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洋楽スーパーポップの世界(4) 【 ポップ偏差値 62 】CLASH / POLICE ON MY BACK '80 「SANDINISTA!」収録 パンクグループ、ザ・クラッシュの80年のアルバム「SANDINISTA!」収録曲。オリジナルはポップス系黒人歌手EDDIE GRANTが在籍していたイギリスの60年代のロックグループ、EQUALSの1968年の作品。結構人気のある曲で日本でもB'Zの稲葉浩志なんかもカバーしているようです。クラッシュはパンクバンドとして周知されているけど、実はポップな名曲を数多く作ったグループでもあります。当ブログでも既にハリーラブ古典のHITSVILLE U.K.を初め、GATES OF THE WEST、SOMEBODY GOT MURDERED、STAY FREEと合計4曲も取り上げています。パンクということで敬遠しているポップ好きの方がいたら是非偏見を持たずに一通り聴いてみて欲しいですね。曲は明るく元気なロック調ポップ。テンションの高いイントロのギター・フレーズ、明るく溌剌としたミックジョーンズのヴォーカル、そして月曜日から日曜日までを連呼するサビのキャッチーさ等で元気一杯。歌詞的には「警察に追われ逃げ続ける俺」みたいな内容で暗いと言えば暗いんだけど、その辺を微塵も感じさせない楽観的で前向きな感じがイイね!もっさりとしたオリジナルと比べてクラッシュ版の垢抜けた弾けっぷりで、改めて彼らのポップセンスの素晴らしさに気づかされます。「YOU TUBE」で聴けます。EQUALS / POLICE ON MY BACK明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(溌剌さ)ポップ偏差値合計99776677462
2018.01.29
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私の好きな甘茶ソウル(5) MY FAVORITE SWEET SOUL (5)【 甘茶偏差値 68 】GASLIGHT / IT'S JUST LIKE MAGIC (POLYDOR 14276)'75 二大甘茶ソウルグループのもう一方 GASLIGHTとして紹介済みのOLIVER CHEATHAM率いるザ・ガスライト。アルバムを残しておらず、残した数少ないシングル皿がどれも高品質という非常にマニア心をくすぐるグループ。内容も決して大味ではないところがまたね。Grand Junctionに残した「Drifting Away」と「I'm Gonna Get You」の2曲は甘茶ソウル史上に燦然と輝く金字塔だけれども、75年に大手POLYDORから出したこの曲もかなり質の高い甘茶ソウル。基本は淡々と歌うリードですが、時折ファルセットになると途端に糖度が劇増。触れば崩れそうな甘い歌声による繊細な表現が素晴らしい。サビの物悲しいメロディを歌うファルセット・コーラスも魅力的。因みにシングルの裏面の「Just Because OF You」も人気曲です。「YOU TUBE」で聴けます。「スウィート・ソウル・ベスト10」募集中! 皆さんの好きなスウィートソウルを紹介しあい楽しもうというページです。好きなスウィートを紹介してね!
2018.01.22
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私の好きなノーザン・ソウル(ノーザン・ダンサー) MY FAVORITE NORTHERN SOUL 【 ノーザン偏差値 67 】Jimmy Mack / My World Is on Fire '67 (Palmer P-5019)おそらくは無名に近い歌手が67年に出したシングル曲。アップテンポなリズムに弦の音も快活に楽しく鳴り響く。「バーニング!バーニング!」と元気に歌う女性コーラス陣も可愛らしい。両者ともかなり自己主張が強いがそれが功を奏し元気一杯のダンサーに仕上がっている。静的部分を効果的に配置したりと全体的な構成に妙味のある作品。もちろん男性リードも悪くない。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽快活さボーナス(スマート)ノーザン偏差値合計88887788567
2018.01.15
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ギターポップ推薦曲(3) 【 ポップ偏差値 62 】フリッパーズギター / 星の彼方へ BLUE SHININ' QUICK STAR '91 「ヘッド博士の世界塔」フリッパーズギターの3rdアルバム「ヘッド博士の世界塔」収録曲。1stでの1980年代英ネオアコ・リスペクトな名曲の数々はマニアを熱狂させ、その類稀な二人の才能と感性をまざまざと見せつけましたが、2nd、3rdの内容は1stと比べれば、そう驚く程のものでも無いかなという感じ。でもまあ、それはあくまで比較論で言うのであって、実際この曲なんか聞くと彼らの才能と感性はやっぱり素晴らしかったなと思う。「BURT BACHARACH / TRAINS AND BOATS AND PLANES」のメロディをヒントに「OCEAN COLOUR SCENE / YESTERDAY TODAY」、「STONE ROSES / ELEPHANT STONE」といった1990年代英ロック・リスペクトなアレンジの曲。「流線型、1000光年、星を目指そう」といった宇宙旅行を彷彿させる歌詞と相まって、出来上がった曲は壮大なスケールと夢、希望、新天地に向けたワクワク感などを感じさせる。更にスマートで洗練されたアレンジと小山田圭吾の抑制の効いたヴォーカルでもって実に洒落た感覚を醸し出している。実際にこの曲はこの頃の若者の人気番組「ねるとん紅鯨団」でスキーウェアのCM曲として効果的に使用されており、将に渋谷系を象徴するような曲だったと言えるんじゃないかな。「YOU TUBE」で聴けます。「ミズノ・スキーウェア KELVIN THERMOのCM」(3分30秒から) CMの映像も曲に合わせて宇宙旅行をイメージして作られていますので、パーフリファンは必見かも。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ器楽瑞々しさボーナス(スマート感)ポップ偏差値合計76767978562
2018.01.08
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甘茶ソウルコンピの世界(13) SWEET SOUL COMPILATIONS (13) WE GOT A SWEET THING GOING ON VOL.3 '17(SOUL JUNCTION 5014)イギリスのソウル・ジャンクションが編集した甘めのソウル集の最新第三弾。4,7,10が未発表曲で、12は未発表バージョンとのこと。こうして今は亡き甘茶系未発表曲を掘り起こしてくれるのは大変有り難いのだけれども、1000年に1曲クラスの大発見とかは全く無いのが寂しいところ。今回それに相当するのが4の「Music Machine / Imitation Of Life」なんだけど、これはニュージャージーのグループが74年にシグマサウンドで録音した曲とのこと。きれいなファルセット・リードの甘茶ソウルということで背景だけ聞くと喉手ものだけど実際聴いてみるといまいち魅力薄なのが残念。5と13のJonesettsは71年のジャケ写の女性3人組のグループでまずまずのスウィート。15は明るい雰囲気のセミ・スウィート・ミディアムで軽やかなリズムが心地よい。1. The Scott Three - Running Wild (Ain't Gonna Help You) 2. The Toppiks - Give It A Chance To Grow 3. Bobby Banks - Read It And Weep 4. Music Machine - Imitation Of Life 5. The Jonesetts - Once I Had A Love 6. Fabulous Holidays - I'm So Glad(That I Met You) 7. The Toppiks - Win All Your Love 8. The Scott Three - Gotta Find A New Love 9. The Coalitions - Nothin' Left 2 Do10. Robert Montgomery - Love Song About You 11. Delegates Of Soul - Lucky Guy I Am 12. The Four Thoughts - Pain As The Nose (Unissued Ver) 13. The Jonesetts - Stop, Look & Listen 14. The Flairs - You Got To Steal It 15. The Holidays - This Is Love (A Little Understanding)16. The Donations - I'm Going To Treat You Good 17. The Toppiks - Surrender 18. The Flairs - Where You Live
2018.01.01
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