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山中城跡散策の跡は最近竣工した三島にある巨大吊り橋に向かう。
愛称は三島スカイウォーク(MISHIMA SKYWALK)。
正式名称は箱根西麓・三島大吊橋とのこと。
全長/400m、高さ/70.6m、歩道幅/1.6m、主塔の全高/44m、
歩行者専用として日本最長の吊り橋。
三島のランドマーク、観光名所としてフジコーが総工費約40億円をかけて建設。
2012年に着工、2015年に完成。大分県九重町にある九重"夢"大吊橋の長さ390mを抜いて、
日本で最も長い歩行者専用の吊り橋。
しかし吊り橋の下には川が流れているわけではなく、谷の小さな流れ程度の
あくまでも観光用の巨大吊り橋。

無料駐車場に車を停め、南ゲート方向に向かう。
吊り橋を渡るにはここで1000円のチケットを買うのであるが、
我々は金額が高いと言うことで諦める。

お土産スペースの「スカイガーデン」。
エスカレーターを登った先に。

ガラス張りの温室のような施設。

天井一面に咲き誇る花がシャンデリアの如く。
地場野菜販売、果物屋、フレッシュジュースコーナー、土産物も色々と。

ちなみに、ここスカイガーデンも高台であるが吊り橋の全景はここからは見えなかった。
よく考えられ、計画されて?いたのです。

展示コーナー館に入ると青空の下、富士山とスカイウォークを撮した巨大パネルが。

壁には三島地区に関係した各種ポスターが貼られていた。

三島スカイウォークのジオラマを展示。

別の角度から。
写真下の北エリアからも吊橋へ入場することができるようであるが
車では行かれずに徒歩にてのみの模様。これも良く?考えられているのです。
そして北エリアには、展望デッキから見える吊り橋全景や駿河湾や美しい街並みが
楽しめるとのこと。やはり1000円払わないと吊り橋全景や駿河湾を
楽しむことが出来ないように上手く?設計されているのであった。
![o0480064013597172918[1]_R.jpg](https://image.space.rakuten.co.jp/d/strg/ctrl/2/e4941d44908235b0e87fa019c2b228646181416f.15.2.2.2.jpg?thum=53)
三島スカイウォークの実寸模型。
模型の壁面は富士山をメインとした眺望が再現されており、
雨の日の記念撮影にも利用できると。
我々もこの場で青空と富士山を背景に吊り橋を渡っているが如くに記念撮影。

スカイウォークの見学を終え車に戻り帰路へ。
国道1号線を箱根方面へ向った「富士見平」近くに、『菊池千本槍の碑』と刻まれた
石碑を車窓から。
NET情報によると
『建武2年(西紀1335年)12月21日ここ箱根古道 山中一帯で行われた水呑峠の合戦で、
後醍醐天皇の命を承けた宮方軍の先鋒菊池肥後守武重公の率いる軍勢は、足利勢と
壮絶な戦いを展開。菊池一族一千余の武士たちは、竹の先に短刀を結ぶ新しい武器を用い、
足利勢を山の峰に追い上げ大勝利を収めた。しかし、足利路の友軍は、竹下合戦に敗れて
宮方総崩となり、菊池勢は殿軍を務め死闘を繰り返し、将士700名を失った。
此の箱根竹下合戦は、南北朝対立の悲しい時代の幕開けであった。武重公は九州へ帰国の後、
刀工延嘉に命じ、短刀の形をした穂先を造らせ、合戦に臨んで槍に仕立て、多くの戦果を挙げた。
のちにこれが菊池氏誠忠の歴史に輝きを放っている。菊池同族の末商ゆかりある者ここに碑を
建て史実を顕彰すると共に・・』と。

雲の切れ間から富士山の頂上が束の間見えた。

横浜新道を利用し、小田原まで戻ると車窓左手に城の如き建物が。
小田原城ではないかと思うこの八棟(やつむね)造りの建物が、「ういろう」の老舗本店。
再びネット情報によると
『店内に入ると、名物菓子「ういろう」をはじめ、様々な菓子が販売されています。
また、店内には喫茶スペース、奥の一画は薬局になっており、薬が販売されています。』と。
歌舞伎俳優の二代目市川團十郎(だんじゅうろう)が持病で声が出なくなり、役者人生を
あきらめかけていました。ところが、「ういろう」の薬のことをきき、名薬「透頂香」を
服用してみると病がすっかり治り、そのお礼にと演じたのが歌舞伎十八番の「外郎売」なのだと。』

小田原市内で車窓から大手門跡(国指定史跡)が見えた。
江戸時代初期の小田原城の大手口は箱根口であったが、稲葉氏の時代に
江戸に向く現在の場所に移された。
大手門跡の石垣の上には、大正時代に移設された時の鐘があり(現在の鐘は昭和28年製)、
午前6時と午後6時に鐘を打ち、市民に時を知らせていると。

そして昼食は、明治26年創業小田原老舗の日本料理屋 『だるま料理店』へ。
しかし店頭には長蛇の列で、即諦める。

車を進め、酒匂川を渡り、川沿いにある『鮨政』へ。

いろいろ迷いましたが海鮮丼を楽しんだのです。

この後、二宮のOさんを御自宅まで送り、茅ヶ崎のSさん宅から自車で
1泊2日の箱根の旅を終え帰宅したのでした。
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