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途中左手の杉林の間から東照宮・五重塔が姿を現した。

ホテル近くの駐車場の横に紅葉を背景に甲良豊後守宗広銅像
(こうらぶんごのかみむねひろこうどうぞう)が。
天才といわれた名大工で、 世界文化遺産 に登録された日光東照宮の 建物 をつくりかえた人 。

宿泊ホテルのレストランで昼食を。ここは穴場で混んでいなかったのであった。
ガイドの妻の鋭い読みに敬服!!天ざる御膳を楽しむ。

そして最後の観光場所の日光東照宮美術館に向かう。

400年式年大祭奉祝「日本大宝樹展」が開催され、客殿や境内の
いたる場所に盆栽が展示されていた。

この美術館は旧社務所の杉戸、襖などの障壁画のほか、掛け軸など
日本画100点を公開中。

見事な庭園そしてその中に盆栽が展示されていた。

日本画壇の巨匠「横山大観」が手がけた「朝陽之図」の一部。(絵葉書より)

「荒井寛方」の「老松」の一部(絵葉書より)。

日光東照宮社務所横の建物が「日本大宝樹展」のメイン会場の模様。

多くの盆栽が展示されていた。製作者の名前等は一切なし。

建物内にも多くの作品が、そして多くの外人が写真を撮っていた。

照明の陰も美しかった。

再び東照宮五重塔近くの境内へ。
府中囃子保存会の祭囃

獅子舞も。

日光東照宮 御仮殿(おかりでん)。
御仮殿は本社を修理するときに、一時的に神霊をお移しする建物の事。
通常、 御仮殿はその役目が終わったら、取り壊されますが、日光東照宮では
本社の修理が頻繁なため御仮殿は常設な建物になっているのだと。

預けていた荷物を取りにホテルに向かったが、ホテル前には駐車所に入る
車が大渋滞中。日光駅への帰路の渋滞が心配されたが・・・・・。

幸いホテルのワゴン車が日光駅まで行くとのことで全員を乗せてくださいました。
川沿いの裏道を利用し、大渋滞にも巻き込まれずあっという間に東武日光駅に到着。
流石に地元の渋滞情報に長けたホテルの方であると感心しそして全員で感謝。
そして電車の時間までShopping time。
日光ゆばをお土産に買う岡山のお母さん。

そして我が家の「お母さん」も同様に店の「お母さん」から。

女性陣は美味しい人気のパンも購入。

そしてJR日光駅で予定の電車を待つ間に妻に教えてもらい
駅前の杉並木を見学。下り方面。

そして上り方面。
周辺の開発によって旧態を失った箇所もあるものの、植樹から400年近く経った
現在でも約12,500本のスギが生い茂り、寄進碑や一里塚も現存するなど、
江戸時代の街道の景観をよく伝えているのだと。

モミジの実を見つける。
竹とんぼのような羽の付いたのもみじの種は、風に乗り、遠くへ飛んで行けるように
うまく出来ているのです。

JR日光駅→宇都宮駅→東京駅と電車を乗り継ぎ帰路へ。
そして岡山のご家族は更に東京駅から東海道新幹線で岡山駅へ。
3家族による1泊2日の秋の日光紅葉見物の旅も天候にも比較的恵まれ、
楽しい和気藹々の旅であった。
旅行ガイドを担当した妻の旅程も、思いの外ハードであり忙しかったが
私にとってはwelcomeなのであった。
岡山のご両親とも久しぶりの再会で、楽しい会話が弾んだのであった。
それにしても、中禅寺湖周辺の紅葉は美しかったのであった。
毎年訪れている香嵐渓の赤のモミジ一色の紅葉も感動ものであるが
緑、黄色の混在した錦秋もそれにも増して美しい光景であったのだ。
葉の緑は、植物が光合成をするための衣。秋になって落ち葉になる時
必要がなくなったこの緑の衣を脱ぎ捨てて、その木の葉の「本来」の色である
赤や黄色などの美しい色を出すのである。それがモミジ葉の紅葉の真実。
しかもモミジ葉は、葉にできた糖分が多いほど 真っ赤に染まるのです。
私も今後は「濡れた落ち葉」にならずに、本来の姿?を模索し、更に
豊かな心を蓄えながら、より美しい色を醸し出して生きて行ければ・・・ と考える
旅でもあったのだ。
『もみじ葉に 我が身映して 秋の夜ぞ 物想うこと 多くありけり』----詠み人知らず
次回は何時?何処に?妻の計画に期待しているのである。
----------秋の日光旅行 完------------
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