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比較的日中の気温が上がる場所に置いていたニリンソウ(二輪草)が一斉に芽出しを始めました。迷彩色の装束は、山野なら有効なのでしょうが、ポットの中では逆効果かもしれません。この一群は、サブポットとして3号陶鉢に植え付けたもので、小型故に置き場所の制約が少なく、晴れた日中には15℃を超えることも珍しくないベランダの陽だまりに置いていたのが功を奏したものと思われます。メインとなるプランタの方には、今のところ何の動きも認められません。3月に入れば場所による昇温の差は軽減され、出遅れも回復されるものと思いますが、それにはもう少し我慢が必要な様です。
2021年02月28日
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昨年の夏、セリバオウレンの地上部が最も繁茂する時期に葉を黄変させて姿を消したのを目にして、九分通り枯死したものと認識していました。その一方で残る一分に賭けて、自動潅水の守備範囲内に置いていました。工事の制約で秋の手入れもできず、最終的な地中の様子を確認する機会もないまま、現在に至ってしまいました。 それが昨日久し振りに表に出してみると、何と枯れたと思っていた塊根の一角から、新芽が顔を出しているではありませんか。殆ど諦めていた一方で、残る一分に賭けたのが功を奏した様です。前回この品の開花を紹介した際、残存個体数が1点のみと紹介していましたが、それが2倍に増えた訳で、品種維持上のプレッシャーは激減したことになります。とは言え今回取り上げた個体は、実生10年に近い古参でもあり、個体の若返りのためにも種蒔きを怠る訳にはいきません。
2021年02月27日
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昨年はこの時期には花は完全に終わっていたフクジュソウの「福寿海」でしたが、今年は様子が様変わりです。昨年の暖冬に対して今年は”超”も付きそうな厳冬とあって、1ヶ月以上も遅れてやっと花芽を送り出して来ました。オデコを見せたのは2月早々のことでしたが、その後は反復してやって来る寒波に頭を押さえ付けられる様に動きを止めていました。ここに来てやっと重い腰を上げて、動きを早めています。とは言え、今年の開花は昨年と比べて1ヶ月前後遅れるのは避けられない見込みです。
2021年02月26日
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故郷の仲間はまだ分厚い雪布団の中で熟睡中の筈なのですが、里のハクサンシャジン(白山沙参)はジワリと動き始めてしまいました。夜間早朝は氷が張る様な日でも、ベランダの陽だまりでは日中は15℃を超えることの珍しくないこの頃です。早とちりする者が出ても不思議はありません。とは言ってもオデコが地中にある間は、少々の冷え込みはものともしないとしても、一旦地上に顔を出してしまうと身を守る手立ては何もありません。こうしたサバイバル環境は、故郷の山野と同等か、それ以上に厳しいと言えるかもしれません。 それにしても芽出しの時期の体色は凄まじいものがあります。よく”茹でダコ色”という形容を使いますが、この品種はそれを超える赤紫で、例えて表現するものが思い当たりません。ま、日差しを浴びれば比較的短時間で緑に変わるだろうと思いますが、凍傷などというアクシデントに遭遇しないことを祈るばかりです。
2021年02月25日
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1ヶ月前に「シベリアっ子 踏ん張る」のタイトルで紹介したアムールナデシコが、反復してやって来た寒波をものともせず、寒の底を凌ぎ切った模様です。上画像が昨日時点のポットの様子ですが、昨年の葉や茎の残骸を脇に、1ヶ月前より青葉の嵩を増やしています。この先も寒の戻りへの警戒を怠ることはできませんが、ここまで寒さに耐え抜いた剛力ぶりをすれば、俄かにヘナヘナとへたり込むとも思えません。 ということで、これまでは耐寒の観点から何かの足しになれば、という理屈付けで残していた前年の葉や茎の残骸を、この際全て刈り払ってサッパリさせてやろうということになりました。つまり”散髪”です。こちらがアフター画像ですが、春の解放感を先取りした様に小奇麗になった・・・などと言っては、度を越した身びいきでしょうかね~~。
2021年02月24日
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上画像は昨年栽培した中で唯一生き残ったサギソウの「銀河」です。1株だけだったことから小さいポットでも良かろう、ということで2号の陶鉢に植え付け、屋内に収容していたこともあって、既に草丈は3cmに届く勢いです。 間もなく暖かくなるというこの時期、ホームセンターの園芸コーナーには春から夏に花期を迎える山野草の花苗が並び始めました。そうした中で人気を集めるのがサギソウの仲間です。冒頭に紹介した1株だけではちと寂しい、ということで、今回2セット6個のバルブをリクルートしてしまいました。 さて、ではどの様に植え付けるか、について1晩考えた結果、手持ちの1株と新顔6球をまとめて、1つに集約することにしました。用意した新居は3号陶鉢です。これに7株では少し窮屈ですが、秋まではこれで我慢して貰うことにします。現行1株を中心に配し、周囲に正6角形を描く様に新顔6個を配置して植え付けを済ませました。夏場を無事に過ごせたら幾らか増える筈です。その場合は、更に大きめのポットを用意しなくてはいけませんが、今から心づもりをしておきます。
2021年02月23日
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開花から10日が経過したユキワリイチゲです。開花を紹介した後は寒い日が多かったこともあって、画像の様に全開モードになることはありませんでした。一昨日の土曜から温暖周期に入り、特に昨日は20℃に届くかという暖かさでした。その暖かさを受けてユキワリイチゲも久し振りに全開となり、存在感を主張していました。 今週中は暖かい日が続くらしいのですが、この間は日中は花を開き、夜間は閉じるという生活サイクルを続けることだろうと思います。その先は・・・というと、いくら寒期に咲く花はご寿命と言っても、そろそろ寿命が尽きるかもしれません。
2021年02月22日
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昨年12月、設楽の山野草店へのリクルートツアーで調達してきたイワウチワ(岩団扇)を定植した際、塩ビポットの側壁と用土の僅かな隙間に、地中の根から枝分かれしたと思しき数枚の葉っぱを擁した小さな幹を見つけました。定植の邪魔になるので速攻で切り取ってしまいましたが、僅かですがヒゲ根も出ていたことから、ダメ元で2号ポットに植え付けて、洗面所に保管していました。洗面所を選んだ理由は朝・昼・晩の洗顔、手洗いの度に目に入り、乾燥状態への目が届き易く、即水遣りもできるという利便性でした。 元々の葉っぱの内、半分ほどは枯れて赤茶けてしまいましたが、根付きはできた様子で、葉が枯れるのも歯止めがかかり、先端の成長点も緩やかですが膨らみを増していました。で先週になって、何度かこの場でも紹介した二重ガラスと障子に囲まれた「日向ぼっこの間」に移動したところ、成長速度が劇的に早まり、ご覧の通り2芽から2枚ずつの葉っぱが立ち上がりました。地中ではヒゲ根が、地上では新芽がそれぞれ頑張りを見せている訳で、この分ならイワウチワの第三の個体としての立ち位置を確保しそうです。
2021年02月21日
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5日前にリクルートして来た紅ヒゴスミレ(肥後菫)が開花しました。と言っても、面接時点で既にツボミは大きく膨らんでいたことだし、このシーズンの開花は種苗会社の業績ということになります。ということで、このシーズンの実績は記録には残さないことにして、単に花を愛でるだけにします。 で、その花は?というと、”紅”ヒゴスミレとは言いながら画像の通りその紅は極めて淡白です。強いて言うと花弁の裏側は若干濃い目ですが、花の顔である表はご覧の通りの色合いです。標準花が純白であることを考慮すれば、”嘘つき”とまでは言えませんが、”異議なし”とも言い難い、実に微妙な色合いです。とは云え、この先、命が続く限り付き合いは続く訳で、この子には”春告げ花”としての役割を果たして貰うことになります。
2021年02月20日
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昨日取り上げた日本サクラソウとは、そう遠くない親類に当たる濃色シコクカッコソウも本格的に動き始めました。10日ほど前にも取り上げましたが、その後訪れたポカポカ陽気で動意付いたのか、急激に動きを早めた様に見えます。一旦動き出したら最早ブレーキは効かない様で、現下の強烈な寒波の下でも成長を止める様子は見られません。昨日の夜間早朝は、露地では配水ホースが凍結する様な冷え込み振りでしたが、屋根のあるところではそうした凍結はありませんでした。現在の当該カッコソウはそうした寒気を和らげる場所に避難しており、凍死の心配は必要ありません。この週末から温暖周期に入るとの予報で、気温は最高で20℃にも届きそうな勢いです。そうなると成長は一段と加速するかもしれません。
2021年02月19日
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手持ちの日本サクラソウ4品種が申し合わせた様に一斉に始動しました。画像の上段左が「白鷲」、同右が「鹿島」、下段左は「青葉の笛」、同右は品種ラベルが家出していますが九分通り「南京小桜」で間違いなかろうと思います。あと1品種、「濡燕」が姿を見せていませんが、これも今週末までに追いかけて来るのではないかと思います。 昨年は秋の手入れができないまま今の芽出しの時期を迎えてしまいました。通常なら手入れの際の各個体の様子から、個体数の増減は予想できるのですが、今年は芽出しが始まるまで分からないままでした。こうした始動の様子を確認して初めて動向が見通せることになりますが、結論は幾分個体数は増えている様に見えます。秋の手入れシーズンまでは、少々窮屈な思いをさせるかもしれません。すまんの~~。
2021年02月18日
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3週間ほど前に調達していたウチョウラン(羽蝶蘭)の芽出しが始まりました。調達後、速攻で定植した上で、凍結回避のため屋内に置いていたものですが、先般紹介した二重ガラスと障子に挟まれて、気温が上がり易い場所に移動したところ、素早い反応で芽を出してしまいました。因みに、昨日11時頃には当該場所の気温は30℃に届きそうな勢いで気温は上昇していました。このままにしておくと、とんでもないペースで走り出してしまいそうで、今後は外気温の温暖周期には外に出すことにします。取り敢えず今の寒気が通り過ぎる、この週末頃から世間の冷たい空気に晒すことにします。
2021年02月17日
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コシノカンアオイ(越ノ寒葵)が開花しました。昨年と比べて3日早い開花です。暖冬だった昨年より、厳冬の今年の開花が早いという点には、何となく割り切れなさが残りますが、深入りは止めておきます。このシーズンの初期には4個のツボミが発生していましたが、その内2個は度重なる寒波で凍傷を負い、開花への歩みを止めてしまいました。残る2個が同じ日に開花しましたが、花弁の開き具合には幾分差があります。 この品種は6号ポット2つに植え付けているのですが、スペース的に重荷になりつつあります。昨年の秋の手入れはできずに終わりましたが、今年は大幅な集約を含む植え替えを行うつもりです。ポットは幾分大きいものになろうかと思いますが1鉢に集約し、余る個体は森に返すことにします。
2021年02月16日
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昨日は実に暖かくて、ドライブ中は上着を脱いでしまうほどでした。で、そのドライブの行き先は大阪府和泉市の大手園芸会社です。目的は花苗の欠員補充・・・ということにしておきます。 日本在来種の数あるスミレの内、葉にふ切れ(切れ込み)がある品種が3種ある、というのを何かで読んだことがあります。今回調達したのはその内の1つ、ヒゴスミレ(肥後菫)の赤花品です。基本種は白花の様で、品揃えも圧倒的に白が多かったのですが、今回は紅花品を連れ帰りました。寒かったこの冬、温室で過ごしたのか、既にツボミが大きく育っていました。昨日は帰宅時間が遅くなったため、定植もでききませんでしたが、次の温暖周期には新居に移してやろうと思っています。尚、このヒゴスミレの他にもリクルートして来ましたが、それらは別の機会に紹介します。
2021年02月15日
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”三寒四温”とも言われる気温の周期的変化の季節がやって来ました。この週末は温暖周期に入り、気持ちのいい休みを過ごすことができましたが、週明けにはそそくさと寒冷周期に戻りそうです。 そうした温暖周期には花粉を仲介してくれる昆虫が姿を見せる様になりました。昆虫はハナアブと思われますが詳細は分かっていません。抱き付いている相手はセリバオウレンです。小さい花なので蜜の量は大して多くはなかろうと思いますが、今開花中の6輪全てを漏らさず回っていました。花粉の仲介はどうかというと、まだ花粉袋は未発達のままで、花粉は表面には出ていません。ということで、虫さんには折角お越し頂きましたが、今回は受粉の可能性は皆無だった様です。またのお越しを楽しみにしております。
2021年02月14日
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シャコバサボテンが開花しました。この品の仲間は今年も不作で、赤花ではこの1輪のみ、白花に至っては今年は作落ち・・・という惨憺たる成績です。原因は株の老化も一因になっていそうで、全面的な若返りを目指して差し芽からやり直している段階です。”春爛漫”の頃には、基本的な株立ちが出来上がるかと思いますが、次のシーズンには”大豊作”が宣言できるよう、サポートして行きたいと考えています。
2021年02月13日
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ユキワリイチゲがやっと開花しました。先週土曜頃から、日中には半開き状態にはなっていましたが、気温の低さに我慢できなかったのか、全開にまでは進めずにいました。それが昨日に至って、3月後半並みとも言われる暖かさを受けて一斉に開花しました。我が家にやって来て2年、初めての開花でもあり感激はひとしおです。日中はこんな具合で管理人を喜ばせてくれましたが、夕方にはツボミ状態に戻って、固く口を閉ざしてしまいました。 開花へのプロセスは難産でしたが、来週に入れば寒さがぶり返す模様です。多くの早春の花の観察を通じて会得した知識では、低温時に咲く花は寿命が長い傾向が見られます。ということで、この品種ももしかすると長期間楽しませてくれるかもしれません。
2021年02月12日
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先日中途半端な休眠のプルサチラ・ブルガリスを紹介しましたが、画像はその上手を行く白花ミヤマオダマキで、暖冬・厳冬を問わずこんな格好で冬を越している品種です。実生2年の若齢株から10年近い古参株まで、葉の量に差はあるものの、どれもこれもフライングすれすれで葉っぱを携えています。故郷である亜高山から高山帯は、今頃分厚い雪の布団に包れて爆睡中だろうと思いますが、そうした環境と比べると現在の生活環境は年中春の様なものかもしれません。但しごく稀に襲ってくる強い寒波では、こうして伸ばし始めた葉を凍傷で全て失うこともあるので、決して油断はできません。
2021年02月11日
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キカラスウリの次男(次女?)が発芽しました。画像の右手前の白っぽいのがそれです。長男はちょうど3週間前に発芽し、今では画像後方にボンヤリ写っている様に、丈4cmまで成長しました。このポットには4粒を蒔いていますが、これで半数が発芽したことになります。 このポットの現在の置き場所は、南東向きの二重ガラスの窓と障子窓で挟まれた、奥行き15cmほどの空間です。現在の日照時間は2時間ほどですが、間もなく4~5時間に伸びます。狭い空間なので、この時期でも晴れた日には気温は30℃に届くか、というところまで上昇します。夜間早朝には10℃近辺まで下がりますが、屋外と比べれば雲泥の差です。気温の上昇に伴い、水分の蒸発も加速されるため、水遣りでは油断できませんが、冬場の保管場所としてはいい場所を見つけた思いです。
2021年02月10日
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濃色シコクカッコソウ(四国鞨鼓草)が静かに、かつ慎重に新芽を膨らませつつあります。温暖期に出る葉っぱはいきなりジャンケンの”パー”で送り出されますが、今は”グー”状態に握りしめられています。この効果として、毛が密生する葉の裏側が外になり、結果として寒気を防いでいる様に見えます。この見方の当り外れはさて置いて、他の草花でありがちな思い切り葉を広げてしまい、不意の寒の戻りで手酷い凍傷を負う、といった被害は免れています。一昨年夏に潅水の不調で全滅寸前まで追い込まれていましたが、昨年1年間のリハビリを経て、今は5芽まで株立ちを回復しました。この勢いで開花数も回復していれば嬉しいのですが、結果が分かるのは早くても一ヶ月先です。
2021年02月09日
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セツブンソウ(節分草)もソロリと這い出してきました。・・・が、残念なことに茎葉の膨らみが今イチ物足りず、もしかするとこの個体はツボミを伴っていない”手ぶら”品かもしれません。と言ってもセツブンソウの年季の入った球根では、1個の球根から2芽、3芽と複数本顔を出すこともあるので、この先の動向に期待を寄せつつ見守ることにします。 暖冬だった昨年、このセツブンソウは期待を裏切って作落ちしてしまいました。それも芽出しもしないという、キツイ裏切り様でした。正確な原因は分かっていませんが、暖冬に触発されて動き始めた頃に厳しい寒の戻りに遭い、出鼻をくじかれたのではないかと見当を付けています。秋口に植え替えを行いましたが、4個植え付けた内、2個が枯死、炭化していました。残る2個にはリカバリーを宣言する意味でも何とか花を見せて貰いたいものです。
2021年02月08日
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白花シランも始動していました。暖冬だった昨年の始動は2/3でしたが、今年の寒さを考慮すれば、頑張りのレベルは今年の方が大きいのかもしれません。昨日時点で画像程度の新芽が2つ確認できました。 昨年の秋はベランダの使用が大きく制限されて、秋の手入れとしての植え替えもしていません。そのため冬芽の数量も様子も全く把握できずに始動の時を迎えてしまいました。この先芽出しが進に連れて、目を剥く様な事態が起きかねませんが、余程のことでない限りは秋まで我慢して貰ううことになります。
2021年02月07日
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画像はキンポウゲ科の夏草、プルサチラ・ブルガリスの白花品です。本来ならとっくに葉を枯らして休眠に入っている筈なのですが、この個体は少量ながら青葉を残しています。それも前年秋の葉を残すだけに留まらず、寒のさ中に新しい葉を芽吹かせた風な若葉も見せています。頭に”超”を付けたくなる様な寒いこの冬に、見上げた根性です。折しも今が寒の底です。あと2週間頑張れれば、気温も上向きになるし、日差しにも一段と力が籠る様になります。せめても応援の意味で、寒気をブロックし易い陽だまりのプレミアム席に移動させました。
2021年02月06日
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1週間ほど前、日本サクラソウの「鋸峰」が芽を出したことを紹介しました。その時は周辺の類似品を見回しても、行動を共にするものはなかったことから、寝惚けかはしゃぎ過ぎとして扱ってしまいました。 それから1週間が過ぎ、昨日改めて覗いてみると、同じ「鋸峰」のポットで大量に芽出ししているのが目に飛び込んで来ました。ざっと数えて7芽あります。ということは、先般の寝惚け・はしゃぎ過ぎという診断はとんでもない誤診だったことになります。いやはやお恥ずかしい限りです。とは言え、この地方で日本サクラソウが始動するのはもう少し先です。暖冬だった昨年でも芽出しの始まりは2/13でした。そうした実績を踏まえると今年は異常に早い動きです。これにスライドして開花も早まる・・・という訳ではありませんが、昨年(4/3開花)より早まるのは間違いなさそうです。
2021年02月05日
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center> 3波に亘る強烈な寒波で、とうとう犠牲者が出てしまいました。コシノカンアオイ(越ノ寒葵)です。ピーナッツの殻に近い硬さのツボミが濃緑色に変色し、表面はシワシワになっています。人間で言えば凍傷に当たる症状で、こうなってしまうと、これ以上成長することはないし、当然開花することもありません。全4個のツボミの内2個でこんな症状が発生してしまいました。 「越ノ・・」という通り、新潟県方面に自生する品種が、故郷より暖かい筈の神戸に越して来て、何故凍傷か、という疑問をお持ちの向きもあろうかと思いますが、新潟地方では分厚い積雪に守られて、ツボミが0℃より低温に晒されることは殆どありません。それに対してこの地方では雪の布団が存在しないため、寒波がやって来れば氷点下○℃の外気にもろに晒されることになり、こうした凍傷に及ぶことが珍しくありません。通常なら比較的気温の下がり難いベランダに避難させて、被害を防ぐのですが、この冬は大規模修繕でベランダが使えず、寒気の中に放置せざるを得ず、こんな結果に繋がってしまいました。
2021年02月04日
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5日前に土中から脱出し始めたユキワリイチゲの最新情報です。現時点で確認できる4芽全てがツボミの脱出を完了しました。因みにその4芽全てが上の画像に収まっています。 首が抜けたからと言って直ちに花茎が腰を伸ばして、「気を付けっ!!」の姿勢になる訳でもなく、未だに顎を地面に投げ出す格好でグッタリ(?)しています。よく言えば、気力、体力が満つるのを待っているのでしょうが、その時期は3日や4日という短期間では完了しそうには見えません。今は、寒の底ということで、花やツボミに狙いを定める賊どもも影を潜めていますが、これが3月や4月だったら速攻で餌食になってしまうところです。
2021年02月03日
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この冷え込みの中で、何に触発されたか芽吹きを始める輩が出てしまいました。数株保有する白花重弁ヤマシャクヤクの内の1つです。普通ならこの時期は円内の様に分厚い苞葉に包まれて眠りの中にいる筈なのですが、画像の個体はこともあろうに葉を伸ばし始めてしまいました。苞葉に包まれている限り、その表面が凍り付く様な寒さに襲われてもどうということはありませんが、それを脱ぎ捨てて外に出てしまうと状況は様変わりしてしまいます。ここ数年個体数が漸減しつつある状況下では、1株も危険に晒すことはできず、即刻比較的気温の下がり難い陽だまりに移動させました。何とかこれ以上のはしゃぎ過ぎは思い止まって欲しいものですが、どうなることか・・・・
2021年02月02日
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フクジュソウもジワリと動き始めていました。ピーナッツを少しずんぐりさせたほどの冬芽が用土を搔き分ける様にして、シャバに出て来た風な眺めです。平年に比べて特段に早いということではなく、この時期にこの様子ならごく普通のことではあります。身をもって「春は近いよ」と告げている様に見えなくもありません。 少し工夫して屋内に収容するなどすれば正月に咲かせることもできるらしいのですが、我が家では屋外で寒気に晒しながら過ごさせています。暖冬だった一昨年と昨年は、それぞれ2/4、2/10に1番花が開花したのですが、今年の開花は1~2週間は遅れるかもしれません。
2021年02月01日
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