全25件 (25件中 1-25件目)
1
この日の晩酌ワインはTODAさんの特売で買った05プロデュットーリ・デル・バルバレスコ。99~01年あたりのビンテージをよく飲んでいましたが、ここ数年ご無沙汰でした。。ロブマイヤーのタイプIVに注いでみると、あれ?香りが全然立たないなぁ‥。というか、スワリングしても、待っても、香りが出てくる気がしない。口に含むと、筋張った肉を食べているようないかめしい味わい。これは判断に悩みます。イタリアワインの場合、固く閉じていて、開くのに相当時間がかかるものもあるので、翌日まで待ってみようとは思いますが‥。以前飲んだ00とか01年はもっと最初から近づきやすかったんですけどね~翌日:味わいのほうはこなれてなめらかになったように思います。ただ、香りは相変わらずで、スワリングすると、奥のほうから濁った香りがドンヨリと出てくる感じなんですよね。ブルゴーニュであれば、閉じているというよりは、流通段階で丁寧に扱われなかったボトルだろうと断定するところですが、イタものについては、最近あまり飲んでいないので、正直よくわかりません。たとえば、24時間前に抜栓するなどしておけば美味しく飲めたんでしょうかね?
2011年06月30日
コメント(4)
懸案のひとつだった大きなイベントが終わりました。これで気持ちもスッキリするかと思いきや、どうもまだ鬱鬱、モヤモヤとしたままです。残務をいくつか抱えていることが原因だと思われますが、7月いっぱいぐらい、こんな状態が続きそうです。ふと気づけば、禁酒日も長いこと設けていないような‥。と言いつつ、せっかくイベントが無事終了したのですから、お祝いにふさわしいワインを開けることにしました。ガラガラのセラーから選んだのは、ロンドンから購入したルーミエ97レクラ。リーデル・ヴィノムに注ぐと、外観は中程度の濃さで、ルビーというよりはガーネットの色合い。エッジは緩んではっきりとオレンジになっています。グラスを近づけると、う~ん、イイ香りが出てますよ。カシスやブラックチェリーのリキュール的果実、下草、鉄観音、枯葉、丁子、ナツメグ、皮革。口にしてみると、構造にやや緩さがあり、濃縮感ももう一声欲しいところですが、その分たっぷりとした旨みがあって、エレガントな仕上がりです。タンニンは溶け込んでなめらかになっており、豊かな含み香とミネラリーで綺麗なフィニッシュはさすがルーミエと思わせるものがあります。大河ドラマとJINの最終回見ながら、ゆっくり飲もうと思っていたのですが、杯が止まらず、「江」が始まる前にすでに三分の二飲んでしまいました。中盤以降は、予想どおり凝縮感が増し、液体にクリーミーさが加わりました。熟成香ムンムンでありながらも獣っぽさが強調されないのと、フィニッシュがスムーズで余韻が長いのがさすがです。シャンボールの特徴に加えて、状態のよさによるものでしょうね。レクラ、やっぱり美味いですね。華があります。同じルーミエの1級でも、クロドラビシェールだともっとしんねりムッツリした感じになる気がします。すっかり高くなってしまって、近年のVTは全然購入してないんですけど、買っておけばよかったかなぁ‥。といいつつ、ネットで検索すると、07、08年で17~18Kという価格はやはりちょっと高いように思います。VTによっては、ポンソのロッシュ買える値段ですからねぇ。★ルーミエのレクラを楽天で検索。★
2011年06月28日
コメント(2)
あまりに暑かったので、近所にできたワインショップで、なにか安くてよい泡はないかと尋ねて購入したのがこのクレマン・ド・ボルドーです。ジャン・ルイ・バラランキュヴェ・ロワイヤル・クレマン・ド・ボルドー・ブリュット全然知らない銘柄ですが、ネットの解説を引用してみますと、ボルドーはガロンヌ川右岸の地下の洞窟にある自然の隠れ家(SHELTER)で、まさにシャンパンと全く同じ瓶内二次発酵で造られている本格的スパークリングで、20世紀初頭に石灰岩質の土壌から切り出された、地下30mにあるこの隠れ家は全行程4kmもあり、その低温の安定した状態で、まさにドンペリのように熟成を行うことにより、キメの細かい泡とスッキリとした酸の仕上がりが生み出される、というわけです。しかも、ルミアージュという瓶を毎日少しずつ動かす作業は、この価格では機械で行う造り手が多い中、この[ジャン・ルイ・バララン]は採算度外視とも言える、全て手作業で丁寧に動瓶して、その奇麗で細かい泡を造り出しています。セパージュはセミヨン70%・ミュスカデル30%とのこと。こうした品種の泡モノって、考えてみればあまり飲んだことないので、興味深く飲んでみました。いいんじゃないでしょうか。美味しいです。なかなかに品格のあるゴールドがかったイエローの色調。泡だちはやや粗めですが、クラスを考えれば十分。グレープフルーツ、ゴールデンデリシャス、クロワッサンなどの心地よい香り。味わいは構造がしっかりしていて、ふくよかです。安泡に見られるシャバシャバ感がないのがイイ。アルコール度もほどよい感じで、かなり気に入りました。この夏は、ボトムラインのシャンパーニュより安めの、このくらいのプライスレンジで美味しい泡を探したいと思っています。#ただ、この泡、問題がひとつ。我が家の冷蔵庫のドアの部分に入らないんです(泣)。 ひと晩で飲むしかないか‥。★楽天でも結構扱いありますね★
2011年06月27日
コメント(0)
アボガドわさびマヨネーズ価格:525円(税込、送料別)前にも一度紹介しましたが、コレ、本当に美味しいです。実家の母からの軽井沢土産で初めて知ったのですが、あまりに美味しいので、何度か楽天で追加注文しています。レタスなども、コレをつけるだけでいくらでも食べられます。うまくプロモーションすれば、第二の「食べるラー油」になれるのでは?なんて思ったり‥。
2011年06月25日
コメント(2)
「1年間水替え不要」が謳い文句の「水質活性石」バクチャー。半年ほど使ってきましたが、当初から飼っていた黒出目金が2匹とも☆になってしまったのを機に、結局使うのをやめることにしました。実際、この半年間でほとんど水換えはしませんでしたし、中のヤマトヌマエビたちは元気に過ごしているので、それなりの効果があるのは確かなようです。ただ、我が家の水との相性なのか、水質が強アルカリ性に傾きがちでした。半分ほど水替えしてもまだこのPHです。中の生体たちはだんだんと慣れるとしても、新しい個体を導入するときとか、病気で隔離するときなどに水質の差が激しくて厳しいなあと思ってました。1週間ほどして、新たな金魚を導入することにしました。今回のチャームさんの梱包は雑です。いつもなら発泡スチロールの箱に入ってくるのですが‥。買ったのは、凝りもせずまた黒出目金。3匹で千数百円のセットでした。(なので梱包も安普請だったのか?)現在トリートメント中ですが、あまり状態がよくないんですよねぇ。到着時に留守にしていて、宅配便のクルマの中で長時間過ごさせてしまったのがよくなかったのか。2匹に白い点がいくつか。もう1匹は浮き気味で元気がありません。3匹とも無事水槽に合流できればいいのですが。
2011年06月23日
コメント(2)
08年はややキャンディっぽい香味が目立つなど、イマイチな印象だったA・Pヴィレーヌ。それでもツボを押さえたナチュラルな作りはさすがと思わせるものもあり、良年の誉れ高い09年は問答無用でディゴワーヌ、メルキュレ以下買い揃えることにしました。到着後しばらく休ませて、まずは若木のフォルチューヌで様子見です。良年らしく、濃厚な色調のルビー。黒系果実や中国系スパイス、アニス類などの香りが感じられますが、まだまだ初期的で、寝かせればもっといろいろな要素が出てきそうです。味わいはややハーブっぽい青さを伴いますが、リリース直後にしては、よくまとまっていて飲みやすいものです。やわらかく熟したタンニンと後半の苦味。過大評価すべきではありませんが、巷で2000円台で売られていることを思えば、申し分のないコストパフォーマンスといえましょう。もうしばらくしたら、ディゴワーヌを開けてみようと思います。★ヴィレーヌの09年★
2011年06月22日
コメント(2)
仕事のイライラをひきずったまま帰宅。家でも子供に当り散らしたりして、どうにもこのところ不安定なのが自分でもわかります。少しよいワインでも飲んで落ち着こうと、チョイスしたのが贔屓にしているジョルジュ・ミュニュレ。04のブルはあまり買っていません。前年の03、その前の02年が子供のビンテージだったこともありますが、翌05年がグレートビンテージの前評判が高かったので、抑え目にしたということもあります。私の少ない経験では、良いものはエレガントなピノに仕上がっている反面、イマイチなものは青っぽさや木質的なニュアンスが目立つものも多く、いずれにしてもそれほど長命なVTではなさそうだなという印象でした。というわけで、飲みなれたNSGシェーニョですが、どんなもんでしょうか。すでにかなり熟成したアーシーな香りが出ています。赤と黒の中間位で、どちらかといえば赤に近いリキュール的な果実、紅茶、スパイス、皮革、毛皮、スーボワなど。味わいはやや水っぽいながらも、しなやかな酸と滑らかな果実味を中心にエレガントにまとまっています。ただ、やはり02年と比べると、果実味の張りや豊満さ、香りのクリーンさの面ではっきりと差を感じます。なんというか、とれたブドウの健全さの差が出ているのかな、なんて思ったりもしました。★楽天でジョルジュ・ミュニュレを検索★★楽天でミュニュレジブールを検索★
2011年06月21日
コメント(0)
先週末に行った店です。はて、なんの用事で下北沢に行ったんだっけ?と思い返すに、山梨のワイナリー訪問の帰りに立ち寄ったのでした。下北沢駅から茶沢とおりに抜ける目抜き通りにあり、いつも行列が絶えないので、一度入ってみたいと思っていました。この日はたまたま時間がずれていたのですぐに入れました。店内はカウンター数席だけ。結構女性が単独で入ってきてました。値段は720円均一。並盛りとしてはやや高めですが、大盛りでも同じ値段と思えば、まあ納得できる範囲でしょう。もっとも私には中盛りでも十分すぎるぐらいの量でした。味は結構濃いめです。麺はコシがあってツルツルしています。目からウロコというほどではないにせよ、普通においしいと思いました。行列してまで、と問われると少し微妙ですが、また空いている時に入ってみたい店です。http://r.tabelog.com/tokyo/A1318/A131802/13038399/つけ麺屋 やすべえ 下北沢店
2011年06月21日
コメント(0)
昨年、ワインを購入したオマケに4本送ってもらったグレイスさんの剪定枝。カベルネ、メルロ、甲州、シャルドネとあったうち、なぜか白系2本は芽が出ず、カベルネとメルロだけが育ちました。二年目の今年はGW明けまで一向に芽が出ず、もうダメかな、と思っていたら、どちらだかわかりませんが、一方の枝からようやく芽が出始めました。今はこの写真よりもだいぶ成長しています。剪定もなにもしていないので、伸び放題です。ところで、世の中にはひどい輩がいるものですねぇ。自宅の玄関前のプランタに植えた日々草とベゴニアの苗がいつのまにか誰かに持ち去られていました。ベゴニアなどは、白い花だけを選んで持っていくという周到さ。せめて持ち去った先できちんと育ててほしいものです。
2011年06月20日
コメント(2)
木曜日の夜は送別会があったのですが、そのあと二軒目に三茶路地裏の「CHEF'S KITCHEN WINE BAR TEPPEN」に行きました。店内活気ありますね。料理もなかなか美味しかった。 http://bit.ly/m8H8ZD飲んだワインは、ココファームの白。比較的甘口仕立てのすっきりした白でした。金曜土曜と自宅で開けたのは、購入したばかりの08フーリエ。まだ状態が落ち着いていないかなという危惧はありつつ、追加購入の検討の意味も込めて、村名をあけてみました。色調は濃いめのルビーですが、透明感があります。香りは例によって、トーンの高い、赤系果実や紅茶、キノコ、タバコ、おがくずなどの独特の香り。飲んでみると、やや酸がたち気味ですが、充実感のある果実となめらかなタンニンとで、破綻なくまとまっています。ただ、グリップや力強さは07年の村名に比べて1歩劣るようんs印象もあります。まあ、フーリエの場合、若いうちは、開けるタイミングによって相当表情を変えてくるので、今はまだ早すぎたのかもしれません。小瓶に残した二日目は、やや香りのワイルドさは衰えたものの、味わいにグリップが出てきました。やはりもう少し寝かせたほうがよさそうですね。最近また5K前後で07や08の村名が入荷しているようなので、07、08それぞれ追加購入して数年寝かせてみようと思います。★楽天でフーリエを検索。★
2011年06月18日
コメント(2)
そういえば、ポンソの実験ラベルのその後を載せていませんでした。水温を30度から35度(写真では36度以上ですね)に上げて、1週間ほど様子をみました。さて、例の温度検知マークはどうなっているでしょうか?真っ白なままです。(^^;いい加減、ラベルがふやけてきてしまったので、これ以上の検証は無理と判断しました。結局30度で1週間、35度で1週間程度試しましたが、変色は見られませんでした。次回は、最新の黄色い塗料で試してみようと思います。(って、まだやるのか??)
2011年06月17日
コメント(6)
はあ、またか、とうんざりさせられるのですが、少しでもブログにプライベートな愚痴っぽいことを書くと、「通りすがり」と名乗る方が、わざわざ毎回それに追い討ちをかけるように、傷に塩を塗りつけるような、悪意に満ちた上から目線のコメントを書き込んできます。ご本人は「通りすがり」と書けば、自分がなにものかわからないと思っているようですが、長年、10年以上も掲示板やらブログやらやっていると、実はかなりの部分類推できます。まず、管理画面からどこのプロバイダ経由かがわかりますし、文面からピンとくる場合もあります。あと、この手の方って、往々にしてこうしたコメントを書き込んだ前後に、他の方のサイトやブログで(こちらは普通に)発言してたりもします。おそらく、過去に私のサイトに書き込んでくれていたり、お会いしたことのある人で、今となっては縁のない方でしょう。まあこのような悪意のコメントを書き込まれるのも、私の不徳のいたすところですが、せめて、普段使っている(あるいは以前よく使っていた)ハンドルネームで書き込んでほしいものです。ハンドルネームだって匿名じゃん、と思われるかもしれませんが、そこはやはり受ける印象が全然違うんですよね。「通りすがり」「通りがかり」なる名前の方からののコメントに対しては、とてもお返事する気分にはなれません。‥と、少しばかりムキになってしまいましたが、本題に入りたいと思います。きゃんどるさんに行ったときに、もう一本勢いで開けたボトルを掲載するのを忘れてました。ミシェル・マニヤンが早々に空になったので、予備に持参したこちらのボトルも開けることにしました。こちらはまだかなり強いですね。開けたては、赤系果実のゼリーやスパイス、オークに加えて、ハーブっぽい青いニュアンスが目立ちます。ただ、飲んでみると、香りから想像するほどの硬さはなく、ミルキーなニュアンスのなめらかなテクスチャーの中に、充実した果実味と酸、タンニンの要素が詰まっています。もう少し寝かせたほうが美味しく飲めただろうなと思いつつ、今でも十分美味しかったので、結果オーライでしたね。もっと積極的に空気に触れさせてもよかったのかもしれません。2005年のブルは酒質が強い分、飲み頃はやや悩ましいですね。★楽天でニコラ・ロシニョールを検索★
2011年06月16日
コメント(4)
金川ワイナリー見学のあとは、車に分乗して勝沼醸造本社に移動。かつてはこちらで醸造していたそうです。小川を隔てた向こう側にはブドウ畑が広がっています。一文字短梢仕立て。管理の容易さ、収穫作業の効率向上、日照や風通し等の点で有利。前にグレイスさんを見学したときは、低収量化や糖度アップの面でも寄与していると聞きました。甲州でも垣根栽培に挑戦中。樹勢の弱めのクローンを選んで植えているそうです。こちらの垣根栽培はメルロ。コルドン仕立てです。樹勢が強くなりがちな場合は、上のほうをこうやって結んでしまったりするそうです。花が咲き始めています。畑の見学のあとは、テイスティング。バルコニーでの試飲は気持ちいいです。二階に上がるとこんな雰囲気のある部屋も‥。両脇にはリーデルのデキャンタやグラスがズラリと並んでいます。帰りにトンネルカーブに立ち寄ってみたのですが‥17時近くで、管理棟は不在でした。残念。向かいの遊歩道は、現在閉鎖中。天井から湧水が出ているようですね。18時に勝沼ぶどう郷の駅を出て、20時すぎには自宅に着きました。梅雨の合間の実に充実した一日でした。こうしてみると、山梨は都内から近いなあと改めて思いました。また近いうちにワイナリー訪問しようと思います。
2011年06月15日
コメント(0)
その後はワイナリー見学。熟成庫。ここだけで200樽以上あるそうです。なにかと思ったら、SO2の噴霧器だそうです。発酵槽。立派ですね。圧搾機は三つあります。作るキュベのタイプや圧搾量によって使い分けているそうです。ルミアージュは手作業だそうです。これだけ本数があると大変そうです。次は畑見学。
2011年06月14日
コメント(0)
ヤケ酒です。どうせヤケ酒を飲むなら、しっかりと癒してくれるような銘柄にしようと、先日追加購入したばかりのフーリエを開けてみました。これでブショネとか熱劣化だったら、泣きっ面に蜂というところでしたが、状態に問題はありませんでした。赤系果実に紅茶、スパイス、下草、キノコ、タバコなどが渾然一体となったフーリエ香に思わずうっとり。味わいは、あまり濃くない色調からもわかるとおり、力強さや凝縮感に満ちたものではありませんが、ナチュラルで破綻のないバランス感はさすがです。ただ、経年的なものなのかVTのキャラクターなのか、ややグリップが弱く、同銘柄の07年よりは1ランク落ちる印象があります。ちなみにBURGHOUND.COMとWAの点数を調べてみると‥プチヴージョ 2009/ 2008 / 2007 / 2006BURGHOUND.COM 89-92 / 89-91/ 88-91 / 89eRobertParker 93 / 90 / 90 / 89まあ、そんなに変わらないといえば変わらないですが、WAでは06が一番低いですね。近年長足の進歩を遂げているフーリエのような生産者の場合は、ビンテージの良し悪しよりも、直近の年の方が出来がよい、ということもあるのかもしれません。ちなみにBURGHOUND.COMでは、飲み頃は2014+となっていますが、今回のボトルの感じからすると、もう少し早くてもいいように思います。ヤケ酒として飲むにはもったいない香味ですが、十二分に癒されたから、よしとしますかね。
2011年06月14日
コメント(0)
この日は、盆さんから、「シュールリーの香りをかぐ会」なる一風変わった会のお誘いを受けて、山梨まで行きました。降りたのは石和温泉駅。新宿から1時間半ほどなので、すぐですね。駅でメンバーの方の同乗させていただき、めざすは勝沼醸造の金川ワイナリーです。こちらが金川ワイナリーの裏門。今回の会は、盆さんの参加している(ということはかなりプロフェッショナルな)勉強会で、「そもそもシュールリーの香りって‥」という話になり、「澱の香りを嗅ぐのがわかりやすい」というあるワイナリーの方の助言のもと、実施される運びとなったそうです。でもって、これがテイスティング用のボトル。なんとボトル半分澱が入っています。(^^;これをよくかき混ぜて、グラスに注ぎます。なんというか、表現のしずらい、ドロドロとした飲み物。口のなかでジャリジャリといいます。液体そのものよりはむしろ液体を捨てたあとのグラスから香ってくる香りがむしろシュールリーのそれに近いとのことです。澱と長期間接触しているわけですから、私の頭の中ではクロワッサンとかトーストっぽい、シャンパーニュを想起するような香りをイメージしていましたが、実際嗅いでみると、もっとずっとさわやかでフルーティでした。バナナとかスリリンゴとか、そんな感じのフルーツ、あるいはヨードとおっしゃっていた方もいました。時間を置くと、典型的な、パンのようなニュアンスも出てきましたが、それは決してシャンパーニュのように強烈なものではなくて、ほんわかと香ってくる程度です。他にも澱とまさに接している液体をテイスティングさせてもらったり‥瓶詰め直前の酒石を落としている最中のタンクのものを飲ませてもらったり、同一銘柄のキュベ違いを飲ませてもらったりと、なかなか貴重な経験をさせていただきました。シュールリーといえば、のミュスカデも持ち込んで比較テイスティング。澱からのアミノ酸の成分を溶け込ませることによって、味わいに旨み感や複雑さを与え、一方でマロラクティック発酵をさせないので、さわやかな香味を維持する。なかなかに奥深いものがありますね、シュール・リーって。
2011年06月13日
コメント(2)
町会で同い年&同職種の方がいて、では一献行きましょうか、ということになりました。地元なので、行き先は迷わず、お気に入りの「きゃんどる」さんをチョイス。例によってワインは持ち込みです。三軒茶屋「きゃんどる」http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13010742/輝きのあるルビーの色調。赤と黒の中間ぐらいのコンポート的な果実、紅茶、枯葉、ミネラル、それに全般に下草っぽい熟成香がモワッと出てきてよい感じ。口に含むと、クリーンな赤系果実がアタックから広がります。酸の突出感もなく、タンニンがフィニッシュに残ることもなく、とてもナチュラルかつバランスよくまとまっています。実のところ、どうして買ったのかも覚えていない(たぶん安かったんだと思います)ボトルで、それほど期待もせずに持参したのですが、今まさに飲み頃になっていて、想像以上の香味をみせてくれました。このように、よい意味で期待を裏切ってくれることもあるから、ワインは(というかブルゴーニュは)やめられないんですよね~。#後日、購入履歴を検索して見つけました。2003年の7月に湘南ワインセラーさんで購入していました。お値段はポッキリ10Kでした。★楽天でミッシェルマニヤンを検索。★
2011年06月11日
コメント(0)
夜の会食で、とある中華料理店にワインを持ち込むことになりました。こういうときのワイン買出しは私の役割です。昼休みに虎ノ門のカーブドリラックスに行って見繕ったのが、上記の2本。どちらも同じVTは飲んだことはないものの、何度か過去に飲んでいて、手堅い線で選びました。リースリング・キュベ・テオ2009(ヴァインバック)いいですね。艶々したリースリングです。ややパッションがかった柑橘系フルーツ、アカシアの花、ミネラルなどの華やかな香り。口に含むと、ツルリとしたテクスチャーの中にも伸びのある酸があります。口の中での表情も豊かで、同席した方々にも好評でした。★楽天でヴァインバックを検索する★モレサンドニ2008(ダヴィッド・デュヴァン)かつてのトルショーさんの畑ですかね?以前はモダンで濃いめの作りをする印象があったダヴィッド・デュヴァンでしたが、この08年はずいぶんと抽出もやわらかくエレガントなワインに仕上がっています。赤系果実やシナモンなどのスパイス、紅茶などのクリーンな香り。味わいはミディアムボディで、含み香が豊か。やや力強さには欠けますが、中庸を得た仕上がりのよいワインだと思いました。↑銘柄違いますが‥。カーブドリラックスさん、さすがいい品置いてますね。
2011年06月10日
コメント(0)
4年ほど使っているVAIOのデスクトップが「BlueScreen」頻発でどうにもならなくなったので、5年延長保証が切れる前にと、上北沢のヤマダ電機に修理に持ち込みました。修理には2~3週間かかるとのこと。デスクトップPCが壊れると、いろいろ面倒です。バッファロー◆AirStation NFINITI HighPower Giga WZR-HP-G302H◆送料無料【あす楽対応_関東】...価格:7,400円(税込、送料込)帰り際、やまじさんがツイッターで、無線LANの子機を替えたら自宅のPCの環境が改善されたとつぶやいていたのを思い出し、↑この無線ルーターを衝動買い。そのせいで週末の貴重な時間が相当ツブれることになろうとは‥。いや、ほんとにマイりました。今まで使っていた機種もAirStationだし、前回のセッティング時には、ほとんど苦労しなかったので、今回も心配していませんでした。実際、セッティング用のCDの指示にしたがって、途中まではスイスイと行ったのですが‥。プロバイダのIDとパスワードを入れる画面でOKを押すと、「ケーブルが接続されていません」というメッセージが出て、そこから先に進めないのです。最初、IDとパスワードを間違ったのかと思いましたが、何度確認しても、パスワード違いではなさそうです。ケーブルの接続についても同様です。結局この日は、夜中の3時までかかって、どうにか有線の接続だけはできるようになりました。しかし相変わらず無線は使えないままです。翌日も朝からセッティングに没頭。WEB経由で親機の設定画面を覗いてみると、どうやらルーター機能がオフになっていて、アクセスポイントとしてしか機能していないようです。価格コムで調べてみると(ネットがつながらないので、検索するのにもいちいちストレスがたまります)、同じような症状のやりとりがありました。http://bbs.kakaku.com/bbs/K0000170188/BBSTabNo=1/CategoryCD=0077/ItemCD=007740/MakerCD=52/Page=11/ViewLimit=0/SortRule=1/#12773904このQ&Aでは、ルーターのスイッチを「AUTO」から「ON」に切り替えたらできたと書かれていますが、我が家でそれをやると、別のエラーが出て、そこから先に行けません。最初に戻って、設定を一からやりなおしたのですが、相変わらず、途中で「ケーブルが接続されてません」と出て、とまってしまいます。ここに至って、「これは初期不良に違いない」と断定。ヤマダ電機に電話して、「昨日の今日なので‥」ということで、無条件で交換してもらうことになりました。といっても、これがまた面倒なのです。我が家からヤマダの上北沢店までは、クルマで30分かかります。往復に要した時間は約一時間。ここまでで日曜日の午前中がつぶれてしまいました。帰宅後、これですんなり繋がるかと思いきや、またまた途中でスタック。原因は初期不良ではなかったのかと、暗澹たる気持ちになりました。もはや私のストレスも極限状態でした。ところがここからが不思議なんですが、怒り狂いつつもルーターの設定画面を再度開いて、適当に弄り回しているうちに、IDとパスワードの入力画面が出て、あっさりと繋がってしまいました。(^^;結局何が悪くて何がよかったのかもよくわからないし、はたして交換してもらう必要があったのかもわかりません。同じことを二度せよといわれてもできないのですが、まあ無事つながったので結果オーライとしましょう。所要時間は、土曜の夕方から日曜の昼過ぎまで、結局何時間かかったのでしょうか。繋がらないまま週明けを迎えていたら、最悪な気分の月曜日になっていたところでした。【Joshinは平成20/22年度製品安全対策優良企業 連続受賞・プライバシーマーク取得企業】送料0 ...価格:6,480円(税込、送料込)ついでに、階上に繋がりにくい問題も解決しようと、ネットで中継機も購入してみました。(こちらはなんの苦労もなく、あっさりとつながりました。)おかげで、階上の書斎でも快適にネットができるようになったのは良いのですが、今度はカミサンが「寝室で寝ているあいだに無線の電波が来るのは健康によくない」とさかんに主張してきます。当面、夜間は中継器の電源を落とすしかないですかねぇ。
2011年06月08日
コメント(10)
期せずして注目の作り手のACブルが続きます。この日開けたのはフーリエ。ウメムラさんで最近のVTを数本買い増したのを機に、手元の裾モノを飲んでみることにしました。この07年は過去2回飲んでいて、これが最後の1本です。1本目は到着後すぐ飲んだにもかかわらずすばらしい香味でした。2本目は1年近く経ってから飲みました。初日は還元状態でぎごちなく、あれれ?と思いましたが、二日目になったらグンとよくなりました。というわけで、今回の3本目は購入後約一年半ほど経過したボトルです。07年の、しかも裾モノとしては十分すぎるほど濃いルビーの色調。当初寡黙だった香りは、時間とともにグングン開いて、カシスやプラム、アーシーなニュアンス、皮革、キノコ、タバコなど、ACブルとは思えないような複雑さ。フーリエ香とでも呼びたくなるこの独特の香りを嗅ぐだけで、もう元を取った気分です。味わいは当初ギゴチなさやエグミ感を感じたのですが、こちらも空気に触れるにつれて、ナチュラルになりました。果実味もそれなりに充実していて、酸、タンニンとのバランスもよく、まさに飲み頃でしょう。一般の作り手の村名に迫るような、充実した余韻も見事です。いろいろ取り沙汰される作り手で、賛否両論あるのも知っていますが、やはりフーリエは非凡だと思います。なんだかんだいっても、もう香りだけでマイってしまいます。ずっとついていきます、フーリエさん、って感じです。翌日はやや酸が前面に出てきましたが、香りも健全で、二日に亘って楽しめました。飲み干した後のグラスには、酒石酸でしょうか?こんなに結晶が‥。★楽天でフーリエを探す★
2011年06月06日
コメント(2)
トルショーさんのワイン、もう作られない(例によって、一部まだ細々と作ってているようですが)と思うと、なかなか開ける気にならないのですが、手元の村名などの飲み頃を測る意味もあって、裾モノを開けることにしました。結構酒質強いですね。といっても、味わいはしなやかで、バランス良好です。リリース初期に言われていた、ジャミーな感じは後退して、トルショーさんらしいナチュラルな味わいになってきました。ただ、このボトルはやや香りにノイジーな要素があるのが残念。もっとクリーンでオーソドックスな香りを期待していたのですが、どうも、毛皮や(よくない意味で)動物的なニュアンスがあります。この手の香りが本来の香りをマスキングしてしまっているのか、はたまた、香りのハーモニーが崩れて、この手の香りが目立つようになったのか、定かでありませんが‥。ひとまず様子を見ようと、ボトル三分の二ほどを翌日に持ち越したのですが、これが失敗。小瓶に移したほうはまだしも、バキュバンしておいたものは、雑巾っぽいニュアンスまで出て、まるで楽しめませんでした。まあこんなこともありますね。飲み頃という点では、すでに十分飲みごろになっていると思います。ただし、すぐに飲まなければ後がない、というわけでもなさそうです。
2011年06月05日
コメント(2)
我が家から歩いてすぐ近く、茶沢通りの太子堂の交差点の近くには、「池田屋」というマグロの解体ショーで有名な魚屋がありました。そこが昨年なくなってしまって、そのあとが何になるのかと思っていましたが、いつのまにか、あの「濱田屋」さんが入っていたのはうれしい驚きでした。濱田屋は、もっちりした重いパン生地と「ひじきパン」「角煮パン」などの和風のメニューで有名なベーカリーです。もともと世田谷通り沿いにあって、寿司屋の内装をそのまま利用した、一風変わった内装でも知られていました。こちらに移転してきたのかと思ったら、そうではなくて、二号店だそうです。「東京餃子楼」といい、「濱田屋」といい、地元の有名店が近隣に進出してくるのは歓迎です。。夕刻に入ったら、名物のパンはほとんど売り切れでした。小麦と酵母 濱田家 (コムギトコウボハマダヤ)http://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13005398/
2011年06月04日
コメント(0)
さて、30度のお湯につけた状態のポンソの空き瓶(中は水が入ってます)ですが、その後、例の「温度感知マーク」はどうでしょうか?変わってませんねぇ。相変わらず白いままです。30度で3日程度では変わらないということですねぇ。週末になったら、温度を35度に上げて、実験を続けてみようと思いますが、ラベルが水でかなりふやけてきてるのが少し心配だったりします。実験用にもう一本開けてしまおうかな、ポンソ。って、何か違う‥。
2011年06月03日
コメント(4)
オーストラリア、ハンターバレーの白、しかも品種はセミヨン。自分で言うのもなんですが、私にしてはごく珍しいチョイスのこの銘柄、実はいただきもののボトルです。ブルーがかった清涼感のあるボトルがオシャレですね。イエローというよりも白っぽく淡い色調。香りはグレープフルーツやレモン、ハーブ、ミネラルなど。飲んでみると酸が溌剌としていて、フレッシュな果実味とともに、実に生き生きとした味わいです。セミヨン単独のワインってほとんど飲んだことありませんが、こういう味わいなんですね。もっと酸が控えめでのっぺりした味わいを勝手に想像していましたが、思いのほかヴィヴィッドな香味だったのが意外でした。クイクイ飲めるなぁと思ったら、アルコール度は11%とのこと。気づけば、ボトル1本近く空いていました。これから梅雨のじめじめした季節や夏場に向けて、悪くないチョイスだと思います。★楽天でブロークンウッドを検索する★
2011年06月02日
コメント(0)
週末は子供の運動会の予定だったのですが、結局土曜も日曜も雨。運動会は火曜日に順延決定になりました。日程の玉突きで、日曜日が登校日となり、子供たちは出かけてしまいました。残された私とカミサンは、それじゃあランチでも食べに行こうか、ということで地元のタイ料理屋に久しぶりに行くことに。クルン・サイアムhttp://r.tabelog.com/tokyo/A1317/A131706/13031134/自由が丘にもあります。ハワイに3号店を出したそうです。内装はこんな感じ。靴を脱いで上がります。ランチメニューは豊富。いずれも1000円以下です。私が注文したのは、カオ・ガイヤーン(鶏肉のスパイシー焼きと炊き込みご飯)。辛いもの好きなカミサンはチムチュム(イサーン地方の鶏鍋)を頼んでました。スパイシーなタイ料理には、タイ米が不思議と合いますね。
2011年06月01日
コメント(2)
全25件 (25件中 1-25件目)
1