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隠居人はせじぃさん
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Gママさん
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宿泊したホテルには大きなプールが。
夏場には朝から多くの観光客がプールで楽しむのであろうか?

このホテルはコテージ形式であった。

朝食。

我々のツインの部屋はダブルの部屋の如し。
ベッドを動かせない構造。目を覚ますと目の前に旅友Sさんの大きな顔が・・・・・。

バスは予定通り8:30にワルザザート(Ouarzazate)のホテルを出発。
ワルザザートは、モロッコ中部にある人口 5.7万人(2004年現在)の都市。
1920年代にフランス軍がサハラ砂漠の最前線基地として町を築いたのがワルザザートの始まり。
マラケシュからアトラス山脈を越えた南側に位置する街で、サハラ砂漠への入口。
ワルザザートからダデス川沿いにティネリールを経由してエルフードへと抜ける道沿いには
大小のカスバが点在し、下の地図の黄色に塗った街道は「カスバ街道」と呼ばれ
多くの観光客を集めているとのこと。
![カスバ街道[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/2/6939c36aaa6f16fdc3c125164a61db28933b521d.15.2.2.2.jpg?thum=53)
1時間弱でワルザザート東部にあるタウリルト・カスバ(Kasbah de Taourirt)に立ち寄る。

17世紀に建造。同地方を治めた豪族グラウィ家が所有していたカスバの一つ。
綺麗に補修もされ、一般公開されていると。

道路を挟んだ向かい側のシネマ・ミュージアム(映画博物館) / Cinema Museum。

遠くに大きな湖の水面も見えた。
ワルザザードなどを潤すマンスール・エダービ・ダム(Barrage El Mansour Eddahbi)のダム湖。

カスバ街道を旅する手段は車に限られると。電車や飛行機はない。
公共交通機関は専らバス、もしくはグランタクシーのみが選択肢と。
カスバ街道のところどころに道の両側に門が。
この門が村が近いという目印であるとのこと。
すなわち町の境界線となる看板であろう。しかし看板はあるが、360度見回しても荒野のみ。

カスバ街道N10号線のAgoumateの村のミナレットが前方に。

カスバ(要塞)の基本形を残す、アイットベンモロのカスバの近くて写真撮影の一時停止。
ヤシの木に囲まれたカスバ。

一直線に続くカスバ街道。荒野が街道両側に広がる。
これぞアフリカ大陸。

土産物屋でトイレ休憩。

砂漠のバラも売られていた。
別名デザートローズ、ローズ・ド・サハラ、サンドローズ、砂漠の薔薇・・・・・。
ある種の化合物が自然現象でバラのような形状の結晶に成長した石。
モロッコ・サハラ砂漠で採取された物が多く出回っていると。
原産地には、人より大きい巨大な岩石のような物もあると。
砂漠のバラは、水に溶けたミネラルが結晶に成長するものなので、
砂漠といえども水がない(またはなかった)地域からは出てこない。
そのため、「採取された場所に、かつて水が存在した証拠」としても扱われると。

この場所は ケラーア・メグナというモロッコ最大のバラの産地そして
ローズウォーターが有名とのこと。。
この町のメインストリートは“Roses Valley”という名前が付いていると。

道路脇でバラの花のブーケを売る少年があちこちに。

この地域はは5月~6月ごろがバラのピークの季節で、女性たちが花びらを摘み取り、ヨーロッパに
輸出しているとのこと。一方、このオアシスでもローズオイルやバラ水として加工し、化粧品や
美容製品としてモロッコの重要な産業となっているのだ。

メインストリートは“Roses Valley”には大きなバラのモニュメントがラウンドアバウト中央に。

カスバ街道の村人達。
自宅に牧草を持ち帰り家畜の餌とするのであろう。ロバに乗せ運ぶ老父や
大きな牧草の包みを担ぐ老婆の姿も。

ブーマルンダデスの村が前方に。

バスの前方の山裾ににアラビア語の文字が。
モロッコには国花は存在しないが、国のナショナルツリーはモロッコ人的にはアルガンの木と
思っていると。モロッコには国花の替わりにナショナルワードというのがあるのだと。
町の周辺にある小高い丘などに、その言葉がアラビア語で描かれているのだと。
三角形で上が「神」、左が「国(民)」、右が「国王」を意味していると現地ガイドより。

ブーマルン・ダレスと言う村を通過。
「ダレス渓谷」と言う独特な景観美の渓谷が拡がっていた。


そして再び村の境界線となる門が現れる。遠くに富士山に似た山も。

このレストランで昼食。以前のツアーとは何故か?違うレストランと。

ケバブ料理は旨かった。お代わり自由とのことで追加注文。

トドラ川沿いのオアシス・ティネリール(Tinghir)。
ここは、カスバ街道きっての美しいオアシスの街として知られる。
モロッコ南部の人々にとって砂漠の中に出現するオアシスが命を育むために
如何に大切なものであるかが良く分かる。

この高台からの景色はまさに絶景。
