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八重咲スイセンがやっと開花しました。昨年と比べて26日遅れの開花です。ではこれが”記録的な遅咲き”か・・と言うと、そうでもありません。過去5年を遡っただけで、開花が2/11まで遅れたこともあって、この程度で顔色を変える訳にはいきません。 ついでに付け加えると、過去5年で最も早く咲いたのは、年が改まる前の12/7という記録もあります。ことほど左様にこの品種の開花時期はバラツキがあります。そうした早咲き、遅咲きを決定づけるパラメータが何かは、サッパリ分かっていません。暖冬のシーズンは開花が遅い、という漠然とした印象はありますが、これは気温の統計ときちんと突き合せたものではなく、裏付けに欠けます。という風に、身近な花である割に謎を秘めた品種ですが、クシャクシャに崩れた顔立ちには愛嬌があり、捨て難い魅力があります。
2020年01月31日
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先般の走りの菜種梅雨とも呼ばれた天候の際、西日本のどこかでタンポポが早咲きしたというニュースが流れました。その場合のタンポポは一般的な黄花の品種でしたが、こちらの白花品も呼応する様に一気に花の量を増やして見せました。画像では開花した3輪と開花準備中の1輪が写っていますが、瞬間的には5輪が同時開花した場面もありました。3月、4月ならごく普通の眺めですが、大寒のさ中では稀な出来事です。 立春を過ぎる頃に寒の戻りがありそうな予報も出始めました。そうなると、このタンポポも一時的に「寝たふり」、「死んだふり」で、暫く姿を消すこともあろうかと思いますが、爆咲きの季節は確実に近付いています。
2020年01月30日
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一時は「枯れたか!!」と青ざめた白花ダイモンジソウ(大文字草)でしたが、ここに来て新たな葉っぱを生成し始めたのが確認できました。昨年末、種子の成熟を確認して採取した後、流通用塩ビポットから定住用陶鉢に植え替えました。この植替えから半月ほど経った頃、全ての葉や茎が黄変してしまいました。その時点では、植え替えで何か不手際はなかったか、などとあれこれ推測してみたのですが、結論らしきものには行き着けないまま時間が過ぎていました。 約半月、枯れ野状態が続いた後、画像の様に表側がやたらとテカテカして、裏側は何とも毒々しい赤みを帯びた葉っぱ(の様なもの)が姿を見せ始めました。この特徴は、遠い親類に当たるユキノシタなどに相通じる特徴です。地上部消滅→新芽生成という経緯を踏んで、この品種の世代交代が行われただけのことでしたが、現在の保有品ではこうした極端な手順を踏む事例はなかったため、一時はアタフタしたものです。取り敢えず管理人の取り越し苦労だったということで、この事件は落着を見ました。
2020年01月29日
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10日前取り上げた時には、米粒よりいくらか大きいぐらいだったコシノコバイモ(越ノ小貝母)の花芽が、小ぶりなピーナッツぐらいに膨らんできました。開花の時期が近付いているのかな?・・ということで、今年以上に暖冬だった昨年の成長プロセスをめくってみました。結論を先に言うと、この状態から開花までまだ3週間ぐらい必要なことが分かりました。単純に日程を割り当てると、今年は2/15頃に開花・・・ということになりますが、これだけは天候次第なので断言は止めておきましょう。
2020年01月28日
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10日前、この場で正体不明のイカリソウを取り上げました。その際は地上部、つまり葉っぱがいつまでも休眠に入らないというのがテーマでした。今回はその葉っぱより下、地表面スレスレの冬芽が主題です。 実生半年の株にしては冬芽が大きい上に、どうやらそれが動意づいてしまったらしいのです。”大きい”とは言っても、たかだか殻付きの籾ほどの大きさですが、その先端がこのところ日増しに緑が濃くなっています。この先1週間ほどは梅雨模様の様な天気が続きそうな予報が出されており、気温も例年より高めに推移しそうです。こんな気候では一気に葉っぱを出してしまいはしないか、ハラハラしながら見守っているところです。立春まであと1週間ほど、その先は少しずつですが寒さは緩むのでしょうが、寒の戻りの心配がなくなるのは1ヶ月も先のことです。はしゃぎ過ぎて凍傷を負わぬことを祈るばかりです。
2020年01月27日
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フクジュソウ(福寿草)の開花が近付いています。昨年も暖冬で、2/4に1番花が開花しましたが、今年もほぼそれに近い開花になりそううです。苞葉を押し開いて、かわいい手の甲の様な葉っぱが顔を見せ始めました。軽く閉じた掌の中には、大きく膨らんだツボミが収まっている筈なんですが、現時点ではそれは確認できません。向こう1週間は強い冷え込みはなさそうなので、一気に顔見せまで進むかもしれません。 それにしても表土の錆の酷さが気になります。かなり遅い秋の手入れで、表土を1~2cm入れ替えて新しいものにしたのですが、僅か2ヶ月でこんなに青く変化してしまいました。原因はコケの幼生だろうと疑っていますが、暖冬の負の効果がこんなところにも現れてしまいました。花の見栄えのことを思うと、開花までにもう一度用土交換が必要かもしれません。
2020年01月26日
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無銘の雪割草・”紫千重”が開花して1週間が経過しました。ここに来てやっと弁化シベが全開状態に漕ぎ着け、自信をもって”千重咲”と主張できる状態になりました。これで早咲きの副作用である、不出来な容姿のうちの1つが解消したことになります。とは言いながら、もう1つの難点である”花軸の寸足らず”、”二頭身”という問題はそのままです。せめて三頭身か四頭身が実現できれば、花としての容姿にケチがつくことはないのでしょうが、先頭切って咲いた個体ではこの寸足らず問題の解決は望めそうにありません。 幸いなことに・・・と言っても良かろうと思いますが、右後方で開花準備中の妹は、開花までにもう1cmか2cmは花軸は伸びそうです。それが実現すれば少なくとも”三頭身”は達成できそうで、”容姿端麗”に一歩近づけるのですが、さて、どうなることか ・・・・
2020年01月25日
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10日ほど前にアムールナデシコが葉を伸ばし始めて暴走状態にあることを紹介しました。その後も暴走が止むことはなく、益々緑は濃くなりつつあります。一見して”春爛漫”の景観ですが、紛いもなく大寒のさ中の眺めです。 画像は既に10年を超えた古株ですが、昨年タネを蒔いて発芽したばかりの若株も然り・・・です。流石に若株には新たな葉っぱを生み出すまでの体力はついていないらしく、昨年芽吹いた葉っぱを維持するのが関の山の様です(円内)が、こんな状態で頑張っている個体が10芽を超えて存在します。今の梅雨の様な気候が去った後、やって来るに違いない寒の戻りで痛い目を見なければいいのですが ....
2020年01月24日
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こちらははしゃぎ過ぎの雪割草・「桃珊瑚」です。昨夏、潅水装置の不備で瀕死の重症に陥っていましたが、三途の河原の直前で踏み止まった個体です。 復活への歩みの途上という身でありながら、いつもより暖かいことでついついはしゃぎ過ぎて、葉っぱを出してしまいました。花芽やツボミは一時的なものですが、葉っぱは1年を通して維持して貰わなくてはなりません。今葉っぱを出しては、不意の寒の戻りなどがあれば、一発でアウトになってしまいます。警戒が必要な期間は、まだ1ヶ月ほどは続きます。せっかく復活しかけた個体を、みすみす凍死の憂き目に遭わせるのも忍びないので、このポットも一旦屋内に避難させる必要がありそうです。
2020年01月23日
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この赤花糸葉ヤマシャクヤクも至って慎重に振る舞う品種の一つです。全身を”茹でダコ”色に染めて、うち半分ほどを地上に投げ出して寒風に晒しています。そんなことをしていて、寒波が襲来した時に凍傷にならないか当初は気にしたものですが、実は用土が氷結する様な強い寒波でもケロッとしてやり過ごしてしまいます。というより、もともと中央アジアに分布する品種で、故郷の寒さに鍛えられていて、日本のこの程度の冷え込みは屁とも思っていないのかもしれません。 という様な話はこの辺で締めて、実はこの品種、最近作落ちの頻度が高まっているのが悩みのタネです。昨年も作落ちしたし、この5年の作況を見ると隔年で花を咲かせるのが精一杯という非効率ぶりです。個体数の減少も気になるところで、昨年は思い切って大ナタを振るうつもりで株分けを断行しました。幸いなことにこの分割と定植は上手くいった様で、今のところ全員無事に寒さを楽しんでいるように見えます。
2020年01月22日
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暖かかったり、思い出した様に気温が下がったり、という風に気候がうねる様に変化する中でも、寝惚けたりはしゃぎ過ぎることなく、慎重な動きを見せているドイツスズランです。急に冷え込む様な気象条件に遭遇しても、極端に背伸びしていないことや、親世代が残してくれた茎殻のコートに守られて、決して凍傷を負う様なことはありません。他の草花にも、こうした慎重かつ思慮深さ(!?)があれば、冬場に屍を積み上げることもないのに・・・などと、ついつい愚痴めいた妄想に耽ってしまいます。
2020年01月21日
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とうとう店仕舞いの時がやって来ました。ちょうど2ヶ月前に1番花が開花したネリネ・ウンズラータですが、弾(ツボミ)も打ち尽くして、花の命を残しているのは10輪そこそことなってしまいました。このシーズンはこれで終了宣言です。 一足先に幕を下ろした「Rosea」の方は、全ての花の寿命が尽きたのを確認して、残骸の花軸は刈り払ってしまいました。今は葉っぱを残すだけとなり、こじんまりとした様相になってしまいました。両品種とも、この先は次のシーズンに向けて地下の球根の充実のために、光合成に専念して貰うことになります。
2020年01月20日
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雪割草の本年一番手が開花しました。紫弁千重咲の無銘品ですが、1番花の出来栄えは”今イチ”としか言えません。暖冬とは言え、この寒さの中で「かなり無理した」感が否定できません。 いちいち欠点をあげつらうのは気が引けますが、まず花柄が伸び切っておらず、1cmほどしかありません。亀が首をすくめた様な容姿です。花の寿命の間に幾らかは伸びると思いますが、ツルやキリンにはなれそうにありません。次に弁化したシベがまだ完全に伸びていませんが、こちらは数日待てば所定のサイズに伸びるハズです。こんな風に寒のさ中に咲く1番花は、立春を過ぎて暖かくなり始めて咲くものと比べると何かと難点を抱えてしまいがちです。後に続く妹たちには、暖かくなるのを待って、最高の容貌で咲いて貰いたいものです。
2020年01月19日
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今回取り上げるものも、寝ぼけでもはしゃぎ過ぎでもなく、至ってノーマルな動きです。品種はコシノコバイモ(越ノ小貝母)で、頭上に被さった土壌を掻き分けて、花芽の先っぽが覗き始めました。と言っても、今見せているオデコ部分の大きさは、米粒より少し大きい程度です。本格的にツボミが形成されて這い上がって来る時には、グリーンピース大まで肥大化します。そういう意味では、今オデコが出てしまったのは、目測を誤ったぐらいの凡ミスかもしれません。開花への歩みを連想させる動きに変わるのは相当先のことになろうかと思います。
2020年01月18日
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正体不明のイカリソウとして、この欄で取り上げたこともある実生1年目の若苗です。他品種のポットに寄生発芽したものを、昨秋このプランタに植え替えたものですが、この植替えは無事に定着した様で、こうして今も青みを残しています。実は今日の焦点は、今も青みを残している点で、これが単純に暖冬によるものなのか、或いは別の要因かという点に行き着きます。 暖冬由来説に乗ると、単純に「暖冬だからいつまでも葉が枯れない」という考え方で、現に同じイカリソウの「楊貴妃」でも、未だに葉に青みを残すものが少数(全体の20%程度)ですが存在します。それに対して、実はこの正体は常緑性品種ではないか、という疑いを持つ様になりかけています。確かに我が家には、冬場も葉を残したまま過ごす品種も存在します。「アンバークイーン」という品種で、一時はこれと同一品か、とも疑いましたが、葉っぱの形状が大きく違っていて、今の時点では同一視できずにいます。 という風に、「あ~でもない」、「こうでもない」と結論の出ない思案を繰り返しているのですが、この思考(!?試行)錯誤は花が咲くまで続くのかもしれません。
2020年01月17日
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寝ぼけでもはしゃぎ過ぎでもなく、寒気のさ中でもマイペースで新芽を充実させている地エビネです。年を重ねる毎に個体数や大きさを充実させ、寒の盛りでもその姿を目にすることができる様になって来ました。こうした冬場の活動は、開花の時期を早めるといったことに繋がることはなく、株立ちや花の量の拡充につながっている様に見えます。現状の冬芽を眺めて、昨年のそれと比較して更なる充実が目に浮かぶ様です。
2020年01月16日
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日本サクラソウの「濡燕」の植え替えを行った際、用意した5号ポットに収まり切らなかった余剰株2芽を、手近にあった2号ポットに植えていました。季節が進んで寒くて、しかも乾きが激しいこの時期、2号ポットの用土の量では湿潤な環境を維持することもしんどくなってきました。 そこで、この小さなポットなら屋内に置いても、さほどスペース的な圧迫はないことから洗面所に置いて、顔や手を洗う度に乾き具合に目が届く状態を作り出していました。屋内に収容して4日経ちましたが、何と何と僅かの間に動意づき、芽出しを始めたではありませんか。これほど短時間で変化が起きるとは予想もしていませんでした。芽が出た以上は、これからは日差しも必要で、このまま洗面所住まいという訳にはいかなくなりました。水分補給のことだけ考えての措置でしたが、何となく尻に火が付いてしまった感が漂い始めました。
2020年01月15日
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いつもなら小寒、大寒にかけてのこの時期、開花は休みがちの白花タンポポですが、この冬の暖かさに浮かれたのか、殆ど休憩なしで咲き続けています。この様に生活のサイクルから外れてツボミを大量に消費しては、春本番に至って弾(ツボミ)切れを起こしはしないか、余計なお世話でしょうが心配してしまいます。 という余計なお世話は横に置いて、多くの草花が休眠期間にも関わらず、かなり活動的に過ごしているのが目立ちます。同じ様に暖かかった昨年、騙されて芽出しを始めてしまった希少種が悲惨な結果を招いた様な、凍死、凍傷事態の再現に繋がりはしないか、こちらは本気モードで心配しています。
2020年01月14日
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1週間ほど前に雪割草の早起き品のツボミが、食害に遭ってダメになってしまった件を紹介しました。それが今シーズンの先頭ランナーでしたが、今日紹介するのは2番手ということになります。 画像の個体は無銘の紫花千重咲品です。1番手と違って、暖冬とは言いながら気温が下がってから始動したこともあって、今のところ食害は発生していません。とは言え、この先無風で晴れたりすると、気温は15℃に届いてしまうこともあるため、賊どもの出現の懸念が否定できません。念のため駆除剤は散布しますが、100%信頼できる訳ではありません。速やかに開花まで駆け抜けてくれれば、そうしたリスクは減るのですが、それも気温の推移次第で、当分の間やきもきしながらの日々が続きそうです。
2020年01月13日
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ここ数日続いている暖かさに騙されたのか、アムールナデシコが猛烈な勢いで葉を伸ばし始めました。3週間ほど前に植え替えを行った時点ではこんな状態でしたが、今年に入って急速に緑が濃くなり、本来なら葉っぱを全て畳んで枝だけを残す状態であるべきところがこの有様です。 昨年は今年を上回る暖冬でしたが、このアムールナデシコに関しては、至って慎重な振る舞いを見せていました。こんな状態で葉を伸ばし切ったところで、珠に押し寄せてくる寒波に遭遇しようものなら、一発で凍傷を負いアウトになりかねません。昨年はこうして押し寄せた寒波で、希少種のランを何点か昇天させてしまいました。同じ道を歩みはしないか、心配の種は尽きません。
2020年01月12日
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昨年は年明け早々に開花した八重咲スイセンでしたが、今年は甚だしく遅れており、昨日時点でツボミの様子は画像の通りです。例年の推移を振り返ると、この状態から開花まで凡そ半月ほどかかっており、今年は今月下旬までずれ込む覚悟が必要です。ツボミを云々する前段階である花芽の顔出しも遅れていて、目視で確認できるのは現段階では2芽だけで、3番手以降は株元でオデコがやっと確認できるか・・・というレベルです。これを見せられると、今年は咲き始めが遅れるだけでなく、だらだらと長期間咲き続けることになりそうです。 その一方で、品種としてのスリム化計画は概ね良好な推移を辿っています。葉っぱは現状で30cmを切っているし、花軸も20cm前後を維持しています。ここ数年管理人を悩ませてきた図体の肥大化阻止は、今年一定の水準を達成できそうです。
2020年01月11日
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11/18から小庭を賑わせてくれたネリネの「Rosea」にも、とうとう幕を下ろす時がやって来た様です(上画像)。残すところ20輪ほどとなり、これらもあと4~5日もすれば萎れて、今シーズンの幕を完全に閉じることになります。 もう一方のウンズラータ・淡いピンク花(下画像)の方は花持ちはもう少し伸びて、あと10日前後は持ちそうです。11/19に1番花が開花して、丸々2ヶ月楽しませて貰うことになりそうです。双方とも今シーズンの作柄は我が家史上最高の出来高でした。この内、1/3ほどを里子に出すなど、ご町内に仲間を広められたことを考え合わせても、実り多いシーズンだったと思っています。
2020年01月10日
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せめて1輪だけでも・・・と期待を寄せていた、赤花シャコバサボテンのツボミが成長を止めてしまいました。これで今シーズンの作落ちが確定、ということになります。 このツボミの他に、2輪が一旦は始動したものの、いずれもゴマ粒より僅かに大きい程度で成長が止まり、フリーズしてしまいました。原因はよく分かっていませんが、豊作のシーズンでもこうした症例はありがちで、今シーズンの様に貧作の年は、喪失感は一際大きく感じられます。こうなった以上、諦める以外に打つ手はないので、1年後のリカバリーを期して、株の地力充実に努めることにします。
2020年01月09日
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小寒に入ったというのに、本格的な寒さは未だに感じていないのが実情です。草花や樹木も生活サイクルに変調を来していますが、プチ菜園の雑草も然りで大きな顔をして蔓延っています。青みを維持しているだけでなく、花を咲かせ種子を結ばせる勢いを見せています。気温の谷底というこの時期に種子をばら撒かれては敵わない、という消極的な動機で、草取りのために炬燵から這い出ることになってしまいました。 雑草の種類は分からないままですが、根は高密度にヒゲ根を張っており、抱き込んだ土壌は少々振るっただけでは取れません。このままでは抜き上げた雑草は春まで放置しても枯れない恐れもあります。そこで抜き上げた草に高圧の水を放射して土壌を洗い流した上で、燃えるごみとして処理することにしました。2平方㍍弱の雑草繁茂エリアを、1時間ほどで一掃した様子が下画像です。既に種子がばら撒かれた可能性が否定できませんが、暫くは目障りな雑草が視野に入ることはなくなりました。
2020年01月08日
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通常なら12月に入る頃には黄葉して葉を落すハマナスですが、この冬は今頃になってやっと色付き始めました。ざっと1ヶ月半の遅れです。暖冬の影響であろうことは容易に想像がつきますが、同じく暖冬だった昨年でも、12月中頃には葉は残っていませんでした。そういう意味では、この冬の異常さは1年前を凌ぐと言えなくもありません。 向こう1週間は、最高気温が15℃にも達する暖かい日もありそうです。ということで、このハマナスが葉を落すのはその先になってしまいそうです。我が家史上最も遅くまでハマナスが葉を維持した・・・という”激ローカル”な記録更新が確定しそうです。
2020年01月07日
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昨年末、名水を汲みに行った帰り道、道路脇にサクラが咲いているのが目に入りました。生憎なことに駐車スペースはない上に、後続の車が数台あったためその時は諦めて通過してしまいました。今回はそのサクラの様子を確認するために出直してみました。 少し離れたレジャー施設に車を止めて、歩いて訪ねます。ソメイヨシノなどと比べると花の大きさは一回り小さめです。花弁の数は、八重桜と比べれば少ないのですが、花弁は3段重ねぐらいに重なって、ザックリ数えて15~20枚ほどで構成されていました。以前十月ザクラというのを見たことがありますが、それと比べても花弁の枚数は倍ほどあります。結局品種までは分かりませんでしたが、冬のさ中のサクラを眺めるだけで戻ってきました。品種については後程調べ回るつもりです。
2020年01月06日
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10日ほど前にも紹介した雪割草・紫二段の品ですが、ツボミの半開き状態を長く続け過ぎたために、花弁部分が賊に食われてしまいました。花弁はかなりの部分が欠けていて、このまま開花したとしても酷い容貌になりそうで、正視するのも辛いものがあります。ということで、この個体については花柄が幾らかでも伸びた時点で、切り取ることにします。 こうした食害の実行犯は何者か、という問題ですが、ダンゴムシかナメクジを疑っています。通常なら地中か物陰で体をすくめて隠れている筈なのですが、穏やかな晴れた日には気温が15℃に届くこともあり、こうした暖かい日には這い出してきて悪さをしている模様です。対策として駆除剤を散布してはいるのですが、水遣りなどで水分を吸収すると効力が落ち、完全な撃退ができずいつも悔しい思いをしているのが現実です。
2020年01月05日
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秋の手入れ名目で表土を入れ替えた時には、冬芽が1cmほどの深さになる様覆土していた福寿草の「福寿海」が地表すれすれの位置までせり上がって来ました。表土を交換した頃には、真っ白だった冬芽も緑色に変わり、既に植物らしい活動を始めている様子が伺えます。とは言いながら、「三日見ぬ間の○※△かな」という程の急激な成長は期待できず、開花まではまだ相当な日数を要すると思いますが、暖冬傾向も手伝って、楽しみな季節の到来がいくらか早まりそうな気配を漂わせています。
2020年01月04日
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やんちゃぶりならこちら、ホタルブクロも負けてはいません。こちらは単に新芽を出して見せるだけでなく、花をも咲かせようとしています。本来の花期は6月から7月なので、実に生活サイクルが半周ずれていることになります。人間に置き換えれば、正月に海水浴をしている様なものでしょうか。決してマネをしたくない暴挙です。 さて、このツボミが無事に開花するかどうか・・・ですが、今週から来週にかけては比較的暖かい天候が続きそうな予報が出されています。この波(?)に上手く乗れさえすれば、来週にも花が見られるかもしれません。更に付け加えると、画像中央のツボミの他に4~5輪がスタンバイ中です。サイズは大豆粒大なので開花まで辿り着くとしても相当先のことになりそうですが、それもこれも天候次第です。
2020年01月03日
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今年もやんちゃな白花ミヤマオダマキ(深山苧環)は健在です。秋が遅くまで暖かかったこともあり、12月中頃までは青葉を残していましたが、年末のプチ寒波で殆どの葉っぱが黄変してしまいました(上画像・左)。このまま静かに春まで眠ってくれればいいのですが、そうそう親の希望通りに行動してくれないのがこの品の持ち味とも言えます。ドーム状に広がった枯葉を刈り払ってみると、画像・右の様に大量の新芽が半身を乗り出すように伸び出していました。 この品種には標高2500m前後の草地でよく出逢うことができます。こうした自生地の気候に比べれば、今の居住地の冷え込み方など屁とも感じていないかもしれません。とは言え、少し葉を伸ばし過ぎると、珠に思い出した様にやって来る寒波で凍傷(?)を負い、黄変することもありますが、大切な成長点は厳重に守られている様で、株全体がダメになる様な重大な被害を被ることはありません。
2020年01月02日
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新しい年を迎えました。この1年が皆様にとって平穏で幸多き年となる様お祈り申し上げます。 さて、今年も趣味の山野草、山野徘徊などでこのページを埋めて行くつもりです。変り映えのない内容になるかもしれませんが、ご愛顧戴ければ幸いです。
2020年01月01日
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