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遂にウミガメが屋久島に上陸しました♪4月21日(水)に初上陸、22日(木)に初産卵をしたようです!きっとこの時期の沖合いはウミガメ達で賑わっていることでしょう。屋久島にはアカウミガメとアオウミガメが産卵の為、上陸します。アオウミガメは島周りに定住しているので、年を通してダイビング中遭遇しますがアカウミガメはそうはいきません。会えるのは産卵シーズンで、寒くなると南下しちゃいます。だから会えた時の嬉しさといったら♪♪♪姿はね、どちらかというと頭デッカチでごつくってウルトラマンに出てくるガメラみたいなんだけど(笑)やっぱり嬉しい!恋の季節に出会うからかもしれないけど、アカウミガメは好奇心旺盛な個体が多い気がする。だってダイビング中の私たちの姿って、フィン先までいれたら2M近くはある巨大生物ですよ!その巨大生物が泡をシュゴーシュゴーって吐いてたら、普通はビックリして逃げますよね。でもアカウミガメはダイバーの周りをグルグル旋回して、こちらの様子を観察してるんです。去年はメスと間違われて襲われかけましたが・・・(汗)彼も自分のDNAを残すのに必死だったんでしょうね。もうすぐGW。たくさんの人達が来島して、夜になるとウミガメの産卵を見に行きます。どうか観察の際にはマナーを守って下さい。実は、私は未だに見に行ったことはありません。自分がウミガメだったら嫌だと思うから。ウミガメの体は水中生活に適応するため、陸上では素早く動けません。また、陸ガメと違って甲羅の中に頭・手・足をひっこめることもできないのです。まさに命がけの産卵!!上陸する時は大変ナーバスになっています。タバコの火や懐中電灯の灯り、話し声によって産卵をやめて海に帰ってしまいます。観察会を否定はしませんが観察にはルールがあります。ウミガメにとって命がけの産卵です。どうか、夜、見に行く前に生態についての説明や情報提供を受けてなるべく影響を与えない観察をして下さい。いつまでもウミガメが上陸してくれる浜であり続けますように!
2004年04月26日
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お父ニャンは今日も頑張ってモジャコ漁に出掛けていきました。多分、今日が最終日です。顔も真っ黒になり、少し疲れも出てきたようです。お疲れ様です!この時期のメイの楽しみは、夕食時に聞く漁の話♪普段のボートダイビングでは見れないものや、体験できないお話がイッパイ聞けるんです(*^v^*)流れ藻にはモジャコ以外の生物も住んでいます。その中のアイドルといえば「ハナオコゼ」です♪以前、モジャコの水槽に紛れて入っていたのを見せてもらったことがありますがなんともラブリー(≧∇≦)キャッサメやイルカがジャンプしたり、流れ藻の上でマンボウやアカウミガメの亜成体がお昼寝してるとこも見たそうです。マンボウもアカウミガメも大好きですが、実はアカウミガメの亜成体(甲長40cm)を日本近海で見かけることって、もの凄~く珍しいことだそうです。日本で産まれたアカウミガメの子供たちは太平洋を横断してカリフォルニア沖に渡り、成長してから再び産卵の為に日本に戻ってくるんです。なんとその距離片道1万キロ!!過去日本で産卵した最も小さかったアカの固体は60cm程だったそうです。と、いうことは甲長40cmのこの子はカリフォルニア半島付近にいるはずのサイズなんですね。一体、この子はどうしたのでしょうか???水族館から逃げてきたのかな?(笑)漁期はそんな海のお話をワイワイしながらの夕食です。楽しそうでしょ?!
2004年04月23日
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東よりの風、曇りのち晴れ、最高気温22℃、最低気温17℃今日は観光協会主催の「屋久島海祭り~北半球一のウミガメの郷~」でした。午前中は島人やボランティアの方による砂浜の清掃でした。4月下旬になると、屋久島の砂浜にはアカウミガメやアオウミガメが産卵に帰ってきます。ウミガメが安心して産卵できるよう、また、砂浜で子供達や観光客が安全に楽しく遊べるように清掃。私達、ダイビング事業者は海中清掃を担当しました。釣り糸や空缶、茶碗、電池、魚焼き機などたくさんのゴミを回収できました。 午後はイベント盛りだくさん!キャスティング大会(釣竿を一番遠くまで飛ばした人、一番的に近い人を競います。)体験ダイビング、シュノーケル、漁船試乗、マリンジェット、などで楽しんでいただきました♪夕方に1ダイブしてきました。「タンク下」 透視度10~15m、水温22℃なぁ~んとアカウミガメのオスと遭遇\(@^▽^@)/ ♪アオウミガメは屋久島に住み着いているので年中見れますが、アカウミガメは産卵の時期にしか見ることがありません。どうやら産卵の準備の為、島周りに集まってきているようです。顔はアオウミガメの方がかわいらしいのですが、会う機会が少ないのでアカウミガメを見たときの方が感動も大きいです!去年のGWはあぶれたアカウミガメのオスに危うく交尾されかかりました(汗)今年はどんなドラマがあるのでしょう♪
2004年04月18日
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いよいよ今シーズンのモジャコ漁が始まりました!お父ニャンもGOです。さて、聞き慣れない言葉「モジャコ漁」とはなんぞえ???「モジャコ」とは「ブリ」の稚魚のことです。この時期、薩南海域の流れ藻に付着するブリの稚魚を採る漁をモジャコ漁と呼んでいます。採取されたモジャコはブリの養殖業者に納められ、それが養殖のブリとなるのです。この漁は許可をもらった漁船だけが、決められた漁場と期間で採捕を行うことができます。漁の方法は水面に浮いている藻を見つけ、藻ごと網ですくい採る!ザブッ!!流れ藻が集まるのは大体潮目。そして潮目には恐~いヤツも集まっています。そうカツオノエボシ(クラゲ)!!他の船と流れ藻の取り合いになっている時なんて、船上は戦場状態!ワシワシ藻を上げるので、こんな時カツオノエボシにウッカリ射されることがあるみたいです。幸いお父ニャンは今のところ大丈夫ですが、毎年被害者がでています。かわいそうに。採ったモジャコは大きさごとに選別して水槽に入れます。大きいモジャコが小さいものを飲み込み、死んでしまうのを防ぐためです。この管理が大切!酸素を送ってあげたり、一つの水槽にたくさん入れ過ぎないようにも注意を払わないと途中で死んだり、弱ってしまうのだ。台風1号が発生しています。沖の方はすでに影響を受け、うねりをもらっているようです。漁で恐いのは天候・海況と船の故障です。お父ニャンが無事、漁を終わらせることができますようにと祈っているお母ニャンとケインでした。
2004年04月11日
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