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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2008.10.11
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 生まれてくれば、必ず死ぬ。
 そんなことは、普通に考えれば、当たり前のことだけど、
 それが、いざ自分のこととなると、正視できなくなってしまう。 

 若ければ若いほど、自分とは無縁の、他人事としか感じられないかもしれない。
 ある程度年齢を経ても、「自分だけは死なないんじゃないか」とか、
 「医療の発達で、ひょっとしたら、死のない時代が訪れるのではないか」と考える。
 不老不死は、古より多くの権力者も欲し続け、未だ誰も手に入れていないもの。

果たして、死がこわくなるなんてことはありうるのか?

だから、生への未練が少なくなれば、何とか死と折り合いがつくのではないかと言う。
本著は、いかにして生への未練を減らし、その時を迎えるかの手引き書である。

身辺の整理、心の整理をしながらも、夢を持って懸命に生きる。
そして、最後の瞬間を迎えるまでの時間を、どんな形で過ごしたいのか、
その終焉の地はどこなのか、その時、そばに誰がいてくれるのか、
そんなことも色々考え、準備をしておく必要が、やはりありそうだ。

   ***

本著の著者は、精神神経科・斉藤病院名誉院長の斎藤茂太氏。
あの歌人の斎藤茂吉さんの長男。茂吉さんも精神科医だったんですね。





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Last updated  2008.10.11 11:23:32 コメントを書く


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