全10件 (10件中 1-10件目)
1
関内に用事があった。行き方はいくつかあったが、「馬車道で降りればいいか・・・」と、渋谷から東横線を選択。出発間近の特急に乗り込むと、「間もなく出発します」のアナウンス。運良く座れたが、中々動かない。「間違えたかなー」と少々疑心暗鬼になってきたころ、やっと動いた。代官山を通過しようとしている頃になって、「渋谷駅において、ホームと車両の間から落ちた方を救出いたしましたので、この列車は3分遅れで出発いたしました・・・」「かけ込み乗車はいけませんよー。」でも、大丈夫だったろうか?関内で仕事を済ませて、直帰しようと思ったが、何故か拉致されて本社まで戻る事に。15号線をドライブに付き合わされた。大田区を通過中に、交差点で交通規制をしているおまわりさん。「何や何や・・・」道路に人が倒れている。動かない。生憎の信号待ちで私の視線は釘付け状態。ピクリともしないあの人は、大丈夫だったろうか?品川駅を通過した時、左折車線に止められた車をおまわりさんが取り巻いていた。運転席にはグッタリしたおじいちゃん。外から「開けなさい・・・降りなさい・・・」と、声をかけるがおじいちゃんは反応しない。やっとのことでドアロックだけ解除されると、おまわりさんが総出でおじいちゃんを引きずり出していた。どうなっちゃたのか知らないが、大丈夫だったろうか?人の心配をしていて、明日は我が身にならぬよう注意しようと思います。それにしても、早く帰りたかったなー。おかげでまだ会社だ。
2006.09.22
コメント(0)
「痛いですよー」「血がいっぱい出るんだなーこれが・・・」「腫れがひきませんよ・・・」近くの社員たちから脅かされながらも、行ってきた。そして、長年連れ添った親知らずを1本抜いた。抜く時には、麻酔がしっかり効いていたから痛みはなかったが、今は痛い。痛み止めも飲んではいるが、麻酔が切れてくるにしたがってドンドン痛くなる。「持って帰りますか?」「はい」歯の形の容器に入れてもらった私の歯は、しっかりした根っこが付いている。こんなの抜いちゃったんだから痛くないわけはない。午後になって今日も定例のミス報告が連なってやってくる。痛いからしゃべりたくないが、電話も含めて話すことを余儀なくされる。早く帰りたかったが、あれやこれや他人の仕事で今も会社だ。今日はお風呂は駄目だって。勿論お酒も駄目だって。出勤前にオーダーしてきた茶碗蒸を食べて、早く寝てしまいたい。小さいアイスノンなかったかなー?あったらいいなー。治まればいらないけどねー。
2006.09.20
コメント(0)
ミス連絡が寄せられる日々。昨日も今日も、おそらく明日もやってくる。心休まる間もなく、これから外出せねば。「行きたくないなー」そんな仕事ばっかりだ。暇がありそうな8月だったが、なかなか休めず、歯の治療は中断したままだった。「このままじゃーいつまでたっても終わらないなー」電話をしてみたら、「良いですよー明日でも・・・」と言う訳で明日は抜歯。嫌だが通らねばならない道だ。いつまでも先送りにはしておけないから予約した。「明日は11時に親知らず抜くから、昼はご一緒できませんよ」そう言うと、「お前、まだあるの?」社長と常務が口をそろえて合唱。親知らずはみなさん早々と抜いてしまっているようだ。「抜いてないのは私だけ?」不要の歯と知らなかったのは、私だけのようだ。「痛いよー」と、さんざん脅かされたがしょうがないから明日行ってくるよ。
2006.09.19
コメント(0)
昨晩、勝手口で就寝前の煙草をしていると、コオロギの声が聞こえてきた。(羽をすりあわせる音だから、声ではないのだが)あっちこっちから聞こえてくる。サラウンド効果満点状態。そう言えば、蝉はいつしかいなくなっていた。先週は、ヨタヨタ飛んでゆく姿を見たが、また来年。バタバタと日々が過ぎて行くから、じきにカエルも冬眠に入るだろう。カエルもまた来年だ。僕もしばらく休みたいものだ。「また来年ねー」なんて出来たらいいと思う。
2006.09.15
コメント(1)
細かな雨が降っている。私は、もうすぐ青になる信号を待っていた。後ろに子供の気配がしていたが、青になった明治通りを渡り始めると、私の左脇に男の子がピッタリくっついて歩く。ランドセルを背負って黄色い帽子の彼は、まるで私の75cm傘にいれてもらっているつもり。「傘さしたほうがいいよー」「大丈夫だよ」持っている青い傘を、彼は開こうとしない。「家に帰るの?」そう聞くと、「学童行くんだ」彼は、私を見上げて元気に答えた。私は、この学童保育なる言葉や業態を恥ずかしながらほんの数年前に知った。少なくとも私の小学校時代には存在しなかったし、子育てをした経験も無いからそもそも無縁だった。私の頃は、学校が終わればみんなで遊んだし、それぞれ家に帰れば母親が在宅していた。今のように、共働きや一人親家庭が多くなかったと振り返る。東京都には、小学校の数とほぼ同数の学童保育が設置されている。他県に比べれば恵まれているようだが、それでも定員等により通えない子供達もたくさんいると聞く。少子化で学級数が減り教室は余ってるのに・・・わざわざ小学校の外へ移動しなくってもいいのに・・・なんで小学校じゃーできないの・・・大方がしたくて共働きしてるんじゃないし、世の中の状態がそうなってるんだから国がもっと面倒みろよ・・・次の世代の働き手なんだから親身に育てろよ・・・そんなことを頭によぎらせていると、「傘さすよ」と、彼はまた私を見上げて言い、青い傘を広げた。「学童、遠いんだ」「そっかー」彼は、話してもらいたかったのだろうと、私は勝手に思った。「知らない人と口をきいたらいけないって学校で言われない?」「言われない」「お家の人には言われてるでしょ?」「言われないよ。ずーっと言われてないよ・・・引っ越してからも言われてないよ。」「何所から越してきたの?」「コウジヤ(糀谷)」「東京都内だねー」その後、彼は立て続けに3回ほど引っ越したことを早口でまくし立てた。子供の説明だから、私には良く理解できなかったが、「大変だったねー、引越はいやだよねー、友だち出来た?」「出来たよー大丈夫」そうこうしていると、私の目指す蕎麦屋の前まで来てしまった。私は立ち止まり、ここで昼食を食べることを告げる。「何食べるの?」「おそば」「何のおそば?」「うーんっと???」しゃべっていたいのだろう彼に、ほんの少し悪い気がしたが、「見ていてあげるから、気をつけて行きな」さよならの変わりにそう言った。彼は、頷くとしばらく歩いてから振り返る。手を振ると、彼もチョコッと手を上げてから一目散に雨の中をかけ出して行った。私は、彼の青い傘が見えなくなるまで立っていたが、彼はもう振り返らなかった。
2006.09.13
コメント(0)
珍しく電話番のために出社した。7時、社員から現地到着の連絡が一斉に入りだす。今日の仕事の幕開けだ。偶には連絡を忘れる社員もいるし様子を見ていたが、7時半になってもかけてこない者が1名いた。「めったにやらない私が出てるもんで、変った事があったりするんじゃーないのー?」「電話してみたら?」T部長が携帯にかけてみる。「電源が入っていないか・・・・・・ですって・・・」ならばと、自宅にかけてみると、「留守電になっちゃいますねー」現場集合のアルバイトに電話をすると、こちらはすんなり繋がった。社員だけが着いていないとのこと。バイトだけで出来る事を進める段取りだけ説明しておいて、社員宅に電話をすること数度・・・。やっと捕まった。「事故のないよう、あせらず急いでください・・・」とT部長は優しいねー。寝坊していた。私なら眠気覚ましに怒鳴りまくる。そうこうしていると8時、O常務から電話が入る。「今、●田に着いて駐車場に車入れたところなんだけど・・・」普段は出た事の無い現場視察、たまたま行った先が寝坊社員の担当場所とは、こんな偶然めったにない。20箇所も有る現場の中で、よくぞ選んだ。神がかりとしか言いようが無い。7時には現地に到着していなければならないのに、7時40分にまだ家にいた彼の焦り具合を想像すると笑ってしまう。おまけに、着いたら常務のお出迎え付きなんだから。それでも遅れはしたものの、事故無く着けて一安心。他から回した社員が戻ってきて聞いてみた。「焦ってたでしょ?」「そりゃー焦ってましたよー」曲がったネクタイを直してあげようとしたら上手く締まらないという。「襟元がしっくりしないんだよねー。良く見たらYシャツのボタンがずれてました・・・」おそらく、顔も洗わず歯も磨かずに飛び出していったんだろう。ボタンだってネクタイだって運転しながらしたのだろう。それでも、一大事にならなくて良かった良かったと、ホット胸をなでおろした日でありました。
2006.09.10
コメント(0)
テレビは、早朝から愛育病院ばかりだった。カーテンを開けると、昨日同様雲が重い。(何となく、気持ちも重い。)「傘返してこなくっちゃ」いつ降り出してもおかしくない空を眺めて思った。シャワーを浴びて、顔に付いた枕のシワを熱いタオルでプレスしていると、男の子誕生。「わしは、男や思うで」「僕は女の子だと思うんですがねー」「せやかて、イギリスの新聞にでとったらしいでー、外国の新聞は嘘つきまへんやろ」昨晩の居酒屋での賭けは、隣に座った常連さんの勝ちだった。230億円の経済効果はありがたいことだが、大勢が一同に気にかけるのは雅子様。「益々プレッシャー増えるやろなー」「ずーっとオランダに行っとったらええんとちゃいまっか?」傘を返しに行った喫茶店での話題もお世継ぎ誕生である。私にはどうでも良いことだったが、「号外の宅配してくれまへんの?」仕込み中のマスターが、新聞屋に電話をしている。良い人だ。降り出さない事を願いながら、外を眺めていると昨日のオーバーオールが通り過ぎる。ビニール傘は手にしていない。雨でも曇りでも、歩みは変わらない。店を出てホテルへ帰る途中、回り道をして「たこ公園」を覗いてみた。以前より数は減ったが、ダンボールにビニールシートの屋敷が数棟あった。近くにあって、開業中は日々世話になった居酒屋の看板は、すでに違う名前に塗り替えられていた。「私、おばーちゃんになったんよー」一昨日の晩、偶然ホテルの近くで出会った元居酒屋の経営者。結婚した娘さんに子供が生まれたらしい。細かったのに見間違うほどプクプクになって、幸せそうな笑顔で言った。唯一変わらないのは、彼女のシートカットだけ。「仕事せんとブラブラしとるから太っちゃうんやでー」「良いの良いの…」旦那さんに先立たれ、女手一つで二人の子供を育ててきたんだものね。悲惨な事故や事件が続いているが、子供が多いほど世の中幸せになるかもしれない。どんどん子供が増えるといいなー…なんて、子供に無縁な私は勝手に思っている。
2006.09.06
コメント(0)
寝付かれない…と言うか、何となく睡眠不足のうちに夜が明ける。カーテンを開けると、大阪の空はどんよりと重かった。書類の整理をしだしたが、出かけるには時間はまだ早い。よっしゃー、と表までモーニングを食べに行く。1階にも地下にも朝食を食べさせてくれる店はあるが、私は近くの喫茶店が好きだ。一旦は、遅ればせながらのクールビズとやらを決め込み。ネクタイをしないまま上着を着たが、これがどうにも落ち着かない。改めてネクタイを締めなおす有様。嫌な予感はしていたが、ミニサンドのモーニングを頂戴していると案の定雨が降り出した。じきに止むだろうと、新聞を眺めながら過ごしても一向に止む気配は無く、無常にも激しくなっていく。勿論店には誰もやってこない。仕方なしに、コーヒーのお代わりをお願いして時間を浪費させながら表を見る。オーバーオールと言うのだろうか、つなぎ一枚の姿で男性が歩いていく。「彼は始めて見るなー新顔やなー」昼食の仕込をしているマスターが、私の視線を追いながら呟いた。半ズボンのつなぎ。足もそうだが、上半身はほとんど裸同然の姿で颯爽と歩いて行く。「ええなー、傘持っとるやん」恨めしげに見入る私の気持ちを察してか、「良かったらどうぞ…いつでもいいですよ」そう言ってマスターはビニール傘を1本、私の脇に置いてくれた。「大変ですねー一人で…」「好きだからやっていられるんですよ…きっと…」私が訪れる午前中、マスターはいつもランチの仕込を黙々としている。「ルンペンも私も一緒ですよ。三日やったらやめられないって、言うでしょ…」マスターにはやめられない事情は見当たらなかった。自分に出来る仕事のあるうちは…働ける限りはそうした方が良いと言いたいのだろう。仕事の無い彼でも持っていたビニール傘を、私はお借りしてきた。岡山にも、広島にも連れて行かなかった。そして、明朝返しに行こうと思っているビニール傘が、そこにある。
2006.09.05
コメント(0)
「メタボリックシンドローム」なる聞き慣れない“病気”の名前が踊ったのは数ヶ月前のように記憶している。おかげで、8月に受けたドックでも今年から臍周りを測られ、「メタボリックシンドロームに注意」なる検診結果が付いてきた。「おなか周りだけで決めるなよ、ったく…」「高血圧・高血糖・高脂血症との複合で判定されるちゅうのに、僕はそのどれでもないでー」「低血圧・貧血症とも書いてあるやんか…」厚生労働省の役人が無責任なガイドラインを発表したからやろと調べてみたら、国際糖尿病連合会議は、「男性94cm以上、女性80cm以上」と2005年に定義したんやて。「なんや、僕のお腹はとうてい国際基準には程遠い」「どっから日本人男性85cm以上なんて出てくるねん」おまけに、内科や循環器の学会からは基準値の見直しが指摘されてるって。今日、新幹線で読んできた新聞にも、「厚生労働省の数字を基準とすると、40歳以上男性の半分が“病気”となり、おかしい」と大学病院の先生が書いてはった。死亡率もスリムな方が高いんやって。去年は無かった臍周りの測定を、厚生省の指導通りに受けいれた病院にポリシーっつーもんがあるんやろうか?どうせやるなら腹部CTでもやっとくれ。来年は病院変えなあかんかなー、と少々心配になった今日でありました。
2006.09.04
コメント(2)
毎日毎日忙しい。今日もこれから外出。週明けは出張。あれこれバタバタ落ちつかない。もう少ーしゆとりがあったらなー。
2006.09.01
コメント(2)
全10件 (10件中 1-10件目)
1