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1000万アクセス達成記念~いま聴きたいナンバー(その14) 今回は、ロックに回帰です。ガンズ・アンド・ローゼズ(Guns N' Roses)の楽曲を取り上げたいと思います。1991年にリリースされた『ユーズ・ユア・イリュージョン I』に収められ、同盤からのセカンド・シングルとなった「リヴ・アンド・レット・ダイ(Live and Let Die)」です。 この当時の彼らは本当に勢いがあり、キケンな雰囲気の部分も含め、誕生から数十年を経たロックの一つの完成形を示していたとすらいえるかもしれません。彼らの懐かしい姿を見ながら、曲をお聴きください。 ところで、この楽曲、よく知られているように、本来はウィングス(ポール・マッカートニー)のヒット曲です。原曲は、映画の主題曲として、邦題が「007 死ぬのは奴らだ」となっていましたが、20年近くを経てカバーされたガンズによるこのヴァージョンでは、邦題も「リヴ・アンド・レット・ダイ」となりました。 ガンズによるシングルのリリース当時には、最初からライヴ・ヴァージョンがカップリングされていました。筆者はこのシングルを買って聴いたわけではないので、記憶にはないのですが、1991年、ウェンブリー・スタジアムでのライヴ演奏だったとのことで、そちらの映像もご覧ください。 [収録アルバム]Guns N' Roses / Use Your Illusion I(1991年) ユーズ・ユア・イリュージョンI/ガンズ・アンド・ローゼズ[SHM-CD]【返品種別A】 【送料無料】[枚数限定][限定盤]ユーズ・ユア・イリュージョンI&II-スーパー・デラックス・エディション/ガンズ・アンド・ローゼズ[SHM-CD+Blu-ray]【返品種別A】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2025年06月30日
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1000万アクセス達成記念~いま聴きたいナンバー(その13) 今回は、その昔、1990年代前半のメキシコの女性シンガーによる1曲です。グロリア・トレビ(Gloria Trevi)というのがその女性シンガーで、「チカ・エンバラサーダ(Chica embarazada)」というナンバーです。 グロリア・トレビは、お騒がせ芸能人というキャラだったのが高じたのか、後に逮捕までされましたが、この曲の当時は飛ぶ鳥を落とす勢いで、ヒット曲を連発していました。1994年に発表された4枚目のアルバム(『マス・トゥルバーダ・ケ・ヌンカ』)に収録されているナンバーです。 曲名は“妊娠した少女”という意味で、このことからもわかるように、社会的なテーマではあるのですが、なんだか昭和チック(外国だから昭和もないのですが)、一昔前の歌謡曲的な雰囲気をふと思い出して、聴いてみたくなったという次第です。 さて、次の映像は、後世のライヴの一コマです。2017年の『ベルスス』リリース後ののワールドツアーの映像で、往時のヒット・メドレー的に5曲(「アガーラテ」「サパトス・ビエホス」「ア・ラ・マドレ」「チカ・エンバラサーダ」「エル・ウルティモ・ベソ」)を披露しています。 [収録アルバム]Gloria Trevi / Más turbada que nunca(1994年)Gloria Trevi & Alejandra Guzmán / Versus World Tour(2017年) 【中古】 【輸入盤】Mas Turbada Que Nunca/GloriaTrevi ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2025年06月29日
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1000万アクセス達成記念~いま聴きたいナンバー(その12) 突然ですが、本邦の懐メロです。このブログでは以前にも触れたことのあるとあるお店(1970~90年代の歌謡曲がさりげなく流れている昭和的飲食店)で聞こえてきたのがこの曲です。実は、もう1曲、気になる曲があったのですが、そちらは思い出せずに終わってしまいました。一方、こちらの「瞳・元気」は、思わず口ずさみそうになるほど、一気に思い出した1曲でした。 歌っている永井真理子は、1966年静岡市御殿場市出身の女性シンガー。進学で上京し、デビューを果たしました。この曲はデビュー年の1987年にセカンドシングルとして発売されたものです。ボーイッシュなルックスとこの当時に人気だった女性ヴォーカル(アイドルではなくヴォーカリスト)というスタイルで人気を博しました。 当時、永井真理子が契約したのはファンハウスというレーベルでしたが、同じレーベルには、麗美(過去記事)、小林明子、辛島美登里などもいました。辛島美登里はこの曲の提供者で、後に1992年に異なる歌詞で、作者によるセルフカバーを発表しています。 そのようなわけで、辛島美登里による「瞳・元気~都会のひまわり~」もお聴きください。 [収録アルバム]永井真理子 『元気予報』(1988年)辛島美登里 『BEAUTIFUL』(1992年) 【中古】 元気予報/永井真理子 ゴールデン☆ベスト 永井真理子 [ 永井真理子 ] 【中古】CD 辛島美登里; 永野椎菜 BEAUTIFUL FHCF2060 ファンハウス /00110 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2025年06月28日
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1000万アクセス達成記念~いま聴きたいナンバー(その11) 今回ピックアップするのは、ソウル音楽の巨匠、レイ・チャールズ(Ray Charles)が歌った日本の有名曲です。1930年生まれで、“天才(ジーニアス)”と呼ばれた彼は、数々の名作と輝かしい経歴を残して2004年に没しています。 「いとしのエリー」は、いわずもがな、サザンオールスターズの有名なヒット曲です。これを1989年にレイ・チャールズがカバーしました。このカバーは、1990年のアルバムにも収録されており、シングルとしては日本で大ヒット。お酒のCMにも用いられました。 曲を作った桑田佳祐は、このカバーを嬉しいどころか“嬉しいを超えている”とコメントを残しているそうです(他方で、東洋人アーティストの曲をカバーすることに反対した周囲を押し切ってレイ・チャールズがこのカバーを断行したという話もあるようです)。本邦ではこの曲でレイ・チャールズを知った人も多かったのかもしれませんが、本来はもっともっと知られていていいアーティストであり、音楽を生業としている桑田にしてみれば、たいへん光栄なことだったのだろうと想像します。 さて、在りし日のステージでのこの曲の演奏の様子もご覧いただきましょう。当時の日本でのライヴの映像です。 蛇足ながら、最後に、原曲(サザンオールスターズのもの)もお聴きいただこうと思います。2018年のライヴとのことです。 [収録アルバム]Ray Charles / Would You Believe?(1990年) 【中古】 【輸入盤】Would You Believe/レイ・チャールズ 【中古】 ウッド・ユー・ビリーヴ?/レイ・チャールズ ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2025年06月27日
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1000万アクセス達成記念~いま聴きたいナンバー(その10) 今回は、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)のナンバーです。といっても、代表曲として名が挙がるようなナンバーではなく、でも、先日ふと思い出して、その後何回か聴いていたら、耳から離れなくなってしまったという楽曲です。 「聖なる館(Houses of the Holy)」というのが、その曲のタイトルなのですが、この曲名が表題となったアルバム『聖なる館』には収録されず(収録されなかったのに、アルバムの表題としては残った)、同盤ではアウトテイクとなったものが、後に別のアルバム(『フィジカル・グラフィティ』)に収録されたという、少々紛らわしい経緯を持つ1曲です。 ちなみに、後の”デラックス版”(2枚組に未発表バージョン等の1枚を加えた3枚組になっています)では、この曲の”ラフ・ミックス・オーバーダブ”なるバージョンが公にされています。 でもって、この楽曲は、“ライヴで演奏されない曲”としても知られています。そのようなわけで、ステージでの演奏シーンの動画はないわけですが、もう一つ、別の動画をご覧いただきましょう。 レッド・ツェッペリンのドラマーだったボンゾ(ジョン・ボーナム)が若くして急死したことはよく知られています。時は流れ、彼の息子ジェイソン・ボーナムもドラマーとなり、残ったメンバーたちと共演などしました。さらに、ジェイソンは“ジェイソン・ボーナムズ・レッド・ツェッペリン・エクスペリエンス”(後に“ジェイソン・ボーナムズ・レッド・ツェッペリン・イヴニング”に名称変更)としてツアーを行い、レッド・ツェッペリンの楽曲を披露していっています。 今回は、このバンドによる、「聖なる館」のステージ上の演奏をご覧ください。 [収録アルバム]Led Zeppelin / Physical Graffiti(1975年) 【送料無料】フィジカル・グラフィティ<デラックス・エディション>/レッド・ツェッペリン[CD]【返品種別A】 フィジカル・グラフィティ (スタンダード・エディション) [ レッド・ツェッペリン ] 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2025年06月26日
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1000万アクセス達成記念~いま聴きたいナンバー(その9) 1970年代のサンタナ(Santana)のナンバーを取り上げます。サンタナとは、ギタリストのカルロス・サンタナ(Carlos Santana)をリーダーとするバンドです。長い活動歴を持つこのバンドは、1960年代末から数々のアルバムを残してきました。 今回の曲は、「新たなる旅立ち(Life Is Anew)」です。1974年発表のアルバム『不死蝶』に収められた楽曲です。 この曲のヴォーカルは、この時期(1973~75年)にサンタナのメンバーだったレオン・パティーロ。ラヴ・ソング風なヴォーカル曲かと思いきや、曲の半ばから終盤にかけて、オルガン・ソロからギター・ソロへと展開していくのがこのバンドらしくていいところです。 そのようなわけで、最後はカルロス・サンタナのギターが聴きどころとなるわけですが、残念ながら、この曲のライヴテイクは見当たりません。そこで、お茶を濁すわけではないのですが、彼のギター・ソロ5選なる映像を見かけたので、よろしければそちらもご覧ください。選曲はともかく、C・サンタナ節炸裂のソロ演奏たちです。 [収録アルバム]Santana / Borboletta(1974年) 【中古】米CD Santana Borboletta CK33135 Columbia /00110 【国内盤CD】【即納】【新品】サンタナ / 不死蝶-SA-CDマルチ・ハイブリッド・エディション-[初回出荷限定盤(完全生産限定盤 /発売50周年記念 / 日本独自企画 / 輸出不可)]【K2024/11/06発売】 【★】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2025年06月25日
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1000万アクセス達成記念~いま聴きたいナンバー(その8) 今回は、ジョージ・ハリスン(George Harrison)の楽曲です。言わずと知れたビートルズのメンバーで、その後はソロとしても多くのヒットを残し、2001年に他界しました。 ジョージが亡くなった1年ほど後に、最後となるアルバム(『ブレインウォッシュド』)が発売されました。今回取り上げる曲は、このアルバムからのシングル曲、「エニイ・ロード(Any Road)」です。 ソロ活動後期のジョージらしさが存分に発揮されたナンバーだと思っているのですが、実際に曲が作られたのは晩年ではなく、まさしく『クラウド・ナイン』(1987年)のリリースの頃だったそうです。 没後のシングルということで、当然ながら、発表後のライヴ演奏は残されていません。ですが、上記のような経緯から、1980年代当時の弾き語り映像が残っていたりします。この曲の唯一の人前でのパフォーマンスである、VH1のライヴでの映像をどうぞ。 [収録アルバム]George Harrison / Brainwashed(2002年) 【中古】 ブレインウォッシュド/ジョージ・ハリスン 【中古】 ブレインウォッシュド/CD/TOCP-67074 / ジョージ・ハリスン / EMIミュージック・ジャパン [CD]【メール便送料無料】【最短翌日配達対応】 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2025年06月23日
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1000万アクセス達成記念~いま聴きたいナンバー(その7) もう1曲、ラテン系のナンバーです。アレハンドロ・サンティアゴ(Alejandro Santiago)は、1966年、メキシコシティ出身のシンガーソングライターで、バラードやトローバ系の楽曲を得意とするアーティストです。 彼は、1990年代後半から現在までに7枚ほどのアルバム作品を残していますが、今回は、2015年のアルバム『ブルフラ』のタイトル・トラックである「ブルフラ(Brújula)」をお聴きいただこうと思います。 ちなみに、表題の「ブルフラ」とは、方位磁針(羅針盤、転じて指針)の意味で、ジャケットのデザインもそのまんまです。この曲の詞の方はというと、ラヴソング風のもので、“僕は人生の指針を失った”的な内容のものだったりするわけですが。 続いては、ライヴでの歌唱もお聴きいただこうかと思います。2016年、メキシコ中北部のケレタロ市で行われた“トローバフェス”での一コマです。 [収録アルバム]Alejandro Santiago / Brújula(2015年) ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2025年06月21日
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1000万アクセス達成記念~いま聴きたいナンバー(その6) 前回に続きスペインのアーティストのナンバーですが、今回はだいぶ趣向を変えて、味わい深いシンガーソングライターの1曲です。 ルイス・エドゥアルド・アウテ(Luis Eduardo Aute)は、1943年にフィリピンで生まれたスペイン国籍のアーティスト。残念なことに、2020年に新型コロナ感染症で亡くなっています。 今回取り上げる「アル・アルバ(Al Alba)」は、1975年発表のシングル曲で、1978年のアルバムに収録されました。その後も各種ベスト盤やライヴ盤に収められています。 アウテと言えば、「シン・トゥ・ラティード」という曲がよく知られていますが、この「アル・アルバ」とあわせて、彼の二大名曲と言えるのではないかと思います。 上の音源もライヴのものでしたが、もう一つ、映像がついたライヴでの演奏の様子をご覧ください。1993年の映像(?)ということのようです。 [収録アルバム]Luis Eduardo Aute / Albanta(1978年)Luis Eduardo Aute / Autorretratos(2003年)Luis Eduardo Aute / De la luz y la sombra(2018年) 【中古】輸入CD Luis Eduardo Aute 12 Grandes Exitos De CD7002 FONOMUSIC /00110 【輸入盤CD】【新品】Luis Eduardo Aute / Esencial Luis Eduardo Aute【K2021/6/25発売】 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2025年06月20日
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1000万アクセス達成記念~いま聴きたいナンバー(その5) がらりと趣向を変えて、今回はラテン風のナンバーです。“ヴァン・ゴッホの耳”を意味する名称のバンド、ラ・オレハ・デ・ヴァン・ゴッ(La Oreja de Van Gogh)は、スペイン北部出身のバンドです。2003年のサード作に収録された「ヘオグラフィーア(Geografía)」という曲をお聴きください。 続いてはライヴの映像をご覧いただこうと思います。2007年、フェスティバル・デ・ビニャ(南米最大規模と言われる、チリのビニャ・デル・マールでの音楽祭)に出演した際のステージの模様です。 この年の末、ヴォーカルのアマイア・モンテーロは、グループからの脱退を表明し、ソロ活動(参考過去記事)を展開していくことになりました。一方、ラ・オレハ・デ・ヴァン・ゴッは、新たなヴォーカリスト(レイレ・マルティネス)を迎え入れ、活動を続けていきました。昨年、レイレはグループから脱退しましたが、アマイアが復帰するのか、はたまたさらに新しいヴォーカリストを迎え入れるのか、気になるところです。[収録アルバム]La Oreja de Van Gogh / Lo que te conté mientras te hacías la dormida(2003年) 【中古】 La Oreja De Van Gogh ラオレハデバンゴッホ / Lo Que Te Conte Mientras Te Hacias La Dormida En Vivo 【CD】 ↓LP盤↓ 【新品】西2LP La Oreja De Van Gogh Lo Que Te Conte Mientras Te Hacias La Dormida 19439784441 Legacy, Sony Music /00660 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2025年06月19日
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1000万アクセス達成記念~いま聴きたいナンバー(その4) 先週のことですが、ビーチ・ボーイズ(The Beach Boys)の中心人物だったブライアン・ウィルソン(Brian Wilson)が82歳で亡くなったと報道されました。その天才的な音楽性、それと同時にドラッグなど問題を抱えた人生でしたが、昨年には認知症の進行が報じられ、そして今年(2025年)6月11日に逝去ということになってしまいました。 代表的な1曲ということで、「素敵じゃないか(Wouldn't It Be Nice)」を取り上げたいと思います。ビーチ・ボーイズの名盤『ペット・サウンズ』に収録されたナンバーです。 続いては、後世のライヴでのパフォーマンスです。2001年、エルトン・ジョンとの共演の様子をご覧ください。 この曲、発表当時はシングルカットされて全米ビルボードでは8位のヒットとなりました。ライヴではアル・ジャーディンがリード・ヴォーカルを担当したりしたのですが、発表から50年を経た企画(2016年の『ペット・サウンズ』50周年)での、アル・ジャーディンとブライアン・ウィルソンの共演映像をご覧ください。 謹んでブライアン・ウィルソンの冥福をお祈りいたします。[収録アルバム]The Beach Boys / Pet Sounds(1966年) ペット・サウンズ [ ビーチ・ボーイズ ] 【送料無料】ペット・サウンズ<50周年記念デラックス・エディション>/ビーチ・ボーイズ[SHM-CD]通常盤【返品種別A】 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2025年06月18日
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1000万アクセス達成記念~いま聴きたいナンバー(その3) さらに時代をさかのぼり、1970年の名曲です。クリーム、ブラインド・フェイスと活動を展開したエリック・クラプトンが、デラニー&ボニーとの活動で知己を得たメンバーと形成したデレク・アンド・ザ・ドミノス(Derek and the Dominos)。スタジオ作品は『いとしのレイラ(Layla and Other Assorted Love Songs)』の1枚しか残さなかったわけですが、今回の曲は、その中に収められた「アイ・ルックト・アウェイ(I Looked Away)」です。 いわゆる“レイド・バック”ですが、そんなタグづけはどうでもよくなってしまうほどの美しいナンバー。エリック・クラプトンとボビー・ウィットロックの共作で、曲も演奏も申し分なしの名曲です。 ところで、アルバム『いとしのレイラ』は10年おきに商機を狙っているんじゃないかと思わんばかりに、“〇十周年記念”のエディションが出ます。この売り方ってどうなのかと思わないでもありませんが、そうした中で、過去の音源の発掘も進んできたようです。この曲の初期のバージョンの音源があるみたいですので、ついでにお聴きください。一つめは“オリジナル・ラフ・ミックス”、二つめは“別ヴォーカル”のバージョンとのことです。 [収録アルバム]Derek and the Dominos / Layla(いとしのレイラ)(1970年) いとしのレイラ [ デレク&ザ・ドミノス ] いとしのレイラ(50周年記念2CDエディション) [ デレク・アンド・ドミノス ] ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2025年06月17日
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1000万アクセス達成記念~いま聴きたいナンバー(その2) 2曲目もいかにもアメリカンなロック・アーティストによるナンバーです。前回のボブ・シーガーのものと奇しくも同じ年の楽曲で、ジョー・グルシュキー&ザ・ハウスロッカーズ(Joe Grushecky & the Houserockers)が1995年に発表したアルバム(過去記事)に収録の1曲で、「ホームステッド(Homestead)」です。 ジョー・グルシュキーは、故郷のピッツバーグを拠点に地道に活動を重ねていったアーティストですが、上のアルバムではブルース・スプリングスティーンとの共作が注目されました。今回の「ホームステッド」は米ロック界のボスとの共作ナンバーの一つです。 続いてはライヴでの演奏もご覧ください。ニュージャージー州アズベリー・パークのストーン・ポニーでの演奏です。この地でのライヴらしく、サウスサイド・ジョニーと一緒にやってきたサックス奏者のエド・マニオンがゲスト参加しています。 今回はおまけにもう一つ。共作者のブルース・スプリングスティーンが吹き込んだレア・ヴァージョンもあるとのことで、そちらもお聴きいただきましょう。 [収録アルバム]Joe Grushecky & the Houserockers / American Babylon(1995年) 【輸入盤CD】【新品】Joe Grushecky & The Houserockers / American Babylon (Anniversary Edition)【K2021/10/29発売】 【中古】 アメリカン・バビロン/CD/SRCS-8197 / ジョー・グルシュキー, ハウスロッカーズ / ソニー・ミュージックレコーズ [CD]【宅配便出荷】 下記のブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、バナーをクリックお願いします! ↓ ↓
2025年06月16日
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1000万アクセス達成記念~いま聴きたいナンバー(その1) 1000万アクセス達成の記念ということで、“いま聴きたいナンバー”という形で30曲をピックアップしていきたいと思います。1か月ほどかけて続くことになりますが、よろしければ、ぜひお付き合いください。 1曲目は、デトロイト出身のアメリカン・ロックの雄、ボブ・シーガーによるストレートで勢いのあるロック・ナンバーです。1995年にボブ・シーガー&ザ・シルヴァー・ブレット・バンド(Bob Seger & The Silver Bullet Band)名義でリリースした『イッツ・ア・ミステリー』のオープニング・ナンバーで、「ライト・オブ・パッセージ(Rite of Passage)」という曲です。 上記のアルバムは、ボブ・シーガーの経歴の中でも“売れなかったアルバム”の方に分類される(それでも全米27位)のですが、この曲や表題曲、トム・ウェイツのカバーなど、好曲が目白押しで、個人的にはおすすめの盤です。残念ながら、この曲のライヴの映像は見当たらず、今回は上の動画(というか音声)のみです。 そんなボブ・シーガーも御年80歳。2019年にファイナル・ツアーを終えてからは引退状態にありますが、まだまだ元気でいてもらいたいものです。[収録アルバム]Bob Seger & The Silver Bullet Band / It’s a Mystery(1995年) ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2025年06月15日
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本日の昼間に当ブログの総アクセス数が1000万カウントを超えました。この場を借りて、ご覧いただいている皆さんにあらためて御礼を申し上げます。長く続けていれば、いつかは達するものなのかもしれませんが、いつの間にか15年を優に超える時間が過ぎました。これが早いのか遅いのかはわかりませんが、ひとまずはゆっくりなペースながら地道に更新していこうと気持ちを新たにしています。今後ともぜひご愛顧ください。 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓
2025年06月14日
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“ハンサム”なトランペット演奏 テッド・カーソン(Ted Curson)は、1935年フィラデルフィア生まれのトランペット奏者で、2012年に77歳で没している。幼い頃にトランペットを演奏し始めた彼は、1950年代にニューヨークに移り、チャールズ・ミンガスやセシル・テイラーなどの作品への参加で知られる。1976年に録音・発売された本盤『ブルー・ピッコロ(Blue Piccolo)』は、日本のWhynotレーベルから最初にリリースされ、その後、『テッド・カーソン・アンド・カンパニー(Ted Curson & Co.)』の表題で米国でもリリースされた。 リーダーのテッド・カーソンは、通常のトランペットのほか、フリューゲルホーン、ポケット・トランペットを演奏し、ジム・マクリーニー(ピアノ)、セシル・マクビー(ベース)、スティーヴ・マッコール(ドラムス)とのカルテット構成である。上の表題に“ハンサム”と書いたが、テッド・カーソンの見た目は決してハンサムというわけではない(むしろ“ごついおじさん”と形容してもよいかもしれない容姿である)。“ハンサム”なのは、彼の演奏の方である。正統でトラディショナルなバップ演奏が基本にあり、一つ一つの音が実に端正で聴いていて気持ちがいい。 おすすめの演奏としては、まずは、定番曲の1.「オール・ザ・シングス・ユー・アー」。上に書いたような端正な演奏のお手本と言えそうである。3.「プレイハウス・マーチ」は、テッド・カーソンも他のメンバー(特にピアノ)も、挑戦的・実験的演奏を試みているのがいい。あと、CDのリイシュー盤では、3曲の追加トラックが収められており、個人的には、スタンダード曲の7.「ラウンド・ミッドナイト」がなかなかの本領発揮でいいと思う。[収録曲]1. All the Things You Are2. Blue Piccolo3. Playhouse March4. Song of the Lonely5. Dwackdi Mun Fudalick~以下、リイシューCDのボーナス・トラック~6. Ted Tempo7. Round Midnight8. Gary G[パーソネル・録音]Ted Curson (flh, tp, pocket tp)Jim McNeely (p)Cecil McBee (b)Steve McCall (ds)1976年7月1日録音。 ブルー・ピッコロ +3 [ テッド・カーソン ] 以下のブログランキングに参加しています。お時間の許す方は、 クリックで応援よろしくお願いします。 ↓ ↓ ↓
2025年06月11日
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INDEXページ(ジャンル別、アーティストのアルファベット順)を更新しました。ここ1カ月ほどの記事へのリンクを追加しています。INDEXページへは、下のリンク、もしくは本ブログのトップページ(フリーページ欄)からお入りください。 アーティスト別INDEX~ジャズ編(A-G)へ → つづき(H-M)・つづき(N-Z) アーティスト別INDEX~ロック・ポップス編(A)へ → つづき(B)・つづき(C-D)・つづき(E-I)・つづき(J-K)・つづき(L-N)・つづき(O-Q)・つづき(R-S)・つづき(T-Z) アーティスト別INDEX~ラテン系ロック・ポップス編(A-I)へ → つづき(J-N)・つづき(O-Z) アーティスト別INDEX~邦ロック・ポップス編へ 下記ランキングに参加しています。応援くださる方は、各バナー(1つでもありがたい です)をクリックお願いします! ↓ ↓
2025年06月08日
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1960年代当時、アメリカ人が思い描いたラテンとは? ジャズ・トランペット奏者、チェット・ベイカー(Chet Baker)の一風変わった盤で、1966年に録音・リリースされたのが、この『ハッツ・オフ(Hats Off)』という作品。ティフアナ・ブラスよろしく“マリアッチ・ブラス”を名義にし、チェット自身はフリューゲルホルンで参加しているが、実はこのマリアッチ・ブラスはこれに先立ってアルバム(チェット・ベイカー&ザ・マリアッチ・ブラス名義の『ア・テイスト・オブ・テキーラ』)を録音しており、実質的には2作目ということになる(さらにこの後にもマリアッチ・ブラスのアルバム作品は続いて出されている)。なお、マリアッチ・ブラスにはティフアナ・ブラスと重複するメンバーも含まれていたらしいとのこと。 さて、マリアッチといえば、メキシコの伝統民謡なわけだけれど、その明るい雰囲気を取り込んで大衆受けをというのが、この盤の狙いだったようだ。そんなせいか、チェットの作品としては非正統派扱いされ、あまり着目されないものとなってしまっている。けれども、こうした“疑似ラテン”というか、ラテン音楽への憧れのようなものを含んだ演奏と作品は、アメリカン・ミュージックに確かな足跡を残した1ページということを考えると、無視できるものではないだろう。実際、この作品の収録曲を見ても、とくに伝統音楽マリアッチに根差したという色合いのものではない。しかしながら、演奏は“マリアッチ・ブラス”なのだというところが本盤のミソという風になっている。 収録された楽曲のいくつかを簡単に見ておきたい。1.「ハピネス・イズ」はブラスによるラテン風の明るいノリをといった雰囲気で、オープニングに相応しいナンバー。3.「バン・バン」は、ちょうどこの頃にリリースされたシェールのシングル・ヒット曲だが、潔いほど派手なマリアッチ風アレンジに仕上がっている。4.「フェニックス・ラヴ・テーマ」は、あまりマリアッチ風という感じはしないものの、元はイタリアのシンガー、ジノ・パオリのナンバー(元のタイトルは「センツァ・フィーネ」)。 8.「スパニッシュ・ハーレム」は1960年のベン・E・キングのナンバーで、もはや“スパニッシュ”と“メキシカン”の区別もよくわからなくなっているが、要はこれが当時の“ラテン風”と思えばそれでよしなのだろう。やたらにラテン風が強調された演奏の9.「チキータ・バナナ」は、文字通り元々はチキータ・バナナの宣伝ソングとして作られたもので、これもまたラテン風味という意味ではいかにもな感じだったのだろう。 とまあ、このような感じで、21世紀の現在の観点から真剣にラテン音楽とは、マリアッチとは、と問いかけてはいけない。むしろ往時の雰囲気の中でのラテン的なものが“マリアッチ”というキーワードの下で披露されている。そんな中で奏でられるチェット・ベイカーのフリューゲルホルンを聴くというのもまたオツではないかと思ってみたりもする。[収録曲]1. Happiness Is2. Sure Gonna Miss Her3. Bang Bang (My Baby Shot Me Down)4. The Phoenix Love Theme (Senza Fine)5. These Boots Are Made for Walkin'6. On the Street Where You Live7. Armen's Theme8. Spanish Harlem9. Chiquita Banana10. When the Day Is All Done (Foy O)11. You Baby12. It's Too Late[パーソネル、録音]Chet Baker (flh), Tony Terran (tp), the Mariachi Brass1966年4月録音。 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2025年06月06日
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晩年のペッパーによる西海岸ジャズの芳香 アート・ペッパー(Art Pepper,1925年生、1982年没)の人生は、ヤク中で身を持ち崩し、誉められたものではなかったかもしれない。若き日の煌めきは明らかに色褪せていったが、それでもなお、年齢を重ねてからのペッパー作品には感動を覚える聴き手も多く存在する。本盤『ある恋の物語(Historia de un Amor)』(『エンジェル・ウィングス』としてもリリースされている模様)は、1980年に吹き込まれた作品である。 共演者はジャック・シェルドン(Jack Sheldon)。かつてトランぺッターとしてジャズ界で名を馳せた彼は、1960年代の途中からTVの世界に活躍の場を移していた。そんなシェルドンがジャズの世界に復帰し始めたのは、このアルバムの頃からだった。 アルバムの内容は、爽やかさから情感漂う演奏まで、全般に西海岸ジャズ的な香りが漂う盤と言えそうである。筆者の好みでいくつかの演奏を挙げるとすると、まずは、冒頭の1.「エンジェル・ウィングス」。ペッパーらしい歯切れのいい演奏、シェルドンとのアンサンブルが心地いい1曲である。アルバム表題の2.「ある恋の物語(イストリア・デ・ウン・アモール)」は、メキシコの有名曲であるが、ラテンっぽさを強調するというよりはメロディを哀愁的に奏でるといった風情である。 4.「ユード・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」は、代表盤の『ミーツ・ザ・リズム・セクション』に収録されていたナンバーだが、本盤ではテンポを落としてじっくりと聴かせる演奏を披露している。7.「マイノリティ」は密かな好演で、テナーとトランペットの絡みもよければ、ペッパーのテナーそのものも実に冴えている。後期ペッパーの演奏をいま一つと評する意見もあるが、この演奏なんかはかなりの本領発揮と言えるものではないかと思う。時代背景的に、西海岸ジャズの人気が盛り返す雰囲気があったわけだが、この作品は、まさしく西海岸の香りが漂う盤の一つとも言えるのではないだろうか。[収録曲]1. Angel Wings2. Historia de un Amor3. Softly as in a Morning Sunrise4. You'd Be So Nice to Come Home to5. Jack's Blues6. Broadway7. Minority[パーソネル、録音]Art Pepper (as), Jack Sheldon (tp), Milcho Leviev (p), Tony Dumas (b), Carl Burnett (ds)1980年2月21・22日録音。 ブログランキングに参加しています。 応援くださる方は、ぜひクリックをお願いします。 ↓ ↓ ↓
2025年06月04日
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“夢の共演”を実現させたヒット盤 ドリー・パートン(Dolly Parton)は、1946年生まれのカントリー音楽を代表する女性ミュージシャン。エミルー・ハリス(Emmylou Harris)は、1947年生まれでカントリー・ロックの女性シンガー。そして、リンダ・ロンシュタット(Linda Ronstadt)は、1946年生まれで、西海岸を代表する女性シンガーとして活躍した人物である。 互いにリスペクトし合い、交流も深いこれら3人の米国人ミュージシャンは、1970年代に共作盤をレコーディングしようとしたが、それぞれのスケジュールや所属先のレコード会社の関係で折り合いがつかず、完成しなかった。当時は、レコーディングの一部が、それぞれのアルバムの中で発表されただけであった。1980年代半ばに一度は挫折した“夢の共演”がついに結実した。それが本盤『トリオ(Trio)』で、米ビルボードで6位、カナダで4位という結果を残し、グラミー受賞にも輝いた。さらに、シングルも4曲(リリース順に3., 6., 8., 5.)がヒットという商業的成功作となった。 実力者の3人ということを考えれば、内容面での出来のよさはどうこう言うまでもない。注目の曲をいくつかだけ挙げておくと、アルバムの幕開けとなる1.「ペイン・オブ・ラヴィング・ユー」は、3人のコーラスが何ともすがすがしい。最初のシングルとしてヒットした3.「つのる想い(トゥ・ノウ・ヒム・イズ・トゥ・ラヴ・ヒム)」はしっとりとした歌声に酔いしれる。2枚目のシングルとなった6.「テリング・ミー・ライズ」もじっくりしっとり聴かせるタイプの楽曲。8.「ゾーズ・メモリーズ・オブ・ユー」もシングル化された曲であるが、カントリー調の楽曲で3人の伸びやかな声という、聴衆を惹きつけないわけがないといった曲に仕上がっている。最後の11.「ファーザー・アロング」は本盤でいくつか取り上げられているトラディショナル曲の一つで、ここでもまた3人の息のあったヴォーカルが美しい。 ちなみに、この3人の共演はこれっきりではなかった。10年以上後の1999年、本作の続編となる『トリオII』というアルバムが発表され、再び好評を博すこととなった。[収録曲]1. The Pain of Loving You2. Making Plans3. To Know Him Is to Love Him4. Hobo's Meditation5. Wildflowers6. Telling Me Lies7. My Dear Companion8. Those Memories of You9. I've Had Enough10. Rosewood Casket11. Farther Along1987年リリース。 【輸入盤CD】【新品】Dolly Parton/Linda Ronstadt/Emmylou Harris / Trio (ドリー・パートン/リンダ・ロンシュタット/エミルー・ハリス) ザ・コンプリート・トリオ・コレクション [ ドリー・パートン、エミルー・ハリス、リンダ・ロンシュタット ] 下記のランキングサイトに参加しています。 お時間の許す方は、バナーをクリックして応援いただけると嬉しいです! ↓ ↓
2025年06月01日
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