“飲食店の勉強代行業”大久保一彦の勉強録

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2022.06.06

小満・芒種の連続講座　データ経営、アンケートで情報収集して仮説検証　１　アンケートを理解する　その5

カテゴリ：経営者のための連続コラム

小満・芒種の連続講座　データ経営、アンケートで情報収集して仮説検証
　～2015年9月号会報『四方よし通信』より

１　アンケートを理解する
1-5　消費者は本当に欲しいものは顕在化しないとわからない

しかし、顕在化していないわけですから、記憶の構造に従い、長期記憶の中から引っ張り出さないといけません。
　そして、記憶というのはいきなり引っ張り出せません。関連付けた中から、連鎖的に思い出すものです。そのことを踏まえて、まずは、短期記憶（海馬）に収まっている情報から連鎖的に探り出す流れのアンケートを作るといいです。
ちなみに、これは店舗での接客による情報収集でも同じ手法を取ると効果的です。

アンケート例5　潜在的なニーズを探り出すアンケート
より良いお店を作るために、実際に食事をして勉強をしていこうと思います。
アンケートのご協力をお願いします。
Q10　ここ2週間以内に訪問した飲食店を、思い出せる範囲でお書きください。
どんなに小さな無名な店でもよいです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
Q11　上記の店舗やここ半年の間に行かれた店でとても気に入っている店を3つ教えてください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
Q12　上記にお書きになったお店のどんなところがお好きですか？

大久保一彦の本