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音楽語りーその271↓♪SAHIBA -Phillauri超久々にワールドミュージック語り。先月、また大好きな愛知県のリトルワールドに出向きまして、いつものように、大好きなネパール寺院のお土産屋さんにて、ワールドミュージックのCD…ではなくて、DVDを購入しました。『Sound Of Bollywood vol.24』ボリウッドとは、インド映画のことで、インド映画のテーマソング?やミュージカルシーン等が30曲に渡って収録されているDVDでした。インド映画自体は全く知識がないのですが、音楽に関しては、インド~パキスタンの辺りの、パンジャーブ地方と言うんですか?あの辺の音楽が独特でエスニックで、大好きなんです!これまでも、なんとなく気になったCDを、内容も分からないまま何枚も購入して来ていました。今回、お土産屋さんを訪れた際に流れていた楽曲が、上記にリンクを貼った♪SAHIBAだったのですが、ひと聴き惚れして、店員さんに「今流れてるのください!」って言って購入してきました。最初CDだと思ってたので、DVDでびっくりしました。DVD映像は、どの映像もなんかツッコミどころ満載で面白かったです!なんか…文脈不明なまま、大勢の方が楽し気に踊ってたり、「どこだココは!?」みたいな観光スポットで恋人が不自然で壮大にイチャついてたり、雪山で真っ赤な半袖のドレスきた女性と、それをエスコートしてる風の男性が踊ってたり(寒くねぇ!!?)…。DVDを一通り観ましたが、やっぱりこの♪SAHIBAが一番お気に入りです!いろんな楽器の音が聴けるし、緩急も最高!映像付きで見ても、後半の宮殿?寺院?っぽい場所での演奏&独唱シーンが気持ちよすぎる!素晴らしい!!何の映画か分からないけど。なんだろう?男性歌手さんの、感動系の映画なのかな??他にも、気に入った楽曲がたくさんありました。♪RAABTA -Raabtaセクシーな女性がダンスをしているミュージカルシーン?の割に、音楽自体はかなりカワイイ系で、ギャップが気に入りました。しかし、サウンドのセンスが良い…///♪JATT JAGUAR -Mubarakanバングラ・ビートって言うんでしょうか?バングラ×HIPHOP系音楽です。センス良いなあ…///うん…説明も英語なんで、タイトルも、どれが曲名でどれが映画名なのかすら分かってませんが!すごく面白かったです。買ってよかった。いやぁ、ワールドミュージック面白いですよ!!よく分からないけど、この「Sound Of Bollywood」シリーズのDVD…他のも観てみたいなぁ…。気が向いたら、探してみようかなぁ…。by姉
2019.11.24
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先日描いた草凪みずほ先生の過去作線画に、コピックで色塗り&仕上げをしてみました~。色々反省点が多いですが;「ゲーム×ラッシュ」の藤枝芽護&結城シン草凪みずほ先生の(連載としては)3番目の作品になります。2005年連載・全2巻。2人の男の子達の確執がメインで描かれています。後のハクスウォンの片鱗を見ることができるかなぁ^^主人公がボディーガード職・・・という汎用性のある設定で、多分人気がでれば長期連載化も見越していたのだと思いますが、残念ながらその軌道には乗らなかった作品、というイメージ。でも最終回までにしっかりと伏線回収していますので草凪先生の作品で「読み物」として成立してるのはこの作品からかな、と思ってます。(ただ話詰め込みすぎ&絵が完成されてないので、漫画画面としては相当読みにくいです;その点で、誰しもにオススメできる作品ではないですね;)本作の中で私が一番好きなキャラは・・・実は朝霞深雪さんです。こんなイカれたキャラを描ける作家さんだったのか!と当時とても感銘を受けました^「NGライフ」の榊原朱奈&深影蒼一フリー素材有り難い・・・有り難いです(羽根)!NGライフの脇キャラカップルです・・・が(どう考えても普通の前世モノだったらこっちの方がメインになるよな)というドラマチックな設定を抱えたお二方です。この2人の確執は・・・しっかりと描かれているのですが特に深影の方の闇はなかなかに色濃くて・・・本編中でスッキリ解決はしていません。草凪先生はそのモヤモヤを、そのまま暁のヨナに活かされてるなぁ・・・と感じています。だってこの2人、どう見てもハクヨナの原型その2!(その1は夢幻スパイラルの弥生&温羅)ちなみにこのイラスト、最初こんなカラーリング↓で塗ってしまっていました。完全にハクヨナカラーに引っ張られて、深く考える事なく塗り塗りと・・・完成してから「いやこんな髪色じゃないじゃん!!」と気付いて塗り直しました;塗り直して良かった;;草凪先生の過去作は、なかなか完成された作品群という訳ではないのですが後の暁のヨナに繋がる描写が随所にちりばめられていますので、草凪先生の思考ルーツを探りたくなるようなヨナマニアの方は、是非ご一読を!by妹
2019.11.23
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おはようございます。そういえば、この漫画について記事を書いていなかったことを思い出しました。倫理観念上、「おススメ!☆」などとは、とても言えない作品です。あまりに登場して来る要素がエグく、グロい。また、2019年現在においては、(1972年においても同じだったかもですが)タブー視されているような事象をことごとく踏み抜いていく作品のため、読んで気持ち悪くなる方もいらっしゃるんじゃないかと思います。「お薦め」は…しません。…が、めっちゃくちゃ面白い!!『地獄でメスがひかる』(高階良子先生・1972年・講談社・なかよし)父親の妾の子であること、そして何より、生まれながらに容姿があまりに醜いことで、親兄弟に人間扱いされて来なかった ひろみ。自身の存在に絶望したひろみは、ある日家から姿をくらまし、独り、自殺を試みる。そこを、偶然通りかかった巌俊明(いわお としあき)に助けられるが、彼は、自身を締め出した現行医学界へ復讐するため、危険な研究に没頭する、闇の天才医師だった…。元々、文庫版で購入して、「なんじゃこれは!」と衝撃を受けていた作品でした。上の写真は、約4年前になかよし60周年記念で、投票で上位作品の単行本を復刻販売するよ!という企画があり、その際に再販されたものになります。※ちなみにこの投票は、あまりに反響が大きかったそうで、対象だったラインナップ作が全作復刻発売されてました。やっぱり…すごく人気のある作品だったんですね。えっと…本当に、内容について語ることも憚られるような作品なんですが、とにかく、すごいです。最初から最後まで、ずっと狂ってます。高階良子先生の他作品をご存知の方には、特に驚きはないかもしれませんが、慣れてない人間には、もの凄い衝撃でした。「いい人」、「優しい人」がほとんど出てきません。…だいたい皆、狂ってます。でも、ついて行けちゃうのが怖い!!生まれてこの方、自分の存在を認めてもらえたことのない主人公のひろみちゃんの、あまりに悲しい思考回路に飲み込まれます。いや、壮絶過ぎて、共感っていうのとも違う気がするんですが、その思考の渦に心が持って行かれます。そして、完全にブラックジャックモドキな巌(いわお)先生がね…こんなひっでぇ少女漫画ヒーロー見たことないわ!ってぐらい酷い…酷いというか、「やることなすことただの犯罪」っていうレベルの酷さで、弁護の余地のない人なんですけどね…どうしようもなく、付いて行けちゃうんですよ…なんでこんなヒーローで少女漫画が成立するんだ、恐ろしい…。1シーン1シーンのインパクトも凄くって。特に、ひろみちゃんが作中後半で、あるモノをメスで滅多切りにして、焼却炉で燃やし、そこから発狂してしまうシーンがあるのですが、こんなシーン、子供のころから漫画を読んで来て、初めて観ました。本当に、よくこんなものを『なかよし』に載せたな…!という感想しか出てきません。でも、冷静に要素や描写を観ると、「たぶんこれは小学生にも伝わるな」と思っちゃうんですよ。使ってる感情は、小学生でも理解できるものばかりです。小学生の私が読んでも、たぶん内容は理解できました。…だからこそ、恐ろしい!!70年代のエンタメコンテンツのパワーと毒気、凄まじい…!えっと、繰り返しになりますが、誰にもおススメはしません!!だけど、こんなに面白くまとまってて、ひたすら狂ってる少女漫画は、そうそうありません!!漫画媒体が好きで好きでしょうがない方に向けて、「衝撃作だよ☆」の一言だけ、お伝えしたいと思います。by姉
2019.11.18
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最近、城の写真を上げていなかったのですが、こそこそと一人で出向いたりしてます。夏に行った甲府城の写真。甲府城は、現在JR中央線が広大な城内を分断するような形で突っ切っています。城郭というのは、本当に交通の要所に建てられているため、このように線路が突っ切っている城郭というのも、中には見受けられます。長篠城とかもそうでした。ここまでの写真は、城内でも「山手御門」という部分だそうで、「甲府市歴史公園」という名称で整備されていました。橋を渡り、線路を越えていくと、本丸等を残す「舞鶴城公園」が見えて来ます。真ん中の目立つ塔は、本丸内に建立されている「謝恩碑」です。明治40年に、度重なる水害に対して明治天皇より皇室財産であった土地の県への下賜があり、その感謝を形にしたものだそうで。これも歴史ですね。戦国以降、この地の政治権力の象徴であり続けた場所なんだな・・・というのがよく分かります。2004年に復元された「稲荷櫓」。高い石垣の上で堂々としてて、カッコよかったです・・・!甲府城は、とにかく石垣が圧巻でした・・・!高くて、立派で、迫力がある!!天守台からは、甲府市内(甲府盆地・・・?)が一望!左手に見えるはずの富士山は・・・曇ってて残念!2013年に復元されたばかりの「鉄門(くろがね門)」。本丸直通の門ということで、本当に立派でした・・・!甲府城は、江戸初期は徳川家が直接納めているような要所です。(6代将軍・家宣は甲府徳川家出身)何百年もずっと大事にされて来た場所だという、威圧感というか・・・特別な空気感をすごく感じました。「ザ・城!」という、立派な石垣に興味のある方は、是非!by姉
2019.11.17
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遅くなりましたが・・・本誌感想参ります!*以下単行本32巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*ーと言っても・・・・・・・・・・・・・・・いやぁ。もう何というか。もう何も言えないというか・・・。以前からこのブログ内でひたすら語っきたのは、ここです。この部分なんです。「ハク様が立ち上がる・能動的に動き出す」という事に関してはこの辺りの記事↓とかで(姉が)語り尽くしていて正直もう何も言う事がありません^^;暁のヨナ・ブルーレイ第2巻 感想ーその2暁のヨナ 戒帝国千州(クエルボ)編 感想(姉編)このためにヨナ姫がどれだけ尽してきたか・・・!待ってました・・・10年待ってましたよ! 感無量です・・・!!以下気になった点だけ箇条書きピックアップです。・「まともな大会と違うだろこんなん 俺はハク様の様子が知りたくて来たんだ」by腕組みテウ様風の子達がワイワイはしゃいでいる中、ひときわクールな若きテウ将軍。皆と一緒に「ハク様おかえりー!」と声をかけることをしない姿が印象的でした。まぁテウだけは、ハクにはっきりと「戻らない」と告げられてますからね。テウ・・・良いと思います。この先ハクが自由に動き回るには、風の新部族長として「風の部族は一切関係ないよ」「でもハク様に何かあったら黙ってないよ」というアピールをしていく必要があるはずです。テウ、すごく良いです!・「四龍の能力・・・ 成程・・・伝説になるわけだ」by意気消沈のグンテ将軍ジェハ兄さんの人たらしっぷりがスゴイ・・・!グンテ将軍・・・武力的にも手を抜かれ、人間性でも負けてるんじゃないですかね・・・;そしてキジャは何故お姫様だっこなの・・・観客達も、何かよく分からないけど「神の力」を見ることが出来て満足した模様。・「俺とゼノを隠してもキジャとジェハが危険になるのなら それは解決じゃない」byシンアくんゼノが何か言うかな~と思ってましたが、シンア君がビシっと言ってくれました。良いね!この調子でドンドン喋っていこう!シンア君に叱られてぐうの音も出ないお兄ちゃんズが可愛いv・胸キュン兵士・ラパ前回から妙に存在感があった、ハク様にときめいてしまった兵士さん。今回もめっちゃときめいてる・・・ケイシュクとハク様の狭間で苦悩している・・・少女マンガとはこうあるべきですよねw(雷獣のあの目で命令されると 思わず「はい」って言っちゃいそうでーっ)←笑いましたw言われるがままに独りでのこのこと部屋に行っちゃってる時点で、もう駄目だって。がっつり話に絡んできてくれて嬉しいです^^・「同盟結ぶのは千歩譲って了承したが専属護衛剥奪される筋合いはこれっぽっちもねぇよ」by怒りのハク様・・・感無量です。「私にハクをちょうだい」この台詞が響いてきましたカァアアア唖!!!!この頂戴シーンが花とゆめ本誌に掲載されてから、実に10年弱。感無量です。このヨナ姫の言葉への返答は「いーですよ 俺はアンタのモノです」・・・でも良いんですよ。良いんですが・・・そこを超えていって欲しい!!だってハク様は決して「モノ」ではないのです!!それはそうと、「俺が大人しくしていれば 姫さんと四龍とユンの安全は守られるのだろうじゃあ部屋に籠もり姫さんたちの幸せでも神に祈るか?」ーこれ、2巻のヨナ姫の(神に問う前に、自分に問うことがあるはずよ)の台詞とリンクしてるんですね。姉に指摘されて(そう言われてみればそうだな!)と思いました。だからいきなり「神」とか出てきたのか・・・素敵!・「私の血を受け継ぐ子が王に相応しいとは限らないでしょうそれより王の器を持った人を探す方が早いので」byスウォン陛下 「その・・・陛下からご覧になって 王の器を持つ者は・・・既に決まっておられるのですか・・・?」byグンテ将軍まぁた意味深な単語が盛りだくさんですね。なんとなくミスリード的な部分もあるような・・・!とりあえず「高華国の王」には「血統」の概念がなんとなく踏襲されてきている訳ですが、スウォン的にはそこを重視する気はないようです。・・・むしろ嫌がってる節がある気がしますね。親世代の確執含め、想うところがあるのでしょう。・「俺を空の部族軍に加えてくれ」「見てるだけはもうやめだ 自分の欲しい居場所は自分で作ることにした一兵卒から駆け上がってやる」by元将軍・ハク様・・・・・・感無量です!!!いやもう・・・「ハク様が動いてくれない事にはお話にならないから!!」ーと今かいまかと待っていましたが、まさか「空の部族軍に入る」という形になるとは!!!成程・・・今までは「風のハク将軍」だったのが王族・空の懐に・・・ふふ。成程。ふふふふ。とりあえずジュド将軍なんか、その気になれば一発KOできるハク様です。どう動くつもりなのか・・・次回も楽しみです!!次号はヨナ休載ですが、付録に描き下ろしミニ色紙が・・・卑怯だ!by妹
2019.11.10
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<SMAP楽曲についてーその48>音楽語りーその270↓♪シャレオツ、ハロー、Yes we are bySmap<SMAPシングル・アルバム年表>★:サウンドに影響がありそうな事項◆:アルバム●:ベストアルバム▲:リミックスアルバムなど□:ソロ関連51・2013年12月18日 シャレオツ/ハロー52・2014年4月9日 Yes we are/ココカラこの辺は名曲だらけです。このシングル構成も、私は激推しします!オモシロい!!♪シャレオツ作詞 大竹創作、作曲・編曲 Jeff Miyahara、blackSHEEP草なぎ君主演のドラマ『独身貴族』のテーマソングだそうで。独身の寂しさを、優雅で調子よく「シャレオツ」「オサレ」と言い張る中年のオッサンの強がりソング。この楽曲は、コンテンツを時系列で聴いていると、ここで明確に、「さぁ、40代だ!!」と制作側が意識を切り替えているのを感じます。この時点で、中居くんとキムタクが41になったとこか。SMAPコンテンツの何が凄いって、ここが凄いんです。状況が変わったら、ちゃんと方向性を持って、コンテンツを変えて来るんです。よく、「〇〇さんがジャニーズ退所」ってことになると、「30後半…40過ぎたら、アイドルは無理だよね。自由にさせてあげなよ」的なコメントを目にしますが、私は、そんなこと一切思っていません。40過ぎようが、50過ぎようが、60過ぎたって、アイドルやアイドルグループは出来ます。40代、50代、60代の男性グループ像として、憧れと愛着を持って観てもらえる形を、どう作っていくか、という話ですから。40代、50代、60代の魅力を、きちんと落とし込んだコンテンツが出せるかどうか、それをきちんと表現して、受け手に伝えていけるかどうか、だけの話です。私は、SMAPが解散に至った原因に、「40代になってアイドルやるのが無理になった」があるとは微塵も思っていませんし、事実、SMAPはちゃんと40代アイドル像を形作ろうと、きちんと楽曲コンテンツや出演するドラマコンテンツを変えて来ていました。それまでだってちゃんと、20代前半で、バブル以前のようなアイドル運営が難しいと判断したら、大人・一般層に振り向いてもらうために、生意気で尖ったコンテンツをあえて出して来ていましたし、30代が迫ってきたら、「カッコイイ兄ちゃん」像だけでない、セルフで凝った映画級PVとか作って、重厚な映像コンテンツへの出演を誘い受けしていました。安定の30代は、「国民的」を意識し、あらゆる方面の目線に配慮した楽曲を提供して来ていましたし、そこからの40代。「生活感やラフさ、とっつき易さ」の洗練から、ハイブランドを纏ったセレブ感・・・言ってしまうと「とっつきにくさ」への転換というか。「カッコイイおじさんたち」像の構築ですね。ここの転換は、実際に出来ていたと思います。楽曲感想でもなんでもなくなりましたが、とにかく!♪シャレオツは、歌詞の面白さや、サウンドの質、調子の良さもさることながら、「SMAPコンテンツのここが凄い!」というのが詰まった楽曲だと思ってます!♪ハロー作詞作曲 尾崎世界観、編曲 藤谷一郎ベスト盤やアルバムへの収録はありませんでしたが、SMAP後期楽曲群の中でも、取り立てて語りたくなる名曲だと思います。まさかのハローキティ×SMAPコラボ楽曲ということで、PVでは、5人が衝撃的なキティちゃん白スーツを着て、しっくり歌いあげています。このキティちゃん白スーツを見事に着こなす稲垣吾郎さんは、天才だと思います。楽曲の内容は、(考えようによっては、いろんな関係性で考えることもできますが、)基本的には、父親が娘への想いを唄っている内容だと思います。これからどんな事が君を待っているんだろうねいつでも君が決めた事をただ信じられますように↑ここのくだりが、本当に素敵な言い回しだと思います!SMAP楽曲で、家族愛的なものを唄っている中では、♪らいおんハートのいつかもし子どもが生まれたら 世界で2番目に好きだと話そうと並んで、すごく好きな言い回しです。この曲はですね…メンバー個々の表情がすごくイイんですが、中でもキムタク、すごくイイですよ。やっぱり、すごく伝わって来ます。しかし、「独り身の自由、オサレ!」とか言ってる楽曲と、娘への愛情をひしひしと歌い上げる楽曲が並んでるの、本当に面白いというか、抜かりないというか;こうやって、動くにしてもいろんな目線をカバーできるように動いてたんだな…これがSMAP実働部隊の動き方か…とひしひしと…うん。勉強になります。(何の為の勉強か分からないけど)地味目なシングルなのかな?どちらの曲も、アルバム収録はされていません…が、この2楽曲は、もっと評価されるべきだと思ってるんだけどな。♪Yes we are作詞作曲 さかいゆう、編曲 森俊之さかいゆうさん登場!さかいゆうさんは、SMAP楽曲漁りを始める前から、CDアルバムを持っていました。TVアニメ『のだめカンタービレ』のOP楽曲・♪まなざし☆デイドリームを担当されていて、その楽曲が気に入っていたもので。さかいゆうさんのワークスの集約モチーフとして、今楽曲のメインテーマである「Yes」があるのかな?♪まなざし☆デイドリームの曲中でも、掛け声として出て来ていましたし、何より、さかいゆうさんのメジャー1stアルバム名自体が『Yes!!』です。この楽曲は、とにかくボーカルが抜群にイイです!SMAPは、歌下手歌下手と言われ続けていますし、実際に私も「歌が上手い」という言い方は絶対にしませんが、とにかく、表現力があります。俳優揃いの、表現モンスター集団です。この部分を取り上げて、「歌が上手い」と言うのであれば、ものすごく「歌が上手い」と思っています。あとはもうとにかく、誰が聴いても内容が伝わるように、歌詞をかみ砕いて落とし込む力…でしょうか。元々の楽曲の良さあってこそではあるのですが、それにしても歌詞の持つパワーを、これほど落とし込んで来るボーカルというのは、他にないなぁ…と思って聴いています。こういったバラード系は、特に中居くんと吾郎くんですね。この曲調の、この2人のボーカルは本当に…イイですよ。♪ココカラ作詞作曲 和田唱、編曲 CHOKKAKU可愛らしい楽曲です。三井不動産・日本橋プロジェクトテーマソング…?いまいち内容は分かりませんが;真性のエンタメ楽曲としては、SMAP名義での「最後のエンタメ楽曲」だったかな…と思います。また後に語りますが、この先の楽曲群は、もはや何か違う…。現実の壮絶な闘いが延々と形になっている、何か違う次元のシロモノになりますので…。この♪ココカラは、CHOKKAKUさんの乾いた、でも優しい日差しのあるサウンドが印象的だな、と思います。あとは、プロモ!春色なスーツを着て5人が踊る爽やかなPVなのですが、楽器演奏と指揮者イメージが軽く挿入された振付がとにかくセンス良くて!このプロモは、妹がすごく気に入ってます。ふぅ…もう3年…4年…?近くだらだらと書き続けているSMAP楽曲語りですが、この先、いよいよ佳境です。むしろ、この先の楽曲について語りたいがために、かなりだらつきながらですが、途中で投げ出さずにここまで地道に語って来たんだと言っても過言ではありません。新しい地図も音楽面の動きが活発化(ソロアルバム発売等)して来て、嬉しい反面、焦っているので…とにかく、SMAP名義楽曲のラストまでたどり着くぞ…!by姉
2019.11.09
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花とゆめ23号の暁のヨナ183話を読みましてですね・・・あまりにも待ち望んでいた展開だったため「ああああ待ってたYO!ハク様わっしょいバンザーイ!」ーてな感じで盛り上がりまして、いそいそと落書きしてました。ドヤァ・・・な、俺様オラオラオーラのあるポーズをさせたくて・・・安直な思い込みにより、木村拓哉さんの写真を引っ張り出してきて描きました。カラーインクで仕上げ・・・たんですが失敗しまくり、デジタルで相当修正してます。いやまぁデッサン狂いは修正し切れてないですが・・・;完成間際で(青金石持たせれば良かったんじゃ!)と思いつき、描き足しました。そこまでいじるなら最初からデジタルで描けよ! ーって話なんですが、どうにもタブレットをいじるより絵の具を触ってる方が楽しくて^^;はい、こんなん描いてるから感想に取りかかれないんですねスミマセン。あ、あとですね。ずっと欲しかった水彩色鉛筆(36色)を漸く購入しました!なんで今まで持ってなかったんだ!・・・って位使いやすいです。記念に描いた秋イラスト↓色々試してます。カラーインクや水彩色鉛筆含め、そろそろ水彩と・・・透明水彩さんと仲良くなりたいんですよ!!!しばし落書きは、水彩系で頑張りたいと思います。by妹
2019.11.07
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現在東京池袋にて暁のヨナカフェが開催されていますね!残念ながら行く予定はありません!!悲しいので、メニューにある「ユン君の鶏粥」っぽいものを自作して余計に惨めになってます!さて本題です。とても遅くなってしまいましたが・・・ザ花とゆめファンタジー(2019年度版)読みました。簡単ですが感想参ります~!*以下単行本未収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・とりあえずザ花の表紙ですよ!ハクヨナスウォン(2年程前)3人組ですよ!!あああァァアあ可愛い!ハクヨナの信頼しきった無垢な瞳がなんとも泣けます・・・しかし草凪先生がこんな「パースのきいた淡い人物塗りのイラスト」を描かれるなんて!!A3ポスターを広げてニヤニヤしてます^^・そしてそして770万部突破おめでとうございます!!(本誌の方にちらっと掲載されていた画像では730万部と書いてあったんです。なんでこの間から変わってないんだ~!! と思ってましたが、ちゃんと増えてて良かったですv)←細かいさて本編(というか番外編)感想参ります~。暁のヨナ 番外編「いつかどこかの海で」・ハク(13)・テウ&ヘンデ(12) 風の部族の悪ガキトリオ in地の部族!最初からすごい情報量で、思わず身構えましたよ・・・!地の部族というか、阿波の都ですね。じっちゃんに連れられて来たことが~とは言ってましたが、テウヘンデも一緒だったとは!やんちゃ盛りの3人が可愛いv結局「じっちゃんが迷子になった」に帰結するとかホント可愛いvハクが2人の諫め役というか、かなり真面目キャラですね。お兄ちゃん気バリバリです。・・・実は今回、なんとなくハク&スウォンのエピソードが来るんじゃないかと思ってたんです。草凪先生、最近どんなカラー&小さなカットでもハク様ばかり描かれてるのでもうそこ(ハク様方面)を詰めようとしてるんだろうな、と感じてました。しかし対スウォンじゃなかった。その前だった。今回のお話は、所々に風の部族の実情を匂わせつつ、「スウォンの右腕になって、空の政権を支えてくぞ!」と覚悟を決める前の幼少期ハクのスタンスを描く・・・という、想像以上にハク様ハク様!な内容でしたw・「風の部族三原則 三つ目は「死んでも俺について行く」に変更」byハク様ハク様不在の今でも、風の若者達は(テウヘンデを筆頭に)この原則を大事にしています。適当にこんな事言って、大した説明もなしに出ていって・・・めちゃくちゃ罪深い事だと思いますよハク様。まぁあの時「空&火と風の衝突」を避けるためには、最良の選択といえばそうですが・・・。・ハク様 meets 大刀風の部族は主に槍使いが多いので、ハクの大刀はどこから来てるんだろ~と気になっていた・・・気がしなくもないような・・・(←そんなに気にしてなかった)成程ここだったのか!目新しいものを見て興味津々な若きハク様、可愛いですね!・「風の部族なんざ 軍事力は五部族中最下位だろうが」by武器屋店主・・・いやぁ、この辺りの会話は間違いなく一番面白い場面でした。色々・・・そう色々、五年前の高華国の情勢情報がぶっ込まれてました。①イル王は子供に武器を持たせる事を制限していたこと②そんなイル王の姿勢を評価しない平民達(一部武器商人の意見ですが)が居たこと③グンテを倒したものの、雷獣の存在は地の平民達には知られていなかったこと④風の部族は軍事力の面で、他部族に劣っている・・・という共通認識が、国中一般的にあったこと①②はまぁ、そうだろうなぁという感じ。イル王、やはりきちんと持論に沿って法整備してたんですね。③も納得。ハクの存在は風の部族、もしくは緋龍城近辺に在住&城に出入りするような兵士達にこそ知られているものの、世間一般にはまだまだだったようです。今までの旅からもそうなんだろうな、とは思ってました。ハクは13歳でグンテに勝利していますが、それ以降は主立った武術大会に出ていないのでは。部族長に就任してまだ3年・・・しかもその間ずっと城内部でひっそりと姫様の護衛。イル政権下では戦は起こりませんでしたし、武人が目立った武功を立てる機会もなかったのです。④これは結構驚きました。風の部族は地と同様、武力の高い者を長にしているようですしおそらく農作物などには適している風の地です。基本は自己防衛意識が高い部族だと思っていましたので・・・。そうかそんなに弱い認定されてたのか。ハク様曰く「兵士の数が圧倒的に少ない」らしいです。今までの情報をふまえると、おそらくこれは「ジュナム王時代の戦争で、相当数の兵士達が亡くなってしまったから」だと思います。本作では、風の部族の中年層世代の兵士達がほぼ描写されていません。真国にあれだけ戦争の爪痕があるという事は、当然最前線で闘っていたであろう風の部族も甚大な痛手を被っていると思いますし、事実ムンドクの息子達も戦死してしまったようですし。だからこそムンドクは平和主義のイル王を全面的に支持して支えてましたし、ハクを筆頭に若手世代の育成を頑張ってたんだと思います。しかしテウヘンデがハク様大好きすぎて・・・;;特にテウ君は普段クールなだけに、生粋のヤバさを感じますwハク様は本当にモテます・・・頑張れヨナちゃん!・風の部族は平和でいいとこだ でも こんな・・・自分に優しい世界に漬かっていたら俺はきっと 駄目になってしまう あいつになんて 遠く及ばない by13歳悩めるハク様ムンドクはハクが幼少期の頃から目をかけていて、かなりシゴいていたようですが・・・物足りなかったのかな?まぁ何と言っても13歳!思春期突入!心も体も大人に!・・・という血気盛んな時期ですからね。そしてどんだけスウォンを美化してるんだよぅ・・・多分彼、キミが思ってるような聖人君子じゃないよ;;・・死ぬ程会いたくもなるけど これ以上忘れられなくなる前に いつか俺はby13歳悩めるハク様おまっ・・・そんな情熱的な恋心を燃やしていたんですか!!?こんな顔してるくせに!いやぁ私、ハク様のヨナ姫への気持ちを計りかねてる所がありまして・・・この頃も「アーお姫様可愛いなーゲヘヘ」位なものかと思ってたんですが(少女漫画ファン失格発言)、想像してたよりこじらせてましたね。そしてどんだけヨナ姫を美化してるんだよゥ・・・彼女、キミが思ってるようなか弱く可憐なだけの女の子じゃないよ;;結構ガツガツ自己主張する恋愛戦士だよ・・・・20歳?のジェハ兄さん登場!運命の出会い(!?)キターーーーー!!このサービス展開は待ってました!いつかどこかで出会っていた2人・・・ロマンティック!何故それを暗黒龍さんと緑龍さんでやっちゃうんですか草凪先生!しかし若い兄さん可愛い&格好良いですね!ハク様との年齢差を思い知らされました。しかしこの盗人、兄さんに顎&ハクに腰をキメられて・・・生きてますコレ・・・??・いつか高華国を旅して 広い世界を見たい そして さっきの男みたいな 俺より強い奴に会いに行きたいby13歳ハク様今回のお話の着地点ですね。13歳ハク様は自分の可能性を信じ、大きな世界に興味津々!・・・しかしこの2年後、スウォン&ヨナ姫を支えるために窮屈な緋龍城内に入る事を選択します。スウォンの謀反により、思い描いていた未来図を奪われたハク様ですが、元々は「ゆるやかに風の向くままに世界を見たい!」-という願望も持ち合わせていた男です。不本意な現実に失望しながらも、憧れの姫と一緒に新しい世界を巡り新しい仲間を出会う旅は彼にとって十分に人生の糧となるものだったのではないでしょうか・・・―と、今までの腹減り一行のキャンプ旅の意義を見いだすようなそんな番外編だったかな、と思います。・・・なんか・・・なんか・・・ 面白いのは元々この旅って、何の為の旅でしたっけ?ーという所なんです。この旅はヨナ姫が世界を見るための旅じゃなかったですっけ? ーと。作者様によって旅の意義づけの転換が行われているというか・・・ はい。ふふ。ふふふふふ堪らない。暁のヨナはだから面白いんですよ!!by妹
2019.10.30
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おはようございます姉の方です。花とゆめ2019年12号。45周年スペシャル企画として実施された、「作中アイテムプレゼント 合計60名様」の、暁のヨナ・ヨナがスウォンからもらった簪(8名様)が当選し、先日、品物を届けていただきました。誌面での当選者発表はなく、「賞品の発送を持って発表」という形式でしたので、いきなり届いて、喜ぶより先に茫然としました。この、「作中アイテムプレゼント」企画、過去15年ほど、花とゆめを購読し続けていますが、今までにない力の入りようで、結構驚いた企画でした。ヨナも含めた、全7作品の作中に登場したアイテムを、きちんとした製作者様たちにオーダーメイドで頼み、それぞれ6~10名様へプレゼントします!というもので…これは、編集部様の手間も、また費用面も、相当かかった企画だったと思います。こちらのヨナの簪は、昨年・そして今年も11月より公演される舞台「暁のヨナ」の、生駒里奈さんが持っていたものと同モデルだよ!と誌面には記載がありました。花弁がぶわっとなったこの複雑な形象は、生半可な造りで再現できるものではなく、よほどのことがない限り、「これを作ろう」とは思わないものだと思います。規模の大きな商業舞台の公式小道具ということで…当然、下手な造りだとは思えませんし、なにせ、この「簪」は、作中随一の超重要アイテム!!こんな機会はめったにない!っていうか、たぶんもうない!超欲しい!!…と意気込んで、かなり頑張ってハガキを書きました。しかし、本当にいただけるとは、流石に思っていませんでした。見れば見るほど精巧な出来で…また、舞台映えを意識してだと思いますが、あらゆる部分が光を受けるとキラキラ輝るようになってます。凄い!以下、作品内のこの簪にまつわる私自身の見解を語ります。*嬉しくって嬉しくって、テンション振り切れてて、ウザいです。お気を付けください!*暁のヨナ・第1巻、第1話。ヨナ姫の16歳の誕生日…この日の夜、ヨナ姫の父・国王イルを殺害するクーデターを起こすはずのスウォンさんが、誕生日プレゼントとしてヨナ姫に手渡したのが、この「簪」でした。ヨナ姫は、クーデター後もずっとこちらを大事に持っていましたが、単行本24巻・真国編にて、戦争勃発を止めるため、協力を仰ぐ対価として空都の裏の顔である情報屋・オギに譲り渡しています。現在は、この簪はオギさんが持っているようですが、それを知ったヨナ姫の友人である水の部族長娘・リリちゃんが、買い取るのを「予約」している状態です。様々な人々が気をかけている、こちらの簪ですが、誰が一番気にしてるかって言うと、ハクさんです。とにかく超っっっっっーーーー複雑な感情が渦巻いているようです。ヨナ姫がこの簪を大事に持っていることにも、神妙で辛そうな表情を浮かべ、ヨナ姫がこの簪を手放すことにも、思わず「手放さないで欲しい」的なことを言いかける…この簪は、ヨナ姫が頭に付けている&手にしている描写が多いので、「ヨナ姫のアイテム」のような印象が強いかと思います。「ヨナ姫の城時代」を象徴するようなアイテムというか…また、「ヨナ姫のスウォン様への恋心」を象徴するようなアイテムというか…。もちろん、そういった意味合いの小道具として機能もしていると思います。でも私は、この簪が本当の本当に体現しているのは、「ヨナ姫」ではなくて、贈り主の「スウォンさん」の方だと思っているんです。今回いただいた簪を、まじまじと観て、とにかく感じるのが、コレ↓「これを、『あなたに似合う』と贈った相手が、大切な人じゃないわけないな」本当に華やかで、可憐で、大事に大事に手に取りたくなる逸品なんですよ。ハクさんが、どうしても割り切れないのは、「この簪が体現する『スウォンさん』が、ホンモノだから」でしょ?…と。幼少期から、「ヨナ姫のこと大事に思って来たスウォンさん」を、ハクさんはずっと観て来て、そんな彼を心から尊敬して、その先にある3人の未来を見据え、その為に生涯を尽くすつもりだったんですよ。思い描いていた未来は、スウォンさんが何らかの意志を持ってぶっ壊したはずなのに、そのほんの直前に、思い描いていたままの、「ハクさんが大事にして欲しかったものを、大事にしたいスウォンさん」がちゃんと居て、簪という形になって、ヨナ姫の手の内に存在してる。こんな事態に至っても尚、「この簪の体現する、スウォンさんの想いは本物だったんだ!」と、一番言いたいし、それを一番信じていたいのは、ハクさんなんだと思うんですよ。だからこそ、「どうして・どうして・どうして」のループです。単行本22巻では、「この簪」を追いかけて川へダイブし、スウォンさんに対するハクさん自身の感情を探そうとした…その途端に、身体を動かす気がなくなり、傍から見ると「自殺未遂」としか受け取れない状態に陥ってました。少し脱線しましたが…とにかく、この「簪」は、ヨナ姫のアイテムというより、「スウォンさんのアイテム」だと思ってるんですよ!という話でした。…あまり下手なこと書けないので、今まで控えて来ていたのですが、この「簪」をいただいたタイミングですので、言ってしまいますと、私が、『暁のヨナ』という作品を読むうえで、一番自信を持っているのは、「スウォンさん」というキャラクターの読解です。細かい部分は、情報も少ないですし、分からないところもいっぱいありますが、大きいところに関しては、外している気がしません。私にとっては、本作品中で、誰よりも感情移入できるキャラクターです。(妹は、とにかく「ヨナ姫目線」なので、だいたい私と妹の「暁のヨナ討論」(オタク談義)は、「ヨナ姫寄りvsスウォン様寄り」の概念討論会になります。)この簪が体現する「スウォンさん像」は、今後もますますその存在感を増して、キャラクターたちや読者の心を揺さぶって来ると思います。最後は、巡ってどこへ行きつくのかな…?出来る限りの良い場所へ、行きついてくれるといいな…!!花とゆめ編集部様。この度は、本当に力の入った、素敵な企画をありがとうございました!「暁のヨナ」の大ファンとして、この、とてもとても重要な「簪」というアイテムを手に取ることが出来るなんて、本当に夢のようです…!嬉しいです!宝物にします!!by姉
2019.10.29
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簡単感想!『ワンダーハニー 1~2巻』(絵夢羅先生・別冊花とゆめ&マンガPark)女児向けTVアニメの脚本執筆と、モデル業の2足のわらじで、男手一つ、愛娘・あかり(4)を育てる、有坂祐二(29)。しかし、あかりには奇妙な超能力が宿っており…!?絵夢羅先生が、安定・安心のクオリティで描かれる子育てコメディ(超能力パニック付)!絵夢羅先生の作品は、個人的にツボにハマる作品と、そうでない作品の差がすごく大きくて…;マンガ作品として、お話し回しや画面の魅せ方の面白さについては、文句のないクオリティで作品を描かれる、とにかく安心感のある作家様なのですが、キャラクターと設定が、どうも私的にえり好みがあるようで…。キャラクターがどうでもいいと感じちゃった作品は、本当に読めないんです。苦手過ぎちゃって。大好きな作品は、大好きなんですけど…。ただ、この『ワンダーハニー』は、以前より、これはキャラクターが好きな方の作品だな、このパッケージなら読んでみたいな!…と気になっていた作品でした。今回、既刊2巻を読みましたが、案の定…案の定というか、想像以上にすごく面白かったです!!アイドル性抜群の父親主人公と、お父さん大好きなツンデレこけし娘のあかりちゃんの掛け合いがいちいちカワイイ!また、ぺージを開いたところで、読者をびっくりさせたり、くすっと笑わせたりする、漫画表現での仕掛けが作りやすい・・・むしろそこが見所、というこの漫画の設定は、絵夢羅先生の作風や強味に非常にマッチしていると思います。1話1話の展開やまとまりも練られていていちいち満足感が高かったです。これはイイ!是非続きが読みたい!と思い、今の連載状況がどうなっているのか確認してみたのですが・・・うぅ~~~~ん・・・。2018年7月号で別冊花とゆめが休刊になって以降、一部を除き、連載作は「まんがPark」という白泉社の漫画配信アプリでの連載へ移行していると認識しておりましたが・・・こちらの「ワンダーハニー」は、2巻に最後に収録されている回の1回分の配信をもって、連載がストップしてしまっていますね・・・。別冊花とゆめの休刊と、連載作のまんがParkへの移行と、またそれに連動してのザ花とゆめの形態変更・・・ページ数減に関しては、かなりのレベルの作家様たちが、花とゆめというフィールドへ見切りをつけ、他紙移行を進めてしまっていることは承知していました。別冊花とゆめ連載作も、まんがParkへ移行後、数話の掲載を経て打ち切りのような形でストップしてしまっているのもなんとなく知っていましたが・・・そうか、この「ワンダーハニー」も、その中のひとつだったのか・・・。仕方ないこととは言え、この休刊に関しては、もうちょっといろんな準備を整えてから出来なかったのか、とか・・・まんがParkももうちょっとなんかこう上手く出来なかったのか、とか・・・いち読者の無責任な目線からすると、流出する作家陣があまりに勿体なく、いろいろと思うところはあります。いや、雑誌買ってなかった身で、何も言えない!それは分かってるんですが。花とゆめのような隔週連載の描き飛ばしペースではなかなか出来ない、上質な一話完結の連載を載せれていたのがこの別冊花とゆめであり、当然、花ゆめ本誌の連載作家陣の、次のフィールドとして機能していましたので、それがなくなったことは、花とゆめブランドを愛する読者や、何より作家陣にとって安心感の喪失であり、大きな大きな痛手であると思っています。まぁ・・・書籍・出版自体が斜陽産業ですから、今の漫画業界に安心感もなにもないんですけど。絵夢羅先生は、現在LINEマンガで「Wジュリエット」の続編を執筆中だそうですが、可能ならば!あと1冊だけでいいので、「ワンダーハニー」も是非!親子3人で幸せに暮らせるところまで、是非読みたいです。by姉
2019.10.23
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おはようございます。<SMAP楽曲についてーその47>音楽語りーその269↓♪Mistake!、Joy!! bySmap<SMAPシングル・アルバム年表>★:サウンドに影響がありそうな事項◆:アルバム●:ベストアルバム▲:リミックスアルバムなど□:ソロ関連49・2013年2月27日 Mistake!/Battery50・2013年6月5日 Joy!!2013年は、2012年から引き続き、非常に音楽展開が活発ですね。シングル4連弾です。ここからのワークスは、本当に刺激的なものばかりで、すごく語りがいがあると思ってます。やはり・・・2012年に「独立」をチラつかせた、それ以降のコンテンツは、面白いことやろう、という意欲の毒々しさが違いますね。このシングル構成は面白い!♪Mistake!作詞:いしわたり淳治、作曲:HIKARI、編曲:CMJKSMAP楽曲の、概念の作り方の面白さを言い表すのに、アルバム「SAMPLE BANG!」と並んで、真っ先に挙げたくなる作品だと思います。歌詞の内容的には、いわゆる男女間の倦怠期を、男性目線で歌っている楽曲です。慣れ切って冷えていく女性の態度を、「違う」「間違い探し」「迷宮」という言い方で表現し、そこに対する自身の淋しさや焦りを、割と熱く歌っています。これは、ファンに向けたメッセージでもあるのかな…?と。「関係が少し変わって来てるよね…(テンション少し落ちてるよね)」的な。長く続く主体にとっては、当然の悩みだと思いますが、割と言いにくい部分ではあります。それがしっかりと楽曲になっているのが、まず面白い。作詞のいしわたり淳治さんは、Superflyの♪愛を込めて花束をでも作詞を担当されており、作詞ワークスを見に行ったら、アイドルも兼ねた女性シンガー様への提供が大半を占めていました。意識的に、楽曲漁りをしていきたいですね。この楽曲ですが、PVが今までと全然違って。タキシードとか着て、真っ赤な薔薇を背負ってガッツリ踊っちゃったりしていて、まるでジャニーズのような映像なんです。私の中のSMAPというのは、昔から割と「ラフさを売る」というか、「自然さ、とっつき易さ」を、いかに精巧に作り上げていくかに注力している印象でしたので、真っ赤な薔薇を背負う…この不自然さが、とても意外だと感じるんです。これはおそらく…事務所独立に向けた動きが始まる段階で、「ジャニーズやりたくなったのかな」、と私は受け取っています。わざわざ、鳥かごモチーフを提示して、そこで5人並んで「ジャニーズっぽいこと」をやってるんですよ。で、最終的に、SMAPにこれは、すごく似合わない。もちろん、様になっていないわけではないんですが、なんか違和感。最初から言ってるだろう、「あえてやった『Mistake!』だと」。・・・ていうコンテンツなのかな、と受け取っています。ファンの目線も凄く意識してると思います。「らしくないことをやる」っていうのが、惰性に向けて仕掛けたスパイスだと思います。♪Battery作詞:Jeff Miyahara / 作曲・編曲:Jeff Miyahara・blackSHEEP、Sound Produced by Jeff Miyahara♪Mistake!からの繋ぎで、この楽曲というのが、なんとも面白いですね。今までのシングルにない、全英歌詞で、サウンドがかなりサイバー調の楽曲です。ユニバーサルスタジオジャパンとのコラボで、ジェットコースターのBGM用の楽曲のようです。この楽曲は、独立騒動が深刻化し、さらにSMAP運営体制の崩壊が露呈する2016年頭まで、要所要所で、かなり大事に歌われていた楽曲だったと記憶しています。歌詞の全部は聞き取れませんが、唯一はっきり聞こえるのが、こちら。↓Your love's like a BATTERY!(主にファンに向けて)、充電させてくれ…!充電させてくれ…!ハイテンション…!ハイテンション…!という意味合いで、この楽曲を選んでいたんだと思いますよ。♪Joy!!作詞作曲・津野米咲、編曲・菅野よう子記念すべき、シングル50枚目の楽曲は、「SMAPとは?」という質問に、そのままそっくり回答として渡すことが出来るような、ザ・SMAPな楽曲です。作詞・曲の津野米咲さんは、2012年にメジャーデビューしたばかりのバンド・赤い風船の方だそうで、この楽曲の起用は、本当に大抜擢だったようです。(91年生まれの現在28歳か…本当にこの時、20か21かくらいだな…。すごいな…。)この楽曲を聞いて、母が「赤い風船」をチェックしいてた記憶があります。♪Joy!!は、何度聴いても、1曲としてのまとまり・安定感が凄まじく、「いや、これは天才にしても若い方が作るのはおかしい」と思い、wikiで津野米咲さんについて調べてみたら、祖父・父 共に作曲家で、祖母は宝塚出身で、家族全員楽器弾く…みたいな超音楽一家育ちで、幼少期より洋楽からクラシックからジャズ・フュージョンから新旧アイドルソングから、あらゆる音楽を聴きまくってた「自称・音楽オタク」…という記載がありました。すごく納得しました。韻を踏んだ、砕けた散文で、仕事に翻弄され気の滅入る日常を歌ったところからの、「Joy!!」への転換の力強さというか、マジックは、「さすが、何でもエンタメに昇華する『SMAPコンテンツ』」と感じます。編曲の軽さは、♪がんばりましょう を意識してるのかな・・・?こちらの楽曲は、PVも素晴らしくって…。吹き抜けの大きな建物内で、SMAPが踊り出すと、周囲の何百人という方たちもつられて踊り出す、という作りなのですが、圧巻の「国民的」オーラです。短時間で「SMAPが見たい!」と思った時には、迷わずコレ!というPVです。♪掌の世界作詞・作曲 TK、編曲 CMJKカップリング曲です。音で聴く限り、「疾走感がいいよね」以外に、特に言及したいことはないのですが、こちらもPVの出来がとても良くて。それが言いたい。カップリング曲の為、「Clip!Smap!」等のPV集に収録されていないのですが、それが勿体ないくらい、他にない絵面でいい出来なんです。曲調とも合ってるのに意外性もあるし、座ってるだけなのに、疾走感を感じる映像編集技術ブラボーだし、座ってるだけだからこそ、1人1人の表情もしっかり観れるし。中居くんの表情が、この辺りから明らかにドスが効いてて怖いんですよね…。うん。こちらのPVの入ったDVD付きシングルを入手しなければたどり着けない映像ですが、本当にいい出来ですので、興味があれば是非!私も事あるごとに見直すほど、お気に入り映像です。続く!by姉
2019.10.22
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暁のヨナ 182話「劇薬」花とゆめ22号読みました。簡単ですが感想参ります~!*以下単行本32巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*32・・・32巻・・・(天を仰ぐ)(一大長編になって欲しいと願っていたけど花ゆめ的に30巻までには終わるだろうと高をくくっていた過去)しかし「劇薬」・・・劇薬とは?? 四龍の力が良くも悪くも劇薬的だという事でしょうか・・・んん?・「参謀の考えは分かるんですけどね・・・」byスウォン陛下前回何か言うかな~・・・と思って待っていましたが、無反応だったスウォン陛下。やっと口を開きました。 「グンテ将軍に何か言いましたね」あ、そこですか。まぁグンテが不本意な動きをさせられるのは、後々の信頼関係に関わりますしね。やんわりやんわり不快感を表わしています。・「・・・なぜ ケイシュク参謀の勝手を許しているの・・・?」byヨナ姫こちらは思いっきり不快感を表わにしてきました。立場の違いは勿論ですが、男女の違いのような気も・・・wミンスがビビってますよ;・(どうかな 雷獣はこの状況下 恐らく怒りを抑えられなくなるだろう 千州との戦で殺すには惜しいと思ったが 従う気がなければやはり生かしてはおけまい) 「この機に乗じて奴は動く 陛下を弑逆し四龍とヨナ姫を連れて逃げ出す気だ」 byドリーミング・ケイシュクお前はハク様の何を知ってるというんだケイシュク今まで接点なんかほぼなかったじゃん!!どんだけハク様に期待してたんだよ!!・・・ケイシュクがヨナ姫をあの席に座らせたのはハク様の反応を試す意図もあったんですね~。一瞥もしないで「ハクは 貴方の思い通りになんかならない」と言い切るヨナ姫が格好良いです!そして今回の話は基本的に「ハク様が動くかどうか」に焦点が当たられていましたね(ニッコリ)・キジャジェハ大暴れ!コマ割りと演出が完全に少年漫画! 目指せドラゴンボール!!?今までも四龍の力ドヤァ・・・な描写は多々ありましたがここまで荒々しく壊滅的に表現されているのは初めて見ました。作画がめちゃくちゃ良いと思うんですよ!兄さん達格好良い!グンテとジュドのタジタジな表情もスゴく良い良い(ゲス顔)!草凪先生・・・ 夢幻スパイラルの時は「ゴゥッ!!」とか書き文字のある戦闘シーンがあっても、何が起こってるのか分からず正直(この作家さんはアクションは諦めた方が良いのでは)とか思ってました。それが今やこんな・・・スゴイです。漫画家の神秘ですね><(↑感動する所がおかしい)ジュド将軍が(こいつら・・・どんどん力を上げていってる!?)と言ってますしやっぱり四龍にとっては、緋龍城が一番力を発揮できる場所なんですね。回復も早いんじゃないかなぁ・・・希望的観測ですが。・(ここまで暴れろとは言っていないぞ まさか反乱を起こす気か!?)byケイシュク・・・ウン!四龍が暴れ出すのは結構想定し得た状況だと思うのですが、そうか思いつかなかったか!!ちょっとドリーミングハッスルしすぎたんじゃないかな参謀!!・無重力ハク様キジャジェハに押されっぱなしのジュドグンテを観て、観客は悟る「やっぱり四龍には人間じゃ太刀打ち出来ねぇ・・・ 神の力だったんだ・・・」ーという流れからの、コレ。重力無視のハク様。こんな周りくどいアゲ描写せんでも・・・イヤ;しかし・・・ハク様が人間超えた強さを持つ理由が分かりましたよ私。彼は重力を自在に操ることの出来るフワフワの実*の能力者だったんですね!!*ワンピース FILM STRONG WORLD に登場した、ラスボス・シキの能力です。・「前見とけ 危ねぇぞ」byハク様またコイツは空の部族兵相手に無駄な色気を振りまきやがって・・・あ 彼・・・頬赤らめてるね良かったね!!何度も言ってますが、ハク様は女より男にモテるタイプだと思ってます。・力尽きるキジャジェハグンテを挑発して斬られるジェハ&大暴れして倒れ込むキジャ。暴れるだけ暴れて武術大会そのものを中断させ、シンアとゼノの出番をなくそうと考えていたようです。ハク様は途中から2人の意図に気付き、あえて大人しくしていたみたいです・・・すげーや私にはその観点は全くなかった^^;ゼノがね、なんか凄くもの言いたそうな顔してますよね。絶対怒ってますよねコレ。ジェハキジャの自己犠牲推進すぎるやり方はね、私もちょっとどうかと思います・・・;・「・・・違いますよケイシュク参謀彼は今 私の事など眼中にありません」byスウォン陛下あらヤダめっっっっっちゃ寂しそう!!!スウォン様は(ケイシュクと違って)ハク様の気持ちが分かってしまうのですね~でも大丈夫!ハク様が一瞥のしないのは・・・多分貴方の事を気にしすぎてるからだと思うよ!!ヨナ姫、色々動揺する状況ばっかりだったのに微動だにせず堪えました!頑張りました! 頑張ったので、ハク様に甘えさせてあげたいですね!(そればっか)今回は個人的に、結構(意外な展開キタ!!)と感じる回でした。ちょっと先が読めないな・・・城内部の描写になってくるのかな?いやぁ次回も楽しみです♪・・・というかその前に25日のザ花とゆめの番外編ですよ!そして草凪先生、どうかお身体にはお気を付け下さい・・・;;by妹
2019.10.20
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結果は8月下旬発売の本誌で発表されていたのですが、賞品を届けていただきましたので・・・改めて記事をアップします。暁のヨナFA(ファンアートグランプリ)にて準グランプリ(5名)をいただきました!ヨナのファンアート(イラスト)コンテストなんて・・・私が頑張らなければ!ーと調子に乗って、新規絵と元々描いていた落書きのリメイク絵合わせて6枚ほど応募していたのですが・・・^^;今回賞をいただいたのは、こちら↓のハクヨナイラストでした!元々描いて放置していた線画があったので、色を塗り直してリメイク。さらに、元々ハクヨナをイメージして創ってあった和紙ちぎり絵で装飾してみました。そんな素材が手元にある事が異常ですかね;;イラストと素材を馴染ませるために、かなり色調補正に時間がかかりました。そのかいあってか、普段私の絵に辛辣な姉にも好評な一枚でした・・・大好きで大好きで、何年も描き続けてきたハクヨナ・・・そのイラストで準グランプリをいただくことが出来て、本当に本当に嬉しいです!草凪みずほ先生、花とゆめ編集部の皆様、この度はありがとうございました!準グランプリの賞品は、直筆サイン&額縁付複製原画(B4サイズ)です!水も滴る流し目ハク様!!格好良いです!!(しばらくの間「襟元が破れた服を着てるハク様」だと思ってたらまさかのプッキューの後ろ姿で驚愕しただなんてそんな・・・!)お宝です・・・!大切にします~~!!ちなみに今回のファンアートグランプリに応募していた、他のイラストはコチラ↓1枚目&2枚目は線画から仕上げた新規絵で、残りの3枚は元々描いていたイラストをハガキサイズにリメイクしたものでした。この夏はサイン会に参加させていただき、ファンアートで受賞させていただき・・・これは完全に運を使い果たしましたね・・・!by妹
2019.10.17
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暁のヨナ・「高華国」の特徴についてーその4その3の続きです。■「高華国」とは?ーその6・「血の制約」を補強する役割の存在前述してきたように、高華国というのは、想定している体制と、実質の権力図が合致していない国である、と考えられます。そもそも想定されている体制は、建国神話内においても、「血の制約」という、人外の反則技を土台に成り立っているものでした。特徴4で見たように、この「血」は、建国神話内で初代四龍たちが、人の手に余るものと判断し、早々に政治権力の外へ出しています。そこから約2,000年近く、この国は「血の制約」なしに、運営されて来ていることになります。これを可能にしていたのが、まず第一に、特徴その1でも書いた「地理的特徴」が挙げられます。例え政権を巡る内乱が起こったり、一時的に部族の分裂・併合が起ころうとも、「この国は5つの個々に強靭な要素を必要とする」という前提は変わらないため、自然とこの形に再び収まり、それを踏襲していったと考えられます。ただ上記前提とは別に、かなり意識的に、この体制を維持させるための機能も存在しています。それが、建国神話の後に誕生した、神官職と、王の部族の将軍職である、と私は捉えています。神官職は、初代黄龍・ゼノが、緋龍王亡き後、他の三龍が城を離れる段階で、王職を継いだ緋龍王の子供たちを心配し、設定した役職です。成り立ち自体から、「血の制約」部分を補完するために存在する役職であったことが見て取れます。神官職は、人々に天の存在を示し、建国神話を語ることで、国民…もっとはっきり言うと、他部族の将軍たちに、王職に服従することの正当性を訴える存在であったと考えられます。また、もう一つ。建国神話内での血の制約を補間する役割として、王の部族の将軍職があると思っています。王の部族の将軍は、建国神話内ではその存在を確認できません。この役職は、国家の象徴的な存在として王族間より選出する王職を、武力面で補うために、後から誕生した役職であると私は考えています。特徴3にあるように、高華国は、人々の価値観の中で「武力」の地位が非常に高い国です。また、各部族が自由に選出できる他部族の将軍職は、四龍を踏襲しているという成り立ちの経緯もあり、生粋の武人を据える傾向が強く、彼らの「武力」ベクトルの志向性は、一般民衆よりも更に強いと考えられます。この、王職と他部族の将軍職のアンバランスな部分を、王職寄りの武力面で補強する役割が、「王の部族の将軍職」だと考えられます。この役職は、部族長を兼ね、五部族会議の議決権を有する他部族の将軍職に比べ、政治的な権力が与えられている描写はありません。(軍事面ではどうか分かりませんが。)非常に純粋に、武で他部族を威嚇し、また有事の際には、王の意向を武力的面で具現化するための総司令塔です。 ここまで、高華国について思いつく特徴を列記してきました。魔法的な要素も登場し、かなりなオリジナル設定と、独特な価値観満載の国家であることが見て取れたかと思います。とにかく説明に骨の折れる…複雑に入り組んだ設定群なのですが、この辺を冷静に認識しておかないと、マジでこの作品は読解不可能だと思っています。マジで。この土壌の上で、数十に及ぶ主要主体がそれぞれ一生懸命、自分勝手に生きているのが、「暁のヨナ」という作品だと思っています。まだまだ、ここから派生していろいろと語りたいことはありますが、今回は最後にあと1点だけ。■「高華国」とは?ーその7・形骸化上述してきたような高華国の特徴について、実際の作中の登場人物たちは、皆、それを理解できてますでしょうか?高華国が、どのような成立過程・変遷を経て、現状の体制があるのか。自身の置かれた役職について、何を大元に受け継がれて来たものなのか、それぞれの役目やその存在意義を、理解できてますか?だいたい、理解出来てない状態じゃないですか?本編を読んでいると、「お前、何のために自分の役職があるのか分かってる?」と言いたくなる行動言動が各キャラクターたちの間に散見されます。また、体制と権力図の不一致から派生しているものだと思いますが、責任の所在についても、相当めちゃくちゃなことになってるように感じます。特徴5で観たように、5つの各部族が独自に内政を行っている現状において、各部族内の治安や、構成員たちの生活に関して責任を負うべきは、どう考えても各部族長です。空の部族以外…例えば火の部族において、構成員たちが貧困の不平不満を王職にぶつけることは、妥当ではないでしょう。権限についての細かい設定が新たに提示されれば、そうとも言い切れなくなるかもしれませんが、少なくとも30巻まで読んで来た限りでは、王職に、他部族内の運営体制に無理やり干渉して行ける、実を伴った権限があるようには見えません。「四方に、個々に強靭な部族を配す」という高華国の想定する強国像の為には、むしろそこの過度な干渉はやってはいけないことだとも思います。建国より約2000年…体制や役職の大元の意義伝承が薄まり、形と価値観だけが暴走する・・・ゼノさんの話を聞く限り、国家体制の大元を読み解くことが出来る建国神話自体は神官職の存在もあってか、かなり正確に伝承されてきているようですが、それも、「本当にあったことかどうか疑わしい」…と人々が思っている状態です。仕方ないことではあるのですが、こういうのを、「形骸化」って言うんですよ。長々と…4記事にも渡って書き散らしてきました。私が勝手に想像で補完しているところがかなりありますので、特に細かい部分は、今後作中で明かされる情報でどんどんズレてくるかと思います。ただ、とにかくこういう観点で読むと、「暁のヨナ」はものすっっっごく面白いです。「こんなところに注目して、暁のヨナを楽しんでる人が居るんだ~」くらいに受け取っていただければ…と思います。今後の本編の展開が、超楽しみです!by姉
2019.10.14
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暁のヨナ・「高華国」の特徴についてーその3その2の続きです。■「高華国」とは?ーその5・体制と実質の権力構図とのギャップ、各部族の独立性ここからは、特に作中に文章での明記はありませんが、様々な描写を観ていての私個人の見解になります。特徴その2で、建国神話を踏襲していると考えられるこの国の想定しているであろう体制図を示したのですが、それとは別に、「実際の権力」について考えてみます。※「権力」とは、ポストに付随する外付けの力であり、強制力を持つ力のことです。特徴その2で示した体制図は、基本的に「イメージ」のようなものを想定しています。人々が、「こうだと思ってる」もの。それと比べ、権力は「実際の外付けの力」を指してると思ってください。これも以前の記事で少し書きましたが、「部族の結束が強い程、族長の思想・人柄が部族の特徴に表れる」という作中の説明にもあるように、 現状、高華国の各部族は、部族単体としての自治意識が非常に高い状態にあると考えられます。 おそらく各部族は、部族の内政に関してのほとんどの自治権をそれぞれで有しています。各部族は、将軍(部族長)を自分たちで選出できますし(実際は前部族長による指名)、火の部族が民に重税を課し、反乱の為の武具を準備出来ていた点や、 他部族では描写されていない若者の強制的な徴兵制度を有している点から考えても、税制・徴兵制という重要な制度決め自体、部族単体の自治権力として保持している状態であることが窺えます。 さて。ではこのように五部族がそれぞれ自立している状態において…特徴2で見たような、建国神話を踏襲した体制を維持するための「権力」を、現状の王職は与えられていると言えるでしょうか?現状の高華国における実質の権力図は、建国神話を踏襲したピラミッド型ではなく、実はこっち↓の状態に近いんじゃないですか?国の最高意思決定機関である五部族会議において、王は議長的立場・進行役を務めている(?)ようですが、保有する議決権に関しては、あくまで空の部族長としての1/5の議決権のみであり、他部族長たちとさしたる違いがあるようには見えません。ファンブックの説明によると、空の部族には他部族からの税収があるようなので、もちろん、全く「王の部族=他部族」という図式なわけではないと思います。(国全体に関わる部分の、運営費的な位置付けかな?)しかし、王職が他部族内の体制等について干渉できる権限を有しているとは思えず、王の実質の権力は、「他部族を統べる」という言うには、かなり弱いものであると考えられます。もし、五部族会議等において、王の部族のみに与えられている特別な権限があるとすれば、そもそも、他部族が王を軽んじるような状況に成り得ないのではないか、と。例えば、五部族内で意見が対立した際に、王の意見が優遇されるような決まりがあるのであれば、グンテ将軍がイル王に向けていたような態度にはならないでしょう。他部族長たちにとったら、絶対に王は味方にしておいた方がいいので。逆の言い方をすると、王の部族を除く各部族の将軍は、国政において、王とおおよそ同等の権力を有している状態である、とも言えるかと思います。高華国は、言わば「5つの部族の合衆国」なんです。この、想定される体制図と実質の権力図との差異理由に関しては、作中での言及はありませんが、私は「5つの部族が個々に強靭でなければならない」という特徴その1での説明とセットになるのではないか、と思っています。部族間の権力に大きな優劣があることにより、富や武力の分配が上手くいかず、弱体化する部族が出来てしてしまうのを防ぐ目的があるのではないか、と考えています。とにかく、高華国にとって一番大切なのは、5部族が個々に強靭であることです。その4へ続く。by姉
2019.10.14
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暁のヨナ・「高華国」の特徴についてーその2その1の続きです。■「高華国」とは?-その4・王職と将軍職に関する血の制約と血統についてここからはあまり詳しく書いたことのない部分になります。独特過ぎて、他の作品ではあまり見ない設定のため、「暁のヨナ」という作品の読解が難しいと言える大きな要因の一つ…かもしれません。「伝説」を分解して、現状はどのような状態にあるのかを冷静に考える。建国神話内において、緋龍王と四龍の間には絶対に裏切ることの出来ない、「血の制約」が存在しました。この「血の制約」に関しては、あまりに謎設定の為、「どーいう仕組になってるの?」と思わず言いたくなっちゃうんですが、多分…これは素直に受け取った方がいいと思っています。おそらく建国神話のままなんだと思うんですよ。緋龍を助け、裏切らない為に、4体の龍が4人の人間に血を与えた。 ここが「なんでか?どういう仕組か?」という説明は、多分、本作をラストまで読んでも出て来ないんじゃないかと思います。そういうもんなんだ、と。「龍の血が、能力を与え、緋龍王を裏切らせない」んだ、と認識する。<※以下、蛇足>この「緋龍王と四龍の関係」に関しては、あまり詳しくないのですが、小野不由美先生の「十二国記」の、「麒麟と王」の関係なんかが参考になるのかな…?と思っています。私は、「暁のヨナ」を読むのに、「ふしぎ遊戯」の知識は全く必要ないと思っていますが、「十二国記」は、知ってるとファンタジー部分の概念が捉え易くなるのかな、と思っています。そう思って、十二国記のアニメだけは私も本当にさらっと観まして。なるほど、四龍の裏切れない設定とか、ミクロ目線から入っておいて、独特な世界の理(ことわり)を受け手に刷り込んでいくとことか、各国の風土や状況の違いやそれぞれのジレンマの感じとか、ここにあるな、と思いました。是非、小説もガッツリ読んでみたいのですが…いかんせん、漢字が多くて、難しくて読み進められそうにない。しかもこんなに巻数出てて…無理!というところで止まっております。自分に残念です。読める方羨ましい!えっと…ただ。たぶんですが、あまり十二国記だと思い過ぎても、「暁のヨナ」はまたちょっと違う…。話を戻します。とにかく、伝説に関しては、建国神話の通りに素直に受け取る!「暁のヨナ」において大事なのは、おそらく伝説本体ではなくて、「伝説が現状どうなっているか」という部分であり、言ってしまうと「伝説と現状とのギャップ」を明確に認識することだと思っています。遠回りしましたが、血の制約に関して。◆現状、「王⇔将軍たち」の間に、 建国神話内で「緋龍王⇔四龍」間にあった「血の制約」は存在しない。◆「四龍」は、建国神話内で既に血筋を政治権力から外に出し、独自に里で血を繋いでいる。 ⇒そのため、四龍の職位を踏襲した「将軍」職は、「最強の戦士たち」という定義であり、 血統をさほど重視していない。 ※風の部族において、孤児であったハクさんを若くして将軍に登用することに関して 周囲に反対される風潮はなく、武力さえあれば歓迎されていた。 ※ファンブックのQ&Aにおいて、水の部族の将軍家についての質問で 「基本的に将軍が跡継ぎを決めるので、その子供や親戚が将軍になることが多いが、 世襲制ではない」との回答がある。 ※「緋龍王の子孫」を自負する火の部族は、将軍職の血筋を重視していると考えられる。 ◆将軍職の跡継ぎ選定の自由度が高い反面、 血のみを継いでいる四龍は、跡継ぎを選ぶことが全くできず、 ランダムに生まれて来る継承者は、 能力を持つ変わりに短命であるというハンデや、その身の危険も負うため、 もはや血の継承は「呪い」と言われる状態となっている。◆「王」職は、緋龍王亡き後、その子孫が継いでいる。 そのせいもあるのか、現状においても血統を非常に重視している。 ※建国より数千年の時が経ち、現在の王族には緋龍王の血筋は残っていないとされていても尚、 「王を立てる際は王族から」、が常識となっている。 ※単行本2巻、第6話の5部族会議のシーンにおいて、 『空の部族に限り、「長」は王か王の血を継ぐ者。』という注意書きが明記されている。 ここからも、王職と将軍職の血統に対する意識差がはっきりと見て取れる。その3へ続く。by姉
2019.10.14
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暁のヨナ・「高華国」の特徴についてーその1今までもさんざん、「暁のヨナ」について、感想と称した分析というか、個人的な解釈を書き散らして来ているのですが、本編の舞台がようやく緋龍城まで戻って来て、いよいよ作品の核心へ突っ込んで行くのかな?というところのようですので、もうちょっと踏み込んだ内容について、書きたいと思います。書き始めたらとまらず、4記事に渡る記事群になりました。自分でも読み返す気がなくなるような説明下手さで、かなりだらついておりますが…興味がある方はお付き合い下さい。*以下、あくまでいち読者の勝手な作品解釈の列記です。本編ではどのような説明になるか分かりませんので、ご注意ください!*私が暁のヨナを読む上で、気を付けなければならないと思っているのは、ここ↓です。特に政治権力を言い表す上での、単語の持つ意味。例えば、「国」、「王」、「民のため」…と言った単語や言葉。とても響きのイイ言葉なのですが、すごく漠然としてるんです。私利私欲のない雰囲気出るし、これを言っとけば、なんかいい感じのことしてる風になるじゃないですか。でも、実際のところはどうなのか。そもそも、この作品における「国」って、何?「王」って何?「民」って何?具体的に、何を指してるの??…ってとこです。一口に「国を良くする」、「強国にする」と言ったって、それが日本を指してるのか、別の国を指してるのかで、全然やらなきゃいけないことは違うじゃないですか。それと同じです。高華国は、現代日本とは状況も歴史も違う国です。ビジュアルのモチーフは明らかに朝鮮半島…細かく言うと、三国時代の高句麗を意識しているんじゃないかな?と思いますが、でも、じゃあ「高華国=高句麗」かというと、それも全く違います。この辺りの朝鮮半島史等の知識がある方には、もっともっとモチーフとなるものが分かって、様々な事象と繋がってくるかと思いますが、私的には、「暁のヨナ」という作品の解読上においては、先入観なく、本当に作中に出てきている要素だけを素直に受け取った方がいいと思っています。歴史が違います。体制が違います。高華国とは、「暁のヨナ」という物語を成立させるためだけに作り上げられた、架空の国なんです。モチーフはあくまでモチーフに過ぎず、モチーフそれ自体を描くための作品ではないと思うんです。土台は、「少女漫画」です。草凪先生の前作・「NGライフ」においても、「ポンペイ」はあくまで、前世を引きずり、生まれ変わり切れない主人公の魂の葛藤を描く為のモチーフであり、作品自体、「ポンペイを描くための作品」ではありませんでした。本題です。いくつかの段階に分けて、「高華国」の特徴について列記していきたいと思います。■「高華国」とは?ーその1・地理的特徴以前書いたこちらの記事↓が主な内容になります。第158話「流説」感想 &建国神話と五部族体制について徒然「高華国」の、主に地理的特徴を簡単な図にしてみると、こんな↓感じ。◆高華国は、南北を敵国に挟まれた国である。 山脈の存在等により、国境の防衛ラインは4箇所存在している。※連載開始時ベース◆4つの部族がそれぞれ1箇所ずつ防衛ラインを守護し、 それら4部族を統べる1部族(王の部族)が存在し、国が成り立っている。→高華国は4+1の構成要素を必要とする。 また、その5要素すべてが、個々に強靭でなければならない。 四方を固める4部族のうち、1つでも弱体化すれば他国の侵略を受ける可能性がある。 また、それらを統べる王の部族が弱体化すれば、一国としてのまとまりを失ってしまう。 ■「高華国」とは?ーその2・建国神話の踏襲これも、上記リンクを張った記事で少し書いていたのですが、現状の高華国を説明する上でもう1点欠かせないのが、建国神話です。◆建国神話内において、「緋龍王と四龍」がそれぞれに部族を率いたことが、 高華国の「五部族体制」の始まりである。「緋龍王とそれを守護する四龍」という概念が、直結して「五部族」の基礎であるため、 国民は「王族を中心とした五部族制」を、「高華国とはそういうものだ」と認識し続けていられる。◆高華国の体制図は、建国神話を踏襲し、 一人の「王」を「将軍」という武人たちが支えるという図式で成り立っている。◆「王」の地位は緋龍王を踏襲しており、火の部族が長年望んでいたように 羨望の的と成り得る高華国の象徴的な存在。■その3・「高華国」とは?ー武力主義とリーダー像その1&その2から発展させて、見て取れる特徴です。◆上述のように、高華国においては「防衛」という概念が国の構造に大きく影響しており、 武力重視の考え方が国民に根付いていることが、作中の様々な描写から見て取れる。◆建国神話において、戦士であった四龍が部族を率いるリーダーであり、 その役職を踏襲した「将軍職=部族長」であったことから、 人々の求めるリーダー像において、「武力」の価値が非常に高い国であると言える。 その2に続く。by姉
2019.10.14
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高橋留美子先生の新作を読みました。超簡単感想!『MAO 1巻』(高橋留美子先生・小学館・少年サンデー)7歳の時、不可思議な道路陥没事故に遭遇し、両親を亡くした菜花(なのか)。中学3年生になった彼女が事故現場に行くと、何故か周囲の世界は一変。不可思議な世界に迷い込んでしまう。彼女はそこで、陰陽師を名乗る不思議な少年・摩緒(まお)と出会う。彼は菜花に、「おまえ妖だろう。」と言い放ち…。「宿命」の2人が、いずれ来る「運命」に立ち向かう大正怪奇ロマン!とコミックス裏には記載がありました。ざっと読んだ印象は、真っ先に「犬夜叉に、人魚シリーズ要素が入った感じの作品!」でした。シチュエーションや絵面、キャラクターの掛け合いの感じは犬夜叉のイメージが強かったのですが、第1話から、ヒロインの手首が吹っ飛んだり、出て来る妖も、わざといちいち「グロッ」と感じる描写を織り交ぜて来ている印象で、その感じが人魚シリーズだなぁ、と思いました。摩緒くんも、「呪い」で長~く生きているようですし。ただ、それをRINNEのノリも含んでちょーっと軽く描かれてる感じ。まだ第1巻ですのでなんともですが、とにかく!必ずボーイ・ミーツ・ガールから始まる、るーみっくワールドの定石に忠実であり、また、人魚シリーズや初期ダーク短編の辺りを読みなれてる読者にとっては、あえての微グロ描写に心躍る出だしでした!続きも楽しみにしております!by姉
2019.10.13
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暁のヨナ 181話「開幕戦」花とゆめ21号読みました。簡単ですが感想参ります~!*以下単行本31巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*前回がすごい勢いで展開していたので、今回も急転直下なのかな・・・と予想していましたが、思いの外武術大会の様子をじっくり描いていくみたいです。・能面のヨナ姫観衆たちからの「婚約おめでとう」コールの中、能面と化したヨナ姫・・・完全に「出てくる世界線間違えた」みたいな・・・いや利用される事は想定済みだったとは思いますが。可哀想です。姉曰く「ふてくされた表情が、スウォン様そっっっっっくり」 ーあ、本当だ。・(婚約なんてしないわよね・・・? だってヨナ言ってたものハクが好きって)byリリ様ヨナが城を追われた経緯、そしてハクへの恋心を知っているリリ様。ヨナ姫の心情を慮って憤ります。同性の友達って・・・イイネ・・・!でも確かにグンテ目線からだと、スウォンの婚約にむくれてるように見えるね。ドンマイ!・「・・・ヨナちゃん攫って逃げようか・・・ 皆で」byジェハこの台詞はヒーローが言うべきでしょうがあァア!!ちょっともう・・・ホント頑張ってハク様!!出遅れてると緑の兄ちゃんに全部持って行かれちゃうよぉオ(焦)!!「ヨナ姫を城から離さなきゃ」とは言うものの、緋龍城はやはり居心地が良い様子の四龍達。ここが神話の中心地。一番力を発揮できる場所なはずです。武術大会に期待!・「・・・利用される事は目に見えていた正直あんま驚かねぇよ」byハク様そして皆が気にするハク様の反応は・・・あ、フラストレーションの化身みたいになってますね。瞳から光が消え、負のオーラを隠すことなく身に纏ってます。怖い怖い。草凪先生、よくこんな表情が描けるよなぁ・・・といつも感服しております。・・・正直、この顔を観て私はホっとしました。ここまでされてなおハク様が迷ってたらどうしよう・・・と(ヨナ姫の居るべき場所はやっぱりあそこのかな)・・・とか考えてたらどうしよう!対スウォンへのポエムとか唱えて冥想してたらどうしよう!!・・・と若干心配していましたので;(いやどんだけハク様信用してないんだ私は)良かったちゃんと冷静に怒ることが出来てますね!ああ良かった!!そしてちゃんとヨナ姫の表情も観てくれてます!読み取ってくれてます!!これなら大丈夫ですね!!! ・・・・・・多分!・「お前も不憫よの 高華国最強の空の部族軍将軍でありながら 参謀の指図で八百長とは」byグンテ将軍緋龍城武術大会・龍神祭(そんな名前だったのか)が始まりました。初っぱなから花形の四龍と部族長が対決する・・・という演出のようです。「これは四龍の力を見せつけるための催しだから」と適当なところで負けるよう、指示を出すジュド。このあたりの場面、むさ苦しいですが結構意味深な台詞が多かった気がします。ああやっぱり、一応空の部族軍が高華国で最強の部隊なんだー・・・とか。グンテ&ジュドはどちらも部族を背負う立場なので、角が立つことはしないですね。流石・大人らしくて立派・・・というか・・・馴れ合いばっかでツマラン&陰湿なオッサン達だな、というか;・「・・・ケイシュク参謀は己の利益の為に動いてはいない」byジュド将軍ジュド将軍、結構ケイシュクに対する評価が高かった・・・!!!(衝撃)・対キジャ ←(少し打ち合わせをすべきだったか!? 駄目だあまり話を聞かなそうだ)byジュド将軍・対ジェハ ←「話が早くて助かる」byグンテ将軍 ここの対比は笑いましたw 打ち合わせすべきだったかて・・・ジュド将軍そこまで細かいプランがあるなら、打ち合わせすべきだったに決まってるでしょうよ。そしてこんなにモテモテだったとは知らなかったよジュド将軍・・・堅物な上に頭悪そうだし、絶対モテないタイプだと思ってたよ!ゴメンよ!グンテ将軍もなぁ・・・何もしてなかったくせに、阿波で人気あったんですね。阿波役人の横暴な行いに対して(おそらく)権限を持っていたにも関わらず、本当に何もしないで城でぐーたらしてただけですよ この人。武力を讃える風潮のある高華国において、グンテのような武人タイプはイメージだけで相当得をしてると思います。個人的には、グンテにはいつかどこかで躓いて欲しい・・・と思ってたりします(我ながらヒドイ;)しかし今回は作画が良いなぁ!キジャ&ジェハが美しいです!ゼノはどんな感じの対戦になるのかな。心配。というか火や風の面々も来ているのでしょうか・・・この大会、いまいち不明瞭です^^;スウォンのためにここまでするかイル陛下を見放していたグンテ 冷えた目をしてイル陛下の傍にいたジュドバラバラの五部族 それが今や 恥ずかしい程従順じゃねえかスウォンはイル陛下の出来なかった事をやっている他国の脅威を振り払い 奪われた土地も取り戻した「だから良かっただろ とでも言うつもりか」あそこでたった独り屈辱に堪えてる姫さんも四龍達も てめえらの駒の一つか byハク様ああああああああああううううああああああキタコレキタコレ!!!良いね!良いよ!すごく良い!冷静で批判的で・・・ちゃんと怒る事ができてますよね!!31巻かけてやっとここまで・・・たどり着いたというか振り出しに戻ったというか・・・・!!まぁハク様は、まだスウォン様だけは直視できないみたいなので本当にあと一息!という感じでしょうか。「暁のヨナ」という作品は、本当に変な作品です。スウォンが謀反を起こして以降、延々と描写される高華国内の動向の中で絶対無視の出来ない重大な問題があるのに、そこにはずーーーーーっと触れることなく物語が展開してきました。そこだけは触れて欲しくないヤツ居て、そいつが全力でひた隠しにしてたんですよね。この問題がやっと公に出てきそうかな、と。いやぁ次回も楽しみです♪そして草凪先生、どうかお身体にはお気を付けて下さい・・・;by妹
2019.10.05
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米澤穂信先生の新作刊行!早速読みました。『Iの悲劇』(米澤穂信・文藝春秋・2019年)9年前に4つの自治体が合併し、誕生した南はかま市。人口6万人強のこの町には、左端に飛び出している「蓑石(みのいし)」地区がある。山あいの小さな集落は、老齢住人の他界や転居が相次ぎ、6年前に無人となった。この「蓑石」に外部より人を呼び、再生させようというIターン推進プロジェクトが、南はかま市の市長肝入り政策として始まった。プロジェクトを執り行うのは、新たに作られた部署・「甦り課」。やる気を見せない上司と学生気分の抜けない女性部下に挟まれ、自身が出世コースから外れた(?)ことを気にしながらも仕事に邁進する万願寺邦和は、新天地を求めやって来る住人たちの間で頻発する様々な問題に直面する。*以下、発売直後のミステリー小説の、ネタバレあり感想です。未読の方はお気を付けください!*本当に悲劇でした。市町村合併して人口6万人強の市の、更にハズレの超山奥集落・・・題材からして、地方の土着文化大好き、過疎大好きな米澤穂信節爆発の1冊です。米澤穂信先生の作品は、とにかく出て来る題材や場所がいちいち私好みというか、先生の文章力、描写力あってこそのものではあるのですが、それにしても、私の生まれ育った土壌に見事にフィットしてくるので、本当にすっと頭に落ちて来ます。私はよくよくこの状態に近い土地を知っているつもりです・・・この地方都市の規模感や、蓑石地区がいか様な存在であるかを・・・。今回の単行本の、第1章にあたる短編「軽い雨」だけは、アニメ・「氷菓」を観て、そこから米澤穂信先生の作品を漁りまくっていた時期に、ブックオフで掲載雑誌を見つけ、購入&ざっと読んでいました。ものすごく地味な話で、ただ、おそらく何かをやろうとしているんだろうな…とは思いましたが、なるほど、こうやって1冊の本になると・・・なるほど。プロジェクトの始まりから終わりまでを追いかけることが出来て、「Iの悲劇」という集約の仕方も、非常に納得のいくところに収まって来ました。うーんと・・・各話で言うと、登場人物たちが一番まともだった分、一番可哀想だった「第三章 重い本」と、主人公と、都会で働く弟の電話越しの会話を描いた「第五章 深い沼」が心に残ったかなぁ・・・。「撤退戦と消耗戦」の喩えは、なるほど、上手いな!と思いました。どちらも不毛で、でも必要な戦いなんですよ。うーんと・・・うまいこと感想が書けないなぁ。米澤穂信先生節爆発!の、今までの要素がギュッ!!っと凝縮するラストがいつものように用意されていて、ちゃんとミステリーなんですが・・・先ほどから書いてきたように、描かれている土地の雰囲気が、あまりに私自身の生まれ育った環境にフィットするというか、嫌と言うほどその土壌が理解できてしまうので、驚きというより、「だよね!!」というしっくり感のが断然強かったです。先が読めてたとか言うわけではなく、ただただしっくり。組織の迷走っぷりも、着地点も。比較的「都会」と言われるような土壌で生まれ育った方には、「驚き」になるのかな・・・?この辺も分からないのですが。まぁ・・・でもどこも同じか。もうずいぶんと前から、この国は「撤退戦」をやってるじゃないか、ってだけの話なので。今まで描かれてきたものを、「贅沢品」という一言でまとめ上げたところはグッと来ましたよ。この話は本当に悲劇であり、そして滑稽な、ブラックジョークのような喜劇でした。理想と現実の間で観た、一瞬の白昼夢だったのか、それとも、撤退戦の最中で観た走馬燈だったのか・・・。一介のサラリーマンには、「そんなもんだよ」と目頭が熱くなるところもありました。1冊としての読み応え抜群!後味のビターさは折り紙付き!繰り返しになりますが、米澤穂信先生の作品に期待するものが凝縮された1冊だったと思います。面白かったです!!今回は、前作からの発刊ペースが約9カ月という超短期間でしたので、ご無理はなさらず・・・と言いたいところなのですが、出来れば、次回作もなるべく早めに!期待しております!!by姉
2019.09.30
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あともう少しで本誌! 花とゆめ本誌!もう少しで暁のヨナの続きが読める!!・・・はい、そろそろ禁断症状が出て参りました。10月4日(金)まで1週間きりました。あともう少しです。とりあえずヨナ姫落書きで遊んだので、投下いたします~!線画をレベルアップさせようキャンペーン 地味に実施中。影つけてみました。色付けてみました。フリー素材を拝借して遊んでみました(以下連投)・・・やっぱり花びらが舞ってる方がしっくりくるかな・・・。あともう少しで花とゆめ本誌! です!by妹
2019.09.29
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9/11-12/15日までの間、開催されています!愛知県・博物館『明治村』×るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-に行ってきました!!名鉄系の、文化教育的な観光施設が、愛知県の犬山市にはたくさんあります。こちらの「明治村」は、広大な敷地に明治時代の希少な建物が数多く移築されている、どこを切り取ってもフォトジェニックな、中を歩き回れるアミューズメント博物館です。朝ドラや映画等のドラマロケ地としてもさんざん登場しています。『明治村』は、昔から何回かは行ったことがある施設なのですが…我が家が、昔から同系列で、同じ犬山市内にある野外民族博物館『リトルワールド』の熱烈な信者過ぎまして、(今でも年に2回くらいは行く)なかなか明治村の方に寄り付かなかった経緯があります。ですが、明治村もリトルワールドと比べて何が劣るともない、本当に素晴らしい施設ですよ!むしろ、しっかりガッツリ建築物を観るなら、断然、明治村です!あとは、好みの問題で…。今回、こちらの明治村が、なんと大好きな「るろうに剣心」とコラボるとの情報が!るろうに剣心のあの空気感を、和洋折衷・文明開化の時代の実際の建物と一緒に楽しめるなんてっっ…!なんて気の利いた、素晴らしい企画なんだ!というわけで、開始2週目の昨日、家族で明治村に行ってきました!*以下、現在開催中のコラボイベントの内容ネタバレを含む感想です。未見の方はお気を付けください!*実際にるろうに剣心の頭で、明治村内をうろつきまわると、いかにあの漫画(&アニメ)作品の、美しく構成された画面の中に、時代考証に基づいた現実の立体感・空気感と、歴史ファンタジーとしてのエンタメ的改良とが、見事に収まっていたかが、よくよく分かります。今回、るろうに剣心コラボとして、様々な企画が用意されていました。一番のメインイベントとしては、「博物館明治村×るろうに剣心×リアル脱出ゲーム修羅潜む京都からの脱出」というイベントが、入村料とは別料金で用意されていました。既存のハードコンテンツを活かし、その中で能動的に歩き回る楽しみ方を提供するソフトコンテンツツールとして、SCRAP提供の「リアル脱出ゲーム」は、あらゆるところで登場していますね。興味はすごくあったのですが、ゲームに費やす時間が2~3時間とのことで、今回は建物をゆっくり観たかったのもあり、参加は見送りました。(もともと、ゲーム型のアトラクションがやり慣れてなさ過ぎて苦手なのも大いにありますが;)正門近くのメインストリートゾーンにある、千早赤坂小学校講堂にて、「るろうに剣心特別展 剣心が見た幕末と新時代の到来」が展示中でした。こちらも入村料とは別に800円がかかりますが、この企画展は、超面白かったです!るろうに剣心にまつわる、明治村所蔵のあれこれが展示してあるくらいだと思ってなめていました。・・・が!ペリー来航から、桜田門外の変、長州藩の暗躍と禁門の変~長州征伐、会津藩と新選組の活躍、※この辺に、緋村抜刀斎時代のエピソード、巴さんとのエピソード解説、戊辰戦争にまつわる軍略書物やアームストロング砲等の展示、西南戦争を経て、紀尾井坂の変へ…。※この二つの間に、るろうに剣心第一話・剣心と薫ちゃんの出会いがある。各出来事の歴史文献を、様々な資料館から取り寄せ、ガッツリ展示してある、幕末における国内の動きを、るろうに剣心のシーンとドッキングさせ、大雑把に追いかけることが出来る、エンタメを入り口とした、超本格派歴史資料展示でした。流石…協賛に愛知県教育委員会・岐阜県教育委員会が入ってるだけある…真面目な作りで、かなり度肝を抜かれました。伊達に「博物館」名乗ってない…。真選組の島田魁が持っていた真選組の旗を模した布ですとか、長州征伐時の各藩の配置図ですとか、アームストロング砲と、当時の兵法・大砲関連の軍術書ですとか…私が一番印象的に残ったのは、紀尾井坂の変(大久保利通郷暗殺)の暗殺犯たちがしたためてすぐさま自首したという斬奸状や主犯格の男性の獄中日記、遺言状等の展示ですね。るろうに剣心の作品中では、瀬田宗次郎に先んじて暗殺を行われてしまっていた方たちの、ここまで生々しい遺物の展示なんかがあると思いませんでした。流れで観て来ると、なんでこのるろうに剣心が、「明治11年」から始まったのかがよくよく分かりました。西南戦争の勃発と鎮圧が明治10年…今まで、そこまで考えずに読んでいましたが、そうか本当に幕末からのごたごたの流れがひと段落して、正義や旧体制、新体制の良し悪しは別として、いよいよ新時代なんだな、…というタイミングが、明治11年だったんだな、と。あとは、斎藤一、相楽総三…といった、特に作中にガッツリ登場する実在の人物については、かなり気を使って展示が作られていたな…と感じました。この辺の、「るろうに剣心」として一番歴史的に話したくなる部分について、ほとんど資料も記載もすっ飛ばしてたんですよ。やはり、あそこまでしっかり作中で描写されているキャラクターは、エンタメとしての大嘘の部分がかなり含まれていますので。特に・・・斎藤さん。エンタメを入り口に集客している以上、「るろうに剣心」を「これは創作」と言って否定的に解説することは出来ないし、だからと言って、歴史資料の展示として、嘘はつけないし。るろうに剣心ファンたちが気持ちよく鑑賞できるよう、気を使って作ってあったな、と思いました。歴史資料のゾーンが終わると、今回の展示の目玉である「逆刃刀・真打」が展示されていました。犬山市とほど近い、岐阜県関市は刃物の街として有名なのですが、その関市の無鑑査刀匠・尾川兼國さんが丹精込めて作成した本格的な逸品だそうです。実物は、キレイで重厚で…圧巻でした。背面には、るろうに剣心作中で、刀匠・新井赤空が御神刀に辞世の句のつもりで刻み込んだ「我を斬り 刃鍛えて 幾星霜子に恨まれんとも 孫の世の為」の文字が、きちんと刻み込まれていました。最後は、るろうに剣心の原画・下書きの展示スペースです。旧作の美しい原稿にほれぼれ。流石、尾田栄一郎先生や武井宏之先生というスーパースターたちを輩出していた現場なだけある…。北海道編に入ってからは、仕上げはデジタルで行っているそうで、連載第1話の数ページの下書きが展示されていました。弥彦くんのシーンが多くて嬉しかったな。妹は、旧作の完成原稿より、こちらの下書きに夢中!特に描きこみは人物の演技動作に特化し、その部分だけはばっちり、原稿と遜色ない完成度で描かれており、「なるほど…この段階でここまではバッチリ詰めて、他は後からPC上で…なるほど」とかぶつぶつ言っていました。最終的には、「下書き王に、俺はなる!」とか言ってました。非常に参考になったようです。この企画展示は、本当に見応えがありましたので、行かれる方は、是非!!他には、こちらもやらなかったのですが、錦絵風に各所のスタンプを重ねて絵を完成させるスタンプラリー企画とか。抜刀の速さを競う、天翔龍閃チャレンジとか、操ちゃんの貫殺飛苦無のゲームとか。明治村内で、るろうに剣心フォトを撮ろう!というSNS向企画とか。誰得?な武田観柳の屋敷完全再現スポット!明治村正門付近にある旧三重県庁舎なのですが本当に作中の建物にそっくりでびっくりしました。隣接の入鹿池に浮かぶ…煉獄?ちょっと無理があるか…?※私は最初、煉獄の模型が池に浮いてるんだと勘違いしていて、まさかのフォトフレームボードのみの展示で、家族で大爆笑しました。剣心+ステンドグラス in聖ザビエル天主堂。アニメ版のED・1/3の純情な感情のモチーフですね。このスポットは非常人気があって、人が並んでしまっていたのでゆっくり写真撮影ができませんでした…!もっと上手に撮りたかった…!コラボメニューもたくさん食べましたよ!駄洒落ばっかのようなメニューですが、基本は専門性に特化したレストランが、元からのメニューを基軸に提供しているフードばかりですので、味はどれも美味しいです。(おまけでコースター付属。)スリはもうやめだ…明神弥彦のスリおろし牛カツ丼(めん処なごや庵)おろしが爽やかで、スリを辞めたくなる味でした(本当か?)。牛を喰ってるような奴がスリやる必要があるとは思えませんし。志々雄様に一生仕えます!佐渡島方治のほうじ茶ラテ(デンキブラン汐留バー)佐渡島方治とか一切関係なく、普通に超美味しかった!これはイチオシです!むしろ佐渡島方治に関連付けられた、ほうじ茶ラテに謝れ!って感じでした。※佐渡島方治自体は、とても好きなキャラクターです!瀬田宗次郎のはすかぷサイダー(食道楽のコロッケ―の店)宗次郎くんが、北海道編で名物はしかぷ餅のファンであるという描写から…なのかな?神谷薫のティータイム(帝国ホテル喫茶室)帝国ホテルの建物内でお茶が出来るという付加価値も相まって、とてもゴージャスに感じました。コーヒーとかすていらはよく合う!グッズはいろいろありましたが、HPで観た時から一目惚れしていた、手ぬぐい2種類を購入!キャラクターのカットもカワイイし、逆刃刀モチーフは、今回の企画展ならではのグッズですね!嬉しい!各建造物内では、15分程度のガイダンスなども定期的に開かれています。今回は、商家と大阪の舞台のガイダンスに参加しました。解説もとても面白く、興味深いのですが、そこまで参加までしていると…1日ではとても回り切れないコンテンツ量です…;リアル脱出ゲームをやらなくても、丸一日歩き回り、へとへとになりました;また行きたいです!明治村は、愛知県と言っても、名古屋駅からもかなり山奥…というか、名鉄に乗り、犬山駅から更にバスで踏み入れないとたどり着けない場所です。車のある、東海住まいの方…くらいしかなかなかアクセスが厳しい施設ですが、やはりここにしかない…明治時代の建物(現物)の重厚な空気感の中で体感できるイベントというのもそうもありません。来て損はないイベントですので、るろうに剣心ファンの方は、是非!!by姉
2019.09.23
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こんばんは妹です。最近絵を描くにあたり、線画を綺麗に仕上げよう!と試みています。その一環でヨナのミニキャラを描いてみました。やっぱり個別のミニキャラ全身像は汎用性が高いですよね。頑張ったんですが完成してみると甘い部分が多いなぁ・・・もっと可愛く描きたいなぁ。by妹
2019.09.22
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昨日、妹と二人で観てきました。『台風家族』(2019年、市井昌秀監督、キノフィルムズ)栃木。葬儀場を営むとある老夫婦が、銀行強盗を働き、現金2000万円を持って、霊柩車で逃走。行方不明となった。この事件より10年。夫婦の4人の子供たちは、両親の死亡を届け、仮の葬式を執り行うことに。その真の目的は、主に実家土地を売った際の財産分与の話合だった。胡散臭いお坊さんによって、粛々と進む葬儀。しかし、兄弟それぞれの思惑や人間関係が絡み、事態は突拍子もない方向へ二転三転していき…。予告編→ こちら2019年に入り、2月に公開された稲垣吾郎主演『半世界』、7月公開の香取慎吾主演『凪待ち』、そして今回の9月公開、草彅剛主演『台風家族』。全て、新しい地図×キノフィルムズの映画作品です。それぞれ著名な監督様がメガホンをとった作品だそうで、この3作は、3連作と言っていい作りかと思います。私は「飯島3部作」と勝手に読んでいましたが、昨日観た『台風家族』の鑑賞で、全てを映画館で鑑賞できました!3作とも、本当にとても面白かったです!2017年秋の『新しい地図』立ち上げより、ほとんど間を置かず、それぞれ企画が進行し、2018年内に撮影・編集していた映画のようです。私は、映画…特に実写邦画等、映画館で見慣れている方ではないので、監督様のお名前も、全くピンと来ないのですが、このタイミングで、SMAP主体と一緒に映画作品作ってやろう!なんて考える野心に溢れた監督様たちですので、きっとどこか尖った作品が観れるのだろう、と期待していたのですが、その期待に十二分に応えてくれる作品ばかりでした。個人的には、一番話回しの要素が好みだったのが、『半世界』。下っ腹に溜まった感動がなかなか身体から出て行かなくて、個人的には一番ヤバいやつでした…。名作として他の方にお勧めするなら、間違いなく『凪待ち』。これは、様々なシーンのパワーや、映画ならではの題材や話回しに唸りました。そして、一番エンタメ性に富み、サービス精神満載だったのが『台風家族』でした。*以下、現在公開中の映画『台風家族』のネタバレを含む感想です。未鑑賞の方はお気を付けください!*妹とも『台風家族』の感想を話し合ったのですが、「情報の画面への落とし込み方の面白さ・上手さ」が光っていた!とのこと。これは私も思いましたが、特にオープニングにおける要素出し。大事で重く受け止めて欲しい要素からとても上手に画面上に登場するのですが、いちいちユーモアに溢れた出て来方というか。実際にはまずありえないような描き文字等(壁の落書きや家訓の掲示)も駆使し、大事な観点を明確に鑑賞者に落とし込もうとして来る…このサービス精神が、映画のような、濃厚な映像作品を求める鑑賞者たちには心地いいのではないかと思います。主要登場人物が非常に多く、ただ、その各人の考え方や、実際の立ち振る舞いのギャップまで、愛おしい目線を持って、鑑賞者に落としていかなければ成立しない物語なので。それこそ鑑賞者たちが、画面上に居るどうしようもない登場人物たちを、自身の身内のような感覚を抱いて鑑賞してくれるように作っていかなければならないので。本当に鑑賞に必須な情報量・エピソードが多かったのですが、現実とエンタメ作品としての割り切りがとても上手で、その上で観て欲しいものを、鑑賞者が気にして観たくなるように映像に収めてありました。各役者様の演技、存在感も素晴らしかったです。人間のダメな部分、嫌な部分をカメラの前で曝け出していくのが役者の仕事とはいえ、本当に各々、自然とダメな感じが醸し出されていまして…。草彅剛演じる、元売れない役者の長男・鈴木小鉄。妻子があるものの、どの仕事も長続きせず…しかしとにかく金にガメつい。一見渋くて真面目そうなのに、少し観てると底の浅さがすぐに見えて来る…若い子にも軽率に馬鹿にされそうな中年男性像…でも憎めない感じ!が見事でした。すごく合ってた。娘のユズキちゃんとのやり取りも面白かったです。新井浩文さん演じる、次男の京介。青年実業家で、抜きん出た「出来るオーラ」と、特に長男との対比が良かったです。この長男・次男では、そりゃいろいろと距離感やお互いへの刺激があるでしょうね…と。新井浩文さんに関しては、事件の影響でこの映画自体が公開延期…更にはお蔵入りになりかけていた経緯もあり、外部に出すポスターやクレジットからは名前は外しての公開となっています。ただ、作中はほぼずーっと登場しており、エンドロールではセカンドクレジット。ほぼ準主役という立ち位置です。演技も役回りも、とても良かったです。MEGUMIさん演じる、長女・麗奈。演技が上手な方なのはどこかで拝見して存じていましたが、キャラクターにも非常にマッチしていて、想像をはるかに超えた演技でとても良かったです。エロシーンまでガッツリありまして、兄弟の下2人(長女と三男)が居ると居ないとで作品のコント感というか…空気感が変わってしまうような役どころでした。中村倫也さん演じる、三男・千尋。最初、葬式には顔を出さず、途中から登場して話と作品の空気感を大きく転換させる役回りでした。他兄弟より、少し年齢の離れている男児ということで、甘やかされて育っていますが、家族の中核の話に入っていけないもどかしさも抱えており、末っ子という立ち位置の良し悪しがいっぱい詰まったキャラクターでした。主役兄弟たち以外の、他の役者様たちも全員、キャスティング・演技ともに落ち度なく素晴らしかったです。小鉄の奥さん・小野真千子さん。草彅くんとは、新しい地図立ち上げ時の企画映画『クソ野郎と美しき世界』でも夫婦役を演じられており、しっくり観れる部分と、前作とキャラクターが全然違って(前回は無学なヤンキー風、今回は上品で大人しい感じ)、驚く部分とがありました。どうしようもないとこもある旦那を「あの人面白い!」と言い切れる、ステキな奥さんでした。今回、新しい地図3人が主演の映画はどれも、奥さん(もしくは内縁の姉女房)が、旦那をこよなく愛する、可愛らしい奥様ばかりでした。小鉄の娘・ユズキ役の甲田まひるさん。本当に、草彅くんとも小野真千子さんとも顔が似ていまして…この3人の「親子」の説得力が半端ありませんでした。よくこんな子を見つけて来るよな…。役回りで必要な印象もしっかり伝わってくる、素晴らしいキャスティングでした。10年前に銀行強盗を犯し逃走している、父親・一鉄役の藤竜也さん。「人様に迷惑かけるな」を家訓として掲げていた頑固者。今作は、彼の10年前の状況や行動を推測していくミステリーでもありました。迫力のある演技で、回想シーンに出て来る彼の一挙一動を追いかけてしまいました。映画前半の8割くらい?の尺が、廃業した葬儀屋と住宅が合体した古民家のシーンで構成され、さながら舞台作品を観ているようでしたが、後半、台風の襲来と共に一気に野外に出て行き、真夜中に嵐の中を駆け抜ける怒涛の展開でした。鑑賞者の誰もがしたくなる物理的・展開的なツッコミを、上手くかわしているわけではなく・・・作中の台風と一緒に、直撃を食らっていくというか。それを食らいながら、あえて嵐の中のハイテンションでその中を突っ切っていく感じ。「めちゃくちゃな映画」というインパクトが大きく残ったのも、それがしっくり当てはまっていると感じたのも、この“台風”というモチーフから来ているものだと思います。実際は社会問題性を孕んだ、非常に重く、全く笑えない要素がいっぱい出て来てるのに、それをどうしようもなく滑稽に…軽いわけじゃないんですが、受け流すパワーというか…なんか、身内に起こった不幸とか、笑えない身内の大事って、実際はこうやって咀嚼していくのかもな…と、逆に妙な現実味を感じて観たり。10年という時間が経っているのが大きいし、家族の構成員全員が、皆自分らしく動いて今がある…という、誰も可哀想な描かれ方をしていなかったのも勿論あっての上ですが。えっと…自分で感想書いてて、「あ、私これ、この映画まだ全然咀嚼できてないな」と思いました;上手く感想は書けませんでしたが、とにかくいろいろ感じるところのある、インパクトのある映画作品でした!また観て、一体何がいいと思ったのか、自分の中で咀嚼していけたらいいなと思います。繰り返しになりますが、2019年公開、新しい地図3人主演の映画…どれもそれぞれの面白味がぎゅっと詰まり、尖った部分も持った見応えのある作品ばかりでした。どの作品からも、「イイもの作ってるんだぞ!」という出し手側の並々ならぬ意欲を感じることが出来ました。大満足でした。これからも、新しい地図×キノフィルムズで、是非とも見応えのある映画作品を、意欲的に作って行っていただけたら…!と思います。質のいい企画・脚本、キャスティングに興味のある方は、是非。この3連作は、監督様や役者さまの見比べにもなりますし、本当におススメです!by姉
2019.09.16
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先日から頑張ってる「線画をレベルアップさせようキャンペーン」第2弾・るーみっくです。まずは うる星映画の傑作「うる星やつら2 ビューティフルドリーマー」です。産まれる前の作品ですが・・・これめちゃくちゃ好きなんですよ・・・!*めちゃくちゃネタバレ画像になります!ご注意下さい!*デフォルメに慣れてなくて、夢邪鬼(右上の赤いオジサン)が難しすぎたのでこれだけは完全模写になってしまいました^^;なんか描いてたら、やっぱり観たくなってきたなぁ・・・!お次は「らんま1/2」から女らんま君と天道あかねちゃん。そもそも私がお絵かきを頑張りだしたのは、らんま絵を上手に描きたかったからだったりします・・・あんなに練習したのに・・・しばらく描いてなかったので、若干描き方忘れてました^^;らんま1/2は本当に、絵の練習にもってこいの題材だと思うんですよ。シンプルなデザインで全身の仕草で魅せていく作品ですし、男女の描き分けを頑張らざるを得ないのでwby妹
2019.09.15
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こんばんは妹です。この土日で、草凪みずほ先生の過去作キャラなどを描いていました。最近線画をレベルアップさせたいなぁ~・・・と思っていまして。アニメーターさんのような、均一で色がのせやすい線を描けるようになりたいな、と。いわゆるクリーンナップの作業ですね。私は恐ろしい程筆圧が強く、シャーペンがすぐ壊れてしまうのですが;ラフは鉛筆! 清書はシャーペン!というように分けて使っていくのがベストかなぁ。・・・色々お試し中です。あとついでにクリスタの自動彩色機能も使ってみました。EX版でしか使えないかと思ってたんですが、普通に1ランク下のpro版でも使えました。これは落書きや、幻想的なイラストを描きたい時の下地なんかに超便利! ・・・・・・コツさえ掴めば、多分便利!!(←まだ掴めてない)今回の場合は、自動彩色の後めちゃくちゃいじり倒しました;気合いを入れたイラストも、落書きも、各々要領よく描いて行きたいですね~。頑張ります!NGライフ 朱奈&深影NGライフ セレナNGライフ 芹沢美依ちゃんゲーム×ラッシュ 藤枝芽護と結城シン「朱奈&深影」と「ゲーム×ラッシュの2人」は初めて描きました。これはいつかコピックでしっかり仕上げたいなぁ~・・・はい、いつか。by妹
2019.09.09
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舞台鑑賞感想!『君の輝く夜に~FREE TIME,SHOW TIME~』(2019.8.30-9.23、日本青年館ホール、稲垣吾郎・安寿ミラ・北村岳子・中島亜梨沙)夏のある1日…海の見える国道沿いの、ホテル3室を併設した、古びた食堂『ダイナー』に、一人の男がやって来た。一途なのかチャラいのか…10年前に別れた恋人を待たせて欲しい、という彼と、店の女主人、そして客として謎めいた美女2人も登場し、4人は一夜の宴を開催することに…。予告映像 →こちら。*以下、公開中の演劇作品の内容に触れる感想です。これから鑑賞予定の方はお気をつけください!*昨年の夏に、京都で公演されていたミュージカル作品の再演です。昨夏は、この公演が行われていた最中に、丁度家族で京都旅行をしておりまして、それがまた劇場の真横のホテルに宿泊していたのですが、チケットの用意もできていなかったので、「いいな~、観たいな~」と思いながらも横を通り過ぎてました。音楽を担当されていた佐山雅弘さんが昨年11月に他界され、今回、その追悼の意も込めて、東京で再演の運びとなったようです。わぁ…!再演!今度は是非行きたい!と思い、いそいそと新しい地図ファンクラブ会員枠でチケットを申し込み。今回は私一人でしたが、昨日、日本青年館ホールへ行ってきました。新しい地図関連では、昨年・12月に鑑賞した草なぎ剛主演『音楽劇・道』に続き、2度目の舞台鑑賞です。無論、舞台の設定や、全体の緩急、舞台上の仕掛け…舞台演出というんですか?ここの作り込みという点については、有名な監督さまを迎えてストイックに作り込んであった『道』の方が、断然面白かったです。あの舞台作品は、そこが一番の魅せ場だったので。ただ、『君の輝く夜に』は、とにかく舞台上の方たち一人ひとりのパワーというか。舞台中央で生バンドの演奏が奏でられる威圧感もすごかったのですが、それをバックに、約2時間強ぶっ通しの舞台をたった4人で回す、役者さん一人ひとりの存在感が凄かったです。2時間強の舞台を、半分以上の尺…?は言い過ぎかもしれませんが、本当にずっと歌って踊ってるんですよ。たった4人で。<脚本・キャスティング>脚本は当然あるのですが、キャスティングを受け、各役者様のキャラクタ―に充て振りをしているような脚本になっていました。舞台が成熟していく中で、アドリブ的に入ってきたんだろうな…と感じるセリフなんかも混じっていて、キャストの演技はもちろん「舞台演技」ではありますが、各キャラクターとしては役者さんの自然な部分を大事に切り取り、強調したものになっていたと思います。どのキャラクターも、謎の部分を持ちつつ…ですが、登場した瞬間にすっと頭に収まって来ました。<音楽>舞台中央に豪華生バンド!開演前から、ジャズ調のBGMを生で奏でる大サービス!ふわっとした抑え目の演奏2曲に続き、いよいよ劇が始まるよ~!のところで、新しい地図の楽曲・♪星のファンファーレ(インストルメンタル)が来たところではすごくテンションが上がりました!劇部分では、壁を模したスクリーンが降りて来て、バンドは視覚的にその存在を隠していましたが、BGMや効果音は基本生音です(豪華!)。音楽に関しては、ジャズ調の楽曲やインストが基本ではあったのですが、それよりも観ている方が楽しければいいや!という、「ポップ」という考え方が基本にあるような作りになっていました。劇中でセリフのように、♪いつか王子様が が挿入されて来たり、場面転換部分で♪ラプソディー・イン・ブルーが使われていたり。演劇部分が、劇中の前半&後半にあり、その間に『SHOE TIME』という、ひたすら踊って歌うだけのターンがありました。そこでも4人の役者さんたちでこぞってMichel Polnareffの♪愛しのシェリーや、ABBAの♪Dancing Queenという超有名ポップナンバーをキャッチーな振り付けで歌い踊っていて。出し手側の自己満足的な統一感とかではなくて、お客さんが喜んで手拍子してくれればいいや、という考え方なんだな、と思いました。演奏は、落ち度のない高級品質でしたが、私は特に、中央に座していたヴァイオリンの方の…情緒豊かな旋律が素敵だな~、と思って聴いていました。私の席から、一番見えやすかった、というのもありますが。<役者さんについて・稲垣吾郎>実は今回、私の座席が…まぁ、言ってしまうと最前列というかなんと言うか…端の方でしたが…いわゆる『神席』と言われる席だったんだと思います。数メ―トルの目先で役者さんたちが思いっきり歌って踊っていて。まぁ、当然…稲垣吾郎さんも数メートル先で歌いまくっていまして、なんか…こんな中途半端なファンが、こんな席で観ててすみません、って感じでした。とにかく、美女3人に囲まれて並んで、違和感なく溶け込めるビジュアルの45歳(男性)って、凄いなと;ハーレムにもあまり見えないんですよ。溶け込んでて;セリフ、立ち振る舞い、歌、踊り…と、とても安定感がありました。特に歌に関しては、周りがガッツリミュージカル女優さんたちの中で、技量的にかなり浮くんじゃないか…と観る前は若干思ったりしてたんですが、全然そんなことなかったです。今回の作品、女性たちの方がわりとどうしようもない(借金だらけだったり、大酒飲みだったり)設定を持っていて、それを吾郎くん演じる主役の男性が、「素敵だ!」って持ち上げていくような作りになっていました。周囲の3人の女優さんたちを立てつつ、自身は独特な優しさ・柔らかさのある声質を、しっかりした声量で活かし、ちゃんと目を引くキラキラアイドルしてました。流石だなぁ、と思いました。<安寿ミラさん>元宝塚の男役トップスター!…という認識でいいのでしょうか?もう、立ってるだけでゴージャス。すごい存在感。ただ今回は、声質は低いのですが、ドスの効いたセリフや立ち振る舞いの中に、可愛らしい面もある、とても魅力的な女性の役だったので、今回の舞台だけ観た身には、男役がどんななのか…想像がつきませんでした。まぁ、私が宝塚という文化を全く見慣れていないというのが大きいのですが;あと、鑑賞後に「どんな方だったのかな?」とプロフィール等を検索しまして、あの…すごくイイ意味で、年齢にびっくりしました;全然、もっと10歳くらい若い方だと思って鑑賞していたので;<北村岳子さん>ダイナーの女店主。とにかく、こなれた役者様、という印象。ピエロ的な役割で、劇全体に緩急や強弱をつける大役で、非常に信頼された役回りをこなされていました。<中島亜梨沙さん>4人の中で一際若い女優様でした。この方も、宝塚出身の方だったんですね!ほう、娘役…。身のこなしや踊りの振付一個一個にしても、とにかく可愛らしくて目を引きました。4人出ているショーシーンでも、この方を目で追ってしまうことが多かったです。とりあえず…こんなところかな?最前列という鑑賞席の影響が大きいのですが…役者さん一人ひとりをじっくり観て、そのパワーを感じることのできたミュージカルショーでした。楽しかったです!!質のイイエンタメ、大好き!!また機会があれば、どんどん舞台鑑賞してみたいです!by姉
2019.09.08
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2019年8月31日、アニメイト秋葉原別館6F にて草凪みずほ先生のサイン会が開催されました。花とゆめ創刊45周年サイン会キャラバンという企画で、ヨナの場合は「8月20日発売の30巻限定版を全国のアニメイトで予約すると応募できるよ!抽選で100名!」という大々的なものでした。NGライフの頃から、草凪先生のサイン会は何度か開催されていたのですが会場となる店で新刊を購入された方に先着で~・・・等、山奥で暮らす地方民にはなかなかハードルが高く(サイン会=自分たちには無縁のもの)と思っていました・・・しかし今回、なんと「オンラインショップ購入でも応募可能」とのこと!(それなら応募できるじゃないですか!)と、初めてサイン会なるものに応募してみました。まぁその・・・地方民も気軽に応募できるし募集期間も長い分、倍率もスゴイ事になるだろうなぁ~とどこか他人事で1mmも期待していなかったのですが・・・1ヶ月前に、まさかの当選通知をいただきました。いやもうどうしようかと。やはり倍率は凄かったようで、なんだか有り難いやら申し訳ないやらという気持ちに・・・しかしせっかく二度とないような幸運な機会をいただいたので、心して臨もう!そしてレポもしっかり書こう!と。とりあえず1ヶ月かけて、こそこそと先生にお渡しする品を製作しました。↓・妹作 草凪先生作品のファンアートイラスト集(B5 フルカラー24P) ←重い・妹作 暁のヨナ向日葵イラスト(祝・10周年!) ←重い・姉作 草案に2日かけて書き上げた、人生最初で最後のファンレター(便箋5枚分) ←重い・妹作 プレゼントを入れる用のプッキュートートバッグ(アイロンプリント使用) ←重い・愛の重さを中和するため、最後に紅茶のティーパックを追加 ←手遅れ若干気付いていましたが、お金よりヨナ愛を込めよう!と頑張りすぎて気持ち悪・・・いや;とりあえず準備万端にして、サイン会当日を迎えました。サイン会当日。①13:00~50名 ②15:00~50名 の2部制でしたが、私は②の、その中でもさらに遅番でした。私はお気に入りのペンギンTシャツを着て行きました!ペンギンTシャツを! 着て行ったんです!!(大事な事なので強調)会場に到着。店内に入ると・・・ハクヨナのウェルカムボードが!前の部が終了するまで、階段で待機&本人確認。皆さんソワソワです。会場に入ると、先生がいらっしゃるまでは写真OKとの事だったので皆さんパシャパシャ。有志のファンの方達が用意されたというお花は、スゴイ存在感&高級感がありました!キャラクター達のイメージカラーが取り入れてあるのでしょうか。参加者の方達が列を作って撮影していました^^こちらの壁も、ファンの方達からのイラストやお花、そしてハクヨナだらけで華やかでしたv「サインする時は、単行本のカバーは外して下さい」「前の部では舞い上がっちゃって、荷物を忘れる方が居たので気をつけて下さいw」いくつかの説明があった後、草凪みずほ先生が登場されました!*ここからの印象はすべて、人の顔を覚える事が苦手すぎる私の超個人的見解になります。ご了承下さい*草凪先生は小柄で細身の、とても綺麗な方でした。低いトーンの落ち着いた声をされていて・・・ショートカットで・・・スマートに仕事をこなすキャリアウーマン的なオーラというか・・・芸能人で言うと誰かな、女優の山口紗弥加さんがもうちょっとフワっとされた感じ・・・?いやでも私、今まで「この人○○に似てるね」論で一度も同意を得たことがないので全く参考になりませんスミマセン;とにかく、その風貌はとても大刀振り回す188cmの大男が戦場で無双していたりだとか読者に伝わるか伝わらないかのギリギリを責める、小難しすぎる設定に果敢に挑んでいたりだとかそういった暁のヨナの作風と結びつかず、改めて漫画家さんって凄いなぁ・・・!と思いました。サイン会が始まると、先生の机の前にパーテーションが設置されました。他の参加者達には各々の会話が聞こえないように、という配慮だと思います。さすがアニメイトさん、イベント慣れしてるなぁ・・・と。1時間で25人ほどを目安としていたようで、残る参加者達はひたすら静かに待機です。私は1時間半ほど待ち時間がありましたが、とても幸せな時間でした・・・!そして遂に自分の順番が回ってきました。何から話せば良いやら・・・あうあうしていると、先生から声をかけて下さり、手に持っていたプレゼントを渡すことが出来ました。ファンアート企画で準グランプリをいただいた事とそのお礼15年来のファンで、双子の姉と本誌発売の度に電話でアレコレ話していること・・・等々。草凪先生や編集さんたちが「何でも言ってね、何でも答えるよ」という優しい空気を作って下さっていたので、本当に安心してお話しさせていただきました・・・!参加者全員に一押しキャラを訊ね集計されているようで、私は「ハクヨナ・・・なんですが、ひとりならヨナで」とヨナ姫に1票!正の字が並ぶメモがチラっと見えましたが、あ、ハク様圧勝ですね知ってましたとも。サインの横に、先生曰く「ほっそりしちゃったプッキュー」も描いてくださり、またオリジナルフラットポーチまでいただいてしまいました。本当にありがとうございます宝物にします・・・!!さいごの最期に、草凪先生から「そのペンギンのTシャツ 私も持ってて普段よく着てて だから最初から遠目ですごく気になってて・・・」というような、思いがけないお言葉をいただきました。私は動揺しすぎて「あああああのこれは気に入っていて、いっちょうらでしてあの今日は午前中これで上野動物園に行ってきまして・・・」何を言ってるんだお前は状態に;;;深呼吸して「お身体に気をつけてこれからも頑張って下さい!」だけはハッキリ言えた・・・気がします。このペンギンインパクトが強烈すぎて、姉との電話でペンギンTシャツの話ばかりしてしまいました・・・;草凪みずほ先生、花とゆめ編集部の皆様アニメイト関係者の皆様この度は本当にありがとうございました!!これからも山間部の片隅から、暁のヨナを応援し続ける所存です・・・!by妹
2019.09.02
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おはようございます。昨日、一日かけて読んだ漫画感想です。『おらが村』(矢口高雄先生・ヤマケイ文庫・1973~75年)東北・秋田、奥羽山脈の麓に位置する「おらが村」。年の半分は深い雪に埋もれる、厳しく、そして豊かな大自然の中にある農村の1960~70年代の姿。構成員の教養も高くない、閉塞感溢れるムラ社会から、若者はこぞって東京へ出稼ぎに出て行く。家長が村会議員を務める高山家は、保有する田畑もわりと広く、村内では裕福な部類の家なのだが、そんな家の子供たちも、跡継ぎの長男と高校生の末娘を残し、皆、家を離れている状態だ。冬から春へ、春から夏へ、実りの秋を越え、また極寒の冬へ…。高山一家の四季折々の家業や慣わしの描写を中心に、過疎の兆しを湛えた農村のやるせなさ、わびしさ、そして、ここにしかない雄大な空・山・川・大地・花や動物と、大雪…人の力が及ばぬ大自然の恵みと脅威が描かれた漫画作品。7月に発売された、復刊の文庫版だそうです。本屋さんで平積みにされている表紙を観た瞬間、一目惚れをして、購入しました。何の前情報もなく、矢口高雄先生の代表作・「釣りキチ三平」すらまともに読んだことのない状態で、1600円+税というそこそこのお値段の文庫本(約800Pのボリューム)を手に取ることなど普段はほとんどないのですが…もう、見た瞬間に「私のための漫画だ!」というインパクトが強く、我慢できませんでした。最初は、「おらが村」というタイトルから、風景描写に特化した、作家様ご自身の生まれ育った農村を描いた作品なのだろう、という認識で読み始めました。しかし、読み始めて何章かの辺りで、ご自身の生まれ育った場所を描いているわけではないのかな…?と一瞬感じました。「農村を描く」…その切り取り方が、あまりにもクレバーというか、閉塞的なムラ社会の価値観・風習・慣例に対する解説も、一歩距離を置いた目線からの、学術的・民族誌学的なものだと感じたからです。自分自身の生まれ育った「当たり前の風土」を、こんな客観的な目線では、なかなか描けないだろう…!と思ったんです。でもでも、取り上げられる年中行事の内容は、本当にそこでじっくり暮らした方でしか捉えられないようなものも多く、「…???これは、何ぞや?」と不思議に思いながら、読み進めました。あとがきまで読むと、やはりご自身の生まれ育った農村をモデルに、描きたい要素を伝えきれるよう、設定・登場人物・フィクションを織り交ぜて描かれた作品のようで、単純にもう「…すげぇな!!!」と。都会の人にはほとんど知られない山奥の人々は、彼らもまた外の世界を知らぬまま、しかし外部環境変化の影響を多大に受け、昭和30~40年代の時点で、今後確実に廃れていくであろう生活を営んでいます。決して、誰しもの羨望の的となりえるような生活が描かれているわけではありません。田舎特有の閉塞感や煩わしさ、生きずらさは言うに及ばず。しかし、それらを無視せず、きちんと描き出しながらも、決して否定的・自虐的なわけではありません。煩わしさと同時に、そこにしかない豊かな恵みを、ものすごい畏敬を持って、これでもかというほど雄大且つ詳細に描いているからです。時代の流れをきちんと認識しつつ、それでもこの廃れていく文化のなかにある豊かさを慈しむ…「視点」が超越してます。でも、ここまで感想を書いてきてひしひしと感じますが、ものすごく『学術的』だな、と思いつつも、「学術的」なふりをして、その実は、ものすごく主観的で、エゴイスティック!な作品だな…と。複雑な感想になっちゃいますが、これは作者さまの、自身の生まれ育った文化への個人的感情が詰まった作品なんだな、と。ちゃんと画面になってるから、その土壌を全く知らない、また数十年後という時代を飛び越えた私のような読者にも伝わってくるわけで、これはもう生み出す・画面に落とし込むことが出来る漫画家様のような、クリエイターの特権だな、と思います。1冊の文庫本を読み終わった時に、全然私の生まれ育った文化と違うのに、ものすごい郷愁を感じるんです。私からしたら、懐かしくもなんともない、未知の体験ばかりのはずなのですが。不思議…というか、これこそがまさに、この作品の持つパワーですよね。なんか上手いこと感想が書けませんでしたが、この漫画作品を読んで、私がものすごく感動していることが伝われば…!今後、国全体が廃れていくことが確実な今の日本人にとって、「今の自身の生活」を捉える為のヒントが、たくさんある作品だと思います。興味がある方は、是非是非!!矢口高雄先生の他作品も、ゆっくりと読み進めたいな、と思いました!by姉
2019.09.01
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花とゆめ18号読みました。簡単にですが感想参ります~!*以下単行本31巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*暁のヨナ 180話「御披露目」え~・・・ものすごい勢いで物語が転がっていて・・・若干ビビっています;一言で言うなら・・・ ケイシュク★ノンストップ!!! ですね^^;・「戦の勝利と伝説の再来 五部族を呼んで武人も集めれば 大いに盛り上がり空都も潤うでしょう」byはっちゃけケイシュク参謀ゴリゴリ行くなケイシュク・・・こんな突発的な思いつきで・・・五部族の首脳たちも民衆も、皆みんな集めちゃうの・・・!?ーいやいや最高のお膳立てだと思います。「ほんの少し民の前に姿を現わせば良いのですヨナ姫と同じように四龍も歓迎されることでしょう」ケイシュク側の意図は明白です。「スウォン陛下が、前国王の娘・ヨナ姫と伝説の四龍を従えている」という事を印象づけたいのでしょう。ユホンが手放した「神の力」を、息子のスウォンには活用してもらいたいのかな、と。元々イル王の父・ジュナム王時代までの歴代の国王達は神官達に認められる事によって、その権威を強調してきていましたからね。・「何をしても死なないのですか?首を飛ばしても? いいですね それ」byスウォン陛下ケイシュクの提案、スウォンは嫌がるだろうな~・・・と思っていましたが、意外とあっさり承諾しましたね。不老不死のゼノに興味津々だったので、その能力を見たいだけなのかもしれません^^;いや~本当にこの人の思考は、推測に推測を重ねるしかないですね;・「そんな八百長せずとも全将軍張り倒してみせるわ!!」by荒ぶりのキジャキジャ君可愛いvスウォンとキジャ、スウォンとジェハ、スウォンとゼノ・・・シンアとはあまり絡んでないかな?ハクヨナ云々の事情さえなければ、四龍達は各々普通にスウォン陛下と相性良い感じで描かれていますね。・「ゼノ最近怒るとこよく見る 感情的なの珍しいから面白い・・・」byシンア 「お前もよく喋るようになったな」byゼノこのシーンは感動的でした。のらりくらりな態度を一貫していたゼノが、緋龍城を前に本性出し始めたりとかほとんど喋らなかったシンア君が、軽口ききはじめたりだとか・・・こうしたキャラクターの変化は、まさしく草凪先生の魅力の真骨頂だと思います!この2人の変化には、今後とても期待しています!・「ただいま帰りました・・・ 父上・・・・・・」byヨナ姫独り自室に案内されたヨナ姫。そりゃイルパパ思い出しますよね・・・本当に可哀想です。ミンスが顔を出してくれました。ジュド将軍のせめてもの配慮かな?ミンスは定期的に部屋を掃除していてくれたようで、武術大会の情報も伝えてくれました。やっぱ貴方は根っからの密偵向きだよホント。こんな時でも、ハクの心配ばっかりのヨナ姫。健気です。・「四龍の御披露目を目的とする武術大会の知らせは高華国中に広がり・・・」早っ! ケイシュク動きがはっや!!!武術大会開催までの間に、四龍が緋龍城の中を歩き回る描写ぐらいはあるかと思っていましたが・・・なかった;知らせを受け取った部族、各々の表情がとても気になりますね。喜ぶ地の部族、心配するテジュン&リリちゃん・・・そして風の部族のこの表情ですよ。。この手紙、ハク様に関してだけは一切触れてないんだろうなぁ・・・ムンドクのじっちゃんは何処向いてるの。こっち向いて。・グンテ&ユウノ夫妻に第一子誕生!デカい赤ちゃんだな・・・いえそれは良いんですがwえっと何時からご懐妊・・・8巻の時・・・とかそういう逆算も野暮ですねwこの展開、姉が以前から「絶対来る。グンテの心情の変化も描くはず」と言っていた展開でした。グンテ様・・・確かに表情柔らかくなりましたよね。武術大会への出場に関しても「俺の勇姿を息子に見せてやりたい」ですから。責めるぞ責めるぞ~のイケイケメンタルから、護りの方へ意識が変化しているのだと思います。リリちゃんドンマイ!貴女は若い!まだまだこれから素敵な殿方と恋が出来るよ!・「いえハク様の出場予定はありませんが御覧になられるなら席をご用意します」by空の兵士えぇえええ雷獣さんの席用意してくれちゃうの!!?一番暴れそうな超危険人物のはずなんだけど・・・大丈夫なの!!?・・・まぁここで雷獣さんを拘束すれば、ヨナ姫(&四龍)が暴れ出しますからね^^;・(だって この席は まるで王妃の席じゃない)byヨナ姫大会当日。ヨナ姫が案内された席はスウォン王のお隣、王妃の席。これはすごい・・・スゴイよケイシュク!スウォン様も固まってますよ!完全に独断暴走ですよ!まさにケイシュクドリーム★ノンストップですね!!ヨナ姫が・・・ヨナ姫の顔がずっと可愛くない・・・;仏頂面がどんどん加速していく・・・ああヒロイン・・・;;・「おめでとうございます スウォン陛下!ヨナ姫様!」by民衆王妃の席に座るヨナ姫を見て、盛り上がる民衆達。「四龍を連れた赤い髪の姫が王に嫁ぐのか・・・?伝説の再来だ!」ケイシュク氏、とにかくこの2人が並んだ絵面を皆に見せたかったのだと思います。本気で結婚させる気なら、流石にスウォンにまで不意打ちはしない気が・・・いやでもこの暴走ぶりを見ると分からないなwえ~・・・・・・で、ラストのハク様のこの表情ですよ。う~ん・・・うん、う~ん・・・・・・。。玉座に並んで民衆に慕われるスウォン陛下&ヨナ姫の、この構図。ハク様が昔からずっとずっと見たかった絵面なんですよね。この人は幼少期からヨナ姫に恋をしつつも、それ以上に彼女が初恋を叶え、スウォンが王として君臨する未来を望んでいました。事を荒立てたくないなら、黙ってるのが吉です。というか・・・今までずっとそうして来ました。ただね・・・30巻をかけて描かれてきた旅の中で、未来が変わってきてること、分かってるよね?流石に分かってるよね?ヨナ姫の気持ちも分かってるよね??ヨナ姫が旅に出てからここまで、30巻分頑張ってきたものが試される場に来ました。雷獣さん・・・分かってくれてないと困りますよホント作品的に!う~んファイト!!!次回分までがおそらく31巻収録になるはず・・・何が待ち構えているのでしょうか・・・!とても気になりますが、次回掲載は21号。2号分(約1ヶ月半)お休みのようです。おそらく、この武術大会で本作は一つの大きな節目を迎えるのではないかな、と予想しています。草凪先生・・・是非是非じっくりゆっくりお休みしつつ描き進めて行って下さい!!・・・と思いましたが、そういえば10月下旬発売のザ花に番外編が載るらしいので、そちらでお忙しいのかもしれません;;とりあえず・・・10月を心待ちにしてます!!by 妹
2019.08.24
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おはようございます。ずっと気になってた作品です。7月に3巻が発売されたようだったので、手を出してみました。『金色のマビノギオン-アーサー王の妹姫- 1~3巻』(山田南平先生・白泉社・マンガPark)金色の髪・瞳を持つハーフの少女・高校1年生の若宮たまき。彼女と、幼なじみの真・広則の3人は、修学旅行で訪れたイギリスで、突如不思議な世界に導かれてしまう。そこでは、たまきにそっくりな金髪の少年が重傷を負い、死にかけていた。周りを取り囲む男性たちは、彼を「アーサー」と呼んでいた…。山田南平先生が、満を持して描くブリティッシュ・ファンタジー!渾身の「アーサー王伝説」!これは…っ!オモシロいです…!!こんな山田南平先生の作品は、今まで読んだことがないです。「満を持して」というか、とにかくご本人が描きたくて描きたくて、マンガParkというアプリでの連載で、おそらくとても自由に描かれている作品のようです。商業用としては、編集部の意向を汲んだ別作品を、別冊花とゆめの後続的な電子コミック誌「花ゆめAi」で走らせ、軌道に乗せているようで、本当に器用な作家様だな…と思います。山田南平先生は、個人的には本当に商業誌の作家様として完璧というか、誰もが振り向く、いつまでも古くならないオシャレさのある画力・画面・色彩を持って、それでいてきちんと編集部の意向を汲み、中高生から大人読者まで、幅広い年代の方に合わせた設定を、狙って持ってこれる方というか。読者的にも、そしておそらく編集部側としても、この方の作品が載っていれば、まず間違いがない。雑誌としての付加価値も高まるし、それでいて固定ファンの付いている作家様ですので、コミックス単体の売上もきちんと取れるし…(たぶん)。ただ、やはりだからこそ、と言いますか…私個人的には、もう一歩、エゴイスティックでもいいんだよ!…というか。キャラクターが、あともう一歩、読者の心をえぐって来てもいいんだよ!…というか。そんな印象を持って、今までの作品を読んで来ていました。それがこのマビノギオンは、山田南平先生ご自身が、商業誌用のリミッターを完全に意図的に外している印象で。まず、アーサー王という題材自体が分かりづらい…あまり、少女漫画では好まれて来なかった題材だと思います。ゲーム文化や洋画作品に精通されている方は、単語やあらすじ等、もっと土壌があるんだと思うのですが…。私自身は、「アーサー王」と言われても、ディズニー映画の「『王様の剣』…?」くらいしか出て来ず、ほぼ知識0(ゼロ)の状態で読み始めました。この状態では、本当によく分かりません。登場人物も全然ついて行けないし、魔法やら妖精やらしきたりやらも何が何やら、って感じです。その上で、どうも山田南平先生はいろんな語り方・複数の寓話集の筋立て・キャラクター設定をご自身の解釈で縦横無尽に行き来し、さらに現代からタイムスリップした3人の高校生たちを主要キャラクターと同化させる妄想をダイナミックに入れ込んで来ているようです。私は、あまりに分からな過ぎて、Wikipediaでアーサー王伝説の登場人物の名前を検索しながら読みました。「ほうっ…なるほど、このキャラクターはコイツとオーバーラップさせるんだな、ふむ、このキャラが今後こうなるってことは、この描写はその示唆・前振りなのか…」みたいな。反則的な読み方なのかもしれませんが;ただこれはっ…商業誌…しかも少女漫画としては、難し過ぎる!!ハイカルチャー過ぎる;もともと「アーサー王」の土壌がない読者には、キツ過ぎる…!!登場人物の設定に、ウケ狙いの萌え要素は感じません。むしろ、グロイ!エグイ!誰がいつ死ぬか分からん不安感と、悲劇的な末路が作品を支配しています。読み進めるの、ツライんですよ…。ただもう、作者さまのエゴイスティックなパワーというか。「ここがこうだったら、面白くない!!?」というウキウキワクワクな暴走妄想がノリノリキレキレの描写で、誌面いっぱいに繰り広げられているのを見ていると、ついつい…「アーサー王伝説、面白そうだな…」とうっかり押し切られて来る。そんな作品です。「エゴイスティックで、毒オンリーな、未だかつて観たことない山田南平先生!」と聴いて、興味を惹かれるマンガ好きの方は、是非ご一読を!おススメです。by姉
2019.08.13
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2019年7月18日、独自路線で質の高いアニメーション制作を展開していた京都アニメーションの第一スタジオが放火され、全焼する事件が起こりました。35人ものアニメーター様達が命を落とし、さらに重軽傷者も多数・・・と報道されています。とりあえず・・・色々気持ちが収まらないのでとりあえず今までの京都アニメーションに敬愛を込めて、絵を描きました。はい。私は取り立ててアニメファンという訳ではないのですが、それでも2006年に「涼宮ハルヒの憂鬱」が出てきた時は(アニメーションに新たな時代がやってきた!)とハッキリと感じました。セル画時代からの伝統的な手描きアニメーション技術を極めつつも、そこに先鋭的なグラフィック技術が加わり、見事に融合してる印象でした。ギャルゲー風のカット割り・人体デッサンを極めた上での萌え絵デフォルメも衝撃的でした。そしてめちゃくちゃテンポが良い。各話すごい作画クオリティなのに、原画の担当者が少数だった事にも驚いた覚えがあります。2012年の「氷菓」・・・京都アニメーションの作品の中で、個人的に一番好きな作品です。岐阜高山の凡庸な高校生達が、日常の中にある誰にも気付かれない程些細な感情をひっそりと見つけに行く、繊細すぎるミステリーです。派手なアクションや面白味のあるキャラクター、ぶっ飛んだギャグなどは皆無です。アニメーションとして面白くなるはずのないお話です。これが見た事ない程、繊細で高度な作画クオリティで描かれていました。度肝を抜かれました。先日、今回の件で亡くなられた一部の方々の名前が公表されました。氷菓のOP1とOP2をただただ呆然と眺め、しばらく地面に突っ伏していました。テンポの良さも構図の切り取り方も、落ち着いた色合いも素晴らしすぎるんです。そしてキャラクターデザインを担当された西屋太志さんは一介のお絵かき好きにとって、遠く遠く憧れているアニメーター様でした。そんな方が37歳の若さで、こんな形で・・・本当にやりきれません。正直、今私は「京アニ頑張って乗り越えてください!」とは言えません。また新作が発表されたとしても、ハルヒや氷菓と同様のクオリティを求めてはいけない、とも思います。今回の件を昇華して、新しいものを創って欲しいな・・・と。クリエイター主体という独自路線だけは守りつつ新しい京アニブランドを育んで欲しいな、と 勝手ながら願っています。by妹
2019.08.11
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暁のヨナ 第179話「虚しい歓声」感想(姉編)*以下、花とゆめ本誌・最新17号掲載、単行本31巻収録予定分の内容に関する思いっきりネタバレあり感想です。未読の方はご注意ください!*★祝!ヨナ姫様&伝説の四龍様、緋龍城帰還!★前回までの話回しで、暁のヨナと言う作品の、全ての要素の地理的な中心地・緋龍城への帰還が決定しておりました。私は大喜びです。作品として、いよいよ大きな大きな節目を迎えるんだな…と言う感慨に浸っております。今回の緋龍城への帰還で、ハクヨナの単行本30巻に渡る「逃亡劇」が終わりました。強調します。暁のヨナ…今までやって来たのは、ひたすら「逃亡劇」です。伝説を背負っての龍神集めでも、世直しを目的とした水戸黄門的放浪でもありません。いや、これら↑をやりつつではあったのですが…その実態は、ひたすら、イル王を否定・殺害した現行政治権力から身を守るため、そして何より「事を荒立てないようにするため」の逃亡劇でした。今回の帰還に関しては、★表舞台に出てしまったため、逃亡が困難になっている★流石にそろそろスウォンさんと向き合わなきゃいけない(ハクさん)★流石にそろそろ四龍の存在意義に向かいたい(ゼノさん)等々、様々な流れが集約した結果であり、「ユン君が医学書読みたがってる」という取って付けたような理由のせいにされちゃ、ユン君が可哀想ですよ。ユンくんの知的好奇心に責任転嫁しちゃいけません。本当は、緋龍城に一番行きたがってたのは、多分ハクさんとゼノさんのはず! です。このタイミングで沈黙を破り、突如謎の行動力を発揮するケイシュク参謀!!31巻に入ってからは、ほとんど彼が独りで暴走し、大きなハードルをいくつも突き破って、話をぐるぐる超回転させていると言っても過言ではありません。ケイシュク!ブラボー!!流石です!あなたには期待していたのですが、想像以上です!「本当にコイツ動かねぇな…ちっ」とか見限りかけてて、すみませんでした!『暁のヨナ』において、本当に話を回してくれるのは単行本第2巻におけるテジュン様然り「分かってねぇ奴」です。事態の全貌や、本当に重要な部分に関して「分かってる(と推測される)奴」らは自身の感情云々では、とにかく動きません。事を荒立ててしまうことが分かっているから、超慎重です。今回、ハクヨナが腹をくくって緋龍城に返って来たのは、「ある程度は事を荒立てる覚悟ができたから」という言い方も出来ると思うのですが・・・それにしても、ケイシュクさんの暴走は想像をはるかに上回って来ました。彼は彼なりの、目的なり、挫折なり理想なりを抱えての暴走…行動のようですが、「分かってたら、絶対にこれはやらねぇ…!!」という部分を、いとも簡単に突き破りまくってます。そりゃ、スウォンさんは嫌がりますよ。いつもの調子で穏やかそうにですが、観たことないくらいすごく嫌がってました。最高です。ケイシュクさん、もっとやって!この上なく話が進む!もう…今回・第179話は、1話としての「バランス」が最高でした。私は暁のヨナという作品の感想で、この「バランス」という単語を使うのが大好きです。絵面とシチュエーションで読者に与える印象と、俯瞰目線で要素を並べ観た時の事実との、このギャップ!登場人物たちは嘘をついているわけではないのに、いち主観が当たり前だと思って述べる事実ほど、パラドックス!たまりません///!!今回、ラストにケイシュクさんより、緋龍城で催される祭典・『武術大会』の開催が示唆されました。ケイシュクさんはおそらく、スウォン政権が伝説を取り込んだことを提示したいのかな?スウォンさん嫌がってるんだから、よせばいいのに…なんて素晴らしい舞台設定!素敵!ケイシュクさん、本当にありがとう!!あなたの部下(期間限定)になって、祭典準備に加わりたいくらいの気持ちだ!私が一番楽しみにしている、暁のヨナという作品の「バランス」が、ここで一気に組み直されるんじゃないかな、と予想しております。今までも、この「バランスの組み直し」はありとあらゆる描写で描かれてきてはいたのですが今回は、現行・高華国内の要素を全て並べ立ててこの作品のバランスを、はっきりと提示する!・・・のではないかなと期待しています。その為の舞台としては、この武術大会はこの上ない…この上ないというか、もうここしかない、というシチュエーションです。連載開始から10年…アニメ放送開始からは約5年…コミックスは30巻……長かった!!!!ケイシュクさん、スウォンさんやジュド将軍の意向は今の調子で完無視していいんで(ヒドイ)長年待ちわびた読者の為にも、この上なく派手な祭典準備を、是非!よろしくお願いします!!最後に、ハクヨナスウォンについて。ハクさんね…前回、緋龍城(というかスウォンさんの存在)がちらついてから全っっ然、ヨナ姫のこと観てくれなくなっちゃいましたね。今回「ヨナ姫帰還」と騒ぎ立てられるヨナちゃんを、全く気遣ってくれませんでした。むしろハクさん自体が、ユン君&四龍&ヨナちゃんに、超気遣われていましたから。ハクさん…入城拒否されて、スウォンさんと会わなくて済んで・・・むしろ少しホッとしてるよね!?覚悟は出来てると思うんですけどね…だからこそここ・緋龍城に来た(半分連れて来られた)んだとは思いますが、うーん…ファイト!スウォンさんもスウォンさんで、接見の場で、ケイシュク参謀が連れて来たのが四龍だけなの確認してから、背後から登場しましたよね。あれもしハクヨナ…いや、ハクさんが居たら、出てこなかったんじゃないですかね。分かりませんけど。あの登場の仕方は、そういうことだと私は解釈しました。本当にこの2人はもう…本当に…どうしようもないな…。ヨナちゃんは、一度放り出された空の部族・緋龍城の中で、本当に居心地が悪そうです。可哀想です。妹が「ヨナ姫が限界だ!ハクさんに甘えに行かなきゃ!」としきりに言いますが、いや待て!折角ここまで来たんだ!!折角、お姫様の格好にまで戻ったんだ!!ここでまた簡単に降りて行ってどうする!!?つい2話くらい前まで、さんざんハクさんに甘えたくって充電してたんだから、もう少し頑張れ!…と私は思います。今行っても、ハクさん脳内スウォンさんでいっぱいだって。今は無駄だって。あと、流石に今の状況の緋龍城内でイチャつけるほど、ハクヨナはダイヤモンドメンタルではないと思うんですが…でもな…たまに人目関係なく、信じられないとこでイチャつくからな…。はぁ…一気に押し寄せる怒涛の展開に息も上がりますが、私は、この展開をずっと待ってました。次号・花とゆめ18号は暁のヨナ特集号!表紙&同時発売の30巻特装版との連動企画のWふろく付き!紙面の約60~70%をヨナ情報に充てた次号予告も圧巻。8/20が待ち遠しいです!!by姉
2019.08.07
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こんにちは妹です。最近ヨナ絵を沢山描いていたら姉に「この絵↓を仕上げて欲しい」と言われました。これは・・・8年程前に、姉に「ハクヨナのラブっぽい絵を描け」と言われ・・・取りかかるもアニメ化前でカラーリングが分からない(&絵が下手すぎてやる気が出ない)等の理由で途中放棄された構図じゃないですか!よく覚えてたな・・・私は完全に忘れてました。確か本誌で四龍集めしている時のもので、ハクヨナがまだまだ「姫従者」の関係で突っ走ろうとしていたので、なかなかラブっぽい構図が思いつかず。苦肉の策で「過去!城時代!」といって描こうとしたのでした。タイトルは確か・・・「小鳥が無事で良かったわ」う~ん・・・ちょっと気恥ずかしい・・・ハガキ大に構図を取り直したのですが、背景を濃くしたのもあって物語性が伝わりづらくなった気しかしない、という;まぁとりあえず、8年越しに完成させることが出来たのでヨシ!以下残念なメイキング写真です。ラフ&下絵水彩紙に鉛筆で清書。カラーインクで着色。・・・しかし人物でしくじり、この時点で諦めがつく。人物でしくじる事は大いに想像できていたので、線画はスキャンしてありました。人物線画だけ印刷→コピック着色。スキャン後合成しました。無駄に手間がかかったのですが、そうは見えないのが悲しいですね;もうちょっと薄い色を拾ってくれるスキャナーが欲しい今日この頃です・・・。by妹
2019.07.29
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おはようございます。音楽語りーその268↓♪春夏秋冬 by堀江由衣声優・堀江由衣さんの新アルバム『文学少女の歌集』を購入しました!前作・『ワールドエンドの庭』が大好きで繰り返し聴いていたので、新作はまだかな?とずっと楽しみにしていました。10thアルバムということで、今回のアルバムのコンセプトは、これかな?「原点回帰」堀江由衣さんの声質を聴いて、真っ先に歌ってほしくなるような楽曲が並んでいたと思います。透明感のある、まっすぐな声質を活かす楽曲群で、1stアルバム・『水たまりに映る世界』や、3rdアルバム・『sky』の印象に似てました。また、アルバムタイトルに「文学少女」という単語を入れ込んでいることもあり、詞的で、「若いな…」と感じさせる楽曲が多かったと思います。ただ、単純に「若い」だけではなくて、やはり「あえてやってる」若さ・爽やかさというか。非常に安心感のある、貫禄のある「若さ・爽やかさ」だと感じました。楽曲の華やかさとは裏腹に、内容では「移ろっていくこと」や「諦めること」を歌っている曲が多かったのもあります。楽曲のクリエイター陣は、1曲1曲ほとんどバラバラで、それぞれに独特の良さを持っているのですが、コンセプト立てと、堀江由衣ブランドの力なんでしょうね…きちんと、1アルバムとしてのまとまりがありました。流石の聴きごたえです。今回は、清竜人さん提供曲は1楽曲のみの収録なので、その楽曲目当てで、1曲だけ配信購入することも考えたのですが…やはり、堀江由衣さんの楽曲群はなんといっても、アルバム1枚としての聴きごたえが一番の魅力だと思い、きちんとCDで購入しました!買ってよかったです!!!基本的には、1枚のアルバムを通して非常に聴きやすく、落ちのない並びになっていますが、以下、中でも特にお気に入り楽曲について↓♪never everしっとりまったりのミディアムナンバー。サビの、歌詞のはまり具合が素敵です。少女のような声色で、諦めを淡々と唄っているのですが、そこに感情の高まりを感じるメロディーラインがきちんと織り込まれていてキュンと来ます。後述する♪春夏秋冬と一緒に、移ろい・時間経過というモチーフが印象的でした。♪キミイロボーカルと、意外なサイバーサウンドとの掛け合いが面白かった1曲です。堀江由衣さんは別名義で行っている、ボカロワークスの良さが連れて来れてる…かな?と感じました。♪アシンメトリーこちらはシングル楽曲かな?不安感と安心感が同居する、サウンドがオモシロい楽曲です。この楽曲の散文調の歌詞も印象的で、ここから「文学」というモチーフが来てるのかな?♪この町の丘からボーカルを活かす、控えめだけど確かなクオリティで存在感のあるオシャレサウンド!この品質があるから、堀江由衣ブランドなんですよ!♪春夏秋冬作詞・作曲・編曲 清竜人。前作のアルバムでは、シングルを含めて4楽曲収録されていたのですが、今回はこの1曲のみということで。清竜人さんは…本人名義はもちろん、他アーティストへの提供曲も、ほぼ配信等で入手しています。追っかけてます。(ここまでやってるのは、岡崎律子さん以来です…。)特に今年に入ってからの、他アーティストへの楽曲提供は膨大な数になってまして、(7月までで、既に8楽曲!春に個人名義のアルバムも出してるのに…)複数曲の提供は無理だったのかな…?と思います。少々残念に感じていたのです…が!!!!たった1曲で、アルバムのコンセプトを見事に体現した楽曲!!!大満足でした。出だしのみずみずしいキラキラサウンドと、いつもより素直な、高らかなメロディーラインに乗って来る、「いつか花は枯れると 寂し気に君は呟くの」という歌詞のインパクトといったら!そこからの、春夏秋冬を駆け抜ける、緩急の効いた展開と散文調の歌詞!堀江由衣さんのボーカルの良さと、このアルバムの求める要素を全部落とし込んでました。やはり…頭一つ抜きん出たものを感じる1曲でした。♪単線パレードTHE・堀江由衣!すごくしっくり来る!これはイイ!!声質と、確かな表現力が見事に活きている1曲だと思います。う~ん、やはり堀江由衣さんのアルバムはとにかく満足感が凄い♪気が早いですが、次作も楽しみにしてます!by姉
2019.07.25
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遅くなってしまいましたが、本誌感想参ります!タイトルが小難しいですね・・・^^;今回はキャラクター達が本当に、ずーっとシビアな顔をしていました。前回までは恋愛ゴタゴタでこんな顔↓していたというのに!(それもどうなんだ)暁のヨナ 178話「提案の形で問われた立場」*以下単行本31巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*・「目的は同じでは?これ以上争わない為の同盟とお考えください」 「四龍の存在は大勢の民の知る所となり今までのような生活では彼らを守れなくなる」byケイシュクケイシュクの提案に警戒する腹減り一行。でもユン君の為にも、その存在が知れ渡ってしまった四龍の為にもメリットは大きい・・・とケイシュク氏。う~ん、説得力はあります。ヨナ姫が思いつめて、パニクった顔してるのが印象的でした。珍しいなぁ、と。自分とハクだけの事なら、いざという時 結構さっくりと決断できちゃう娘なんですけどね。ケイシュクの意図、空の部族の反応、四龍やユン君の安全、そして自分とハクの気持ち・・・今回は考える事が多すぎましたね。・「・・・俺からも聞きたいイル陛下が暗殺された夜を覚えているか・・・?」byハク様ずっと黙って、修羅の顔をしていたハク様の第一声がこちら。「オメーら何したか分かってんのか俺は忘れてねぇぞ」という意味合いが含まれまくってますが、ケイシュク氏に「謀反に対する、現時点での認識」を問う言葉にしたのは流石だなぁ・・・冷静だなぁ、と思いました。まぁ結局「歴史的な勝利の日だ」という返答でブチ切れる訳ですが。・・・手が震えている描写にちょっと驚きました。こーゆー反応もするようになったのかぁ。・「分からないか・・・?高華の雷獣スウォン陛下でなくてはこの国を守れないのだ」byケイシュクなんか自信満々なケイシュク氏。まぁ結果としては高華国は数々の戦に勝利し、今イケイケな状態です。ただ色々な if(もしも)を考えるとスウォンのやってる事って矛盾しまくってるし絶対こんな事言えないはずなんですけどね。分かってあえて言ってるのか・・・う~ん・・・読めない;;そしてハク様の表情ですよ・・・!これ、言葉を飲み込んでますが・・・納得してますかね・・・??もう本当に、今回は各々の表情で魅せるお話だったというか作画(特に顔)がキレッキレでした!!!なんて複雑な表情を描かれるんだ草凪先生!ヨナは基本、顔芸漫画だと思ってるんですが(*褒め言葉です)・・・いやもう最高です!!・「・・・貴方は知らない 雷獣の・・・陛下に対する氷の刃のような殺気を・・・!」byジュド将軍ケイシュク氏の独断に、憤る空の将軍・ジュド。彼の発言を要約すると「雷獣怖い雷獣危険雷獣を陛下に近づけるな!!」いやアナタ雷獣意識しすぎ。。しかもその論拠が、16巻のハクブチ切れ事案から全くアップデートされていない感じ・・・どうしよう・・・ジュド将軍には期待してたんですが・・・やっぱりすごくバカっぽい!!しかし今回はケイシュク氏が即座につっこんでくれました。ここの反応を見て(あ、ジュドは本当は分かってるのかな。「そういうこと」にしておきたいだけなんだな)と感じることが出来ました。良かった;・「イル王はハク将軍をヨナ姫の婿に考えているとの噂もありましたね」byケイシュク緋龍城外のテジュン様の耳までは届いてなかったみたいだけど・・・城内ではやっぱり噂あったんですねぇ!そりゃそうですよねぇ!!しかしまぁ・・・すごいぶっ込みがサラっと来ました。ここの回想で「ヨナ姫とハク将軍」のツーショットが描かれていたのが印象的でした。普通にお似合いですよね。でも今まではひたすらハク様目線での「ヨナ姫&スウォン様」のツーショットが強調されてたんですよ。・・・で。ーでは、これはどーゆー事なのか!? って話なんですよね。ジュド将軍の「俺は私情で動いてはいない」は全く以てその通りだと思います。彼は空の部族の将軍なんです。・「四龍は生きてる限り利用される そういう生き物なんだよ いっそ飛び込んでみるか? スウォンのお膝元に」byゼノ仙人考える時間を与えられた腹減り一行。「行く必要ないよ」とヨナ姫を気遣う四龍&ユン君。しかしヨナ姫は「逃げた方が危険分子扱いされて、危険」との考え。ゼノ仙人も同意します。まぁ・・・もう堂々と表舞台に出てきてしまいましたからね。今までのようにはいきません。ゼノ仙人・・・最終的には「娘さんは何を選ぶ?」とハクヨナに結論を委ねてはいますが、「城に行った方が四龍は安全かもしれない」とまで言っているので、相当緋龍城に行きたいみたいです。これは真国編の直後でも感じてました。しっかり意思表示してくれて嬉しいです!数千年ぶりに地上に緋龍王が現れ、四龍が集結した状況です。ゼノは絶対その意義を知りたいはずだし、正直白緑兄さんたちには時間が無い。やっぱり緋龍城に行きたよなぁ、と。ただ、やっぱり四龍はハクヨナのために居る存在なので・・・「時間が無いから!」と彼女たちを追い詰めたりはしませんね。・「明日にはここを発ちましょう どこか安全な・・・場所を探して ・・・眠れないならここ座ります?」byハク様ここって何処!?え・・・膝の上!!!??? とか一瞬でも思った私がバカでした。申し訳ありません。いやぁ・・・ここのハク様の表情は凄かった!!! 特に「どこか安全な・・・」の遠くを見すえているようで何も見えてないこの瞳!私も姉も、真っ先にこのシーンを大絶賛しました!ハク様はもう「行くしかない」と分かってるんだな・・・と思いました。だって自分じゃ守り切れないんだもん。そしてスウォンと向き合わなければ、(自分が)前に進めないことも分かってるんだな、と。このシーンはホント、「最後の抵抗」「地団駄」かなぁ、という認識です。・ヨナ姫の決断このままにしておくとまたフラフラと逃げ出しそうなハク様の反応を見て、ヨナ姫は決断したように見えます。しかしまぁ・・・めっちゃくちゃ暗い顔しての決断です。そもそもヨナ姫にとって緋龍城は自分の全てだった場所であり自分を全否定された場所ですから。行きたいわけがないですよね。空の部族兵が居ただけで、相当こわばってましたし・・・でもユン君や四龍の為にも、ハク様の為にも緋龍城は避けて通れない場所だと判断したのかなぁ・・・と感じました。・「俺が・・・ 俺にもっと力があれば・・・・・・・・・」byハク様姉曰く「ここのハクの悲壮感は、歯医者に強制連行されている子供の叫びに似ている」だそうです。言い得て妙だと思います。いやでもさぁ・・・やっぱり自分の一番のトラウマ(スウォン)と向き合うのは怖いよね。ただ・・・やっぱりこの人、元気になってるんですよ。2-3巻では完全に手放していたものが、諦められなくなってる。「こうしたいああしたい!この人にはこうであってほしい!力が欲しい力が欲しい!」って・・・めちゃくちゃ強欲な思考じゃないですか。逃げ切れない上無視できないなら、もう向き合うしかないですから。う~ん・・・ファイト!次号、てっきりお休みだと思っていましたが、掲載されるようです。嬉しい!暁のヨナの第一話は、2009年17号の花とゆめ本誌に掲載されました。次号で丸10周年です!!いや~・・・初期から・・・前作からのファンでして(一大ファンタジー巨編になったら良いな!フルバとかぼく地球みたいに、20巻超えたらめっちゃ嬉しい!)と応援していましたが・・・まさか何にも謎が解決しないままに30巻&10周年を迎えるとは・・・!アニメ化といい、本当にファンの期待を軽々上回ってきてくれる作品です!次回も楽しみです♪by妹
2019.07.23
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花とゆめの本誌企画で、暁のヨナ30巻を記念してファンアート(イラスト)を募集する「暁のヨナファンアートグランプリ」が開催されています。ひっそりと期間限定Twitterアカウントを作って、応募しています。→ https://twitter.com/hutagochicha先日腹減りイラストを仕上げたのですが、今度はハクヨナスウォンを描いてみました。3人のドラマ性を入れ込めたら良いなぁ・・・と思っていたのですがどうでしょうか?うう~ん・・・頑張ったのですが、ちょっと詰め込みすぎたかな・・・?以下、またまた為にならないイラストメイキングです。ラフスケッチと下書きスケッチ。ラフは今回パソコンで製作しました。(というか、ほぼ今まで描いたファンアートを組み合わせただけですやん)パーツごとに清書。コピー用紙に鉛筆です。手順は前回の腹減り絵とほぼ同じです。清書線画をスキャン→クリップスタジオで線を補正。コピック用の用紙(アートスパイラルの裏面)に印刷して、アルコールマーカー(コピックやルプルーム)で着色です。色鉛筆・ボールペン・ホワイトで仕上げます。髪長ヨナ姫の簪・・・本当は逆(左側)にあったんですがイラストとしてまとめるために、右側に配置しました。今回は人物以外のパーツも用意。こちらはカラーインクです。建物やモノは描き慣れてないので一苦労・・・;スキャンし、各パーツを組み合わせて色補正して・・・完成!ーにしたかったんですが、どうにもしっくり来なくてここから四龍色の花びらを舞わせてみました。画面がうるさくなりすぎたかなぁ~・・・とも思いましたが、自分らしい絵にはなったかな、と。とりあえず腹減り7人のドヤ顔イラストと、このハクヨナスウォンイラストを仕上げることが出来たので・・・私は満足です!ファンアートグランプリ・・・Twitterだけでも、沢山の方達が参加されていてとても眼福ですvpixivに全くヨナ絵が上がっていなかった時から見ているので・・・(私が初めてハクヨナ絵をアップした時、他に1~2枚しかなくて悲しくなっていた記憶が;)こういった企画がきちんと成立するなんて・・・!と本当に嬉しくなってます^^by妹
2019.07.16
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おはようございます。銀魂、76巻まで追いつきました。銀魂の原作の方が、銀魂アプリの配信で最終回を迎えたとのことで…ようやっと重い腰を上げ、最新巻の76巻までを一気に購入。一昨日、76巻まで読み切りました。57巻以降、まっったく読めていませんでした。単行本も買えてなかった。将軍暗殺篇の途中。56巻が2014年10月の発売で、ちょうど「暁のヨナ」アニメ放送スタートの頃でした。2013年7月にアニメ劇場版・「銀魂 完結篇」が公開され、たしか…16回くらい劇場に観に行きまして…そこまでのアニメDVDを全巻揃えて、全話見直したりして…ひとしきり大騒ぎした、その後。ヨナのアニメ&原作感想に夢中になってたのも大きいのですが、それよりも何よりも…本当に「銀魂」自体を読めなくなっちゃってて。最終回に向けて、本当に一度ぶっ壊すつもりなのが分かったので。万事屋も、真選組も、他のキャラクターたちも、生活の基盤から全部。私が銀魂という作品に求めている「半永続性・安心感」を揺らす展開…最後の盛り上げとしては妥当ですし、すごく大きな覚悟で空知先生が描かれてるのも分かりました。「完結篇」で、一度「ここまでの銀魂」の無限ループを作ったからこそ、できた展開だったと思います。不満とかではなく、「本当にここまでやるのか」と…もう怖くて怖くて。とてもじゃないけど観てられませんでした。読まなきゃ読まなきゃ…完結したら、ちゃんと読もう…と思い続け、「大銀魂展」や、実写映画公開時には鑑賞しに行ったりもしましたが、原作・アニメは本当にぱっっったり観れなくなったまま、気づけば、5年。※完結まで、こんなに時間がかかるとは流石に思わなかった。週刊少年ジャンプでの掲載期間内に完結できず、月刊の兄弟誌で3話に渡って掲載しましたが、そこでも完結できず、最終的には、銀魂アプリを立ち上げ、単話配信の形式にまで雪崩れ込んでの完結とのことで。空知先生・ジャンプ編集部、そして新アニメシリーズが既に発表されている、アニメ制作陣営を含め、本当に悔いなく、「銀魂」をやり切れたんだな&やり切るつもりなんだな、とようやく、安心して鑑賞できるとこまで来たようでしたので、8月の最終・77巻発売までには、既刊分に追いつこう!と意を決して、57~76巻まで20冊を購入したわけです。3週間ほどかけて、ゆっくりじっくり読み進めましたが、やっぱり、ずーーーっと辛かった!!!キャラクター等々、個別に感想を書きたいですが、総じて、みんな苦しかった。キャラクターたちが心底大事にしていたものが、基盤からボッロボロになっていく様を観るのは…ツライですよ。エンドレスで大戦に継ぐ大戦。個々の話回しや戦闘の描写は、いちいち面白いんです。流石なんです。ただ、とにかく苦しい…息が出来ない…。大戦が終結しても、元の形に戻れないで、さまよい始める万事屋が、可哀想で観てられなくて…。銀さんに関しては、虚と松陽先生の話が出て来た後も、落ち着いて悩ませてあげられる暇もなかったので、その反動だと思います。可愛そうでした…本当に。そして76巻を読んで、号泣。終戦から2年経ってもふわっふわしてて、キャラクターたちの足元がおぼつかない状況を観ていて不安でしょうがなかったんです。当然変わっているものがたくさんあって、戻らないものもたくさんあって…でも76巻に入って、その状態で、キャラクターたちがいっせいに叫びだすんです。自分はこうありたい、ということと、周囲にはこうあって欲しい、ということを、愛情と敬意を持って。それが、いち読者として作品を鑑賞していて、キャラクターやキャラクター同士の関係で、魅力的だと思っている…まさにそこだ!という内容の叫びなんです。…号泣です。ようやく、ほっとできました。やっぱりここまで行きついてからしか、とても私は読めなかった。よかった…本当にこのタイミングで読めて良かった…。これで、銀魂完結巻・77巻をきちんと購入できます。心して、銀魂の見事な終幕を見届けようと思います。by姉
2019.07.15
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こんばんは妹です。先日岐阜県関市の名もなき池・・・通称モネの池 に行ってきました!いやぁ・・・SNSの力とは恐ろしいものです。こんな辺境・田舎の小さな池を目当てに、沢山の観光客が・・・!残念ながら前日に雨が降っていたため、少々水が濁っていましたが・・・でもやっぱり水質なんでしょうね。池の底まで見える透明さで、池の鯉がしっかり見えました。やっぱりこの景色はなかなか拝めないなぁ! と思いました。私のカメラだとちょっと青みが拾えなかったので、加工してみました。↓よし、これでモネの池っぽい写真になった!・・・私妹は、上記のようにひたすら「池の中の鯉を撮影しよう!」と必死でした。一方姉はというと・・・全然違う観点から写真を撮っていました。以下↓姉撮影の写真です。姉「モネの池って言うからには、水面に映り込んだ空とか葉の陰とか山並みとかを映さなくちゃと思って」めっちゃ芸術的な写真を量産していました・・・!!私妹は・・・美術好きとして・・・クロード・モネ好きとして完全に負けた・・・と思いました・・・。私の写真、本当に鯉ばっかりで・・・;;;悔しいので、もう一回行きたいなぁ・・・ 遠いけど。帰りがけに、ご当地グルメ。解禁されたばかりの天然鮎・・・の塩焼きや雑炊を食べてきました。めちゃくちゃ美味しかったです!!by妹
2019.07.12
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こんにちは妹です。176話「聞こえた?」のまともな感想が書けていませんが・・・177話に参ります!前回は(ハクヨナ的にも)どうしたら良いんだ!?(新章の方向性に関しても)ここからどう進めていくんだ??・・・となかなか先が見通せず、結果言いたいことが全くまとまらず・・・。でも今回の話で、とりあえずハクヨナも落ち着いたかな?新展開はいよいよこっち方面かな?という事が見えてきましたので、思いのままに箇条書き致します~。*以下単行本31巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください!*<読者の叫び ~ハクヨナのloveについて~>「聞こえましたけど」・・・このサブタイトルで大体の想像がつきましたw「けど」て何だ「けど」って。まぁハクヨナは・・・多少進展っぽい出来事があったとて、ハクヨナですよね。極限状態でこそ盛り上がれど、仲間達の輪に戻って落ち着けばこんなもんだとは思ってました。ホッとしたような、やっぱりちょっと物足りないような・・・。まぁヨナ姫も「好きだと伝える」が当面の目標で「恋人関係に」・・・までは考えてなかったみたいですしね。ただですね・・・雷獣さんのあの態度は何ですかね・・・? 彼は記憶喪失か何かでしょうかね?オメー散々姫様にぎゅーちゅー手ェ出してたじゃないかなに自分の行い全部棚上げしてビックリキョトン顔&ピュアアピールしてるんだ読者の方がビックリするわ!!!・・・ああアレはお水的なアレコレだったので、別に恋愛的なチューではなかった、と。ヨナ姫本人にもに弁明する必要すらない、と。はいはい。うーん・・・無いわぁ・・・ w・「俺その人とどうこうなりたいわけじゃないし 関係が壊れて 失いたくない」by少年期ハク様ヨナ姫に「好き」と言われて、ハク様の脳裏に浮かんだのは風牙の都での元許嫁・アヤメちゃんとのやりとり。ハク様は14-15歳位かな?おそらくヨナ姫の専属護衛に成るちょっと前・・・ですよね。じっちゃんが相当(というか半強制的)に両者をくっつけようとしてますね。多分「ハクを次期部族長に!決めた!だから年齢的にも能力的にも見合う嫁を!!」と風の部族の未来像を色々と思い浮かべてたのでしょうね。ハク様はここでは「ヨナ姫への想いを飲み込んでるよ」って感じですが・・・まぁそうなんですが対スウォン様への想いまで含めると、もっと違うニュアンスになってくると思ってます。アナタはもっともっと積極的に2人を応援してたよね。多分。・「・・・聞こえなかった?」byヨナ姫 「聞こえましたけど・・・」byハク様「好き」と伝えた後の事を全く考えてなかったヨナ姫もヨナ姫ですが、ハク様が無表情すぎて・・・そりゃヨナ姫も逃げたくなるよね。ホントどうしようもないね。・テジュン様とキジャ&ジェハヨナハク大告白大会を見せつけられたテジュン様。メンタルが心配されましたがフクチのファインプレーによって、難を逃れていました!(後であっさりバラされたけど)あー良かった・・・と思っていたらテントの中の白緑兄さん達にはバッチリ聞かれていましたよ!!!姫様ね、故意ではないと思いたい・・・思いますが、意中の殿方に想いを伝えると同時に自分にうっすら矢印を寄せている男達全員を一掃するとは・・・。ヨナ姫・・・恐ろしい子!!・「四龍は森へ・・・ 四龍はどこへ・・・」byゴビ神官ゴビ・・・前回のギャグといい、最後にめちゃくちゃ良い仕事するなぁ。ヨナ姫が四龍達の宿命を全部背負う必要はないと思いますが、やっぱり四龍の存在に対して彼女なりの答えを見いだしてあげて欲しいなぁ・・・とも思います。・「・・・なんか怒ってません?」byハク様 「怒ってないよ」byヨナ姫告白された翌日。気まずい空気の中、不意に元許嫁の話をしはじめるハク様。(お前・・・!)と愕然としましたが、流石にヨナ姫が不機嫌になった理由は分かったようです。ハク様は多分・・・ヨナ姫のこういった「ちょっと我慢してる顔」「恥じらってる顔」が一番キュンとくるみたいなんですよね。自分の事で頭がいっぱいになった、自分好みの姫様が目の前に!これは堪らないよねハク様!良かったねハク様!・(姫さんの「好き」がどの程度か計れねぇけど やばいな 嬉しくて・・・)byハク様姫さんの「好き」がどの程度か計れねぇけど姫さんの「好き」がどの程度か計れねぇけど姫さんの「好き」がどの程度か計れねぇけど!!自分は姫様が好き。姫様も自分の事が好き。ハク様、逃げ場がなくなりましたねーさてどうするんだ~?と思ってましたが最終的には「好きの程度」とかいう謎概念を持ち出してきやがりました。いやもうホント(ヨナ姫を何だと思ってるんだフザけるのも大概にしろよ)と拳振り上げたくなりましたよね。まぁでも「嬉しい」に行き着いてくれたので・・・まぁ良し。ホッとしました。ハク様はこれからヨナ姫の可愛い姿をマジマジと観察していって彼女の自分への想いの強さをヒシヒシと感じ取っていって周囲からガンガン夫婦扱いされていって追い詰められて逃げ場を完全に無くして観念していけば良いと思います!!・「気になるのなら馬車に乗りますか?医術を教えますよ 我が国の兵を救った礼として 行き先は緋龍城ですが」byケイシュク参謀ハクヨナが恋愛ごとでゴタゴタしている間にも、ユン君は負傷した兵士たちの手当に奔走し空の部族の医療班と仲良くなっていました・・・マジ有能だ!!そんなユン君に、ケイシュク参謀が提案です。何の裏があるのか・・・ですが、表向きの提案的には悪い内容ではありません。四龍達にとっても、緋龍城は総本山みたいなものですし・・・。腹減り一行は高華国各地を旅して回っていましたが、空の部族だけは極力避けてきました。これはもうハクヨナの立場上の問題です。謀反からある程度の時間が経ち、味方も増えてきた今・・・はてさてどうするのでしょうか。・「私は優秀な人材が欲しい 手を組みませんか?ヨナ姫」byケイシュク参謀ケイシュクの意外な提案に、かなり警戒するハク様。そりゃそうだ。ケイシュクの野望を考察したくなる所ですが、そもそもこの方は情報が少なすぎるんです。スウォン様とつるんではいますが、空の部族の人間なのかどうかすら不明。謀反劇に関して・・・アニメではやたら強調されて描かれていたため「黒幕か」とか言われていましたが、原作ではそこまでの存在感はないんですよね。台詞が幾つかあった程度。あの謀反劇は、やっぱりスウォン様主導のものだと(個人的には)思ってます。ケイシュク参謀の真意やいかに・・・そしてハクヨナはどう返答するのでしょうか!?個人的には・・・ もう30巻超えましたし、そろそろ・・・そろそろスウォン様と向き合ってくれないと 作品的に・・・作品的に!とりあえず空都行っても良いんじゃないですかね作品的に!!!ーと思ってしまいますがw どうなるのかな?次回も楽しみです♪by妹
2019.07.07
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映画感想!『凪待ち』(2019年・白石和彌監督・キノフィルムズ)川崎。競輪にのめり込み、内縁関係の恋人・亜弓に頼った生活を送る、木野本郁男。無為な生活を送っていた彼だが、亜弓の父親・勝美の病気が判明したのをきっかけに、亜弓と、彼女の娘・美波、そして郁男の3人で、亜弓の実家・石巻へ引っ越すことに。東日本大震災の傷跡が深く残るこの地で、再出発を誓う郁男だったが、彼の身に馴染んだギャンブル依存は簡単に克服できるものではなかった。新たな生活にまとわりつく不信感の重なり…そして突然の悲劇が起こる。予告編→こちら*以下、公開直後の映画の、思いっきりネタバレあり感想です。未鑑賞の方は、お気を付けください!*タイトルがいい…!とにかく…タイトルがいい…!!「誰が殺したのか?なぜ殺したのか?」↑このあおり文句と、うっすらとしたあらすじを読んで、1人の男の復讐譚や、犯人探しのミステリー作品を想像していたのですが、なんか全然違いました。クズ男が、大きな悲劇に見舞われ、自責と残された不安、大事なものを背負い切れない自信のなさから、自暴自棄になって堕ちていく様を、ギャンブル依存、そしてそこから派生する暴力という題材で表現した作品でした。ほとんど主人公の郁男からカメラが離れず、鑑賞者はエンドレスで彼の堕ち様を追い続けるのですが…負のスパイラルが凄いんですよ。普通の状態ではないので。自分を痛めつけたいという感情の乗っかったスパイラルですので、そりゃもうどんどんどんどん堕ちていきますし、どんどんどんどんダメになって行きます。数多の改心ポイントが次から次へと提示されるのに、受けとめられず、全部零れ落ちていくんです。監督さまや脚本家さま(?)の得意分野として、こうした題材でのクズ男描写だったのだと思います。別の題材でも「自責・自暴自棄」というものは表現可能だと思うのですが、40代男性を描くのに「ギャンブル依存症」は本当にうまくハマっていました。普段、私が基本少女漫画の話回しに慣れてますので、ギャンブル依存という題材で人間を表現してくること自体が興味深かったです。少女漫画にはまず居るわけないので。ギャンブル依存症のヒーロー;;こんなひたすらクズい描写なのに、ちゃんと魅力的でした。「40代、Smap解散騒動を経た香取慎吾」のアイドル性を存分に活かしきっていたと思います。この、「自責」…描かれていた負のスパイラルこそ、海を大荒れにする暴風雨であり、この状態の中で鳴り響く言葉が、上述したあおり文句なのかな、と。実際には、犯人は明確に別に居るんですけど…でも主人公は、「自分のせいだ」と言っています。誰が殺したのか?なぜ殺したのか?は、いろんな言い方で、誰にでも押し付けられるように作ってありました。もちろん、主人公・郁男のギャンブル依存、亜弓さんとの口論もそうですが、その状況の一因を作ったのは娘の美波ちゃんでしたし、そもそも石巻に彼女たちが戻ってきた原因を作ったのは、亜弓さんのお父さん・勝美さんの病気でした。そして、もっと大きな次元の話をすると…設定のすべて。実際の犯人の作中の言動全て、私は全く不可思議なものだとは受け取っていません。全部、本心からの言葉だと思いました。ただ、この人は、大震災以降ずっと、この土地で地道な復興に尽力してた方なんですよね?お父さんの勝美さんももちろんなんですけど、漁業関係の職業柄もあって、この8年間は本当に本当に大変だったはずなんです。そこに、震災以降別の土地で暮らしていた亜弓さん親子が返ってきたわけですよね。愛すべきクズ男を連れて。…フィクションですよ。フィクションとして、秀逸な設定に対しての感想としてですが、彼に、芽生える感情があることは、理解できるものがありました。「製氷」も、「荒れる海が凪ぐ」を越えた、心を凍り付かせるという概念を示唆してるのかな、と思ったり。深読みですが。↑こっち(犯人)方面への深入りもいくらでも出来る作品でしたが、話を戻すと、あくまで主人公方面の「自暴自棄」描写がメインです。頑張らなきゃいけないと分かっていても、いきなりは無理で。駄目なときは、どんな救いの手も全く生かせなくて。…そしてエンドロール!風が止み、凪いだ海に沈む事実…絶望と愛が同じ場所にある様を冷静に捉えた時に、この土地で生きる方々の強さと優しさを実感するし、そこに希望が見出せるし。そんな作品だったのかな、と思います。すごくぐるぐるした感想になりましたが、まぁ、結構…かなり、のめり込んで観てました!ってことです。言及したいことがたくさんあり過ぎて、最後になっちゃいましたが、役者さまたちが本当に良かった。若手の女優さまから、往年の俳優さんまで、見応えがありました。お互いにいい刺激をし合ってたのもひしひしと感じました。以下↓、本当にどうしようもない蛇足なんですが、今回の映画は、新しい地図が繰り出す2019年の3人それぞれの映画…稲垣吾郎主演の『半世界』に継ぐ、飯島3部作(勝手に命名)の2作目ということで、絶対に面白いはずだ!と、公開をすごく楽しみにしてたんです。で、公開2日目の土曜日にですね、昼過ぎからの回を予約購入して、時間に余裕を持ったつもりで、ウキウキと出かけたんですが、国道は大渋滞してるし、でもギリギリ間に合った!と思ったら、駐車場が満車で、全然止まれなくて…結局、上演時間を30分以上過ぎてから映画館に到着しまして。田舎のイオンモール(土曜日)、半端ねぇ…。なめてた…。途中から入っても良かったのですが、折角これだけ楽しみにしていた作品だし、中途半端な鑑賞になるのが嫌で、次の回をもう一度買い直して鑑賞しました。次の回が始まるまで、2時間以上レストラン等でぶらぶら時間を潰したのですが、かなり荒れた心持ちでした。「こんだけやって、大した映画じゃなかったら殺す」(←何を?自分を?)みたいな。結果、(かなり軽度の)「凪待ち」状態を経てからの鑑賞になり、すごく内容も落ちて来たし、普段あまり買わないパンフレットまで購入するほど、自分の中で大事にしたいと思える映画作品となりました。これはこれで。映画鑑賞の醍醐味でした。良かった。鑑賞者を選ぶ題材の作品だと思いますが、エンタメ作品に深みを求める方…『凪待ち』メインビジュアルを観て、「何この表情…最高じゃん!」と思える方は、是非!面白かったです!!by姉
2019.07.01
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花とゆめの本誌企画で、暁のヨナ30巻を記念してファンアート(イラスト)を募集する「暁のヨナファンアートグランプリ」が開催されています。これは・・・私のような無駄に数年間ヨナ絵を鍛えてきたファンの頑張り所では・・・!!!ーと、気合いを入れて早速一枚仕上げました。オーソドックスな the・ファンアート! を目指しました。可愛くて格好良い 腹減り一味に愛をこめて!今回の企画では、ハガキサイズのイラストを郵送もしくはTwitterで受け付けます、との事。ハガキサイズに印刷・・・するより、デジタルデータで応募したいなぁ・・・とひっそりと期間限定Twitterアカウントを作ってみました。→ https://twitter.com/hutagochichaあまり積極的に運用は出来ないと思うのですが・・・;;というか新規垢だからか、投稿してもyahooリアルタイム検索に出てこないんですが・・・ちゃんと応募できてるのかな?大丈夫かな;;普段使っていないとTwitterってなかなか難しいですね^^;沢山の方が参加して、暁のヨナがもっともっと盛り上がると嬉しいなぁ!以下、為にならないイラストメイキングです。まずはハガキサイズ画面に、どのようにキャラクターを収めるか構想。腹減り7人を各個人しっかり描きたかったので、縦割り構図にしました。このラフスケッチをスキャンしてA4サイズに印刷。ラフを元に、コピー用紙に下書きスケッチ。パーツごとに清書。コピー用紙に鉛筆です。枠だけは水性ペン。・・・正直この段階で、若干完成した気分になってます。(←気のせい)清書線画をスキャン→クリップスタジオで線を補正。コピック用の用紙に印刷して、アルコールマーカー(コピックやルプルーム)で着色です。最近、用紙はアートスパイラル(スケッチブック)の裏面を使用しています。この紙はリング式のスケッチブックしか売っていないので、コピー機に通すためA4サイズにカットするのが少々面倒くさいのです・・・。ひたすら塗り塗り・・・。この辺りで「なんで7人も描こうと思ったんだっけ・・・」と虚空を見上げはじめる。色鉛筆・ボールペン・ホワイトで仕上げます。取り返しのつかない失敗(ヨナ姫の襟模様)をしても、デジタルで修正できるので大丈夫大丈夫!スキャンで取り込んで、クリップスタジオで色補正→パーツを組み合わせて完成です!以上、まさかのスキャニングを3回も繰り返す能率の悪いイラストメイキングでした!うう・・・本当はスウォン様も描きたいんですよ。もう一枚応募・・・間に合うか・・・!!でもせっかくアカウント作ったので・・・頑張れるだけ頑張ります~^^。それでは。by妹
2019.06.28
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簡単映画感想!『海獣の子供』(2019年・渡辺歩監督・STUDIO4°C製作)夏休み初日。チームメイトとのトラブルで、ハンドボール部の活動に参加出来なくなった中学2年生の琉花(ルカ)。飲酒量の多い母親とは居心地のいい関係ではなく、学校にも家庭にも居場所のない彼女は、別居中の父親が働く水族館へ足を運ぶ。そこで、水槽の中を泳ぎ回る不思議な少年・海(うみ)と出会う。彼と、彼の兄・空(そら)は、ジュゴンに育てられていたところを保護された兄弟だと言うが…。予告編動画米津玄師MV「海の幽霊」海の中で、ジェットコースターに乗っているような映画でした。映画自体が、遊園地のアトラクションというか。鑑賞者が「実体感」できる映画。たぶん、アメリカの作り込んだアクション映画って、こういう面白さのある作品がたくさんあるんだと思いますが。普段あまり観ないので、今回のようなアトラクション型の映画は、個人的にすごく新鮮でした。稲垣吾郎さんがお父さん役の声優さんとして入っているので、公式ファンサイト・「新しい地図」で告知があり、そこで興味を持ち、片道車で1時間半かけて、映画館へ行ってみました。声優さんに関しては、主役の琉花ちゃんに、芦田愛菜ちゃん、不思議な少年(弟)役に、「リメンバーミー」で主役のミゲルくんを演じていた石橋陽彩くん…このあたりのラインナップも個人的にツボで。↑絶対に、下手な企画に安売りしない(イメージの)タレントばっかじゃないですか。こういう安心感、大事。タレントの価値だと思う。音楽は久石譲さんの壮大楽曲だっていうし、そうかと思えば主題歌は今大ブレイク中の米津弦師さんという意外なとこが来てるし…何より、予告映像をちらっと見ただけでビビる、ハイクオリティアニメーション!原作未読での鑑賞でしたので、元の印象とは異なる部分もあるかもしれませんが…とりあえず、映画を一度鑑賞しただけの印象を語ります。まず、作品自体。「難解」…ではあるのですが、そうも深く考えて観る必要はないかな、と思いました。全てのキャラクターや描写が、「あれはあれを示唆してるんだ」とか、「あれはあの作品のオマージュだ」とか、そういう細かい部分は全然分かっていないのですが、大きい部分については、かなり漠然とした…でもすごく面白い、いち概念の提示というか。要は、隕石のかけらという、地球にとって未知の因子が、地球上の大半を占める「海」に落ちた時、そこでこんなに神秘的な反応・変化が起こっているんじゃないか…いや、地上しか観ていない人間には計り知れない、何かが起こってるはずだ!…みたいな。それを、「受精」に例えて、そのモチーフを、壮大な壮大な映像にして魅せる…という感じでした。(君の名は。の大ヒットを受け、隕石モチーフのある本作品が、アニメーション映画企画として立ち上がったのかな?と思いましたが、魅力は、君の~とは全然違うものでした。)海…海底への畏敬はすごく感じたのですが、だからって鑑賞者に対して、「自然保護頑張んなきゃ!」みたいなメッセージがあるわけじゃなく…。海の壮大さからしたら、人間なんてちっっっぽけで無力な存在さ!はーっはっはっは!という、何目線からなのか分からない見下され感がありつつ…でも、結局、海底で起こっていることも、人間の体内で起こっていることも、更にマクロ目線では、宇宙の成り立ちも、みんな同じことなんだよ、・・・という定義で。最終的には、人間一人ひとりを神秘的な存在として受け取れるのかな?という作りだったと思います。うん。散々、「鯨は歌を唄って意思疎通を図る!凄い!人間なんてっ…」って言っといて、まぁそれはそれでもっともなんですが、最後は、人間同士も、頑張って意思疎通をしている描写で締まってたり。この辺のぐるぐるする概念がとても面白かったです。数多のSF作品同様、「変なこと考えてる人が居るんだな~」「なるほど、面白い物事の捉え方だな~」↑…この受け取り方で、いいのかな?と思います。この作品は…子どもの方が、素直に鑑賞できると思うんですよ。絵本みたいな感じで。海の壮大さ、神秘性が、ちゃんと映像になってますので。描いてあるものは、「そういうものだ」と思って受け入れればいいだけだと思います。大人目線だと、話筋や登場要素にいちいち意味を探してしまうんですが、そんな目線じゃ、「となりのトトロ」はそれこそ分からない作品じゃないですか。なんですか、「トトロ」って。なんでミミズクパンダがコマに乗って空飛ぶんですか。・・・ってなっちゃうので。映画館の大スクリーン・大音量で、海を実体感してナンボ!という映画作品ですので、興味のある方は、是非映画館で鑑賞してみてください!※暑い日がおススメ!by姉
2019.06.26
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先日、親戚の用事で関東に行く機会がありましたので・・・姉と一緒に、国立新美術館で開催中の「ウィーン・モダン クリムト、シーレ 世紀末への道」を鑑賞してきました!最初は上野の東京都美術館で開催されている「クリムト展」の方を気にしていたのですが調べていく内にこちらの「ウィーン・モダン展」の方に心が傾きました。何故なら・・・こちらには、巨匠クリムトの作品群の中でも私がずっとずっと「接吻(クリムトの代表作)」と同じくらい観たい・・・と思っていたこの作品↓が展示されてたんです!グスタフ・クリムト『パラス・アテナ』1898年/ウイーン歴史博物館私はギリシア神話が大好きで、中でもこの女神アテナは中心都市・アテナイの守護女神ですし守りの闘い・知性・工芸・・・等々「女性的な強さ」を司っているので、概念的にも大好きだったんです。そして数ある絵画の中でも、この作品は群を抜いて「アテナらしい」絵だと感じていました。クリムトと言えば一般的に「煌びやか・装飾的・官能的な女性像」という印象がとても強いです。もちろんその傾向が強いのですが、一方でこんな圧倒的な怖さ・高潔さをもった女性像も描いていたんだ・・・と。とにかく気になっていた絵画だったんです。実物を観ると・・・やはり圧巻!!! でした。75cmの正方形でそれほど大きな作品ではないのですが、とにかく高潔で威圧感がスゴイ。どうやらこの作品、ウィーン画壇ですでに画家としての地位を確立していたクリムトが従来の美術市場に反発して立ち上げた「ウィーン分離派」の第一回目の展覧会の為に描き下ろした絵だったようです。成程・・・「芸術の守護女神が我々を守ってくれている!!」という画家の力強い願いがこめられていたからこその、この迫力だったんですね。ますますこの絵が好きになりました。観ることが出来て本当に良かったです!!パラス・アテナの話ばかりになってしまいました;全体的な展示もすごく見応えがありましたよ!今回の展示は、18世紀のマリア・テレジアの時代からの「都市・ウィーン」の発展~市民革命とその後の都市の拡大・・・そしてクリムト等のモダン・世紀末美術の成り立ちを絵画・音楽・建築・工芸から読み解くという、非常に充実した展覧会でした。超有名なマリア・テレジアやシューベルトの肖像画! 驚きのお宝だらけでしたし、城塞都市からの政治的な流れが、近代芸術の開花に大きく関わっていることが分かる展示でした。私は今まで、グスタフ・クリムトという画家には「かなり先鋭的で精神的」というか・・・伝統的・保守的な画壇に反抗した、初期モダニズムのトップランナー的なイメージがあったんです。でも今回の展示で、クリムトの土壌には「アカデミックな古典主義」が深く根付いていたんだなぁ・・・と感じました。そりゃそうですよね。そうじゃなきゃギリシアモチーフなんて描かないですよね。最後にクリムトの絵画で、撮影OKなブースがありました。驚きです!もちろんフラッシュはNGですが・・・時代の変化を感じますね。グッズもお洒落なモノばかりで目移りしました。図録が本気すぎる!!いやぁ・・・本当に行って良かった展覧会でした。国立新美術館では8月5日まで、秋には大阪でも開催されるようなので興味のある方は是非~!by妹
2019.06.19
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遅くなってしまいましたが・・・。暁のヨナ 戒帝国千州(クエルボ)編 感想(姉編)今回の、花とゆめ13号・第176話「聞こえた?」で、この章は終わりかな?前回、29巻発売時に書いた感想が、私個人の思いの丈を延々と述べるだけで、全く内容に触れることのできない感想になってしまい、反省したので・・・今回はちゃんと内容について言及する感想を書きたい!*以下、最新の花とゆめまで、単行本30巻・31巻収録分の内容にも触れるネタバレあり感想です。未読の方はお気を付けください!*今回の27~30巻+αまでを費やしたクエルボ編に関しては、今まで積み上げてきたものの集大成というか、草凪先生がものすごい覚悟を持って、ハクさんというキャラクターと、そして「暁のヨナ」という作品を1段階押し上げよう、という強い強い意志を感じる話回しでした。押し上げるというか…実際には、火の部族の反乱~水の部族、戒帝国金州で完全に崩れていた(ということが露呈した)ものを、そこからの斉国・真国編を経る間に、取り戻すというか、もう一度組み直すというか…真国編のラスト・26巻の告白のところで、ハクさんの「心」自体は出来上がっていたと思うんです。もう、周囲や状況は冷静に観れてるし、それに対する自身の感情もきちんと認識出来てるし、もちろん、ヨナちゃんのこともちゃんと見れてるし。表舞台に出ていく覚悟は、もう出来てたと思います。覚悟というか、「出ていきたい」という感情かな。本当に、この「暁のヨナ」の心情描写がずば抜けていると感じたシーンなのですが、27巻のラストシーン!火の部族の援護をし、戦場でけが人たちの手当てを手伝って、その後。ヨナちゃんが、「少し疲れた…」って、木陰で眠るシーン!28巻以降、ヨナちゃんがすごくフワフワしてるんです。基本的に受け身だし、「結局何がやりたいの?」というキョウガさんの質問にも、読者が不安になるレベルでのふわ~っと曖昧な返答をしていました。火の部族領で赤髪が騒がれ過ぎる、というのもあるとは思うんですが、それよりもこれ、ヨナちゃんがハクさんの心情の変化を敏感に感じ取って、ハクさんが発言し易くするために、自分は引っ込んでるんだと思って見てます。ヨナ姫…たまにこの娘のキャラクター評で「にぶい」という言葉が出て来ることがありますが、この評については、私は全くそうは感じてないです。読者様には、「ここだけは、本当にもっとよく見て欲しい!」と思います。この娘は、城を追われる以前より…幼少の頃より、とにかく超気遣い気質の子だと思ってます。こんなに、周囲の表情・空気感を読むことに長けた、敏感な娘なかなか居ないですから。城を追われて以降は、ヨナちゃんの行動・言動の全てが、ハクさんの様子を見た上での反射だと思ってます。今回、ヨナちゃんが身を引いて、「ハクさんに全部任せる・思いっきり表舞台で動かす」話展開だったのは、ハクさんの「心」がちゃんと出来上がったから、だと思います。その上で、ものすごく分かりやすく、ハクさんが表舞台に出ざるを得ない状況をぶつけて来ました。あそこまで四龍の動きを拘束して、ひたすらハクさんの描写のみに専念したのは、この作品にとって、本当に重要な概念だからだと思います。なんとなくな展開じゃないです。ゆっくりと着実に、今回の描写に向かってこの作品は歩みを進めていたし、キャラクターたちは感情を重ねて来ていました。描写されている要素を、是非ともしっかりと受け止めて、咀嚼してみてください!今回のクエルボ編は、とにかく↑上記描写に尽きるとは思うのですが、あと言及したいのは、ゲストキャラクターのクエルボ・ユーラン夫妻です。草凪先生は、概念を一人格に落とし込む天才だと思っています。もともとそこがずば抜けた作家様ではありましたが、キャラクター作りに関しては、またどんどん上手くなってる気がする…。唐突に登場して、主役パーティーを窮地に追い込みつつ、自分たちは調子に載って隣国に攻め入ったくせに一蹴されるという、カッコ悪い道筋を辿っているのに、ちゃんと地に足のついた、魅力的なキャラクターとして描かれてますので。しかも主役のハクヨナが、「この2人いいな」って憧れを抱かせるような描写になってましたので。この展開で、なんでこんな風にゲストキャラを描写出来るのか・・・。相変わらずすごいな・・・。ハクさんは、クエルボさんとぶつけてみるという感じで、別にハクさん本人があれに憧れるというわけではないと思いますが…でも、既に影響は出てますかね。なんか今回やたらと「肉」って言ってたし。ヨナちゃんは、あれ完全にユーランさんの真似する気満々ですからね。ヨナちゃんは、他の人のスタンスをとにかくよく見てて、「あれ、イイな。」って思った瞬間に、すぐに擬態…自分をどんどんブラッシュアップしていくので。最初、城を追われてから四龍探し始めた頃は、どんどん「スウォンさん」に擬態して行ってたと思います。ハクさんの隣に居る、ハクさんが仕えたいと思える人物像として真っ先に思い浮かぶ人物像だったんでしょう。四龍が増えて来てからは、男性受けのイイ、ギガン船長のカッコイイ女性像を参考にしてた時期もありました。そうか…次はこの奥さん像か…。一番ヨナちゃん本人の素の気質に近いし、今まで頑張ってきた「カッコイイ女性像」も活きる、本人も、作品的にも、すごくしっくり来るところなんじゃないでしょうか。イイね!ヨナちゃんが…、今回のクエルボ編を経た今、すっっっごく幸せそうなんですよ…!今回の本誌・176話「聞こえた?」では、ヒロイン1人で、「最終回」みたいな表情してますもん。野営キャンプ地で、強制的に「大団円」な空気を醸し出してます。ひとまず…良かったねぇえええ!!頑張ったねぇええええ!!!…と思います。ヨナちゃんが、今の状況でハクさんの為に出来ることは、ここまでです。自身の幸せが何なのか…ハクさんに「好き」という言葉まで、ちゃんと伝えきりました。この娘は、今の状態で出来る限りの、それ以上のことを…極限までやり切りました。これ以上は、もっと踏み込んだ情報が出てこないと、無理です。ハクさん…めちゃくちゃ変わりましたよね!?一時期・・・風の部族出た直後とかなんて、自分自身を抹殺し過ぎて、飄々ととんでもない発言を繰り返してたんですよ、この人。「ハクを失いたくない」って泣きながら訴えるヨナちゃんに向かって、「そんなに強くなりたいのか…そうだ!俺を弓矢の練習台にしてみなよ!」みたいなことを、ドヤ顔で言って来てたんですよ。イル王の悪口を聞いてしまったヨナちゃんに、「姫は今は一人」とか、勝手なモノローグ付けて来てたんですよ。いや、読者の目から見てて、ヨナ姫は城を追われてから、一度も「一人きり」になったことはありませんが…。ハクさん…あなた自身は、一体どこに居るつもりなのか?自分はヨナ姫の姿を捉える、カメラだとでも言うつもりなのか??…と。まぁ、ハクさんもあえてやってたスタンスなんだと思います。弓矢回で、ちゃんと自分が何をやってるか分かってる発言してましたもん。「守るとか言うな。欲が出る」って。30巻かけて、ようやくハクさんが「自分」を作り直して、「欲を出す」とこまで来れたんだと思います。ヨナちゃんが導きました。ハクさんは本当に、色仕掛けにことごとく引っかかってくれる…手を変え品を変え、自分のスタンスをどんどん変え、攻めては引きを繰り返し…ヨナちゃんは、本当によく頑張りました。もう、大丈夫だよね!?もう流石に、何でも受けとめられるよね!!?もう、ヨナちゃんに出来ることはないんだ…今の状況じゃ…。分かんないですけど。次の章が始まったら、ヨナちゃんがハクさんとの関係を更に進展させようとして来るかもしれませんけど。たぶんそれはないと思いますが…。とにかく。作品的には、丁寧に丁寧に、詰めるところは詰めた!という状態までいよいよ来ていると思います。30巻…。ハクさん…歯を食いしばって、超頑張れ!!!!by姉
2019.06.17
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大変遅くなってしまっていますが・・・暁のヨナ 176話「聞こえた?」読んでます!ちゃんと発売日に!読んでたんですが! ・・・ツッコミ所が多すぎて!!何をどこから言及すれば良いやら!!困っておりました!!!・・・というかもう正直な所、前回・今回の展開の全てを未だに受け止めることができてません; 弱ってます;;とりあえず・・・ハクヨナが1m以上離れないな・・・本当に離れないな・・・ヨナ姫が満足しきった表情してるな・・・良かったね・・・そんな事を想いながら描いたイラストだけ投下します。by妹
2019.06.15
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こんにちは妹です。遅ればせながら、去年上演された舞台の感想をば。ファン失格ながら、地方民でして・・・現地には行ってません。自宅でDVD鑑賞です。CS放送をバッチリ録画→うっかり消してしまう→勢いでDVD購入 こんな感じで;暁のヨナは2016年にも、新垣里沙さん主演で舞台化されています。やっぱり新旧舞台、色々比較してしまいますが・・・いやいやでもそれが面白かったんです!同じキャラクターなのに、舞台ごとに全然別物になってるといいますか・・・キャラのとらえ方が異なると、ここまで印象が変わるんだなぁ!と。*以下 舞台に明るくない&漫画原作ファン目線の感想になります。 割と素直に書きましたので、ネガティブな表現も含まれます;ご注意ください。*舞台「暁のヨナ~緋色の宿命編~」感想 /2018年度 生駒里奈さん版今回の舞台は、ヨナ原作1~7巻(スウォンの裏切り~四龍探し編)を駆け抜ける舞台でした。アニメでも24話費やされていた部分で、2-3時間の舞台ではどうしても駆け足になってしまいます。正直に言います。この舞台はいち漫画原作ファンからすると「今後の展開に繋がる大事な描写を、全てそぎ落とした暁のヨナ」「見事に原作の本質から外れた暁のヨナ」でした。いや、こうなる事は分かってました。そりゃヨナの前半部分を簡潔に展開しようとするとこうなりますよ。そして「緋色の宿命編」というサブタイトルからして、原作の本質を盛り込んでない事は分かってました。だってヨナ姫は、別に何の宿命も背負ってないですから!彼女は本当に好き勝手、やりたい事やってるだけですから!!実はアニメ化の時も旧舞台の時も、こう↑なるんじゃないかと危惧してました。ならなかった事に驚いた位でした。ここに来て・・・遂にこの「履き違えた暁のヨナ」が出てきたか!! ・・・というのが素直な第一印象です^^;ただ、今回の舞台はこの形が正解だと思っています。暁のヨナ・・・本当に「何を描こうとしとるんじゃ!作者頭おかしいだろ!」と言いたくなる位ひねくれた作品です。舞台で表現するには難しすぎます。そもそも・・・原作でも30巻を経て漸く活きてくる前振りなんて、表現する必要もないと思います。部族等の小難しい描写をカットして「分かりやすい話だね、王道だね」という形に整える・・・今回の舞台はこの形が正解なのだと思います。以下、各々に関しての感想です。・脚本&演出について・・・脚本に関しては、上記した通りです。これは「暁のヨナ原作のシナリオをなぞった、別のお話」だと感じました。何も出来ない箱入りお姫様が、大好きだった従兄弟に裏切られ城を追い出される。献身的な従者に救われて生き残り、神官からの神託に従い四龍を探す旅に出る。無力な自分を恥じて弓を学び、高華国の人々を苦しめる悪人を懲らしめるために立ち上がる!16歳の少女・ヨナ姫の成長物語として、シンプルにまとめ上げられていました。ただ尺の関係からか、キジャ・シンアが仲間になるエピソードが省かれていたので(色々概念を匂わせてはいました)初見の方はその辺り理解出来たのかな・・・?・演出に関して・・・この場面をこう表現するのか!と目から鱗がポロポロと。宮廷内~森の中~崖~港町~船上・・・とにかく場面がコロコロ展開するのですが複数の階段状のモニュメントを組み合わせて、多彩な情景が表現されていました。具体性のある背景セットがない分、照明や音響を加えることで抽象的というか・・・幻想的な表現が多かったですね。舞台作品では当たり前の事なのかもしれませんが、漫画中毒者から見るとすごく新鮮でした!個人的に好きだった演出は、オープニングのヨナ姫とスウォンが階段ですれ違う場面。美しさの中に緊張感があって、とても良かったです!あとキジャとシンアが仲間になる時の、離れてしまったハクヨナがお互いを探す場面!セットごとグルグル回るという衝撃的な演出が面白かったです。ジェハが飛び上がって暗転→休憩へ のインパクトも舞台ならではだと思いました。・音楽について・・・これはめちゃくちゃ良かったです!今回の舞台のために、二胡を中心とした楽曲が複数用意されていました。是非CD出して欲しかった・・・!・役者さんについてユン役の方以外、旧作2016年版とは異なるキャスティングだったので新旧舞台の比較が面白かったです!以下簡単にですが、各キャストさんについての感想です。・ヨナ姫(生駒里奈さん)・・・すごくハマリ役だったと思います。こんな娘に上目遣いでお願いされたら・・・そりゃあメロメロですよ!可愛いは正義ですね!特に城時代の、キャピキャピ我が儘姫っぷりが可愛らしかったです。あとアイドルさんはやはり表情を作るのが上手だな、と。終盤の扇の舞(ソロ)も流石でした。ただ台詞などの安定感はなくて、全体的に「頑張ってるなぁ・・・!」という印象でした。お話自体が「ヨナ姫自体が無茶して頑張る」物語なので、マッチしていたと思います。・ハク(矢部昌暉さん)なんだか年相応な若さが溢れるハク・一生懸命さがにじみ出ているハクでした。原作の「飄々とした天才武人」というキャラクター像とは異なっていましたが、やはり今回の「ヨナ姫の成長」に焦点を当てた舞台には、マッチしていたと思います。生駒さん同様・・・台詞などの安定感はなかったですね;なのでハクヨナ2人きりの場面は・・・なんというか、少々ハラハラした所もありました^^;でも大刀アクションは凄く迫力があり、見応えがありました!あの邪魔くさ・・・扱いにくそうな大刀を振り回す姿を格好良く魅せるって本当にすごいと思います!・スウォン(陳内将さん)・・・かなり怖さ・シビアさが強調されたスウォン様でした。どっしりと安定感があり、一筋縄では倒せなさそうな覇気がありました。スウォン様は旧舞台では"のほほんとした・つかみ所のない"という面が強調されていたので比較するのが一番面白いキャラクターでした。・キジャ(山本一慶さん)・・・体を張ったギャグが面白可愛かったですw・シンア(奥谷知弘さん)・・・イケメンさんでした。寡黙なシンアは舞台で中々目立ちにくいですが、華やかさがありました。・ジェハ(西川俊介さん)・・・旧舞台の方が色気はあったかな~・・・でも今回の舞台の方ではバク転・宙返りしまくっていました!今回の舞台は全体的にすごくアクションに力を入れていた印象で、見応えがありました。・ゼノ(木津つばささん)出番が少なくなるんじゃないかと危惧していましたが、前半から絡んできて驚きました。最初から意味ありげな台詞ばかりで、すごく良い脚色だったと思います!・ユン(樋口裕太さん)・・・樋口さんだけは前作からの続投ですね。旧作よりも今回の方が、断然輝いていた印象でした!これは役者さん自身の経験値というのもあるのでしょうが、役的にもツンデレ少年~女装からの男らしい一面が見える場面等があって・・・今回の方が振り幅が広く、とても魅力的なユン君になっていました!・テジュン(釣本南さん)めっちゃテジュン様でした。テジュン様は舞台上に居てもやっぱり可愛い。・・・もうちょっと台詞が聞き取りやすいと良かったかな。・ギガン(築山万有美さん)めっちゃギガン船長でした。ギガン船長は舞台上に居てもやっぱり格好良い。・イル王/クムジ(久ヶ沢徹さん)・・・実は本舞台の一番の見所はこのベテラン俳優さんの圧巻の一人二役だったのかもしれない・・・!いや、それくらい素晴らしかったんです。言われなきゃ絶対分からなかった;台詞もいちいち重みがあって・・・今回の舞台は、脇を固める役者さんたちが素晴らしかったです!えー・・・という訳で、なんだか悪口っぽい事も書いてしまい少々自己嫌悪に陥っていますが;2次元に慣れきった漫画ファンにとって、2.5次元・3次元の世界を受け入れるというのは・・・実はめちゃくちゃハードルが高いんですよ;でもいざ観てみると、そこにしかない表現描写に溢れていて楽しいんですよね。そう、ごちゃごちゃ言ってますが原作ファンの私でもヨナ舞台はすごく楽しむ事が出来ました!!!ーという事が言いたい記事でした。2.5次元はちょっと・・・という食わず嫌いの原作ヨナファンの方でもちょっとでも興味がある方は、是非一度ご鑑賞を!目新しい暁のヨナの世界が広がっていますよ~^^それでは。by妹
2019.06.02
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<SMAP楽曲についてーその46>音楽語りーその267↓♪星のファンファーレ by新しい地図 join ミュージック1週間程前に配信されたばかりの新曲です。新しい地図楽曲については、SMAP楽曲語りが終わってから感想書くぞ!と思っていたのですが、どうにも今回の曲、聴けば聴くほど良くて良くて・・・我慢できなくなっちゃったので、簡単感想です。新しい地図楽曲については、2017年11月の活動開始以来、約1年半で、下記の通りです。1、♪join! ※ファンクラブ立ち上げ時の特典CD収録トラック2、♪72 ※AbemaTV・72時間ホンネテレビテーマソング3、♪雨あがりのステップ ※パラリンピックチャリティーソング4、♪あるピアニストのテーマ ※映画「クソ野郎と美しき世界」より5、♪新しい詩 ※映画「クソ野郎と美しき世界」より6、♪地球最後の日 ※映画「クソ野郎と美しき世界」より7、♪72かのナニかの何? ※AbemaTV「ななにー・新しい別の窓」テーマソング・未配信8、♪UNFollow ※香取慎吾 BMW X2 CMソング・未配信9、♪KISS is my life. ※singtuyo名義・CANON KissCMソング10、♪#SINGING ※Amazonタイアップ11、♪SUZUNARI ※稲垣吾郎名義・Amazonprime「東京BRH」主題歌12、♪星のファンファーレ ※星のドラゴンクエスト応援ソング・・・というように、本人歌唱のボーカルトラックだけで既に10曲以上が作成・配信されています。新しい楽曲が出て来るたびに、わくわくウキウキしながら聴いています。ほとんど全て、CMタイアップ等の単発楽曲制作で、1曲1曲、面白味のある楽曲群なのですが・・・特に!!♪雨あがりのステップ♪新しい詩♪72かのナニかの何?そして今回の、♪星のファンファーレ この4楽曲は、至宝!!!!サウンド・ボーカルともに本当にイイ!制作・関連会社陣営のノリ具合も最高!飯島三智マネージャー(社長)、キレッキレ!!みんな、すごく爽やかで明るく、高らかに歌い上げるような楽曲ばかりなんですよ。だけど、爽やかに出して来れば来るほど、すっごい毒々しいんですよ。もうね、本人たちのみならず、業界内に渦巻く闘志や怒りみたいなものが、嫌ってほどにじみ出ちゃって。よく、新しい地図楽曲の感想で「まんまSMAPだ!」みたいな感想を見かけますが、私個人の認識的には、SMAPより全っっ然「キラキラアイドル」です。SMAP時代、ここまでの「ぶりっ子」やってなかっただろうが!という印象。・・・毒々しいんですよ。何のために、もはや業界とファンしか見てないような場所でここまで媚びて踊り狂ってるかって・・・そんなもん、「業界とファンしか見てない」だからこそだ、としか言いようがない。どう考えても、今が一番面白いところなんですよ。今がSMAP、一番の魅せどころです。今後がどうなるのかもちろん分かりませんが、念願の地上波復帰まで至った際には、いろんな目線の考慮が必要なので、今の熱量でのコンテンツ制作は、なかなか難しくなると思います。今のコンテンツ群は、是非「今」、鑑賞してみていただきたいです。SMAP陣営が提示したい「SMAP」が、爽やかな顔して、超毒々しく提示されています。さて、♪星のファンファーレについてですが、以前よりCMキャラクターを務めている「星のドラゴンクエスト」の応援ソングだそうです。私自身は、自分でも不思議なくらいゲーム文化に耐性がない・・・ほとんどゲームというものをやったことがない人間ですので、「ドラゴンクエスト」と聴いても、鳥山明!くらいしか出てこないのですが、サウンドの中に、ゲーム内の音楽が織り込まれていたり、ドラクエファンの方だけが楽しめる仕掛けもたくさんあるみたいです。作詞作曲はSEKAI NO OWARIのNakajinさん。サビまでは、わりと淡々とした・・・というか、日常生活における心の持ち方について、あれこれ語るような内容になってます。♪待ってたって奇跡はドアを叩かないこっちから迎えに行かなくちゃさっきまでのため息は深呼吸さ・・・このくだりが好きです。そこから、サビで一気にファンタジーにぴょーん!って飛んでいきます。「ニューワールドファンファーレ」が鳴り響いて、大地を吹きわたる風はレインボーで、もはや何を言っているのかよく分からないんですが、「ドラクエの世界観」なんでしょうね。ファンタジーワールドと日常とを使い分ける、自身のテンション操作に非常に長けている、「大人」の楽曲だなぁ、と思って聴いています。そして、この楽曲の最大の注目点!編曲です!!!編曲は富田恵一さん。富田ラボさんというお名前でも活躍されている方です。MISIAの♪Everythingの編曲をされてる方ですよ。SMAP楽曲では、2000年にアルバム「014S map」にて、♪愛の灯~君とメリークリスマス という楽曲の編曲を手がけられていますが、この曲が、SMAP楽曲の中でもなかなか他にないという、超カワイイ・・・ファンタジックメリクリサウンドソングなんです。今回の♪星のファンファーレは、ゲーム音楽風の軽さがのあるマーチ(行進曲)調で、シンセサイザー(だと思いますが)、星のキラキラが入って来たリ、また軽快だけど力強さのあるトランペット音で「ファンファーレ」を表現し、その力強さがボーカルを支える、そんな楽曲だと思って聴いてます。とにかく、耳ざわりがいいというか、バランスがいい!!PVの出来も本当にいいんです。スマホモチーフを前提に、ドラクエの諸々モチーフ、星モチーフ、勇者モチーフ、ファンファーレのトランペットモチーフ、・・・という欲張りまくったモチーフ群が、見事にまとまっていて、キャッチーな振付もついて、映像にまとまってます。よくこんだけのモチーフを、落ちなく、互いに喧嘩させずに落とし込んで来るよなぁ・・・。しかもそれらをスーツ着た40代男性で、とにかく明るく、そして安っぽくなく魅せて来てるわけですから、練ってあるなぁ・・・プロって流石だなぁ・・・。CMとして、企業が提示したい概念と、エンタメ作品としてそれぞれのモチーフをどうコンテンツに落とし込んでいくか、どんな企画書・話合いがあって、これが出来上がってるのかな?という観点で是非!!鑑賞してみていただきたい1曲です。私は!!!コンテンツの質の話がしたいんです!アイドルは極論、イイ曲歌ってれば魅力的!これに尽きます。by姉
2019.06.01
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岐阜県可児市・花フェスタ記念公園春のバラまつり20194年ぶりに行ってきました!今週末が、一番の見ごろだったようです。やっぱり色彩感覚がおかしくなるくらい薔薇薔薇してました!家で各々撮影した写真を見比べると、それぞれの好みの薔薇が分かってきて面白かったです。姉は真っ赤な薔薇・妹は淡い色の薔薇が好きみたいですw以下写真列挙です~。薔薇ソフトクリームとキャラメルソフトクリーム&自然薯ロングポテトを食べました。フード系もとても美味しいんです!一生分の薔薇を見た気分になれますよ~。お近くの方は是非!by妹
2019.05.25
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こんにちは妹です。暁のヨナ 175話「夢で何度も呼んでいた」読みました!!*以下単行本30巻収録分ネタバレ含みます。ご注意ください。*心を落ち着け中・・・え~・・・まず本誌を開きまして、サブタイトルと扉絵で(あ・・・コレはヤバイやつだ)と悟り、とりあえず部屋を一周しまして深呼吸。意を決してページを開くも、7P目の「煙を吸いすぎた~」のくだりで(あ・・・コレは煙のせいにして、アレやコレな展開に持ち込むヤツや)と悟りとりあえず土鍋の中の白米を冷凍し、グレープフルーツ緑茶をいれて深呼吸・・・↑早く読め。。なんかもう、なんというか。連載開始当時から10年程追っかけてきまして、なんというか。「遂にハクヨナが///」とか「キャァアア!!」とかテンション高めで書きたかったんですけど最近の展開(斉・真国編・クエルボ編)が全体的に「ハク様の心のリハビリ」的な要素ばかりだったので・・・「草凪先生・・・本当におめでとうございます!かなり無茶しましたがそのおかげでハク君が・・・ハク君、漸くここまで回復しましたね!大丈夫!ここまで来れば、絶対昔のように元気に走り回れるようになりますよ!あと一歩ですね!!」と、妙にしみじみしてしまいました。・ヨナ姫発見!(ハク様目線)前回ラストシーンのリフレインから。炎の中で倒れているヨナ姫を発見する、ハク様目線です。ヨナ姫渾身の「ハク・・・すき・・・」という言葉、思いのほか重く受け止めてくれたようで一安心です。ハク様にはうわごととして脳内処理されてるではないか・・・と心配していたので;;・「・・・ほんと 生きててくれて ありがとうございます 姫さん」byハク様ハク様の腕の中で目を覚ましたヨナ姫。ロマンティックなシチュなんですが(大刀・・・邪魔そうだな)(ぷっきゅー・・・ヨナ姫の胸の上で堂々とくつろぐのヤメロ)気になる点がいくつかあって気が散りますwハクヨナちゃんはここでお互いに「ありがとう」の言い合いになるんですね・・・そうか。「離れてごめん」でも「怪我させたヤツ許さん」でもなく「ありがとう」か・・・そうか(尊)・「えっ クエルボ来たの?」byヨナ姫ハク様が応急措置として、足枷の鎖を切ってくれました。クエルボは大嫌いだけど、ユーランさんの事は大好きなヨナ姫。いやぁハク様のパニック具合が面白いシーンでした。(隣で寝かされた?→奥さんが居る→見張られてた→ユーランさん擁護)そりゃ混乱するよwwとにかくハク様にとっては、フラストレーションの溜まる話ばかりです。・(表情見てると足枷以外に何かされた訳じゃなさそうだか・・・普通はどんな暴力を受けても不思議じゃないぞ)byハク様ええっ そんな今更・・・!そんな事言ってたら、もっとヤバイ状況だった事いっぱいあるじゃん!!!・・・いやごめんなさい。ハク様達があまりにもこういった心配をしないのでもうヨナの世界では少女漫画と割り切って、そこは無視するモノだと思っていました;・(ひどい怪我と火傷・・・こんな体でここまで来たの・・・?どうしよう 死なないで 死なないで)byヨナ姫姫様を抱えて走るも、ふらついて座り込んでしまったハク様。そりゃそうですよね アナタが一番重症なんだ!!!ヨナ姫、ハクの状態に気付き真っ青です・・・!ヨナ姫があまりにもハクハク言ってるので、数えてみたら今回だけで10回位ハクの名前呼んでました。言い切れない「ハ・・・」とか心の声まで含めると15回位ですね。姫様、脳内ハク一色すぎて・・・(泣)・ヨナちゅー(2回目)成程。水飲ませるアレな感じで来ましたか。コレはアレですね!「もののけ姫だー!」と思いました。(↑すみません。来るぞ来るぞと身構えてても、やっぱり少々動揺しています)先日、姉と真剣に討論してたんですよね。議題:「もうすぐ2回目のチューが来るはず(決めつけ)だが、どっちからのトライになるか」姉:クエルボなんて露骨なキャラまで出して恋愛概念で追い詰めたんだから・・・ハクからでしょ。妹:いやヨナ姫だと思う。ハク様からは動かない。その前に姫様が動く!姉:そんな・・・それじゃ24巻から何も進展してないじゃないか・・・! (*両者極めて真剣です)う~ん、勝ったような負けたような・・・w草凪先生、相変わらず絶妙なラインを攻めて来ます・・・!・「あんた口小せぇから 足りない」byがっつきハク様おそらくヨナ読者大半が求めていた場面!! 遂にキタワァ・・・! と思いました。24巻では不意を突かれすぎて固まっていたハク様ですが、今回は違いましたね。ハク様は基本的に・・・疲れた&元気出したい時、露骨にヨナ姫に甘えます。3巻でのキス未遂も、6巻の蜂蜜やらかしも、根本的に弱っていたからだと思ってます。本人もその辺り分かってて、28巻では自ら「パワー下さい」とお願いしてました。今回も今までと同じなんですよね。弱ってるから元気出したい故の犯行・・・行動だと思います。ただ、今までよりも踏み込めました。これはもう、ヨナ姫のラブアピールがちゃんと実ってる・伝わってるんだな、と!ハク様はヨナ姫が嫌がる事は、絶対しませんから。なんというか・・・ キャーーー///!! より先に、しみじみとしてしまいました・・・そしてめちゃくちゃ良いムードでしたが、煙が回ってきたため再び避難。(痛みとかそれどころじゃねぇ・・・)ハク様、やらかしちゃった認識はあるんだな。うん。流石に言い訳もネタ切れ気味といいますか・・・もう逃げられないと思いますよ!ファイト!・「アルギラとヴォルドの為に大刀をずらしてやったが次に何かしたら脳天にぶち込む」byハク様うんそうですよね。ここまで暴れ回ったんですからゴビは真国のメンツに裁いていただきたいものです。しかしゴビ、このままここに置いておくと死ぬんじゃ・・・?・「お待たせ アルギラ君達が場所教えてくれたんだ」byジェハ兄さん煙に囲まれた2人をジェハ兄さんが助けに来てくれました!ちょっとでもタイミングがズレてたらとんでもない場面を目撃されちゃってましたね!ふぃー!(謎の安堵)展開的にはとりあえず一安心・・・して良いのかな?この後まだ一山あるのかな?クエルボ夫妻の動向と、英雄視されたハク様と空の部族の動きが気になる所です。次回も楽しみです♪ちなみにこちら↓は勢い余って今号の懸賞ハガキに描いたモノ。メデタイ愛でたいvそれでは~。by妹
2019.05.20
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