乱読・積んどく・お買い得!?

乱読・積んどく・お買い得!?

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Calendar

Comments

chiko619 @ Re:新参者(09/22) 「新参者」読みました。 東野圭吾さんは、…
kimiki0593 @ 相互リンク 初めまして、人気サイトランキングです。 …
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ こんにちは! 遅ればせながらあけましておめでとうござ…
Twist @ はじめまして^^ 先ほどこのロングインタビューを読み終え…
2022.12.18
XML

 東京から通いで8年続けている(本著出版時点)という方。
 東京への呼び寄せや実家へ帰っての介護ではなく、
 あえて同居せずに、離れて認知症介護をするという道を歩まれています。

 本著を読み進める中で、工藤さんがなぜあえて同居しない道を選んだのか、
 そして、そのためには、どのような手立てが必要で、
 それを実際にどう進めていけばよいのかが分かってきます。
 同じような状況にある方にとって、とても心強い指南書となるはずです。

本著では、認知症の種類や症状、地域包括支援センターや認知症ケアパス、要介護認定申請、

さらには、在宅医療、施設介護、認知症カフェ、見守りサービス等に至るまで、
別居介護を行う上で必ず必要となってくる知識が、分かりやすく説明されていきます。

しかし、何と言っても秀逸なのは、
「3章 離れて暮らす親と気持ちよく過ごすための心得」で防火や防災対策が、
「4章 離れて暮らす親の介護の『お金』のこと」でお金に関わる一連のことが、
「5章 離れた親を見守る『認知症介護』ツール」で介護インフラが具体的に示されていること。

特に、介護インフラとして示される、見守りカメラやスマートリモコン、スマートロック、
スマートスピーカー、スマートディスプレイ、インターホン、GPS機器の携帯などは、
以前なら思いもつかなかったような最新技術の数々であり、
上手く利用すれば、離れて介護することの可能性がぐっと広がるものだと感じました。

「第6章 亡くなる前と後にやるべきこと」も、頭の片隅には置いておきたいことですね。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.12.18 10:38:20 コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: