JINさんの陽蜂農遠日記

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2015.05.09
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カテゴリ: 海外旅行

ホテルに戻り、急ぎの朝食そして部屋に戻り砂まみれになった体をシャワーで。

ホテルの中庭にはプールも。 

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ホテル入り口部のタイルの模様も美しかった。 

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チェックアウトしホテルから出ると既に帰路の4WD車が待機してくれていた。 

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4WD車に乗りメルズーカ村を出て再びバスの待つエルフードに向かう。 

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2頭のヒトコブラクダの像の下を通過。

ラクダには『MERCI DE VOTRE VISITE』の文字が。 

勿論 Thank you for visiting の意味。                              

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砂漠の中の砂利道を砂埃をたてながら疾走する旅友の4WD車。 

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途中、放牧中?のヒトコブラクダが我々の走る道路をのんびりと横断。

もちろん4WD車はラクダ君の横断完了まで一時停止。 

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砂丘の中で暮らすベルベル人家族のテントが前方に。 

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ここがホテルになっているテント? 

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エルフードに戻り、待っていたバスに乗り込みミデルトに向けて走り出す。

途中、トイレ休憩を兼ね、 現在、地域産業の一翼を担っているという化石工房 に立ち寄る。 

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エルフード郊外には化石を発掘する山があり、ここで採れた岩盤はエルフードの街にある工場で、

切断され、磨き上げられて製品化されるのです。

町には加工工場をはじめ化石を売る店屋が何軒かあると。 

こちらは約4億年前のオルドビス紀に出現した直角貝の化石(巻きが入っていないオウム貝?)。

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サハラ砂漠は3億5000年前までは海。そんな古い地層の中の堆積岩(大理石)の中から

発見されるのが化石。ペルム紀、シルル紀、デボン紀、オルドビス紀、白亜紀、カンブリア紀

なんていう遥か昔に生きていた生物のアンモナイト、三葉虫、オウムガイなどが化石化して

いるのです。今はもう既に絶滅した節足動物たちが灰皿や文鎮、お皿、テーブルやオブジェ、

噴水などに加工され、サハラ土産となって陳列されていたのでした。

それにしても貴重なはずの化石や化石がはまり込んだ大理石の石版が無造作に

ゴロゴロ置かれていて、その数の多さにもびっくり。

こちらのテーブルの真ん中にはアンモナイトが。

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再びバスにのり荒涼とした大地を走る。

途中、ダム湖(Barrage Al-Hassan Addakhil)が見えてくる。

名前のとおり、ハッサン2世によって造られたモロッコで二番目に大きいダム湖。

久しぶりの湖の青が美しかった。             

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バスはアトラス山中へと入っていく。

ズィズ渓谷の両岸には浸食でできた独特の風貌の山々が連なり、ときどき日干しレンガの

集落がオアシスの中に現れる。

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羊の放牧の光景が車窓に次々と。

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ズィズ川に架かる橋を通過。これまでは右岸を走ってきたがここからは左岸になる。

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ズィズ川が大きく蛇行する場所をバスは通過。その先にモロッコで最初で最後のトンネルの

通過を体験。フォウム・ザベル・トンネル(Tunnel Foum Zabel)。

このトンネルはズィズ川にせり出した花崗岩の岩を穿ってフランス植民地軍が

1928年に開通させたもので、それにちなんでレジオネラ・トンネル(tunnel du légionnaire)とも

呼ばれていると。légionnaireとは兵隊さんの事。トンネルというよりは隧道か。

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そして風景が一変。それまで岩肌むきだしだった山に植樹したのであろうか、濃い緑の若木が

無数に植えられていた。その山々を縫ってバスは急な坂道を大小のカーブを繰り返しながら

ミデルトの街をめざして駆けおりて行ったのであった。

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ミデルトの市街地に入る手前であるホテル・カスバ・アスマ(Hotel Kasbah Asmaa)に到着。

ここで昼食。 「ミデルト」とはベルベル語で「中心」と言う意味だそうで、フェズやメクネスの都市部と

エルフードなどの砂漠地帯の中間点に位置している町。

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このホテルは名前が示すようにカスバスタイルの建物が美しかった。

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ホテルの横からは、遠く左手に雪を頂いたオートアトラスの山々が聳えているのが見えた。

右端奥の雪を頂いたエアシ山(Jbel Ayachi)は標高3,757mで、東部オートアトラスの最高峰。

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鱒のホイル焼きがメインディッシュ。サフランライスも楽しめた。

ここに来るまでには、荒野のような景色が続いていたので鱒料理を見て、こんなところに川など

あるのかと思ったが、意外や意外、午後からの行程で、川や堰き止めて造ったダムを見ることに。 

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淡白な味付けで美味しかった。久しぶりの魚がうれしかった。

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サラダも旨かった。 

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アップルパイも完食。

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Last updated  2019.11.01 21:23:39
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