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2022.03.22
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2022/03/19/土曜日/ときどき雨の降る

先日金沢文庫の展覧会に出かけ、本日は小田原三の丸ホールで展覧会に因む講演会を聞きに遥々やって来た。

そもそもの始まりは3年前の江之浦測候所訪問であり、私にとっても少しは長い旅の帰着といえる。

そして講演の後数日にして江之浦測候所には春日大社の分祀が鎮まり、杉本氏は自伝が上梓の運び。全て滞りがない。

氏の言うように東国から鹿島立ちされた神々の望むところに遣わされた、ということだろうか。

故に段上に並ぶ面々も迫力だ。

春日大社宮司は藤原道長次男の末裔、花山院カサンノイン33代。大らかなたっぷりしたユーモアを含む身体を見れば、血統に胡散臭いものもあるかのご一族より由緒を覚えるわいな。藤原家の末代に藤原の姓は無いとか当主以外は出家し、先祖縁戚の99%は仏教徒であるとか。

一方、春日大社といえば興福寺。その事務老院、多川氏。この役職は氏の創意と言い、大抵の質問には分からないと即答。何とも仏教できず固まりの哲学者のようでもあった。

神仏分離令の野蛮を腹に据えかねる氏は、100年単位で感情を持久させる。いや天平奈良の修復される姿の中核の思想を思えば千年単位の御仁とも。唯識論研究の著作も多数あるようで関心が向く。

展示物の紹介をしながら、神仏習合、日本の地理自然が育んだ日本的霊性を

時に笑いをまじえ、求道者にして数奇者たちのたっぷり豊かに遊び戯れをこの後千年、海に山に向かいて奉る。そんな発意の言の葉代、そんな印象をもった。






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最終更新日  2022.03.22 19:37:37
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