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私の好きなノーザン・ソウル(ノーザン・ダンサー) 2 MY FAVORITE NORTHERN SOUL 2【 ノーザン偏差値 64 】EPITOME OF SOUND / YOU DON'T LOVE ME '67(Sandbag S101) ニュージャージーの5人組グループの1967年の唯一のシングル曲でノーザンダンサー。リードが黒人でバックの4人が白人というすこし変わった構成です。やたらかっこよく響くグループ名だけど訳すと「サウンドの典型」とのこと。曲はここまで取り上げてきたノーザンと比べるとさほどスピード感はないし、派手さもないのだけれどメロディが素晴らしいですね。ストリングスから入るイントロも洒落てるし気品あり。リズムは瑞々しく和みつつ踊るのに適した感じかな。特に畳みかけるようなサビの盛り上がりがイイ。ノーザンダンサーと言えば膨大な量のコンピCDを出しているGOLDMINEですが、この曲はその記念すべき第一作「ESSENTIAL NORTHERN SOUL STORY (GSCD 1)」に収録されていました。「YOU TUBE」では再生数も多いし下記動画でのコメント数は200超えなうえに評判も上々と、世界的には(イギリスでは)ノーザンソウルを代表する人気曲という感じだけど日本では全く人気ないですね(笑)。これは一体どういうことなんですかねえ。日本では甘茶ソウルが異様に盛り上がっている!みたいなもんですか。うーん・・・。「YOU TUBE」で聴けます。明るく元気テンション高揚感疾走感グルーヴメロディ楽器快活さボーナス(気品)ノーザン偏差値合計77877977564
2024.07.28
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フリーソウルコンピ未収録推薦曲(3) 【 ポップ偏差値 63 】Atlantic Starr / Yours Forever '83 「Yours Forever」 ニューヨークのヴォーカル&インストゥルメント・グループの1983年の5枚目のアルバムのタイトルソング。彼らの代表的名曲ですが、恐らくこれも近年世界的大ヒットとなった「竹内まりや / プラスティック・ラヴ('84)」の元ネタとなった曲と思われます。前回ご紹介したCANDI STATON / LOOKING FOR LOVEは、リズムパターンとカウベルが主な元ネタとしての要素でしたが、今回はリズムギターのフレーズ(カッティング)となります。聴き比べて頂けると分かるかと思いますが、かなり似ていると思います。ベースラインは異なっているので、ギターのカッティングを流用し更にベースもそれに合わせた感じでしょうか。もしも「LOOKING FOR LOVE」を参考にすることなく、そのような手法でこの素晴らしいリズムトラックを作り上げたとするのなら、それはそれで山下達郎氏の着眼点とそのセンス、技量には感心させられますね。なお、暗く憂いを帯びた雰囲気も両者に共通しますが、1983年12月にNHKサウンドストリートで実際に達郎氏がこの曲をオンエアし、プラスティック・ラヴはその翌年の作品だという時系列も元ネタとしての信ぴょう性を高める要素の一つかなと思います。なお前回同様、誤解のないよう書き添えておきますがメロディを丸々真似するパターンは兎も角、こうしたトラック等の流用は、「恋はあせらず」トラックや「TRIPPING OUT」トラック(甘く危険な香り)などの例を持ち出すまでもなく、音楽においてはごく当たり前のことです。レゲエにおけるリディム同様、優れたトラックは世代を超えて受け継がれていくもので、その過程で様々な派生や進化があるのですから音楽の発展において必要不可欠なものといえるでしょう。「YOU TUBE」で聴けます。「竹内まりや / プラスティック・ラヴ」「CANDI STATON / LOOKING FOR LOVE」
2024.07.19
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アニソンポップの世界(8) 【 音楽グルメに贈る厳選アニソン・ベスト10 】アニソンというと、音楽ファン、特に多くの洋楽ファンなどからは見向きもされない音楽という印象を受けるし、実際馬鹿にされているという声も多い。私自身も若い頃は若気の至りで小馬鹿にしていたけれど、長年音楽グルメという流儀の元、ジャンルに拘らず純粋に良質な音楽を追い求めてきた結果、多くの至極のアニソンに出会うことが出来ました。確かに多くの音楽ファンが指摘する通り「アニメがヒットしたから人気があるだけで良質な音楽とは言い難い。」という言葉通りの楽曲が多数存在することは事実です。しかしその一方で、昨今の日本製アニメの世界的人気を背景に一流のミュージシャンや高い音楽センスの持ち主による良質な楽曲が増えてきていることも否定できません。中には、バートバカラックやキャロルキングといった世界的メロディメーカーに劣らないような素晴らしいメロディやフィルスペクターを凌駕するような超一流のアレンジを持った楽曲も見受けられます。アニメ先進国かつ音楽先進国でもある日本という土壌を考えれば当然の成り行きかと思います。そうした素晴らしい楽曲を「しょせんアニソン」「しょせん邦楽」などと小馬鹿にし色眼鏡をかけて排除するのは音楽グルメの流儀として不適切ですし、音楽ファンの姿勢としてもかなり疑問符が付きますね。ここでご紹介する楽曲はどれも世界中の全ての音楽ファンに自信を持ってお勧めできる素晴らしい楽曲ばかりです。基本的に全て当ブログの志向するポップ(明るく、元気)な曲となります。是非色眼鏡無しで純粋に楽曲を聴いて頂きたいと思います。なお、以下にご紹介する曲は便宜上アニソンとしていますが、実際にはゲーム音楽が多く含まれています。ジャンルに拘らず純粋に至極の音楽を求める音楽グルメの方々に向いていると思いますが、元々アニソン系が好きな方、良質なアニソンを求めている方、アニソン初心者の方にも強くお勧め致します。【 音楽グルメに贈る厳選アニソン・ベスト10 】1.宮沢ゆあな(沢渡葵) / いつもよりオレンジ! '07 作曲編曲ハーモンド 「ピリオド」日本人の琴線に触れる素晴らしいメロディをもったガールズロック。2.金月真美 / 夏に、まだ少し・・・ 作曲東野美紀 編曲岩崎元是 '96「ときめきメモリアル」量・質ともにフィルスペクター以降の世界のウォール・オブ・サウンド界を牽引する第一人者のアレンジが光ります。3.堀江由衣、倉田雅世、浅川悠、高木礼子、野田順子、雪乃五月、小林由美子 / 未来への贈り物 '01 作曲編曲五島翔 「ラブひな」元気いっぱいな「恋はあせらず」トラックにのって甘酸っぱく切ないメロディを歌いあげます。4.岡崎律子 / はじまりはここから '01 作曲岡崎律子 編曲十川知司 「ラブひな」間奏などで聴けるホーンのフレーズが甘酸っぱく切ない良質なネオアコを感じさせる渋谷系アニソン。5.LUCHICA / バトルできゅんっ!なキングダム☆ '10 作曲編曲/LUCHICA 「プリンセス☆ストライク!」高く突き抜けるメロディと歌声の素晴らしい萌えソング。6.FRIPSIDE NAO PROJECT! / せな★せな@Surprise!! '08 作曲編曲八木沼悟志「ハイハイ」合いの手の入る爽やかで明るいテクノ系電波ソング。7.KOTOKO / PRINCESS BRIDE! '03 作曲KOTOKO 編曲SORMA 「プリンセスブライド」高揚感のあるメロディと疾走感のある高速唱法が魅力的ですね。8.原田ひとみ / nachu☆nachu '05 作曲TOKIA 「なつ☆なつ」しゃくり上げ唱法が痛快なガールズロック。9.RITA(Blueberry & Yogurt) / 青春*桜歌 '06 作曲Loser Kashiwagi 編曲Toshihiko Uchiyama 「春恋*乙女 ~乙女の園でごきげんよう。~」ピアノを効果的に使った甘く切なく疾走感のあるガールズロック。10.FOUR SEASONS / 北へ。 '99 作曲編曲池毅 「北へ。」アニソン界のポール・マッカートニー池毅氏による「Go West」系ポップス。【 惜しくも選外となった良曲10選 】加古井あや子(霧坂鈴菜) / まちあわせGO GO GO!! -Album Version- '04 「夏音 -Overture-」松岡由貴(水越眞子) / 桃色READY GO!! '04 「D.C.P.S.ダ・カーポ」☆☆☆☆☆☆ / 榎津まお&春日りか&倉沢はるか&榊原ゆい&茶谷やすら '04 「六ツ星きらり」姫子とナーナ(新谷良子&宮崎羽衣) / 百発百中とらぶるん♪ '06 「姫様ご用心」高槻やよい(仁後真耶子) / キラメキラリ '07 「アイドルマスター」エンジェル隊 / ギャラクシー☆ばばんがBang! '02 「ギャラクシーエンジェル」鈴木真仁 / あのね・・・。'96 「それゆけ!宇宙戦艦ヤマモト・ヨーコ」藤原鞠菜 / ラジカル☆キッス・イノベーション! '10「絶対★妹原理主義!!」本多知恵子 / オンリイYOUのMEのYOU '88 「八神くんの家庭の事情」詩月カオリ / DO YOU KNOW THE MAGIC ? '04「魔法はあめいろ?」
2024.07.14
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フリーソウルコンピ未収録推薦曲(4) 【もうすぐランクイン】CANDI STATON / LOOKING FOR LOVE '80「CANDI STATON」 アラバマ州生まれのサザンソウル女性歌手キャンディ・ステイトンの1980年のアルバム「CANDI STATON」収録曲。名曲の多い彼女にしてはほとんど話題にならない地味な曲だけど、恐らくこれは近年世界的大ヒットとなった「竹内まりや / プラスティック・ラヴ('84)」の元ネタとなった曲。ニューヨーク録音の洗練された雰囲気はあるものの暗めで地味な曲調は個人的に好みではないけれど、如何にも山下達郎的なゆったりとしたグルーヴィなトラックはなかなかのもの。基本的にはベースラインを含めたリズムパターンが部分的に「プラスティック・ラヴ」とよく似ている訳ですが、決定的なのは「プラスティック・ラヴ」で要所に入る特徴的なカウベル(公式動画では29秒~)と同様のカウベルが入る(1分12秒~)ところですね。年代的にも近いですし、達郎氏がサンデーソングブックで延べ12回も曲をオンエアしている、贔屓の歌手の作品ということで元ネタ認定は妥当かなと思いました。特にメロディが優れた訳でもない地味なこの曲の可能性に気づき、改良し、より素晴らしい楽曲を作り上げた達郎氏の着眼点とそのセンス、技量には感心させられました。なお、誤解のないよう書き添えておきますがメロディを丸々真似するパターンは兎も角、こうしたトラックの流用は、「恋はあせらず」トラックや「TRIPPING OUT」トラック(甘く危険な香り)などの例を持ち出すまでもなく、音楽においてはごく当たり前のことです。レゲエにおけるリディム同様、優れたトラックは世代を超えて受け継がれていくもので、その過程で様々な派生や進化があるのですから音楽の発展において必要不可欠なものといえるでしょう。「YOU TUBE」で聴けます。第二弾↓有ります。竹内まりや プラスティック・ラヴ 元ネタ 第二弾 Atlantic Starr / Yours Forever '83「竹内まりや / プラスティック・ラヴ」
2024.07.07
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