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むつ市での仕事を終え、函館に向かうべく下北半島の先端、大間に向かう。
前方には、釜臥山(かまふせやま)が見えた。青森県むつ市にある山。
下北半島中央部に位置する恐山山地の最高峰であり標高は878.6m。
釜臥山の頂上には航空自衛隊のレーダーサイトが設置されているのだが
この日は雲に隠れてしまっていた。
太平洋岸に出て、大畑の商店街へ。
若き頃、この地に納入した弊社プラントが大トラブルをお越し、その応援要員として
2週間ほど駐在した地なのであった。
そして1週間後、人生最初で最後?の過労で病院に担ぎ込まれた地を感慨深く
通過したのであった。

大間へ向かって海岸線はまなすライン国道279号を走ると、下風呂温泉の右手に
『烏賊様レース』の看板を見つけ急遽立ち寄った。

20mの水槽で活イカを泳がせ勝敗を競うレースと同僚から。イカのオーナーとしての
参加と、イカの順位を予想する投票でも参加できるちょっとユニークなイベント。

出走したイカはオーナーへプレゼントされるため、その場で刺身を食べることができると。
しかしこの日はレースは行われていなかった。
それにしても『烏賊様レース』のネーミングは好き!!

布海苔記念公園(蛇浦地区)

左奥の石碑には『下北半島と 共に生まれた 布海苔です』と。
そしてこの碑の手前に、この地に布海苔発祥の由来を記した碑があり、
「明治初頭の頃、護岸や防波堤の工事の際の捨石に布海苔が着床することが発見された
ことから、捨石による布海苔産業が振興された」と記されていた。

そして大間のフェリー乗り場に到着。

函館まで1.5hrの津軽海峡フェリーを予約。
フェリーターミナル内部には、大間で捕れる実物大のマグロが大漁旗と共に
展示されていた。

正しく大マグロ、本物なら何百キロあるのだろうか。

フェリーを予約し、この地で有名な店で昼食。『まぐろ直売 長宝丸』
大間産マグロを自社の持ち船第十一長宝丸にて水揚げし、格安にて提供して入る店
とのこと。

注文品は『マグロ、イカ、ウニ丼定食』。

大間のまぐろの赤身、ウニ、イカ、大間の美味を集めた『大間丼』

大間埼灯台。 本州最北端に当たる下北半島大間崎の沖合にある弁天島に位置し、
白と黒のツートンカラーに塗り分けられている中型灯台で、「日本の灯台50選」にも
選ばれているとのこと。
天気が良ければ、この後ろに北海道の山が鮮明に見えるとのことだが、この日は
残念ながら全く見えなかったのであった。
いや写真で見ると遠く山並みが写って入るではないか。

大間崎の石川啄木の歌碑。

豊国丸戦死者忠霊碑だが、豊国丸につては無知な自分であった。
海軍特務艦「豊国丸」は、大間沖で爆弾を受け沈没した船であると。

石川啄木の記念碑のすぐ近くに天童よしみの歌謡碑があった。
碑文は『みちのく慕情』の歌詞の一部で、「ああ 雪が雪が舞い散る 大間崎」と。
本州最北端の大間崎。

大間崎にあるまぐろ一本釣のモニュメント。
右手は一本釣りの手の姿を表現しているのであろう。

出発間際になりフェリーに乗船。

フェリー内部の駐車スペースへ案内される。

車を降り、船室に向かうとエスカレータを利用出来るのであった。

いよいよフェリーを係留するロープが外され定刻の出航。

風が強く、海原には白い波が 。

45分ほどして船内のナビを見た。丁度津軽海峡のど真ん中。
この津軽海峡は核兵器を搭載した外国の軍艦を含め船舶が自由に通過することができる
海峡なのである。
日本には国際海峡が5つあるが、これらはすべて1977年に定められた日本における
領海法で特定海域として海峡の一部を公海にしたものなのである。
この日も、フェリーの下でロシアの潜水艦がすれ違っている可能性も。

暫くすると、前方右側に函館山が姿を現した。

函館の街からの函館山は何度と見てきたが、海から見る函館山は初体験。

遠く海上自衛隊の護衛艦『みょうこう DDG-175』の姿が。

函館山の頂上の電波塔もはっきり見えてきた。

五稜郭タワーも望遠で。

函館山の頂上を目指すケーブルカーの姿も確認できた。

そして函館港に無事到着し、下船したのであった。

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