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こんにちは妹です。最近ヨナ絵を沢山描いていたら姉に「この絵↓を仕上げて欲しい」と言われました。これは・・・8年程前に、姉に「ハクヨナのラブっぽい絵を描け」と言われ・・・取りかかるもアニメ化前でカラーリングが分からない(&絵が下手すぎてやる気が出ない)等の理由で途中放棄された構図じゃないですか!よく覚えてたな・・・私は完全に忘れてました。確か本誌で四龍集めしている時のもので、ハクヨナがまだまだ「姫従者」の関係で突っ走ろうとしていたので、なかなかラブっぽい構図が思いつかず。苦肉の策で「過去!城時代!」といって描こうとしたのでした。タイトルは確か・・・「小鳥が無事で良かったわ」う~ん・・・ちょっと気恥ずかしい・・・ハガキ大に構図を取り直したのですが、背景を濃くしたのもあって物語性が伝わりづらくなった気しかしない、という;まぁとりあえず、8年越しに完成させることが出来たのでヨシ!以下残念なメイキング写真です。ラフ&下絵水彩紙に鉛筆で清書。カラーインクで着色。・・・しかし人物でしくじり、この時点で諦めがつく。人物でしくじる事は大いに想像できていたので、線画はスキャンしてありました。人物線画だけ印刷→コピック着色。スキャン後合成しました。無駄に手間がかかったのですが、そうは見えないのが悲しいですね;もうちょっと薄い色を拾ってくれるスキャナーが欲しい今日この頃です・・・。by妹
2019.07.29
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おはようございます。音楽語りーその268↓♪春夏秋冬 by堀江由衣声優・堀江由衣さんの新アルバム『文学少女の歌集』を購入しました!前作・『ワールドエンドの庭』が大好きで繰り返し聴いていたので、新作はまだかな?とずっと楽しみにしていました。10thアルバムということで、今回のアルバムのコンセプトは、これかな?「原点回帰」堀江由衣さんの声質を聴いて、真っ先に歌ってほしくなるような楽曲が並んでいたと思います。透明感のある、まっすぐな声質を活かす楽曲群で、1stアルバム・『水たまりに映る世界』や、3rdアルバム・『sky』の印象に似てました。また、アルバムタイトルに「文学少女」という単語を入れ込んでいることもあり、詞的で、「若いな…」と感じさせる楽曲が多かったと思います。ただ、単純に「若い」だけではなくて、やはり「あえてやってる」若さ・爽やかさというか。非常に安心感のある、貫禄のある「若さ・爽やかさ」だと感じました。楽曲の華やかさとは裏腹に、内容では「移ろっていくこと」や「諦めること」を歌っている曲が多かったのもあります。楽曲のクリエイター陣は、1曲1曲ほとんどバラバラで、それぞれに独特の良さを持っているのですが、コンセプト立てと、堀江由衣ブランドの力なんでしょうね…きちんと、1アルバムとしてのまとまりがありました。流石の聴きごたえです。今回は、清竜人さん提供曲は1楽曲のみの収録なので、その楽曲目当てで、1曲だけ配信購入することも考えたのですが…やはり、堀江由衣さんの楽曲群はなんといっても、アルバム1枚としての聴きごたえが一番の魅力だと思い、きちんとCDで購入しました!買ってよかったです!!!基本的には、1枚のアルバムを通して非常に聴きやすく、落ちのない並びになっていますが、以下、中でも特にお気に入り楽曲について↓♪never everしっとりまったりのミディアムナンバー。サビの、歌詞のはまり具合が素敵です。少女のような声色で、諦めを淡々と唄っているのですが、そこに感情の高まりを感じるメロディーラインがきちんと織り込まれていてキュンと来ます。後述する♪春夏秋冬と一緒に、移ろい・時間経過というモチーフが印象的でした。♪キミイロボーカルと、意外なサイバーサウンドとの掛け合いが面白かった1曲です。堀江由衣さんは別名義で行っている、ボカロワークスの良さが連れて来れてる…かな?と感じました。♪アシンメトリーこちらはシングル楽曲かな?不安感と安心感が同居する、サウンドがオモシロい楽曲です。この楽曲の散文調の歌詞も印象的で、ここから「文学」というモチーフが来てるのかな?♪この町の丘からボーカルを活かす、控えめだけど確かなクオリティで存在感のあるオシャレサウンド!この品質があるから、堀江由衣ブランドなんですよ!♪春夏秋冬作詞・作曲・編曲 清竜人。前作のアルバムでは、シングルを含めて4楽曲収録されていたのですが、今回はこの1曲のみということで。清竜人さんは…本人名義はもちろん、他アーティストへの提供曲も、ほぼ配信等で入手しています。追っかけてます。(ここまでやってるのは、岡崎律子さん以来です…。)特に今年に入ってからの、他アーティストへの楽曲提供は膨大な数になってまして、(7月までで、既に8楽曲!春に個人名義のアルバムも出してるのに…)複数曲の提供は無理だったのかな…?と思います。少々残念に感じていたのです…が!!!!たった1曲で、アルバムのコンセプトを見事に体現した楽曲!!!大満足でした。出だしのみずみずしいキラキラサウンドと、いつもより素直な、高らかなメロディーラインに乗って来る、「いつか花は枯れると 寂し気に君は呟くの」という歌詞のインパクトといったら!そこからの、春夏秋冬を駆け抜ける、緩急の効いた展開と散文調の歌詞!堀江由衣さんのボーカルの良さと、このアルバムの求める要素を全部落とし込んでました。やはり…頭一つ抜きん出たものを感じる1曲でした。♪単線パレードTHE・堀江由衣!すごくしっくり来る!これはイイ!!声質と、確かな表現力が見事に活きている1曲だと思います。う~ん、やはり堀江由衣さんのアルバムはとにかく満足感が凄い♪気が早いですが、次作も楽しみにしてます!by姉
2019.07.25
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遅くなってしまいましたが、本誌感想参ります!タイトルが小難しいですね・・・^^;今回はキャラクター達が本当に、ずーっとシビアな顔をしていました。前回までは恋愛ゴタゴタでこんな顔↓していたというのに!(それもどうなんだ)暁のヨナ 178話「提案の形で問われた立場」*以下単行本31巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・「目的は同じでは?これ以上争わない為の同盟とお考えください」 「四龍の存在は大勢の民の知る所となり今までのような生活では彼らを守れなくなる」byケイシュクケイシュクの提案に警戒する腹減り一行。でもユン君の為にも、その存在が知れ渡ってしまった四龍の為にもメリットは大きい・・・とケイシュク氏。う~ん、説得力はあります。ヨナ姫が思いつめて、パニクった顔してるのが印象的でした。珍しいなぁ、と。自分とハクだけの事なら、いざという時 結構さっくりと決断できちゃう娘なんですけどね。ケイシュクの意図、空の部族の反応、四龍やユン君の安全、そして自分とハクの気持ち・・・今回は考える事が多すぎましたね。・「・・・俺からも聞きたいイル陛下が暗殺された夜を覚えているか・・・?」byハク様ずっと黙って、修羅の顔をしていたハク様の第一声がこちら。「オメーら何したか分かってんのか俺は忘れてねぇぞ」という意味合いが含まれまくってますが、ケイシュク氏に「謀反に対する、現時点での認識」を問う言葉にしたのは流石だなぁ・・・冷静だなぁ、と思いました。まぁ結局「歴史的な勝利の日だ」という返答でブチ切れる訳ですが。・・・手が震えている描写にちょっと驚きました。こーゆー反応もするようになったのかぁ。・「分からないか・・・?高華の雷獣スウォン陛下でなくてはこの国を守れないのだ」byケイシュクなんか自信満々なケイシュク氏。まぁ結果としては高華国は数々の戦に勝利し、今イケイケな状態です。ただ色々な if(もしも)を考えるとスウォンのやってる事って矛盾しまくってるし絶対こんな事言えないはずなんですけどね。分かってあえて言ってるのか・・・う~ん・・・読めない;;そしてハク様の表情ですよ・・・!これ、言葉を飲み込んでますが・・・納得してますかね・・・??もう本当に、今回は各々の表情で魅せるお話だったというか作画(特に顔)がキレッキレでした!!!なんて複雑な表情を描かれるんだ草凪先生!ヨナは基本、顔芸漫画だと思ってるんですが(*褒め言葉です)・・・いやもう最高です!!・「・・・貴方は知らない 雷獣の・・・陛下に対する氷の刃のような殺気を・・・!」byジュド将軍ケイシュク氏の独断に、憤る空の将軍・ジュド。彼の発言を要約すると「雷獣怖い雷獣危険雷獣を陛下に近づけるな!!」いやアナタ雷獣意識しすぎ。。しかもその論拠が、16巻のハクブチ切れ事案から全くアップデートされていない感じ・・・どうしよう・・・ジュド将軍には期待してたんですが・・・やっぱりすごくバカっぽい!!しかし今回はケイシュク氏が即座につっこんでくれました。ここの反応を見て(あ、ジュドは本当は分かってるのかな。「そういうこと」にしておきたいだけなんだな)と感じることが出来ました。良かった;・「イル王はハク将軍をヨナ姫の婿に考えているとの噂もありましたね」byケイシュク緋龍城外のテジュン様の耳までは届いてなかったみたいだけど・・・城内ではやっぱり噂あったんですねぇ!そりゃそうですよねぇ!!しかしまぁ・・・すごいぶっ込みがサラっと来ました。ここの回想で「ヨナ姫とハク将軍」のツーショットが描かれていたのが印象的でした。普通にお似合いですよね。でも今まではひたすらハク様目線での「ヨナ姫&スウォン様」のツーショットが強調されてたんですよ。・・・で。ーでは、これはどーゆー事なのか!? って話なんですよね。ジュド将軍の「俺は私情で動いてはいない」は全く以てその通りだと思います。彼は空の部族の将軍なんです。・「四龍は生きてる限り利用される そういう生き物なんだよ いっそ飛び込んでみるか? スウォンのお膝元に」byゼノ仙人考える時間を与えられた腹減り一行。「行く必要ないよ」とヨナ姫を気遣う四龍&ユン君。しかしヨナ姫は「逃げた方が危険分子扱いされて、危険」との考え。ゼノ仙人も同意します。まぁ・・・もう堂々と表舞台に出てきてしまいましたからね。今までのようにはいきません。ゼノ仙人・・・最終的には「娘さんは何を選ぶ?」とハクヨナに結論を委ねてはいますが、「城に行った方が四龍は安全かもしれない」とまで言っているので、相当緋龍城に行きたいみたいです。これは真国編の直後でも感じてました。しっかり意思表示してくれて嬉しいです!数千年ぶりに地上に緋龍王が現れ、四龍が集結した状況です。ゼノは絶対その意義を知りたいはずだし、正直白緑兄さんたちには時間が無い。やっぱり緋龍城に行きたよなぁ、と。ただ、やっぱり四龍はハクヨナのために居る存在なので・・・「時間が無いから!」と彼女たちを追い詰めたりはしませんね。・「明日にはここを発ちましょう どこか安全な・・・場所を探して ・・・眠れないならここ座ります?」byハク様ここって何処!?え・・・膝の上!!!??? とか一瞬でも思った私がバカでした。申し訳ありません。いやぁ・・・ここのハク様の表情は凄かった!!! 特に「どこか安全な・・・」の遠くを見すえているようで何も見えてないこの瞳!私も姉も、真っ先にこのシーンを大絶賛しました!ハク様はもう「行くしかない」と分かってるんだな・・・と思いました。だって自分じゃ守り切れないんだもん。そしてスウォンと向き合わなければ、(自分が)前に進めないことも分かってるんだな、と。このシーンはホント、「最後の抵抗」「地団駄」かなぁ、という認識です。・ヨナ姫の決断このままにしておくとまたフラフラと逃げ出しそうなハク様の反応を見て、ヨナ姫は決断したように見えます。しかしまぁ・・・めっちゃくちゃ暗い顔しての決断です。そもそもヨナ姫にとって緋龍城は自分の全てだった場所であり自分を全否定された場所ですから。行きたいわけがないですよね。空の部族兵が居ただけで、相当こわばってましたし・・・でもユン君や四龍の為にも、ハク様の為にも緋龍城は避けて通れない場所だと判断したのかなぁ・・・と感じました。・「俺が・・・ 俺にもっと力があれば・・・・・・・・・」byハク様姉曰く「ここのハクの悲壮感は、歯医者に強制連行されている子供の叫びに似ている」だそうです。言い得て妙だと思います。いやでもさぁ・・・やっぱり自分の一番のトラウマ(スウォン)と向き合うのは怖いよね。ただ・・・やっぱりこの人、元気になってるんですよ。2-3巻では完全に手放していたものが、諦められなくなってる。「こうしたいああしたい!この人にはこうであってほしい!力が欲しい力が欲しい!」って・・・めちゃくちゃ強欲な思考じゃないですか。逃げ切れない上無視できないなら、もう向き合うしかないですから。う~ん・・・ファイト!次号、てっきりお休みだと思っていましたが、掲載されるようです。嬉しい!暁のヨナの第一話は、2009年17号の花とゆめ本誌に掲載されました。次号で丸10周年です!!いや~・・・初期から・・・前作からのファンでして(一大ファンタジー巨編になったら良いな!フルバとかぼく地球みたいに、20巻超えたらめっちゃ嬉しい!)と応援していましたが・・・まさか何にも謎が解決しないままに30巻&10周年を迎えるとは・・・!アニメ化といい、本当にファンの期待を軽々上回ってきてくれる作品です!次回も楽しみです♪by妹
2019.07.23
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花とゆめの本誌企画で、暁のヨナ30巻を記念してファンアート(イラスト)を募集する「暁のヨナファンアートグランプリ」が開催されています。ひっそりと期間限定Twitterアカウントを作って、応募しています。→ https://twitter.com/hutagochicha先日腹減りイラストを仕上げたのですが、今度はハクヨナスウォンを描いてみました。3人のドラマ性を入れ込めたら良いなぁ・・・と思っていたのですがどうでしょうか?うう~ん・・・頑張ったのですが、ちょっと詰め込みすぎたかな・・・?以下、またまた為にならないイラストメイキングです。ラフスケッチと下書きスケッチ。ラフは今回パソコンで製作しました。(というか、ほぼ今まで描いたファンアートを組み合わせただけですやん)パーツごとに清書。コピー用紙に鉛筆です。手順は前回の腹減り絵とほぼ同じです。清書線画をスキャン→クリップスタジオで線を補正。コピック用の用紙(アートスパイラルの裏面)に印刷して、アルコールマーカー(コピックやルプルーム)で着色です。色鉛筆・ボールペン・ホワイトで仕上げます。髪長ヨナ姫の簪・・・本当は逆(左側)にあったんですがイラストとしてまとめるために、右側に配置しました。今回は人物以外のパーツも用意。こちらはカラーインクです。建物やモノは描き慣れてないので一苦労・・・;スキャンし、各パーツを組み合わせて色補正して・・・完成!ーにしたかったんですが、どうにもしっくり来なくてここから四龍色の花びらを舞わせてみました。画面がうるさくなりすぎたかなぁ~・・・とも思いましたが、自分らしい絵にはなったかな、と。とりあえず腹減り7人のドヤ顔イラストと、このハクヨナスウォンイラストを仕上げることが出来たので・・・私は満足です!ファンアートグランプリ・・・Twitterだけでも、沢山の方達が参加されていてとても眼福ですvpixivに全くヨナ絵が上がっていなかった時から見ているので・・・(私が初めてハクヨナ絵をアップした時、他に1~2枚しかなくて悲しくなっていた記憶が;)こういった企画がきちんと成立するなんて・・・!と本当に嬉しくなってます^^by妹
2019.07.16
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おはようございます。銀魂、76巻まで追いつきました。銀魂の原作の方が、銀魂アプリの配信で最終回を迎えたとのことで…ようやっと重い腰を上げ、最新巻の76巻までを一気に購入。一昨日、76巻まで読み切りました。57巻以降、まっったく読めていませんでした。単行本も買えてなかった。将軍暗殺篇の途中。56巻が2014年10月の発売で、ちょうど「暁のヨナ」アニメ放送スタートの頃でした。2013年7月にアニメ劇場版・「銀魂 完結篇」が公開され、たしか…16回くらい劇場に観に行きまして…そこまでのアニメDVDを全巻揃えて、全話見直したりして…ひとしきり大騒ぎした、その後。ヨナのアニメ&原作感想に夢中になってたのも大きいのですが、それよりも何よりも…本当に「銀魂」自体を読めなくなっちゃってて。最終回に向けて、本当に一度ぶっ壊すつもりなのが分かったので。万事屋も、真選組も、他のキャラクターたちも、生活の基盤から全部。私が銀魂という作品に求めている「半永続性・安心感」を揺らす展開…最後の盛り上げとしては妥当ですし、すごく大きな覚悟で空知先生が描かれてるのも分かりました。「完結篇」で、一度「ここまでの銀魂」の無限ループを作ったからこそ、できた展開だったと思います。不満とかではなく、「本当にここまでやるのか」と…もう怖くて怖くて。とてもじゃないけど観てられませんでした。読まなきゃ読まなきゃ…完結したら、ちゃんと読もう…と思い続け、「大銀魂展」や、実写映画公開時には鑑賞しに行ったりもしましたが、原作・アニメは本当にぱっっったり観れなくなったまま、気づけば、5年。※完結まで、こんなに時間がかかるとは流石に思わなかった。週刊少年ジャンプでの掲載期間内に完結できず、月刊の兄弟誌で3話に渡って掲載しましたが、そこでも完結できず、最終的には、銀魂アプリを立ち上げ、単話配信の形式にまで雪崩れ込んでの完結とのことで。空知先生・ジャンプ編集部、そして新アニメシリーズが既に発表されている、アニメ制作陣営を含め、本当に悔いなく、「銀魂」をやり切れたんだな&やり切るつもりなんだな、とようやく、安心して鑑賞できるとこまで来たようでしたので、8月の最終・77巻発売までには、既刊分に追いつこう!と意を決して、57~76巻まで20冊を購入したわけです。3週間ほどかけて、ゆっくりじっくり読み進めましたが、やっぱり、ずーーーっと辛かった!!!キャラクター等々、個別に感想を書きたいですが、総じて、みんな苦しかった。キャラクターたちが心底大事にしていたものが、基盤からボッロボロになっていく様を観るのは…ツライですよ。エンドレスで大戦に継ぐ大戦。個々の話回しや戦闘の描写は、いちいち面白いんです。流石なんです。ただ、とにかく苦しい…息が出来ない…。大戦が終結しても、元の形に戻れないで、さまよい始める万事屋が、可哀想で観てられなくて…。銀さんに関しては、虚と松陽先生の話が出て来た後も、落ち着いて悩ませてあげられる暇もなかったので、その反動だと思います。可愛そうでした…本当に。そして76巻を読んで、号泣。終戦から2年経ってもふわっふわしてて、キャラクターたちの足元がおぼつかない状況を観ていて不安でしょうがなかったんです。当然変わっているものがたくさんあって、戻らないものもたくさんあって…でも76巻に入って、その状態で、キャラクターたちがいっせいに叫びだすんです。自分はこうありたい、ということと、周囲にはこうあって欲しい、ということを、愛情と敬意を持って。それが、いち読者として作品を鑑賞していて、キャラクターやキャラクター同士の関係で、魅力的だと思っている…まさにそこだ!という内容の叫びなんです。…号泣です。ようやく、ほっとできました。やっぱりここまで行きついてからしか、とても私は読めなかった。よかった…本当にこのタイミングで読めて良かった…。これで、銀魂完結巻・77巻をきちんと購入できます。心して、銀魂の見事な終幕を見届けようと思います。by姉
2019.07.15
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こんばんは妹です。先日岐阜県関市の名もなき池・・・通称モネの池 に行ってきました!いやぁ・・・SNSの力とは恐ろしいものです。こんな辺境・田舎の小さな池を目当てに、沢山の観光客が・・・!残念ながら前日に雨が降っていたため、少々水が濁っていましたが・・・でもやっぱり水質なんでしょうね。池の底まで見える透明さで、池の鯉がしっかり見えました。やっぱりこの景色はなかなか拝めないなぁ! と思いました。私のカメラだとちょっと青みが拾えなかったので、加工してみました。↓よし、これでモネの池っぽい写真になった!・・・私妹は、上記のようにひたすら「池の中の鯉を撮影しよう!」と必死でした。一方姉はというと・・・全然違う観点から写真を撮っていました。以下↓姉撮影の写真です。姉「モネの池って言うからには、水面に映り込んだ空とか葉の陰とか山並みとかを映さなくちゃと思って」めっちゃ芸術的な写真を量産していました・・・!!私妹は・・・美術好きとして・・・クロード・モネ好きとして完全に負けた・・・と思いました・・・。私の写真、本当に鯉ばっかりで・・・;;;悔しいので、もう一回行きたいなぁ・・・ 遠いけど。帰りがけに、ご当地グルメ。解禁されたばかりの天然鮎・・・の塩焼きや雑炊を食べてきました。めちゃくちゃ美味しかったです!!by妹
2019.07.12
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こんにちは妹です。176話「聞こえた?」のまともな感想が書けていませんが・・・177話に参ります!前回は(ハクヨナ的にも)どうしたら良いんだ!?(新章の方向性に関しても)ここからどう進めていくんだ??・・・となかなか先が見通せず、結果言いたいことが全くまとまらず・・・。でも今回の話で、とりあえずハクヨナも落ち着いたかな?新展開はいよいよこっち方面かな?という事が見えてきましたので、思いのままに箇条書き致します~。*以下単行本31巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*<読者の叫び ~ハクヨナのloveについて~>「聞こえましたけど」・・・このサブタイトルで大体の想像がつきましたw「けど」て何だ「けど」って。まぁハクヨナは・・・多少進展っぽい出来事があったとて、ハクヨナですよね。極限状態でこそ盛り上がれど、仲間達の輪に戻って落ち着けばこんなもんだとは思ってました。ホッとしたような、やっぱりちょっと物足りないような・・・。まぁヨナ姫も「好きだと伝える」が当面の目標で「恋人関係に」・・・までは考えてなかったみたいですしね。ただですね・・・雷獣さんのあの態度は何ですかね・・・? 彼は記憶喪失か何かでしょうかね?オメー散々姫様にぎゅーちゅー手ェ出してたじゃないかなに自分の行い全部棚上げしてビックリキョトン顔&ピュアアピールしてるんだ読者の方がビックリするわ!!!・・・ああアレはお水的なアレコレだったので、別に恋愛的なチューではなかった、と。ヨナ姫本人にもに弁明する必要すらない、と。はいはい。うーん・・・無いわぁ・・・ w・「俺その人とどうこうなりたいわけじゃないし 関係が壊れて 失いたくない」by少年期ハク様ヨナ姫に「好き」と言われて、ハク様の脳裏に浮かんだのは風牙の都での元許嫁・アヤメちゃんとのやりとり。ハク様は14-15歳位かな?おそらくヨナ姫の専属護衛に成るちょっと前・・・ですよね。じっちゃんが相当(というか半強制的)に両者をくっつけようとしてますね。多分「ハクを次期部族長に!決めた!だから年齢的にも能力的にも見合う嫁を!!」と風の部族の未来像を色々と思い浮かべてたのでしょうね。ハク様はここでは「ヨナ姫への想いを飲み込んでるよ」って感じですが・・・まぁそうなんですが対スウォン様への想いまで含めると、もっと違うニュアンスになってくると思ってます。アナタはもっともっと積極的に2人を応援してたよね。多分。・「・・・聞こえなかった?」byヨナ姫 「聞こえましたけど・・・」byハク様「好き」と伝えた後の事を全く考えてなかったヨナ姫もヨナ姫ですが、ハク様が無表情すぎて・・・そりゃヨナ姫も逃げたくなるよね。ホントどうしようもないね。・テジュン様とキジャ&ジェハヨナハク大告白大会を見せつけられたテジュン様。メンタルが心配されましたがフクチのファインプレーによって、難を逃れていました!(後であっさりバラされたけど)あー良かった・・・と思っていたらテントの中の白緑兄さん達にはバッチリ聞かれていましたよ!!!姫様ね、故意ではないと思いたい・・・思いますが、意中の殿方に想いを伝えると同時に自分にうっすら矢印を寄せている男達全員を一掃するとは・・・。ヨナ姫・・・恐ろしい子!!・「四龍は森へ・・・ 四龍はどこへ・・・」byゴビ神官ゴビ・・・前回のギャグといい、最後にめちゃくちゃ良い仕事するなぁ。ヨナ姫が四龍達の宿命を全部背負う必要はないと思いますが、やっぱり四龍の存在に対して彼女なりの答えを見いだしてあげて欲しいなぁ・・・とも思います。・「・・・なんか怒ってません?」byハク様 「怒ってないよ」byヨナ姫告白された翌日。気まずい空気の中、不意に元許嫁の話をしはじめるハク様。(お前・・・!)と愕然としましたが、流石にヨナ姫が不機嫌になった理由は分かったようです。ハク様は多分・・・ヨナ姫のこういった「ちょっと我慢してる顔」「恥じらってる顔」が一番キュンとくるみたいなんですよね。自分の事で頭がいっぱいになった、自分好みの姫様が目の前に!これは堪らないよねハク様!良かったねハク様!・(姫さんの「好き」がどの程度か計れねぇけど やばいな 嬉しくて・・・)byハク様姫さんの「好き」がどの程度か計れねぇけど姫さんの「好き」がどの程度か計れねぇけど姫さんの「好き」がどの程度か計れねぇけど!!自分は姫様が好き。姫様も自分の事が好き。ハク様、逃げ場がなくなりましたねーさてどうするんだ~?と思ってましたが最終的には「好きの程度」とかいう謎概念を持ち出してきやがりました。いやもうホント(ヨナ姫を何だと思ってるんだフザけるのも大概にしろよ)と拳振り上げたくなりましたよね。まぁでも「嬉しい」に行き着いてくれたので・・・まぁ良し。ホッとしました。ハク様はこれからヨナ姫の可愛い姿をマジマジと観察していって彼女の自分への想いの強さをヒシヒシと感じ取っていって周囲からガンガン夫婦扱いされていって追い詰められて逃げ場を完全に無くして観念していけば良いと思います!!・「気になるのなら馬車に乗りますか?医術を教えますよ 我が国の兵を救った礼として 行き先は緋龍城ですが」byケイシュク参謀ハクヨナが恋愛ごとでゴタゴタしている間にも、ユン君は負傷した兵士たちの手当に奔走し空の部族の医療班と仲良くなっていました・・・マジ有能だ!!そんなユン君に、ケイシュク参謀が提案です。何の裏があるのか・・・ですが、表向きの提案的には悪い内容ではありません。四龍達にとっても、緋龍城は総本山みたいなものですし・・・。腹減り一行は高華国各地を旅して回っていましたが、空の部族だけは極力避けてきました。これはもうハクヨナの立場上の問題です。謀反からある程度の時間が経ち、味方も増えてきた今・・・はてさてどうするのでしょうか。・「私は優秀な人材が欲しい 手を組みませんか?ヨナ姫」byケイシュク参謀ケイシュクの意外な提案に、かなり警戒するハク様。そりゃそうだ。ケイシュクの野望を考察したくなる所ですが、そもそもこの方は情報が少なすぎるんです。スウォン様とつるんではいますが、空の部族の人間なのかどうかすら不明。謀反劇に関して・・・アニメではやたら強調されて描かれていたため「黒幕か」とか言われていましたが、原作ではそこまでの存在感はないんですよね。台詞が幾つかあった程度。あの謀反劇は、やっぱりスウォン様主導のものだと(個人的には)思ってます。ケイシュク参謀の真意やいかに・・・そしてハクヨナはどう返答するのでしょうか!?個人的には・・・ もう30巻超えましたし、そろそろ・・・そろそろスウォン様と向き合ってくれないと 作品的に・・・作品的に!とりあえず空都行っても良いんじゃないですかね作品的に!!!ーと思ってしまいますがw どうなるのかな?次回も楽しみです♪by妹
2019.07.07
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映画感想!『凪待ち』(2019年・白石和彌監督・キノフィルムズ)川崎。競輪にのめり込み、内縁関係の恋人・亜弓に頼った生活を送る、木野本郁男。無為な生活を送っていた彼だが、亜弓の父親・勝美の病気が判明したのをきっかけに、亜弓と、彼女の娘・美波、そして郁男の3人で、亜弓の実家・石巻へ引っ越すことに。東日本大震災の傷跡が深く残るこの地で、再出発を誓う郁男だったが、彼の身に馴染んだギャンブル依存は簡単に克服できるものではなかった。新たな生活にまとわりつく不信感の重なり…そして突然の悲劇が起こる。予告編→こちら*以下、公開直後の映画の、思いっきりネタバレあり感想です。未鑑賞の方は、お気を付けください!*タイトルがいい…!とにかく…タイトルがいい…!!「誰が殺したのか?なぜ殺したのか?」↑このあおり文句と、うっすらとしたあらすじを読んで、1人の男の復讐譚や、犯人探しのミステリー作品を想像していたのですが、なんか全然違いました。クズ男が、大きな悲劇に見舞われ、自責と残された不安、大事なものを背負い切れない自信のなさから、自暴自棄になって堕ちていく様を、ギャンブル依存、そしてそこから派生する暴力という題材で表現した作品でした。ほとんど主人公の郁男からカメラが離れず、鑑賞者はエンドレスで彼の堕ち様を追い続けるのですが…負のスパイラルが凄いんですよ。普通の状態ではないので。自分を痛めつけたいという感情の乗っかったスパイラルですので、そりゃもうどんどんどんどん堕ちていきますし、どんどんどんどんダメになって行きます。数多の改心ポイントが次から次へと提示されるのに、受けとめられず、全部零れ落ちていくんです。監督さまや脚本家さま(?)の得意分野として、こうした題材でのクズ男描写だったのだと思います。別の題材でも「自責・自暴自棄」というものは表現可能だと思うのですが、40代男性を描くのに「ギャンブル依存症」は本当にうまくハマっていました。普段、私が基本少女漫画の話回しに慣れてますので、ギャンブル依存という題材で人間を表現してくること自体が興味深かったです。少女漫画にはまず居るわけないので。ギャンブル依存症のヒーロー;;こんなひたすらクズい描写なのに、ちゃんと魅力的でした。「40代、Smap解散騒動を経た香取慎吾」のアイドル性を存分に活かしきっていたと思います。この、「自責」…描かれていた負のスパイラルこそ、海を大荒れにする暴風雨であり、この状態の中で鳴り響く言葉が、上述したあおり文句なのかな、と。実際には、犯人は明確に別に居るんですけど…でも主人公は、「自分のせいだ」と言っています。誰が殺したのか?なぜ殺したのか?は、いろんな言い方で、誰にでも押し付けられるように作ってありました。もちろん、主人公・郁男のギャンブル依存、亜弓さんとの口論もそうですが、その状況の一因を作ったのは娘の美波ちゃんでしたし、そもそも石巻に彼女たちが戻ってきた原因を作ったのは、亜弓さんのお父さん・勝美さんの病気でした。そして、もっと大きな次元の話をすると…設定のすべて。実際の犯人の作中の言動全て、私は全く不可思議なものだとは受け取っていません。全部、本心からの言葉だと思いました。ただ、この人は、大震災以降ずっと、この土地で地道な復興に尽力してた方なんですよね?お父さんの勝美さんももちろんなんですけど、漁業関係の職業柄もあって、この8年間は本当に本当に大変だったはずなんです。そこに、震災以降別の土地で暮らしていた亜弓さん親子が返ってきたわけですよね。愛すべきクズ男を連れて。…フィクションですよ。フィクションとして、秀逸な設定に対しての感想としてですが、彼に、芽生える感情があることは、理解できるものがありました。「製氷」も、「荒れる海が凪ぐ」を越えた、心を凍り付かせるという概念を示唆してるのかな、と思ったり。深読みですが。↑こっち(犯人)方面への深入りもいくらでも出来る作品でしたが、話を戻すと、あくまで主人公方面の「自暴自棄」描写がメインです。頑張らなきゃいけないと分かっていても、いきなりは無理で。駄目なときは、どんな救いの手も全く生かせなくて。…そしてエンドロール!風が止み、凪いだ海に沈む事実…絶望と愛が同じ場所にある様を冷静に捉えた時に、この土地で生きる方々の強さと優しさを実感するし、そこに希望が見出せるし。そんな作品だったのかな、と思います。すごくぐるぐるした感想になりましたが、まぁ、結構…かなり、のめり込んで観てました!ってことです。言及したいことがたくさんあり過ぎて、最後になっちゃいましたが、役者さまたちが本当に良かった。若手の女優さまから、往年の俳優さんまで、見応えがありました。お互いにいい刺激をし合ってたのもひしひしと感じました。以下↓、本当にどうしようもない蛇足なんですが、今回の映画は、新しい地図が繰り出す2019年の3人それぞれの映画…稲垣吾郎主演の『半世界』に継ぐ、飯島3部作(勝手に命名)の2作目ということで、絶対に面白いはずだ!と、公開をすごく楽しみにしてたんです。で、公開2日目の土曜日にですね、昼過ぎからの回を予約購入して、時間に余裕を持ったつもりで、ウキウキと出かけたんですが、国道は大渋滞してるし、でもギリギリ間に合った!と思ったら、駐車場が満車で、全然止まれなくて…結局、上演時間を30分以上過ぎてから映画館に到着しまして。田舎のイオンモール(土曜日)、半端ねぇ…。なめてた…。途中から入っても良かったのですが、折角これだけ楽しみにしていた作品だし、中途半端な鑑賞になるのが嫌で、次の回をもう一度買い直して鑑賞しました。次の回が始まるまで、2時間以上レストラン等でぶらぶら時間を潰したのですが、かなり荒れた心持ちでした。「こんだけやって、大した映画じゃなかったら殺す」(←何を?自分を?)みたいな。結果、(かなり軽度の)「凪待ち」状態を経てからの鑑賞になり、すごく内容も落ちて来たし、普段あまり買わないパンフレットまで購入するほど、自分の中で大事にしたいと思える映画作品となりました。これはこれで。映画鑑賞の醍醐味でした。良かった。鑑賞者を選ぶ題材の作品だと思いますが、エンタメ作品に深みを求める方…『凪待ち』メインビジュアルを観て、「何この表情…最高じゃん!」と思える方は、是非!面白かったです!!by姉
2019.07.01
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花とゆめの本誌企画で、暁のヨナ30巻を記念してファンアート(イラスト)を募集する「暁のヨナファンアートグランプリ」が開催されています。これは・・・私のような無駄に数年間ヨナ絵を鍛えてきたファンの頑張り所では・・・!!!ーと、気合いを入れて早速一枚仕上げました。オーソドックスな the・ファンアート! を目指しました。可愛くて格好良い 腹減り一味に愛をこめて!今回の企画では、ハガキサイズのイラストを郵送もしくはTwitterで受け付けます、との事。ハガキサイズに印刷・・・するより、デジタルデータで応募したいなぁ・・・とひっそりと期間限定Twitterアカウントを作ってみました。→ https://twitter.com/hutagochichaあまり積極的に運用は出来ないと思うのですが・・・;;というか新規垢だからか、投稿してもyahooリアルタイム検索に出てこないんですが・・・ちゃんと応募できてるのかな?大丈夫かな;;普段使っていないとTwitterってなかなか難しいですね^^;沢山の方が参加して、暁のヨナがもっともっと盛り上がると嬉しいなぁ!以下、為にならないイラストメイキングです。まずはハガキサイズ画面に、どのようにキャラクターを収めるか構想。腹減り7人を各個人しっかり描きたかったので、縦割り構図にしました。このラフスケッチをスキャンしてA4サイズに印刷。ラフを元に、コピー用紙に下書きスケッチ。パーツごとに清書。コピー用紙に鉛筆です。枠だけは水性ペン。・・・正直この段階で、若干完成した気分になってます。(←気のせい)清書線画をスキャン→クリップスタジオで線を補正。コピック用の用紙に印刷して、アルコールマーカー(コピックやルプルーム)で着色です。最近、用紙はアートスパイラル(スケッチブック)の裏面を使用しています。この紙はリング式のスケッチブックしか売っていないので、コピー機に通すためA4サイズにカットするのが少々面倒くさいのです・・・。ひたすら塗り塗り・・・。この辺りで「なんで7人も描こうと思ったんだっけ・・・」と虚空を見上げはじめる。色鉛筆・ボールペン・ホワイトで仕上げます。取り返しのつかない失敗(ヨナ姫の襟模様)をしても、デジタルで修正できるので大丈夫大丈夫!スキャンで取り込んで、クリップスタジオで色補正→パーツを組み合わせて完成です!以上、まさかのスキャニングを3回も繰り返す能率の悪いイラストメイキングでした!うう・・・本当はスウォン様も描きたいんですよ。もう一枚応募・・・間に合うか・・・!!でもせっかくアカウント作ったので・・・頑張れるだけ頑張ります~^^。それでは。by妹
2019.06.28
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簡単映画感想!『海獣の子供』(2019年・渡辺歩監督・STUDIO4°C製作)夏休み初日。チームメイトとのトラブルで、ハンドボール部の活動に参加出来なくなった中学2年生の琉花(ルカ)。飲酒量の多い母親とは居心地のいい関係ではなく、学校にも家庭にも居場所のない彼女は、別居中の父親が働く水族館へ足を運ぶ。そこで、水槽の中を泳ぎ回る不思議な少年・海(うみ)と出会う。彼と、彼の兄・空(そら)は、ジュゴンに育てられていたところを保護された兄弟だと言うが…。予告編動画米津玄師MV「海の幽霊」海の中で、ジェットコースターに乗っているような映画でした。映画自体が、遊園地のアトラクションというか。鑑賞者が「実体感」できる映画。たぶん、アメリカの作り込んだアクション映画って、こういう面白さのある作品がたくさんあるんだと思いますが。普段あまり観ないので、今回のようなアトラクション型の映画は、個人的にすごく新鮮でした。稲垣吾郎さんがお父さん役の声優さんとして入っているので、公式ファンサイト・「新しい地図」で告知があり、そこで興味を持ち、片道車で1時間半かけて、映画館へ行ってみました。声優さんに関しては、主役の琉花ちゃんに、芦田愛菜ちゃん、不思議な少年(弟)役に、「リメンバーミー」で主役のミゲルくんを演じていた石橋陽彩くん…このあたりのラインナップも個人的にツボで。↑絶対に、下手な企画に安売りしない(イメージの)タレントばっかじゃないですか。こういう安心感、大事。タレントの価値だと思う。音楽は久石譲さんの壮大楽曲だっていうし、そうかと思えば主題歌は今大ブレイク中の米津弦師さんという意外なとこが来てるし…何より、予告映像をちらっと見ただけでビビる、ハイクオリティアニメーション!原作未読での鑑賞でしたので、元の印象とは異なる部分もあるかもしれませんが…とりあえず、映画を一度鑑賞しただけの印象を語ります。まず、作品自体。「難解」…ではあるのですが、そうも深く考えて観る必要はないかな、と思いました。全てのキャラクターや描写が、「あれはあれを示唆してるんだ」とか、「あれはあの作品のオマージュだ」とか、そういう細かい部分は全然分かっていないのですが、大きい部分については、かなり漠然とした…でもすごく面白い、いち概念の提示というか。要は、隕石のかけらという、地球にとって未知の因子が、地球上の大半を占める「海」に落ちた時、そこでこんなに神秘的な反応・変化が起こっているんじゃないか…いや、地上しか観ていない人間には計り知れない、何かが起こってるはずだ!…みたいな。それを、「受精」に例えて、そのモチーフを、壮大な壮大な映像にして魅せる…という感じでした。(君の名は。の大ヒットを受け、隕石モチーフのある本作品が、アニメーション映画企画として立ち上がったのかな?と思いましたが、魅力は、君の~とは全然違うものでした。)海…海底への畏敬はすごく感じたのですが、だからって鑑賞者に対して、「自然保護頑張んなきゃ!」みたいなメッセージがあるわけじゃなく…。海の壮大さからしたら、人間なんてちっっっぽけで無力な存在さ!はーっはっはっは!という、何目線からなのか分からない見下され感がありつつ…でも、結局、海底で起こっていることも、人間の体内で起こっていることも、更にマクロ目線では、宇宙の成り立ちも、みんな同じことなんだよ、・・・という定義で。最終的には、人間一人ひとりを神秘的な存在として受け取れるのかな?という作りだったと思います。うん。散々、「鯨は歌を唄って意思疎通を図る!凄い!人間なんてっ…」って言っといて、まぁそれはそれでもっともなんですが、最後は、人間同士も、頑張って意思疎通をしている描写で締まってたり。この辺のぐるぐるする概念がとても面白かったです。数多のSF作品同様、「変なこと考えてる人が居るんだな~」「なるほど、面白い物事の捉え方だな~」↑…この受け取り方で、いいのかな?と思います。この作品は…子どもの方が、素直に鑑賞できると思うんですよ。絵本みたいな感じで。海の壮大さ、神秘性が、ちゃんと映像になってますので。描いてあるものは、「そういうものだ」と思って受け入れればいいだけだと思います。大人目線だと、話筋や登場要素にいちいち意味を探してしまうんですが、そんな目線じゃ、「となりのトトロ」はそれこそ分からない作品じゃないですか。なんですか、「トトロ」って。なんでミミズクパンダがコマに乗って空飛ぶんですか。・・・ってなっちゃうので。映画館の大スクリーン・大音量で、海を実体感してナンボ!という映画作品ですので、興味のある方は、是非映画館で鑑賞してみてください!※暑い日がおススメ!by姉
2019.06.26
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先日、親戚の用事で関東に行く機会がありましたので・・・姉と一緒に、国立新美術館で開催中の「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」を鑑賞してきました!最初は上野の東京都美術館で開催されている「クリムト展」の方を気にしていたのですが調べていく内にこちらの「ウィーン・モダン展」の方に心が傾きました。何故なら・・・こちらには、巨匠クリムトの作品群の中でも私がずっとずっと「接吻(クリムトの代表作)」と同じくらい観たい・・・と思っていたこの作品↓が展示されてたんです!グスタフ・クリムト『パラス・アテナ』1898年/ウイーン歴史博物館私はギリシア神話が大好きで、中でもこの女神アテナは中心都市・アテナイの守護女神ですし守りの闘い・知性・工芸・・・等々「女性的な強さ」を司っているので、概念的にも大好きだったんです。そして数ある絵画の中でも、この作品は群を抜いて「アテナらしい」絵だと感じていました。クリムトと言えば一般的に「煌びやか・装飾的・官能的な女性像」という印象がとても強いです。もちろんその傾向が強いのですが、一方でこんな圧倒的な怖さ・高潔さをもった女性像も描いていたんだ・・・と。とにかく気になっていた絵画だったんです。実物を観ると・・・やはり圧巻!!! でした。75cmの正方形でそれほど大きな作品ではないのですが、とにかく高潔で威圧感がスゴイ。どうやらこの作品、ウィーン画壇ですでに画家としての地位を確立していたクリムトが従来の美術市場に反発して立ち上げた「ウィーン分離派」の第一回目の展覧会の為に描き下ろした絵だったようです。成程・・・「芸術の守護女神が我々を守ってくれている!!」という画家の力強い願いがこめられていたからこその、この迫力だったんですね。ますますこの絵が好きになりました。観ることが出来て本当に良かったです!!パラス・アテナの話ばかりになってしまいました;全体的な展示もすごく見応えがありましたよ!今回の展示は、18世紀のマリア・テレジアの時代からの「都市・ウィーン」の発展~市民革命とその後の都市の拡大・・・そしてクリムト等のモダン・世紀末美術の成り立ちを絵画・音楽・建築・工芸から読み解くという、非常に充実した展覧会でした。超有名なマリア・テレジアやシューベルトの肖像画! 驚きのお宝だらけでしたし、城塞都市からの政治的な流れが、近代芸術の開花に大きく関わっていることが分かる展示でした。私は今まで、グスタフ・クリムトという画家には「かなり先鋭的で精神的」というか・・・伝統的・保守的な画壇に反抗した、初期モダニズムのトップランナー的なイメージがあったんです。でも今回の展示で、クリムトの土壌には「アカデミックな古典主義」が深く根付いていたんだなぁ・・・と感じました。そりゃそうですよね。そうじゃなきゃギリシアモチーフなんて描かないですよね。最後にクリムトの絵画で、撮影OKなブースがありました。驚きです!もちろんフラッシュはNGですが・・・時代の変化を感じますね。グッズもお洒落なモノばかりで目移りしました。図録が本気すぎる!!いやぁ・・・本当に行って良かった展覧会でした。国立新美術館では8月5日まで、秋には大阪でも開催されるようなので興味のある方は是非~!by妹
2019.06.19
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遅くなってしまいましたが・・・。暁のヨナ 戒帝国千州(クエルボ)編 感想(姉編)今回の、花とゆめ13号・第176話「聞こえた?」で、この章は終わりかな?前回、29巻発売時に書いた感想が、私個人の思いの丈を延々と述べるだけで、全く内容に触れることのできない感想になってしまい、反省したので・・・今回はちゃんと内容について言及する感想を書きたい!*以下、最新の花とゆめまで、単行本30巻・31巻収録分の内容にも触れるネタバレあり感想です。未読の方はお気を付けください!*今回の27~30巻+αまでを費やしたクエルボ編に関しては、今まで積み上げてきたものの集大成というか、草凪先生がものすごい覚悟を持って、ハクさんというキャラクターと、そして「暁のヨナ」という作品を1段階押し上げよう、という強い強い意志を感じる話回しでした。押し上げるというか…実際には、火の部族の反乱~水の部族、戒帝国金州で完全に崩れていた(ということが露呈した)ものを、そこからの斉国・真国編を経る間に、取り戻すというか、もう一度組み直すというか…真国編のラスト・26巻の告白のところで、ハクさんの「心」自体は出来上がっていたと思うんです。もう、周囲や状況は冷静に観れてるし、それに対する自身の感情もきちんと認識出来てるし、もちろん、ヨナちゃんのこともちゃんと見れてるし。表舞台に出ていく覚悟は、もう出来てたと思います。覚悟というか、「出ていきたい」という感情かな。本当に、この「暁のヨナ」の心情描写がずば抜けていると感じたシーンなのですが、27巻のラストシーン!火の部族の援護をし、戦場でけが人たちの手当てを手伝って、その後。ヨナちゃんが、「少し疲れた…」って、木陰で眠るシーン!28巻以降、ヨナちゃんがすごくフワフワしてるんです。基本的に受け身だし、「結局何がやりたいの?」というキョウガさんの質問にも、読者が不安になるレベルでのふわ~っと曖昧な返答をしていました。火の部族領で赤髪が騒がれ過ぎる、というのもあるとは思うんですが、それよりもこれ、ヨナちゃんがハクさんの心情の変化を敏感に感じ取って、ハクさんが発言し易くするために、自分は引っ込んでるんだと思って見てます。ヨナ姫…たまにこの娘のキャラクター評で「にぶい」という言葉が出て来ることがありますが、この評については、私は全くそうは感じてないです。読者様には、「ここだけは、本当にもっとよく見て欲しい!」と思います。この娘は、城を追われる以前より…幼少の頃より、とにかく超気遣い気質の子だと思ってます。こんなに、周囲の表情・空気感を読むことに長けた、敏感な娘なかなか居ないですから。城を追われて以降は、ヨナちゃんの行動・言動の全てが、ハクさんの様子を見た上での反射だと思ってます。今回、ヨナちゃんが身を引いて、「ハクさんに全部任せる・思いっきり表舞台で動かす」話展開だったのは、ハクさんの「心」がちゃんと出来上がったから、だと思います。その上で、ものすごく分かりやすく、ハクさんが表舞台に出ざるを得ない状況をぶつけて来ました。あそこまで四龍の動きを拘束して、ひたすらハクさんの描写のみに専念したのは、この作品にとって、本当に重要な概念だからだと思います。なんとなくな展開じゃないです。ゆっくりと着実に、今回の描写に向かってこの作品は歩みを進めていたし、キャラクターたちは感情を重ねて来ていました。描写されている要素を、是非ともしっかりと受け止めて、咀嚼してみてください!今回のクエルボ編は、とにかく↑上記描写に尽きるとは思うのですが、あと言及したいのは、ゲストキャラクターのクエルボ・ユーラン夫妻です。草凪先生は、概念を一人格に落とし込む天才だと思っています。もともとそこがずば抜けた作家様ではありましたが、キャラクター作りに関しては、またどんどん上手くなってる気がする…。唐突に登場して、主役パーティーを窮地に追い込みつつ、自分たちは調子に載って隣国に攻め入ったくせに一蹴されるという、カッコ悪い道筋を辿っているのに、ちゃんと地に足のついた、魅力的なキャラクターとして描かれてますので。しかも主役のハクヨナが、「この2人いいな」って憧れを抱かせるような描写になってましたので。この展開で、なんでこんな風にゲストキャラを描写出来るのか・・・。相変わらずすごいな・・・。ハクさんは、クエルボさんとぶつけてみるという感じで、別にハクさん本人があれに憧れるというわけではないと思いますが…でも、既に影響は出てますかね。なんか今回やたらと「肉」って言ってたし。ヨナちゃんは、あれ完全にユーランさんの真似する気満々ですからね。ヨナちゃんは、他の人のスタンスをとにかくよく見てて、「あれ、イイな。」って思った瞬間に、すぐに擬態…自分をどんどんブラッシュアップしていくので。最初、城を追われてから四龍探し始めた頃は、どんどん「スウォンさん」に擬態して行ってたと思います。ハクさんの隣に居る、ハクさんが仕えたいと思える人物像として真っ先に思い浮かぶ人物像だったんでしょう。四龍が増えて来てからは、男性受けのイイ、ギガン船長のカッコイイ女性像を参考にしてた時期もありました。そうか…次はこの奥さん像か…。一番ヨナちゃん本人の素の気質に近いし、今まで頑張ってきた「カッコイイ女性像」も活きる、本人も、作品的にも、すごくしっくり来るところなんじゃないでしょうか。イイね!ヨナちゃんが…、今回のクエルボ編を経た今、すっっっごく幸せそうなんですよ…!今回の本誌・176話「聞こえた?」では、ヒロイン1人で、「最終回」みたいな表情してますもん。野営キャンプ地で、強制的に「大団円」な空気を醸し出してます。ひとまず…良かったねぇえええ!!頑張ったねぇええええ!!!…と思います。ヨナちゃんが、今の状況でハクさんの為に出来ることは、ここまでです。自身の幸せが何なのか…ハクさんに「好き」という言葉まで、ちゃんと伝えきりました。この娘は、今の状態で出来る限りの、それ以上のことを…極限までやり切りました。これ以上は、もっと踏み込んだ情報が出てこないと、無理です。ハクさん…めちゃくちゃ変わりましたよね!?一時期・・・風の部族出た直後とかなんて、自分自身を抹殺し過ぎて、飄々ととんでもない発言を繰り返してたんですよ、この人。「ハクを失いたくない」って泣きながら訴えるヨナちゃんに向かって、「そんなに強くなりたいのか…そうだ!俺を弓矢の練習台にしてみなよ!」みたいなことを、ドヤ顔で言って来てたんですよ。イル王の悪口を聞いてしまったヨナちゃんに、「姫は今は一人」とか、勝手なモノローグ付けて来てたんですよ。いや、読者の目から見てて、ヨナ姫は城を追われてから、一度も「一人きり」になったことはありませんが…。ハクさん…あなた自身は、一体どこに居るつもりなのか?自分はヨナ姫の姿を捉える、カメラだとでも言うつもりなのか??…と。まぁ、ハクさんもあえてやってたスタンスなんだと思います。弓矢回で、ちゃんと自分が何をやってるか分かってる発言してましたもん。「守るとか言うな。欲が出る」って。30巻かけて、ようやくハクさんが「自分」を作り直して、「欲を出す」とこまで来れたんだと思います。ヨナちゃんが導きました。ハクさんは本当に、色仕掛けにことごとく引っかかってくれる…手を変え品を変え、自分のスタンスをどんどん変え、攻めては引きを繰り返し…ヨナちゃんは、本当によく頑張りました。もう、大丈夫だよね!?もう流石に、何でも受けとめられるよね!!?もう、ヨナちゃんに出来ることはないんだ…今の状況じゃ…。分かんないですけど。次の章が始まったら、ヨナちゃんがハクさんとの関係を更に進展させようとして来るかもしれませんけど。たぶんそれはないと思いますが…。とにかく。作品的には、丁寧に丁寧に、詰めるところは詰めた!という状態までいよいよ来ていると思います。30巻…。ハクさん…歯を食いしばって、超頑張れ!!!!by姉
2019.06.17
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大変遅くなってしまっていますが・・・暁のヨナ 176話「聞こえた?」読んでます!ちゃんと発売日に!読んでたんですが! ・・・ツッコミ所が多すぎて!!何をどこから言及すれば良いやら!!困っておりました!!!・・・というかもう正直な所、前回・今回の展開の全てを未だに受け止めることができてません; 弱ってます;;とりあえず・・・ハクヨナが1m以上離れないな・・・本当に離れないな・・・ヨナ姫が満足しきった表情してるな・・・良かったね・・・そんな事を想いながら描いたイラストだけ投下します。by妹
2019.06.15
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こんにちは妹です。遅ればせながら、去年上演された舞台の感想をば。ファン失格ながら、地方民でして・・・現地には行ってません。自宅でDVD鑑賞です。CS放送をバッチリ録画→うっかり消してしまう→勢いでDVD購入 こんな感じで;暁のヨナは2016年にも、新垣里沙さん主演で舞台化されています。やっぱり新旧舞台、色々比較してしまいますが・・・いやいやでもそれが面白かったんです!同じキャラクターなのに、舞台ごとに全然別物になってるといいますか・・・キャラのとらえ方が異なると、ここまで印象が変わるんだなぁ!と。*以下 舞台に明るくない&漫画原作ファン目線の感想になります。 割と素直に書きましたので、ネガティブな表現も含まれます;ご注意ください。*舞台「暁のヨナ~緋色の宿命編~」感想 /2018年度 生駒里奈さん版今回の舞台は、ヨナ原作1~7巻(スウォンの裏切り~四龍探し編)を駆け抜ける舞台でした。アニメでも24話費やされていた部分で、2-3時間の舞台ではどうしても駆け足になってしまいます。正直に言います。この舞台はいち漫画原作ファンからすると「今後の展開に繋がる大事な描写を、全てそぎ落とした暁のヨナ」「見事に原作の本質から外れた暁のヨナ」でした。いや、こうなる事は分かってました。そりゃヨナの前半部分を簡潔に展開しようとするとこうなりますよ。そして「緋色の宿命編」というサブタイトルからして、原作の本質を盛り込んでない事は分かってました。だってヨナ姫は、別に何の宿命も背負ってないですから!彼女は本当に好き勝手、やりたい事やってるだけですから!!実はアニメ化の時も旧舞台の時も、こう↑なるんじゃないかと危惧してました。ならなかった事に驚いた位でした。ここに来て・・・遂にこの「履き違えた暁のヨナ」が出てきたか!! ・・・というのが素直な第一印象です^^;ただ、今回の舞台はこの形が正解だと思っています。暁のヨナ・・・本当に「何を描こうとしとるんじゃ!作者頭おかしいだろ!」と言いたくなる位ひねくれた作品です。舞台で表現するには難しすぎます。そもそも・・・原作でも30巻を経て漸く活きてくる前振りなんて、表現する必要もないと思います。部族等の小難しい描写をカットして「分かりやすい話だね、王道だね」という形に整える・・・今回の舞台はこの形が正解なのだと思います。以下、各々に関しての感想です。・脚本&演出について・・・脚本に関しては、上記した通りです。これは「暁のヨナ原作のシナリオをなぞった、別のお話」だと感じました。何も出来ない箱入りお姫様が、大好きだった従兄弟に裏切られ城を追い出される。献身的な従者に救われて生き残り、神官からの神託に従い四龍を探す旅に出る。無力な自分を恥じて弓を学び、高華国の人々を苦しめる悪人を懲らしめるために立ち上がる!16歳の少女・ヨナ姫の成長物語として、シンプルにまとめ上げられていました。ただ尺の関係からか、キジャ・シンアが仲間になるエピソードが省かれていたので(色々概念を匂わせてはいました)初見の方はその辺り理解出来たのかな・・・?・演出に関して・・・この場面をこう表現するのか!と目から鱗がポロポロと。宮廷内~森の中~崖~港町~船上・・・とにかく場面がコロコロ展開するのですが複数の階段状のモニュメントを組み合わせて、多彩な情景が表現されていました。具体性のある背景セットがない分、照明や音響を加えることで抽象的というか・・・幻想的な表現が多かったですね。舞台作品では当たり前の事なのかもしれませんが、漫画中毒者から見るとすごく新鮮でした!個人的に好きだった演出は、オープニングのヨナ姫とスウォンが階段ですれ違う場面。美しさの中に緊張感があって、とても良かったです!あとキジャとシンアが仲間になる時の、離れてしまったハクヨナがお互いを探す場面!セットごとグルグル回るという衝撃的な演出が面白かったです。ジェハが飛び上がって暗転→休憩へ のインパクトも舞台ならではだと思いました。・音楽について・・・これはめちゃくちゃ良かったです!今回の舞台のために、二胡を中心とした楽曲が複数用意されていました。是非CD出して欲しかった・・・!・役者さんについてユン役の方以外、旧作2016年版とは異なるキャスティングだったので新旧舞台の比較が面白かったです!以下簡単にですが、各キャストさんについての感想です。・ヨナ姫(生駒里奈さん)・・・すごくハマリ役だったと思います。こんな娘に上目遣いでお願いされたら・・・そりゃあメロメロですよ!可愛いは正義ですね!特に城時代の、キャピキャピ我が儘姫っぷりが可愛らしかったです。あとアイドルさんはやはり表情を作るのが上手だな、と。終盤の扇の舞(ソロ)も流石でした。ただ台詞などの安定感はなくて、全体的に「頑張ってるなぁ・・・!」という印象でした。お話自体が「ヨナ姫自体が無茶して頑張る」物語なので、マッチしていたと思います。・ハク(矢部昌暉さん)なんだか年相応な若さが溢れるハク・一生懸命さがにじみ出ているハクでした。原作の「飄々とした天才武人」というキャラクター像とは異なっていましたが、やはり今回の「ヨナ姫の成長」に焦点を当てた舞台には、マッチしていたと思います。生駒さん同様・・・台詞などの安定感はなかったですね;なのでハクヨナ2人きりの場面は・・・なんというか、少々ハラハラした所もありました^^;でも大刀アクションは凄く迫力があり、見応えがありました!あの邪魔くさ・・・扱いにくそうな大刀を振り回す姿を格好良く魅せるって本当にすごいと思います!・スウォン(陳内将さん)・・・かなり怖さ・シビアさが強調されたスウォン様でした。どっしりと安定感があり、一筋縄では倒せなさそうな覇気がありました。スウォン様は旧舞台では"のほほんとした・つかみ所のない"という面が強調されていたので比較するのが一番面白いキャラクターでした。・キジャ(山本一慶さん)・・・体を張ったギャグが面白可愛かったですw・シンア(奥谷知弘さん)・・・イケメンさんでした。寡黙なシンアは舞台で中々目立ちにくいですが、華やかさがありました。・ジェハ(西川俊介さん)・・・旧舞台の方が色気はあったかな~・・・でも今回の舞台の方ではバク転・宙返りしまくっていました!今回の舞台は全体的にすごくアクションに力を入れていた印象で、見応えがありました。・ゼノ(木津つばささん)出番が少なくなるんじゃないかと危惧していましたが、前半から絡んできて驚きました。最初から意味ありげな台詞ばかりで、すごく良い脚色だったと思います!・ユン(樋口裕太さん)・・・樋口さんだけは前作からの続投ですね。旧作よりも今回の方が、断然輝いていた印象でした!これは役者さん自身の経験値というのもあるのでしょうが、役的にもツンデレ少年~女装からの男らしい一面が見える場面等があって・・・今回の方が振り幅が広く、とても魅力的なユン君になっていました!・テジュン(釣本南さん)めっちゃテジュン様でした。テジュン様は舞台上に居てもやっぱり可愛い。・・・もうちょっと台詞が聞き取りやすいと良かったかな。・ギガン(築山万有美さん)めっちゃギガン船長でした。ギガン船長は舞台上に居てもやっぱり格好良い。・イル王/クムジ(久ヶ沢徹さん)・・・実は本舞台の一番の見所はこのベテラン俳優さんの圧巻の一人二役だったのかもしれない・・・!いや、それくらい素晴らしかったんです。言われなきゃ絶対分からなかった;台詞もいちいち重みがあって・・・今回の舞台は、脇を固める役者さんたちが素晴らしかったです!えー・・・という訳で、なんだか悪口っぽい事も書いてしまい少々自己嫌悪に陥っていますが;2次元に慣れきった漫画ファンにとって、2.5次元・3次元の世界を受け入れるというのは・・・実はめちゃくちゃハードルが高いんですよ;でもいざ観てみると、そこにしかない表現描写に溢れていて楽しいんですよね。そう、ごちゃごちゃ言ってますが原作ファンの私でもヨナ舞台はすごく楽しむ事が出来ました!!!ーという事が言いたい記事でした。2.5次元はちょっと・・・という食わず嫌いの原作ヨナファンの方でもちょっとでも興味がある方は、是非一度ご鑑賞を!目新しい暁のヨナの世界が広がっていますよ~^^それでは。by妹
2019.06.02
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<SMAP楽曲についてーその46>音楽語りーその267↓♪星のファンファーレ by新しい地図 join ミュージック1週間程前に配信されたばかりの新曲です。新しい地図楽曲については、SMAP楽曲語りが終わってから感想書くぞ!と思っていたのですが、どうにも今回の曲、聴けば聴くほど良くて良くて・・・我慢できなくなっちゃったので、簡単感想です。新しい地図楽曲については、2017年11月の活動開始以来、約1年半で、下記の通りです。1、♪join! ※ファンクラブ立ち上げ時の特典CD収録トラック2、♪72 ※AbemaTV・72時間ホンネテレビテーマソング3、♪雨あがりのステップ ※パラリンピックチャリティーソング4、♪あるピアニストのテーマ ※映画「クソ野郎と美しき世界」より5、♪新しい詩 ※映画「クソ野郎と美しき世界」より6、♪地球最後の日 ※映画「クソ野郎と美しき世界」より7、♪72かのナニかの何? ※AbemaTV「ななにー・新しい別の窓」テーマソング・未配信8、♪UNFollow ※香取慎吾 BMW X2 CMソング・未配信9、♪KISS is my life. ※singtuyo名義・CANON KissCMソング10、♪#SINGING ※Amazonタイアップ11、♪SUZUNARI ※稲垣吾郎名義・Amazonprime「東京BRH」主題歌12、♪星のファンファーレ ※星のドラゴンクエスト応援ソング・・・というように、本人歌唱のボーカルトラックだけで既に10曲以上が作成・配信されています。新しい楽曲が出て来るたびに、わくわくウキウキしながら聴いています。ほとんど全て、CMタイアップ等の単発楽曲制作で、1曲1曲、面白味のある楽曲群なのですが・・・特に!!♪雨あがりのステップ♪新しい詩♪72かのナニかの何?そして今回の、♪星のファンファーレ この4楽曲は、至宝!!!!サウンド・ボーカルともに本当にイイ!制作・関連会社陣営のノリ具合も最高!飯島三智マネージャー(社長)、キレッキレ!!みんな、すごく爽やかで明るく、高らかに歌い上げるような楽曲ばかりなんですよ。だけど、爽やかに出して来れば来るほど、すっごい毒々しいんですよ。もうね、本人たちのみならず、業界内に渦巻く闘志や怒りみたいなものが、嫌ってほどにじみ出ちゃって。よく、新しい地図楽曲の感想で「まんまSMAPだ!」みたいな感想を見かけますが、私個人の認識的には、SMAPより全っっ然「キラキラアイドル」です。SMAP時代、ここまでの「ぶりっ子」やってなかっただろうが!という印象。・・・毒々しいんですよ。何のために、もはや業界とファンしか見てないような場所でここまで媚びて踊り狂ってるかって・・・そんなもん、「業界とファンしか見てない」だからこそだ、としか言いようがない。どう考えても、今が一番面白いところなんですよ。今がSMAP、一番の魅せどころです。今後がどうなるのかもちろん分かりませんが、念願の地上波復帰まで至った際には、いろんな目線の考慮が必要なので、今の熱量でのコンテンツ制作は、なかなか難しくなると思います。今のコンテンツ群は、是非「今」、鑑賞してみていただきたいです。SMAP陣営が提示したい「SMAP」が、爽やかな顔して、超毒々しく提示されています。さて、♪星のファンファーレについてですが、以前よりCMキャラクターを務めている「星のドラゴンクエスト」の応援ソングだそうです。私自身は、自分でも不思議なくらいゲーム文化に耐性がない・・・ほとんどゲームというものをやったことがない人間ですので、「ドラゴンクエスト」と聴いても、鳥山明!くらいしか出てこないのですが、サウンドの中に、ゲーム内の音楽が織り込まれていたり、ドラクエファンの方だけが楽しめる仕掛けもたくさんあるみたいです。作詞作曲はSEKAI NO OWARIのNakajinさん。サビまでは、わりと淡々とした・・・というか、日常生活における心の持ち方について、あれこれ語るような内容になってます。♪待ってたって奇跡はドアを叩かないこっちから迎えに行かなくちゃさっきまでのため息は深呼吸さ・・・このくだりが好きです。そこから、サビで一気にファンタジーにぴょーん!って飛んでいきます。「ニューワールドファンファーレ」が鳴り響いて、大地を吹きわたる風はレインボーで、もはや何を言っているのかよく分からないんですが、「ドラクエの世界観」なんでしょうね。ファンタジーワールドと日常とを使い分ける、自身のテンション操作に非常に長けている、「大人」の楽曲だなぁ、と思って聴いています。そして、この楽曲の最大の注目点!編曲です!!!編曲は富田恵一さん。富田ラボさんというお名前でも活躍されている方です。MISIAの♪Everythingの編曲をされてる方ですよ。SMAP楽曲では、2000年にアルバム「014S map」にて、♪愛の灯~君とメリークリスマス という楽曲の編曲を手がけられていますが、この曲が、SMAP楽曲の中でもなかなか他にないという、超カワイイ・・・ファンタジックメリクリサウンドソングなんです。今回の♪星のファンファーレは、ゲーム音楽風の軽さがのあるマーチ(行進曲)調で、シンセサイザー(だと思いますが)、星のキラキラが入って来たリ、また軽快だけど力強さのあるトランペット音で「ファンファーレ」を表現し、その力強さがボーカルを支える、そんな楽曲だと思って聴いてます。とにかく、耳ざわりがいいというか、バランスがいい!!PVの出来も本当にいいんです。スマホモチーフを前提に、ドラクエの諸々モチーフ、星モチーフ、勇者モチーフ、ファンファーレのトランペットモチーフ、・・・という欲張りまくったモチーフ群が、見事にまとまっていて、キャッチーな振付もついて、映像にまとまってます。よくこんだけのモチーフを、落ちなく、互いに喧嘩させずに落とし込んで来るよなぁ・・・。しかもそれらをスーツ着た40代男性で、とにかく明るく、そして安っぽくなく魅せて来てるわけですから、練ってあるなぁ・・・プロって流石だなぁ・・・。CMとして、企業が提示したい概念と、エンタメ作品としてそれぞれのモチーフをどうコンテンツに落とし込んでいくか、どんな企画書・話合いがあって、これが出来上がってるのかな?という観点で是非!!鑑賞してみていただきたい1曲です。私は!!!コンテンツの質の話がしたいんです!アイドルは極論、イイ曲歌ってれば魅力的!これに尽きます。by姉
2019.06.01
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岐阜県可児市・花フェスタ記念公園春のバラまつり20194年ぶりに行ってきました!今週末が、一番の見ごろだったようです。やっぱり色彩感覚がおかしくなるくらい薔薇薔薇してました!家で各々撮影した写真を見比べると、それぞれの好みの薔薇が分かってきて面白かったです。姉は真っ赤な薔薇・妹は淡い色の薔薇が好きみたいですw以下写真列挙です~。薔薇ソフトクリームとキャラメルソフトクリーム&自然薯ロングポテトを食べました。フード系もとても美味しいんです!一生分の薔薇を見た気分になれますよ~。お近くの方は是非!by妹
2019.05.25
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こんにちは妹です。暁のヨナ 175話「夢で何度も呼んでいた」読みました!!*以下単行本30巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください。*心を落ち着け中・・・え~・・・まず本誌を開きまして、サブタイトルと扉絵で(あ・・・コレはヤバイやつだ)と悟り、とりあえず部屋を一周しまして深呼吸。意を決してページを開くも、7P目の「煙を吸いすぎた~」のくだりで(あ・・・コレは煙のせいにして、アレやコレな展開に持ち込むヤツや)と悟りとりあえず土鍋の中の白米を冷凍し、グレープフルーツ緑茶をいれて深呼吸・・・↑早く読め。。なんかもう、なんというか。連載開始当時から10年程追っかけてきまして、なんというか。「遂にハクヨナが///」とか「キャァアア!!」とかテンション高めで書きたかったんですけど最近の展開(斉・真国編・クエルボ編)が全体的に「ハク様の心のリハビリ」的な要素ばかりだったので・・・「草凪先生・・・本当におめでとうございます!かなり無茶しましたがそのおかげでハク君が・・・ハク君、漸くここまで回復しましたね!大丈夫!ここまで来れば、絶対昔のように元気に走り回れるようになりますよ!あと一歩ですね!!」と、妙にしみじみしてしまいました。・ヨナ姫発見!(ハク様目線)前回ラストシーンのリフレインから。炎の中で倒れているヨナ姫を発見する、ハク様目線です。ヨナ姫渾身の「ハク・・・すき・・・」という言葉、思いのほか重く受け止めてくれたようで一安心です。ハク様にはうわごととして脳内処理されてるではないか・・・と心配していたので;;・「・・・ほんと 生きててくれて ありがとうございます 姫さん」byハク様ハク様の腕の中で目を覚ましたヨナ姫。ロマンティックなシチュなんですが(大刀・・・邪魔そうだな)(ぷっきゅー・・・ヨナ姫の胸の上で堂々とくつろぐのヤメロ)気になる点がいくつかあって気が散りますwハクヨナちゃんはここでお互いに「ありがとう」の言い合いになるんですね・・・そうか。「離れてごめん」でも「怪我させたヤツ許さん」でもなく「ありがとう」か・・・そうか(尊)・「えっ クエルボ来たの?」byヨナ姫ハク様が応急措置として、足枷の鎖を切ってくれました。クエルボは大嫌いだけど、ユーランさんの事は大好きなヨナ姫。いやぁハク様のパニック具合が面白いシーンでした。(隣で寝かされた?→奥さんが居る→見張られてた→ユーランさん擁護)そりゃ混乱するよwwとにかくハク様にとっては、フラストレーションの溜まる話ばかりです。・(表情見てると足枷以外に何かされた訳じゃなさそうだか・・・普通はどんな暴力を受けても不思議じゃないぞ)byハク様ええっ そんな今更・・・!そんな事言ってたら、もっとヤバイ状況だった事いっぱいあるじゃん!!!・・・いやごめんなさい。ハク様達があまりにもこういった心配をしないのでもうヨナの世界では少女漫画と割り切って、そこは無視するモノだと思っていました;・(ひどい怪我と火傷・・・こんな体でここまで来たの・・・?どうしよう 死なないで 死なないで)byヨナ姫姫様を抱えて走るも、ふらついて座り込んでしまったハク様。そりゃそうですよね アナタが一番重症なんだ!!!ヨナ姫、ハクの状態に気付き真っ青です・・・!ヨナ姫があまりにもハクハク言ってるので、数えてみたら今回だけで10回位ハクの名前呼んでました。言い切れない「ハ・・・」とか心の声まで含めると15回位ですね。姫様、脳内ハク一色すぎて・・・(泣)・ヨナちゅー(2回目)成程。水飲ませるアレな感じで来ましたか。コレはアレですね!「もののけ姫だー!」と思いました。(↑すみません。来るぞ来るぞと身構えてても、やっぱり少々動揺しています)先日、姉と真剣に討論してたんですよね。議題:「もうすぐ2回目のチューが来るはず(決めつけ)だが、どっちからのトライになるか」姉:クエルボなんて露骨なキャラまで出して恋愛概念で追い詰めたんだから・・・ハクからでしょ。妹:いやヨナ姫だと思う。ハク様からは動かない。その前に姫様が動く!姉:そんな・・・それじゃ24巻から何も進展してないじゃないか・・・! (*両者極めて真剣です)う~ん、勝ったような負けたような・・・w草凪先生、相変わらず絶妙なラインを攻めて来ます・・・!・「あんた口小せぇから 足りない」byがっつきハク様おそらくヨナ読者大半が求めていた場面!! 遂にキタワァ・・・! と思いました。24巻では不意を突かれすぎて固まっていたハク様ですが、今回は違いましたね。ハク様は基本的に・・・疲れた&元気出したい時、露骨にヨナ姫に甘えます。3巻でのキス未遂も、6巻の蜂蜜やらかしも、根本的に弱っていたからだと思ってます。本人もその辺り分かってて、28巻では自ら「パワー下さい」とお願いしてました。今回も今までと同じなんですよね。弱ってるから元気出したい故の犯行・・・行動だと思います。ただ、今までよりも踏み込めました。これはもう、ヨナ姫のラブアピールがちゃんと実ってる・伝わってるんだな、と!ハク様はヨナ姫が嫌がる事は、絶対しませんから。なんというか・・・ キャーーー///!! より先に、しみじみとしてしまいました・・・そしてめちゃくちゃ良いムードでしたが、煙が回ってきたため再び避難。(痛みとかそれどころじゃねぇ・・・)ハク様、やらかしちゃった認識はあるんだな。うん。流石に言い訳もネタ切れ気味といいますか・・・もう逃げられないと思いますよ!ファイト!・「アルギラとヴォルドの為に大刀をずらしてやったが次に何かしたら脳天にぶち込む」byハク様うんそうですよね。ここまで暴れ回ったんですからゴビは真国のメンツに裁いていただきたいものです。しかしゴビ、このままここに置いておくと死ぬんじゃ・・・?・「お待たせ アルギラ君達が場所教えてくれたんだ」byジェハ兄さん煙に囲まれた2人をジェハ兄さんが助けに来てくれました!ちょっとでもタイミングがズレてたらとんでもない場面を目撃されちゃってましたね!ふぃー!(謎の安堵)展開的にはとりあえず一安心・・・して良いのかな?この後まだ一山あるのかな?クエルボ夫妻の動向と、英雄視されたハク様と空の部族の動きが気になる所です。次回も楽しみです♪ちなみにこちら↓は勢い余って今号の懸賞ハガキに描いたモノ。メデタイ愛でたいvそれでは~。by妹
2019.05.20
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こんにちは妹です。フォトブックサービスde自作イラスト集 記事3部作のラストになります。先日はビスタプリントさんで暁のヨナファンアートイラスト集を作り、大満足でホクホクしていた訳ですが・・・ビスタプリントさんの仕様はハードカバー&フルフラット!一生モノの仕様です!高級フォトブックに分類され、がっつり作ろうと思うとなかなか(エイっ)と思わないと手が出せない金額になってしまいます。たとえば落書きスケッチなどをまとめたい時や、自分以外にも配布したい場合などは(そんなに豪華&頑丈でなくて良いからもっと安価で作れないのか・・・)と考える訳ですが、作れました。ワンコインで作れる激安フォトブックと呼ばれるサービスがあります。TOLOT・ノハナ・sarah(サラ)・ドリームページ・しまうまプリント・・・なんか色々あります。・・・探せば多分もっと色々出てきます。どうもアプリから注文できる系のサービスが多いかな?という印象です。今回はその中でも、人気がありパソコンからもアプリからも編集ができるしまうまプリントさんという所で作ってみました。銀魂&ヨナを除くファンアート集(落書きまとめ)です。*以下紹介するサービスは、2019年3月時点でのものとなります。*私の制作環境は主にパソコン・windowsです。アプリでの製作条件とは異なりますので、ご注意下さい。しまうまプリントさんは、ネット写真プリントを中心としたサービスみたいです。今回作ったのはA5縦サイズ72ページのもの。698円(税抜き)・・・税・送料込でも854円でした。その倍のページ数A5縦144ページのボリュームでも、998円(税抜き)です!ちなみにA6 縦サイズ36ページ・198円(税抜き)から作れます。破格ですね。無光沢のカバーがついていて、価格よりも高級なものに見えます。最終ページに、ロゴとバーコードが入っていました。連作イラストをまとめる事が出来ると、凄く嬉しい・・・!えー・・・今回印刷した画像、かなり前(暁のヨナ以前)に描いたものばかりで本当に小さい画像しか残ってなくてですね・・・もう諦めて「画素数不足とかそんなの関係ネェ!!」みたいな感じで好き勝手拡大して配置しました。そうしないと作れなかったんです・・・。そんな事してたらまぁこう↓なりますよね。反省。輪郭線がボヤける通り越してガックガクですwうん、でもまぁ腕を伸ばして眺めればあまり気にならない!もちろん画素数が十分な画像↑は、綺麗に印刷されていました!今回フォトブックを作るに辺り、画質だ仕様だなんだ・・・と色々調べてましてようやくdpiの意味を理解できた気がします。勉強になった!同時に心底痛感したのは、イラスト(写真)印刷において重要なのは何を差し置いても「ちゃんとした元画像を用意する」事だという至極当然な結論でした・・・いやこれは何となく分かってたんですけどね;印刷用紙ですが、表紙も中身も無光沢のマット紙でした。でもインクがのってる部分はちょっと光沢がありますね。これは小ロット印刷・オンデマンド印刷の特徴みたいです。安い市販のオールカラー本のような・・・暁のヨナの23巻特装版のイラスト集のような紙でした。(↑ヨナファン以外分からない例え)無地のページだと、裏の印刷がちょっと透けますね。画質は・・・4色レーザープリンター(激安印刷は大体これらしい)ということで、価格も価格ですし期待ないようにしていたのですが・・・想像以上に良かったです!あえて言うなら、色が濃くのり過ぎてるかな・・・ちょっと黄色味が強いかな・・・ 位です。いやでも、本当に全然綺麗だと思いました。編集・操作・・・しまうまプリントさんは、オンライン上での編集作業になります。ソフトをダウンロードする手間はないですが、画像をアップロードしている間に固まってしまったり、保存する前に消えてしまったり・・・というトラブルも多いようです。ただ私の場合はパソコンで作ったためか、とても使いやすかったです!レイアウトのバリエーションがもう少し増えたらなぁ・・・文字数がもう少し入れれるようになればなぁ・・・という若干の不満点はありましたが、とにかく編集途中でも保存出来るのが良かったです!1年間はマイページに保存されるようです。口コミで利用者がすごく増えているということですが、価格の手軽さとこういった利用のしやすさが理由だろうなぁ・・・と思いました。あ、そうです。ビスタプリントさんの記事でも触れたのですが、しまうまプリントさんも、画像を配置すると普通に自動補正機能が働いてしまうようです。自動補正は必ずOFFにしましょう!元々完成形のイラスト画像に自動補正機能が働いてしまうと、自分の意図した色が勝手に変えられてしまいます!ここだけは本当に注意が必要です。ちなみに左右のページに同じ画像を挿入すれば、見開きでどーんと配置することも出来ました。ちょっとコツがいりましたが・・・↑編集画面です。左右に同じ画像を同じサイズで配置しています。真ん中に注目して欲しいのですが、けっこう思いきってずらしてあります。中央部分は見えにくくなるので、その対応策・・・という感じで配置しました。仕上がった冊子はこちら↓軽~く抑えてこんな感じ。角度によって膝の部分が重複して見えちゃったので、ずらし方をもう少し控えるべきだったかも。でもまぁまぁ・・・成功したと思います^^ここからはイラスト関係ない番外小話です。しまうまプリントさん、とにかく安いので母親用に白浜パンダのフォトブックも作っちゃいました。A5スクエアサイズ96ページ698円(税抜き)でした。自分用にココアルさんで作ったフォトブックと並べ、印刷画質を比較してみました。*ちなみにこちらの写真集は自動補正ONにして作りました。左:しまうまプリント(レーザー4色印刷) 右:ココアル(6色印刷)ココアルしまうまプリントしまうまプリントさん、単体でパラパラ眺めているときは(ちょっと色が暗いかなぁ~でも全然綺麗じゃん!)と感じていました。・・・が、やっぱり見比べてしまうとココアルに比べ色が濃く、ゴワッとしているといいますか・・・単純に、ココアルさんの方がパンダが可愛く見えるんですよ!値段が全然違うので、これはもうしょうが無いですね^^;しまうまプリントさんの激安フォトブック、イラストと写真 両者で利用してみた訳ですが・・・すごくイラスト作品に向いているサービスだと思います。というかこれは写真よりむしろイラスト向けのサービスなんじゃないか?とすら感じました。*あくまで私の個人的な感想です!お絵かき好きで、ブログやツイッターなどで落書きをため込んでる方には是非一度試していただきたいサービスでした。なんてったって激安ですから!by妹
2019.05.16
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簡単漫画感想です。『連続漫画小説 あさドラ! 1巻』(浦沢直樹先生・小学館・スピリッツ)この物語は戦後から現代にかけて、可憐にたくましく生きた……名もなき女性の一代記である。2020年。東京をなにかの怪物(?)が襲っていた。このままでは、新国立競技場が・・・!東京オリンピックが・・・・・・!時は遡り、1959年、名古屋港。台風が近づいた嵐の最中、産気づいた母のため、医師を呼びに走る少女・浅田アサ。医者に場所を伝え、家に帰る途中、火事場泥棒をする老齢男性と遭遇する。人を呼ぼうとしたところを誘拐されてしまうが、話しをするうち、男性はアサに、自身は太平洋戦争で活躍したパイロット…「空の勇者」だったと語りはじめる。嵐は一層ひどくなり、2人はその場にあったコンテナに逃げ込むが、朝・恐る恐る扉を開けると、景色は一変。街は高潮に飲み込まれていた。浦沢直樹先生の新作!最近の作品は、『BILLY BAT』や『夢印(MUZIRUSHI)』のように、芸術・アート方面に振り切れた、「ついて来れる奴は付いて来い!」な作品が多かった印象でしたが、ここで、「YAWARA!」を彷彿とさせる(?)ようなアサさんという女性を主役に据えた、「あさドラ!」というエンタメに振り切れたパッケージの作品が出てきました。非常に気になり、購入しました。今のところ、どういった話になるのかは全く分かりませんが、浦沢直樹先生が、自身の作風の中で、一番エンタメに振り切れている「ヒロインもの」として出して来ているので、きっと何か出来るだけ大勢の日本国民(?)に訴えたい、伝えたいものがあっての作品なのかな?と想像しています。1959年・伊勢湾台風で大きな被害が出た名古屋港の描写から、物語がスタートしました。多分…なんですけど、1959年のこの伊勢湾台風~1964年の東京オリンピックの流れと、2011年の東日本大震災~2020年の東京オリンピックの流れをオーバーラップさせるつもりで、この描写から始まってるのかな…?この辺はまだ分かりませんが。名古屋の描写から始まるって、あまりないことなので。主人公のアサちゃんが、名古屋弁丸出しでカワイイです。NHKの朝ドラでは、関西弁のヒロインもカワイイな~と思っていつも観ますが、名古屋弁もカワイイですね。まだ1巻の段階で、この先がどうなるのか分かりませんが、「大災害」の描写を、手抜きなく描いているにも関わらず、飛行機に乗って、風船でおにぎりを配る支援をはじめる…という非常にエンタメな要素で話が回るのが、とても印象的でした。全然、描写は災害を軽く捉えたりはしてませんよ。でも、観たことのない絵面やセリフがすごく焼き付いて来るくらい、個々の描写が、「エンタメ」に洗練・昇華されている印象です。これは…浦沢直樹先生の、意欲作だと思います。次巻は、2019年秋発売か・・・。実際の、2020年東京オリンピックに向けて、どのように展開していくのか、実際の東京オリンピックによって、作品の内容が変わるものなのかどうか…いろいろ仕掛けがありそうで、わくわくしてます!by姉
2019.05.13
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おはようございます。<SMAP楽曲についてーその45>音楽語りーその266↓♪真夏の脱獄者、CRAZY FIVE bySmap<SMAPシングル・アルバム年表>★:サウンドに影響がありそうな事項◆:アルバム●:ベストアルバム▲:リミックスアルバムなど□:ソロ関連47・2012年4月25日 さかさまの空 48・2012年8月1日 Moment◆20・2012年8月8日 GIFT of SMAP□10・2012年11月28日 MONSTERS The MONSTERS シングル47・さかさまの空作詞:麻生哲朗 / 作曲・編曲:菅野よう子堀北真希さん主演のNHK朝ドラ『梅ちゃん先生』の主題歌です。SMAPのボーカルが、朝から聴きたい声か、と言われると微妙なところですが。作詞・作曲のこのお二方のタッグは、SMAP楽曲の定番ですね。楽曲自体は、特に麻生哲朗さんのこね繰り回した言い回しが映える、(特に)女性へ向けた応援ソングです。君が思っているより君が笑ってる顔は君が出会ったみんなに愛されてんだよ!↑特に、この部分は本当に心に残りますね。48・ Moment作詞・作曲 山口一郎、編曲 長岡成貢オリンピックのテーマソングだったようで、以前のシングル♪この瞬間、きっと夢じゃない でもモチーフになっていた「瞬間」を歌う楽曲です。ただ、サビまでには、その瞬間に至るまでの「道のりを歩む」イメージが描写されており、また、サウンド自体も「少し速足で、力強く歩む」テンポでリズムが刻まれています。これは、モチーフ・テーマ設定明確さと、長岡成貢さんの妥当+αな編曲手腕なんだろうなぁ、と思って聴いています。サビと間奏で広がりを見せるサウンド、そこに乗っかるキラキラメロディーがたまりません。この楽曲は、offボーカルバージョンで聴くのも大好きです!面白い!あと!この楽曲のPV映像が本当にイイんですよ!それこそ、モチーフ・テーマ設定の話になってくるのですが、妥当であり、ここにしかない絵面になっています。歩みを表現する、「リアル素足」の被り物は、かなり衝撃的です。目まぐるしく「様々な瞬間」が駆け抜けていく背景を背負いながら、SMAPが淡々と踊るのですが、メンバー各々の表現方法もじっくり見て取ることが出来ますので、興味のある方は、是非PV映像まで合わせて鑑賞してみてください。カップリング曲・♪手を繋ごうは、前山田健一さん、・・・ヒャダインさんですね。◆20・GIFT of SMAP 2CDこの年は、本当に音楽活動が多いですね。どうも、本当は2011年がSMAPのCDデビュー20周年だったので、ツアーをやるつもりだったみたいなんですが、震災の影響で出来なかったようで。2012年は、意地でも大規模ツアーやるぞ!と意気込んでやった、100万人動員ツアーのようです。このワークスに関しては、前作・『We are Smap!』と同様に、是非、ライブDVDと一緒での鑑賞をお勧めします。前作のライブコンテンツで舵を切った、「絵面重視」の方向性を残しつつ、楽曲・場面転換がかなりスムーズに展開されるようになっており、「前回出来なかったところを、修正してきた・・・!」というのをひしひしと感じ取ることが出来ます。コンセプトである「GIFT」が、舞台の大仕掛けのレベルから、衣装のさりげない赤リボンのワンポイントに至るまで、一貫して表現されており、耳で聴く限りは、そうまとまりのある楽曲群ではないのですが、ライブコンテンツとしては、非常にまとまりを持って頭に収まるように構成されていると思います。あとは、このアルバムの個人的な注目点はこれです。♪Just Go!、♪HIKARI、♪真夏の脱獄者、♪前に!、♪CRAZY FIVE ・・・この辺りの楽曲。まだ遠巻きに、具体性はなく・・・ですが、「事務所からの独立」を暗示させる楽曲が、ここに来て初めて見受けられるようになります。中でも、♪真夏の脱獄者、♪CRAZY FIVE は、かなり直接的ですね。<Disc 1>1.Theme of gift -prologue-作曲・編曲:菅野よう子菅野よう子さんの、光がバーーっと差して来る、不思議な浮遊感サウンドなのですが、それと同時に、「戦闘態勢モード」チックな機械音(?)サウンドが展開し、非常に印象的に焼きつきます。2.Just Go!作詞・作曲:浅利進吾 / 編曲:浅利進吾・陶山隼とにかく、歌詞の内容に注目!STAND UP! しちゃえばイイじゃんMOVE ON! 行きたい場所へ行きたいときに行けばイイじゃないREADY? ・・・JUST GO!・・・うん。そういう風に聴こうと思えば、明確にそういう楽曲だと思います。2008年の『019super.modern.~』の段階では、叫び散らすテンションで「Keep on!!!!!」って言ってたのが、2012年のこの段階で、「♪WE JUST GO!!!!!」になってるのかな、と。↑こういう目線で聴くと、SMAP楽曲は本当に面白いです!3.さかさまの空作詞:麻生哲朗 / 作曲・編曲:菅野よう子4.HIKARI作詞・作曲・編曲:HIKARI「最愛の日々が終わる前に」・・・今聴くと、結構響く言い回しですね。この楽曲、好きなんですよ。このアルバム内では、楽曲個々の面白さでは、♪真夏の脱獄者と、この楽曲を私的には推します。歌詞のはまり方もイイし、間奏の展開も気持ちいいし。提供のHIKARIさんとは、どんな方ぞや?と思って調べてみたら、Every little thingとか、TOKIO、V6楽曲とか、avex系を多数手がけられてる方なんですね。Every little thingの♪きみの て の作曲・編曲もか!この曲好きです!5.おはよう - 木村拓哉・香取慎吾作詞・作曲:前山田健一 / 編曲:中西亮輔やたらとカワイイ楽曲を挟んで来ましたね。この歌唱メンバーが・・・なんてパステル風の楽曲イメージに合わない2人なんだ、と最初思ったのですが、歌詞の内容をよく読むと、横柄な態度をずっと取ってて、彼女が出てってから、彼女の与えてくれていた日常の優しさに気づいた!淋しい!っていう超どうしようもない男主観の曲だったんで、あぁ、あえての強烈キャラ人選か、面白いな、と思い直しました。6.君とBoogie Woogie作詞・作曲:ナオト・インティライミ / 編曲:鈴木Daichi秀行ブギウギって、こんなだっけ・・・?いや、私にとっての「ブギ」って、♪東京ブギウギと、サザン1stアルバム収録の、♪女呼んでブギ なんですが、この曲は、なんか違う。分かんないです。使う音とかコードとか?はもしかしたら合ってるのかもしれないんですけど、だってこの曲、縦ノリオンリーじゃん!ウキウキノリノリのジャズ感ないじゃん!横ノリ入ってないブギウギって・・・いいのか?これでいいのか・・・?私は、これじゃダメだと思うんだけど・・・これでいいのか??7.gift作詞:麻生哲朗 / 作曲:菅野よう子 / 編曲:CHOKKAKUまた麻生哲郎さん&菅野よう子さんのゴールデンコンビですね。この曲は、編曲にCHOKKAKUさんが入ってるのか!菅野よう子さんの、どちらかというと「受け取りにくい」方向に流れたメロディーラインの楽曲だな、と個人的には思っております。(坂本真綾さんの楽曲群を聴いていても、受け取りやすいと受け取りにくいが混在している印象)でも、ライブ映像を見ると、すごいポップな感じでSMAPが押し通して来るのが面白いです。掴みづらいからこそ、だと思いますが、バックの巨大画面に、「Bメロ」とか「大サビ」とか表示しながら歌うんですよ。この演出がとても面白かったし、「ポップの作り方」のお手本を観ているようでした。8.真夏の脱獄者作詞・作曲:椎名林檎 / 編曲:服部隆之来たーーーーー!椎名林檎×服部隆之という、スーパーゴージャスタイム。個人的に、このアルバムの中で最注目楽曲です!世界中のどんな牢獄より 狭い場所に囚われている危険な大勝負と知りつつ この檻を突破したい世界中のどんな衝撃より 未来を脅かす事実生存者(サバイバ―)同士出会い別れる 俺たちに明日はない↑これは、もうかなりはっきりと、意図的に、「このジャニーズ事務所内で、SMAPの未来はない」と明言している内容だと思います。95年のシングル曲・♪俺たちに明日はある を、わざわざもじって入れ込んで来てます。「俺たちに明日はない」と。95年では「ある」と言っていた「明日」が、この2012年では「ない」んですよ。まぁ、「明日はない」と言い切って、自分たちを「脱獄」へ追い込んでいるんだと思いますが。ずらかろうぜ!脱出しようぜ!さぁ最高の夏へばっくれようよGet ready.Get set.GoBye Bye…♪俺たちに明日はあるの時と同様の、小気味いい…挑発の仕方がセンスイイ・・・!たまらん!!まぁ、実際は…というか、2019年5月現在、この脱出劇はいろんな面で大失敗に終わっているというか、ある意味では成功しているというか…どう語っていいか悩むような状況ではありますが。「独立しようとなんてしなければ」なんて軽口が叩けるわけがない。2012年の段階で、20年以上我慢して来た方々が、「ここに明日はない」と判断したのであれば、それはそういう状況だったんだな、としか、私は受け取っていません。実際に動こうとしなければ、どちらにせよこのままでは「SMAP」が出来なくなる、と本人たち&SMAP実働部隊が判断するような、そういう状況だったんですから。あ・・・あと!この楽曲は、ライブ演出も本当に凝ってて。大きな箱型の巨大装置まで使った、渾身の「檻から脱出」演出がとても印象的でした。椎名林檎さんは、2015年にも、♪華麗なる逆襲 という、これまたとんでもない内容のシングル楽曲を提供されてます。その前日譚として、この楽曲も是非鑑賞してみてください!9.イナクテサビシイ作詞:Blaise・Maynard・tax / 作曲:Blaise・Maynard / 編曲:川端良征MONKEY MAJIKさんの楽曲ですね。コーラスから始まる意外性にビクつきますが、ボーカルが入って来ると、「あぁ、SMAPだ」ってなります。10.I Wanna Be Your Man - 稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾作詞:志磨遼平 / 作曲:Ryo Watanabe / 編曲:岩田雅之タイトルからして、ビートルズ楽曲のオマージュ?なのかな?でも、曲調をそんなに真似してる感じもないし・・・いまいち掴みかねている楽曲です。あ、ですが、曲自体はキャッチーで楽しくて、大好きです。舞台裏からTV中継的に見せていく、ライブ演出も他になくてとてもオモシロいです。11.エンジェルはーと作詞:野島伸司 / 作曲:Kabashima Kenji & kosekibeatz / 編曲:宗像仁志シングル・♪らいおんハートの、女性目線のアンサーソングだそうです。最初聴いたときは、「なんだ、コモリタミノルさんの作曲じゃないのか、つまらない!」と思ったのですが、聴いているうちに・・・なんかこう、謎の中毒性のある楽曲で・・・知らぬ間に口ずさんでたりします。出だし~1番まで、フルで中居くん&吾郎くんのボーカルなのですが、このお二人のバラード曲がすごく好きなんですよ。入って来る。歌詞で描写されている女性像も、いかにも男性が思い描く女性像なので、そんなに好きじゃないんですけどね。なんででしょうね。12.前に!作詞:飯田清澄・zopp / 作曲:飯田清澄 / 編曲:本間昭光素直に前向きで、非常にキャッチーで、とても人気のある楽曲ですね。ベストアルバム「SMAP 25 YEARS」でも、ランキング14位で選出されていました。荘厳な鐘の音鳴り響くサウンドが、菅野よう子さんのプロローグを受けてのまとめのように感じます。ただ、なかなかに前向き過ぎる、美し過ぎる歌詞が、今聴くと逆にちくちくと精神攻撃を仕掛けて来るような・・・気がせんでもないような・・・気がするようなしないような・・・。やっぱり、擦れた、反逆精神の当てつけ楽曲の方が、今の状況で聴くと逆に安心しますね;13.Theme of gift -epilogue-作曲・編曲:菅野よう子<Disc 2>1.ねぇ… - 中居正広作詞・作曲・編曲:N.マッピー・谷口尚久ドラマ・『ATARU』イメージでの、セルフプロデュースソング・・・かな?どくん・・・どくん・・・という鼓動の音からの始まりが面白いです。中居君の楽曲は、いつも出だしの音が面白いんですよね。そして、普通に名曲だと思います。キャッチーだし、歌詞の内容もいいし。2.La + LOVE & PEACE - 木村拓哉作詞:Satomi / 作曲・編曲:Marty Friedman / Strings Arrangement:清水俊也うん。爽やかな、イイ楽曲だと思います。キムタクのボーカルも、サビの張り上げるところに合ってるし。3.Special Thanks - 稲垣吾郎作詞:micca / 作曲・編曲:大橋好規 / Strings Arrangement:中島ノブユキ稲垣吾郎ソロ楽曲にハズレ無し、の(私内)ジンクス通り、普通にイイ曲だと思うんですけど、伴奏でずっとキラキラしてる、ピアノ?の音が気になっちゃって…どちらかというと、ボーカルよりそっちの印象のが残っちゃう楽曲です。4.唐獅子牡丹 - 草彅剛作詞:水城一狼・矢野 亮 / 作曲:水城一狼 / 編曲:小西康陽 / オーケストレイション:窪田晴男高倉健さんの楽曲のカバー?なのかな?草なぎ君の、極道イメージをライブで演じさせてあげる楽曲なのですが、この楽曲は、とにかく間奏が面白い!編曲の小西康陽さんの仕業だと思うのですが、間奏部分で思いっきり、ポールマッカートニー&ウィングスの名曲、♪007 死ぬのは奴らだ(Live and Let Die)の間奏のオマージュが挿入されています。最初この楽曲を実家で流した時、母が爆笑してました。5.MONSTERS - 香取慎吾Music and Words : Shingo Katori, Tomohisa Yamashita / Produced by Jeff Miyahara山下智久さんとのコラボソングですね。・・・説明だけ書いといてなんですが、このソロバージョンしかよく知りません。サウンドプロデュースの、Jeff Miyaharaさんは、後のシングル曲♪Batteryを提供される方ですね。TV企画モノということで、なかなか他では観ないようなSMAP楽曲ワークスになっていると思います。ライブ演出も、青色のトゲトゲ服を纏って叫ぶ慎吾くんが、本当にモンスターっぽくて。面白い楽曲だと思います。6.CRAZY FIVE作詞・作曲・編曲:N.マッピー・宮下浩司・宮下昌也♪Five True Love、♪FIVE RESPECTに次ぐ、中居くん作のFIVEシリーズの集大成的楽曲ですね。特に♪FIVE RESPECTとこの♪CRAZY FIVEに関しては、タイミング的に、かなり意識的にグループを再定義をしたい、「このカタチでSmap闘っていきたい」という、中居くんの意志が形になっているんだろうな、と思って聴いています。♪CRAZY FIVEは…独立に向けて動き出すSmapの、覚悟が本当に現れている楽曲だと思います。「CRAZY」を何度も何度も繰り返す、自己ドーピングっぷりも凄い。個人的に、一番好きな歌詞がこちら。探してた道しるべは 踏み出した最初の一歩で無限に広がる期待 あの頃に見た儚い夢を…。と、もう一つ。So far away! 五つの星屑くじけそうでも拳をあげろ 皆が迷わぬように↑この楽曲で定義されたスタンス・概念は、2016年の解散時(実際には、たぶんもっと前から)から2019年の現在に至るまで、各メンバーの言動・行動原理になっているように感じています。2016年以降のSMAPの言動・行動を読み解くなら、この楽曲を聴いてれば、だいたい筋が通ってるというか、観てて、納得できるものです。あまり語り過ぎても、楽曲以外の話になってくるのでこの辺にしときますが、とにかく、この♪CRAZY FIVEは、非常に明確に「SMAPとは」が定義されていて、ファンにも大事にされているし(ベスト盤ではランキング5位)、SMAP本人たちにとっても、非常に大事にしている楽曲なんじゃないかな、と思っています。何度咀嚼しても、定義が妥当で感動します。興味がある方は、是非聴いてみてください。書き出すと長くなる!あと、アルバムは1枚だ・・・シングルもいっぱいあるけど。by姉
2019.05.08
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おはようございます。10連休明けですね。3年以上に渡ってちょくちょくと書き続けているSMAP楽曲語り。えぇ、まだ全然怒ってますよ。この出来事に関しては。平成のエンタメ文化で育ってきた人間にとっては、平成の終わりに、今まで享受してきたものを根本から否定された気分です。自分で自分のしつこさが怖い。新元号になろうがなんだろうが、この楽曲感想は、意地でも最後まで書き続けるつもりです。SMAP音楽ワークスに関しては、あと…アルバム2枚!だけど、シングルもいっぱいあった!なるべく早く消化したいと思います。<SMAP楽曲についてーその44>音楽語りーその265↓♪僕の半分、真冬のラブレター bySmap<SMAPシングル・アルバム年表>★:サウンドに影響がありそうな事項◆:アルバム●:ベストアルバム▲:リミックスアルバムなど□:ソロ関連★2009年6月25日 マイケルジャクソン死去・・45・2010年8月4日 This is love★2011年3月11日東日本大震災★2011年6月14日公益財団法人東日本大震災復興支援財団設立※孫正義、王貞治、SMAPが連名で発起人□9・2011年8月3日 こち亀2011 両さんソングブック アルバム ●5・2011年8月17日 SMAP AID 20周年記念ファン投票ベスト 46・2011年12月21日 僕の半分45・This is love作詞・作曲 LOVE PSYCHEDELICO後のシングル・♪Joy! と並んで、ある種のSMAPに求めるものの完成形というか。安心感・安定感のあるサウンド・歌詞の内容で、「国民的」を前面に押し出したコンテンツという印象です。ただ、私は気づいていなかったのですが、Wikiで調べたところこちらの楽曲、マイケルジャクソンの1991年10月発売のシングル・♪Black or White という楽曲のオマージュになっているそうで。SMAP流のマイケル追悼ソングだったんですね。楽曲名も、映画『This Is It』をもじっているものだそうなので、「ほう!」と思って、原曲を確認してみたのですが・・・なるほど!本当に曲調が、モロにそのまんまで、超面白かったです!!前奏から、メロディーの変わり目から、全てがオマージュ!私自身、マイケルは、初期ジャクソン5のモータウンサウンドは大好きでよく聴いてたんですが、ダンスサウンドっぽくなってからのはどうも興味がなくて;あまりしっかり聴いていないので、全然気づきませんでした。♪Black or Whiteが1991年10月発売のシングルだとの記載があり、SMAPデビューが1991年9月なので、引っ掛けたのか・・・また、彼らが一番影響を受けた時期の楽曲だ、という意味なのか・・・なんかしらの意図があっての、この楽曲のオマージュだったんだろうな、と思います。興味のある方は、是非聴き比べてみてください。面白いですよ。□9・こち亀2011 両さんソングブック2009年に前身となるドラマの放映があり、その映画版が2011年に公開されたことに伴って発売されたミニアルバムだと思います。・・・この実写版については、拝見したことがないのですが、うん。「大失敗だった」とかは・・・なんとなくの印象があったりします。今こうしてSMAPコンテンツを漁っていても、別に鑑賞しようとは思いませんし。ミニアルバムですが、壮大な映画のサントラ?も加えながら、3曲のボーカル曲が収録されています。♪三百六十五歩のテーマ作詞・星野哲郎、作曲・米山正夫、編曲・菅野祐悟♪こちら葛飾区亀有公園前発出所作詞・作曲・編曲 小西康陽慎吾ママと同様、小西康陽さんのオリジナル楽曲です。本人も、たぶん「これはどうなんだ?」と思いながらやってたんだろうな、と感じるボーカルです。ただ、この頃の香取慎吾さん、よく考えたら今の私とほぼ同い年だな、と。そう思って楽曲を聴いてみたら、「やっぱすげぇな・・・!」という感情が残りました。♪涙くんさよなら作詞・作曲 浜口庫之助、編曲・菅野祐悟こちらのカバーは、すごくイイと思います。ファンシーな歌詞の言い回しとか、この曲自体が慎吾くんにすごく合ってる。●5・SMAP AID 20周年記念ファン投票ベスト少し前後しますが、2011年の3月に東日本大震災が発生しました。この出来事に関しては、日本社会へ与えた影響は計り知れないものがあったと思います。未だかつて観たことがない規模の人的被害に、原発事故・・・。この出来事は、当然ながらSMAP楽曲にも多大な影響を及ぼしましたし、流れを眺めて来ると、おそらくSMAPが現在の状況に至る・・・一因というか。直接的には、ジャニーズ事務所内部での上層部とSMAP陣営との確執深刻化、また間接的には、この出来事以降の派生する様々な日本社会・情報メディアの体勢変化が、SMAPを追い詰めて行ったのかな・・・と。あくまで私の個人的な捉え方ですが。SMAPですが、2011年5月4日には配信限定で、♪not alone~幸せになろうよ~という楽曲をリリースしています。Wiki情報によると、元々、4月からの慎吾くんのドラマ用楽曲で、シングルカット予定だったそうですが、流通の状況を鑑み、配信での発売に切り替えたようです。震災前から制作されていた楽曲なのかもしれませんが、全体的にマイナーな曲調で、「not alone」「幸せになろうよ」を切々と強調してくる、社会情勢にかなり気を使った楽曲だな、と思っております。そして、この配信限定シングルも収録されたファン投票のベスト盤を8月にリリースしています。以下、収録曲。人気投票15位~1位の順(+ボーナストラック)収録。1.freebird 2.Fine, Peace! - 木村拓哉・草彅剛・香取慎吾3.This is love4.がんばりましょう 5.この瞬間、きっと夢じゃない6.どうか届きますように7.夜空ノムコウ8.オレンジ9.STAY10.ありがとう11.世界に一つだけの花(シングル・バージョン)12.ススメ!13.not alone ~幸せになろうよ~14.はじまりのうた15.オリジナル スマイル16.世界上唯一的花(世界に一つだけの花 Chinese Version)※ボーナストラックあ、♪オリジナルスマイルが1位なんだ・・・!2016年、SMAP楽曲漁りを始めて私的には結構衝撃的でした。この順位。2016年末に発売されたファン投票のベストアルバム(上位50曲)と、ほっとんど(全部か?)被ってますね。やはり、15曲でSMAP楽曲のいいとこどりしようと思っても・・・曲が絞れなくて、難しいですね。46・僕の半分12月の年末ギリギリのタイミングで、なんとかかんとか形にしたSMAPの震災応援(?)ソングかな、と思います。作詞・作曲・編曲、斎藤和義さん。超暗い楽曲です。多分なんですけど、この楽曲は…なかなか形に出来なかったんだと思うんですよ。思い上がりでもなく、「SMAPが歌う」という事象は、ある種公共性を持って国民に受け取られる状況でしたので。「東日本大震災」を受止め、どういう出来事だと位置づけるのか、誰の目線に立つ楽曲なのか、誰に何を訴えるのか、SMAPとしてどう表現していくのが妥当なのかを、ものすごく悩んだんじゃないかな、と思います。「東日本大震災」がどういう出来事かなんて、簡単に言えるわけがない。想像を絶する苦しみ、悲しみを抱えた被災地の方たちに、「ガンバレ!」なんて無責任なことも言えないし。絶対大丈夫じゃないんだから、「大丈夫」って無理して返してほしいわけでもないし。ただ、年内には形にしなければ!と、斎藤和義さんにお願いして、なんとかかんとか出して来たのが、この形だったんだろうなぁ・・・。SMAP楽曲史上、最も暗い内容の楽曲だと思います。「僕の半分」を喪失した悲しさを切々と、サビでは叫ぶように歌っています。・・・で、このシングル、この後のカップリングが本編!カップリングの♪真冬のラブレター(作詞・甲斐名都、作曲・前田啓介、編曲・宗像仁志、ブラスアレンジ・田中邦和)♪僕の半分 から、この♪真冬のラブレター への繋ぎこそ、このシングルの意義だと受け取っています。♪真冬のラブレターは、春の芽吹きに力強さを感じ、「ありがとう」と「がんばってみるよ」を、今は遠く離れた大事な人へ伝える楽曲です。まだ春を迎えていない段階で発売されたシングルですので、被災地の方々へ、「こうなって欲しいな」という願いの籠った楽曲だと思います。ただ、強要は出来ませんので。ここに行きついて欲しい!というのは、やはり外部・第三者からの願いでしかないので。とてもこんな前向きな気持ちになんてなれない方のが多い、という配慮があって、A面をとてもとても悲しい楽曲、B面に、SMAPとして自身たちのスタンスで、被災地の方へ一番伝えたい内容の楽曲、という構成になっているシングルだと思っています。派手さもなく、あまりファン人気も高くないようで、他のアルバム・ベストアルバム等には全く収録されていない2楽曲ですが、個人的には、SMAPの在り方をすごく感じ取れる大好きなシングルです。興味のある方は、是非!ふぅ・・・書き出すと長くなるな・・・SMAP楽曲語り、まだまだ続く!!by姉
2019.05.07
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『親愛なるA譲へのミステリー』に次ぐ、モリエサトシ先生の新作!購入しました!『私の正しいお兄ちゃん 1巻』(モリエサトシ先生・講談社・BE LOVE)スーパーのアルバイトを限界まで詰め、生活を送る勤労大学生の木崎理世(りぜ)。彼女の心の拠り所は、幼いころに両親の離婚で生き別れたお兄ちゃんといつの日か再会することだった。ある日彼女は、バイト先の同僚男性・内田海利に、「眠るときに肩を貸してほしい」と頼まれる。どこか謎めいた彼の物腰や言動に、兄の面影を重ねる理世だが、親しくなるうちに、海利に人殺しの過去があることが判明し・・・。とんでもなく重い!出て来る要素すべてが暗い!毒い!とにかく毒い!!コミックスの作者コメントで「少し攻めた内容」との記載がありましたが、はっきり言って、「少し」どころじゃない!!まさかこの設定で、ラブストーリーをやるつもりなのか…!?読者的には、ラブストーリーのつもりで読んでいいのか?コレ・・・!?「花とゆめ」のたがが外れ、「毒いの求む!」と言われたモリエサトシ先生は、こうなるのか・・・。BE LOVEは、本当に毒い・・・いや、かなり独特な雰囲気の作品を掲載している「大人女性向け」コミック誌だな~、と思って眺めているのですが、最近はその傾向に拍車がかかっているような・・・いないような・・・。あとは個人的に、「他誌で大きな弾け方はしなかったけど、この作家さまには報われてほしい!」と思っている作家様たちをちゃんと受け入れて、きちんと連載→一定のヒットへ繋げてくれる、という印象があり、好印象を抱いている雑誌でもあります。まだ当ブログでは感想記事等書いてなかったのですが、元なかよし作家の安藤なつみ先生が、『私たちはどうかしている』というオンドロ和菓子屋モノを好評連載中なのも、すごくうれしく思って観ていたりします。私たち双子の漫画好きの基礎とも言うべき「90年代なかよし」の、ほんの一握りとなったメジャー誌生き残り作家様なんですよ・・・。(いや、別名義等で、別のネットコミック媒体・同人媒体等で活躍されている方は他にも大勢いらっしゃるとは思うんですけどね・・・;)頑張ってくれ・・・!話がそれましたが。えっと・・・あまり内容について触れると、完全にネタばれを起こすので、なかなか語れないのですが・・・「私の正しいお兄ちゃん」ですが、別に、他の方にお薦めはしません!毒過ぎるから!!ただ、他にない挑戦的な設定が、私は大好物です!!生の毒をかっ食らいたい、漫画好きの方は、是非是非!「たがの外れたモリエサトシ先生」を堪能したいと思います。by姉
2019.05.06
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こんばんは。久々にハクヨナイラストを仕上げましたので投下します。元画像↓の色塗りに失敗して、ムラだらけになったからフリー素材で誤魔化したなんてそんな・・・!!いやぁ・・・フリー素材便利ですね。仕上げに使うといくらでも誤魔化せそうな気がします。せっかくなのでしばらくTOPに飾っておこうと思います♪さてさて話は変わりますが・・・姉に言われて気付いたのですが、本日が当ブログの開設4000日目でした!! そして10年かかって2人がかりで2000記事に到達したもようです!よくもここまでアホな記事延々投下し続けてこれたな、と!!!いや・・・本当に・・・このブログをはじめるにあたって仕掛けた枠組みがあまりに使い勝手が良かったので、ここまで続けてしまいました。↓「どうせ飽き性な自分たちの事だから、ブログのテーマは決めずに自由に想いのたけを殴り書きしていく感じにしよう。積極的に宣伝したりお友達を作るんじゃなくて、勝手に二人で叫んでるスタンスでいこう。双子の交換日記みたいなブログにしよう。で、観たい人は自由にページ開いて閲覧してね、みたいな」無理なく使えるように・・・と2人で考えたものでしたが、使いやすすぎましたv離れて暮らす姉・妹間でのエンタメ紹介・共有に大いに役立ちましたし仕上げたイラストをアップすれば、すぐに感想がもらえるのも助かりました。まだまだ続けることが出来そうなので、ちょこちょこと更新していきます!ーはい。これからもずっと利用していくつもりなのですが・・・10年経って気がかりになってくることがひとつあります。記事データの保存に関してです。楽天ブログ、10年前こそ利用者が多かったのですが、今やあまり主流ではなくなり・・・。もしも楽天ブログサービス終了なんて事になったら・・・! もし何かしらがバグって一晩でブログが消えてしまったら・・・! 基本的に無料サービズなので、誰も保証してくれません。今までコツコツ書きためた記事が消えてしまうのは・・・堪らない;ーということで、最近やっと外付けHDDを購入したこともあって記事のPDF化&保管をはじめました。結構時間かかるので(なんたって2000記事!)地道に頑張ってみます~。これからも気が向いたときにふたごノートをのぞきに来ていただければ嬉しいです!それでは。by妹
2019.05.04
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すっごく久々(3年以上ぶり)に、SMAP関連以外の音楽語りです。新アルバムを購入したのですが、あまりに名盤だったため、簡単感想を。おススメ!!音楽語りーその264↓♪平成の男 清竜人天才・清竜人さんの新アルバム・『REIWA』を購入しました。平成生まれの清竜人さんが、改元に思いをはせ、平成という時代が古くなる感慨を表現している…のかは知りませんが、シングル・♪平成の男をド頭に持ってきている、『REIWA』というアルバム名なのに、全編・かなりジャジーな昭和歌謡風楽曲…という。なんだこれは!!超カッコイイじゃないか!!!全曲名曲なんですよ・・・。メロディーもフレーズもいちいちイイし、いちいち面白味もあるし、サウンドは個々に最高だし、アルバム全体の並びも、エモイ(初めて使った言葉)し・・・。9曲目・♪Love Letter からの、10曲目・♪私は私と浮気をするのよ からの、11曲目・♪涙雨サヨ・ナラ は、至宝です!心にグイグイ来ます!<以下、1曲毎簡単感想!>♪平成の男シングル曲。男女格差意識も薄らぎ、自分より全然たくましい女性たちへ、平成男子からの情けなく、愛情深いラブソングです。情けなさを助長する昭和歌謡サウンドが、なんとも妥当であり、シャレオツ。フレーズに乗っかる言葉の一言一言に、センスを感じる楽曲です。編曲は、ザ・ゴールデン・カップスやゴダイゴに参加されていたミッキー吉野さん…とのことで。ザ・ゴールデン・カップスは、ついこの間スカパーの特集番組で曲聴いてました。両親には、「おぉ!ミッキー吉野!」と大好評でした。♪TIME OVERモロジャズなサウンドが超カッコイイ!聴けば聴くほど、好きになる1曲です。次回作は、この曲調を羽ばたかせたワークスも聴いてみたいですね~。・・・でも、同じことはやらないかな?♪目が醒めるまでこちらもシングル曲。女性ボーカルとのデュエットソングです。じわじわじっくりとしたメロディーなんですが、なんでこれだけこんなに入って来るんだろうな、ってくらい、言葉と感情が入って来ます。潮の満ち引きに例える「淋しさ」が上手いですね~。♪抱きしめたって、近過ぎて昭和アイドルサウンド?フォークサウンド?ソング。超カワイイ。♪サン・フェルナンドまで連れていってここまで綺麗な曲作っといて、なぜ間奏で語り出す・・・!?というツッコミはありますが;サビの♪サン・フェルナンドのはまり方がキュンと来ますね~。異国情緒溢れる、イイ曲ですね~。サン・フェルナンドって何ぞや?と調べてみたら、どうもフィリピン?の街みたいですね。♪馬鹿真面目♪平成の男と同様、ミッキー吉野さん編曲の楽曲。こちらもジャジーで、高尚ですね~。いいわ~。♪25時のBirthday海洋・カリプソ風味の編曲が印象的・・・と思ったら、編曲まで清竜人ご本人でした。今度は、こんなカリプソ風味でのガッツリワークスも是非聴いてみたいな~。♪青春は美しいなんだろう・・・卒業合唱曲風なのかな?子どもたちをコーラスに付けて歌い上げているのですが、歌っている内容ですとか、歌い方ですとか、初期清竜人ソロワークスからの流れを色濃く感じる1曲です。♪Love Letterよくもこんな言い回しを思いつくな・・・。仕事やめたり、彼女と別れたりする事象を、「俺は俺の人生を射止める!」という言い回しで激渋に歌い上げる楽曲です。しかもこんな激渋サウンドでキメどころ作りながら・・・よくもこんな内容を歌い上げれるな・・・天才か・・・。♪私は私と浮気をするのよよくもこんな言い回しを・・・(以下略)。浮かれ切ったジャジーサウンドで、「振られたわけじゃない!」をウキウキとくどいほど伝えて来る楽曲です。「振られたわけじゃない!」と。「私は私と浮気をしただけよ!」と。感性と合の手が最高です。♪涙雨サヨ・ナラ前2曲がぶっ飛んでたからこそ、ここでこの曲が映えるんですよ~。とにかく、サウンドも、それに合わせたボーカルも、「響かせる」曲です。ここまで、何曲もひねくれた失恋・挫折ソングが繰り広げられてきて、ここに来て、ようやく…別れを素直に寂しがるような、大事だったことを慈しむような、そんな楽曲です。この曲、最高です。響きます。♪あいつは死んであの子は産まれた母曰く、「クレイジーキャッツ」!・・・にあるような、チャラチャッチャチャン♪のフレーズを使いたかったんだなぁ~、という楽曲。全部「なんちゃって」なんですけど、程よくオシャレで、昭和歌謡へのリスペクトをすごく感じるワークスです。清竜人さん・・・相変わらずの天才っぷりでした。歌謡曲大好きな方は、是非!!<追記>清竜人さんの最近のワークスですが・・・ふり幅が凄い(相変わらず)。声優・上坂すみれさんへの提供曲・♪ボン・キュッ・ボンは彼のモノ・が、タイトルから変態チックですが、きちんと女の子のカワイイ部分を引き出している楽曲で、いいんですよ~!これも好きですね~!配信で購入しました。いや、変態ですよ。でも、「ボン・キュッ・ボン」の調子の良さと、そのリズムでサビが入って来るところの気持ちよさ・・・。♪人生の交差点で 二人がもしもすれ違ったら 抱き寄せてね使ってるの簡単な単語なんですけど、いいんですよね~。こちらも面白い楽曲なので、興味がある方は是非。by姉
2019.05.02
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『暁のヨナ 29巻感想(姉編)』*以下、私のくせでやたらと断定的な書き方になってると思いますが、あくまでいち読者の勝手な作品解釈ですので、語尾に「…たぶん。」とか「と、私は受け取ってます。」を脳内補完で付けてお読みください。*分かってるんです・・・この作品を、真っ当に一生懸命読んで来た読者の方が、流石に不安になっているのは分かっているんです。連載10年目・28巻にもなって、主役に「旅の目的はない」とか言われたら、読者的にはそりゃ「結局なんなんだよ」ってなりますよね。当然です。斉国・真国編を終え、さぁ本題(スウォンさん方面)へ突っ込んで行くのかな?!と思っていたところに、お姫様攫われる展開(回想編入れたら3回目)とか、北戒の豪族侵略(2回目)とか来られたら、本当に行き当たりばったりでだらついてるだけなのかな、この漫画?ってなりますよね・・・と。いち読者の分際でこんなことを言うのも何なんですが…こんな辺境の個人ブログで叫んだところで、どれくらいの読者に伝わるか知りませんが…好き勝手に言うだけ言い散らかします!大丈夫です!安心してください!『暁のヨナ』には、ちゃんと本筋があります!主要キャラクターたち、故人のキャラクターたちの人生筋、行動の目的、今まで小出しに振ってきた高華国の歴史・設定・・・これらの要素がすべて無駄なく、全部活きる大筋がちゃんとあります。未だ、この大筋の存在は作中で明確に説明はされていませんが、はっきりと描写はされています。29巻なんて、延々と一つの描写しか描かれてませんでした。この暁のヨナの本筋は、説明されれば少女漫画脳で感覚的に掴むことが出来ますしやろうとしていることは、本当に超少女漫画です。多分。ですが、いざその筋を成立させている背景を説明しようとすると、そこの作り込みは非常に論理的で、難解です。ここの作り込みの方法が、少女漫画読者層向けじゃないんですよ。社会的ツールでの条件列記とその潰し込みや、リスクバランスの話になってくるので。ここの読解は、社会人男性が一番得意かもしれません。恐らくですが、この大筋・仕掛けに関しては、連載立ち上げ時に、白泉社屈指の敏腕編集さん(男性)と草凪先生とで、綿密な打ち合わせをしながら作り込んだ部分だと思います。たぶん。この段階で、編集長及び編集上層部には論理立てた詳細説明がなされていますし、その上で連載開始のGOサインも出されてるはずです。たぶん。連載開始後は、(おそらく)10巻以内くらいで連載をまとめることになっても可能な形での控えめな描写がなされていましたが、阿波編序盤までで、キャラクター・描写がキレ始めたところで、編集部内での、本格的な長編連載化への2度目のGOサインが出ていると思います。たぶん。その後の音声化・TVアニメ化に関しても、花とゆめ編集部の意地をかけた営業あってのものだと思っています。また、間違いなくアニメ制作陣へは、「暁のヨナ」という作品の読み解き方のレクチャーがなされています。アニメは、そうでなきゃこうならない、という描写の盛り方のオンパレードでした。アニメ制作において、超高級制作会社&男性の監督さまがあれだけのテンションで、最高級アニメーターを投入して作り込める「大筋」が、この作品にはあるんです。大筋もない、盛りどころのない作品を、(広告業界主導のタイアップメディアミックスでもないのに)雑誌の看板に持って来たり、映像化で作り込んだりしませんから!そして…いち読者として、個人的な叫びですが、私自身、「大筋があるかどうか」が一番気になる性分の読者なんです。読み終わって一本筋が通っている作品が、大好きなんです。語ってもどうしようもない、筋道の見出せない作品の長文感想記事を、(2人ががりですが)250記事以上も延々と書き続けることなんてしませんから!語りどころがあるから・・・未だかつて観たことがない次元の、壮大な隠れ大筋がこの作品にはあるから、だから一生懸命、その価値を叫んでいるんですから!以下、多分読者の中にはここが引っかかる方が居るだろうな・・・という点に関して、私的・お薦めの読み方です。★王を守護する矛と楯って、結局何?→この予言については、私はあまり深く考えてません;結構どうにでも解釈できる予言ですし、そもそもこの予言自体、読者の思考動線を拡散させるためのミスリード的要素が強いんじゃないかな、とすら思っています。いや、もちろん草凪先生の中で最初から構想はあると思いますし、「なるほど!」という筋に載せて来るとは思うのですが…。★作品及びヨナちゃんの旅の目的が謎→1~3巻を、熟読してみてください。全然隠してないです。ヨナ姫が、旅を始める3巻で何回も何回も、泣きながら訴えていることがあります。これが旅の目的です。そして、ハクさんの描写…感情の起伏・状態だけにひたすら注視して、最新巻まで読み切ってください。これが作品を引っ張る、ヨナちゃんの唯一絶対の視点です。★スウォンさんの謀反劇の理由が謎。→正直これは、出だしで本人がはぐらかしている部分があると思ってます。暁のヨナ、最大のミステリーでもありますし。ただ「これが謀反劇の理由だ」という言い方ではありませんが、そこに繋がる事実・感情について、スウォンさんの口からかなりはっきりとた言葉がそこかしこに見受けられます。ヨナちゃんとスウォンさんに関しては、自身の感情をはぐらかすことはあれど、事実・状況についてはきちんと認識し、ちゃんと言葉でその説明をしてくれています。「自分がもしこの立場だったら」まで入り込んで、本気で捉えに行けば・・・多分この2人にも非常に人間くさい感情が渦巻いている事が分かるはずです。ちゃんと描いてありますから!!妙なテンションの感想記事で、申し訳ありませんでした;ただ、大筋をゆっくり着実に辿ってきたこの作品が、29巻の、この描写までたどり着いた段階なので・・・言いたいことは、一つしかないんです。繰り返しますが・・・この作品には、大筋がちゃんとあります。ちょっとひねくれた形で仕掛けてあるだけです。そして29巻まで来て、もう「答え」はほとんど描写に落とし込まれてます。作中の1コマ1コマの構図取りだって、どんどん変わって、読者に認識を促して来ています。カラーイラストの1枚1枚にしたって、全然内容が変わって来ています!・・・でも言葉で説明してないから、読者にはほとんど認識されてません。さながら、トリックアートみたいになってます。特に1-3巻を重点的に読み直して、是非描いてあるものを、ちゃんと捉え直してみてください!本当にもう・・・これしか言えないもどかしさがもう・・・・・・くぅっっ!本当に、凄い作品だからっ・・・!こんなもん描こうとして来た作品、他にないからっ・・・!!by姉
2019.04.30
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こんにちは妹です。先日アップしました記事(ビスタプリントさん編・序文)の続きになります。ビスタプリントさんの高級フォトブック(イラストver)の製作&仕上がりレビューです!*以下紹介するサービスは、2019年3月時点でのものとなります。*私の制作環境は主にパソコン・windowsです。アプリでの製作条件とは異なりますので、ご注意下さい。ビスタプリントさんのフォトブック、サイズのラインナップが色々あります。今回は一番小さなA5縦サイズにしました。このサイズですと、基本24ページで\2980(+税・送料かかります)!今回は初回クーポンを利用できたので、もっとお値打ちでした^^ページ数も、2ページごとに追加することが出来ます。最大120ページまで。他のサービスだと、追加ページは10ページごとだったり、32ページまでしか制作出来なかったり・・・と、条件が合わない事があったのですがビスタプリントさんは製本条件の自由度が高く、すごく便利だなぁ・・・と感じました。今回は白地にイラストをどんどん配置していくだけ・・・というシンプルなデザインにしました。パソコンにビスタプリントさんの専用ソフトをダウンロードして作りましたが、このソフトが・・・めちゃくちゃ作りやすかったです。特にガイドラインが出てきて、簡単に中央に配置できるのがすごく良かったです!ただイラストを扱うに当たって注意すべき点もあったので、またこの記事で後述します。あ、そうです。もうひとつ編集に関して言いたいことが。(これは大体どの会社でも同様だったのですが)フォトブックを作る時JPEG画像のまま扱えるのが、すごく有り難かったんです!いや・・・普通の印刷会社さんだと入稿はPDFだのイラストレーション形式だの指定があって・・・いつも「もう分かんねぇよ!!なんでJPEGじゃ駄目なんだよ!!!」と思っていまして;デザインの知識がない人間は、ここで躓くんですよ・・・JPEG万歳。今回は24ページでは収まらず、結構ページ数追加しています。ビスタプリントさんのフォトブックは、ハードカバー&フルフラット仕様。製本の中で一番高級な仕様になります。一生モノというか・・・フォトブックとしては結婚式や七五三など、ここぞという時に利用したくなる装丁です。今回、ハードカバーは条件に加えていましたがフルフラットか否かに関しては、そこまで気にしていませんでした。・・・が、いざ届いてみるとフルフラット仕様の高級感と満足感が半端なかったです!!厚紙なので、紙がしならない・・・! 本の装丁って大事ですね!フルフラットタイプというのは、卒業アルバムや幼児向けの絵本によくある厚紙をパタパタと畳んでいくタイプ。高級感と耐久性がありますし、なんといっても左右のページにまたがりイメージを配置できるという利点があります。ちなみに表紙だけは光沢のある仕上がり。つやつやです。中の用紙はマット加工仕上げ(光沢なし)という記載でしたが、現物を見ると少し光沢があります。素人目線では、半光沢というイメージでした。でもこれがまた高級感につながっている気がします。印刷画質に関して。液体4色印刷・・・普通にすごく綺麗です!線画のみの簡素なイラストだと、印刷の表現力をもてあましてる感がありましたが。やっぱり写真を扱うものですから、描き込んだカラーイラストだと映えましたね。ただ目を懲らすと、印刷の網点(インクの粒)は見えました。先日作ったココアルさん(6色印刷)よりもハッキリと確認できました。まぁ「絶対ドットが見えて欲しくない!」という超・画質こだわり派の方でなければ全く気にならないとは思うのですが^^;完全に私が悪いのですが、基本的に今までは印刷を念頭においたデータを残して無かったんですよ。だから本当に解像度の低い画像しか持ってなくて;いやヨナはまだマシな方なんですけどね;通常350dpi(画素数と印刷面積の密度?みたいなもの)推奨のところ、160dpiとかまで引き延ばしたカットが多数・・・(絶対にマネしないで下さい。)画素数が低いものを無理矢理引き延ばして印刷すると、ガクガクになってしまうんですよね。一応編集ソフトでギリギリ「画素数不足です!」と表示されない範囲にはしたんですが・・・正直・・・仕上がりを観るまで、かなりビクビクしていました。・・・うん。多少輪郭線がポヤっとしてしまいましたが、絵が破綻するようなことはありませんでした。良かった・・・!1ページに沢山の画像を詰め込むことも可能です。改めて編集してみると、自分こんなに落書きしてたのか・・・と驚きました;さて。とにかく大満足だったビスタプリントさんのフォトブックサービス。しかし幾つかイラストを扱うには注意が必要かな・・・なポイントも見つけましたので、メモしておきます。注意その1:自動補正は必ずOFFに!自動補正機能とは、機械が勝手に見やすい色に調整してくれる機能です。デジカメやスマホで撮影したスナップ写真だと、暗すぎる写真を明るくしてくれたりちょっと彩度を上げて華やかにしてくれたり・・・すごく便利な機能です。しかし!元々完成形のイラスト画像に自動補正機能が働いてしまうと、自分の意図した色が勝手に変えられてしまいます!ビスタプリントさんの編集ソフトでは、枠に写真を配置した時点でこの自動補正機能がONの状態になっているようです。イラストを扱う場合は、この機能を一枚一枚OFFにしていく必要がありました。この自動補正機能・・・フォトブックサービスでイラストを扱う時の最大の落とし穴だと感じました。ビスタプリントさん以外のサービスでも、これだけは要チェックです!注意その2:気持ち明るめ&赤が強いかもビスタプリントさんのフォトブック、口コミで「色が明るめに出る・比較的赤っぽく仕上がる傾向がある」とありました。う~ん・・・?個人的には全然気にならなかったんですが、そういう目でみると確かに気持ち明るめ&赤色が強めに仕上がっている気が・・・するような。うん。(←気にならないなら言及するな)暗いトーンの作品が多かったり、色彩に関してとことんシビアにいきたい方は一考の余地があるかもしれません。注意その3:裏面にバーコード有り&ケースはつきません裏面にバーコードが入ります。そしてブックケースもついていません。個人使用では全然問題ないのですが、誰かへの贈り物の時にはちょっと気になるかもしれません。・・・というわけで長々と語りましたが、私がものすごく「作って良かったなぁ!」と思っていることが伝われば。本来のフォトブックサービスの利用方法とはズレていますが・・・自分が一生懸命描いたイラストが、豪華仕様の本に出来るというのはやはりとても嬉しいものです。毎日パタパタ眺めては悦に浸っていますvまぁA4サイズにしてページを増やしたりすると、送料込みで5000円は軽く超えてしまうので・・・ポンポン作れるモノではないのですが;;期間限定でクーポン・キャンペーンなども行われているようなので、とっておきの1冊を作りたい方には、お薦めです!実は・・・私・・・銀魂のイラスト集も・・・作りたいんですよね(散財フラグ)。それでは~。by妹
2019.04.26
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こんにちは妹です。無駄に長い記事になってしまいました;結論から言うとビスタプリントさんで、暁のヨナのファンアート画集を作りました!お絵かき好きの方・・・是非自分だけのイラスト集作りましょう!めちゃくちゃ良いですよ! という記事の序文です^^先日「ネットサービスでパンダフォトブック作りました!」記事をアップしました。いやぁ・・・自分で編集した本をこんなに簡単に作れるなんて!すごく嬉しくて、何度も見返してニヤニヤしています。数年前までは「自宅でプリント!」みたいな時代だったはずなんですが世の中の進歩は本当に素晴らしいですね!このフォトブックを作り、思ったことがひとつ。これは自作イラストでも、1冊から本に出来ちゃうよね・・・!このブログを初めて10年・・・熱が高まった時に力を入れて描いた落書きが多数あります。これをしっかりと製本したい! と色々なサービスを調べはじめました。自作イラスト集作りたいなぁ・・・という方の参考にちょっとでもなれば嬉しいです。*以下紹介するサービスは、2019年3月時点でのものとなります。*私の制作環境は主にパソコン・windowsです。アプリでの製作条件とは異なりますので、ご注意下さい。色々調べて感じたこと。フォトブックサービスは、本来写真を扱うものです。だからイラスト印刷には不向きなものもありそうです。今回は「市販のような、しっかりしたイラスト集」を目指したため、まず条件を絞りました。・銀塩仕上げ(写真の仕上げ方)は避け、印刷仕上げを選ぶ。・できるだけ無光沢な紙を選ぶ。フォトブックには大きく分けて銀塩(一般的な写真の仕上げ方)タイプと印刷タイプ2種類のタイプがあるみたいです。市販のイラスト集(というか市販の本全般)はほとんどの場合[印刷のタイプ]なので、今回はこちらに絞りました。次に用紙の光沢について。最初「光沢紙ってどれ位光るの?普通のイラスト集ってどんな紙なの??」と迷い手持ちのあらゆる冊子を引っ張り出し、検証する所からはじめました。光沢有りでイラストを印刷した冊子は・・・きっとこんな感じになりますよね↓つるピカです。まぁこれはラミネート加工レベルなのかな?・・・う~ん。。光沢の善し悪しは、もう作風によりけりですよね。このパンフレットのようにがっつりCG絵なら格好良いけど私の場合はアナログイラストが主なので、光沢紙は避けよう!という結論になりました。あと今回はしっかりした画集にしたかったので、その他にも・ハードカバー(厚くて硬い表紙で豪華な仕上がり)のもの・編集ソフトをパソコンにダウンロードして、じっくり自由に編集できるものという条件を付け加えました。そのような条件をふまえ、候補に挙げたサービスが以下の4つになりました。全て高画質の高級フォトブックの部類に入るサービスです。・ココアル・・・先日パンダ写真集を作っていただいたサービス。フォトブック万歳楽しい! 6色印刷で光沢のない仕上がり。高画質で、多分イラストにも向いてる仕様だと思います。しかし今回は他のサービスを利用してみたかった・・・!あと、最大32ページまで・・・というのが少々ネックでした。もう少しページ数欲しかった・・・。・フォトレボ・・・現在一番画質が良いとされる、7色印刷を導入しているサービス。半光沢紙仕上げ。網点(インクの粒)が全く見えない&銀塩に負けないほどなめらかな仕上がり! らしいです。おそらく一眼レフの高画質写真だと、凄く良い仕上がりになるんだろうな~!・・・しかし今回私が印刷したいのは、低画質の自作イラスト。そこまでなめらかで無くても良いんじゃないかな・・・と、こちらは候補から外しました。値段的にもちょっとキツかったので;・マイブック(アスカネット)・・・フォトブック界では有名な、老舗サービスみたいです。液体4色印刷。他のサービスと比べると値段が高めではありますが「一番色の誤差がない」「堅実な仕上がり」と評価されていたので最初はこちらの「ニス仕上げ」で作ろうかと考えていました。しかしこのサービス・・・ページ数が10P単位からしか選べない!!30ページor40ページ・・・これが作品集を作るにはどうにも扱いづらく・・・;素敵なテンプレートが多いですし、サイズ展開も豊富。バーコードも入らないみたいなのでいつか誰かへのプレゼントで利用してみたいサービスです。・ビスタプリント・・・名刺やチラシ印刷がメインの、ノベルティ制作会社のようです。低価格でハードカバー&フルフラット(厚紙で、中央部にもイメージを配置できる豪華仕様)写真集が作れる!・・・とフォトブック好きの方々が絶賛されていました。液体4色印刷でハードカバー&マット加工仕上げ。今回は、こちらのビスタプリントさんで作っていただくことにしました!何故なら・・・運良く初回割引キャンペーンが実施されていたから!!発注をして待つこと6~7日・・・届きました!どのサービスを利用するかの葛藤だけで長文になってしまったので、ビスタプリントさんの仕上がり感想は次の記事で^^;by妹
2019.04.24
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こんばんは。花とゆめ45周年記念10・11合併号購入しました!本誌と暁のヨナ29巻を購入する際花とゆめコースターが6種類の中からランダムで貰えまして。大本命は暁のヨナ! でもラインナップにある6作品のうち、ヨナ含む4作品は所持している作品でして。まぁこの4作品だったら何が来ても・・・と思ってたんですが見事にそこから外れた2種が来ましたよ! 逆コンプリートですよ!もう逆にスゴイよ!!まぁ面白かったので・・・コレこれで良しw暁のヨナ 174話「すぐそこに」*以下単行本30巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください。*えー・・・読む前から、今回でハクヨナ再開が来るだろう と思ってました。今号の花とゆめはちょっと特別仕様です。フルーツバスケット特別版掲載&花とゆめ歴代ヒット作トランプ付録で思いっきり元・花ゆめ読者層にアピールしている合併号です。久しく花とゆめから離れていた方達が、本誌を手にして(今どんな漫画があるのかな)と興味を持ったとき、真っ先に目に入るのが巻頭に掲載されている漫画だと思います。花とゆめの今の看板作!というポジションが、今回ヨナにあてがわれていました。今号のヨナは・・・巻頭カラーイラストも塗り込んであって迫力がありましたし出だし少年漫画か!?と思わせておいて、ラスト6ページだけ完全に少女漫画化していて作品の良さが存分に出ている回だったな!編集さんの期待に十分に応えたんじゃないかな!と感じました。今号に合わせて、色々展開も微調節してたんじゃないかな、と。草凪先生・・・流石です!扉絵・・・ハク様&四龍!ちょっと逆行気味で格好良いです!こうして並ぶと完全に五龍っぽいですねw 以前ヨナ姫&四龍のイラストがあったのですが(149話扉)そのハク様バージョンですね。・ハク様 vs クエルボ様お二方、二度目の対峙。クエルボさんは何故素直に「奥さんが心配で戻ってきた」と言わないのか。なにそのツンデレ;「ヨナは俺の部屋だ」「一緒に寝たし」迂闊な一言で殺されかけるクエルボ氏。雷獣さん・・・目がマジですぜ。疲れてイラついてるのもあるんでしょうね。クエルボさんが見かけによらず紳士で本当に良かったですねー。「トゥーリ族はそういう文化なのかよ・・・」雷獣さん、それで納得するのか。・「この世で一番信頼する女に任せている・・・」byクエルボ氏デレた!クエルボさんデレた!待ってました!弓矢からクエルボ氏を守るハク様が・・・いやはや懐広いなぁ。流石ですね。・クエルボ夫妻再会!クエルボにヨナ姫の世話を託されたユーランさん。その言いつけを守り、一途に夫の帰りを待っていました。迎えに来てくれて良かったネェエエ!!想像以上にラブラブでした。そして若干意思の疎通が出来てない感じが面白いですw・「嫌いな奴の臭い ゴビだよ」byアルギラアルギラの嗅覚が有能すぎる・・・!しかしヴォルドさんは何故嫌われ者キャラになってるんだろう・・・ものすごく安定感があって、人気者になれる素質は十分なのに;もっと自信持って!!よじよじと柱を登る2人の姿が可愛いですwゴビは真国が排出してしまったモンスターですから真国の方達に何とかして欲しいものですね。姉「火が燃え広がるの早すぎないか・・・?」細かい事は気にするな!!・「そう!今皆で助けに来てるから ハクにゃんもいるから! すぐそこに! だから 一緒に帰ろ!」byアルギラハクという単語ひとつで、画面が煌めきトーンの少女漫画に!!ヨナ姫・・・本当に分かりやすいな!!まぁその後のアルギラ・ヴォルドのアクションでまた完全に少年漫画化したけど・・・草凪先生、本当にアクション上手になったなぁ・・・(約15年前の「ゲーム・ラッシュ」と見比べながらしみじみ)・意識朦朧のヨナ姫燃えさかる炎の中で、身動きがとれなくなってしまったヨナ姫。ゴビ神官が「四龍を呼べ!」と促すも、助けを呼びません。うーん・・・助けを呼ぶ気力もないほど弱ってるように見えますね;;そしてこの極限状態でヨナ姫が一番逢いたいのは、やはりハク様なのです。・(ハク 私ね ハクに好きって言ってもらえて とても とても とても・・・)byヨナ姫ハクの気配を感じたヨナ姫。薄れゆく意識の中でハクに語りかけます。ハクが自分を「好きだ」と言ってくれたこと、「アンタが幸せになってくれたなら 俺はそれで十分 幸せですよ」と無償の愛を伝えてくれたこと、ヨナ姫は本当に嬉しかったんだなぁ・・・と感じました。だからハクにも自分が「好きだ」と伝えることで、何かしらの力になるなら・・・と考えてるんじゃないかな と。いやぁしかし・・・前回敵の胸に矢を射ってた勇ましい女の子とは思えないですね。乙女チック!画面からして少女漫画です! 効果トーン&花まで舞ってますよ!そしてヨナ姫渾身の「ハク・・・すき・・・」という言葉をバッチリ聴いていたハク様。最後の表情が良いですね!まぁこの譫言に大々的に反応するハク様だとは思いませんが・・・^^;心に響いてると良いなぁ・・・と。ヨナ姫の相手はハク様しか居ないと周囲も思ってるし、実際そうだし。そろそろヨナ姫の気持ちにきちんと向き合って欲しいですね!次号は1ヶ月後。ヤキモキしますが・・・大人しく待ちます!by妹
2019.04.21
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毎年桜が散ると思います「あ、今年もコナンの季節がやってきてしまった」と。これはもう古(二十数年前)より着実に日本人の心に根付いていった習わしであり「コナン映画を見なきゃ夏を迎えることが出来ない」文化が形成されることにより名探偵コナン映画は毎年映画界に莫大な興収をもたらす魔法の右肩上がりプレミアムコンテンツに成り得た訳であります。・・・はい。要するに「別にコナンマニアでも何でもないんですけど毎年コナン映画が始まると何故かソワソワしてしまう」というお話です。今年はキッドと京極さんかぁ・・・ソワソワワ(ちょっと見たい)私達は初期コナン世代といいますか・・・「名探偵コナン・・・一生懸命読んでました!40巻位までなら!」というなんとも中途半端なコナンファンですが^^; 映画シリーズはなんやかんや大体観ていて、思い入れも結構あります。今回はそんなコナン映画シリーズの中から個人的なオススメ作品を勝手にご紹介いたします。今年(2019年)で23作目を迎えるコナン映画。毎回お約束展開ではあるのですが、担当される監督さんによってやっぱり各々特色があります。21作目までは7作ごとのスパンで監督さんが代替わりしていました・・・が、去年の「ゼロの執行人」では立川謙氏、今年の「紺青の拳」では永岡智佳氏 とこれからは一年ごとに交代していくのかもしれませんね。えー・・・この2作に関してはまだ観ていませんので・・・今回は主に監督別で21作までについて、勝手に語ろうと思います^^■こだま兼嗣 監督(1-7作目担当)コナン映画の礎を築いた方ですね。正直・・・もうこの監督さんのシリーズで「子供向けアニメ映画・名探偵コナン」は完成形なんですよ。こだま兼嗣(監督)×古内一成(脚本)のタッグが最強過ぎるんですよね。ミステリー・スリル・アクション・ラブ・コミカルが本当にバランス良く、小学生でも分かる次元で、全部絵として強調されて配置されています。この絶妙な塩梅こそコナン映画の真骨頂!だと思います。あとなんか妙に犯人がアーティスティックというか・・・自分理論に酔いしれていて、狂った奴が多いのが魅力ですw個人的なイチオシ作品は5作目「天国へのカウントダウン」!コナン映画シリーズの中で一番好きなのは・・・ときかれたら、私はこの作品を挙げます。1つの高層タワービルをめぐる殺人事件と爆発・・・そして大脱出劇!城とかビルとか・・・ガチっと設定されたひとつの舞台の表裏をキャラクター達が縦横無尽に走り回るのは、子供向けアニメ映画の大定番ですね。最初から伏線が張り巡らされている脚本・・・灰原さん&少年探偵団はじめキャラクターが皆本当に良い動きをしますし、黒の組織の絡み方も絶妙なんです。あとはもう・・・犯人ですよ。こんなにイカレきった・・・でもすごく理解出来る犯行動機他にないですよ。素晴らしい!こだま監督作品の中だと、他にも特にこの辺り↓が大好きです。・1作目「時計仕掛けの摩天楼(まてんろう)」・・・原作者が全身全霊で挑んだ・・・というか怪盗キッドキャラで構想していたとっておきエピソードまでつぎ込んだ意欲作。シリーズ第一作目にして最終形態。コナン映画の完成形だと思います。クライマックスの青か赤か・・・蘭ちゃんの選択が最高!・2作目「14番目の標的(ターゲット)」・・・姉のイチオシ作品です。なじみ深い既存キャラクターがトランプの数字に当てはめられ攻撃されるというスリリングな展開! 脚本の練り込みがスゴイ(姉談)!トランプ・水族館・ワイン・・・モチーフもお洒落ですし、クライマックスの銃口を突きつける新一君が小五郎のオジサンとオーバーラップする場面!痺れます!■山本泰一郎 監督(8-14作目担当)この監督さんの時に、がっつり平次×和葉ちゃん映画を作ってもらいたかった・・・ナ(泣)もう遅いけど。こだま・静野監督の作風と比べられ「地味・・・地味・・・」と言われていますが、個人的にはこの監督さんのシリーズも大好きなんです。いやまぁ確かに・・・画面作りやアクションのインパクトでは、両監督さん達に比べ控えめで(うーんと、あれってどんな話しだったっけ)となる作品も・・・まぁ結構あります。ただ演技動作がすごく繊細で、キャラクターの何気ない一言が心に残ったりします。あと結構意外性のある展開が用意されているというか・・・クライマックスが何段階にも用意されていたりして、満足感が高いんですよね。個人的なイチオシ作品は14作目「天空の難破船(ロスト・シップ)」!公開当時うっかり観に行って、気に入りすぎて何度かリピートした作品ですwバイオテロ&ハイジャックという緊迫感に加え、意表をつかれる展開に息を飲みます。キッドに少年探偵団に大阪組に・・・割とオールスター総出演で、それぞれに見せ場があってなにより気球船内をスケボーで走り回るコナン君がめちゃくちゃ格好良いんですよ!山本監督作品の中だと、他にもこの辺り↓が大好きです。・9作目「水平線上の陰謀(ストラテジー)」・・・地味だけどすごく好きな一作。小五郎のオジサンが活躍すると、私は嬉しい。全体的に地味だけど。・13作目「漆黒の追跡者(チェイサー)」・・・黒の組織ががっつり絡むよ! ーというあおり文句で低迷気味だった(といっても20億超)興収をV字回復させた作品ですね。(おおコナン映画が大人っぽい路線で攻めて来た!)と当時驚いた覚えがあります。■静野孔文 監督(15-21作目担当)*15・16作目には山本泰一郎氏が総監督として参加されています。従来のスリル・ミステリー・アクション・ラブのバランスを程よくブレンドした子供向けアニメの決定版・名探偵コナン! ・・・という枷をとっぱらい、アメリカナイズなハイパーチートアクションに全フリ。元々人間離れしていたコナン君ですが、この監督様の手によってスーパーサイヤ人3へと進化を果たしました。この監督のシリーズは・・・子供向けアニメ・コナンを愛した長年のファンを大いに失望させた一方でアクション映画好きなどの新規層をつかみ、近年の爆発的大ヒット連発に繋がりました。私ですか?私は・・・(これはコナンじゃない;)って言っちゃう方ですね;いやアクションも良いんですけど・・・別にコナンにそれは求めてないっていうか・・・正直バランスが悪くて話筋が破綻してる作品も多いし・・・見知らぬキャラ同士が闘っていて、さらに見知らぬキャラが助けに来たりして・・・(↑これは本編未読な私が悪いのですが;)物理的にも(皆理解できてるの?ゴメン私はよく分からなかった!)という場面が多すぎるというか・・・; いや好きな作品もちゃんとあるんですけどね!!個人的なイチオシ作品は18作目「異次元の狙撃手(スナイパー)」!東京を舞台に、海外の元傭兵達が繰り広げる超遠距離狙撃対決!!空間を描く話で、静野監督特有のアクションシーンが見事に生きている作品だと思います。犯人サイド・被害者サイド含め、ゲストキャラがすごく良かった!オッサンばっかりで、もはや子供向けでも何でもなかったけど!!この記事を書いてて気付いたのですが、この作品がコナンシリーズのメインシナリオライターだった故・古内一成さん最後の映画脚本作品になるんですね。上記で「好きです!」と挙げた作品、ことごとく古内一成氏の脚本ばかりでした。静野監督が手がけるようになってから、コナン映画は脚本バランス崩れたなぁ・・・と感じていましたが、脚本家・古内さんの退陣や原作者・青山剛昌さんの体調不良などで今までのようには作れなくなったからだったんだな・・・と改めて感じました。作り手が変われば、そりゃ変わらざるを得ないですよね。なんたって20年ですからね;静野監督作品の中だと、他にも21作目「から紅の恋文(ラブレター)」が好きです。昔から大阪組カップルが大好きなので、この二人メインってだけで萌えたぎります!はい、2割増しで補正入ってますwでもすべて「恋心」に集約される事件の全貌もキュンときましたし、ゲストキャラも良い味出していました。何より平次と和葉ちゃんめっちゃ可愛いし!(←結局そこ)ただ(この設定ならもう少し遊べただろ・・・もっともっと絵面で面白味入れ込めたよ・・・!)と色々歯がゆさを感じてしまう作品でもあります。はい。なんか想像以上に語ってしまいました;小学生の頃からの想い出があるものでつい・・・wコナン映画・・・なんやかんや言いつつ、常に大衆娯楽・エンターテイメントへの情熱に溢れているので大好きなんです。去年と今年のも観たいですね~。by妹
2019.04.13
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暁のヨナ 高華国の「分裂」について花とゆめ9号・暁のヨナ173話『返してもらおう』にて、空の部族・ジュド将軍より下記モノローグが提示されました。「この者たちの存在がこれ以上大きくなれば高華国は分裂してしまうのだ・・・!」以前、2年くらい前に一度「暁のヨナ 高華国内の要素バランスについての徒然」という記事を書いたことがあったのですが、この時に書きたかったことが、だいたい今回のこのモノローグにあたるところかな?と思います。現在、この高華国&南の2国という半島全体が、一体どういう状態なのか。普通に本編中で描いてあるところなのですが、要素として書き出してみると、この「分裂」という単語がよくよく頭に入って来るかな、と思います。*以下、本当に一読者が好き勝手考察しているだけですので、ご注意ください;;*私の認識の中で、現在、この高華国を含む半島は、東西真っ二つに分けて捉えることができます。東:北戒~火の部族・風の部族・真国西:南戒~地の部族・水の部族・斉国 空の部族は半島中央に位置していますが、地形的には西寄りかな?この二つの区分けの基準は、「スウォンさんの謀反劇」です。半島の西側は、スウォンさんが政権を奪ったことで、多少なりの恩恵を得ているグループです。地の部族に関しては、イル王時代に南戒に譲り渡していた領土を奪還できていますし、19巻情報だと、裏山の採掘権(鉱物資源かな?)まで得ているようです。何より、戦闘好きの将軍が、軍国国家化を歓迎しています。水の部族に関しては、スウォンさんの謀反劇以前(?)より、沿岸部が他国からの麻薬に侵されている危機的状況に陥っており、スウォンさんが国王となって後、気にかけてくれたことによって南戒の船団を追い払うことができ、またその後は斉国制圧の引き金となるリリちゃん誘拐の際にも、彼に大恩を作っています。この半島西側に関しては、そもそもの前提としてスウォンさんの謀反劇以前(なのかは実際には不明ですが)より、南戒・斉国の海洋ラインの動きがかなりキナ臭い。今なお、この西側の両隣2国の実態詳細は描写されていませんが、地の部族・水の部族へ、同じ麻薬が2両国から入ってきていた点から安直に考えても、この2国が繋がっており、高華国に何かしらを仕掛けて来ている可能性があります。半島の東側は、スウォンさんの謀反劇によって、政治的立場の失墜、治安悪化、戦争の勃発…という、明らかに悪影響を被っているグループです。風の部族と真国に関しては、言わずもがな。風の部族は、それまで空の部族を献身的に擁立していたにも関わらず、いきなり裏切られ、圧倒的カリスマだった次世代部族長(ハクさん)が、とんでもない濡れ衣着せられて、部族を離れることになりました。感情的に、とてもスウォン新政権を支持することなど出来ず、政治的発言権は謀反劇以前より明らかに失墜していると考えられます。また、国交は断絶していたものの、お互いに侵略の意図などなかった真国とは、大規模戦争になり、その前線で戦うことになる寸前でした。真国は、スウォンの謀反劇と南戒・斉国への侵略さえなければ、このタイミングで高華国と戦争しようなんて、思っていなかったんです。結局真国内で混乱し、国内で暗殺劇を繰り広げる地獄絵図状態。高華国との大規模衝突は避けられましたが、象徴となる戦士・五星を2人も失い、高華の属国となる苦しい選択をせざるを得ませんでした。火の部族については、以前の記事でも書いた通りなのですが…作品的に、「火の反乱勃発時にスウォンさんだったから、対応できた」的な描き方されてます。19巻でも、グンテ将軍がこれに近しい発言していました。スウォンさんは、こういう国家の危機↑を防ぎたくて、高華国を守りたくて謀反起こしたんだよ、みたいな。…確かに、この火の反乱に対応・沈静化したのはスウォンさんです。でも、この反乱を誘発したのも、そもそもスウォンさんですから。スウォンさんの謀反劇さえなければ、スジン将軍、火の部族+北戒豪族で空の部族に勝てるという判断しませんから。謀反劇前は、空の部族には風の部族が付いてましたから。ハクさんが絶対に出張って来ますから、簡単に反乱なんて起こせませんでしたよ。スウォンさんの謀反があって、空の部族と風の部族が分裂してることを知ってた(加担してた)から、だからスジン将軍はあのタイミングで反乱を起こしたんですよ。火の部族は、13巻の反乱失敗・スジン将軍戦死後、土地の開墾等の国力増加策を一生懸命行っているようですが、戦力が落ちているところを、再び戒帝国の豪族・イン・クエルボが攻めて来た!というのが、最近の展開です。このように、各国・各部族の現時点までの流れを書き出してみると、上述のような、半島の東・西で大きく観方を分けられるんじゃないかな、と思います。これが、今回ジュド将軍の危惧していた「分裂」そのものだと考えられます。ハクさんは、真国編と、今回のイン・クエルボの侵略に関して、主体的に「手助けしたい」と動きました。ハクさんは、2巻の段階でスウォンさんの謀反劇を容認して、身を引いています。「容認」という言い方は妥当どうか…という追い詰められた状態ではありましたが、とにかく流れに反抗せずに、自分が消えることでその場が収まるバランス取っちゃったんですよ。でも30巻近くまで時間が流れ、特に半島東側ではスウォンさんの謀反劇&その後の侵略劇の悪影響が、ここまで複数箇所で顕在化して来てしまっている。ハクさん自身、我慢と後悔の限界です。どうしても半島東側の手助けしたくなっちゃって、最近ついに思いっきり表舞台に出てきちゃいました。・・・やばいんですよ。半島東側がハクヨナ信望者だらけなわけでしょ。風の部族は元より、ですが、半島東側の人たちは、スウォンさんの動向で不利益ばっか被って、ハクヨナ+四龍には助けてもらってるわけなんです。・・・やばいんですよ。ジュド将軍は正直あまり賢くないんで、「これ以上~」みたいな、まだ危機感の薄い言い方してますけど、冷静に俯瞰して言わせてもらうと、結構もう手遅れな状態ですよ。ハクヨナのやる気次第で、既にいろいろ動かせる状態になっちゃってますよ、コレ。・・・というのが、最近までの暁のヨナを読んで、私の捉えている「高華国」像です。はてさて。自身の起こした謀反劇・動向がこのように展開している中で、スウォンさんは…結局何がやりたいんでしょうか!!?今更、「高華国守りたい」とかあまり説得力ないですからね。謀反劇以前には起こりえなかった悲劇が、謀反劇によって起こっている…しかも、これら↑半島東側の悲劇なんて、謀反劇起こす時点で、おおよそ想定できる事態ばかりなんですよ。で、こういうリスク↑を請け負って、それでも強行した謀反劇は、そもそも「何の脅威」から、高華国を守るつもりで起こしたものだったの!?って。今のところ考えられうる、謀反劇とは無関係な国家の危機要素としては、それこそ半島西側の不穏な動き…があったのかもしれませんが、更に言わせてもらえば、「半島西側の麻薬対応は、謀反劇起こさないできなかったことだったの?」なんです。地の部族・グンテ将軍と、水の部族・ジュンギ将軍は、部族として謀反劇の不利益も被っていないので、スウォン新王に好感触を抱いているようですが正直、この国の権力者たちの発言や動向は…どうにも俯瞰目線が足りないというか、ぶっちゃけ賢くないので。高華国西側の部族長2人に関してだって、私的にはツッコミどころしかないわけです。地の部族・阿波の都の役人ヤン・クムジの悪行を長期間のさばらせておいて、何もしなかったグンテ将軍が、「戦がなくて暇だー!」とか城でグダグダしながら、「イル王は本当にダメで…」とか偉そうに文句言ってたんですよ。(8巻参照)私は、「何だコイツ」って思いました。阿波の都の件に関しては、イル王が臆病だなんだとかの問題じゃなく、完全にグンテ将軍の監督不行き届きだろうが、と。あんだけ壮大に役人の悪行が街でも知れ渡ってたのに、部族長何やってたんだ、って。また、麻薬が蔓延する水の部族においても、ジュンギ将軍の動きは、部族長としてあり得ないわ、と思っています。南戒との交易があるから波風立てられないし・・・空の部族はイル王も弱腰だったし、スウォン王も助けてくれるか分かんないし・・・だからって、悪質麻薬の密売に手を打たない、はないだろ、と。リリちゃんも怒ってましたけど。「先王イルの御世にもこの地は見捨てられた」とか恨みがましいこと言ってましたけど、そもそもこの悪質麻薬の案件、緋龍城に詳細報告上げたり、周辺部族と情報共有したりしてたのか?って。してないと思いますよ。空の部族に謀反劇前の段階で報告上げてたら、ハクさんがなんかしら知ってましたよ。それに、流石にこんな悪質麻薬の1件が正しく報告されてたら、王が弱腰云々関係なく、高華国として南戒に取り締まりを働きかけるなり、動かざるを得ませんよ。グンテ将軍にも事の麻薬云々の詳細を伝えていないようだったので…いや、南戒隣接の地の部族にくらいは、助けを求めるというか、まず警鐘として教えてやれよ、って。っていうか、部族としてどう動くかの判断する前に、判断材料集めの調査団の派遣くらいは、娘が動くより先にやれよ、って。(ジュンギ将軍の「見捨てられた」発言に関しては、ひょっとしたら今回の麻薬とは別件の、まだ提示されていない事案があったのかもしれません…が。)なんかこの西側部族長二人に対する文句が溢れてしまいました…。こんなことを書きたかったんじゃないんですが…;まぁ、少女漫画として、主要キャラたちの軸・動きを妨げないように、年上の世代は動きを鈍く、遠慮してくれてるんだと思いますよ。私的には「こんな思考回路の信用できないトップが指揮する組織の構成員には、絶対なりたくないわ」って、真っ先に思っちゃいますけど。えっと、話を戻します。仮にスウォンさんのやりたいこと…対処したい「高華国の危機」が半島西側のこれら南戒・斉国の脅威だったとして、それらに対応するのに、軍国化を推し進めたかったのだとして、で、なんで謀反起こして王位を奪う必要があったの?スウォンさんが西側の問題に対処したいと本気で思って、水の部族編みたいに自身で現地に乗り込んでいって、いざ実際に手を打ちたい!ってなったときに、誰が一番働いたかって、ハクさんだったでしょうよ。実際の調査内容によっては、イル王の反対するような戦争不可避という判断をしなければならない状況だったかもしれません。でも、だったらちゃんとした調査結果をもとに、そう主張すればいいだけの話で。そこでその主張が一蹴されるような状況だったら、イル王を愚王と認定して謀反起こすのも一つの手かもしれませんが、報告上げない、判断を仰ぎもしない状態で、「愚王・弱腰…だから謀反だ!半島東側が諸々荒れるリスクを負ってでも!」って思考回路おかしいだろ、と。・・・はい。いろいろ脱線しましたが、とにかく!今回の、ジュド将軍の「分裂」発言の背景には、上述のように、東西で半島が分裂する要素を、高華国(&周辺国)が抱えている現状があって、そこから出て来てるものだと思います!・・・ってことが言いたかったんです!高華国の現状は、ツッコミどころしかありませんよ。この観点↑で、高華国内の要素バランスは整理していくと、この作品がゆっくりと着実に描いている大筋も、だんだんと見えてくるのではないかと思います。by姉
2019.04.08
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香取慎吾日本初個展『BOUM!BOUM!BOUM!』東京・豊洲にある、客席360°回転舞台(IHIステージアラウンド東京)にて3月15日~6月16日まで約3か月間開催されている、香取慎吾日本初個展『BOUM!BOUM!BOUM!』に行って来ました。端的に感想を言うと、これは・・・っ!超オモシロかった・・・!とにかく、「価値付け」のお手本というか。一発で理解できる概念のスマートさ・・・パッケージから、展示内容自体まで一貫した考え方で統一されており、鑑賞者の頭への収まり方の良さと、ショービジネスという得意分野を最大限伸ばした演出で、一通り見終わった後の満足感と対費用の納得感がずば抜けてました。妹がよく言ってたんです。「この人は、絵を描いている『絵具まみれの俺』!まで含めて、作品として完成形。」で、正直なところ、今回の個展も「絵自体に金払って観る価値があるよ!」なんて出し方して来てないんです。古くもない絵画に美術的価値なんて、そうそう簡単に付くもんじゃないですし、何をどう言いつくろったって、あれはでっかいキャンバスを多数保管でき、ふんだんに高い絵具をモリモリ使える経済的超余裕者の道楽ラクガキです。これを、「個展」という名のビジネスショーとして成立させ、アイドルエンタメとして観客を動員し満足させられてしまう、そこのパッケージ・コンテンツ作成手腕が、全然違うんです。20年間、レジェンドアイドルグループやり続けて、数え切れないほどのヒット曲・ヒット番組の制作主体とガッツリ関わり、独自コンサートツアーに1000万人動員とかやりまくってきた人たちですよ。イベント立ち上げ・実施と、金がとれるコンテンツとしての付加価値付けなんて一番得意なところですよ。どこに金払う価値があるかって、集客の訴求力があるかって、「アイドル・香取慎吾」にしかないんです。で、もう間違いなくそういう「『香取慎吾を観る』個展」というパッケージですし、内容も一貫してそこに統一してありました。もう観てて笑っちゃうくらい。よくここまで、迷いなく壮大に演出できるなって。強調する部分、価値の見出し方に本当にツッコミどころがありません。この間違いなさ、可愛げのなさよ・・・。*以下、現在開催中の企画展の写真付きネタバレあり感想です。ネタバレを避けたい方はご注意ください!*個展は、各回350人毎の2時間入れ替え制。途中、ステージが分割されている為、実際には1時間15分おきに次の回がスタートします。最初、360°回る客席に観客が着席、10分間程のオープニングムービーを鑑賞します。〇360°回転舞台の面白さを体感できること〇香取慎吾の内側に入っていくんだよ〇隠す気のない隠れSMAP愛・・・のあたりが目まぐるしく展開するムービーです。ムービーのディレクターは、児玉裕一さん・・・なのかな?超クオリティ高いです。流石です。このオープニングムービーの終了と同時に、「さぁ、香取慎吾のなかへ!」という流れで舞台が開いて、スモーク炊きまくって幻想的な「舞台上の個展会場」が出現するところでもう・・・「なんだこりゃ概念が完璧だ」・・・でした。私的には、この出だしだけでもうチケット代・交通費含めて元が取れた感覚。来てよかった!と思いました。「舞台の人」であるアイドルの内側に入っていけるんだよ~!って、本物の舞台使って演出してるわけです。いち一般人が、普段上がることの出来ない大型仕掛け舞台に上がっていくことの価値もそこに乗っかってます。舞台上の出だし、一番目立つところに大きな心臓のモニュメントがあります。こちらのモニュメント、香取慎吾本人の鼓動が内臓されており、触ることが出来ます。今回の個展タイトル「BOUM!BOUM!BOUM!」がフランス語で心臓のドキドキのことだそうで、ハートモチーフを前面に打ち出して、グッズなどもそのモチーフで統一されていますが、その妥当性がこのモニュメントでバッチリ頭に入って来ます。あ、今更ですけど、この個展は基本、写真撮影OKでした。最後の会場は、撮影禁止でしたが、大多数の作品はOK。絵の展示じたいも、触ろうと思えば全然触れる展示方法です。絵画保存とか美術価値を売っているわけではないので、基本、観客に能動的に「香取慎吾の中」を楽しんでもらおう!という考え方でした。個展会場はさながら写真撮影会です。あ、道楽ラクガキとかさっき書いてますけど、個々の絵はかなりサイズが大きく、はっきりした原色のものも多く、なんやかんや見応えありますよ。私はこの絵↓が一番お気に入り。この絵↓もパワーがあって好きですね。ここ数年は、外部から依頼されたビジネス用の絵を描かれているのですが、こういった絵はホント、クライアントの求めるテイストと、自分らしさをきちんと折り合わせてきっちり作品としてまとめて出して来ています。流石だと感心しました。トップアイドル25年以上、求められるものとその表出をさんざん繰り返したノウハウは伊達じゃない、ここの力は言わずもがな・・・だな、と。普段、美術館での企画展等に行き慣れている方にこそ、是非行ってみていただきたいな、と思うエンターテイメントショー風個展でした。通常の美術企画展との違いや、コンセプト立て、ブランディング・価値付けについて、すごく考えたくなりますよ。興味のある方は、是非是非!私は、6月に、別の用事で家族で上京する機会がありますので、その際にもう一度、今度は妹と一緒に鑑賞できる予定です。(チケットも確保済み!)by姉
2019.04.07
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こんばんは妹です。ざっくりですが花とゆめヨナ感想参ります。今号はヨナに関する新情報が満載でしたね!特に30巻限定版のArt collection!どんなものになるのかめちゃくちゃ楽しみです♪暁のヨナ 173話「返してもらおう」*以下単行本30巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください。*扉絵・・・前ページコレットのラブラブっぷりとの温度差に笑いましたw・「ただでは起きねぇな あの姫さんは」byハク様ジェハからヨナ姫の活躍を伝えきいたハク様。嬉しそうです。こーゆー微かな表現の中に極上の甘味を見いだし少女漫画らしくないと散々言われ続ける本作が隠れ名洋菓子店のスペシャルデラックス苺ショートケーキに見えてくれば・・・そう!アナタも完全にハクヨナ末期患者・・・・・・はい何言ってるんでしょうかね。次の話題行きます。・(これではまるで雷獣がこの戦の総大将ではないか・・・)(ここに陛下が居て下されば・・・ いやそれでは軍が分裂してしまう・・・) (この者達の存在がこれ以上大きくなれば 高華国は分裂してしまうのだ・・・!)byジュド将軍今回の一件で、ハク様はすっかり火の部族兵たちのカリスマになってしまいました。焦るジュド将軍。陛下が居れば・・・って、アナタは何のために居るんだ仕事しろよ。いやいや・・・駄目だ駄目だぞ自分。ジュドを責めては駄目だ。めっちゃ読者に説明してくれてるじゃん!!うん!あとこの人は空の将軍ですからね。火の部族兵達には立場上強く出れないのでそりゃ高華国王にビシっと威厳を見せてほしいよね。うん。そこは分かります。・「門に国旗を掲げよ!!略奪は禁ずる」byキョウガ将軍門を破り千州の都に突入する高華国軍。ジェハの提案&ハクのお願いに従い、一般市民に手を出すことなく進みます。ーファンタジアッッ!!!現実でもこうだったら良いのですがね・・・。私は暁のヨナのこういった「少女漫画ラインを逸脱しない大嘘の付き方」が大好きです。・「クエルボ様これまでです 撤退しましょう ご決断を・・・!!」byクエルボ部下ハクとの闘いで深手を負い、ハザラに裏切られ絶体絶命のクエルボ氏。「ハザラめ・・・籠城すれば・・・」と強がってますが籠城にまで追い込まれて勝てる戦なんて、極めて希じゃないですかね;遂に部下から「逃げましょう」と忠告されちゃいました。あれだけビックマウスだったんだ・・・このままじゃ終われないよね・・・流石に一個くらいは良いとこ見せてくれ!!・「だから 全部取り戻しに来たんだよ」byハク様ここが今回の一番の見所かな!と思いました。「取り戻す」って言ったんですよ。あのハク様が「取り戻す」と!!!30巻にして遂に・・・「取り戻す」まで行き着きましたよ!!・「もう限界なんじゃない?休んでなよ」byジェハハク様とジェハ兄さんがイチャイチャしすぎな件について。。各々を信頼して別行動、そしてしっかり成果を上げて情報共有!お互いに背中を預けて闘い、敵兵を蹴散らす!まさに最強タッグ!さらにふらついたハク様を支え、労りの言葉をかける兄さん!!これね・・・まさしくヨナ姫にとっての「ハクとこうありたい関係」じゃないですかね!もしやヨナ姫の恋のライバルはスウォンじゃなくてジェハ兄さん・・・!?(↑なんか考えてて悲しくなってきた)・「私はあなたをクエルボ様より託されました あなたを守る事があの方への忠誠」byユーラン奥様足かせが有るため動くに動けなくなったヨナ姫を、空箱に潜ませるユーランさん。もしかしなくともユーランさん、ちょっと天然入ってるんでしょうか。この凜々しく美しいビジュアルでもって天然て・・・あらやだ萌えるv・「あなたを死なせたくない クエルボを許したわけじゃないけど あなたには生きて ちゃんと彼と再会して欲しいから」byヨナ姫独りでクエルボを探しに行ったユーラン・・・当然ゴビ神官に絡まれます。今回は作画が良いなぁ・・・キャラが皆良い表情してるなぁ・・・と思って読んでましたが、最後にゴビ神官の顔芸七色変化が全部持って行きましたね!なんてイキイキしてるんだ;このまま箱の中で大人しくしているヨナ姫ではありません。恋するヨナ姫の瞳には、旦那さんを信じて尽しきるユーランさんの姿がとても眩しく映っているはず。例え旦那があんなでも、この奥さんには報われてほしいですよね!・「それとも俺の大刀で斬られた傷で動けねぇのか? イン・クエルボ」byハク様フラフラになりながらも、城内に入ろうとしている一人の兵士。振り返った彼は・・・高華国の兵士に扮したイン・クエルボだった!!読み返すと、ハク様は本誌95ページの段階で気付いてるっぽいですね。クエルボ氏、奥さんを助けに来たんですよね!そうですよね!!ここで名誉挽回ですよね!!!(←念押し)旦那二人が、最愛の奥さん達を助けに行く展開になりそうですね!(↑ツッコミ待ち)しかしなぁ・・・姉がしきりに「クエルボとユーラン夫婦は悲劇になるから~」と悲劇展開前提で話してくるんですよ;いや確かにその展開も大いに考えられるけどさ・・・どうなるのかなぁ。そしていよいよハクヨナ再会の時でしょうか・・・!!次号は巻頭カラー!花ゆめ歴代トランプも楽しみです♪by妹
2019.04.05
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こんにちは妹です。*最初に断っておきます。めちゃくちゃ喧嘩腰の吐き捨て駄文です*なんか最近メディアが「新しい時代がやってくる」ってうるさいんですけど私には何がどう新しくなるのかさっぱり分からないんですよね。相変わらずこの国の賃金は最低ライン以下ですし税金や社会保障費や物価はガンガン値上がりしていて庶民はどんどん首しめられていますよ。金と土地は米国はじめ他国にどんどん献上され、沖縄の民意は無視され福島原発の汚染水は垂れ流しっぱなしのまま震災避難者への支援は打ち切られ不祥事だらけのヤクザ内閣が未だに永田町でふんぞり返っていますよ。そもそもなんで総理大臣が新元号に個人的な想いを込めてるんでしょうね。現政権の皇室軽視、悪質すぎませんかね。政権批判をすると、「なんでそんなに安倍総理をいじめるんだ!」と「イジメ反対!」のノリでつっかかって来る人や「与党にも落ち度有るけど、野党も~」みたいにどっちもどっち論ふりかざしてくる人たちが現れます。逆にききたいんですよね。「じゃあ貴方達は、何をもって安倍内閣を支持してるんですか?」と。 これだけ議員の不祥事軽視や悪法強行採決して、独裁化している現政権を擁護するからにはそれなりの理由があるんですよね?利権関係者とかね。まさか「中立ぶりたくて」「なんとなく」擁護してる訳じゃないですよね。まさかね。あーもうこんな喧嘩腰な文章書いてないでただただ(漫画楽しい♪)とか言ってたいです。でもこのままいくと、漫画すら楽しめない国になりそうで黙ってられないんですよね。ホントに。by妹
2019.04.05
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こんばんは妹です。頼んでいた自作フォトブックが届きまして、ウハウハですvじゃん!!ココアルさんという、ネット注文のフォトブックサイトで作りました。セール期間だったので^^最近はこんな製本サービスがあるんですね!凄いわぁ…!全体的にマットな落ち着いた仕上がり。(ピンボケ具合までバッチリわかっちゃう程)印刷画質が良いです。はぁ…自分で撮った写真だけど…可愛いわぁv(自画自賛)和歌山県・南紀白浜アドベンチャーワールドに居る6頭のパンダ達。各々の写真を2~6P でそれぞれまとめました!赤ちゃんパンダの写真もあるよ!まるで孫の写真でも眺めているかのような勢いで「かわいいわぁ・・・可愛いわぁ・・・」を連呼しながら編集しました。仕上がりに大満足です♪・・・はい。突然なんやねん! という感じですが;実は時をさかのぼること約2年前・・・うっかり白浜の双子パンダ・桜浜&桃浜ドキュメントを観てしまいまして。今まで見向きもしなかった動物動画を漁る習慣がついてしまいました・・・。その半年後に上野でシャンシャンが誕生し世は正にパンダフィーバー時代!(言い過ぎ)高まるパンダ熱に増殖していくパンダ本の数々・・・いつか・・・いつか白浜旅行がしたい!パンダの楽園に行ってみたい!!と想いを募らせておりました。去年8月に、アドベンチャーワールドではまたまたパンダの赤ちゃん♀が産まれました。そして名前の一般公募がありました。*公募と言っても、ここで産まれたパンダには皆「浜」の文字がつくので実質は「○浜」の一文字当てクイズのようなものです。はい。ノリノリで参加しました。白浜パンダの名前の傾向や世の流行をふまえ、大真面目に考えました・・・ーよしコレで決まりだ!彩浜(さいひん)ちゃんでいこう!!当たりました・・・・・・!!!名付け親特典でご招待券をいただいたので、重い腰をあげ2月上旬にパンダ&クマ好きの母親と一緒に行ってきたのです。楽園でした・・・!そうそう行ける場所ではないので(旅費数万&泊まり必須)「次の機会はない!」と気合いをいれて写真を撮りまくりました^^パンダ親子が一緒に居る場面が見れました♪生後半年弱の彩浜ちゃんは完全にぬいぐるみでした・・・!ここで生まれ育ったパンダは大きくなると中国に行ってしまうので、桜浜・桃浜が白浜に居る内に行けて本当に良かったです><うう・・・また行きたいナ・・・(ボソっ)さて話は変わるのですが。今回ネットでフォトブックを作って気付いた事がひとつ。これ・・・今まで描いてきたイラストで画集(ポートフォリオ)も作れちゃうのでは・・・?絵を描くことが好きなため、散々描き散らかしてきた落書きがあります。印刷・製本に興味がなかった訳ではないのですががっつり同人活動を行っていたわけでもなく・・・印刷業者に頼むにしても、10冊からしか頼めないんでしょ・・・と諦めていました。自分用の1冊が欲しいだけなんですが・・・こういったフォトブックは、普通に1冊から作れるんですよね。・・・あ、普通に作れるな、と。(しかし気付くのが遅いですね;)まぁかなり解像度の低いデータしか残ってないので、小さいものになっちゃいそうですが;色々フォトブック&印刷について調べはじめました^^なんか・・・楽しいです♪ by妹
2019.03.20
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こんにちは妹です。遅ればせながらヨナ感想参ります~。暁のヨナ 172話「起死回生」*以下単行本30巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください。*・「ヨナ姫 私はね 忘れられないんです あなたを包んだあの奇跡の龍神を…! 今一度 私はあれが見たい ヨナ姫あなたを 切り刻んででも…!」byゴビ神官ゴビ神官、めちゃくちゃ能動的に動いてますが…結局何がしたいのかなぁ。四龍スゴイ!→四龍欲しい! を通り越して 四龍の奇跡をまた観たい!! に行き着いてます。ヨナ姫切り刻んだら、一番ヤバイのアナタだぞ。それでも良いのか。…ただの四龍ファンですねコレは。そして未だにこの人が老婆だと思ってる読者は多そうだ;・(生きて 帰る どうやって… いや 私は 闘えないはずはない最強の人が与えてくれた力が この手にあるんだから)byヨナ姫敵に囲まれ、窮地のヨナ姫。しかしこんな所で死ぬわけにはいかない姫様・覚醒!!ハク様はヨナ姫との握手で一騎当千の元気120%に進化してましたが、ヨナ姫だってハク様の事を想えば何だって出来ます!宙だって舞えます(多分)!!足かせのハンデを背負いつつ、脚・剣・弓で兵士達(大の男達)をなぎ倒しました!!!乙女の恋心は身体能力の限界を超えるんですね!格好良いです!!弓道経験者の姉「…脚しっかり開かないと、絶対弓引けないんだけどね…」細かい事は気にするな!!今回のアクションシーン、ぷっきゅーのアップも含めなんかヨナアニメっぽかったな~…と感じました。草凪先生、見返したりしたのかな。・「問題ない 戦利品もあるからな 俺たちは四龍の力を手に入れた こいつらがいれば俺達の千都は守られる 間もなく来る高華国軍を根絶やしにするだろう」 by血まみれのクエルボ氏軍の退却に不安がる千都の民。一方で怪我をしながらも気丈に振る舞うクエルボ氏。…本当にそう思っているのか…? 普通に考えれば「四龍を拉致=四龍の力を手に入れた!」…とはならないでしょうよ;まぁ苦しい状況でも、苦しい顔する訳にはいかないだけかもしれません。いち部族の長だからね。・「ゼノは死なないでしょ」by青龍シンア 「ツッコむよーになったな青龍」by黄龍ゼノ最近ゼノとシンアが好き勝手モノを言うようになってきたなぁ!…と嬉しい限りです。特にシンアには、これからガンガン会話に参加していって欲しい!この子は絶対いろいろと核心ついてくるはず…w・「上手くすれば短時間で戦が終わるかも知れない」byジェハ敵方の兵士に扮していたヴォルド・アルギラと合流した四龍御一行。ヨナ姫から(ハザラのクエルボに対する不信感)をきいていたジェハはこれを最大限に利用…「高華国の王はお怒りだ」(嘘)「千州軍は幾度も我が国を犯したばかりか四龍とヨナ姫を攫った 王は決してこれを許さず 千都を火の海に沈めると宣言された」(嘘)「一つだけ道はある キミがその道を行く覚悟があるのなら 四龍がこの都を守ろう」(これは本当)四龍=高華国王に遣えている というイメージを利用してさもスウォンからの伝言のように嘘を上げ連ねて…ハザラ氏に白旗挙げさせました!!!…うん。もう高華国の王はジェハで良いんじゃないかな!(適当)・「四龍とハザラの兵が仕事をすれば防げる この都の守りはそう簡単に崩れん 長期戦になればこちらが有利になる」by血まみれのクエルボ氏…あ、この人は本当にただの楽観主義者なだけだったのかもしれない;・「その話 俺も参加していいか?」byハク様白旗を挙げさせ、ハザラ軍の代弁者として高華軍に交渉を持ちかけるジェハ。そこにハク様も登場。…げ…元気ですね。怪我はどうした;さすが神をもしのぐ武人。今回の戦で大活躍したハク様は、火の兵士達に大人気です。・(ケイシュク参謀がこのモノ達を恐れていた気持ちがわかる… 特に雷獣は陛下を亡きものにしようとしている だが この戦で 雷獣は英雄をなってしまった)byジュド将軍ジュド…正直…私はしばらく頭を抱えました…。。馬鹿だ馬鹿だとは思っていましたが…ここまでとは;;お前どーゆーつもりでスウォンの謀反に荷担してたんだ…お前…いや、めちゃくちゃ話を進めてくれてるんですけどね!!主役達ではなかなか踏み込めない所だけど、今後の展開に必要(になってくるだろう)概念を自身がピエロになってまで、めちゃくちゃ説明してくれてます。…多分!ありがとうジュド将軍!!次号はお休み。まったり待ちます♪by妹
2019.03.16
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感想が遅くなりましたが、公開初日に観に行きました。映画『半世界』感想(2019年・坂本順治監督・キノフィルムズ)三重県の山間部。炭焼き業(自営)で生計を立てる39歳の高村鉱。父から継いだ家業も、取引先の減少で先行きは不透明・・・、中学3年生の息子も反抗的で、妻・初乃と口論になることもしばしば・・・。そんなある日、中学時代の同級生・瑛介が帰郷した。自衛隊に入り、海外でも活躍していたはずの彼だが、自衛隊を辞め家族とも別れ、一人実家で引き籠った生活を始めたようだ。心配した鉱は、彼を家から連れ出そうと、居酒屋や自身の仕事場へ誘い出す。半月前に公開された、かなり地味めな稲垣吾郎主演映画。いかにも地味な、低予算なミニシアター邦画ですが、非常に期待して観に行った理由は、とにかくコレ↓です。今、『新しい地図』を絡めた制作主体が繰り出してくる作品が、クリエイティブに対する誠意に満ちていないわけがない!昨年12月に、草なぎ剛主演舞台『音楽劇 道』を鑑賞することが出来たのですが、、それも、俳優さんとしてSMAP面々が好き!というよりは、今の運営主体(CULLEN)の姿勢を妄信してのものでした。今、この「新しい地図」主体は、芸能業界から浮き上がってしまった状態です。まぁ、すごく単純に、「超・干されてる」状態なわけです。特に、テレビ業界においては。この状態で、プロデュース・マネジメント主体がやることなんて一つだけしかありません。自主・制作!!自家・発電!!干されてるんだから、受け身で何かが起こるわけがない。2017年・秋の「新しい地図」活動開始以降、これまでに発表されているだけで制作・公開された映画は、3名のタレント合計で6(~7作)になります。これに加えて、主演舞台企画(どれも約1カ月スパンの公演)は既に7作品が発表・公演されています。もちろん、中には完全に他のプロジェクトから声がかかった形の作品もあるとは思いますが、観察している限り、基本的には「新しい地図」が主体的に動き、映画製作・舞台製作の母体とほぼ共同制作のような形で成立させているのかな?・・・と受け取っています。実績のある映画監督や、舞台演劇界の企画主体に、「40代の男性が魅力的に見える、温めて来た企画書や脚本ない?」って声かけまくってるんですよ。アイドルファンクラブとして、会員を十万人規模で囲っている強味でもって、「本当に面白いと思うもの」を思いっきり作っても、ある程度の採算がとれる形で成立させるよ!って。映画に関しては、木下グループという、モロにガッツリ広告業界母体ではない、別業界の土台のあるグループに、1社、飯島さん代表取締役名義の子会社を立ち上げ、その上でキノフィルムズというグループ内の映画製作・配給会社を通じてガッツリ映画製作・公開・DVD等販売を行っていく感じなのかな?今の邦画を観ていれば、有名作家の小説や漫画原作を、広告業界主体で持ち上げるものがほとんどで、映画の作り手たちが作りたい作品を、スポンサーを募って企画として立ち上げることは、なかなか叶わない状況だと思います。ましてや、映画監督が自分のエゴでまとめ上げたオリジナル脚本でまるまる一本制作することなどほとんど無理な状況だと思います。そうした中、映画監督にしてみれば、SMAPという超ビックネームが企画書・脚本を募って、「本質を見るよ!死ぬ気で演るよ!形にするよ!」という姿勢を示しているのは、温めていた、本当にやりたい地味企画表出のまたとないチャンスなわけで、むしろ、ダメもとでもここで温めていた企画書の1本2本出して来れない人は、映画監督向いてないんじゃないか、とすら思います。「あなたの本当に面白いと思うもの」と「今の、闘志に満ちた40代の役者・SMAPに当て込みたいもの」を求められているわけですから。ぐだぐだと長くなりましたが、何故私が今、新しい地図陣営のコンテンツを妄信しているかというと、↑上記のような作り方をしているのが、よくよく見て取れるからです。この作り方でも、失敗作は量産されると思いますよ。でも、誠意を感じない作品というものは・・・まず出てきません。たぶん。失敗も、前のめりです。たぶん。前置きが長くなりましたが、今回鑑賞した映画・『半世界』は、作品の熱さを求めている私の期待に、十二分に応えてくれる、誠意と監督のエゴに満ちた作品でした。淡々とした、日常の感情の起伏の積み重ねの中に、登場キャラクターの人生軸を感じ取ることが出来ました。全部が全部を上手く立ち回れる人なんて居るはずがなく、それぞれに大変なものを抱えて日々を過ごしているわけですが、その反面、さりげない日常描写の中に「既にある幸せ」を目いっぱい落とし込んであるんです。特別なことは何一つ描かれていないのですが、とにかく「感動の腹持ちがイイ」というか、鑑賞後も、感情が腹に溜まって残っちゃって残っちゃって・・・。なかなかあっさりと消化出来ない。・・・それがイイ!!!そんな作品でした。↓ここからは、鑑賞した方にしか通じないテンションでお送りします。っていうか、奥さん・初乃さん役の池脇千鶴さんがね!最高なんですよ!!喧嘩したり、お互いにイライラし合うこともあるけど、基本は旦那とラブラブで、毎日お弁当作ってくれるんですよ。でも、主人公が稲垣吾郎のビジュアルじゃなかったら・・・旦那さんのあのぶっきらぼうな演技筋で、この奥さんのキャラクター像が成り立ったか・・・っていうのが、作品鑑賞後に考えると面白いところだったりします。そもそもこの作品、主人公である超田舎の炭焼き職人に、稲垣吾郎を当て込んでること自体、超不自然なんです。居るわけないんです。あんなシュッとした立ち振る舞いの「田舎の親父」。いや、絶対居ないとかの話ではなくて、「田舎の親父」をリアルに描こうという作品なのだとしたら、このキャスティングはあまりに一般的なイメージ像からかけ離れているので、ミスキャストとしか言いようがない。私は、この作品は「田舎のリアルを描く」作品ではなく、「日常のありふれた苦労と、それと同じ場所にある幸せを、自衛隊員の見ている想像も出来ない世界に思いをはせることで、(お互いに)自覚する」…というか。「友人関係・夫婦関係・親子関係…等、人と関わっていくことを、その煩わしさも織り込みながら、でも賛美する」ような…そういう作品だったのかな、と思っています。要素バランスの中で、鑑賞者が「幸せ」を拾いに行くんです。さりげない、微妙な描写で、「幸せ」がそこかしこに描かれていますので、拾いに行くというか、拾いに行けるというか。さりげない描写のオンパレードですので、TVドラマという媒体ではなかなか難しい作品だと思います。基本的にTVという媒体は、他のことをやっている人たちを振り向かせるために、音がやかましく、かなり極端な表現にせざるを得ませんので。約2時間、鑑賞者を劇場空間に閉じ込めて、感情と音をじっくり響かせて・・・映画館での鑑賞が、非常に活きる作品だったなぁ・・・と思います。えっと、なかなかネタバレなしに感想書くのが難しいんですが、とにかく、制作陣営の「熱さ・誠意」を期待して観に行って、期待した通りの「映画って、いいな!」という実感を得ることの出来る作品でした。大満足でした。新しい地図絡みの映画は、今年中もまだ何作も公開を控えているようなので、出来る限り映画館に観に行きたいな、と思っています。ちなみに、先ほど新しい地図ワークスとして映画・演劇の話をしましたが、それらに加えて、同時並行で下記↓のような自家発電も行っています。2018年の春からはレギュラー番組として、ネットテレビ(abemaTV)で毎月7時間に及ぶ生放送番組も立ち上げ、毎月内容を変えた番組の企画制作・放送。この前身として、2017年11月に放送された「72時間ホンネテレビ」がありましたが、同時に、3人がそれぞれブログ・インスタ・YotubeのSNSアカウントを稼働させ始めました。SMAP時代より担っていた2020年パラリンピック公認サポーターに再就任し、各種イベント・雑誌や新聞への広報に積極的に登場。対企業へは(おそらく)企画書を持ち込みまくって、既に10数社のタイアップ・CMを獲得しています。草なぎくんをCMで起用したメルカリとは、地方TV局を巻き込んだ番組制作を行い、メルカリアプリ内で動画配信を行うという、新しいインフラ整備の試みまで行っていました。香取慎吾絵画ワークスを国際交流の展覧会にねじ込み、ルーブル個展を実施。更に日本凱旋の個展を、客席が回転するという劇場を3か月間に渡り貸切って行うという超巨大イベントも今春以降に予定されています。香取慎吾ワークスに関しては、去年服飾ブランドの立ち上げ・実店舗の運営も開始しており、「今までにない企画展開」の旗頭になっています。そして忘れちゃいけないのが、今年2月から全国5か所で完全独自採算のファンミーティングツアーが始まっています。こちら、入場はファンクラブ会員限定という縛りを設けたうえで、5000~8000人くらいのキャパで、22公演・延べ12万人(?)を動員予定。ファンミーティング参加者へのお土産としてファミマ協力で制作したスティックチーズケーキ(「地図」に引っ掛けた)を、全国のファミマのフェイス展開で販売するという不特定多数への広報も同時並行されています。また、実現した上記企画のほかに、実現に至らなかった企画はこの3倍とか4倍とか・・・それ以上になるんじゃないでしょうか・・・。いや、全部想像ですけど。おそらくですが、TVでのバラエティ番組、ドラマ等の企画は、数え切れないほど立ち上げては潰されを繰り返しているのかな…というのを、ひしひしと感じ取っています。想像以上に上手くいったものも、想定の売上規模には至らなかった企画も、どんどん量産されていますが・・・傍目に観てるのが超楽しい!業界内で浮き上がったこの状況下で、ありとあらゆるノウハウ・人脈を駆使して企画を立ち上げて来る、運営主体の不屈の姿勢には、いち社会人目線で、リスペクトに溢れかえっています。いやぁ・・・「40代のSMAP」、超面白いですよ!30代のSMAPは、あれはあれで文句のつけようのない完成形でしたが・・・あそこから、40代で窮地のスーパーサバイバル繰り広げることになるとか思いもしませんでしたから。ちなみに、SNSや絵画等の新規展開に関してですが、私的な受け取り方としては、あれは全部「アイドル活動」だと受け取っています。様々な分野に切り込んでいったとしても、彼らの特出した強味は「アイドル性」以外の何物でもなく、いかに個々のフィールドの概要を理解し、縛りのある表出枠の中に、自身の「アイドル性」を落とし込んで出していくか、・・・という考え方なんだな、と思って観ています。はい。もはや何の感想だかわけが分からなくなりましたが・・・映画『半世界』、そして『新しい地図』運営主体が本当に面白いです!特にいち社会人目線で。こんな風に…こんな風の1割でもいいから、こんな風に私も能動的に働きたい…。ジャニーズ事務所時代から、飯島マネージャーのSMAPを売り込むスタンスとやっていることというのは今と全く変わらないと思うのですが、「CULLEN」が業界の一番大きいところからはみ出しちゃってる分だけ、誰が何やってるのかが、傍目にも分かりすぎるくらい分かっちゃって…。妄信してます。実現可能なクリエイティブ、万歳!by姉
2019.03.03
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こんにちは妹です。前回は姉任せでサボってしまいました。大体言いたいことはほぼ一緒だったので…;「ハク様…いいかげん逃げないで向き合おうぜ! もう30巻なんだ!!!」ですね。暁のヨナ 171話「逢いたい」*以下単行本30巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください。*・(ピンときた あの女はこのハクって奴に惚れてんなって だがこの男…ちょっと阿呆かもしれん…)by恋バナ大好きオジサン・クエルボ読者の気持ちをくみ取ってか、ぐいぐいとハクヨナの絶妙な関係性を理解していくクエルボ(敵キャラ)さん…素晴らしい!しかしここは国と部族の威信をかけた戦場の最前線!!両者真面目な顔で、本気で殺し合ってます!会話は周囲に「馬鹿馬鹿しい」とまで言われるレベルの恋バナだけど!!「ヨナも高華国への未練が消えていいだろう」とクエルボさんがめっちゃラブっぽい言い回しを匂わせてくれているのに、ハク様の答えは「気安く呼ぶんじゃねぇ」という…揚げ足取りかい。本当にこの男はどうしてもヨナ姫からの好意を直視できないんですね…;「姫さんの好みは綺麗系の男なんだよ」…それがお前の最後の抵抗材料か…。・「王を名乗るだけあるな」byハク様 「こいつを倒せば俺は真の頂点に近づく!」byクエルボ高華の雷獣 vs トゥーリ族の王の闘い。雷獣さんはこれまで相当無茶して闘ってましたから、正直クエルボさんに分があると思ってました。なに威圧されて逃げ腰になってるのだ…そして一太刀も浴びせることなく正面から斬られ…;やはり神をも凌駕する武人・雷獣さんを上回る人間など存在しないのでしょうね;;2人の会話の端々から、武力崇拝の考えが根付いているのを感じます。風の部族は「一番強い男=部族長」という意識がある組織なので、トゥーリ族の「戦の神=王」という考え方と親和性があるのでしょう。2人当たり前のように話してますが、…まぁそうはっきりと描いてあるので暁のヨナの世界ではそういうものなんでしょうが少なくとも現代人の感性ではないですよね。・「嫌だな 気が合うな トゥーリ族の王」byハク様 「同族嫌悪か 雷獣」byクエルボヨナ姫を「そこそこいい女」と評したクエルボ。雷獣さん、これは嬉しいw同族嫌悪…同族…同族…この会話の流れは…色々…うん、色々面白いですね!作者様がかなり概念的な定義付けをしていたので、すごくチグハグで不自然な会話でしたけど^^;このシーンは闘いを描いているようで、実はこの不自然な会話がメインです。草凪先生特有の場面だったかな、と思います。・「ハクが独りで闘っている 怪我をしていたら診てやってくれ」byキジャキジャ・シンアが人質交代ということで、ユン君開放。シンアの能力が今までで一番役に立った場面かも!と思いました!!みんなで惜別のハグ。前から思ってましたが、腹減りのスキンシップは欧米的ですよねvこの4人が向かえば、もう敵なしかな?アルギラとヴォルドも向かっているはずですし。一貫してハクを気遣うキジャさんが頼りになりすぎる…!!・「…ユン お前が帰ってきて良かった」byハク 「…ヨナにも すぐ会えるよ」by最強オカン・ユン君ユン君の無事を確認し、四龍がヨナ姫の元に向かった事そしてヨナ姫の回し蹴りの話しをきいて、ようやく気が緩んだハク様。ユ…ユン君にまで露骨に甘えはじめやがった!!!ジェハさん筆頭に、年上の仲間にはかなり甘えれるようになったなぁー…とは思ってましたが… 今回一番の印象に残ったシーンでした。ここで「…ヨナにも すぐ会えるよ」という言葉をかけてあげられるユン君、マジ良い男だと思います。・「王の部屋に…クエルボ様は本当にヨナ姫を妻になさるおつもりなのですね あなたを捨てて…」byゴビ神官リ・ハザラの城では、妖怪化したゴビ神官が第一夫人につけいろうとしています。「アナタの旦那、第二夫人娶ろうとしてるけどぶっちゃけ気分悪いでしょ? 消して上げようか!!?」 要約するとこんな感じでしょうか。でも部族の長の元に嫁ぐ聡明な女性というのは、一族繁栄のために尽す!と覚悟を決めてると思うのですよね。・「私の感情など クエルボ様の行く道には何の関わりもない 私の役割はあなたのような石ころを クエルボ様の行く道から取り除くこと あなたの神は そんな事も見通せないのですね」by第一夫人・ユーラン様ユーラン様は期待通り、凜とした態度でゴビの提案を突っぱねました。族長の妻の鏡ですね。クエルボ氏には勿体ないなと思…ゲホゲホ。今後の展開も気になるのですが、一番気になったのはこの奥さんが、ヨナ姫の瞳にはどんな風に映ってるんだろうなぁ…という点です。この見事なまでの”奥さん”像、ヨナ姫は参考にすべきだと思うんですよね。真国のコウレン姫&ネグロのストイックすぎる主従関係今回のクエルボ&ユーラン夫人の亭主関白な夫婦関係ハクヨナはお互い身分を失った者同士、自分たちをどう定義して、2人の関係性を構築すべきなのか…一緒に居るために、アレコレ模索している時期なんだと思っています。上記カップル達の生き様を、無意識的に参考にしてたりするんじゃないかな、と。…まぁそうだと良いな!という希望を込めて!次回も楽しみです♪by妹
2019.02.24
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おはようございます。久々に、本誌感想(by姉)です。暁のヨナ感想・第170話『最前線』*以下、現在発売中の花とゆめ本誌掲載話の内容に触れる感想です。未読の方は、お気をつけください!*5日に発売した本誌掲載話・第170話『最前線』から、コミックス30巻収録予定分のはずです。30巻・・・です。重いです。私の知る限り、花とゆめ・・・のみならずですが、少女漫画で30巻に到達する作品というのは、本当に極少です。暁のヨナに関しては、2009年連載開始で、2019年の10周年イヤーに第30巻の発刊まで来る予定でいますので、毎年、単行本3冊ずつの超ハイペースをずっと維持したままここに到達しているわけで、いち愛読者としては、草凪先生の底知れぬ漫画バイタリティーに、頭を下げるよりほかにありません。本当に頭が良く、世間・業界の空気感把握とセルフコントロールに長けている作家様だと思っております。今後はどうしても作家様ご本人の年齢的な体力低下は避けられませんので、これまでのように無茶は出来なくなって来ると思います。でもこれらも織り込んで、きちんと一定のペースを維持し、描き続けてくださるなら、こんなにありがたいことはありません。どちらかと言うと最近では、特にここ2年の電子書籍割合の急激な増大と、漫画雑誌業界全体での大量廃刊や、隔週雑誌→月刊雑誌化のどうしようもない大きな流れの中で、「花とゆめ」という雑誌が、いつまでこの隔週発刊ペースを続けられるのか…そっちを心配しています。『暁のヨナ』終了までは…是非とも今の発刊ペースが維持されることを願っていますが、個人的には、「難しいかな…」という悲観的な見方もしております。だってこの漫画、これまでに振ってきた数多の前振りを、未だ何一つ回収してないんですよ…!?あちこちに不穏分子が見え隠れする高華国全体としての行く末はもちろんですが、各部族…更には周辺諸国の今後の在り方についても描き切らなければならないでしょうし、戒帝国は…深入りするのかな…これから深入り描写するとしたら、コミック何冊あっても足りねぇぞ…。四龍の存在意義だって、華やぐのはこれからの展開以降のはずです。たぶん。四龍一人ひとりの幸せももちろん描き切って欲しいし、・・・特に、あまりに重い設定を一人抱え込んでしまったゼノさんには、自分の心の叫ぶ通り、存分に動いて欲しいなぁ、と思います。神託なんてのもあったな。そういえば…。親世代の故人の皆さま(イル王、カシさま、ユホン将軍 等々)の過去話やら、それぞれの意志やらもガッツリ描かなければならないでしょうし、そして何より、スウォンさんの真意・人間像に突っ込んで行かなければならない。…まだまだ、この先も長いんでしょう!?このペースで行くと、尺がある限り、草凪先生はどこまでも細かく描き続けると思うのですが・・・掲載誌(花とゆめ)が!本当にこのままの形でいつまでもつのかな?、っていう危機感もあって!!私は最近読みながら、内心すごく焦ってたりします。そう簡単に、切り上げたり出来ないはずなんですよ。この作品は、数多のキャラクター個々のエゴイスティック~な価値観・行動があって、その上で初めて成り立つ「群像劇」だと思っていますので。なんか変なところで熱くなっちゃいましたが・・・30巻なんです。…漫画業界も、本当に媒体の存続をかけた激動の時代なんです。そろそろ巻いてください!ハクさん!!!お前だ!!!・・・いい加減にしろやぁ!!!気を取り直して、本誌内容について!キャラクターがどいつもこいつも暴走気味で、ツッコミが追い付かないんですが・・・。クエルボの奥さんと、旦那論議で喧嘩を買いかけるヨナちゃんとか・・・(自重したけど。)突如テンション振り切れ気味のゼノさんとか・・・いや、言いたい事がいっぱいある立場なのは分かってるんです。彼は彼で、可愛い四龍の末裔たちが、あまり作品的に大事にされていない…って言い方は語弊があるかもですが、どうしてもこの作品は四龍が中心の物語ではないので。重要度をなんとか四龍に引き寄せたい、もっともっと大事にしてもらいたいと思うのは、彼の経緯・背負った設定から考えて、当然の思考回路だと思います。そして、何よりハクさんです。周囲が、これでもかというほど、そっちに話を持っていこうとしているというのに…クエルボさんとか、超不自然に戦場で恋愛話を持ち掛けて来てくれてるのに…どこまで拒否るんだ。この男は。「いきなり目ェ覚める大間違いかましてんなよ クソが!!!」・・・って、こんな抵抗の仕方せんでも・・・。ハクさんがこんなだから、ヨナちゃんが気使って、最終的に強く出られないんだぞ…。私の認識的には、ハクさんというキャラクターは、恋愛面について全然鈍いわけでもないし、何をこじらせているわけでもない。はっきりと、明確に、「ヨナ姫と自分が恋愛関係になること」を拒絶してるだけです。これはもう・・・1巻からずーーーっと。ずーーっと逃げて逃げて逃げて…ここまで逃げて、ついに30巻。逃げきれなくなって来てるんですよ…ちゃんと。どんどん、状況を妥協せざる得なくなって来てますから。●自分が一方的に姫さん大好き ↑OK。このスタンスが一番楽。●姫さんとイチャつく ↑2人の間で言い訳が出来てればまぁOK。むしろイチャイチャして、エネルギー補給はしたい。●周囲に、主従というか完全に恋人として認識されてる。↑本意ではないが、ギリOK?致し方ない。実際にイチャついてるの隠し切れないし。●ヨナ姫が、自分のこと大好き。↑認めてはいませんが、実際にはもう分かってると思います。ヨナちゃんの表情もちゃんと見えてるし、彼女のテンションも察してると思います。だからこそヨナちゃんを安心させたくて、自分から八つ当たり風の告白までしましたし。彼の、最終的に残る砦は、もはやこれ↓だけだと思います。◎自分が、(ヨナ姫と恋愛関係になることを)絶対に望まない。↑これだけは未だ越えられない…ハクさんにとっては、これまでの人生を全部ひっくり返すくらいの覚悟を要する、高い高い壁…というか、階段だと思います。本当に、ここのところのハクさんはもう超頑張ってもがいてますので、「巻け」とか「いい加減にしろ」とか言うのも気が引けるんですが…国会答弁レベルの無茶苦茶な言い訳をやり尽くしたら、そろそろ、「この世界」と向き合おうか。ヨナちゃん(と読者)が待ちくたびれてる。というわけで、本当に好き勝手叫び散らしました。30巻収録予定の話回しに、大いに期待しております!!では!by姉
2019.02.07
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こんにちは妹です。10年ほど本ブログのトップ画面に置いておいたのですが管理できなくなっていたため、web拍手を撤去いたしました。web用に描いていたイラストがこちら↓自分で言うのも何ですが、結構頑張って仕上げてありましたね~^^特にマダオがお気に入りでしたw今や完全に暁のヨナ&SMAP楽曲ブログと化してますが、ブログ開設当初は銀魂への愛をメインで叫んでおりました。ジャンプ本誌での連載が終了し、増刊誌で完結編が掲載されているようですね!ちらちらと動向だけは遠目で見てるんですよ;;ただ・・・本当に読めなくて;びっくりするほど読めなくて;;母親が雑誌買ってきてるんですけど、開けないんですよ;私と姉は、どうも2013年に空知先生が自らコンテをきった映画「劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」で満足しちゃったんだと思います。(ありがとう銀魂!!良い最終回だった!!追い掛けてきて良かった!!)と・・・。その後暁のヨナがアニメ化して、そっちに一生懸命になっちゃったのもあって。銀魂、もちろん今でも大大大好きなんですが、今はもうお腹いっぱい!・・・って感じでどうにも食べられないんですよね。また何年かしたら、無性に食べたくなるのかも。その時大事に大事に完食しようかなぁ・・・!と思ってます^^by妹
2019.01.31
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遅ればせながら、かなり駆け足感想です;このお話までが29巻収録ですね~・・・29・・・29・・・(遠い目)暁のヨナ 169話「才器ふたり」*以下単行本29巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください。*・「-時に 雷獣は現れたか?」byクエルボクエルボ氏、雷獣さんに興味津々です。この部族は戦を神聖視してますし、強い人間に興味があるんでしょうね。うーん・・・ユン君のこの人質っぷり、流石にジェハ&ゼノも迂闊に動けませんね。・(ハクの馬鹿タレっ お前に何かあったらヨナ姫はどうなる・・・!!)byテジュンこの言葉をテジュン様が言ってくれちゃうんですか・・・;▽;!!危険をおしてまで落馬したハクに駆け寄るテジュン様・・・(崖から突き落とした張本人のくせに)この間からこの2人の関係にキュンキュンさせられっぱなしですよ!しかしテジュン様、いつの間に戦闘服を着込んだんでしょう。この間まで普段着だったような・・・w・御守りと爆発前回のラストで斬られ、落馬した絶体絶命のハク様。誰に助けられるでもなく 御守りパワーで覚醒&自力で立ち上がりました!!そして自力で頭を冷やし、冷静になりました!!ハク様が復活すると爆発が。物理的に何が起こってるのかさっぱり分かりませんが・・・やはりこの男は人間じゃないですね!今回、妙に屍累々が生々しく描かれていた気がします。・「テジュン キョウガ騎兵隊が潰れるのは時間の問題だ 今から右翼の歩兵を俺の言うように動かせ」byハク様冷静になったハク様、テジュンから状況を聞き出し指示を出します衝突現場の最前線で。。ウン・・・ハク様の圧倒的な力とオーラで、敵方は戦意喪失しちゃったからね!のんびり作戦練る時間ができて、良かったよね!!(突っ込んだら負け突っ込んだら負け・・・!)しかしこの状況で他部族の元将軍(18歳)に「どうしようっ!!」と泣きつけるテジュン様・・・本当に可愛いwハク様、テジュンにキョウガ部隊への指示を伝え、アルギラヴォルドにヨナ姫保護を託しました。うん、もっともっと他人を頼って良いんだよ18歳!そしてヒーローなのにヒロイン救出に他の男達を派遣する、というある意味少女漫画セオリーに逆行するかのような場面ですね。個人的にですが・・・この作品の面白い所はここだと思ってます。・「されたら一番嫌なことを選択するんですよ」byスウォン様16歳状況を把握したハク様。脳裏に浮かんだのは、スウォンと2人戦術について議論していた頃の記憶。16歳というと、ハクがヨナ姫の護衛につき緋龍城に住みはじめて間もなくの頃ですね。読書家のスウォンがハクに「敵方の心を折る戦術」をレクチャーしています。ハクとスウォンは2人で様々な陣形についてディスカッションしてきたのでしょう。その知識が今回生きてきました。ハクとスウォンって、ビジュアルが圧倒的に「知的キャラ!」「体力キャラ!」という身なりです。実際一番の得意分野はそれぞれ見たまんまなんですが・・・でもスウォンだってムンドクの弟子で「筋がいい」と評価されてましたし、ハクだってスウォンと対等に戦術語れちゃう訳で、決して筋肉バカではないんですよね。実はどちらも文武両道なナイスガイ!ーという描き方をされていたりします。・・・しかし面白いシーンだなぁ、と。ハクの回想なので「スウォンってやっぱ有能!」とも受け取れますし、別の見方をすれば「知識を吸収したハクが、提案から実行まで全部独りでやりきっちゃってる!」とも言えます。・(さっきから こんな時に思い出すのは あいつのことばっかだ・・・!!)byハク様そうかハク様が極限状態で思い出すのはスウォンの事ばっかか・・・。頑張れヨナ姫スウォンなんかに負けるなヨナ姫!!(↑基本的にスウォンはヨナ姫のライバルだと思っている読者)・「スウォン陛下の策とムンドク様譲りの・・・いやそれ以上の武力を持つ男 今ここで死なすには惜しくなった」byケイシュク参謀テジュンに「指揮をとっているのは雷獣」「中央歩兵隊の犠牲が少ないのも雷獣のおかげ」と告げられたケイシュク参謀は、空の部族兵を雷獣の補佐に回すことに。ジュド将軍がちんたら苦戦してるもんだから・・・ケイシュク参謀が日和ってきましたよ~;ここ、今回一番おもしろい所だと思いました。ケイシュクさんがどういった立場にいるのかは未だに伏せられてますが、彼の 対ヨナ姫・対ハク様への考え は、空のジュド将軍とはかなり異なっていますよね。ジュド将軍はハクのことを「スウォン様を脅かす存在!倒さねば!」とまで言ってましたが、ケイシュク氏は彼の目指す「高華国の勝利」に有益に働くのであれば、スウォンに恨みを持っているだろうハクだろうが何だろうが活かして利用したい・・・という考えのようです。スウォン陣営ってまだ深く描かれていないので考察しにくいですが、スウォン・ジュド・ケイシュクは結構三者三様の考え方をしているというか・・・全然一枚岩じゃないと思って見てます。・「いいえあれは・・・人ではない・・・・・・」雷獣の活躍が、クエルボ本陣にも伝えられます。ハク様、遂に「人ではない」と名言されてしまいましたw前回同様女の子皆無のまま終わるのかと思ってましたが、ヨナ姫が1カットだけでも出てきてくれてホッとしました(回想ですが)^^;次回も楽しみです♪by妹
2019.01.29
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<SMAP楽曲についてーその43>音楽語りーその263↓♪スーパースター★、Swing bySmap<SMAPシングル・アルバム年表> ★:サウンドに影響がありそうな事項◆:アルバム●:ベストアルバム▲:リミックスアルバムなど□:ソロ関連★2009年4月23日 草なぎ不祥事□8 2009年8月5日 こちら葛飾区亀有公園前派出所 両さん 44 2009年8月26日 そっと きゅっと/スーパースター★◆19 2010年7月21日 We are SMAP!2009-2010年のワークス群になります。まず、2009年春には、草なぎ君の不祥事(逮捕)案件がありました。この出来事に関しては、もちろんSmap的には大事だった思います。面白可笑しく、マスコミやネットで騒ぎ立てられますし。ただまぁ・・・特にファンでもない、一般的な目線としては、「そんな騒ぐことでもないじゃん」・・・という感じでした。逮捕案件ではありましたが、悪事ではなく、明らかに「失敗」でしたので。Smap楽曲ワークス的にも、特にグループ全体としてのサウンド変革に、この事案が多大な影響を及ぼした・・・とも感じません。ただ当時はファンの方たちが、最新シングル・♪この瞬間、きっと夢じゃない の購買運動を行ったりしていたようです。なんかそんなのをどこぞで読んだことがある・・・。当時の私には全然分かりませんでしたが、今なら分かります。長年ジャニーズ事務所というものを観て来たファンの方たちが、「上層部がこれにかこつけて何を言い出すか分からない!」という危機感で必死に動いていたんだなぁ・・・と。□8・こちら葛飾区亀有公園前派出所 両さん 香取慎吾ソロワークス。後程、ミニアルバム発売時で簡単に感想を書きます。44・そっと きゅっと/スーパースター★電子音・ピコピコサウンドが印象的で、完成度の高い両A面シングルだと思います。♪そっと きゅっと作詞:麻生哲朗 / 作曲:久保田利伸 / 編曲:山本隆一郎ゆっくりまったりテンポの楽曲ですが、打ち込みの印象の強い、不思議な浮遊感のあるサウンドの楽曲です。作曲は久保田利伸さんなんですね。作詞の麻生哲郎さんは、♪Dear Womanの方です。この方の詞は・・・大好きです。すごく可愛い言い回しが多いんですが、ぶれない、力強さのある「テンション」の伝わる詞・・・というのかな。かなり気恥ずかしい感情も、「本当にそう思ってるんだぞ!」と、しっかり伝わってくるのが凄いと思います。「そっと きゅっと」・・・いい掴みだと思います。ちなみに、この楽曲は草なぎくんのドラマ・『任侠ヘルパー』の主題歌とのことで、不祥事・自粛直後に、これまでのタレントイメージを一新させるようなヒット作をきちんと飛ばすあたりがもう・・・タレントマネジメントが、コンテンツの企画・制作にガッツリ連動している、「Smap」というプロジェクトの一番の強味だなぁ・・・!と思います。♪スーパースター★作詞・作曲:ナイス橋本&サワサキヨシヒロ、編曲サワサキヨシヒロこの曲はイイ!Smap打込電子音サウンドワークスの中では、1・2を争うくらい好きな楽曲です。ボーカルまで、電子音風にいじり倒してあるピコピコソングなのですが、とにかく調子が良くて、「軽さ」の良さがすごく立ってる!軽めにたったか調子よく走って、ボーカル電子音風にいじり倒しても、ボーカルの個性が爆発してて面白いですね。中居くんのボーカルは、リズム感の良さが立ってますし、前にも書きましたが、草なぎくんのボーカルは、ピコピコサウンドによくハマってます!この2人のボーカルパートと、ラストのふわっと占める吾郎くんパートが大好きです。◆19 We are SMAP! 2CD 2年ぶりとなるツアー用の、2枚組アルバムですね。えっと・・・歯に衣着せぬ言い方をすると、「えっっ(絶句)!!」っていう楽曲展開です。♪弾丸ファイターが出て来た時も、一度「えっ!」ってなったのですが、このアルバムはそれ以上。もし当時、リアルタイムでSMAP楽曲ファンとして聴いていたら、許せなかっただろうな、と思います。ここで一旦離れてましたね。確実に。数曲の好みの楽曲を除いて、とても耳だけで楽しく聴けるもんじゃないです。いや、サウンド自体は、どの曲もクオリティ高いんですけどね。ピコピコサウンド全盛期に台頭して来た、若手アーティスト様の起用もたくさんしていますし。個々には、すごく見所のある楽曲も多いんですよ!でも・・・小室哲哉さんの楽曲は・・・あれはどうしても許せない。和音もメロディーもあったもんじゃない・・・。すみません。最初からこんな感想で。個人的に、どうしても小室哲哉プロデュース楽曲を昔っから受け付けないので、それだけで、アルバム自体の印象が悪すぎて・・・。(全部が全部じゃないんですけどね。まれに好きな曲もありますし・・・)まぁこれも・・・あえて入ってるんだと思うんですよ。あれほど耳の肥えたSMAP楽曲制作陣営が、わざわざ入れてきているんですから。このアルバムを引っ提げたツアーを元に、初の中国公演とかもやってたのかな?日本文化として海外で認知されている、ジブリ音楽の久石譲さんや、アジア市場にも出ていた・・・のか詳しくは知りませんが、小室哲哉さんとか、こういった方たちに、わざわざ楽曲制作を依頼しているわけですから。これまで取り入れていなかったものにチャレンジしてるんだな、と思っています。また、こちらのライブツアーは、これまでのライブの作りとガラッと変わって来ます。おそらく、ここから本格的に慎吾くんが舞台全体の演出面に乗り出して来たんだと思いますが、どこまも大人向け・アーティスティックだったPopup!や、super.modernと打って変わって、舞台上に今までとは比べ物にならない超巨大スクリーンが設置され、1曲1曲がすごく分かりやすく、「絵面」重視で構築されていました。1曲1曲、ガラッと変えて来るので、繋ぎがぎこちなかったりする部分もありますが、その分かなり挑戦的なつくりになっていると感じます。出だし、♪がんばりましょう(大江戸・歌舞伎ver)からのワールドミュージックゾーンは聴きごたえ・見応え抜群です。特に、♪がんばりましょう(大江戸・歌舞伎ver)と、♪セロリ(アフリカン・マサイ族ver)のはまりっぷりが最高!もしこのアルバムを鑑賞するなら、是非ライブ映像での鑑賞を!ライブ映像まで観た方が、何を挑戦しているかよく分かります。各曲感想↓<DISC1>1.We are SMAP! -Funky Lude- 作詞・作曲:久保田利伸 / 編曲:柿崎洋一郎2.SWING作詞:西寺郷太・谷口尚久 / 作曲:谷口尚久・西寺郷太 / 編曲:Rob Mounseyアルバム感想を、すごい酷評から始めておいてなんですが、かったるい感じのオープニングから、2曲目派手ジャズへのこの繋ぎ、超イイと思ってます!特に、2曲目・♪SWINGは、これは超名楽曲ですよ!なんて楽しい「オールドジャズ」風!サビの、「Swing~」という部分の絶妙な抜き具合!「Everybody 皆 Clap your hands~」の調子の良さ!最高です。ノリノリのサウンド最高だな!と思ってクレジット観てみたら、Smappiesに参加されてた、有名なドラマ―・Omar Hakimさんとかがガッツリ入ってました。そりゃカッコイイわ!今回のアルバムは、サウンド面でずば抜けて聴きごたえがあるのはこの♪Swingと、吾郎くんのソロ曲・♪愛や恋や です。間違いなく。サウンドがこの布陣で構築されている2楽曲。他の楽曲と、格が違います。本当に、ボーカル以外、突っ込みどころがない・・・。あ、ボーカルはこれでね・・・もう味なので。これはこれで全然楽しいんですよ。3.僕の素晴らしい人生 - 中居正広・木村拓哉・稲垣吾郎 作詞・作曲・編曲:森大輔意外な3人名義の楽曲ですね・・・。あまりメロディーラインや歌詞は頭に残らないのですが・・・フルート・・・かな?乾いた笛の音はすごく印象的です。4.そっと きゅっと作詞:麻生哲朗 / 作曲:久保田利伸 / 編曲:山本隆一郎5.Trust作詞・作曲・編曲:小室哲哉上述の通りです・・・。これは冷静に楽曲として聴けません。6.FEEL IT作詞:SONG SOO YUN・HAN JAE HO・KIM SEUNG SOO / 作曲:HAN JAE HO・KIM SEUNG SOO / 編曲:HAN JAE HO・KIM SEUNG SOO・HONG SEUNGうん・・・。前曲よりかは全然聴けはしますが、まぁ・・・好きではないです。すみません。ここの2曲の繋ぎで、完全に心が折れます。7.GAIAにおねがい - 稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾作詞:ティカ・α / 作曲:永井聖一 / 編曲:ティカ・α・永井聖一・真部脩一・西浦謙助ここで、折れてた心を持ち直せます。浮遊感のある、この曲はすごく好き!エレキギターのソロ部分、すごくイイと思います。間奏も他になくて、面白い。このプロデュース陣は、相対性理論というバンド?さんたちなんでしょうか?ご本人たちの楽曲はしっかり聴いたことがありませんが、今度聴いてみようかな・・・。8.ひなげし作詞・作曲:萩原和樹 / 編曲:森俊之9.短い髪 - 草彅剛・香取慎吾作詞:麻生哲朗 / 作曲:田中潤 / 編曲:宗像仁志この2曲は、今までになかったほどに物語調のバラードソングですね。うん・・・個人的には、正直なところはっきり心に落ちて来てなかったりするんですが・・・悪いとは思わないんですけどね・・・取り立てた引っ掛かりどころがなくって。あ、でもどちらの曲も、ストリングスは聴きごたえがあります。10.Magic Time作詞・作曲:山口一郎 / 編曲:冨田謙この曲は、妙に光を含んでいて、気に入ってる曲です。サカナクションの方の曲・・・なんですが、個人的には、編曲が秀逸なんだと思うんですよね。ライブでは、謎の機械仕掛け?な魚のモニュメント的な映像の前で、派手めなスーツで5人が歌っていましたが・・・(サカナクションだから?)なんかあの絵面が忘れられない・・・。11.Love & Peace Inside?作詞・作曲・編曲:槇原敬之♪世界に一つだけの花以来の、マッキー曲ですね。「自分の心が変われば世界が変わる」・・・すごく大事なことを歌っているんですが、もうちょっとキャッチー&ファンタジックな方が、子どもにも伝わったかな?サビの「些細なことで争ったり しない」の、「しない」の部分のメロディーラインが好きです。12.We are SMAP! -Bounce Lude-作詞・作曲:久保田利伸 / 編曲:柿崎洋一郎悪くはないんですが・・・この合の手は難しいと思う・・・。13.SMAPのポジティブダンス作詞:鈴木おさむ / 作曲:石野卓球 / 編曲:CMJKこれはオモシロい1曲ですね。他のアルバムでは、まず観ないような楽曲です。ラップ調で、ネガティブとポジティブのうだうだを交互に繰り返すのですが、1番の、ネガティブ→中居くん、ポジティブ→キムタクのパート割がツボでした。・・・あぁ、分かる、って感じで。14.Going OverWords and Composed by RIP SLYME / Sound produced by RIP SLYME / Additional programming and arrangement by Yukihiro FukutomiRIP SLYME提供曲。うん・・・もともとRIP SLYMEは好きで、ガッツリではないですが、昔から聴いてました。RIP SLYMEのメンバーの方と、中居くんが幼なじみだかなんだか・・・?なのかな?普通に聴けます。ただまぁ、SMAPにラップ曲は・・・そもそも全く期待していないので・・・中居くんのラップは嫌いじゃないんですけどね・・・。15.Cry for the Smile作詞・作曲:Daniel Powter / 編曲:清水俊也 / 日本語詞:森内優希・zoppうん・・・特に何も書くことがないな・・・。この曲なんなんだろ・・・。あ、作詞作曲のDaniel Powterさんが、有名な方なのかな?♪Bad Day・・・うん、なんか聞いたことがあるような・・・。うん・・・でもこの曲自体は、どこが良いんだろう・・・?って感じです。16.We are SMAP!作詞:太田光 / 作曲・編曲:久石譲最後に突然、久石譲さんを引っ張り出しての、荘厳なオーケストラサウンドです。管弦楽団とか、合唱団とか入ってますからね・・・。シルク・ドゥ・ソレイユのイメージソングだったの?ほう・・・。いろいろやってたんだなぁ。うん・・・壮大で面白いんですが・・・まぁ、壮大で面白いね、って以外には、あまり感想がなかったりします;。<DISC2>1.Memory ?June? - 中居正広作詞:N.マッピー・宮下昌也・宮下浩司 / 作曲:N.マッピー・宮下浩司・宮下昌也 / 編曲:N.マッピー・宮下浩司 / ストリングスアレンジ:村田泰子ストリングスのヒリヒリから始まる、曲の出だしが面白いです。あのメロディーラインに、中居くんのボーカルで、ストリングスって!面白いじゃないか。2.君のままで… - 木村拓哉Music:David Foster・Kara DioGuardi / 編曲:中西亮輔 / 日本語詞:小林光明うん・・・特にあまりコメントもないんですが・・・キムタクのソロ曲って、イロモノサウンドが少ないので、他メンバーの曲に比べて、正直あまり心に残らないんですが・・・あえてこう、没個性的な、「普通にカッコイイ曲」を演ってるのかな?3.愛や恋や - 稲垣吾郎作詞・作曲:矢吹香那 / 編曲:長岡成貢これは超名曲!超おススメ!先ほども書きましたが、♪Swingとこの楽曲は、Smappiesに参加されてた、Omar Hakimさんとかが演奏されてる、超豪華サウンドです。キラッキラのアイドルジャズソングです。このベクトルで、この曲以上の完成度を求めることは、もはや不可能だろう、というそんな印象のある1曲です。吾郎くんの雰囲気を持っている男性アイドルも、他には居ませんし。4.帰って来たヨッパライ - 草彅剛作詞:ザ・フォーク・パロディ・ギャング / 作曲:加藤和彦 / 編曲:DJパロディ・ギャング酒で失敗して天国に行った男が、帰って来る曲ですね。不祥事に対するお詫びソングとして入っている楽曲です。ライブでは、曲の出だしで「すまーん!」という侘びの言葉が入っていました。“これくらいの出来事として受け取ってね”という意思表示かな、と思います・・・が、ライブで映像のこの楽曲の間中、中居くんが明らかに吐きそうになってるように見えるんですが、それがすごく気になるんですよ;あれ、この謝り方で大丈夫かな?って、気持ち悪くなってるのかな・・・?って。ただ、体調が悪かっただけなのかもしれませんけど・・・。5.No Way Out - 香取慎吾Words & Music:LOVE PSYCHEDELICOLOVE PSYCHEDELICOは、次シングル楽曲・♪This is loveも提供されています。ビールのCMの楽曲だったのかな?ビール(もしくは炭酸飲料)を注ぐような音から始まります。慎吾くんのキャラクター、明るい声質、力強さが非常に良く立っている楽曲・サウンドで、すごく好きな1曲です。よく聴きます。えっと・・・いろいろと愚痴も含んだアルバム感想になってしまいましたが、中には名楽曲や面白い試みの楽曲もたくさんありますし、特にライブ映像では、これまで積み上げた「定型」を思い切って崩し、新しい挑戦をたくさんしているのがよくよく見て取れるワークスです。現行の「新しい地図」運営の考え方の土台に近いものも、すごく感じ取ることが出来ます。「Smap」を語る上でも、興味深いワークスだと思いますので、興味のある方は、是非!続く!by姉
2019.01.20
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ええっと…発表から時間経っちゃってますが、この話題は無視できないのでちょっとだけ。フルーツバスケット再アニメ化! についてです。本作は1998年・花とゆめ本誌にて連載が開始。第一話から反響がすごかったそうです。その後作者様の病気による休載を挟みつつ、2001年にアニメ化され大ヒット。主に2000年代前半…花とゆめの発行部数が今(2019年現在)の3~4倍もあった時代、間違いなく雑誌を引率した作品でした。ちなみにこの頃は、本誌の値段も280~300円位でしたね^^;私達が読み始めたのはちょっと遅めでしたが、めちゃくちゃ世代でした。大好きでした。15巻位かな?以降は、毎号毎号、雑誌の発売を心待ちにしていました。インパクトのあるキャラクター達が繰り広げる、愛すべき日常が楽しくて。そしてどんどんヘビーな愛憎劇が見えてきて…とにかく先が気になって気になって。そんな中で、ふっと心が軽くなる言葉に救われる…ものすごく繊細な描写が光っていて。作者様曰く「スルメのような漫画を目指した」とのことですが、まさしくそんな感じ!読めば読むほど、噛めば噛むほど味わい深い作品だと思っています。…しかし今から考えると、十二支の呪いとか、かなり突拍子もない設定ですし…主役の天涯孤独設定も、高校生が抱えるには重すぎますし…絵も台詞もコマ運びもかなり独特で、決して万人向けの読みやすい作品ではないんですよね。しかしこれを漫画マニアだけでなく、クラスの子たちで休み時間に読み回していたのですから…当時は皆スマホなんて持ってないし、本当に漫画を一生懸命読む人が多かったんだなぁ・・・時代だなぁ・・・。とも思います。前にもどこかで語った気がするのですが、私達ふたごの間では(美内すずえ先生の「ガラスの仮面」は当然として、その他に)日渡早紀先生の「ぼくの地球を守って」高屋奈月先生の「フルーツバスケット」草凪みずほ先生の「暁のヨナ」この辺りが花とゆめイズム作品の本流!というかザ・花とゆめ作品!という認識なんです。舞台やテイストは三者三様ですが、とにかく「人の心」を描くことに特化していてどこまでも描写が繊細なんです。暁のヨナも国だの伝説だの出てきますが、基本的には「誰かのために動くパワー」という非常にシンシアリーな部分を描こうとしている作品だったりします。だから今回のフルバ再アニメ化、私達が何を期待してるかってヨナ読者の若い方も、昔の花とゆめの名作を読んでくれないかな! だったりフルバ読者だった大人の方達が、また花とゆめに興味を持って・・・あわよくば暁のヨナも読んでくれないかな! だったりしますw・・・さて上記のように、基本肯定的に捕らえているフルバの再アニメ化なのですが・・・やはりどうしても悲観的にならざるを得ない部分があります。主題歌に関してです。・・・岡崎律子さんが、もう居ないのです。2001年の旧アニメが大ヒットした要因として、必ずシンガーソングライター・岡崎律子さんの楽曲の存在が挙げられると思います。お洒落で美しい和音・ゆっくりと刻んでいくリズムそして岡崎律子さんのウェスパーボイス・・・これが高屋奈月先生の描く、優しく繊細な世界観にぴっったりだったんです!♪For フルーツバスケット ←もちろんこのOPが一番有名ですが・・・♪小さな祈り ←EDも上品&可愛らしくて良いよ!♪セレナーデ ←多分コアなフルバファンの中には、この曲を一押しする方も多いはず。何を隠そう私達双子は・・・岡崎律子さんの大大大っっファンでした。・・・というか現在進行中で大ファンです。何度聴いても惚れ直します。実はフルバからではなく、岡崎さんは90年代に林原めぐみさん等声優さん達に楽曲提供をされていて、その辺りの曲があまりにも素敵だったので作曲者の名前をチェックしてて・・・そこからのファンでした。だから本人名義の楽曲をはじめ、他の歌手への提供曲までくまなくチェックしていました。もうもうどれだけ聴いたか分かりません。岡崎律子さんのワークスは、優しい声や心に響く歌詞が褒められていることが多いです。もちろんそれも岡崎さんの唯一無二の魅力なのですが・・・双子的にはそれに加え音楽性の高さ!多様さ!! を声高に叫びたいのです。和音がめちゃくちゃ綺麗!メロディーや曲の構成が多彩!引き出しが半端ないんですよ。最近になって60年代・70年代の洋楽や80年代の日本の歌謡曲・アイドル曲なんかを聴くと岡崎律子さんがいかにこの辺りの楽曲から影響を受け、勉強されていたかが分かってきました。決して「岡崎律子節」だけに頼らずすごく貪欲に色んなものを取り入れながら活動されてたんだなぁ・・・と。岡崎さんはフルバ以降も主にアニソン楽曲に重宝され、次々と名楽曲が産み出されました。「ラブひな」「メロキュア」では作品のノリに合わせイケイケでアップテンポな曲にも果敢に挑戦されていました。それがまた良いんですよ。新しい楽曲が出てくる度に驚かされ(次は!?次はどんな曲が出てくるの!?)とワクワクしながら待っていました。2004年5月、他界されたと知った時は、本当にしばらく呆然としてしまいした。人気絶頂の中、とても精力的に活動されていたので、まさか闘病されていたなんて・・・。遺作となるアルバム「for RITZ」には旅立つシンガーとしてファンに向けた言葉なんだろうな・・・という♪I'm always close to you という曲が収録されています。未だにこれ聴くと泣けます。泣くでしょこんなの。岡崎律子さんは春の悦び・秋の切なさ・・・様々な情景を歌い最期の時を迎える、病室の静寂さ までも楽曲にされていました。本当に生粋のシンガーソングライターだと思います。(あと10年・・・5年あれば、アニソンの枠を超えて音楽界で評価されていたはず・・・!)と嘆く人の声をきいたこともあります。私達もそう思っています。未だにコアなファンは多いと思いますし、音楽に携わる人・クリエイターを目指す人には学ぶべき所がすごくある楽曲群だと思います。林原めぐみさんなんかは、未だに自身のCDアルバムをリリースする度に岡崎さんの楽曲を、なんらかの形で必ず入れてきています。「この名楽曲が忘れられないように!ひとりでも多くの人に届けたい!」生前の彼女に多数の楽曲を提供して貰った者として・・・というプライドさえ感じます。岡崎さんの楽曲は、人にここまで思わせる魅力と価値があるのだと思います。高屋奈月先生の要望で、新生フルーツバスケット(アニメ)は声優さんも一新!全く新しいスタッフで創りあげる!という形になるそうです。15年以上経ってますから。確かにそっちの方が良いものが出来るだろうなぁ、と思います。主題歌も新しい曲が作られるのでしょう。それはそれで楽しみです。・・・ただこれだけは言いたいんです。新たにフルバに興味を持った皆様・・・岡崎律子さんの楽曲も是非是非是非聴いて下さいね!!! こ・・・こんなに語るつもりはなかったのに;;岡崎律子さん、まだまだ語りたい楽曲が多すぎる;;それはまた別記事で・・・。by妹
2019.01.18
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一気読みしました!少年漫画感想。『冥銭のドラグーン 全4巻』(沢田ひろふみ先生・講談社・月刊少年マガジン・2016年~)1615年・大阪夏の陣。戦力差はほぼ2倍。勝てる見込のない戦の中、真田幸村率いる三千騎は、単独で徳川家康本陣に迫った。そして、幸村の嫡男・大輔と、幼なじみで鉄砲や軍略に精通する少年・鏡風太は、見事、家康を討ち取ることに成功する。・・・これを機に、「日本の歴史」は一変!「天下泰平の世」は遠のき、再び乱世が訪れた・・・。「遮那王義経」の沢田ひろふみ先生の新作!「お!今度のモチーフは真田なのか!」と認識はしていたのですが、「もう少し単行本が溜まったら読もう!」と思って放っておいたうちに、とっくに完結していたようです・・・。今回ふと古本屋で目に入り、立ち読みを初めて、あまりに好みな作品なもので、一気買いして来まして・・・なんでリアルタイム・新刊で買わなかったんだ!私!・・・という後悔に苛まれています。イイじゃん!!この作品、すごくイイじゃん!!歴史の流れを眺めていて、誰もが妄想するここでこうなってたらオモシロかったのにな~・・・を、沢田ひろふみ先生の、どこまでも丁寧に書き込まれた画面で、躊躇なく本気で具現化した、スーパーパラレル歴史漫画です。漫画ならではなとっかかりだなぁ~!と思います。丁寧で、実力・意欲に満ちた漫画画面でしか意味を成しませんし、もう、やろうとしていることが大好きです。コアな歴史好きの方の受けがいいとは思いませんが・・・基本、面白ければいい!というエンタメ歴史好きの私には、スーパークリティカルヒットですよ!えっと・・・どこから語ろうかな。城!・・・城ですよ!出だしから、豊臣の旧大阪城天守閣の描写から始まるという・・・とにかく、城描写に特化した作品でした。日本の城は、石垣作りのイメージが強い方も多いと思います。よほどコアな方でない限り、「城に観光」に行くときは、大きな石垣で作られた、または天守閣が残っている&復元されているようなお城に行くと思います。こうしたお城は、基本的にはほぼ江戸時代以降のお城です。城づくりに石垣が登場して来るのが、安土桃山でもかなり後期の方。・・・用途によっては、それ以前よりあったみたいですけどね。特に信長などは、とにかく「魅せる城」にこだわっていましたので、かなり初期のお城から、天守・石垣が「見えやすい位置に」ずどーんと据えてあったりします。ただまぁとにかく、乱世の城というのは、基本的に「立て籠もる」為の、山に必死で凹凸を作った「土&木づくりの要塞」だと思います。石垣での丁寧な築城なんて、やってる時間も財力もない。それが、やはり関ヶ原の合戦後以降が主・・・なのかな?戦が少なくなってくると、総石垣作りの巨大城郭が登場して来ます。時代が進むと、政治的・役所的な機能に重きが置かれたり、庭に凝り過ぎて、城だか庭だか何だか分からないものになったり(金沢城とか)、実際の戦闘的な危機感からは遠ざかったお城になっていきますが・・・やはり、安土桃山ラスト~江戸時代初期初期の築城や城の改築というのは、乱世をモロに体験した方たちが、持ちうる全ての経験・知恵を投入し、まだ何が起こるか分からないという高い高い危機意識で作っていますので、・・・超面白いんですよ。その最たる城が、彦根城だったり、熊本城だったり・・・という、「お城好き」と名乗る方たちが、真っ先に挙げ連ねる、有名な城郭たちだと思います。今回の漫画は、「戦国の合戦」の面影を残しつつ、どんどん改良を重ねる火薬道具でそこからの変化を妄想しながら、こういった↑江戸初期のお城で、攻城戦を思いっきりやろう!・・・という作品だったと思います。彦根城の戦闘とか・・・超観たいですよね?!城好きの方なら、絶対分かりますよね?!そこにある、城のロマンが!!書けば書くほど、私(←城大好き)のような人間の為の漫画だなぁ・・・。最終的には、4巻で彦根城攻めだけをガッツリやったところで、連載終了となっていますが・・・もっともっと読みたかったなぁ~><!!いや、リアルタイムで雑誌も単行本も購入していなかった人間に、何も言う権利はないのですが・・・言うだけ言う!!好きだなぁ~~!この漫画~~!!全4巻。2巻の段階から、わざわざガッツリ登場させていた伊達政宗とか・・・もっともっとお話を膨らませる予定だったんだろうな、という要素がそこかしこに見受けられますので、残念な気持ちも残りますが・・・いくつか登場する合戦シーンもそれぞれ特徴的で、しっかり読み応えのある、いち作品としてまとまっていると思います。「漫画っていいな」と改めて思える作品でした。満足感もありますので、城好き・エンタメ歴史好きの方は、是非!沢田先生、今後も質の高い、しっかりと読み込める漫画作品を何卒!よろしくお願いします。今度は、ちゃんとリアルタイムで追いかけます・・・!by姉
2019.01.13
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2019年、あけましておめでとうございます!新年早々、こんなものを入手しました。「暁のヨナ19巻」で、ヨナちゃんがハクさんにプレゼントしたお守り!…に、かなり似ているラピスラズリの原石ペンダント!今までも、水晶の売っているお店を見つけては、ラピスラズリのコーナーを必ずチェックして、「似てるのないかな~?」って見て来てたのですが・・・お正月に訪れた、某観光地の小さなお土産屋さんにて、ついに「これだ!」と思える1品に出会えたので、即購入しました。今まで観た中で、一番似てる!ラピスラズリは、原石はいろんなところで売っていますが、ペンダントの形になっているものは、丸く磨いてしまっているものが多くて、なかなか、この「カクカクの形」のままペンダントになっているものが見つかりませんでした。原作と比べると、・原作の石はもっと薄くて、表面が磨いてある?・原作の石は、石に穴を開けて紐を通してある・台形の形が違う・・・等々の違いがもちろんありますが、そこはもう。オリジナルグッズというわけではないので。今回購入したペンダントには、「手作りアクセサリー」というタグがついていました。石も、金色のキラキラがしっかり見える、ちゃんといいものを選んでいるのが分かりますし、しっかり編み込んだ紐も丁寧な作りで、すごく気に入っています。嬉しいです。大事にします!さてさて。2019年。今年の暁のヨナは・・・19巻でこのお守りをもらってから、落ちていくだけだった気持ちが、反転して来ているハクさん。彼が、いよいよ表舞台に台頭してくる・・・?大事な大事な展開が来る(んじゃないかなぁ・・・)と思っております。わくわくします!今年も、誠意あるエンタメ作品を、気ままに、一生懸命楽しみたいと思います。今年も1年、「ふたごノート」をよろしくお願いします。by姉
2019.01.06
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2年ぶりの新巻刊行!『本と鍵の季節』(米澤穂信先生・集英社・2018年)あまり利用者の多くない学校の図書室。高校二年生の堀川次郎は、同学年の松倉詩門(しもん)と図書委員の当番を務めている。松倉詩門は、背が高くて顔も良く、学年内でも目立つ存在だ。話してみると、ほどよく皮肉屋で、いいやつだった。この2人の図書室には、なぜか奇妙な「頼みごと」が持ち込まれて来る…。*以下、新巻小説のネタばれアリ感想です。ご注意ください!*全6編から成る短編集。ラスト2編は、前・後編のような作りでした。奇妙な「頼まれごと」をしぶしぶと引き受け、首を突っ込んでいくうちに、この出来事の根本にあるであろう、事実の輪郭がぼんやりと見えてきます。しかし、「何が起こっているのか」の推測までしたところで、「何故、この人はこんなことをしているのか」「何を考えているのか」…ここに踏み入る直前で、一気に主人公たちが立ち退きます。頭が良くて、器用なタイプの二人ですが、所詮、高校生ですから。他人の本質に興味本位でズカズカと立ち入ったところで、何も出来ません。そこに踏み入ったことに対して、責任がとれない。今回の作品は、主人公たちのこのスタンス↑がすごく印象的でした。このスタンスのことを指して、タイトルに「本」「鍵」「季節」というモチーフがあるのかな?主体的に関わっていくわけではない受動的な疑似体験・「本」モチーフの中で、ふと他人の本質に踏み込むことが可能になるような「鍵」が手の中にある。・・・さて、どうするか。ここに、「一過性」というか、巡るものという意味合いでの「季節」という単語が来ているのも面白いな~、絶妙だな~、と思いました。各短編の簡単感想↓。〇913図書委員を引退した、3年生の先輩が頼み事を持ち込んで来た。「亡くなった祖父の金庫を開けて欲しい」静まり返った古い日本家屋の描写が、不気味で印象的でした。〇ロックオンロッカーある日なりゆきで、連れだって美容室へ散髪に行った2人。しかし、どうも美容院の様子がおかしい。2人は、あえて「傍観者」であることを選んだ。ラストの緊迫感が焼き付く1編でした。なんとも「高校生」な関わり方も印象的でした。〇金曜に彼は何をしたのか金曜日に、職員室で窓ガラスが割られ、テスト用紙が盗まれる事件が発生した。後輩の図書委員から、「素行不良の兄が疑われている。兄は否定しているが、金曜日に何をしていたか固くなに言わない」という相談を受け、2人はその推測に乗り出した。仕掛けが沢山してあって、今のところ短編単体としては一番気に入ってる1編です。タイトルからいろいろ引っ掛けてますね。アリバイ探しの結末が、モヤモヤしている状態で切り上げになったところからの展開がザ・米澤穂信!って感じでした。〇ない本3年生の一人が、受験ノイローゼで自殺したらしい。他人事のように聴いていた噂は、その彼の「同級生」と会うことで現実味を帯びて来た。「死んだ彼が、最後に借りた本を探して欲しい」という依頼を受け、2人は図書委員としての腕を発揮しようと試みる。次の展開に向けての1編だと思います。これまでになく最初からドキッとする題材です。「回想シーン」の、逆光の中に居る人物の表情をなんとか見て取ろうとするような、モネの「日傘の女」の絵に求めるような感情の動きがありました。〇昔話を聞かせておくれよ〇友よ知るなかれ「物語の基本は、復讐と宝探しだそうだ」ある日突然、松倉詩門は「昔話」をし始めた。題材は、「宝探し」…?ラスト2編は、ミステリアスな松倉詩門の本質に突っ込んでいくお話しでした。どこまでも「本」と「鍵」をぐるぐるするお話し回しが面白かったです。余談ですが、小道具として、松本清張の『ゼロの焦点』が出てきた…!今年読んだ小説が登場して、嬉しい…!「満願」と「王とサーカス」の、1冊としての完成度・読みやすさが高次元過ぎた…のもあると思うのですが、この2冊以降は読者の期待値も上がっており、なかなか出し手としては大変になってるんじゃないかな…と思っていました。執筆スピードも落ちていましたし・・・。ただ、正直今回の作品は、そもそも「あっさり読んでね」っていうパッケージで出てますので、「楽に執筆出来るように、自分で仕掛けたんだな」と受け取り、安心しました。まぁでも・・・いつも通り、1回目はスルスルと読むんですけど、2回目はさり気ない前振りのオンパレードに打ちのめされます。2回目の方が、ぐるぐるするかな・・・。とても面白かったです!米澤先生、次作も(ゆるゆると)楽しみにしております!!by姉
2018.12.30
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かなり駆け足感想です;;暁のヨナ 168話「最強の囮」・開戦 ケイシュク参謀の作戦とは戦が始まりました。高華側の采配は、ケイシュク氏が総括。数で劣っている高華国軍は、中央に戦力を集中させている千州軍に対し、左翼のジュド将軍部隊に戦力を注ぎ突破口にしよう…という作戦のようです。とりあえず、ハザラの部隊とハク&テジュン部隊が最前線の死番をあてがわれちゃってるのが重要ですね。そしてアルギラが武器を持ってくれて安心しましたw・「良い働きをお見せしようじゃねーの 参謀様の戦略通りに ぜってぇ死んでなんかやらねーけどな‼」byハク様ハク様は当然(千州軍追い払って、ついでに雷獣にも死んでもらおう)というケイシュク氏の真意はわかってます。でも突っ込んでいきます。フェアじゃなさすぎる喧嘩に、あえて乗っかります。…げ、元気だな。元気になってるな…とは思ってましたが想像以上にやる気満々!まぁここまで来たら、やるしかない!ってことなんでしょうが。・進撃のハク様先陣を切って敵の大軍に突っ込んでいくハク様。首から顔にかけてをピンポイントで薙ぎ払っていきます。さようなら少女漫画。。ハク様、最近瞳が大きくなって可愛い顔だちになったなぁ…とか思ってましたが、気のせいでしたね。敵歩兵の「怯むな!相手は軽装だ」はブラックジョークですか。ブラックジョークですねきっと。・ジュド将軍停滞ジュド…お前…普段良いとこなしなのにここでも活躍できなかったら…貴方の存在意義は…ま、まぁね!相手はまさかの緑・黄色の龍ですから‼‼しょうがないね!・キジャ・シンア vs ジェハ・ゼノヨナ姫とユン君を人質に捕られているので、クエルボの指示に従うジェハ&ゼノ。キジャ・シンアと拳を交える展開に…。うーん…ここの四龍のくだり、実に14~16Pかけて描かれていましたが、正直この展開がどんな形で発展していくのか…ちょっと掴みかねています。ジュド将軍や空の部隊の面々に、四龍の力を見せつける形になるのかな?ジェハ兄さんは、ヨナ姫から「ハザラがクエルボに不信感を抱いてる」との情報を得ているので、今後活かしてくれそうですが…。うーん…。・「そなた達がここで我が国の騎馬を足止めしてる間に ハクが無茶をして死ぬかもしれんのだぞ!?」byキジャ今回、ひたすらハク様の身を案じていたキジャ兄さん。本当にこの人は生粋の四龍というか…本質を見失わなくて素晴らしいなぁ…と思います。個人的には、巻数が進むたびに好きになるキャラだったりします。・「今ならわかる 背後にあいつらがいたことがどれ程 心強かったか」byハク様前線で大活躍するも、後方に居る新米兵士たちに気をもむ雷獣さん。信頼できる四龍の皆が恋しくなったようです。そういえばファンブックでも草凪先生が「ハクは(外部の人間には)警戒心が強い」的なコメントをされていたな、と。千年に一人の武人とはいえ、いきなり他部族の隊長として軍を率いるのはなかなか難しいようです。…いやまぁ当然といえば当然なんですが^^;・腹部を斬られ落馬するハク様だから鎧くらい用意していればこんなことには‼―と、ほとんどの読者が総ツッコミ入れたんじゃないかな、とは思いますが…;;まぁこの世界では「将軍レベルは普段着のまま戦地に出向く」のがデフォなので(以下略)緊迫したシーンですが、アルギラ氏の「ハクにゃん‼」という何とも間の抜けた呼び名が響き渡っています。いやまぁ…緊迫してはいるんですが。・姉と今後の展開を予想し合いました(恒例のオタク談義)。火の部族も仲間たちも、もちろんヨナ姫も…全てを守ろう!としたハク様。キジャやシンアを遠ざけ、全部一人でなんとかしようと背負いこんだんですよね。でも、やっぱり彼個人の力では無理なんですよ。相手は大群だし。自分は指揮するの初めてだし。そしてケガまでしてしまいました。致命傷ではない…とは思うのですが、もう戦地で活躍できる状態ではないですよね。前にも後ろにも敵ばかり。絶体絶命です。では、どうしたら良いのか。仲間たちに助けてもらうしかない‼と思うんです。生きるために、自分の我を貫くために四龍の力を欲しがろうよ!ね、ハク様‼28巻のラストで、「自分はこうしたい」とぼぞっと呟いたハク様。それを成し遂げるには、もっと貪欲にもっともっと周りの力も巻き込んでいかなくては‼…こんな展開妄想をしているのですが、はてさてどうなるのでしょう?続きが気になりすぎますが次号休載。しかし付録はヨナです。困ったもんだ^^;(←多分買う)by妹
2018.12.28
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こんにちは妹です。事の発端は昨年2017年の冬にさかのぼります。去年の12月、私用で関東に出向いた際…いそいそと一人で恩賜上野動物園に行っていました。主な目的はそう…分かりやすくパンダ!シャンシャンは公開直前の時期で見れず。残念だったのですが、お父さんパンダ・リーリーがアイドル性抜群で目の前で笹を食べてくれたんです!独り動物園、すごくすごく楽しかったのですがここでひとつ大きな問題が。可愛くじゃれていた猿山の猿達や猿の赤ちゃんが目の前に居たのに…手持ちのデジカメでは全然撮れませんでした。ズーム倍率が全く足りなかったんです…あまりに動物が撮れないので、最後にはあきらめて園内のモニュメントとか撮ってました。よく考えればこのデジカメ、実に10年以上酷使っているものでした。全然壊れなかったし、画質にこだわりもなかったので気にしてませんでしたが…そろそろ新しいデジカメ買っても良いのでは!ということで、今年の秋頃に光学30倍ズームのデジカメを購入していました!canon のSX710です!!いやまぁ高価なものではなく、型落ち中古品なんですが…^^;最近ではスマホの台頭により、デジカメ(コンパクトデジカメ)市場は・スマホでは撮れない高画質 もしくは・スマホでは撮れない高倍率ズーム のどちらかに振り切れた商品が多いみたいですね。SX710は後者です。画質は普通だけど、めちゃくちゃズームできる機種。しかし今のカメラの性能、10年前とは比べものにならないですね!(当たり前だ)とりあえずここまでが前置きです。姉が感想記事を上げていましたが先日、草彅剛さん主演の音楽劇「道」を観劇するため上京していました。せっかく東京に来たなら…行くしかないでしょう!およそ1年ぶり・高倍率カメラ片手にいざ恩賜上野動物園へ!!開演と同時に、早速パンダの列に並びました。待ち時間はおよそ30分。週末でしたが、幸運にもあまり混んでない日だったようです。(常連のおじいさん曰く、一番混雑した日は2時間30分待ちだったそう;)念願叶って、動物園のアイドル・香香(シャンシャン)を観ることが出来ました!!シャンシャン、めっちゃ寝てました!!しかし…一瞬目を開けてくれました!!!ああ…上野動物園来て良かった…私はこの時点ですでに十二分に大満足していました。しかし今回の来園時、パンダ以外の動物たちもやたらサービスが良くてシャッターチャンスがすごく多かったんです!!ああ…ポカポカ…ウハウハvゾウさんたちは仲良しでずっとくっついてるし…遠くに居る動物でも、目元までアップにできます。高倍率カメラ買ってて良かった…!フクロウはめっちゃガン飛ばしてきてました…(怖かったw)1年前は全く遭遇できなかったゴリラさんが…目の前に!暗いし動くのでブレブレの写真を量産してしまいましたが、中にはしっかり撮れた写真も。写真素人は難しいこと考えないで、数打ちゃ当たる作戦で撮りまくるのが正解な気がします。ゴリラの子供も居ました。お母さんにべったりです。念願の猿山撮影。高倍率カメラ万歳!お猿さんの瞳は、何故あんなにキラキラしているんだろうか…。ホッキョクグマは2頭そろってウロウロしてました。求愛中だったのかな?貴重な場面を観た気分。リスが木の実をかじる姿、可愛いよりも激しさ・獰猛さを感じますWホックホクの大満足で動物園を後にしました!そしてご飯を食べた後少々時間があったので、西洋美術館の常設展示も観てきました。なんと常設展示無料の日だったようで、0円で鑑賞できました。西洋美術館の常設、北方ルネサンスとクロード・モネの作品が充実してて大好きなんです!フェルメール展やルーベンス展やムンク展も観たかったなぁ…いやいや、でも大満足の旅でした。やっぱり上野は楽しいなぁ!BY妹
2018.12.26
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妹と二人で上京&観劇してきました。『音楽劇 道(La Strada)』(デヴィッド・ルヴォ―演出、草なぎ剛主演、日生劇場、2018.12.8-28)「ガラスの仮面」の作者・美内すずえ先生も観劇されたようで、なんか嬉しいv*以下劇の内容についての感想になります。これから楽しむ方はご注意下さい*イタリアの映画監督・フェデリコ・フェリーニの代表作の一つ・「道(1954年)」を、舞台化した作品!…とのことで。「新しい地図」ファンクラブ会員の先行申し込み(抽選)で、幸運にもチケットを取ることが出来たので、妹と二人で行ってきました。演劇か~・・・興味はすごくある分野だし・・・有名な演出家さんが力を入れた舞台とかなら・・・もし観れるもんなら、観てみたいけどな~・・・・・・くらいの軽い気持ちだったので、実際にチケットが取れたとなると、すごく緊張しました。(生の)演劇なんて、ほとんど観た事がありません!ましてや、こんな本格的で高級な(万のするような)観劇、初めてです!(劇団四季なら観たことあったけど。遠い昔に・・・)今、「新しい地図」陣営が、もしくは「新しい地図」を絡ませた企画主体が繰り出してくるモノが、クリエイティブに対する誠意に満ちていないわけがない。↑この確固たる信頼感に興味本位で乗っかり、私自身にとっても「新しい地図」が開けていく感覚です・・・。うん。楽しいな。以下、気づいたこと・感動した部分の列記です。◆フェデリコ・フェリーニ監督作品へのリスペクト・オマージュとにかく、元の古典映画も、有名な映画監督さんも、舞台演出家さんも、何のことやらさっぱり分からなかったため、一応出来る限りの予習はして行きました。今回の舞台の元映画・『道』はなかったのですが、近くのTSUTAYAにレンタルであった、フェリーニ監督の他作品を借りて観ました。『8 1/2(はっかにぶんのいち)』(63年)と、『フェリーニのローマ』(72年)の2作です。今回舞台演出をされるルヴォ―さんの、演出家出世作となったのが上記映画『8 1/2』を元にした舞台だったそうなので、とにかく「フェディコ・フェリーニ」という映画監督の作風をかじって行かないと分からないだろうな~、と思って。映画単体についての感想は、また別に記事を書かなきゃいけないくらい濃くて毒々しくて感覚的で、とにかく衝撃的なものでしたが・・・今回の舞台に関連する部分で、特筆したい特徴が下記の3点です。〇幻想世界と現実世界の行き来(死と生)〇円形モチーフ〇絵面で見せる「象徴」の多用元映画・『道』を観ないままでの舞台・『道』の鑑賞でしたので、はっきりと言い切ることは出来ませんが、今回のこの舞台は、フェリーニ監督の他作品にも通じるテーマでもって、(8 1/2が強いんだと思いますが)映画・『道』を幻想的に脚色し、100分間の空間芸術にまとめようと試みた作品・・・だった(んじゃないかな)、と今のところ解釈しています。◆演出の意図の明確さ、統制今回の舞台ですが、とにかく感動したのが「統制力」。有名な演出家さまだから出来ることだと思いますが、下記に列記していくような数多の仕掛けが、明確で迷いのない指示の下で構築されていることがよくよく伝わって来ました。なんの為に舞台がこう設置されているのか、なんの為にこの役者様のキャスティングだったのか・・・細か~い部分まで、関わっている方々が「自分は何をするために居るのか」をはっきりと理解し、迷いなく動いているのが、受け手に一発で伝わって来ました。表現としてすごく挑戦的で、本当に難しいことを沢山やっているんだと思いますが、やりたいことに対して、こだわり抜く部分と、諦めて問題ない部分の取捨選択がとにかくスマートなんですよ。この明確な指示の中で、自身の持てる力の全てをぶつけることが出来るスタッフの方たちは、さぞ幸せばことだろうな・・・と思って観ました。一流の「演出家」って、こんなに凄いもんなのか!全然違うな!!◆劇場空間自体をサーカスの円形劇場に見立てる仕掛け日生劇場には、私自身は勿論初めて入ったのですが、非常に古風な、格式高くて重い雰囲気のある劇場でした。舞台上に、更に「サーカス風」な円形舞台が設置されており、円形舞台の向こう側には、もう一つ「オンステージシート」として販売された客席がありました。通常の客席と、この舞台上の客席で「円形の」舞台を囲み、劇場空間自体を、なんちゃって「サーカスの円形劇場」にしていました。これから起こる見世物自体が、サーカスのイリュージョンなんですよ!という意味合いのことを、出だしで言ってた気がします。ちなみに私達の席は、1階席と2階席の中間・中2階席の1列目。遠すぎず近すぎず、舞台全体の演出を俯瞰できる場所でした。演劇初心者には非常に恵まれた座席だった気がします^^◆超豪華生演奏今回の劇ですが、「音楽劇」と題された通り、舞台両袖で超豪華生演奏が奏でられました。ピアノの方がコンダクターだったのかな?ピアノをメインに、ブラス・フルート・ドラム・パーカッション等々から成る超豪華編成です。間違いのない、スタジオミュージシャンの方たちばかり。「物語に合わせて音楽を奏でる」ではなく、「音楽という魔法が、この空間芸術を成り立たせている」が正しいと思います。この空間芸術は、一流音楽がなければ絶対に成立しません。100分間、休憩なしの舞台それ自体が、「1曲の楽曲」のような感覚で流れていきました。◆サーカス団員たち=舞台を囃し立てる妖精たち今回の舞台は、「感情」を表に出していくのは主要3キャラクター(+2キャラ)のみであり、他の登場人物たちは、基本的には空間の緩急を作り、絵面を転換させる妖精のような・・・その方たち自体が舞台空間を回す魔法のような存在として設定されていました。時に没個性的に音楽と一体化して歌い踊り、舞台の緩急・場面転換を司り、また時に回想シーンでは端役に転じる・・・この「サーカスの団員たち」を演じる役者さんたちが、もう、上手過ぎる。なんだこの人たち!って感じでした。パンフレットを観る限り、舞台演劇のプロ中のプロ!って方たちなのかな?当たり前のことなのかもしれませんが、演劇に精通していない私の目から見たら、こんなに凄い技能を持った人たちが大勢居る世界なのか、「舞台演劇」界は!・・・と感動どころでした。◆ザンパノ:草なぎ剛生まれて始めてSmapを生で観たのですが・・・そこに感慨もなく、なんか普通に1舞台の1演者として観ました。ザンパノは、胸筋で鎖を引き千切るという一芸で日々を食いつなぎ、町から町へ転々としている筋肉ムキムキの大男という設定です。本当は、筋肉を見せるショーなんかに出ちゃうような方が演じてしかるべき役です。草なぎくん自体は、一般的に身長が小柄な方ではないと思いますが、普通に細い方だと思いますし、舞台役者さまの中に混じって「大男」には到底見えません。↑この「基本無茶ぶり」に対し、草なぎくんが頭っから突っ込んで行っている姿がなんて言うか・・・超「アイドル」でした。舞台までにすごいトレーニングして、筋肉作って、すごい意識的に声を太くして、セリフもずっと荒ぶって叫んでて・・・全身全霊でもって「粗野な大男」に突っ込んでいってました。周りのどの若手役者さまより、一生懸命演ってましたし、「一生懸命」に見えたってことは、決して「大男」が演じ切れていたわけではないです。基本、「無茶ぶり」ですから。『虚栄心だけで、余裕なく「大男」を演じてる人』でした。周りの、舞台上のサーカス団員たち(妖精たち)が流暢で、まさに魔法使いのようなプロであればあるほど、その中で浮いてました。すごく人間味・・・というか、言葉を選ばずに言うと、一番みっともなくて、余裕がなかった。この↑バランスこそ、この舞台の一番面白いところだったんだと思います。『虚栄心だけで、余裕なく「大男」を演じてる人』・・・元の映画とは違うのかもしれませんが、ザンパノというキャラクターの表現方法として、この方法は間違いでないんだと思うんです。話筋上、暴力は振るうわ、大事なものを作れないわで、最低の男ですし。「上手く生きられない、立ち回れない」ことこそ、このキャラクターなので。もちろんですが、草なぎくんは全部理解した上で、あえて全力で「みっともない」を演ってましたし、そのパワーが、音楽に流されて目まぐるしく展開する舞台上で、不器用に人間くさい感情を焼き付けていきました。妹が、「草なぎくんの演技は、何を観ればいいのかすごくよく分かった」と言っていました。今回、舞台でこの方をまじまじと観ての個人的な感想は、「演技力が凄い」とはちょっとズレていて、「自分の役割に対する理解力が凄い」「目の前にあるものへの突っ込んで行き方、迷いのなさが凄い」でした。◆ジェルソミーナ:蒔田彩珠(あじゅ)2002年生まれの16歳・・・2000年代か・・・。「初舞台です」という、超若手女優さんでした。主要3キャストのキャスティングの、「映画との違い・違和感」が明確な意図を持って行われていることをひしひしと感じました。ジェルソミーナは、映画ではもっと年配の女性で、少し知的障害を持っているのかな?という描かれ方をしてる…?ようなのですが、そこは思いっきり意図的に変えてある印象でした。元映画のザンパノが、もっと本当に大男で、「虚栄」って感じでもなさ気なので、そことのバランスもあったのかな?と思いました。今回の舞台のジェルソミーナは、かなりしっかりしてる印象でした。自分の感情も、はっきりと言葉にしていましたし。・・・ただ、めちゃくちゃ若い。この若い10代後半の子が、サーカスの幻想的な世界に放り込まれた時に、目に映るもの全てが彼女の恐怖と好奇心・憧れを刺激し、その中でうおさお出来ればいいんだと思います。この視点は、観客の視点に一番近いものだと思いますし、その視点から、ザンパノがどう映るのか・・・他にも選択肢がある中で、一番人間味に溢れた『道』をそこに感じられれば、それでいいんだろうな・・・と。感情表現に透明感があって、すごくストレートに伝わってきました。◆イル・マット:海宝直人海宝直人さんは、劇団四季のディズニー題材作品とかで、バリバリ主役張っちゃってるミュージカル界のエリートスター!って方、…という認識でいいのかな?この世界のことは全然詳しくないので全く存じ上げなかったんですが、すごい人気のある方みたいですね。配役からして、何をしてほしいのかがすごくよく分かります。誰よりもサーカスという舞台上に溶け込んでいながら、その中で目立ち輝いて、更にその上で人間味まで感じさせて欲しいんです。ザンパノの不器用さと対比させた、「軽やかさ」「器用さ」がきちんと入って来ましたし、もちろん華があるんですが、あくまでザンパノとジェルソミーナを立たせる演技に徹されている印象で、スマートだし、流石だなぁ…!と思って観ました。ザンパノの素行の悪さや、彼が自分には何も期待しておらず、何も教えてくれないことに失望しているジェルソミーナの前に、イル・マットが背中に羽を付けて、舞台上方から綱渡りで出て来たシーンがとても印象的でした。あの羽は、ジェルソミーナに見えてただけなのかな?象徴的で、絵的で、とても面白かったです。◆モリ―ル:佐藤流司佐藤流司さんは、主に2.5次元舞台を中心に活躍されている方、という認識でいいでしょうか?モリ―ルという「死」を司る役周りは、演出家・ルヴォ―さんが投入した今回の舞台のオリジナルだそうなのですが、オリジナルというよりは、幻想世界と現実世界の行き来でこの作品をまとめ上げる為に、「8 1/2」の手法を模倣した、オマージュ的な考え方だったんじゃないかな、と受け取っています。幻想と現実の両方の世界に存在出来る・・・けど、どちらからも浮いてる。この役に求められたのはおそらく、流暢に流れる空間芸術の中での「リモコン」的な立ち位置。流れの一時停止と、再生ボタンの掌握。観客たちへの、端的で「感情のない」無機質な重要事項の説明です。・・・この「空気を止める役」を、2.5次元という日本独特?の成熟文化上がりの俳優さんに割り振るというのが非常に面白いな、と思いました。(多分・・・この俳優さんの名前で、「これだ!」って思ったのかな・・・って。)難しい役回りだったと思います。・・・正直なところ、「もっと深刻に、焼き付いていいはずだ」というセリフが焼き付いて来なかったです。もうちょっと存在感・緊張感が欲しかった…かな。舞台開始直後の口上、逮捕されたザンパノを待たず、サーカス団について行くか迷うジェルソミーナに「選択肢」を提示するシーン、ザンパノに殴殺されたイル・マットが立ち上がるシーン・・・なにせ司っているのが、これほど現実に溢れているのに、何故かタブー視されがちな「死」ですから。もっと印象的で、浮いて聞こえて良かったし、舞台としては、もっとそうあるべきだったと思います。・・・もちろん、立ち振る舞いはとても様になっていたと思いますしまだまだ20代前半の若い俳優様のようですので、今後も是非、深みのある演技を頑張っていただきたいです。・・・いろいろ書きましたが・・・とにかく!!めっっっちゃくちゃ面白かったです!!きちんとお金を払って鑑賞する誠意ある舞台って、こんなにすごいものなんですね!観劇というのは、よほど何かのきっかけや環境が整っていない限りは、お金のかかる、大人の文化だと思います。しかも、おおよそ大都市住まいに限る。私たちにとっては馴染みのない、本当に新しい世界だったので、緊張もしましたが、子どものころに、全く知らない分野の漫画に恐る恐る手を出すときのような、ドキドキとワクワクがありました。今回観れて、本当に良かった。また機会があれば、是非いろいろ鑑賞してみたいな~、と思っています。そして、フェデリコ・フェリーニ監督の映画作品を、もっと詰めて、しっかり鑑賞したいです!!おまけ。日生劇場の向かい・帝国ホテルの建物内に、香取慎吾ブランドショップ・「ヤンチェ・オンテンバール」があります。恐る恐る・・・ちょっとだけ覗いてきました。あまりに場違いだったので、すぐに退散しましたが。ちなみに、「新しい地図」の運営母体・㈱CULLENの本社も今はこの建物のオフィス部分にあるみたいですね。・・・やりたい放題ですね。すごくいいんじゃないでしょうか。by姉
2018.12.23
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遅くなりました;なんとか次が出る前にアップできて良かった;来るゾ来るぞ…と期待してましたがその期待以上の盛り上がりでした!画面も乗りに乗っていて、草凪先生…ここが描きたかったんだなぁ…と。遂にここまでたどり着いたなぁ…と、色々感慨深い回でした…!暁のヨナ 167話「背負いきれない程の」・「以前トゥーリ族にも戦女神と呼ばれた女がいた 似てるんだよあんたと 戦女神と呼ばれた姉が」byクエルボ決戦前夜、お祭り騒ぎのトゥーリ族の民。長の娘を「戦女神」として崇めていたそうで、かなり好戦的な民族の様子。しかしこの女性は戒帝国に嫁ぎ、亡くなったとのこと。クエルボ氏の野心・そしてヨナ姫への執着はこのお姉さんへの気持ちが源泉にあるようです。だからってヨナ姫をトゥーリ族の新しい戦女神に…というのは短絡的すぎないですかね;・「稲妻の獣って誰だ?恋人か?」byクエルボ 「…違う…」byヨナ姫ヨナ姫の返答に含みがあって、妄想の余地があるので楽しいですねwうん、まだ両想いではないですね、まだね。・「ハクは 誰にも殺せないわ」byヨナ姫この台詞、ヨナ姫の真意がすごく気になりました。今までだったら、絶対こんな風に断言出来なかったと思うんですよ。ハク様は喧嘩が強いから、負けない。ハク様は四龍が護るから、負けない。この辺りのニュアンスなのか…?とも思いましたが、そういえばハク様は28巻のラストで「俺は火の部族に協力したい。姫さんから力貰って俺は一騎当万になります。」とか言ってたな、と。今まで自分で自分を殺してたハク様だけど今はやる気になって、「クエルボ撃退する」って言ってるんだから、そうなりますよ、と…そんな感じなのかなぁ、と思いました。・実は妻帯者だったクエルボ氏まぁ…普通に考えたら、族長は一夫多妻制だよね。そうだよね。高華国の国王&部族長たちが、子孫を残すことに無頓着すぎるだけだよね^^;しかしヨナ姫は奥さんを大事にしていたパパしか見てないので(奥さん居るのに他の女口説いてたんかい!意味不明!!!)とまるで地球外生命体でも見るかのような目つきです。・出陣のジェハ・ゼノ・ユン(ユンは人質)この間、クエルボ氏がジェハに「残りの四龍を連れてこい」と言っていたのでてっきり出発してるのかと思ってました。まだ普通に居たんだwヨナ姫から「リ・ハザラは戦に消極的」と情報を得たジェハ兄さん。今後に活かしてくれそうです!・出陣のキジャ・シンア(こっそりと)来るなと言われたからって、来ないお二方ではありません。兵士に紛れてハク様の後をついてきてます。…本当に紛れてるのか;??「あやつは意外と思い詰めると極端な行動に出るからな」キジャ兄さんの評価が本当に的確です!平然ととんでもなく極端な事するんですよね…この男…(参照:暁のヨナ1-3巻)・両者出そろいました鳴り響く太鼓の音と、兵士達のコピペ……いや、大群。しょんぼりリ・ハザラ氏の鬱々とした表情が気になって仕方ない。もはやそこしか見えない。。あ、この世界では「階級の高い人物は、ふだん着のまま戦地に向かう」がデフォなので、いちいち突っ込みませんよ!ええ!!たとえアルギラさんが武器すら持っていなくても、突っ込みませんとも!・「敵を前に 初めて 手足が痺れる 恐いな いつの間にか 抱えきれない程の守りたいものが出来た」byハク隊長ここからハク隊長のターンです。待ってました!そうだよね…イル陛下は戦嫌いだったから、実質軍を動かしたことなんてないよね18歳。しかし自ら「あれもこれもそれも守りたい」と、やる気になってます!・大刀を掲げ注目を引き、ハク隊長宣誓!外部の人間だけど火の部族兵たちの気持ちをくむ…堂々の宣誓です!何感動してるのテジュン様!本当はコレあなたの仕事よ?…まぁそこがテジュン様の可愛い所なんですがw「俺はこの刃に誓う あいつらを絶対俺らの国に入れさせねぇてな!!」byハク隊長部族は違えど、同じ高華国!俺らの国!この意識が部族間の信頼になり、強固な国の実現に繋がっていくと思います。しかしここでコレを言えちゃうハク様。何が凄いかって、私情を全く持ち出さない所。謀反の際、火の部族はスウォンに荷担して風の部族を攻撃してるんですよ。そしてハク様に至っては、テジュンに崖から突き落とされて死にかけたりしてるんですよ。普通の人間だったら「スジン将軍がスウォンに戦仕掛けて、返り討ちにあった?弱ってるところを戒の豪族が攻めて来てピンチ?……ザマァ!!!」となる場面ですよ。しかしハク様は「一緒に戦おう・俺たちの国を護ろう」と立ち上がっちゃうんですね。火の兵士達の士気は上がりまくり。ジュドさん、ケイシュクさん、よく見ててくださいな。このまま好き勝手やらせてて良いんですか良くないですよねガンバレ!・「あの日 この手に 力を貰った まずはあの軍勢を蹴散らす 待ってろ 今行くから」byハク様ヨナ姫との握手で元気10000倍になったフルスロットルハク様…コスパ最強ですな!!!(ただしヨナ姫に限る)もう敬語じゃないし、従者面もしてないです。元々こっちが素のハク様だと思います。…ヨナ姫・スウォンの前ではどうなるかなぁ。・囚われのヨナ姫窓辺で物憂げな表情のヨナ姫(&存在感のあるプッキュー)。今この城にはヨナ姫・クエルボの妻・神官ゴビが居るんですよね。(他に家来も居そうですが)…何かが起こりそうな気がしてます!次回も楽しみです♪…というかもう4日後じゃないですか;by妹
2018.12.15
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こんばんは妹です。花とゆめ本誌 &ファンブック&28巻が同時に発売され、嬉しいのですが脳内が情報爆発を起こしておりアップアップしております^^;とりあえず!とりあえず本誌の感想をば!!暁のヨナ 166話「戦力」・「ハクにゃん大丈夫!俺が味方だ」byアルギラ 「我々はコウレン陛下の命でゴビ神官を捕らえに来ました そして真国で受けた御恩を忘れてはいません」byヴォルドアルギラとハクの再会、こんなに大々的な演出が必要だったのか…甚だ疑問ですがwハク様が心から信用できる即戦力が加わって、良かったね!感謝のハク様ハグ。この人は弱ると、誰かに抱きつきたくなる性分なのでしょうか?なんというか…最近やたらと<ハク様が年上の野郎達に可愛がられてる場面>が多い気がします。・「白蛇シンア お前らは戦に出るな これ以上 俺は奪われたくない」byハク様ハク様の気持ちは分からないでもないですが、「ヨナ姫の言霊こそ生きがい!」というキジャ(&シンア)に対し、こんな状態で「戦に出るな」は無いでしょう。存在意義の否定レベルでヒドイ事言ってますよ。…まぁそれだけ<ハク様が腹ヘリパーティに愛着と責任を感じてる>って事なんですが。・「私はテジュン様の部隊で・・あなたが我々の部隊を指揮すると聞きました」byテジュン部下ちょっと何なのテジュン様…部下達をハク様に預けちゃうの…?「隊長はハクで」とか指示しちゃったの!?前回から、テジュン様とハク様の信頼関係にキュンキュンしっぱなしですよ!!こんなに期待されては、ハク様もますます気合いを入れるしかないでしょう。「付け焼き刃だが戦場での勝ち方を教えてやる」火の部族兵たちに指導し始めました。……いや、格好良いんですけどね!(ハク様…貴方もスウォンの謀反が起るまでは、実戦経験なんてほぼ皆無だったじゃん)(っていうか貴方、まともに軍隊動かしたことなんて無いじゃん18歳)とか、色んなツッコミが少々脳裏をよぎりました;まぁハク様は天才だから、きっとなんやかんや上手いことやれるはずですよね!!!(適当)・「ケイシュクさん 風の部族の雷獣さんをご存知ですか? 百年…いや千年に一人の武人になるんじゃないかな 彼を手に入れる事は叶わないけれど」by過去スウォンハク様はスウォン様の右腕として、一生尽す気バリバリだったんですけどね。スウォン様が玉座についた時ハク様が居れば、他部族の将軍達が付けいる隙の無い程完璧なタッグが組めていたと思うのですが…スウォン様は謀反を起こす前から、ハク様の事は完全に諦めていた模様。ここは本当にぶれないですね。・「確かに奴は千年に一度の武人かもしれない 空の部族の盾となってもらいましょう」byケイシュク参謀ケイシュクさんの立場からすれば、邪魔な奴に頑張って敵を倒してもらってあわよくば共倒れしてくれれば…という至極当然な願望ですよね。しかし…本当にケイシュクさん、ハク様をなめくさってるなぁ…。・「気は確かか!?あの男は陛下を殺そうとしているんだぞ?」byジュド将軍……ウゥン?そうでしたっけ!?ジュドさん、ハク様はスウォン様の命を狙ってはいるわけじゃないですよ。そりゃ16巻では発作的に襲いかかりましたが、その後は全く衝突してないじゃん。そんな素振りも見せてないじゃん。罪悪感からくる被害妄想ですね。やっぱりこの将軍、器じゃなぃ…ゲホゲホ。・ぴょんぴょんヨナ姫囚われの城で足かせをつけられ、転んでしまったヨナ姫…可哀想だけど可愛い…!敵の手を借りることなくぴょんぴょん跳ねて進む、負けん気の強い姫様…ああ可愛い!!クエルボ氏が気に入っちゃてる気に入っちゃってる。まぁ健気な姫様は可愛いからね!しょうが無いね!・「私の事を気にする民などいない 姫としての利用価値は無いから 王に交渉しても無駄よ」byヨナ姫実はヨナ姫の知り得ぬ所で「四龍を従えた赤い髪の姫」の存在感は増してきてはいるのですが。「イル王の一人娘・ヨナ姫」を気にする民は、今も昔もほとんど居ないでしょうね。ヨナ姫は、父親と自分が周囲の人間達にバカにされていた事を重々承知しているのでこの辺りは本当に冷静です。・しょんぼりリ・ハザラカン・スジンと一緒にスウォンにコテンパンにされ、クエルボに良いように使われ完全に心が折れてしまっている城の城主・ハザラ氏であります。同盟を組んでいるとはいえ、めちゃくちゃフラストレーションためてるみたいですが、このまま押し切って良いんでしょうか、クエルボさん…。・「この女を俺のものにして 俺は全てを手に入れる」byクエルボ暁のヨナも29巻目にして、遂にコレを言ってしまう敵キャラが現れましたか…!!白髪&黒髪ヒーローズ、オカン少年、姫様大好き四龍たち、姫様信者のテジュン様…色とりどりのイケメン達が登場するのに、今まで(心から)コレを言ってくれるキャラが皆無だったんですよね^^;ーいや、これはもうあれですよ!普通だったら…メインヒーローの出番ですよ!誰かさんが「姫さんはオレノモンダー!!」宣言をしてね、格の違いを見せつけてやらないと!!! ですよ!…………さて、果たしてそこまで行き着けるかな?なんかまだ誤魔化しそうな気がするな。あと一歩追い込みが必要かな。次回も楽しみです♪by妹
2018.11.25
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