乱読・積んどく・お買い得!?

乱読・積んどく・お買い得!?

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2009.05.22
XML
カテゴリ: 文芸

 と言うより、さすがに海堂さん、スゴイ!!
 何がスゴイかというと、この『ジェネラル・ルージュの凱旋』のお話しが
『ナイチンゲールの沈黙』 のお話しと、同時並行で進んでいたという設定。

 もちろん、『ナイチンゲールの沈黙』を、全く読んでいなくても、 
 『ジェネラル・ルージュの凱旋』単品で、十分に楽しめるけれど、
 『ナイチンゲールの沈黙』を読んでいれば、お馴染みのキャストが勢揃いなので、
 それぞれのキャラもよく分かっており、面白さが倍増!


処置室に搬送された少女の死体に、不審なものを感じたジェネラル・速見先生は、
その死因解明のため、解剖を両親に要求するが、弁護士である父親は、それを強く拒絶。
この閉塞状況を、姫宮さんが「エーアイ」を提案することで打開し、見事に虐待を見破る。

そして、もう一人、活躍が際立ったのが、藤原看護師。
速見先生の疑惑に対する、エシックス・コミティの沼田委員長との攻防で、
苦戦を強いられるリスクマネジメント委員長・田口先生を
的確な判断と行動で、協力にバックアップする姿は、大物ぶりを存分に感じさせてくれる。

そして、いつも感じることだけど、
やっぱり田口先生は、ややくたびれた風体のおじさんじゃないと、お話しが成立しない。
特に今回は、速見先生との「男と男の友情」が、結構、お話しの肝になっているんだから。
私は、まだ映画を観てないけれど、その辺は、どんな風に描いてるんだろう?


それでは、下巻の読書へと取りかかります。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2009.05.22 23:46:15 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: