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元プロ野球の名投手、金田正一氏が亡くなった。86歳だった。彼は17歳でプロ野球に入り、たった1人の400勝投手となった。このほか三振数、完投試合数で新記録をつくっただけでなく、最年少ノーヒットノーラン記録など、人間とは思えない数々の記録をもつ。まだスピードガンがなかったので、正確なスピードはわからないが、最高で180キロ出た、という伝説までつくられている。私はこの金田正一とは何度か一緒になったが、ともかく背が高いだけでなく、声もでかかった。それに周りに遠慮するということもなく、思ったことを、すぐ大きな声で話し出すので、秘密の話ができないほどだった。あるとき「女性自身」の編集部に現れて、連載対談のホスト役になる、という話になった。「ワシは金は要らないが、車が欲しい」と、なぜか司会料として、外車を要求した。その頃は、最高殊勲選手には車が贈られた時代だったので、名車が欲しかったのかもしれない。また1度は、金田がロッテ監督時代に、後のロッテ監督、有藤道世氏の結婚式があったのだが、ことのき、私が有藤夫妻の仲人をつとめたのだった。私は金田監督夫妻が仲人するものと思っていたのだが、金田夫人はあまり人前に出たがらなかったのか、それとも夫人がいなかったのか、どちらかわからないが、2人を結びつけた男として、私に仲人をやってほしい、となったのだ。それにしても、有藤と金田の2人の大男に挟まれた私は、実に貧弱に見えた。それに参会した選手たちは、みな大男なのだ。その写真はスポーツ紙に載ったと思うのだが、どこかに行ってしまった。いま思い出しても、この金田ほどの天真らんまん、無邪気で憎めない男に出会ったことはない。すごい男だった!櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第3期櫻井秀勲Facebook
2019/10/11
どうも最近は大学側と学生、教員などの間でトラブルが起こる。中でもスポーツ関係が多い。もしかするとオリンピックが近いことで、部の内部で主権争いが激化しているのかもしれない。関西大学ではプロフィギュアスケーターの織田信成をアイススケート部の監督にしていたが、この織田の突然の退任を大学側が発表したのだ。そのときの説明では「多忙なので監督として、選手と接する時間がもちづらい」と、あたかも「責任は織田にある」といった表現で大学側は話したのだ。大学側は「大変残念だ」とマスコミに説明したが、これが真っ赤なウソだったらしい。織田信成監督は「そんなこと、まったくいってない。退任の理由は「自分に対して、リンク内で嫌がらせやモラハラ行為があった」と、正反対の理由を挙げている。「多忙だから監督はできない」など、そんなこと一言もいっていない、というのだ。自分のことだから、織田側のいい分は100%正しいだろう。それにしても関西大学のいい分は、相当図々しい。しかし、どうせ本人が記者会見するのだから、まったく食い違ういい分など、いわなくてもいいだろうに。なんでわざわざ、すぐわかるウソをつくのだろう。これまでも日本大学の体育会を初めとして、社会を驚かす事件はいくらでもあったが、今回のように「監督にいやがらせやモラハラ行為を働く」という事件はなかった。大学側から学生に「織田に対していやがらせやアドバイスを無視しろ」とでも、いっていたのだろうか? 戦国の英雄織田信長の末裔なんだから、一喝してやればよかったのに!早稲田運命学研究会スペシャル勉強会 「皇后三代の運命を読む」櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲Facebook
2019/10/05
インドネシアの首都ジャカルタは現在、この時点でも少しずつ沈んでいる都市だ。地球上でもっとも速いスピードで沈みゆく大都市なのだ。このまま沈んでいけば2050年までにその3分の1は水没する。ジョコ大統領はこの8月、首都をジャカルタからカリマンタン島(ボルネオ)に移すと発表した。2024年にも行政機能の一部を移転する予定という。ふつうの国であれば、そうしなければ首都機能が失われてしまうだろう。かりにこれが東京だったら大変だ。かつて小松左京の『日本沈没』という大ベストセラーがあった。この場合は大地震によって引き起こされる沈下が原因だったが、ジャカルタの場合は地球規模の海水上昇の危険性と、過剰な地下水汲み上げによる地盤沈下の2つの原因がある。特に2つ目は人間の行為が原因だけに、人々の意見が一致しないのだ。首都移転より先にやるべきことがあるのではないか、というのだ。ふつうに考えれば、それより先にやるべきことなどないはずなのだが、インドネシアは大小さまざまな島によって成り立っているだけに、みんなが同じような首都感覚をもっているとはかぎらないのだろう。とはいえ、最大のインフラをもつこの大都市が沈んでいったら、大変だろう。しかし沈んでいくことは間違いなく、世界の研究機関から度重なる警告が出されている。このまま進んでどうなっていくのか、世界中から注目が集まっているが、もしかすると日本が京都から江戸東京に首都機能を移したように、どこかの都市に政府が移るのかもしれない。デヴィ夫人は第2の故郷ジャカルタのそういう状況を心配しているだろうが、民族性の違いは大きい。もうしばらく注目していこう。*早稲田運命学研究会 スペシャル勉強会*「皇后三代の運命を読む」櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲Facebook
2019/09/27
西武鉄道と東急電鉄は、戦後東京の東西方面を開発する2大先兵だった。ところがここに来て、西武の力は急激に衰え、池袋、高田馬場、新宿の西武新宿駅周辺は山手線内でも、2流地域に落ちている。これはかつての西武の統率者、堤康次郎の2人の息子の失速に起因するところが大きい。2人の息子とは堤義明で西武鉄道元会長と西武百貨店を築き上げた堤清二だ。一時は東急の五島財閥を凌ぐほどの力を示したが、2人とも失速してしまった。今度東急は新宿の西武鉄道駅前に高層ビルを建てる。新宿のミラノ座の跡地だが、まさにこれは西武本拠の目の前の土地を、そっくり頂きますよ、といわんばかりだ。恐らくこの高層ビルを先兵にして、若い文化とビジネスの東急が、新宿進出を本格的にするに違いない。これによって、やや暴力団の本拠化となっていた黒い歌舞伎町に、新しい色が加わるかもしれない。あるいはこれまでの男の街だった歌舞伎町が、女性化するかもしれない。それは現在大きく変貌を遂げている渋谷の街の出来上りを見ることになれば、わかるだろう。なんとなく渋谷は白い街に見える。ところが堤義明、清二の2人のいなくなった西武は元気がない。新しい文化都市を担う新鮮さに欠ける。それだけに、東急創業100周年の3年後を目指して、まずこの高層ビルを完成させ、その後次第に、新宿駅周辺は東急化していくことだろう。*早稲田運命学研究会 スペシャル勉強会* 「皇后三代の運命を読む」櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲Facebook
2019/09/20
今回の台風15号は風台風で、千葉市の瞬間風速は秒速57.5mだった。横浜でも41.8mを観測しているが、これだけの風速をもつ台風は、めったにない。私は千葉県の高校生時代に瞬間で45mの台風の中、学校から帰宅したことがあるが、起つと飛ばされ、歩けば後ろに戻るという状態だった。家から50m手前で田んぼに飛ばされて、家に行き着くことができなかった。それほど強力な40mの台風の中、若い頃沖縄にいた植芝盛平という男は、畳を1枚屋根の上に持って上がり、その畳を風除けにして、屋根から落ちなかった。そのみごとな術を合気道という名称で、のちに広めたのだが、小柄な体型で、どこにそんな力が潜んでいるのか、信じられないほどの技だったという。実際、45mというと、息ができないほどなのだ。のちに私が25歳くらいのとき、剣豪小説作家の五味康祐氏と、その伝説の植芝翁にお目にかかった。道場の真ん中に座り、背中から私たち2人いっぺんに「木刀でかかってきなさい」という。背中のほうから2人で木刀を持って近づいていったのだが、微動だにしない。私は振り上げたまま、硬直して振り下ろせなかったが、五味さんは撃ち込んだ木刀ごと、はね飛ばされてしまった。背中にも目があることを、そのときはっきり知ったが、昔の剣豪もそんなことぐらい、朝飯前だったのだろう。鋼(はがね)のような腕だった。鍛えれば何十mの風にもビクともしない体躯になるのだろうが、現代人の体では、20mくらいの風でも、よろめくかもしれない。あまり強風の中でムリしないほうがよさそうだ。櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲Facebook
2019/09/13
日本では数年前から、定額サービスが人気になってきた。サブスクリプション(サブスク)サービスともいうが、最近ではほとんどの商品にこのサービスがついてきた。これのいいところは、たとえば子どもの眼鏡などを、成長に合わせて買い替える必要がない点だろう。こういった形のサブスクを選んでいくと、毎月の支出をある程度計算できる。特に成長の度合いのはげしい世代や、外出の多い世代は、洋服のムダがなくて済む。近頃では中国で、このサブスクの伸びが著しいという。これまでは一般的に音楽や映画など、「ソフト」の月決めサービスが多かったが、いまは洋服の借り放題など、ソフトからモノに移行している。もしかすると、これらが日本に入ってきたら、こちらのサブスクは、もっと発展するかもしれない。若者たちはこれらのサブスクを多用しているが、これだと1ヵ月のサブスク料金で、ほとんど生活できるという。それこそ飲食代も定額で済むことになりそうだ。これからはまだ収入が下がるといわれる。東南アジアから若者が働きに来ているのだが、日本人と収入の額をそれほど違えるわけにはいかない。そうだとすると、最低賃金は上がるが、全体としては下がる可能性もあるのだ。これまでは隣の国と直接の関係は、それほど深くなかったが、これからは違う。隣国で流行するものは、こちらでも流行る。また逆も真なりで、特に中国と日本の流行は、似ているし、発展のスピードも変わらないかもしれない。 櫻井秀勲 著『昭和から平成、そして令和へ 皇后三代』櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲Facebook
2019/09/06
共立女子大の家政学部が株式会社八社会と「お弁当(もち麦弁当)を共同開発し、9月1日(日)から首都圏の私鉄系スーパーで販売することになった。共立女子大の食物栄養学科は、もともと優秀な教授と学生が揃っていたが、今回は学生の開発したお弁当だという。もち麦は大麦の中の1種だが、もちもちして食べやすいし、便秘に効くというので、いま人気のご飯だ、お米にももち米とうるち米があるように、麦にもさっぱり系ともちもち系がある。このもち麦を使うことで話題にもなるし、人気にもなるのではなかろうか。この八社会の店舗とは、小田急、京王、京成、東急、東武などの電鉄系ストアをいうが、ここの売場で (1)きのこソースと食べる秋のグリルチキン弁当(税抜き458円)(2)ちょこっと満足もち麦おにぎり弁当(税抜き398円)の2種類を売り出すという。仮にこれが成功したら、他の大学でもやり始めるのではなかろうか?食材では関西の近畿大学が有名だが、こちらは水産研究所でマグロの完全養殖に成功している。医学やAI、IT関連では、多くの大学が社会と結びついているが、女子大もこういう形で社会と結びついていくと、盛り上がるのではなかろうか?いまの時代は女子大受難で、多くの女子高生は一般大学に進みたがる。就職がいいからだが、もしかすると、新しい女性の生活の変化で、女子大が企業と結びついていくとなると、女子大も復活するかもしれない。櫻井文章塾 第3期DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲Facebook
2019/08/30
スポンサーの名前を見ていくと、時代の変遷がよくわかる。かつては銀行、ビール、化粧品、自動車、電器など、売りたい商品名がよくわかる大企業が多かった。ところが最近は企業名、商品名だけ聞いたのでは、何をつくっているのか、わからない企業だらけになってきた。新聞の株式欄を見ても、情報・通信欄とサービス欄には、日本語の企業はほとんどないといっていいだろう。見方によっては暗号を見ているようだ。しかし、あと10年もしたら、全株式欄で日本語の企業名は、珍しい存在となるに違いない。今回、ミクシィがヤクルトスワローズとオリックス・バッファローズの、どちらかの球団を買収しようとしていることがわかった。いまから7年前の2012年に、横浜球団がDeNAという企業に買収されたとき、古いファンたちは、まったくこのDeNAという企業を知らなかったという。今回はまだ極秘で動いているようだが、ミクシィという企業名を知らない高齢者が多いのではなかろうか?設立されたのが1999年、いまから20年前だから、知らない人がいても不思議ではないが、ともかく時代は、商品名を売る企業が少なくなっていることはたしかだ。この企業のビジネスはSNSだが、これからも伸びつづけるだろう。そしてこういう企業がプロ野球を所有すれば、若いファン層がふえるし、また新しい興行形態ができるだろう。むしろ楽しみのほうが多いのではあるまいか?櫻井文章塾 第3期櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲Facebook
2019/08/23
誰でもそうだが、年下の人間をどうしても低く見てしまう。会社でも新入社員は自分より下、と思ってしまうが、近頃のAIビジネスでは新入社員のほうが、高額の収入を取るところも出てきた。つまり年齢や経験が評価されない時代が来たのだ。プロゴルフの全英女子オープンで、20歳の渋野日向子(ひなこ)が優勝した。身長165cm、62kgというから、身体的能力が特にすぐれているわけでもない。それに20歳なのだから、大人より頭脳回転がいいとはいえない。しかし、何か天性のひらめきがあるのだろう。その「何か」が、これからの時代や世界で大切になるのだ。大人たちはよく、いまの学校教育をケナすが、いつの世でもケナす大人たちは必ずいる。大新聞など、その典型だ。だからそんな大人は「大した人」ではない。どうもいま若者たちは、1つのことに特出しているのではないか? だからいわゆる「常識」がないので、大人たちからすると、低く見られてしまうのだろう。しかし現代は常識が評価されるとは、かぎらなくなっている。大切なのは常識でもなければ、マナーでもない。革新的、先駆者的な考え方であり、まず若者に期待、あるいは尊敬の念を抱かせなければなるまい。恐らく来年のオリンピックでも、大活躍するのは10代の選手になるのではなかろうか。大人がエラそうに若者に説教をする時代はもう過ぎた、ということだろう。 櫻井文章塾 第3期櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲Facebook
2019/08/16
これは面白いカップルの誕生だ。小泉純一郎元首相の次男で、将来を期待されている小泉進次郎衆院議員が、フリーアナの滝川クリステルと結婚するという。38歳と41歳だから姉さん女房となるが、すでに妊娠しており、年明けに出産予定だという。これは進次郎にとって強力な援軍だ。いや、自民党にとってもうれしいニュースだろう。もともと滝川はおっとりとした話し方で、茶の間の評判もよかっただけに、将来の首相候補の夫人としても、自民票に貢献するのではなかろうか? 結婚報告も父親以外では、まず安倍首相と菅官房長官に先に報告したというから、礼儀もしっかり心得ている。日本の政治家の中で、誰が一番若くして首相になったかといえば、初代の伊藤博文44歳だった。つづいて昭和初期の近衛文麿の45歳だが、昔は45歳が平均寿命だったので、当然ともいえる。その点では第5位の安倍晋三の52歳が戦後の最年少であり、全首相の中でも飛び抜けて若い。仮に小泉進次郎が首相になるにしても、早くてもまだ10年はかかりそうだ。官房長官と幹事長をこなさないことには、首相になることは、ほとんどない。いまは筆頭副幹事長だから、安倍首相の次の首相の代に、まず重要部門大臣に抜てきされて、その手腕が見られるだろう。そんな進次郎の出世コースを、脇から後ろから滝川クリステルは応援するだろうが、仮にも首相夫人になったら、日本人として珍しい外交型のトップレディになりそうだ。「お・も・て・な・し」のクリステルとして、外国にも東京オリンピック誘致のときのアピールは生きつづけているからだ。櫻井文章塾 第3期櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲Facebook
2019/08/09
「人脈を広げたい」という人たちが近頃、激増している。それというのも、以前より独立志向が多くなり、企業内で尊敬する人をもてなくなったからだといわれる。それと同時に、尊敬できる上司がいなくなったのも事実だ。それもあって、近頃の若い世代は、自分を可愛がってくれる人探しに懸命だ。ところがこの世代は一生懸命、セミナーなどに通うのだが、聴くだけで、肝心の話題を持っていない。人脈となるべき人物は、常に新しいニュースを求めている。話題、トピックスといってもいいだろう。ここでよく考えると、トップクラスの人の情報は、日本経済新聞や経営者、政治家などからのネタが多いのがふつうだ。つまり、それに近いニュースは、常に持っているし、当然どこからか入ってくると考えていいだろう。ところがつき合いたい多くの人々は、意外なことに、知的な話題を話すことになる。自分を高く評価してもらいたいからだ。一番わかりやすい例として、横綱や大関のところに行って相撲の話しをするようなものだ。これでは「またいらっしゃい」とは、いってもらえない。これは1例だが、人脈を広げるには、もっと個人的な話題のほうがよい。つい先日、「私のところの仕事は屋根の修繕です」と話した奥さんがいた。つまり夫の仕事が屋根の修繕業という、珍しい職業だったのだ。私は思わず「何かのときにはよろしく」とお願いしてしまったが、仕事が人脈を大きく広げることもあるのだ。私は若い頃、どなたのお宅に伺っても「私は便利屋です。日曜日に使えます」と自分を紹介したが、これで多くの作家とその夫人の心を、わしづかみにしてしまった。つまり相手に可愛がられるような素材を提供すればいい。若くても注目されるだろう。櫻井文章塾 第3期櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲Facebook
2019/08/02
最近の人生行路は、以前よりわかりにくくなっている、といわれる。以前であれば、男は学校を出たら就職、それから結婚、家庭を築き、少し重要な仕事に携わって定年になるのがふつうだった。女性もそれに伴い、結婚、育児、母から祖母へ、というコースを辿ったものだ。ところが最近は、そんな決まり切った人生を辿る人は少なくなり、最初から独立する人もいれば、最後に独立する人も少なくない。こうなると、大成する人もいれば、大失敗する人も多くなる。これによって、犯罪がふえるだけでなく、残酷、残虐な性格になっていく。また家庭内でも、父や母が子どもをいじめたり、中には殺すことも少なくない。だから昔のように、小学、中学時代の同窓会に出てくる人数が多いことは、ありえないという。バラバラになってしまっている。「1億総中流」といわれた1970年時代もあったし、戦争中には「進め一億火の玉だ」というスローガンもあったほどだが、ここには日本人は「集合、集中、一致」という意識があった。つまりは同じような考え方と働き方をしていた、ということだろう。向う三軒両隣りの家と、ほとんど同じ生活観をもっていた人たちが多かったのだ。ところがいまは「隣は何をする人ぞ」の時代で、常に警戒していなければ、危くて生きていけない。成功者もいれば、失敗者も多いのだ。60歳から「2千万円足りない」ということで大騒ぎになっているが、2千万円どころか2千億円もっている人もいるのだ。こういうバラバラ社会になると、最高の未来図だけでなく、最低の未来図を描いておかないと、そのときになって困ることになりそうだ。 櫻井秀勲 著『70歳からの人生の楽しみ方』櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲 著『劇場化社会』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲Facebook
2019/07/26
ドイツが一夫多妻国になってしまった!? ドイツには2015年秋からの1年間で、200万人近くの中東難民がなだれこんできた。ここで難民申請が認められると、妻帯者は妻や子どもを呼び寄せ、一緒に暮らす権利が生じるという。そこまではドイツの国民も納得していたのだろうが、ここからが大きな騒動になってしまった。中東では一夫多妻が認められているので、1人の夫につき、10人くらいの妻と子どもたちがやってくることになってしまったのだ。それに対して国が生活を保証するので、まるでドイツ国は「1夫多妻制度の国」になってしまったという。それにドイツの子ども手当は2人目まで、3人目~5人目、6人目~となっており、多くなればなるほど高額になっていくのだ。これまでは役所もこれらを黙認していたので、中東の男たちは何人もの妻をもち、どんどん子どもを生ませるほうが、ラクな生活を送れることになってしまったのだ。なぜこんなことになってしまったのか? 中東では昔の日本のように、女性に仕事がないので、金持ちの男たちが女性を妻として傭う、つまり複数の妻を持つことが、社会的な義務だったようだ。他の国ではそんな制度は、とっくの昔になくなってしまったが、中東諸国にはまだ残っているのだろう。ドイツは「難民救済」を掲げてここまで来たが、思いがけぬ法律の差に、議会も大困りだという。異なる国の人々を救うのはすばらしいが、実際には大変だ。下手をするとドイツの男性自体が、多妻生活にならないともかぎらない。早く法律を改正しないと、困るだろうなァ。DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲Facebook
2019/07/19
病気は「気力で治る」を実証したのは梅宮辰夫かもしれない。昨年9月に前立腺がん、今年正月に尿管がんの手術を受け、いまなお人工透析も行っているが、その間にも「特命係長只野仁」には出ていたし、今回は「やすらぎの刻~道」(テレビ朝日)に出演するという。これはなかなかできる業ではない。まず、気力が先に萎えてしまうのが普通だ。それに生きていたとしても、体力が弱っているので、演技などはできない! ところが78歳の梅宮は、平静な演技どころか、周りを笑わせたり、興奮させるといった深い演技力を見せ、周囲を驚かせたという。もともと梅宮はやくざ役などを演じながら、非常にまじめで、娘の梅宮アンナにとっては、最高の父親だった。私は1度新幹線で、梅宮一家と席が隣り合わせになったが、周りの座席の人たちにも気づかいがあった。今回も体調を心配する報道陣に対し、非常に冷静に「がんですから、2年間は様子を見ないとわからないそうです」と笑顔で答えたという。人間ができていないと、なかなかこうはいかない。近頃は本格的な役者が少なくなったといわれる。1つには映画で鍛えられた俳優が少なくなってしまったからで、テレビだけでは、なかなか大きな演技者になれないようだ。そんな中で倉本聡はテレビドラマ1本で、大きな役割りを果たしてきた。今回の「やすらぎ~」シリーズは、かつての名作「北の国から」に次ぐといわれているだけに、存分に梅宮にも活躍してもらいたいものだ。 DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲Facebook
2019/07/13
このところ蛍光カラーペンが異常人気になっている。ボールペン並みの極細で、サインペンなのにきれいに書けるというので、人気になっている。あるいはドットを押すだけで点、点と描けていき、それで模様になっていく。女子学生だけではなく、一般サラリーマンも手帳に使っている人がふえてきた。また壁に掛けたカレンダーに仕事は濃紺、休みは赤、ピンクは会議などと決めておけば、きれいでわかりやすい。もちろんラインマーカーとしても使えるので、便利だろう。使い方は自分なりに考えればいい。それにハンドレタリングを少し学ぶと、パソコン文字にあきてきた人にも、描く楽しさが増していくのではなかろうか? 21世紀はアートの時代だといわれる。アートというと大げさになるが、手帳なりノートに書く数字1つでもアート風にすれば、予定を入れるのも楽しいだろうし、アイデアを考えるのも身が入る。レタリングワークシートも売られているし、ハンドレタリング用の筆も売っている。いまの文具店は、ともかく新しい種類が出ているので、1度じっくり回ってみると、案外面白いものが発見できる。また女子学生が面白い文房具を見つけることが多いので、家に女子中・高生がいたら、1度教えを受けてみてもいいだろう。それこそ部屋の中には、新しい筆記器具があるかもしれない。 博多祇園山笠前夜祭特別講座「誰も知らない松本清張」櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲Facebook
2019/07/05
米国ミシガン大とスイスのチューリッヒ大などの研究チームが、落ちている財布を拾ったとして、それを銀行やホテル、博物館などの窓口に届けるかどうか、40ヵ国で実験した。その結果、メキシコとペルーを除く38ヵ国で、現金入り財布のほうが戻りが高く、約5割が戻ったという。現金は米ドルで13ドル45セント(約1300円)に相当する現地通貨を入れたが、国によっては大金だ。これには日本は入っていない。日本だったら「交番」に届けるところだが、これは日本独特の組織なので、外国では博物館などに届けるのだろう。またポーランドと米国、英国では金額を7倍(約1万円)に引き上げる実験も行ったが、それによると、戻った率は7割まで上がったという。日本にはこういう実験を行ったデータはないので、1度日本でもやってみても面白いのではないか?世界各国とも大体、現金入りのほうが届け出るという心理は、どういうものなのだろう? 「自分は泥棒ではない」という自尊心が勝つのではないか、と分析されているが、現金を懐に入れる利益と、目に見えない親切心とで、相当迷う人が多いのではあるまいか?日本だと駅構内で拾った場合、それは遺失物扱いで、届けた人に何の恩典もないが、交番だと、たしか6ヵ月たっても落とし主が現れない場合は、届けた人に権利が転がり込んでくるので、日本人は現金入り財布を届け出たほうが、トクになるのではあるまいか?それにしてもメキシコ、ペルーと南米諸国は、落としたら戻ってこないと、覚悟しないとならないようだ。どの国も、拾った人ひとりひとりの人格がものをいうのかもしれない。 櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲Facebook
2019/06/28
16世紀末に豊臣秀吉は朝鮮に出兵している。この理由はさまざまで、最近では、明という大国が真の目的だった、という説が有力だ。そのための「通り道を貸してくれないか」と申し入れたにもかかわらず、拒否されたので、戦いになったというのだ。それはともかくとして、このとき日本軍として戦っていた薩摩藩は、朝鮮から優秀な陶工たちを連れてきたのだ。この陶工たちによって、現在の薩摩焼が成立したわけだが、この陶工たちのトップに立ったのが、沈寿官家だった。泣いてもわめいても仕方がない。こうなった以上、薩摩の地に代々骨を埋める覚悟で、自分たちの腕を日本人に見せてやろうではないか、と仲間を説き伏せたといわれる。しかき望郷の念は代々にわたって、なくなることはなかった。この思いを作家の司馬遼太郎は、第14代薩摩焼宗家、沈寿官をモデルとして「故郷忘じがたく候」という短篇に書いたのだった。この作品は発表当時は、読む人たちに涙をもたらしたものだが、主人公の14代沈寿官が、このほど92歳で亡くなりました。私は幸運にもいまから30年ほど前に、ご本人のお宅でゆっくり話す機会があった。帰るときにはオールカラーの作品集をいただき、そこに「陶土搗(つ)く 山茶花(さざんか) こぼれやすき日々」という俳句を一句書き入れたのだが、さらさらと俳句を書けるだけで、ただの陶工ではなく、教養の深さを示したものだ。だからこそ、作品の壷には、品格と人間の器の大きさが出ているのではないだろうか。合掌。NHK BS1スペシャル「三島由紀夫×川端康成 運命の物語」に出演します! 放送日時:2019年6月23日(日) 午後10:00~午後10:50 2019年6月24日(月) 午後1:00~午後1:50(再放送)櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲Facebook
2019/06/21
作家の田辺聖子が亡くなった。享年91歳だった。中間小説作家として大成した女流だが、もともとは『感傷旅行』で芥川賞をかちとった作家だ。なぜ大衆小説に行ったかというと、大阪市内の写真館主の長女として生まれた田辺は、住み込みの技師など大勢の中で育ったので、純文学に必要な静けさや芸術性と、ほとんど縁がなかったのだ。それに結婚も、子どもを4人も持つ開業医としている。その夫を「カモカのおっちゃん」と呼んでいたのだが、このカモカとは、関西弁で「化けものやこわいもの」を指すという。その化けもの夫とは、最高の相性だったようで、仕事が終わると、いつもチビリチビリと酒を酌み交わしていたという。この生活からもわかるように、田辺聖子の小説もエッセイも大阪的で、笑わせたり元気の出るようなものが多かった。またその性格からも、同じ女流作家の中では人気者であり、編集者も競って大阪に会いにやってくるほどだった。田辺と同じ90代の作家には、読者に愛された人が多い。瀬戸内寂聴を初めとして、佐藤愛子、曽野綾子などがそれだが、戦後間もなく書き出したのが特徴だ。私は田辺聖子とは直接のつき合いはなかった。先輩編集者が彼女の担当だったが、私はその作品を恐らく、全冊読んでいるかもしれない。それほど魅力のあるものが多かった。というのも、主人公がすべて庶民性の溢れる性格だったので、読みやすかったのだ。それだけではない。人物に優しさ、温かさ、ほのぼのとした人情が溢れているので、自分まで、そんな気分になってしまうのだ。もうこんな温かい人情小説やエッセイを書ける人は、ほとんどいない。 櫻井秀勲 著『60歳からの後悔しない生き方』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲Facebook
2019/06/14
大阪・梅田に新しい大型ホテルが誕生するという。客室数は約1千室と、市内では最大規模になる。阪急阪神グループの旗艦ホテルになるが、客層は日本人ではなく、中国人が主体になるという。日本人は出張族のようだが、主たる客層は訪日の中国人なので、中国のホテルのようになるのではないか、と噂されている。ほかの大ホテルは、結婚式や宴会もできるようになっているが、このところ少子化で結婚式は減少、企業の節約志向で大宴会は少なくなる一方なので、あまり経営的にはよくないらしい。ところが宿泊客だけは、訪日客が激増しているので、客室中心となると、経営的には大きなメリットがあるようだ。それこそ日本国中に林立するAPAホテルは、ほとんど客室ばかりだ。しかしこれからはビジネスホテルより一格上の、訪日家族客相手の上質ホテルが求められるという。東京にはそういう大ホテルは相当多い。第1位は品川プリンスホテルで、客室数は3679室と2位以下を1500室以上、引き離している。それでも世界の大ホテルと比べると、16位と下位に沈んでいる。世界最大ホテルは米国ラスベガスにあるMGMグランドホテルで、6852室と、品川プリンスの約2倍だ。ケタが違う巨大さだが、仮に日本がカジノをオープンさせるとなると、これに近い巨大ホテルの可能性もあるらしい。ともかく、オリンピックを控えているだけに、ホテル需要はうなぎのぼりで、それでいながら日本人客の宿泊はむずかしいという、ジレンマ社会になりそうだ。 DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲Facebook
2019/06/07
とうとう「週刊文春」は、単発記事では書ききれないと思ったのか「秋篠宮家研究」という連載を開始した。それほど秋篠宮家には、薄暗い雲がかかっているようだ。長女眞子さまと小室圭さんの結婚問題も、一体どうなっているのやら、さっぱりわからない状態だ。これでは仮に結婚できても、国民から祝福されないものになってしまうだろう。それだけではない。秋篠宮ご自身も「大嘗祭は自分たちの費用でやるべきだ」といって、政府や宮内庁の幹部を苦い顔をさせている。皇嗣になる身なのだから、口をつつしまなければならないのに、政治的な発言をしたことで、これからの秋篠宮は注意人物になってしまった。おまけに悠宮殿下の包丁事件でも、口を差しはさんだらしく「あまり大事(おおごと)にしないでほしい」といったとか。ところが今回、川崎のバス停で包丁4丁を持った男に小学校の児童が襲われた事件が起こった。それこそ「大事にしないでほしい」といったことで、今回の事件が起こったように受けとめる人たちもいるだろう。それだけではない。今度は皇嗣妃となった紀子さまの父親が、怪しげなパチンコ会社社長と韓国旅行をしたり、実弟が怪しげなNPOの広告塔に利用されているというニュースが流れて、秋篠宮家はスキャンダルの渦に巻き込まれてしまったようだ。一時は雅子妃に国民の目が集中したが、むしろ雅子妃は皇后になられてから、評判がいいのだ。反対に秋篠宮家にはあとからあとから、暗雲が押し寄せている。思いなしか紀子妃の顔はいつも暗いし、お顔もやつれているように思えるのだが。これでは愛子天皇の実現性が高くなるのではあるまいか?DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲Facebook
2019/05/31
私は相当前から文章塾で手紙の書き方の基本を教えているが、このフジTVの仕事の依頼文はひどい。テレビ局として末期症状を呈している。ではその文面とは?これは依頼を受けたアイドル評論家の中森明夫氏が公開したものだが、何と! ツイッターDMに届いたというのだ。「中村様 突然のご連絡失礼致します」と、まず名前を間違えている。そのあとの文章も知人に対してものをいっている感じだ。中森氏はこれをそのまま公開し「ギャランティーの提示もありません。お断りします」と返事したという。恐らくこの手紙を出した男だけでなく、いまのテレビ局は、こちらから頼めばタダで出るのは当たり前。ひと言だけでいいので、そんなのにギャラが出るわけないじゃん、という気持ちなのではあるまいか?それに彼らはいつも「テレビに出してやるのだ」という意識があり、「お前の宣伝になるのだから、ありがたく思え」と、いわんばかりなのだ。それにしてもツイッターDMには「Mr.サンデーさんからのメッセージを受信しますか?」となっているので、仮に削除したら手紙が届かないことになる。いい加減な依頼法だが、ビジネスなのだから私たちはもう少し、きちんとした依頼文を送るべきではないか?手紙によっては、世界の大物の心を動かすことができるだけに、基本をしっかり覚えて、なおその上に、相手の心を動かす文章を書きたいものだ。櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』DMMオンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲Facebook
2019/05/24
高齢者の運転事故がなくならない。おじいちゃんがハンドルを離さず困っている家庭は、孫からのお願いが一番利くという。たしかに妻や息子に「止めてください」といわれても「まだ大丈夫。そんなに年寄り扱いするな!」と怒り出す高齢者が多いが、可愛い孫にいわれたら、それに反論できないだろう。私は75歳で免許を返納したが、まだ運転には何の支障もなかった。ところが「何の支障もない」という考え方が、危ないという。へんな自信がついていて、年寄りになったことを認めたくないのだ。しかしそんな高齢者でも、車庫入れとペダル操作に、やや不安が出てきているものだという。人にはいわなくても、自分の心の中で「あれ? うまくできない!」と思うことが、少しずつ起こってくる。中でもカーナビを見るとき、見にくくなっている人がふえているという。それだけ目が悪くなっているのだ。本来ならば視野を窓の外に向けて運転しなければならないのに、何度もナビに目を向けてしまい、事故を起こしてしまうのだ。「週刊文春」によると①鍵や免許証の保管場所を忘れる ②車が洗車されず、傷がふえている ③ブレーキのタイミングが遅い ④一時停止線ぴったりに止められない ⑤同乗者との会話が減っていく ⑥バックの車庫入れに切返しが多くなる――こういった兆候が見えたらもう本当に危ないという。こうなったら、妻や子は、家族会議でも開いたほうがいいだろう。 オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/05/17
エルメスやルイ・ヴィトンなど、世界の高級ブランドバッグを月6800円で使い放題、という会社が広島にある。平均30万円以上のものだというが、現在20万人ほどの会員がいるので、すでに会社は黒字だという。これは1例に過ぎないが、最近は定額制サービスが非常に充実しており、若者だけの商品だけではなくなってきている。試みにスマホで見ると、サービス商品がずらりと並んでおり、これを使わないのは「バカみたい!」という有様だ。最初のうちはアップルなどの定額音楽配信サービスが有名だったが、いまは飛行機代も定額だという。なぜこんなに定額制が広まったかというと、企業側では(1)安定した売り上げ (2)データが取れる (3)金額の上限がわかるので、顧客化しやすい――というメリットがあるからだ。客側からすると、金額の上限とサービスの内容がわかっているので、入会しやすいことになる。数年前からスタートさせた、かっぱ寿司の一部店舗の定額制食べ放題は、全国の店舗に広がっているが、いまやさまざまな店舗でも定額制サービスをスタートさせている。音楽や雑誌、ゲームなどは誰でも知っているが、最近は洋服やアクセサリー、家電、医師、カフェ、バー、食品、お酒などなど、日々の生活用品のほとんどが定額制になっている。これが若者だけでなく、家庭をもつ男女の近頃の収入減の生活を守っている、といっても過言ではない。逆にいうならば、うまく使っている人ほどラクな生活をしている、といえるかもしれない。高齢者はむしろ若者から、これらのサービス情報を得て、もっと家計を引き締めたほうがいい。恐らく今後は、定額でないものはなくなるほど、進歩していくことだろう。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/05/10
化粧品といえば女子用に決まっていたが、近頃では男子化粧品が次々と開発されて、百貨店の売り場も広がっているという。ユーチューブでも、メーク動画を配信しはじめている。これに5万人もの男子視聴者が参加しているというから、化粧から男女同権が始まったといえそうだ。これまでは男性化粧品といえば、ヘアケア用品とフェイス用クリームなど、ほぼ決まっていた。一種のみだしなみ用品にかぎられていたのだが、近頃はアイライナーやアイシャドー、口紅など、女性専用と思われていた化粧品が売れはじめているのだ。つまり肌ケア用品からメーク用品へと変化しつつあるというのだが、最近ではシャネルもこの市場に参入しているという。化粧品メーカーにとっては干天の慈雨のようなものだ。若い世代が急速に激減している近頃としては、女性市場の穴埋めとして有望な展開となってきたからだ。若い男たちにとっても、メークは新しい遊びだ。ヤング向けの小説やマンガを読み、ネットで遊んできた若者たちは、当然のことだが、見ているだけでなく、実行してみたくなる。可愛い男の子は憧れのタイプだっただけに、化粧動画は新しい遊びであり、自分自身が小説やマンガの主人公のように、可愛く化粧できるモデリングになっている。恐らくこの変身願望市場は、このまま広がっていくのではあるまいか? もっとも、口紅やアイシャドーをつけた男子が職場にいる姿を想像すると、しばらくの間はびっくりだろうが。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/05/04
秋篠宮家の悠仁さまが4月8日、お茶の水女子大付属中学に入学した。ところが新入生を代表して4分間生徒宣誓をしたのだ。これには父兄の多くが驚いただけでなく、批判も出ている。これが皇室ご用達の学習院ならわかるし、父兄も納得するが、お茶の水は受験校なのだ。学校側は成績を考慮したといっているが、成績だったら、もっと優秀な生徒が大勢いるだろう。それにこの学校はもともと女子校であり、女生徒が圧倒的に多い。仮に学校側から話があっても、遠慮するのが秋篠宮家の立場だろう。これによってまたまた、秋篠宮ご夫妻の評判が落ちてしまった。このところご夫妻とも、国民の評判が悪い。反対に皇太子妃の雅子妃のほうが上昇気味だ。笑顔も戻ってきたし、一時期の精神不安定の時期を脱した感がある。ともかく秋篠宮家は国民の期待と反対方向を向いてしまっている。1つは大嘗祭の経費問題で政府にクレームをつけたり、兄の皇太子に反抗心を燃やしすぎるのかも?それにしては眞子さまに対し、親として何もいえないのか、小室圭さん問題も解決できていない。これが国民の不満になっているので、この問題を解決しないことには評判は下がる一方だ。よく見ると、近頃は皇太子ご夫妻のほうが笑顔が多い。それに対し秋篠宮も紀子さまも笑ったところを見たことがない。国民に向けたサービスがゼロなのだ。これでは評判が落ちて当然かもしれない。 オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/04/26
天皇・皇后両陛下が品川区の東五反田にある「ねむの木の庭」公園を訪れた。ここはお2人の思い出の場所というより、美智子皇后のほうに思いが強い場所だ。というのも、ここはかつて皇后のご実家、正田家のあった場所だからだ。60年前の昭和34(1959)年の4月10日、ここから美智子さまは天皇家にお嫁入りされたのだった。このお邸が公園になるいきさつを書いたら、1冊の本になるくらい、財務省などいろいろのことを書かなければならないが、結論からいうと美智子妃が「取り壊してください」と発言したのだった。いまとなっては、この決断が正解だったのではあるまいか?私は正田邸に何度伺ったことだろう? 皇后の母親である正田冨美さんにインタビューをつづけていたからだ。私が「女性自身」編集長のときだった。まだお嫁入りして間もなくのことであり、娘の美智子さまを守りたい一心で、冨美さんは私にいろいろなことを頼んでいたのだ。「櫻井さん、それでもいまは話せないことがいっぱいあるので、私が死ぬ前に全部話しますね!」と冨美さんは、広い応接間ではなく、狭い部屋で、膝がくっつかんばかりの近くに座って頼んできた。結局それは叶わなかったが、その前に皇太子に編集部は単独インタビューし「皇室への二つの意見に私から答える」という一文をいただいた。いまは多くの人が忘れ去っているが、「学習院派」と呼ばれる皇族、華族の女子学習院卒業生たちは、キリスト教の聖心女子大卒業の美智子さまを、なんとかして皇室から外そうと企んでいたのだ。ほんのちょっぴりだが、私も美智子妃のお立場を守った1人として、今回のご退位は感慨深いものがある。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/04/19
高須クリニックの高須院長が10日、入院しました。すでに「全身がん」を公表しているので心配です。高須さんは5年前に尿道がんと判明しましたが、その後腎臓や膀胱も侵されていることもわかりました。これらの臓器の3分の2を切除する手術も受けているといいます。彼は「全身がん」で、抗がん剤治療を受けていることも公表しているのです。一般人にはなかなか公表する勇気もないし、また公表しても、プラスなこともないでしょう。その点、有名人はむしろ公表したほうが、週刊誌やテレビに追い回されないだけに、心理的にラクかもしれません。また公表したことにより、病気の種類によっては、新しい技術が浮かび上がってくることもないとはいえません。あるいは、同じような病状の患者に勇気を与えるかもしれません。私は高須さんが30代の頃に知り合い、以来現在に至るまで、互いに面倒を見合っています。今年も3月4日の私の誕生パーティに、出席はできませんでしたが、大きな花輪を贈ってくれました。それだけに、まさか病状がそこまで進行しているとは思いませんでした。またこちらから見舞いに行こうとしても、多分彼は受けないでしょう。彼は人に迷惑をかけたくないという、珍しく強い心の持ち主です。私も高齢なので、似たような心をもっています。私などは、衰えているところを友人に見せたくない、という気持ちになるかもしれません。互いに心が通じ合っていれば、それでいいのでしょう。1日も早く退院してほしいと思っています。 オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲 著『劇場化社会』櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/04/12
新しい年号はまったく予想を裏切って「令和」に決まった。恐らくこの文字を予想した人は、1人もいなかったのではあるまいか? 会社名や店舗名でも、この名称はめったにないだろう。ひらがなでは5社あると新聞に出ていたが、漢字ではひとつもないと発表されている。その意味では鮮やかな命名といえそうだ。前回、平成の発表時もそうだったが、小渕官房長官が掲げた「平成」の2文字の伸び伸びとした美しさに、目を見張ったものだった。一体誰が書いたのだろうと噂されたが、書き手は「内閣総理大臣官房の人事課辞令係」の河東純一氏だった。書家ではなく、辞令専門官だった。それは当然だろう。いくら有名な書家でも、民間人に書かせたら、誰よりも先に知ってしまい、のちのち問題が起こるからだ。また極秘のうちに短時間で書かなければならないのだ。河東氏に「平成」の文字が示されたのは、発表の20分前だったというから、ふつう人では手が震えてしまうだろう。今回も多分、短時間で書いたのだろう。書き手は辞令専門官の茂住修身氏だが、定年後に再雇用され、大役を果たした。今回の「令和」の文字のほうが「平成」の文字より、やや太目で堂々としており、2人の天皇の気質をうまく表しているかもしれない。令和への切り替えは5月1日からだが、それまでに生まれた新生児も含め、当分この2文字は、赤ちゃんの名前に使われるだろう。特に令は「れい、りよう、つかさ、よし、のり、なり」と読むところから、女の子は当然として、男の子の名前にも使えそうだ。櫻井秀勲 著『劇場化社会』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲Facebook
2019/04/05
改元の日が刻々と近づいてきた。また10連休ももうすぐそこまで近づいている。商店街ではこれをチャンスと受け止めて、あやかりセールを行うところも多いという。結婚式場はもうぎっしり満員で、中でも新元号初日の5月1日は大安も重なるので、もうどこも無理だという。そうでなくても、今年のゴールデンウィークは昨年の30%増しの婚姻数なのだ。相当前から、ここを狙って挙式しようというカップルがいたということだ。中には十二単衣(ひとえ)を着て神前挙式をするカップルもいるらしいが、記憶に残る結婚式を挙げて、それだけ離婚も少なくなってくれればいいのだが。新元号初日のご来光を迎えようという観光コースも人気だという。また東京湾クルーズで、そのご来光を拝もうという強行軍のツアーもあるというから、この10日間で庶民の貯金は相当減りそうだ。天皇家ゆかりのツアーもあるらしい。伊勢神宮から熊野那智大社などを巡る旅もあれば、天皇家ゆかりのご用邸を回るツアーもあるという。旅行会社の頭のしぼりどころだが、皇室関連であれば、どこも満員御礼になるのではあるまいか?これによって海外旅行は前年の約5倍、国内旅行でも約3倍というから、皇室も庶民も相当金を使うことになりそうだ。その分、夏休みがしぼむかどうかわからないが、日本人は生活に苦しいといいながら、案外そうではないようだ。櫻井秀勲 著『劇場化社会』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲Facebook
2019/03/29
私は「寝たら死ぬ」と思っていたが、座り過ぎても死ぬ人が、世界中で年間43万人もいるという。中でも日本人は世界中で、もっとも座っている時間が長い民族だというのだ。1日400分平均座っているという。400分といえば7時間弱だ。8時間労働のうち、ほとんど座りつづけていることになる。もっとも土日は休みだが、恐らく家にいても座りっぱなしの人がほとんどではあるまいか? その上8時間も寝ていたら「手足」と一口にいうが、足の使用量、使用時間が手に比べて、ほとんど怠け者といっていいくらい動かしていないことになる。だから肥満、高血圧、心筋梗塞、脳梗塞を誘発するのだろうが、当然といえそうだ。英国では就業中に少なくとも2時間、座っている時間を減らそう、というガイドラインを作ったが、逆にいうならば、座りっぱなしの仕事を敬遠するのも1つの方法だ。これからは益々IT社会が進化していくが、そうなればなるほど、座りっぱなしの人たちがふえるかもしれない。ところがこの座り過ぎが死の原因になるとしたら、高給をもらえるかもしれないが、早く死ぬことになりそうだ。反対に足を使って働く人々は、給与が安いかもしれないが、長生きできることになる。また女性たちも、結婚しても働きに出るので、家にこもるケースが少なくなっているだけに、長命になるかもしれない。いずれにせよ、毎日ぐうたら座っている人たちは、太るだけでなく、他の病気を誘発しそうだ。毎日しっかり立ったり、歩かねば。櫻井秀勲 著『劇場化社会』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井文章塾 第2期櫻井文章塾櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2019/03/22
人手不足から短縮営業を始めた東大阪のセブン-イレブン加盟店に対し、本部側が一転して「違約金や契約解除は求めない」と伝えていたことがわかった。さらに本部側は、営業時間見直しに向けた実験をスタートさせるというから、全国的に深夜営業店が減っていきそうだ。最大手のセブンがそうなれば、ローソンなど他店もそれに追随することになるだろう。これで日本国中、中でも大都市の生活形態が変わるかもしれない。24時間にぎやかだった街が若干でも静かになると、犯罪が減るかもしれないし、10代の少年少女の生活が変わる可能性もありそうだ。実際、大都市は24時間動きつづけているが、無意味に24時間帯になっている面もある。仮に深夜、早朝の作業があるからといって、小さな町のコンビニまで24時間にする必要はないのではないか? もっと早い時間に食料を買っておいても、それほど問題はなさそうだ。コンビニ側では、24時間システムを変更すると数パーセント利益が減るらしい。しかしその数パーセントの利益を守ろうとするほうが、かえってトラブルがふえるかもしれない。現実に店舗の多くは人手不足で悩んでおり、東南アジアから働きに来ている人たちに苦労をかける率が高くなっているという。いろいろ考えて本部は円満な方法を選んだのだろうが、長い目で見ると、間違いなく深夜帯の働き方遊び方が変わっていくだろう。 櫻井秀勲 著『劇場化社会』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾櫻井文章塾 第2期櫻井秀勲Facebook
2019/03/15
今年のノーベル文学賞は、10月初旬に2年分発表になる。というのも昨年はアカデミー関係者の性的暴行事件が起こり、2018年度の文学賞は見送られたいきさつがあるからだ。今年は昨年見送られた分も含め、2年分を発表するというから、大安売りだ! 果して日本からノーベル賞受賞者が出るのか、あるいは2017年に日系イギリス人作家のカズオ・イシグロが受賞したので、当分日本人は出ないのか、その辺のところがわかりづらい。日本人作家といっても、本命視されている村上春樹が受賞するとはかぎらない。もともと彼は芥川賞も取れなかったし、作風からすると、もう一時期のブームを通り越しているからだ。村上ファンはすでに高齢化してしまい、かりにいま受賞となっても、世界的に爆発的ブームを起こす可能性は低いのではないかといわれている。そうだとすれば、いまの日本文学の沈滞ぶりを見るかぎり、ノーベル賞受賞にふさわしい作家は見当たらない。川端康成と三島由紀夫の時代に遡ると、どちらが受賞しても、世界に誇るべき文学者だった。私は三島と川端が話し合って、三島が譲ったという秘話を知っていたが、実際はニコニコ笑って譲ったわけではなかった。それだけノーベル賞受賞の価値は高いのだ。残念ながら村上春樹以外、世界にその名を知られている現在の作家はいなそうだ。そう見ると、うまくいって村上春樹、悪ければ数年間は日本から出そうもない。日本文学を復興しなければならない時期に、来ているようだ。櫻井秀勲 著 『劇場化社会』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」穴口恵子×櫻井秀勲 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾櫻井秀勲Facebook
2019/03/08
剛力彩芽の女優稼業がピンチに立っているという。これほどの若い大富豪はいないと思われていたZOZOの前澤友作社長が、一転して大きな危機にさらされてきたからだ。ZOZOの株価が右肩下がりに下がっているため、ZOZOを支援していたアパレルが撤退し始めたのだ。これだけでも剛力の立場は微妙になるところに、ZOZOのイメージがつき過ぎて、ドラマもCMもきびしくなっているというのだ。たしかにどの企業も、剛力をCMに起用するのはためらうだろう。ZOZOの専属イメージが強すぎるからだ。おまけにいまの状態では、結婚前という清純さが消えてしまい、愛人という感じが強くなりすぎているので、商品によってはイメージが悪くなってしまう。剛力自身は前澤社長から、ZOZOのイメージアップ料を毎月もらっているかもしれないが、それでは事務所としては丸ゾンになってしまう。まさかこれほど急激にZOZOのイメージが急落するとは思ってなかったに違いない。とはいえ、企業には株価急落はいくらでもありうる。今回は鳴りもの入りでスタートさせたプライベートブランド「ZOZO」が、現実に採寸した人たちの何割が、実際に購入するかで、評判が分かるだろう。前澤社長のいう通りになれば、バラ色の企業になるが、採寸しただけで注文する人が少なければ、さらに下がるかといわれている。そう考えると、この会社は社長の言葉によって株価が上下しすぎる、ということなのだろう。剛力自身の運命も同じように動いていくだけに、今後も注目されつづけるだろう。きずな祭り2019 ~未来の当たり前を、今ここから創る~オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾櫻井秀勲Facebook
2019/03/01
テニスの世界第1位の座を獲得した大坂なおみだが、コーチのサーシャ・バイン氏を解任してしまった。大きな子どもだった大坂を、ここまで導いた名コーチだったが、どこが気に入らなかったのか、師弟関係を解消してしまった。ところが世界第1位として戦うドバイの選手権では、あっけなく第1戦で、67位という下位の選手に簡単に負けてしまった。こうなると外野は黙っていない。名コーチのサーシャ・バイン氏のコーチ解任は間違いではなかったかというのだ。たしかにその通りだろう。ただ、何かで気に入らなくなったコーチと一緒に戦っていくのも、むずかしい。たとえ大坂選手がわがままだったとしても、特に女性は精神の起伏が大きいだけに、一方的に悪いとはいえないだろう。ただ大坂も反省して、いつかまたコーチについてもらうことも考えないと、このままズルズルと下がっていくだけかもしれない。特に来年のオリンピックで、日本選手として出るのか、米国選手として出るのか、まだ決まっていないだけに、むずかしいところだ。もし米国選手団に入るとしたら、彼女の日本の人気はがくっと下がるだろう。あれやこれやで、大坂の身辺はいろいろややこしいだけに、これまでのように「かわいい」一辺倒にはならないかもしれない。ともかく望ましいのは、いまのつなぎ役の若手日本人コーチではなく、一流のコーチを呼んで、じっくり教えてもらうことだろう。もし大坂が慢心していたら、それは彼女の限界がもう来ているということだ。ここは少しきびしい目で見守るべきかもしれない。★きずな祭り2019 ~未来の当たり前を、今ここから創る~★オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』 櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾櫻井秀勲Facebook
2019/02/23
秋篠宮家の長男、悠仁(ひさひと)親王がお茶の水女子大付属中学校に進学することになった。悠仁さまは現在、お茶の水の付属小の6年生だが、女子大付属の中学に入学したのも初めてなら、皇族が学習院以外の中学校に進学するのも戦後初めてだ。しかし問題は圧倒的に女子の強い学校に、わざわざ将来の天皇候補を入学させたのだから、話題になるだろう。ネットを見ると、女子のほうが偏差値が20くらい高いというから、男子はそれほど優秀ではなさそうだ。となると、悠仁さまも、その中のひとりに入ってしまうのではないか?いまの皇室は、どんどん女系化しているように思われる。男子が生まれないのだ。そして大切な男子の悠仁さまが女子大付属に入学したとなると、将来は弱々しい男子にならないともかぎらない。もしかすると、ここには悠宮さまが研究したいテーマがあるのかもしれないが。父宮の秋篠宮は若い頃、ナマズの研究に熱中していただけに、何か研究熱心な家系なのかもしれない。それにしても皇族が学習院に入らなかったら、学習院の存在価値はなくなるのでは? という意見もある。いま現在、愛子さまひとりが学習院に在籍しているが、この先いろいろ議論が出てくるのではなかろうか? それこそ裏口入学も可能性がないとはいえない。ただお茶の水進学で、東大受験説はなくなったようだ。 きずな祭り2019~未来の当たり前を、今ここから創る~オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2019/02/08
集団の中だと個人の力はなかなか及ばないように思えるが、実はそうではない。それを証明したのが、1月28日にあった「サッカーアジア杯」だった。FWの大迫選手が入ったことで、日本チームが魔法をかけられたように、生き生きと動き出したのだ。私はこの4月からスピリチュアル系の作家、講演家の穴口恵子さんと共に「魔法大学」というオンラインサロン講座を開くのだが、大迫選手がまるで私が描いている魔法使いのように見えて、仕方がなかった。読者の中にも、そう思った方がいるのではなかろうか?真の魔法使い、真の大将、真の選手というものは、自分が魔法を使うのではなく、周囲が魔法をかけられたように無意識に動くのだ! 私はこの目で大迫選手の動きを見ていてそう思ったのだ。世界50位の日本が世界29位のイランを相手に、面白いように得点を重ねていくではないか! それもごく自然に!もちろん大迫選手ひとりの力ではない。しかし思っても見ない積極性が出たのは、魔法使いがいたからだ。大迫がその人というより、彼の周りに魔法使いがいたのだろう。私にとってこの戦いは、これからの私自身の生き方にも大きな影響を与える気がした。魔法大学のあり方にも影響を与えてくれたし、私自身の能力にも、もうひとつ力が加わったようにも思えるのだ。私が動くまでもなく、魔法は動いていく! オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾早稲田運命学研究会
2019/02/01
「ボーッと生きてんじゃねーよ!」というチコちゃんの声は、自分に向けられているのではないかと、ドキッとする。NHK「チコちゃんに叱られる!」は、毎週金曜日の午後7:57~8:15という短い番組なのだが、チコちゃんに仕掛けがあるだけに、つい見てしまう。声はなんとキム兄、木村祐一だという。それも答えの正解、不正解も全部キム兄に任せられているというから、面白いのかもしれない。それにネット上に答えのない質問ばかりなのだという。これはできそうで、なかなかできないことなのだ。このチコちゃんの毒舌に叱られたい人が続出しているという。ほめられたい人より叱られたい人ばかり、というのも珍しいだろう。またほめられるより、怒られやすい質問ばかり出てくるようにできている。「パンダはなぜかわいいのか?」と5歳のチコちゃんに質問されて、すぐ答えられる大人は少ないだろう。だからチコちゃんは怒ってしまうのだが、見ていても、思わず吹き出してしまう。こういう素朴な番組は、民間放送ではできないだろう。強いていえば、つくれるのはテレビ東京ぐらいかもしれない。フジテレビなど、逆立ちしてもつうれるものではない。しかし、いまはこういう素朴さがほしいのではあるまいか? 毒舌というと、たけしとマツコ・デラックスを思い起こすが、この2人はユーモアが入っているので、毒舌でも笑える。ところが坂上忍とか、ヒロミ、デヴィ夫人となると、あまり笑えない。チコちゃんは笑える毒舌であるところがいいのだろう。都会的な毒舌といえるかもしれない。まだ見ていない人がいれば、1度この時間に帰って見てはどうか? 金曜日にムリだったら土曜日の朝8:15~9:00に再放送しているので、こちらでもいい。1回見ると、どうも叱られるのがクセになるみたいだ(笑)。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」 オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会櫻井文章塾櫻井秀勲Facebook
2019/01/25
3冊目の“いますぐやめなさい。”シリーズが発売になる。岡崎かつひろさんの著書だが、第1作は『自分を安売りするのは』、第2作は『言いなりの人生は』。そして第3作は『憂鬱な毎日は“いますぐ”やめなさい。』だ。私たちはそう毎日、ニコニコしていられるわけではない。いろいろ苦しみ悩むことがあるものだ。とはいえ、月曜の朝から憂鬱な顔をしていたら、その1日だけでなく、その週全体が暗いものになってしまうのではないか?では私たちは一体何をそんなに怖がっているのだろう? 人間関係?お金? 将来への漠然とした不安? 筆者の岡崎さんはこれらの不安や憂鬱を、最初からバカにしていないところがすばらしい。むしろ憂鬱になるのは当たり前で、それがあるからこそ次のステップに進むことができるのだ、といっている。たしかにその通りで、まったく憂鬱心をもっていなかったら、進歩はないだろう。憂鬱は「期待と現実のギャップだ」と説いているところも明快だ。かりに一生懸命働いたのに収入がそれ以前とまったく変わらなかったら、当然憂鬱になる。むしろならない人のほうが怖い。このように1つひとつを考え処理していけば、憂鬱になったことが、次のステップに重要な役割を果たすことに気がつくだろう。こうして毎日を過ごしていくと、そのうち不安が希望に変わってくる、というのだが、その通りではあるまいか? どうやったら不安を消せるか、どうやったらお金への恐怖が克服できるか――1つひとつ、1日1日が楽しくなっていく気がする。まず小さくてもいいから毎日1つずつ目標をつくり、それを達成するといい、と筆者は書いているが、私も同感だ。筆者は自転車に乗っているとき、ゆっくり漕いでいると、フラフラするという。たしかにそうで、何によらず目標を立てるときは、できるだけスピーディに、早く完成させる気になるべきだ。のんびり、ゆっくりやっているから、フラフラして目標が完成しないのだ。完成しなければ当然憂鬱になる。働き下手、人生下手な人は、何事も遅いのだ。もっと速く走ることを考えてみてはどうだろう。岡崎かつひろさんはまだ若いのに、会社を3社経営している。またこの著者には『会社の看板に頼らずに生き抜ける「自分」の作り方』というDVDもあるので、聴いてみてはどうか? 岡崎かつひろ 著 『憂鬱な毎日は“いますぐ”やめなさい。』「会社の看板に頼らずに生き抜ける「自分」の作り方」DVD きずな出版主催 毎月の定期講演会にて販売中!オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法大学」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2019/01/18
今年のおみくじは「大吉」だった。私はどこの神社仏閣でおみくじを引くという習慣はないが、毎年の始めに必ず1回は引く。今年はきずな出版のある神楽坂で有名な、毘沙門天のおみくじを頂いたのだが、望事(のぞみごと)は「心のままになる」という。さらに願望(ねがいごと)は「思いがけぬ人の助けありて叶う事あり」と出て、最高の運勢になるようだ。実は昨年も「大吉」だったが、願望には「人の助けが必要」と出ていたのだ。さらに「新しいことに取り組むべし」となっていたので「きずなクリエイティブ」という小さな会社をつくった。この会社は周りの方々のお力をお借りしながら、大きくしていくつもりなのだが、運命というのは、こういう点を大事にしなければならないと思っている。さらに今年の4月からは穴口恵子さんと一緒に「魔法大学」というオンラインサロンをスタートする。穴口さんはスピリアルライフを提唱している第一人者だが、私もそれに賛同している。私の場合は運命学を中心にしているが、いずれにせよ、魔法ともいうべき力で、いまのあなたの生活をプラスに転じさせたいのだ。すでに幸運に乗っている人も、まだ幸せとはいえないあなたも、魔法ともいうべき力を得て、より明るい生活にしてほしいのだ。そのための序幕として、1月18日の夜、穴口さんと2人で大きな講演会を開くことになる。これを読んだ人は、ただ読み過ごさないことを祈る。すぐ「聴きに行こう!」と決断してほしいのだ。なぜなら、決断こそ魔法のプラスを受けるスタートだからだ。魔法の力に引き寄せられるように、詳細を見てみよう。それこそおみくじの「大吉」を引いた1人となるだろう。 2019年1月18日(金)オンラインサロン「魔法大学」設立記念スペシャル講演会オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2019/01/11
謹賀新年今年いただいた年賀状の枚数はどうだっただろうか? 2019年正月用の年賀はがきの枚数は前年比で7.2%減の24億枚だとか。04年のピーク時に比べると、ほぼ半減だ。多くの人が「年賀状じまい」をはじめたというのだ。中でも高齢者の間では「今年かぎりで失礼させていただきます」という終活年賀状が多くなってきた。私自身はまだこの形では出していないが、友人からはすでに頂いている。たしかに高齢になってくると、年賀状は億劫(おっくう)になるし、年々頂く枚数も少なくなるので、かえって寂しい気持ちになる。それにいまは、ネットで出す人が圧倒的に多くなり、またそれを楽しみにしている人が当たり前になってきた。それというのも、これまでは枚数を多く出す風習があり、また頂く年賀状が少なくなると、それだけで自分の地位が下がっていくような錯覚をもつものだ。それくらいだったら、むしろ年賀状をやめたほうが、心が落ちつくのではあるまいか。また高齢者にかぎらず、働き盛りであれば、ネットでの年賀状のほうが即座に返事できるし、実用的だ。これまでの年賀状は、松の内いっぱいを楽しむものだったが、いまは元日だけ楽しむもので、その1日で出すことも、返事を書くこともできよう。古い習慣の中にはなくなるものもあるが、年賀状はそこまでいかなくても、淘汰されるものであることは間違いない。新しい形にするにはどうしたらいいか、そこを考えるほうが楽しそうだ。やめることまでは、考えなくていいのではなかろうか。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法の学校」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2019/01/04
人類最初の戦争の原因は、食糧の奪い合いだったという。つづいて食糧の作付けのできる土地の奪い合いとなっていったのだが、いつの時代でもこの奪い合いはなくならない。日本も米国との間で、石油と領土の奪い合いから、第2次大戦に突入したのだが、それも日本側の敗戦で1945年、終結した。そこに至るまで外国を相手に大きな戦争を体験した天皇は明治、大正、昭和の3代天皇で平成天皇になって、ようやく平和が訪れたといっていいだろう。85歳の誕生日を迎えた現天皇が「戦争のない平成に心から安堵」と語ったのは本音だろう。わずか30年の平成時代とはいえ、その30年がいかに貴重だったか、もしかすると次の天皇時代に思い知るかもしれない。というのも原始時代の食糧と土地の奪い合い同様、爆発的なアフリカの人口増加で、再び全地球規模の争奪戦が起ころうとしているからだ。今度は土地だけでなく、宇宙と海も奪い合いになりそうだ。すでに中国と米国がはげしく争っているが、日本も巻き込まれそうになっている。現代の戦争は1国同士の争いではなく、何ヵ国も加わるので、その結果次第では悲惨なものになるだろう。平成天皇はその点、本当に運のよい天皇だったかもしれない。なにしろ地政学的に見れば、日本列島の位置は非常にむずかしい場所にある。北朝鮮、中国、ロシアと至近の距離にある、小さな島国国家だからだ。その上、この日本列島は太平洋上に158の離島を所有していることで、他国がうらやむ海底資産と排他的経済水域を握っている。これらに目をつける国が、あまりにも多いのだ。こちらは紛争を望まなくても、あちらからケンカを売ってくることは避けられない。そのときに在位する天皇が、戦争を体験することになるかもしれないのだ。ともかく平成最後の新年を、平和のうちに迎えられるのは、最高の幸せだ。この平和が1日でも長くつづくことを祈ろう。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」オンラインサロン「魔法の学校」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井文章塾早稲田運命学研究会櫻井秀勲Facebook
2018/12/29
女性にとって危険な国の第1位はインドだという。性暴力のほかに、家政婦の人身売買、重労働、性労働、結婚の強制のほか、児童婚、身体的虐待など、古くからつづいている文化的因習も残っており、怖い国になっている。バス車内で女子学生が暴行を受けるというから、最悪の状況だ。これにつづいてアフガニスタン、シリア、ソマリア、サウジアラビア、パキスタン、コンゴ、イエメン、ナイジェリアの順となるが、何と10位にアメリカが入っている! 少し前から問題になっている米国の著名人によるセクハラや性被害が、クローズアップされたのだ。なにしろトランプ大統領も何人もの女性から性被害で訴えられたほどの国なのだ。著名人、有名人たちから、何人もの女性が被害を受けたというので「#MeToo」運動が社会現象になったほどだが、レイプ、セクハラ、性暴力だけでいうと、7年前はアフガン、コンゴ(旧ザイール)、パキスタンだったものが、いまでは3位にアメリカが入っている。銃を規制していないのでこうなるのだろうが、あまり若い女性は行かせたくない。しかしこれらは国単位であり、世界には危険な都市や空港、名所などの場所もあるのだ。ランキングでいうと、福島の東側が15位に入っている。世界では放射量で危険と見ているのだろう。危険といっても、さまざまな観点から見られていることがわかる。正月の9連休につづき、来年はゴールデンウィークの10連休があるだけに、世界に飛び出す日本人が相当多そうだ。すでに外務省では、入らないほうが安全という表示を出しているが、若さにまかせて危険地帯に入ることはやめたほうがいい。女性だけでなく、男性でも捕虜になったら殺されるかもしれない。近づかないことだ。櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/12/21
今年3冊目になる私の新刊『老後の運命は54歳で決まる!』が今月の17日くらいから書店に並び出す。前作の『子どもの運命は14歳で決まる!』の評判がいいので、この本も売れるのではなかろうか?というのも、人生80歳~100歳時代に入ったことで、生き方そのものを変えないことには、安定した老後を送ることが、むずかしくなってきたからだ。これまでの働く期間は20~60歳の40年だったが、これでは老後の生活費がつづかない。そこで80歳まで働かないことには、これからはムリになってきたのだ。そうなると20~50歳を前半期、50~80歳までを後半期として、いかに健康と仕事を確保するかが大切になる。50歳になると、あと働ける期間は10年しかないと考えるようでは、健康も保てないし、収入も保てない。どうしても80歳までは元気で、少しでも働けるように生活設計しないことには、悲しい老後に突入することになってしまうのだ。そこでなんとしても、54歳までに後半生の生き方を設計し、そこで決断しないと、あっという間に60歳が来てしまう。60歳になってからあわてても、もう遅いのだ。副業でも複業でもいいから、後半生は働きたいところだし、もし勇気とやる気があるなら、54歳までに1歩踏み出そう!それなら十分間に合うし、その働く気が病気を吹き飛ばすことになる。定年後、なにもしなければ、下手をすると認知症になるかもしれない。いや、必ずなると思わなければならないだろう。そのうち日本国民の9人に1人は認知症になる、と発表されているからだ。現在40代の人から60代までの人なら、ともかく1回、この本を読んでほしい。この本で満足できなければ、もっと専門的な本を読めばいいだろう。この本は新しい100歳時代の入門書と思っていただければいい。危険な時代がもう間近に迫っていることだけでも知っていただければ、87歳の私の役目はすむと思っている。櫻井秀勲 著 『老後の運命は54歳で決まる!』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/12/14
大阪のお笑い界に激震が走っている。女帝といわれる上沼恵美子(63)に、2人の芸人が暴言を吐いたのだ。お笑いコンビの「とろサーモン」の久保田かずのぶ(39)と「スーパーマラドーナ」(スーマラ)の武智正剛(40)が、審査員を務める上沼に対し「自分の感情だけで審査せんとってください。1点で人の一生変わるんで」さらに「お前だよ。分かんだろ? 右側のな。クソが!」などと、はげしく非難したのだ。それも泥酔状態で動画を配信したのだ。これはどうしようもない愚行で、どんな理由があろうと、もうこの2人は大阪芸能界から追放だろう。酔いがさめて、事の重大さに気づいた2人は、あわてて動画を削除したり、平謝りに謝っているが、上沼もそこまでいわれたのではと、「M-1グランプリ2019」の審査員をやめる騒ぎになっている。なぜ近頃は悪酔い有名人が多くなるのだろうか? それだけテレビや映画界がきびしくなってきたからだ、という話もあるが、もともと「酒で疲れを取る」性癖が、人間にはあるからだといわれる。その中で最近では、人の悪口をいうことで疲れを発散させるタイプがふえてきたという。この深層心理の中には「競争相手や敵対視する人を落としたい」という黒い欲望が隠されているというのだ。酔うほどに、それが出てしまうわけだが、中でもお笑い芸人や、バラエティ番組でレギュラーを争っている芸人たちは、知らぬうちに、はげしく相手の悪口をいいふらすことになるのだろう。哀れともいえるが、酒と芸人は切ろうとしても切れないようだ。劇場化社会、舞台化社会では、番組や舞台から落ちたら2度と這い上がれない。このことをよほど肝に銘じないと、次から次と落ちていく芸人がふえていく一方だ。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『老後の運命は54歳で決まる!』櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/12/07
私の著書『子どもの運命は14歳で決まる!』が、思いがけずよく売れている。8月に出したら、もう4刷まできている。さらにこのところで売足が速くなっているが、年末から来年3月までは、受験シーズンに入るからかもしれない。私は人生にとって、年齢は非常に大切だと信じている。というのも、うかうかしていると、1年や2年、あっという間にたってしまうからだ。その意味で七五三の祝いや還暦、古希、米寿などといった区切りの年齢は、立ち止まって、これからどう生きていくかを考えるにふさわしい年齢ではなかろうか?かつての私のベストセラーの中に『運命は35歳で決まる!』という1冊があるが、この35歳は自分自身でじっくり真剣に考えなければならない年頃だけに、よく売れたのだろう。それに間もなく12月に入ると『老後の運命は54歳で決まる!』という新刊が、きずな出版から出版される。恐らくこの本も、売れるのではないかと思う。なぜなら、いまは真剣に自分自身で、老後と向き合わなければならないからだ。これに対し『子どもの運命は14歳で決まる!』は、親の責任を書いたものだ。2022年になると、18歳が成人になるが、それまでの教育は、親が負わなければならない。なぜこの14歳が大事かは、この本にしっかり書かれているが、意外なことに、わが子の将来は、成人までに決めればいい、と思っている両親が多いようだ。実はそれではもう遅いのだ。個性がそれまでに決まってしまうため、親のいうことをきかない子が多くなってしまうからだ。「誘導」という言葉がある。これはとても大切な言葉で、いかにも子どもを両親の願う方向に誘導するか――これによって将来が大きく変わってしまうのだ。親が「これはおいしい!」といって食べるのと、「これはまずいね!」と子どもに話しながら食べるのとでは、好き嫌いひとつでも、大きく違ってしまうものだ。「わが子には無限の成功がある」だけでなく、「無限の危険性もある」ものだ。ぜひ子をもつ親や祖父母ならば、この本を手にとってほしい。1回だけ読むのではなく、時と場合に応じて読んでいただくと、効果的と思う。実のところ沖縄では、特によく売れている。理由がよくわからないので、私も書店に顔を出したり、話したり、ラジオにも出るつもりだ。もしかすると、次代を背負う世代をしっかり育てたい親たちが、大勢いるのではないかと思う。積極性に応援していこう。櫻井秀勲 著 『子どもの運命は14歳で決まる!』オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/11/30
今年も間もなく師走がやってきます。全国的に暖かい日々がつづいているので、歳末が近づいているとは思えませんが、季節は確実に変わり、あと1ヵ月ちょっとで新しい年を迎えることになります。そこで早稲田運命学研究会は今年の最終回として、12月12日(水曜日)7pmから「年忘れで運命を切り替えよう」と題して「1年の締め方・始め方」をテーマに選びました。そして特別ゲストとして、人気絶頂のシンガーソングライターのユウサミイさんをお招きして、私と特別対談することにいたしました。ユウサミイさんは私の親友ですが、常にギター1本で歌うというスタイルをつづけています。サミイさんの前半生は波乱万丈で、特に自分の意志を貫いて成功したという点に特徴があります。つまり運命をよくするには「自分の意志を貫くことが重要」という哲学をもっているようです。これについては、誰も異論がないでしょう。もうひとつサミイさんの特徴として「ラクな生活を求めない」というポイントもありそうです。サミイさんの半生を辿ると、オーストラリアで、ちゃんと一軒、家を持っていました。もしそこで生活を継続する気になっていれば、ラクに生活が送れたはずです。ところがサミイさんは念願であるミュージシャンになろうと、その家を離れて日本に戻り、仙台駅頭でギターを鳴らし、歌いはじめたのです。私はその考え方を応援してきました。それがミュージシャンとしての第一歩だった、と聞いたことがあります。まさにサミイさんは、運命を大きく変えて、自分の念願の夢を切り拓くチャンスを自分でつくったのです。その意味では運命師といってもいいかもしれません。来年に夢を賭けようとしている人もいるでしょう。すでに歩み出している人もいるかもしれません。大きな自信を抱くためにも、このすばらしい対談を聞きにいらっしゃいませんか! ビジターの方も歓迎です。☆12月12日(水)早稲田運命学研究会☆~「年忘れ」で 運命を切り替えよう~オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』櫻井秀勲Facebook
2018/11/22
ホテルオークラは現在建て替え中だが、来年の9月に新しいホテルとして開業する。ところが古い建物のときは、おっともいい場所に高級鮨の「久兵衛」の店があったのだが、新しくなると中心のホテルの中ではなく、別棟の隅を指定されたらしい。これで「久兵衛」が怒り「主要エリアを外された」とオークラを東京地裁に提訴したのだ。「高級店にそぐわない場所だ」と、1千万円の損害賠償を求めたようだが、ネット上では「いやなら出さなければいいじゃないか」の声が強い。私もそう思う1人だが、「久兵衛」には、高級店の誇りがあるのだろう。しかし世界的に見ると、ヴィーガニズム(絶対菜食主義)が動物、魚類を殺すのを禁止する運動を繰り広げている。フランスでは、その集団に襲われる有名店も出てきているほどだ。長い目で見たら、日本のステーキ店や鮨屋も狙われているのではないか、という声もある。もちろんそれらの運動とは関係ないだろうが、「久兵衛」もこれから何十年、優雅な商売をやっていけるのかどうか?いまでも主人の久兵衛に握ってもらえる客は数えるほどで、ほとんどの人は弟子に握ってもらっている状態だ。私は久兵衛がどの人かも知らない。鮨店がそれほど強気な商売をつづけていけるものか、私などは考えてしまう。この提訴の結果によっては「久兵衛」の地位は一挙に下がるだけに、注目の度合は大きいようだ。オークラ側はコメントを出さないが、早く結果を知りたいと思う人たちは多そうだ。オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/11/16
九州大分県の高崎山自然動物園で、サルがストライキを行っているようだ。サルの数を抑制しようと餌の量を年々減らしてきた園に対し、不満を募らせたサルが山奥に引きこもり、ハンガーストに打って出たという。そんなことがあるのかと思ってしまうが、サルにはそれだけの知恵があるのだろう。アフリカのサバンナで狩りが一番上手なのはリカオンだという。非常に頭がよく、集団行動に慣れていて、獲物を取りに行く前に、互いの身体を舐め合ったり、頭をぶつけ合って、互いの志気を高め合っている。こうして団結してから獲物狩りに行き、他の動物に1匹が噛みつくと、ほかの強い動物に奪われないよう、一瞬で食べるというから、まさに集団の勝利だ。高崎山のサルといい、このリカオンといい、集団行動の強さをよく知っている。ところが人間はいまのままで行くと、10年後にはソロ社会に突入するといわれる。これから頭のいいAIが続々と誕生するだろうから、人間が1人暮らしになると、彼らに主導権を奪われる危険性もありそうだ。それは別としても、頭のいい集団、グループが作られていくと、1人暮らしの人たちは、簡単にやられてしまうのではないだろうか?いまのうちから集団に入るか、集団をつくっていかないと、さまざまな敵に対抗できないことになりそうだ。高崎山のサルのハンガーストに学んでいこう!オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/11/09
中国の結婚難はケタ違いのようだ。男女の人口比が「1人っ子政策」でかたより、20~45歳で3千万人も「男余り」になっているという。親は心配して公園などに集まって息子のために嫁をさがす、釣書集会が行なわれているほどだ。しかし現実はきびしく、北京などでは男たちの同性愛がふえている。それほど女性の数が少なくなっているのだ。20年後には子どもたちの数も激減するだろう。どの国も少子化に悩んでいるが、20年後の中国は特に世界でも特出した若者の少ない国になっているに違いない。中国人は子孫のために稼ぐ国民性のある国だが、富豪たちは金の力で嫁を迎えられても、一般人はむずかしそうだ。中国人は何のために一生懸命働くのだろう? 1人っ子政策のツケは限りなく大きい。現在の20~45歳だけで3千万人も「男余り」になってしまったのだ。つまりはそれだけ結婚できないということだ。それこそ1人の女性が2人の男性を相手にしなければならない、という異常な状況になってしまったのだ。もう男たちは中国本土では嫁さがしはムリ、ということで、日本をはじめ、東南アジア各地で結婚相手をさがし回っている。親たちは毎週公園などに集まり、嫁さがしに息子の釣書を配って歩いているという。また早くも結婚をあきらめた青年たちは、同性愛に転じているというから、根は深い。社会主義国の怖さは、指導者の命令に従わなければならないだけに、これらの青年男女に真の幸せは来るのだろうか?オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/11/02
11月11日は独身の日だ。もっともこれは中国での話だが、その由来は独身を連想させる「1」が4つも並ぶためだ。中国ではこの日、独身の男女が集まって、お祝いやショッピングをする風習があったようだ。これにITの大手、アリババ集団が目をつけたことで、いまや中国全土でネットセールが行なわれるようになってきた。これに日本企業も目をつけ、この「独身の日」に一挙に知名度を上げようと、ユニクロを筆頭に化粧品メーカー、日用品各社、お菓子メーカーなど、多くの企業が参加するようになってきた。中でも百貨店は、日本に来たときのために、知名度を上げようと狙っている。もっとも中国はネット通販が主流だ。あの広い国土だけに、いちいち店舗に買いに行ったら大変だ。そこにアリババが目をつけたのだが、アリババ集団だけで11日の1日だけで、年間売り上げの1/4の取引額になるというからすごい。「一緒に時間を過ごす人がいないのなら、ショッピングを楽しみましょう」というキャッチで、それだけの売上げになるのだ。いまのところ日本でも、シングルがふえていく一方なので「独身の日」ができないか、という声も少しずつ高まっている。ただこちらの国土は狭く、それだけにネット通販があちらほどではないので、うまくいかないのかもしれない。しかしハロウィンの例もあり、まったく日本にはなかった祭りがいまでは定着し、大きな催事期間になっている。それだけに、独身の日もいつの間にか定着するかもしれない。話題のつくり方、広め方次第だが、しばらく待ってみようか。 オンラインサロン「櫻井秀勲のすべて」櫻井秀勲 著『子どもの運命は14歳で決まる!』早稲田運命学研究会きずな出版のライター養成講座櫻井秀勲の《「自分史」を書こう!》櫻井秀勲Facebook
2018/10/26
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