ゲミュートリッヒな暮らし~Seit 2005
2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
2019
2018
2017
2016
2015
2014
2013
2012
2011
2010
2009
2008
2007
2006
2005
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
全1件 (1件中 1-1件目)
1
嫁さんの要望で伊勢志摩を旅行することになった。だったら「しまかぜ」に乗るしかない!と嫁さんが近畿日本鉄道サイトと格闘して切符を入手、幸運なことに六号車=ハイデッカー車の席を取ることができた。何年か前、近畿日本ツーリストの店員さんが、しまかぜは御蔭様で即完売することがありまして、と鼻高々に語ってゐたのを思ひ出したが、年数が経てど人気は変はらぬやうだ。事業として大成功としか云ひやうがない「近鉄最強の列車」をじっくり堪能することになった。九月吉日、近鉄名古屋駅にていよゝゝ「しまかぜ」と御対面。出発まで撮影タイムなのは勿論で、改札口側の先頭車両付近は、まるで人気アイドルでも現れたかのやうな人だかり。食堂車は直ぐに満席乗車後、先づはカフェテリアへ向かうと、開店前から行列が出来てゐた。かつて国鉄特急や新幹線に必づ連結されてゐた食堂車が営業不振ですっかり姿を消したが、列車自体に何らかのテーマを設定すれば食堂車はビジネスとして立派に成り立つ。まだ午前十一時なので、拙者は軽くサンドイッチで済ませたが、嫁さんは松坂牛の御重。食堂車のメニューは其れなりに有って、本格的な「the食堂車」であります。食堂車は「ダブルデッカー車」で、我々は二階席で食事をした。カフェ席と通路の間は仕切りが設置されてゐるので落ち着ける。東海道新幹線の0系食堂車と、100系食堂車(ダブルデッカー)を足して2で割ったやうな構造である。近鉄も国鉄(JR)も、お互い影響を受けながら発展して来たに相違ない。そして売店のカウンターにはケーキのショーケースが。人間の五感をグータラにする仕掛けがあちこちに。グランクラスを猛烈に意識?「しまかぜ」「ひのとり」の最大の売りは、何と云ってもグランクラス並みの豪華な座席。ひのとりは一部車両しかデラックス席が無いが、しまかぜは全席デラックス仕様の座席のみ。一編成で極端なほど座席数が少ない訳で、是で採算が取れるのだろうか。ちなみにリクライニングは電動で、機能が有り過ぎて使いこなせない(笑)。我々が乗車した車両は「ハイデッカー車」で、しかも迷惑なくらいの大窓(ブラインドは勿論電動!)と、ちょっと首を延ばせば前面展望も拝めるなど、新幹線では絶対に味わえない諸々を考へると、グランクラス以上のクオリティかもしれない。ゆっくり寛ぎながらバウムクーヘンをいたゞきます。テンション上がり過ぎてユーハイムを箱ごと持参しました。テーブルが大き過ぎて、菓子箱をドンと置いても余裕が有る。我々は志摩スペイン村の最寄駅「鵜方」で下車。快適過ぎてもう二時間程乗りたかったと思ふ処であります。
2026.10.03