全8件 (8件中 1-8件目)
1
金曜日はお疲れさまでした。大阪血気集会in鶴橋。本場の焼き肉を食べながらの近況報告。すごく刺激になりました。ホントにすごい方たちばかりです。。。背伸びして某大学院を選んで良かったです。僕も怒ってばかりではなく、前向きに且つ建設的に頑張らなければ・・・。それに人脈や仲間というのは宝です。次回は9月ですね。日本社会福祉学会全国大会。また焼き肉を食べましょう!(発表はどうしよう・・・)金曜日のためにこの一週間は頑張りました。栄光へのヤキニクロード。しかし帰宅するとものすごく散らかった部屋。年末に大掃除をしたはずなのにまたしても部屋中、本や紙くずだらけ。何もやる気が起こらなくなってしまいます。「これではいかん!」そう思い、今日は朝から片付け開始。それと並行してHDDにたまった映画も鑑賞。そろそろ容量を空けなければ。 市川崑監督『股旅』ATGによる激安時代劇。ショーケン、小倉一郎、尾藤イサオの三人が主人公。東映時代劇のような流れるような立ち回りではなく、メチャクチャに刀を振り回すブサイクな殺陣がリアルでカッコいい。実際の侍同士の斬り合いはきっとこんな感じだったんだろうな。小倉一郎との斬り合いに疲れたショーケンが突然「バーカ!」と叫びながら走って逃げ出すのもリアル。それを追いかけるものの滑って崖から転げ落ちて、岩に頭をぶつけてあっけなく死んでしまう小倉一郎もリアル。後ろを振り向くと追いかけていた小倉一郎の姿が無いことに気付き「おーい、どこ行ったんだよう~」とぼんやりと呟くショーケンで映画は終わり 小津安二郎監督『東京物語』たまには古典も観ないとね。正直あんまり面白いとは思いませんでした。むしろ『秋刀魚の味』の方が面白かった。ただ戦後からまだ10年も経っていない東京の町並みを興味深く観ることができました。一種のドキュメンタリーフィルムとしての価値もありますな。しかし笠智衆は既にこの時からおじいさん役をやっていたのか。永遠のおじいさん 実相寺昭雄監督『屋根裏の散歩者 完全版』R-18ではないけどエロ映画。生きることに何の目的も持たない変態青年を三上博史が好演。夜な夜な下宿の屋根裏を伝っては下宿人たちの生活を覗きます(下宿人たちも変態さんばかり)。そんな覗き見生活だけでは飽き足らず、三上青年はクロロホルムを使って殺人を実行します。主人公の人格が『無常』の田村亮であったり、退廃的な下宿人たちの描写が『宵闇せまれば』の雰囲気であったりと、何気なくセルフリメイク的な要素が含まれていて面白かったです。実相寺昭雄は長編よりも中短編の方が面白い。嶋田久作の明智小五郎も良かった 山本薩夫監督『白い巨塔』財前五郎が教授に就任したところで終わり。それでも2時間以上の長編。“悪が勝つ”というニヒリズム満点の恐るべき映画。これ以後、同じ田宮二郎によるテレビ版、村上弘明版、唐沢寿行版、韓国リメイク版が作られていますが、映画版が一番濃いな。濃厚なオヤジ顔をした役者たちがリアル度のupに必要以上の貢献をしています。今は役者もスマートになりましたからな。唐沢版なんかは老若男女を問わず美男美女の役者ばかりで観る気無くす。そうまでして視聴者に媚を売りたいかねえ。。。色気を感じさせるのは田宮二郎と船越英二だけで他は全員アブラギッシュなオヤジ役者たち。これがイイんです。あとテレビ版は渡辺岳夫作曲のテーマ曲もイイですな。サントラ出ませんかねえ 荒戸源次郎監督『赤目四十八瀧心中未遂』約2時間40分の長編。長い!赤目四十八瀧が出てくるのは最後の方だけ。舞台のほとんどは尼崎。『ツィゴイネルワイゼン』のような現実なのか幻なのか判然としないイメージカットが所々で挿入。それはそれで心地良いのですがその分テンポが悪い悪い。ダレダレ気味。その辺を上手く削ればもっと面白くなったのに残念。内田裕也の死神博士のような井出達もすごいが、この時期ブチぎれていた寺島しのぶの濃厚演技が最大の見所。それと赤目でのロケが何気にすごい。現地を知っている人なら分かると思いますが、よくあんな所に撮影機材を運んだなあと感心します。尤も場所が場所だけにそれほど凝った撮影はしていませんが。それにしても寺島しのぶは男気満点ですな。先日フランス人男性と結婚し、披露宴の様子がワイドショーで放送されていましたが、そのはしゃぎっぷりが何だか痛々しかった。しのぶよ、何か無理してないか?と、ワイドショーのチェックも怠らない毎日 アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督『バベル』これは公開初日の昨日観てきました。面白かった!アメリカ、メキシコ、モロッコ、日本が舞台。それぞれで全く異なるドラマが進行していきますが、密接なつながりを持ってひとつに集約されていく構成が素晴らしい。物語的に明確なオチは無いのですがそれがイイ。それを不満に感じた人たちがネット等に批判的な書き込みをしていますが浅いね。視覚的な情報、即ち目で見て分かるだけのものが映画ではない。断片的なイメージと簡易なドラマで観客に訴えるのも映画である。『バベル』は後者。要するに観客に考えることを求める映画。「わかりにくい」と文句を言っている連中は多分映画を観て考えることを知らない連中なのだろう。また隠されたテーマや本質を読み取るのも映画を鑑賞する上での楽しみでもあるのだが、それを楽しんだり或いは考えることが出来ない人が増えているのは明らかに文化の衰退である(だいたい『バベル』が娯楽映画でないことは最初っから分かってることやないか!)。「暴力的なパワー」と「枯れた描写」という一見矛盾した要素を含んではいるものの、それって今の世界を正確に表わしていると思う。世界は病んでいるなあ。。。でも幼い我が子を思うブラピの嗚咽、そして役所広司と娘である菊池凛子の抱擁に世界はまだまだ大丈夫という思いを抱いたりするんですなさてそろそろ頑張りますかな
2007年04月29日
コメント(0)
やっと昨年度の実績報告書がまとまり市へ提出。はあー、やれやれ。しかし仕事は終わらない。マギーブイヨンは本当にダメだ。あまりにダメすぎるので、コンタックばりに朝と夕にそれぞれダメ出し。ダメ出しと言ってもこの仕事をする上で極めて常識的なことについてである。ところが泣く。泣くって・・・おい。しかもトイレで。勘弁してくれよ。。。指摘されたことだけで頭の中が一杯になるのだろうか、表情も動きも全てフリーズしてしまう。また学習できないので、文字通り言われたことだけしか出来ない。あんただったらどうするのか?というところを知りたいし、そこがこの仕事の面白い部分ではないのか。これでは本当に困る。職員は頭数だけ揃っていれば良いというものではない。質が伴っていないとただの無駄飯ぐらいでしかない。そんなこともあって今朝起きると猛烈に体がだるい。とことんだるい。こんな状態は初めてである。明らかにストレスである。大事をとって休ませてもらうことにした。しかし保健所へカンファレンスの依頼をしたり、病院と訪問の日程調整をしたり、木曜日にある審査会の資料の読み込みをしたりと結局仕事をしてしまった。。。休み取ったはずなのになあ。映画観まくりです。今回も例のごとくブアーッと行ってみましょうか。本多猪四郎監督『緯度0大作戦』初めて観ました。男気あるタイトルとは裏腹にのんびりしたテンポの映画でした。ねらいが文明批判なのかアクションものなのか中途半端な印象。でも特撮だけは超越的な出来。アナログ特撮の頂点を極めた出来でした。それにしても後味の悪い、つか歯切れの悪いラストでした。あれがイイという人もいるらしいですけど名前忘れた監督『あかね空』わざわざ前売りを買ってまで観に行ったが最低の糞映画でした。町並み、雪景色など江戸時代を象徴させる大切な部分がすべてCGで処理。なんじゃそりゃ。実に安っぽーい。金が無いなら工夫しろと言いたい。キャスティングもダメ。中谷美紀は芝居が下手だね!時代劇に向いてません。ホントに下手。で、何で内野聖陽が二役やってんの?なんかの伏線だと思っていたら何の説明もなく終了。ねらいがサッパリ分かりません。つか分かりたくないです。この監督には二度と映画を撮ってもらいたくないですなテレビ愛知版『あかね空』CSでやってたので観ました。赤井英和と浅野ゆう子が主演。娘役の前田愛の視点が物語が進んで行き、展開も糞映画版よりすっきりしててなかなか楽しめました。それにしても浅野ゆう子も時代劇に向いてないなあ。なんか微妙に寒気を感じたりして。未読の原作本、売ッぱらおうかな鈴木一平監督『女ランボー』バカ映画の極北。製作の日本ビデオ映画は村西とおる率いるダイヤモンド映像の系列会社。そのため本作のプロデューサーは草野博美(村西とおるの本名)。AVで儲かったので映画も作ってみましたというノリ。そのためやたらと金が掛かっています。全編フィリピンロケ。フィリピン空軍の全面協力の下ヘリコプターがバンバン飛んでます。銃器もホンモノではないのか?と思わせるぐらい不自然なまでの迫力。アクション指導はJACの一流スタッフ。でも何故か出来がショボイ。主演の高樹澪がジャングルの中でバズーカを抱えながら太股をあらわにする意味が分からない。観てて可愛そうになってくる。ストーリーもあるんだか無いんだか。鈴木一平っていう名前も誰か有名監督の偽名なんだろうなムトウユージ監督『クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ踊れ!アミーゴ!』テレビでやってたので観ました。久々にバカ。敵味方入り乱れて全員サンバを踊っていました。バカですなあ~。大きなスクリーンで観たかった!羽住英一郎監督『逆境ナイン』CSでやってたので観てしまった。面白い。バカで。でも原作には負けているな。ラストのオチも甘いし。キャスティング的にはほぼ満点。藤岡弘、と田中直樹がイイですね。玉山鉄二もバカが入ってて良かった。作り手がノリノリですな鈴木則文監督『トラック野郎 突撃一番星』昭和を代表するバカ映画の傑作。『トラック野郎』には男の夢とロマンと妄想がギッシリ詰まっています。本作よりせんだみつお扮する三番星がレギュラー入りするのですが、まあテコ入れというやつですかね。はっきり言っていてもいなくても進行に支障を生じさせないキャラクターです。作品的な質は全然落ちていません。下品だけど泣ける、熱い男の映画藤田敏八監督『リボルバー』ロッポニカ製作。あちこちで別の物語が同時進行で進み、最後に一本に収束する構成は見事。しかも鹿児島から北海道へ移動して行くロードムービー。拳銃を盗まれる元警察官をジュリーがだるそうに演じていてカッコいいね。脇役陣もやたら豪華。金が掛かってなさそうで実はたっぷり掛かっていそう。こういう贅沢な映画は今では撮りにくいだろうな。我王銀次と山田辰夫のパンチパーマがイイね!女優陣の手塚理美、南条玲子、佐倉しおりといった顔ぶれも懐かしいですな神代辰巳監督『噛む女』こちらもロッポニカ製作。ロッポニカは本当にハズレ無しの奇跡的な作品ばかり作っていたのに興行的にはハズレまくりましたとは皮肉です。永島敏行、桃井かおり、余貴美子が出演。エロチックサイコサスペンス。女はこわいなー、という映画。いっぺん観てください。トイレ行けなくなりますから緒方明監督『いつか読書する日』50代の男女が主人公の大人の純愛映画。泣けました。田中裕子と岸部一徳が主演。田中裕子は高校生の頃からずっと岸部一徳に片思いしています。スーパーのレジと牛乳配達をしながら今も独身でいます。岸部一徳は福祉事務所の児童福祉課に勤務。妻は末期ガンで余命幾許もない。二人の愛情はすっかり醒めている様子。そんな裕子と一徳が・・・嗚呼、もう泣けそう。。。良い映画を観た後は幸せな気持ちになれます
2007年04月24日
コメント(0)
松田聖子のことについて書いたらびっくりするぐらいアクセス数がグングン伸びました。今もまだ伸び続けています。やっぱり人気だけではなく注目もされ続けているんだな。すごい人です。これからもたまに松田聖子のことについて書こうっと。ブログの更新がいつになく遅れていましたが、決してサボっていたりとかやる気がなくなったわけではありません。今週は兎に角忙しく帰宅してもとても更新する気になれないぐらい疲れ切っていたのです。am7:30からpm8:00までずっと仕事。昼休みはありません。昼食はいつもpm3:00ぐらい。あまりにしんどいのでpm4:00から30分ぐらい誰もいない会議室に忍び込んで、内側から鍵を掛けて昼寝ならぬ夕寝をしています。ケースほったらかしで今週は毎日パソコンに向かいっぱなし。何やってたんでしょう?実績報告とか新聞作り、会議の資料作り、、、もう事務屋さんです。おかげで首から肩にかけてガッチガチに痛い。特に左肩がずっとジンジン痛い。仕事のしすぎですな。。。というのもマギーブイヨンに任せきれないから。危なっかしいし、見ててイライラする。結果的に仕事を分捕ることになってしまう。その方が効率が良いから。しかし!これってマギーブイヨンのペースではないか?と昨日ぐらいから気付いた。いつも“逃げ”の姿勢で仕事をしているマギーブイヨン。変にプライドが高いクセして、ちょっと仕事を任せると責任を取る立場に立ちたくないのか、何となく逃げようとする。意識してかいないか分からないが、常に三番手あたりにいようとする。その姿勢がムカつく!今日も新しい仕事を任せたが全然ダメ。記録も最低。中学生の方がまだマシ。義務教育をちゃんと修了したのか本当に疑いたくなる記録内容。電話の受け答えも最低だし。ちょっと前まで口うるさくその都度指導してきたが、あまりにも成長しない(成長しようという気持ちが伝わってこない)ので指摘することをやめた。つかもうしんどくて。言うのやめました。そもそも報告や相談が全然無いし。好きにして。その代わりまとめて爆撃するから。昨日会議をして我が事業所も来月から本格的に作業プログラムを導入することになりました。個人的なことを言うと作業はしたくないのです。そういうことは作業所がやればいいことであってウチがすべきことではない。ましてやそんなことに手を出してしまうとそれぞれの専門性をつぶしてしまいかねない。自宅以外の日中の居場所を提供することにこだわり続けてきた僕としては非常に不本意な選択ですが、様々な事情を考慮した結果止むを得ません。理想で飯は食えませんから。。。しかし何かおかしいよな。。。もちろん以前から就労を希望されている方がおられ、その方以外にもきちんと就労に結びつけたほうが良いなと思える方たちが数名おられるので、そういった方たちに対して作業プログラムは有効なのですが、就労なんてとてもとてもという方の方が圧倒的に多いわけです。あまり作業を全面的に出しすぎてしまうとしんどい方たちの利用を阻んでしまうことにならないか、と危惧するわけです。まあその辺に関しては運営する側の腕の見せ所ではあると思うのですが。ですが!マギーブイヨンよ、おまえそんなことしてたらクビにするよ。。。マジで。。。あー疲れた。。。仕事が終わって梅田へ。キンキンの不倫発覚を記念して『トラック野郎 突撃一番星』のDVDを購入。冒頭、菅原文太扮する桃さんのトラックが宇宙へ飛んで行き巨大な円盤と遭遇します。嗚呼、男のファンタジー。ちなみにそのシーンの撮影は成田亨が担当。こちらもファンタジー。そんな男のロマンがギッシリ詰まった『トラック野郎』と一緒に『GONIN2』も購入。大竹しのぶがセーラー服姿で宝石店を襲撃する素敵なシーンにクラクラした10年前。やっとDVDになりました。なんでも気長に待ち続けるものですな。それで取り返しの付かない失敗をしたことも数多いですが。あー疲れた。。。とにかく疲れた。そんな自分を癒すために明日一泊だけですが旅行へ行ってきます。目的地は松尾芭蕉生誕の地であり、忍の里でもある伊賀上野。なぜ伊賀上野なのか?その理由は僕にもわかりません。ただ伊賀上野が僕を呼んでいる、そんな気がしたのです。←ウソ(半分本当)。一泊ぐらいで帰って来れて、観光客が少なくて、あまりメジャーではなくて、温泉に浸かれて。そんな条件で探した結果が伊賀上野だったのです。それと1センチでもいいから今の場所から離れたいというのも理由。今この時期にしっかりリフレッシュしておかないと次に進めません。それと名古屋に通っていた時の定宿と系列の宿があったのも理由。ここのグループは宿泊料が安いのに朝食はボリューム満点。さらに大浴場があるのですよ。あー今から楽しみ。♪しのびが通る~ けもの道~では癒し&現実逃避の旅に行って来ます。つか明日から全国的に雨らしいですよ!(泣)
2007年04月20日
コメント(2)
昨日しっかり休んだはずなのに今朝起きると腰が痛い。風邪の前兆パターン。でも休むわけには行かないので出勤。録画しっぱなしだったNHKスペシャル『松田聖子 女性の時代の物語』を観る。デビュー27年目にして初めて作られたドキュメンタリー番組。松田聖子寄りに作られ、必要以上に持ち上げて媚を売る姿勢(※特に大石静のインタビューが気持ち悪かった。掘り下げ方も甘い)が鼻に付いたが面白かった。松田聖子は結婚、出産後もアイドルを辞めなかった。体型を維持し、ヒラヒラの付いた服を着てデビュー当時のヒット曲を歌っている。すごい。育児を半ば放棄して渡米、二度の結婚と離婚、そして不倫。何かとバッシングに晒されることが多いが、ほとんどは妬みでは?普通の生活をしていれば好きなことに我慢が強いられる。安定(結婚と家庭)を手に入れた以上、我慢どころか思い描いていた夢を手放さざるを得ないのも当たり前。しかし松田聖子はやりたい放題。自己実現を最優先に、生きたいように生きている。バッシングを受けても当然。生き方が羨ましい。しかしそれなりの「代償」も受けているわけでリスキーな人生でもある。細々と芸能界で生きていくなら歌にこだわる必要は無い。洗剤や調味料のCMに出て、適当に主婦タレントとして生きていけばいい。旦那の稼ぎが良ければ専業主婦、稼ぎが悪くなればテレビに出る、ほとんどの元アイドルの主婦タレントは無難な生き方をしている。しかしなんかズルい。自分にしかない芸を売るのが仕事のはずなのに。松田聖子より元アイドルの主婦タレントの方がバッシングされるべき。松田聖子は生き方が20数年前から一貫して変わっていない点で比較にならない。腹を括っている。常に自分の芸を磨いている。バッシングをする人に「ここまで腹を括れるか?」と聞きたい。その覚悟が無ければ松田聖子をバッシングする資格は無い。極端な生き方をしているが「夢」を見せてくれる存在であることに違いはない。松田聖子がアイドルを続けていることこそに大きな意味と価値があり、なんだかんだ支持されているのはそうした理由からだと思う。理解できない部分も多いが、松田聖子の生き方は見習うべき点が多い。やっぱり続けることに意味があるんだよな。。。
2007年04月16日
コメント(0)
同い年の引きこもり系の利用者氏より久しぶりの電話。こちらには出ずらいとのことだったので自転車に乗って訪問。「家で話するのはちょっと・・・」ならばと近くの公園でと、1時間以上色々と話を聴く。そんな僕たちの前に初老のおばちゃんがニコニコしながら近づいてきた。何事か?と思っているとおばちゃん無言で僕にバイト情報誌を渡してくれた。「いい歳した男が二人、昼間から公園でダベってないで仕事しなさい」ということか?しかも看護・福祉特集号。こう見えてもこの仕事に就いて結構長いんですけどね。。。つかニート扱いかよ!昨日に引き続き我ながら貫禄無いね~~~さて乱読の日々です。例のごとくブァーッと挙げてみましょう。大槻ケンヂ『香菜、あたまを良くしてあげよう』角川文庫いつものお気楽エッセイ。単行本を持っていたのですが売ってしまい、文庫されたのを気に再購入。面白いです。特に故中島らもとのやり取りが面白い。大槻ケンヂはエッセイに関しては中島らもの正当な後継者ですな。表紙のイラストは『ハチミツとクローバー』の羽海野チカ本秀康『ワイルド・マウンテン vol.4』小学館マンガです。コツコツ連載されようやく第四巻。隕石の落下によって東京都中野区に出来た新しい町“ワイルドマウンテン町”。訳あってそこの町長となった元地球防衛軍隊長の菅菅彦の物語。テーマは純愛。本秀康をデビュー以来ストーカーのように追い続けています。福満しげゆき『やっぱり心の旅だよ』青林工藝舎またマンガです。しかもエロ。でも全然エロくない。むしろ・・・何だろう?とにかく僕はこの人のマンガを読むたびにいつも共感する。作者の達観した人生観が反映されている。朝日新聞の書評で大きく取り上げられただけのことあり。ちなみに今のところこの人の単行本はすべて持ってます(四冊だけですがね)吾妻ひでお『うつうつひでお日記』角川書店ずっとほったらかしでやっと読みました。下手な小説より他人の日記の方が遥かに面白い。こんな生き方もあるのか、と。いやこの人の場合あまり共感してはダメですかね。前作の『失踪日記』ほどの勢いは無いものの読み物としてのレベルはかなり高し。淡々とした描写だけど実はかなりしんどかったのでは?結構な薬を服薬しているみたいだし河合香織『セックスボランティア』新潮社3年間ほったらかし。しかも先日文庫化されたそうで。。。全体の50%は理解できたが残りの50%は理解不能。僕は売春肯定派。本書の中でも売春を“商売的売春”と“社会的売春”と分けて考えるべきと指摘している。世の中には色々な事情で性生活を営めない人がたくさんいる。そういう人たちに対する“社会的売春”はありだろう。ただ違和感を感じるのはセックスボランティアという表現。性行為をすれば買う側に多少なりとも相手に対して恋愛感情が湧いても不思議ではない。すなわち公私が曖昧になる。それに対してボランティアという立場で関わるのはちょっと違うような気がする。ましてや金銭をもらうわけであり、しかも高いリスクまで背負っている。それをボランティアという表現を使うのは、どこか本質から逃げている、世間の批判をかわそうという姿勢が見え隠れしている。実際に本書に登場する何人かはボランティアと称しつつも単純に障害者とセックスしたいだけなのでは?と思われても仕方の無い言わば“フリークス”である。中には真面目に取り組んでいる人たちもいるが、そうした人と一緒に括ってしまうのは乱暴であり、却って障害者の性の問題を好奇の目に晒すことになってはいないかと思う。興味深い本ではあったが作者の姿勢がもひとつ気に食わない清邦彦『女子中学生の小さな大発見』新潮文庫現役女子中学生が見つけた日常の不思議をぎっしり詰め込んだ仰天レポート集。かなりすごい本です。例えば 「Oさんは犬を回転イスに乗せてクルクル回してみました。50回まわしたらハアハア言いながら転びました」 「Nさんはお茶碗一杯のご飯粒を数えました。2964粒ありました」 「Mさんは地球が自転しているなら、旅行したい時は上空に浮かんでいて行きたい場所が下に来るまで待っていればいいんじゃないか、ということに気がつきました」はっきり言ってバカです。でも発想が素晴らしい。こんなグニャグニャの発想ができる頭が欲しい野田聖子『私は、産みたい』新潮社現役最年少で郵政大臣に就任した元反小泉派の国会議員。その野田聖子が自らの避妊治療の葛藤を綴った一冊。正直読んでいて涙が出そうになった。僕は男なので機能的に当然子供は産めないが、なかなか妊娠できずに苦しむ野田聖子の気持ちがわかるような気がする。しかし妊娠できないことよりも当時夫であった鶴保議員から最後まで理解と協力が得られなかったのが女性として一番苦しかったのではなかったのかと思う。では何故互いに歩み寄れなかったのか?単なる価値観の相違で片付けてしまっていいのか?そもそも何故結婚したのか?その辺に関しては理解不能。むしろ腹立たしさを感じる実相寺昭雄『チェレスタは星のまたたき 世紀末のクラッシックと劇空間』日本テレビクラッシックやオペラに関する格調の高い硬派なエッセイ集のはずなのに、堂々とAVのことについて語ってしまうところがこの人らしい。音楽もエロも芸術として突き詰めていくと根幹を成すものは同じなのだろう。そういう突き抜けたものの捉え方が素晴らしい。この人の著書はどれも奥が深く一冊ごとに発見があり、既成の価値観に対する達観した眼差しを教えてもらえる。それにしてもかつて『探偵物語』を始めとする数々の名作アクションドラマを作り続けていた日本テレビの山口剛プロデューサーが出版部へ異動になっていたとは。。。きっと干されたんだろうなそんなこんなの乱読の日々です。
2007年04月12日
コメント(0)
美女が笑顔を浮かべながらこちらに向かって走ってきたので、僕も美女に向かって駆け寄ったのですが、何のことは無い、怪しい自己啓発系セミナーの勧誘でした。仕事が終わったあと入試情報収集のため某大学院へ行ってきたのですが 「学部の入試ですか?」と。髭を剃って髪を染めたとたんこの調子です。まあ学部の受験ということにしておきましょう。。。ここの大学院は職場から非常に近く、最高の立地条件なのですが・・・いろいろややこしい問題が山積ですな。事務の方より外部から潜り込むのは難しそうな話を聞いた。まあそれ以前に学力に問題があるのですが。それにしても皆あたま良さそうだなあ。そう思えてしまうのは気のせい?それに引き換え貫禄無いね~~~僕は。とっとと帰れば良いものをまたしても本屋へ立ち寄る。自分がやろうとしていることに関連した本が見つからない。臨床系や資格取得のためのテキストばかりで“びびび”と来ません。むしろ都市計画関係の本棚を見渡すと“びびび”と来まくり。やっぱり僕はこっち系なのかなあ。尤も松田聖子然り“びびび”というのはあまりあてにはならないのですが。そんな中で一際輝いていたのが 火葬研究協会立地部会編『火葬場の立地』日本経済評論社世の中にはものすごい研究をされている人がいるんだなあ。。。火葬場の歴史、景観、周辺環境、事例 さらには市町村合併がもたらした影響など視点がユニークすぎる。。。迷わず買いました。男の一冊です。そんなこんなでコッソリと何かを企みはじめた今日この頃。
2007年04月11日
コメント(0)
朝から良い天気なのに引きこもり(天気に関係なくいつも引きこもっていますが)。なぜ引きこもっているのかと言うと金曜日に購入した全自動洗濯機が届くからなのです。配達予定の11時を待ちました。ところが早々と10時30分に届きました。感激です。これが全自動洗濯機か。。。実は昨日まで二層式洗濯機を使っていました。別に不便は感じていなかったし、やはり水の量や洗濯時間の微調整は自分でやらないと気が済まない。我がパンツの洗濯を機械ごときに任せてられるか!と。ところがだんだんしんどくなってきた。洗濯は仕事が終わって帰宅してから。当然食事の時間とぶつかることが多く、食事中に約10分おきに水の入れ替えは正直しんどい。すすぎが終わって洗濯物を取り出すと見事に絡まっておりイライラ~~~。買い替えはそんな理由です。そもそもこの二層式洗濯機。前の職場に勤務していたとき病棟の看護師さんから譲っていただいたもの。ご主人が単身赴任から帰ってきたので不要になったからと。それから何年経ったのでしょう。21世紀にもなって二層式洗濯機を使い続けるとは思っても見なかった。古きよき家庭の面影ここにあり。嗚呼、三丁目の夕日。モーレツオトナ帝国。さしずめケンちゃんチャコちゃんといったところか。しかしここしばらくヤケクソ気味で電化製品やらを買いまくっているなあ。景気回復に貢献。良いこと也。その勢いでいらない本やCD、DVDをブックオフへ売り払うことに。パンパンにふくらませたカバンを担いで到着したものの何か変な雰囲気。それもそのはず、ここのブックオフは本日をもって閉店とのこと。エ--------っ!!そりゃないよ!これまで売ったり買ったりと随分助かったのに、これから古本をどこに売りに行ったらええねん。。。とりあえず売るものを売って(気のせいか買い取り値がえらく安かった)欲しい本を買い漁ることに!で、またしても買いました。。。手塚治虫『手塚治虫全集 タイガーブックス 4巻』講談社 →70年代の手塚作品は暗くてエロくてニヒリズム満点で最高。これは買い!手塚治虫『手塚治虫全集 奇(あやこ)子 1~3巻』講談社 →これ以前からモーレツに読みたかったんです!安かったので一気買い!鉄拳『鉄拳作品集 こんな○○は××だ! 2巻』扶桑社 →バカ。最高。腹痛~~~藤原紀香『藤原主義 強く、美しい人になる61のヒント』幻冬舎 →いま注目を集めている紀香先生の著書。僕もご利益にあやかりたいと思い購入。105円也大見信昭・架空まさる『マンガ若・貴物語 夢に向かってまっしぐら』オーエス出版社 →平成4年出版。その10数年後には・・・栄枯盛衰。それにしても素晴らしく下手くそな絵です。出版にOK出した藤島親方は真の男お世話になったブックオフに別れを告げる。卒業式で泣かないと冷たい人と言われそう。でももっと悲しい瞬間に涙は取っておきたいの。。。あ、今日は選挙でした!つうことで律儀な僕は投票場へ。日本白票党の西日本支部長であり、無党派層バリバリの僕は当然白票を投じました!取材で地域の夏祭り等の手伝いをしたときに紹介されて名刺を交換したせいか、やたらと現職国会議員やらからダイレクトメールが届く。ごめん、選挙権は行使するけど無党派層なんで誰にも入れません。しかし世界の黒川紀章先生。ドクター中松並の投票結果かよ!!
2007年04月08日
コメント(0)
日本ソーシャルインクルージョン推進会議編『ソーシャル・インクルージョン 格差社会の処方箋』中央法規武村牧男編『共生のかたち 「共生学」の構築をめざして』誠信書房小山明子『パパはマイナス50点 介護うつを越えて 夫、大島渚を支えた10年』集英社吉村英夫『下手な人生論より「寅さん」のひと言』河出書房新社早川和男・児玉善郎編『住まいの倫理 安全と豊かさを求めて』嵯峨野書院塩崎賢明・安藤元夫・児玉善郎編『現代都市再開発の検証』日本経済評論社山田昌弘『希望格差社会 「負け組」の絶望感が日本を引き裂く』筑摩書房藤田弘夫・吉原直樹編『都市社会学』有斐閣広田康生他編『先端都市社会学の地平』ハーベスト社武村知子『どろろ草子縁起絵巻』フィルムアート社手塚プロダクション編『手塚治虫 原画の秘密』新潮社津堅信之『アニメ作家としての手塚治虫 その軌跡と本質』NTT出版手塚治虫『ブッダ 5巻・6巻』講談社山本一力『あかね空』文芸春秋藤沢周平『蝉しぐれ』文芸春秋以上、すべて未読!!これ以上本は買いません!!
2007年04月07日
コメント(4)
全8件 (8件中 1-8件目)
1