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先月アブダビの「ヤス・アイランド」にオープンしたばかりの、フェラーリ・ワールドに行ってきた。ここは、イタリアの高級車フェラーリをテーマにしたアトラクションやギャラリーがあるし、なんといっても、「世界一」大きい屋内テーマパークで、なにより「世界一」早いジェットコースターがある。クリスマスイブにこんなところに来るなんて、「絶叫クリスマスだよね~」と 率先していたのが・・・・さっそくジェットコースターに乗ったら、たった30秒ぐらいだったのに、 ギャーギャー叫んだ後 うっ・・・・・(船酔い系) 乗ってる最中も前、見れてません。 あとでわかったのが、このジェットコースターは、単なる「お試し」版。 本当の世界一はやいコースターは、別に存在した・・・・ こんなお試し版ですでにおえってる私は 「もう帰れ」系 その世界一はやいコースターが見れるっていう屋外に出てみたのだが。フェラーリと同じ時速240キロですっ飛んで行き、むっちゃ早いです。 これ、私には無理やな、とすでにヘタれな私。夫はぜひ乗りたい様子なのだが、なんといっても待ち時間が2時間。 いくらなんでもそこまで待てない・・・・ プレミアムチケットというのを買うと、優先的に入場できるようになっているのだが、まさかそんなに列ができるなんて思っておらず、一般チケットにしてしまったため普通に並ばないといけない。そこでふとグレードアップできないか、聞いてみようと思い立ち、案内所に行って見ると・・・・ なんとそこにいたのは、昔、夫のホテルで働いていたスタッフが・・・・ 事情を話すと、彼はやすやすとメモを取り出し、優先パスを作ってくれた。 これを見せれば、並ばなくてOKだよ。 ってか、そんなん、ありなん? 追加料金とか払ってないけど、いいの? さすが、アブダビ・・・顔利きパス ラッキーにも急に乗れることになった夫は大喜び。でも、そのまえに時間があったので、いまどきの3D映像の館なるものに行ってみた。 じつはそこも1時間待ちというカードが上がっていたのだけど、優先パスで直行。 8人乗りのカートに乗り込み、3Dのメガネをつけて入っていくと そこはもう・・・・・ アバターの世界 すごい・・・ と、思っていたら、山から飛び降りたとたん、目が回り初め、それと同時にカートもぐわんっと周り、今度は渓谷を高速で走るシーンになったとたん・・・・ う・・・っ~Again 夫の腕に倒れこみ、前、見れてません。 メガネもとりまして・・・ ああ。。。。もう あかん・・・超、気持ちわる~ 夫に抱えられるように出口に出て、すぐ傍にあった椅子になだれ込み。 その後夫はすぐにジェットコースターに向かったのだが、夫が戻ってくる間の30分くらい 動けませんでした・・・・情けな~ ってか、映像館から終わって出てくる人で、気分が悪そうな人は一人もおらんがな・・・・・ 一方、例のコースターを終えて戻ってきた夫に感想を聞いたところ、 「最強!!」 やったらしい。 普段びくともしない夫が、 ものすごい風圧で体が飛んで行きそう、急に雨が降り出したと思った、お腹をアタックされた感じ、 と、へろへろになりながらわけわからへんこと言ってました。 とりあえず 恐怖映画にも十分対抗できるフェラーリコースター、 興味のある方はぜひ乗ってみてください。
2010.12.26
昨日、新聞を読んでいたら面白い記事があった。昨今のドバイは、経済不況の影響か、「節約」に関する記事も多い。その中で、ローカルの金銭感覚というか、経済事情を取り上げた内容が載っていて取材されたのは、ドバイに住むエミレーツ人で、年齢は書かれてないが20代後半か30代前半という感じの男性だった。 彼は、航空会社の人事に勤めているのだが、なにせローカルは、お給料まで国から一定額が保障されていて、少なくともプライベートの会社でも25,000DHS(約55万ちょっと)は払われている。 この金額は、一般のヨーロッパから来ている出稼ぎ組みより断然多い。(金額ピラミッドにすると、これは上位部に当たる金額)おまけに税金はないので、そのまま手取り。 さらに、彼は親と同居。 自分のお給料の使い道は、 月20万以上を超える電話代、15万程度の投資(ここではくだらない投資と書かれてあった、何だろう?)、その残りのほとんどは、旅行費用に消えるという。 おまけに、彼は向こう5年は勉学に励む計画があり、MBA取得の留学も考えているが、そのお金は 親、 と、言っている。 そんな彼でも、さすがに無駄な投資とか後悔している様子で「節約」を意識しているといっているのだが、 いったい、 どんな「節約」やねん? でも、これって日本で言う「パラサイト」だよね? ドバイにもいましたか~ さらに、驚いたのは結婚。 結婚費用などはすべて花婿負担のうえ、妻が収入があろうと、そのお金は妻が所有し、生活費全般は夫の全負担。 すごいわ~まあ、でもイスラムだしな。 だから、彼曰く結婚は経済的に負担になるとか。 じゃあ、甲斐性なかったら結婚できないな。 あ、でも、嫁も いわば パラサイトか? ところで、聞いたか、スウェーデン人。こんな文化もあるってことで。
2010.11.21
先日、ドバイの端っこのほうにあるいまいち聞いたことがないショッピングモールにたまたま立ち寄ったとき。え!見たことある文字が。「THEFACESHOP」 なんと、韓国コスメ・ブランドのフェイスショップがあるではないの。 実は、このフェイスショップの商品で欲しいのがあって、ソウルにいたとき買っておけばよかった~っていう後悔先立たず。 でも、まさかこんなところで遭遇するとは・・・・・ っていうかね、なんでソウルのインチョン空港にないの?ほかのコスメ・ブランドはあるのに。 引越しのときってただでさえ荷物が多いから、チェックインの後とか最後に買っていければいいなっていうモノもあるし、免税店での買い物って楽しかったりするし。 そうそう、ついでに言っておくとインチョンって大きな空港の割りに、店が閉まるの、早い!! ドバイ行きが最終便っていうのもあったけど、夜9時過ぎたら閉めだす店もちらほら。夜12時までフライトがあるんだから、もうちょっと営業時間が長くてもいいのに。カフェだってほとんどないし、乗客はむちゃくちゃ退屈だよ。 ドバイなんか24H空港だから、店も24H開いていて、まあ、免税店は多いとはいえないけど、飲食関係は不自由しない。 それで話を戻すと、 思わず店に入り、欲しかった商品を買いましたとも。 でもね・・・・ やっぱり 高かった。 もちろん、日本食が高いのと同じように韓国商品も高かった・・・・(ちなみにキムチもむっちゃ高い・・・って私は食べないけど) 韓国プライスの2倍だったかな。 それでも商品自体は安いけどね。 ところが、このフェイスショップ、いまいちマイナーなモールにしか入ってなくて、私の住んでいるエリアからは遠いのがネック。 でもまだ手に入るだけ、、マシかな。
2010.10.31
ミッション・インポッシブル4の撮影らしい。ドバイ(というかUAE)を舞台にした映画は、けっこうあるんだけど、最近ので思い浮かぶのが「Syriana」、「Body of Lies」(多分)、「Duplicity」、「Babel」(多分)、「SACT」などだったかな。最近のドバイは、もっと都市化していて、世界一高いビルもできてたりするのでまた違ったシーンが使われるのではないかと思うのだけど。 実は、夫のホテルが撮影に使われるというので、先週の木曜日にトム・クルーズや撮影スタッフが下見に来たらしいが、 夫はそれを 見逃したらしい。 な~んや。あかんがな。 でもホテルは 実はまだ開業していない。 だから、 え?これ、どこ? っていう、 誰も知らん場所やで。 ドバイでは、映画のエキストラなども多数募集していたようだし、スタジオ・シティなんていう映画撮影用の施設も提供するらしい。 ホテルの撮影予約日は11月下旬らしいが、果たしてどんな感じになるのか、ちょっと気になる。
2010.10.31
たいがい私が住んだ国で、配偶者としてのレジデンスビザを取るときは、日本の婚姻証明を用意して会社に渡せば、会社がやってくれる。でもドバイでは、その婚姻証明書に領事館か大使館の英訳が必要ということは最初に住んでからわかったのだけど、さらにドバイの外務省のスタンプをもらってから申請するらしい。 なぜそれがわかったかというと、本来、会社の人事がやるべき、その外務省スタンプをお前がもらって来い、と言われてしまったからだ。 なんといっても夫の会社はまだ開業準備中。ちゃんとスタッフもそろっていない自転車操業状態。開業するために集められるスタッフは時間がかかり、さらに開業までまだ時間があるとなるとそういう雑用をするスタッフなどは一番後回しなのだ。 仕方がないので、外務省に行かなきゃならんがな。めんどくせ~ ところが問題が発生。 そういえば、ドバイで運転免許証を取ったとき、同じ外務省のスタンプをもらいにいったけど、あそこは確かデイラ地区だった。なのに、会社の人事が言うには違う場所・・・・・その人事を信じないわけではないが、ドバイは人によって言うことが違ったり、日本のように特別の書類がいる場合ははっきり知らないこともあるだろうと思い、いろいろインターネットで調べたうえ、さらに日本領事館に聞いたところ、外務省の場所はやはりデイラ地区という情報しかなかった。 そこで私はとりあえずデイラまで行って、そこで違うといわれたら戻ることにした。最近は、ドバイメトロができて移動がずいぶんラクになったのだが、外務省の最寄の駅の改札を出たところで、携帯が鳴った。 領事館からの電話だった。 どうやら、最初私が電話したときにデイラ地区だといったが、1年前かそこらにバール・ドバイに移動になった、ということだった。 わざわざ電話してもらえたのがよかったが、領事館の人もはっきりどこかは知らないようだった。 さて・・・ ポイントはどこだかわからない場所をどうやってさがすのか。ドバイでは誰も正確に知っている人がいないのでわかるまで自分で探すしかない。 一応、夫は人事から場所を聞いて、地図に書いてくれていたので、それを思い出して行ってみたところ・・・・・ 全然ない。 その辺の店に聞いても知らないという。 まさに Middle of Nowhere~ ドバイではよくあるパターン。 そんな重要な政府機関の情報がいっちょまえに交通機関のジャーニー・プランナーみたいなサービスがあるくせに全然情報が違っている。 もう10月といっても日中はむっちゃ暑く、知らない場所を探している場合ではない。 夫に電話したが、誰も詳しい道は知らない、タクシーに乗れという。 タクシーに乗るのは簡単なんだけど、道知らないドライバーも多くて、私が知らないのにそんなのに当たったら笑い事じゃない。 でも、歩いているうちに暑くて朦朧としてきたのでその辺に走っていたタクシーに外務省の場所を知っているか聞いて、たまたま知っているといったので乗せてもらった。でも、賭け。 知った振りするドライバーもいなくはないが、この際その人を信じるしかなかった。 結局、その信じたドライバーは正しく、実際はすぐ近くだったのがわかったけど、会社の人事が夫に伝えた地図は正確じゃなかった!・・・やっぱり。 命からがらたどり着いた外務省。 待ち受け番号をもらうところで、ドバイ警察に「チャイニーズ?」といわれたので「ジャパニーズ」というと「ジャパン、ベリーグッド、ノープロブレム」とわけのわからないこといわれ、中に通された。ドバイでは日本のイメージは極めていい。 私の番がやってきたので、カウンターに行くと、担当の人は、原本(婚姻証明)はどこ?と聞くので、「そこにいっしょにあります」と言った。 もちろん、彼らは日本語がわからないので、それが原本かどうかもわかりにくいのだろう。 その原本を見た担当者は隣のスタッフに、「おい、これ日本語らしいけど、さっぱりわからんな~」とか何とか話しかけている。 そのあとに、 「おね~ちゃん、これ本物?誓える?」とアラビア語で片手を挙げたので、私もそのままアラビア語でオウム返して「誓えますよ!」といったら・・・・ 爆ウケ。 あれ、それウケたの? 私の担当者は、もうひとつ向こうに座っているスタッフにまで声かけして笑っている。 そのあと収入印紙みたいなものを貼りながら、まだしゃべっていると思ったら、 「おい、150DHSだよ」 日本みたいに「では150DHSになりますね」 とかありえない。 要するに150DHSよこせってことだ。 初めてなんだからそんなところでウケてないでいくらなのか言えっつーの。 と思ってみたけど、ここはドバイ。 さっさと財布から150DHSだしたら、そいつは「ごめん、ちょっとジョークをいっていたんだ」とか言って。 もう、ええって。私は帰るで~
2010.10.05
先週の木曜日に引越しが決まり、金曜日には入居、それ以来ずっと忙しくしておりました。さすが26階ともなると、エレベーターで上がると耳がつんとなる系でして、そこまで上がるとさすがに路上の騒音は一切聞こえず、またモスクからのアザーンも微塵も聞こえず、 あえていえば、週末に大爆音でステレオをかけ、ルームサービスで酒用の氷を頼んでおきながら、ドアの前でピンポンを押しても住人は出て来ず、ドアの前のウェイターをあきれさせるとんでもない隣人くらいかな。 あと、カード・キーってめんどくさい。カードが作動しないことがわかった場合、またレセプションまで降りていかないといけない。 携帯といっしょに持ったりすると磁器がだめになるとかいうけど、部屋のキーって携帯といっしょに持ったりすることが多いじゃない。 だから携帯とは離して持つようにしているんだけど、今日、部屋の前まで来てカードが作動しないことに気が付き、いったん1階から26階まであがったのにまた1階まで下がる~みたいな。しかも、スーパーの袋持って。 あと、ここの部屋のオーナーはエミレーツ人のおっさんなんだけど、どこかの会社社長らしい。 でもさ、ちゃんと住人登録してくれてなくて、こっちは何度も頼んでいるのに全然やってくれないもんだから、とうとう今日、変な人が不法侵入してきた。 勝手にキーで部屋を開けられ、部屋に私がいるとわかった瞬間、 「OK,OK」とかいって二人組みが去っていった。 あまりにびっくりして、そのまま追いかけて何やってんだ!といってやろうかと思ったけど、しばらく何が起こったんだろうと考え込んでしまったのさ。 でも、納得いかないからレセプションにコンプレインしてみた。 そしたら、ただでさえドバイのセキュリティはうるさいけど、不法侵入されたと聞いて、相手はむちゃくちゃあわてて、すぐに調査するっていった。 すぐに事務所から電話があって、係りのものを送るので事情を説明してくれといわれ承諾したんだけど、それからしばらくしてレセプションから電話があって、犯人がわかったという。 要するに、こういうことらしい。 住人登録が未完了なので、ホテル(私たちが住んでいるホテル)のシステムには、「Vacant」となっていて、人が住んでいるという情報が入ってなかった。 なので当然、ホテルの担当者はそれを知らなかったというわけ。 それにしてもいくら知らなくて部屋に入ったとしても人がいて住んでいるとわかった時点で、「すみません」くらい言えっつーの。 っていうか、ホテルの人間ならあれっと思った時点でなんか聞けよ。 「OK,OK」って何がOKだか知らないが、そのまま去っていくな~。 それでもっとおかしいのが、この件についてレセプションの女性が平謝りだよ。 侵入してきたやつが謝れっつーの。それってホテルの人間なんだからさ。 わけ、わからん。 もっとも、住民登録をしないオーナーが一番いけないんだけどさ。 責任ないのに被害を受ける・・・・・ これってドバイではよくあるんだよね。
2010.09.22
ドバイではレジデンスビザが下りないと何もできないが、最近はドバイショックなどで借金を抱えた人などが国外逃亡をして社会問題にもなったりしたらしく、その取得にも身上調査などが厳しくなって、時間がかかった。おまけにラマダンやら、ラマダン開けの連休などが重なり、引越しの手続はなかなか進まなかった。それでも、ようやく早ければ明日、明後日にも新しいマンションに移れる可能性がでてきた。・・・可能性というのは、いつ、どんなことでまた頓挫するかわからないのであくまで「可能性」なのだ。 ところで、今回のドバイは自分たちでマンションを探さなければならなかったが、夫の仕事場に近く、依然ドバイに住んでいたときに気に入っていたエリアという理由でマリーナ地区を選んだ。ここは、人口の入り江のヨットハーバーなどがあったり、ビーチにも近く、湾岸通りにはレストランやカフェが立ち並んでいる新興住宅エリアである。もちろん、新興なので工事中のビルもあるし、環境整備ができてない場所もけっこうあるのだが、ま、それは仕方ない。 ところで、私たちはホテルのアパートメントに決めた。ドバイではホテルが短期の客室以外に長期滞在用のアパートメントを用意していることが多く、ホテルが直接経営している場合もあるが、たとえば誰かがある部屋を買い取って、そこを個人的に貸すという場合もある。私たちが借りる部屋も、エミレーツ人が所有者だ。 決めた理由は、 立地がよく、ほかのビルに比べ眺望もよい、ホテルの施設が利用でき、プライバシーがあり、家具をそろえる必要がなく(家具全般、キッチン、ランドリーなどついている)水道、電気、テレビ、インターネットが賃貸料に含まれている、 であった。 部屋のサイズは、あまり広いとはいえないが、十分妥協できるものだった。 この立地に関しては、ドバイは特に年中が暑い、交通の便がよくない、というのがあって移動距離も限られるだが、ここはモールに直結しているのでその心配もない。 ただ。 そこは26階。 当初は16階と交渉していたのだが、26階のほうがよい条件交渉ができたのでそこに決めてしまい、 あとで気が付いたら、 夫が 高所恐怖症だった。 っていうか、 初めて知った、その事実。 っていうか、 そんな高層に住むこともなかったので、話すら出ず。 ほんとにそこでいいのか、聞いたら OKというので、 まあ、OKなのだろう。 窓際、1メートル以内、立ち入り禁止で。 あと、この部屋には大きなポイントがある。 それは・・・・ 「アザーン」(お祈り合図の呼びかけ)が聞こえない。 これですな。 アザーンは1日5回、しかも朝は4時半とか始まるのでときに爆音のこともあり、 たたき起こされます。 しかし、 ここは、高層過ぎて アザーンも届かない。 これで快眠間違いなし。
2010.09.14
を、夫に尋ねてみたところ、 ・仕事面ではヨーロッパ的なやり方で自由がある(ソウルはヒエラルキー社会)・買い物面では大きいサイズがあり、割引率が大きいドバイでは買い物も楽しい、(ソウルでは洋服のサイズはたいてい合わないし、まともな商品は日本と同じで高い)・大型スーパーに行けばたいていのものは揃う、 (ソウルでは専門の商店街に行かないと買えない物がある)・英語が通じる(ソウルでは日本語のほうが通じる) ってところですかね~。 私はといいますと、 ・スーパーでは量り売りで買え(ソウルではパック売りがほとんど)、少量でも嫌な顔されず、商品を袋から出してみても誰も何も言わない・欧米商品がたくさん手に入るし、洋食もおいしい確率が高く、世界の料理が食べられる・食費も安め・いろんな人種がいるので、1つの常識で行動しなくていい・公衆の場で大きな声を出して起こっている人はいない・「日本」をあまり意識しなくていい・人が多すぎて困るということが少ない・英語が通じ、新聞も読める・海外ブランドの商品の品揃えが違う(たとえばH&Mでもドバイの品揃えのほうが好き) ・ガソリン、安い(これでもちょっと値上がりしたらしい)・車両や公衆の場で、突然にんにくの口臭にえずくことがない (その代わり多少ワキガあり)・坂道がない ・人抜かしする人が少ない (ドバイではちゃんと並ぶ)・夫といっしょにいると、英語の話せない韓国人はかならず私のほうを見て話し出す ざっとこんな感じです。 あと、ドバイは暑い国なので、建物・車両はすべて冷房完備になっていて いったん中に入れば快適(ある意味、寒すぎるとも言いますが)。 でも、ソウルの夏はかなり蒸し暑いのにせいぜい弱冷房とか部分冷房でどこに行っても暑い。冬の床暖房(オンドル)は快適なシステムですけどね。 逆に、ドバイよりソウルがいいと思う点。 これはやっぱり四季がある点でしょう。 まあ、ドバイも微妙に季節の変化を感じられますが、だからといって紅葉があるとか、新緑があるとかないですからね。 そして、和食をまともに作れる材料が手に入る。(韓国食材でも和食は作れるし、日本製品も高いけど多く手に入る) ソウルよりドバイのほうが不便という点では、交通手段でしょう。 最近はメトロができ、バス路線も拡大しているドバイですが、その範囲はやはり限られていて、車がないと自由が利きません。交通費が安いという点では、ドバイもソウルには負けていませんが。 そうはいっても私たちもソウルは気に入っていたので、もうちょっと住めたらよかったんですが。韓国語ももっと続けたかった・・・・
2010.09.12
ドバイにいるとほんと世界は広いと感じることが多く、それはたいがい想像を超えている。夫は今、新しいホテルの開業準備をしているのだが、それは人工島、パームにある。パーム自体も、巨大なプロジェクトで、車で走っていると人工島とは思えないほど広い。こんな島をたかが数年で作ってしまうのはほんとうにすごい。スウェーデンの100倍くらいのスピードじゃないかな。 もちろん、エミレーツ人が作っているわけではなく、低賃金で大量に導入されている外国人労働力のおかげなのだが、そのプロジェクト自体には多くの専門技術者、ローカルの協力などすべての人たちが動かしているので、ドバイ自体もとてつもない潜在力を持つ国だと思う。 さて、夫のホテルは、オスマントルコ時代を彷彿させるコンセプトになっていて中に入ると、タイムスリップしたような感覚になる。モダンなデザインとアラブ文化を融合させたホテルが多い中、独特の雰囲気を出している。 トルコから直輸入したイズニックタイルを惜しげもなく大きな壁中に敷き詰め、鮮やかなトルコブルーをあしらった豪華なシャンデリアが天井からざんばらとつるされ、ハンドメイドで彫られた巨大で重厚な扉の向こうは床も壁もテーブルも大理石だらけ。 ホテルのレストラン、客室以外に、プライベート・シアター、劇場(レストランつき)、巨大スパ、数個のコンファレンスルーム(コンファレンス用の特別厨房つき)、5ベッドルームのコンドミニアム、しかもなぜか2階建てなのにエレベーターつき(階段上れよ~)がある。 贅沢はどこまでいっても止まらない。 ホテル敷地は広すぎてホテル内にバギーでも設置しないといけないんじゃないかというくらい。 少なくともアラブ人にとっては必要かも。 それにしても 素材も人も物も、何一つ現地でまかなえないのに 何でも揃うドバイ。 これを扱う、政府機関も金の袖を振ってるばっかりじゃない。 彼らは9-5時どころか24時間働いている。 空港だって24hs,多くの労働者、観光客を迎えるために夜中の2時だろうが3時だろうがきょうも出入国のスタンプ押している。 ドバイ国際空港は、ニューヨークをしのいだらしい。 やっぱり、あっぱれ、ドバイ
2010.09.11
ドバイでもNHKワールドが見れるようになったんだ・・・とちょっと嬉しかったのもつかの間韓国で見るプログラムとは全然違い、別にいいんだけど、ニュースは英語で日本人じゃないニュースキャスターが入っててCNNをまねした?と思えるような天気予報だし 何といっても がっかりしたのは 同じプログラムが1日に何度も繰り返されている点。 一度観たものは鮮度がないので観る楽しみが半減。 日本語と英語が混入したプログラムで、繰り返しのプログラムっていったいどういう人が観るのかと思ってしまう。 日本人の私でもあまり見る気がしないのに普通の日本人にウケるとは思わないし外国人が見てもね~って感じで(一応字幕はついてるけどね) 不思議やね。 それに、電波の加減で何度も画像が切れたり、ひっかかったりすることが多いので観る前からイライラしてくる。 ソウルにいた頃はNHKを付けっぱなしにしていてもよかったけどドバイではチャンネルを替えなくてはいけない。
2010.09.07
ドバイに来る前、10日ほどの休暇をとってスウェーデンに帰った。私たちは所有しているうちの1つのマンションを売ったのでその家の引越しと、賃貸中のマンションも終了したので鍵の回収などでストックホルムから1000km離れた北部の街まで行かなければならなかった。 そこで、その北部の町のとあるビジネスホテルに2日ほど泊まることにした。 スウェーデンでは、日本の格安ビジネスホテルなんて便利なものは存在しないので、週末価格を利用しても1万円以上、予約変更可能のオプションを選ぶと、料金は若干だが割高になる。 私たちの予約したホテルは、北欧でチェーン展開しているホテルなのだが、夫によると最近リニューアルしてきれいになったということだった。インテリアは北欧らしい木目調で白を基調にした部屋で、部屋の階も割りと高めだったので街の景色が見下ろせてなかなかよかったのだが・・・・ 初日の宿泊から帰ってみると・・・・ ベッドの上の様子がなんか変だ。 一応、ベッドメーキングはしてあるのだが、何か違う。 よく見たところ・・・ シーツにしわ・・・・ え! 昨日と同じ シーツだった! 要するに、 エコ。 2日くらいシーツは同じものを使うのだ。 いや、3日かもしれない。 事前の告知もないので何日取り替えない方針なのか知らないけどね。 シーツを取り替えるのってホテルのサービスなんじゃないの? と、思っていたら なんかベッドの下の床がざらざらするな・・・と思ってみると 靴に付いた砂がそこらへんに残っている。 ちゃんと掃除したのか??? 夫いわく、 「まだ、バスタオルは替えてるからマシだよ」 まあね。 そして、その晩。 シャワーを浴びている最中に、シャンプーがなくなっていることに気が付いた。シャワーの前なら自分で取りに行くところだったが、シャワーの最中ともなれば夫に頼むしかない。 夫は早速、レセプションに行ってくれたのだが、そのとき言われたひとこと。 「今、使うんですか?」 当たり前だろ~ っていうか、 室内清掃のときに、ちゃんとシャンプーの残りを確認しろよ~! まだある。 夫が翌日、朝食のときにいつもおいてある新聞がなかったので、ウェイトレスに「今日は新聞はないのですか?」とたずねたら、 「今日は日曜日だからないわよ」 といわれたらしい。 そんなわけね~だろ! と、しばらくすると別の女性が新聞を運んできたらしい。 これならドバイのホテルスタンダードも差はあるが、まだマシだ。なんとかサービスしようという感覚がある。 あ、そうそう、まだある。 車で行ったので、駐車場がないかと聞いたら 「ない」 っていうか、どうやら「満車」らしかったのだが、ホテルに泊まりに来てるのに駐車場は有料のところに行かなきゃならない。 ヴァレットなんてシステムは当然ないのでその辺に路駐(スウェでは有料で路駐できる、ビジネスアワー以外は無料になるところもある)。 あと、話は変わるけど引越し業者を頼んだときのこと。 引越し業って普通、自社のパッキング用のダンボールを持ってくるよね。 それが、 どこかの引越し業者のダンボールで、 しかも 使いまわし。 箱の外にはすでにマジックで中身を書いてあってそれを使って私たちの荷物を積み込み、何が入っているかなど書き込みもせずにそのままさっさとトラックに詰め込みやがった。 ただでさえ、荷物が混在してわけわかんないのにさらにめちゃくちゃ。もう笑えてくる。 なんだかな~、スウェーデン。 なんだ、それって思うけど、こういう昨今だしね。資源は大切にしないとね。
2010.09.05
うちに来たのが運のつき。うちの猫もドバイ→スウェーデン→ソウルときて、ドバイに舞い戻ってきたのだが、誰が好き好んであっちこっち行かなきゃならないのか、猫だって文句があるとは思うが、うちの猫は環境の変化を嫌うどころか何もなかったように生活している。 でも、猫を運ぶのは本当に苦労する。 国によって規定が違うというのも頭が痛い問題だが、その規定を見つけることも簡単ではないし、輸送代も馬鹿にならない。今まで、ドバイ、スウェーデン、ソウルには機内持ち込みができたのだが、ドバイに入国するときはカーゴ輸送しかできない規定になっているので、ここで初めてのカーゴサービスを利用することになった。 カーゴで輸送するときは、出国する国と入国する国の両サイドで輸送会社を雇わないといけない。 幸い、ソウルでもドバイでもとてもよい輸送会社を利用できたので何事もトラブルなく、もちろん私も基本的管理はちゃんとしてあったので思ったより全然簡単だった。 しかし。 猫なのに 金がかかる。 ソウル、ドバイ間の大人の航空チケットより高い。 しかも。 飛んだのが週末だったため 週末料金までとられた。 もちろん自分たちで税関やらできなくはないんですよ。 韓国側では業者しか手続きができないといわれたので仕方ないとしても、ドバイでは税関申告やら自分たちでピックアップするなどしてコストを落とすこともできたのだけど、 引越ししてドロドロに疲れているのにそんなめんどくさいことやっていられないと思ったので いわゆるDoor to Doorサービスを利用したら、 全部で 約15万円なり。 まあ、その代わり 今回は、機内に持ち込みで猫があばれバックごと落ちたり、セキュリティ・チェックで手こずることもなく、猫が騒いで周りに迷惑かけて冷や汗がでることもなく、 A380の苦痛を除けば ストレスフリーの旅だった。 ドバイについて、私たちのところに届けてもらったときも元気だったし、のどが渇いていたらしく思いっきり水を飲んでいたかな。 あ、 でもね、 新しいところに引っ越すときは、猫がついたらすぐトイレに行けるように猫のトイレと少量の砂もスーツケースにいれなきゃならないんですよ。 できるなら お前、自分で持ってけよ~って感じ。 それで パッキングの際は、 猫のトイレをきれいに洗い、包装はするのだけど その(トイレ)中に 私の衣類とか普通につめないといけない。 正直 オヘェ~ でっせ。 猫よ、 私にもそのトイレの輸送代、くれ。
2010.09.04
ソウルードバイ間は当然ながらエミレーツ航空だったのだけど、あの2階建て飛行機、A380だった。っていうか、ソウルに就航していたなんて知らなかった。でも、就航したのは最近らしい。 日本にだって飛んでないのに日本はソウルに負けたな。 それで実際そんなの飛ばして需要はあるのかと思っていたら、 満席やないの。 座席配列も3-4-3という最強配列。 私は通路側しか嫌なので、いつも窓側から2席とって、夫を窓側に座らせるのだけど、 今回もオンライン・チェックインの時点で、私たちの隣は「特別席」みたいな表示になっていて予約できないようになっていたからこれなら3席あってもまだマシだな、と思っていたら 現実は・・・・ 普通に予約されており、 私は3席の真ん中、という最悪パターンとなった。 ただでさえ狭いエコノミーなのにこんな最強座席配列で機内はまるで満員電車並み。 おまけに、後部座席も長い、ときたもんだ。 普通の座席番号は60までくらいなのにA380は80以上もある。 後部座席しか空いてなかったので80以上の席を予約したのだが、これがとんでもなかった。 機内サービスははるか影も形も見えず、いい加減来ないからもう寝ようと思った頃にとろとろとやってきてたいがい人が多すぎて疲れるのか、クルーの顔もファーストフード・サービス。 「Enjoy your meal~」と声をかけいても顔は次に配るトレーを向いてる。 全然「Enjoy」じゃないっつ~の。 そして魚をリクエストしたけど、チキンも来たし。 こんな寿司詰めの満員状態のような飛行機でまさにブロイラー。 A380はもう乗りたくない。
2010.09.03
ソウルに行ったかなと思ったら、またドバイに戻ってきた。私たちもこんな早くにドバイに戻ってくるとは思っても見なかったが、仕事の縁だから仕方ない。 ドバイは今一番暑い時期 + ラマダン開催中 ですので、 外出もままなりません。 公衆での飲食が禁止されているので、 ちょいとひとくち水を飲むにも トイレを探して直行か、 車の中しかありません。 時間つぶし、待ち合わせにカフェすら行けません。 ってことで、早く終われ、ラマダン。 あと一週間ほど。 さて、 今、私たちはホテル暮らしなんです。 これが、非常に不便で とりあえず新しく住むマンションは決まったのだけど、 手続き等でまだ1週間ほどはこの状態。 好きなものが好きなときに食べれず、 ミニバーなんぞあってもほとんど冷蔵できない役立たずで、冷たいジュースすら飲めません。 されとてジュース一杯でルームサービスを頼むのもばかばかしくて、 洗濯も掃除も人を呼ばないとできないめんどくさ。 そして、 部屋はヴィラなので ホテルのロビーに行くにもいちいちバギーコール。 外は灼熱なので歩くわけにも行かず、 バギーじゃ、たかが1分もかからない距離なのに バギーが来るのを待つほうが長い。 さすがに今日はロビーまで歩いてみた。 ・・・・さすがに暑い。 でもこっちのほうが便利だ。 早く、普通の生活がしたい~
2010.09.03
ソウルのバスは運転が荒いと聞いていたが、ドバイのバスもけっこうスゴかったし、運転手が途中でいなくなってしまう(トイレか売店で何か買うため)ということもソウルだけじゃない。 でも。 最近、バスに乗っていて気が付いたことがある。 ソウルにはバス専用の路線があると聞いていたが、実際には、普通の道路では一般車両と同じ路線を走り、大きな道路では中央路線を走る(バス停が道路の真ん中にある)という感じで、スウェのように特別に指定されたバス専用道路があるわけではないようだ。 したがって、渋滞している道路を走るとき、バスの運転手はこんなことをする。 ・進入禁止の黄色い斜線エリアを直進し、信号待ちの先頭の車の前に忍び寄る。 ・直進方向なのに、左折ラインに進入して先頭まで行き、信号が変わった途端、 横に止まっている直進方向の車を出し抜いて直進する。 スゴイわ~、ソウルバス でもこれ、簡単に言えば「横入り」だよね? バスだからと言っても、これは免罪行為なのか。 少しでも早く輸送しようという気持ちはわかるが、 交通ルール、あるんじゃないの? 危ないといえば、こんなんもある。 停車する駅に走りながら、降車用のドアもいっしょに開け~の~誰も立っていない停留所に近付き、ドアを開けてすぐに閉じ~の~ まあ、普通の車でも、 狭い道路だろうがなんだろうがどこでもUターンするし、赤信号でも歩行者がいなければ平気で走って行く。 そういえば、昨日もこんなことがあった。 ソウルでは乗り物でも飲食禁止じゃないので、コーヒーなどを持って乗車するお客もいるが、 昨日は、 かっぱえびせん を袋ごと持ち、食べながら乗車してきた女がいた。 そして、 乗車中も、ぼりぼりかりかり。 どうせ食うなら 座ってから食えよ~ ドバイのバスでは車内飲食は禁止だし、スウェでもあまり飲食している人はいない(禁止ではないはず・・よく覚えてない)ので公共の場で、ぼりぼりバリバリやるのは行儀の良いものとは見えないらしい。 郷に入っては郷に従え、 知らずにやっていることも他国に行ったら白い目で見られることもあると覚えておきましょう。
2010.05.11
韓国はメガネが安いと聞いていたので、新調するチャンスかも、と思い、どれほど安いのか店めぐりをしてみた。 まあ、結論から言うと、コリアンデザインのフレーム + コリアンレンズ = 安いけど、ブランドフレームと高性能?のレンズは日本と同じかドバイと同じでフレームに次第ではちょっとスウェーデンより安いかなって感じだった。 私は、ドバイに住み始めて以来、偏光レンズを愛用しているのだが、韓国製でもできるというので値段を聞いたら、数千円。そんな安くていいの?ってちょっと怪しいと思ったら・・・・ 別の店に行って話を聞いているうちに、 それは 50%しか偏光しないことがわかった。 それじゃ、いかん。 意味あらへん。 まあ、ドバイのような強い太陽光線なら偏光レンズが必要で、そこまで日差しの強くない韓国なら50%くらいでもいいかと思われそうだが、 これが、スウェに帰ると意外にドバイと同じ現象が起こる。 つまり、 空気が澄みすぎて太陽光線が強いのだ。 今使っているメガネは90%ほど偏光するので、どんな強い日差しの下でもまぶしくない。 度数入りのサングラスという手もあるのだが、いつも2つ持ち歩き、室内に入るたびに、メガネを付け替えるのはめんどくさいし、かといってコンタクトレンズには興味がない。 1つですべての機能を果たすには、やっぱり強い偏光レンズなのだ。 となると、韓国製の偏光レンズは安くても買えない。 ならば、フレームはどうかと言うと ん~ いまひとつ ・・・・気に入るものがない。 っていうか、 よく見てない っていうか、 みんな同じに見える。 やっぱりデザイン性を求めるとブランドものになってしまう。 できあがりも韓国レンズなら即効で作ってくれるが、特殊レンズは3日ほどかかる。 つまり、安くて早い!のは韓国製ならば・・・ということだったのだ。 それにしても、メガネショップに行くと 最初は韓国語で声をかけられるけど、私が日本人だとわかると ささ~っと 日本語のできる韓国人スタッフが登場してくる。 頼んでもないのに不思議やわ~。 でも、こんな便利なサービスないよね。 ほんで、もひとつ驚いたのは 接客中に飲み物もサービスしてくれるんだけど その飲み物は 「ヤクルト」やし。 ・・・・いらんがな。お茶にして~な まあ、でも韓国人のおじちゃんと話すのは面白い。彼らはフレンドリーだけど、ちゃんとビジネスしてるし、憎めないジャパニーズ・スピーカーだ。 言ってもいないのに勝手に20-30%割引になり、「勉強させてもらいまっせ~」という言葉まで飛び出す。 それに、ドバイやスウェーデンと違って やる気がない店員 Or 見過ごし店員 というのがいない。 みんな売る気満々だ。 韓国人っておもしろいわ~。
2010.05.05
昨日から韓国語講座が始まった。韓国には無料で韓国語を教えてくれる機関があって、なんともありがたいサービス。 最初私は、家の近くにその機関のひとつがあることがわかり、申し込んでみたのだが、申し込み開始日に行ったにもかかわらず、すでに先着があってウェティング・リスト扱いになってしまった。おまけに、そこでは全くの韓国語初心者は講座を取るのは難しいといわれたが、そもそも一番初めにそこを訪れ講座の申し込みについて聞いたときはなにもいわなかったくせに、いざ申し込みに行ったら初心者募集期間なのに初心者はほとんどチャンスがないというから、 わけわかんねぇ~ まあ、結果的にはそこに行かなくてよかった。 というのは、 私の受け始めた講座は、夫の会社からまわってきた広告から申し込んだもので、どうやらソウルで働く外国人専門技術者とその家族対象の講座だった。 なので、顔ぶれは み~んな多国籍なビジネスマン、 しかも 私のクラスは男性ばかり。 10人中、女性は私だけ(先生も女性だけど) ・・・っていっても、別に嬉しくないよ。 嬉しいといえば、 ほかの機関が運営する講座によっては、日本人の多い地区には初心者とやらがついていくには難しいレベルの高い日本人の人たちがいっぱいいて、授業は日本語で行われるそうだが、 実は、私スウェーデン語の語学学校に通っていたとき、日本人というだけでとんでもない「お友達グループ」体験をしたので、タダでさえ日本人が多いソウルではいったいどうなるのだろうとビビッていたが、 こんな多国籍の男性ビジネスマン・クラスなら「お友達グループ」とは縁がなさそうだってこと。 ということで、とりあえずよかった。 でも、 昨日の時点で 先生いわく みなさん、のみ込みがよいらしく 授業のペースが速い。 つまり、 進行範囲が広い。 明日から、母親と叔母たちがソウルに遊びに来るというのに、講座が休めない。 休もうと思っていたのに、 これじゃ、おちおち休めませんな。
2010.04.20
ソウルには、よくどこでもここでも物売りが登場する。花見シーズンになり、公園入口にエスプレッソを販売するトラックが出たかと思えば、その辺の路上では敷物の上に勝手に果物、洋服、並べて売っている人がいるし、トラックの金物や、スナック売り、なんでもありだ。地下鉄の実演販売、即興人も有名だけど、昨日、地下鉄に乗っていたら驚くことが起こった。 それは地下鉄3号線のある車両。 私は、この地下鉄販売人は空いている路線、または時間に登場するものかとおもったが、その人はわりと込んでいる車両にやってきて、何かを配り始めた。 割と若めの人だったが、手に障害がある人のようで、小さな紙に印刷された広告のようなものを適度に間隔を置き、乗客の膝元において行く。 まあ、私はそれを見ても韓国語がわからないのだけど、配られた人はそれを読んでいる気配もなく、隣の空いた座席に置いていく人もいた。 そして、 まもなく、私の降りる駅のアナウンスがあったので、この広告、どうしようかな、と思い始めた。 私も隣の座席に置いていこうか、いや、でもそれはゴミになる可能性があるので、社内迷惑だな、じゃあ、駅構内のゴミ箱にでも捨てればいいかな、 と思い、 半分に折りたたんだその瞬間、 その広告を配っていた人が、 またそこにいて、 先ほど配った広告を回収している。 え? これ、返却するんですか? ”知りませんでした~” 回収広告なんて初めてやがな。 とりあえず捨てるのは紙の無駄だし、ゴミにもなるし、そりゃ回収するのはいいことだけど、 でも、ついさっき、 配ってませんでした? その回収速度も早いですよね? あ、 そうか 一駅過ぎたら、 降りる乗客の中には、その紙を捨ててしまう人がでて、再印刷をかけるコストもかかるもんね。 まあ、この車内販売なんかも違法と言うか迷惑のかからないように考えられているのだろうか。 それにしても コリアン、なかなかやりますな。
2010.04.15
ソウル市内でも桜が咲き始め、何年ぶりかに見る本格的な花見散歩にでかけた。私たちの花見散歩メニューは、近くの寺に行って写真を取り、どこかのレストランで昼食を食べて、歩きつかれたらカフェでお茶。もう少し歩いてのどが渇くとコンビニやスーパーでアイスクリームを食べるって感じ。 それにしても、ソウル市内にある寺(というか宮廷?)は、どこを見てもなんか同じに見えるのは、なぜだろう。それにもういくつか行ったのですが、がら~んとした建物が数個あるだけで、なんかすぐ見終わってしまう。都会の真ん中にあるので、モダンなビルに囲まれたそのエリアに行くと懐かしさと言うか心和む場所ではあるのだけど。 さて、街を歩いていると、韓国人のビジネスマンに目が留まる。 それは、なぜかといいますと・・・・ いくら春だから?なのか光沢ある素材が流行っているといっても、これはないんじゃないかというもので 要するに スーツが鯖みたいに光っている。 スパンコールとかラメじゃないけど、素材が光ってる系。 そんな鯖スーツを着たビジネスマン。 これはコリアンテイストなのだろうか。
2010.04.13
そもそも日本に帰ったのはいつだったか覚えてないけど、多分数年前だったはず。私たちはストックホルムに持ち家があるので、休暇となると自分の家に帰るという感覚になってしまい、スウェーデンとは逆方向の日本に帰ったらそれこそ旅費もかかるし、それからまたスウェーデンに帰るという時間的な余裕もなく、いつの間にか遠のいてしまった。 海外生活を始めてすぐの頃は、場所が悪かった(いきなりモルディブ)せいもあって日本に帰りたいと思ったものだが、ある程度立つと都市生活が出来るところであれば、どこも大して変わらず、それぞれの国には一長一短があり、それはそれで良くもあり悪くもある。だから、なんか知らないうちに生活できている。 まあ、それでも日本みたいにこういうものがあったらいいな、とかこんなものが食べれたらいいな、とか生活の便宜上、思うことはある。 痒いところに手が届く的発想ってやっぱり日本的だと思うし。 ドバイには「ダイソー」があって、日本的なアイテムを買うことは出来たのだが、それでもね~、チョイスがないんですよ。 雑貨とかそういうものしか買えないでしょ。食材や洋服、本が売ってるわけじゃなし。 和食の食材も特定のスーパーに売っているけど、どうしても欲しいものだけ買って、あとは安く手に入るアジアン食材で十分だった。 私は欧米系の食事大好きってわけでも、和食大好きってわけでもなくて、なんか自分で普通に手に入る食材を勝手にこしらえて食べてるっていう、経済的フュージョン系? スウェーデンでも食材は熱意があれば日本食材店で買うことは出来るけど、熱意のな私は買ったこともなく、 アジアンレストランも自分からは行かないし、スーパーですら買ったことないなぁ。(まあ、もっともスウェーデンではシェフ夫がご飯担当なのですが) ところが、韓国に来たら・・・・ 日本と似たような食材があるわ、和食がどこでも食べれるわ、洋服のサイズが日本人に合うわ、贅沢言わなければ本もある程度買えるわ、NHKだけど日本のテレビ番組が見れる、生活に便利な雑貨が日本と変わりなくあり、下手すると日本より安い?っていう感じで売っているので、 それだけで、もう 私の生活快適さ度数はどんどん上がっている。 それに、生活必需品だけではない。 コリアンは、見るところ 仕事も速いし、サービス精神もある。 サービス精神はなくお客は従業員と同じと思っているスウェーデン、仕事は遅く、下手するとそのまま放置されてバカを見るドバイで格闘してきた目から見ると、錯覚すらおきる。 これって 日本に帰らなくてもいいじゃん的、日本にいる気分。
2010.04.07
夫の会社のGMの奥さんの誕生パーティーに呼ばれて行ってきた。その奥さんの友達数人とたまたま奥さんのお母さんがオーストラリアから来ているというのでその人を含めて全部で7人ほど集まったのだが、まあ、国籍がいろいろ・・・といってもアメリカとイギリスとオーストラリアとハンガリーと日本。もちろん韓国語は話せないチームで、韓国はあ~だ、こ~だという話にもなり、食べ物は当然、ヨーロピアンスタイル。 それにしても彼女たちは実によくしゃべる。 私はこういうマダム集会は苦手でして。 でも、まあ、会話は聞いてれば面白いんですがね。 てか、彼女たちのしゃべり方がね。 でも、彼女たちの視点はどこに住んでも結局、欧米式なんだな。私は、ソウルをよく知らないというのもあるが、どういう立場をとったらいいかちょっと迷う。日本とあまりに近い韓国は、私からするとなんか欧米式に「韓国はね~」というのも微妙な感じだ。 彼女たちは、韓国は50%以上がクリスチャンなのにイースター商品がない、お祝いしないのはおかしい、あのイースターチョコが食べたくてしょうがないわ~と言っているから、日本人でもイースターはお祝いしないよ、と言ったらでも、日本はまだイースターの商品とか売っているでしょ、と言われ・・・・ でも、日本はクリスマスはお祝いするけど、家族用の大イベントじゃない。多分、韓国でもクリスマスはイベントだけど、家族用じゃないはず。だって、韓国は家族といえば旧正月こそ大イベントでしょ。 でも私は韓国人じゃないから説明は出来ない。でも日本もそうだしな~ってこともあるし。 そうこうしていうちに、一人帰り、二人帰り・・・・とそれぞれの都合で帰っていったのだが、あまり早く帰るのも悪いな~と思い、最後のほう にチャンスを狙った。 最後から一人、になりかけたとき、「じゃあ、私もこれで」とタイミングよく帰れるな、と思ったら 「あ、じゃあ私も」 と最後のイギリス人の彼女が立ち上がった。 でも、そこからまた 延々と話込んでいる。 いっしょに帰るタイミングのときに彼女を待ったほうがいいかな、と思っていたが、全然動かないので 私はずるずる後ずさりしながら、もそもそしていると・・・・ 彼女も動き出した。 せめて帰り道は別だろう・・・・と思ったら、 「私も同じ方向よ、いっしょに帰りましょ」 が~ん 帰り道もまた話し始める。 けっこうな坂道で、もうはぁはぁ。もう頭まわってない。 家に帰ったら、頭痛がしてきた。 これは生気吸い取られパターンやね。
2010.03.30
なんかソウルってほんとに日本語話せる人が多くて、英語より日本語のほうが通じるんだな。観光地とか日本人が多く住む地域には必ず日本語が話せる韓国人がいるし、アナウンスなんかもちゃんと日本語が流れる。一昨日、バスに乗って帰ろうと思ったら、方向を間違えて逆方法に行ってしまった。んで、その間違った方向に日本人が多く住む地域があるらしいのだが、その地域に入った途端、突然日本語のアナウンスが始まった。普通なら、韓国語の次に英語のアナウンスがある路線なのだが、これに加えて日本語が出た。 え~!こんなのすごい~と思っていたら、 数個駅を過ぎたあたりで アナウンスは終了。 もう日本語はない。 なんだ、それ。 日本人がいるエリアだけ日本語入りって、意味ないじゃん。 その数個の駅だけバスに乗るの? ほかの駅は? なんか不思議なサービスだな。 ところで、 先日、ソウルで一番大きい故宮に行ったとき。 大きな門の前で、宮廷の守門交代儀式とやらが始まる前に、アナウンスがあった。これから儀式が始まるのでテープがひいてあるところまで下がってくださいというものだった。韓国語、英語のあとに日本語のアナウンス。韓国人の女の人が丁寧な日本語でしゃべっている。「・・・・・・・よろしくお願い申し上げます」と来た途端、 「ありがとうごじぇ~ました」 あ? いきなり東北弁に変わったかと思ったのだが、 それは「ありがとうございました」だったらしい。 んで、 今日は、スーパーの化粧品コーナーで、商品について日本語で聞いてみたら、やっぱり日本語が話せる人だった。 商品には、「Moisture」と書いてあったので、聞かずともわかったのだけど、販売員のお兄ちゃんは、 「これは ほちちゅ~」 ? ? え?何ですか? ほちちゅ~ ・・・・・・ (だから~)ほちちゅ~ ・・・・ああ、保湿ね~。 でも、すごいよね。 日本語で接客するんだから。 スーパーのおばさんだって、 「レジ袋要りますか?」とか「かごをレジ台から下ろしてください」とかちゃんと日本語で言ってくるもん。 それにしても、 憎めないな~、コリアンの日本語。 すみません、すぐにわからなくて。
2010.03.29
今日は2,3日前雪が降ったとは思えないほど暖かいソウル。そうはいっても日本と同じで寒暖の差が激しいソウルでは油断はできませんが。 さて、ソウルに来て、どうも気に入らないのが店頭販売。店のどのコーナーにも販売員が立っていて、お客が自分のセクションの商品の前に立った瞬間、 あっ!カモが来たーっ と、いわんばかりにすっ飛んできてお客にまくしたてる。 側を通っただけなのに 後から走って追いかけてくる”つわもの”もいる。 店員は、私をまったくのコリアンと思っているので韓国語でしゃべっているのだが、そんなわけない。 商品を見ようと思っているのに、横からまくしたてられたら商品より あなたのしゃべりのほうが気になるじゃないの~ そんなの、見りゃわかる、無視するのもなんだか気が引けるな~と思いながら、一応聞くふりをしているのに、店員は話続ける。 もしかしてKY? たいがい止めないので、 「かんこくご、わかりませ~ん」 と、いうと 「あ”ぁ・・・・・・」 と、たいていは引き下がっていくのだが・・・ まあ、悪気はないと思うんだけど。 でもたまに、手ごわいのがいる。 「かんこくごがわからない」といっているのに「シャンプー? コンディショナー? シャンプー?コンディショナー?シャンプー?コンディショナー?」と食い下がる。 もうええって~! ちょっとくらいゆっくり商品、見せてほしい。買い物は選ぶところに楽しみや自由があるわけじゃない。 わからないときは、聞くわけで。 まだ商品も見てないんですが・・・・・ こういうとき、スウェって買い物しやすいなと思う。好きなだけ迷っていらないなら買わなくていいし、わからなければ店員は相談にのってくれる。声をかけてきても「見ているだけだから、ありがとう」といえば笑顔で去っていく。 しつこいのはタブーである。商売根性むき出しも嫌われる。 買うのはあなた次第。 こんなやり方でも、商売は成り立っているスウェーデン。まあ、サービス精神はないけどね。
2010.03.24
つい2,3日前に、自前のアレルギーが炸裂した。鼻炎は止まらんし、蕁麻疹が出て痒くてあかんし、咳も出るし、目は痒いし、 へろへろになって 朝起きたら目が金魚やった。 最強なやつ。 何でかと思っていたら、今日、それが判明。 =「黄砂」 そういえば、今日は朝からどんよりしていて、午後になったら空が「どす黄色」くなった!なにこれ?と思っていて、もしかして、これって黄砂かも?と見ていたら、ほんとに黄砂だったらしい。 黄砂の事は北京にいたときに「噂」には聞いていたけど、黄砂シーズンの前に北京を去ったので、経験するのを逃してしまったのだけど、まさか韓国で経験するとはね。 でも、実は、ドバイでもこれに似たサンドストームが発生するんだな、これが。どっちも砂漠が近いからね。 視界はむっちゃ悪くなるし、何もかも砂丸けになり、家の中までしろ~くなる。 でもさ、韓国の人って、マスクするんだよね。マスクってすごく役に立つアイテムだと思うけど、海外でマスクしてる人がいる国ってそんなにない。だから、風引いてるとかサンドストームが発生したからといってマスクしたくなるんだけど、誰もしてないからするの恥ずかしいっていうか、ほんとに誰もしていないし、そういうので目立つ勇気もなかったな。 で、そのうちしなくなったら、マスクなんてなくても普通になって、ハンカチで鼻をかむのも違和感なくなって、っていうか、ティッシューはかみすぎると紙がボロボロになるけど、ハンカチはそんなことないし、ゴミにならないからいいの。 で、ソウルに来たら、平気でマスクしてどこでも歩いてる人がいるから最初はなんか違和感あったけど、やっぱりマスクは意味があると思った。 これで、堂々とマスクできる。 ということで、さっそくマスクを買ってみた。まず試しに「クリネックス」の紙製のマスクを買ったのだが、立体構成になっていてつけやすいし、かぜも通さない。 ほかにもキャラクターがついてるのとかいかにも韓国だなっていうのとかタオル地でできていて、色もブルーとか黒なんかもしている人がいる。 でも、黄砂対策は、マスクだけじゃダメだな。アレルギーの私はもっと本格的にやらなきゃ。 そこで 韓国のおばちゃん方式。 帽子(または顔が隠れるサンバイザー)サングラスマスク これで 完璧な 「指名手配」のできあがり。
2010.03.20
ソウルに来て、北京以来、海外NHKがまた見れるようになった。つけておけば、日本の今の社会問題や時事情報が簡単にわかるり、わざわざネットで読まなくてもいいし、日本の現状からすっかり置いてかれている私には、もってこいの「お助け」番組だ。中には面白ない番組もあるが、やはり日本のテレビ番組は構成から製作までよくできていると思う。 例えば、「プロフェショナル」仕事の流儀~という番組。 これは、ある職種でプロと呼ばれている人の仕事ぶりとその人の人生哲学みたいなものを紹介する番組なのだが、私は北京にいた頃から、これがけっこう好きだった。ソウルに来てもまだやっていたので、毎週見ているのだが、 先週は、日本酒の杜氏とよばれる人が登場し、酒造中は、家族と離れて暮らし、仕事のためといって家族の時間なんかほとんど取れず、70歳を超えても、仕事のために夜の夜中に起きる様な生活を何十年とやっているという生活ぶりを紹介されていた。 私としては、それだけすばらしいモノつくりに係わるその人の情熱に感動したのだが、 あれっと思い、ちょっと考えてみた。 これ、スウェーデンじゃ、ウケない。 なんたって家族第一主義のスウェ人が、家族の時間も持てなくて妻や子供ほっぽらかし、何十年も仕事のために自分の時間をささげ、老体に鞭打って夜中に起きてまで仕事だ、なんて ああ~、かわいそうに。 となる。 普通のスウェ人は、そこまでして「プロ」にならなくてもいいのだ、と考える。 番組を通して「プロフェっショナル」ってすばらしい~、というような啓蒙番組はないが、「家族一番、家が一番」という啓蒙番組は山ほどある。 それに、NHKを見ていると、この「プロフェッショナル」だけではなく、バリバリの仕事人間がかっこいい、とか不況に勝つために、とか、なんか一生懸命頑張らなきゃダメ人間、みたいな感じが伝わってくる。日本人はこういうこういう環境で育つもんだから、海外では「勤勉」ってほめられるけど海外で一生懸命やりすぎるとマズいときもあるんですよね~。まあ、海外には、不真面目、いい加減な人種も多いですから。 日本人の勤勉レベルとほかのレベルとのギャップで葛藤といいますか・・・・ でも、 「プロフェッショナル」を見て、その道のプロというのは、かっこいい~と思う私は、 やっぱり 日本人だな。
2010.03.19
快晴なのに、びゅんびゅん風が吹いて、まだまだ寒いソウル。今日、よく買うスーパーのポイントカードを作ろうと思って、Shinsegaeの百貨店に行く前に、ロッテ百貨店の地下に行ってみた。一度、夫とささ~っと見たことはあったのだけど、それだけでは見切れないボリュームたっぷりの店がいっぱいのこのデパ地下。これは一度ゆっくり見なあかん、ということでひととおり回ってみたのだが、とにかくすごい。商品量もさることながら、スーパー、有名ベイカリー、贈答品コーナー、コーヒーショップ、お惣菜コーナー、輸入品コーナー、フードコート・・・・・・と集まっていて、すべて見切れないほどたくさんある。 スウェやドバイではこんなデパ地下なんてない。いや、ストックホルムの中心街にあるNK(エンコー)という百貨店にもデパ地下?といえばそれらしきものがあるけど、1つスーパーが入っていて狭いし、ちょろっとレストランやカフェ、ベーカリーが1軒ずつあるくらいで、ほんとしょぼい。ドバイでは、デパ地下概念はなく、モールに大型スーパーが入っているだけで、スーパー自体は大きいけれど、商品は輸入品が多いから特に輸入品扱いはなく、みんないっしょに置いてある。イギリス系のちょっと高級め?スーパーもあるけど、違うのは自社ブランド商品くらいかな。 ソウルもデパ地下自体は、日本と同じといえば同じなんだろうけど、しばらくデパ地下なんか行ったことのない私は、なんだか「へぇ~、すごい」と思ってしまう。それにソウルは人もたくさんいて活気がある。 ひととおりデパ地下をめぐった後、目的の百貨店に行き、ポイントカードを作った。私は別に、ポイントカードが好きなわけではないが、なぜ持つようになったかと言うと、スウェでもそうだが、このカードを使うと優待価格があったり、ボーナスチェックがもらえたりするので、利用度が高い店のカードは持っているとなにかしらメリットがあるということに気が付いたからだ。 そのあと、南大門を通ってソウル駅まで歩いたのだが、 この南大門は、隣に位置するさっきの高級百貨店とは対照的エリアである。安いコピー商品や衣類、バッグ、靴、アクセサリー、これも何でも売っていて、庶民の生活のにおいがいっぱいするエリア。で、ここも活気がある。 ソウルもストックホルムやドバイと同じように新しい部分と古い歴史的な部分が共存という部分があるけど、ソウルは「下町風」といいましょうか、だって、バスの運転手がお客の乗車時に「アニョハセヨ~」って挨拶する人がいるんだけど、そんなの見たことない。スウェ語で「Hej」(ヘイ)っていう簡単な挨拶すら、スウェバスは言わない。ドバイは言うわけない。日本でも普通言わない? んで、歩いていると寒くなったから、コンビニでコーヒー買おうと思ったら、 500ウォン(40円しない?)カップコーヒーがあったりするし。 んで、 もう少し歩くと、路上で農家のおっさんが「いちご」売ってるし。ソウルでは、農家直送?なのかトラックにそのまま果物などを積んできて、その辺で売っている光景をよく見かける。 そこで売っていたいちごはスーパー並の質で、ちょっと安かったから、買ってしまった。 んで、 ソウル駅の地下道に入っていくと、 かわいいコーヒースタンドがあって、コーヒーが60円でドーナツが150円~でいろいろ売っている。 さっきコーヒー飲んだのに、また飲みたくなるし。 1年のうち、ほとんどが暑いドバイでは散策なんか出来ないし、散策するのはモール内と決まっているし、スウェの散策といっても観光地以外は超自然の中。コンビニもかわいいコーヒースタンドもいちご売りのおっさんもいない。 んで、 ロッテマートに行って、最後に韓国コスメを買った。 ソウルはやっぱり散歩が楽しいぞ。
2010.03.18
ソウルに来て、毎朝食べるている食パンにどうも馴染めない。いや、おいしそうなパンもいっぱいあって、ふわ~っとこんもり焼き上げられ、店頭に並んでいるパンは食欲をそそるのであるが、いざ食べようとすると違和感がある。それにちょろっと数枚入って売っているのも何だか意気込みがない。パンは新鮮が一番だが、数枚入りじゃ、すぐにまた買いに行かなければならなくてめんどくさい。もちろん、一斤売りもあるけど、それは四角で一番低コストのサンドイッチパンだし。 その点、スウェのパンはカットされた1斤売りが多く、今は「ディンケル」というライ系のパンがトレンドで、いろいろな種類が出ている。そして、スウェのパンは、韓国や日本のようなふわふわタイプではなく、どちらかというと地がしっかりして固め。だからトーストしてもさくっとした感じで、バターを塗っても頑丈である。 ちなみに、私の好きなスウェのパンは、これ。 ダークシロップとライを混ぜて作った食パン。だから黒い。シロップのほのかな甘みがたまりません。 さて、韓国のパン。トーストする前はいいのだけど、トーストしてバターを塗ろうとするとパンが 地盤沈下する。 ふんわりしたパンも、トーストしてバターを塗った瞬間、使用後は、 「せんべい布団」。 耳の部分はそのままで、パン生地の部分だけがぺたぺたになるというおかしな形相になり、さらにジャムをぬると、ジャムの水分でさらにしな~ん、と。 1枚伸ばして食べられないので、半分に折らなきゃならない。 まあ、食べてしまえば、もっちり感があって美味しいのだけど、あのぺた~っとなるのだけが気になる。 スウェのパンは、バターナイフをこね回しても凹まない。さすが、スウェ式。ちなみに、スウェのパンはスーパーで買っても袋にバサッと詰め込んでも平気なんだけど、韓国のパンはデリケートなので、必ず一番最後に入れてへこまないようにしないと大変なことになる。 なので、韓国のパンは、 バターを塗るとき、力任せに塗ってはいけない。そお~っと塗らなければならない。 扱いが難しいパンやな~。
2010.03.17
日本のモノとは無縁の暮らしを長年していると、それが当たり前になってしまい、大して気にならなかったし、まあなくても生活はしていけるのだけど、ソウルは違う。日本関連がいっぱいある。先日も、ソウルで一番大きいといわれている市庁近くの書店に行った。そこは、日本書籍も置いているということだったので、読書好きの私としてはどれほどかと期待してみたのだが、まず、書店の大きさに驚いた。ん~そうだな、これはドバイモールの紀伊国屋のサイズといいとこ勝負だ。ソウルは人がいっぱいいて活気があって、日本書籍もたっぷりあって値段はドバイより安いけど、スペースが狭くて疲れる。でも、人はまばらで日本書籍もそんなにあるとはいえず、値段も高いが、店内が広くて自由に歩きまわれるスペースのあるドバイの紀伊国屋は立ち読みでも楽しめる。まあ、洋書はいっぱいあるからね。この書店の中に、自販機もあればカフェ、コリアンの?ファーストフードまで揃っていて、店内飲食禁止のドバイよりは気軽に楽しめる。 でもね、そこには奇妙な立ち読み台?が一部あるだけで、座って読める椅子がない。つまり、本はそのまま立ち読み。気に入った本をまとめてその場で読む場所がない。これで座り読みできるコーナーがあったら最高なのに。まあ、でもそんなコーナーがあっても、人がいっぱいで座れないだろうから、意味ないな。 ところで、今日ソウル駅の「ブックオフ」に行くと、先日行った書店で買おうと思っていた本があったので、思わず買ってしまった。 だって、や、安い・・・・ おまけに、ラッキーにも「文庫本均一販売」なんかやっているもんだから、 まとめ買い決定!! いや~、こんなことあり得ませんでした。今までの私の海外生活では。 で、 本を読んでいるうちに気が付いた。 かれこれ10年も日本を離れ、しかも日本商品には疎い生活をしていると自分が日本人のクセに 「へぇ~、日本人ってこうなんだ~」 と わけのわからない視点で読んでいる。 だから、 アンタも日本人やないの! と、忘れる前に自分で突っ込まなあかん。
2010.03.13
はっきり言って、ストックホルムよりソウルのほうが寒い。スウェにいるとき、ソウルにいる夫が「寒い、寒い」というので、北欧男児が何をいっておるのかと訝っていたが、それは正しいことのように思えてきた。なぞそんなに寒いのか、私なりに考えたのだが、それは 湿度 と 風。 湿度があるから、外気温との差で結露がスゴイ。これは、ドバイでも同じことが起こるのだけど、それは外気が50度にもなろうかという灼熱シーズンになると、冷房で冷えた空気との差で、窓がドロドロ。ところが、スウェでは、乾燥しているから結露が起こらない。もちろん、窓は2重になっているが、それでも外気温との差があって湿度があれば2重でも3重でも多少の結露は起こると思う。うちのようなスウェのアパートメントでは、室内気温も23- 24℃に保たれているので、ソウルの床暖房と同じような気温設定になる。 そして、風。スウェでは、海沿いに住んでもいない限りそんなに感じない。だから夏は30℃を越えると暑い。ほんとに扇風機が必要なときがあるし、冷房さえ欲しくなるときもある。まあ、でも空気は夏でもやや乾燥しているので何もしなくても汗が出るってことはないのだけど。 だから、空気が冷えて風が吹くソウルは、体感温度も低く感じられ、寒さが体の真にしみるのだ。 でも、まだこれが床暖房だからいいようなものの、 なかったら・・・・ 住めませんね。 ところで、この床暖房、この上ない優れたシステム。スウェでも真冬でも部屋の中では夏服OKで過ごせるのだが、ソウルでも同じ。うちの夫はスウェと同じく パンツいっちょ仕様。 でも私はできません。だって、それでも寒いもの。だから、スウェでもソウルでも部屋の中では冬服(一応薄着だけど)なのだ。 そして、なんと言ってもうちの床暖、一番の利用者は、 こちらさん。 スウェでもドバイでも床に寝たことなんてなかったのに、ソウルでは 早くも床の住人、 しかも、そこはファー付きベッドときている。 寒がりの住人は、 エサを存分に食っては、 ここに来て寝ている。 あんた、ちょっと贅沢やで~。
2010.03.11
だって、ソウルは紅茶の食文化じゃないもんね。でも、ほんとに悲しいくらい売ってなさすぎる。いや、それが調合してある顆粒タイプ?ものはいくらでもあるのに、ティーバッグやリーフタイプが全然ないのだ。でもなんで顆粒タイプなの?なんでこんな不健康で怠けた商品なのだ?しかもミルクも砂糖も調節できないし、こういうのは決まって甘すぎる。ドバイにも売っていたけど、まだ普通のティーバッグとかリーフも売っているので選べるからよし、スウェなんてこんなもの自体売ってない。 韓国ではお茶はリーフかティーバッグで飲むくせに、なんで紅茶はこんなジャンクなの? で、ラッキーにも売っているとしても、1種類。 選べない。 しかも、置いているブランドはバラバラで、その辺の商店街の小さなスーパーにリプトンのティーバッグが売っているのかと思えば、大型スーパーには全く置いてないところもある。 なのに、なぜか ハーブ・ティーは揃っている。 よくわからん、韓国の品揃え。 ま、要するに、普通のブラック・ティーが飲みたけりゃ デパ地下にでも行けそれもギフト用コーナーとか。 ってことですな。 え~家で飲む普通のブラック・ティーもどきでデパ地下~? でもね、韓国ってリプトンとかトワイニングみたいなブランドですら高いんですよ。 スウェに帰ったら、絶対紅茶をため買いする、ぞ。
2010.03.09
先日、韓国の直訳すると「寺院料理」?、多分日本で言うと「精進料理」を食べた。夫の日本人の元同僚で友人が8年ぶりくらいに日本からソウルに遊びに来るというのでで、彼らといっしょに夕食に出かけることになった。なぜ韓国で精進料理なのかって感じもするのだけど、まず私がベジタリアンで、夫も肉類は消化障害があってなるべくなら食べたくない。しかし、 夫はすでにその寺院料理を経験済みで、なかなか面白い料理というので夫が勝手にそこに予約したのだ。その店は、日本大使館の近くにあり、回りも市庁だとか観光名所の寺院(名前忘れた)があって、環境的にもぴったりなのだけど、観光客というより地元の人でいつも混んでいるようだ。料理は、10、12、15品コースト選べて、値段も割りとお値打ち。私たちは、12品コースを取った(夫が15品はちょっと食べ切れなかったというので) 料理は前菜からどんどん始まるのだが、次から次へと料理が運ばれる一方、食べ終わったものはさっさと下げられ、待ち時間はなくていいのだけど、なんか会食するのにこの速さはちょっとせわしい。店内はテーブルと畳の2種類があって、落ち着いたトーンの椅子や壁でまとめられていて、店主というかそんな感じの人はお坊さんの洋服を着てサービスをしていて、実際お坊さんだと思う。料理自体は、日本の味と似ているような部分もあるが、唐辛子を使っているところ(しかもかなり辛い)とか、高麗ニンジンが出てくるところがやはり韓国だなって気がした。日本の精進と比べるとかなり創作的で、見るだけでも楽しめる、料理を見ても話が進む、という感じがした。これを海外でやったらすごくオリジナルで、面白いとも思うのだけど、やはり食材の違いや限界があって同じようには出来ない。でも、シェフ夫が好きなのだからガイコク人の目から見ても心を打つものがあるのだと思う。それにしても韓国にこんな料理があるなんてちょっと驚いた。 これは料理の一部。はすの花?の上に、レンコンに色つきのもち米が詰められたものと、透き通るくらい薄くスライスしたレンコンの上にえのきやら野菜がのせられていて、包むようにして食べるもの。 そのほかちまき?とか。 はすの葉?に包まれた中にはもち米が。 でもね・・・これ、葉っぱが大きすぎて、なんか葉っぱが 「蒸しタオル」? ・・・みたいだったでござる。地厚でバサッバサッって感じ。葉が頑丈で大きかったのか? このちまきといっしょに出てきた小鉢が10こくらいあって、ナムルとかキムチとかいろいろあるんだけど、夫が言うには「ビビンバ」みたいにちまきのご飯に混ぜて食べるらしい。 そのほか、韓国トリュフのお酒とか。 真っ黒なトリュフの塊がティーポットにはいって出てくる。口に含んだ瞬間はまろやかさが広がり、飲むときのこの風味がする。ワインと同じくらいのアルコール度数かな。でも、味にパンチがないのでなんだかね・・・・私がこ日本酒とかマッコウリとか飲みなれてないせいなのかもしれないが私的にはこんな料理にはドイツ産「リースリング」だった。 さて値段は、一人12品コースで35000ウォン。 でも、この店は、8時半にはオーダーストップがかかるので、ゆっくりできません。 ここに来るときは早めのディナーをおすすめします(もちろん要予約で)。
2010.03.08
ソウルにはこんなものがあるんだな。栗蜜。 焼き栗の露店や栗のお菓子などを見かけていたが、蜂蜜に栗の味があるなんて初めて見たぞ。蜂蜜に栗の味がブレンドされているのか、はたまた栗から蜜が取れるのかわからないが、とりあえず栗は私の大好物。栗のお菓子とかそういうのは、スウェでは絶対あり得ず、ドバイでもかろうじてカリフールのマロンペースト(ジャム?)があるだけ。以前北京のベーカリーで、マロンケーキが売っていたので興奮して思わず注文したこともあったな。まあ、なければないで忘れるものだが、そんなものがあるとわかると放っておくわけにはいかない。 ところで、私はたいがいラテを飲むときに、蜂蜜を入れて飲むのだが、もしやこれ、いける?と考えてみた。 そういえば、昨年の年末、ストックホルムにあるNesprssoの試飲会に行ったとき、クリスマスバージョンで、アプリコット、チェスナット、ジンジャーブレッドの3種類のエスプレッソがあって、チェスナットを期待して行ったのに、味は・・・・もうひとつで、結局、シナモンのきいたジンジャーブレッドを買ってしまった。でも、このジンジャーブレッド、ラテには最高でして。ラテのフレーバー入りと言うのも香りが楽しめていいもんなんですよ。 それで、この栗蜜もどうかと。 さっそく、今朝、ラテを作った後、栗蜜をトロ~りと入れてみたところ・・・・ 私の求めていた甘い栗の香りというよりは、 ”ローストした栗”の味。 ローストしてあるかどうかなんて、ラベルにはありませんが。蜂蜜は甘くても、栗が渋め。 まあ、要するに この栗蜜は 濃いんですな。 栗の味はしますよ。しっかりとね。 飲めなくはない。 ちなみに、赤高麗ニンジン蜂蜜というのもあった。どうやら赤高麗は、高血圧によいらしいのだが、低血圧の私には適さない。 赤高麗の蜂蜜でラテって、とってもコリアンだけど その前に、そんなものラテに入れるなよって感じだな。
2010.03.04
先月の27日にソウルにオープンしたばかりのH&Mに行ってみた。実は先週の日曜日に行って、超スゴイ人だったので入った途端、出てきてしまったのだが、今日は平日なのに人がいっぱい。周りの店はがら~んとしているのに、H&Mだけ、すんごい人。まだオープンしたばっかだしね。でも、これだけ人が入るのってやっぱりソウルでも人気なんだろうね。H&Mは、スウェーデンのファッションブランドだけど、スウェでも人気があるというか普通に誰でも入って買っているお店。でも、数百メートル先とか隣のモールにまた入っているとか、至る所にH&Mがあるので、希少価値っていうのは全然ないし、店の作りや商品の売れ行きが多少違えど置いてるものはほとんど同じ。だからスウェだとほんとユニクロとかそんな感じなんだろうね。商品数はユニクロより多くて、もっとトレンディだけど。ドバイも、私が最初に住み始めたころは、H&Mはなかった。あったら絶対売れるのに~と思っていたら、ドバイモールに最初にできて、それから瞬く間に店舗数が増えていった。でも、ドバイにはH&Mのコスメは置いてないんだよね。ソウルもなかったし。スウェのH&Mには、コスメラインも揃ってて、これもけっこう安い。オリジナルのコスメもあればブランドコスメも置いてある。 さて、ソウルのH&Mだけど、スウェで見た商品もあって、結局置いてるものは同じなんだな。当たり前だけど。でも、ガイコク人もけっこういて、それは多分、ソウルではどこで洋服を買う?っていう疑問に答えられない人やアジアンサイズが合わない人は、こういうところに来るんだよね。H&Mは便利なんだ。 それにしても、フィッティングもいっぱいで長蛇の列だし、なんとかしてくれって感じだったけど、私がH&Mでいつも思うのは、だいたい 鏡が少なすぎる! あっても、幅が狭い鏡なので、一人前に立ったらほかの人は見えない。今日も、気に入ったスプリングコートがあって試着しようと思ったけど、フィッテングは混んでいるから、その辺で空いてる鏡を探すのが大変。 だから、商品のコートを着たまま、ハンガー持って店内を歩き回り、ついでに空いてる鏡を見てはほかの洋服も見る、みたいな。 あ、そうそう、思い出したけど、スウェでは、いちいちフィッテングに入らずに、鏡の前で試着する人は普通なんだけど、ドバイでは、そういう人、いないのよ。ジャケットやカーデなんかその辺で羽織れるだろって思うのに。きっとモスリムだと、女性が人前で脱いだりするのははばかられるだろうし、かといってアバヤ(黒い羽織もの)をその辺の鏡の前で脱いだり着たりもできないしね。まあ、でもアバヤを着てない人でもその辺で試着しないけど。みんなフィッティングに行くっていうか。だから、その辺で羽織ものを試着するって躊躇するんだな、これが。たとえ、ジャケット1枚でもフィッティングへ直行なのだ。 でも、ソウルではスウェとおなじその辺で試着している人がいたし、よかった。 (ちょっとブレてるけど、混んでる店内)ソウルは小さい店が多いけど、このH&Mも、各フロアが狭めで1~4Fまである。
2010.03.03
ソウルに来て面白いと思ったのは、ほんとに小さい店がいっぱいあること。たたみ一畳しかない?ような、お客さえ入れないような、キオスクのような店がいっぱい。 スウェーデンやドバイではありえない。第一、がたいのでかい彼らは多分入れない。小柄な私も本来ならソウルの空間にあっているのだろうが、なぜか入りたくない。大型スーパーでも商品陳列棚の間隔が狭く、そのうえ人が多いソウルではカートで通行止めに遭遇することも多く、商品を見るどころかそこから早く出なければと焦ってしまい、本来買うべきものを後回しにしているうちに買い忘れてしまうことがある。 ところで、ソウルにはむちゃくちゃコーヒーショップがある。スウェーデンでは、都心やショッピングモール以外でちゃんとしたコーヒーショップのコーヒーが買えるのがレストランかコンビニしかないし、地下鉄やバス停近くにおしゃれなコーヒーショップなどない。レストランなんてテイクアウトできないし、コンビニのコーヒーはボタンを押すだけでまずい割りに高い。 ところが、ソウルは、駅付近にもちゃんとコーヒーキオスク?があって、ちゃんとしたコーヒーをその場で入れてくれる。しかも自販機のコーヒーとほとんど変わらない値段。 すばらしい。まあ、でもこんなコーヒーショップは、中に一人か二人、店員がはいっているだけのきゅっきゅ、たたみ一畳。店員の動き回るスペースはない。そういえば、家の近くに、「スタンディング・コーヒー」というまさに立ち飲み、またはテイクアウトしかできません的なショップがあって、一応、中には1テーブルで3シートおいてあるスペースはあるのだけど、もうそれだけであとは入れない。スタバのようにソファに座って、ゆっくりコーヒーを飲める店もいいが、店には入らなくても出先途中やぶらぶらしたいときにちょっと立ち寄って、コンビニ感覚じゃないちゃんとしたコーヒーショップのコーヒーがテイクアウトできるっていいと思う。 で、昨晩、その前を通ったら、コリアンとヨーロピアン風の店員二人がいて、そこは制服も白と黒のバリスタ風で、一畳店なのになぜかオシャレ。店内の照明もちょっとレトロな感じで、店内では飲めないのにテイクアウトしたコーヒーですらその雰囲気につつまれるようだ。こういうショップがいくつもあると、有名ブランドのコーヒーショップじゃない、自分のお気に入りのスタンディング・コーヒーなんかも見つけたりして。
2010.03.01
レジデンスカードを申請しに、夫の会社の人事のお姉さんといっしょに移民局へ行った。ソウルでは、ガイコク人本人が行かない委任申請は、代理申請者にとてつもない提出書類が求められるらしいが、本人が行くと手続きが簡単なので私もいっしょに行ったのだ。ドバイでは、会社がすべてやってくれるのだが、レジデンスビザには婚姻証明書がいるが、日本語と言う特殊言語のためドバイ領事館で翻訳をしてもらわなくてはならない。しかも婚姻証明書は領事館がチェックするので最新のものを日本から取り寄せないといけない。そこで今回私たちは、スウェーデ発行の婚姻証明書を使ったら、あら簡単。日本大使館など行かなくて済んでしまった。実は、この婚姻証明書自体、スウェーデンは事実婚を認めている国というのもあって存在しない。しかし、スウェーデンに移住すると税務署に登録しないといけないが、そこに個人情報が記載される。そこで税務署に問い合わせたところ、臨時で婚姻証明みたいなものを発行してくれるということだった。存在しない書類でも、臨時に受け付けてくれるとか、私たちがドバイからスウェーデンに車を送ったときも、アラビア語表示の言語書類であってもいちいち翻訳はいらないとか、スウェーデンって、こういうところは簡単でいい。 さて、私と人事のお姉さんは、朝9時半ごろ移民局に到着したのだが、順番待ちの番号札をとると・・・・ 204 只今の処理番号は・・・・・・ 88 え!! 私たちの前には 140人も待っている・・・ こんな行列、見たことない。 スウェーデンの移民局でもこんなに待ったことない。 しかし、お姉さんは冷静。 「さあ、最低30分以上はかかるから、コーヒーでも飲みに行きましょう」 といいなさる。 そ、そうですね・・・・・ 移民局の近くに「インサドン」という観光地でもあり、お姉さんのお気に入りでもある通りに行きぶらぶらした後、コーヒーをテイクアウトして移民局に戻った。 しかし、処理番号を見ると最初に来たときから、たった40人くらいしかすすんでない。まだ100人以上いる。 そうするうちに、11時半になった。 いやな予感。お昼休憩でカウンター全部閉まったらどうすんの? すると4つあるカウンターがお昼休憩で2つ閉まった。 まだマシやね。 でも、ペースは、さらにスローダウン。 全然すすまない。 そして、12時半になると次の班が1時間休憩。 その間、ちょうどフィギュアスケートのオリンピック中継のスクリーンがあり、日本人や韓国人の選手が出るというので見入っていたが、これがまた音量なし。画像だけ。しかも、同じ画面の横には見ていらん、只今の処理番号 こんなん、盛り上がらんがな。 それでもまだまだ順番は来ない。 おなかは空いてくるし、お尻も痛くなるし、どうにもならん。 待つのって疲れる。 そして、 私たちの順番がきたのは、到着から4時間後。 ありえん~ で、申請は5分で終わりやったがな。 最強のロング・キューやね。 忙しいお姉さんも大変だ。おなかは空いているし、早く会社に戻らなあかんしで少しあせっていた。お姉さんは、すぐにタクシーに乗るといったので、私たちは移民局で分かれた。 お腹が空きすぎて、何が食べたいか思考力がなくなった私は一目散に「コーヒーとサンドイッチ」と英語でかいてあるカフェに飛び込んだ。
2010.02.25
スウェーデンやドバイに住んだ後に、ソウルに来たらちょっとカルチャーショックだな。まあ、人もいっぱいいるけど、店もいっぱいあるし、カフェもドーナツショップもベーカリーも百貨店もファッションビルも定食屋さんもレストランもなんでもある。ドバイで買い物と言えば、ショッピングモールだから外の空気を味わうことなく、年中冷房ガンガンで小寒く、季節感がないけど、ソウルなら春先の通りをテイクアウトした暖かいコーヒーをそそりながらぶらぶら歩くことだってできる。スウェーデンだと街中ならともかく、コーヒー買ってもぶらぶら見て歩くほどものはないので、近くの公園とか海沿いとか自然交流系だけど、そんなところにオシャレなコーヒーショップはない。だから自家製のコーヒーをサーモに入れて持っていくとかね。 それに、ソウルはお惣菜も売っている。スウェーデンはまずお惣菜なんてほとんどないし、ドバイのお惣菜もアラブ系とサンドイッチくらいしかないので、ほとんど買うことはなかったのだけど、ご飯を作るのがめんどくさいときやちょっとした副菜などに買い足しできてとっても便利。今日、地下鉄の中で、うわさに聞いた「物売り」おじさんを見かけた。いや、正確に言うと以前にも見たけど、今日のおじさんはちょっと違っていた。 それは・・・・・ 車内放送かと思うような マイクつきスピーカーで登場。 こりゃ、すごい。 どうやらこのおじさんのセールスは、 ひざのサポーター。 一駅の間に、そのサポーターの商品説明をして、1車両の乗客に見せて歩いていた。 さすが、地下鉄セールスおじさん。 一駅区間でちゃんと売るようにセールストークしておる。 でも、人が多い路線は無理だな。 そういえば、ほかにも見かけたセールスおじさんは、空いている路線だった。 ついでに、地下鉄と言えば、ソウルの地下鉄は、安全用のスクリーンドアが付いていてすごいわ~。まあ、ドバイの冷房つき停留所もすごかったけど。 で、ソウルでは車両とホームの間も狭い。 ストックホルムの地下鉄や電車のホームには、そんなドアはないし、車両とホームの間が開いているので、スーツケースとか運ぶとき、一気に引き込まないとカートがその間にはまりそうになる。そして、ソウルでは全ドアが開くようになっているが、ストックホルムでは開放ボタンを押さなといけないことがあって、それを忘れてドアに立っているとドアは開かずに発車する。 そうえば、ソウルってカステラがあるんだな。日本で見た以来、5、6年ぶりだ。あと、いわゆる「うぐいすあんぱん」も見つけた。「あんまん」見たのも5,6年ぶり。和菓子好きの私には、ソウルはたまらんね。 スウェーデンってほんと食べたいお菓子がない。キャンディーやチョコとかは腐るほどある。スウェーデン人のお茶菓子といえば、パン系。それも普通のトースト。それにチーズ系のスプレッドなんか塗って食べる。クッキーだとシナモンクッキーを筆頭に、ダイジェスティブと真ん中にジャムが入っているクッキーしかないし、ほんとつまらない。ドバイもね、アラブだから油いっぱいの揚げ菓子はいっぱいあるけど、そんなのくどくて食べられないし、そのほかといえば欧米系のクッキーやチョコばかり。 それにしても、ソウルの果物、あれはあかん。質はいいけどちょろっと入っているのとか、いちいちプラスチック包装してあるのとか、活気がない。売り出しでどーんと山積みしてあって、1つ取ったら転げ落ちそうな感じがいいのに。スウェやドバイではみんな計り売りだから欲しい分だけ買えるし。 売り場にたってるセールス&監視おばさんもなんとかしてほしい。自由に見たいのに、横でうるさい。どれを書いたいかは、見りゃわかる。その点、ドバイやスウェーデンでは放ったらかし。スウェーデンなんてそんな人を雇う経費がないから、必要最低限人員。ドバイではいてもせいぜい化粧品コーナーと電化製品。でも、けっこういい加減なので気にならない。 以上、まずは、ソウル在住、1週間後の感想。
2010.02.21
うちの猫は、ドバイ→スウェーデン→ソウルと短期間に引越ししたが、問題なく順応している。食べ物でも、国が変わると違う種類を与えなければならないが、どのブランドでも食べるし、相変わらずソフトタイプには目がない。トイレの砂も容器も突然変わっても問題なし。 さて、スウェーデンから韓国に引っ越すとき、フィンエアで機内持ち込みしたのだが、ドバイからスウェーデンに移動したときは大人しかったのに、今回はずっと鳴きっ放し。寒いのが苦手らしく、ストックホルムで近くの動物に行くときにもウオンウオン鳴いたので、起毛のジャケットまで買い、ソウルに行くときにも着せてキャリーバッグのなかに入れたのに、私が家を出て玄関の扉に鍵をかけている間に、あばれてバッグごと転げ落ち、防寒ジャケットはすっぽ抜けてしまった。再度着せる時間の余裕なんかなかったので、もうそのまま。せっかく買ったジャケットも意味ナシだ。 電車やバスを乗り継いでいる途中も、しーんとなった車内でう~~わ~~~~ん!!ううわ~~~ん!!と鳴き続けている。 要は怖いというより、怒っているのだ。「なんでこんなバッグに入らなきゃならんのだ、早くここから出せ!」と冷や汗を掻きながら公共の場所で焦っている私なんかお構いなし。 「し~~~~~~っ、うるせ~ぞ泣きたいのはこっちやで~」と言っても猫は無視。 バッグから出すわけにもいかず、四面楚歌状態。空港に着いて、搭乗手続きをし、猫の超過料金をはらってセキュリティチェックに入ろうとした途端、 あっちのバッグ、 こっちのバッグと 大音響で鳴いている、すごいのがいた。 空港内に響きわたるほど大きな声で鳴いている。 ところで、猫連れでのセキュリティ・チェックは、一番めんどくさい。とろとろしている暇はない。 機内用バッグからPCを取り出し、別のかごに入れ、ダウンコートを脱いで別のかごにいれ、 小さい袋に入れた液体関係を取り出し、かごに投げ入れ、猫を出して、キャリーバッグを別かごに入れたあと、猫を抱えて金属探知機を通らないといけない。 しかも、ストックホルムのアーランダ空港のセキュリティチェックのかごは、自動的に流れてくるようになっているのだけど、流れが速いので、早く取らないと流れてきたかごが押し込まれて取りにくい。下手すると取ろうとした指がかごの間に挟まるやろっていう勢い。なので、猛スピードで以上の荷物をかごに入れようとするのだが、この猫がバッグの中のシートに爪ごと張り付いて出てこない。 「おい!早く出ろ」 といって、無理やり引きずり出し、探知機ゲートに駆け込む。 すると・・・・ ぴ~ぴ~ぴ~ なんか鳴ってるで~ するといきなり女性の係員が調べに来たので、私は両手を挙げなくてはならなかった。 その間、猫は、 私の左手に引っかかったまま、サルポーズ。 ってか、万歳した人間の片手に猫がびろ~~んと引っかかっている、って どーよまぬけやね。 流れていた自分の荷物を一気に取り込み、猫をバッグにいれると一段落。 といっても、機内の乗り込むとまた別問題が発生。 免税店でさらに荷物は増えたあと、狭い機内を進むのが大変なのだ。機内用キャリーは、狭い座席のかどに引っかかるので引いて歩けず、片手に持ちかえると、もう片方には猫のキャリーとコートと免税店のショッピングバッグで、両手はダンベル持ってる勢い。 しかも 猫がいるから最後部席ってやつ。 最強やね。 ルシンキからソウルまで8時間ちょっと。猫は相変わらず怒ってた。 迎えに来てくれた車のなかで、ようやくバッグから出すと猫はようやくご機嫌になった。 あんたと飛行機乗るの疲れるわ~
2010.02.20
私が住んでいるところというのは、坂がすごい。ナムサンという山とハン・リバーという川の間に位置するらしいが、この山がけっこう高いとみえて坂が急なのである。もともとここは、夫が先にソウルに着いて決めたので、私にはよくわからなかったのだが、夫の仕事場に近いという点と眺めや景色がよく静かであるであるという点で気に入ったらしい。先日、インターネットをワイヤレスに代えるため不動産屋が来たのだが、彼女によると韓国の実業家たちは、このエリアに好んで住むらしい。なぜなら「山」と「川」の間というのは風水的によいからだ。そしてガイコク人も多いらしいが、それはうちの夫みたいに「眺め重視」だからとも言った。それにしても、坂の傾斜はすごいし、道は車1台がようやく通れるような狭い道がいっぱいで、難儀な場所やで。 今日なんて、買い物に行こうと思って、近くの地下鉄駅まで降りてきた途端、 財布忘れとったがな。が~ん。 しかも、降りてきた坂をまた上って、家に帰らなあかん。もうそれで汗だく。1日1回上ったらあとは勘弁して~っていう坂やのに1日2回も往復するのは、きょーれつやね。 で、ここで迷った。 このまま買い物に行くのは止めて、家に戻るか? ちなみにソウルの地下鉄は階段が多くて、ストックホルムみたいにどこでもエスカレーター完備じゃないから、上がったり下りたりしなきゃならなくて、どこまでも歩く~みたいな感じやし。 坂+地下鉄歩きのウォーキング・セット 迷ったけど、やっぱり買い物に行くことにした。 案の定、家に帰ったら、すごいカロリー消費でお腹が空きまくり。はい、これで今日のエクササイズは終了。 それにしても、この坂、体調悪いときは上れんね。先日は、私よりずっと若い女性なのにちょっと体重オーバーだったらしく、坂の途中で足が止まっていたし。あと、転がる落し物に要注意。決して追いつこうと思って走ってはいけない。 (これは坂の一部)
2010.02.19
ソウルについてもうすぐ1週間になろうとするが、まだまだ観光気分が抜けない私。それにしてもソウル、寒いわ~!ストックホルムも寒いと思ったけど、ソウルのほうが寒い。気温的には変わらないと思うのだけど、ソウルは風があるし、湿度も多分高いので歓談の差が激しく、体感温度が低く感じられるのかもしれない。それにしても、ソウルはなんか「日本」みたいだな。日本語の看板、日本語表示、英語より日本語のほうが通じることもあるし、日本食みたいな食べ物もいっぱいあるし、家はぎちぎちに立ち並んでいるし、道は狭いし、店も狭いし、スーパーでは商品はみんなきれいにパッキングされている。 ところで、昨日、スーパーでバナナを買おうとした。どこをみてもキロ売りがない。うちではバナナを食べるのは私だけだし、バナナは賞味期限が短いので、ぜひキロ売りが欲しい。キロ売り計りは置いてあるのに、量り売りする商品はどこにもない。と、ふと袋に入ったバナナの横に、房売りのバナナが置いてあったので、それがキロ売りなのかと思い、3つほどちぎり始めた瞬間、 「ああ~、ちょっと待って~」 と、おばさんが走ってきた。 どうやら、これはキロ売りバナナではなく、房ごと買わなくてはいけないらしい。 でも、これ 20個くらいくっついてますけど・・・。 20個もくっついた房バナナなんてドバイでもスウェーデンでも北京でも日本でも見たことがない。 こんなに買ってどうすんの? そして、そのおばさんは、 「オーガニック、オーガニック」というから、なんだろうと思ったら、 オーガニックのほうが小さい量が売っているからそっちを買え、ということらしい。 それですぐそばのオーガニックコーナーにいくと、若干少量のオーガニックバナナが置いてあった。 まあ、値段は割高だけど、房ごとバナナを買って食べきれず捨てるよりはマシかな、と思い、オーガニックを買ったのだけど、どうも腑に落ちない。 なんでキロ売りという便宜良いものがないのだ? お値打ちパックと言ってもあれは多すぎるやろ。 ソウルは家族が多いのか? それなら、ドバイ、スウェーデンだって負けないはず。だけど、ちゃんとキロ売り。大家族様でもお一人様でもニーズにあった量が買えて便利なのに。 不便やな~。 鮮度がある食べ物はぜひキロ売りにしてほしい。 それから、 あのパッケージもやめてほしいわ。 きれいに包装してあるのはいいけど、資源の無駄やし、キロ売りにすれば必要ないやろ。山盛り積んである野菜を、プラスチックの袋につっこんで多少質が悪くても好きなだけ詰め込めるあの買い方が気軽でいいわ~。 ソウルのスーパーでは買い手の自由がない。
2010.02.19
今日は猫の飛行機に乗る前の健康診断に行ってきた。先日、私の名前が間違っていることに気が付いたので、今日行ったついでに指摘してみた。間違いというのは、ファーストネームに余分なものがくっついていて、ラストネームは最初の文字が違っている。なんか名前が違っているっていうのは、あまり気分は良くない。 ところが、私が指摘したナースは、 「あ、それは関係ない(ここで診察を行う際には)から大丈夫、健康診断書とパスポートはどうなってる?」と言い放った。 健康診断書とパスポートには正しい名前が書かれてあるかということなのだが、一応パスポートは正しい名前、診断書は間違った名前だったので、診断書だけ直してもらった。 それだけ・・・・? 私としては、コンピューターのデータを正しく直してほしい、でなければ、また再診した時に間違うじゃないの。 ってことだったんだけど、 関係ないってか? いくらペットの名前がメインと言っても顧客の名前が間違っていても、関係ないらしい。 どうなってんだ~? さて、本題。 スウェーデンのテレビ番組に、「アウトサイダーズ」というドキュメンタリー番組がある。今年になって始まったまだ新しい番組なのだが、初編では、人形コレクター、スチュワーデスの制服コレクターなどちょっとマニアックな人たちをレポートしたものだったので、変わった人たちもいるもんだと思って見ていたのだが、まあ、そういうマニアはアウトサイダーズでもよい。 ところが、昨日見たアウトサイダーズはすごかった。 アレルギーを持つ人達の特集で、とくに携帯電話などの電磁アレルギー?に敏感に反応する人たちだった。 それが、その中の一人の若い女性は、突然「てんかん」のような症状が出たり、パニックになってぱたっと倒れて恐ろしいことになっているのに、そのままリアルに撮影している。なんかの救急番組かと思ってしまった。その女性は、薬を飲んで回復した後は、普通に生活している様子が描かれているのだが、真剣苦しんでいる女性をつかまえて、いくら何でも 「アウトサイダー」はあかんやろ。 てか、この女性、出演する番組、間違えた? スウェでは、ときどきこういう深刻な番組でもあっけらか~んと放送するし、ぼかしもないし、逆にあえて隠して後ろめたいとかハンディがあると思わなくていいのよ的なことがいいたいのかもしれない。 でもね、お茶の間時間に放送して、お茶の間でご飯食べてる人が、うめいて倒れてる人見て、どうかと思うよ。 まあ、嫌なら見なきゃいいの。 だから、何度もチャンネルを変えなきゃならんのですわ、スウェでは。
2010.02.10
日本人シェフのAさんは、北京にいたときに夫と同じ職場で働いていたので知り合いになり、1年ほどして北京を去ったのだが、そのとき夫に機会があったらぜひいっしょに働きましょう、と笑って話していた。その後、夫はドバイに仕事が決まり、私たちは2度目のドバイ生活を始めたのだが、ドバイでも和食ブームだし、そのうち和食レストランをオープンさせるかもしれないから、Aさんを呼ぼう、と言い出した。 縁は異なもの、乙なもの Aさんは、ちょうどそのとき日本で職探し中だったので、タイミングよくドバイの話を受け入れてくれたのだった。ちょっと付け加えると、シェフの世界では上司となるシェフを気に入った部下は、いわゆる愛国心じゃないが、上司のシェフの異動とともにぞろぞろついてくる風習?があり、まさに〇〇隊、とか〇〇軍団といった言い方がふさわしい世界がある。 このAさん、日本では有名な料亭での経歴を持ち、海外ではアジアの数カ国で働いた経験もある。だが、ドバイと言う地域は聞いたこともないし、どんなところかも全く知らず、おまけに英語が苦手ときているのに、 「ええ、行きますよ~」 ときた。 しかも、Aさん、50歳過ぎてるし。 いや、チャレンジに年齢は関係ないが、でも、ほんとにいいのか、Aさん。 それからしばらくして、Aさんは日本からドバイにやってきた。 ところが、最初、和食レストランがオープンするまでは、和食のトレーニングと称して、フードコートみたいなところに配属になってしまった。素晴らしい経験を積んだこのAさんが、フードコート配属だなんて はっきりいって シェフの地位転落。 夫もそれでAさんががっかりしないだろうかと気をもんでいたのだが、Aさんは文句も言わず、息子さんと同じくらいの年齢のスタッフと仲良く働いてくださった。 しかも、ドバイでは英語でのコミュニケーションなので、英語の苦手なAさんは、会社から1ヵ月半くらいの英語コースに行かされることになり、最初は嫌がっていたものの、無事コースも終了。 すごいわ~ こんな潔いAさんなんだけど、中身はかなりの 「日本人」。 もちろん、実際、日本人なのだし、年齢的にもちょっと前世代?(ごめんね、Aさん)だし、和食シェフともなると日本での経験上、仕方ないのだが、 何も知らずにドバイに乗り込んだが、アジアのように安くて美味しい食べ物がないと愚痴る。 何か言われても「はい、そうですか」と文句も言わず、疑わない。 部屋では健康スリッパ愛用。お客用スリッパも持っていて、お客にも勧める。 大好物の「ふりかけ」を常備している。 インスタントラーメンが大好きで、よく食べている。が、あまりに食べ過ぎて気持ち悪いと言っていたことがある。 私にも常に敬語。 風呂に入らないと、入った気がしない(シャワーだけじゃだめ)。 香草系はダメ。東南アジアにいたくせに、コリアンダーや辛いもの、インドの本場カレーはもっと食べられない。 段取りや計画が立たないとイライラする。 実際見た目は若く見えるが、「オジサン」といわれるのが大嫌い。 レシピ、レジュメなどを書くときはすべて手書き。海外で仕事をするならパソコン入力、食材など英語名で書け、と夫に注意される。 日本にいる奥さんに送ってもらう日本のテレビ番組が大好き。 そんなAさん、今度もまたうちの夫に付いてきて同じ会社で働いている。 がんばれ~、Aさん。
2010.02.09
ソウル行きまで数日と迫った今日この頃。荷作りは最終段階となり、明日はソウルに送るカーゴ用の荷物を回収に来てもらう。ストックホルムには、カーゴで送る荷物をピックアップしてくれるサービスがあるのでとても助かる。スウェーデンには自分たちの家があるので、まったくの引越しというよりは、今住んでいる家にはそのまま生活用品などを残して、衣類などの必要品だけをまとめればいいし、すでにドバイから引っ越したときにソウルに送った荷物もあるので、ここから行くのは幾分簡単ではある。しかし、私はあれもこれも詰め込んでしまうタイプらしく、フライト用の荷物はいつもすべてのバッグがパンパンになってしまう。なのに最後までどれを持っていくか決められない。いずれにしても制限重量もあるので、当日になってパニックにならないようにすべて詰め込んで、体重計でおおよその重量を測ってパニックにならないように調整しなくてはならない。 ところで、夫がドバイでソウル行きの荷作りをしていたとき、なんだか荷物が増えてるな~と思ったので、一応荷物計ったら?といったのだけど、私の忠告も聞かず、結局出発前になって焦り始めた。 時すでに遅し。 今更送ってしまった引越しの荷物にも入れることも出来ないし、かといって置いていくわけにはいかない。 いくら、スーツケースは30キロが重量制限といっても、これは30キロどころじゃない。それに加え、ゴルフバッグ、ハンドキャリー、リュック、カメラ、ジャケット。ハンドキャリーは8キロ制限のはずですが? これは確実に問題が起こる。 ・・・・と、予想したとおり、 チェックインでつかまった。 スーツケースは、「1個につき最大の32キロ」という制限を越しており、ほかの荷物も重量を測らされたのか知らないが、全部で 60キロ以上もあったらしい。 それで、超ヘビーなスーツケースの荷物は2つに分けるように言われ、その辺で売っていたバッグを購入して、 空港で店開き。 ドバイの空港内は冷房がガンガンなのに、なぜか夫は チェックインカウンター付近でひとりで汗だく。 私は、数時間遅れでスウェーデン行きだったのでまだ家にいたのだが、夜中の2時なのに夫の電話で寝れるはずがない。 結局、何とか詰めなおし、超過料金もかなり大目に見てもらえ、一件落着したらしい。 人には、あれもこれも持っていくなと言うくせに、自分では荷物管理が出来ない夫。 そういえば、私がその数時間後に空港に行き、チェックインをしたときに、隣のカウンターでえっらい大きなリュックを1つ持った乗客が並んでいたので、 「あれは、絶対言われるぞ」 と、余計な心配をしていたら、 案の定、 その乗客は近くのバッグ売り場に走っていった。 引っ越し前には、パッキング・パニックに気をつけろ。
2010.02.08
テトラパックはスウェーデンが開発した画期的製品。なのに、実際使うとこれはイケてない。 例えば牛乳とヨーグルトのテトラ。スウェではまず牛乳は、1リットルと1.5リットルの2サイズがあって、1リットル用は注ぎ口の先端を手でちょっとやぶる。1.5リットルのほうは、日本と同じで注ぎ口を横に開いて押し開けるタイプなのだが、1リットルのほうは、新品を開封してそそぐと注ぎ口が弱いので中身が勢いよく出て、こぼれてしまうことがあるし、1.5リットルは、私の経験ではすんなり開くことのほうが少なく、しばらく格闘した後に注ぎ口が2重に割れたり、破れる。日本でも牛乳はテトラだと思うが、日本はその点、テトラでも開けやすいようになっているはずだ。だが、スウェではそういった配慮はまずない。 ドバイですら、牛乳はフレッシュなものはプラスチック容器でちゃんとふたも付いているし、長期保存用はテトラだが、注ぎ口にはプラスチックが付いているので、中身が飛び出ることはない。 さて、問題はヨーグルト。ヨーグルトにテトラを使っているなんてスウェくらい?ドバイでも日本でもヨーグルトは1回用のプラスチック容器に小分けされているか、お徳用はバケツ型のプラスチック容器に入っていてスプーンですくえるようなタイプになっている。 しかし、スウェでは、多くのヨーグルト製品は牛乳と同じテトラ。 これがいけない。 スウェのヨーグルトはちょっと水分が多いタイプなので、そのまま注いで食べるようになっているが、一旦開けると乾燥して固形化してくる。牛乳と同じテトラでは、注ぎ口に付いたヨーグルトは日を増すごとに糊状になり入り口にどろどろにくっつき、テトラを閉じた瞬間、 ぺっ と、糊がそこらへんに飛び散り、 手には糊がくっつく。 せっかくかわいいパッケージも、使い始めると単に汚い。 スウェでは、個別に入ったヨーグルトは売って無くないが、割高である。庶民的といえばテトラのほうなのだが、日本ならそんな汚くなる注ぎ口商品なんて消費者が嫌がるだろうとメーカーは考えるが、スウェでは環境問題優先、中身が食べれればいいのだ。 でも不思議なのは、 なぜジュースのテトラにはプラスチックのキャップが付いていて乳製品には付いていないのか? ジュースではなく、どうせなら乳製品につけてくれるとありがたい。
2010.02.07
もうすぐソウルだし、引越し先では慣れないうちは何か困ることもあろうかと思い、いろいろ持っていくものを考えていた。夫はすでに風邪で病院の世話になったらしいが、夫は薬を買いに行く時間もないくらい忙しく、つい最近もお腹が痛いと言って苦しんでいたので、それは薬を持っていけといっても言うことを聞かないからだっつーんだけど、それで私が夫の薬を買って持って行くことにした。 薬局に行くと、目的の薬は数種類並んでいたが、とりあえずそのうちのひとつを選んだ。薬局には薬剤師さんもいて、どれがいいか相談できるのだけど、聞くまでもなかったのでそのまま会計へ。 でも、何気に念のため、会計にいたお兄さんに、「すみません、これ〇〇用の薬ですよね?」と言ってみた。 すると、そのお兄さんは、「あ、僕ちょっとわからないので、今、係りの人を呼ぶね」と言い、ベルを鳴らした。 「???」 白い薬剤師服?を着ているのに、わからない?この人はレジ係りだけなのか?スウェにレジ係だけって、ドバイじゃあるまいし、そんなのあり得る? すると、あっという間にほかの薬剤師のおばちゃんがやってきて、「そうそう、これは〇〇用の薬で、大人用です」と助けてくれた。 だから、聞くまでも無かったのだけど、だからといってお会計の人が知らないとは思わなかったしな。 と、私はここであることに気が付いた。 たとえば、これがドバイなら・・・・・・ きっと会計係は、薬を見もせず、「そうそう、〇〇用の薬だよ」と言うに違いない。 そして、しまった、聞く相手が違った・・と思っても、誰に聞いたらいいかわからないところがドバイ。てか、誰もわからなかったりするんだな、これが。そして核心の答えは得られず、罪のないお客がバカを見る。 あまりにもそういう状況に慣れてしまったので、一応、聞けば求めている答えが返ってくるスウェは、 すごいわ~ と思えてしまう。 スウェで1回聞けばいいことが、ドバイでは最低5回は必要だしね。 スウェで「明日」といわれれば、本当に「明日」だけど、ドバイでは「明日」は「明後日」いや「明々後日」いや、未定、いや、待っていたら永遠に来ない場合もある。 スウェでは、たいてい同じ事を聞けばみんな同じ答えが返ってくるが、ドバイではみんな言ってることが違う。 スウェにくると、なぜか物事をするのが簡単に思える。
2010.02.04
ついに車のナンバープレートが来た。これで正式にスウェーデンで乗れる車になった。スウェでのナンバープレートは、3つのアルファベットの組み合わせと、3けたの数字の組み合わせになっていて、左端にはユーロのブルーのマークが入っている。 それにしても、ドバイから送ってスウェに到着して手続きが完了するまで3ヶ月。長すぎ~。振り返れば難しく困難な作業というわけではなかったが、プロセスが不明で、しかも不備があったら受け取れない可能性もあったので、けっこう緊張したかな。でも、スウェのいいところは、この輸入車の登録に必要な現地の書類を原本で提出しなきゃならないのだけど、もちろんドバイの公式書簡はアラビア語で書かれていているので(一部英語もある)、いくら原本と言っても翻訳ナシでは内容がわからない。が、それでもOKなのだ。日本だったら、日本語翻訳を付けろとかうっとうしい手続きが加算されそうだけど、スウェでは、原本かどうかだけが問題なのだ。 さて、私たちはソウルにいるので、車はスウェの車庫で留守番。せっかく乗れるのに、休暇で帰ってきたときだけの限定使用なのだ。トホホ・・・ カブリオレははっきり言って・・・・ ハマる。 ただ、ちょっと難点が(以下、ドバイでの経験より)。 髪は暴風でボサボサに吹き飛び、後部座席においてはジェットコースター並み、よってオシャレな髪型はできず、直射日光なので、日焼けするし、サングラスとキャップ着用は避けられない。 突然のサンドストームや砂埃には対応できないので、120キロで走っていても道端で止まって閉めなければならず、さもなければああ~と言っているうちに突入してしまい、砂ごとオヘッとなり、車内は砂まみれになる。 雨が降りそうな日はカブリオレに出来ない。 また どんな人が運転しているかわかってしまうので、丸ごとにらまれないよう下手な運転はできずトロい車にイライラしても相手をにらみつけて品位を落としてはいけない。 強風で車内の荷物が吹き飛ばないよう機内のように前方座席の下に入れねばならない。 走行中は開けるとエアコン、暖房は効かないので、天候が微妙なときは、走れば寒く、止まれば暑いという状況が多々ある。 ラッシュアワー時のカブリオレ走行は要注意。排気ガスでオヘっとなるが、閉じたくても止まる場所が無い。 せっかく性能の良いカーステレオをつけても高速で走行中は何も聞こない。音量を上げればどこかのヤンキー、趣味の悪い音楽は流せない。 走行中は、大声で話さなければならない。 スカートでの運転は禁物。 夏が長すぎるドバイ、冬が長すぎるスウェーデンではカブリオレで運転できる時期が短かすぎる。 カブリオレにするとトランクの容量が減り、開けたまま荷物は取り出せない。 保険料が高い(スウェではそれほどでもない)。 と、まあいろいろあるのだけど、乗り心地は満点ということで。
2010.02.02
よく考えてみれば、半年前から、いや、昨年の場合多分初めからずっと里帰りだの引越しだのでチケット探しをしている私。車の登録もほぼ終了したし、あとは登録証明書とナンバープレートを受け取るのみになったので、いよいよソウル行きのチケットを取ろうとして、一番フライト時間が短く乗り継ぎのよいフィンエアを取ることにした。ここにきて、フィンエアは利用するのは初めて。ヨーロッパ系の航空会社もソウルまでの便を飛ばしているがフライト時間が長いのが難点で、今回は猫も連れて行かねばならないというのもあってもうフィンエアしかない。猫がいなければ、多少長くてもトルコ航空を利用し、大好物のトルコ紅茶とターキッシュ・デライトというスイーツを買いたかったのだが、フィンならばグローナ・キュロールとかいう緑の球状ゼリーかな。あ、でもそれはスウェにも売っているなぁ。 一応、すでにフィンエアのサイトで、チケットの値段を時々チェックしていたのだが、不思議なことが何度か起こった。 それは、 あるとき、突然、価格帯が上がり、2,3日まであった価格が消えている。 と思えば、 最近まで予定にあったフライトがなくなっている。 次のときには 乗り継ぎの良い日が週2回だったはずが、週3回になっている。 もちろん、予約状況により変動があるのはわかるのだけど、価格があまりにも変わりすぎ。 しかも早い。 さあ、今日こそ予約だ、と思って夕方サイトを見たら、昼ごろまであった価格が消え、1つ高いチケットしかなくなっていたので、また夫に会社負担であるチケットの金額を再度確認しなければならない、と焦りメールをしたが、ソウルは夜中だったので返事はない。 その間にまたもし変動があったらどうしよう・・・と心配になってきた。 まあ、朝起きてから夫から連絡があるだろうし、6時間ほど待とうと思って買い物に出かけ、気になって念のためもう一度価格をチェックしたら・・・・・ 最初にあった価格に戻っている! 昼に見た安いほうの価格が復活していたのだ。 ほんとうに復活しているのか、何度も調べたが、やはり実在してる。 こりゃ、いかん。 急げ ってことで、価格が消滅しないうちに 速攻予約。 シート予約までできたので、空席状況を見たら、確かにストックホルムからヘルシンキまでがほとんど埋まっている。 まあ、これなら値段が上がるのはわかるのだが、なぜ安い部分が戻るのだ? ということで、 フィンエアの予約は タイミングが難しい。
2010.01.29
昨夜は吹雪きになり、また雪が積もった。こんなに雪が降るのは1987年以来らしい。家のすぐ近くには大きな湖があり、そこはとっくに凍っていて、休日になると多くの人がスキーやスケートに来るが、もうひとつのメリットは、この湖は近道になるのだ。ここを歩いて行くとスーパーやショッピングモールへの近道。坂もないし。 さて、私がストックホルムにいる理由は、ドバイから送った車の登録を済ませるためなのだが、今日、ようやく最後の仕事である「車検」が終わった。あとは、登録証明とナンバープレートを受け取るのみ。スウェでは、新車は3年間車検ナシでいけるのだが、私たちの車もまだ1年しか経ってないが、輸入扱いなので受けなければならない。 ドバイからヨーロッパに車を送るとき、気をつけねばならないのはヨーロッパ基準(ガス排気量など)を満たしているかどうかで、私たちの車はその基準が同じだったので、そのまま送ることが出来た。しかし、車を送るプロセスは、かなり長く、お金もかかる。一時は、ドバイで売ることも考えたが、ドバイでは車の価値が下がるのが早く、それまで払ってきた車のお金をどぶに捨てるようなものだったし、車への愛着もあり、手放すことが出来なかった。 自分たちが使っていたナンバープレート。(輸出手続きの際に撮影)ところで、ドバイのナンバープレートのオークションの広告を見たことがあるが、これが半端じゃない。いろいろチョイスはあるが、主はアルファベットのコードと2桁から5桁の番号で構成されていて、実際に値段がついている。しかもこのチラシは、ドバイ警察に置いてある。 例えば、お値打ち編(アルファベットと5桁番号)では、1万円から30万。 4桁になると、60万から100万。 3桁は150万。 そして・・・・・ 最後は1つ。 アルファベットの「I」に44という番号。 750万~!! ありえない~ まあ、バブルのはじけたドバイですので、こういう番号を買おうとして勢いよく手をあげる人も減ってはいると思いますが、実際には値段が付いているということで・・・・ちなみに2桁の番号は、シェイク関連の人たちが使っているのですが(ちなみにシェイクさんは番号は「1」だった)そういう方たち以外でもこの手の番号に手を出す人がいるのでしょうか。それともドバイショックをものともしない一部の最強金持ちの道楽用なのでしょうか。
2010.01.28
今朝早く、動物病院に行った。受付で名前と猫の名前を言ったら、受付の人が私の予約を見つけるまで時間がかかったので何かあったのかと思ったら、向こうで登録した名前に誤りがあったようだ。受付の人は、さらにIDナンバー(スウェでは個人個人にIDナンバーがあって、それを記載したIDカードは病院や銀行などでは提示が必要)を聞いてきたので、自分の番号を伝えて待った。 そしたら、 名字の「K」が「C」になっていて見つからなかったらしい。それでそのまま訂正してもらって、診察に入った。 それから診察が終わると会計を済ませ、家に帰った。 獣医からもらった薬を出そうとした、その瞬間、レシートが目に入った。 あれ?? 名前が違う! 確かに、名字の「C」から「K」には変わっているのだが、名字の最後になぜか「E」がついており、しかもファーストネームも「W」がついてて、 もはや全く別人の名前になっている。 いや、でもそれは明らかに私の名前で、私のレシートだ。 そういえば、 確か前月、予防接種をしたときにもIDナンバーを伝えたはずだし、今回も同じだった。普通、IDナンバーをタイプすると、自動的にその人の名前も出てくるはずなのにおかしい。 確認しておきながら なぜ2回も間違える? ちゃんと見てるのか? いや、見てないだろ。 こっちはいちいちレシートの名前なんか確認しないし、IDがあるのだから聞き間違いとか読み間違いも少ないはずと思っていたので、間違っているとも思わないが、よく見れば 誰、これって感じ? スウェはもうちょっとマシだと思っていたのに。まあ、いい。今度行ったときに指摘しておこう。 ついでに、ドバイのクレジットカードを思い出した。 夫が作ったある銀行のクレジットカード。 新しいカードが届いたので、封筒から出してみた、その瞬間。 !! クレジットカード番号の下に記載されている名前が、 ・・・ファーストネームだけ。 名字は? ないよ。ない。 いいの?これ。 ファーストネームだけって、お友達カードじゃないんだから。 ちなみに もう1つ別の銀行のクレジットカードでは、私のファーストネームが間違っていたことがあった。 でも、私たちはめんどくさいのでそのまま使っていた。 ドバイでは、知らないガイコク人の名前が多すぎて多少違っていても、どれが正しいのかわからない。 そして、カードさえ使えれば、気にしなくていいことになっている。
2010.01.26
スウェに来て、相変わらず驚くのが、ほんとうに辛い食べ物がない。だいたい、温かくて辛いものを食べると汗が出て、絶対寒い地域には合うと思うのだけど、なぜスウェには辛いものがない?いくらアジアン・レストランがあるといっても味付けはたいがい甘口。まあ、寿司にチリペーストのディップ・ソースを出すシャレた店もあるが、あまり食べたいとは思わないので行かないが、少なくとも家で簡単にできるそのへんのスーパーで買えるような辛口はないのか!アジア食材専門店に行けば手に入るのだが、行くのがめんどくさく、どうせ値段も2倍はするし、その辺にないなら仕方ない、とあきらめてしまうので、単なる愚痴に終わってしまう。 が、しかし。 その辺にあるものを使うとたまにヒットすることがある。 それは・・・・・・ スウェでは普通に売っている「パプリカ・ペースト」。 「Ajvar」アジュバー多分グリルしたパプリカやら茄子のペーストで、パンにつけたりサラダに混ぜたり、まあ何でも使えるのだけど、これが侮れない。 こっちで売ってるインスタント・ラーメンに、ちょちょっと入れると・・・・・・・ か、辛い~~! Sambal Oelekなんかより、断然辛いがな。 でも、味は「Stark」という強いほうを買わないとハズレる。そしてメーカーによっても辛いのと辛くないのもあるので、食べ比べないといけない。 写真の商品はStarkなのにあまり辛くない。ICAのAjvarのStarkはけっこう辛かった。 というわけで、これで低コスト、家でもできる簡単辛口ラーメン、できあがり。
2010.01.26
今週のスウェの天気を見たら・・・・・また寒くなる予想で、-10℃以上とか出てる。明日は-12℃という予想が出てるのに、猫をクリニックまで連れていかなあかん。しかも朝7時半。夜も明けてへんがな。近くにあるクリニックやから歩いてや。バルコニーにちょっと出るだけでもブルブルして、急いで中に入ろうとするくらいなのに大丈夫やろか。あんなに毛で覆われているのに、猫って寒がりらしい。 さて、EUでは旅行をするときEUペットパスポートを携帯すると言うのが一般的でソウル入国もこれがあれば問題なしということだったので、ドバイで使っていたパスからこちらに書き換えた。 このパスポートには、猫のすべての記録が記されていて、マイクロチップ認識番号、埋め込み証明、ワクチン接種の記録、血液検査などがすぐにわかるようになっている。 キャリー・バッグもドバイで買ったバッグのファスナーがちょっと壊れ気味だったので新しく購入。しかも近くのペットショップの25%オフクーポン使用。 ペットショップでは、そんなに種類がなかったが、とりあえず適当なものが見つかった。 ドバイを出る前に、キャリーバッグに入るような練習をしていて、そのときはなかなかすんなりと慣れ、自分から中に入り寝ていたものだが、 最近は、バッグに入れると怖い事が起こる、と察知したのか(病院に行く、飛行機に乗るなど) 入れようとすると嫌がるようになった。 これからしばらく新しいバッグでの訓練だな。
2010.01.25
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