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なんだかすっかり、戦後の母のような気分で生活している今日この頃.ミシンを買ってからというもの、目に付く穴という穴、片端から修繕中.それにしても、あるある、夫の靴下穴だらけ.もともと衣装持ち、かつもの持ちのよい?(というか捨てない)夫、靴下だけでも30足はある.で、穴が開いてもう使えないなというものも、一応夫が捨てると言うまでそのままとってあったのだが、ミシン登場にて、大往生間近であった靴下達の寿命をあと三年は伸ばすことに成功.この調子で5年は服を買わない生活ができることだろう(もち、夫のね).同じ色が見つからないという夫のお気に入りのTシャツも、胸ポケットにほころびが見られたので同色の糸で補修しておいた.それに気付かず教授との大切な面接に着ていった彼.もうすり切れてるなんの変哲もないシャツなんだけど異様に気に入ってて、いまだ「よそゆき」感覚なの.変でしょ.面接の結果は良かったらしく上機嫌で帰ってきたが、もしかして彼の貧乏ルックが同情票を買ったのかも知れないと密かに思う.だって、はっきりいって目立つ.穴をかがったところ.気付かない彼もすごいと思うけど、ま、いいか.今まではフレンチトーストやブレッドプディングにするくらいだった固くなったパンも、蒸し器であたためると、あ~ら不思議、ふわふわもちもちになる.それをバターとハニーで食すととてもいける.料理家有元葉子先生の本に載ってた、知っていたけど実行してなかった.もっと早くやれば良かったよ.大根の皮も、しいたけの茎もブロッコリーの芯も食べてる.オーガニックだと皮むかずに使えるし.今まで週に一度は外食していたのを、今月は極力減らしたし、今日は冷蔵庫の大掃除のためお好み焼き.卵とキャベツとツナ缶で.これで足りなかったら後はたくさんある切り餅だな.しかし、なぜこんなに楽しいんだろう、こういうのって.はたから見ると冴えない度100点だと思うけど.きっと無駄をなくすというのが性分にあってるんだな.いや、きっとマゾなんだな、というか節約フェチ?とある婦人が最近クルーザーを買った.どうも年下のご主人にせがまれたらしい.その話をすると「じゃあ僕にはこれ買って」と、ネットで調べたカヌーの値段を見せられた.カヌーって、1000ドルもするのね.知らんかったよ.即却下.そうでなくても、トヨタMATRIX(日本未発売のGMデザインのカローラエンジン車)と恋に堕ちてしまっている夫は、迷うふりをしつつも、すでに買う気満々なのだ.そろそろ私もバイト探さないとなー と思っていたら、ボランティアを兼ねる募集があったので、来週面接に行くことにした.それでお金もらったらね、スケール(秤)買うつもり.そしたら待望の石けん作りが始められる.今はM&Pソープのクレイとシアバターを入れたものを使ってて、値段もクオリティもいい感じだけど、やっぱ自分で作ってみないとね.
January 31, 2004
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に、参加することにした.といっても今の体力ではとてもフルとはいかないので5キロコース(えらい違いだってね).大会まで後38日.そう、私の誕生日に行われるのです.だから、中年入り健康祈願と、夫婦円満祈願を兼ねて夫と一緒に走る予定.最近雨が多くさぼりがちになっていたジョギング、久しぶりに走ったら翌日足腰が痛い、痛い.でも、気持ちいいね、やっぱり.ところでトップページ更新しまして.当分の受験生活のペースキーパーとしても、ここの日記を利用することにしました.これなら自分がさぼると人様にばればれで気合い入るし.話は変わるけど、イギリスの科学雑誌Natureの1月22日号に、日本のノーベル賞受賞者の科学者達が日本でどう扱われるかの記事が載ってた(題:Star Quality).日本ではノーベル賞取ると、その人の私生活や好きな食べ物まで話題になっちゃうものね.本人達はそれで迷惑もしてるけど、そのおかげで?子供達のなりたい職業が科学者、野球選手なんか抑えて堂々の一位になっちゃったり.最近は科学技術分野に寛大な予算がつくらしいし.というお話.ちょっとゴシップ記事みたいで面白かった.
January 29, 2004
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働いていた頃、画廊に通うのが習慣となっていた時期があった.その地方では伝説的なジャズバーをやっていた夫婦がリタイアして始めたこじんまりした、いかした雰囲気の憩いの場所だった.このご夫婦は、奥さんが絵と陶器、旦那さんが絵と木彫刻、とそれぞれ創作活動もしていたので、遊びにいくといつも新しい作品が並んでいて、それらを見るのも大好きだった.その頃買ったものといえば、ジャン・コクトーのリトグラフや、ご夫婦の作品、小物をぽつ、ぽつ.画廊で見たもので手の届く価格のものに限られていたけど、当時、どうしても手に入れてそばに置いておきたい画家の作品があった.画家の名前は、恒松正敏.日本の80年代音楽シーンに詳しい人ならピンと来るだろうが、彼はフリクション、EDPSのギタリストだった人だ.でも、私が彼の名前を知るようになったのは、芸術新潮や、太陽などの美術雑誌の広告欄に載っていた彼の作品を通してだった.当時の本業であった彼の音楽は、いまだ数回しか聴いたことがない.ハードなパンク系だと記憶しているくらい.だが、彼の作品と恋に堕ちた瞬間は、今でもよおく覚えている.虚ろに一点を凝視している少年と頭上に浮かぶ蝶.その後まるでシンクロニシティのように、偶然に何度も彼の作品が目に飛び込んできた.(思えばあの頃売り出し中だったのだろうけども)ちなみに、こんな絵です↓恒松正敏 「百物語」よりhttp://www.uproad.ne.jp/osn/tune/hyaku.htmlところで、絵を買う時、他の人はどんな風に決めるのだろうか.例えば、・部屋の雰囲気に合うように、インテリアの一つとして.・バブル時にはやった 「投資」 目的.・画家のネームバリューにこだわる.・作品そのものに惚れた.・好きな画家の作品で手に届くもの・育てたい画家のパトロンとしてこんなところ?あの頃の私は、彼のかけらと寝起きをともにしたかった.いってみれば、作品として昇華された彼の内側の叫びを、24時間聴いていたかった.そして一回目の日本を離れるまで実際数年間共に暮らし、日本に帰ってきて再び預けていた実家から彼の絵を取り寄せ、見守られるように生活していたが、今の夫とつき合うようになった頃、この絵が彼の目に触れるのを少し恥じらうようになった自分に気が付いた.最近、楽天でCAT-Oさんの80年代の思い出のつまったページや、Dr.悠々さんの江戸アケミ伝説の日記を読んで触発されたのか、この国に連れては来たが、クローゼットの奥底に眠っていたその絵を箱から取り出し、再び飾ることにした.自分の机と窓の間がいいだろう.自分だけがいつも、よく見ることのできる場所だから.CAT-Oさんの日記http://plaza.rakuten.co.jp/?user_id=4497486Dr.悠々さんの日記http://plaza.rakuten.co.jp/?user_id=3447429話は変わるけど、恒松さんって、本人もいい男なんだよね~、渋いっていうか.一度お会いしてみたいです.
January 27, 2004
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昨日買ってきた生地でさっそく作り始めた布ナプ.試作品一号は、仮縫いが済んだ.意外といけそうで期待している.それからパソコンの時に手首を置くクッションも.でも、ミシンを使うまでもなかった.クッションの中にはストッキングと靴下を切ったもの入れて、ああエコロジー、自己満足の世界だ.でもいいもんね、楽しむにこしたことない.今日のバークレーは昼間驚くほど暖かかった.日も一日ずつ長くなってきているし、なんとなく春の気配を感じて嬉しいな.
January 23, 2004
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最近車の買い換えを考えているので、今日はディーラーをまわった.帰りに例のファブリックストアに寄ってみると、何とSALE中!!早速1ヤード(約90cm)5ドルの綿フランネル生地を買った.赤地のとてもかわいいデザイン.他にも糸や針などこまごましたものも.これで必要なものは揃ったので、早速明日から製作開始!...実は、これと古布を合わせて布ナプを作ろうと思っているのです.夫に何を作るかしつこく聞かれたけれど、答えに困ったよ.一応、「安い布で練習するの」とかわしたけれど.正直裁縫は苦手の部類だけど、今回は作りたい欲が勝ち、なんとかなりそうな気がする.ネットで作り方をいくつが見たけどどうもしっくり来ないので、自分で型紙から作るつもり.食事をしながらも、頭の中でデザインを考えたり、ノートに計画を立ててみたりしてるところ.話は変わるが、中国の化粧品会社、「バレー」(Golden Ballet)の美容粉(ロゼ)って、評判いいんですね.楽天仲間さんの日記で見つけた.私が今使っているパウダーは、Dr.ハウシュカで、シルクとオーガニックハーブ主成分でとても気に入っているのだけど、バレーのはこれにパールとローズが配合されているらしい.気になるなあ...
January 22, 2004
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今夜は、先週私だけ行き損ねた映画を、夫が気に入ったのでもう一度ということで、Winged Migration(邦題:WATARIDORI)を観て来た.自然動物ものに弱い自分は泣くかなと期待したが、それには及ばずであった.様々な種類の渡り鳥の旅の様子を、いろんな季節、場所、視点で淡々と映し出したところが非常に良かった.というよりも、空を飛ぶ鳥を至近距離で撮り続けるテクニック.CGみたいだが、孵化するところから鳥達を訓練してカメラやスタッフに慣れさせたんだそうだ.厳しいサバイバル生活の中、人間が大きな脅威だというのが、鳥の視点から分かるようになっているけれど、批判的ではなくあくまで淡々と.それが一層リアルな印象を残す.まるで自分も旅の一員となったような感覚で、短時間で世界を縦横無人に飛び回った気分になれる.少し臨死体験に似てるかもと思ったのは私だけかな.走馬灯のように一生が廻る感じね.WATARIDORI公式ウェブサイトhttp://www.wataridori.jp/ 日本では去年公開されたんだっけ.DVDがそろそろ出るらしいね.おススメ度 ☆☆☆☆☆ ところで今日の夕方、予告どおりミシン買っちゃいました.160ドル也.アマゾンその他ではもう少し安くかえるんだけど、地域のお店をサポートするということで、地元で買った.バスで少し行ったところにセンス抜群のファブリックストアがあるので明日必要なものを買い揃えるつもり.お金飛ぶけどワクワクです.さてどんなものができるのやら.POPPY Fabric storehttp://www.poppyfabric.com/
January 20, 2004
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今朝は買い出しの日.いつものようにチキンをバルク(骨付きもも肉10枚で$7)で買ったので、夕食前に下ごしらえをした.まず、骨を外し周りについた身は丁寧に外して骨は生姜と人参を入れてスープストックに.3枚は皮を外してひき肉にし、砂糖、酒、醤油で鶏そぼろ.半分は今日の夕食用で、玉葱、人参、卵、片栗粉、塩胡椒を加えて冷凍しておいた椎茸に盛り陣笠焼き.醤油のたれでからめた.4枚は、皮付きのまま切り込みを入れて酒、塩胡椒、大蒜のたれに漬け込み.残りは冷凍.ところで、欲しいものがある.ミシンだ.裁縫は元々得意ではないけど、最近どうもエコ生活が気になり、手作りしたいと思うようになった.手作り系の趣味は、懸賞マニアと並び、某書「サエない女は犯罪~」によるとサエない度高得点らしいが、時代は変わってきてると思うな、私.少なくとも日本の外ではね.最近のアメリカでは、LOHAS(Life style of Health and Sustainability)=「健康意識と地球環境保護(エコ)意識」の高い消費者ビジネスが伸びているらしい.代表例はGAIAMhttp://www.gaiam.com/retail/gai_shopHome.asp 見渡すと、イギリス在住の友人達はオーガニック食生活や手作り化粧品、布ナプを始めているようだし、ここベイエリアは、それこそLOHASのメッカのようなところ.東海岸に比べると浮き世離れしているようにも見えるかもだが、私は、ゴミを出さない・無駄にしない生活ってかっこいいものだと思っている.ただし、他人に無理強いはしない.それから偏見を持たれないように、好感の持てる見かけを保つ努力も必要だと思っている.だから、手もとにある古布を使って買い物バッグやバスマット、布ナプなんかを作ってみたいんだなあ..もちろんできれば子供の服なんかも.明日は祝日なので(M.ルーサーキングデイ)、明後日でも大学近くのミシン屋さんに相談に行ってこよう.ついでに苛性ソーダも買ってこよう.石けんも早く作ってみたい..
January 19, 2004
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快調.っていうか、ハイ、に突入かも.数週間ぶりに会ったお友達とお昼を食べておしゃべりした後、カフェで勉強した.夕方飲んだ久しぶりのコーヒーと、新しい参考書を開く興奮の相乗効果か思いのほか集中できたので、気を良くして夜8時頃帰り着くと夫が心配そうに待っていた.私が携帯を忘れていったので彼は一人で ゲーム=カロリに電話→携帯がテーブルの上でなる→「なんだそこにいたんだあ!、って忘れてるし」と独り言 の繰り返しをしていたそう.はあ..? 私はもう調子に乗ってる時期なので、夫に自分の分の夕食を作らせ残りの勉強に集中する.もう乗ってきて食欲もなくなってきた.いわゆる交感神経緊張状態ってやつね.本命の受験(5月に一回目)の他に近いうちにTOEFLを受けなければならない.2年前留学の際に受けたのが期限切れになるからだ.今回はなんとしても250(600)点以上取りたいので、苦手な文法とライティングをちびちびやっていくことにする.さあ、気分一新、がんばるぞー!
January 17, 2004
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この数日気分が不安定と思っていたら、やっぱりホルモンの関係だったのね、と期間限定の痛みに耐えながら今日の夜のスピーチの原稿を考えていた.私の属するスピーチクラブでの、初めての英語のスピーチ.今回は、声のバラエティにフォーカスが当てられる.個人的にはあまり興味ないけど、季節がら節分のことを話そうと思い、ネットで調べていくうちに、節分の今の形が陰陽師によって完成されたことを知る.鬼は元々、ネガティブな気である陰がなまったものだそう.鬼の角と虎縞パンツも、鬼門の方角丑寅(うしとら)に由来してるんだって.ふーん.結局時間ぎりぎりに完成して、本番ではまあまあの出来.うろ覚えでしゃべったせいか、肝心の声の表現が今ひとつとの評価をもらったけど、英語で、人前でスピーチするという当初の目標は到達したわけだから、まずはよしとしよう.ほら、今日は意識してポジティブシンキングよ.帰りにKのうちに寄ると、ハウスメイトの誕生日ということもあり、知り合いが集まっていた.夫に引き止められるも、今日はやはり疲れたし、気分もまだ本調子とはいかないので、少しおしゃべりした後に帰った.パロアルトから来た夫の友人を乗せ、帰宅.今彼らはDVD見てる.わたしはちょっと飽きてきたので今ネット中.ほらね、3人だと全然問題ないんだ.緊張も何もない.こうなったら知り合い一人ずつ家に泊めて仲良くなるか...
January 15, 2004
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今日の日記は愚痴満載.読まない方がいいかもです.読後感、どよ~んとすること受合いです.ソーシャルフォビアさえなければ、わたしはどんなに輝いていられただろうと思うことがある.活発で、お調子者で、おおらかな自分.実際は、良くなったと思い有頂天に活動し、数日後には落ち込んで泣き、というパターンを延々繰り返している.ずいぶん若い時からそうだ.そしていいかげん落ち込むと、もう地面を這いつくばる(精神)生活はいやだと思い、立ちあがり、とぼとぼと歩き出していく.そんなイメージ.気分に翻弄され続けて早ウン十年.第一印象を良くするのは、得意.簡単.だって、にこにこして嫌なことを言わなければいいのだから.それに初めての者同士、話すことはまだたくさんある.それが、何回か会うにつれ、目新しいこともなくなると、私は彼らに会うのが恐怖となってしまう.話を聞くのはとても好きだけど、私の緊張が伝わるのか、徐々に相手の表情が強ばっていく.会っても会っても距離は縮まるどころか皆だんだん離れ、わたし自身も息苦しくなって逃げ出そうとする.話過ぎた日には後で激しく後悔し、静かにしていれば人の目が気になる.だから集まりに遅れたり、さぼったり.ただ一緒に過ごすために毎日会うなんて、とんでもない. 学生時代の悪友なんて夢のまた夢.そんな自分の思考回路が嫌で、人と群れることを心地よいと知覚できる夫や彼の友人達が羨ましい、妬ましい.楽しいはずのことが苦痛になる自分.これが家族であってもそうなのだから.私は十字架を背負って生まれたのだろうか.学生も終わりの頃つき合っていた、私の心を照らしていた大好な人と別れることになった時、彼がしみじみと言った.「お前が夢や理想を語るとき、人が全く出てこないんだよな」その言葉は痛く、弱く光っていた温かなものが私の心から消え、闇が残った.自分は冷たい人間なのだろうか.冷たいと思われたくないから人に優しくしたいのだろうか.社交的でいわゆる「いい人」の残酷さは、私にはことのほか辛い.全ての命の元である太陽光線をジリジリと受け続け、自分という日陰の草が枯れていく.光が強いほど陰が濃くなり収束を続け、暗い怒りが増殖する.今は、Kが太陽光線なのかなあ.夫は昔そうだったけど、今はそよ風になって私に息する場所を与えてくれるようになった.Yちゃんは土だな.あたらずさわらず、動じないから.今、Kの家に集まってYちゃんお手製の日本食パーティーしてるのだけど、私はお休みさせてもらった.10人くらい来てるはずだ.せっかく日本から来てるのに、手伝えなくてごめんねYちゃん.また今度遊びましょう.早く私の心に朝日が昇りますように.
January 14, 2004
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もはや来れないかもと思っていたYちゃん、無事に翌日こちらに現れた.だから今日は彼女、友人K、夫と私の4人で一日お出かけの日.サンフランシスコから車で一時間半ほど海沿いを南下したところにA?o Nuevo SRアノ・ヌエボ州立公園 がある.ここはゾウアザラシが越冬することで有名な場所.朝9時半頃出発したが、予約の時間までに間があるので軽いハイキングをした.ヤモリが出てるかも、、と期待していったが、それ以上のもの?にお目にかかることができた.それは、バナナナメクジBanana slug である.長さ10cmほどの見事に黄色いぬめったやつ(ゾゾー).怯んでばかりもいられないので思わず塩がないかとリュックの中を探りそうになったが、夫と友人に止められた(汗)なめくじといえば子供の頃、梅雨時にふろ場で見かけて腰抜かしそうになったり.花束に潜んでいて知らずに触ってしまい激しく後悔したり.しかし、ところ変われば人(なめくじ)変わるで、今日のは、こんなやつである.意外と愛嬌があり、もしかしていいやつかも知れないと思ったりする. このバナナナメクジ君、なんとカリフォルニア大学グループの一つ、UCサンタ・クルーズのマスコットになっているのだ. それだけならまだしも、なめくじのくせにハリウッド進出.タランティーノ監督の衝撃作パルプ・フィクションの中でジョン・トラボルタと競演だ! (本物のナメクジの写真見たい人は、 一番下に載せときました)今日の本命であるA?o Nuevo State Reserveアノ・ヌエボ州立公園も迫力あった.3mの脂肪の固まりゾウアザラシのハーレム.ちょうどベビーブームで、しわしわ真っ黒けの赤ちゃんとお母さんとの仲良い姿があちこちにあった.しかし群れを所有しているオスと群れのメスにちょっかいを出そうとねらってるオスとの軽い戦いも見られたりして.ラッキーに出産シーンまで.カモメが急に集まってくるので分かるの.なんと先に出て来た胎盤にお呼ばれするため.ちょっとグロいけどもこれが自然というものだ.日本の女子なんて、争って胎盤エキス高いお金出して買ってるしね.A?o Nuevo State Reserve こんな感じでした(写真ば別の場所だけど雰囲気を見て) バナナナメクジの写真↓
January 13, 2004
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アメリカは世界で一番のエネルギー消費大国です.一人あたりでもね.実際この国に移ってからというもの、それを日々肌で感じている.洗濯の後も外に干すのはダメで、乾燥機が当たり前.冷蔵庫などの家電製品は大型旧型.うす青い光が嫌われるのか白熱灯の使用が多い.レストランでも紙皿やプラスチックのカトラリーなど使い捨て天国.大量の肉食.一般車も「ハマー」など、今の時代にあえて大型化.「大きく強いことは美徳」という観念が非常に根強く残ってる、この国.良識のある人や意識の高い人達は、エコな生活を目指しているけど、やはり一国の代表があれじゃねえ..私は食べ物を粗末にするのが嫌いだ.中学の夏、ひと月ほど西海岸にホームステイしたことがある.その時に印象に残っているのが、食事の時にホストマザーが何度も「無理して全部食べないでね.食べられなかったら残してね.」と言ってたこと.子供心に何か変だなあ、と思った.私の世代の日本ではまだ、「お百姓さんの苦労が」、とか、食べ物を粗末にするとばちがあたる」とかで、残さず食べるように躾けられたけど、今の日本ではどうなっているのだろうか.それでもきっと、この国よりはマシなんじゃないか?だいたい食べる量が違うもの.先日の夕食で、私がバターをとりすぎて迷っていた時に夫が、「一度とったものは、食べても捨てても同じだから捨てたら?」と私にアドバイスした.夫にしてみれば、優しい気持ちだったのだろうけど、私はちょっと不愉快.同じってことないでしょう、ねえ?要は、とったものを戻すのはマナー違反ということなんだろうけど、そんな言葉を聞く事自体に抵抗があったのだ.なんだかね、食べ物を粗末にあつかう人達がこの国には多いような気がするの.ステレオタイプしてるんだろうけど、だってそうなんだもん.動物愛護うんぬんぬかす前にこの国の食生活をなんとかしろー!一人あたりがまともな食事したら動物達もっと助かりまっせ.
January 11, 2004
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明日こちらに到着の予定だったYちゃん、なんと大雪で飛行機が飛ばなかったとか..翌日も欠航ならば今回の渡米はおじゃんということに.皆で楽しみにしていたが、天候はどうしようもないから追って連絡を待つしかない.話は変わり、今日はダウンタウンをうろうろしてきた.まず朝に夫と一緒に出て大学のカフェでお勉強.その後お気に入りの薬局(処方薬から漢方、ホメオパシー、有機野菜、自然化粧品、オーガニックエッセンシャルオイル、YOGAグッズなどなど、果ては健康関係の各種無料講習会が毎日行われている)へ、サプリメントを買いに.ビタミン剤だけでも何十種類もあり、ベジタリアン用や原料オーガニックオンリーものまで.一通り見て廻るのに30分かかってしまった.今日買ったのは、ビタミンC、CLA(リノレン酸)、Psyllium(食物繊維)、イブニングプリムローズオイル.昼はチャイニーズで済ませ、久しぶりに図書館へ行き勉強するつもりが、常設(というのか?)の国際コーナーで日本の雑誌を読み耽ること2時間.自宅へ向かう途中で大学のジムに寄り今月のスケジュール表を手に入れ、ハーブの専門店で手作り化粧品用のスポイド付きガラス容器を6個買う.そこのもじゃもじゃ髭の店員さんに手作り石けんの材料となる苛性ソーダをどこで手に入れられるか聞いたら、「メキシカンマーケットで買えるよ」とのこと.前回大手薬局では扱わないと知り今回聞いてみたのだが、この答えは怪しすぎる.発音がおかしかったかな?でも、なんに使うかもはっきり伝えたし、自慢じゃないが、声は小さくても、発音のせいで誤解された経験はないので、まずは真意を確かめるためにもメキシカンマーケットなるものをこの目で確かめるしかない.今週末にでも街境まで足をのばして来よう.家に帰って夕食作りもさぼりつつ数時間問題と格闘.夫は腹ぺこで帰ってきたがふらふらになりながらも自分で豚のロースト作っていた.わたしは残り物の玄米ご飯と茹で鶏を机の前で食べる.それから15分ほど仮眠.起きてきてこれ書いてます.これからまた少し頭の体操.勉強勉強って一体なにやってるの?って聞こえてきそうですが、それはまた改めて.
January 10, 2004
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この国に来て、他人を基準とすると自分が見えなくなる.身近なことで言えば、太っている人はたくさんいるので気を緩めるとチャビ子さんになるのは簡単だし(今の自分)、そうかと思えばハイクラスの人達に肥満の人は皆無に近い(らしい).小さな頃から自分の力を出し切ったという感覚がなくて、なんでも夢中になるとすぐ他人様の目が気になり「この辺で止めとこ」と自動制御が働いていた自分にとって、初めはこの国で生きることが苦痛だった.選択の自由が有り過ぎることはストレスになり得る.情報も、ぴんからきりまで洪水状態.今年の目標は、基本に戻ることと、動けなくなるくらい全力で成し遂げること.何かを.少しずつ勉強関係のことも書いていきたいと思ってます.つまんないと思ったらどうぞご指摘くださいませ.
January 9, 2004
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本日東海岸より帰ってきました.直行便で5時間の旅はやはり長くてアメリカの広さを思い知らされる.それでも今回の里帰りは楽しくて帰るのが惜しかったくらい.今回はボストンお美術館でレンブラント展を、ニューヨークのメトロポリタンミユージアムでエル・グレコ展を見てきた.両方とも日本美術のコレクションが豊富なので、そちらも堪能.特に大好きな竹内栖鳳がボストンにあったとは知らなかった.両方とも2回目だけど、これからも帰る度に通いたい場所になりそう.後は、ご飯を食べに行ったりビデオを見たり.ビデオは、アメリ、ショコラ、センスアンドセンシビリティ、リーガリーブロンド2.一番良かったのはショコラかな.フットボールを投げたりもして.買い物も久しぶりに楽しんだ.でも、なんといってもIn lawsに温かく迎えられ、新しい家族の愛情を実感しながら過ごすことができたこと.いい人達だとは思っていたけれど、会う度にもっと好きになる.この人達を大切にしていかなければとつくづく思った10日間でした.それにあの家で日本式のお風呂をいただいたのがなんと嬉しかったことか.入る度に寒さも疲れもとれて、やっぱり日本人はお風呂だなあと思った.特に腰痛持ちとしてはね.もし私達が家を買う時期が来たら、私も絶対日本スタイルの浴室を作りたいな.そんな休日の思い出もそこそこに、明日からは完全に頭を切り替えお勉強生活に入らなければなりません.ああ頭痛いな、けどやるだけのことはやってみないとね.占いで見ると、今年は垢落としの真ん中.悪いことが起こったり停滞したりするかもだけど、自然にまかせてゆられていこうと思ってます.それでは皆様、今年もどうぞお付き合いよろしく願います.
January 8, 2004
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皆さまあけましておめでとうございます。それでは年末年始のご報告を。31日は、ご飯を食べた後、恒例のビデオ二本立て。年が明けたと同時にシャンペンで乾杯。外に出て花火。寝る。明けて一日の朝は、これまた恒例のソバピアというニューメキシコのお菓子を作りこれがブランチ。早めの夕食は、私が用意したなんちゃっておせち。作ったものは、きんとん、紅白なます、竜眼揚げ、牛肉のごぼう巻き、昆布巻き、煮しめ、たたきごぼう。生粋のアメリカ人だが親日家の義母が餅を作ってくれた。という感じでごくごく平和な日米いりまじりの新年が明けました。いい一年になりますように。取り急ぎお知らせ、というほどでもないですが、ご報告まで。また数日後にアップできたらなと思っています。
January 1, 2004
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