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一昨日から全国的にはゴールデンウィークに入いった。今年は震災の影響下、自粛ムードもあり、例年のような超混雑ぶりはなさそうである。このところやっと重い腰を上げ、震災後久々に映画を観始めた。今年のGD時期の映画の公開は数の上では例年と変わらないが、魅力ある作品は正直ほとんど無い、実に寂しい映画業界だ。配給元のせいも有るのだろうか、稚拙な作品が目立つ。そんな中、「ガリバー旅行記」を観た。「ガリバー旅行記」はご存知、ジョナサン・スウィフトの古典名作だが、今回役上の名前に肖った同一タイトルの映画が公開された。「スクール・オブ・ロック」のジャック・ブラック主演で映画化したアドベンチャー・コメディ。バミューダ・トライアングルで遭難し、中世の小人の国へ異次元スリップしてしまい、ガリバーを待ち受ける驚きの運命をコミカルに描いた。共演に「プラダを着た悪魔」のエミリー・ブラント。監督は「モンスターVSエイリアン」のロブ・レターマン。ニューヨークの新聞社に勤める郵便係のガリバー。失敗を恐れるあまりチャレンジ精神に欠け、記者になる夢も片想いの成就も実現できずにいた。そんなある日、謎の三角海域バミューダ・トライアングルの取材という大きな仕事を手に入れる。意気揚々と向かった先で突然の大嵐に巻き込まれ、遭難する。浜辺に打ち上げられたガリバーが気づくと、なんと、たくさんの小人たちによって拘束されていた。彼が漂着したのは、中世の小人たちが住む“リリパット王国”だった。持ち前のキャラに独特の癖のあるジャック・ブラックの活躍が面白い。乗りも乗り、ミュージシャンの持味がそのまま出ている。まぁ娯楽も娯楽の映画なので、複雑な問題提起など何も考えないで観られるのは楽しかった。今年は行楽へと外出も縮小気味で近場を選ぶ人が多いとの事。たぶんに家の中で過ごしている方が例年より多いのかなと思われる。かく言う小生もどこにも出ずで、映画三昧をしている。新作映画が魅力に欠けるので、この後は以前観た掘り出し物にでも眼をむけてみようと思っている。
2011/04/30
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日本人の美徳だろうか、節約しようとする衝動や無駄遣いはしないという風潮が今をときめいている。この余分に欲しがらないという気持ちは、震災後に勢いを取り戻した。駅では人々が重い荷物を引っ張って、動いていないエスカレーターや階段を上る。節電の名の下に、冷蔵庫のドアは控えめに開ける。自宅の電球も3本連なる蛍光灯は1本を点灯させる。街中のショウウインドーの華やかな光は消え、エオンも翳っている。多くの人は豪華なレストランを避ける。たぶんに他の人が避難所で苦しんでいる時に、そうした場所で食事をするのは不適切に思える心情というものが反映されているのだと思う。だからといってそういう境遇に、自分は貧しいとか、侘しいとは多くの人感じていないだろうし、思わないだろう。英国などは、駅の構内が普通に薄暗い。むしろ日本は”明るすぎ”を公然としてきたわけだ。電力不足で協力という名の名目で見直すことが余儀なくされ、日本人そのものが持っている美徳がいま意識された。純粋に経済的な観点で考えれば自粛しすぎは後退する。だがこの美徳はむしろ哲学的な観点からの行動といえるものだ。その最たる起点にあるものは、物理的なインフラの破壊よりも、災害が国民の精神に与えた傷跡の方が大きいからだと思う。これを個人から国民全体に波及し、盛り返してゆくには相当な時間と心理的な克服が必要となる。だが果たして今の状態が本当に酷い状態なのだろうか?というと、小生はそうとは思わない。むしろ健全と呼ぶに相応しいものだといえる。いらない物は不必要に買わない、持たないというのは、本来当然の姿だ。震災の復興は出来るだけ早くは必然で、一日も早く普通の生活に戻れることを切願している。今回の原発事故での警鐘は日本全体の「現状の節約」というものを根底からを見直したように思う。それゆえに復興後に新たに高揚上昇して華やかになっていくとは考えにくい。良い意味での学習能力と震災から学んだ節約の美徳は、余程のことがない限り続くと思われる。それは決して後戻りしている訳ではなく、原点回帰に繋がる進歩でもある。今後あらゆる観点から様々な分野で、節約に通ずる美徳は見直されていくのではないだろうか。
2011/04/22
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東日本大震災が起きて早今日で41日目、原発事故が未だ治まらない状況が続いてる。あれだけ大きな衝撃を受けると、自ずとエネルギーが後退する。況してや音楽や映画など耳を傾け眼を通すことなど、慢性化でもしない限り、腰を入れて聴いたり観たりは出来ない。各言う小生も、何か気が抜けたように放心状態から未だ眼が覚めぬ。湯船に浸かればツナミを想像してしまう。風呂が怖い感じがする。海など見たらもっとだ。少なくとも海に行きたいなどと考えることは現時点では皆無といえる。今は世の中大震災の後遺症を原発事故に追われているが、未曾有の大災害のことを少しずつ忘れていく。むしろ思い出したくないという気持ちが多いからだが、とかく日本人はその傾向が強い。原発事故も見えないだけに、大変な障害が未来永劫にまで続くにも関らず、たぶんにゆっくりと薄れがちになる。とは言え風評紛いな人種差別的な偏重は、酷いほどその醜悪な性質を恥じともしない日本人を現している。見た目穏やか、言葉ではガンバレと誰しもが言うのだが、本心は結局自分の事だけというのが見え隠れする。何か憤りとやるせなさを感じてしまう。なのになのに、それすらも人のウワサは75日、ゆっくりと忘れさられていくのかも知れない。
2011/04/21
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今日の驚きニュース!全米5大オーケストラの一つ、フィラデルフィア管弦楽団が16日、米連邦破産法11章(日本の民事再生法に相当)の適用を申請すると発表し、事実上経営破綻した。米主要オーケストラの破綻は初。当面、予定されている公演は続けるらしい。1900年の創設され、レオポルド・ストコフスキーやユージン・オーマンディら名指揮者の下で全米有数の楽団となり、かのフィラデルフィア・サウンドを確立。ちょっと前までリカルド・ムーティ、現在ははシャルル・デュトワが常任指揮者だ。近年は切符の販売や寄付が落ち込む一方で運営費がかさみ、慢性的な赤字体質となっていた。同楽団は声明で「我々はフィラデルフィアの象徴であり、国際的な財産でもある。コンサートに来て楽団を支えてほしい」とファンらに呼びかけている。こういうニュースだった。経営破綻といっても、少し前までは年間コンサートの収益が44億円もあった。昨年は24億円。いくら減収になったとはいえ、これだけあれば破綻は?と思ってしまう。で、このオーケストラが何故これほど破綻に追い込まれてしまったのか。あくまでも小生の主観だが、フィラデルフィア・Oはメンバーの楽器が超豪華で超高品質、世界で一番高額な楽器を使用している。ヴァイオリンも1本1億円以上のものを使っているメンバーもいる。これは手入や維持費に相当お金がかかる。またギャラが最も高いオケでもある。かのベルリンフィルやウィーンフィルよりも高い。コンサートで世界中を移動するだけでも、かなりお金がかかる。要はそういう体質ができてしまってきたというツケともいえる。そうは言うものの、フィラデルフィア管弦楽団は超優秀なレベルのオケだ。景気が文化や音楽鑑賞にまでお金が回らなくなっていることは、世界的に兆候がでてきている。それも分かるが、アメリカには超が付くほど財を自由に保っている財団が多々有るし、いるのだ。ビルゲイツやロックフェラー財団など、簡単にフィラデルフィア・Oの存続を維持できると思うのだが。もちろんオケのメンバーには今までのような高額な収入は余儀なくされるだろうが、限りなく存続OKのはずだ。111年でピリオドを打つような事にないよう願っているし、この歴史と音楽文化の一端はかけがえのないものなのだ。
2011/04/17
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東日本大震災から1ヶ月が経った。復興までの距離は中々縮まらない。原発は本日レベル7を発表。ほとんど毎日地震がある。こう続くと常に揺れているような感じで、中枢神経が麻痺状態に陥り三半規管が正常化維持できなくなる。つまり地震酔いみたいなものだ。人は目の前にある目視で驚愕を感じる。津波もそうだ。ところが原発事故の放射性物質は、見えない恐怖だ。気が付いたら..破壊されていたと成りかねない。昨日時点で福島原発の1~3号機の炉内と使用済み核燃料プールに残った放射性物質の総量は約8500万テラベクレル(1テラは1兆倍)。保安院は「今回の事故で炉内にあった放射性物質の約1%が放出された」とみている。仮に1~3号機の放射性物質がすべて放出されると、チェルノブイリの十数倍に上る。兆という単位では計れず、京という単位だ。これが完全に無くなるには、もしかしたら地球は氷河期になっているかもと危惧する。というか、地球があるのかしらんと。少なくても自分は生きていないが、子の代、孫の代という短時間ではなく、その何十倍、何百倍以上の年月がかかることは確かだ。この点に於いては明るい素材は見当たらない。地震や余震は恐ろしいが、続く限りはとにかく気をつけるしかない。備え有れば憂いなし。暫し、地震大国日本と上手く付き合うしかないと覚悟を決めた感が最近の自分に起きている。
2011/04/12
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夕べも大きな地震があった。未曾有の大災害から一月が経とうとしている今日、この余震はまだまだ続きそうだ。多くの方の命が絶え、甚大な被害の傷跡が此処彼処と散乱する。ホンの少し灯りが点された東北の地域に、夕べの地震でまた意気消沈してしまう。当然だが直接の被害を被らなかった人にさえ、今は自粛しなければという気持ちが必然的に込み上げてくる。こんな時に目出度いものへの気持ちは不思議と動かない。わざわざ自粛するようにと世間一般では語っているが、何もしなくても自粛は行なわれてしまう。この喪が明けるには、時間が必要だ。都部で花見話が話題になったが、桜に凛といた風情を静観するような趣ならとも角、ドンちゃん騒ぎは考えられない。当然自粛して然るべきである。これで経済効果に於ける損失などと騒いでる人種が居ることの方が不自然だ。物流もまだまだ途切れている。様々な障害が道路や航空路に起きている。況してや原発事故の見えない恐怖に、風評紛いで心配ないものも不可という迷信的な心理作用が邪魔をさせる。まことにもって大震災に輪をかけた。死絶えた亡骸は二度と現世に顕れない。家族や友人や様々な人たちとの予期せぬ寸断は、固い糸が完全に途切れた状態だ。平穏に普通の心の縁りが戻るのには、多くの時間がかかるだろう。言葉でいうほど簡単なものではない。慰めや激励は、有難くも悲しみが倍増する。食べ物被害や汚染土壌の問題は未来永劫まで、何かしら影を落とした。土地も住居も同様だ。内陸で起きた事故だったら、歴史上、世界最大の最悪な原発事故になった。既に欧米では、チェルノブイリを越えたと新聞等で記載された。フランスのフィガロには、同様の記事が載っている。イギリスの原子力工学の専門家たちは、いくようにも今回の東電原発事故が終息するのには、100年掛かると数日前に発表した。この点は日本の政府や東電の見解は信じられないほど、甘い考えと言わざるをえない。細かく触れたらキリが無いが、国民は完全無欠ではなくとも、ある程度のラインで国から発表されるデータを信じて生活をしてくしかない。確実なものなぞ無いかも知れないが、これなら大丈夫という明白なものを提起し、明示してほしいものである。いずれその結果検証は、そう遠くはない頃に表れる事になるだろう。
2011/04/08
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