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Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2008.06.15
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カテゴリ: 社会・政治・時事
「買おうかな」 と思って1年以上経ってから、
 やっと購入して、読んでみました。
 「つながり」という言葉に、私は、ケータイとかインターネットを連想したのですが、
 特にそれらに焦点を当てた内容の本ではありませんでした。

 本著を読んでいて、途中は、あまり良い気分ではありませんでした。
 と言うのも、かなりのページを割いて、
 『下流社会』の三浦展氏を、かなり痛烈に延々と批判しているから。
 もちろん、批判している内容自体は、的確なところもあります。


  自明のこととして書かれている。
  が、実はこの前提が崩れたからこそ、意識構造が細分化して、
  同じレースで皆が走ることができなくなっている、
  と言う事実を完全に見落としている。
  つまりトラックが前だけでなく、横にも後ろにも上にも伸びていて、
  どのコースを選択するかはまったく自由なのである。
  それどころかまったく走らず、
  その場にとどまっていることも選択肢のひとつとして許容されている。

それと、ケータイとかインターネットに関連した記述も、一部には見られます。

  これはネットだけでなく、携帯電話、携帯メールに過剰に依存する人々すべてに言える。
  彼らにとって最優先事項は「つながっている」ことなので、

  今、現在、対面している人や集団と「つながれない」と思った瞬間から、
  相手は受信した携帯メールより下位の存在として位置づけられる。

前述した「気分が良くない」部分はあるものの、
世間を騒がせた有名人が登場したり、マンガのキャラが登場したりと、
若い感覚で、様々なジャンルを網羅しながらの展開は興味深く、


とにかく、私が、本著を読むにあたって、まずかったなと思ったのは、
著者の速水さんについて、全く予備知識がなかったということ。
本著を読んで、著者と宮台さんとの関係も初めて知ったぐらいだから、
そういうことを、前もって知っていれば、途中、それほど気分が悪くならずにすんだでしょう。





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Last updated  2008.06.15 12:04:37 コメント(1) | コメントを書く
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