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chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2013.01.05
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カテゴリ: 文芸

 五十嵐真を主人公とする「猿の話」。
 この二つのお話しが並行して進んでいき、
 「五十嵐真の話」の直前から、それらが一つに重なっていく。

 よくあるお馴染みのパターンなのだが、
 それでも、スイスイ読めて、どんどん引きこまれていく。
 「さすが伊坂さん!」と言うしかない。
 ただ、最後の収まり具合は、さほど心地良いものではない。

本著を読んだ後、 特設サイト
伊坂さんが、何を考え、何を思いながら作品を書いているのかがよく分かった。
本作を読んだ後に感じた、あの収まり具合の悪さは、
実は、伊坂さんの狙い通りのものだったことが分かった。

また、伊坂さんという作家が、パッと思い浮かぶ村上さんではなく、
大江さんから大きな影響を受けているというのも、新たな発見だった。
作家として生きていく上で、様々な試行錯誤が必要なのだということも。
でも、私は、どちらかと言うと 『チルドレン』 とか書いてた時期の伊坂作品がお気に入りです。





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Last updated  2013.01.05 11:31:43 コメントを書く


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