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気まぐれ80s~第9シーズン(その8) 1980年代のナンバーを10回にわたって取り上げているところですが、この辺りでハードなものを2つほどピックアップしてみたいと思います。まずは、かつて本ブログで動画が貼り付けられなかった頃に記事にしたナンバー(参考過去記事)の動画をお届けしようと思います。 1980年代に入って結成され、米国ではモトリー・クルーと並んでグラム・メタルやヘア・メタル(日本ではL.A.メタルという表現もよく聞かれました)の代表的バンドとなったRATT(ラット)の個人的に気に入っているナンバーです。 ラットのアルバムとしては、1985年の『インヴェイジョン・オブ・ユア・プライヴァシー』もよく聴いたのですが、今回は1986年発表の『ダンシング・アンダーカヴァー』に収録され、シングル曲となった「ダンス(Dance)」です。 そんな彼らが21世紀に入ってどうなったのか。まったく追っかけていませんでしたが、なんでも2010年代になって現在では2派(ヴォーカルのスティーヴン・パーシーを中心とする側とドラムスのボビー・ブロッツァー側)に分裂してしまっている模様です。どうやらオリジナル・メンバー中心でやっていくか、新たな顔ぶれを入れていくかで対立したことから分かれてしまったようです。以下は、ブロッツァー派のものと思われる2016年の演奏の様子です。 最後にスティーヴン・パーシーがヴォーカルのラットによる2017年の演奏です。 [収録アルバム]RATT / Dancing Undercover(1986年) 【輸入盤】Dancing Undercover (Rmt) [ Ratt ] ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひ“ぽちっと”お願いします。 ↓ ↓ ↓
2018.04.30
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気まぐれ80s~第9シーズン(その7) 第7回目は、1980年代末に発表された極上バラードです。1987年にきら星のごとくシーンに登場したリチャード・マークス(Richard Marx)の1989年のセカンド作からの大ヒット・シングル、「ライト・ヒア・ウェイティング(Right Here Waiting)」です。 リチャード・マークスは当時20歳代半ばだったわけですが、なんとも若々しいですね。続いてはライヴ演奏の模様をということで、後世の円熟味溢れるアコースティックなライヴの様子をご覧ください。 ちなみに、この曲は当時、英では2位だったものの、全米1位をはじめ世界各国で1位のヒットでした(カナダでは年間2位の大ヒットだったとのことです)。とはいえ、過去のヒット曲という”懐メロ”的な位置づけではなく、今でも街中やいろんな場面で耳にするスタンダードになっています。加えて、後にいろんなアーティストによってもカバーされています。 そこで、今回は1999年のモニカと112(Monica featuring 112)によるカバーをお聴きください。モニカは、1980年生まれで、1990年代後半以降に活躍しているグラミー受賞歴もあるR&B女性シンガーです。なるほど、女性が歌うとこうなる、そしてさすがはR&Bのシンガーといった節回しと感心させられるカバー・ヴァージョンです。 [収録アルバム]Richard Marx / Repeat Offender(1989年)Monica / The Boy Is Mine(1999年) 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 “ぽち”応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓
2018.04.29
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気まぐれ80s~第9シーズン(その6) 続いては、ディオンヌ・ワーウィック(Dionne Warwick)のナンバーです。彼女は1970年代に登場し、その後、1980年代にかけて活躍しました。前回のブルース・スプリングスティーン(参考過去記事)と同様に、「ウィー・アー・ザ・ワールド」への参加が記憶にあるという人も多いかもしれません。 そんな彼女の1986年の大ヒット曲が、スティーヴィー・ワンダー、エルトン・ジョン、グラディス・ナイトと共演した「愛のハーモニー(That's What Friends Are For)」です。チャリティー・シングルとして英米で発売され、全米1位のヒットとなり、チャリティーの収益は300万ドル以上あったといいます。 もう1本、往時のライヴ歌唱の様子をご覧いただきたいと思います。正確にいつのものかは不明ですが、“ディオンヌ&フレンズ”の“フレンズ”のメンバーが少し入れ替わっています。スティーヴィー・ワンダーは同じですが、ルーサー・ヴァンドロスとホイットニー・ヒューストン(参考過去記事、ちなみにディオンヌとホイットニーは従姉妹の関係でした)が加わっています。 ところで、この曲はバート・バカラックとキャロル・ベイヤー・セイガーのペンによるものですが、実はディオンヌの数年前に先に別の有名アーティストが歌ったものでした。1982年、サウンドトラック盤に提供されたロッド・スチュワート(Rod Stewart)による「愛のハーモニー」をどうぞ。 [収録アルバム]Dionne Warwick / Friends(1985年)Various Artists / Nightshift (Original Motion Picture Soundtrack)(1982年) Dionne Warwick ディオンヌワーウィック / Friends 【CD】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひ“ぽちっと”お願いします。 ↓ ↓ ↓
2018.04.28
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気まぐれ80s~第9シーズン(その5) 前回に続いてもう1曲、王道の典型的アメリカン・ロックのナンバーです。アメリカン・ロック界の“ボス”ことブルース・スプリングスティーンの大ヒット作『ボーン・イン・ザ・U.S.A.』からのシングル曲です。「グローリー・デイズ(Glory Days)」というナンバーです。 表題(“栄光の日々”)の通り、野球で鳴らした若い頃を振り返るという内容のナンバーで、ミュージック・ビデオもその内容を意識しつつ、ライヴ演奏風な映像内容となっています。まずは、ヒット当時のそのビデオ映像をどうぞ。 この曲のシングル・リリース時点では実はリトル・スティーヴン(スティーヴ・ヴァン・ザント)は、E・ストリート・バンドを既に脱退していましたが(そんな事情もあって後任のニルス・ロフグレンも映像には登場しています)、スプリングスティーンとリトル・スティーヴンとの掛け合いが印象的な曲でもあります。 今回は、もう1本、比較的近年のライヴ演奏の様子もご覧いただきたいと思います。2013年のライヴの映像とのことです。リトル・スティーヴンはバンドの再結成時に再合流していますので、現在に至るまでライヴでのブルースとスティーヴの掛け合いはおなじみの見せ場となっています。 [収録アルバム]Bruce Springsteen / Born in the U.S.A.(1984年) ボーン・イン・ザ・U.S.A. [ ブルース・スプリングスティーン ] 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、“ぽち”応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓
2018.04.27
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気まぐれ80s~第9シーズン(その4) この辺りで王道で骨太のロック・ナンバーを取り上げてみたいと思います。“アメリカン・ロックの良心”と言われたりもするジョン・メレンキャンプ(John Mellencamp, 旧芸名はジョン・クーガー、ジョン・クーガー・メレンキャンプ)のナンバーです。 1985年の名作『スケアクロウ』に収められたシングル曲、「ロック・イン・ザ・U.S.A.(R.O.C.K. in the U.S.A.(A Salute to 60’s Rock)」です。 元の副題にあるように、“60年代ロックへの敬意”を表したナンバーで、時間的には短いながらもなかなかストレートなロック・ナンバーです。さらにもう一つということで、時は流れて2001年のライヴ演奏シーンもご覧いただきましょう。 2018年4月現在、そんな彼も66歳になりました。まだまだ元気なロック魂を聴かせてほしいと願う次第です。[収録アルバム]John Cougar Mellencamp / Scarecrow(1985年) 【輸入盤】 Scarecrow (Rmt) [ John Cougar Mellencamp ] 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 “ぽち”応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓
2018.04.26
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気まぐれ80s~第9シーズン(その3) さて、調子に乗って“踊れるナンバー”をもう一つ続けたいと思います。1984年にデッド・オア・アライヴ(Dead Or Alive)がリリースした「ユー・スピン・ミー・ラウンド(You Spin Me Round (Like A Record))」です。 元の副題が“レコードみたいに”というのは、1980年代前半ということでご愛嬌です(CDの売り上げがLPを抜くのは86年のことで、この段階ではまだLPレコードが“普通”でした)。デッド・オア・アライヴは、ニュー・ウェーヴとかニュー・ロマ(ニュー・ロマンティック)とかいったジャンル分けされる分野から出てきたグループでしたが、後に音楽界を席巻した“ユーロビート”の奔りと言われたりもします。以下のビデオでもわかるように、踊れるんだけれども、ヴォーカルは確かにロックの流れを受け継いだ力強い部分もあるように思います。 それにしても、当時、このビデオはよく見ましたので、“千手観音”も今となっては懐かしい想い出です(笑)。このグループを率いていたのは、ピート・バーンズでしたが、2年前に57歳で亡くなりました。整形手術などが原因で体調を崩し、2011年にバンドの再結成がもうないということを表明し、2016年に亡くなりました。在りし日の姿をということで、動画をご覧ください。1985年の演奏の様子、さらには痛々しい部分も垣間見えるような気もしないではないですが、それも含めて後世の歌唱シーンもどうぞ。 [収録アルバム]Dead Or Alive / Youthquake(1985年) Dead Or Alive デッドオアアライブ / Youthquake 【CD】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひ“ぽちっと”お願いします。 ↓ ↓ ↓
2018.04.25
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気まぐれ80s~第9シーズン(その2) 80年代シリーズの第2回目は、今でもあちらこちらでよく耳にするシンディ・ローパー(Cyndi Lauper)の代表曲を取り上げたいと思います。1983年(日本では翌年)にアルバム『N.Y.ダンステリア』の先行シングルとして発売され、英米ともにチャート2位となった「ハイ・スクールはダンステリア(Girls Just Want To Have Some Fun)」です。ちなみに、現在ではアルバム名は『シーズ・ソー・アンユージュアル』、本曲名は「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」と邦題が修正されています。あと、余談ながら、次のビデオの母親役は実の母だったとか。 さて、このナンバーは後に本人によってリメイクもされました。1994年のベスト盤からシングル・カットされ、「ヘイ・ナウ(ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン)(Hey Now (Girls Just Want to Have Fun))」というタイトルになっていたものが、そのリメイク版です。わりと大胆にアレンジを変え、レゲエ調を交えながらの演奏・歌唱で、発売当時、これはこれでなかなか面白いと感じました。 今回はおまけでもう1つ。“神対応”として有名なビデオ映像ですが、ブエノス・アイレスの空港での一幕です。飛行機の遅延でいら立つ乗客たちを和ませた即興のパフォーマンスです。 [収録アルバム]Cyndi Lauper / She’s So Unusual (N.Y.ダンステリア)(1983年) [期間限定][限定盤]シーズ・ソー・アンユージュアル/シンディ・ローパー[CD]【返品種別A】 下記ランキングに参加しています。 お時間のある方、応援くださる方は、“ぽちっと”よろしくお願いいたします! ↓ ↓
2018.04.22
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気まぐれ80s~第9シーズン(その1) 80年代の名曲選、第9回目のシリーズを始めてみたいと思います。10回×9シーズンですから、合計すると相当な曲数になるわけですが、2つほど言い訳といいますか、理由を述べてみたいと思います。ひとつは本ブログが始まってそろそろ9年になろうかということ。年に1回やったとしても、第9シーズンになってしまう訳です。それから、やはり80年代はMTVなどシングルで印象の強い曲が多く残された点もあるように思います。そのようなわけで、相変わらずではありますが、全10回、ぜひともお付き合いください。 1回目は「ヴィーナス(Venus)」というナンバーです。1969年にオランダのロック・グループのショッキング・ブルー(The Shocking Blue)が発表し、1970年に全米1位を記録した有名なナンバーです。この曲は、1986年にバナナラマ(Bananarama)なるイギリスの女性3人組がカバーし、再び全米1位に輝きました。まずは、ポップ/ダンス調のバナナラマによる「ヴィーナス」をどうぞ。 折角ですので、ショッキング・ブルーによる演奏もお聴きください。ロック好きとしては、やっぱりこの人たちのものが断然かっこいいですね。 とはいえ、時代はダンス調が広く受け入れられていました。日本でもバナナラマをさらにカバーした次のような「ヴィーナス」もリリースされました。後に演歌歌手に転向した長山洋子による「ヴィーナス」です。 [収録アルバム]Bananarama / True Confessions(1986年) 【メール便送料無料】Bananarama / True Confessions (輸入盤CD) (バナナラマ) 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2018.04.21
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特大ヒット・シングルを収めた4th作 ベルリン(Berlin)と言えば、ドイツの都市名なわけだけれど、特にそれと関係が深いわけでもなくバンド名としたのは、アメリカはカリフォルニアの若者たち。ヨーロッパ風でエキゾチックというのが理由だったとか。ということは、“リスボン”や“ジェノヴァ”、はたまた“ヘルシンキ”や“コペンハーゲン”でもよかったのだろうか…。ともあれ、1980年のインディーズ盤を出し、やがてメジャーで売れるようになっていった。セカンド作とサード作で成功を収め、大ヒット映画『トップガン』のサントラという出番が回ってきた。 そのようなわけで、セカンドやサードの方がアルバムとしては売れたわけだけれど、上記映画作品の挿入歌「愛は吐息のように~トップガンLOVEテーマ~(テイク・マイ・ブレス・アウェイ)」が特大のヒットとなり、しかも日本盤ではこれがアルバム表題にまで転用されたということもあって、本盤も目につきやすい(ただし大したセールスには結びつかなかった)。 さて、上記ヒット曲のバラードのイメージだけでは、アルバム全体は想像しにくいだろう。そもそもこのバンドはシンセを積極的に使ったニューウェーヴ系の音楽を目指していた。その意味では、1.「愛の迷路(ウィル・アイ・エヴァー・アンダスタンド・ユー)」や3.「炎のハート・ブレイク(ライク・フレイムス)」、あるいは6.「トラッシュ」や9.「トーク・ミー(セックス・ミー、トーク・ミー)」あたりが本領を発揮しているナンバーということになるのだろう。その一方、個人的な好みという点では、2.「ユー・ドント・ノー」、10.「ピンク・アンド・ベルベット」(特にこの曲は私的には一押し)なんかもいいと思う。 でもってこのバンド、その後はどうなったのかというと、本盤のセールスが振るわなかったことや、5.「愛は吐息のように」のヒットによる方向性をめぐり、結局は1987年に解散してしまった。さらにその10年後の1997年以降は再結成し、ゴーゴーズ再結成ライヴの前座を務めたりした。現在も活動中で2013年にアルバムを発表(筆者は未聴)、2017年には新作を準備中との報道もあった。現在、メンバーは50歳代といったところだろうが、もう一花咲かせたりという展開がひょっとしてあったりするのだろうか。[収録曲]1. Will I Ever Understand You2. You Don't Know3. Like Flames4. Heartstrings5. Take My Breath Away6. Trash7. When Love Goes to War8. Hideaway9. Sex Me, Talk Me10. Pink and Velvet1986年リリース。↓いちばん上はアナログEP(中古)です↓ 【中古レコード】ベルリン/トップガン・ラヴ・テーマ〜愛は吐息のように[EPレコード 7inch] 【中古】愛は吐息のように/ベルリン 【中古】 Berlin / Count Three & Prat 【CD】 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、“ぽち”応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓
2018.04.18
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時代背景に翻弄された問題作 キャプテン・ビーフハート(Captain Beefheart, 本名ドン・ヴァン・ヴリートDon Van Vliet)と彼が率いるマジック・バンドは、1967年にファースト作の『セイフ・アズ・ミルク』を発表した。アルバムは売れたわけではなかったが、引き続き2作目の録音を始める。ところが、バンドがヨーロッパをツアー中にプロデューサーのボブ・クラスノウは、ミックスやエフェクト処理を施して、アルバムとして発表してしまう。そうして出来上がってしまったのが、本盤『ストリクトリー・パーソナル(Strictly Personal)』であった。 ファースト作でわかるように、キャプテン・ビーフハートは、ブルースに根差し、ポップスの要素も取り込んで、独特のダミ声を生かして他にない世界を表現していた。ところが、本作の方は、クラスノウの手を経ることで、よりによってサイケな仕上がりになってしまった(この辺は言い分がそれぞれに異なり、アーティスト側は勝手にされたと言い、プロデューサー側は承諾済みだったと主張している)。確かに、前年の1967年は、ビートルズの『サージェント・ペパーズ』やローリング・ストーンズの『サタニック・マジェスティーズ』を始めとして、サイケデリック音楽が一世を風靡していたので、サウンド的にこうやって聴衆の受けを狙ったのも理解できなくはない(おまけに、ビーフハートが歌う詞の中には“ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー”なんて一節があったりもする)。ともあれ、アーティスト側が納得できない盤になってしまったことは事実で、表題の“ストリクトリー・パーソナル”をもじって“ストリクトリー・コントリヴァーシャル”(実に論争を呼ぶ)とすら言われるほどだ。 でもって、個人的にはどう受け止めているのかと言うと、今のところの暫定的な結論は、“余興である”ということだったりする。真面目にキャプテン・ビーフハートを聴いてみようという向きには勧めようとは思わない。『セイフ・アズ・ミルク』を聴き、『トラウト・マスク・レプリカ』を聴き、その間の余興でたまに引っ張り出してくる。時代の雰囲気(サイケっぽさ)も感じられるし、ビーフハートらしさもあちらこちらで感じられる。だからこそ、アルバムの制作・発売のややこしいことは半ば脇に置いて、気軽に聴いたほうがいいのかな、と思ったりする。 ちなみに、ビーフハートとそのバンドはこの一件により、レーベルを移り、翌年に名作として知られる『トラウト・マスク・レプリカ』を発表することになる。余談ながら、上記の経緯からジャケットの仕様などに本人たちは関わっていないのだろうと想像するが、“写真在中、折り曲げ厳禁”と書かれ、切手部分にはメンバーの顔という封筒を模したジャケット・イメージは個人的にはなかなかセンスがいいと感じている。[収録曲]1. Ah Feel Like Ahcid2. Safe As Milk3. Trust Us4. Son of Mirror Man - Mere Man5. On Tomorrow6. Beatle Bones 'n' Smokin' Stones7. Gimme Dat Harp Boy8. Kandy Korn1968年リリース。↓本盤が見つからないので、いずれ取り上げるつもりの別盤へのリンクです。↓ 【メール便送料無料】Captain Beefheart / Safe As Milk (輸入盤CD)(キャプテン・ビーフハート) 【中古】輸入洋楽CD CAPTAIN BEEFHEART&HIS MUSIC BAND / TROUT MASK REPLICA[輸入盤] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2018.04.16
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INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。ここしばらくの記事を追加しています。INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブログのトップページ右欄(フリーページ欄)からお入りください。 アーティスト別INDEX~ジャズ編(A-G)へ → つづき(H-L)・つづき(M-Z) アーティスト別INDEX~ロック・ポップス編(A-C)へ → つづき(D-H)・つづき(I-L)・つづき(M-R)・つづき(S-Z) アーティスト別INDEX~ラテン系(ロック・ポップス)編へ アーティスト別INDEX~邦ロック・ポップス編へ 下記ランキングに参加しています。応援くださる方は、各バナー (1つでもありがたいです)をクリックお願いします! ↓ ↓
2018.04.13
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バンド最盛期を締めくくる盤 ハート(Heart)は1975年にデビューし、1970年代後半に着実に人気を固めていった。1980年代初頭にメンバー交代と音楽の方向性の変化があって停滞したが、1985年のセルフタイトル盤、1987年の『バッド・アニマルズ』とヒットを連発する。この黄金期の最後を締めくくる盤となったのが、1990年発表の本作『ブリゲイド(Brigade)』だった。 前2作の人気を引き継ぎ、本盤も大きなヒット作となった。全米・全英ともにチャート3位を記録し、特にイギリスでの3位というのは、このバンドのアルバムのうち最高位である。4曲がシングルカットされた。顕著なヒットとなったのは先行発売のシングルとなった2.「愛していたい(オール・アイ・ウォナ・ドゥ・イズ・メイク・ラヴ・トゥ・ユー)」だけだった(米と英の双方で2位、カナダやオーストラリアでは1位)。とはいえ、他のシングルも、またシングル以外にも優れたナンバーが多く、この絶頂期の3作の中ではアルバムとしての出来は最も良いと評されることも多い。 その理由は、やはり前作・前々作の商業的成功にあったのだろう。前作(『バッド・アニマルズ』)を取り上げた時、“売れ筋路線に自信が加わった”というようなことを述べたのだが、本作はその自信がもう一段階高いレベルへと上がっている。結果として、“売れ筋”優先で遠慮してきた部分も巧みに織り込まれているように思う。前2作よりもハードな曲や演奏が随所に見られるのはそのためだろう。 冒頭の1.「ワイルド・チャイルド」のシンプルかつカッコいいギター演奏と円熟味が加わってきたアンの歌唱から幕を開ける。2.はミディアム・テンポのバラード調で、上述の通りヒットした。3.「シークレット」はシングルとしては売れなかったが、アンのヴォーカルが素晴らしく、ファンの中には「ディーズ・ドリームス」や「アローン」と並ぶハートのベスト・バラード曲という意見もあるようだ。筆者が本盤中で最も気に入っているのは、4.「いつわりのストレンジャー(トール・ダーク・ハンサム・ストレンジャー)」。ホーンセクションを入れたハードな1曲に仕上がっている。 6.「ナイト」は、ヒット路線転換以前からのハートのファンにも好まれそうなナンバー。7.「おもかげせつなく(フォールン・フロム・グレイス)」は上記4.に次いで筆者のお気に入り曲。いきなりコーラスから始まりポップかと思いきや、案外普通にハードロック調のナンバーで、サミー・ヘイガーがライターと言われるとなるほど納得といったところ。10.「ストランデッド」は本盤中では2.と並んでポピュラーなナンバーで、シングルとして13位まで上昇した。アルバムを締めくくる13.「アイ・ラヴ・ユー」はシンプルで素朴なバラード。ハートのアルバムにはひょっこりこういった曲が光っているというケースがあり、この曲もウィルソン姉妹のソングライティングにアンの秀逸なヴォーカルが光る。 少々長くなってしまったけれど、『ハート』や『バッド・アニマルズ』しか聴いていないというのは実にもったいない。未聴という向きは、ぜひこの盤にも耳を傾けてほしいと思ったりする。[収録曲]1. Wild Child2. All I Wanna Do Is Make Love to You3. Secret4. Tall, Dark Handsome Stranger5. I Didn't Want to Need You6. The Night7. Fallen from Grace8. Under the Sky9. Cruel Nights10. Stranded11. Call of the Wild12. I Want Your World to Turn13. I Love You1990年リリース。 【メール便送料無料】Heart / Brigade (輸入盤CD)(ハート) 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2018.04.10
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ソニー企画の一環としての初ライヴ盤 ユリディア(Yuridia)は2005年にTV番組をきっかけに“シンデレラ・ガール”としてデビューしたメキシコの女性シンガー(デビュー盤記事はこちら)。デビュー以降、6枚のアルバムを発売して計800万枚以上を売り上げ、ここ十数年のメキシコのポップ界で最もセールスをあげている歌手である。 そんなユリディアが満を持してリリースした初ライヴ・アルバムが、この『プリメーラ・フィラ(Primera fila)』である。録音は2017年8月26日に行われ、同年11月にリリースされた。実は、この“プリメーラ・フィラ”(スペイン語で「最前列」の意味)というライヴ盤は、ソニーが10年以上前から企画しているもので、かつての“MTVアンプラグド”のようなライヴ・シリーズである。 17曲が収められているが、都合13曲が既存のヒットナンバー中心で、残る4曲が未発表曲となっている。したがって全体としてはヒット曲が目白押しといった印象が強い。ヒット曲の中では、デビューのきっかけとなった17.「天使(アンヘル)」(これ自体もロビー・ウィリアムズのカヴァー)のほか、ボン・ジョヴィのカヴァーである9.「コモ・ヨ・ナディエ・テ・ア・アマード(ディス・エイント・ア・ラヴ・ソング)」、前作に当たる『6』からのシングル曲の12.「コバルデ」など聴きどころが満載である。新たな曲として特に注目したいのは、本盤からの最初のシングル(先行シングル)となった10.「アミーゴス・ノ・ポル・ファボール」。上記『6』所収のいくつかのナンバーと同様にホセ・ルイス・ローマの提供を受けた曲だが、このホセ・ルイスなる人物はポップ・デュオであるリオ・ローマ(Río Roma)の片割れである。 さらなる注目点としては、この“プリメーラ・フィラ”企画で定番となっているゲストの参加がある。上記の前作からのシングル曲だった6.「テ・エキボカステ」ではスペイン人シンガーのマルー(参考過去記事(1)・(2)・(3))が登場する。また、13.「レスポンデメ・トゥ」にはペペ・アギラール、15.「誰も気づかぬよう(ケ・ナディエ・セ・エンテレ)」にはオードリ・ニックスがゲスト出演している。 なお、本盤にはDVDも同梱されていて、コンサート映像以外に10分強のドキュメンタリー映像が含まれている。メキシコ北部ソノラ州での誕生から、米国アリゾナ州への家族の移住、アカデミアへの参加からデビュー、結婚と出産、弟の死去、その後の現在までの歩みが“砂漠”というテーマで映像化されている。そのため、本アルバムのコンセプト(さらに一部ではアルバムの別名)は、“デシエルト(desierto,砂漠)”と言われている。[収録曲]1. Llévame2. Ahora entendí3. En su lugar4. Polos opuestos/Noche de Copas5. Señora6. Te equivocaste (feat. Malú)7. La duda8. Irremediable9. Como yo nadie te ha amado10. Amigos no por favor11. Si quieres verme llorar12. Cobarde13. Respóndeme tú (feat. Pepe Aguilar)14. Ya te olvidé15. Que nadie se entere (feat. Audri Nix)16. Lo que son las cosas17. Ángel 2017年リリース。↓過去の盤やベスト盤はとりあえず入手可のようです(本盤の商品リンクではありません)↓ 【メール便送料無料】Yuridia / 6 (輸入盤CD) 【メール便送料無料】YURIDIA / VOZ DE UN ANGEL (W/DVD) (輸入盤CD) 【メール便送料無料】Yuridia / Esencia De Yuridia (輸入盤CD) ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひ“ぽちっと”お願いします。 ↓ ↓ ↓
2018.04.07
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2人のマエストロによる、半世紀以上前のトロンボーン革命 ジェイ・ジェイ(もしくはJ・J)・ジョンソン(J. J. Johnson)は1924年生まれの米国のジャズ・トロンボーン奏者(2001年没)。カイ・ウインディング(Kai Winding)もほぼ同世代で、1922年にデンマークで生まれ、アメリカへ移住したトロンボーン奏者(1983年没)。これら2人は、本盤だけでなく、その後も多くの録音をこの2人の組み合わせで残していくことになった。本盤の録音は1954年だから、60数年前、もう半世紀を優に超える昔のものということになる。そうした盤のうちでも、名演の一つに数えられるのが、この共演盤『ジェイ・アンド・カイ(Jay & Kai)』である。 トロンボーンは、モダン・ジャズの発展とともに、そうした演奏に向かない楽器と思われた。バルブやキーで操作するのではなく、管の一部をスライドさせるという扱いにくさから、スピード感溢れる演奏や急激な音程変化に対応しにくい楽器だったからである。ところが、“エミネント”(秀でた、抜きんでた)と形容されるジェイ・ジェイの登場によってこの“常識”は覆される。ブルーノートの最初の吹き込み(参考過去記事)の少し後、同じくトロンボーン奏者であるカイ・ウィンディング(上記の“エミネント”に対し、彼は“インクレディブル”と形容される)とともにサヴォイに吹き込んだのが、本盤ということになる。ちなみにこれら2人は、それぞれにビバップの潮流の中で活躍経験があり、またマイルス・デイヴィスの吹き込みにも参加した経験を持っていた(カイとJ・Jは『クールの誕生』に参加し、J・Jは『ウォーキン』の演奏も有名)。 上述のような楽器の“欠点”を補うのは何よりも“技”であった。本盤の2人の演奏は、まさしくそうした“技”を持つ2人の職人芸によって生まれたものだと言える。同楽器の奏者が2人いるからと言って、決して“バトル”といった風情ではない。あくまでコラボレーション、コンビネーションの結果といった演奏内容である。冒頭の1.「バーニーズ・チューン」の軽快な演奏はこのことを代表するものだと言える。もちろん軽快さだけが売りではなく、7.「リフレクションズ」のようにスリリングさが実に印象的な演奏もある。様々に異なるテンポや曲調のものを聴かせられるのがこの2人の組み合わせの魅力でもあると言えるのかもしれない。 さらに面白いと思えるのは、ピアノレスの編成での演奏が含まれている点。2.、3.、4.、9.(1954年8月24日録音)がこれに該当するのだけれど、ジェリー・マリガンのカルテット(参考過去記事)よろしくピアノはなしで、さらにはギターが加わっている。結果的に、J・Jとカイの双頭コンボはピアノ入りを基本としていくけれども、当初はこうした試みもあったということなのだろうか。なお、5.はカイ・ウィンディングは参加しておらず、J・J・ジョンソンの少し古い音源(1947年のもの)。11.と12.はSPとして発売されたものが追加曲として収められたものである。[収録曲]1. Bernie's Tune2. Lament3. Blues for Trombones4. The Major5. Yesterdays6. Co-Op7. Reflections8. Blues in Twos9. What Is This Thing Called Love?10. The Boy Next Door11. I Could Wright a Book12. Carioca[パーソネル・録音]J.J.Johnson (tb: 1-9), Kai Winding (tb: 1-4, 6-12)Leo Parker (bs: 5)Billy Bauer (g: 2, 4)Wally Cirillo (p: 1, 6-8), Hank Jones (p: 5), Lou Stein (p: 10-12), Charles Mingus (b: 1-4, 6-9), Al Lucas (b: 5), Eddie Safranski (b: 10-12)Kenny Clarke (ds: 1-4, 6-9), Shadow Wilson (ds: 5), Tiny Kahn (ds: 10-12)Al Young (bongos, timbales: 10-12)Tommy Talbert (arr: 10-12)1947年12月24日(5)、1952年3月4日(10-12)、1954年8月24日(2-4, 9)、1954年8月26日(1, 6-8)。 【メール便送料無料】J.J.ジョンソン&カイ・ウインディング / ジェイ・アンド・カイ[CD][初回出荷限定盤] ブログランキングに参加しています。応援くださる方は、ぜひ“ぽちっと”お願いします。 ↓ ↓ ↓
2018.04.05
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CCR名曲選・第2弾(その5・最終回) クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァルの名曲選第2弾ですが、今回の第5回で一区切りにしたいと思います。そもそも、この第2弾を始めたきっかけは、最初にやったCCR曲選がいかにもCCRの特徴である3分間シングルレコードに凝縮されたロックというテーマだったことでした。その際に漏れおちたものを取り上げたいと思い、「スージーQ」でスタートしたわけです。そして、締めくくりも最初からイメージしていたのはこの曲でした。 「光ある限り(Long as I Can See the Light)」は、1970年のアルバム『コスモズ・ファクトリー』に収録されたナンバーで、「ルッキン・アウト・マイ・バック・ドア」のB面(当時は曖昧だったので両A面としてカウントされていることも多い模様)としてシングル発売もされました。 思うに、CCRの代表曲を1曲挙げろと言われると、この曲が候補になることはまずなさそうです。けれども、CCRの、とりわけジョン・フォガティの魅力が余すところなく収められた曲はと問われると、この曲が心のどこかに引っかかって忘れ去るわけにはいかないという気がします。 そのようなわけで、後年のジョン・フォガティの歌もご覧ください。2010年、ベルギーでのライヴのようですが、オーケストラをバックに現代的アレンジでの貫禄の熱唱です。 [収録アルバム]Creedence Clearwater Revival / Cosmo’s Factory(1970年) 【メール便送料無料】Creedence Clearwater Revival / Cosmo's Factory (w/Bonus Tracks) (輸入盤CD)(クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル)下記のブログランキングに参加しています。応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2018.04.02
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CCR名曲選・第2弾(その4) クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル(CCR)の名曲選の第二弾をお届けしていますが、第4回は、これぞCCRという有名シングル曲です。1968年にCCRとしてデビューし、翌69年初頭にはさっそく2枚目のアルバム(『バイヨー・カントリー』)を発表しています。そこからのシングルカットされたこの「プラウド・メアリー(Proud Mary)」は、彼らにとって初のトップ10ヒットとなり、全米2位を記録しました。 この曲ができた際の逸話なるものがあるのですが、ジョン・フォガティはメアリー・エリザベス号という蒸気船にちなんでこの曲を作ったとのことです。ところが、実物を見たことはなく、作曲時には全くの想像だったとのこと。曲がヒットしたことで、後になってからわざわざ実物を見に行ったとのことです。 いかにもCCRの本領発揮といった3分ちょっとにロックの真髄が凝縮されたナンバーということで、今回は往時のライヴ演奏の様子をご覧ください。1969年のライヴの映像とのことです。 [収録アルバム]Creedence Clearwater Revival / Bayou Country(1969年) 【輸入盤】Bayou Country - 40th Anniversary Edition (Rmt) [ Creedence Clearwater Revival (C.C.R.) ] 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーを“ぽちっと”応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓
2018.04.01
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