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隠居人はせじぃさん
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クサル内には写真の如く崩れかけた場所があちこちに。
崩れ落ちたらしい屋根や壁の材料が土砂の状態となって積み重なっていた。

この下を足早に潜る。日本では考えられない不安全な観光であったのだが・・・・。

こちらも雨でも降ればゴロゴロと赤土の塊が転がり落ちて来そう。

城砦の上に建つ塔は銃眼だらけ。換気も兼ねているのであろうか。

一方では、下の写真の如き風景を見ていると、モロッコで一番美しい村と言われている
世界遺産であることにうなずくのであったが。

村の内部より見たティグレムト。クサルへの入口は大きなダミーの入口などが在り、
村への出入り口は限られているのだと。村の家々は中庭のある、見張塔を持った
穀物倉庫と住居が一体になった建物(ティグレムト)になっていると。
この近くまで行きたかったが、現在は観光ルートになっておらずに保存している模様。

頑張ってクサルの山の頂上の倉庫まで旅友のSさんと息急切りながら登る。
長期の篭城に備えた穀物倉庫であるとガイドから。
倉庫上部は最近補修が行われたようであった。

頂上からのマレ川の眺望に満足、登ってきた甲斐あり。
川の両岸は緑に覆われており、以前訪れたナイル川と同様に、この川筋の両岸だけが
砂漠の中の農耕地帯になっていることが理解できたのであった。

旅友のSさんとツーショットで記念撮影。「怪しい二人」と旅友の女性群からの声が再び。

対岸の新しい村も見えた。かつてこのクサルに住んだ人々も、いまではこの新しい村へ
移り住んでいるのだと。

城砦の崩れた穴からティグレムトを。

反対側から頂上倉庫を。

城壁と塔、変わった模様の壁。
そして屋根は葦葺の状態。早めの修復が急務の塔。

ベルベル人の少年か。父親とともに店番中であるが、金銭を強請っている姿も。

再びティグレムトとマレ川の対岸の新たな村が見えた。
この新旧の村がマレ川の深い恩恵で成り立って来たことを実感。

現在住んでいるベルベル人(この日の現地案内人)の住居を訪問。
竈の周囲は黒々と。

世界遺産のクサルの見学を終え、バスに戻る為に歩く。
しかし、この世界遺産は、JUST DO ITで保存・補修作業を加速しないと
子孫に残していけないことを実感したのであった。
バスはワルザザードへ向かう。
ワルザザード市内のMohammed VIモスクが車窓に。

そしてこの日のホテルは『HOTEL PALMERAIE(パルムライエ)』 。
到着時間は20時JUST。
漸くハードなこの日の観光を終え、夕食そして部屋でのアルコールで
あっという間に爆睡状態に。
