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こんにちは妹です。フォトブックサービスde自作イラスト集 記事3部作のラストになります。先日はビスタプリントさんで暁のヨナファンアートイラスト集を作り、大満足でホクホクしていた訳ですが・・・ビスタプリントさんの仕様はハードカバー&フルフラット!一生モノの仕様です!高級フォトブックに分類され、がっつり作ろうと思うとなかなか(エイっ)と思わないと手が出せない金額になってしまいます。たとえば落書きスケッチなどをまとめたい時や、自分以外にも配布したい場合などは(そんなに豪華&頑丈でなくて良いからもっと安価で作れないのか・・・)と考える訳ですが、作れました。ワンコインで作れる激安フォトブックと呼ばれるサービスがあります。TOLOT・ノハナ・sarah(サラ)・ドリームページ・しまうまプリント・・・なんか色々あります。・・・探せば多分もっと色々出てきます。どうもアプリから注文できる系のサービスが多いかな?という印象です。今回はその中でも、人気がありパソコンからもアプリからも編集ができるしまうまプリントさんという所で作ってみました。銀魂&ヨナを除くファンアート集(落書きまとめ)です。*以下紹介するサービスは、2019年3月時点でのものとなります。*私の制作環境は主にパソコン・windowsです。アプリでの製作条件とは異なりますので、ご注意下さい。しまうまプリントさんは、ネット写真プリントを中心としたサービスみたいです。今回作ったのはA5縦サイズ72ページのもの。698円(税抜き)・・・税・送料込でも854円でした。その倍のページ数A5縦144ページのボリュームでも、998円(税抜き)です!ちなみにA6 縦サイズ36ページ・198円(税抜き)から作れます。破格ですね。無光沢のカバーがついていて、価格よりも高級なものに見えます。最終ページに、ロゴとバーコードが入っていました。連作イラストをまとめる事が出来ると、凄く嬉しい・・・!えー・・・今回印刷した画像、かなり前(暁のヨナ以前)に描いたものばかりで本当に小さい画像しか残ってなくてですね・・・もう諦めて「画素数不足とかそんなの関係ネェ!!」みたいな感じで好き勝手拡大して配置しました。そうしないと作れなかったんです・・・。そんな事してたらまぁこう↓なりますよね。反省。輪郭線がボヤける通り越してガックガクですwうん、でもまぁ腕を伸ばして眺めればあまり気にならない!もちろん画素数が十分な画像↑は、綺麗に印刷されていました!今回フォトブックを作るに辺り、画質だ仕様だなんだ・・・と色々調べてましてようやくdpiの意味を理解できた気がします。勉強になった!同時に心底痛感したのは、イラスト(写真)印刷において重要なのは何を差し置いても「ちゃんとした元画像を用意する」事だという至極当然な結論でした・・・いやこれは何となく分かってたんですけどね;印刷用紙ですが、表紙も中身も無光沢のマット紙でした。でもインクがのってる部分はちょっと光沢がありますね。これは小ロット印刷・オンデマンド印刷の特徴みたいです。安い市販のオールカラー本のような・・・暁のヨナの23巻特装版のイラスト集のような紙でした。(↑ヨナファン以外分からない例え)無地のページだと、裏の印刷がちょっと透けますね。画質は・・・4色レーザープリンター(激安印刷は大体これらしい)ということで、価格も価格ですし期待ないようにしていたのですが・・・想像以上に良かったです!あえて言うなら、色が濃くのり過ぎてるかな・・・ちょっと黄色味が強いかな・・・ 位です。いやでも、本当に全然綺麗だと思いました。編集・操作・・・しまうまプリントさんは、オンライン上での編集作業になります。ソフトをダウンロードする手間はないですが、画像をアップロードしている間に固まってしまったり、保存する前に消えてしまったり・・・というトラブルも多いようです。ただ私の場合はパソコンで作ったためか、とても使いやすかったです!レイアウトのバリエーションがもう少し増えたらなぁ・・・文字数がもう少し入れれるようになればなぁ・・・という若干の不満点はありましたが、とにかく編集途中でも保存出来るのが良かったです!1年間はマイページに保存されるようです。口コミで利用者がすごく増えているということですが、価格の手軽さとこういった利用のしやすさが理由だろうなぁ・・・と思いました。あ、そうです。ビスタプリントさんの記事でも触れたのですが、しまうまプリントさんも、画像を配置すると普通に自動補正機能が働いてしまうようです。自動補正は必ずOFFにしましょう!元々完成形のイラスト画像に自動補正機能が働いてしまうと、自分の意図した色が勝手に変えられてしまいます!ここだけは本当に注意が必要です。ちなみに左右のページに同じ画像を挿入すれば、見開きでどーんと配置することも出来ました。ちょっとコツがいりましたが・・・↑編集画面です。左右に同じ画像を同じサイズで配置しています。真ん中に注目して欲しいのですが、けっこう思いきってずらしてあります。中央部分は見えにくくなるので、その対応策・・・という感じで配置しました。仕上がった冊子はこちら↓軽~く抑えてこんな感じ。角度によって膝の部分が重複して見えちゃったので、ずらし方をもう少し控えるべきだったかも。でもまぁまぁ・・・成功したと思います^^ここからはイラスト関係ない番外小話です。しまうまプリントさん、とにかく安いので母親用に白浜パンダのフォトブックも作っちゃいました。A5スクエアサイズ96ページ698円(税抜き)でした。自分用にココアルさんで作ったフォトブックと並べ、印刷画質を比較してみました。*ちなみにこちらの写真集は自動補正ONにして作りました。左:しまうまプリント(レーザー4色印刷) 右:ココアル(6色印刷)ココアルしまうまプリントしまうまプリントさん、単体でパラパラ眺めているときは(ちょっと色が暗いかなぁ~でも全然綺麗じゃん!)と感じていました。・・・が、やっぱり見比べてしまうとココアルに比べ色が濃く、ゴワッとしているといいますか・・・単純に、ココアルさんの方がパンダが可愛く見えるんですよ!値段が全然違うので、これはもうしょうが無いですね^^;しまうまプリントさんの激安フォトブック、イラストと写真 両者で利用してみた訳ですが・・・すごくイラスト作品に向いているサービスだと思います。というかこれは写真よりむしろイラスト向けのサービスなんじゃないか?とすら感じました。*あくまで私の個人的な感想です!お絵かき好きで、ブログやツイッターなどで落書きをため込んでる方には是非一度試していただきたいサービスでした。なんてったって激安ですから!by妹
2019.05.16
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簡単漫画感想です。『連続漫画小説 あさドラ! 1巻』(浦沢直樹先生・小学館・スピリッツ)この物語は戦後から現代にかけて、可憐にたくましく生きた……名もなき女性の一代記である。2020年。東京をなにかの怪物(?)が襲っていた。このままでは、新国立競技場が・・・!東京オリンピックが・・・・・・!時は遡り、1959年、名古屋港。台風が近づいた嵐の最中、産気づいた母のため、医師を呼びに走る少女・浅田アサ。医者に場所を伝え、家に帰る途中、火事場泥棒をする老齢男性と遭遇する。人を呼ぼうとしたところを誘拐されてしまうが、話しをするうち、男性はアサに、自身は太平洋戦争で活躍したパイロット…「空の勇者」だったと語りはじめる。嵐は一層ひどくなり、2人はその場にあったコンテナに逃げ込むが、朝・恐る恐る扉を開けると、景色は一変。街は高潮に飲み込まれていた。浦沢直樹先生の新作!最近の作品は、『BILLY BAT』や『夢印(MUZIRUSHI)』のように、芸術・アート方面に振り切れた、「ついて来れる奴は付いて来い!」な作品が多かった印象でしたが、ここで、「YAWARA!」を彷彿とさせる(?)ようなアサさんという女性を主役に据えた、「あさドラ!」というエンタメに振り切れたパッケージの作品が出てきました。非常に気になり、購入しました。今のところ、どういった話になるのかは全く分かりませんが、浦沢直樹先生が、自身の作風の中で、一番エンタメに振り切れている「ヒロインもの」として出して来ているので、きっと何か出来るだけ大勢の日本国民(?)に訴えたい、伝えたいものがあっての作品なのかな?と想像しています。1959年・伊勢湾台風で大きな被害が出た名古屋港の描写から、物語がスタートしました。多分…なんですけど、1959年のこの伊勢湾台風~1964年の東京オリンピックの流れと、2011年の東日本大震災~2020年の東京オリンピックの流れをオーバーラップさせるつもりで、この描写から始まってるのかな…?この辺はまだ分かりませんが。名古屋の描写から始まるって、あまりないことなので。主人公のアサちゃんが、名古屋弁丸出しでカワイイです。NHKの朝ドラでは、関西弁のヒロインもカワイイな~と思っていつも観ますが、名古屋弁もカワイイですね。まだ1巻の段階で、この先がどうなるのか分かりませんが、「大災害」の描写を、手抜きなく描いているにも関わらず、飛行機に乗って、風船でおにぎりを配る支援をはじめる…という非常にエンタメな要素で話が回るのが、とても印象的でした。全然、描写は災害を軽く捉えたりはしてませんよ。でも、観たことのない絵面やセリフがすごく焼き付いて来るくらい、個々の描写が、「エンタメ」に洗練・昇華されている印象です。これは…浦沢直樹先生の、意欲作だと思います。次巻は、2019年秋発売か・・・。実際の、2020年東京オリンピックに向けて、どのように展開していくのか、実際の東京オリンピックによって、作品の内容が変わるものなのかどうか…いろいろ仕掛けがありそうで、わくわくしてます!by姉
2019.05.13
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おはようございます。<SMAP楽曲についてーその45>音楽語りーその266↓♪真夏の脱獄者、CRAZY FIVE bySmap<SMAPシングル・アルバム年表>★:サウンドに影響がありそうな事項◆:アルバム●:ベストアルバム▲:リミックスアルバムなど□:ソロ関連47・2012年4月25日 さかさまの空 48・2012年8月1日 Moment◆20・2012年8月8日 GIFT of SMAP□10・2012年11月28日 MONSTERS The MONSTERS シングル47・さかさまの空作詞:麻生哲朗 / 作曲・編曲:菅野よう子堀北真希さん主演のNHK朝ドラ『梅ちゃん先生』の主題歌です。SMAPのボーカルが、朝から聴きたい声か、と言われると微妙なところですが。作詞・作曲のこのお二方のタッグは、SMAP楽曲の定番ですね。楽曲自体は、特に麻生哲朗さんのこね繰り回した言い回しが映える、(特に)女性へ向けた応援ソングです。君が思っているより君が笑ってる顔は君が出会ったみんなに愛されてんだよ!↑特に、この部分は本当に心に残りますね。48・ Moment作詞・作曲 山口一郎、編曲 長岡成貢オリンピックのテーマソングだったようで、以前のシングル♪この瞬間、きっと夢じゃない でもモチーフになっていた「瞬間」を歌う楽曲です。ただ、サビまでには、その瞬間に至るまでの「道のりを歩む」イメージが描写されており、また、サウンド自体も「少し速足で、力強く歩む」テンポでリズムが刻まれています。これは、モチーフ・テーマ設定明確さと、長岡成貢さんの妥当+αな編曲手腕なんだろうなぁ、と思って聴いています。サビと間奏で広がりを見せるサウンド、そこに乗っかるキラキラメロディーがたまりません。この楽曲は、offボーカルバージョンで聴くのも大好きです!面白い!あと!この楽曲のPV映像が本当にイイんですよ!それこそ、モチーフ・テーマ設定の話になってくるのですが、妥当であり、ここにしかない絵面になっています。歩みを表現する、「リアル素足」の被り物は、かなり衝撃的です。目まぐるしく「様々な瞬間」が駆け抜けていく背景を背負いながら、SMAPが淡々と踊るのですが、メンバー各々の表現方法もじっくり見て取ることが出来ますので、興味のある方は、是非PV映像まで合わせて鑑賞してみてください。カップリング曲・♪手を繋ごうは、前山田健一さん、・・・ヒャダインさんですね。◆20・GIFT of SMAP 2CDこの年は、本当に音楽活動が多いですね。どうも、本当は2011年がSMAPのCDデビュー20周年だったので、ツアーをやるつもりだったみたいなんですが、震災の影響で出来なかったようで。2012年は、意地でも大規模ツアーやるぞ!と意気込んでやった、100万人動員ツアーのようです。このワークスに関しては、前作・『We are Smap!』と同様に、是非、ライブDVDと一緒での鑑賞をお勧めします。前作のライブコンテンツで舵を切った、「絵面重視」の方向性を残しつつ、楽曲・場面転換がかなりスムーズに展開されるようになっており、「前回出来なかったところを、修正してきた・・・!」というのをひしひしと感じ取ることが出来ます。コンセプトである「GIFT」が、舞台の大仕掛けのレベルから、衣装のさりげない赤リボンのワンポイントに至るまで、一貫して表現されており、耳で聴く限りは、そうまとまりのある楽曲群ではないのですが、ライブコンテンツとしては、非常にまとまりを持って頭に収まるように構成されていると思います。あとは、このアルバムの個人的な注目点はこれです。♪Just Go!、♪HIKARI、♪真夏の脱獄者、♪前に!、♪CRAZY FIVE ・・・この辺りの楽曲。まだ遠巻きに、具体性はなく・・・ですが、「事務所からの独立」を暗示させる楽曲が、ここに来て初めて見受けられるようになります。中でも、♪真夏の脱獄者、♪CRAZY FIVE は、かなり直接的ですね。<Disc 1>1.Theme of gift -prologue-作曲・編曲:菅野よう子菅野よう子さんの、光がバーーっと差して来る、不思議な浮遊感サウンドなのですが、それと同時に、「戦闘態勢モード」チックな機械音(?)サウンドが展開し、非常に印象的に焼きつきます。2.Just Go!作詞・作曲:浅利進吾 / 編曲:浅利進吾・陶山隼とにかく、歌詞の内容に注目!STAND UP! しちゃえばイイじゃんMOVE ON! 行きたい場所へ行きたいときに行けばイイじゃないREADY? ・・・JUST GO!・・・うん。そういう風に聴こうと思えば、明確にそういう楽曲だと思います。2008年の『019super.modern.~』の段階では、叫び散らすテンションで「Keep on!!!!!」って言ってたのが、2012年のこの段階で、「♪WE JUST GO!!!!!」になってるのかな、と。↑こういう目線で聴くと、SMAP楽曲は本当に面白いです!3.さかさまの空作詞:麻生哲朗 / 作曲・編曲:菅野よう子4.HIKARI作詞・作曲・編曲:HIKARI「最愛の日々が終わる前に」・・・今聴くと、結構響く言い回しですね。この楽曲、好きなんですよ。このアルバム内では、楽曲個々の面白さでは、♪真夏の脱獄者と、この楽曲を私的には推します。歌詞のはまり方もイイし、間奏の展開も気持ちいいし。提供のHIKARIさんとは、どんな方ぞや?と思って調べてみたら、Every little thingとか、TOKIO、V6楽曲とか、avex系を多数手がけられてる方なんですね。Every little thingの♪きみの て の作曲・編曲もか!この曲好きです!5.おはよう - 木村拓哉・香取慎吾作詞・作曲:前山田健一 / 編曲:中西亮輔やたらとカワイイ楽曲を挟んで来ましたね。この歌唱メンバーが・・・なんてパステル風の楽曲イメージに合わない2人なんだ、と最初思ったのですが、歌詞の内容をよく読むと、横柄な態度をずっと取ってて、彼女が出てってから、彼女の与えてくれていた日常の優しさに気づいた!淋しい!っていう超どうしようもない男主観の曲だったんで、あぁ、あえての強烈キャラ人選か、面白いな、と思い直しました。6.君とBoogie Woogie作詞・作曲:ナオト・インティライミ / 編曲:鈴木Daichi秀行ブギウギって、こんなだっけ・・・?いや、私にとっての「ブギ」って、♪東京ブギウギと、サザン1stアルバム収録の、♪女呼んでブギ なんですが、この曲は、なんか違う。分かんないです。使う音とかコードとか?はもしかしたら合ってるのかもしれないんですけど、だってこの曲、縦ノリオンリーじゃん!ウキウキノリノリのジャズ感ないじゃん!横ノリ入ってないブギウギって・・・いいのか?これでいいのか・・・?私は、これじゃダメだと思うんだけど・・・これでいいのか??7.gift作詞:麻生哲朗 / 作曲:菅野よう子 / 編曲:CHOKKAKUまた麻生哲郎さん&菅野よう子さんのゴールデンコンビですね。この曲は、編曲にCHOKKAKUさんが入ってるのか!菅野よう子さんの、どちらかというと「受け取りにくい」方向に流れたメロディーラインの楽曲だな、と個人的には思っております。(坂本真綾さんの楽曲群を聴いていても、受け取りやすいと受け取りにくいが混在している印象)でも、ライブ映像を見ると、すごいポップな感じでSMAPが押し通して来るのが面白いです。掴みづらいからこそ、だと思いますが、バックの巨大画面に、「Bメロ」とか「大サビ」とか表示しながら歌うんですよ。この演出がとても面白かったし、「ポップの作り方」のお手本を観ているようでした。8.真夏の脱獄者作詞・作曲:椎名林檎 / 編曲:服部隆之来たーーーーー!椎名林檎×服部隆之という、スーパーゴージャスタイム。個人的に、このアルバムの中で最注目楽曲です!世界中のどんな牢獄より 狭い場所に囚われている危険な大勝負と知りつつ この檻を突破したい世界中のどんな衝撃より 未来を脅かす事実生存者(サバイバ―)同士出会い別れる 俺たちに明日はない↑これは、もうかなりはっきりと、意図的に、「このジャニーズ事務所内で、SMAPの未来はない」と明言している内容だと思います。95年のシングル曲・♪俺たちに明日はある を、わざわざもじって入れ込んで来てます。「俺たちに明日はない」と。95年では「ある」と言っていた「明日」が、この2012年では「ない」んですよ。まぁ、「明日はない」と言い切って、自分たちを「脱獄」へ追い込んでいるんだと思いますが。ずらかろうぜ!脱出しようぜ!さぁ最高の夏へばっくれようよGet ready.Get set.GoBye Bye…♪俺たちに明日はあるの時と同様の、小気味いい…挑発の仕方がセンスイイ・・・!たまらん!!まぁ、実際は…というか、2019年5月現在、この脱出劇はいろんな面で大失敗に終わっているというか、ある意味では成功しているというか…どう語っていいか悩むような状況ではありますが。「独立しようとなんてしなければ」なんて軽口が叩けるわけがない。2012年の段階で、20年以上我慢して来た方々が、「ここに明日はない」と判断したのであれば、それはそういう状況だったんだな、としか、私は受け取っていません。実際に動こうとしなければ、どちらにせよこのままでは「SMAP」が出来なくなる、と本人たち&SMAP実働部隊が判断するような、そういう状況だったんですから。あ・・・あと!この楽曲は、ライブ演出も本当に凝ってて。大きな箱型の巨大装置まで使った、渾身の「檻から脱出」演出がとても印象的でした。椎名林檎さんは、2015年にも、♪華麗なる逆襲 という、これまたとんでもない内容のシングル楽曲を提供されてます。その前日譚として、この楽曲も是非鑑賞してみてください!9.イナクテサビシイ作詞:Blaise・Maynard・tax / 作曲:Blaise・Maynard / 編曲:川端良征MONKEY MAJIKさんの楽曲ですね。コーラスから始まる意外性にビクつきますが、ボーカルが入って来ると、「あぁ、SMAPだ」ってなります。10.I Wanna Be Your Man - 稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾作詞:志磨遼平 / 作曲:Ryo Watanabe / 編曲:岩田雅之タイトルからして、ビートルズ楽曲のオマージュ?なのかな?でも、曲調をそんなに真似してる感じもないし・・・いまいち掴みかねている楽曲です。あ、ですが、曲自体はキャッチーで楽しくて、大好きです。舞台裏からTV中継的に見せていく、ライブ演出も他になくてとてもオモシロいです。11.エンジェルはーと作詞:野島伸司 / 作曲:Kabashima Kenji & kosekibeatz / 編曲:宗像仁志シングル・♪らいおんハートの、女性目線のアンサーソングだそうです。最初聴いたときは、「なんだ、コモリタミノルさんの作曲じゃないのか、つまらない!」と思ったのですが、聴いているうちに・・・なんかこう、謎の中毒性のある楽曲で・・・知らぬ間に口ずさんでたりします。出だし~1番まで、フルで中居くん&吾郎くんのボーカルなのですが、このお二人のバラード曲がすごく好きなんですよ。入って来る。歌詞で描写されている女性像も、いかにも男性が思い描く女性像なので、そんなに好きじゃないんですけどね。なんででしょうね。12.前に!作詞:飯田清澄・zopp / 作曲:飯田清澄 / 編曲:本間昭光素直に前向きで、非常にキャッチーで、とても人気のある楽曲ですね。ベストアルバム「SMAP 25 YEARS」でも、ランキング14位で選出されていました。荘厳な鐘の音鳴り響くサウンドが、菅野よう子さんのプロローグを受けてのまとめのように感じます。ただ、なかなかに前向き過ぎる、美し過ぎる歌詞が、今聴くと逆にちくちくと精神攻撃を仕掛けて来るような・・・気がせんでもないような・・・気がするようなしないような・・・。やっぱり、擦れた、反逆精神の当てつけ楽曲の方が、今の状況で聴くと逆に安心しますね;13.Theme of gift -epilogue-作曲・編曲:菅野よう子<Disc 2>1.ねぇ… - 中居正広作詞・作曲・編曲:N.マッピー・谷口尚久ドラマ・『ATARU』イメージでの、セルフプロデュースソング・・・かな?どくん・・・どくん・・・という鼓動の音からの始まりが面白いです。中居君の楽曲は、いつも出だしの音が面白いんですよね。そして、普通に名曲だと思います。キャッチーだし、歌詞の内容もいいし。2.La + LOVE & PEACE - 木村拓哉作詞:Satomi / 作曲・編曲:Marty Friedman / Strings Arrangement:清水俊也うん。爽やかな、イイ楽曲だと思います。キムタクのボーカルも、サビの張り上げるところに合ってるし。3.Special Thanks - 稲垣吾郎作詞:micca / 作曲・編曲:大橋好規 / Strings Arrangement:中島ノブユキ稲垣吾郎ソロ楽曲にハズレ無し、の(私内)ジンクス通り、普通にイイ曲だと思うんですけど、伴奏でずっとキラキラしてる、ピアノ?の音が気になっちゃって…どちらかというと、ボーカルよりそっちの印象のが残っちゃう楽曲です。4.唐獅子牡丹 - 草彅剛作詞:水城一狼・矢野 亮 / 作曲:水城一狼 / 編曲:小西康陽 / オーケストレイション:窪田晴男高倉健さんの楽曲のカバー?なのかな?草なぎ君の、極道イメージをライブで演じさせてあげる楽曲なのですが、この楽曲は、とにかく間奏が面白い!編曲の小西康陽さんの仕業だと思うのですが、間奏部分で思いっきり、ポールマッカートニー&ウィングスの名曲、♪007 死ぬのは奴らだ(Live and Let Die)の間奏のオマージュが挿入されています。最初この楽曲を実家で流した時、母が爆笑してました。5.MONSTERS - 香取慎吾Music and Words : Shingo Katori, Tomohisa Yamashita / Produced by Jeff Miyahara山下智久さんとのコラボソングですね。・・・説明だけ書いといてなんですが、このソロバージョンしかよく知りません。サウンドプロデュースの、Jeff Miyaharaさんは、後のシングル曲♪Batteryを提供される方ですね。TV企画モノということで、なかなか他では観ないようなSMAP楽曲ワークスになっていると思います。ライブ演出も、青色のトゲトゲ服を纏って叫ぶ慎吾くんが、本当にモンスターっぽくて。面白い楽曲だと思います。6.CRAZY FIVE作詞・作曲・編曲:N.マッピー・宮下浩司・宮下昌也♪Five True Love、♪FIVE RESPECTに次ぐ、中居くん作のFIVEシリーズの集大成的楽曲ですね。特に♪FIVE RESPECTとこの♪CRAZY FIVEに関しては、タイミング的に、かなり意識的にグループを再定義をしたい、「このカタチでSmap闘っていきたい」という、中居くんの意志が形になっているんだろうな、と思って聴いています。♪CRAZY FIVEは…独立に向けて動き出すSmapの、覚悟が本当に現れている楽曲だと思います。「CRAZY」を何度も何度も繰り返す、自己ドーピングっぷりも凄い。個人的に、一番好きな歌詞がこちら。探してた道しるべは 踏み出した最初の一歩で無限に広がる期待 あの頃に見た儚い夢を…。と、もう一つ。So far away! 五つの星屑くじけそうでも拳をあげろ 皆が迷わぬように↑この楽曲で定義されたスタンス・概念は、2016年の解散時(実際には、たぶんもっと前から)から2019年の現在に至るまで、各メンバーの言動・行動原理になっているように感じています。2016年以降のSMAPの言動・行動を読み解くなら、この楽曲を聴いてれば、だいたい筋が通ってるというか、観てて、納得できるものです。あまり語り過ぎても、楽曲以外の話になってくるのでこの辺にしときますが、とにかく、この♪CRAZY FIVEは、非常に明確に「SMAPとは」が定義されていて、ファンにも大事にされているし(ベスト盤ではランキング5位)、SMAP本人たちにとっても、非常に大事にしている楽曲なんじゃないかな、と思っています。何度咀嚼しても、定義が妥当で感動します。興味がある方は、是非聴いてみてください。書き出すと長くなる!あと、アルバムは1枚だ・・・シングルもいっぱいあるけど。by姉
2019.05.08
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おはようございます。10連休明けですね。3年以上に渡ってちょくちょくと書き続けているSMAP楽曲語り。えぇ、まだ全然怒ってますよ。この出来事に関しては。平成のエンタメ文化で育ってきた人間にとっては、平成の終わりに、今まで享受してきたものを根本から否定された気分です。自分で自分のしつこさが怖い。新元号になろうがなんだろうが、この楽曲感想は、意地でも最後まで書き続けるつもりです。SMAP音楽ワークスに関しては、あと…アルバム2枚!だけど、シングルもいっぱいあった!なるべく早く消化したいと思います。<SMAP楽曲についてーその44>音楽語りーその265↓♪僕の半分、真冬のラブレター bySmap<SMAPシングル・アルバム年表>★:サウンドに影響がありそうな事項◆:アルバム●:ベストアルバム▲:リミックスアルバムなど□:ソロ関連★2009年6月25日 マイケルジャクソン死去・・45・2010年8月4日 This is love★2011年3月11日東日本大震災★2011年6月14日公益財団法人東日本大震災復興支援財団設立※孫正義、王貞治、SMAPが連名で発起人□9・2011年8月3日 こち亀2011 両さんソングブック アルバム ●5・2011年8月17日 SMAP AID 20周年記念ファン投票ベスト 46・2011年12月21日 僕の半分45・This is love作詞・作曲 LOVE PSYCHEDELICO後のシングル・♪Joy! と並んで、ある種のSMAPに求めるものの完成形というか。安心感・安定感のあるサウンド・歌詞の内容で、「国民的」を前面に押し出したコンテンツという印象です。ただ、私は気づいていなかったのですが、Wikiで調べたところこちらの楽曲、マイケルジャクソンの1991年10月発売のシングル・♪Black or White という楽曲のオマージュになっているそうで。SMAP流のマイケル追悼ソングだったんですね。楽曲名も、映画『This Is It』をもじっているものだそうなので、「ほう!」と思って、原曲を確認してみたのですが・・・なるほど!本当に曲調が、モロにそのまんまで、超面白かったです!!前奏から、メロディーの変わり目から、全てがオマージュ!私自身、マイケルは、初期ジャクソン5のモータウンサウンドは大好きでよく聴いてたんですが、ダンスサウンドっぽくなってからのはどうも興味がなくて;あまりしっかり聴いていないので、全然気づきませんでした。♪Black or Whiteが1991年10月発売のシングルだとの記載があり、SMAPデビューが1991年9月なので、引っ掛けたのか・・・また、彼らが一番影響を受けた時期の楽曲だ、という意味なのか・・・なんかしらの意図があっての、この楽曲のオマージュだったんだろうな、と思います。興味のある方は、是非聴き比べてみてください。面白いですよ。□9・こち亀2011 両さんソングブック2009年に前身となるドラマの放映があり、その映画版が2011年に公開されたことに伴って発売されたミニアルバムだと思います。・・・この実写版については、拝見したことがないのですが、うん。「大失敗だった」とかは・・・なんとなくの印象があったりします。今こうしてSMAPコンテンツを漁っていても、別に鑑賞しようとは思いませんし。ミニアルバムですが、壮大な映画のサントラ?も加えながら、3曲のボーカル曲が収録されています。♪三百六十五歩のテーマ作詞・星野哲郎、作曲・米山正夫、編曲・菅野祐悟♪こちら葛飾区亀有公園前発出所作詞・作曲・編曲 小西康陽慎吾ママと同様、小西康陽さんのオリジナル楽曲です。本人も、たぶん「これはどうなんだ?」と思いながらやってたんだろうな、と感じるボーカルです。ただ、この頃の香取慎吾さん、よく考えたら今の私とほぼ同い年だな、と。そう思って楽曲を聴いてみたら、「やっぱすげぇな・・・!」という感情が残りました。♪涙くんさよなら作詞・作曲 浜口庫之助、編曲・菅野祐悟こちらのカバーは、すごくイイと思います。ファンシーな歌詞の言い回しとか、この曲自体が慎吾くんにすごく合ってる。●5・SMAP AID 20周年記念ファン投票ベスト少し前後しますが、2011年の3月に東日本大震災が発生しました。この出来事に関しては、日本社会へ与えた影響は計り知れないものがあったと思います。未だかつて観たことがない規模の人的被害に、原発事故・・・。この出来事は、当然ながらSMAP楽曲にも多大な影響を及ぼしましたし、流れを眺めて来ると、おそらくSMAPが現在の状況に至る・・・一因というか。直接的には、ジャニーズ事務所内部での上層部とSMAP陣営との確執深刻化、また間接的には、この出来事以降の派生する様々な日本社会・情報メディアの体勢変化が、SMAPを追い詰めて行ったのかな・・・と。あくまで私の個人的な捉え方ですが。SMAPですが、2011年5月4日には配信限定で、♪not alone~幸せになろうよ~という楽曲をリリースしています。Wiki情報によると、元々、4月からの慎吾くんのドラマ用楽曲で、シングルカット予定だったそうですが、流通の状況を鑑み、配信での発売に切り替えたようです。震災前から制作されていた楽曲なのかもしれませんが、全体的にマイナーな曲調で、「not alone」「幸せになろうよ」を切々と強調してくる、社会情勢にかなり気を使った楽曲だな、と思っております。そして、この配信限定シングルも収録されたファン投票のベスト盤を8月にリリースしています。以下、収録曲。人気投票15位~1位の順(+ボーナストラック)収録。1.freebird 2.Fine, Peace! - 木村拓哉・草彅剛・香取慎吾3.This is love4.がんばりましょう 5.この瞬間、きっと夢じゃない6.どうか届きますように7.夜空ノムコウ8.オレンジ9.STAY10.ありがとう11.世界に一つだけの花(シングル・バージョン)12.ススメ!13.not alone ~幸せになろうよ~14.はじまりのうた15.オリジナル スマイル16.世界上唯一的花(世界に一つだけの花 Chinese Version)※ボーナストラックあ、♪オリジナルスマイルが1位なんだ・・・!2016年、SMAP楽曲漁りを始めて私的には結構衝撃的でした。この順位。2016年末に発売されたファン投票のベストアルバム(上位50曲)と、ほっとんど(全部か?)被ってますね。やはり、15曲でSMAP楽曲のいいとこどりしようと思っても・・・曲が絞れなくて、難しいですね。46・僕の半分12月の年末ギリギリのタイミングで、なんとかかんとか形にしたSMAPの震災応援(?)ソングかな、と思います。作詞・作曲・編曲、斎藤和義さん。超暗い楽曲です。多分なんですけど、この楽曲は…なかなか形に出来なかったんだと思うんですよ。思い上がりでもなく、「SMAPが歌う」という事象は、ある種公共性を持って国民に受け取られる状況でしたので。「東日本大震災」を受止め、どういう出来事だと位置づけるのか、誰の目線に立つ楽曲なのか、誰に何を訴えるのか、SMAPとしてどう表現していくのが妥当なのかを、ものすごく悩んだんじゃないかな、と思います。「東日本大震災」がどういう出来事かなんて、簡単に言えるわけがない。想像を絶する苦しみ、悲しみを抱えた被災地の方たちに、「ガンバレ!」なんて無責任なことも言えないし。絶対大丈夫じゃないんだから、「大丈夫」って無理して返してほしいわけでもないし。ただ、年内には形にしなければ!と、斎藤和義さんにお願いして、なんとかかんとか出して来たのが、この形だったんだろうなぁ・・・。SMAP楽曲史上、最も暗い内容の楽曲だと思います。「僕の半分」を喪失した悲しさを切々と、サビでは叫ぶように歌っています。・・・で、このシングル、この後のカップリングが本編!カップリングの♪真冬のラブレター(作詞・甲斐名都、作曲・前田啓介、編曲・宗像仁志、ブラスアレンジ・田中邦和)♪僕の半分 から、この♪真冬のラブレター への繋ぎこそ、このシングルの意義だと受け取っています。♪真冬のラブレターは、春の芽吹きに力強さを感じ、「ありがとう」と「がんばってみるよ」を、今は遠く離れた大事な人へ伝える楽曲です。まだ春を迎えていない段階で発売されたシングルですので、被災地の方々へ、「こうなって欲しいな」という願いの籠った楽曲だと思います。ただ、強要は出来ませんので。ここに行きついて欲しい!というのは、やはり外部・第三者からの願いでしかないので。とてもこんな前向きな気持ちになんてなれない方のが多い、という配慮があって、A面をとてもとても悲しい楽曲、B面に、SMAPとして自身たちのスタンスで、被災地の方へ一番伝えたい内容の楽曲、という構成になっているシングルだと思っています。派手さもなく、あまりファン人気も高くないようで、他のアルバム・ベストアルバム等には全く収録されていない2楽曲ですが、個人的には、SMAPの在り方をすごく感じ取れる大好きなシングルです。興味のある方は、是非!ふぅ・・・書き出すと長くなるな・・・SMAP楽曲語り、まだまだ続く!!by姉
2019.05.07
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『親愛なるA譲へのミステリー』に次ぐ、モリエサトシ先生の新作!購入しました!『私の正しいお兄ちゃん 1巻』(モリエサトシ先生・講談社・BE LOVE)スーパーのアルバイトを限界まで詰め、生活を送る勤労大学生の木崎理世(りぜ)。彼女の心の拠り所は、幼いころに両親の離婚で生き別れたお兄ちゃんといつの日か再会することだった。ある日彼女は、バイト先の同僚男性・内田海利に、「眠るときに肩を貸してほしい」と頼まれる。どこか謎めいた彼の物腰や言動に、兄の面影を重ねる理世だが、親しくなるうちに、海利に人殺しの過去があることが判明し・・・。とんでもなく重い!出て来る要素すべてが暗い!毒い!とにかく毒い!!コミックスの作者コメントで「少し攻めた内容」との記載がありましたが、はっきり言って、「少し」どころじゃない!!まさかこの設定で、ラブストーリーをやるつもりなのか…!?読者的には、ラブストーリーのつもりで読んでいいのか?コレ・・・!?「花とゆめ」のたがが外れ、「毒いの求む!」と言われたモリエサトシ先生は、こうなるのか・・・。BE LOVEは、本当に毒い・・・いや、かなり独特な雰囲気の作品を掲載している「大人女性向け」コミック誌だな~、と思って眺めているのですが、最近はその傾向に拍車がかかっているような・・・いないような・・・。あとは個人的に、「他誌で大きな弾け方はしなかったけど、この作家さまには報われてほしい!」と思っている作家様たちをちゃんと受け入れて、きちんと連載→一定のヒットへ繋げてくれる、という印象があり、好印象を抱いている雑誌でもあります。まだ当ブログでは感想記事等書いてなかったのですが、元なかよし作家の安藤なつみ先生が、『私たちはどうかしている』というオンドロ和菓子屋モノを好評連載中なのも、すごくうれしく思って観ていたりします。私たち双子の漫画好きの基礎とも言うべき「90年代なかよし」の、ほんの一握りとなったメジャー誌生き残り作家様なんですよ・・・。(いや、別名義等で、別のネットコミック媒体・同人媒体等で活躍されている方は他にも大勢いらっしゃるとは思うんですけどね・・・;)頑張ってくれ・・・!話がそれましたが。えっと・・・あまり内容について触れると、完全にネタばれを起こすので、なかなか語れないのですが・・・「私の正しいお兄ちゃん」ですが、別に、他の方にお薦めはしません!毒過ぎるから!!ただ、他にない挑戦的な設定が、私は大好物です!!生の毒をかっ食らいたい、漫画好きの方は、是非是非!「たがの外れたモリエサトシ先生」を堪能したいと思います。by姉
2019.05.06
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こんばんは。久々にハクヨナイラストを仕上げましたので投下します。元画像↓の色塗りに失敗して、ムラだらけになったからフリー素材で誤魔化したなんてそんな・・・!!いやぁ・・・フリー素材便利ですね。仕上げに使うといくらでも誤魔化せそうな気がします。せっかくなのでしばらくTOPに飾っておこうと思います♪さてさて話は変わりますが・・・姉に言われて気付いたのですが、本日が当ブログの開設4000日目でした!! そして10年かかって2人がかりで2000記事に到達したもようです!よくもここまでアホな記事延々投下し続けてこれたな、と!!!いや・・・本当に・・・このブログをはじめるにあたって仕掛けた枠組みがあまりに使い勝手が良かったので、ここまで続けてしまいました。↓「どうせ飽き性な自分たちの事だから、ブログのテーマは決めずに自由に想いのたけを殴り書きしていく感じにしよう。積極的に宣伝したりお友達を作るんじゃなくて、勝手に二人で叫んでるスタンスでいこう。双子の交換日記みたいなブログにしよう。で、観たい人は自由にページ開いて閲覧してね、みたいな」無理なく使えるように・・・と2人で考えたものでしたが、使いやすすぎましたv離れて暮らす姉・妹間でのエンタメ紹介・共有に大いに役立ちましたし仕上げたイラストをアップすれば、すぐに感想がもらえるのも助かりました。まだまだ続けることが出来そうなので、ちょこちょこと更新していきます!ーはい。これからもずっと利用していくつもりなのですが・・・10年経って気がかりになってくることがひとつあります。記事データの保存に関してです。楽天ブログ、10年前こそ利用者が多かったのですが、今やあまり主流ではなくなり・・・。もしも楽天ブログサービス終了なんて事になったら・・・! もし何かしらがバグって一晩でブログが消えてしまったら・・・! 基本的に無料サービズなので、誰も保証してくれません。今までコツコツ書きためた記事が消えてしまうのは・・・堪らない;ーということで、最近やっと外付けHDDを購入したこともあって記事のPDF化&保管をはじめました。結構時間かかるので(なんたって2000記事!)地道に頑張ってみます~。これからも気が向いたときにふたごノートをのぞきに来ていただければ嬉しいです!それでは。by妹
2019.05.04
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すっごく久々(3年以上ぶり)に、SMAP関連以外の音楽語りです。新アルバムを購入したのですが、あまりに名盤だったため、簡単感想を。おススメ!!音楽語りーその264↓♪平成の男 清竜人天才・清竜人さんの新アルバム・『REIWA』を購入しました。平成生まれの清竜人さんが、改元に思いをはせ、平成という時代が古くなる感慨を表現している…のかは知りませんが、シングル・♪平成の男をド頭に持ってきている、『REIWA』というアルバム名なのに、全編・かなりジャジーな昭和歌謡風楽曲…という。なんだこれは!!超カッコイイじゃないか!!!全曲名曲なんですよ・・・。メロディーもフレーズもいちいちイイし、いちいち面白味もあるし、サウンドは個々に最高だし、アルバム全体の並びも、エモイ(初めて使った言葉)し・・・。9曲目・♪Love Letter からの、10曲目・♪私は私と浮気をするのよ からの、11曲目・♪涙雨サヨ・ナラ は、至宝です!心にグイグイ来ます!<以下、1曲毎簡単感想!>♪平成の男シングル曲。男女格差意識も薄らぎ、自分より全然たくましい女性たちへ、平成男子からの情けなく、愛情深いラブソングです。情けなさを助長する昭和歌謡サウンドが、なんとも妥当であり、シャレオツ。フレーズに乗っかる言葉の一言一言に、センスを感じる楽曲です。編曲は、ザ・ゴールデン・カップスやゴダイゴに参加されていたミッキー吉野さん…とのことで。ザ・ゴールデン・カップスは、ついこの間スカパーの特集番組で曲聴いてました。両親には、「おぉ!ミッキー吉野!」と大好評でした。♪TIME OVERモロジャズなサウンドが超カッコイイ!聴けば聴くほど、好きになる1曲です。次回作は、この曲調を羽ばたかせたワークスも聴いてみたいですね~。・・・でも、同じことはやらないかな?♪目が醒めるまでこちらもシングル曲。女性ボーカルとのデュエットソングです。じわじわじっくりとしたメロディーなんですが、なんでこれだけこんなに入って来るんだろうな、ってくらい、言葉と感情が入って来ます。潮の満ち引きに例える「淋しさ」が上手いですね~。♪抱きしめたって、近過ぎて昭和アイドルサウンド?フォークサウンド?ソング。超カワイイ。♪サン・フェルナンドまで連れていってここまで綺麗な曲作っといて、なぜ間奏で語り出す・・・!?というツッコミはありますが;サビの♪サン・フェルナンドのはまり方がキュンと来ますね~。異国情緒溢れる、イイ曲ですね~。サン・フェルナンドって何ぞや?と調べてみたら、どうもフィリピン?の街みたいですね。♪馬鹿真面目♪平成の男と同様、ミッキー吉野さん編曲の楽曲。こちらもジャジーで、高尚ですね~。いいわ~。♪25時のBirthday海洋・カリプソ風味の編曲が印象的・・・と思ったら、編曲まで清竜人ご本人でした。今度は、こんなカリプソ風味でのガッツリワークスも是非聴いてみたいな~。♪青春は美しいなんだろう・・・卒業合唱曲風なのかな?子どもたちをコーラスに付けて歌い上げているのですが、歌っている内容ですとか、歌い方ですとか、初期清竜人ソロワークスからの流れを色濃く感じる1曲です。♪Love Letterよくもこんな言い回しを思いつくな・・・。仕事やめたり、彼女と別れたりする事象を、「俺は俺の人生を射止める!」という言い回しで激渋に歌い上げる楽曲です。しかもこんな激渋サウンドでキメどころ作りながら・・・よくもこんな内容を歌い上げれるな・・・天才か・・・。♪私は私と浮気をするのよよくもこんな言い回しを・・・(以下略)。浮かれ切ったジャジーサウンドで、「振られたわけじゃない!」をウキウキとくどいほど伝えて来る楽曲です。「振られたわけじゃない!」と。「私は私と浮気をしただけよ!」と。感性と合の手が最高です。♪涙雨サヨ・ナラ前2曲がぶっ飛んでたからこそ、ここでこの曲が映えるんですよ~。とにかく、サウンドも、それに合わせたボーカルも、「響かせる」曲です。ここまで、何曲もひねくれた失恋・挫折ソングが繰り広げられてきて、ここに来て、ようやく…別れを素直に寂しがるような、大事だったことを慈しむような、そんな楽曲です。この曲、最高です。響きます。♪あいつは死んであの子は産まれた母曰く、「クレイジーキャッツ」!・・・にあるような、チャラチャッチャチャン♪のフレーズを使いたかったんだなぁ~、という楽曲。全部「なんちゃって」なんですけど、程よくオシャレで、昭和歌謡へのリスペクトをすごく感じるワークスです。清竜人さん・・・相変わらずの天才っぷりでした。歌謡曲大好きな方は、是非!!<追記>清竜人さんの最近のワークスですが・・・ふり幅が凄い(相変わらず)。声優・上坂すみれさんへの提供曲・♪ボン・キュッ・ボンは彼のモノ・が、タイトルから変態チックですが、きちんと女の子のカワイイ部分を引き出している楽曲で、いいんですよ~!これも好きですね~!配信で購入しました。いや、変態ですよ。でも、「ボン・キュッ・ボン」の調子の良さと、そのリズムでサビが入って来るところの気持ちよさ・・・。♪人生の交差点で 二人がもしもすれ違ったら 抱き寄せてね使ってるの簡単な単語なんですけど、いいんですよね~。こちらも面白い楽曲なので、興味がある方は是非。by姉
2019.05.02
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『暁のヨナ 29巻感想(姉編)』*以下、私のくせでやたらと断定的な書き方になってると思いますが、あくまでいち読者の勝手な作品解釈ですので、語尾に「…たぶん。」とか「と、私は受け取ってます。」を脳内補完で付けてお読みください。*分かってるんです・・・この作品を、真っ当に一生懸命読んで来た読者の方が、流石に不安になっているのは分かっているんです。連載10年目・28巻にもなって、主役に「旅の目的はない」とか言われたら、読者的にはそりゃ「結局なんなんだよ」ってなりますよね。当然です。斉国・真国編を終え、さぁ本題(スウォンさん方面)へ突っ込んで行くのかな?!と思っていたところに、お姫様攫われる展開(回想編入れたら3回目)とか、北戒の豪族侵略(2回目)とか来られたら、本当に行き当たりばったりでだらついてるだけなのかな、この漫画?ってなりますよね・・・と。いち読者の分際でこんなことを言うのも何なんですが…こんな辺境の個人ブログで叫んだところで、どれくらいの読者に伝わるか知りませんが…好き勝手に言うだけ言い散らかします!大丈夫です!安心してください!『暁のヨナ』には、ちゃんと本筋があります!主要キャラクターたち、故人のキャラクターたちの人生筋、行動の目的、今まで小出しに振ってきた高華国の歴史・設定・・・これらの要素がすべて無駄なく、全部活きる大筋がちゃんとあります。未だ、この大筋の存在は作中で明確に説明はされていませんが、はっきりと描写はされています。29巻なんて、延々と一つの描写しか描かれてませんでした。この暁のヨナの本筋は、説明されれば少女漫画脳で感覚的に掴むことが出来ますしやろうとしていることは、本当に超少女漫画です。多分。ですが、いざその筋を成立させている背景を説明しようとすると、そこの作り込みは非常に論理的で、難解です。ここの作り込みの方法が、少女漫画読者層向けじゃないんですよ。社会的ツールでの条件列記とその潰し込みや、リスクバランスの話になってくるので。ここの読解は、社会人男性が一番得意かもしれません。恐らくですが、この大筋・仕掛けに関しては、連載立ち上げ時に、白泉社屈指の敏腕編集さん(男性)と草凪先生とで、綿密な打ち合わせをしながら作り込んだ部分だと思います。たぶん。この段階で、編集長及び編集上層部には論理立てた詳細説明がなされていますし、その上で連載開始のGOサインも出されてるはずです。たぶん。連載開始後は、(おそらく)10巻以内くらいで連載をまとめることになっても可能な形での控えめな描写がなされていましたが、阿波編序盤までで、キャラクター・描写がキレ始めたところで、編集部内での、本格的な長編連載化への2度目のGOサインが出ていると思います。たぶん。その後の音声化・TVアニメ化に関しても、花とゆめ編集部の意地をかけた営業あってのものだと思っています。また、間違いなくアニメ制作陣へは、「暁のヨナ」という作品の読み解き方のレクチャーがなされています。アニメは、そうでなきゃこうならない、という描写の盛り方のオンパレードでした。アニメ制作において、超高級制作会社&男性の監督さまがあれだけのテンションで、最高級アニメーターを投入して作り込める「大筋」が、この作品にはあるんです。大筋もない、盛りどころのない作品を、(広告業界主導のタイアップメディアミックスでもないのに)雑誌の看板に持って来たり、映像化で作り込んだりしませんから!そして…いち読者として、個人的な叫びですが、私自身、「大筋があるかどうか」が一番気になる性分の読者なんです。読み終わって一本筋が通っている作品が、大好きなんです。語ってもどうしようもない、筋道の見出せない作品の長文感想記事を、(2人ががりですが)250記事以上も延々と書き続けることなんてしませんから!語りどころがあるから・・・未だかつて観たことがない次元の、壮大な隠れ大筋がこの作品にはあるから、だから一生懸命、その価値を叫んでいるんですから!以下、多分読者の中にはここが引っかかる方が居るだろうな・・・という点に関して、私的・お薦めの読み方です。★王を守護する矛と楯って、結局何?→この予言については、私はあまり深く考えてません;結構どうにでも解釈できる予言ですし、そもそもこの予言自体、読者の思考動線を拡散させるためのミスリード的要素が強いんじゃないかな、とすら思っています。いや、もちろん草凪先生の中で最初から構想はあると思いますし、「なるほど!」という筋に載せて来るとは思うのですが…。★作品及びヨナちゃんの旅の目的が謎→1~3巻を、熟読してみてください。全然隠してないです。ヨナ姫が、旅を始める3巻で何回も何回も、泣きながら訴えていることがあります。これが旅の目的です。そして、ハクさんの描写…感情の起伏・状態だけにひたすら注視して、最新巻まで読み切ってください。これが作品を引っ張る、ヨナちゃんの唯一絶対の視点です。★スウォンさんの謀反劇の理由が謎。→正直これは、出だしで本人がはぐらかしている部分があると思ってます。暁のヨナ、最大のミステリーでもありますし。ただ「これが謀反劇の理由だ」という言い方ではありませんが、そこに繋がる事実・感情について、スウォンさんの口からかなりはっきりとた言葉がそこかしこに見受けられます。ヨナちゃんとスウォンさんに関しては、自身の感情をはぐらかすことはあれど、事実・状況についてはきちんと認識し、ちゃんと言葉でその説明をしてくれています。「自分がもしこの立場だったら」まで入り込んで、本気で捉えに行けば・・・多分この2人にも非常に人間くさい感情が渦巻いている事が分かるはずです。ちゃんと描いてありますから!!妙なテンションの感想記事で、申し訳ありませんでした;ただ、大筋をゆっくり着実に辿ってきたこの作品が、29巻の、この描写までたどり着いた段階なので・・・言いたいことは、一つしかないんです。繰り返しますが・・・この作品には、大筋がちゃんとあります。ちょっとひねくれた形で仕掛けてあるだけです。そして29巻まで来て、もう「答え」はほとんど描写に落とし込まれてます。作中の1コマ1コマの構図取りだって、どんどん変わって、読者に認識を促して来ています。カラーイラストの1枚1枚にしたって、全然内容が変わって来ています!・・・でも言葉で説明してないから、読者にはほとんど認識されてません。さながら、トリックアートみたいになってます。特に1-3巻を重点的に読み直して、是非描いてあるものを、ちゃんと捉え直してみてください!本当にもう・・・これしか言えないもどかしさがもう・・・・・・くぅっっ!本当に、凄い作品だからっ・・・!こんなもん描こうとして来た作品、他にないからっ・・・!!by姉
2019.04.30
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こんにちは妹です。先日アップしました記事(ビスタプリントさん編・序文)の続きになります。ビスタプリントさんの高級フォトブック(イラストver)の製作&仕上がりレビューです!*以下紹介するサービスは、2019年3月時点でのものとなります。*私の制作環境は主にパソコン・windowsです。アプリでの製作条件とは異なりますので、ご注意下さい。ビスタプリントさんのフォトブック、サイズのラインナップが色々あります。今回は一番小さなA5縦サイズにしました。このサイズですと、基本24ページで\2980(+税・送料かかります)!今回は初回クーポンを利用できたので、もっとお値打ちでした^^ページ数も、2ページごとに追加することが出来ます。最大120ページまで。他のサービスだと、追加ページは10ページごとだったり、32ページまでしか制作出来なかったり・・・と、条件が合わない事があったのですがビスタプリントさんは製本条件の自由度が高く、すごく便利だなぁ・・・と感じました。今回は白地にイラストをどんどん配置していくだけ・・・というシンプルなデザインにしました。パソコンにビスタプリントさんの専用ソフトをダウンロードして作りましたが、このソフトが・・・めちゃくちゃ作りやすかったです。特にガイドラインが出てきて、簡単に中央に配置できるのがすごく良かったです!ただイラストを扱うに当たって注意すべき点もあったので、またこの記事で後述します。あ、そうです。もうひとつ編集に関して言いたいことが。(これは大体どの会社でも同様だったのですが)フォトブックを作る時JPEG画像のまま扱えるのが、すごく有り難かったんです!いや・・・普通の印刷会社さんだと入稿はPDFだのイラストレーション形式だの指定があって・・・いつも「もう分かんねぇよ!!なんでJPEGじゃ駄目なんだよ!!!」と思っていまして;デザインの知識がない人間は、ここで躓くんですよ・・・JPEG万歳。今回は24ページでは収まらず、結構ページ数追加しています。ビスタプリントさんのフォトブックは、ハードカバー&フルフラット仕様。製本の中で一番高級な仕様になります。一生モノというか・・・フォトブックとしては結婚式や七五三など、ここぞという時に利用したくなる装丁です。今回、ハードカバーは条件に加えていましたがフルフラットか否かに関しては、そこまで気にしていませんでした。・・・が、いざ届いてみるとフルフラット仕様の高級感と満足感が半端なかったです!!厚紙なので、紙がしならない・・・! 本の装丁って大事ですね!フルフラットタイプというのは、卒業アルバムや幼児向けの絵本によくある厚紙をパタパタと畳んでいくタイプ。高級感と耐久性がありますし、なんといっても左右のページにまたがりイメージを配置できるという利点があります。ちなみに表紙だけは光沢のある仕上がり。つやつやです。中の用紙はマット加工仕上げ(光沢なし)という記載でしたが、現物を見ると少し光沢があります。素人目線では、半光沢というイメージでした。でもこれがまた高級感につながっている気がします。印刷画質に関して。液体4色印刷・・・普通にすごく綺麗です!線画のみの簡素なイラストだと、印刷の表現力をもてあましてる感がありましたが。やっぱり写真を扱うものですから、描き込んだカラーイラストだと映えましたね。ただ目を懲らすと、印刷の網点(インクの粒)は見えました。先日作ったココアルさん(6色印刷)よりもハッキリと確認できました。まぁ「絶対ドットが見えて欲しくない!」という超・画質こだわり派の方でなければ全く気にならないとは思うのですが^^;完全に私が悪いのですが、基本的に今までは印刷を念頭においたデータを残して無かったんですよ。だから本当に解像度の低い画像しか持ってなくて;いやヨナはまだマシな方なんですけどね;通常350dpi(画素数と印刷面積の密度?みたいなもの)推奨のところ、160dpiとかまで引き延ばしたカットが多数・・・(絶対にマネしないで下さい。)画素数が低いものを無理矢理引き延ばして印刷すると、ガクガクになってしまうんですよね。一応編集ソフトでギリギリ「画素数不足です!」と表示されない範囲にはしたんですが・・・正直・・・仕上がりを観るまで、かなりビクビクしていました。・・・うん。多少輪郭線がポヤっとしてしまいましたが、絵が破綻するようなことはありませんでした。良かった・・・!1ページに沢山の画像を詰め込むことも可能です。改めて編集してみると、自分こんなに落書きしてたのか・・・と驚きました;さて。とにかく大満足だったビスタプリントさんのフォトブックサービス。しかし幾つかイラストを扱うには注意が必要かな・・・なポイントも見つけましたので、メモしておきます。注意その1:自動補正は必ずOFFに!自動補正機能とは、機械が勝手に見やすい色に調整してくれる機能です。デジカメやスマホで撮影したスナップ写真だと、暗すぎる写真を明るくしてくれたりちょっと彩度を上げて華やかにしてくれたり・・・すごく便利な機能です。しかし!元々完成形のイラスト画像に自動補正機能が働いてしまうと、自分の意図した色が勝手に変えられてしまいます!ビスタプリントさんの編集ソフトでは、枠に写真を配置した時点でこの自動補正機能がONの状態になっているようです。イラストを扱う場合は、この機能を一枚一枚OFFにしていく必要がありました。この自動補正機能・・・フォトブックサービスでイラストを扱う時の最大の落とし穴だと感じました。ビスタプリントさん以外のサービスでも、これだけは要チェックです!注意その2:気持ち明るめ&赤が強いかもビスタプリントさんのフォトブック、口コミで「色が明るめに出る・比較的赤っぽく仕上がる傾向がある」とありました。う~ん・・・?個人的には全然気にならなかったんですが、そういう目でみると確かに気持ち明るめ&赤色が強めに仕上がっている気が・・・するような。うん。(←気にならないなら言及するな)暗いトーンの作品が多かったり、色彩に関してとことんシビアにいきたい方は一考の余地があるかもしれません。注意その3:裏面にバーコード有り&ケースはつきません裏面にバーコードが入ります。そしてブックケースもついていません。個人使用では全然問題ないのですが、誰かへの贈り物の時にはちょっと気になるかもしれません。・・・というわけで長々と語りましたが、私がものすごく「作って良かったなぁ!」と思っていることが伝われば。本来のフォトブックサービスの利用方法とはズレていますが・・・自分が一生懸命描いたイラストが、豪華仕様の本に出来るというのはやはりとても嬉しいものです。毎日パタパタ眺めては悦に浸っていますvまぁA4サイズにしてページを増やしたりすると、送料込みで5000円は軽く超えてしまうので・・・ポンポン作れるモノではないのですが;;期間限定でクーポン・キャンペーンなども行われているようなので、とっておきの1冊を作りたい方には、お薦めです!実は・・・私・・・銀魂のイラスト集も・・・作りたいんですよね(散財フラグ)。それでは~。by妹
2019.04.26
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こんにちは妹です。無駄に長い記事になってしまいました;結論から言うとビスタプリントさんで、暁のヨナのファンアート画集を作りました!お絵かき好きの方・・・是非自分だけのイラスト集作りましょう!めちゃくちゃ良いですよ! という記事の序文です^^先日「ネットサービスでパンダフォトブック作りました!」記事をアップしました。いやぁ・・・自分で編集した本をこんなに簡単に作れるなんて!すごく嬉しくて、何度も見返してニヤニヤしています。数年前までは「自宅でプリント!」みたいな時代だったはずなんですが世の中の進歩は本当に素晴らしいですね!このフォトブックを作り、思ったことがひとつ。これは自作イラストでも、1冊から本に出来ちゃうよね・・・!このブログを初めて10年・・・熱が高まった時に力を入れて描いた落書きが多数あります。これをしっかりと製本したい! と色々なサービスを調べはじめました。自作イラスト集作りたいなぁ・・・という方の参考にちょっとでもなれば嬉しいです。*以下紹介するサービスは、2019年3月時点でのものとなります。*私の制作環境は主にパソコン・windowsです。アプリでの製作条件とは異なりますので、ご注意下さい。色々調べて感じたこと。フォトブックサービスは、本来写真を扱うものです。だからイラスト印刷には不向きなものもありそうです。今回は「市販のような、しっかりしたイラスト集」を目指したため、まず条件を絞りました。・銀塩仕上げ(写真の仕上げ方)は避け、印刷仕上げを選ぶ。・できるだけ無光沢な紙を選ぶ。フォトブックには大きく分けて銀塩(一般的な写真の仕上げ方)タイプと印刷タイプ2種類のタイプがあるみたいです。市販のイラスト集(というか市販の本全般)はほとんどの場合[印刷のタイプ]なので、今回はこちらに絞りました。次に用紙の光沢について。最初「光沢紙ってどれ位光るの?普通のイラスト集ってどんな紙なの??」と迷い手持ちのあらゆる冊子を引っ張り出し、検証する所からはじめました。光沢有りでイラストを印刷した冊子は・・・きっとこんな感じになりますよね↓つるピカです。まぁこれはラミネート加工レベルなのかな?・・・う~ん。。光沢の善し悪しは、もう作風によりけりですよね。このパンフレットのようにがっつりCG絵なら格好良いけど私の場合はアナログイラストが主なので、光沢紙は避けよう!という結論になりました。あと今回はしっかりした画集にしたかったので、その他にも・ハードカバー(厚くて硬い表紙で豪華な仕上がり)のもの・編集ソフトをパソコンにダウンロードして、じっくり自由に編集できるものという条件を付け加えました。そのような条件をふまえ、候補に挙げたサービスが以下の4つになりました。全て高画質の高級フォトブックの部類に入るサービスです。・ココアル・・・先日パンダ写真集を作っていただいたサービス。フォトブック万歳楽しい! 6色印刷で光沢のない仕上がり。高画質で、多分イラストにも向いてる仕様だと思います。しかし今回は他のサービスを利用してみたかった・・・!あと、最大32ページまで・・・というのが少々ネックでした。もう少しページ数欲しかった・・・。・フォトレボ・・・現在一番画質が良いとされる、7色印刷を導入しているサービス。半光沢紙仕上げ。網点(インクの粒)が全く見えない&銀塩に負けないほどなめらかな仕上がり! らしいです。おそらく一眼レフの高画質写真だと、凄く良い仕上がりになるんだろうな~!・・・しかし今回私が印刷したいのは、低画質の自作イラスト。そこまでなめらかで無くても良いんじゃないかな・・・と、こちらは候補から外しました。値段的にもちょっとキツかったので;・マイブック(アスカネット)・・・フォトブック界では有名な、老舗サービスみたいです。液体4色印刷。他のサービスと比べると値段が高めではありますが「一番色の誤差がない」「堅実な仕上がり」と評価されていたので最初はこちらの「ニス仕上げ」で作ろうかと考えていました。しかしこのサービス・・・ページ数が10P単位からしか選べない!!30ページor40ページ・・・これが作品集を作るにはどうにも扱いづらく・・・;素敵なテンプレートが多いですし、サイズ展開も豊富。バーコードも入らないみたいなのでいつか誰かへのプレゼントで利用してみたいサービスです。・ビスタプリント・・・名刺やチラシ印刷がメインの、ノベルティ制作会社のようです。低価格でハードカバー&フルフラット(厚紙で、中央部にもイメージを配置できる豪華仕様)写真集が作れる!・・・とフォトブック好きの方々が絶賛されていました。液体4色印刷でハードカバー&マット加工仕上げ。今回は、こちらのビスタプリントさんで作っていただくことにしました!何故なら・・・運良く初回割引キャンペーンが実施されていたから!!発注をして待つこと6~7日・・・届きました!どのサービスを利用するかの葛藤だけで長文になってしまったので、ビスタプリントさんの仕上がり感想は次の記事で^^;by妹
2019.04.24
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こんばんは。花とゆめ45周年記念10・11合併号購入しました!本誌と暁のヨナ29巻を購入する際花とゆめコースターが6種類の中からランダムで貰えまして。大本命は暁のヨナ! でもラインナップにある6作品のうち、ヨナ含む4作品は所持している作品でして。まぁこの4作品だったら何が来ても・・・と思ってたんですが見事にそこから外れた2種が来ましたよ! 逆コンプリートですよ!もう逆にスゴイよ!!まぁ面白かったので・・・コレこれで良しw暁のヨナ 174話「すぐそこに」*以下単行本30巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください。*えー・・・読む前から、今回でハクヨナ再開が来るだろう と思ってました。今号の花とゆめはちょっと特別仕様です。フルーツバスケット特別版掲載&花とゆめ歴代ヒット作トランプ付録で思いっきり元・花ゆめ読者層にアピールしている合併号です。久しく花とゆめから離れていた方達が、本誌を手にして(今どんな漫画があるのかな)と興味を持ったとき、真っ先に目に入るのが巻頭に掲載されている漫画だと思います。花とゆめの今の看板作!というポジションが、今回ヨナにあてがわれていました。今号のヨナは・・・巻頭カラーイラストも塗り込んであって迫力がありましたし出だし少年漫画か!?と思わせておいて、ラスト6ページだけ完全に少女漫画化していて作品の良さが存分に出ている回だったな!編集さんの期待に十分に応えたんじゃないかな!と感じました。今号に合わせて、色々展開も微調節してたんじゃないかな、と。草凪先生・・・流石です!扉絵・・・ハク様&四龍!ちょっと逆行気味で格好良いです!こうして並ぶと完全に五龍っぽいですねw 以前ヨナ姫&四龍のイラストがあったのですが(149話扉)そのハク様バージョンですね。・ハク様 vs クエルボ様お二方、二度目の対峙。クエルボさんは何故素直に「奥さんが心配で戻ってきた」と言わないのか。なにそのツンデレ;「ヨナは俺の部屋だ」「一緒に寝たし」迂闊な一言で殺されかけるクエルボ氏。雷獣さん・・・目がマジですぜ。疲れてイラついてるのもあるんでしょうね。クエルボさんが見かけによらず紳士で本当に良かったですねー。「トゥーリ族はそういう文化なのかよ・・・」雷獣さん、それで納得するのか。・「この世で一番信頼する女に任せている・・・」byクエルボ氏デレた!クエルボさんデレた!待ってました!弓矢からクエルボ氏を守るハク様が・・・いやはや懐広いなぁ。流石ですね。・クエルボ夫妻再会!クエルボにヨナ姫の世話を託されたユーランさん。その言いつけを守り、一途に夫の帰りを待っていました。迎えに来てくれて良かったネェエエ!!想像以上にラブラブでした。そして若干意思の疎通が出来てない感じが面白いですw・「嫌いな奴の臭い ゴビだよ」byアルギラアルギラの嗅覚が有能すぎる・・・!しかしヴォルドさんは何故嫌われ者キャラになってるんだろう・・・ものすごく安定感があって、人気者になれる素質は十分なのに;もっと自信持って!!よじよじと柱を登る2人の姿が可愛いですwゴビは真国が排出してしまったモンスターですから真国の方達に何とかして欲しいものですね。姉「火が燃え広がるの早すぎないか・・・?」細かい事は気にするな!!・「そう!今皆で助けに来てるから ハクにゃんもいるから! すぐそこに! だから 一緒に帰ろ!」byアルギラハクという単語ひとつで、画面が煌めきトーンの少女漫画に!!ヨナ姫・・・本当に分かりやすいな!!まぁその後のアルギラ・ヴォルドのアクションでまた完全に少年漫画化したけど・・・草凪先生、本当にアクション上手になったなぁ・・・(約15年前の「ゲーム・ラッシュ」と見比べながらしみじみ)・意識朦朧のヨナ姫燃えさかる炎の中で、身動きがとれなくなってしまったヨナ姫。ゴビ神官が「四龍を呼べ!」と促すも、助けを呼びません。うーん・・・助けを呼ぶ気力もないほど弱ってるように見えますね;;そしてこの極限状態でヨナ姫が一番逢いたいのは、やはりハク様なのです。・(ハク 私ね ハクに好きって言ってもらえて とても とても とても・・・)byヨナ姫ハクの気配を感じたヨナ姫。薄れゆく意識の中でハクに語りかけます。ハクが自分を「好きだ」と言ってくれたこと、「アンタが幸せになってくれたなら 俺はそれで十分 幸せですよ」と無償の愛を伝えてくれたこと、ヨナ姫は本当に嬉しかったんだなぁ・・・と感じました。だからハクにも自分が「好きだ」と伝えることで、何かしらの力になるなら・・・と考えてるんじゃないかな と。いやぁしかし・・・前回敵の胸に矢を射ってた勇ましい女の子とは思えないですね。乙女チック!画面からして少女漫画です! 効果トーン&花まで舞ってますよ!そしてヨナ姫渾身の「ハク・・・すき・・・」という言葉をバッチリ聴いていたハク様。最後の表情が良いですね!まぁこの譫言に大々的に反応するハク様だとは思いませんが・・・^^;心に響いてると良いなぁ・・・と。ヨナ姫の相手はハク様しか居ないと周囲も思ってるし、実際そうだし。そろそろヨナ姫の気持ちにきちんと向き合って欲しいですね!次号は1ヶ月後。ヤキモキしますが・・・大人しく待ちます!by妹
2019.04.21
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毎年桜が散ると思います「あ、今年もコナンの季節がやってきてしまった」と。これはもう古(二十数年前)より着実に日本人の心に根付いていった習わしであり「コナン映画を見なきゃ夏を迎えることが出来ない」文化が形成されることにより名探偵コナン映画は毎年映画界に莫大な興収をもたらす魔法の右肩上がりプレミアムコンテンツに成り得た訳であります。・・・はい。要するに「別にコナンマニアでも何でもないんですけど毎年コナン映画が始まると何故かソワソワしてしまう」というお話です。今年はキッドと京極さんかぁ・・・ソワソワワ(ちょっと見たい)私達は初期コナン世代といいますか・・・「名探偵コナン・・・一生懸命読んでました!40巻位までなら!」というなんとも中途半端なコナンファンですが^^; 映画シリーズはなんやかんや大体観ていて、思い入れも結構あります。今回はそんなコナン映画シリーズの中から個人的なオススメ作品を勝手にご紹介いたします。今年(2019年)で23作目を迎えるコナン映画。毎回お約束展開ではあるのですが、担当される監督さんによってやっぱり各々特色があります。21作目までは7作ごとのスパンで監督さんが代替わりしていました・・・が、去年の「ゼロの執行人」では立川謙氏、今年の「紺青の拳」では永岡智佳氏 とこれからは一年ごとに交代していくのかもしれませんね。えー・・・この2作に関してはまだ観ていませんので・・・今回は主に監督別で21作までについて、勝手に語ろうと思います^^■こだま兼嗣 監督(1-7作目担当)コナン映画の礎を築いた方ですね。正直・・・もうこの監督さんのシリーズで「子供向けアニメ映画・名探偵コナン」は完成形なんですよ。こだま兼嗣(監督)×古内一成(脚本)のタッグが最強過ぎるんですよね。ミステリー・スリル・アクション・ラブ・コミカルが本当にバランス良く、小学生でも分かる次元で、全部絵として強調されて配置されています。この絶妙な塩梅こそコナン映画の真骨頂!だと思います。あとなんか妙に犯人がアーティスティックというか・・・自分理論に酔いしれていて、狂った奴が多いのが魅力ですw個人的なイチオシ作品は5作目「天国へのカウントダウン」!コナン映画シリーズの中で一番好きなのは・・・ときかれたら、私はこの作品を挙げます。1つの高層タワービルをめぐる殺人事件と爆発・・・そして大脱出劇!城とかビルとか・・・ガチっと設定されたひとつの舞台の表裏をキャラクター達が縦横無尽に走り回るのは、子供向けアニメ映画の大定番ですね。最初から伏線が張り巡らされている脚本・・・灰原さん&少年探偵団はじめキャラクターが皆本当に良い動きをしますし、黒の組織の絡み方も絶妙なんです。あとはもう・・・犯人ですよ。こんなにイカレきった・・・でもすごく理解出来る犯行動機他にないですよ。素晴らしい!こだま監督作品の中だと、他にも特にこの辺り↓が大好きです。・1作目「時計仕掛けの摩天楼(まてんろう)」・・・原作者が全身全霊で挑んだ・・・というか怪盗キッドキャラで構想していたとっておきエピソードまでつぎ込んだ意欲作。シリーズ第一作目にして最終形態。コナン映画の完成形だと思います。クライマックスの青か赤か・・・蘭ちゃんの選択が最高!・2作目「14番目の標的(ターゲット)」・・・姉のイチオシ作品です。なじみ深い既存キャラクターがトランプの数字に当てはめられ攻撃されるというスリリングな展開! 脚本の練り込みがスゴイ(姉談)!トランプ・水族館・ワイン・・・モチーフもお洒落ですし、クライマックスの銃口を突きつける新一君が小五郎のオジサンとオーバーラップする場面!痺れます!■山本泰一郎 監督(8-14作目担当)この監督さんの時に、がっつり平次×和葉ちゃん映画を作ってもらいたかった・・・ナ(泣)もう遅いけど。こだま・静野監督の作風と比べられ「地味・・・地味・・・」と言われていますが、個人的にはこの監督さんのシリーズも大好きなんです。いやまぁ確かに・・・画面作りやアクションのインパクトでは、両監督さん達に比べ控えめで(うーんと、あれってどんな話しだったっけ)となる作品も・・・まぁ結構あります。ただ演技動作がすごく繊細で、キャラクターの何気ない一言が心に残ったりします。あと結構意外性のある展開が用意されているというか・・・クライマックスが何段階にも用意されていたりして、満足感が高いんですよね。個人的なイチオシ作品は14作目「天空の難破船(ロスト・シップ)」!公開当時うっかり観に行って、気に入りすぎて何度かリピートした作品ですwバイオテロ&ハイジャックという緊迫感に加え、意表をつかれる展開に息を飲みます。キッドに少年探偵団に大阪組に・・・割とオールスター総出演で、それぞれに見せ場があってなにより気球船内をスケボーで走り回るコナン君がめちゃくちゃ格好良いんですよ!山本監督作品の中だと、他にもこの辺り↓が大好きです。・9作目「水平線上の陰謀(ストラテジー)」・・・地味だけどすごく好きな一作。小五郎のオジサンが活躍すると、私は嬉しい。全体的に地味だけど。・13作目「漆黒の追跡者(チェイサー)」・・・黒の組織ががっつり絡むよ! ーというあおり文句で低迷気味だった(といっても20億超)興収をV字回復させた作品ですね。(おおコナン映画が大人っぽい路線で攻めて来た!)と当時驚いた覚えがあります。■静野孔文 監督(15-21作目担当)*15・16作目には山本泰一郎氏が総監督として参加されています。従来のスリル・ミステリー・アクション・ラブのバランスを程よくブレンドした子供向けアニメの決定版・名探偵コナン! ・・・という枷をとっぱらい、アメリカナイズなハイパーチートアクションに全フリ。元々人間離れしていたコナン君ですが、この監督様の手によってスーパーサイヤ人3へと進化を果たしました。この監督のシリーズは・・・子供向けアニメ・コナンを愛した長年のファンを大いに失望させた一方でアクション映画好きなどの新規層をつかみ、近年の爆発的大ヒット連発に繋がりました。私ですか?私は・・・(これはコナンじゃない;)って言っちゃう方ですね;いやアクションも良いんですけど・・・別にコナンにそれは求めてないっていうか・・・正直バランスが悪くて話筋が破綻してる作品も多いし・・・見知らぬキャラ同士が闘っていて、さらに見知らぬキャラが助けに来たりして・・・(↑これは本編未読な私が悪いのですが;)物理的にも(皆理解できてるの?ゴメン私はよく分からなかった!)という場面が多すぎるというか・・・; いや好きな作品もちゃんとあるんですけどね!!個人的なイチオシ作品は18作目「異次元の狙撃手(スナイパー)」!東京を舞台に、海外の元傭兵達が繰り広げる超遠距離狙撃対決!!空間を描く話で、静野監督特有のアクションシーンが見事に生きている作品だと思います。犯人サイド・被害者サイド含め、ゲストキャラがすごく良かった!オッサンばっかりで、もはや子供向けでも何でもなかったけど!!この記事を書いてて気付いたのですが、この作品がコナンシリーズのメインシナリオライターだった故・古内一成さん最後の映画脚本作品になるんですね。上記で「好きです!」と挙げた作品、ことごとく古内一成氏の脚本ばかりでした。静野監督が手がけるようになってから、コナン映画は脚本バランス崩れたなぁ・・・と感じていましたが、脚本家・古内さんの退陣や原作者・青山剛昌さんの体調不良などで今までのようには作れなくなったからだったんだな・・・と改めて感じました。作り手が変われば、そりゃ変わらざるを得ないですよね。なんたって20年ですからね;静野監督作品の中だと、他にも21作目「から紅の恋文(ラブレター)」が好きです。昔から大阪組カップルが大好きなので、この二人メインってだけで萌えたぎります!はい、2割増しで補正入ってますwでもすべて「恋心」に集約される事件の全貌もキュンときましたし、ゲストキャラも良い味出していました。何より平次と和葉ちゃんめっちゃ可愛いし!(←結局そこ)ただ(この設定ならもう少し遊べただろ・・・もっともっと絵面で面白味入れ込めたよ・・・!)と色々歯がゆさを感じてしまう作品でもあります。はい。なんか想像以上に語ってしまいました;小学生の頃からの想い出があるものでつい・・・wコナン映画・・・なんやかんや言いつつ、常に大衆娯楽・エンターテイメントへの情熱に溢れているので大好きなんです。去年と今年のも観たいですね~。by妹
2019.04.13
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暁のヨナ 高華国の「分裂」について花とゆめ9号・暁のヨナ173話『返してもらおう』にて、空の部族・ジュド将軍より下記モノローグが提示されました。「この者たちの存在がこれ以上大きくなれば高華国は分裂してしまうのだ・・・!」以前、2年くらい前に一度「暁のヨナ 高華国内の要素バランスについての徒然」という記事を書いたことがあったのですが、この時に書きたかったことが、だいたい今回のこのモノローグにあたるところかな?と思います。現在、この高華国&南の2国という半島全体が、一体どういう状態なのか。普通に本編中で描いてあるところなのですが、要素として書き出してみると、この「分裂」という単語がよくよく頭に入って来るかな、と思います。*以下、本当に一読者が好き勝手考察しているだけですので、ご注意ください;;*私の認識の中で、現在、この高華国を含む半島は、東西真っ二つに分けて捉えることができます。東:北戒~火の部族・風の部族・真国西:南戒~地の部族・水の部族・斉国 空の部族は半島中央に位置していますが、地形的には西寄りかな?この二つの区分けの基準は、「スウォンさんの謀反劇」です。半島の西側は、スウォンさんが政権を奪ったことで、多少なりの恩恵を得ているグループです。地の部族に関しては、イル王時代に南戒に譲り渡していた領土を奪還できていますし、19巻情報だと、裏山の採掘権(鉱物資源かな?)まで得ているようです。何より、戦闘好きの将軍が、軍国国家化を歓迎しています。水の部族に関しては、スウォンさんの謀反劇以前(?)より、沿岸部が他国からの麻薬に侵されている危機的状況に陥っており、スウォンさんが国王となって後、気にかけてくれたことによって南戒の船団を追い払うことができ、またその後は斉国制圧の引き金となるリリちゃん誘拐の際にも、彼に大恩を作っています。この半島西側に関しては、そもそもの前提としてスウォンさんの謀反劇以前(なのかは実際には不明ですが)より、南戒・斉国の海洋ラインの動きがかなりキナ臭い。今なお、この西側の両隣2国の実態詳細は描写されていませんが、地の部族・水の部族へ、同じ麻薬が2両国から入ってきていた点から安直に考えても、この2国が繋がっており、高華国に何かしらを仕掛けて来ている可能性があります。半島の東側は、スウォンさんの謀反劇によって、政治的立場の失墜、治安悪化、戦争の勃発…という、明らかに悪影響を被っているグループです。風の部族と真国に関しては、言わずもがな。風の部族は、それまで空の部族を献身的に擁立していたにも関わらず、いきなり裏切られ、圧倒的カリスマだった次世代部族長(ハクさん)が、とんでもない濡れ衣着せられて、部族を離れることになりました。感情的に、とてもスウォン新政権を支持することなど出来ず、政治的発言権は謀反劇以前より明らかに失墜していると考えられます。また、国交は断絶していたものの、お互いに侵略の意図などなかった真国とは、大規模戦争になり、その前線で戦うことになる寸前でした。真国は、スウォンの謀反劇と南戒・斉国への侵略さえなければ、このタイミングで高華国と戦争しようなんて、思っていなかったんです。結局真国内で混乱し、国内で暗殺劇を繰り広げる地獄絵図状態。高華国との大規模衝突は避けられましたが、象徴となる戦士・五星を2人も失い、高華の属国となる苦しい選択をせざるを得ませんでした。火の部族については、以前の記事でも書いた通りなのですが…作品的に、「火の反乱勃発時にスウォンさんだったから、対応できた」的な描き方されてます。19巻でも、グンテ将軍がこれに近しい発言していました。スウォンさんは、こういう国家の危機↑を防ぎたくて、高華国を守りたくて謀反起こしたんだよ、みたいな。…確かに、この火の反乱に対応・沈静化したのはスウォンさんです。でも、この反乱を誘発したのも、そもそもスウォンさんですから。スウォンさんの謀反劇さえなければ、スジン将軍、火の部族+北戒豪族で空の部族に勝てるという判断しませんから。謀反劇前は、空の部族には風の部族が付いてましたから。ハクさんが絶対に出張って来ますから、簡単に反乱なんて起こせませんでしたよ。スウォンさんの謀反があって、空の部族と風の部族が分裂してることを知ってた(加担してた)から、だからスジン将軍はあのタイミングで反乱を起こしたんですよ。火の部族は、13巻の反乱失敗・スジン将軍戦死後、土地の開墾等の国力増加策を一生懸命行っているようですが、戦力が落ちているところを、再び戒帝国の豪族・イン・クエルボが攻めて来た!というのが、最近の展開です。このように、各国・各部族の現時点までの流れを書き出してみると、上述のような、半島の東・西で大きく観方を分けられるんじゃないかな、と思います。これが、今回ジュド将軍の危惧していた「分裂」そのものだと考えられます。ハクさんは、真国編と、今回のイン・クエルボの侵略に関して、主体的に「手助けしたい」と動きました。ハクさんは、2巻の段階でスウォンさんの謀反劇を容認して、身を引いています。「容認」という言い方は妥当どうか…という追い詰められた状態ではありましたが、とにかく流れに反抗せずに、自分が消えることでその場が収まるバランス取っちゃったんですよ。でも30巻近くまで時間が流れ、特に半島東側ではスウォンさんの謀反劇&その後の侵略劇の悪影響が、ここまで複数箇所で顕在化して来てしまっている。ハクさん自身、我慢と後悔の限界です。どうしても半島東側の手助けしたくなっちゃって、最近ついに思いっきり表舞台に出てきちゃいました。・・・やばいんですよ。半島東側がハクヨナ信望者だらけなわけでしょ。風の部族は元より、ですが、半島東側の人たちは、スウォンさんの動向で不利益ばっか被って、ハクヨナ+四龍には助けてもらってるわけなんです。・・・やばいんですよ。ジュド将軍は正直あまり賢くないんで、「これ以上~」みたいな、まだ危機感の薄い言い方してますけど、冷静に俯瞰して言わせてもらうと、結構もう手遅れな状態ですよ。ハクヨナのやる気次第で、既にいろいろ動かせる状態になっちゃってますよ、コレ。・・・というのが、最近までの暁のヨナを読んで、私の捉えている「高華国」像です。はてさて。自身の起こした謀反劇・動向がこのように展開している中で、スウォンさんは…結局何がやりたいんでしょうか!!?今更、「高華国守りたい」とかあまり説得力ないですからね。謀反劇以前には起こりえなかった悲劇が、謀反劇によって起こっている…しかも、これら↑半島東側の悲劇なんて、謀反劇起こす時点で、おおよそ想定できる事態ばかりなんですよ。で、こういうリスク↑を請け負って、それでも強行した謀反劇は、そもそも「何の脅威」から、高華国を守るつもりで起こしたものだったの!?って。今のところ考えられうる、謀反劇とは無関係な国家の危機要素としては、それこそ半島西側の不穏な動き…があったのかもしれませんが、更に言わせてもらえば、「半島西側の麻薬対応は、謀反劇起こさないできなかったことだったの?」なんです。地の部族・グンテ将軍と、水の部族・ジュンギ将軍は、部族として謀反劇の不利益も被っていないので、スウォン新王に好感触を抱いているようですが正直、この国の権力者たちの発言や動向は…どうにも俯瞰目線が足りないというか、ぶっちゃけ賢くないので。高華国西側の部族長2人に関してだって、私的にはツッコミどころしかないわけです。地の部族・阿波の都の役人ヤン・クムジの悪行を長期間のさばらせておいて、何もしなかったグンテ将軍が、「戦がなくて暇だー!」とか城でグダグダしながら、「イル王は本当にダメで…」とか偉そうに文句言ってたんですよ。(8巻参照)私は、「何だコイツ」って思いました。阿波の都の件に関しては、イル王が臆病だなんだとかの問題じゃなく、完全にグンテ将軍の監督不行き届きだろうが、と。あんだけ壮大に役人の悪行が街でも知れ渡ってたのに、部族長何やってたんだ、って。また、麻薬が蔓延する水の部族においても、ジュンギ将軍の動きは、部族長としてあり得ないわ、と思っています。南戒との交易があるから波風立てられないし・・・空の部族はイル王も弱腰だったし、スウォン王も助けてくれるか分かんないし・・・だからって、悪質麻薬の密売に手を打たない、はないだろ、と。リリちゃんも怒ってましたけど。「先王イルの御世にもこの地は見捨てられた」とか恨みがましいこと言ってましたけど、そもそもこの悪質麻薬の案件、緋龍城に詳細報告上げたり、周辺部族と情報共有したりしてたのか?って。してないと思いますよ。空の部族に謀反劇前の段階で報告上げてたら、ハクさんがなんかしら知ってましたよ。それに、流石にこんな悪質麻薬の1件が正しく報告されてたら、王が弱腰云々関係なく、高華国として南戒に取り締まりを働きかけるなり、動かざるを得ませんよ。グンテ将軍にも事の麻薬云々の詳細を伝えていないようだったので…いや、南戒隣接の地の部族にくらいは、助けを求めるというか、まず警鐘として教えてやれよ、って。っていうか、部族としてどう動くかの判断する前に、判断材料集めの調査団の派遣くらいは、娘が動くより先にやれよ、って。(ジュンギ将軍の「見捨てられた」発言に関しては、ひょっとしたら今回の麻薬とは別件の、まだ提示されていない事案があったのかもしれません…が。)なんかこの西側部族長二人に対する文句が溢れてしまいました…。こんなことを書きたかったんじゃないんですが…;まぁ、少女漫画として、主要キャラたちの軸・動きを妨げないように、年上の世代は動きを鈍く、遠慮してくれてるんだと思いますよ。私的には「こんな思考回路の信用できないトップが指揮する組織の構成員には、絶対なりたくないわ」って、真っ先に思っちゃいますけど。えっと、話を戻します。仮にスウォンさんのやりたいこと…対処したい「高華国の危機」が半島西側のこれら南戒・斉国の脅威だったとして、それらに対応するのに、軍国化を推し進めたかったのだとして、で、なんで謀反起こして王位を奪う必要があったの?スウォンさんが西側の問題に対処したいと本気で思って、水の部族編みたいに自身で現地に乗り込んでいって、いざ実際に手を打ちたい!ってなったときに、誰が一番働いたかって、ハクさんだったでしょうよ。実際の調査内容によっては、イル王の反対するような戦争不可避という判断をしなければならない状況だったかもしれません。でも、だったらちゃんとした調査結果をもとに、そう主張すればいいだけの話で。そこでその主張が一蹴されるような状況だったら、イル王を愚王と認定して謀反起こすのも一つの手かもしれませんが、報告上げない、判断を仰ぎもしない状態で、「愚王・弱腰…だから謀反だ!半島東側が諸々荒れるリスクを負ってでも!」って思考回路おかしいだろ、と。・・・はい。いろいろ脱線しましたが、とにかく!今回の、ジュド将軍の「分裂」発言の背景には、上述のように、東西で半島が分裂する要素を、高華国(&周辺国)が抱えている現状があって、そこから出て来てるものだと思います!・・・ってことが言いたかったんです!高華国の現状は、ツッコミどころしかありませんよ。この観点↑で、高華国内の要素バランスは整理していくと、この作品がゆっくりと着実に描いている大筋も、だんだんと見えてくるのではないかと思います。by姉
2019.04.08
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香取慎吾日本初個展『BOUM!BOUM!BOUM!』東京・豊洲にある、客席360°回転舞台(IHIステージアラウンド東京)にて3月15日~6月16日まで約3か月間開催されている、香取慎吾日本初個展『BOUM!BOUM!BOUM!』に行って来ました。端的に感想を言うと、これは・・・っ!超オモシロかった・・・!とにかく、「価値付け」のお手本というか。一発で理解できる概念のスマートさ・・・パッケージから、展示内容自体まで一貫した考え方で統一されており、鑑賞者の頭への収まり方の良さと、ショービジネスという得意分野を最大限伸ばした演出で、一通り見終わった後の満足感と対費用の納得感がずば抜けてました。妹がよく言ってたんです。「この人は、絵を描いている『絵具まみれの俺』!まで含めて、作品として完成形。」で、正直なところ、今回の個展も「絵自体に金払って観る価値があるよ!」なんて出し方して来てないんです。古くもない絵画に美術的価値なんて、そうそう簡単に付くもんじゃないですし、何をどう言いつくろったって、あれはでっかいキャンバスを多数保管でき、ふんだんに高い絵具をモリモリ使える経済的超余裕者の道楽ラクガキです。これを、「個展」という名のビジネスショーとして成立させ、アイドルエンタメとして観客を動員し満足させられてしまう、そこのパッケージ・コンテンツ作成手腕が、全然違うんです。20年間、レジェンドアイドルグループやり続けて、数え切れないほどのヒット曲・ヒット番組の制作主体とガッツリ関わり、独自コンサートツアーに1000万人動員とかやりまくってきた人たちですよ。イベント立ち上げ・実施と、金がとれるコンテンツとしての付加価値付けなんて一番得意なところですよ。どこに金払う価値があるかって、集客の訴求力があるかって、「アイドル・香取慎吾」にしかないんです。で、もう間違いなくそういう「『香取慎吾を観る』個展」というパッケージですし、内容も一貫してそこに統一してありました。もう観てて笑っちゃうくらい。よくここまで、迷いなく壮大に演出できるなって。強調する部分、価値の見出し方に本当にツッコミどころがありません。この間違いなさ、可愛げのなさよ・・・。*以下、現在開催中の企画展の写真付きネタバレあり感想です。ネタバレを避けたい方はご注意ください!*個展は、各回350人毎の2時間入れ替え制。途中、ステージが分割されている為、実際には1時間15分おきに次の回がスタートします。最初、360°回る客席に観客が着席、10分間程のオープニングムービーを鑑賞します。〇360°回転舞台の面白さを体感できること〇香取慎吾の内側に入っていくんだよ〇隠す気のない隠れSMAP愛・・・のあたりが目まぐるしく展開するムービーです。ムービーのディレクターは、児玉裕一さん・・・なのかな?超クオリティ高いです。流石です。このオープニングムービーの終了と同時に、「さぁ、香取慎吾のなかへ!」という流れで舞台が開いて、スモーク炊きまくって幻想的な「舞台上の個展会場」が出現するところでもう・・・「なんだこりゃ概念が完璧だ」・・・でした。私的には、この出だしだけでもうチケット代・交通費含めて元が取れた感覚。来てよかった!と思いました。「舞台の人」であるアイドルの内側に入っていけるんだよ~!って、本物の舞台使って演出してるわけです。いち一般人が、普段上がることの出来ない大型仕掛け舞台に上がっていくことの価値もそこに乗っかってます。舞台上の出だし、一番目立つところに大きな心臓のモニュメントがあります。こちらのモニュメント、香取慎吾本人の鼓動が内臓されており、触ることが出来ます。今回の個展タイトル「BOUM!BOUM!BOUM!」がフランス語で心臓のドキドキのことだそうで、ハートモチーフを前面に打ち出して、グッズなどもそのモチーフで統一されていますが、その妥当性がこのモニュメントでバッチリ頭に入って来ます。あ、今更ですけど、この個展は基本、写真撮影OKでした。最後の会場は、撮影禁止でしたが、大多数の作品はOK。絵の展示じたいも、触ろうと思えば全然触れる展示方法です。絵画保存とか美術価値を売っているわけではないので、基本、観客に能動的に「香取慎吾の中」を楽しんでもらおう!という考え方でした。個展会場はさながら写真撮影会です。あ、道楽ラクガキとかさっき書いてますけど、個々の絵はかなりサイズが大きく、はっきりした原色のものも多く、なんやかんや見応えありますよ。私はこの絵↓が一番お気に入り。この絵↓もパワーがあって好きですね。ここ数年は、外部から依頼されたビジネス用の絵を描かれているのですが、こういった絵はホント、クライアントの求めるテイストと、自分らしさをきちんと折り合わせてきっちり作品としてまとめて出して来ています。流石だと感心しました。トップアイドル25年以上、求められるものとその表出をさんざん繰り返したノウハウは伊達じゃない、ここの力は言わずもがな・・・だな、と。普段、美術館での企画展等に行き慣れている方にこそ、是非行ってみていただきたいな、と思うエンターテイメントショー風個展でした。通常の美術企画展との違いや、コンセプト立て、ブランディング・価値付けについて、すごく考えたくなりますよ。興味のある方は、是非是非!私は、6月に、別の用事で家族で上京する機会がありますので、その際にもう一度、今度は妹と一緒に鑑賞できる予定です。(チケットも確保済み!)by姉
2019.04.07
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こんばんは妹です。ざっくりですが花とゆめヨナ感想参ります。今号はヨナに関する新情報が満載でしたね!特に30巻限定版のArt collection!どんなものになるのかめちゃくちゃ楽しみです♪暁のヨナ 173話「返してもらおう」*以下単行本30巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください。*扉絵・・・前ページコレットのラブラブっぷりとの温度差に笑いましたw・「ただでは起きねぇな あの姫さんは」byハク様ジェハからヨナ姫の活躍を伝えきいたハク様。嬉しそうです。こーゆー微かな表現の中に極上の甘味を見いだし少女漫画らしくないと散々言われ続ける本作が隠れ名洋菓子店のスペシャルデラックス苺ショートケーキに見えてくれば・・・そう!アナタも完全にハクヨナ末期患者・・・・・・はい何言ってるんでしょうかね。次の話題行きます。・(これではまるで雷獣がこの戦の総大将ではないか・・・)(ここに陛下が居て下されば・・・ いやそれでは軍が分裂してしまう・・・) (この者達の存在がこれ以上大きくなれば 高華国は分裂してしまうのだ・・・!)byジュド将軍今回の一件で、ハク様はすっかり火の部族兵たちのカリスマになってしまいました。焦るジュド将軍。陛下が居れば・・・って、アナタは何のために居るんだ仕事しろよ。いやいや・・・駄目だ駄目だぞ自分。ジュドを責めては駄目だ。めっちゃ読者に説明してくれてるじゃん!!うん!あとこの人は空の将軍ですからね。火の部族兵達には立場上強く出れないのでそりゃ高華国王にビシっと威厳を見せてほしいよね。うん。そこは分かります。・「門に国旗を掲げよ!!略奪は禁ずる」byキョウガ将軍門を破り千州の都に突入する高華国軍。ジェハの提案&ハクのお願いに従い、一般市民に手を出すことなく進みます。ーファンタジアッッ!!!現実でもこうだったら良いのですがね・・・。私は暁のヨナのこういった「少女漫画ラインを逸脱しない大嘘の付き方」が大好きです。・「クエルボ様これまでです 撤退しましょう ご決断を・・・!!」byクエルボ部下ハクとの闘いで深手を負い、ハザラに裏切られ絶体絶命のクエルボ氏。「ハザラめ・・・籠城すれば・・・」と強がってますが籠城にまで追い込まれて勝てる戦なんて、極めて希じゃないですかね;遂に部下から「逃げましょう」と忠告されちゃいました。あれだけビックマウスだったんだ・・・このままじゃ終われないよね・・・流石に一個くらいは良いとこ見せてくれ!!・「だから 全部取り戻しに来たんだよ」byハク様ここが今回の一番の見所かな!と思いました。「取り戻す」って言ったんですよ。あのハク様が「取り戻す」と!!!30巻にして遂に・・・「取り戻す」まで行き着きましたよ!!・「もう限界なんじゃない?休んでなよ」byジェハハク様とジェハ兄さんがイチャイチャしすぎな件について。。各々を信頼して別行動、そしてしっかり成果を上げて情報共有!お互いに背中を預けて闘い、敵兵を蹴散らす!まさに最強タッグ!さらにふらついたハク様を支え、労りの言葉をかける兄さん!!これね・・・まさしくヨナ姫にとっての「ハクとこうありたい関係」じゃないですかね!もしやヨナ姫の恋のライバルはスウォンじゃなくてジェハ兄さん・・・!?(↑なんか考えてて悲しくなってきた)・「私はあなたをクエルボ様より託されました あなたを守る事があの方への忠誠」byユーラン奥様足かせが有るため動くに動けなくなったヨナ姫を、空箱に潜ませるユーランさん。もしかしなくともユーランさん、ちょっと天然入ってるんでしょうか。この凜々しく美しいビジュアルでもって天然て・・・あらやだ萌えるv・「あなたを死なせたくない クエルボを許したわけじゃないけど あなたには生きて ちゃんと彼と再会して欲しいから」byヨナ姫独りでクエルボを探しに行ったユーラン・・・当然ゴビ神官に絡まれます。今回は作画が良いなぁ・・・キャラが皆良い表情してるなぁ・・・と思って読んでましたが、最後にゴビ神官の顔芸七色変化が全部持って行きましたね!なんてイキイキしてるんだ;このまま箱の中で大人しくしているヨナ姫ではありません。恋するヨナ姫の瞳には、旦那さんを信じて尽しきるユーランさんの姿がとても眩しく映っているはず。例え旦那があんなでも、この奥さんには報われてほしいですよね!・「それとも俺の大刀で斬られた傷で動けねぇのか? イン・クエルボ」byハク様フラフラになりながらも、城内に入ろうとしている一人の兵士。振り返った彼は・・・高華国の兵士に扮したイン・クエルボだった!!読み返すと、ハク様は本誌95ページの段階で気付いてるっぽいですね。クエルボ氏、奥さんを助けに来たんですよね!そうですよね!!ここで名誉挽回ですよね!!!(←念押し)旦那二人が、最愛の奥さん達を助けに行く展開になりそうですね!(↑ツッコミ待ち)しかしなぁ・・・姉がしきりに「クエルボとユーラン夫婦は悲劇になるから~」と悲劇展開前提で話してくるんですよ;いや確かにその展開も大いに考えられるけどさ・・・どうなるのかなぁ。そしていよいよハクヨナ再会の時でしょうか・・・!!次号は巻頭カラー!花ゆめ歴代トランプも楽しみです♪by妹
2019.04.05
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こんにちは妹です。*最初に断っておきます。めちゃくちゃ喧嘩腰の吐き捨て駄文です*なんか最近メディアが「新しい時代がやってくる」ってうるさいんですけど私には何がどう新しくなるのかさっぱり分からないんですよね。相変わらずこの国の賃金は最低ライン以下ですし税金や社会保障費や物価はガンガン値上がりしていて庶民はどんどん首しめられていますよ。金と土地は米国はじめ他国にどんどん献上され、沖縄の民意は無視され福島原発の汚染水は垂れ流しっぱなしのまま震災避難者への支援は打ち切られ不祥事だらけのヤクザ内閣が未だに永田町でふんぞり返っていますよ。そもそもなんで総理大臣が新元号に個人的な想いを込めてるんでしょうね。現政権の皇室軽視、悪質すぎませんかね。政権批判をすると、「なんでそんなに安倍総理をいじめるんだ!」と「イジメ反対!」のノリでつっかかって来る人や「与党にも落ち度有るけど、野党も~」みたいにどっちもどっち論ふりかざしてくる人たちが現れます。逆にききたいんですよね。「じゃあ貴方達は、何をもって安倍内閣を支持してるんですか?」と。 これだけ議員の不祥事軽視や悪法強行採決して、独裁化している現政権を擁護するからにはそれなりの理由があるんですよね?利権関係者とかね。まさか「中立ぶりたくて」「なんとなく」擁護してる訳じゃないですよね。まさかね。あーもうこんな喧嘩腰な文章書いてないでただただ(漫画楽しい♪)とか言ってたいです。でもこのままいくと、漫画すら楽しめない国になりそうで黙ってられないんですよね。ホントに。by妹
2019.04.05
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こんばんは妹です。頼んでいた自作フォトブックが届きまして、ウハウハですvじゃん!!ココアルさんという、ネット注文のフォトブックサイトで作りました。セール期間だったので^^最近はこんな製本サービスがあるんですね!凄いわぁ…!全体的にマットな落ち着いた仕上がり。(ピンボケ具合までバッチリわかっちゃう程)印刷画質が良いです。はぁ…自分で撮った写真だけど…可愛いわぁv(自画自賛)和歌山県・南紀白浜アドベンチャーワールドに居る6頭のパンダ達。各々の写真を2~6P でそれぞれまとめました!赤ちゃんパンダの写真もあるよ!まるで孫の写真でも眺めているかのような勢いで「かわいいわぁ・・・可愛いわぁ・・・」を連呼しながら編集しました。仕上がりに大満足です♪・・・はい。突然なんやねん! という感じですが;実は時をさかのぼること約2年前・・・うっかり白浜の双子パンダ・桜浜&桃浜ドキュメントを観てしまいまして。今まで見向きもしなかった動物動画を漁る習慣がついてしまいました・・・。その半年後に上野でシャンシャンが誕生し世は正にパンダフィーバー時代!(言い過ぎ)高まるパンダ熱に増殖していくパンダ本の数々・・・いつか・・・いつか白浜旅行がしたい!パンダの楽園に行ってみたい!!と想いを募らせておりました。去年8月に、アドベンチャーワールドではまたまたパンダの赤ちゃん♀が産まれました。そして名前の一般公募がありました。*公募と言っても、ここで産まれたパンダには皆「浜」の文字がつくので実質は「○浜」の一文字当てクイズのようなものです。はい。ノリノリで参加しました。白浜パンダの名前の傾向や世の流行をふまえ、大真面目に考えました・・・ーよしコレで決まりだ!彩浜(さいひん)ちゃんでいこう!!当たりました・・・・・・!!!名付け親特典でご招待券をいただいたので、重い腰をあげ2月上旬にパンダ&クマ好きの母親と一緒に行ってきたのです。楽園でした・・・!そうそう行ける場所ではないので(旅費数万&泊まり必須)「次の機会はない!」と気合いをいれて写真を撮りまくりました^^パンダ親子が一緒に居る場面が見れました♪生後半年弱の彩浜ちゃんは完全にぬいぐるみでした・・・!ここで生まれ育ったパンダは大きくなると中国に行ってしまうので、桜浜・桃浜が白浜に居る内に行けて本当に良かったです><うう・・・また行きたいナ・・・(ボソっ)さて話は変わるのですが。今回ネットでフォトブックを作って気付いた事がひとつ。これ・・・今まで描いてきたイラストで画集(ポートフォリオ)も作れちゃうのでは・・・?絵を描くことが好きなため、散々描き散らかしてきた落書きがあります。印刷・製本に興味がなかった訳ではないのですががっつり同人活動を行っていたわけでもなく・・・印刷業者に頼むにしても、10冊からしか頼めないんでしょ・・・と諦めていました。自分用の1冊が欲しいだけなんですが・・・こういったフォトブックは、普通に1冊から作れるんですよね。・・・あ、普通に作れるな、と。(しかし気付くのが遅いですね;)まぁかなり解像度の低いデータしか残ってないので、小さいものになっちゃいそうですが;色々フォトブック&印刷について調べはじめました^^なんか・・・楽しいです♪ by妹
2019.03.20
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こんにちは妹です。遅ればせながらヨナ感想参ります~。暁のヨナ 172話「起死回生」*以下単行本30巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください。*・「ヨナ姫 私はね 忘れられないんです あなたを包んだあの奇跡の龍神を…! 今一度 私はあれが見たい ヨナ姫あなたを 切り刻んででも…!」byゴビ神官ゴビ神官、めちゃくちゃ能動的に動いてますが…結局何がしたいのかなぁ。四龍スゴイ!→四龍欲しい! を通り越して 四龍の奇跡をまた観たい!! に行き着いてます。ヨナ姫切り刻んだら、一番ヤバイのアナタだぞ。それでも良いのか。…ただの四龍ファンですねコレは。そして未だにこの人が老婆だと思ってる読者は多そうだ;・(生きて 帰る どうやって… いや 私は 闘えないはずはない最強の人が与えてくれた力が この手にあるんだから)byヨナ姫敵に囲まれ、窮地のヨナ姫。しかしこんな所で死ぬわけにはいかない姫様・覚醒!!ハク様はヨナ姫との握手で一騎当千の元気120%に進化してましたが、ヨナ姫だってハク様の事を想えば何だって出来ます!宙だって舞えます(多分)!!足かせのハンデを背負いつつ、脚・剣・弓で兵士達(大の男達)をなぎ倒しました!!!乙女の恋心は身体能力の限界を超えるんですね!格好良いです!!弓道経験者の姉「…脚しっかり開かないと、絶対弓引けないんだけどね…」細かい事は気にするな!!今回のアクションシーン、ぷっきゅーのアップも含めなんかヨナアニメっぽかったな~…と感じました。草凪先生、見返したりしたのかな。・「問題ない 戦利品もあるからな 俺たちは四龍の力を手に入れた こいつらがいれば俺達の千都は守られる 間もなく来る高華国軍を根絶やしにするだろう」 by血まみれのクエルボ氏軍の退却に不安がる千都の民。一方で怪我をしながらも気丈に振る舞うクエルボ氏。…本当にそう思っているのか…? 普通に考えれば「四龍を拉致=四龍の力を手に入れた!」…とはならないでしょうよ;まぁ苦しい状況でも、苦しい顔する訳にはいかないだけかもしれません。いち部族の長だからね。・「ゼノは死なないでしょ」by青龍シンア 「ツッコむよーになったな青龍」by黄龍ゼノ最近ゼノとシンアが好き勝手モノを言うようになってきたなぁ!…と嬉しい限りです。特にシンアには、これからガンガン会話に参加していって欲しい!この子は絶対いろいろと核心ついてくるはず…w・「上手くすれば短時間で戦が終わるかも知れない」byジェハ敵方の兵士に扮していたヴォルド・アルギラと合流した四龍御一行。ヨナ姫から(ハザラのクエルボに対する不信感)をきいていたジェハはこれを最大限に利用…「高華国の王はお怒りだ」(嘘)「千州軍は幾度も我が国を犯したばかりか四龍とヨナ姫を攫った 王は決してこれを許さず 千都を火の海に沈めると宣言された」(嘘)「一つだけ道はある キミがその道を行く覚悟があるのなら 四龍がこの都を守ろう」(これは本当)四龍=高華国王に遣えている というイメージを利用してさもスウォンからの伝言のように嘘を上げ連ねて…ハザラ氏に白旗挙げさせました!!!…うん。もう高華国の王はジェハで良いんじゃないかな!(適当)・「四龍とハザラの兵が仕事をすれば防げる この都の守りはそう簡単に崩れん 長期戦になればこちらが有利になる」by血まみれのクエルボ氏…あ、この人は本当にただの楽観主義者なだけだったのかもしれない;・「その話 俺も参加していいか?」byハク様白旗を挙げさせ、ハザラ軍の代弁者として高華軍に交渉を持ちかけるジェハ。そこにハク様も登場。…げ…元気ですね。怪我はどうした;さすが神をもしのぐ武人。今回の戦で大活躍したハク様は、火の兵士達に大人気です。・(ケイシュク参謀がこのモノ達を恐れていた気持ちがわかる… 特に雷獣は陛下を亡きものにしようとしている だが この戦で 雷獣は英雄をなってしまった)byジュド将軍ジュド…正直…私はしばらく頭を抱えました…。。馬鹿だ馬鹿だとは思っていましたが…ここまでとは;;お前どーゆーつもりでスウォンの謀反に荷担してたんだ…お前…いや、めちゃくちゃ話を進めてくれてるんですけどね!!主役達ではなかなか踏み込めない所だけど、今後の展開に必要(になってくるだろう)概念を自身がピエロになってまで、めちゃくちゃ説明してくれてます。…多分!ありがとうジュド将軍!!次号はお休み。まったり待ちます♪by妹
2019.03.16
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感想が遅くなりましたが、公開初日に観に行きました。映画『半世界』感想(2019年・坂本順治監督・キノフィルムズ)三重県の山間部。炭焼き業(自営)で生計を立てる39歳の高村鉱。父から継いだ家業も、取引先の減少で先行きは不透明・・・、中学3年生の息子も反抗的で、妻・初乃と口論になることもしばしば・・・。そんなある日、中学時代の同級生・瑛介が帰郷した。自衛隊に入り、海外でも活躍していたはずの彼だが、自衛隊を辞め家族とも別れ、一人実家で引き籠った生活を始めたようだ。心配した鉱は、彼を家から連れ出そうと、居酒屋や自身の仕事場へ誘い出す。半月前に公開された、かなり地味めな稲垣吾郎主演映画。いかにも地味な、低予算なミニシアター邦画ですが、非常に期待して観に行った理由は、とにかくコレ↓です。今、『新しい地図』を絡めた制作主体が繰り出してくる作品が、クリエイティブに対する誠意に満ちていないわけがない!昨年12月に、草なぎ剛主演舞台『音楽劇 道』を鑑賞することが出来たのですが、、それも、俳優さんとしてSMAP面々が好き!というよりは、今の運営主体(CULLEN)の姿勢を妄信してのものでした。今、この「新しい地図」主体は、芸能業界から浮き上がってしまった状態です。まぁ、すごく単純に、「超・干されてる」状態なわけです。特に、テレビ業界においては。この状態で、プロデュース・マネジメント主体がやることなんて一つだけしかありません。自主・制作!!自家・発電!!干されてるんだから、受け身で何かが起こるわけがない。2017年・秋の「新しい地図」活動開始以降、これまでに発表されているだけで制作・公開された映画は、3名のタレント合計で6(~7作)になります。これに加えて、主演舞台企画(どれも約1カ月スパンの公演)は既に7作品が発表・公演されています。もちろん、中には完全に他のプロジェクトから声がかかった形の作品もあるとは思いますが、観察している限り、基本的には「新しい地図」が主体的に動き、映画製作・舞台製作の母体とほぼ共同制作のような形で成立させているのかな?・・・と受け取っています。実績のある映画監督や、舞台演劇界の企画主体に、「40代の男性が魅力的に見える、温めて来た企画書や脚本ない?」って声かけまくってるんですよ。アイドルファンクラブとして、会員を十万人規模で囲っている強味でもって、「本当に面白いと思うもの」を思いっきり作っても、ある程度の採算がとれる形で成立させるよ!って。映画に関しては、木下グループという、モロにガッツリ広告業界母体ではない、別業界の土台のあるグループに、1社、飯島さん代表取締役名義の子会社を立ち上げ、その上でキノフィルムズというグループ内の映画製作・配給会社を通じてガッツリ映画製作・公開・DVD等販売を行っていく感じなのかな?今の邦画を観ていれば、有名作家の小説や漫画原作を、広告業界主体で持ち上げるものがほとんどで、映画の作り手たちが作りたい作品を、スポンサーを募って企画として立ち上げることは、なかなか叶わない状況だと思います。ましてや、映画監督が自分のエゴでまとめ上げたオリジナル脚本でまるまる一本制作することなどほとんど無理な状況だと思います。そうした中、映画監督にしてみれば、SMAPという超ビックネームが企画書・脚本を募って、「本質を見るよ!死ぬ気で演るよ!形にするよ!」という姿勢を示しているのは、温めていた、本当にやりたい地味企画表出のまたとないチャンスなわけで、むしろ、ダメもとでもここで温めていた企画書の1本2本出して来れない人は、映画監督向いてないんじゃないか、とすら思います。「あなたの本当に面白いと思うもの」と「今の、闘志に満ちた40代の役者・SMAPに当て込みたいもの」を求められているわけですから。ぐだぐだと長くなりましたが、何故私が今、新しい地図陣営のコンテンツを妄信しているかというと、↑上記のような作り方をしているのが、よくよく見て取れるからです。この作り方でも、失敗作は量産されると思いますよ。でも、誠意を感じない作品というものは・・・まず出てきません。たぶん。失敗も、前のめりです。たぶん。前置きが長くなりましたが、今回鑑賞した映画・『半世界』は、作品の熱さを求めている私の期待に、十二分に応えてくれる、誠意と監督のエゴに満ちた作品でした。淡々とした、日常の感情の起伏の積み重ねの中に、登場キャラクターの人生軸を感じ取ることが出来ました。全部が全部を上手く立ち回れる人なんて居るはずがなく、それぞれに大変なものを抱えて日々を過ごしているわけですが、その反面、さりげない日常描写の中に「既にある幸せ」を目いっぱい落とし込んであるんです。特別なことは何一つ描かれていないのですが、とにかく「感動の腹持ちがイイ」というか、鑑賞後も、感情が腹に溜まって残っちゃって残っちゃって・・・。なかなかあっさりと消化出来ない。・・・それがイイ!!!そんな作品でした。↓ここからは、鑑賞した方にしか通じないテンションでお送りします。っていうか、奥さん・初乃さん役の池脇千鶴さんがね!最高なんですよ!!喧嘩したり、お互いにイライラし合うこともあるけど、基本は旦那とラブラブで、毎日お弁当作ってくれるんですよ。でも、主人公が稲垣吾郎のビジュアルじゃなかったら・・・旦那さんのあのぶっきらぼうな演技筋で、この奥さんのキャラクター像が成り立ったか・・・っていうのが、作品鑑賞後に考えると面白いところだったりします。そもそもこの作品、主人公である超田舎の炭焼き職人に、稲垣吾郎を当て込んでること自体、超不自然なんです。居るわけないんです。あんなシュッとした立ち振る舞いの「田舎の親父」。いや、絶対居ないとかの話ではなくて、「田舎の親父」をリアルに描こうという作品なのだとしたら、このキャスティングはあまりに一般的なイメージ像からかけ離れているので、ミスキャストとしか言いようがない。私は、この作品は「田舎のリアルを描く」作品ではなく、「日常のありふれた苦労と、それと同じ場所にある幸せを、自衛隊員の見ている想像も出来ない世界に思いをはせることで、(お互いに)自覚する」…というか。「友人関係・夫婦関係・親子関係…等、人と関わっていくことを、その煩わしさも織り込みながら、でも賛美する」ような…そういう作品だったのかな、と思っています。要素バランスの中で、鑑賞者が「幸せ」を拾いに行くんです。さりげない、微妙な描写で、「幸せ」がそこかしこに描かれていますので、拾いに行くというか、拾いに行けるというか。さりげない描写のオンパレードですので、TVドラマという媒体ではなかなか難しい作品だと思います。基本的にTVという媒体は、他のことをやっている人たちを振り向かせるために、音がやかましく、かなり極端な表現にせざるを得ませんので。約2時間、鑑賞者を劇場空間に閉じ込めて、感情と音をじっくり響かせて・・・映画館での鑑賞が、非常に活きる作品だったなぁ・・・と思います。えっと、なかなかネタバレなしに感想書くのが難しいんですが、とにかく、制作陣営の「熱さ・誠意」を期待して観に行って、期待した通りの「映画って、いいな!」という実感を得ることの出来る作品でした。大満足でした。新しい地図絡みの映画は、今年中もまだ何作も公開を控えているようなので、出来る限り映画館に観に行きたいな、と思っています。ちなみに、先ほど新しい地図ワークスとして映画・演劇の話をしましたが、それらに加えて、同時並行で下記↓のような自家発電も行っています。2018年の春からはレギュラー番組として、ネットテレビ(abemaTV)で毎月7時間に及ぶ生放送番組も立ち上げ、毎月内容を変えた番組の企画制作・放送。この前身として、2017年11月に放送された「72時間ホンネテレビ」がありましたが、同時に、3人がそれぞれブログ・インスタ・YotubeのSNSアカウントを稼働させ始めました。SMAP時代より担っていた2020年パラリンピック公認サポーターに再就任し、各種イベント・雑誌や新聞への広報に積極的に登場。対企業へは(おそらく)企画書を持ち込みまくって、既に10数社のタイアップ・CMを獲得しています。草なぎくんをCMで起用したメルカリとは、地方TV局を巻き込んだ番組制作を行い、メルカリアプリ内で動画配信を行うという、新しいインフラ整備の試みまで行っていました。香取慎吾絵画ワークスを国際交流の展覧会にねじ込み、ルーブル個展を実施。更に日本凱旋の個展を、客席が回転するという劇場を3か月間に渡り貸切って行うという超巨大イベントも今春以降に予定されています。香取慎吾ワークスに関しては、去年服飾ブランドの立ち上げ・実店舗の運営も開始しており、「今までにない企画展開」の旗頭になっています。そして忘れちゃいけないのが、今年2月から全国5か所で完全独自採算のファンミーティングツアーが始まっています。こちら、入場はファンクラブ会員限定という縛りを設けたうえで、5000~8000人くらいのキャパで、22公演・延べ12万人(?)を動員予定。ファンミーティング参加者へのお土産としてファミマ協力で制作したスティックチーズケーキ(「地図」に引っ掛けた)を、全国のファミマのフェイス展開で販売するという不特定多数への広報も同時並行されています。また、実現した上記企画のほかに、実現に至らなかった企画はこの3倍とか4倍とか・・・それ以上になるんじゃないでしょうか・・・。いや、全部想像ですけど。おそらくですが、TVでのバラエティ番組、ドラマ等の企画は、数え切れないほど立ち上げては潰されを繰り返しているのかな…というのを、ひしひしと感じ取っています。想像以上に上手くいったものも、想定の売上規模には至らなかった企画も、どんどん量産されていますが・・・傍目に観てるのが超楽しい!業界内で浮き上がったこの状況下で、ありとあらゆるノウハウ・人脈を駆使して企画を立ち上げて来る、運営主体の不屈の姿勢には、いち社会人目線で、リスペクトに溢れかえっています。いやぁ・・・「40代のSMAP」、超面白いですよ!30代のSMAPは、あれはあれで文句のつけようのない完成形でしたが・・・あそこから、40代で窮地のスーパーサバイバル繰り広げることになるとか思いもしませんでしたから。ちなみに、SNSや絵画等の新規展開に関してですが、私的な受け取り方としては、あれは全部「アイドル活動」だと受け取っています。様々な分野に切り込んでいったとしても、彼らの特出した強味は「アイドル性」以外の何物でもなく、いかに個々のフィールドの概要を理解し、縛りのある表出枠の中に、自身の「アイドル性」を落とし込んで出していくか、・・・という考え方なんだな、と思って観ています。はい。もはや何の感想だかわけが分からなくなりましたが・・・映画『半世界』、そして『新しい地図』運営主体が本当に面白いです!特にいち社会人目線で。こんな風に…こんな風の1割でもいいから、こんな風に私も能動的に働きたい…。ジャニーズ事務所時代から、飯島マネージャーのSMAPを売り込むスタンスとやっていることというのは今と全く変わらないと思うのですが、「CULLEN」が業界の一番大きいところからはみ出しちゃってる分だけ、誰が何やってるのかが、傍目にも分かりすぎるくらい分かっちゃって…。妄信してます。実現可能なクリエイティブ、万歳!by姉
2019.03.03
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こんにちは妹です。前回は姉任せでサボってしまいました。大体言いたいことはほぼ一緒だったので…;「ハク様…いいかげん逃げないで向き合おうぜ! もう30巻なんだ!!!」ですね。暁のヨナ 171話「逢いたい」*以下単行本30巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください。*・(ピンときた あの女はこのハクって奴に惚れてんなって だがこの男…ちょっと阿呆かもしれん…)by恋バナ大好きオジサン・クエルボ読者の気持ちをくみ取ってか、ぐいぐいとハクヨナの絶妙な関係性を理解していくクエルボ(敵キャラ)さん…素晴らしい!しかしここは国と部族の威信をかけた戦場の最前線!!両者真面目な顔で、本気で殺し合ってます!会話は周囲に「馬鹿馬鹿しい」とまで言われるレベルの恋バナだけど!!「ヨナも高華国への未練が消えていいだろう」とクエルボさんがめっちゃラブっぽい言い回しを匂わせてくれているのに、ハク様の答えは「気安く呼ぶんじゃねぇ」という…揚げ足取りかい。本当にこの男はどうしてもヨナ姫からの好意を直視できないんですね…;「姫さんの好みは綺麗系の男なんだよ」…それがお前の最後の抵抗材料か…。・「王を名乗るだけあるな」byハク様 「こいつを倒せば俺は真の頂点に近づく!」byクエルボ高華の雷獣 vs トゥーリ族の王の闘い。雷獣さんはこれまで相当無茶して闘ってましたから、正直クエルボさんに分があると思ってました。なに威圧されて逃げ腰になってるのだ…そして一太刀も浴びせることなく正面から斬られ…;やはり神をも凌駕する武人・雷獣さんを上回る人間など存在しないのでしょうね;;2人の会話の端々から、武力崇拝の考えが根付いているのを感じます。風の部族は「一番強い男=部族長」という意識がある組織なので、トゥーリ族の「戦の神=王」という考え方と親和性があるのでしょう。2人当たり前のように話してますが、…まぁそうはっきりと描いてあるので暁のヨナの世界ではそういうものなんでしょうが少なくとも現代人の感性ではないですよね。・「嫌だな 気が合うな トゥーリ族の王」byハク様 「同族嫌悪か 雷獣」byクエルボヨナ姫を「そこそこいい女」と評したクエルボ。雷獣さん、これは嬉しいw同族嫌悪…同族…同族…この会話の流れは…色々…うん、色々面白いですね!作者様がかなり概念的な定義付けをしていたので、すごくチグハグで不自然な会話でしたけど^^;このシーンは闘いを描いているようで、実はこの不自然な会話がメインです。草凪先生特有の場面だったかな、と思います。・「ハクが独りで闘っている 怪我をしていたら診てやってくれ」byキジャキジャ・シンアが人質交代ということで、ユン君開放。シンアの能力が今までで一番役に立った場面かも!と思いました!!みんなで惜別のハグ。前から思ってましたが、腹減りのスキンシップは欧米的ですよねvこの4人が向かえば、もう敵なしかな?アルギラとヴォルドも向かっているはずですし。一貫してハクを気遣うキジャさんが頼りになりすぎる…!!・「…ユン お前が帰ってきて良かった」byハク 「…ヨナにも すぐ会えるよ」by最強オカン・ユン君ユン君の無事を確認し、四龍がヨナ姫の元に向かった事そしてヨナ姫の回し蹴りの話しをきいて、ようやく気が緩んだハク様。ユ…ユン君にまで露骨に甘えはじめやがった!!!ジェハさん筆頭に、年上の仲間にはかなり甘えれるようになったなぁー…とは思ってましたが… 今回一番の印象に残ったシーンでした。ここで「…ヨナにも すぐ会えるよ」という言葉をかけてあげられるユン君、マジ良い男だと思います。・「王の部屋に…クエルボ様は本当にヨナ姫を妻になさるおつもりなのですね あなたを捨てて…」byゴビ神官リ・ハザラの城では、妖怪化したゴビ神官が第一夫人につけいろうとしています。「アナタの旦那、第二夫人娶ろうとしてるけどぶっちゃけ気分悪いでしょ? 消して上げようか!!?」 要約するとこんな感じでしょうか。でも部族の長の元に嫁ぐ聡明な女性というのは、一族繁栄のために尽す!と覚悟を決めてると思うのですよね。・「私の感情など クエルボ様の行く道には何の関わりもない 私の役割はあなたのような石ころを クエルボ様の行く道から取り除くこと あなたの神は そんな事も見通せないのですね」by第一夫人・ユーラン様ユーラン様は期待通り、凜とした態度でゴビの提案を突っぱねました。族長の妻の鏡ですね。クエルボ氏には勿体ないなと思…ゲホゲホ。今後の展開も気になるのですが、一番気になったのはこの奥さんが、ヨナ姫の瞳にはどんな風に映ってるんだろうなぁ…という点です。この見事なまでの”奥さん”像、ヨナ姫は参考にすべきだと思うんですよね。真国のコウレン姫&ネグロのストイックすぎる主従関係今回のクエルボ&ユーラン夫人の亭主関白な夫婦関係ハクヨナはお互い身分を失った者同士、自分たちをどう定義して、2人の関係性を構築すべきなのか…一緒に居るために、アレコレ模索している時期なんだと思っています。上記カップル達の生き様を、無意識的に参考にしてたりするんじゃないかな、と。…まぁそうだと良いな!という希望を込めて!次回も楽しみです♪by妹
2019.02.24
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おはようございます。久々に、本誌感想(by姉)です。暁のヨナ感想・第170話『最前線』*以下、現在発売中の花とゆめ本誌掲載話の内容に触れる感想です。未読の方は、お気をつけください!*5日に発売した本誌掲載話・第170話『最前線』から、コミックス30巻収録予定分のはずです。30巻・・・です。重いです。私の知る限り、花とゆめ・・・のみならずですが、少女漫画で30巻に到達する作品というのは、本当に極少です。暁のヨナに関しては、2009年連載開始で、2019年の10周年イヤーに第30巻の発刊まで来る予定でいますので、毎年、単行本3冊ずつの超ハイペースをずっと維持したままここに到達しているわけで、いち愛読者としては、草凪先生の底知れぬ漫画バイタリティーに、頭を下げるよりほかにありません。本当に頭が良く、世間・業界の空気感把握とセルフコントロールに長けている作家様だと思っております。今後はどうしても作家様ご本人の年齢的な体力低下は避けられませんので、これまでのように無茶は出来なくなって来ると思います。でもこれらも織り込んで、きちんと一定のペースを維持し、描き続けてくださるなら、こんなにありがたいことはありません。どちらかと言うと最近では、特にここ2年の電子書籍割合の急激な増大と、漫画雑誌業界全体での大量廃刊や、隔週雑誌→月刊雑誌化のどうしようもない大きな流れの中で、「花とゆめ」という雑誌が、いつまでこの隔週発刊ペースを続けられるのか…そっちを心配しています。『暁のヨナ』終了までは…是非とも今の発刊ペースが維持されることを願っていますが、個人的には、「難しいかな…」という悲観的な見方もしております。だってこの漫画、これまでに振ってきた数多の前振りを、未だ何一つ回収してないんですよ…!?あちこちに不穏分子が見え隠れする高華国全体としての行く末はもちろんですが、各部族…更には周辺諸国の今後の在り方についても描き切らなければならないでしょうし、戒帝国は…深入りするのかな…これから深入り描写するとしたら、コミック何冊あっても足りねぇぞ…。四龍の存在意義だって、華やぐのはこれからの展開以降のはずです。たぶん。四龍一人ひとりの幸せももちろん描き切って欲しいし、・・・特に、あまりに重い設定を一人抱え込んでしまったゼノさんには、自分の心の叫ぶ通り、存分に動いて欲しいなぁ、と思います。神託なんてのもあったな。そういえば…。親世代の故人の皆さま(イル王、カシさま、ユホン将軍 等々)の過去話やら、それぞれの意志やらもガッツリ描かなければならないでしょうし、そして何より、スウォンさんの真意・人間像に突っ込んで行かなければならない。…まだまだ、この先も長いんでしょう!?このペースで行くと、尺がある限り、草凪先生はどこまでも細かく描き続けると思うのですが・・・掲載誌(花とゆめ)が!本当にこのままの形でいつまでもつのかな?、っていう危機感もあって!!私は最近読みながら、内心すごく焦ってたりします。そう簡単に、切り上げたり出来ないはずなんですよ。この作品は、数多のキャラクター個々のエゴイスティック~な価値観・行動があって、その上で初めて成り立つ「群像劇」だと思っていますので。なんか変なところで熱くなっちゃいましたが・・・30巻なんです。…漫画業界も、本当に媒体の存続をかけた激動の時代なんです。そろそろ巻いてください!ハクさん!!!お前だ!!!・・・いい加減にしろやぁ!!!気を取り直して、本誌内容について!キャラクターがどいつもこいつも暴走気味で、ツッコミが追い付かないんですが・・・。クエルボの奥さんと、旦那論議で喧嘩を買いかけるヨナちゃんとか・・・(自重したけど。)突如テンション振り切れ気味のゼノさんとか・・・いや、言いたい事がいっぱいある立場なのは分かってるんです。彼は彼で、可愛い四龍の末裔たちが、あまり作品的に大事にされていない…って言い方は語弊があるかもですが、どうしてもこの作品は四龍が中心の物語ではないので。重要度をなんとか四龍に引き寄せたい、もっともっと大事にしてもらいたいと思うのは、彼の経緯・背負った設定から考えて、当然の思考回路だと思います。そして、何よりハクさんです。周囲が、これでもかというほど、そっちに話を持っていこうとしているというのに…クエルボさんとか、超不自然に戦場で恋愛話を持ち掛けて来てくれてるのに…どこまで拒否るんだ。この男は。「いきなり目ェ覚める大間違いかましてんなよ クソが!!!」・・・って、こんな抵抗の仕方せんでも・・・。ハクさんがこんなだから、ヨナちゃんが気使って、最終的に強く出られないんだぞ…。私の認識的には、ハクさんというキャラクターは、恋愛面について全然鈍いわけでもないし、何をこじらせているわけでもない。はっきりと、明確に、「ヨナ姫と自分が恋愛関係になること」を拒絶してるだけです。これはもう・・・1巻からずーーーっと。ずーーっと逃げて逃げて逃げて…ここまで逃げて、ついに30巻。逃げきれなくなって来てるんですよ…ちゃんと。どんどん、状況を妥協せざる得なくなって来てますから。●自分が一方的に姫さん大好き ↑OK。このスタンスが一番楽。●姫さんとイチャつく ↑2人の間で言い訳が出来てればまぁOK。むしろイチャイチャして、エネルギー補給はしたい。●周囲に、主従というか完全に恋人として認識されてる。↑本意ではないが、ギリOK?致し方ない。実際にイチャついてるの隠し切れないし。●ヨナ姫が、自分のこと大好き。↑認めてはいませんが、実際にはもう分かってると思います。ヨナちゃんの表情もちゃんと見えてるし、彼女のテンションも察してると思います。だからこそヨナちゃんを安心させたくて、自分から八つ当たり風の告白までしましたし。彼の、最終的に残る砦は、もはやこれ↓だけだと思います。◎自分が、(ヨナ姫と恋愛関係になることを)絶対に望まない。↑これだけは未だ越えられない…ハクさんにとっては、これまでの人生を全部ひっくり返すくらいの覚悟を要する、高い高い壁…というか、階段だと思います。本当に、ここのところのハクさんはもう超頑張ってもがいてますので、「巻け」とか「いい加減にしろ」とか言うのも気が引けるんですが…国会答弁レベルの無茶苦茶な言い訳をやり尽くしたら、そろそろ、「この世界」と向き合おうか。ヨナちゃん(と読者)が待ちくたびれてる。というわけで、本当に好き勝手叫び散らしました。30巻収録予定の話回しに、大いに期待しております!!では!by姉
2019.02.07
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こんにちは妹です。10年ほど本ブログのトップ画面に置いておいたのですが管理できなくなっていたため、web拍手を撤去いたしました。web用に描いていたイラストがこちら↓自分で言うのも何ですが、結構頑張って仕上げてありましたね~^^特にマダオがお気に入りでしたw今や完全に暁のヨナ&SMAP楽曲ブログと化してますが、ブログ開設当初は銀魂への愛をメインで叫んでおりました。ジャンプ本誌での連載が終了し、増刊誌で完結編が掲載されているようですね!ちらちらと動向だけは遠目で見てるんですよ;;ただ・・・本当に読めなくて;びっくりするほど読めなくて;;母親が雑誌買ってきてるんですけど、開けないんですよ;私と姉は、どうも2013年に空知先生が自らコンテをきった映画「劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ」で満足しちゃったんだと思います。(ありがとう銀魂!!良い最終回だった!!追い掛けてきて良かった!!)と・・・。その後暁のヨナがアニメ化して、そっちに一生懸命になっちゃったのもあって。銀魂、もちろん今でも大大大好きなんですが、今はもうお腹いっぱい!・・・って感じでどうにも食べられないんですよね。また何年かしたら、無性に食べたくなるのかも。その時大事に大事に完食しようかなぁ・・・!と思ってます^^by妹
2019.01.31
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遅ればせながら、かなり駆け足感想です;このお話までが29巻収録ですね~・・・29・・・29・・・(遠い目)暁のヨナ 169話「才器ふたり」*以下単行本29巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください。*・「-時に 雷獣は現れたか?」byクエルボクエルボ氏、雷獣さんに興味津々です。この部族は戦を神聖視してますし、強い人間に興味があるんでしょうね。うーん・・・ユン君のこの人質っぷり、流石にジェハ&ゼノも迂闊に動けませんね。・(ハクの馬鹿タレっ お前に何かあったらヨナ姫はどうなる・・・!!)byテジュンこの言葉をテジュン様が言ってくれちゃうんですか・・・;▽;!!危険をおしてまで落馬したハクに駆け寄るテジュン様・・・(崖から突き落とした張本人のくせに)この間からこの2人の関係にキュンキュンさせられっぱなしですよ!しかしテジュン様、いつの間に戦闘服を着込んだんでしょう。この間まで普段着だったような・・・w・御守りと爆発前回のラストで斬られ、落馬した絶体絶命のハク様。誰に助けられるでもなく 御守りパワーで覚醒&自力で立ち上がりました!!そして自力で頭を冷やし、冷静になりました!!ハク様が復活すると爆発が。物理的に何が起こってるのかさっぱり分かりませんが・・・やはりこの男は人間じゃないですね!今回、妙に屍累々が生々しく描かれていた気がします。・「テジュン キョウガ騎兵隊が潰れるのは時間の問題だ 今から右翼の歩兵を俺の言うように動かせ」byハク様冷静になったハク様、テジュンから状況を聞き出し指示を出します衝突現場の最前線で。。ウン・・・ハク様の圧倒的な力とオーラで、敵方は戦意喪失しちゃったからね!のんびり作戦練る時間ができて、良かったよね!!(突っ込んだら負け突っ込んだら負け・・・!)しかしこの状況で他部族の元将軍(18歳)に「どうしようっ!!」と泣きつけるテジュン様・・・本当に可愛いwハク様、テジュンにキョウガ部隊への指示を伝え、アルギラヴォルドにヨナ姫保護を託しました。うん、もっともっと他人を頼って良いんだよ18歳!そしてヒーローなのにヒロイン救出に他の男達を派遣する、というある意味少女漫画セオリーに逆行するかのような場面ですね。個人的にですが・・・この作品の面白い所はここだと思ってます。・「されたら一番嫌なことを選択するんですよ」byスウォン様16歳状況を把握したハク様。脳裏に浮かんだのは、スウォンと2人戦術について議論していた頃の記憶。16歳というと、ハクがヨナ姫の護衛につき緋龍城に住みはじめて間もなくの頃ですね。読書家のスウォンがハクに「敵方の心を折る戦術」をレクチャーしています。ハクとスウォンは2人で様々な陣形についてディスカッションしてきたのでしょう。その知識が今回生きてきました。ハクとスウォンって、ビジュアルが圧倒的に「知的キャラ!」「体力キャラ!」という身なりです。実際一番の得意分野はそれぞれ見たまんまなんですが・・・でもスウォンだってムンドクの弟子で「筋がいい」と評価されてましたし、ハクだってスウォンと対等に戦術語れちゃう訳で、決して筋肉バカではないんですよね。実はどちらも文武両道なナイスガイ!ーという描き方をされていたりします。・・・しかし面白いシーンだなぁ、と。ハクの回想なので「スウォンってやっぱ有能!」とも受け取れますし、別の見方をすれば「知識を吸収したハクが、提案から実行まで全部独りでやりきっちゃってる!」とも言えます。・(さっきから こんな時に思い出すのは あいつのことばっかだ・・・!!)byハク様そうかハク様が極限状態で思い出すのはスウォンの事ばっかか・・・。頑張れヨナ姫スウォンなんかに負けるなヨナ姫!!(↑基本的にスウォンはヨナ姫のライバルだと思っている読者)・「スウォン陛下の策とムンドク様譲りの・・・いやそれ以上の武力を持つ男 今ここで死なすには惜しくなった」byケイシュク参謀テジュンに「指揮をとっているのは雷獣」「中央歩兵隊の犠牲が少ないのも雷獣のおかげ」と告げられたケイシュク参謀は、空の部族兵を雷獣の補佐に回すことに。ジュド将軍がちんたら苦戦してるもんだから・・・ケイシュク参謀が日和ってきましたよ~;ここ、今回一番おもしろい所だと思いました。ケイシュクさんがどういった立場にいるのかは未だに伏せられてますが、彼の 対ヨナ姫・対ハク様への考え は、空のジュド将軍とはかなり異なっていますよね。ジュド将軍はハクのことを「スウォン様を脅かす存在!倒さねば!」とまで言ってましたが、ケイシュク氏は彼の目指す「高華国の勝利」に有益に働くのであれば、スウォンに恨みを持っているだろうハクだろうが何だろうが活かして利用したい・・・という考えのようです。スウォン陣営ってまだ深く描かれていないので考察しにくいですが、スウォン・ジュド・ケイシュクは結構三者三様の考え方をしているというか・・・全然一枚岩じゃないと思って見てます。・「いいえあれは・・・人ではない・・・・・・」雷獣の活躍が、クエルボ本陣にも伝えられます。ハク様、遂に「人ではない」と名言されてしまいましたw前回同様女の子皆無のまま終わるのかと思ってましたが、ヨナ姫が1カットだけでも出てきてくれてホッとしました(回想ですが)^^;次回も楽しみです♪by妹
2019.01.29
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<SMAP楽曲についてーその43>音楽語りーその263↓♪スーパースター★、Swing bySmap<SMAPシングル・アルバム年表> ★:サウンドに影響がありそうな事項◆:アルバム●:ベストアルバム▲:リミックスアルバムなど□:ソロ関連★2009年4月23日 草なぎ不祥事□8 2009年8月5日 こちら葛飾区亀有公園前派出所 両さん 44 2009年8月26日 そっと きゅっと/スーパースター★◆19 2010年7月21日 We are SMAP!2009-2010年のワークス群になります。まず、2009年春には、草なぎ君の不祥事(逮捕)案件がありました。この出来事に関しては、もちろんSmap的には大事だった思います。面白可笑しく、マスコミやネットで騒ぎ立てられますし。ただまぁ・・・特にファンでもない、一般的な目線としては、「そんな騒ぐことでもないじゃん」・・・という感じでした。逮捕案件ではありましたが、悪事ではなく、明らかに「失敗」でしたので。Smap楽曲ワークス的にも、特にグループ全体としてのサウンド変革に、この事案が多大な影響を及ぼした・・・とも感じません。ただ当時はファンの方たちが、最新シングル・♪この瞬間、きっと夢じゃない の購買運動を行ったりしていたようです。なんかそんなのをどこぞで読んだことがある・・・。当時の私には全然分かりませんでしたが、今なら分かります。長年ジャニーズ事務所というものを観て来たファンの方たちが、「上層部がこれにかこつけて何を言い出すか分からない!」という危機感で必死に動いていたんだなぁ・・・と。□8・こちら葛飾区亀有公園前派出所 両さん 香取慎吾ソロワークス。後程、ミニアルバム発売時で簡単に感想を書きます。44・そっと きゅっと/スーパースター★電子音・ピコピコサウンドが印象的で、完成度の高い両A面シングルだと思います。♪そっと きゅっと作詞:麻生哲朗 / 作曲:久保田利伸 / 編曲:山本隆一郎ゆっくりまったりテンポの楽曲ですが、打ち込みの印象の強い、不思議な浮遊感のあるサウンドの楽曲です。作曲は久保田利伸さんなんですね。作詞の麻生哲郎さんは、♪Dear Womanの方です。この方の詞は・・・大好きです。すごく可愛い言い回しが多いんですが、ぶれない、力強さのある「テンション」の伝わる詞・・・というのかな。かなり気恥ずかしい感情も、「本当にそう思ってるんだぞ!」と、しっかり伝わってくるのが凄いと思います。「そっと きゅっと」・・・いい掴みだと思います。ちなみに、この楽曲は草なぎくんのドラマ・『任侠ヘルパー』の主題歌とのことで、不祥事・自粛直後に、これまでのタレントイメージを一新させるようなヒット作をきちんと飛ばすあたりがもう・・・タレントマネジメントが、コンテンツの企画・制作にガッツリ連動している、「Smap」というプロジェクトの一番の強味だなぁ・・・!と思います。♪スーパースター★作詞・作曲:ナイス橋本&サワサキヨシヒロ、編曲サワサキヨシヒロこの曲はイイ!Smap打込電子音サウンドワークスの中では、1・2を争うくらい好きな楽曲です。ボーカルまで、電子音風にいじり倒してあるピコピコソングなのですが、とにかく調子が良くて、「軽さ」の良さがすごく立ってる!軽めにたったか調子よく走って、ボーカル電子音風にいじり倒しても、ボーカルの個性が爆発してて面白いですね。中居くんのボーカルは、リズム感の良さが立ってますし、前にも書きましたが、草なぎくんのボーカルは、ピコピコサウンドによくハマってます!この2人のボーカルパートと、ラストのふわっと占める吾郎くんパートが大好きです。◆19 We are SMAP! 2CD 2年ぶりとなるツアー用の、2枚組アルバムですね。えっと・・・歯に衣着せぬ言い方をすると、「えっっ(絶句)!!」っていう楽曲展開です。♪弾丸ファイターが出て来た時も、一度「えっ!」ってなったのですが、このアルバムはそれ以上。もし当時、リアルタイムでSMAP楽曲ファンとして聴いていたら、許せなかっただろうな、と思います。ここで一旦離れてましたね。確実に。数曲の好みの楽曲を除いて、とても耳だけで楽しく聴けるもんじゃないです。いや、サウンド自体は、どの曲もクオリティ高いんですけどね。ピコピコサウンド全盛期に台頭して来た、若手アーティスト様の起用もたくさんしていますし。個々には、すごく見所のある楽曲も多いんですよ!でも・・・小室哲哉さんの楽曲は・・・あれはどうしても許せない。和音もメロディーもあったもんじゃない・・・。すみません。最初からこんな感想で。個人的に、どうしても小室哲哉プロデュース楽曲を昔っから受け付けないので、それだけで、アルバム自体の印象が悪すぎて・・・。(全部が全部じゃないんですけどね。まれに好きな曲もありますし・・・)まぁこれも・・・あえて入ってるんだと思うんですよ。あれほど耳の肥えたSMAP楽曲制作陣営が、わざわざ入れてきているんですから。このアルバムを引っ提げたツアーを元に、初の中国公演とかもやってたのかな?日本文化として海外で認知されている、ジブリ音楽の久石譲さんや、アジア市場にも出ていた・・・のか詳しくは知りませんが、小室哲哉さんとか、こういった方たちに、わざわざ楽曲制作を依頼しているわけですから。これまで取り入れていなかったものにチャレンジしてるんだな、と思っています。また、こちらのライブツアーは、これまでのライブの作りとガラッと変わって来ます。おそらく、ここから本格的に慎吾くんが舞台全体の演出面に乗り出して来たんだと思いますが、どこまも大人向け・アーティスティックだったPopup!や、super.modernと打って変わって、舞台上に今までとは比べ物にならない超巨大スクリーンが設置され、1曲1曲がすごく分かりやすく、「絵面」重視で構築されていました。1曲1曲、ガラッと変えて来るので、繋ぎがぎこちなかったりする部分もありますが、その分かなり挑戦的なつくりになっていると感じます。出だし、♪がんばりましょう(大江戸・歌舞伎ver)からのワールドミュージックゾーンは聴きごたえ・見応え抜群です。特に、♪がんばりましょう(大江戸・歌舞伎ver)と、♪セロリ(アフリカン・マサイ族ver)のはまりっぷりが最高!もしこのアルバムを鑑賞するなら、是非ライブ映像での鑑賞を!ライブ映像まで観た方が、何を挑戦しているかよく分かります。各曲感想↓<DISC1>1.We are SMAP! -Funky Lude- 作詞・作曲:久保田利伸 / 編曲:柿崎洋一郎2.SWING作詞:西寺郷太・谷口尚久 / 作曲:谷口尚久・西寺郷太 / 編曲:Rob Mounseyアルバム感想を、すごい酷評から始めておいてなんですが、かったるい感じのオープニングから、2曲目派手ジャズへのこの繋ぎ、超イイと思ってます!特に、2曲目・♪SWINGは、これは超名楽曲ですよ!なんて楽しい「オールドジャズ」風!サビの、「Swing~」という部分の絶妙な抜き具合!「Everybody 皆 Clap your hands~」の調子の良さ!最高です。ノリノリのサウンド最高だな!と思ってクレジット観てみたら、Smappiesに参加されてた、有名なドラマ―・Omar Hakimさんとかがガッツリ入ってました。そりゃカッコイイわ!今回のアルバムは、サウンド面でずば抜けて聴きごたえがあるのはこの♪Swingと、吾郎くんのソロ曲・♪愛や恋や です。間違いなく。サウンドがこの布陣で構築されている2楽曲。他の楽曲と、格が違います。本当に、ボーカル以外、突っ込みどころがない・・・。あ、ボーカルはこれでね・・・もう味なので。これはこれで全然楽しいんですよ。3.僕の素晴らしい人生 - 中居正広・木村拓哉・稲垣吾郎 作詞・作曲・編曲:森大輔意外な3人名義の楽曲ですね・・・。あまりメロディーラインや歌詞は頭に残らないのですが・・・フルート・・・かな?乾いた笛の音はすごく印象的です。4.そっと きゅっと作詞:麻生哲朗 / 作曲:久保田利伸 / 編曲:山本隆一郎5.Trust作詞・作曲・編曲:小室哲哉上述の通りです・・・。これは冷静に楽曲として聴けません。6.FEEL IT作詞:SONG SOO YUN・HAN JAE HO・KIM SEUNG SOO / 作曲:HAN JAE HO・KIM SEUNG SOO / 編曲:HAN JAE HO・KIM SEUNG SOO・HONG SEUNGうん・・・。前曲よりかは全然聴けはしますが、まぁ・・・好きではないです。すみません。ここの2曲の繋ぎで、完全に心が折れます。7.GAIAにおねがい - 稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾作詞:ティカ・α / 作曲:永井聖一 / 編曲:ティカ・α・永井聖一・真部脩一・西浦謙助ここで、折れてた心を持ち直せます。浮遊感のある、この曲はすごく好き!エレキギターのソロ部分、すごくイイと思います。間奏も他になくて、面白い。このプロデュース陣は、相対性理論というバンド?さんたちなんでしょうか?ご本人たちの楽曲はしっかり聴いたことがありませんが、今度聴いてみようかな・・・。8.ひなげし作詞・作曲:萩原和樹 / 編曲:森俊之9.短い髪 - 草彅剛・香取慎吾作詞:麻生哲朗 / 作曲:田中潤 / 編曲:宗像仁志この2曲は、今までになかったほどに物語調のバラードソングですね。うん・・・個人的には、正直なところはっきり心に落ちて来てなかったりするんですが・・・悪いとは思わないんですけどね・・・取り立てた引っ掛かりどころがなくって。あ、でもどちらの曲も、ストリングスは聴きごたえがあります。10.Magic Time作詞・作曲:山口一郎 / 編曲:冨田謙この曲は、妙に光を含んでいて、気に入ってる曲です。サカナクションの方の曲・・・なんですが、個人的には、編曲が秀逸なんだと思うんですよね。ライブでは、謎の機械仕掛け?な魚のモニュメント的な映像の前で、派手めなスーツで5人が歌っていましたが・・・(サカナクションだから?)なんかあの絵面が忘れられない・・・。11.Love & Peace Inside?作詞・作曲・編曲:槇原敬之♪世界に一つだけの花以来の、マッキー曲ですね。「自分の心が変われば世界が変わる」・・・すごく大事なことを歌っているんですが、もうちょっとキャッチー&ファンタジックな方が、子どもにも伝わったかな?サビの「些細なことで争ったり しない」の、「しない」の部分のメロディーラインが好きです。12.We are SMAP! -Bounce Lude-作詞・作曲:久保田利伸 / 編曲:柿崎洋一郎悪くはないんですが・・・この合の手は難しいと思う・・・。13.SMAPのポジティブダンス作詞:鈴木おさむ / 作曲:石野卓球 / 編曲:CMJKこれはオモシロい1曲ですね。他のアルバムでは、まず観ないような楽曲です。ラップ調で、ネガティブとポジティブのうだうだを交互に繰り返すのですが、1番の、ネガティブ→中居くん、ポジティブ→キムタクのパート割がツボでした。・・・あぁ、分かる、って感じで。14.Going OverWords and Composed by RIP SLYME / Sound produced by RIP SLYME / Additional programming and arrangement by Yukihiro FukutomiRIP SLYME提供曲。うん・・・もともとRIP SLYMEは好きで、ガッツリではないですが、昔から聴いてました。RIP SLYMEのメンバーの方と、中居くんが幼なじみだかなんだか・・・?なのかな?普通に聴けます。ただまぁ、SMAPにラップ曲は・・・そもそも全く期待していないので・・・中居くんのラップは嫌いじゃないんですけどね・・・。15.Cry for the Smile作詞・作曲:Daniel Powter / 編曲:清水俊也 / 日本語詞:森内優希・zoppうん・・・特に何も書くことがないな・・・。この曲なんなんだろ・・・。あ、作詞作曲のDaniel Powterさんが、有名な方なのかな?♪Bad Day・・・うん、なんか聞いたことがあるような・・・。うん・・・でもこの曲自体は、どこが良いんだろう・・・?って感じです。16.We are SMAP!作詞:太田光 / 作曲・編曲:久石譲最後に突然、久石譲さんを引っ張り出しての、荘厳なオーケストラサウンドです。管弦楽団とか、合唱団とか入ってますからね・・・。シルク・ドゥ・ソレイユのイメージソングだったの?ほう・・・。いろいろやってたんだなぁ。うん・・・壮大で面白いんですが・・・まぁ、壮大で面白いね、って以外には、あまり感想がなかったりします;。<DISC2>1.Memory ?June? - 中居正広作詞:N.マッピー・宮下昌也・宮下浩司 / 作曲:N.マッピー・宮下浩司・宮下昌也 / 編曲:N.マッピー・宮下浩司 / ストリングスアレンジ:村田泰子ストリングスのヒリヒリから始まる、曲の出だしが面白いです。あのメロディーラインに、中居くんのボーカルで、ストリングスって!面白いじゃないか。2.君のままで… - 木村拓哉Music:David Foster・Kara DioGuardi / 編曲:中西亮輔 / 日本語詞:小林光明うん・・・特にあまりコメントもないんですが・・・キムタクのソロ曲って、イロモノサウンドが少ないので、他メンバーの曲に比べて、正直あまり心に残らないんですが・・・あえてこう、没個性的な、「普通にカッコイイ曲」を演ってるのかな?3.愛や恋や - 稲垣吾郎作詞・作曲:矢吹香那 / 編曲:長岡成貢これは超名曲!超おススメ!先ほども書きましたが、♪Swingとこの楽曲は、Smappiesに参加されてた、Omar Hakimさんとかが演奏されてる、超豪華サウンドです。キラッキラのアイドルジャズソングです。このベクトルで、この曲以上の完成度を求めることは、もはや不可能だろう、というそんな印象のある1曲です。吾郎くんの雰囲気を持っている男性アイドルも、他には居ませんし。4.帰って来たヨッパライ - 草彅剛作詞:ザ・フォーク・パロディ・ギャング / 作曲:加藤和彦 / 編曲:DJパロディ・ギャング酒で失敗して天国に行った男が、帰って来る曲ですね。不祥事に対するお詫びソングとして入っている楽曲です。ライブでは、曲の出だしで「すまーん!」という侘びの言葉が入っていました。“これくらいの出来事として受け取ってね”という意思表示かな、と思います・・・が、ライブで映像のこの楽曲の間中、中居くんが明らかに吐きそうになってるように見えるんですが、それがすごく気になるんですよ;あれ、この謝り方で大丈夫かな?って、気持ち悪くなってるのかな・・・?って。ただ、体調が悪かっただけなのかもしれませんけど・・・。5.No Way Out - 香取慎吾Words & Music:LOVE PSYCHEDELICOLOVE PSYCHEDELICOは、次シングル楽曲・♪This is loveも提供されています。ビールのCMの楽曲だったのかな?ビール(もしくは炭酸飲料)を注ぐような音から始まります。慎吾くんのキャラクター、明るい声質、力強さが非常に良く立っている楽曲・サウンドで、すごく好きな1曲です。よく聴きます。えっと・・・いろいろと愚痴も含んだアルバム感想になってしまいましたが、中には名楽曲や面白い試みの楽曲もたくさんありますし、特にライブ映像では、これまで積み上げた「定型」を思い切って崩し、新しい挑戦をたくさんしているのがよくよく見て取れるワークスです。現行の「新しい地図」運営の考え方の土台に近いものも、すごく感じ取ることが出来ます。「Smap」を語る上でも、興味深いワークスだと思いますので、興味のある方は、是非!続く!by姉
2019.01.20
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ええっと…発表から時間経っちゃってますが、この話題は無視できないのでちょっとだけ。フルーツバスケット再アニメ化! についてです。本作は1998年・花とゆめ本誌にて連載が開始。第一話から反響がすごかったそうです。その後作者様の病気による休載を挟みつつ、2001年にアニメ化され大ヒット。主に2000年代前半…花とゆめの発行部数が今(2019年現在)の3~4倍もあった時代、間違いなく雑誌を引率した作品でした。ちなみにこの頃は、本誌の値段も280~300円位でしたね^^;私達が読み始めたのはちょっと遅めでしたが、めちゃくちゃ世代でした。大好きでした。15巻位かな?以降は、毎号毎号、雑誌の発売を心待ちにしていました。インパクトのあるキャラクター達が繰り広げる、愛すべき日常が楽しくて。そしてどんどんヘビーな愛憎劇が見えてきて…とにかく先が気になって気になって。そんな中で、ふっと心が軽くなる言葉に救われる…ものすごく繊細な描写が光っていて。作者様曰く「スルメのような漫画を目指した」とのことですが、まさしくそんな感じ!読めば読むほど、噛めば噛むほど味わい深い作品だと思っています。…しかし今から考えると、十二支の呪いとか、かなり突拍子もない設定ですし…主役の天涯孤独設定も、高校生が抱えるには重すぎますし…絵も台詞もコマ運びもかなり独特で、決して万人向けの読みやすい作品ではないんですよね。しかしこれを漫画マニアだけでなく、クラスの子たちで休み時間に読み回していたのですから…当時は皆スマホなんて持ってないし、本当に漫画を一生懸命読む人が多かったんだなぁ・・・時代だなぁ・・・。とも思います。前にもどこかで語った気がするのですが、私達ふたごの間では(美内すずえ先生の「ガラスの仮面」は当然として、その他に)日渡早紀先生の「ぼくの地球を守って」高屋奈月先生の「フルーツバスケット」草凪みずほ先生の「暁のヨナ」この辺りが花とゆめイズム作品の本流!というかザ・花とゆめ作品!という認識なんです。舞台やテイストは三者三様ですが、とにかく「人の心」を描くことに特化していてどこまでも描写が繊細なんです。暁のヨナも国だの伝説だの出てきますが、基本的には「誰かのために動くパワー」という非常にシンシアリーな部分を描こうとしている作品だったりします。だから今回のフルバ再アニメ化、私達が何を期待してるかってヨナ読者の若い方も、昔の花とゆめの名作を読んでくれないかな! だったりフルバ読者だった大人の方達が、また花とゆめに興味を持って・・・あわよくば暁のヨナも読んでくれないかな! だったりしますw・・・さて上記のように、基本肯定的に捕らえているフルバの再アニメ化なのですが・・・やはりどうしても悲観的にならざるを得ない部分があります。主題歌に関してです。・・・岡崎律子さんが、もう居ないのです。2001年の旧アニメが大ヒットした要因として、必ずシンガーソングライター・岡崎律子さんの楽曲の存在が挙げられると思います。お洒落で美しい和音・ゆっくりと刻んでいくリズムそして岡崎律子さんのウェスパーボイス・・・これが高屋奈月先生の描く、優しく繊細な世界観にぴっったりだったんです!♪For フルーツバスケット ←もちろんこのOPが一番有名ですが・・・♪小さな祈り ←EDも上品&可愛らしくて良いよ!♪セレナーデ ←多分コアなフルバファンの中には、この曲を一押しする方も多いはず。何を隠そう私達双子は・・・岡崎律子さんの大大大っっファンでした。・・・というか現在進行中で大ファンです。何度聴いても惚れ直します。実はフルバからではなく、岡崎さんは90年代に林原めぐみさん等声優さん達に楽曲提供をされていて、その辺りの曲があまりにも素敵だったので作曲者の名前をチェックしてて・・・そこからのファンでした。だから本人名義の楽曲をはじめ、他の歌手への提供曲までくまなくチェックしていました。もうもうどれだけ聴いたか分かりません。岡崎律子さんのワークスは、優しい声や心に響く歌詞が褒められていることが多いです。もちろんそれも岡崎さんの唯一無二の魅力なのですが・・・双子的にはそれに加え音楽性の高さ!多様さ!! を声高に叫びたいのです。和音がめちゃくちゃ綺麗!メロディーや曲の構成が多彩!引き出しが半端ないんですよ。最近になって60年代・70年代の洋楽や80年代の日本の歌謡曲・アイドル曲なんかを聴くと岡崎律子さんがいかにこの辺りの楽曲から影響を受け、勉強されていたかが分かってきました。決して「岡崎律子節」だけに頼らずすごく貪欲に色んなものを取り入れながら活動されてたんだなぁ・・・と。岡崎さんはフルバ以降も主にアニソン楽曲に重宝され、次々と名楽曲が産み出されました。「ラブひな」「メロキュア」では作品のノリに合わせイケイケでアップテンポな曲にも果敢に挑戦されていました。それがまた良いんですよ。新しい楽曲が出てくる度に驚かされ(次は!?次はどんな曲が出てくるの!?)とワクワクしながら待っていました。2004年5月、他界されたと知った時は、本当にしばらく呆然としてしまいした。人気絶頂の中、とても精力的に活動されていたので、まさか闘病されていたなんて・・・。遺作となるアルバム「for RITZ」には旅立つシンガーとしてファンに向けた言葉なんだろうな・・・という♪I'm always close to you という曲が収録されています。未だにこれ聴くと泣けます。泣くでしょこんなの。岡崎律子さんは春の悦び・秋の切なさ・・・様々な情景を歌い最期の時を迎える、病室の静寂さ までも楽曲にされていました。本当に生粋のシンガーソングライターだと思います。(あと10年・・・5年あれば、アニソンの枠を超えて音楽界で評価されていたはず・・・!)と嘆く人の声をきいたこともあります。私達もそう思っています。未だにコアなファンは多いと思いますし、音楽に携わる人・クリエイターを目指す人には学ぶべき所がすごくある楽曲群だと思います。林原めぐみさんなんかは、未だに自身のCDアルバムをリリースする度に岡崎さんの楽曲を、なんらかの形で必ず入れてきています。「この名楽曲が忘れられないように!ひとりでも多くの人に届けたい!」生前の彼女に多数の楽曲を提供して貰った者として・・・というプライドさえ感じます。岡崎さんの楽曲は、人にここまで思わせる魅力と価値があるのだと思います。高屋奈月先生の要望で、新生フルーツバスケット(アニメ)は声優さんも一新!全く新しいスタッフで創りあげる!という形になるそうです。15年以上経ってますから。確かにそっちの方が良いものが出来るだろうなぁ、と思います。主題歌も新しい曲が作られるのでしょう。それはそれで楽しみです。・・・ただこれだけは言いたいんです。新たにフルバに興味を持った皆様・・・岡崎律子さんの楽曲も是非是非是非聴いて下さいね!!! こ・・・こんなに語るつもりはなかったのに;;岡崎律子さん、まだまだ語りたい楽曲が多すぎる;;それはまた別記事で・・・。by妹
2019.01.18
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一気読みしました!少年漫画感想。『冥銭のドラグーン 全4巻』(沢田ひろふみ先生・講談社・月刊少年マガジン・2016年~)1615年・大阪夏の陣。戦力差はほぼ2倍。勝てる見込のない戦の中、真田幸村率いる三千騎は、単独で徳川家康本陣に迫った。そして、幸村の嫡男・大輔と、幼なじみで鉄砲や軍略に精通する少年・鏡風太は、見事、家康を討ち取ることに成功する。・・・これを機に、「日本の歴史」は一変!「天下泰平の世」は遠のき、再び乱世が訪れた・・・。「遮那王義経」の沢田ひろふみ先生の新作!「お!今度のモチーフは真田なのか!」と認識はしていたのですが、「もう少し単行本が溜まったら読もう!」と思って放っておいたうちに、とっくに完結していたようです・・・。今回ふと古本屋で目に入り、立ち読みを初めて、あまりに好みな作品なもので、一気買いして来まして・・・なんでリアルタイム・新刊で買わなかったんだ!私!・・・という後悔に苛まれています。イイじゃん!!この作品、すごくイイじゃん!!歴史の流れを眺めていて、誰もが妄想するここでこうなってたらオモシロかったのにな~・・・を、沢田ひろふみ先生の、どこまでも丁寧に書き込まれた画面で、躊躇なく本気で具現化した、スーパーパラレル歴史漫画です。漫画ならではなとっかかりだなぁ~!と思います。丁寧で、実力・意欲に満ちた漫画画面でしか意味を成しませんし、もう、やろうとしていることが大好きです。コアな歴史好きの方の受けがいいとは思いませんが・・・基本、面白ければいい!というエンタメ歴史好きの私には、スーパークリティカルヒットですよ!えっと・・・どこから語ろうかな。城!・・・城ですよ!出だしから、豊臣の旧大阪城天守閣の描写から始まるという・・・とにかく、城描写に特化した作品でした。日本の城は、石垣作りのイメージが強い方も多いと思います。よほどコアな方でない限り、「城に観光」に行くときは、大きな石垣で作られた、または天守閣が残っている&復元されているようなお城に行くと思います。こうしたお城は、基本的にはほぼ江戸時代以降のお城です。城づくりに石垣が登場して来るのが、安土桃山でもかなり後期の方。・・・用途によっては、それ以前よりあったみたいですけどね。特に信長などは、とにかく「魅せる城」にこだわっていましたので、かなり初期のお城から、天守・石垣が「見えやすい位置に」ずどーんと据えてあったりします。ただまぁとにかく、乱世の城というのは、基本的に「立て籠もる」為の、山に必死で凹凸を作った「土&木づくりの要塞」だと思います。石垣での丁寧な築城なんて、やってる時間も財力もない。それが、やはり関ヶ原の合戦後以降が主・・・なのかな?戦が少なくなってくると、総石垣作りの巨大城郭が登場して来ます。時代が進むと、政治的・役所的な機能に重きが置かれたり、庭に凝り過ぎて、城だか庭だか何だか分からないものになったり(金沢城とか)、実際の戦闘的な危機感からは遠ざかったお城になっていきますが・・・やはり、安土桃山ラスト~江戸時代初期初期の築城や城の改築というのは、乱世をモロに体験した方たちが、持ちうる全ての経験・知恵を投入し、まだ何が起こるか分からないという高い高い危機意識で作っていますので、・・・超面白いんですよ。その最たる城が、彦根城だったり、熊本城だったり・・・という、「お城好き」と名乗る方たちが、真っ先に挙げ連ねる、有名な城郭たちだと思います。今回の漫画は、「戦国の合戦」の面影を残しつつ、どんどん改良を重ねる火薬道具でそこからの変化を妄想しながら、こういった↑江戸初期のお城で、攻城戦を思いっきりやろう!・・・という作品だったと思います。彦根城の戦闘とか・・・超観たいですよね?!城好きの方なら、絶対分かりますよね?!そこにある、城のロマンが!!書けば書くほど、私(←城大好き)のような人間の為の漫画だなぁ・・・。最終的には、4巻で彦根城攻めだけをガッツリやったところで、連載終了となっていますが・・・もっともっと読みたかったなぁ~><!!いや、リアルタイムで雑誌も単行本も購入していなかった人間に、何も言う権利はないのですが・・・言うだけ言う!!好きだなぁ~~!この漫画~~!!全4巻。2巻の段階から、わざわざガッツリ登場させていた伊達政宗とか・・・もっともっとお話を膨らませる予定だったんだろうな、という要素がそこかしこに見受けられますので、残念な気持ちも残りますが・・・いくつか登場する合戦シーンもそれぞれ特徴的で、しっかり読み応えのある、いち作品としてまとまっていると思います。「漫画っていいな」と改めて思える作品でした。満足感もありますので、城好き・エンタメ歴史好きの方は、是非!沢田先生、今後も質の高い、しっかりと読み込める漫画作品を何卒!よろしくお願いします。今度は、ちゃんとリアルタイムで追いかけます・・・!by姉
2019.01.13
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2019年、あけましておめでとうございます!新年早々、こんなものを入手しました。「暁のヨナ19巻」で、ヨナちゃんがハクさんにプレゼントしたお守り!…に、かなり似ているラピスラズリの原石ペンダント!今までも、水晶の売っているお店を見つけては、ラピスラズリのコーナーを必ずチェックして、「似てるのないかな~?」って見て来てたのですが・・・お正月に訪れた、某観光地の小さなお土産屋さんにて、ついに「これだ!」と思える1品に出会えたので、即購入しました。今まで観た中で、一番似てる!ラピスラズリは、原石はいろんなところで売っていますが、ペンダントの形になっているものは、丸く磨いてしまっているものが多くて、なかなか、この「カクカクの形」のままペンダントになっているものが見つかりませんでした。原作と比べると、・原作の石はもっと薄くて、表面が磨いてある?・原作の石は、石に穴を開けて紐を通してある・台形の形が違う・・・等々の違いがもちろんありますが、そこはもう。オリジナルグッズというわけではないので。今回購入したペンダントには、「手作りアクセサリー」というタグがついていました。石も、金色のキラキラがしっかり見える、ちゃんといいものを選んでいるのが分かりますし、しっかり編み込んだ紐も丁寧な作りで、すごく気に入っています。嬉しいです。大事にします!さてさて。2019年。今年の暁のヨナは・・・19巻でこのお守りをもらってから、落ちていくだけだった気持ちが、反転して来ているハクさん。彼が、いよいよ表舞台に台頭してくる・・・?大事な大事な展開が来る(んじゃないかなぁ・・・)と思っております。わくわくします!今年も、誠意あるエンタメ作品を、気ままに、一生懸命楽しみたいと思います。今年も1年、「ふたごノート」をよろしくお願いします。by姉
2019.01.06
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2年ぶりの新巻刊行!『本と鍵の季節』(米澤穂信先生・集英社・2018年)あまり利用者の多くない学校の図書室。高校二年生の堀川次郎は、同学年の松倉詩門(しもん)と図書委員の当番を務めている。松倉詩門は、背が高くて顔も良く、学年内でも目立つ存在だ。話してみると、ほどよく皮肉屋で、いいやつだった。この2人の図書室には、なぜか奇妙な「頼みごと」が持ち込まれて来る…。*以下、新巻小説のネタばれアリ感想です。ご注意ください!*全6編から成る短編集。ラスト2編は、前・後編のような作りでした。奇妙な「頼まれごと」をしぶしぶと引き受け、首を突っ込んでいくうちに、この出来事の根本にあるであろう、事実の輪郭がぼんやりと見えてきます。しかし、「何が起こっているのか」の推測までしたところで、「何故、この人はこんなことをしているのか」「何を考えているのか」…ここに踏み入る直前で、一気に主人公たちが立ち退きます。頭が良くて、器用なタイプの二人ですが、所詮、高校生ですから。他人の本質に興味本位でズカズカと立ち入ったところで、何も出来ません。そこに踏み入ったことに対して、責任がとれない。今回の作品は、主人公たちのこのスタンス↑がすごく印象的でした。このスタンスのことを指して、タイトルに「本」「鍵」「季節」というモチーフがあるのかな?主体的に関わっていくわけではない受動的な疑似体験・「本」モチーフの中で、ふと他人の本質に踏み込むことが可能になるような「鍵」が手の中にある。・・・さて、どうするか。ここに、「一過性」というか、巡るものという意味合いでの「季節」という単語が来ているのも面白いな~、絶妙だな~、と思いました。各短編の簡単感想↓。〇913図書委員を引退した、3年生の先輩が頼み事を持ち込んで来た。「亡くなった祖父の金庫を開けて欲しい」静まり返った古い日本家屋の描写が、不気味で印象的でした。〇ロックオンロッカーある日なりゆきで、連れだって美容室へ散髪に行った2人。しかし、どうも美容院の様子がおかしい。2人は、あえて「傍観者」であることを選んだ。ラストの緊迫感が焼き付く1編でした。なんとも「高校生」な関わり方も印象的でした。〇金曜に彼は何をしたのか金曜日に、職員室で窓ガラスが割られ、テスト用紙が盗まれる事件が発生した。後輩の図書委員から、「素行不良の兄が疑われている。兄は否定しているが、金曜日に何をしていたか固くなに言わない」という相談を受け、2人はその推測に乗り出した。仕掛けが沢山してあって、今のところ短編単体としては一番気に入ってる1編です。タイトルからいろいろ引っ掛けてますね。アリバイ探しの結末が、モヤモヤしている状態で切り上げになったところからの展開がザ・米澤穂信!って感じでした。〇ない本3年生の一人が、受験ノイローゼで自殺したらしい。他人事のように聴いていた噂は、その彼の「同級生」と会うことで現実味を帯びて来た。「死んだ彼が、最後に借りた本を探して欲しい」という依頼を受け、2人は図書委員としての腕を発揮しようと試みる。次の展開に向けての1編だと思います。これまでになく最初からドキッとする題材です。「回想シーン」の、逆光の中に居る人物の表情をなんとか見て取ろうとするような、モネの「日傘の女」の絵に求めるような感情の動きがありました。〇昔話を聞かせておくれよ〇友よ知るなかれ「物語の基本は、復讐と宝探しだそうだ」ある日突然、松倉詩門は「昔話」をし始めた。題材は、「宝探し」…?ラスト2編は、ミステリアスな松倉詩門の本質に突っ込んでいくお話しでした。どこまでも「本」と「鍵」をぐるぐるするお話し回しが面白かったです。余談ですが、小道具として、松本清張の『ゼロの焦点』が出てきた…!今年読んだ小説が登場して、嬉しい…!「満願」と「王とサーカス」の、1冊としての完成度・読みやすさが高次元過ぎた…のもあると思うのですが、この2冊以降は読者の期待値も上がっており、なかなか出し手としては大変になってるんじゃないかな…と思っていました。執筆スピードも落ちていましたし・・・。ただ、正直今回の作品は、そもそも「あっさり読んでね」っていうパッケージで出てますので、「楽に執筆出来るように、自分で仕掛けたんだな」と受け取り、安心しました。まぁでも・・・いつも通り、1回目はスルスルと読むんですけど、2回目はさり気ない前振りのオンパレードに打ちのめされます。2回目の方が、ぐるぐるするかな・・・。とても面白かったです!米澤先生、次作も(ゆるゆると)楽しみにしております!!by姉
2018.12.30
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かなり駆け足感想です;;暁のヨナ 168話「最強の囮」・開戦 ケイシュク参謀の作戦とは戦が始まりました。高華側の采配は、ケイシュク氏が総括。数で劣っている高華国軍は、中央に戦力を集中させている千州軍に対し、左翼のジュド将軍部隊に戦力を注ぎ突破口にしよう…という作戦のようです。とりあえず、ハザラの部隊とハク&テジュン部隊が最前線の死番をあてがわれちゃってるのが重要ですね。そしてアルギラが武器を持ってくれて安心しましたw・「良い働きをお見せしようじゃねーの 参謀様の戦略通りに ぜってぇ死んでなんかやらねーけどな‼」byハク様ハク様は当然(千州軍追い払って、ついでに雷獣にも死んでもらおう)というケイシュク氏の真意はわかってます。でも突っ込んでいきます。フェアじゃなさすぎる喧嘩に、あえて乗っかります。…げ、元気だな。元気になってるな…とは思ってましたが想像以上にやる気満々!まぁここまで来たら、やるしかない!ってことなんでしょうが。・進撃のハク様先陣を切って敵の大軍に突っ込んでいくハク様。首から顔にかけてをピンポイントで薙ぎ払っていきます。さようなら少女漫画。。ハク様、最近瞳が大きくなって可愛い顔だちになったなぁ…とか思ってましたが、気のせいでしたね。敵歩兵の「怯むな!相手は軽装だ」はブラックジョークですか。ブラックジョークですねきっと。・ジュド将軍停滞ジュド…お前…普段良いとこなしなのにここでも活躍できなかったら…貴方の存在意義は…ま、まぁね!相手はまさかの緑・黄色の龍ですから‼‼しょうがないね!・キジャ・シンア vs ジェハ・ゼノヨナ姫とユン君を人質に捕られているので、クエルボの指示に従うジェハ&ゼノ。キジャ・シンアと拳を交える展開に…。うーん…ここの四龍のくだり、実に14~16Pかけて描かれていましたが、正直この展開がどんな形で発展していくのか…ちょっと掴みかねています。ジュド将軍や空の部隊の面々に、四龍の力を見せつける形になるのかな?ジェハ兄さんは、ヨナ姫から「ハザラがクエルボに不信感を抱いてる」との情報を得ているので、今後活かしてくれそうですが…。うーん…。・「そなた達がここで我が国の騎馬を足止めしてる間に ハクが無茶をして死ぬかもしれんのだぞ!?」byキジャ今回、ひたすらハク様の身を案じていたキジャ兄さん。本当にこの人は生粋の四龍というか…本質を見失わなくて素晴らしいなぁ…と思います。個人的には、巻数が進むたびに好きになるキャラだったりします。・「今ならわかる 背後にあいつらがいたことがどれ程 心強かったか」byハク様前線で大活躍するも、後方に居る新米兵士たちに気をもむ雷獣さん。信頼できる四龍の皆が恋しくなったようです。そういえばファンブックでも草凪先生が「ハクは(外部の人間には)警戒心が強い」的なコメントをされていたな、と。千年に一人の武人とはいえ、いきなり他部族の隊長として軍を率いるのはなかなか難しいようです。…いやまぁ当然といえば当然なんですが^^;・腹部を斬られ落馬するハク様だから鎧くらい用意していればこんなことには‼―と、ほとんどの読者が総ツッコミ入れたんじゃないかな、とは思いますが…;;まぁこの世界では「将軍レベルは普段着のまま戦地に出向く」のがデフォなので(以下略)緊迫したシーンですが、アルギラ氏の「ハクにゃん‼」という何とも間の抜けた呼び名が響き渡っています。いやまぁ…緊迫してはいるんですが。・姉と今後の展開を予想し合いました(恒例のオタク談義)。火の部族も仲間たちも、もちろんヨナ姫も…全てを守ろう!としたハク様。キジャやシンアを遠ざけ、全部一人でなんとかしようと背負いこんだんですよね。でも、やっぱり彼個人の力では無理なんですよ。相手は大群だし。自分は指揮するの初めてだし。そしてケガまでしてしまいました。致命傷ではない…とは思うのですが、もう戦地で活躍できる状態ではないですよね。前にも後ろにも敵ばかり。絶体絶命です。では、どうしたら良いのか。仲間たちに助けてもらうしかない‼と思うんです。生きるために、自分の我を貫くために四龍の力を欲しがろうよ!ね、ハク様‼28巻のラストで、「自分はこうしたい」とぼぞっと呟いたハク様。それを成し遂げるには、もっと貪欲にもっともっと周りの力も巻き込んでいかなくては‼…こんな展開妄想をしているのですが、はてさてどうなるのでしょう?続きが気になりすぎますが次号休載。しかし付録はヨナです。困ったもんだ^^;(←多分買う)by妹
2018.12.28
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こんにちは妹です。事の発端は昨年2017年の冬にさかのぼります。去年の12月、私用で関東に出向いた際…いそいそと一人で恩賜上野動物園に行っていました。主な目的はそう…分かりやすくパンダ!シャンシャンは公開直前の時期で見れず。残念だったのですが、お父さんパンダ・リーリーがアイドル性抜群で目の前で笹を食べてくれたんです!独り動物園、すごくすごく楽しかったのですがここでひとつ大きな問題が。可愛くじゃれていた猿山の猿達や猿の赤ちゃんが目の前に居たのに…手持ちのデジカメでは全然撮れませんでした。ズーム倍率が全く足りなかったんです…あまりに動物が撮れないので、最後にはあきらめて園内のモニュメントとか撮ってました。よく考えればこのデジカメ、実に10年以上酷使っているものでした。全然壊れなかったし、画質にこだわりもなかったので気にしてませんでしたが…そろそろ新しいデジカメ買っても良いのでは!ということで、今年の秋頃に光学30倍ズームのデジカメを購入していました!canon のSX710です!!いやまぁ高価なものではなく、型落ち中古品なんですが…^^;最近ではスマホの台頭により、デジカメ(コンパクトデジカメ)市場は・スマホでは撮れない高画質 もしくは・スマホでは撮れない高倍率ズーム のどちらかに振り切れた商品が多いみたいですね。SX710は後者です。画質は普通だけど、めちゃくちゃズームできる機種。しかし今のカメラの性能、10年前とは比べものにならないですね!(当たり前だ)とりあえずここまでが前置きです。姉が感想記事を上げていましたが先日、草彅剛さん主演の音楽劇「道」を観劇するため上京していました。せっかく東京に来たなら…行くしかないでしょう!およそ1年ぶり・高倍率カメラ片手にいざ恩賜上野動物園へ!!開演と同時に、早速パンダの列に並びました。待ち時間はおよそ30分。週末でしたが、幸運にもあまり混んでない日だったようです。(常連のおじいさん曰く、一番混雑した日は2時間30分待ちだったそう;)念願叶って、動物園のアイドル・香香(シャンシャン)を観ることが出来ました!!シャンシャン、めっちゃ寝てました!!しかし…一瞬目を開けてくれました!!!ああ…上野動物園来て良かった…私はこの時点ですでに十二分に大満足していました。しかし今回の来園時、パンダ以外の動物たちもやたらサービスが良くてシャッターチャンスがすごく多かったんです!!ああ…ポカポカ…ウハウハvゾウさんたちは仲良しでずっとくっついてるし…遠くに居る動物でも、目元までアップにできます。高倍率カメラ買ってて良かった…!フクロウはめっちゃガン飛ばしてきてました…(怖かったw)1年前は全く遭遇できなかったゴリラさんが…目の前に!暗いし動くのでブレブレの写真を量産してしまいましたが、中にはしっかり撮れた写真も。写真素人は難しいこと考えないで、数打ちゃ当たる作戦で撮りまくるのが正解な気がします。ゴリラの子供も居ました。お母さんにべったりです。念願の猿山撮影。高倍率カメラ万歳!お猿さんの瞳は、何故あんなにキラキラしているんだろうか…。ホッキョクグマは2頭そろってウロウロしてました。求愛中だったのかな?貴重な場面を観た気分。リスが木の実をかじる姿、可愛いよりも激しさ・獰猛さを感じますWホックホクの大満足で動物園を後にしました!そしてご飯を食べた後少々時間があったので、西洋美術館の常設展示も観てきました。なんと常設展示無料の日だったようで、0円で鑑賞できました。西洋美術館の常設、北方ルネサンスとクロード・モネの作品が充実してて大好きなんです!フェルメール展やルーベンス展やムンク展も観たかったなぁ…いやいや、でも大満足の旅でした。やっぱり上野は楽しいなぁ!BY妹
2018.12.26
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妹と二人で上京&観劇してきました。『音楽劇 道(La Strada)』(デヴィッド・ルヴォ―演出、草なぎ剛主演、日生劇場、2018.12.8-28)「ガラスの仮面」の作者・美内すずえ先生も観劇されたようで、なんか嬉しいv*以下劇の内容についての感想になります。これから楽しむ方はご注意下さい*イタリアの映画監督・フェデリコ・フェリーニの代表作の一つ・「道(1954年)」を、舞台化した作品!…とのことで。「新しい地図」ファンクラブ会員の先行申し込み(抽選)で、幸運にもチケットを取ることが出来たので、妹と二人で行ってきました。演劇か~・・・興味はすごくある分野だし・・・有名な演出家さんが力を入れた舞台とかなら・・・もし観れるもんなら、観てみたいけどな~・・・・・・くらいの軽い気持ちだったので、実際にチケットが取れたとなると、すごく緊張しました。(生の)演劇なんて、ほとんど観た事がありません!ましてや、こんな本格的で高級な(万のするような)観劇、初めてです!(劇団四季なら観たことあったけど。遠い昔に・・・)今、「新しい地図」陣営が、もしくは「新しい地図」を絡ませた企画主体が繰り出してくるモノが、クリエイティブに対する誠意に満ちていないわけがない。↑この確固たる信頼感に興味本位で乗っかり、私自身にとっても「新しい地図」が開けていく感覚です・・・。うん。楽しいな。以下、気づいたこと・感動した部分の列記です。◆フェデリコ・フェリーニ監督作品へのリスペクト・オマージュとにかく、元の古典映画も、有名な映画監督さんも、舞台演出家さんも、何のことやらさっぱり分からなかったため、一応出来る限りの予習はして行きました。今回の舞台の元映画・『道』はなかったのですが、近くのTSUTAYAにレンタルであった、フェリーニ監督の他作品を借りて観ました。『8 1/2(はっかにぶんのいち)』(63年)と、『フェリーニのローマ』(72年)の2作です。今回舞台演出をされるルヴォ―さんの、演出家出世作となったのが上記映画『8 1/2』を元にした舞台だったそうなので、とにかく「フェディコ・フェリーニ」という映画監督の作風をかじって行かないと分からないだろうな~、と思って。映画単体についての感想は、また別に記事を書かなきゃいけないくらい濃くて毒々しくて感覚的で、とにかく衝撃的なものでしたが・・・今回の舞台に関連する部分で、特筆したい特徴が下記の3点です。〇幻想世界と現実世界の行き来(死と生)〇円形モチーフ〇絵面で見せる「象徴」の多用元映画・『道』を観ないままでの舞台・『道』の鑑賞でしたので、はっきりと言い切ることは出来ませんが、今回のこの舞台は、フェリーニ監督の他作品にも通じるテーマでもって、(8 1/2が強いんだと思いますが)映画・『道』を幻想的に脚色し、100分間の空間芸術にまとめようと試みた作品・・・だった(んじゃないかな)、と今のところ解釈しています。◆演出の意図の明確さ、統制今回の舞台ですが、とにかく感動したのが「統制力」。有名な演出家さまだから出来ることだと思いますが、下記に列記していくような数多の仕掛けが、明確で迷いのない指示の下で構築されていることがよくよく伝わって来ました。なんの為に舞台がこう設置されているのか、なんの為にこの役者様のキャスティングだったのか・・・細か~い部分まで、関わっている方々が「自分は何をするために居るのか」をはっきりと理解し、迷いなく動いているのが、受け手に一発で伝わって来ました。表現としてすごく挑戦的で、本当に難しいことを沢山やっているんだと思いますが、やりたいことに対して、こだわり抜く部分と、諦めて問題ない部分の取捨選択がとにかくスマートなんですよ。この明確な指示の中で、自身の持てる力の全てをぶつけることが出来るスタッフの方たちは、さぞ幸せばことだろうな・・・と思って観ました。一流の「演出家」って、こんなに凄いもんなのか!全然違うな!!◆劇場空間自体をサーカスの円形劇場に見立てる仕掛け日生劇場には、私自身は勿論初めて入ったのですが、非常に古風な、格式高くて重い雰囲気のある劇場でした。舞台上に、更に「サーカス風」な円形舞台が設置されており、円形舞台の向こう側には、もう一つ「オンステージシート」として販売された客席がありました。通常の客席と、この舞台上の客席で「円形の」舞台を囲み、劇場空間自体を、なんちゃって「サーカスの円形劇場」にしていました。これから起こる見世物自体が、サーカスのイリュージョンなんですよ!という意味合いのことを、出だしで言ってた気がします。ちなみに私達の席は、1階席と2階席の中間・中2階席の1列目。遠すぎず近すぎず、舞台全体の演出を俯瞰できる場所でした。演劇初心者には非常に恵まれた座席だった気がします^^◆超豪華生演奏今回の劇ですが、「音楽劇」と題された通り、舞台両袖で超豪華生演奏が奏でられました。ピアノの方がコンダクターだったのかな?ピアノをメインに、ブラス・フルート・ドラム・パーカッション等々から成る超豪華編成です。間違いのない、スタジオミュージシャンの方たちばかり。「物語に合わせて音楽を奏でる」ではなく、「音楽という魔法が、この空間芸術を成り立たせている」が正しいと思います。この空間芸術は、一流音楽がなければ絶対に成立しません。100分間、休憩なしの舞台それ自体が、「1曲の楽曲」のような感覚で流れていきました。◆サーカス団員たち=舞台を囃し立てる妖精たち今回の舞台は、「感情」を表に出していくのは主要3キャラクター(+2キャラ)のみであり、他の登場人物たちは、基本的には空間の緩急を作り、絵面を転換させる妖精のような・・・その方たち自体が舞台空間を回す魔法のような存在として設定されていました。時に没個性的に音楽と一体化して歌い踊り、舞台の緩急・場面転換を司り、また時に回想シーンでは端役に転じる・・・この「サーカスの団員たち」を演じる役者さんたちが、もう、上手過ぎる。なんだこの人たち!って感じでした。パンフレットを観る限り、舞台演劇のプロ中のプロ!って方たちなのかな?当たり前のことなのかもしれませんが、演劇に精通していない私の目から見たら、こんなに凄い技能を持った人たちが大勢居る世界なのか、「舞台演劇」界は!・・・と感動どころでした。◆ザンパノ:草なぎ剛生まれて始めてSmapを生で観たのですが・・・そこに感慨もなく、なんか普通に1舞台の1演者として観ました。ザンパノは、胸筋で鎖を引き千切るという一芸で日々を食いつなぎ、町から町へ転々としている筋肉ムキムキの大男という設定です。本当は、筋肉を見せるショーなんかに出ちゃうような方が演じてしかるべき役です。草なぎくん自体は、一般的に身長が小柄な方ではないと思いますが、普通に細い方だと思いますし、舞台役者さまの中に混じって「大男」には到底見えません。↑この「基本無茶ぶり」に対し、草なぎくんが頭っから突っ込んで行っている姿がなんて言うか・・・超「アイドル」でした。舞台までにすごいトレーニングして、筋肉作って、すごい意識的に声を太くして、セリフもずっと荒ぶって叫んでて・・・全身全霊でもって「粗野な大男」に突っ込んでいってました。周りのどの若手役者さまより、一生懸命演ってましたし、「一生懸命」に見えたってことは、決して「大男」が演じ切れていたわけではないです。基本、「無茶ぶり」ですから。『虚栄心だけで、余裕なく「大男」を演じてる人』でした。周りの、舞台上のサーカス団員たち(妖精たち)が流暢で、まさに魔法使いのようなプロであればあるほど、その中で浮いてました。すごく人間味・・・というか、言葉を選ばずに言うと、一番みっともなくて、余裕がなかった。この↑バランスこそ、この舞台の一番面白いところだったんだと思います。『虚栄心だけで、余裕なく「大男」を演じてる人』・・・元の映画とは違うのかもしれませんが、ザンパノというキャラクターの表現方法として、この方法は間違いでないんだと思うんです。話筋上、暴力は振るうわ、大事なものを作れないわで、最低の男ですし。「上手く生きられない、立ち回れない」ことこそ、このキャラクターなので。もちろんですが、草なぎくんは全部理解した上で、あえて全力で「みっともない」を演ってましたし、そのパワーが、音楽に流されて目まぐるしく展開する舞台上で、不器用に人間くさい感情を焼き付けていきました。妹が、「草なぎくんの演技は、何を観ればいいのかすごくよく分かった」と言っていました。今回、舞台でこの方をまじまじと観ての個人的な感想は、「演技力が凄い」とはちょっとズレていて、「自分の役割に対する理解力が凄い」「目の前にあるものへの突っ込んで行き方、迷いのなさが凄い」でした。◆ジェルソミーナ:蒔田彩珠(あじゅ)2002年生まれの16歳・・・2000年代か・・・。「初舞台です」という、超若手女優さんでした。主要3キャストのキャスティングの、「映画との違い・違和感」が明確な意図を持って行われていることをひしひしと感じました。ジェルソミーナは、映画ではもっと年配の女性で、少し知的障害を持っているのかな?という描かれ方をしてる…?ようなのですが、そこは思いっきり意図的に変えてある印象でした。元映画のザンパノが、もっと本当に大男で、「虚栄」って感じでもなさ気なので、そことのバランスもあったのかな?と思いました。今回の舞台のジェルソミーナは、かなりしっかりしてる印象でした。自分の感情も、はっきりと言葉にしていましたし。・・・ただ、めちゃくちゃ若い。この若い10代後半の子が、サーカスの幻想的な世界に放り込まれた時に、目に映るもの全てが彼女の恐怖と好奇心・憧れを刺激し、その中でうおさお出来ればいいんだと思います。この視点は、観客の視点に一番近いものだと思いますし、その視点から、ザンパノがどう映るのか・・・他にも選択肢がある中で、一番人間味に溢れた『道』をそこに感じられれば、それでいいんだろうな・・・と。感情表現に透明感があって、すごくストレートに伝わってきました。◆イル・マット:海宝直人海宝直人さんは、劇団四季のディズニー題材作品とかで、バリバリ主役張っちゃってるミュージカル界のエリートスター!って方、…という認識でいいのかな?この世界のことは全然詳しくないので全く存じ上げなかったんですが、すごい人気のある方みたいですね。配役からして、何をしてほしいのかがすごくよく分かります。誰よりもサーカスという舞台上に溶け込んでいながら、その中で目立ち輝いて、更にその上で人間味まで感じさせて欲しいんです。ザンパノの不器用さと対比させた、「軽やかさ」「器用さ」がきちんと入って来ましたし、もちろん華があるんですが、あくまでザンパノとジェルソミーナを立たせる演技に徹されている印象で、スマートだし、流石だなぁ…!と思って観ました。ザンパノの素行の悪さや、彼が自分には何も期待しておらず、何も教えてくれないことに失望しているジェルソミーナの前に、イル・マットが背中に羽を付けて、舞台上方から綱渡りで出て来たシーンがとても印象的でした。あの羽は、ジェルソミーナに見えてただけなのかな?象徴的で、絵的で、とても面白かったです。◆モリ―ル:佐藤流司佐藤流司さんは、主に2.5次元舞台を中心に活躍されている方、という認識でいいでしょうか?モリ―ルという「死」を司る役周りは、演出家・ルヴォ―さんが投入した今回の舞台のオリジナルだそうなのですが、オリジナルというよりは、幻想世界と現実世界の行き来でこの作品をまとめ上げる為に、「8 1/2」の手法を模倣した、オマージュ的な考え方だったんじゃないかな、と受け取っています。幻想と現実の両方の世界に存在出来る・・・けど、どちらからも浮いてる。この役に求められたのはおそらく、流暢に流れる空間芸術の中での「リモコン」的な立ち位置。流れの一時停止と、再生ボタンの掌握。観客たちへの、端的で「感情のない」無機質な重要事項の説明です。・・・この「空気を止める役」を、2.5次元という日本独特?の成熟文化上がりの俳優さんに割り振るというのが非常に面白いな、と思いました。(多分・・・この俳優さんの名前で、「これだ!」って思ったのかな・・・って。)難しい役回りだったと思います。・・・正直なところ、「もっと深刻に、焼き付いていいはずだ」というセリフが焼き付いて来なかったです。もうちょっと存在感・緊張感が欲しかった…かな。舞台開始直後の口上、逮捕されたザンパノを待たず、サーカス団について行くか迷うジェルソミーナに「選択肢」を提示するシーン、ザンパノに殴殺されたイル・マットが立ち上がるシーン・・・なにせ司っているのが、これほど現実に溢れているのに、何故かタブー視されがちな「死」ですから。もっと印象的で、浮いて聞こえて良かったし、舞台としては、もっとそうあるべきだったと思います。・・・もちろん、立ち振る舞いはとても様になっていたと思いますしまだまだ20代前半の若い俳優様のようですので、今後も是非、深みのある演技を頑張っていただきたいです。・・・いろいろ書きましたが・・・とにかく!!めっっっちゃくちゃ面白かったです!!きちんとお金を払って鑑賞する誠意ある舞台って、こんなにすごいものなんですね!観劇というのは、よほど何かのきっかけや環境が整っていない限りは、お金のかかる、大人の文化だと思います。しかも、おおよそ大都市住まいに限る。私たちにとっては馴染みのない、本当に新しい世界だったので、緊張もしましたが、子どものころに、全く知らない分野の漫画に恐る恐る手を出すときのような、ドキドキとワクワクがありました。今回観れて、本当に良かった。また機会があれば、是非いろいろ鑑賞してみたいな~、と思っています。そして、フェデリコ・フェリーニ監督の映画作品を、もっと詰めて、しっかり鑑賞したいです!!おまけ。日生劇場の向かい・帝国ホテルの建物内に、香取慎吾ブランドショップ・「ヤンチェ・オンテンバール」があります。恐る恐る・・・ちょっとだけ覗いてきました。あまりに場違いだったので、すぐに退散しましたが。ちなみに、「新しい地図」の運営母体・㈱CULLENの本社も今はこの建物のオフィス部分にあるみたいですね。・・・やりたい放題ですね。すごくいいんじゃないでしょうか。by姉
2018.12.23
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遅くなりました;なんとか次が出る前にアップできて良かった;来るゾ来るぞ…と期待してましたがその期待以上の盛り上がりでした!画面も乗りに乗っていて、草凪先生…ここが描きたかったんだなぁ…と。遂にここまでたどり着いたなぁ…と、色々感慨深い回でした…!暁のヨナ 167話「背負いきれない程の」・「以前トゥーリ族にも戦女神と呼ばれた女がいた 似てるんだよあんたと 戦女神と呼ばれた姉が」byクエルボ決戦前夜、お祭り騒ぎのトゥーリ族の民。長の娘を「戦女神」として崇めていたそうで、かなり好戦的な民族の様子。しかしこの女性は戒帝国に嫁ぎ、亡くなったとのこと。クエルボ氏の野心・そしてヨナ姫への執着はこのお姉さんへの気持ちが源泉にあるようです。だからってヨナ姫をトゥーリ族の新しい戦女神に…というのは短絡的すぎないですかね;・「稲妻の獣って誰だ?恋人か?」byクエルボ 「…違う…」byヨナ姫ヨナ姫の返答に含みがあって、妄想の余地があるので楽しいですねwうん、まだ両想いではないですね、まだね。・「ハクは 誰にも殺せないわ」byヨナ姫この台詞、ヨナ姫の真意がすごく気になりました。今までだったら、絶対こんな風に断言出来なかったと思うんですよ。ハク様は喧嘩が強いから、負けない。ハク様は四龍が護るから、負けない。この辺りのニュアンスなのか…?とも思いましたが、そういえばハク様は28巻のラストで「俺は火の部族に協力したい。姫さんから力貰って俺は一騎当万になります。」とか言ってたな、と。今まで自分で自分を殺してたハク様だけど今はやる気になって、「クエルボ撃退する」って言ってるんだから、そうなりますよ、と…そんな感じなのかなぁ、と思いました。・実は妻帯者だったクエルボ氏まぁ…普通に考えたら、族長は一夫多妻制だよね。そうだよね。高華国の国王&部族長たちが、子孫を残すことに無頓着すぎるだけだよね^^;しかしヨナ姫は奥さんを大事にしていたパパしか見てないので(奥さん居るのに他の女口説いてたんかい!意味不明!!!)とまるで地球外生命体でも見るかのような目つきです。・出陣のジェハ・ゼノ・ユン(ユンは人質)この間、クエルボ氏がジェハに「残りの四龍を連れてこい」と言っていたのでてっきり出発してるのかと思ってました。まだ普通に居たんだwヨナ姫から「リ・ハザラは戦に消極的」と情報を得たジェハ兄さん。今後に活かしてくれそうです!・出陣のキジャ・シンア(こっそりと)来るなと言われたからって、来ないお二方ではありません。兵士に紛れてハク様の後をついてきてます。…本当に紛れてるのか;??「あやつは意外と思い詰めると極端な行動に出るからな」キジャ兄さんの評価が本当に的確です!平然ととんでもなく極端な事するんですよね…この男…(参照:暁のヨナ1-3巻)・両者出そろいました鳴り響く太鼓の音と、兵士達のコピペ……いや、大群。しょんぼりリ・ハザラ氏の鬱々とした表情が気になって仕方ない。もはやそこしか見えない。。あ、この世界では「階級の高い人物は、ふだん着のまま戦地に向かう」がデフォなので、いちいち突っ込みませんよ!ええ!!たとえアルギラさんが武器すら持っていなくても、突っ込みませんとも!・「敵を前に 初めて 手足が痺れる 恐いな いつの間にか 抱えきれない程の守りたいものが出来た」byハク隊長ここからハク隊長のターンです。待ってました!そうだよね…イル陛下は戦嫌いだったから、実質軍を動かしたことなんてないよね18歳。しかし自ら「あれもこれもそれも守りたい」と、やる気になってます!・大刀を掲げ注目を引き、ハク隊長宣誓!外部の人間だけど火の部族兵たちの気持ちをくむ…堂々の宣誓です!何感動してるのテジュン様!本当はコレあなたの仕事よ?…まぁそこがテジュン様の可愛い所なんですがw「俺はこの刃に誓う あいつらを絶対俺らの国に入れさせねぇてな!!」byハク隊長部族は違えど、同じ高華国!俺らの国!この意識が部族間の信頼になり、強固な国の実現に繋がっていくと思います。しかしここでコレを言えちゃうハク様。何が凄いかって、私情を全く持ち出さない所。謀反の際、火の部族はスウォンに荷担して風の部族を攻撃してるんですよ。そしてハク様に至っては、テジュンに崖から突き落とされて死にかけたりしてるんですよ。普通の人間だったら「スジン将軍がスウォンに戦仕掛けて、返り討ちにあった?弱ってるところを戒の豪族が攻めて来てピンチ?……ザマァ!!!」となる場面ですよ。しかしハク様は「一緒に戦おう・俺たちの国を護ろう」と立ち上がっちゃうんですね。火の兵士達の士気は上がりまくり。ジュドさん、ケイシュクさん、よく見ててくださいな。このまま好き勝手やらせてて良いんですか良くないですよねガンバレ!・「あの日 この手に 力を貰った まずはあの軍勢を蹴散らす 待ってろ 今行くから」byハク様ヨナ姫との握手で元気10000倍になったフルスロットルハク様…コスパ最強ですな!!!(ただしヨナ姫に限る)もう敬語じゃないし、従者面もしてないです。元々こっちが素のハク様だと思います。…ヨナ姫・スウォンの前ではどうなるかなぁ。・囚われのヨナ姫窓辺で物憂げな表情のヨナ姫(&存在感のあるプッキュー)。今この城にはヨナ姫・クエルボの妻・神官ゴビが居るんですよね。(他に家来も居そうですが)…何かが起こりそうな気がしてます!次回も楽しみです♪…というかもう4日後じゃないですか;by妹
2018.12.15
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こんばんは妹です。花とゆめ本誌 &ファンブック&28巻が同時に発売され、嬉しいのですが脳内が情報爆発を起こしておりアップアップしております^^;とりあえず!とりあえず本誌の感想をば!!暁のヨナ 166話「戦力」・「ハクにゃん大丈夫!俺が味方だ」byアルギラ 「我々はコウレン陛下の命でゴビ神官を捕らえに来ました そして真国で受けた御恩を忘れてはいません」byヴォルドアルギラとハクの再会、こんなに大々的な演出が必要だったのか…甚だ疑問ですがwハク様が心から信用できる即戦力が加わって、良かったね!感謝のハク様ハグ。この人は弱ると、誰かに抱きつきたくなる性分なのでしょうか?なんというか…最近やたらと<ハク様が年上の野郎達に可愛がられてる場面>が多い気がします。・「白蛇シンア お前らは戦に出るな これ以上 俺は奪われたくない」byハク様ハク様の気持ちは分からないでもないですが、「ヨナ姫の言霊こそ生きがい!」というキジャ(&シンア)に対し、こんな状態で「戦に出るな」は無いでしょう。存在意義の否定レベルでヒドイ事言ってますよ。…まぁそれだけ<ハク様が腹ヘリパーティに愛着と責任を感じてる>って事なんですが。・「私はテジュン様の部隊で・・あなたが我々の部隊を指揮すると聞きました」byテジュン部下ちょっと何なのテジュン様…部下達をハク様に預けちゃうの…?「隊長はハクで」とか指示しちゃったの!?前回から、テジュン様とハク様の信頼関係にキュンキュンしっぱなしですよ!!こんなに期待されては、ハク様もますます気合いを入れるしかないでしょう。「付け焼き刃だが戦場での勝ち方を教えてやる」火の部族兵たちに指導し始めました。……いや、格好良いんですけどね!(ハク様…貴方もスウォンの謀反が起るまでは、実戦経験なんてほぼ皆無だったじゃん)(っていうか貴方、まともに軍隊動かしたことなんて無いじゃん18歳)とか、色んなツッコミが少々脳裏をよぎりました;まぁハク様は天才だから、きっとなんやかんや上手いことやれるはずですよね!!!(適当)・「ケイシュクさん 風の部族の雷獣さんをご存知ですか? 百年…いや千年に一人の武人になるんじゃないかな 彼を手に入れる事は叶わないけれど」by過去スウォンハク様はスウォン様の右腕として、一生尽す気バリバリだったんですけどね。スウォン様が玉座についた時ハク様が居れば、他部族の将軍達が付けいる隙の無い程完璧なタッグが組めていたと思うのですが…スウォン様は謀反を起こす前から、ハク様の事は完全に諦めていた模様。ここは本当にぶれないですね。・「確かに奴は千年に一度の武人かもしれない 空の部族の盾となってもらいましょう」byケイシュク参謀ケイシュクさんの立場からすれば、邪魔な奴に頑張って敵を倒してもらってあわよくば共倒れしてくれれば…という至極当然な願望ですよね。しかし…本当にケイシュクさん、ハク様をなめくさってるなぁ…。・「気は確かか!?あの男は陛下を殺そうとしているんだぞ?」byジュド将軍……ウゥン?そうでしたっけ!?ジュドさん、ハク様はスウォン様の命を狙ってはいるわけじゃないですよ。そりゃ16巻では発作的に襲いかかりましたが、その後は全く衝突してないじゃん。そんな素振りも見せてないじゃん。罪悪感からくる被害妄想ですね。やっぱりこの将軍、器じゃなぃ…ゲホゲホ。・ぴょんぴょんヨナ姫囚われの城で足かせをつけられ、転んでしまったヨナ姫…可哀想だけど可愛い…!敵の手を借りることなくぴょんぴょん跳ねて進む、負けん気の強い姫様…ああ可愛い!!クエルボ氏が気に入っちゃてる気に入っちゃってる。まぁ健気な姫様は可愛いからね!しょうが無いね!・「私の事を気にする民などいない 姫としての利用価値は無いから 王に交渉しても無駄よ」byヨナ姫実はヨナ姫の知り得ぬ所で「四龍を従えた赤い髪の姫」の存在感は増してきてはいるのですが。「イル王の一人娘・ヨナ姫」を気にする民は、今も昔もほとんど居ないでしょうね。ヨナ姫は、父親と自分が周囲の人間達にバカにされていた事を重々承知しているのでこの辺りは本当に冷静です。・しょんぼりリ・ハザラカン・スジンと一緒にスウォンにコテンパンにされ、クエルボに良いように使われ完全に心が折れてしまっている城の城主・ハザラ氏であります。同盟を組んでいるとはいえ、めちゃくちゃフラストレーションためてるみたいですが、このまま押し切って良いんでしょうか、クエルボさん…。・「この女を俺のものにして 俺は全てを手に入れる」byクエルボ暁のヨナも29巻目にして、遂にコレを言ってしまう敵キャラが現れましたか…!!白髪&黒髪ヒーローズ、オカン少年、姫様大好き四龍たち、姫様信者のテジュン様…色とりどりのイケメン達が登場するのに、今まで(心から)コレを言ってくれるキャラが皆無だったんですよね^^;ーいや、これはもうあれですよ!普通だったら…メインヒーローの出番ですよ!誰かさんが「姫さんはオレノモンダー!!」宣言をしてね、格の違いを見せつけてやらないと!!! ですよ!…………さて、果たしてそこまで行き着けるかな?なんかまだ誤魔化しそうな気がするな。あと一歩追い込みが必要かな。次回も楽しみです♪by妹
2018.11.25
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花とゆめ本誌も同時発売でした。供給過多・・・。暁のヨナ 28巻+ファンブック感想(姉編)えっと、主に28巻の内容について、本誌掲載時の感想をほとんど書いていませんので、ここで。*以下、発売直後の最新巻及びファンブックの内容に、存分に触れる感想です。未読の方は、ご注意ください!*今巻の内容は、正直本誌で読んでいて、どうしよう・・・すごくだらだらしている・・・相変わらずの助走に次ぐ助走・・・あまりの話の進まなさに、ファンの方たちが離れてしまうのではないか・・・などという心配をしながら、読んでいた部分でした。新章は、草凪先生のツイッター情報だと、「戒帝国千州編」という呼称でいいのかな?何をやりたいかは、すごくよく分かる展開なんです。ですが今回やっていること、11巻以降の展開で結構もう使ってる要素で回っているので、そこそこ既に見たことのあるシチュエーションになっていると思います。それが・・・読んでいてハラハラしている原因なんですが;とにかく草凪先生のお話し回しや、もっと大元の世界・人物設定は、基本的に「動機」を一番念頭に据えて構築しているものだと思っています。キャラクターが「動き出す」心情作りのために、「世界」を作ってるんです。たぶんですけど。この考え方は、非常に少女漫画的であり、心情に重きを置いた映画やドラマの脚本構築に近い考え方だと思います。で、この「動機」が誰のものを中心に考えられているか・・・というと、当ブログで何度も何度もくどいように書き続けているのですが、「ハクさん」だと思っています。とにかく今回の「戒帝国千州編」に関しては、「ハクさんが動く」というアクションに極力話を集約させるため、四龍の動きを限りなく封じ、モチベーション・行動の先に、すごく分かりやすく「ヨナちゃん」を据えて、回しているんじゃないかな、と思って読んでいます。・・・「ハクさんを動かす。『表舞台で』」です。ここまでも、地の部族の戒帝国との諍いのシーンや、斉国編・真国編も、おおよそここの↑土台があった上でのお話し回しだと思っていますが、とにかく今回の「戒帝国千州編」は、その他の要素の切り捨て方が半端ない。クエルボさんの、ものっすっごい分かりやすいキャラクター像も、見事だと思います。「これをやり遂げるんだ」という、描き手の強い強い意図を感じます。28巻の個人的な注目どころ↓●火の部族・カン一家お母さま・イグニさまが今巻登場し、父・母・長男・次男というカン一家の全貌が明らかになりました。カン一家の、このバランスというんですか・・・すごく好きなんです。この家族の設定自体が、すごくしっくり来るというか。王座奪還をもくろみ、反乱を起こし戦死したカン・スジン前将軍を駆り立てたものは、この家族構成にすべて詰まっていると思います。今のところ愚かな反乱を起こしたピエロ的な描かれ方をしているカン・スジン将軍ですが、キャラクター軸はぶれていないし、思考回路も至極まっとうなもので、個人的にすごくしっくり来てる、好きなキャラクターなんです。自慢の長男を、どうしても玉座に付かせたかったんですよ・・・。自身の年齢的なものもあって、焦りもある中で、息子たちに「お前たちの代で、王座奪え」って言っても良かったのに、息子たちの手は汚させず、自分の代で玉座奪還までやりたかったんですよ・・・。まぁ、長男に反乱の概要伝えてなかった設定は、リアリティはないですけどね・・・でも、その行動にすごく愛情は感じます。そんくらい、自慢でカワイイ息子たちだったんですよ・・・。えっと、あとはキョウガ・テジュン兄弟には、ユホン・イルの前代王族兄弟の成し得なかった・・・兄弟像といいますか、お互いを信頼し合って最後まで立て合う兄弟像、そこの完遂を是非やって欲しいと思っています。(個人的には、ユホン・イル兄弟も、ここ2人間の関係は、非常にイイものだったんじゃないかと予想してるんですけどね。はてさて。)●不自然過ぎる159話不自然過ぎる風呂場での四龍vsキョウガ将軍のバトルに、不自然過ぎる侍女の気づかい(寝所)に、いろいろと不自然過ぎた話回しの159話が、ツボでした。とにかく、ハクさんに「お前、両想いイイぞ?」と、作者が頑張って誘導していくのに、ハクさんが必死に抵抗しているような、謎の感覚を受けました。ヨナちゃんが「とっとと手ェ出せ!」なオーラを隠す気もなく発していますね。うさぎ目全開。待たせ過ぎだ・・・。個人的な予想ですが、ハクヨナの2人に関しては、「両想い=一生涯を誓うこと・結婚(もしくは最低でも婚約)」という形だと思っています。この2人に、恋人という不安定な概念は存在しないだろうな・・・と。別れる可能性の残されている「恋人」じゃ、ヨナちゃんがまだ不安でしょう。それじゃ意味がない。それだったら、まだ「主従」という関係の方が全然いいんですよ。とにかく、一緒に居たいんですから。ヨナちゃんにとっては、ハクさんだけが「生きていく世界」なんですから。・・・と思って私は読んでますが、はてさてどうなんでしょうかね?●ヨナちゃん母親・カシ様ヨナちゃんが6歳の時に、賊に襲われ殺されてしまったという、母親像について、イグニさまより少しだけ情報提供がありました。イグニさま曰く、「瞳がカシ様に似ている」とのことですが、正直もともとイル王の外見的要素が「小柄」以外にあまり見当たらないので、ほぼ母親似なんだろうな~、母親似で良かったね!と思っていました。ヨナちゃんの耳飾り、やっぱり母親の形見(かもしくはおそろい)だったんですね。6歳の回想編で既に身に付けているようだったので、そうなのかなー?と思ってました。カシさまは、四龍とヨナ姫の関係について、かなりはっきりと認識していたようですが、イクスのような能力の片鱗を持つ、神官関係の家系の方だったんでしょうか?そうだと仮定すると、ユホンさんの神官弾圧では大きな影響を受けていると思いますし、そういった方をイル陛下(王族)が娶ることに、何かしらの意図・物語を感じますが・・・まだまだ全部「仮定」の段階ですね。情報が少なくて、カシ様ご本人の人物像もはっきり見えてきません。でも一個だけはっきりしてるのが、イル陛下が、本当に本当に奥さんのこと大っっっ好きだったこと。1巻の段階から、ここは再三強調して表現されていますので、そこは全く疑っていないです。今後が楽しみです。●ヨナ姫、旅の目的は「スウォンへの復讐」ではないと明言キョウガさんに、「四龍を集めて、復讐がしたいの?」と聞かれ、それを完全否定。「復讐じゃない」「玉座奪還じゃない」「暁のヨナ」という作品を読んで、「分からん」という感想を抱く読者様の、大半の要因が、ここにあると思います。ヨナちゃんが、はっきりと、「何をするぞ!」って提示しない。旅の・・・というか、物語の「目的」を述べない。これについては、ヨナちゃんは最初からずっとブレてないんですけどね。誰が、いつ、「父親の仇を討つ」と言った!?誰が、いつ、「玉座を奪還する」と言った!?最初から、ヨナちゃんは一言もこんなこと↑言ってないんですよ。なんで言わないのか・・・読者的には、当然もどかしい気持ちでいっぱいになります。ただ、これはしょうがないと思うんです。極論、ヨナちゃん自身も何をすればいいのか、ずっと迷ってるんだと思うんですよ。何がなんでも、求めているものはあるんです。でも、そのために「具体的に何をすればいいのか」「どこを目指して動けばいいのか」は、都度、必要に応じてそれっぽいものを必死に探してるだけだと思うんですね。結局、ヨナちゃんの「正解」は、ハクさんしか持ってないと思うので。●主導権の移管ヨナちゃんに、「目的はない。が、今の状態では動けない」とはっきり言わせた後、ハクさんがヨナちゃんに、ぼそっと「俺は火の部族に協力したい」と言って来ました。この印象的な描き方は、この主役たち腹減りパーティーの主導権が、ヨナちゃんからハクさんに移管していることを明確に提示しているのかな、と私は解釈しています。いったいどこを指して「主導権」というのか・・・まで考え始めると、「移管」という表現が適切かは分かりませんが。最初から、ヨナちゃんは基本的に「ハクさんの顔色を窺って」旅して来ているので。ハクさんしか、正解は持っていませんから。ただ、真国編を経て、ハクさんが明確に自身の言葉で意思表示し始めたので、ヨナちゃんが「静観」態勢に入ってるだけだと思います。ハクさんの「素直な」意思表示があるなら、わざわざハクさんの顔色を窺って、ヨナちゃんが行く道を考える必要はありません。正解は、これ以外にありませんから。要約すると、キョウガさんに言いたいことは一つ。「何がしたいのか?」・・・聞く相手が違うと思うよ!聞くなら、ハクさんの方がいいと思うよ!まぁ、今この言葉を投げかけても、彼からは「俺は姫さんと一緒に居たいだけだ。好きだから!」って、開き直りの言葉が返って来るだけだと思いますけどね;あ、でもやっぱりコレ↑が、この作品のすべてなのかも・・・。ファンブックについて再舞台化に合わせ、原作サイドで出来る企画ということで、発売が決定したのだと思います。草凪先生のことですから、手は抜けないだろうなぁ・・・と思っていましたが、表紙の力作イラストや、小ネタを膨らませた描き下ろしを、各キャラクター毎に挿入する、相変わらずの読者サービス心に舌を巻きました。今回は劇上演に合わせ、通常のコミック発売スパンよりを1カ月巻いてますので、時間もなかっただろうに・・・すごいなぁ。読み応えがあり過ぎて、まだ全部しっかり読めてはいないのですが・・・ざっと読んで、気になった点を列記していきます。●ハクさんのダメさアピール全体的に、ハクさんを地に落とそう・・・というか、人間らしい、子供っぽい面を強調するようなニュアンスの情報提供が多かったと思います。基本は、『超人ハイスペックヒーロー』なんですが、このキャラクターの、地に足の着いたところにある本音ですとか、動く感情ですとか、そこに注目して欲しいんだと思います。●高華王国年表ユホンさんの神官弾圧は、原作の現段階から26年前なのね・・・メモメモ。年表を読むと、スウォンさんはユホンさんが37歳くらい、ヨナちゃんはイル王が38歳くらいの時の子どもみたいなので、昔風な感性から言えば、どちらも遅めに生まれた子どもみたいですね。奥さん2人の年齢は明かされていませんが、奥さんたちの方がかなり若い設定なのかな?カシ様は・・・イグニ様とお友達なら、そうでもないか・・・。この辺、気になります。●ムンドクさんの息子たちムンドクさんには、戦争で亡くなった息子が2人居たことが明かされました。うん。すごく納得。現状、2人の男児を養子に迎えているのも、「だから」ってわけじゃないかもしれませんが、根底では繋がってるのかなー、と受け取りました。●地の部族・グンテさま&ユウノ夫妻グンテ将軍は、よく出来たキャラクターですよね。各部族の首脳たちの設定は、初っ端から本当にしっかり練り込まれているので、どの部族も観ていてすごく安心感があります。今回、このご夫妻の馴れ初め話的な描き下ろしがありました。このご夫妻に関しては、はっきりと明言されているわけではありませんが、すごく気になる描き方されてますよね。現時点で、「子どもがない」ところ。子ども・・・欲しいはずなんですよ。出来なければ別の手がいくらでもありますので、「絶対」とは思っていないと思いますが、それでも、グンテさまの地の部族内での圧倒的なカリスマ性を考えれば、円滑な次世代への権限譲位という面からも、実子が・・・欲しいはずなんですよ。設定のすべてがそう仕掛けてありますので。これは、今後話回しに影響してくる要素なんじゃないかと思って、注目しています。●真国の五星、こじらせ過ぎ・・・。いや、本編読んでる時から気づいていたのですが、草凪先生が、五星でこじらせてるなぁ・・・、と。主要キャラを除けば、明らかに真国の紹介ページのボリュームが不自然に多く、また、5ページも費やした誰得?描き下ろし四コマ漫画までガッツリ掲載されていました。本編では、消化不良だった部分がたくさんあったんだろうな・・・。特にネグロさんとミザリに関しては・・・。前作・『NGライフ』でも、最終巻で、脇に徹していたディロスさん&アグライヤさんの描き下ろしをぶっこんで来てた時に、「消化不良だったんだな・・・」と思いましたが、その時の感覚に近いです。あと、アルギラさんがタオ姫を「嫁にしたい」と思ってるのは知りませんでした。ただなついているだけかと思ってました。●腹へりたちのとある日の朝ファンブックのラストを飾る、7ページのショート番外編です。28巻も含め、とにかく半強制的にでも、ハクヨナを一緒に寝かしつけたいという、作者様の意図を感じました。ハクさんの中に、この概念を植え付けよう(必死)というか、この選択肢を作ろう(必死)というか・・・。ハクさんもね・・・ここまでやらなくても、もう分かってると思うんですけどね・・・。一通り書けたかな?29巻からは、本格的に描きたかった展開へ突っ込んでいくことになるんじゃないかと思います。めっちゃ楽しみです!!草凪先生、お身体や生活を整える時間を、是非確保して、執筆活動を長く長く続けられるよう、ご自愛くださいませ・・・。by姉
2018.11.24
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<SMAP楽曲についてーその42>音楽語りーその262↓♪がんばりましょう(ビックバンドジャズアレンジ) bySmap<SMAPシングル・アルバム年表> ★:サウンドに影響がありそうな事項◆:アルバム●:ベストアルバム▲:リミックスアルバムなど□:ソロ関連◆18・2008年9月24日 super.modern.artistic.performance 2CD ◆18 super.modern.artistic.performance 前アルバムより2年後のワークスです。SuperModernArtisticPaformance.このアルバム自体も、聴き込むと本当に様々な挑戦をしているので、すごく聴きごたえがあります。・・・なのですが、このワークスは是非!ライブDVDまでガッツリ堪能することをお勧めします!このライブは、最初観たときにぶったまげました。個人的な印象なのですが、2016年までの全SMAPワークスの中で、最も「飯島三智」色が強いコンテンツなんじゃないかな、と思っています。ジャズを基軸に、60年代以前のオールディーと70~80年代以降のフュージョン系、更に2000年代以降のテクノポップといったサウンド変遷を、縦横無尽に駆け回るようなイメージです。現行、飯島マネージャーは「新しい地図」の運営会社として「㈱CULLEN(カレン)」を立ち上げられましたが、社名は「カルチャー&エンターテイメント」からの造語だそうで。↑この、SMAP2008年の音楽ワークスから受ける印象自体が、「カルチャー+エンターテイメント」意外の、何物でもありません。「古き良きモノ」と「新しいモノ」の融合というか、その行き来というか…。イメージと概念をガンガン繋げて、「見たことある、芯のあるモノ」から、「誰も見たことないモノ」を創造する…という。アルバム、ライブともに、吸血鬼をメインモチーフに据えており、これ自体は非常に古臭い、使い古されたモチーフだと思いますが、これを移動雑技団や墓場モチーフ、また色合いからカジノ・ルーレットモチーフにつなげ、そこから燕尾服チックな?オールドフォーマル服を見せびらかしながら、「前衛的」なフュージョン楽曲を披露するに至る…書き出すだけで、なんというアーティスティックなことか…。ライブ前半は、フュージョン・ヒップホップ?系の新曲や、既シングル楽曲のアレンジが連なっています。そして、後にファン人気投票ベスト盤に収録される、超人気ジャンクション♪チョモランマの唄で、なんちゃって石炭鉱業イメージで時代を遡り、♪がんばりましょう(ビックバンドジャズアレンジ)からの、オールディージャズゾーンの楽しさといったら!!本人たち&バックダンサーの衣装はモータウンな雰囲気で、超カッコイイウッキウキブラスの♪がんばりましょうが始まったときの、興奮と言ったらなかったです。脳みそ爆発するかと思いました。♪White Messageの派手ジャズバージョン、きらっきらジャジーな♪どんないいこと、最高ですよ。どんな演奏家さんたちを、生バックに付けてるんだ…と。というわけで、ライブでの既シングル楽曲アレンジこそ至宝!ではあるのですが、アルバムの新曲も、挑戦に満ち溢れていて面白いですよ。以下、各曲感想。<DISC1>1.Theme of 019 super.modern.artistic.performance Produced by will.i.am [BLACK EYED PEAS]、Written by:William Adamsメインインストテーマ。海外の、ヒップホップグループの提供曲?なのかな?ブラック・アイド・ピーズ…詳しくないな。知らないな。ただこのテーマ楽曲は、カッコよくて大好きです!サイバーな印象の平面的な打ち付けですが、センスが良くて聴きやすいし、合の手やしっかりした緩急が素晴らしいと思います。2.この瞬間、きっと夢じゃない作詞・作曲:Hi-Fi CAMP、編曲:長岡成貢3.Jazz作詞:Gabriela Robin・はしもとみゆき、作曲:菅野よう子、編曲:CHOKKAKU、ブラスアレンジ:村田陽一2006年の音楽ワークスのメインテーマ・「ジャズ」を打ち付ける楽曲。菅野よう子さんの曲だったんですね。この曲は…とにかくCHOKKAKUさんの編曲!!ブラスが思いっきり入っていますし、曲名から「オールドジャズ!」な1曲かと思いきや、曲頭が分かりやすいのですが…それだけじゃないです。打ち込みっぽさも多用し、95年頃のSMAP楽曲ワークスに感じるようなファンキーさを、バリバリブラスの下に隠し持っています。聴けば聴くほど、「遊んでるな~!」って曲です。大好きです!4.Love loser作詞:権八成裕、作曲:microman、編曲:CHOKKAKUこの曲も、CHOKKAKUさん編曲か…。アルバム・005に入ってそうな曲ですね。「そういえば、今までこういう曲なかったよね?」みたいな曲でしょうか。挑戦的で好きな1曲です。5.あなたのためにできること - 木村拓哉・稲垣吾郎・草なぎ剛作詞:大智、作曲:大智・miyakei、編曲:森大輔あ、これは3人の歌唱だったんですね。意外な人選だな・・・。内容も素敵な曲だと思います。うん…他にはあまり、取り立てた引っかかりはないですが…。6.Keep on作詞:Kim E Na・相田毅、作曲:Ann Jeong Hoon、編曲:Ann Jeong Hoon & A K90年代のワークスから解釈するだに、作詞に相田毅さんが入っている曲は、要注目!です。おおよそ、その時のSMAPの立ち位置…もっとぶっちゃけると、ジャニーズ事務所内の諸々に対し、SMAPはどういう意識で向き合っていくか、が明確に表現されている楽曲です。この♪Keep onも、私はそういう曲だと思っています。2008年、SMAPは…どんどん苦しくなって行ってる時期だったんでしょう。嵐・松潤ドラマ・花より男子(2005年)がヒット後、ドラマ2期(リターンズ・2007年)の放送を経て、2008年6月には、ファイナルと銘打たれた劇場版が公開されました。・・・いや、何の確証もない、ただの推測なのですが…おそらく、ジャニーズ事務所内で、ジュリーさんをなんとか前に立てようと強行し出したのが、この辺りだと思っていまして・・・。真偽はどうか分かりませんが、とにかく、2008年という段階において、SMAPがここまでの危機感を形にして出してるということが、よくよく見て取れる楽曲だと思います。ただ、この段階では、『Keep on』なんです。「ジャニーズを出る」とは、まだ言ってない。叫び散らすテンションで、『Keep on!Stay This Way!』って言ってるんです。普通、現状維持や反復ってもっとこう…穏やかで臆病なイメージのことだと思うんですが、「もっと反逆してみろよ!」とか、「みんなに知らせてやるべき時だ 時代に魂は奪えないって!」とか叫び散らしてますからね。ライブパフォーマンスも、魂がこもっています。7.Mermaid作詞:大智、作曲:大智・宮崎誠、編曲:平田祥一郎テレビ朝日系『世界水泳メルボルン2007』テーマソング「2007年に既刊限定配信されてた」とwikiに記載がありましたが、SMAPとしては初配信曲なのかな?これ以前もあったのかな?SMAPらしからぬキラキラ王子曲です。サビラストの「これからも今以上によろしく」が焼き付きます。8.ひとつだけの愛~アベ・マリア作詞:藤澤ノリマサ、Rap詞:JACRREN、作曲:藤澤ノリマサ・Charles Francois Gounod、編曲:前口渉伝統+エンタメを一番端的に表現している楽曲…でしょうか。♪アベ・マリアにラップを乗っけるという離れ業楽曲なんですが…まぁ…最初聴いたときは、大爆笑ですよね。何だコレ!!!って;またラップが…特に英詞が…とても歌いきれてない感じで、笑えるんだ…。すごい馬鹿にしたような感想になっちゃいましたが、とても面白い試みの楽曲で、私は大好きです!モノ好きな方は、是非!9.はじまりのうた作詞・作曲・編曲:島崎貴光、ストリングスアレンジ:クラッシャー木村超人気曲ですね。ファン投票のベスト盤には、14位、17位と高順位で収録されています。日々の「頑張り過ぎ」を認め、励まし、「息を抜いてもいいんじゃない?」って曲です。2008年版の、年齢を重ねた♪がんばりましょうって感じの楽曲かな、と思います。なんだろう…誰がどう見ても、頑張り過ぎなSMAPがこれを言うことに、響くものがあるのかなぁ…と思います。愚直で不器用なイメージを前面に出している楽曲ですが、個人的な聴きどころは、ストリングス!間奏の美しいストリングスが、心の琴線を揺さぶってきて、なんとも言えません。10.ココロパズルリズム作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ (capsule)ザ・中田ヤスタカサウンド!本当に30代の男性アイドルが歌うことを想定して作ったのか??ってくらい可愛い曲ですね。この曲は、特にライブパフォーマンスが素晴らしかったです。蛍光カラーの衣装での、ピコピコのロボットダンス。セグウェイに乗って会場中を、走り回るのですが、絵面も動きも素晴らしくて。「流石だ…これが表現力か…!」ってなりました。11.そのまま作詞:Blaise・Maynard・tax (MONKEY MAJIK)、作曲:Blaise・Maynard (MONKEY MAJIK)、編曲:川端良征12.Last Smile作詞:Satomi、作曲:松本良喜、編曲:宗像仁志別れの曲です。別れと言っても、嘆き悲しむようなものではなく、納得を伴った大人の別れです。この楽曲のテンションが個人的に好みで、特に、基本淡々としながらも、サビでちょっと感情的なところが見え隠れするとことか。すごく好き。歌い出しの慎吾くんのボーカルがすごくイイと思います。この方は…こういう、「諦め」を歌うのも似合ってると思います。72時間ホンネテレビのホンネライブで歌ってた♪強く儚い者たちもすごくハマってましたし。素に近いんだろうな…たぶん…。13.Still U作詞・作曲:J.Y.Park "The Asiansoul"、編曲:J.Y.Park "The Asiansoul" & Jisang Hong提供は、♪White Messageの方ですね。この人の曲好き!!いろいろあったんだろう道のりを、「乗り切ってきた事実」を、自画自賛するような内容の曲でしょうか。笑えないようなことがいっぱいあったであろう過程を、この軽快なサウンドでしっとりしっくり心に落とし込もうとするのが素敵だな~、と思います。14.どうか届きますように作詞・作曲:MORISHINS'、編曲:REOシングル・♪ありがとうの作詞・作曲の方ですね。出だしの入り方とか、サビの掛け合いとか、作りはかなり似てますね。SMAPが総合司会(出ずっぱり)をした、2014年のフジ27時間テレビにおいて、謎の解散ドラマを放送し、ドラマのラストに歌ったのが♪俺たちに明日はあると、この楽曲・♪どうか届きますようにだったそうで。歌唱曲のセレクトで、全部説明してますからね。私は27時間テレビも、ドラマ自体も拝見していなかったのですが、この話を聴いて、本当に全部エンタメに落としてくるんだな、と感心しました。<DISC 2>1.宮下がつくったうた - 中居正広作詞:N.マッピー・宮下昌也、作曲:N.マッピー・宮下浩司・宮下昌也、編曲:N.マッピー・宮下浩司…宮下って誰?相変わらず、曲調がコロコロ変わる独自ワールドですが、他と比べると…わりと安定してる曲だと思います。2.Style - 木村拓哉作詞:仲村達史、作曲:久保田利伸、編曲:中西亮輔久保田利伸+木村拓哉は…やっぱり似合ってるな、と感じる1曲です。ロングバケーションコンビ。3.Life Walker - 稲垣吾郎作詞:森浩美、作曲:Burt Bacharach、編曲:小西康陽、オーケストレイション:村山達哉バ…バート・バカラックだと…!?これは、オリジナルで作ってもらった曲ってことでしょうか…?どこに楽曲制作依頼出してるんだ!!何を隠そう…私自身、バカラックが大好きでして。当ブログの初期音楽語り記事では、バカラックにはまり、CDを買いまくる変遷が刻々と綴られています。Burt Bacharachは、主に60年代以降の映画音楽で有名な作曲家様ですが、独特な、ブラスが印象的なサウンド展開は、同世代のレジェンドたちを魅了し、後の音楽家たちも散々影響を受け、バカラック風の楽曲を作っています。以前、カーペンターズのTVライブ映像かなんかをスカパーで観ていたら、バカラックコーナーみたいなのがありましたし(有名な提供曲もあり)、ポール・マッカートニーのソロワークスにも、影響を受けたような楽曲がたくさんあります。日本だと、川井憲次さんが大ファンだと言っていたと記憶していますし、時代劇・大江戸捜査網のテーマソングは、どう聴いてもバカラック調だし…。この楽曲、編曲を小西康陽さんが手がけられていますが、この方なんか、バカラック大好きだったに決まってるんですよ…。作風とか。編曲自体、見事にバカラックサウンドへのリスペクト満載で、「バカラック曲の編曲とか…夢が叶って良かったね…!」とすら思いながら聴きました。豪華!!4.ソウデス! - 草なぎ剛作詞:ナイス橋本、作曲:ナイス橋本 & TOMISIRO、編曲:TOMISIROこの楽曲は、草なぎくんのボーカルが立っていて、素晴らしいと思います。あっけらかーんとしたニュアンスで、何の根拠もなく「ソウデス!」って肯定してくる…キャラクター全部が活きてます。ミニアルバム・『la festa』のソロ曲・♪恋のはじまり…という楽曲も、「大丈夫!」という言い回しが本当に立っていましたが、それと同じ良さがあると思います。5.Here Is Your Hit - 香取慎吾Produced by will.i.am [BLACK EYED PEAS]、Written by:William Adams・Jean BaptisteDISC1出だしの、テーマ曲を提供されたwill.i.amさんの曲とのことで、ここからDisc1に戻れるような作りになってるのかな?と思います。尖った、攻撃的なサウンドの楽曲ですが、ライブパフォーマンスでは赤白のピエロの中で歌ってて、「あ、こういうイメージなの??」ってなりました。書きたい事が尽きないライブ・アルバムコンテンツです。高尚でアーティスティックで、それでいて突っ込みどころ満載な、魅力的な挑戦がたくさん散りばめられているワークスだと思っています。興味のある方は、是非!by姉
2018.11.14
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一ヶ月待ち遠しかったです!ヨナ感想、駆け足ですが参ります~。暁のヨナ 165話「敵陣」 ・扉絵あおり「雷獣仕込みの脚技 御覧あれ!!」エェェエエ ヨナ姫の脚技、雷獣さん仕込みだったんですか!?てっきりジェハ兄様の見様見真似かと…何教えてるんだハク様;;しかし改めて、本作の扉絵は少女漫画成分を完全放棄してるものが多いですね~;・「私達を高華国に帰して イン・クエルボ」byヨナ姫ゴビ神官を脚でやっつけたヨナ姫、勢いづいてクエルボにも剣を突きつけます。敵だと見なした瞬間、速攻で先手攻撃する姫様万歳!…まぁ流石にガタイの良い武人には勝てませんけどね^^;・ジェハ兄様格好良い…!ヨナ姫のピンチに怒り、鎖を引きちぎるジェハ兄さん!今回はひたすら緑龍回でしたね。無理してほしくないですが…緑龍さんは、追い詰められてる時の表情がすごく格好良いと思うんですよv(←ヒドイ)というか、今回はすごく作画がノッてたなぁ!という印象でした。草凪先生にとって、ジェハはとても描きやすいキャラクターなのだと思います。・「トゥーリ賊と千州リ・ハザラの同盟軍だ4日後には高華国に向けて進軍する」byクエルボジェハとヨナ姫だけ連れて、軍の数を見せつけるクエルボ。高華情報によると、1万人位だそうで。クエルボさんは高華国の領土を手に入れ、ゆくゆくは戒帝国を支配したいらしい。そのためにヨナ姫を人質にして、四龍に動いてもらいたい、と。…うん。見ため通りというかすごく壮大かつ安直な野望ですね(訳:バカっぽい)・肘打ちのヨナ姫多勢に無勢で独り闘うジェハを見かねて、ヨナ姫も参戦しようと抵抗します。これは…これも雷獣さん仕込みの肘打ちでしょうか?クエルボ氏、鎖まで持ち出しました。押さえつけ方がだんだんエゲツなくなっていく…・「君はいずれ 稲妻の獣に喉笛を喰いちぎられるだろうさ」byジェハジェハは自身の経験上、縛られることが大嫌いです。ヨナ姫が足かせを付けられてるとか、耐えがたいでしょうね。クエルボ氏は、ヨナ姫を人質に緑の龍に「四龍を全員連れてこい」と命令。おい本当にそんな作戦で良いのかクエルボ!何連れてくるか分かんねぇぞソレ!!やっぱりどうにも作戦が終始バカっぽ…いえなんでもありません;そしてジェハお兄さん、去り際にこの「稲妻の獣に~」の捨て台詞です。ジェハさんの中では、もう「ヨナ姫はハク様のもの」と定義づけられているようです。なんというか…なんでジェハ兄さんがここまでお膳立てしてやらなきゃいけないんだ作者様主導で、雷獣さんにものすごい圧力がかけられているのを感じる完全に周りから固められて行っているまぁいい加減観念しようかそろそろ動き出そうかハク様!!と、思いました。・「お前は俺の傍に置く」byクエルボなんか少女漫画っぽい悪党台詞キタ!(←少女漫画です)こういった分かりやすくヒロイン気に入っちゃう系のゲス男、本作にはあまり出てこなかったので新鮮です。・「姫さんって呼ばないで」byヨナ姫今回のハイライトは、間違いなくこの台詞でしょう!!私を「姫さん」と呼んで良いのは、世界中でたった一人だけだっっ!!ーという次元まで、ヨナ姫の考えが及んでいたとは思わないんですが…まぁ…こんなオッサンに呼ばれるのは違和感がありすぎて、イラっとしたんでしょうね。完全に憎しみをこめて汚物を観るかのような目つきでした。今回、ヨナ姫の目つき…というか瞳が、気になって仕方なかったんです。完全に心を閉ざしてるというか…修羅の瞳というか…;;姉は思わず163話「手を貸して」のヨナ姫と見比べてしまったそうです。ハク様の前でだけは天使なんですけどね、草凪先生の描く乙女って本当に怖いですね;;うーん…ヨナ姫は今とにかく気丈に振る舞っていて、弱音を吐かないように努めているので中途半端にハクを連想させるワードを拒絶したのかなぁ、とも思いました。・白蛇とシンアには頼れない 敵が狙っている ケイシュクも空の部族もキョウガもジュドも信用できない 白蛇とシンアを守って千州の軍勢を蹴散らし クエルボの本拠地に行って姫さん達を助けるには… 全員無事に助けるには… byハク様テジュン様は信用してるんだ!!!(←萌えポイント!)まぁ期待はしていないみたいですが…。自分に敵意むき出しのジュド将軍も、相当やりにくい相手だと思うんですが…ハク様、ジュド将軍のこと基本的にナメてますよね。可哀想に。しかしハク様、敵が多すぎて一人で気負いすぎてないですか。千州の軍勢を蹴散らすのは、優先度低くしても良いんじゃないですか。まぁでも結局、軍勢を蹴散らさないと本拠地にたどり着けないか…。会議の中で「敵の数は?」とナチュラルに仕切り出しちゃう所が良かったです。ここまで追い詰められて…漸く元将軍っぽい顔を見せ始めてくれました。良いよ良いよ~この調子で表に出ていこう!ガンバレ!!・オギさんお目覚め&ヴォルド・アルギラ再登場!オギさんお目覚め。割と元気そうで良かった!このおじさんは本作において、ヨナ姫・スウォン並に自分勝手なキャラだと思ってます。ヴォルド&アルギラ、思ってた以上に再登場が早かったwそういえばアルギラはテジュンと面識&恩義がありましたね。テジュン・ヴォルド・アルギラ…この辺りが、ハク様にとって一番頼れるチームになりそうです!次号は巻頭カラー!そして28巻&ファンブックも同時発売!10月が少々寂しかった分、11月は供給過多でホクホクですvいやぁ楽しみです♪by妹
2018.11.06
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おはようございます。粛々と進めます…。<SMAP楽曲についてーその41>音楽語りーその261↓♪White Message bySmap<SMAPシングル・アルバム年表> ★:サウンドに影響がありそうな事項◆:アルバム●:ベストアルバム▲:リミックスアルバムなど□:ソロ関連41・2007年12月19日 弾丸ファイター42・2008年3月5日 そのまま/White Message43・2008年8月13日 この瞬間、きっと夢じゃない41・弾丸ファイター作詞:道面宜久 / 作曲:Gajin / 編曲・サウンドプロデュース:Daisuke"D.I"Imaiテレビ朝日系 スポーツ中継テーマソング2007年唯一の音楽ワークスであり、そして、年末駆け込み感がすごいです。正直なところ、私が発売当時にこのシングルを楽しみに購入していたら、愕然としただろうな・・・と思います。ここまでの楽曲展開から、また一気に方向性を変えていると感じる楽曲なのですが、私の耳で聴いて、「いい」と思う方向性とは逆方向に進んだ印象です。ほぼほぼ電子音サウンド、方向としては「DJ系」の音楽というか。時勢を考慮した音への挑戦なのだと思うのですが、コード進行とかが、個人的にあまりしっくり来なくて、苦手な部類の音楽なんです。この♪弾丸ファイター自体は、間奏ですとか、唄い出しの調子の良さですとか、イイと思う部分が拾えるので、全然聴けるんですけど・・・でも、やっぱりサビとかは…好みの展開じゃありません。ただもうこれは、作り手たち・・・オールディーやビートルズがガッツリ頭に入っている方たちが、全部分かった上で、あえて展開しているものなので。この2007年以降のSMAP楽曲に関しては、すべてではないのですが、あえて「苦手な方向」に行ってるのかな、やって来なかったことを咀嚼しようとしたのかな、と感じるような楽曲がたくさん出てきます。これは、今回聴いて「あぁ、だからSMAPは『なんでも使える』んだな」とひしひしと感じた部分です。何でも使ってくるんですよ。なかなか良さが掴めないものでも、諦めずに、そのモノの良さを咀嚼して落とし込むまでなんとかかんとか喰らいついていってるのが分かるので。また、何でもやってくるんですよ。とにかくやってみて、苦手なことでも、改良を試しながらの地味な反復ずっと続けて来るんです。この楽曲を皮切りに始まる、電子サウンド系への挑戦も、この先のSMAP楽曲展開の聴きどころだと思っています。42・そのまま/White Message♪そのまま作詞:Blaise、Maynard、tax(MONKEY MAJIK), 作曲:Blaise、Maynard(MONKEY MAJIK), 編曲:川端良征♪弾丸ファイターより4カ月後のシングル。初の両A面シングル…でしょうか?このシングルに関しては、前作よりゆったり、どっしりとした作り込みを感じます。♪そのままは、MONKEY MAJIKの方の曲みたいですね。うん…内容のある、素直にイイ楽曲だとは思うのですが、特にサウンド面での挑戦は感じませんし、「まったりゆっくりのストレートな曲だね」くらいしかあまり感想がありません…。あ、曲頭のアコギ音は、この楽曲のアイデンティティだと思います。ああやって、シンプルに感情を重く響かせる曲、っていう感じ。どちらかと言うと、私は♪White Messageが大好きなんです!作詞:飯岡隆志, 作曲:J.Y.Park "The Asiansoul", 編曲 Tae Kwon、谷口尚久、J.Y.Park "The Asiansoul"これは名曲!電子音?打ち込み?をメインにしたサウンド自体は、すごく大人しいんですが、キラキラした一音一音がしっかり響いて来ます。それでいて、そこに乗っかるSMAP5人のバラエティに富んだボーカルがいちいち面白い!「ココロで呟く」という一節がありますが、全員で唄うパートと、各ソロで唄うパートが交互に来て、これが会話というか、心の中の自問自答のような作りになっていると思います。全員で唄うパートは、とにかく没個性的に、語尾を響かせる意識で。そして各ソロは、全体のバランスを見ながらですが、個性を主張して唄っている印象です。吾郎くんと慎吾くんは相変わらず安心感がありますが、出だしのキムタクの気を使ったボーカルもすごくイイと思いますし、2番冒頭の中居くんの囁きソロは、流石のインパクトですごく頭に残りますし、あとは、草なぎくんのボーカル!電子音・打ち込みサウンド×草なぎ剛ボーカルを、私は激推しします!声の相性がすごくいいと思うんですよ。草なぎくんの少し鼻にかかって抜ける特徴的な声質が、電子音サウンドの中で妙にはまるというか。今後の楽曲でもまた語っていくと思うのですが、草なぎくんのボーカルというのが、この辺からまた「活きて来たな~」とひしひしと感じます。♪White Messageですが、両A面のシングルとはいえ、やはり♪そのままの影に隠れている印象の楽曲です。アルバム収録もありませんので、このシングルを入手する他になかなか聴く術がない曲ですが、なかなかサウンド・ボーカルともに挑戦あり、仕掛けありの、オモシロい楽曲だと思っています。興味のある方は、是非!43・この瞬間、きっと夢じゃない作詞・作曲:Hi-Fi CSMP/ 編曲:長岡成貢TBS系「北京オリンピック」テーマソング♪そのままより、更に約5か月後のシングル楽曲。2008年は、この後にアルバム発売~ツアーも行っていますので、2007年と打って変わって、超勢力的に、ほぼ一年中音楽活動を行っていたんですね。提供のHi-Fi CAMPは、2008年6月にメジャーデビューだそうなので、ほぼほぼ本人達のデビューと同時ワークスっぽいです。Hi-Fi CAMPか…あまりパッとした印象はないのですが、どんなバンドだったんだっけかな…?とにかく、オリンピックソングに、初々しい感性が織り込みたかったんだな、と感じる楽曲です。実際、作詞家様・作曲家様の洗練されたワークスに比べると、言い回しの捻りが甘かったりする部分も感じるのですが、ただ、やりたかったであろう「尖った部分」も掴めてるな、と思って聴いてます。個人的にお気に入りなのが、楽曲の一番出だし↓。震え出した 手を見つめ 高鳴る鼓動 指先まで逃げたくなるくらいの不安に そっと 一人瞳閉じた↑メジャーデビューに際し、自身たちの感じているものをそのまま形にしてれ…という依頼でも行ってたのかな?そんな気がします。あとは、この『瞬間』というモチーフですね。気に入ったのか、後のオリンピック用楽曲・♪Momentなどにも見て取れるモチーフです。最後に。若手バンドの起用…といっても、編曲には長岡成貢さんがしっかり入っています。若い感性は取り入れつつも、サウンドの「格」と「質」は、絶対に譲らない作りになってます。カップリング曲・♪two of us作詞・作曲:大智 / 編曲:youwhich調子が良くて、明るくて、好きな曲です。特に、サビのラストにかかってくる、間奏への入り方とか…好き。いまいち何のことを唄っている曲なのか、落ちてきていないのですが…夢のことか?オリンピックソング用にもう1曲作ってたのかな?それとも恋愛のことか???なんかよく分からないのですが、ここ↓の中居くんのボーカルがやたらと好き。(思うがまま詰め込んでる 想像の自分を少しだけ)捨てた隙間に見えた最初の景色↑この部分のボーカルだけで、目の前の景色が一気に開けてくる感覚が伝わってきて、凄いな、この人!と思いました。続く!by姉
2018.11.04
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購入してました。簡単で、非常に偏った感想です。『るろうに剣心ー明治剣客浪漫譚・北海道編 1巻』(和月伸宏先生・集英社・ジャンプSQ)時は、本編より5年後・明治16年。北海道(函館?)を舞台に、るろうに剣心が再開幕です。1巻では、今作より登場する新キャラクターの紹介のような話と、剣心&薫ちゃん(&息子の剣路くん)が、北海道に旅立つまでが描かれています。まだまだ今後、話がどう展開するのか分かりませんが、とりあえず叫びたい・・・。弥彦くん、カッコ良くなったなぁ…!今回、弥彦くんは北海道へは行かないことになりそうです。本編においては、京都編でも薫ちゃんを引っ張る形で京都へ渡り、人誅編においては、落ち込んで世捨てしかけた主人公に変わり、ひたすら諦めずに東京中を走り回っていた弥彦君です。当時の年齢設定10歳。私自身が、初めてるろうに剣心を読み始めたのが、ちょうど弥彦くんの年齢(か、もう少し小さいとき)でした。なので、どうしてもどうしても、私にとってのこの作品の主人公は、弥彦くんなんですよ…!剣心や佐之助は、カッコイイと思いますし、ちゃんとキャラクター背景なども理解して読んでいるつもりでしたが、なかなか入っていけなかった。やっぱり、大人っぽかった。そのカッコイイ大人たちの中で、子ども目線で言って欲しいこと、やって欲しいことを、全部実行してくれるのが、弥彦くんでした。以前、実写映画公開時だったと思うのですが、「るろうに剣心ーキネマ版」という、本編を上下巻で再構築した連載がありました。そのコミックスで、和月先生が「主人公が20代後半という設定のため、低年齢層の少年読者が入れる目線として弥彦を設定したが、作品の読者層が10代後半以上(&女性層)に寄っていたため、あまり機能しなかった」というような内容のコメントをされていました。ちょっと待って!何を言っているんだ!!私(当時10歳前後)は、思いっきりその仕掛け通りの読み方をしていたし、今でも、そしてこれからも、そのフィルターから逃れられないですよ!!弥彦くん目線からしか、この作品には入れる気がしません。読者層として、声が小さかっただけですよ。ファンレター書いたりしないし、アンケート出したりしないし、キャラクターグッツ買ったりしないし。でも、ちゃんと活きてましたから!!私みたいな読者、大勢居ると思うんですよ・・・。いえ、今回、弥彦くんが北海道行きから外れてることに関して不平不満があるわけではないんです。だって、カッコよくなり過ぎちゃってて。これ、北海道にまでついて行ったら、人誅編どころではない、本格的に作品を乗っ取っちゃうな・・・と思うので。大恩があるとは言え、子育てで忙しい道場主と、その旦那(単独での稼ぎ無し)に、「神谷道場の運営は全部俺がやっとくから、剣心と薫は北海道行ってきな」とか言える15歳って・・・どうよ!?3人登場した新キャラ達に、教育を施そうとしていますが、明日郎くんが16歳?なら、たぶん、弥彦くんの方が年下設定なんじゃ・・・。正義感・責任感があり過ぎるくらいあって、道場の運営体制や生活・お金の心配も出来て、女遊びもなく燕ちゃん一筋で、お前…仕上がり過ぎだろ、15歳…。剣心・佐之助はもちろんのこと、斎藤さんや蒼紫さまもじっくり見て来て、それぞれの影響を多分に受けてるな~、と思います。また、元スリ上がりという、底辺の底辺まで子どもの頃から見て来たからこそのこの大人っぽさだと思いますが、もっとやんちゃも失敗も沢山していいんだぞ・・・。というわけで、1巻読んだ感想は弥彦くん、カッコよくなり過ぎてた!・・・ってことでした。2巻以降の北海道展開も気になりますが、出来たら東京のシーン(弥彦くん・燕ちゃん・由太郎くん)もちょくちょく挟んでいただけたら、嬉しいです。↑こういう読者が、大喜びします!by姉
2018.11.03
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おはようございます。カメペースで進めていきます。<SMAP楽曲についてーその40>音楽語りーその260↓♪STAY bySMAP<SMAPシングル・アルバム年表> ★:サウンドに影響がありそうな事項◆:アルバム●:ベストアルバム▲:リミックスアルバムなど□:ソロ関連◆17・2006年7月26日 Pop Up! SMAP 1位40・2006年10月11日 ありがとう 1位 ◆17・Pop Up! SMAPSMAP17枚目のベストアルバム(2枚組)です。前作・『SAMPLE BANG!』より約1年後の発売で、このアルバムを引っ提げてのツアーも行われました。この2006年以降のSMAPの音楽活動は、すべて2~3年おきになりますので、1年毎ベースで行われた、最後の音楽活動&ツアーです。制作期間1年と言っても、『SAMPLE BANG!』の感想でも書いた通り、前年のワークスは、時間がない中で「試供品」というコンセプトを掲げて構築したものであり、そこから繋がる、「洗練のワークス」が、この『Pop Up! SMAP』だと認識しています。とにかく、質が、完成度が、ずば抜けて高い!最初アルバムを聴いたとき(&ライブDVDを鑑賞した時)、あまりの出来栄えの良さに度肝を抜かれました。アルバム全体として統一感があって、曲の繋ぎも最高で、流し聴きに最適なのに、1曲1曲、頭に残る色をちゃんと持ってるんですよ。サウンド自体もですし、ライブに関しても・・・もう・・・舞台装置や衣装、サウンドの繋ぎ・統一感の洗練が半端ないんです。何枚イメージボード描いて、どれだけサウンド作り込めばこんなことが出来るんだ?ってくらい。繋がってるのに、1曲1曲、Pop Up!してくる・・・頭に残る。改めて作詞・作曲家陣を見てみると、独自の世界観を持った他アーティスト様を多数起用していますし、このアルバムだけ、異質なつくり方をしているわけではないと思うのですが、前作から走り続けた楽曲制作陣営が、耳と妥協のハードルをどんどん高めていった結果かな・・・と思います。あと、ボーカルもすごく上手くなってるんです。前作のライブツアーで、さんざん生歌で唄って来たのが活きてると感じます。妹にもお薦めしたところ、他のアルバムに目もくれずに、このアルバムばかりを延々と聴いていたのも印象的でした。・・・それくらい、明るくて聴きやすくて、ポップです!<DISC1>1.Theme of 018作曲・編曲:中塚武 feat. GROOVY SAUCE CREW中塚武さんは、前作・SAMPLE BANG!のテーマ曲から、2作連続の起用です。後にも先にも、SMAPアルバムOPインストを2回連続で手がけられたのは、この方だけだと思います。よっぽど、前作の評価が高かったんだと思います。また、前作・SAMPLE BANG!から今作・Pop Up! SMAPのサウンド展開に、一連の流れを感じるのも、ここの統一感あってのものだな、と思っています。楽曲は、とにかくオシャレです。ボイスパーカッションと、南国・ジャングル・お祭りイメージが印象的なのですが、それだけじゃない・・・不思議な浮遊感があるんですよ。なんで「ジャングル」と「Pop Up!」が同時に存在するのか、良くわからないんですが。色彩が鮮やか繋がり・・・ってことかな・・・分からん。↑ちなみに、ライブでは、このOPテーマのモチーフがそのまま舞台セットとして構築されていました。始まりも、ジャングルモチーフです。この中塚武さんは、自身の独特の世界観・・・というより、求められるモチーフを見事に入れ込んで、その上でこれだけスタイリッシュに仕上げられるのが本当に凄いと思います前作のOPインストでも、「BANG!BANG!BANG!」というモチーフを見事に取り入れてましたし、この曲の「Pop Up!」も、見事に調子よく、頭に焼き付きますので。2.TAKE OFF作詞:MICRO(HOME MADE 家族) / 作曲:MICRO・Takahiro / 編曲:Takahiro大好きな曲です!HOME MADE 家族の方の曲だったのか・・・メロディーラインとか、言われてみればそうだな、と思います。「Pop Up!」というアルバムモチーフがあり、OPテーマを経ての、この「TAKE OFF!」は、上手くはまり過ぎてると思います。サウンドの繋ぎも、概念の繋ぎも、気持ちいい・・・。ちなみに、今夏オープンした、香取慎吾プレゼンツのブランドショップ・「ヤンチェオンテンバール」のコンセプトが、「パーマネントポップアップショップ」であり、オープンのことを「TAKE OFF!」と表現していました。間違いなく、このアルバム、そしてこの楽曲から来ている概念です。3.Nai Yai Yai作詞・作曲・編曲:タカチャ前アルバムでも登場した、タカチャさんの楽曲ですね。前アルバムの雰囲気を踏襲した楽曲という印象です。出だし&間奏で挿入される携帯音が、この楽曲のアイデンティティだと思っています。4.Simple作詞:篠崎隆一 / 作曲:清水哲平・Axel Bellinder・Stefan Engblom / 編曲:中西亮輔 / コーラスアレンジ:知野芳彦前曲・Nai Yai Yaiと打って変わった、オーケストラの荘厳なサウンド・・・なんですが、歌詞は「日常のSimpleを大事にしていこう」という内容です。ストリングスが鳴り響く中で、「遅くなった帰り道 コンビニで2本ビールを買って・・・」という日常を唄う、このアンバランスさが、なんとも面白い楽曲だと思います。ちなみに、ストリングスでCDにお名前記載のある金原千恵子さんは、サザンや桑田佳祐ソロのCDやライブで、毎回お見掛けする方です。「存在感のある、歌うストリングスと言ったら、この方!」って感じなのかな?作詞の篠崎隆一さんは、前アルバム収録の♪Dandy Darlinも手がけられてますね。私もすごく好きな楽曲なのですが、実際にファンの方の人気も高いようで、「SMAP25Years」にもランキング45位で選出されていました。5.paripia! - 稲垣吾郎・草彅剛・香取慎吾作詞:ナイス橋本 / 作曲:村カワ基成・ナイス橋本 / 編曲:村カワ基成OPテーマ曲を踏襲するような、ジャングルチックな浮遊サウンドが印象的な1曲。曲の内容は、前アルバムの流れの中にありそうな感じですね。とにかくサウンドが他になくて面白い楽曲だと思っています。ピアノ?のような音でリズムとってるところも印象的だし、鳥の鳴き声?のような音もジャングルっぽくて面白いし。この楽曲は、年下のメンバー3名によるボーカルソングですが、奇しくも・・・というかなんというか、「新しい地図」のメンバー構成になっています。6.Triangle作詞・作曲:市川喜康 / 編曲:小西貴雄前記事にて感想を書きましたので、省略。7.モアイ - 木村拓哉・香取慎吾作詞・作曲:Caravan / 編曲:知野芳彦まったりテンポの、すっごい「イイ曲」なんです。メロディーラインもイイし、慎吾くんとキムタクのボーカルもすごくイイし。なんですけど、タイトルもですが・・・不思議な曲なんです。歌詞カード読んでも、結局何を言ってるのかよく分かんない。結局・・・「ずっとここに立ってる」の?それとも、「今すぐ会いに行く」の?どっち??意味分かんないけど、なんかよくわかんないけど、意味あり気でイイ曲!8.Call Your Number作詞:大智・キャス / 作曲:大智 / 編曲:高野康弘これはもう・・・アルバムの中ではかなりイロモノな楽曲だと思います。この曲、すごく好きです。面白い。キラキラした出だしの猫かぶってる感じとか、そっからのバーンとした展開とか。前曲・♪モアイがかなりまったりテンポなのですが、そこまでの流れをぶっ壊しているようで・・・そうでもないんです。すごくすんなり流の中で聴けます。不思議。あと、冷静に歌詞カードを読むと、すっごい恥ずかしい内容の曲だなコレ、と思うのですが、これをやたらと深刻で神妙に歌い切る、SMAPのボーカルが大好きです。あぁ、やっぱり俳優さん揃いだなぁ・・・と感心して聴いてます。9.星空の下で作詞・作曲:YoYo・GooF are SOFFet / 編曲:橋本和則 / コーラスアレンジ:YoYo(SOFFet)SOFFet・・・聞いたことあるな・・・昔、母がなんかの曲をMDに入れてた気がするんですが・・・。この楽曲も、構成が面白いなぁ、と思って聴いています。サウンドはずっとゆっくりまったりなのですが、たらったらうじっうじ欝々としたラップが延々と続き、その後で、ふわ~っとしたサビに連れ出してもらえます。このサビの感情の浮遊感が、「星空を見上げる」という行動とキレイにはまってると思います。10.だいじょうぶ作詞:太志 / 作曲:Aqua Timez / 編曲:田辺恵二このアルバム(Dic1)内唯一の縦ノリソングかな?この曲も、流れの中で浮きそうなようで・・・すんなり聴けます。前後のまったりペースの中で、いい心地で入ってくる刺激サウンドって感じで。Wikiには、「Aqua Timezがアマチュア時代から歌っていた楽曲のカバー」との記載がありました。曲の内容的に、前曲・♪星空の下でとの繋がりを感じます。♪星空の下でが、たぶん、夢を追いかけて上京したような?男の人の曲だったので、その男性主観で、自身を鼓舞するような内容にも聴こえます。11.STAY作詞:佐原けいこ / 作曲:日比野元気 / 編曲:宗像仁志2016年1月に、SMAP解散騒動が勃発した後に、一気に注目を集めた楽曲。2016年末に発売された「SMAP25Years」では、いちアルバム楽曲ながら、人気投票堂々の第一位で収録されています。2016年頭のカウントダウンTVで、いきなりこの楽曲を披露し、SMAPファンが「どうしたんだ?」と思っていた矢先の解散騒動だったようで、不仲だなんだかんだと報道が飛び交う中で、ひたすらファンの方たちが「この楽曲、これがメッセージだ」とツイッター上で訴えているのを沢山目にしました。私も興味を持って、2016年のかなり早い時期にこのアルバムを購入し、聴いてみたのですが、びっくりしたというか、しっくり来たというか。あぁ、SMAPの楽曲って、こうやって使うんだ、こうやって聴くんだ、というのが本当によく分かったんです。それは、小学生の頃より聴いてきたSMAP楽曲に抱いていた印象を全く裏切らない、むしろ、すごくしっくり来るところの「理解」に落ちて来るようなものでした。この曲を、年明け以降は自由な発言が出来なくなることを見越して唄っておくとか、布石として置いたメッセージ以外の何物でもありませんし、あぁ、本当に戦国時代の戦国武将状態なんだな、と思いました。すんごい熱い言い回しで、「たったの50年でいいから、一緒に居よう」って切々と歌い上げる曲です。なんて言い回しするんだ、と感心しました。よくこんな曲が存在したな・・・。こんな楽曲が出てきた背景としては、ひょっとしたらこの時期(かこの時期の少し前)にも、「解散」に手がかかるような、そんな事態が起こってたのかもな~、と思って聴きました。この辺は、本当にただの推測です。もう本当にあらゆるツールを用いての自己演出が過ぎて、「SMAP面白い」ですよ。解散劇すら、アイドル過ぎるんです。エンタメ過ぎるんです。流石です。これぞ、エンタメ・音楽鑑賞の醍醐味だと思います。12.Dear WOMAN作詞:麻生哲朗 / 作曲・編曲:平田祥一郎 / コーラスアレンジ:知野芳彦前記事にて感想を書きましたので、詳しくは割愛。大好きな曲です。このラスト曲から、オープニングインストへの繋ぎがまた最高で、ずっとこのDisc1で、ぐるぐるエンドレスリピートに陥ります。<DISC2>1.女の子とLOVE SONG - 中居正広作詞・作曲・編曲:後藤次利おぉ、後藤次利さん曲なんですね。女性とのデュエットなんですが・・・うん、突然どうした?って曲です。この頃に、女性絡みで何かあったのかな?それともこういうのも思いっきりやりたくなったのか、この辺はよく分かりませんが。2.君がいる - 木村拓哉作詞:Elvis Woodstock / 作曲:和田昌哉 / 編曲:華原大輔 / コーラスアレンジ:和田昌哉意外なバラードソングです。なんかこの曲も、突然どうした?って思いました。いや、メロディーラインもすごく入ってくるイイ曲だと思うんですけど、キムタクの色物イメージともかけ離れた、すごくストレートな王道バラードなので。いや・・・好きな曲なんですけど、どうしたんだろう?3.L-O-V-E - 稲垣吾郎作詞・作曲:Bert Keempreft・M Gabler / 編曲:小西康陽 / ストリングスアレンジ:久米大作 / 日本語詞:漣健児オールドジャズソング(ナット・キング・コール)のカバー。すごく有名な曲です。歌詞は面白おかしく改変してます。吾郎くんに、楽しいオールドジャズを持ってきた、最初の楽曲でしょうか。吾郎くんはジャズをメインにした舞台を2018年にも上演していますが、このころからの連作ワークスになるのかな?声も雰囲気もぴったりだと思いますし、ナイスジャズ!って感じです。アイドルってこうやって魅せてかなきゃですよ。小西康陽さんの仕掛け満載の楽しい編曲も必聴です。4.TOKIO - 草彅剛作詞:糸井重里 / 作曲:加瀬邦彦 / 韓国語訳:草彅剛 / 編曲:Daisuke“D.I.”Imai沢田研二さんの♪TOKIOを一部韓国語にしてある曲です。ラップなんかも入ってます。勢いのある楽しいオールディーソングが続きますね。5.Everybody - 香取慎吾作詞:Blaise・Maynard・tax(MONKEY MAJIK) / 作曲:Blaise・Maynard(MONKEY MAJIK) / 編曲:Daisuke "D.I" Imai&Chikara "Ricky" Hazama / featuring Vocal:倖田來未MONKEY MAJIKさんの提供曲を、倖田來未さんをゲストに迎えて歌っている感じかな?うん。正直、個人的にはあまり引っ掛かりどころがない曲なんですが・・・あ、少し和風な雰囲気のサウンドが来るところとかは好きです。SMAPソングでは他にない雰囲気の楽曲かな、と思います。あまりしっかり書けませんでしたが、ライブに関しても、とにかく洗練さがずば抜けているワークスです。アルバムとしても、特にDisc1の各曲の完成度と、流れの流暢さは他にない次元のものです。SMAP楽曲ワークスに興味のある方は、是非このアルバムから!すっごく聴きやすいですよ!40・ありがとう作詞・作曲:MORISHINS' /編曲:REO/ストリングスアレンジ:前嶋康明この楽曲は、音楽番組で披露する機会が多く、広く一般に浸透しているシングル楽曲かな、と思います。うん・・・いや、手放しに誠意ある、イイ楽曲だとは思っています。5人のボーカルも立ってるし、サウンドも流石のシングル楽曲で、非常に洗練されてる印象ですし、落ち度を探せない作りというか。カラオケバージョンで聴くとまた、いかに洗練されたサウンドかがすごくよく分かりますよ。ラストに向けて、高らかになっていく盛り上がりもまとまってて良いな、と思いますし。うん・・・ただ、ちょっとイイ子ちゃんぶってる感じがするかな?もうちょっと尖ってる感じが、個人的には欲しいかなー?と思っちゃう曲です。カップリング・♪show your smile作詞:大智 / 作曲:大智、宮崎誠 / 編曲:森大輔すっごい地味な隠れワークス的な楽曲ですが、この曲大好きなんですよ!何気ない さりげない その仕草の中にも君のこと 好きになる理由(わけ)は溢れてるよ↑サビの、この言い回しが、個人的に妙にツボで・・・。あとは、この曲調における中居くんのボーカルの強さってなんだろうな、と。なんでこうも入ってくるんでしょうか。他のメンバーのボーカルも、すごくイイんですよ。ボーカルパートの割り振りも、それぞれにハマってて良いな~と思いますし。・・・でもこの曲は、中居くんのボーカルの印象がとにかく強く残ります。とにかく、なんかよくわかりませんが、この曲はボーカルがすごく良いんです。かなりの頻度で、なんかよく聴く楽曲です。続く!by姉
2018.10.30
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3巻発売を機に、全巻一気買いしました!『ミステリと言う勿れ 1~3巻』(田村由美先生・小学館)友達も彼女も居ない、天然パーマ頭でっかちの大学生・久能 整(ととのう)。ある日、彼は殺人事件の容疑者として警察の取り調べを受けることになる。被害者は、整の同級生だった・・・。次々と話しかけてくる警察官に、無実を訴えながら、日ごろ自分が疑問に思っていることを問いかけていく整。その対話の中で、何故か警察官たちの偏見に満ちた価値観があぶり出されて行き・・・。『7SEEDS』という大作を見事完結させた田村由美先生が、息抜きとして描いたのかな?という作品。田村由美先生が日ごろ疑問に思っていること、日本社会に対して感じているフラストレーションを、頭でっかちな大学生主観で、ズバッと指摘していくという内容です。先生的には、『BASARA』や『7SEEDS』のように、すごく頑張ってエンタメをやっているわけではない、ウケ狙い要素の少ない息抜き作だったんじゃないかと思いますが、とにかく、本音がすごく純粋に読み物としてまとまっているのが分かるので、他にない。超面白い。特に、仕事至上主義男性の価値観への、「は?なんで?」というスタンスの問いかけは辛辣でキレ味抜群です。一言二言で、相手の「当たり前」を粉々に打ち砕く威力があります。爽快です。これは・・・田村由美先生世代の女性読者はもちろん、若い世代の心も鷲掴みだわ・・・と思って読みました。おそらく、1巻前半の読み切り作品で終わるはずだったんじゃないかという今作ですが、人気があったんでしょう・・・新刊2・3巻では、かなり本格的な「ミステリー作品」の様相を呈して来ています。褒めどころが明確で、誰にでも訴求力がある作品なので、早々にメディア展開が来るんじゃないかな。レジェンド作家の息抜きの、この恐るべき面白さ!(もはや息抜きで済まなそうだけど)興味のある方は、是非体感してみてください。by姉
2018.10.20
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ヨナ感想、駆け足ですが参ります~。暁のヨナ 164話「狙いは」 ・ふろく 暁のヨナ ハッピー♥アイデアノートこのハク様がですね、何年か前の付録ポスターのスウォンと似てるな・・・と思っていて並べてみました。想像以上に似ていて動揺しました;しかし・・・スウォン様よりハク様の方が、正当派インテリマンに見えるのは何故だろうw・表紙 読者リクエストの「吸血鬼ハク&シスターヨナ姫」! 最初ヨナだと気付きませんでした^^; そしてぷきゅステンドグラスから目が離せないww付録のノートといい、今号はハクヨナちゃんのコスプレ大サービスで眼福ですね///・挙動不審オギさんヨナ姫たちを連れ出したオギさん。やはり人質もとられてたんですね。最初は火の部族の仕業だと思ってたようで(それならヨナ姫達に危害を加えることはないだろう)と希望的観測をしていた様子。まさか真国や戒の豪族連中が、四龍狙ってるとは思いませんよね。うしろめたい気持ちを抱いてるとき、優しくされると泣きたくなる;;人間味あふれる中年オジサンの複雑な心情を、丁寧に描ききる大人気少女漫画・暁のヨナ・・・v・僕とした事が 油断した byジェハオギさんの挙動不審さに、状況を理解したジェハお兄さん。アップのキメ顔が格好良い!・・・でも若干(うんまぁ結構いつも、こんな感じでピンチになってるよね!)とか思っちゃったのは内緒です。・斬られるオギさんユン君を庇おうとしたオギさん、容赦なく斬られる。読んでいた私、叫ぶ「ぎゃぁああああああ!!」。ショックすぎて、この後ハク様が「命拾いした」って言ってるにも関わらずしばらく(死んじゃった・・・オギさん死んじゃった…スウォン様大ショックやん…)と落ち込んでました。三回目くらい読み直してやっと気付きました。良かった生きててw・場内騒然ヨナ姫たちが居なくなった事を、真っ先にハクに知らせに来るテジュン様仲良しになったなぁw 元々テジュンとハク様って凄く相性良いと思ってます。「バアン!って効果音と一緒に入室してきたけど、この部屋引き戸じゃね?」by姉細かい事は気にするな…;・「ハクに力を貰ったら 誰よりも強くなれる気がする」byヨナ姫ヨナ姫たちを探しに行ったハク様。倒れているオギと目撃者の話から、状況を理解した様子。ものすごく険しい表情になっちゃいました(当然だけど)そこで思い起こされる、先刻のヨナ姫の可愛らしい笑顔……ハク様…貴方にとってヨナ姫は本当に尊すぎるキューティ☆エンジェルなんですね。。どんだけ姫様大好きなんスか。長年かけて形成されたラブフィルター半端ねェす。なんか泣けてきました。いやスミマセン。この場面、私には(いざ獲物を仕留めにかからんとする、愛に飢えたピラニア姫)に見えていたもので;;・「私は助けないとは一言も言っていないぞ お前らだけでは無謀だと言っているのだ 無論我々だけでも困難だ 利害は一致しているのではないか?雷獣」byケイシュク様ハク様、速攻で動きます。ケイシュク氏に「姫さんたちが戒の輩にさらわれた。千州に乗り込む」と宣言。バチバチしていますが、最終的にはケイシュクさんも協力してくれることに。この二人は…何なんでしょうね。謀反が起きる以前の関係性が見えません。アニメではほとんど接点ないっぽい感じで描写されていましたが…ケイシュクさん、もう少し読者に情報提供してくれないと;顔芸だけじゃ分かんないよw;;…というかハク様、わざわざこんな宣言しに行くってことは最初から空の部族にも協力して欲しかったんでしょうね。ケイシュク一派が自分たちを疎ましく思っているのは重々承知してるけど、それ以上に今は戒帝国への対抗戦力として重宝したがってるだろう、と。大胆不敵というか、なり振りなんかかまってられないというか…。ケイシュクさん、四龍が敵に回ってほしくない、と言っていますが何よりハク様&四龍が、本気の本気で大暴れする気になっているのです。そう考えると、彼にとって悪い話ではない気がします。ハク&キジャ&シンアの全力フルスロットルに期待です!・リ・ハザラの城囚われの身となったヨナ姫・ジェハ・ゼノ・ユンの四人(&ぷっきゅー)四龍だけ鎖で拘束。ヨナ姫&ユン君も結構ちょこまか動けるんですけどね、なめられてますね;ゴビ神官、豪族・クエルボさんと一緒に登場。やっぱり老婆にしか見えない…クエルボ氏との身長差が気になって仕方が無いwそしてどう頑張っても「クエルボ」という名前を覚えられる気がしないw四龍の能力をプレゼンすべく、ヨナ姫に剣を向けるゴビ神官。しかしヨナ姫、華麗な回し蹴りでKO勝ち!!敵と見なしたときのヨナ姫の容赦なさ、本当に痺れます!しかし前々からその気はありましたが…ヨナ姫が足技でこんなに羽ばたくとは!…剣はどうした!!続きがとても気になりますが、ファンブックの準備などがあるのでしょう次号休載。一ヶ月お預けです。11月5日発売に続くの文字を見て固まりました;;…もどかしい!! しかしファンブックも楽しみなんです!!大人しく待ってます~!by妹
2018.10.13
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少し前に、新しい地図がワーナーミュージックグループにjoinしました!という発表がされました。実際には、ここまでの1年も映画関連やら番組企画やらで何曲も楽曲制作していましたし、その制作母体は完全にワーナーでしたし、新しい地図立ち上げ時より、ビクターのSmap担当が何人もワーナーに行って企画室作ってるって話がネット記事なんかでちらちらと出ていたので・・・まぁ、そうなんだろうな、と思っていました。1年間は様子見&準備期間だったのかな・・・?この辺はよく分かりませんが。とにかく、こうして大々的に出したということは、どんな形にせよ、今まで以上の「音楽活動」が展開されるということでしょう。・・・やばい!!Smap楽曲感想すらまだ終わってないのに!!新しい展開が来てしまう!!!(歓喜)<SMAP楽曲についてーその39>音楽語りーその259↓♪Triangle、Dear WOMAN SMAP<SMAPシングル・アルバム年表>★:サウンドに影響がありそうな事項◆:アルバム●:ベストアルバム▲:リミックスアルバムなど□:ソロ関連38・2005年11月23日 Triangle 1位 39・2006年4月19日 Dear WOMAN 1位38・Triangle 作詞・作曲:市川喜康 / 編曲:小西貴雄/ コーラスアレンジ:知野芳彦この楽曲は、教科書に載ってるのかな?SMAP楽曲の中でも、有名な楽曲だと思います。SAMPLE BANG!対応の2005年ツアーで、既に歌われていました。SAMPLE BANG!で一度、「公共性」から離れる試みをしてはいるのですが、その間にも、ほぼ同時進行…なのかな?と思えるような、こうしたド真面目な楽曲制作を行っているのが面白いなぁ、と思います。この楽曲に関しては、取り立ててサウンドでの面白さ・挑戦は感じないのですが、とにかく歌詞の内容が他にない。作詞・作曲の市川喜康さんは、吾郎くんのソロ曲・♪Wonderful Lifeでも感じたのですが、かなりぶっ飛んだ「俯瞰」視点で、「個人」を位置づけて来てるなぁ、と思います。「Triangle」の、この言い回しは他にない。すごくファンタジックに、絵本のような絵面でもって、戦争が起きているという世界情勢の中での、日本人の「第三者視点」や「達観視」を皮肉ってる。皮肉ってるというか、批判してるというか・・・。いや、日本人の一番いいところでもあるし、一番悪いところでもあるなぁ・・・と思います。日本戦後教育の賜物・「当事者になれない感性」。私自身は、第三者目線が良いとか悪いとかは・・・まぁ、使い分けだな、と思います。全部が全部に「当事者意識」で向き合うなんて、人間のスペックでは土台無理な話ですし。自身の生活の回りにあるもの以外について気をかけることが、精神衛生上良いことだとも思いませんので。でもこんな私でも、やっぱりこの♪Triangleの言い回しを聴くと心に緊張感が走るので、何かしら訴えて来るものがあるんだろうな、と思います。♪精悍な顔つきで 構えた銃は他でもなく 僕らの心に 突きつきつけられてるそう、怯えるキミの手で聴く者の心を引き込む、魅力的な歌詞だなぁ、と思います。「精悍な顔つき」と「怯えるキミの手」のギャップに、共感を促す、立体的な「人間像」があるからかなぁ。聴けば聴くほど、他にない言い回しの名曲だと思います。『SMAP25years』(2016年末のベストアルバム)の感想を書いた際も同じことを書きましたが、もし「お前の感性で、全10曲でSMAPベストを作れ」と言われても、私はこの楽曲は入れます。個人的な思い入れはそれほど大きくないのですが、こんな曲、絶対SMAPからしか出てこないし、SMAPしか歌えないと思います。イイことばっかり歌ってない、重い楽曲なので。別に「皆で仲良くしようよ!」って曲なら、他のアイドルグループでもいくらでも歌えるし、歌の上手い方が歌えばいいじゃん、と思うんですよ。SMAPの特に有名どころの楽曲って、♪Triangleも含めて、そんなに美しいことばっかり歌ってないので。♪夜空ノムコウも、♪世界に一つだけの花も、タイトルの語感から、一見ファンシーっぽい顔してますけど、歌詞の内容は「諦め」がいっぱい詰まっていて、かなりシビアでエグいですよ。聴き方によっては、ですけど。良いもの美しいものばっかりじゃない、そういうものも無視せず全部ひっくるめた中での、心の持ち方の話なので。こういう観点↑でも、この♪Triangleは、私の中で「SMAPだな~」と思う要素がいっぱい詰まった楽曲です。39・Dear WOMAN作詞:麻生哲朗 / 作曲・編曲:平田祥一郎 / コーラスアレンジ:知野芳彦※資生堂「TSUBAKI」CMソング2006年の春に発売されたシングル。2006年のライブツアーに向けて、このシングル楽曲(&カップリング曲)が、内容・サウンド面での指針になっているな~、と感じます。この2006年の楽曲展開に関しては、ある意味でSMAPとしての完成形を観るような感覚です。次の、アルバムについての記事でまた語っていきたいと思いますが、とにかくもう・・・全方位に対して、完成度が高い。ツッコミどころがなく、感嘆するしかない。楽曲の内容と、サウンドの両面において、またライブコンテンツとして、「あぁ、これ以上の洗練はないな」と感じる、そういうワークスだと思います。とりあえず、シングル楽曲について。♪Dear WOMANこの曲はもう…個人的に、大好きです!!資生堂のCMソングとのことですが、92年発売の♪笑顔のゲンキ(TVアニメ『姫ちゃんのリボン』OP)と、非常に似た作りを感じます。タイアップを活かして、通常営業以上に「アイドルっぽい」言い回しをしてくるという部分で。♪笑顔のゲンキが10代後半のノリなら、その30代バージョンのような印象。主観・SMAPが、「控えめで奥ゆかしい」日本人女性の美しさをベタ褒めするんですが、言い回しがぶっ飛び過ぎてる。♪WELCOME ようこそ日本へ 君が今ここにいることとびきりの運命に 心からありがとう今日も 君が君らしく 青空の下で輝いているきれいだね 君こそ我が誇り Dear WOMAN実は私、SMAPコンテンツの聴き込みを始めるまで、サビの雰囲気だけ聴いて、外国人の恋人に向けたラブソングだと思ってました・・・。・・・いや、普通はそう思いますよ。この曲、出だし~サビ前までの歌詞がこちら↓♪君がどんなに否定しても 本当だから揺るがない「君がとても美しい」という真実あまりに広い世界の中 愛しい人が この国で生きてるという震えるくらいの奇跡君の美しさが 僕らの前だけで咲いている胸が騒ぐまま 世界中に誇るよ「WELCOME!」が飛び出して来たシチュエーションは・・・あれですよ。観光地の…なんかどっかの山頂で、隣で恥ずかしがる彼女と、彼女の美しさ自慢を大声で叫んで、山びこ的に響かせて調子に乗ってる男の人・・・みたいな、そんなイメージです。すごい恥ずかしい言い回しだし、この主観の男性のテンション、完全にピエロだと思います。・・・ですが、だからこそ、鮮明に女性像が浮かび上がって来るんです。「大げさに褒められることを恥ずかしがる女性像」が。それは、本当に見慣れているザ・日本人女性!って感じなんです。「そこがいいんだ!奥ゆかしい!美しい!!」って曲なんですよ。女性像がはっきり立体的であるほどに、主観男性のテンションもすごく落ちて来るし、派手で大げさな言い回しも、だんだん大げさじゃなく、説得力を持ってくるし・・・。・・・聴いてて、だんだん「美しい!」を連発する主観のハイテンションがしっくり来る、これは魔法か?って思います。もちろん、キラッキラであり、でも芯のある・・・自信の満ち溢れた「浮かれサウンド」あってこその、この説得力だと思います。いやぁ・・・名曲だ!音楽面白い!楽曲鑑賞って楽しい!!カップリング曲↓♪buzzer beater作詞:権八成裕、作曲・編曲:Gajinサウンド必聴!アルバムへの収録がないため、シングルDearWomanか、ライブDVDを観ないと聴く機会のなかなかない楽曲ですが、SMAP楽曲漁りをする際には、是非とも抑えたい楽曲だと思います。2006年の夏に発売されるアルバム「Pop Up! SMAP」の、サウンドもそうですし、あとはモチーフの構築という点でも、下地になっているんじゃないかと思います。曲中に、アルバムの出だしにある♪Takeoff!という単語も、歌詞として登場してますし。サクサク・・・感想・・・行こうホント。コンテンツに置いて行かれる・・・(幸せ)。by姉
2018.10.08
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久々にヨナ以外の少女漫画感想です!ヨナがあれば良いんだ! ・・・と言いつつ、なんやかんや新しい作品を探しては読んでいます。最近は元々好きな作家様の新作をチェックするか、知らない作家様でも電子書籍サイトの無料版で興味を持つ→単行本購入の流れが多いですね。最終的に気に入った作品は紙で読みたくなるので、購入するときは単行本です。断固紙派です。↑この辺りの感想が書きたいのですよ~。どれもこれも「ここが良いんだ!」と力説できる面白さがあります!オススメです!!でも、とりあえず今回はこちらの作品↓の感想をば。近場の本屋には入荷されておらず(今月新刊がでてるのに;)ネットで取り寄せました。めっちゃ面白かったのにめちゃくちゃマイナー作品みたいなので微力ながら全力でお薦めします。 今でも覚えている 燃えさかる炎の前で土下座する 母の姿を「御手洗家、炎上する」みたらいけ、えんじょうする(藤沢もやし先生・講談社・KISS・既刊3巻以下続刊~)全く知らない作家様だったのですが、3話無料とタイトルに惹かれて覗きました。1P目の絵面インパクトが強烈で(あ、もうコレは買いだ)と悟りました。とにかく女性向け漫画離れした、絵力のある画面が素晴らしいです。代々病院を経営する名家・御手洗家(みたらいけ)。この家の長女・杏子(あんず)は、12歳の時に両親の離婚により御手洗家を離れた。彼女の母親による火の不始末が原因で、家が全焼するという不幸な出来事があったからだ。しかし彼女は、外部の人間による放火の可能性を疑っていた。火事から13年後、杏子は偽名を名乗り、再建された御手洗家の門をたたいた。家事代行アルバイトとして。出迎えた御手洗家の後妻・御手洗真希子(まきこ)は、杏子の母のかつてのママ友だった。杏子の目的はひとつ。この女によって奪われた母の人生を、全て取り戻すため-・・・!嫉妬・羨望・野心・憎悪・・・・・・全てが絡まり、もつれ合う、本格ホームサスペンス!前妻の娘VS後妻!女の園の大バトル!! THE・昼ドラ!!!というあらすじですねw 正直、よくあるドロドロ設定というか。しかし本作、面白いのが 実は群像劇な所 だったりします。火事によって運命がねじ曲がってしまった子供は、杏子だけではなかった。杏子には4歳年下の可愛い妹が居るんです。そして後妻の真希子にも、2人の息子が居るんです。各々が各々の気持ちを抱え、ガンガン参戦してくるんです。このカルテットが本当に面白い!最終的に気になるのが、火事の真相云々ではなく登場人物たちが、いかに家族と現実に向き合い、未来に向かっていくか・・・なんですよね。以下↓個人的お薦めポイント箇条書きです。・キャラクタードロドロしい設定なのに、キャラが陰気一辺倒かというと・・・そうでもない。杏子ちゃんはじめ、皆基本的に真面目で頑張ってる。だから応援したくなります。そして恐ろしいことに、妖怪化している後妻・真希子さんでさえ応援したくなるんです。ねじ曲がってるけど、ものすごく頑張ってるから。怖い人間なのに可愛い部分もある。可愛い子なのにフッと怖い顔を覗かせる。賢くて優秀で繊細だからこそ、身動きがとれなくなる事がある。鈍感で知らないからこそ、出来る事だって山ほどある。キャラクターの多面性と立体感が魅力的です。3巻まで読んで、目下一番不気味なキャラは・・・お父さんですね;;・呼吸まで表現する描写力御手洗家という閉鎖空間で、お互いの腹を探り合う場面が多いのでとにかくキャラの焦りや緊張感・・・繊細な描写が際立っています。ドラマのようであり、ドラマよりも絵画的でオーバーであり・・・。あと小道具が印象に残ります。あんなにおどろおどろしいコーヒー&うな重は初めて見ましたよ・・・;・ベタ&カケアミ&万線オンリーの重厚な画面マンガの技法の話になってしまうのですが、このマンガの色づけがほとんどベタ・カケアミ・万線なんですよね。かなり意図的にやってると思います。どれもトーンが開発される以前からの伝統的な表現方法なので、古風で重厚な画面になってます。これがこの作品にぴったりなんですよ!カケアミの表現力に改めて惚れ直します。あと画面に関して特筆すべきは・・・構図。凄く読みやすい画面なんですがここぞという場面の構図取りが、かなり挑戦的でアーティスティック!作者様、美術系の勉強された方なんじゃないかな・・・勝手な想像ですが。人物に関しては、最初は(ちょっと線が太くてぎこちないかな)と思って読んでいました。・・・が、巻数が進むにつれてどんどん安定してきてガンガン動き出してます。特にヒーローポジ(多分)の男キャラ、本性現わしてからの華やぎっぷりがスゴイ。・・・なんか長文になってしまいました;自分で思ってる以上に気に入っていたらしいです^^;まだまだこれからの展開が楽しみな作品です。気になった方は是非~!by妹
2018.09.28
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<SMAP楽曲についてーその38>音楽語りーその258↓♪BANG! BANG! バカンス! SMAP<SMAPシングル・アルバム年表>★:サウンドに影響がありそうな事項◆:アルバム●:ベストアルバム▲:リミックスアルバムなど□:ソロ関連37・2005年7月27日 BANG! BANG! バカンス! 1位 ◆16・2005年7月27日 SAMPLE BANG! 1位 3CD 37・BANG! BANG! バカンス!作詞:宮藤官九郎、作・編曲:コモリタミノル前シングル・♪友だちへ~Say What You Will~ より約半年。アルバム『SAMPLE BANG!』と同時発売ですので、このシングル・アルバムはまとまった作品として捉えるべきかと思います。ここの舵の切り替えしは、個人的に「SMAPの一番の強味」だと感じる部分です。とにかくライブをやらなきゃ!…と。2004年は、SMAPはライブツアーをやっていません。なので、2005年は、とにかく音楽活動をやらなきゃ!が最初に立ったワークスだと思います。ただ、2003年の♪世界に一つだけの花のインパクトが大きすぎて、SMAPとして完成形過ぎて、次のワークスは作りづらかったと思います。2005年2月の段階で、♪友だちへ~Say What You Will~ を出していることから考えても、この年に入っても、道筋に迷っていたんだと思うんです。♪友だちへ~Say What You Will~ は、♪世界に一つだけの花の道筋・・・公共性、国民的…そういった部分を、なんとかその先に進めないか模索した楽曲という印象です。ただやはりその道筋の先で、今このまま進んでも、♪世界に一つだけの花 以上の楽曲は難しいと踏んだんじゃないかな、と思います。時間もない中で、夏にはアルバム引っ提げて全国ツアーをやらなければならない!その時にやったのが、今回の「新しい地図」のネット業界進出の概念にも通じる、SMAP伝家の宝刀・「面舵いっぱい」!この先に道が見いだせないと判断した瞬間、逆方向へ全速力で推進するんです。そのSMAP独特の作品形成過程がすごく分かりやすく形になっているSMAPワークスが、この♪BANG! BANG! バカンス!かな、と思います。内容は、はっちゃけちゃうぜ!という概念ですが、実際に聴くと、コモリタミノルさんのサウンド自体は非常に洗練されている印象で、個人的には、緊張感を持って聴いてしまう印象があります。出してるSMAP陣営の方も緊張してるのを感じますし。宮藤官九郎さん節の言い回しも立ってます。好きなところ↓♪人類の進化に逆らってまさに、この楽曲及びライブツアーのコンセプトを表現した一節だと思います。これは、作詞家さんから出てきたというより、こういった概念を織り込んで欲しいと制作側が指定しないと出てこないんじゃないかな。♪世間体もプライドも預けてこの一節を吾郎くんんのボーカルに振り当てるのが好きです。♪海パンで国際線乗っちゃって!「中居正広の言霊力、ここに極まれたり」と感じる一節。何故にこの一節だけ、これほど頭に残るのか・・・。「♪BANG! BANG! バカンス!がどんな曲か?」と言ったら、極論は「海パンで国際線乗っちゃった曲」と言ってもいいくらいのインパクトで言葉が残ります。・・・全部、同じフレーズのところですね;ここのフレーズが、表現している「イエー!!」というテンションとは一線を画す、その「イエー!!」というテンションを演じ切ることの、その意義を冷静に位置づけていくような言葉が乗っかっているからかな、と思います。うん。繰り返しですが、「冷静で慎重に、『はっちゃける』を選択して演っている」楽曲だと思います。017 SAMPLE BANG!上記シングル・♪BANG! BANG! バカンス!と同時発売の、3枚組オリジナルアルバム。この作品に関しては、当然上記シングル楽曲と連動した、夏のツアー(2年ぶり)の為のコンテンツだと思います。ただ、聴けば聴くほど感じるのが、この観点。「時間、なかったんだなぁ!!」ボーカルの仕上がりのクオリティが、異常に低いと感じます。一生懸命なボーカルなのは伝わってくるんですけど、「もう何回か粘って録り直せば、もうちょっと聴きやすくミックス?とか出来たんじゃない?」と感じる部分が多くて・・・。サウンド自体は、決してクオリティが低くはなく、相変わらず超カッコイイのですが、他アルバムのように、1曲1曲を「ポップ」にまで色づけ出来ているかというと、そこまでは洗練されてない。なので、1曲1曲がパッと分かりやすい色を持って、頭に入っては来ません。2月まで、♪世界~を踏襲したような、公共性を突き詰める方向性を模索してたんです。そこから5カ月間での、アルバムとライブツアー&シングル楽曲の構築ですから。通常、どういうスケジュール感でやるものなのか、スケールが違い過ぎて想像出来ませんが、少なくとも、この2005年のワークス群は、準備期間は間違いなく短かったんだと思います。動き出しの段階で、制作期間が圧倒的に足りないことは分かっていたし、正直、SMAPとしての方向性もまだ迷っていたと思います。ライブツアー自体も、1曲1曲の絵面作りまで洗練していた前作・『MIJ』とは打って変わり、そこまで作り込めてません。その変わり、SMAP本人たちが生で頑張って歌ってます。最初、ライブDVDを鑑賞しながら、「なんでこのライブは、こんな考え方で作ってんのかな?」と不思議に思いましたが、日が暮れて、メインステージ上に煌々と輝く赤いネオン・・・SMAPをもじった、『SAMPLE』というオブジェを観て、心底納得しました。最初っから、『今回のツアーは、試供品だよ』って言ってるじゃん!!「試作品ですよ」というコンセプトを前面に打ち出して、自分たちが楽しんで、挑戦してコンテンツを作っていけるパッケージにしました。それが、この『SAMPLE BANG!』だと思います。CDアルバムとしても、今までの作品より完成度が落ちるのが申し訳ないので、せめてもの「3枚組」です。あとは、作り手やSMAP本人たちの挑戦・お試しの場ですから、はっちゃけた挑戦心をあおる「海賊」モチーフ。3枚組に引っ掛けて、「BANG! BANG! BANG! 」という単語・拳銃モチーフと繋げてます。そこまでモチーフが構築できた上での、シンボル楽曲・♪BANG! BANG! バカンス!だと思います。これは・・・『新しい地図』立ち上げと同様、バリっバリのブレーン集団(CMクリエイターたち)を付けて、コンセプト構築しないと無理だと思います・・・。「作り込む時間がないからこそ、『挑戦』、これで行くぜ!」ってコンセプト決めした上で、それを楽曲制作・CD制作販売・ライブ実施・レギュラー番組との連動・スケジュール調整と、全部集約して、超短期間で構築していくわけですから。SMAPというプロジェクトチームの、思い切りの良さ、何でもかんでもブランディングに使って、売り物にしてくる恐ろしさをひしひしと感じるアルバムです。簡単に、各曲感想。DISC-1/SAMPLE BANG!1.Theme of 017 作曲・編曲:中塚武この楽曲は、名曲揃いのSMAPアルバムのオープニングインストの中でも、1~2位を争うレベルで好きなインストです!外人の男の子と女の子の英会話が、どんどんリズミカルになっていく導入部分がカッコよすぎます。ライブDVDでは、このOPテーマを背景に、観客席方面からSMAPたちが2手に分かれて登場します。スーツ着た海賊イメージで、実際のカメラスタッフとダンサーさんたちがその取り巻きを演出してます。海賊(もしくはヤクザ?)イメージなのですが、すごい「人気者・セレブ感」で、ここにしかない雰囲気なんですよ。2.Yeah Oh! 作詞・作曲:T2ya / 編曲:h-wonder / ホーンアレンジ:山本拓夫おぉ、編曲はh-wonderさんなんですね。BANG! BANG! バカンス!同様、「はっちゃけてる」感を出すための楽曲だと思います。若干スペイン?情熱チックな、色モノ系サウンドです。こういったサウンドは、ジャニーズ楽曲に珍しくないのですが、この楽曲のサウンドは、聴けば聴くほどスタイリッシュでカッコイイですね。緩急がはっきりしてて、打楽器の一音一音がキレイに響きます。3.退屈な日曜日 作詞・作曲:横山剣 / 編曲:横山剣・小野瀬雅生・高橋利光 / ホーンアレンジ:横山剣・中西圭一・Tiro the Dog Homes2曲目に、この楽曲があるのが面白いです。やたらと力強く、「退屈な日曜日」を強調してくる曲。サウンドに、明るーい日差しを感じるのが面白いというか、わびしいというか。外はまさにレジャー日和なのに、恋人と休みが合わず、何もやることがない・・・という、歌詞の内容とサウンドのテンションの差が、そのまま楽曲の面白さだと思います。ライブでは、この曲の後に♪ダイナマイトが来てました。続けて聴くと、「どんな彼女なんだよ」と突っ込みたくなります。4.Dawn作詞・作曲:森元康介 / 編曲:中野雄太・森元康介 / ストリングスアレンジ:中野雄太次作のシングル・♪Triangleに繋がるようなサウンド・内容ですね。同じ「夜明け」の情景を唄っていますが、♪朝日を見に行こうよより、サビの、光に必死に手を伸ばす感情に必死さがあると思います。最後の部分・・・「今 長い長い 夜の終わりが近づく」という部分の、サウンドと感情の動線が上手くマッチしてると思います。すごく好きです。5.僕の太陽作詞・作曲:宮沢和史 / 編曲:森俊之サンバ調の、意外なサウンドが印象的な1曲です。特にサビのバックサウンドが、挑戦的ですごく好きです。6.HOLIDAY IN THE SUN作詞・RAP詞:Lori Fine(COLDFEET) / RAP詞:SHINGO & GARTHE/ 作曲・編曲:Ahn Jeong hoone全英詞の楽曲。SMAPは本当に英歌詞が歌えないな・・・と思うのですが、ここまで来ると、もはや味だな、って次元までそれが昇華されていると感じる楽曲です。なんかもうカワイイんですよ。あまりにカタカナ英語過ぎて。これは、カタカナ英語じゃないと面白くないです。上手に歌われても、普通になっちゃうし。あ、けなしてるんじゃないですよ!ボーカルまで含めて、この楽曲は大好きです!7.Fine, Peace! - 木村拓哉・草彅剛・香取慎吾作詞:佐原けいこ / 作曲:日比野元気 / 編曲:春川仁志やたらと人気がある曲ですよね。『SMAP 25YEARS』にも収録されていました。個人的には・・・取り立てた魅力がなかなか掴めない楽曲なんですが;ただ、生歌の練習にはすごくいい楽曲だと思います。ゆっくり、感情を作って大事に歌えると思うので。草なぎくんの声質が、楽曲に合ってて好きです。8.夏楽園 ~clap your hands~作詞:H.U.B.・ARCHIBOLD / RAP詞:Lowarth / 作曲:ARCHIBOLD / 編曲:中西亮輔 / コーラスアレンジ:知野芳彦これも、印象に残りにくいトラックかな、と思いますが、個人的には、この『SAMPLE BANG!』というアルバムの持つ印象・サウンドの要素を端的に表しているような楽曲だと思っています。あと、この曲は各ボーカルパートの、割り振りがすごくいいと思うんです。そう!このフレーズは、このボーカルで聴きたいよね!って感じ。9.クイズの女王 - 稲垣吾郎・香取慎吾作詞・作曲・編曲:小西康陽異質な内容・サウンドの楽曲だと思います。吾郎くん&慎吾くんのボーカルで、調子がよく、音のバランス・仕上がりもひと際イイと感じます。一度聴いたらくせになります。10.Dandy Darlin'作詞:篠崎隆一 / 作曲・編曲:m-takeshi本格的に、「Dandy」を前面に出して来た曲かな、と思います。すごく好きな曲です。”カッコ悪い”をカッコよく、スタイリッシュに演出するのが、94年頃からのSMAP楽曲に度々登場する手法だと思いますが、この楽曲は90年代楽曲の「かったるさ」演出はなく、「勢いはあるけど、不器用」な印象が、中居くんフューチャーと完全縦ノリで表現されてるのかな、と思います。Dandy Darlin' 理想のいい男よりずっとかっこ悪く生きているけどDandy Darlin' 曖昧な奴らに背を向け真っ直ぐな気持ちを守ってOh そんな風に生きていけばいいよねこの時のSMAP本人たちが、感情を目いっぱい込めて叫べる曲になってると思います。11.Sweet Summer Surfing Season作詞・作曲・編曲:タカチャ / コーラスアレンジ:知野芳彦派手さはないですが、夕日の落ちていく浜辺の情景が想像できるゆったりサウンドも面白いし、聴いてるとじわじわと落ちてくる楽曲です。タカチャさんは、テレビアニメ・BLEACHのEDテーマソングを担当されてて、それで名前は知ってました。でも、この楽曲はそのBLEACHワークスより前ですね。ちなみに、シングル・♪BANG! BANG! バカンス!のカップリング曲・♪優しい言葉もこのタカチャさんの同時期ワークスです。こっちの曲の方が、各メンバーの声はしっかり楽しめるかな?これもすごく好きな曲です。まったりじっくりの愛情表現が暑苦しく重苦しいんですが。♪BANG! BANG! バカンス!の表現とのギャップが面白いですね。12.友だちへ~Say What You Will~作詞:エリック・クラプトン / 作曲:エリック・クラプトン & サイモン・クライミー / 日本語詞:竹内まりや / 編曲:小林武史こちらは、前回の記事で感想を書いたので割愛。まぁ…こんなビックネームを巻き込んでの挑戦も、SMAPしか無理でしょうね・・・。13.It's a wonderful world.作詞:Satomi / 作曲:松本良喜 / 編曲:CHOKKAKU / コーラスアレンジ:松本良喜突然最後に切々としたバラードです。♪Dawnとこの楽曲の流れの延長上に、♪Triangleがあるのかな、と思います。これも 編曲:CHOKKAKUなのか・・・。控えめですけど、本当に一言一言を大事に聴けるサウンドとテンポが、最高なんですよ。ボーカルに関してですが、まぁ・・・「上手」とは言えないんですけど、やっぱり内容が伝わってくるし、素直にすごいな、と思います。5人居て、5人ともそれぞれの感情表現で伝えてきますから。ただ・・・やっぱりこの曲調は、どうしても中居くん聴いちゃいますね。他のメンバーも、すごくイイんですけど・・・出だしから中居くんですからね。聴いてる方がビクついて身構えますからね。なんなんだろうな、あの言霊力は。DISC-2/KAIZOKU BANG!既シングル曲4曲のリミックス盤。正直、あまりいいと思うリミックスはないので、感想は割愛します・・・。どうにもDJ系の良さが分からない・・・。あ、でも少しジャジーになってる♪ダイナマイトは少し好きかな。1.はだかの王様 ~シブトクつよく~ (SPACE COWBOY REMIX) 作詞:森浩美 / 作曲:庄野賢一2.ダイナマイト (MJ COLE REMIX)作詞:森浩美 / 作曲:小森田実3.SHAKE (BOOM BOOM SATELLITES REMIX)作詞:森浩美 / 作曲:小森田実4.オリジナル スマイル/青いイナズマ (Phasio REMIX)作詞:森浩美 / 作曲:Mark Davis(オリジナル スマイル)作詞:森浩美 / 作曲:林田健司(青いイナズマ)DISC-3/HIGH BANG!ソロ曲5曲を収録してます。1.ブリブリマン - 中居正広作詞:N.マッピー・井手コウジ / 作曲:N.マッピー・NAT All Starsタイトルはトイレットペッパーマンからの流れかな?2:20まで神妙なバラードで、そこからはまた別曲ですね。そして5:00からは、また別曲へ雪崩れ込む感じ。女装。あんまりにも神格化された「SMAP像」を、なんとか地に落としてみようという中居くんなりの挑戦だったのかもしれませんが、まぁ、意味不明です。これを止めず、中居くんの憂さ晴らしを思いっきりやらせてあげる運営側の懐の深さを感じます。2.SPECIAL - 木村拓哉作詞・作曲・編曲:シライシ紗トリ♪free birdのシライシ紗トリさん提供曲ですね。キムタクソロの中では、個人的にかなり上位に来る楽曲です。キムタクは、全てにおいてガチンコなイメージなんですが、「脱力」サウンドに対してもガチンコなんだな、って感じで。聴いてると、キャラクターを感じてすごく面白いです。3.To be continued... 稲垣吾郎作詞:村野直球 / 作曲・編曲:藤本和則 / コーラスアレンジ:高橋哲也この曲は、個人的にこのアルバムで、内容面でイチオシ楽曲です!歌詞がすごい。『新しい地図』立ち上げに際しての、この状況に内容がぴっっったり!あきらめることも勇気簡単にはいかないけどもうそろそろ次に行こうココロの中がつぶやいていたんだガンバレがやけにしみる大事な人がいるからシンパイかけてメイワクかけてちゃんとやってる自分を見せてたい・・・予知歌詞だ・・・。ぼくら生きていることを楽しんで最後にシアワセになりたいのさ一歩ずつ歩こう物語はまだ続いてく お楽しみはこれからさ…きっと今、こんな心持ちで新しい地図をやってるんだろうなぁ、が見事に形になってます。「お楽しみはこれからさ…」が最高!!4.ハヌル ~ヨン ウォナン サラン~ (そら ~永遠の愛~)- 草彅剛作詞:M(Minwoo) / 訳詞:草彅剛 / 作曲・編曲:BJ-J(Seong-Je Hwang) / Chorus:Hyesungうん・・・あまりコメントもないんですが・・・うん。でも、本当にこの少し前あたりからの草なぎくんのボーカルは、本当にどんどん存在感が出てきて、すごく入って来ますよ。5.Shigusa - 香取慎吾作詞・作曲・編曲:タカチャこの楽曲も、タカチャさんなんですね。サウンド自体は、♪優しい言葉と似てるかな。慎吾くんというキャラクターの、パブリックイメージからは少しだけダーク気味・大人っぽい雰囲気にそれた楽曲かなと思います。アルバムの完成度という点では、前作・次作の流れの中では浮くくらい早急な作りを感じるワークスですが、サウンド・内容も作り手の挑戦をすごく感じ取ることの出来るアルバムです。興味のある方は、是非!by姉
2018.09.23
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お久しぶりです妹です。西日本豪雨・関西台風被害そして北海道地震と日本列島が立て続けに天災に見舞われています。被災地の方々の無事と、復興を祈るばかりです。そしてこういった時こそ、政府の動きや税金の使われ方に敏感になっていかなければ、と思います。今の政権、災害の時どんな対応してました?被災地の為に何かやってます?何で今自民党総裁選なんだよ。また日本のマスコミは、ショッキングな映像をただただ消費するだけ&政府に都合の良い情報を拡散するだけになってますよね。被災者の方々の本当の苦悩は、この国に蔓延する事なかれ主義に押しつぶされて行ってる気がします。・・・さてこんな状況で、こんな浮かれたヨナ記事をアップするのはいかがなものか・・・とも考えましたが、せっかく書いたのでとりあえずアップします;;最近ヨナ感想は2話ごとにアップする癖が付いてしまい・・・イカンですね。ケイシュク氏メイン話は、どうしても感想書くほどの熱量が保てな・・・ゲホゲホ。。溜まっていましたヨナ感想、駆け足ですが参ります~。暁のヨナ 162話「駆け引き」・表紙 向日葵畑のハクヨナちゃん初見がちょうど姉と一緒に居る時だったので、二人してコンビニにて吐血。。ヨナ姫の服が可愛い・・・vvv そしてハク様のわざとらしすぎる胸元の青金石が大変よろしい。。表紙ではフォントで潰れていましたが、原画では2人の周りに向日葵が描き込んであったようなので、是非このイラストは付録とかでまた使って欲しいです!なんなら複製原画を販売しちゃったって良いのよ☆・「私の兄弟は そなた達の実験道具ではない これ以上私の兄弟を傷つけるのならば我が右手で引き裂かれる覚悟を持って挑むがいい」byキジャ襲われたジェハとゼノ。ケイシュクは、四龍の能力を確認したい様子。仲間想いで力持ちなキジャは、いざというとき頼りになりますね!・「我々を救ったのは四龍達だ!四龍がいなければ今頃どうなっていたか!」by火の部族兵士たち火の部族は、元々緋龍王信仰が強い土地柄です。そして腹減り一行は、先だって彼らに加勢する姿を見せました。そりゃいきなりやってきて威圧的な態度で振る舞うケイシュク一味よりは四龍たちを庇いたくなるものです。風・水・火・・・いざというとき、腹減り一行に味方してくれそうな面々が増えている感じですね!そして「うちのテジュン様はやれば出来るんだよ!!」の台詞に萌えましたw・(だから言ったのだ ヨナ姫は殺すべきだと このままでは国王の権威が脅かされる)(ここに首を賭ける価値はあるか・・・? ・・・いや ここではない)byケイシュクなんかダラダラ頭良さげな感じに振る舞ってますが、要するにやってることスウォン様と同じやんけ。。その上態度も悪いから、無駄に敵も作りまくってる訳で。この人本気で国をまとめる気あるんだろうか・・・。・・・とまぁ私と姉の間では完全に「無脳」呼ばわりされているケイシュク参謀であります。でも一応、彼なりの目的があり、そのために命を投げ出す位の覚悟はあるようです。この人はなぁ・・・とりあえず何処の誰なのか、素性をハッキリさせてくれないことにはなんとも考察することすらできないんですよね^^;異常にヨナ姫を恐れ、一方でハク様を無視するのも気になります。ジュド将軍と真逆ですね。・「動くな 全員死にてぇのか?」byハク様ハク様の大刀がカーブしすぎてて、シリアスシーンなのにそこばっかり気になっちゃ・・・ゴホゴホ。最近、ハク様のブチギレ描写が多いですよね。かなり意識的に描かれている部分だと思います。そもそも彼の立場で、現状に怒りを感じない方がおかしいんです。しかしどんなに頭に血がのぼっても、ヨナ姫の意向を聞き入れて刃を下ろすことが出来るのが、ハク様の優れた所ですね。・お目覚めキョウガ兄まさかお兄様のサービスショットを拝めるとは思ってませんでしたw母上がフォローしてくれたので、思ったより自身の惨状を穏やかに受け入れてくれて良かった良かったw・「安心してください 私も未熟です」二人合わせて完熟兄弟! byテジュンテジュン様可愛いvイグニさんは兄も弟も、どちらの良さも分かっていて上手に窘めてくれました。しかし未熟×未熟は完熟になるの・・・?個人的にこの兄弟には、イル王とユホン兄弟が成し遂げることができなかった凹凸兄弟による良質な政治を目指して欲しいんですよ!期待してますv・「僕は好きで君の・・・君達の側に居るんだ そんなに僕らを心配しないで」byジェハ・・・最近妙に弱った姿が多い気が・・・;;性格的にも年齢的にもね、心配ですよジェハ兄さん・・・。四龍が空・火各々の思惑に巻き込まれる事を怖がるヨナ姫に、手を伸ばしてこの台詞。優しい。優しすぎて切ないよ兄さん・・・!!しかしすぐにハク様の視線を気にして、手を引っ込める兄さん。ハク様ね・・・こーゆー時は必ず「俺は反応しないよ」という態度を全力で押し通してきますからね・・・でも今回は公開告白した後ですからね、周りは否が応でも気にしちゃうよね;本当に面倒くさいなぁ;・「外の事は俺が見てる」by ハク様うぉぉおおおおおおおおおオオ!!!2巻以降、外界に背を向けひたすら内々ばかりを見つめ続けてきた男が!仲間達への愛でここまで来ましたよ・・・ここまで・・・っ(感涙)!!!ここに関しては、語り始めるとキリが無くなるので割愛しますが・・・連載当初から追い掛けている読者にとって、この台詞は本当の本当に待望でした!!流石にいい加減動いてくれハク様!! いやぁ期待が膨らみます♪・「その少女を手に入れれば 四龍も自ずと手に入ります」by真国の神官・ゴビ悪い奴が悪い奴らとつるんで、なんやかんやでヨナ姫をターゲットに決めた模様・・・(↑もう少し真面目に読めよ)男性だと頭では分かってるんですが、どうしてもゴビ神官を老婆認識してしまいます;ナウシカの長老様的な衣装のせいでしょうか??163話「手を貸して」この話までが28巻収録ですね。ここの所ばらばらと出てきていた伏線が一気に生きてきて、話が動き出しそうです。(ぶっちゃけ今回ふわっとした展開になったら28巻はかなり締まりの無い巻になるな・・・と危惧してました^^;)勝手なイメージですが、草凪先生はざっくりと6話分のプロットを立てて回してるんじゃないかなぁ。・ケイシュク参謀の提案まだ額がヒリヒリしてるキョウガ様ですが、早々に職場復帰。ケイシュク氏と話し合いです。ケイシュク様、ヨナ姫一行には手は出さないと言いつつ彼らにも戦に出陣して欲しい、と提案。キョウガ様が仲介役になりますが、ハクヨナちゃんは当然警戒します・・・。・「イル陛下を弑虐し姫さんから全てを奪っておいて今度は力を貸せとは」byハク様・・・ああツッコミたい。この雷獣さんの台詞には全力でツッコミたくなる・・・ぐぬぬ!なんでこの男はこういう言い回ししか出来ないんだ・・・?いや逆に、なんでとっさにこういう言い回しが出来るんだ・・・?本当に徹底しててある意味尊敬するわ!!・「・・・ヨナ姫 貴女にお聞きしたい 貴女の目的だ スウォン陛下に復讐なさるおつもりか?」byキョウガ様キョウガ様は、本当に実直な仕事バカなんだなぁ、と感じました。厳しさはありますが、基本的に他人をきちんと信頼するというか。人が良いというか。スウォンの事も認めていますし、一方でハクヨナ一行の事も信用してるんですね。自分の立場を明確に説明した上でのこの質問。良いと思います。しかし(スウォン一派がイル王を弑虐して、ヨナ姫&ハクを追い出した)という事実、ここまで他部族の主要人物たちに筒抜けで良いのでしょうか^^;・「私は私の心の赴くまま 出会った人の力になりたい それでもし喜んで貰えたら それでいい」byヨナ姫えらく格好つけた演出されてますが、要するに「別に目的とか何もないよ何か出来ることがあれば、自己満足レベルで善行したいだけだよ」という・・・8巻の時点でイクスに語った事と、ほぼ変化のない答えなんですよね。こういったヨナ姫の一連の態度に、違和感を覚える読者は居ると思うんです。少なからず。だって彼女は3巻の神託でハッキリと「あなたが生きるという事はこの高華国の大地を揺るがす 嵐を起こすという事」と予言されています。にも関わらず28巻まで話が進んでも、当の本人に嵐を起こす気が全くないという・・・。だからか、よくこの話は「目的が分からない」と言われてしまう訳ですが。こういった意見にはまぁ・・・ごもっとも!としか言いようがないんですが^^;個人的には、他の作品にはない一番面白い部分だと思って読んでます。・「姫様 戦に加勢する件 私達なら心配いりませんよ」byキジャキジャさんは本当に生粋の四龍だなぁ・・・!キョウガさんの頼みを断ったヨナ姫ですが、火の部族の為に動きたい気持ちはあるんですよね。・彩火城下町のオギまだ彩火に居たんだw どうしたってもスウォン寄りだしきな臭い動きをしていましたが、脅されるパターンは想像していませんでした。差し金がケイシュク氏方面ではなくゴビ神官(&戒帝国の豪族)の方だというのが面白いです。・「俺・・・ キョウガ将軍に協力しようと思ってます」byハクおおおおぉぉぉぉおお・・・・・・ッキターーーーー!!!!ヨナ姫に声かけられる前の表情がなんとも良いですね。どこか構えているようなポーズというか。相変わらず「姫さんはここに守りたいもんがあるでしょう?」とか若干姫さんに転嫁してるっちゃしてますが・・・ちゃんと「俺がそうしたい」というニュアンスがありました!基本的に、腹減りパーティの最終決定権を握ってるのはハク様なんですよね。ハクについていきたいヨナ姫が健気です・・・!・☆★☆ハキュヨニャンのいちゃいちゃ充電ハンドパワー250%☆★☆いかんですね。テンションが振り切れて冷静な感想が書けない・・・w以前から落ち込んだり疲れたり頑張り時になったとき・・・ハク様はヨナ姫をチョイチョイかまうことで、ファイトを貰っていました。(別称:セクハラとも言う。ヨナ姫が11巻で恋愛感情を意識し始めた素振りを見せてからは、かなり控えめになってましたが)わざわざ「力を貰いたい」と打診したのは今回が初めてかと思います。素直になったモノです!今のハク様は、本当にコレで大満足なんだと思います。これ以上は望めない。だからヨナ姫が気持ちを伝えようとした途端、速攻で逃げちゃいましたね。でもでもじっくりジワジワと・・・でも確実に進展しています!!しかしまぁハク様はコレで良いのでしょうが、ヨナ姫的には消化不良。手だけじゃ満足してませんよこの娘。。隙あらば告白したがってますv・オギさんからの呼び出し分かってた・・・ハクヨナちゃんがイチャつき始めたということは展開荒れるフラグだって、分かってましたともw参戦チーム:ハク・キジャ・シンア居残り(予定)チーム:ヨナ姫・ユン・ジェハ・ゼノ現時点で戦力になれる人材グループと、そうでないグループに分かれてしまいました;;オギさん・・・これ門の前でヨナ姫達に助けを求めりゃ良かったじゃん・・・と思いましたが、もしかして他に人質でもとられているんでしょうか?うーん。うん。。今後の展開予想としてはとにかくハク様、前に出てガンバレ!! という感じになるんではないかな、と思ってます。むしろそこを描くための話し筋なんじゃないかな。どうなるのかな?次号休載。連載再開は10月5日(付録でノートが付くようです)!楽しみに待ってます~♪・・・正直に言いますと、最近ヨナ感想を書こうとすると長文になりすぎて最後までなかなかたどり着けず・・・アップできない事がよくあります^^;適度に抜いていかねば・・・でもどの描写もいちいち語りたくなるんですよね~!ジレンマです!by妹
2018.09.16
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暁のヨナ 27巻 感想(姉編)真国編が終わり、新章突入!27巻の感想を、簡単に。えっと・・・とにかく、最近の「暁のヨナ」及び草凪先生のツイッターやら、コミック柱のコメントやらから、ひしひしと感じ取るものがあります。あくまでいちファンの勝手な意見としてですが、やはり・・・30巻までには!!長編漫画にしても、流石に30巻までには!!!「これは、何をやっている漫画なのか」ははっきり提示しないといけないんじゃないかなー?と思っています。いや、本当は、16巻あたりの展開(水の部族編)が来て、その後にゼノさんの正体が明かされて、その段階で20巻までには!きっと出てくるぞコレは!!って思ってたんですが;まさかその後に斉国・真国編であれほど遠回り・・・こじらせるとは想像だにしてなかったもので・・・。とにかくこの作品は、30巻近くに来て未だなお、はっきりと「この作品は何をする物語なのか」を提示していない大半の読者に大筋が分かってもらえてない(説明してないから)前代未聞の長編漫画作品だと思っております。でも!!本当に最初から描いてあるんですよ!!どっちかって言うと、「不自然に描いてない」ことがそうと分かるように、きちんと描いてある!!最近、(・・・実際は最近だけじゃないんですけど、)草凪先生がツイッターでつぶやくこととか、今回のコミックスの柱とかで見て取れるのが、草凪先生ご自身が、自分で作った仕掛けにこわばっているのかなと。それに向き合わなければならない現実に途方に暮れているというか、あまりの壮大さに、描き切る自信がなくてぐるぐるしてるんだなー、というか・・・。ただ、草凪先生自身も、30巻の節目までには・・・って思っているんじゃないかなー、と勝手に想像してはいるんですが・・・やはり・・・流石に漫画作品(少女漫画)でこれ以上は・・・30巻以上引っ張るのは、流石にきついと思うんです・・・。大丈夫です。もう十分だと思います。とにかく、草凪先生には、「大丈夫です!最初からちゃんと描いてあるの分かりますよ!」と伝えたいです・・・。はてさて、どうなることやら。えっと、具体的な27巻の感想を、いくつか。●イル王像26巻・27巻と、スウォンさん・ヨナちゃんの回想シーンでちらちらとイル王の怖い表情が描写されてます。どちらも、「神話関連」と「スウォンさん」が関わるのをイル王が拒絶するようなニュアンスが含まれていました。これに関しては、一見イル王が神話関連のあれこれを妄信しているように見えなくないですが、個人的には、それはないだろうと思っています。どちらかと言うと、イル王はスウォンさん同様にぶっちゃけ神とか信じてないというか、神話は神話として大事にしてますが、その神話が何かしてくれるとかは全く考えてなかったんじゃないかな、と。ヨナちゃんの母親(28巻収録予定の話で、”カシ様”と名前が判明)が賊に殺されてから、約10年間・・・ もし、イル王が本当の本当にヨナ姫が四龍に守護されるべき存在だと信じていたら、とっくに四龍を探し出して、ヨナちゃんの護衛を依頼してたんじゃないかな、と。とにかく私の中でのイル王像として、かなり「リアリスト」なイメージがあります。じゃあ、なんで神話と繋げた、スウォンさんをなじるような言動をしているのか・・・この辺は、また詳しく作品内で語ってくれると思います。●ケイシュク参謀これは28巻の感想で書くべきなのかもしれないんですが、一言だけ。コイツは・・・とにかく動きが遅い! なんという無脳!ヨナ姫が今、全く自分から動く気がなくなっちゃってるんだから敵役(かき乱す役)の頑張りどころでしょうが!「有能そう」アピールな御託だらだら並べてる暇があったら速攻で動けや・・・「参謀」だろうが!! と、正直思いますね。・・・おかしいな。こんなにグチりたくは無かったんですけど。・・・そんだけ、このキャラには期待してるんです。あんまりいい感想が書けませんでしたが、まぁ・・・要は・・・待ちくたびれてます。30巻までには・・・!!流石に・・・30巻までには・・・!!是非とも、よろしくお願いしたいのですが・・・どうなるのかな・・・。by姉
2018.08.25
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こんにちは妹です。 2018年11月に暁のヨナの再舞台化が決定したそうで!驚きました。 正直(もう派手なメディアミックスの展開はないだろうな~)と思っていたもので。 まだ詳しい情報は出ていませんが、脚本・演出・主演キャストさんが変わっているため、 2016年度版とは全く異なる舞台になりそうですね。 ヨナ姫役は、今年乃木坂46を卒業されたばかりの生駒里奈さんとのこと。 (♪君の名は希望 は本当に名楽曲だと思ってます!) 素人の勝手なイメージですが、今回の舞台は「暁のヨナを舞台化する」というよりは 「生駒里奈さんのキャリア形成・挑戦のための舞台として、暁のヨナという題材を使う」 形かなと感じました。 原作ファンとしましては(こういうメディア化ができる位、 作品のネームバリューが上がったのかなぁ!)という嬉しさと 反面(しかしどこまで原作を大事にしてくださるかしら)という不安が入り乱れていますがw ヨナ姫は、可愛い守られ系プリンセスから敵をひるませる程のド迫力眼力まで、 かなり振り幅のあるキャラクターです。 今までのメディア化では、声優・斉藤千和さん・女優・新垣里沙さんと 新人というより経験豊富な、確実に演じきれるであろう方々がキャスティングされてました。 今回の新しい舞台では、主演のお二方が・・・お若い! これは俳優さんたちの挑戦を見守る舞台になるのかなぁ・・・と。 ヨナ姫は成長するキャラなので、それもそれで面白そうだね~と、姉と話しています。 さて。 今回の再舞台化の報を受け、気付きました。 そういえば私・・・新垣里沙さん版の舞台感想、書いてなかった!! 劇場に足を運んではいなかったのですが、DVD(&パンフレット)だけは入手していたんです。 ・・・姉が!! しかし彼女は堅くなに鑑賞しようとしません。いや怖いのは分かるけどさ、買ったなら観ようよ; しょうがないので、私妹だけが恐る恐る鑑賞したんですね。 そう・・・原作ファンは、基本的に実写化が怖いんですよ。無駄に思い入れが強すぎるので 揚げ足とりレベルの小言を言いたくなっちゃうんじゃなかろうか(自分が)・・・と。 どきどきしながら鑑賞・・・・・・ ・・・一言で言うと、ものすごく良かったんですよ。。 もちろん「私の愛するヨナの世界が100%再現されていた!」という訳ではないんですが アニメに負けず劣らすの、ものすごい原作リスペクトを感じまして。 かつ舞台ならではの群像劇の良さがあって。 これは2.5次元舞台にハマる人も居るよなぁ・・・!と感動しました。 簡単にですが、以下(ここが良かったなぁ!)という感想乱文です。 ・脚本&脚色について 原作14巻~16巻の水の部族編をいきなり舞台化!・・・ということで、 当然ハクヨナスウォンの詳細設定&ハクヨナ逃亡劇、四龍集めの旅はカット。 でもキャラクター個々の繊細な感情が絡み合って物語は進んでいくので・・・ どう表現するんだ?と思っていましたが、すごくシンプルにまとめ上げられていました。 脚本家さんってスゴイ! 特にハクヨナに関して。 すごく嬉しかったのが、劇中ずーっと「ヨナ姫がハク大好き! 」だった所。 ヨナ姫は・・・物語冒頭で彼に助けられて以来、loveだのなんだの超越した次元で 「ハク様命!」なんですよ。・・・・・・いや本当に! 個人的に本作のアイデンティティだと思っているので ここだけは外して欲しくないポイントなんです。 しかしこの感情論は難しすぎるので、舞台では無視されても仕方無いと覚悟してたんですが・・・ とんでもなかった。むしろシンプルに強調されていて ぶっちゃけ漫画より分かりやすく描写されてました。驚きました。 城時代の三角関係と、今の前を向きたいヨナ姫X過去を引きずるハクの構図 ここをキチンと表現してくださっていたので ハクヨナファン的にはそれだけでもう大・大・大満足でした^^! 欲を言えば、脚本段階であと一歩・・・と思ったのは リリやヒヨウ、水の部族編ゲストキャラの描写。 リリ様の葛藤やヒヨウの場面は、小難しい部分もありちょっと退屈さを感じました。 ここは端折っちゃっても良かったのでは・・・。 単純に腹減り一行が本当に魅力的だったので、そっちをもっと観たかった! ってだけの話なのですが;・役者さんについて ・・・特に腹減り御一行の役者さんたちが、皆華やかで本当に良かったんです!新垣里沙さん(ヨナ姫)・・・モー娘。時代から存じてましたが、こんなに実力派女優になられてたんですね!タンポポの♪BE HAPPY 恋のやじろべえ は超名曲だと思ってます・・・!(関係ない)演技・台詞・アクション・・・とにかく安心感があって、舞台を引っ張る存在感がありました。そしてヨナ姫の勇ましさだけでなく、内面的な女性らしさを強調して演じてらして・・・個人的にすごく嬉しかったです。松下優也さん(ハク)・・・ビジュアル一本釣り。美形の俳優さんは立ってるだけで華やぐんですね^^包容力や安心感を感じることは出来ませんでしたが(これは私の年齢的な問題もある気が;)皆とワイワイ悪のりしている場面とか、とても生き生きしていて魅力的でした。そもそもハクというキャラは、基本設定に(人外の)(浮き世離れした)とか背負ってる奴です。しかも彼のフラストレーションが大爆発する水の部族編。すさまじい無茶ぶりだったと思います。ひとつひとつの仕草を、とても丁寧に演じられていた印象でした。碕理人さん(スウォン)・・・コレが演技力か・・・!!!声や佇まいが、スウォンそのものなんですよ。アクションもあったのですが軽やかな身のこなしに(そうかスウォンってこんな風に動くんだ)と感心しました。それが全部役作り・演技なのが分かるので余計に凄かった。2.5次元舞台って、漫画&アニメファンのために、若手アイドル俳優さんたちが登場する軽めのイベントだと思ってましたが・・・申し訳ない。認識を改めねば、と思いました。四龍+ユン君・・・なんというか・・・もうそのものでした。これはもう言葉で説明するより「観てください・・・!」としか^^;*現在本舞台のDVDはたいへん入手困難になっています;;元々この子達はハクヨナスウォンと異なり、かなり一義的なキャラクターなので絶対舞台映えするだろうと思ってましたが・・・想像以上に皆輝いていました。どうやら、ビックリするくらい人気役者さんばっかりだったみたいです。各々ビジュアルバッチリ&アイドル性があり、かつとても安心感がある演技をされていました。アニメの時も思ったのですが、四龍の存在って本当にメディア化した時、映えますね!・アクションについて舞台になって一番魅力的になっていたのが、最後の海戦シーン。敵味方入り乱れて、あっちでこっちでアクションが繰り広げられる群像劇。多分これをやりたくて水の部族編なんだろうな・・・と思っていましたが、本当に力が入っていて、見所いっぱい&笑い所いっぱいで楽しめました!・・・というわけで。私は全く演劇方面に精通していないので、舞台としての出来映えがどうか・・・は分かりませんが新垣さん版「舞台 暁のヨナ」は、原作ファンから観てとても良い舞台でした! という長文でした。生駒さん版の舞台でも、生身の人間が演じることで新しい魅力を詰め込んでくれたら良いな、と思います^^by妹
2018.08.11
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少女漫画感想『ならしかたなし 1巻』(雪野下ろせ先生・白泉社・花とゆめ)奈良。自分に自信がなくて、控えめなJK・しゃな子(大仏顔)と、彼女の笑顔が大好きな、ツッコミ気質の牡鹿・鹿男。2人(?)のハートフル会話劇コメディ。花とゆめの愛読者である私&妹の間では、「オアシス」と呼ばれている、ショート漫画です。毎回、基本は6P掲載(前後することあり)という本当に短い作品なのですが、花とゆめ発売日には、妹との電話越しに、「暁のヨナ」感想とともに、必ず話題に上がります。それくらい、毎話毎話、キレキレのネタと、キレキレの少女漫画描写の宝庫なんですよ!!とにかく、「大仏顔」の表情を崩さず、その上で少女漫画描写表現を駆使し、あの手この手でその表情を「素敵な笑顔」と読者に押し切ろうとして来るんです。マジで、大仏顔のJKがすごく可愛いですからね。ぶっちゃけ、今の花とゆめ本誌で、他のどの連載作品より、よっぽど「少女漫画」な作品だと思います。少女漫画技法って、すげぇな!ってなります。また、作者さまの地元が奈良県とのことで、地元への愛着とリスペクトもひしひしと感じます。「少女漫画」が大好きな方は、騙されたと思って、是非!by姉
2018.07.24
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溜まっていましたヨナ感想、駆け足ですが参ります~。暁のヨナ 160話「上からケイシュク」AKB48さんの曲で、「上からマリコ」っていうのがあったな・・・w・ちゃんと将軍補佐の仕事もしてるテジュン様ハク様(将軍職だった頃)よりも、自分の職を全うしている気がします。こんなに頑張っているんだもの、ちょっとくらい夢見たって良いじゃない!しかしこの後に及んで(ヨナ姫が一人で居る)と思えるのがスゴイ。邪魔な男達は視界に入っていないらしい・・・このポジティブさは見習いたいですね。・ユン君可愛いユン君は何も悪いことしてないのに・・・キョウガ兄ちゃんの惨状に対してまともに罪悪感感じてるのはこの子だけなんじゃ・・・wイグニ様の視線が怖い。何も言わないあたりが余計に怖い。。・当たり前のように2人で部屋に入っていったハクヨナちゃんテジュンにヨナ姫の護衛を命じられるも、2つ隣の部屋で掛札やってたフクチさん。2つ隣ってあたりがw 気を使ったんですね・・・w女官さんの反応からも分かりますが今のハクヨナちゃんはどっからどう見ても恋人同士だし近寄る事すらためらわれるほど、二人の世界を作っちゃってるんでしょうね。あのいかがわしい寝所を見たとき、腹減りの皆はどんな気持ちだったんだろう・・・v・「・・・何か・・・隠しておいでではありませんか?テジュン様」「あの狼煙・・・ヨナ姫が関わっているのではと私は考えています」byケイシュク様突然彩火城に現れ、テジュン様に向かって好き勝手言いたい放題のケイシュク氏。ヨナ姫との繋がりを疑っている・・・というよりは「もう分かってるからな」という通告でしょうか。この二人の会話が今回の話の一番の見せ場でしたね。緊迫感がありました!・「別に・・・何とでも言うが良いさ」byテジュンスウォンに弓を引き、内乱を起こした父親・スジンの事を挙げられ挑発されるテジュン様。憤りを感じながらも、笑って受け流しました。大人じゃん!イライラを隠しもしないで、民衆(あと読者)にどんどん嫌われていってるケイシュク氏よりも全っ然大人じゃん!!こんなキャラになるなんてなぁ・・・(ほろり)彼の対応に、母親のイグニさんも嬉しそうです。この「動揺してるのに表に出さない・過剰反応しない」という描写、ハクヨナスウォンにも良く見られます。草凪先生的に、こういったどっしりした態度こそ美学というか・・・「器の大きさ」として描かれているのかな、と思います。なかなか他の少女漫画ではないんですよね。こういった描写は。ヨナ姫が他の男たちと仲良くしてても、ハク様は嫉妬のしの字すら見せてくれませんしねw・(テジュン様のお客様 初々しくて可愛かったわ~)by出来る女官貴方は何故こんなにも読者の気持ちに寄り添って下さるのか。。是非再登場していただきたいキャラクターですねw・キョウガ将軍流おもてなし??あのお布団がこんな使われ方をするなんて・・・・・・いや、なんとなくそんな気はしてましたが、想像以上にひどかった;;;いやこれはキョウガ様、怒っていいでしょう。というかもう闇落ちして「打倒!伝説の四龍軍団!!」とか言い出しても仕方ないレベルでしょうコレは。。彼らを招き入れた弟・テジュン様と確執が出来なければ良いのですが・・・;(↑割と本気で心配している)・暗闇の中の四龍シンア君の能力、そしてジェハさんの能力を目の当たりにするケイシュクさん。シンア君・・・能力を初代青龍並に使いこなせるようになってますね・・・!!最近、四龍の力を見せつける(というか影響力を見せる)描写が多くなっているので、神話方面の謎が詰められていくのかなぁ。期待!・ヨナ姫の主人公放棄っぷりが過ぎると思うんですよね^^;最後に・・・読み終わった後(アレ今回ヨナ姫喋った??)と確認してしまいました。ちなみに姉も同様でしたw「ケイシュク参謀が彩火城に来たのね」という台詞が一言ありました。良かった良かった。。・・・という事からも分かるように最近のヨナ姫はとにかく一歩引いていて、能動的に動こうとしません。正直・・・読者の方々に(ヨナ姫やる気なくなったのかな・・・)と心配されているのではないかと無駄にヒヤヒヤしてたりします^^;個人的には、彼女は最初から本当にブレなく突き進んでいるように見えるんですけどね;;暁のヨナ 161話「イグニ様だって面白くない」朝ドラの漫画が掲載されたからでしょうか?扉の前に「今からでも追いつける暁のヨナ」という特集ページがありました。(絶対コレじゃわからないだろ・・・いやしかしここは的を得ている・・・!!)などなど、とても興味深く読ませていただきました^^とりあえずハクとヨナ姫の間で(好き)(告白)が交差している図が面白かったですv・(人を飲み込んでしまうような威圧感 あんな能力を持つ者が・・・今までこの高華国に存在していたというのか・・・!?)byケイシュク様四龍の力を目の当たりにし、震えるケイシュク様。この方は・・・どこ出身の人なんでしょうね。髪が白抜きで表現されると、ちょっと火の部族兄弟と似てるなぁ(すごく適当な感想)。・「自分の城かーい!」byテジュン他人の城に好き勝手兵士を配置し始めるケイシュク氏。テジュン様、完全になめられてますね;;強めに注意しても、いち兵士にすらあしらわれちゃって;;しかしだからこそ、テジュン様は将来大物になれると思っているのですよ!・イグニ様の庭園逃げる途中、扇に誘われ・・・イグニ様の庭園に足を踏み入れたヨナ姫御一行。前回まともにイグニ様と話しをしないまま逃走の展開になったので(ウソォ!!こんなに色々知ってそうなキャラ出すだけ出して放置!!?)と思ったのですが、絡んでくれて安心しましたw枯れた火の部族領ですが、イグニさんの庭園は水を引き強い種を大事に育てあげた、花の咲く場所でした。この方は子供にしても植物にしても、むやみやたらと手を加えず根気強く育て上げるのが得意なのでしょう。しかし・・・今回やたらとプッキューが気になるのは何故でしょうか。なんか大きくなった??そしてハクヨナちゃんが小さいコマの中でも無駄にイチャついている・・・v(↑すみません、私常にラブコメフィルターがかかってますので)・「私 テジュンを笑ったあの参謀の思い通りにはさせたくないのですキョウガを懐柔したスウォン陛下にも あまり良い気分はしませんし・・・」byイグニ様イグニ様は目つきが鋭いですが、常に口元を扇で隠して口数の少ない女性です。こういった概念的なビジュアル作りが出来る少女漫画家さんって、なかなか居ない気がします。そんな彼女が、テジュンをバカにしたケイシュク氏そしてスウォン陛下に対する不快感を露わにしました。イグニさんが現政権に良い気持ちを持ってないのは、当然といえば当然。謀反を起こして亡くなった夫・スジン将軍に触れなかったのは、あえてなのかな?もう空の部族とは関わりの無いヨナ姫に言っても、仕方ない所ですしね。・「あの参謀がテジュン様を笑ったって? それはムカつくな」byハク様なんだこの男調子良いな!;;コイツの・・・こーゆー所がムカつきませんか。この・・・相手のスタンスに調子よく乗っかるこの感じ!キジャが出てくれば、自分も姫様大好き従者になってバランスをとるしジェハが恋バナを振ってくれば、いかにも姫様に告白したい系片想い男子になるしテジュンの母親に疑いの眼差しを向けられれば、テジュン様を認めてる将軍になるんですよ。半分は本心で、半分はその場に合わせてるだけだと思って見てます。相手が言って欲しい事を言ってるだけというか。本当に・・・本っ当にタチ悪いと思います!!・「危険です ここは殿方に任せて・・・女は戦いに行く殿方を見送るのが役目なのだから」byイグニ様「ありがとう でも行きます 彼らが私のもとへ現れてから 私は抱えきれない幸福をもらったの」byヨナ姫イグニさんと、ヨナ姫の性格の違いが良く現れているやりとりでした。男の人を支えるとき、黙って好きなようにさせてあげるのが良いのかはたまた一緒に戦いに行くのが良いのか・・・ これはもう相手次第ですよね^^各々我の強そうなテジュン一族の男達には、イグニさんの考え方が良いと思います。しかし対ハク様であれば、ヨナ姫のようにガツガツ動く娘じゃないとお話にならないですよねv・「この子には しろと あおと みどりと きいろの守護がついているのこの国で髪の力を持ってしまった赤い髪の子の話しよ」byヨナ姫の母・カシ様ヨナ姫の母親の名前が判明しました!!カシ様・・・カシ様・・・カシ・・・菓子・・・歌詞・・・ イル・カシ・ヨナ!(←最近覚える自信がなくなっている)リリちゃんのような長い黒髪。ヨナ姫の耳飾り、やっぱり母親の形見だったんですね。そしてまさかの電波系母だった!!wいや、子供が幼い頃に殺されてしまった・・・という悲劇的な経歴から勝手に(ふわっとした大人しい母親)を想像していたもので。なんかそうでもなさそうだな、と^^;電波系というか、これだけヨナ姫の力を断言しているということはもしや神官関係者なのでしょうか。イル王はあまり伝説とか盲信するタイプではなさそうなのにな・・・と思ってましたが奥さんの受け売りだったのかな・・・と思うと、なんとなくしっくりきました。謎が明かされるのが楽しみですね♪・四龍VSケイシュク勢うっかり見つかり、射落とされるジェハ&ゼノ。お互いかばい合ってるのがもう・・・ ;▽;これでケイシュクさんは、ゼノとキジャの能力も目の当たりにすることになりました。これはどうなるのかな。戦闘力的には振り切って逃げられると思うのですが・・・そうするとテジュン様の立場がなくなる気が;大人しく一気に緋龍城に行く展開が来るかもしれない。いや来ないかもしれない。。ヨナの展開予想は、当たった試しがありませんw一回休載を挟み、次回は8月20日!コミックス28巻と同時発売&ドラマCD付録付き!楽しみに待ってます~♪by妹
2018.07.22
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<SMAP楽曲についてーその37>音楽語りーその257♪Wonderful Life &G(稲垣吾郎)<SMAPシングル・アルバム年表>★:サウンドに影響がありそうな事項◆:アルバム●:ベストアルバム▲:リミックスアルバムなど□:ソロ関連★大河ドラマ『新選組!』2004年1月11日ー12月12日 香取主演□6・2004年3月10日 Wonderful Life &G 稲垣吾郎 □7・2004年8月25日 HATTORI3 ハットリくん 香取慎吾 36・2005年1月19日 友だちへ~Say What You Will~ 1位 ♪Wonderful Life &G(稲垣吾郎)作詞・作曲:市川喜康 / 編曲:小西貴雄 / コーラス・アレンジ:知野芳彦※草なぎ剛主演 フジテレビ系ドラマ『僕と彼女と彼女の生きる道』主題歌これは名曲!♪オレンジ、♪Traiangleといった有名曲のある市川喜康さんですが、私的No.1は、この楽曲です。当時、草なぎくんのドラマ自体は、私は観ていませんでしたが(←両親は観てた)、この曲はすごく気に入っていました。最初、ドラマ主題歌が謎の「&G」という覆面シンガー!という形で出してたと思います。母が、「謎の、って言ってるけど、吾郎くんだよ~」って曲を聴かせてくれて、車の中で流すテープにも入れてくれてて、その時も、「あぁ、いい曲だなぁ…!」とは感じてました。・・・が!!今回、自身がサラリーマン10年近くやってきたというこのタイミングで改めて聴くと、もうグッサグサ刺さりまくりますね。この歌詞。そして心に一音一音丁寧に響かせてくる、サウンド。この曲が…2004年でしょう?うん。やっぱり吾郎くん本人が30歳っていう頃の楽曲ですよ。だからなのかなんなのか・・・、いやぁ、入って来ます。巨大な交差点が青信号とともに 回り始めた僕は数時間前に降りた階段を一段(ひとつ)飛ばして 蹴り登ってく↑歌詞中には、街の描写と、その中の自分を自嘲気味に俯瞰する表現が溢れています。やっぱり、同じ社会派ソングではありますが、♪がんばりましょうより、こちらの方が大人っぽい内容を唄っている気がします。好きな歌詞↓意味や答えなんてもんは 自ずと出るみたいだ今はこだわれるほど強くもないが・・・僕はチェス盤を前に 決断を迫られてるプレイヤーそれとも駒か↑分かりますよ・・・すごくしっくり来ますよ。自信がないんですよ!「若者」「何も分かりません!」ってスタンスはもう許されなくって、そこそこストレスフルな判断を任されてる立場になってるし、実際、自分の考えもあった中でそれをやってるんですよ。・・・でも、自信なんかないんですよ!分からないこと、知らないこと、いっぱいありますし。これが、丁度30歳前後っていう立場・・・なのかな?サビでは、「理想」を掲げながらも、「誰にでもできること」を、自身にとっての最高の舞台(ステージ)と位置づけ、そこに「誇りをも抱けるんだよ」という価値付けをしています。そして、「そうさでなきゃ 僕も君のことも 愛せないから」って続くんですよ・・・。たぶん、結婚とかも引っ掛けたことを言ってるのかな?と受け取っていますが。唸る歌詞ですね、本当に。あと、この曲を聴いていて、本当に感じます。バブル崩壊直後の採用低迷期に就職活動をせざるを得なかった、「氷河期世代」、「団塊ジュニア」?などと表現される、現在の40代前半の世代が、モロにドンピシャで、SMAPメンバーの年齢に一致しているのは、なんというか・・・偶然じゃないなぁ・・・と。5歳年上の常識とも、5歳年下の常識とも、全く噛み合わない・・・価値観の変革に、常に一番先頭で立ち向かわなけれなならない・・・日本社会の歪みが一番直接現れる、いろいろ背負っちゃってる世代なんだろうな・・・と。ほとんど歌詞の内容の話になっちゃいましたが、吾郎くんの、噛みしめるようなボーカルも大好きです。アルバムへの収録はなく、配信もないため、しっかり聴こうと思ったらシングルCDを購入するしかない楽曲ですが、その価値は絶対にある曲だと思います!今の若い子たちにも、響く歌詞だと思うんだけどな。カップリング曲↓も素敵ですよ。♪平和の歌 作詞・作曲:KAN / 編曲:中西亮輔中居くんのことを唄ってるのかな?って受け取り方も出来るようにかなり作為的に作ってある曲だと思います。♪HATTORI3(参上) ハットリくん(香取慎吾)作詞:藤子不二雄A、作曲:菊池俊輔、編曲:近田春夫・山岸大輔慎吾くんの、映画用の曲のようですね。既存曲をラップ調にした曲でしょうか?えーっと、この楽曲・映画作品については、存在も知りませんでしたし、特に個人的な思い入れもありませんので、あまりコメントのしようがないです。このラップ曲も・・・取り立てていい出来だとは思いませんし・・・。んっと・・・とにかく、この年は慎吾君、大河ドラマで主役やってる最中で、映画公開やって、CD出してたと。レギュラー番組を他に何本も抱えながら。うん。人間の仕事量じゃないですよね。36・♪友だちへ~Say What You Will~ 作詞:エリック・クラプトン / 作曲:エリック・クラプトン&サイモン・クライミー / 日本語詞:竹内まりや / 編曲:小林武史世界に一つだけの花から約2年間を経ての、シングル曲です。エリック・クラプトン作詞作曲、編曲には小林武史さんという、とにかくこの上はない「豪華プロデューサー陣」で雁字搦めにしてある楽曲です。この楽曲はですね・・・個人的な印象は一言に尽きます。「頑張って作ったんだな」SMAPにとって楽曲というのは、「SMAP」を表現し、形作っていくものだと思います。とにかく、もうSMAPという存在自体を決定付ける、♪世界に一つだけの花を出してしまった後ですので、この上で、一体どんな形で「SMAP」を提示していけばいいのか。迷って迷って、迷った上で出てきた楽曲なんだろうなぁ、と。悪いとは言わないんですが、まぁ、個人的に、上手くいってるとは思ってない曲です。クラプトンのメロディーラインが、SMAPのボーカルに合ってるわけないっていうか・・・「歌えてないな」っていう印象のが立っちゃって、爽やかさが二の次に感じちゃうっていうか・・・メッセージ性も大人しくて刺激が足りないっていうか・・・編曲も無難一辺倒な気がするし・・・。すみません。ここまでズタボロに言うほど嫌いではないんですよ。作り手側に目をむければ、「SMAPのために」というこの上ない誠意と努力に満ち満ちている楽曲だと思います。ただ、発売当時、クラプトン大好きな父が「勿体ない・・・!」って怒ってた印象が強くって。どうにもこんな感想になっちゃいました。カップリング曲↓♪Song of X'smap 作詞:麻生哲朗 / 作曲:菅野よう子 / 編曲:武藤星児お、作詞・作曲は、新しい地図のパラスポーツチャリティーソング・♪雨上がりのステップと同陣営ですね。派手な曲じゃないんですが、個人的には聴いてるとじわじわと心に迫ってくる曲です。誰かに愛されながらボクらは生まれ 誰かを愛するためにボクらは生きてく↑結構切々とした歌詞なのですが、そのバックが武藤星児さんの軽くて調子のいい、メリクリサウンドなんですよ。うん・・・サウンド一本釣りですね。さてさて。だらだらと2年半もかけて続けているSmap音楽語りも、そろそろパタパタと進めないとな。新しい地図楽曲まで、行きつきたい!私がだらだらやってる内に・・・Smap本人たち(っていうか飯島社長指揮のSmap陣営)はどんだけ働いてんだ、って話ですよ。会社&ホームページ立ち上げて、一気に巨額資金集めやった上で、ネットTVを土台とした番組企画制作やって、何本CM取り付けて、何曲楽曲作って、何本映画撮って、何本舞台やって、いくつ企画ショップ&展示立ち上げ実行やってんだ、って。あの仕事っぷりを眺めてるだけで壮観です。私も・・・あんな風には絶対に無理だけど・・・あんな風にテキパキ働いていきたいな・・・無理だけど。とりあえず、楽曲感想は頑張ろう。by姉
2018.07.21
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