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ダイアンサス・アムレンシス「シベリアン・ブルー」の1番花が開花しました。昨年と比べて7日早い開花です。毎年の感想ですが、"ブルー"と名乗りながら、ワタクシの目にはピンクにしか見えないのが難点です。開花が遅れて秋に咲くものは青みが強めに出る、という報告もありますが、我が家では梅雨明けまでに花が終るばかりでなく、茎までも盗賊どもに食い散らかされてしまい、そうした事例は夢のまた夢です。そうした被害もあって、今年も花の数は2~3輪に留まりそうで、"甚だしい不作"と断じざるを得ません。 盗賊どもとは主にナメクジとダンゴムシであろうと目星を付けていますが、前者の犯行現場を目撃したことはまだありません。ダンゴムシの方は日中堂々と茎に登って、食っている風な行動を取っています。彼らに対する効能を謳った薬剤を何点か試しましたが、能書き通りに効き目のあった殺虫剤には出逢えていません。常備薬のキ●チョールは?というと、全く効果がなく、霧雨に打たれた程度にしか感じていなさそうです。
2016年06月30日
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露地のアポイギキョウ(アポイ桔梗)が爆咲きモードに向けてまっしぐら・・・という状況です。たくさん咲けば変わり者(絞咲き)も増える・・・という理屈で、いろいろなパターンの絞り模様が出るようになりました。画像はそうした絞咲きの中で、今年最も紫の幅が広いものです。これまでの開花総数19輪の内、絞咲きは5輪で、出現率は26%ほどになります。 こうした絞り模様の紫の幅が広がり、100%に達した状態が紫花ということになる訳ですが、残念ながらまだその兆候は見られません。とはいえ花期はまだまだ長いので、2輪や3輪の紫花は出る筈です・・・・ 出るに違いない・・・・ 出たらいいな~~ と、まー、頼りない願望のようなものですが、あまり当にせずにお待ちください。
2016年06月29日
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ただ今我が家の小庭では、芝生でネジバナが花盛りです。画像は我が家では最長老格の個体で、発生を確認して既に7~8年が経っています。両者とも発生後暫くは白花を咲かせていましたが、一昨年ぐらいから赤花に化けてしまいました。突然赤花が開花した年には、キツネに摘まれたような思いでしたが、今は諦めの境地に入り込んでしまいました。これら芝生の個体が満開状態であるのに対して、プランタの長老格のツボミは、まだ固く閉じたままです。 それはそれとして、今回取り上げた2株は捩じりの度合いが極端に違っています。左は花2輪から5輪で1回転しているのに対して、右は花7輪でやっと半回転という有様です。左はかなり"せっかち"なキャラ、右は恐ろしく"ゆるい"キャラ、と分類していいかもしれません。駆出しの若い個体では、残念ながら花数が少ないこともあって、こうしたキャラの分析はし難いのが実情です。
2016年06月28日
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20日ほど前、この場でジャガイモ(メークイン)の花を紹介しましたが、この頃は茎がだらしなく倒れて少々邪魔になって来たため、掘り上げてしまいました。大小合わせて3株が根付いていましたが、これらに付いていたのが画像の芋たちです。大玉(!?)、小玉合わせて18個が収穫できました。形は紛れもなくメークインです。大きさを客観的に把握して貰う為、ゴルフボールを添付しました。小芋も煮っ転がしなどにすれば何とかなりそうですが、食った実感がなさそうなので、画像の上段の面々は来年の種芋に使い回すことにします。 さて、比較的大きい芋については食っちゃうことにします。この子達の親に当る芋はジャガバター要員としてスーパーで買って来たものでしたが、食いそびれて時間が経ち過ぎて、萎びたり、芽が出てしまって廃棄したものでした。親の世代が遂行できなかったミッションを、子孫のこの子達に果して貰うことにします。まずビールの買い増しに走ることにします。
2016年06月27日
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3日前に紹介したアポイギキョウ(アポイ桔梗)の絞咲き1号が無事に開花しました。わざわざ"無事に"などと強調したのは、昨年はこの時期、開花寸前のツボミが賊(九部九厘、実行犯はナメクジ!)に食い散らかされるという被害に遭ったことを思い起こしてのことです。1番花開花から3日目・・・ということは、昨年とほぼ同じ間合いです。とは言いながら、昨年は絞咲きより先に紫花が開花し、それから3日後に絞り咲きという流れでしたが、今年は順序が入れ替わってしまいました。紫花は?というと、今のところそれらしい兆しは確認できません。一体いつになることか・・・ 紫花が現れない一方で、絞咲きの方は2番手、3番手まで姿を見せています。画像右のツボミが2番手で、その隣は先頭を切って開花した白花です。このツボミは、あと2日ほどで開花するかと思います。3番手は画面外ですが、そちらも2番手と同じくらいに開花するかと思います。余談ですが、先頭走者となった白花は、そろそろ寿命を迎えます。
2016年06月26日
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白花オキナグサ(翁草)の2枚目の本葉がほぼ出揃って来ました。現在生存株のほぼ7割が2枚の本葉で万歳をしている状況です。画像の右に伸びた、切れ込みの深い方が2枚目で、この先、3枚目、4枚目と進むに従って、この切れ込みは深くなります。切れ込みの深まりで、枝分かれした小葉に更に切れ込みが入るようになりますが、こうした葉っぱの形状の複雑化が、取りも直さず大人への歩みということになります。今の段階は、こうした歩みの2、3歩を踏み出したばかりですが、その裏では1歩も歩まずに昇天するものも、少なからず出てしまいました。南無・・・ さて、この子たちの母さんに当る株は?というと、かなりお疲れの様子を見せていますが、生命反応は見せています。具体的には、新しい葉っぱも2枚ほど出して、やる気を見せています。ポットと違って、水切れのリスクはごく小さく、生存を脅かす因子は少ない訳で、2年後を目処に、何とか親子揃って花を咲かせて貰いたいものです。
2016年06月25日
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芝生に根を降ろしたネジバナ(捩花)の古参株にも花が咲き始めました。昨年とほぼ同じタイミングでの開花です。この個体の場合、花と花の間隔が大きく開いていて、ちょっと見には捩じりながら咲いているようには見えませんが、正真正銘のネジバナです。花序の株元に近い部分はこんな状態で荒っぽい咲き方ですが、先端に近付くに従って花の間隔は緻密になって、捩じれていると納得できる容貌を取り戻します。こんなことになるのは、濃厚な肥料分を貪って、花茎の長さが30cmを超えるほどに伸びてしまうのが原因になっている様です。草丈が伸びても、花の総数は比例して増えることはないらしく、結果的に花の間隔が開いてしまう様です。 この個体、花を付けるようになって数年は白花を咲かせていました。それが一昨年辺りからこの様に赤花を咲かせるようになってしまいました。白と赤の咲き分けが、どんなメカニズムで行われているのかはさっぱり分かりません。古くから馴染んで来た野草ではありますが、なかなか謎が多く、興味の尽きない花です。
2016年06月24日
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露地のアポイギキョウ(アポイ桔梗)が咲き始めました。昨年と比べて3日早い開花で、この程度は「誤差の範囲」と片付けたいところですが、そうもいかない事情があります。年によっては1番花の開花が7月にずれ込むこともあって、こうした事例を踏まえると「少し早め」と判定するのが妥当かもしれません。スタートの早い遅いは横に置いて、この品種の持ち味である、多様な花の咲き分けが本番を迎えるのは、7月に入ってからです。 初日の開花は2輪でしたが、いずれも白花で例年通りの地味な幕開けでした。この株で紫花や紫の絞り模様の花が現れるのは暫く"おあずけ"になってしまいました。但し、その"おあずけ"も長くはなさそうです。画像の左隅に写り込んでいるツボミには、その兆候が現れています。コチラがその拡大画像ですが、時計の7時の位置の花弁に、うっすらと暗い縞が入っているのが透けて見えます。これが紫の絞り模様で、開花は3~4日後になるかと思います。
2016年06月23日
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6/12に咲き始めたコシキジマシライトソウ(甑島白糸草)が、ほぼ全体まで咲き進んで来ました。花茎の丈は中央の個体で8cmほど。昨年は20cm近くあったのと比べて発育不良は否めません。原因は用土の疲労による栄養不足だろう・・・ということで、この花が萎びた時点で、用土の全面更新狙いの植え替えを行うことにします。その際、株別れしたものの親株・子株がくっ付いたままになっているのを分離して、同じポット内ながら独立の生計(?)を営ませるようにするつもりです。梅雨の期間中に定着できれば、暑さも栄養源の一部にして成長を加速してくれるに違いありません。
2016年06月22日
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これまで我が家では一度も実ったことがなかったシラン(紫蘭)に、初めて実が生りました。他所のシランでは時々見かけるのですが、我が家では栽培を始めて6~7年経つのに、全く結実する様子が見られず、栽培法に何か問題があるかも・・・などと気に病んだ時期もありましたが、実用的には株別れだけで猛烈な勢いで増殖するため、いつの間にか結実しないことも気にならなくなっていました。 そうはいっても発芽の瞬間がどんな様子か、興味はあります。ということで、この種子が無事に成熟すれば、種蒔きして様子を見守ることにします。とはいえ、蘭の仲間が発芽するためには、特殊な菌のお助けが必要と言われています。我が家でその様な環境は?・・・と見回すと、ネジバナのプランタぐらいしか見当たりません。ということで、昨日紹介したネジバナの近くの空きスペースに播種して、2~3年様子を見ることにします。
2016年06月21日
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我が家にやって来て10年に届こうかという、最古参のネジバナ(捩花)も重い腰を上げました。この様子なら、故郷(高知県中西部)で暮らしていた頃と同じ、7月上旬の開花が視野に入って来ました。 最古参とは言っても、元は1株だったものが長い生活のうちに画像の通り2株に分裂してしまいました。この雑草も年毎に地中の根(バルブ)を肥大化・分割しながら分身を作って来ました。最初の内は本尊と分身はピタッとくっ付いていたのですが、いつの間にかこうして別々に生計(?)を営む身となってしまいました。もしかすると、元々の株は既に寿命を終えてしまったかもしれません。この推測が当っているとすれば、この2つの個体は古参の跡継ぎに当る訳で、各々が更に株別れが進めば、一族繁栄万々歳・・・なのですが、そんなに都合よくコトが運ぶことは滅多にありません。
2016年06月20日
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三重県熊野市の海岸に、ある特定の位置から見ると獅子の頭に見える岩があることが知られています。"獅子岩"と名づけられて、熊野古道の構成要素の一つにもなっているそうです。先般・・・もう少し正確にいうとGWが明けた頃、同じ三重県の丸山千枚田の撮影ツアーに出掛けた際出会った、地元のアマチュアカメラマンとの雑談で、夏至の前後の限られた期間、獅子岩の口の位置を日の出直後の太陽が通過する・・・つまり獅子が太陽を咥えたような画像が得られる、という情報を戴いていました。 で、昨日片道260kmを車を駆って行ってみました。上画像が日の出前の獅子岩の様子です。これまで現地の国道(42号)は10回程度は通過していますが、単なる通過点として足を止めることもなく見過ごして来ました。改めて現場に立ってみると、確かに獅子頭のように見えますが、僅か10mほど場所を変えただけで上顎、下顎が消えて、獅子の頭とは見えなくなってしまいます。 現地の計算上の日の出時刻から20分ほど過ぎた頃、その時がやって来ました。生憎この日は雲も殆どなく、東の空、つまり背景が赤く染まることはありませんでした。下の画像は獅子の口の位置に太陽が来たところを捕らえた様子ですが、現実がこの様に赤く染まっていた訳ではありません。どうせ失敗作なら、少し画像を加工して赤く見せてしまえ、ということでカラーバランスを少々(!?)赤方向に崩しています。現実は白々とした太陽を見ただけで、トボトボと戻って来ました。いい写真をゲットしようとすれば、この時期10日間程度は現地に住み着くくらいの覚悟が必要なのかもしれません。
2016年06月19日
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昨年何度か芝の刈込みをしていて全く気付かなかった場所に、ネジバナ(捩花)が2芽顔を出しているのが見つかりました。うち1芽(画像・左)は花芽を持っています。発芽から1年で花芽を出すことはないので、昨年中、或いはもっと前から気付かずに来たことになります。 その場所は?というと、こともあろうに広くもない芝生のほぼど真ん中です。よくまあ、殆ど毎日人間(ワタクシ)が歩き回る場所で、踏み荒らされもせずに来たものだと感心しながらよくよく見ると、そうでもなかったようです。両方とも左に伸びた葉っぱの中ほどに傷があり、少し括れています。これが踏まれて傷付いた葉っぱが、自然に修復した時にできる痕跡です。幸運にも踏み付けられたのが今の世代に変わって1回か2回、それも成長ペースが上がる春以降は一度も災難に遭わなかったのが幸運だった様です。この辺のストーリーには、かなり推測の領域を含んでいますが、何はともあれ折角芽吹いた花芽を、再び踏みつける事がないよう、目印に園芸用アルミ線を立てました。これでも長期的には万全ではないので、花が終った時点で芝生の端っこに引越しさせることにします。
2016年06月18日
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5/23に咲き始めたシモツケソウ(下野草)のシーズンが、とうとう終りを迎えました。現在最後の花序が細々と咲いている状態で、これが終れば完全に幕を閉じることになります。後に残るのは上の画像のような花の残骸・・・じゃなくて、小さな種子の集合体です。荒っぽい表現をすれば、ピンクの集合体が赤茶色にに変わっただけですが、華やかさは争うべくもありません。今のところ種子で増やす必要性はないので、種子成熟に消費するスタミナを、株の充実に振り向けさせる目的で、最後の花が終った段階で全ての花茎を刈り払うことにします。 野生のシモツケソウの草丈は、私の太腿から腰ぐらい(因みに身長は165cmです)あるのですが、我が家の栽培品は膝頭を越えるか越えないかといった丈しかありません。他の品種(アポイギキョウ、ホウチャクソウなど)と隣り合わせで生存して貰わなくてはならない関係上、後20cmは身長(草丈)を伸ばさなくてはいけません。さ~て、どんな対策を取ったらいいか ....
2016年06月17日
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原種ユリ(Lilium.davidii)が咲き始めました。昨年と比べて2日遅れですが、この程度は誤差の範囲ということにしましょう。初日の開花は2輪でした。今日にも開花しそうなツボミが2-3輪控えていましたが、先ほど外を覗くと3輪全て開花していました。今日はかなり強めの雨になりそうで、開花してしまった花がどうなるか、ちょっと気になるところです。 一見して野山に自生するオニユリに似ていますが、コチラは葉っぱの幅が狭く、枚数が多いところが特徴です。また花弁の黒点が少ないのも特異点で、この品種の変異種の中には黒点が全くないものもあるそうです。昨年は開花前のツボミの段階で賊どもに食われるものも出ましたが、今年は今のところそうした被害は出ていません。といっても、他の草花で毛虫による食害は出始めており、油断はできません。今年もキ●チョールの出番が多くなりそうです。
2016年06月16日
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20日ほど前にこの場で取り上げた、日本シュンラン(春蘭)・「紫天竜」の新子が地上デビューを果たしました。正確に説明すると、1週間ほど前には頭の先は見せていたのですが、その時点の姿が20日前と大きな違いがなかったため、これまでデビューの認定を見送っていました。少し"演出"の度が過ぎる、というお叱りもあろうかと思いますが、この間に先端も割れ始めるなど、新子としての風貌は整ったようです。デビュー後、まだ雨らしい雨に降られていないこともあって、泥汚れが付いたままですが、そこはご愛嬌・・・ということにして下さい。 他の品種の新子と比べると、ちょっと見ただけで痩せている様子が見て取れます。この点は親バルブが病み上がりに近い状態での出産なので、贅沢は言えません。この先自立に向けて成長の階段を登って行くことになりますが、施肥や潅水の管理に重点を置いて、世代の引継ぎを確実に果して貰うことが最優先の課題です。その上で、2年後に花を付けて貰うことが目標です。
2016年06月15日
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1番手が発芽して10日余りが経過した、白花オキナグサ(翁草)に本葉が出始めました。こんな状態で1枚目の本葉を見せているのは、ざっと半数です。先行したものは2枚目の本葉を準備に掛かったものも見られますが、今のところ葉っぱの形にはなっていません。画像の個体は、そうした先行したものの一つですが、この週末ぐらいには中心の2枚目の本葉も手形のような切れ込みの入った葉っぱに変わるかと思います。 発芽が始まった時点、つまり10日ほど前に、種子は厳選したので発芽率は9割は行ける・・・という風な大風呂敷を広げてしまいましたが、恥ずかしながらこの発言は撤回させて戴きます。昨日現在の発芽数は32点に留まっており、一部は発芽と同時に"おひたし"の様に萎れて姿を消してしまいました。播種数は49粒だったので、発芽率は6割5分ということになります。この先新たに発芽することは期待できず、この数値が今回の最終成績と考える方が良さそうです。ということで、発芽は期待値には届きませんでしたが、今生き残っている30芽弱を、少しでも高率で生き延びさせることに集中したいと思います。
2016年06月14日
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名前が長くて収まりが悪いのが難点ですが、コシキジマシラトソウ(甑島白糸草)が咲き始めました。昨年と比べると17日遅れ、一昨年との比較でも4日遅れており、今年の遅れ様は半端ではありません。昨年は6/12時点で花序の先端まで咲き進んでいたのですが、レースでいうと周回遅れを連想してしまいます。プラス要素を見出すとすれば、花茎の数が増えたことで、一昨年、昨年ともに花茎は1芽だけでしたが、今年は3芽に増えました。 但し全体として健康状態はいいとは言えません。体色の緑に鮮やかさが不足しています。株別れで個体数が増えて、過密の度合いが進んだためかもしれません。常緑のこの野草に、いつが植え替えの適期来かは難しいところですが、夏から秋に掛けての活動期に最高の生活環境を提供する・・・ということで、この花が終り次第株分けを前提にした植え替えを行うことにします。
2016年06月13日
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ネジバナ(捩花)の実生2~4年の駆出し(?)株は早々と開花を済ませ、早いものは先端の花を残すのみとなっています。因みに、これらの花色は全て白で、一部は萎び始める頃にピンクに変わるものもあります。これに対して根付いて6~8年経つ古参の株は、ここに来てやっと花芽を伸ばし始めた段階で、この状況は露地(芝生)もプランタ同じです。いよいと大御所の登場・・・といった風情で、花軸の太さや花序の充実ぶりは流石に第一級です。 画像の個体も駆出しの頃は白花を咲かせていましたが、一昨年辺りからピンク花を咲かせるようになって来ました。白花、赤花の咲き分けが、どういうファクターで行われるのか全く分からず、かっては道端や畦道で普通に見られたものなのですが、"不思議"に満ちた野草ではあります。
2016年06月12日
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20日前にツボミが目立ち始めた頃、この場で紹介した原種ユリが緑からオレンジ色に変わり始めました。開店(花)も間近に迫っているようです。あと2~3日といったところでしょうか。 20日前に取り上げた時にはツボミの総数は識別できないほど小さな存在だったのですが、今は全てが自立するような形になって総数も確定しています。全部で19輪あり、我が家での1株での記録としては、史上最高の豊作ということになります。今のところ、昨年のような食害も発生しておらず、順調な歩みのように見えます。
2016年06月11日
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カキラン(柿蘭)の1番花が開花して4日経ちました。1番花はというと、夏場の花にしては中々のご長寿で、今も健在です。その1番花、開花初期にはやたらとピンクがかっていましたが、2番手以降は平均的な柿色に戻ってしまいました。さほど気に病む必要もなかった様です。 さて、後続の花も順調に咲き進み、サクラでいえば満開に相当する領域、盛期を迎えました。昨日夕方現在、30輪を少し下回る数が咲き誇っています。残念ながら根付いた範囲が散らばっていることや、花の向きがバラバラなため、全体を一つの画面に納めてご覧に入れる訳にはいきません。ざくっと表現して上の画像ほどの花茎が、他に5ヶ所ほど存在している様をご想像ください。何はともあれ、こんな状態が向こう1週間程度は続くのでは・・・と思っています。
2016年06月10日
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ちょっと脱線しますが、今回は菜園ネタから一題。1坪ほどのプチ菜園で芽吹いていたジャガイモが花を咲かせました。白と淡い紫の絞り咲きで、そこそこ綺麗な花です。この花から芋の品種が特定できるか、いつも通りWebを当ってみると、すぐに判明しました。種類は「メークイン」でした。そう言えば、ジャガバターでビールを・・・などという目的で購入したものが、事情が変わって放置している内に芽が出てしまい、堆肥にしてしまえ、ということで他の生ゴミと一緒にプチ菜園に埋めたことがありました。食用で購入するのは、比較的芋の表面に凸凹が少ないメークインを購入することが多いことも思い出します。 続く疑問は、これだけ地上部が大きく成長したからには、地中の芋も大きく育っているに違いないのですが、いつ頃掘るのがいいのか、という点です。これも1回目の検索で出て来た他のサイトに掲載されていました。掘り頃は花が咲いてから2~3週間後からということでした。今月末頃には掘り出して、「ジャガバターでビール」祭りにリトライしてみようと思います。
2016年06月09日
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プチ花壇のホタルブクロやシモツケソウ、カキランが大賑わいしている傍らで、アポイギキョウ(アポイ桔梗)も静かに参戦に向けて準備を進めていました。このツボミのサイズなら、開花までは半月前後かかります。但し、この個体の他に、気付いていないもっと大きなツボミもあるかもしれないので、6/20ごろには1番花が見られるかもしれません。因みに昨年の1番花は6/25でした。 このツボミを育んでいる株は、種蒔きから10年近く経つ古株です。特異な咲き方が高確率で現れる珍品で、今年は1株から20本ほどの花茎が立ち上がっています。"特異な咲き方"というのは、一つの株で白花、紫花、白地に紫の絞り模様入りという風に、奔放な咲き方を指します。コチラは昨年現れた3種揃い踏みの1例ですが、このように1本の花茎の隣り合った花が異なる咲き方をする事例が、1シーズンに2~3回出現することもあります。採取した種から発芽する全てがこのような特殊な咲き方をする訳ではありません。基本の花色は白で、大半は白花しか咲かない個体が占めています。
2016年06月08日
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サラシナショウマ(更科升麻)の花芽が、開花に向けて準備に取り掛かりました。今の花序の大きさは太さ5mmほど、長さ4cmといったところです。ツボミの方は小さ過ぎて計測不能ですが、付根付近の大きいものでも1mmに届いていないように見えます。この花が開花するのは、よく見られる標高2000~2500m付近では8月初めからですが、我が家で開花するのは10月末から11月前半になります。我が家で栽培する100点弱の山野草の大半が、自生地での開花時期より早いのに対して、この品種だけは特異な振る舞いを見せています。 開花時期が特異なことの他に、花序全体のツボミが咲き進んだことが一度もないことも特異点です。大抵は花序の半分ほどから先が壊死してしまい、最善でも付け根付近のツボミが開花するのがやっと・・・という有様です。我が家の標高100mでは、気温の上昇がこの野草の我慢の限界を超えていることが主な原因かと思われますが、これは対策の方法がありません。この補完の策として、乾燥を避けることで救済できないか、今年は水遣りに重点を置いてサポートしてみようと思っています。
2016年06月07日
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カキラン(柿蘭)が咲き始めました。昨年と比べて3日遅い開花ですが、過去には1番花開花が6/15だったこともあり、目くじらを立てるほどの差ではありません。今年の花は例年(コチラは3年前の様子)と比べて花色に赤みが強く出ていて、"カキ"色というより"モモ"色に近い印象です。初日の開花は3輪でしたが、後続のツボミは我が家の記録を書き換える勢いで準備中です。 我が家で扱うランの仲間では、この品種はシランやネジバナと並んで生命力は強い方です。特に昨年辺りからの個体数の増勢は顕著で、プチ花壇の割り当てたエリアを大きく越え始めています。株(芽)数は花を付けない弱齢株を含めれば軽く20芽を超えています。この品種も自生の個体は激減していると聞きます。増え過ぎた個体は、手近な林地か草地に移植してみようか、ということで、適当な候補地を探しています。
2016年06月06日
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ここにもやる気満々の品種が....オウゴンオニユリ(黄金鬼百合)です。ムカゴでスタートの後、3年ほどの研修期間(!?)を経て初花は1-2輪というのが相場で、次の年には2-3輪という風に年功序列で花数を増やして来ました。画像の個体は今年9輪のツボミを抱いています。印象としてはこの個体、昨年4輪の花を付けたと記憶しており、今年は一気に倍増以上の大躍進を果たしたことになります。開花は例年7月上旬になりますが、今年は我が家での記録の範囲では、過去最高の作柄を達成しそうです。尚、上の画像は一昨日撮影したものです。 花の数が過去最高になるのに歩調を合わせるように、花茎の葉っぱの付け根に発生するムカゴも大変な量になろうとしています。この品種そのものが、既にこれ以上個体数を増やしたくないという"規制対象"に昇格(?)しており、このムカゴのバラ撒きは御免蒙りたいものです。雨上がりを待って、限りなく「全て」に近付けるようにこれらのムカゴを採取して、燃えるゴミとして処分するつもりです。
2016年06月05日
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ホタルブクロの1番花が開花して6日が経過しました。走行状態はトップギアにシフトアップし、爆咲きモードに移行しました。初っ端に咲いた個体は萎びてしまいましたが、昨日現在、約50輪が咲き揃って風に揺れています。こうした爆咲きが半月ほど続き、ピーク時には100輪ほどが揃い踏みすることもあります。この花の終幕時期は、例年アポイギキョウの開幕と重なるため、関心がそちらに移ってしまうことや、梅雨のさなかで外に出る機会も減ることで、ホタルブクロの終りがいつだったかの記録は残っていません。小庭を盛り上げようと頑張っている割に、少々不憫な一面もあります。 不憫といえばこれもその一つになるでしょうか。この花は寿命を迎えてもユリやサクラのように花弁が散ることはありません。いつまでも萼片にしがみついて離れず、茶色く変色してしまいます。これが甚だ見苦しいことと、そのまま放置すると種子を結んでしまい、個体数は際限なく増える恐れがあるなどの理由で、萎びると同時に花柄から先を刈り払うようにしています。これが実に大変な作業で、雨に出足を挫かれながらの日課が半月ほど続くことになります。
2016年06月04日
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シモツケソウ(下野草)が概ねピークと呼べる状態まで咲き進み、見頃を迎えました。個々の花序を詳細に見ると、まだ半分程度のツボミが未開花で残っているものもありますが、これらの開花が進むのと、今開花しているのが散って行くのが同程度になるため、今以上に花が賑やかになることはありません。この状態が1週間ほど続き、その後は次第に下火になって行きます。 開花初期にも紹介した通り、花芽(花序)の数は前年に比べて5割増しを実現しましたが、それに見合う豪華さが感じられません。花序の大きさが小粒になったのか・・・などと想像してはみるのですが、比較する訳にもいかず実際のところは分からないままです。昨年の画像と比べると、ことしの草丈は幾分低いようにも見えます。もしかすると大量に梳き込んだ有機肥料分を使い果たしたか、とも考えられるので、この先、施肥で地力回復に当ろうと考えています。お手軽な化成肥料で済ませる可能性大ですが・・・
2016年06月03日
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20日ほど前に種を蒔いた、白花オキナグサ(翁草)の発芽が始まりました。昨日夕方時点の発芽数は8芽がかわいい2枚葉をもたげています。播種数は全部で49粒でしたが、未熟が疑われるものは厳格に除去した上での点数であることや、採種後すぐに種蒔きを行ったことを考え合わせると、最終的に9割程度は発芽するのではないかと期待しています。 今年発芽したものが花を咲かせるのは、早くても2年後の春になります。それも成長にブレーキを掛けるストレスやダメージがなかった場合の話です。水遣りに関しては自動潅水の導入などで、こうしたリスクに対処して来ましたが、気温の上昇に対しては特段の手立てを講じていませんでした。今年はこの点にも手を打つ意味で、工業用、若しくはこれに近い性能の扇風機を設置して環境の改善を図ろうか、などと、あれこれ思いを巡らせています。
2016年06月02日
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昨年は5/26には咲き始めていたのに、今年は一向に動き始める様子が見られず、もしかすると作落ちか?、などと心配していたコシキジマシライトソウ(甑島白糸草)が、やっと動き始めました。何はさて置き、作落ちが回避できたことは朗報です。花芽は3芽が立ち上がっており、2芽だった昨年と比べると、若干の進歩の跡が認められます。この状態から開花が始まるまでは、1週間前後はかかると見積もって、昨年と比べれば10日遅れということになりそうです。昨日取り上げたネジバナが10日早いことと考え合わせると、現下の草花の動きに甚だしいバラツキがある点は、偶然の現象ならいいのですが、少々気にならないでもありません。 このポットも最後に植え替えて3年ほどになりました。株別れで個体数も増えていることもあり、今の花が終った時点で株分割を前提にした植え替えを予定しています。ポットも一回り大きなものにしてやろうと思っています。
2016年06月01日
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