久々の映画鑑賞！「夜風の匂い」と「時をかける少女」

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テーマ：おすすめ映画(4071)

カテゴリ：映画

めずらしく何にもない一日。

昨日見始めて途中で止まっていた「夜風の匂い」と
原田知世が懐かしい「時をかける少女」の2本です。

まずは「夜風の匂い」から。
これは1999年フランス映画、主演はあのカトリーヌ・ドヌーブ。
原題は「Le Vent de La Nuit」。

夫がいて、裕福で何ひとつ不自由のない生活をおくりながら、
彫刻家で年下の恋人ポールと情事を重ねる人妻エレーヌ。
でもポールには次第にエレーヌの愛情が重荷になってきていた。
ある日、ポールは仕事でナポリに行くという。
今からでも同行できるというエレーヌをやんわりと断るポール。
ポールはナポリでセルジュという建築家に出会う。
彼のポルシェに同乗したポールは、かつてパリで革命の渦に身を投じ、
妻は自殺したというセルジュの過去を聞いて、次第に彼に惹かれていく。
パリに戻ったポールをエレーヌは自宅へ連れて行き、夫と会わせる。
ポールが帰ろうとすると、エレーヌは発作的にグラスを割り、
その破片で手首を切ってしまう。
ショックを受けたポールはセルジュのところへ行き、
仕事でベルリンへ行くという彼の車に乗り込む。
エレーヌのことを「訳のわからない女だ」というポールに、
セルジュは「彼女の愛が怖いんだろう？」という。
ポールを探して夜の街をさまようエレーヌ。
そこへポルシェに乗った２人が帰ってくる。
食事をしようと3人でレストランに向かうが、
ポールはエレーヌを恐れて１人先に帰ってしまう。
残された２人はお互いの中に愛を求める孤独な魂を見いだし、
そのままホテルへと向かうのだった……

というわけで暗いけれど、実にフランス的な映画でした。
淡々と描かれているけれど、細部がとてもおしゃれです。
ドヌーブのファッションもものすごくステキ！
映画の中で「40になって若い男と寝るのには優越感がある」という
台詞があるのだけれど、え？？？40歳なんですか？
匂い立つような女の色香です。しかも知的。
美人だから、なお迫力があります。うらやましい。

私も似たような年回りのはずなんだけどなぁ……
大人の女の色気？？？欲しいかも。はぁ……
といっても40歳というのは映画の中の年齢の話で、
実際のカトリーヌはもう少し（かなり？）上だと思います。
なんてことは、まあどうでもいいか。（笑）
でもとても美しかったです。はい。
公式サイトはこちら。

★★ 「夜風の匂い」公式サイト

お次は「時をかける少女」です。
こっちはもう解説もいらないくらい有名だと思うけど、
原作は筒井康隆のSF小説「時をかける少女」。
私にはNHK少年ドラマシリーズの「タイム・トラベラー」（1972年）として
強く心に残っている作品の映画化であります。

実験室で倒れたフラスコから立ち上るラベンダーの香りをかいだことから、
時間を飛び越える超能力を持ってしまった吉山和子。
それは彼女の幼なじみで密かに憧れていた少年、
深町一夫が実験室でこっそり調合していた薬のせいだった。
実は深町は未来からやってきた薬学者だったのだ。
深町のことを幼なじみだと思っていたのは
彼の念派によって作られた偽りの記憶のせいだった。
もうすぐ未来へ戻らなければならないという深町に和子はいう。
「私も一緒に連れて行って」
でも、過去は変えられないというのがタイム・トラベルの掟。

「またいつかこの時代に来るかもしれない」
「じゃあ、また会えるのね？」
「でも君の記憶は消してしまうし、
その時の僕は全く別の人間として君の前に現れるよ」
「それでもわかるわ、私にはあなただっていうことが」

このあたり、かなりうるとびーず流の意訳になってますが、
この台詞で泣いちゃいましたねー。
だって私の憧れなんですもん、このシチュエーション。
私は死んでも魂があると信じたい口。
そして魂の記憶はずっとずっと残っていると。
たとえば鈴木光司の「楽園」のように、
あるいは恩田陸の「ライオン・ハート」のように、
またはXファイルの「The field where I died」（第4シーズン）のように。
結ばれるべき魂はいつも相手を捜し求め続け、
そしてめぐり会えたときにはその相手だということが一瞬でわかると。
たとえどれくらいの時間がかかろうと、
めぐり逢うべき魂は時空を越えても出会えるのだと。
なんて力が入っちゃいましたが。（笑）

しかしこの映画、原田知世がめちゃくちゃカワイイですね！
決して好きな女優さんではないのだけれど、これはカワイイ。
でも作品の出来としては「タイム・トラベラー」の方が上かも。
両作品の関係サイトはこちら。

★★ 「時をかける少女」
★★ 「タイム・トラベラー」
★★ ここには「タイム・トラベラー」の貴重な画像と音声があります！

ぜんぜん関係ないように思えた映画2本なのだけど、
実はどちらも愛を探し求める映画ということで共通点あり？

さて、明日からはまた来客ありです。
しかもPTAのお仕事も入ってくる。
時間のあるうちに今夜、もう1本映画を観ちゃおうかな。

本日MLで届いた情報を、「お知らせしたい情報」に載せました。

「世界貿易センターに突っ込んだ２機の旅客機も、
実際は違うもの（おそらく軍用機）であったこと、
機体の下にミサイルか何かを積んでいること、
それがビルに突っ込む直前に発火して、
その直後に飛行機が突っ込んでいること、
などを映像と証言で明らかにしていきます。」
という最新のビデオを日本で公表するお知らせです。
詳しいことはこちらのページでお読み下さい。
ちょっと長いです。(*^_^*)

★★ 「お知らせしたい情報」

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