おいでやす。郡山ハルジ ウェブサイト。

PR

×

Profile

郡山ハルジ

郡山ハルジ

Freepage List

Marathon/Triathlon


完走記-荒川マラソン(2003.3)


完走記-バンクーバーマラソン2003


北丹沢12時間耐久山岳レース


東日本国際親善マラソン


北海道マラソン2004


Traverse City Bayshore Marathon 2005


シカゴマラソン2005


IRONMAN 70.3 Steelhead 2007


アイアンマンへの道


アイアンマンへの道(後編)


Ironman USA Lake Placid 2010


Music


「殿様の生活」デビューまで 編


オイラがイイと思うLP 10撰


5人の歌姫 - My 5 Sirens


80年代 ハードコア伝説


80&90年代オルタナティブ10撰


初期 And Also The Trees ベスト5


Pixies の哲学


Travel


インドで死にかけた話 (1987)


ヒッチハイクで北欧へ(1992)その1


ヒッチハイクで北欧へ(1992)その2


異境の地① クレタ島のヌーディストビーチ


異境の地② ギリシャ・メテオラの修道院


キリマンジャロへの道(前半)


キリマンジャロへの道(後半)


マチュピチュとインカ・トレイル


ナスカの地上絵


アコンカグア、2011 冬


Canada/United States


オイラの部屋から見た景色


ナイアガラの滝 ウェブ・カム


Art Works


アメリカの大学時代の作品(おバカ系)


アメリカの大学時代の作品(ハードコア)


Joel-Peter Witkin ギャラリー


Book


モテない青少年に贈るコアな5冊


レベル別 ペーパーバック入門


Misc.


死んだ友人Jのこと


死んだ友人Hのこと


ネコの記憶


アメリカの大学の思い出(英文)


対談:ハルジ&歌子 「美」は地球を救う?


Movie


ボクの好きな映画5選


Milla & Me


.


Keyword Search

▼キーワード検索

2026.07.02
XML
カテゴリ: 人生・よのなか
ワシらはえてして、起きている自分がベース(主)であり、睡眠はそのメンテナンス(従)くらいに思っている。たぶんそれは逆だ。

長くなりそうなので途中をかなり端折って書こう。

量子力学において、光には「粒子」と「波」の両方の性質がある。粒子は触(さわ)れるが波は触れない。粒子である限りは位置が特定でき、境界線があり、他と衝突する「物質」としての性質を持つ。しかし波としては、境界がなく、空間全体に広がって、互いに重なり合う「エネルギー」としての性質を持つ。

人間は、自分を「物質」だと思っている。しかしそれは本当ではない。なぜなら、ワシの知り合いはちょっと前に死んだが、通夜で見た彼の肉体(死体)という物質は彼ではなかった。彼の「実体」は肉体ではなく、肉体に搭乗していたエネルギーだった、ということだ。境界がなく、空間全体に広がったエネルギーこそが彼の実体だったのだ。

量子力学では、光をはじめとする「粒子」と「波」の両方の性質を持つ素粒子は、波の状態にある時がデフォルトであり、基底状態(ground state)と呼ばれている。そもそも人類が五感を元に再構成した3次元でいうところの「物質」が生まれる前の宇宙は、境界のないエネルギーの「波」だけであった。それをワシら人間が三次元の視点から「観察」した結果、粒子としての性質が浮かび上がった、ということなのだ、きっと。

起きて、社会や他者から「観測」されているとき、ワシらは「肉体を持つ個人」という粒子になっている。そして、睡眠中など誰からも(自分自身の意識からさえも)観測されなくなったとき、物質の束縛を離れ、純粋なエネルギーの「波」へと戻っている。

あまり意識していないと思うが、実はワシらは毎朝、目が覚めた瞬間、脳が猛スピードで「自分は誰で、ここはどこで、今日何をするべきか」という記憶のデータを読み込んでいる。これは、夜の間に宇宙の広大な波に溶けていたエネルギーが、無理やり「個人」という狭いアバター(肉体)にログインさせられるプロセスだと言える。

ワシらが「現実」と呼んでいる社会生活、時間、空間、人間関係、「会社に急がねば」「結果を出さねば」「稼がねば」etc.といった焦りは、粒子化された人間同士が辻褄を合わせるために作り上げている共同幻想のバーチャルゲームだ。夜、眠りにつくことは、そのゲームからログアウトし、本来の静寂なリアル(波)へ帰還することなのだ。

ワシらは、本来は心地よいはずの「波」の状態から、毎朝わざわざ「粒子」という制限だらけの不自由な状態へと戻る。それというのも、境界線もないすべてが溶け合った「波」の状態は「完全」だけど、変化がない「死」の静寂に限りなく近い。あえて「粒子」という不完全な個体になり、他者とぶつかり、涙を流し、喜びを分かち合って、「個としての経験」を味わいたいから、そうしているんだろう。


そう考えると、毎朝の目覚めは、単なる「昨日と同じ退屈な日常の再開」ではなく、本来は「大いなる波の源泉から、今日という一日の限定ゲームをプレイするために、フレッシュな状態で再度肉体へ戻された」と考えると、建設的に生きられそうな気がするんだなあ。だってみんな、明日の朝に目覚める保証なんて、ないんだぜ。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2026.07.03 13:01:37
コメント(2) | コメントを書く
[人生・よのなか] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

Favorite Blog

スリランカ人達と川… New! 放浪の達人さん

只見リトルキャニオ… New! トイモイさん

あるマスコミ関係者… 心斎橋ワタルさん
鰻坂ヒカルのロンド… 鰻坂ヒカルさん
HEADING NOWHERE pinkoysterさん
走走走 歌唄歌 走る… MickeyKさん
老金(らおじん)の… らおじんさん

Comments

郡山ハルジ @ Re[1]:おひとりさま(07/31) 放浪の達人さんへ あ〜なるほど、そう言え…
放浪の達人 @ Re:おひとりさま(07/31) 最近はインスタ映え目的で独身でも行動す…
郡山ハルジ @ Re[1]:還暦(07/11) 放浪の達人さんへ 今年中1になった上の娘…
放浪の達人 @ Re:還暦(07/11) 我が子の写真をスマホの待受画面にしてい…
放浪の達人 @ Re:いつか着るかもしれない晴れ着の話(07/04) 僕は衣類関係の在庫は比較的少ないものの…

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: