ニーハオ中国

ニーハオ中国

2008/10/28
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カテゴリ: 出産
つばめが分娩室に入った少し後に、
夫も消毒服に着替えて分娩室に入ってきました。

想像の中では、夫に立ち会ってもらったら
安心できる気がしていたけど、本番では
いざ夫がそばに来ても、「あ、そう」と思っただけ。
妙に冷静でした。

「チョコレート食べる?」

と聞かれたので、どっちでもよかったが、
まあ一応うなずいてみる。

すると夫、ハーシーのチョコレートの塊を
いきなり口元に持ってきた!
・・・せめて、一かけ割って口に入れてほしかったです。

その後、「水飲む?」

と聞かれたので、これまたどっちでもよかったが、
一応うなずく。

すると、ポカリをストローで飲ませてくれたが、
普通の水のほうがよかったので、そういうと
看護婦さんが飲ませてくれた。

そうこうするうちに、子宮収縮も強くなってきて、
助産士さんから

「かかとを分娩台の足にかけて。そうすると力を入れやすいから」

と言われた。

・・・が、つばめ、「足を伸ばしているほうが楽です」と拒否。

そのうち、子宮収縮のたびに強いいきみ感が来るように。
それまで声を上げなかったつばめも、
いきみが来ると、思わず「ウーーーッ」「アーーーッ」とかいう
おなかの底から変な声が出てしまいます。
痛いからではなく、おなかにすごい力がかかってる感じで、
つい声が出てしまうのです。
長くゆっくり息を吐くという呼吸法ができなくなりました。
どうしても体が弓なりに反ってしまいます。

「いきんで」と言われるので、いきんでるつもりなのですが、
「声を出してはいけない」「息が短すぎる」と怒られました。
でも出る声はしかたがありません。

助産士さんに「このベッド脇のグリップを握って」と
言われましたが、つばめ、

「太ももに手を置いているほうが楽です」と言って、
子宮収縮のたびに、太ももを強く押しながらいきんでいました。
でもグリップを握るって、分娩の最終段階じゃない?
もう思いっきりいきんでいい時期なんだ、と
ようやく確信したつばめ。

しばらくすると、グリップを握ったほうが楽な気がして
グリップを握り、指導の通りあごを引いて長くいきんでみると、

「そうそう上手」

とほめられて、まんざらでもない気持ち。
子宮収縮が来ると、とにかく長くいきみ続けて、
息が苦しくなったところで吸わずにもう少し我慢して
いきみ続けると、いい感じみたい。
つばめは、「ゆっくり息を吐き続ける」という呼吸法が
頭にあったので、いきみながらも少し息がもれていたようで、
「口を閉じて、息をもらさないでいきむように」と
言われました。

最後には、収縮が来るとお医者さんが
つばめのおなかを圧迫して、力を入れやすいように
補助してくれました。
確かにおなかを圧迫されると力を込めやすかったです。

「つばめさん、赤ちゃんの心拍が下がってます。
会陰切開してもいいですか」

とお医者さんに聞かれて焦ったつばめ、

「もう一回だけチャレンジしてみてもいいですか」

と言って、次の子宮収縮で、息を止めて、力を込めて
思いっきり長くいきむと、チビちゃんがスルッと出て、
オギャーオギャーという声が分娩室に響き渡りました。
10月28日午前9時27分、チビちゃんの誕生です。

会陰は少し裂けたようですが、痛みは感じませんでした。
チビの心拍が下がってるなんて言って脅かされたから、
焦って思いっきり力を入れたので裂けてしまったけど、
もうちょっとゆっくり時間をかけたら
裂けずに生めたかも、と思います。

↓出産5日目のチビちゃん。
 目がパッチリしてきました。
 でもなぜかおでこに三重のしわが・・・(笑)。





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Last updated  2008/11/09 11:21:28 AM
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