッロ:青山 航ドンナ・アンナ:鈴木遥佳ドン・オッターヴィオ:山本和之ドンナ・エルヴィーラ:櫻井奈々子マゼット:正木剛徳ヅェルリーナ:武藤沙和合唱:HOP合唱団(合唱指揮:中川真文)管弦楽:Hamamoto Orchestra Project全席自由 3,500円全席自由連絡先 Hamamoto Opera Project 運営部 志茂メール:hamamoto.opera.project@gmail.com2024年11月19日(火)11:00~12:00(10:30開場)上野 de クラシック Vol.100 宮里直樹(テノール)会場東京文化会館 小ホールテノール:宮里直樹 *第10回東京音楽コンクール声楽部門第2位〈最高位〉及び聴衆賞ピアノ:水野彰子ヴェルディ:オペラ『リゴレット』より 「女心の歌」ドニゼッティ:オペラ『愛の妙薬』より 「人知れぬ涙」他料金(税込) 指定1,650円発売日2024年7月13日(土)お申込み東京文化会館チケットサービス2024年11月20日(水)16:002024年11月23日(土・祝)14:002024年11月26日(火)14:002024年11月28日(木)14:002024年11月30日(土)14:00新国立劇場2024/2025シーズンジョアキーノ・ロッシーニウィリアム・テル<新制作>Guillaume Tell / Gioachino Rossini全4幕〈フランス語上演/日本語及び英語字幕付〉予定上演時間約5時間(休憩含む)新国立劇場 オペラパレス【指 揮】大野和士【演出・美術・衣裳】ヤニス・コッコス【アーティスティック・コラボレーター】アンヌ・ブランカール【照 明】ヴィニチオ・ケリ【映 像】エリック・デュラント【振 付】ナタリー・ヴァン・パリス【ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)】ゲジム・ミシュケタ【アルノール・メルクタール】ルネ・バルベラ【ヴァルテル・フュルスト】須藤慎吾【メルクタール】田中大揮【ジェミ】安井陽子【ジェスレル】妻屋秀和【ロドルフ】村上敏明【リュオディ】山本康寛【ルートルド】成田博之【マティルド】オルガ・ペレチャッコ【エドヴィージュ】齊藤純子【合 唱】新国立劇場合唱団【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団2024年11月22日(金) 14:00開演 (13:00 開場)2024年11月23日(土) 14:00開演 (13:00 開場)2024年11月24日(日) 14:00開演 (13:00 開場)13:15から会場内にて作品解説あり上演時間:約2時間藤原歌劇団・NISSAY OPERA 2024 公演オペラ『ピーア・デ・トロメイ』全4幕(原語[イタリア語]上演・日本語字幕付)日生劇場作曲:ドニゼッティ 台本:サルヴァトーレ・カンマラーノ2024年11月23日(土・祝)15:00開演エトワール・シリーズ プラス 佐藤晴真(チェロ)Part.2 ピアノ四重奏彩の国さいたま芸術劇場2024/11/26(火)19:00 開演 ( 18:00 開場 )オペラ「平将門」会場:かつしかシンフォニーヒルズ モーツァルトホール (東京都)指揮]仙道作三 出演]高橋洋介 渡辺大 高品綾野山口佳子 柏原奈穂 佐藤寛子 栗田真帆問い合わせ先: センドー・オペラ・ミュージカル・カンパニー:090-2429-1112S席 8000円 、 A席 5000円一般発売2024/9/26(木) 10:00より東京オペラータ ファストオペラシリーズ「トゥーランドット」 作曲 プッチーニ於: 杉並区勤労福祉会館2024年11月29日(金)昼公演 14:30開演夜公演 18:00開演全席自由 ¥4.000トゥーランドット 田島秀美カラフ 青栁素晴リュー 永井千絵ティムール 大久保真ピン 戸村優希パン 小山健太郎ポン 横尾英志皇帝 池田淳郎ピアノ 巨瀬励起2024年 11月29日(金)18:30開演(17:50開場)2024年 12月1日(日)14:00開演(13:20開場)北とぴあ国際音楽祭2024モーツァルト作曲オペラ《皇帝ティートの慈悲》台本 原作:ピエトロ・メタスタージオ/改作:カテリーノ・マッツォーラ◆イタリア語上演・日本語字幕付北とぴあ さくらホール東京都北区王子1丁目11−1指揮:寺神戸 亮演出:大山大輔歌手:ルーファス・ミュラー、ロベルタ・マメリ、ガイア・ペトローネ、湯川亜也子、雨笠佳奈、大山大輔合唱・管弦楽:レ・ボレアード(ピリオド楽器使用)全席指定【一般】SS席9,500円 S席7,500円 A席5,500円メンバーズ割引】SS席8,500円 S席6,500円※A席は割引なし北区民割引】SS席8,500円 S席6,500円※A席は割引なし25歳以下】SS席4,750円 S席3,750円 A席2,750円2024年11月30日(土) 14:00開演 (13:30 開場)大沼徹バリトンコンサートピアノ:吉田貴至2024年12月4日(水)11:30~14:30三越カルチャーサロン「今井俊輔によるオペラから拡がる音楽の世界Vol.5」会場:綱町三井倶楽部東京都港区三田2-3-7(最寄:東京メトロ南北線・都営大江戸線 麻布十番駅より徒歩8分)https://www.tsunamachimitsuiclub.co.jp/access/大正の名建築「鋼町三井倶楽部」で過ごすクリスマスのひととき。オペラやカンツォーネ、日本歌曲と多彩なジャンルを変幻自在なバリトンの歌声で自慢のコース料理とともにお楽しみください。受講料:22,000円 *ランチコース・ワンドリンク付受付オンライン予約 受付期間:2024.09.01(日) 10:00~ 申込み電話、店頭販売*残席があった場合のみ 受付期間:2024.09.01(日) 10:00~三越カルチャーサロン 日本橋三越本店 新館9階TEL:03-3274-8595(直通電話)2024/12/1(日)開演:14:00~ (開場 13:30~)スティーヴン・イッサーリスをゲストに迎えてー 水戸芸術館・専属楽団紀尾井ホール (東京都2024.12.5(木) 開演14時中部フィルハーモニー交響楽団第95回定期演奏会愛知県芸術劇場コンサートホール#田中祐子 #伊藤晴 #笛田博昭 #上江隼人2024年12月7日(土)、8日(日)、14日(土)、15日(日)第25回藤沢市民オペラ『魔笛』藤沢市民会館 大ホール指揮:園田 隆一郎 演出:伊香 修吾出演 12/7(土)・12/14(土) 12/8(日)・12/15(日)ザラストロ 伊藤 貴之 デニス・ビシュニャタミーノ 西山 詩苑 渡辺 康弁者・第一の僧侶第二の鎧を着た男(兼役) 高橋 正尚 湯浅 貴斗第二の僧侶第一の鎧を着た男(兼役) 大平 倍大 加護 翔大夜の女王 小川 栞奈 梅津 碧パミーナ 森野 美咲 盛田 麻央第一の侍女 上田 純子 山田 知加第二の侍女 畠中 海央 林 眞暎第三の侍女 岡村 彬子 山川 真奈パパゲーナ 七澤 結 内山 歌寿美パパゲーノ 又吉 秀樹 大西 宇宙モノスタトス 谷口 耕平 伊藤 達人第一・第二・第三の童子 藤沢市合唱連盟の児童・学生(後日決定)合唱:藤沢市合唱連盟管弦楽:藤沢市民交響楽団合唱指揮:浅野深雪 児童合唱指導:藤原規生装置:伊藤雅子 照明:斎藤茂男 衣裳:増田恵美 舞台監督:伊藤潤副指揮:松川智哉 ほか コレペティトゥア:星和代・藤原藍子 ほか演出助手:手塚優子主催・お問い合わせ公益財団法人藤沢市みらい創造財団 芸術文化事業課 0466-28-1135制作藤沢市民オペラ制作委員会2024年12月7日(土)8日(日) 14:00開演オペラ彩第41回定期公演 オペレッタ「こうもり」オペレッタ「こうもり」 会場:和光市民文化センター サンアゼリア 大ホール8日 金山京介2024年12月8日(日)開場18:30 開演18:45オペラとブロードウェイの名曲で歌い踊るクリスマスに贈るとっておきのオリジナルラブコメディー❤天使にラブソングを!?❤《爆笑オリジナルストーリー》横浜市鶴見区民文化センターサルビアホール 音楽ホール《チケット》S席 5,000円 A席 3,000円 B席 1,000円(学生席)※声楽家団体アンフィニまたは出演者までご連絡ください。《CAST》デロリス・ヴァン・カルティエ/ シスター・クラレンス 𠮷村 恵修道院長 荒井美千子オハラ神父/競艇マッチョ 杉原 渉ローマ法王/競艇会長 堀 幸夫競艇会長夫人/修道女 中野喜代子ギャング・オルソ/ナレーション 増島亮修道女:石塚澄子 遠藤恭子 荻原磨由美 笠見加奈子 関東早苗 鈴木由利子永田たづ子 永田なづな 永本真由美シスター・ポルコ 山下久幸シスター・パトリック 秋山泰一シスター・アルマ 福山隼人フローレンス・メイヤー/ シスター・メアリー・ロバート 中畑有美子台本・演出・監修:秋山泰一舞台・演出助手:岡坂弘毅稽古ピアノ 曽我部巨樹VTR撮影:石黒 誠 スチール撮影:おおやまこうへい#吉村恵#荒井美千子#杉原渉#堀幸夫#中野喜代子#増島亮#石塚澄子#遠藤恭子#荻原磨由美#笠見加奈子#関東早苗#鈴木由利子#永田たづ子#永田なづな#永本真由美#山下久幸#秋山泰一#福山隼人#中畑有美子#岡坂弘毅#曽我部巨樹#石黒誠 #おおやまこうへい2024年12月8日(日)15:00開演彩の国さいたま芸術劇場開館30周年記念パトリツィア・コパチンスカヤ&カメラータ・ベルン彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール2024.12.13(金) 12:10開演11:30開場MUZAランチタイムコンサート12月男たちが歌う愛のうたランチタイムコンサート2024-25シーズン会場ミューザ川崎シンフォニーホールcanto cubeテノール:隠岐速人バリトン:高橋洋介バス・バリトン:後藤春馬ピアノ:長井進之介ビゼー:歌劇『カルメン』より 闘牛士の歌マンシーニ:映画『ティファニーで朝食を』より ムーン・リバーサルトーリ:タイム・トゥ・セイ・グッバイ他チケット全席指定 ¥500友の会先行販売2024.2.10(土)10:00Web会員販売2024.2.13(火)10:00一般販売2024.2.20(火)10:00ミューザ川崎シンフォニーホール044-520-0200 (10:00〜18:00)2024年12月14日(土)〘昼組〙 開演 14:00 (開場 13:30)〘夜組〙開演 18:00 (開場 17:30)オペラ工房 アヴァンティ第15回公演〜ヘンゼルとグレーテル〜〖ドイツ語上演 日本語字幕付〗グリム童話『ヘンゼルとグレーテル』 原作エンゲルベルト・フンパーディンク 作曲長津田 みどりアートパークホール〜横浜市緑区民文化センター〜指揮 奥村 泰憲 演出 角 直之ヘンゼル:中原沙織 グレーテル:石井揚子アヴァンティ 第14回公演 の演出も手がけた角 直之氏による、今回の演出テーマは〘家族〙2024年12/13(金)17:00開演(休憩2回/21:30終演予定) サントリーホール2024年12/15(日)14:00開演(休憩2回/18:30終演予定) ミューザ川崎シンフォニーホールR. シュトラウス:歌劇「ばらの騎士」(演奏会形式・全3幕・ドイツ語上演・日本語字幕付)<出演>指揮:ジョナサン・ノット演出監修:サー・トーマス・アレン元帥夫人:ミア・パーション(ソプラノ)オクタヴィアン:カトリオーナ・モリソン(メゾソプラノ)ゾフィー:エルザ・ブノワ(ソプラノ)オックス男爵:アルベルト・ペーゼンドルファー(バス)ファーニナル:マルクス・アイヒェ(バリトン) ほか<料金>【12/13】SS¥19,000 S¥16,000 A¥13,000 B¥9,000【12/15】S¥19,000 A¥16,000 B¥13,000 C¥9,000<チケット発売日>2024年5~6月頃を予定2024/12/15(日)開場: 14:30 / 開始: 15:00 / 終了: 18:00MUSICALDA KUMAGAYA OPERA Vol.4 ビゼー歌劇『カルメン』全3幕/フランス語上演日本語字幕付き文化庁/劇場音楽堂等の子ども鑑賞体験支援事業・埼玉県芸術文化祭2024熊谷文化創造館さくらめいと 太陽のホール出演者☆指揮/演出:辻博之☆カルメン 鳥木弥生☆ホセ 土崎譲☆エスカミーリオ 原田勇雅☆ズニガ ジョン・ハオ☆ミカエラ 小林瑞花☆フラスキータ 北裕子☆メルセデス 藤井麻美☆ダンカイロ 高橋洋介☆レメンダード パク・ドンイル☆モラレス 植田雅朗☆マヌエリタ 長崎真衣☆アンドレス 平賀僚太☆合唱 ・熊谷オペラ市民合唱団・熊谷少年少女合唱団・熊谷高校音楽部・熊谷西高校合唱部アンサンブルメンバー髙階 ちひろ 丸尾 有香 濱田 翔 盛合 匠 竹井 佑輔 町村 彰 服部 聖人 倍田 大生 吉永 研二管弦楽:ムジカルダ・オペラ・アンサンブルコンサートマスター:平山慎一郎舞台監督:伊藤桂一朗プロジェクション・マッピング:アライ音楽企画公演監督:原田勇雅未就学のお子様はご入場いただけません。問い合わせ先】info@musicalda.comムジカルダ事務局 TEL 048-500-9580 FAX 048-521-0476主催者団体】一般社団法人 ムジカルダ12/21かっぱ橋歌劇団「エルミオーネ」ダブルキャストによる一日二回公演2024年12月21日(土) 14:00開演フレッシュ名曲コンサート・キャンペーン池内 響 クリスマス・ソロ・コンサート会場=高砂地区センター(高砂3-1-39)矢野雄太2024年12月21日(土)14:00開演(13:15開場)神戸文化ホール開館50周年記念事業ヴェルディ:オペラ《ファルスタッフ》全3幕〈イタリア語上演・日本語字幕付〉作曲:ジュゼッペ・ヴェルディ 台本:アッリーゴ・ボーイト原作:ウィリアム・シェイクスピア『 ウィンザーの陽気な女房たち 』『ヘンリー四世 』『ヘンリー五世』 会場 神戸文化ホール 大ホール料金 【全席指定・税込】S ¥10,000 A ¥8,000 B ¥6,000 U25(25歳以下) ¥1,000指揮]佐藤正浩 演出]岩田達宗 合唱]神戸市混声合唱団 管弦楽]神戸市室内管弦楽団 キャスト/CAST]ファルスタッフ:黒田博 フォード:西尾岳史 フェントン:小堀勇介 カイウス:谷口文敏 バルドルフォ:福西 仁 ピストーラ:松森 治 アリーチェ:老田裕子 クイックリー夫人:福原寿美枝 ナンネッタ:内藤里美 メグ:山田愛子美術:松生紘子照明:原中治美衣裳:下斗米大輔音響:平井英一振付:河森睦生副指揮:柴 愛、森脇 涼コレペティトゥア:高﨑三千、關口康祐、前川裕介合唱指揮:青木耕平舞台監督:菅原多敢弘演出助手:唐谷裕子、籔川直子舞台監督助手:岩崎由香、角田奈緒子、松岡敬太制作協力:株式会社ザ・スタッフ主催:神戸文化ホール(指定管理者:(公財)神戸市民文化振興財団)2024年12月24日(火)、25日(水)町田イタリア歌劇団「ラ・ボエーム」2024年12/24(火)☀️今井俊輔バリトンリサイタル Hakujuホール今井俊輔バリトン・リサイタル 2024「情熱のオペラ」─プッチーニの傑作とバリトンの魅力─オペラ歌手 今井俊輔のソロ・リサイタル。今回のプログラムは「プッチーニ」。■出演今井俊輔、濱野基行(ピアノ)■プログラム(予定)いや不可能だ... 私の娘の聖なる魂よ (歌劇「妖精ヴィッリ」より)この恋を、俺の恥 (歌劇「エドガール」より)ミニー、僕は家を出てきた (歌劇「西部の娘」より)テ・デウム (歌劇「トスカ」より)暴力的な征服の方が (歌劇「トスカ」より)静かだ..誰もいない (歌劇「外套」より)そっくりな声だったろう? (歌劇「ジャンニ・スキッキ」より)2024年12月24日(火)18:30開演 12月25日(水)13:30開演『上原理生クリスマス・コンサート 』(2日間全2回公演)会場:よみうり大手町ホール■共演者・12月24 日(火)18:30公演 辻博之(ナビゲーター、ピアノ)・12月25 日(水)13:30公演 加耒徹、濱野基行(ピアノ)2024年12月27日(金) 開演 18時30分/開場 18時 ※予定第9回オペラ歌手紅白対抗歌合戦 ~声魂真剣勝負~サントリーホール(大ホール)主催(企画制作)]株式会社 セリテクラージュ / 株式会社 祥プランニング・オフィス推薦人 ]大島 幾雄 氏(桐朋学園大学 特命教授)折江 忠道 氏(藤原歌劇団 総監督/昭和音楽大学客員教授)高 丈 二 氏(公益財団法人 日伊音楽協会 会長/公益財団法人 東京二期会 元理事長)三枝 成彰 氏(作曲家/日本作編曲家協会副理事長/東京音楽大学名誉教授)沼尻 竜典 氏(神奈川フィルハーモニー管弦楽団音楽監督/トウキョウ・ミタカ・フィルハーモニア音楽監督)協 力 ]麻布大学野鳥研究部紅組 指揮阿部 加奈子ソプラノ迫田 美帆ソプラノ砂川 涼子 ソプラノ大村 博美ソプラノ森野 美咲 メゾソプラノ加納 悦子メゾソプラノ林 美智子二重唱ソプラノ梶田 真未メゾソプラノ林 眞暎 混声二重唱ソプラノ木下 美穂子 テノール大槻 孝志白組 指揮柴田 真郁テノール樋口 達哉 テノール村上 敏明テノール糸賀 修平バス妻屋 秀和 バリトン上江 隼人 バリトン須藤 慎吾混声二重唱ソプラノ幸田 浩子バリトン与那城 敬 二重唱テノール小原 啓楼 バリトン岡 昭宏《声魂真剣応援》オペラ紅白から能登へ元気を!メゾソプラノ鳥木 弥生東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団12/27(金)19:00〜中山美紀ソプラノリサイタル東京文化会館にて2024年12月28日(土)福生市民会館又吉秀樹公演監督 オペレッタ『こうもり』演出とチラシデザイン吉野良祐大沼徹 田崎尚美2024年12月28日(土)17時 16:30開場横浜ふ頭オペラコンサートin赤レンガ横浜赤レンガ倉庫第1部 ガラコン 第二部 カヴァレリアアルフィオ:飯塚 学2024年12月29日(日)15:00 開演(14:15 開場)神奈川県民ホール 年末年越しスペシャル『ファンタスティック・ガラコンサート2024神奈川県民ホール大ホール50周年記念割引チケット:5,000円(※詳細は下記)プレミアム:10,000円 S席:8,000円 Sペア:15,000円 A:6,000円 B:4,000円 C:3,000円KAme先行2024/8/3(土)一般発売2024/8/11(日・祝)お問い合わせ神奈川県民ホール 045-662-5901(代表)20252025年1月4日(土)①13時開演 ②18時開演テノールまみれのニューイヤーコンサートvol.9〜年の初めからヘビー(蛇)だぜ〜渋谷区文化総合センター大和田伝承ホールMitsuru HiroseさんRen Yoshidaさん、他9人いよいよ10月18日(動画ご購入の方は17日から)チケット発売開始第9回にして初の2回公演!申し込みは最寄りの出演者までよろしくお願いします2025年1月5日(日)14:00新交響楽団 第268回演奏会ミューザ川崎シンフォニーホールワーグナー「ジークフリート」第3幕第3場他全幕より抜粋・演奏会形式指揮:城谷正博ジークフリート:片寄純也ブリュンヒルデ:池田香織ミーメ:升島唯博2025年1月6日(月)14時半開演ソフィアザールニューイヤーコンサート🌄又吉 秀樹さん、Toshiyuki Toriiさんソフィアザールサロン駒込遠藤恵美子さん2025年1月9日(木)開場13:30/開演14:00I am I presentsハーモニー・コンサート【兵庫公演】会場:兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール兵庫県西宮市高松町2-22今井俊輔さん他2025年1月13日(月・祝) 14:00開演 (13:30開場)みずほフィナンシャルグループ 「第36回 成人の日コンサート 2025」会場:サントリーホール第1部Promising Artist才能煌めく新人登場!2023年日本音楽コンクール覇者水野琴音 (ヴァイオリン)サン=サーンス 『序奏とロンド・カプリチオーソ』(ヴァイオリンと管弦楽のための協奏的作品)第2部 カルチエ・ラタンの青春パリの恋人たちプッチーニ オペラ『ラ・ボエーム』 への招待<演奏会形式・ハイライト上演 イタリア語/日本語字幕 >指 揮:園田隆一郎管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団合 唱:東京シティ・フィル・コーア演 出:田尾下 哲ミミ、お針子:砂川涼子(ソプラノ)ムゼッタ、マルチェッロの恋人:冨平安希子(ソプラノ)ロドルフォ、詩人:宮里直樹(テノール)マルチェッロ、画家:池内 響(バリトン)ショナール、音楽家:加耒 徹(バリトン)コッリーネ、哲学者:後藤春馬(バス)語り手:ウエンツ瑛士S:6,500円 A:5,500円 B:4,500円 学生:2,000円 *全席指定、税込 2025年1月13日(月祝)開場13:30/開演14:00今井俊輔バリトン・コンサート2025会場:美喜仁桐生文化会館(桐生市市民文化会館)小ホール群馬県桐生市織姫町2-5(最寄:両毛線桐生駅より徒歩9分)http://www.kiryu-piif.jp/access/index.htmlチケット(全席指定):2,500円(るうふ会員2,300円)、高校生以下500円※未就学児童入場不可お問い合わせ・チケット予約 受付期間:2024.08.24(土) 09:00~美喜仁桐生文化会館TEL:0277-22-9999(9:00~22:00/火曜日休館)2025年1月18日(土)開場13:30/開演14:00I am I presentsハーモニー・コンサート【東京公演】会場:サントリーホール ブルーローズ東京都港区赤坂1-13-1出演:白石佐和子(ソプラノ)/吉田静(メゾソプラノ)/榛葉樹人(テノール)/川村章仁(バリトン)/今井俊輔(バリトン)/南雲彩(ピアノ)/濱野基行(ピアノ)チケット(全席指定/税込):前売り 6,000円、当日 6,500円※6歳未満(未就学児童)の方のご入場はお断りさせて頂きます。/ 6歳以上チケット必要。チケット一般発売:2024年8月19日(月)10:00~2025年1月19日(日)14:002025年1月22日(水)18:302025年1月25日(土)14:002025年1月29日(水)14:002025年2月1日(土)14:00新国立劇場2024/2025シーズンリヒャルト・ワーグナーさまよえるオランダ人Richard Wagner / Der fliegende Holländer全3幕〈ドイツ語上演/日本語及び英語字幕付〉予定上演時間約2時間50分(休憩含む)新国立劇場 オペラパレス【指 揮】マルク・アルブレヒト【演 出】マティアス・フォン・シュテークマン【美 術】堀尾幸男【衣 裳】ひびのこづえ【照 明】磯野 睦【ダーラント】松位 浩【ゼンタ】エリザベート・ストリッド【エリック】ジョナサン・ストートン【マリー】金子美香【舵手】伊藤達人【オランダ人】エフゲニー・ニキティン【合 唱】新国立劇場合唱団【管弦楽】東京交響楽団2025年1月19日(日曜日)16:00開演(15:30開場)立川ニューイヤーオペラガラ2025新時代を担う若手オペラ歌手達の饗宴、第4弾!プッチーニ作曲:オペラ「蝶々夫人」ハイライトコンサート出演】渡邊仁美(蝶々夫人)、郷家暁子(スズキ)、前川健生(ピンカートン)、市川宥一郎(シャープレス)、藤堂公揮(ゴロー)芦沢真理(ピアノ)奥村啓吾(演出)藤堂由貴(坊や)会 場:たましんRISURUホール(立川市市民会館) 小ホールチケット発売日 ムーサ友の会先行発売日:10月7日(月曜日)一般発売日:10月9日(水曜日)料 金:全席自由¥3,500 tomo¥3.150 ※未就学児の入場不可たましんRISURUホール(立川市市民会館) ℡ 042-526-1311 窓口販売・電話予約 9:00~20:00発売初日は10:00~、初日の来館不可。主催:遊 音楽企画共催:(公財)立川市地域文化振興財団助成:立川文化芸術のまちづくり協議会(申請中)2025/01/26(日)13:30開場 14:00開演ロッシーニ作曲《なりゆき泥棒》原語上演字幕付き同時上演 ビゼー没後150周年記念《真珠取り&カルメン ハイライト》3演目同時上演会場:港区台場区民センターホール(東京テレポート駅より徒歩7分)(ゆりかもめ お台場海浜公園駅徒歩3分)出演:〈指揮〉 鏑木蓉馬〈ピアノ〉 中安義雄〈演出〉 喜多村泰尚〈ベレニーチェ〉 髙階ちひろ〈ドン•アルベルト〉 濱田翔〈ドン•パルメニオーネ〉 若尾隆太〈エルネスティーナ〉 丸尾有香〈マルティーノ〉 平賀僚太〈ドン•エウゼビオ〉 喜多村泰尚チケット 2000円 全席自由〈衣装〉坂井田操同時上演 ビゼー没後150周年記念《真珠取り&カルメン ハイライト》〈指揮〉 鏑木蓉馬〈ピアノ〉 新井薫〈合唱〉 フィオーレオペラ合唱団《真珠取り》〈レイラ〉 西正子〈ナディール〉 野村京右〈ズルガ〉 山本将生〈ヌーラバット〉 平賀僚太《カルメン》〈カルメン〉 西正子〈ホセ〉 野村京右〈エスカミーリョ&ダンカイロ〉 山本将生〈ズニガ〉 平賀僚太〈フラスキータ〉 髙階ちひろ〈メルセデス〉 丸尾有香〈レメンダート〉 加護友也主催: フィオーレ合唱団お問い合わせ フィオーレオペラ合唱団TEL 047-371-0921(内山)Mail fiore_opera_0810@yahoo.co.jp2025年1月29日(水) 13:30開場 / 終演予定12:50 / 15:30アフタヌーン・コンサート・シリーズ2024-2025 小林沙羅&大西宇宙 デュオ・リサイタルコミックオペラ「電話」~どうなる!?僕のプロポーズ~会場東京オペラシティ コンサートホール 小林沙羅 大西宇宙 河原忠之 (ピアノ)一般発売日:2024/06/22〜2025 年1月31日(金)夜2月 1日(土)昼夜2月 2日(日)昼 全4回公演 東京室内歌劇場新作オペラの製作オペラ(新作初演)「陰陽師」原作:夢枕漠『陰陽師』より台本・作曲:木下 牧子指揮:鈴木恵里奈演出:久恒 秀典会場調布市文化会館たづくりくすのきホール共催:調布市キャスト1月31日(金)夜公演2月1日(土)夜公演 安倍晴明 布施 雅也 源博雅 又吉 秀樹 式神かおる 別府美沙子 首無し夫婦・妻 三橋 千鶴 首無し夫婦・夫 清水健太郎 徳子 鈴木麻由子 貴船神社の宮司 中川郁太郎 藤原為良 中村 祐哉 2月1日(土)昼公演2月2日(日)昼公演安倍晴明 川出 康平源博雅 片倉 旭式神かおる 東 幸慧首無し夫婦・妻 大津佐知子首無し夫婦・夫 栗原 剛徳子 遠藤 紗千貴船神社の宮司 金沢 平藤原為良 鳥尾 匠海器楽アンサンブルアンサンブル・ノマド2025年2月1日(土) 14:00 開演 (13:00 開場)2025年2月2日(日) 14:00 開演 (13:00 開場)藤原歌劇団公演ファルスタッフ〈東京〉13:15から会場内にて作品解説あり上演時間:約3時間会場東京文化会館 大ホール総監督折江 忠道指揮時任 康文演出岩田 達宗2/1ファルスタッフ上江 隼人2/2ファルスタッフ押川 浩士2/1フォード岡 昭宏2/2フォード森口 賢二2/1フェントン中井 亮一2/2フェントン清水 徹太郎2/1アリーチェ山口 佳子2/2アリーチェ石上 朋美2/1ナンネッタ光岡 暁恵2/2ナンネッタ米田 七海2/1メグ・ページ古澤 真紀子2/2メグ・ページ北薗 彩佳2/1クイックリー夫人松原 広美2/2クイックリー夫人佐藤 みほ2/1カイウス所谷 直生2/2カイウス及川 尚志2/1バルドルフォ井出 司2/2バルドルフォ川崎 慎一郎2/1ピストーラ伊藤 貴之2/2ピストーラ小野寺 光藤原歌劇団合唱部東京フィルハーモニー交響楽団合唱指揮須藤 桂司美術松生 紘子衣裳下斗米 大輔照明大島 祐夫舞台監督菅原 多敢弘副指揮安部 克彦、玉崎 優人演出助手橋詰 陽子振付 古賀 豊日本オペラ振興会チケットセンター03-6721-0874平日 10:00 〜 18:002025年2月2日(日)15:00開演 演奏会形式オペラシリーズⅢ ~やまぎん県民ホールシリーズVol.4~特別演奏会プッチーニ:歌劇 「トスカ」(演奏会形式/日本語字幕付き原語上演)やまぎん県民ホール指揮:阪 哲朗トスカ:森谷 真理カヴァラドッシ:宮里 直樹スカルピア:黒田 博合唱:山響アマデウスコアチケット2024年10月2日(水)一般発売※山響鑑賞会員先行発売:2024年9月25日(水)~全席指定】S席(学生)A席(学生)B席(学生)6,000円(3,000円)5,000円(2,500円)3,000円(1,500円)※小学生以上の方がご入場いただけます。※24歳までの学生の方チケット取り扱い】山響WEBチケット●チケットぴあ(Pコード:256-065)●八文字屋Pool●TENDO八文字屋●辻楽器店●富岡本店●やまぎん県民ホール●山響事務局問い合わせ山響チケットサービスTEL:023(616)6607(土・日・祝日を除く10:00~17:00)E-Mail:ticket@yamakyo.or.jp主催:(公社)山形交響楽協会2025年2月9日(日)15時00分開演 ザ・シンフォニーホール大阪交響楽団 第277回 定期演奏会「 オペラ・演奏会形式シリーズ Vol.3 “運命の力” 」指揮/柴田 真郁(ミュージックパートナー)ドンナ・レオノーラ(侯爵の娘)/並河 寿美(ソプラノ)ドン・カルロ・ディ・ヴァルガス(侯爵の息子)/青山 貴(バリトン)ドン・アルヴァーロ(騎士)/笛田 博昭(テノール)プレツィオジッラ(ジプシー[ロマ]の若く美しい娘)/山下 裕賀(メゾソプラノ)カラトラーヴァ侯爵/松森 治(バス)グァルディアーノ神父(修道院長)/片桐 直樹(バス)フラ・メリトーネ(下働きの修道士)/晴 雅彦(バリトン)クーラ(レオノーラの給仕)/水野 智絵(ソプラノ)アルカード、スペインの軍人/湯浅 貴斗(バス)トラブーコ/水口 健次(テノール)学生/西尾 岳史(バリトン)合唱/大阪響コーラス合唱指揮/中村 貴志ヴェルディ 歌劇「運命の力」演奏会形式 原語(イタリア語)上演 [日本語字幕付き]チケット(前売販売期間:2023年11月30日~2025年2月5日)S席A席B席C席D席[楽団WEB前売限定]オルガン席6,500円5,500円4,000円2,500円1,000円2,000円・大阪交響楽団 072-226-5522 (平日10時~17時)インターネットでチケットを購入・予約する / 電話・FAXでチケットを購入・予約するプレイガイド(前売販売期間:2024年10月9日~2025年2月5日)・電子チケットぴあ https://t.pia.jp・イープラス https://eplus.jp/sym・ザ・シンフォニー チケットセンター https://www.symphonyhall.jp 06-6453-2333(火曜定休)2025年2月15日(土) 12:45開場 13:30開演フィルハーモニック・ソサィエティ・東京 第15回定期演奏会 会場 ミューザ川崎シンフォニーホール指揮 寺岡清高独唱 大沼徹マーラー/リュッケルトの詩による5つの歌曲マーラー/交響曲第6番 イ短調「悲劇的」2025年2月20日(木)/22日(土)/23日(日・祝)/24日(月・休)≪東京二期会オペラ劇場≫ ビゼー『カルメン』オペラ全4幕《新制作》読売日本交響楽団主催:公益財団法人東京二期会指揮沖澤のどか演出・衣裳イリーナ・ブルック装置レスリー・トラバース照明喜多村 貴振付マルティン・ブツコ合唱指揮河原哲也演出助手彌六CAST02.20(木)02.23(日・祝)(下記左側) 02.22(土)0224(月・休)(下記右側)カルメン 加藤のぞみ 和田朝妃ドン・ホセ 城 宏憲 古橋郷平エスカミーリョ 今井俊輔 与那城 敬ミカエラ 宮地江奈 七澤 結スニガ ジョン ハオ 斉木健詞モラレス 室岡大輝 宮下嘉彦ダンカイロ 北川辰彦 大川 博レメンダード 高田正人 大川信之フラスキータ 三井清夏 清野友香莉メルセデス 杉山由紀 藤井麻美二期会合唱団支援大村未来基金宗次未来基金愛好会先行発売2024年9月21日(土)~一般発売2024年10月12日(土)~2025年2/22〜24 新国立劇場オペラストゥディオフィガロの結婚2025年2月23日(日)14:00モーツァルト・シンガーズ・ジャパン Vol.6 《カイロの鵞鳥/騙された花婿/ツァイーデ》銀座 王子ホール 2025年3月1日土・2日日 両日とも14:00開演 びわ湖ホール プロデュースオペラ『死の都』ダブルキャスト コルンゴルト 作曲 阪哲朗プロデュースオペラ第2弾びわ湖ホール大ホール指揮:阪 哲朗(びわ湖ホール芸術監督)演出:栗山昌良 再演演出:岩田達宗出演:パウル/清水徹太郎*、山本康寛* マリー/森谷真理、木下美穂子フランク/黒田祐貴、池内 響 フリッツ/晴 雅彦、迎 肇聡* ほか*びわ湖ホール声楽アンサンブル・ソロ登録メンバー管弦楽:京都市交響楽団合唱:びわ湖ホール声楽アンサンブルSS席25,300(24,200)円 / S席20,900(19,800)円 / A席18,700(17,600)円B席15,400(14,300)円 / C席12,100円 / D席8,800円 / E席5,500円U30(30歳以下)3,300円 / U24(24歳以下)2,200円2025/3/8(土)14:00 第377回 東京シティ・フィル ヴェルディ:レクイエム指揮:高関 健ソプラノ:中江 早希メゾ・ソプラノ:加納 悦子テノール:笛田 博昭バリトン:青山 貴合唱:東京シティ・フィル・コーア2025031215読響ヴォツcエックヴァイグレ2025年3月14(金),15日(土)荒川オペラシリーズ「夢遊病の娘」日暮里サニーホール2025年3月22日(土)、23(日)立川市民オペラ2025 プッチーニ作曲「ラ・ボエーム」金山的場杉尾2025年3月23(日)立川市民オペラ2025 プッチーニ作曲「ラ・ボエーム」澤原高橋洋介小野寺指揮:古谷誠一 演出:直井研二合唱:立川市民オペラ合唱団 管弦楽:TAMA21交響楽団児童合唱:公募にて募集中! 助演:公募にて募集予定会場:たましんRISURUホール(立川市市民会館)大ホールチケット2024年11月下旬発売予定2025年3月23日(日)14時東京21世紀管弦楽団お昼のコンサート紀尾井ホール前川健生2025年3月24日(月)マチネかなっくホール#今井俊輔 #上本訓久 #グリダーレ #GRIDARE2025年3月27日 [木] 15:00開演(14:00開場)2025年3月30日 [日] 15:00開演(14:00開場)東京春祭 ワーグナー・シリーズ:舞台神聖祝典劇《パルジファル》(演奏会形式)(全3幕/ドイツ語上演・日本語字幕付)東京文化会館 大ホール指揮:マレク・ヤノフスキアムフォルタス(バリトン):クリスティアン・ゲルハーヘルティトゥレル(バス・バリトン):水島正樹グルネマンツ(バス):タレク・ナズミパルジファル(テノール):スチュアート・スケルトンクリングゾル(バリトン):シム・インスンクンドリ(メゾ・ソプラノ):ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナー第1の聖杯騎士(テノール):大槻孝志第2の聖杯騎士(バリトン):杉浦隆大第1の小姓(メゾ・ソプラノ):秋本悠希第2の小姓(メゾ・ソプラノ):金子美香第3の小姓(テノール):土崎 譲第4の小姓(テノール):谷口耕平クリングゾルの魔法の乙女たち 第1の娘(ソプラノ):相原里美 第2の娘(ソプラノ):今野沙知恵 第3の娘(メゾ・ソプラノ):杉山由紀 第4の娘(ソプラノ):佐々木麻子 第5の娘(ソプラノ):松田万美江 第6の娘(メゾ・ソプラノ):鳥谷尚子アルトの声(メゾ・ソプラノ):金子美香管弦楽:NHK交響楽団合唱:東京オペラシンガーズ合唱指揮:エベルハルト・フリードリヒ、西口彰浩音楽コーチ:トーマス・ラウスマン上演時間:約5時間(休憩含む)料金(税込)S A B C D E U-25¥27,000 ¥22,500 ¥18,500 ¥15,000 ¥12,000 ¥9,000 ¥3,000来場チケット先行発売11月10日 [日] 10:00~11月13日 [水] 23:59S~B席のみ対象一般発売11月24日 [日] 10:00※U-25チケットは2025年2月14日 [金] 12:00より発売2025年3月28日(金)昼夜、29日(土)昼夜、30日(日)昼夜青島広志版「ナクソス島のアリアドネ」南大塚ホールソース:ちらし2025年3月29日 [土] 14:00開演(13:30開場)2025年3月30日 [日] 14:00開演(13:30開場)2025年4月1日 [火] 19:00開演(18:30開場)2025年4月5日 [土] 14:00開演(13:30開場)2025年4月6日 [日] 14:00開演(13:30開場)東京春祭 for Kids子どものためのワーグナー《パルジファル》(バイロイト音楽祭提携公演)[各回約70分]三井住友銀行 東館 ライジング・スクエア1階 アース・ガーデン指揮:石坂 宏パルジファル(テノール):伊藤達人グルネマンツ(バス):山下浩司クンドリ(メゾ・ソプラノ):田崎尚美ティトゥレル(バス・バリトン):狩野賢一管弦楽:東京春祭オーケストラ監修/芸術監督:カタリーナ・ワーグナー他ワーグナー:舞台神聖祝典劇《パルジファル》(抜粋)※台詞部分は日本語、歌唱部分はドイツ語での上演です。料金(税込)全席自由(ファミリーチケット)子ども 保護者¥3,000 ¥4,000※先行発売はございません。一般発売2025年1月26日 [日] 10:00※小学生のお子様に楽しんでいただける内容です。※大人のみでご来場希望の方には、残席がある場合に限り3月19日[水]10:00より1名¥7,000にて受付開始いたします。2025年3月29日(土)14:00開演(13:15開場)愛知室内オーケストラ第85回定期演奏会モーツァルトオペラコンチェルタンテシリーズvol.1モーツァルト:歌劇「コジ・ファン・トゥッテ」 (演奏会形式)東海市芸術劇場大ホール (愛知県)指揮/ 山下一史フィオルディリージ/ 森谷真理ドラベッラ/ 鳥木弥生グリエルモ/ 青山貴フェルランド/ 渡辺康ドン・アルフォンソ/ 町英和デスピーナ/ 向野由美子通奏低音&音楽スタッフチーフ/ 服部容子合唱/ ACO特別合唱団問合せ: 愛知室内オーケストラ:052-211-9895一般席 8000円ACO主催2025年3月30日 [日] 15:00開演(14:00開場)東京春祭 ワーグナー・シリーズ:舞台神聖祝典劇《パルジファル》(演奏会形式)(全3幕/ドイツ語上演・日本語字幕付)東京文化会館 大ホール2025年4月4日 [金] 19:00開演(18:00開場)2025年4月6日 [日] 15:00開演(14:00開場)東京春祭 合唱の芸術シリーズ vol.12ベートーヴェン《ミサ・ソレムニス》東京文化会館 大ホール指揮:マレク・ヤノフスキソプラノ:アドリアナ・ゴンザレスメゾ・ソプラノ:ターニャ・アリアーネ・バウムガルトナーテノール:スチュアート・スケルトンバス:タレク・ナズミ管弦楽:NHK交響楽団合唱:東京オペラシンガーズ合唱指揮:エベルハルト・フリードリヒ、西口彰浩曲目ベートーヴェン:ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ曲) ニ長調 op.123S A B C D E U-25¥17,500 ¥15,000 ¥13,000 ¥11,000 ¥9,000 ¥7,000 ¥3,000先行発売11月10日 [日] 10:00~11月13日 [水] 23:59S~B席のみ対象一般発売11月24日 [日] 10:00来場チケット予約・購入※当日券の取扱いについて残席があり会場にて当日券を販売する際、料金は各券種+500円となります。オンライン・チケットサービス等で事前のご予約をお勧めいたします。主催:東京・春・音楽祭実行委員会共催:NHK交響楽団2025年4月10日 [木] 15:00開演(14:00開場)2025年4月13日 [日] 15:00開演(14:00開場)東京春祭プッチーニ・シリーズ vol.6《蝶々夫人》(演奏会形式)(全2幕/イタリア語上演・日本語字幕付)東京文化会館 大ホール指揮:オクサーナ・リーニフ蝶々夫人(ソプラノ):ラナ・コスピンカートン(テノール):ジョシュア・ゲレーロスズキ(メゾ・ソプラノ):清水華澄シャープレス(バリトン):甲斐栄次郎管弦楽:読売日本交響楽団合唱:東京オペラシンガーズ合唱指揮:仲田淳也他上演時間:約3時間(休憩含む)S A B C D E U-25¥24,500 ¥20,500 ¥16,500 ¥13,000 ¥9,500 ¥6,500 ¥3,000来場チケット先行発売11月10日 [日] 10:00~11月13日 [水] 23:59S~B席のみ対象一般発売11月24日 [日] 10:00※U-25チケットは2025年2月14日 [金] 12:00より発売2025年4月11日 [金] 19:00開演(18:00開場)2025年4月12日 [土] 15:00開演(14:00開場)東京・春・音楽祭 リッカルド・ムーティ指揮 東京春祭オーケストラ東京文化会館 大ホール指揮:リッカルド・ムーティ管弦楽:東京春祭オーケストラヴェルディ:歌劇《ナブッコ》序曲マスカーニ:歌劇《カヴァレリア・ルスティカーナ》間奏曲レオンカヴァッロ:歌劇《道化師》間奏曲ジョルダーノ:歌劇《フェドーラ》間奏曲プッチーニ:歌劇《マノン・レスコー》間奏曲ヴェルディ:歌劇《運命の力》序曲カタラーニ:コンテンプラツィオーネレスピーギ:交響詩《ローマの松》料金(税込)S A B C D E U-25¥19,000 ¥16,000 ¥13,000 ¥11,000 ¥9,000 ¥7,000 ¥3,000来場チケット先行発売11月10日 [日] 10:00~11月13日 [水] 23:59S~B席のみ対象一般発売11月24日 [日] 10:00※U-25チケットは2025年2月14日 [金] 12:00より発売2025年4月18日 [金] 15:00開演(14:00開場)2025年4月20日 [日] 15:00開演(14:00開場)東京・春・音楽祭 J.シュトラウス2世:喜歌劇《こうもり》(全3幕/ドイツ語上演・日本語字幕付)(演奏会形式)上演時間:約3時間(休憩含む)東京文化会館 大ホール指揮:ジョナサン・ノットアイゼンシュタイン(バリトン):アドリアン・エレートオルロフスキー公爵(メゾ・ソプラノ):アンジェラ・ブラウアーファルケ博士(バリトン):マルクス・アイヒェアデーレ(ソプラノ):ソフィア・フォミナ管弦楽:東京交響楽団合唱:東京オペラシンガーズ他料金(税込)S A B C D E U-25¥25,500 ¥21,500 ¥17,500 ¥14,000 ¥10,500 ¥7,500 ¥3,000来場チケット先行発売11月10日 [日] 10:00~11月13日 [水] 23:59S~B席のみ対象一般発売11月24日 [日] 10:00※U-25チケットは2025年2月14日 [金] 12:00より発売2025年4月20日(日)開演∶時間未定第52回江東オペラプッチーニ3部作「外套」「修道女アンジェリカ」「ジャンニ・スキッキ」場所∶ティアラこうとう大ホール全席自由 ¥4,0002025年4月26日(土) 14:00開演 (13:00 開場)2025年4月27日(日) 14:00開演 (13:00 開場)藤原歌劇団公演 新制作「ロメオとジュリエット」C.グノー作曲 オペラ全5幕<字幕付き原語(フランス語)セミ・ステージ形式13:15から会場内にて作品解説あり上演時間:約3時間会場テアトロ・ジーリオ・ショウワチケット 2024年12月13日 10:00発売開始S席:¥12,000A席:¥10,000B席:¥6,000C席:¥3,000公演監督角田和弘指揮園田 隆一郎演出松本 重孝4/26ロメオ清水 徹太郎4/27ロメオ山本 康寛4/26ジュリエット光岡 暁恵4/27ジュリエット米田 七海4/26メルキューシオ井出 壮志朗4/27メルキューシオ市川 宥一郎4/26ティバルト渡辺 康4/27ティバルト工藤 翔陽4/26修道士ローラン伊藤 貴之4/27修道士ローラン久保田 真澄4/26ステファノ山川 真奈4/27ステファノ石田 滉4/26キャピュレット坂本 伸司4/27キャピュレット小野寺 光4/26ジェルトリュード髙橋 未来子4/27ジェルトリュード山本 千鶴4/26 & 4/27パリス相沢 創4/26グレゴーリオ和下田 大典4/27グレゴーリオ岩美 陽大4/26 & 4/27ヴェローヌ大公東原 貞彦合唱藤原歌劇団合唱部管弦楽テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ合唱指揮・副指揮玉崎優人美術増田寿子衣裳前岡直子照明成瀬一裕舞台監督菅原多敢弘演出助手手塚優子主催公益財団法人日本オペラ振興会2025年4月26日(土)17:00開演2025年4月27日(日)17:00開演特別公演 広上淳一&日本フィル「オペラの旅」Vol.1ヴェルディ:オペラ《仮面舞踏会》(セミ・ステージ形式/全3幕/字幕つき)サントリーホール指揮:広上淳一[フレンド・オブ・JPO(芸術顧問)]演出:高島勲アメーリア:中村恵理リッカルド:宮里直樹レナート:池内響ウルリカ:福原寿美枝オスカル:盛田麻央シルヴァーノ:高橋宏典サムエル:田中大揮トム:杉尾真吾合唱:東京音楽大学発売日>2024年12月11日(水)10:00料金>SS ¥12,000 S¥9,500 A¥8,000 B¥6,500 C¥5,000 D¥3,000※一部見切れあり/電話のみYs(25歳以下)¥4,000* Gs(70歳以上)¥5,000* *SS,S,D除く購入・お問い合わせ>日本フィル・サービスセンターTEL:03-5378-5911(平日10-17時)2025年5月29日(木)開演19時00分(予定)野獣3大テノールコンサート(仮名)府中の森ウィーンホール🔥#古橋郷平 #笛田博昭 #仲田淳也 #上本訓久2025年6月8日(日)14:00東響定期モーツァルト:交響曲 第25番 ト短調 K.183ロッシーニ:スターバト・マーテルサントリーホール指揮:ミケーレ・マリオッティ■ ソプラノ:ハスミック・トロシャン■ メゾソプラノ:ヴァルドゥイ・アブラハミヤン■ テノール:マキシム・ミロノフ■ バスバリトン:マルコ・ミミ2025年6月21日(土曜日)開演時間15:00Dramatic Series ワーグナー/楽劇「ラインの黄金」公演場所横浜みなとみらいホール指揮者沼尻竜典(音楽監督)青山貴(ヴォ―タン)志村文彦(アルベリヒ)澤武紀行(ローゲ)斉木健詞(ファーフナ―)高橋淳(ミーメ)谷口睦美(フリッケ)八木寿子(エルダ) ほか主な演目ワーグナー/楽劇「ラインの黄金」2025年7月5日(土)16時開演・6日(日)14時開演アーリドラーテ歌劇団 第11回公演《エルナーニ》~ Teatro Verdi di Tokyo ~ヴェルディ《エルナーニ》(全4幕・イタリア語上演・日本語字幕付)会場:新国立劇場 中劇場指揮:山島達夫 演出:木澤譲 振付:石井竜一 7/5 7/6エルナーニ: 片寄純也/石井基幾ドン・カルロ: 与那城敬/井出壮志朗シルヴァ: 大塚博章/加藤宏隆エルヴィーラ: 石上朋美/中村真紀ジョヴァンナ: 林 眞暎/米谷朋子ドン・リッカルド:工藤翔陽/河野大樹ヤーゴ: 杉尾真吾/松中哲平テアトロ・ヴェルディ・トウキョウ・コーラス&オーケストラ井上バレエ団後援:NPO日本ヴェルディ協会SS席15,000円、S席12,000円、A席9,000円、B席7,000円、C席5,000円(税込・全席指定)2024年10月10日(木)11:00〜 ぴあ先行先着プリセール開始(SS席/S席/A席)2025年1月27日(月)10:00〜 一般販売開始(チケットぴあ/イープラス)https://ali-dorate.net/2025年7月18日(金)/19日(土)/20日(日)/21日(月・祝) (東京)≪東京二期会オペラ劇場≫ フォルクスオーパー、ウィーン国立バレエ団との共同制作チャイコフスキー『イオランタ』オペラ全1幕/バレエ『くるみ割り人形』《新制作》指揮:マキシム・パスカル/演出:ロッテ・デ・ベア東京フィルハーモニー交響楽団主催:公益財団法人東京二期会07.18(金)07.20(日) / 07.19(土)07.21(月祝)イオランタ 梶田真未 川越未晴ルネ 狩野賢一 北川辰彦ヴォデモン伯爵 伊藤達人 岸浪愛学ロベルト 大川 博 菅原洋平エブン=ハキア 小林啓倫 宮本益光アルメリック 大槻孝志 濱松孝行ベルトラン 水島正樹 ジョン ハオマルタ 小野綾香 一條翠葉ブリギッタ 清野友香 莉田崎美香ラウラ 郷家暁子 川合ひとみバレエ 東京シティ・バレエ団共催公益財団法人 東京シティ・バレエ団2025年9月5日(金)・6日(土)・7日(日)藤原歌劇団公演G.ヴェルディ作曲「ラ・トラヴィアータ」オペラ全3幕新国立劇場 オペラパレス指揮:阿部加奈子演出:粟國 淳 9/5 9/6 9/7ヴィオレッタ 迫田美帆 田中絵里加 森野美咲 アルフレード 笛田博昭 松原 陸 笛田博昭ジェルモン 折江忠道 押川浩士 折江忠道フローラ 古澤真紀子 北薗彩佳 古澤真紀子ガストン 堀越俊成 工藤翔陽 堀越俊成ドゥフォール アルトゥーロ・エスピノーサ 龍 進一郎 アルトゥーロ・エスピノーサドビニー 坂本伸司 大塚雄太 坂本伸司グランヴィル 豊嶋祐壹 相沢 創 豊嶋祐壹アンニーナ 石井和佳奈 萩原紫以佳 石井和佳奈ジュゼッペ 濱田 翔 原 優一 濱田 翔使者 江原 実(全日)召使 岡山 肇(全日)合唱:藤原歌劇団合唱部/新国立劇場合唱団/二期会合唱団管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団主催:公益財団法人日本オペラ振興会共催:公益財団法人新国立劇場運営財団/公益財団法人東京二期会2025/9/5(金)~2025/9/11(木)ROHワルキューレDie Walküre【映画館における上映】東京 TOHOシネマズ 日本橋 東京 イオンシネマ シアタス調布 2025年9月11日(木)/13日(土)/14日(日)/15日(月・祝)Tokyo Opera Days 2025 ≪東京二期会オペラ劇場≫ワーグナー『さまよえるオランダ人』 オペラ全3幕 《ワールドプレミエ》指揮:上岡敏之演出:深作健太管弦楽:読売日本交響楽団会場:東京文化会館 大ホール主催:公益財団法人東京二期会2025年11月15日(土)、16日(日)NISSAY OPERA 2025 『サンドリヨン』柴田/広崎うらん盛田 金子杉山 山下北川辰彦 河野鉄平市川 別府藤井麻美 北薗2025年11月27日(木)、28日(金)、29日(土)、30日(日)NISSAY OPERA 2025 ≪東京二期会オペラ劇場≫J.シュトラウスII世『こうもり』 オペレッタ全3幕ベルリン・コーミッシェ・オーパーとの提携公演会場:日生劇場指揮:エリアス・グランディ演出:アンドレアス・ホモキ管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団主催:公益財団法人東京二期会共催:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]2025年12月13日(土)/14日(日)≪東京二期会コンチェルタンテ・シリーズ≫ベルリオーズ『ファウストの劫罰』 4部からなる劇的物語指揮:マキシム・パスカル管弦楽:読売日本交響楽団会場:東京主催:公益財団法人東京二期会20262026年1月31日(土)・2月1日(日)東京上野2026年2月7日(土)愛知県芸術劇場 大ホール藤原歌劇団公演G.プッチーニ作曲「妖精ヴィッリ」オペラ全2幕P.マスカーニ作曲「カヴァレリア・ルスティカーナ」オペラ全1幕ニュープロダクション指揮:柴田真郁演出:岩田達宗【妖精ヴィッリ】 1/31 2/1 2/7アンナ 砂川涼子 迫田美帆 伊藤 晴ロベルト 澤﨑一了 所谷直生 澤﨑一了グリエルモ・ウルフ 岡 昭宏 清水良一 岡 昭宏【カヴァレリア・ルスティカーナ】 1/31&2/7 2/1サントゥッツァ 桜井万祐子 小林厚子トゥリッドゥ 笛田博昭 藤田卓也ルチア 牧野真由美 米谷朋子アルフィオ 井出壮志朗 森口賢二ローラ 丹呉由利子 髙橋未来子合唱:藤原歌劇団合唱部管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団(東京)/セントラル愛知交響楽団(愛知)主催:公益財団法人日本オペラ振興会/[ 愛知公演のみ ] 愛知県芸術劇場(愛知県文化振興事業団)2026年2月2026年2月12日(木)/13日(金)/14日(土)/15日(日)≪東京二期会オペラ劇場≫マスカーニ『カヴァレリア・ルスティカーナ』 オペラ全1幕ロイヤル・オペラ・ハウスとの提携公演レオンカヴァッロ『道化師』 オペラ全1幕 《新制作》指揮:アンドレア・バッティストーニ演出:ダミアーノ・ミキエレット管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団会場:東京(後日発表)主催:公益財団法人東京二期会2026年3月7日(土)・8日(日)日本オペラ協会公演大石みちこ原作・脚本/渡辺俊幸作曲「奇跡のプリマ・ドンナ ~オペラ歌手三浦環の「声」を求めて~」オペラ全2幕新作・初演新宿文化センター 大ホール指揮:田中祐子演出:岩田達宗 3/7 3/8三浦環 佐藤美枝子 相樂和子他合唱:日本オペラ協会合唱団管弦楽:神奈川フィルハーモニー管弦楽団2026年4月≪東京二期会オペラ劇場≫ベルク『ルル』 オペラ全2幕(4回公演予定)指揮:オスカー・ヨッケル演出:カロリーネ・グルーバー管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団主催:公益財団法人東京二期会****情報ありがとうございます。*システム上の都合でお名前の旧字体が使用できない場合がございます。ご容赦いただきたくお願いいたします。【ご注意】本頁は個人的メモとなります。公演情報は変更となる場合がありますので必ず各公式サイトを参照ください。日々更新中!※赤字は追記中止延期【振替日程】生配信完売
2024年09月26日
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Photo:©Shevaibra, courtesy of Munetsugu Hall and the artists※撮影可能タイム笛田博昭 テノール・リサイタル ~リベンジ~2024年 9/29 (日) 14:00開演 13:30開場宗次ホール 名古屋市中区栄笛田博昭(テノール)今岡淑子(ピアノ)岡本茂朗(司会・バリトン)ベッリーニ:歌劇『ノルマ』より“ヴィーナスの祭壇に私とともに”マイアベーア:歌劇『アフリカの女』より“おお、パラダイス”ヴェルディ:歌劇『運命の力』より“天使のようなレオノーラ”ジョルダーノ:歌劇『アンドレア・シェニエ』より“ある日青空を眺めて”プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』より“誰も寝てはならぬ”ほか主催:宗次ホール企画協力:株式会社 OFFICEリラン***名古屋の宗次ホールで行われた日本随一のテノール、笛田博昭さんのリサイタルなんと全曲オペラアリアというとんでもないセット・リストアンコール含めて11曲のオペラアリアを全力投球で歌いきった。とんでもない重圧を感じながらついに完走。お客さんは大熱狂本人も感激していた。そしてその11曲11作品のオペラの全幕上演を笛田さんですでに7作品も見ているという。これはすごいことです。これだけで日本のオペラのある意味歴史であり、日本最高のテノールのオペラの足跡を味わうことができた。ありがたいことです。美声で魅惑しヒロイックな声で魅了し全ての高音を成功させB、H、Hi Cといった超高音も長音で披露した。そして何より、役になりきって劇的な演唱を見せた。主人公が苦悩する時は自分も苦悩し慟哭する時は自分も同じくした。それが聴衆の心を震わせ、泣かせたのだ。大感激です。ピアノの今岡さんはまさにオーケストラで、作品をよく理解したドラマティックな演奏がすばらしかった。司会進行として作品解説をして笛田さんをサポートしたバリトンの岡本さんもすばらしかった。岡本茂朗さん(司会・バリトン)Photo:©Shevaibra, courtesy of the artistまた最高の響きの贅沢な宗次ホールでは、カーテンコール撮影OKというシステムを導入していてありがたかった。***1.マイアベーア:「ユグノー教徒」より♪アルプスの雪より白くMeyerbeer:Les Huguenots"Bianca al par di neve alpina" 登場の最初の一曲目から超パワフルなアリア。すごい攻めてます。イタリア語歌唱。 B(シ♭)→Hi C→B(最後) (音程はフランコ・コレッリで確認済み。)※以下、トークはメモを元に概要を記載。笛田氏TALK>>「今回全曲アリア。(リサイタルでは)あまりないこと。いろいろな人物になりきるのにエネルギーをすごく要する。皆さんの声援が力になる」2.マイアベーア:歌劇『アフリカの女』より“おお、パラダイス”"O PARADISO ! " "L'Africaine" by Meyerbeer 甘い声。 最後 B(シ♭) (音程はルチアーノ・パヴァロッティで確認済み。)岡本氏、「ノルマ」について解説。3.ベッリーニ:歌劇『ノルマ』より“ヴィーナスの祭壇に私とともに”Meco all'altar di VenereBellini : Norma ヒロイックな声 デヴィーアとの驚きの共演が懐かしいです。 High C → B(最後)*** Meco all'altar di VenereAEran rapiti i sensisensi …ここでHigh CNorma così fa scempioD'amante traditor!遠くから聞こえるドルイド教徒の声ポリオーネのカバレッタMe protegge, me difendeL'empio altare abbatteròカバレッタ終わりは B4.ヴェルディ:「アイーダ」より♪凱旋行進曲(ピアノソロ) 総譜の音を全て弾いているような音の多さと分厚さ。岡本氏の解説「ラダメスはイタリアのテノールに怖れられている役。ステージで最初から最後まで歌わなくてはいけないのに最初のアリアがこの難しさなので、のどを温めながら、というわけにもいかず、かといって最初から上げていくと後が続かない。」5.ヴェルディ:「アイーダ」より♪清きアイーダCeleste AidaVerdi Aida B→B→B(最後のBは胸声) (音程はスコアとルチアーノ・パヴァロッティで確認)***Ergerti un tronoun trono vicino al sol~~~~!最高音は胸声岡本氏の解説:「見事でしたね。ラダメスは最後の高音が難しい。シ♭(B)なんですけど、トスカニーニが?ヴェルディが?妥協案を出し、ピアニッシモのあとはオクターブ下げでもよいとした。」岡本氏の解説:(シェニエのアリアについて)「詩人のシェニエはコワニー夫人の夜会で、愛というものが根源にないと詩のインスピレーションはわかないと語る。しかし周りには「愛とは簡単なもの」と嘲笑される「愛を軽んじてはいけない」とシェニエは怒る。」6.ジョルダーノ「アンドレア・シェニエ」より♪ある日、青空を眺めてUn dì all'azzurro spazioAndrea Chénier ; Giordano G→B→B(デル・モナコとスコアで確認)***(前段)シェニエと伯爵夫人の会話コンテッサはシェニエに詩を読ませようとするがあえなく断られるマッダレーナが言う私、賭けをしたのあなたが「愛」について語るかどうかよ皆にちやほさされる娘マッダレーナの無邪気なからかいの対象になったシェニエ彼のプライドが許さなかった。Un dì all'azzurro spazioシェニエどこまでもリリック/リリコスピントで清澄で濁りがなく美しい空気が輝いて震えるような優しい響きとそして炎のように噴き出すような怒りとシェニエの歌はすべて「詩」になっているのです。e a lei serviva di scrigno il firmamentoフィルマメントの伸ばしG。T’amo で最高音B(B♭)Udite! Non conoscete amoramor, divino dono, non lo schernir, amorのaで最高音B(B♭)del mondo anima e vita è l'Amor!大喝采。感動で泣きそうです。 Photo:©Shevaibra, courtesy of Munetsugu Hall and the artist<休憩後の後半>7.ジョルダーノ「フェドーラ」より♪愛さずにはいられぬこの思い“Amor ti vieta”from Act II of Umberto Giordano's Fedora動画 超短いが濃い内容のアリア。 最高音は A(途中)(なんとハ長調)(音程はJussi Bjorling 及びスコアで確認) 岡本氏の解説:「『フェドーラ』の原作者ヴィクトリアン・サルドゥは『トスカ』の原作も書いた人。当時サラ・ベルナールの演じた時の扮装が人気になり中折れ帽(フェドーラハット、ボルサリーノ)が流行した。彼は美食家でもあった。メニューを考案した。」8.歌劇『運命の力』より“天使のようなレオノーラ”La vita e inferno... O tu che in seno agli angeliVerdi : La Forza del Destino B→B→B(長く伸ばす)→Gis(最後) (音程はFranco Corelli で確認) 最後を長く伸ばす。すばらしい!入魂の演唱に大喝采!岡本氏の解説:「主人公のアルヴァーロは、スペイン人とインカ帝国の王女との間に生まれた子でインカ帝国王家の血を引く者であるが、結果的にアルヴァーロがカラトラーヴァ侯爵一家を全員(カラトラーヴァ侯爵、ドン・カルロ・ディ・ヴァルガス、レオノーラと)殺してしまうことになった。インカ帝国のスペインへの復讐ともとれる(インカ帝国はスペインのピサロにより16世紀に滅ぼされた)、これがまさに「運命の力」ではないかと。」…なんと怖ろしい解釈!9.プッチーニ:「蝶々夫人」より♪さようなら、愛の家よAddio fiorito asilG.Puccini 'Madama Butterfly' ah! son vil! 甘い声 華やかでPucciniにぴったりの声 As → B(最高音) (音程はスコアで確認)10.プッチーニ:『トスカ』より♪テ・デウム(ピアノソロ) これはバリトン用の伴奏版のピアノ演奏だったのでしょうか?すごい迫力。すばらしいです!11.プッチーニ:『トスカ』より♪星は光りぬE lucevan le stelle de Tosca. G. Puccini A → A(音程はスコアで確認) disciogliea dai veli! 最高音はdiscioglieaのA。E non ho amato mai tanto la vita!のamatoもA まさに慟哭のアリア。音楽が流れる中、万感を込めて登場し歌う。 12.プッチーニ:『トゥーランドット』より♪誰も寝てはならぬNessun Dorma 最高音Vinceròのチェ H (音程はスコアで確認)Encore:13.ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」より♪見よ、恐ろしい炎をDi quella pira l‘orrendo foco, Trovatore動画 Hi C → Hi C (音程はスコアで確認) ご存じ最高音Hi C 笛田さんの代名詞的アリア 会場、熱狂の渦 お疲れ様でした。Related liks:2014年12月14日 沼津のトスカ Part 1 カヴァラドッシ2017年05月06日 三河市民オペラ「イル・トロヴァトーレ」Day 1 マンリーコ2017年07月01日 デヴィーア様降臨!藤原真骨頂のノルマ 初日大成功! ポリオーネ2022年01月30日 藤原歌劇団「イル・トロヴァトーレ」DAY1 マンリーコ2022年09月30日 フィオーレオペラ「運命の力」 ドン・アルヴァーロ2023年02月11日 所沢ニューイヤーオペラ・ガラに豪華歌手が集結 カラフ2023年05月07日 三河市民オペラ「アンドレア・シェニエ」Day2 アンドレア・シェニエ2024年01月03日 NHKニューイヤーオペラ2024 ラダメス2024年07月13日 兵庫県西宮市 佐渡裕の「蝶々夫人」Day2 ピンカートン
2024年09月29日
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Mari Moriya as die Feldmarschallin, incredibly amazing performance!!Photo:©Shevaibra, courtesy of the artistPhoto Album東京二期会オペラ劇場(本公演)イギリス・グラインドボーン音楽祭との提携公演リヒャルト・シュトラウス 『ばらの騎士』オペラ全3幕 《新制作》台本: フーゴー・フォン・ホフマンスタール作曲: リヒャルト・シュトラウスBキャスト Day 4指揮:セヴァスチャン・ヴァイグレ演出:リチャード・ジョーンズ管弦楽:読売日本交響楽団2017年7月30日(日) 東京文化会館 大ホール主催:公益財団法人東京二期会装置: ポール・スタインバーグ演出補・振付: サラ・フェイ衣裳: ニッキー・ギリブランド照明: ミミ・ジョーダン・シェリン 音楽アシスタント: 森内 剛合唱指揮: 大島義彰演出助手: エレイン・キッド家田 淳太田麻衣子 舞台監督: 幸泉浩司公演監督: 多田羅迪夫Bキャスト:7月27日(木)/30日(日)元帥夫人 森谷真理オックス男爵 大塚博章オクタヴィアン 澤村翔子ファーニナル 清水勇磨ゾフィー 山口清子マリアンネ 岩下晶子ヴァルツァッキ 升島唯博アンニーナ 増田弥生警部 清水那由太元帥夫人家執事 土師雅人公証人 松井永太郎料理屋の主人 加茂下 稔テノール歌手 前川健生3人の孤児 田崎美香 舟橋千尋 金澤桃子帽子屋 斉藤園子動物売り 加藤太朗ファーニナル家執事 新津耕平元帥夫人の下僕坂詰克洋 森田有生 岸本大 東嶋正彦給仕坂詰克洋 森田有生 岸本大 篠木純一 東嶋正彦オックス男爵の庶子石井一也 五十内成明 川ノ上聡 浜田和彦 保坂真悟 寺西一真役者(黙役)>>モハメド:ランディ・ジャクソンレオポルド:光山恭平メイド、モデル:岡庭瞳 清水茜クチュリエール:森 彩乃代理人、指揮者:神谷真士フロイト:若泉亮レオポルトの彼女:秋戸美奈子犬:新井きのこ合唱: 二期会合唱団児童合唱: NHK東京児童合唱団***すごく面白かったです。こんなにすばらしいプロダクションを指揮者と演出以外オール日本人で成し遂げたことに感謝を捧げたいと思います。ヴァイグレさん率いる読響 本当にすばらしかったです。ホルンもクラリネットもフルートも弦もすばらしくうまい!しかしヴァイグレさんは容赦しません。めっちゃオケを鳴らしました。音楽的には正しくても少し忖度してほしい箇所も。リチャード・ジョーンズ あの大工さんのローエングリンの演出家 懸念してましたが、さすがのすばらしさでした。風刺も効いているし、今の時代の人が見てワクワクドキドキできるばらの騎士になっていたと思います。とにかく第1幕は森谷真理さんの独壇場。エロくてエロくて男に飢えてて、セック◯が大好きでオクタヴィアンを手籠めにしているマルシャリン 最高にリアリティがありました。(今風に言えば"ビッチ")声も圧倒的で、やっぱりワグネリアンシンガーできると思いました。基本ヴァイグレさんの棒だとワグネリアンシンガーじゃないと無理だと思います。オックスの大塚さん すばらしかったです。やっぱりオックスは低い声が出ないとね!Low C も、Low E も完璧でした。オックスはロール・デビューとのことです。おめでとうございます。他にすばらしかった歌手はファーニナルの清水勇磨さん、警部役の清水那由太さん。など。2人とも特大の声でした。***※内容にふれますが、ねたばれにならないように伏字交え書かせていただきます。第1幕オケ!すごい音量だ。豊穣でしかも速く、オケが技巧を尽くす。マルシャリンの部屋 時計。朝だ左右にマルシャリンと元帥の肖像画。いかにもマルシャリンは元帥と年齢差があると感じさせる中央奥にバスルーム。○○○している元帥夫人まじか!オクタヴィアンは大の字に寝転んでいる。マルシャリンは長いバスローブをまとって出てくるが足のラインが動くと見えるセクシーなもの。朝食が来たわ。家令(?)が運んでくるがなぜか用もないのに必ずついてくるモハメド。原作と違い、少年ではなく青年。彼はマルシャリンを愛している。モハメドがキーパーソンになるなと感じさせる描き方。マルシャリンの次の恋人になる可能性高し、と私は踏んだが…。そこは描かれていないので神のみぞ知る。モハメドは戦利品を見つける。しかしそれはマルシャリンにはばればれだった。この戦利品の発想はモーツァルトのケルビーノ。奥様のリボンを盗もうとするケルビーノだ。オクタヴィアンとの関係性。最初オクタヴィアンはベルばらのオスカルのような男装の麗人ではないかと思った。あまりにも美しすぎるのだ。長いくるくるの長髪。細いシルエット。ノーブルな高貴さを感じさせるおっとりさ。澤村さんのオクタヴィアン像。オクタヴィアンはもともとは女性が男装していて、マルシャリンは両刀なのでは?とも勘ぐってみたがそうするとゾフィーとの関係性もおかしくなってくるのでそれはなさそうだ。マルシャリンとオクタヴィアンはいっしょに朝食を食べるがこれまたエロい!ざくろをナイフで二つに切って半分をオクタヴィアンに食べさせる。赤いリンゴのようなものをマルシャリンは乳首のように胸にあてがってオクタヴィアンに食べさせるまじか!オクタヴィアンは元帥が帰ってきたと勘違いして、女の子のきれいなドレスをソファに置く。召使の衣裳にしては美しすぎるカラフルな色使いの紐で留めるベストにスカートがついているもの。しかし勘違いで単なる来客だったとわかり、悠然と歯磨きをしだすオクタヴィアン。歯ブラシがあるということは2人の夜は初めてじゃないし、ほぼ同棲状態なのだとわかる。ものすごい声でオックスを押しとどめているのは家令の土師雅人さん。家令の頭には時代がかった白いかつら。時代が合わない。なぜ召使がクラシックなかつらに衣裳なのか?かまわず入ってくるチロルの民族衣装の男髪やひげは銀色に老け作りしているが、ぎらぎらと男の粗野な野蛮さを有している。陽気な男で遠慮というものを知らない。背中にはものがいっぱい入ったリュック。しかも汚い。(オクタヴィアンに)お嬢さん、失礼!オックスがものすごく長い長椅子に腰掛ける自分のかみてがわにいるオクタヴィアンに色目を使っている。(家令に)ほら言っただろ、お会いになってくれるって。オレさまは貴族なんだからな。手紙でお伝えしたとおり実は結婚することになりましてお相手は…ファーニナルです。すでにお知らせしていますが。ファーニナルは軍に出入りしている武器商人。家を12件持っているんですオクタヴィアンが押してくる朝食の台車が通れないのでリュックをソファの下に押し込む。プスプス!(ちょっとちょっと!)なんで持っていくんだ腹が減ってるんだクッキーもな。オクタヴィアンの傍らで今から白馬亭にまいります。(オクタヴィアンに)いいことをしよう!ご相談事がありまして婚礼の先触れの「ばらの騎士」を選定していただきたいのです。それから公証人もご紹介いただければと…公証人は毎日来ておりますわ。オクタヴィアンが去ろうとすると下劣なものたちのところに行かなくてもよい向こうからくるんだから執事がくる。オックスとオクタヴィアン(マリアンデル)。オックスはオクタヴィアンを食事に誘う。「そんなことしていいんだか…」田舎娘の口ぶり。男爵は調子に乗って自分の女狩りについて話し出す。勝手に悦にいってしゃべっている背後でマルシャリンは自分が男役になってオクタヴィアンを襲っている。オックスをバカにしながらオックスのまねをしているのだ。Muss halt ein Heu ーーーーーー(高音)in der Nähe dabei sein.干草の上でのセック○についての描写。大喜びのマルシャリン。三重唱マルシャリンはあることを閃くオクタヴィアンの顔写真を持ってくるこの方はどうかしら?結婚の代理人(ばらの騎士)に。オックスは見ないで承知する促されてみると…視線が下から上へ。似ている!ロフラーノ伯ですわ。それは願ってもない!***人々が入ってくる三人の孤児と母親。三人の重唱がすばらしい!美しい田崎美香さんも。パメラ帽子屋動物売り。長い長椅子が反対の向きにセットされるオックスに公証人を紹介するマルシャリンオックスの庶子、レオポルド。この男もモハメドと同じくキーパーソンです。第二幕、第三幕ではほぼ主要な役割を演じる。リチャード・ジョーンズは黙役に役者を配し、すごく原作から逸脱するぐらい演出を盛っている。役者の演技が真に迫ってすごいので逆に歌手の味が薄くなる。ここは演劇的な演出家がオペラを演出するとこに落ち込みやすい間違い。黙役に注目が集まるような演出は本来避けるべきだ。歌手に芝居の中心をさせないと味が薄まる。音楽が強く演出も強いと、よほど芝居のうまい歌手でないと自己主張できなくなる。あやしげな情報を売りつけるヴァルツァッキとその妹アンニーナヴァルツァッキは赤塚不二男の書く漫画の中の登場人物「イヤミ」のような髪型。そう思うともうイヤミにしか見えない!そしていよいよ!イタリアの歌手ですフルートのうますぎる前奏。Di rigori armato il seno前川健生さん。伸びのある美しい高音が、文化会館の上の方までしっかり届く。パワフルな力のある高音すてきでした。彼を聞いたのはこれで三度目。トロヴァトーレのルイスとトウリッドウを聞きました。彼は二期会本公演でこのような主要な役は初めてとのことです。おめでとうございます。このシーンは今までにいろいろな歌手で聞きました。生で聴いたのは、ピョートル・ベチャワローベルト・サッカ。映像では最近ステファン・ポップRシュトラウスのイタリアオペラへの憧憬を感じるシーンですよねそれを茶化すところがホーフマンスタールのスタイル!2人の天才の創り出したアミューズブッシュのようなシーンでそ。マルシャリンが拍手する。Morgengabe!お楽しみ終了。オックスが公証人に怒って叫びだし、歌は断ち切られる。マルシャリンは貴族の白いかつらに変身しているが「おばあさんみたい」と文句を言いつつも髪形はそのままキープ。ヴァルツァッキは今度はオックスに売り込む。オックスはマリアンデルについて聞く(ヴァルツァッキ)知ってるか?(アンニーナ)じぇーんじぇん。もちろん架空の名前だからわかるわけがないのだがイタリア人の二人は安請け合いをするオックスは庶子のレオポルドに銀のばらを持ってこさせマルシャリンに見せるしまっておいてEuer Gnaden haben heut’durch unversiegte Huld mich tiefst beschämt. 御厚情痛みいります最後の”beschämt”がLow Cオックスの歌う最も低い音程です。オックスが去り、やっと帰ったわ!と吐き捨てるマルシャリンさてさて、このシーンも大注目です。なんか変な人がいます○○。そこまでやるかと思わず笑ってしまいました。演出家は皮肉屋です。マルシャリンは女性を商品として扱う男たちに腹が立っている自分の小さい頃思い出して自分の老いを感じてますます不機嫌になっているそこに男性の服装で帰ってくるオクタヴィアン美しい!かっこいい!女装も男装もステキな澤村さんどうしたの悲しい顔して僕のことが心配だったんでしょ!他の男みたいにならないでほしいの。Bichette(愛する人(僕の小鹿ちゃん!))いい子にして、カンカン。そのうちあなたは離れていくわ時が流れているの。あなたと私の間にも夜中に時計を止めてしまうこともあるの。どうして?僕がここにいるのにwo ich mit meinen Augen Ihre Augen sucheあなたを求めているのにQuinquin, heut’ oder morgen geht Er hin きょうかあすか出て行くわそしてもっと若くて美しい人と…und schöner ist als ich.オクタヴィアンの叫びIch will den Tag nicht denken.軽い関係でいましょ神様が憐れんでくれないわSie spricht ja heute wie ein Pater.神父みたいな言い草だ!もう帰りなさいEr soll mich lassen.あとで使いをやるかもしれないわjetzt sei Er gut und folg’ Er mir.オクタヴィアンは立ち上がると出て行くマルシャリンは追いかけさせるがオクタヴィアンは風のように去ってしまった。従者たちに混じって、なぜかまた関係ないモハメドが入ってきているマルシャリンはモハメドに銀のばらを渡し、オクタヴィアンに届けさせるモハメドは二人の愛人関係を知っていることがわかるシーンだ。(召使は全員知っていると思うが)マルシャリンは長椅子の上に客席に背中を見せて寝転ぶ。そのままじっとしている。泣いているのかもしれない。第1幕了第2幕Ein ernster Tag,ファーニナル圧倒的な声量。すばらしい!執事はファーニナルに一刻も早く出て行くよう助言する。Ist höchste Zeit, dass Euer Gnaden fahrenコミカルでおもしろい執事は新津耕平さん。彼はすばらしい演技だった。なぜかゾフィーはめがね女子。いけてない女の子が変身していく。次の間、支度部屋で支度するゾフィーと召使たち。このシーンでも役者の演技が炸裂!クチュリエがものすごい存在感!スレンダーな背の高い女性で彼女もトランスジェンダーかと思わせるかっこいい雰囲気があるのだ。ハイセンスなクチュリエが普通の女の子をお姫様に変身させる。ゾフィーはお人形さんのようにされるがままだ。クチュリエはバキッ!と○○○を折る。ロフラーノ!ロフラーノ!前にも書いたがこのへんの音楽はダナエの愛に似ているいよいよばらの騎士が来た!興奮して告げるマリアンネ二台めの6頭立ての馬車に乗っているのです。次の間の壁が上方に上がっていく大広間ファーニナルという大企業のエントランス企業ロゴがでかでかと書いてあるその下には水の水槽がある。壁が華々しい音楽と共に開く。ジャーンというシンバルの時、ばらの騎士は奥に静止している。そう、このシーンは静止していないといけない。そしてシンメトリカルでないといけない。ばらの騎士が音楽と相俟って神々しく見えるためにだ。オットー・シェンク演出もそうだった。オットー・シェンクの演出はさらに遠近法で奥行きがあった。ばらの騎士はすぐに進み出てくる。ゾフィーが促され横に立つ。二人とも正面を向いて歌う。これは正しい。声が飛んでくるためにだ。それ以外の者はかみてに立って中央を向いている。Mir ist die Ehre widerfahrenゾフィーIch bin Euer Liebden sehr verbundenおひなさまとお内裏様のような二人だ。有名人ロフラーノ伯を見に、用もないメイドが三人通り過ぎる。ゾフィーWie himmlische, nicht irdische椅子がセットされる左右に真ん中の椅子は客席に向いていないこの席にはマリアンネが座るのか二人のおしゃべりファーニナルと花婿が来る。入ってきたときに口笛はなし。オックスを最初見ていないが見た時のゾフィーの表情。ファーニナルはマリアンネを紹介するが、オックスは無視し、オクタヴィアンのところへ行くオックスはオクタヴィアンの父親を侮辱するようなことを言う。そして中央に大きなテーブルが置かれる。企業と企業が取引をするときのような大きなテーブルで左右に企業の旗を掲げて花嫁の値段をつける10000クローネ!(19世紀末から20世紀初頭のオーストリア=ハンガリー二重帝国時代の通貨1クローネ(1クローネン))取引成立だ。ゾフィーはレオポルドにテーブルの上に上げられる。降りることは許されない。ゾフィーは商品なのだ。ファーニナルが酒をつぐ。オックスはゾフィーにEh bien! なんだもっと堅苦しくしてほしいのか?そうです。ゾフィーの足首をつかむオックス。は・離して!いったいあなたはなんなんです!歌いだすオックス。ラ・ラ…ラ・ラ…オレと一緒ならkeine Nacht dir zu langどんな夜も長くない。Wahrhaftig und ja! Ich hab’ halt ein Lerchenauisch’ Glückレルヒェナウの果報者!オックスが契約書にサインする間、ゾフィーとオクタヴィアンは支度部屋に隠れるwas Sie istあなたのままでいいのです独白。そんな二人を見つけたヴァルツァッキとアンニーナ。オックスを呼ぶEcco!Eh bien, Mamselカワイ子ちゃん、何かいうことは?何を言ったらいいの?オクタヴィアンが代わりにあなた方の結婚に重大な変更が生じました。はあ?Die FräuleinDie Fräulein Die Fräulein Die Fräulein!からかうオックスつまりあんたが嫌いだオックスは無視し、ゾフィーにサインさせようとするオクタヴィアンは思わず○○で○○を○○する。人殺し!血が血が!オックスは○○が痛いので○○できないここは爆笑でした。ファーニナルの驚き。面子のことしか考えないファーニナルたとえ死んでしまってもこの方と結婚するんだ!医者が来て大きな○○をここも大爆笑でした。椅子でぐったりしているオックスファーニナルはまだぶつぶつ強迫的につぶやいている。Is gut! もういい!いいと言ってるだろ!それより酒だ!医者があわててバッテンする(笑)オックスは聞かない。ファーニナルが出て行く。オックスの部下たちがオクタヴィアンへの憎しみを歌う。Wart’, Dich hau’ i’ z’samm医者を去らせ、酒のせいでいい気分のオックス。Ohne mich, ohne mich, jeder Tag Dir so bang.アンニーナがマリアンデルからの手紙を持ってくる。これはオクタヴィアンが仕掛けた罠とも知らずオックスは喜ぶund hat noch einen andren(高音) Schick dazuアンニーナに手間賃を渡さないオックス。金離れの悪い貴族は嫌われるmit mir keine Nacht Dir zu langオックスの一番の見せ場であるmit mir keine Nacht dir zu langlang でLow Eです。すばらしい!第2幕了Der Baron Ochs auf Lerchenau, Hiroaki Otsuka (Role debut)Photo:©Shevaibra, courtesy of the artist第3幕第3幕は本当におもしろい大爆笑連続の展開になる。なかなか演出家の才能が発揮されていた幕だった!METの最新のばらの騎士(カーセン演出)も第三幕がすごく面白かったが、これもそれに近いものがあった。とても独創的で独特のセンスがある。あきらかに怪しいラブホの一室。オクタヴィアンが男装で入ってきて一瞬で女性になって出てくる。拍手。壮大な計画の前に一同に入念に説明するヴァルツァッキ。まるで捜査本部の責任者みたいだ。モニターでは○○がそして長いソファが○○に大爆笑。ダンスのリハーサルまで。スリラー!?(笑)料理屋の主人役、加茂下 稔さん、すばらしい声でした。オックスとマリアンデルオックスは人払いをし、レオポルドに給仕をさせようとするしかし!ここがけっこう肝でこれも大爆笑だった。レオポルドにあることが起こるのだ。Nein, nein, nein, nein! I trink kein Weinあたし飲めないの!かまととぶるマリアンデル澤村さんすばらしい!マリアンデルはわざと○○したりして客が大爆笑飲めないと言いながら一気飲みの連発をするマリアンデル一気に酒癖が悪くなる泣き出すオックスが準備万端で臨戦態勢(大爆笑)なのにオクタヴィアンは○○しようとする○○も○○もあるのだこれもある意味すごい演出だ飲むといつもこうなのかとんでもない女だ!お化けが次々と現れオックスの妻と名乗る女が乱入してくるパパ~パパ~パパ~重婚は犯罪ですよ!あまりの大混乱に警察が来る。Halt! Keiner rührt sich! Was ist los? ものすごい声の警部、清水那由太さん一同なぜかきおつけしている。そして椅子を運んできてきれいに座ったりしているオックスは男爵だと主張するが、ヴァルツァッキがシラをきる娘について尋問するこの娘は婚約者なんだ名前はファーニナルだそこにファーニナルが来る目が点名前は?ファーニナルだではあなたがこの娘の父親ですか?何!?そこにゾフィーが来る。うってかわって清楚な学生のような姿。そして○○○。ファーニナルは気分が悪くなり、休みに行くオクタヴィアンは地声で警部に話があるという。女性が身に付けていたものが次々と飛んでくるあせるオックス。そこにマルシャリンが。マリー・テレーズ!どうして!オクタヴィアンがうろたえる警部は以前軍隊で、マルシャリンの夫の部下だった。ゾフィーはオックスに父親からの最後通牒を突きつけるゾフィーは毅然とはっきりものを言うことができる女性に成長を遂げた。なおも納得しないオックスにマルシャリンが言う。お帰りなさい。貴族なら。お遊びだったんですよオレを騙したな殿方皆に怒っているんですの決まり悪げなオクタヴィアンオックスは感づくオクタヴィアンがマリアンデルで、奥様の愛人であることをわからないの?物事には終りがあるのよ。これですべて終わったんですゾフィーすべて終わった…オックスすべて終わった…使用人たちが勘定書きを持って大集合する。Leupold, wir gehnレオポルド、帰るぞ!レオポルドと○○(笑)レオポルドが大好きになるシーンです。オックスがもみくちゃになりながら出て行くそして…三人いよいよ来たこのシーン!坊やが困ってるわ…オクタヴィアン何かおっしゃいました?マルシャリンとゾフィーの会話オクタヴィアン:Marie Theres’!マリー・テレーズ!Hab’ mir’s gelobt, ihn lieb zu haben in der richtigen Weis’ゾフィーMir ist, wie in der Kirch’nオクタヴィアンIch möcht sie fragen: Darf’s denn sein?至福の三重唱このシーンを振りながらヴェルザー=メストが泣いている様に見えたことを思い出す。これ以上美しいシーンがオペラの歴史上あるだろうか?ファーニナルと出て行くマルシャリン追いかけるオクタヴィアンいなくなる。不安になるゾフィー。もう戻ってこないの?オクタヴィアンが戻ってきた抱き合う二人。もうこの恋は止められないオクタヴィアン:Spür’ nur dich, spür’ nur dich allein,ゾフィーIst ein Traum kann nicht wirklich seinそして誰もいない部屋に戻ってきたのはご存知モ○○○。さあてどういう幕切れでしょう?全幕了※同公演は10月と11月に、名古屋と大分でも上演されます。Related Links ミュンヘンフェス ばらの騎士
2017年07月30日
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